女子小学生からの再教育ーその2ー

女児としての再教育

茉由は周りからみれば、小柄な華奢な小学生の女の子だ。

でも、同じ小学4年生同士で比べれば、ガタイがよく、むっちりした女の子となる。

たっぷりと女性ホルモンを注射され、全身が女性ホルモンに浸かっている。

そのせいですでに生理が始まっていて、ショーツには生理の時は生理用ナプキン、それ以外の時はおりものシートが貼られている。

茉由のショーツは常時、ゴワゴワしている。

同級生の詩織を始め、大部分の女の子はまだ生理は始まっていない。女らしいからだつきとはいえつるぺたで、まだまだ男子に近い。

たっぷりと女性ホルモンを吸った茉由のからだは、柔らかい脂肪が薄く降り積り、女らしいからだつきになり、むっちりしている。

バストが大きくなり、ブラをしているのも、同学年では珍しい。

ワンピースの上や、体操着の上からブラが透けて見えてしまう。

お尻も他の女の子に比べて大きい。ぷりっとしている。体操着を着ると、ぷりっとしたお尻がちょっとはみ出してしまう。

それらが相まって、同学年の異性である男子たちからは、彼らがそう思わずとも、いやらしい視線を向けられてしまう。

男子は性的な成長が早い。小学4年生でオナニーを覚える子もでてくる。

茉由は、同学年の男子から、友達というより、なんかからだをゾワゾワさせる異性という感じで見られており、なかなか近づいてこない。

同性の女子からは、成長の早い女の子という感じで、ちょっと羨ましいな、という感じで見られている。

女の子は馴れ馴れしく近づいてくる。

「もう、ブラをしているの。うらやましいな。茉由みたいにおっぱいおおきくなりたい」

といって近づいてくる子もいる。

ときどき、無断で後ろから触ってくる女子もいる。

茉由はそうやって近づいて来られるのが嫌ではない。今のうち、今のうちだけなのだ。

今はこういう状態で、目立ってしまうので、異性の注目を浴びがちだが、詩織を含め他の女子も成長するにつれ、生理を迎え、むっちりしてきて、ブラをするようになる。女性特有の香りがするようになる。

そうなると、今目立っている茉由は、そうした女子の中に埋没してしまうだろう。

登下校のときに、高校生と思われるお姉さんたちを見かけることがある。彼女たちは紺のセーラー服をきている。赤のリボンに襞スカート。時々風でスカートの裾が捲れ上がる。走ってくると、スカートが揺れる。今は5月で夏服にはちょっと遠い。

茉由は今、小学4年生。中学生になれば、女子中学生のセーラー服を着なければならない。登下校のときに見かける女子高生のお姉さんたちは、ちょっと先の茉由の姿だった。

あと2年であんなセーラー服に身を包むことになる。それ以外の選択肢はない。それが茉由を興奮させた。

下校時は、同じ方向の女の子と一緒になり、おしゃべりをして帰る。最後に残ってしまうのは茉由と詩織だ。二人きりになると、詩織は手を繋いでくる。

「茉由の手はぷにぷにで気持ちいい」

茉由も詩織の小さな手を握り返す。

女児としての生活を始めて、1ヶ月かそこらで詩織とはすごく仲良くなった。

女児の世界へのガイドとして最適だった。

茉由が可愛らしい洋服を着ているせいで、同じ趣味と思われているのかもしれない。

これは優香ママが買ってくれたものを着ているだけなのだが。

自分の中の女性性を否定して、男の子みたいな格好をする女児もいるなかで、詩織は本当に女の子らしい女の子だった。

いつも可愛らしいブラウスやスカートを身につけていて、持ち物も女の子らしい。

詩織は、茉由の家によくくる。泊まっていくことも多い。

近所で同学年、同じクラスで、同性の子が近所に越してきたのだ。しかも、詩織と同じ、可愛いもの好きらしい、となれば、一緒に遊ぶようになるのは必然の流れだ。

部屋で漫画を読んだり、ゲームをしたり、宿題をしたりして過ごす。

茉由の、クローゼットにある洋服を着てみたりする。

夕食も一緒に食べる。お風呂も一緒に入る。

詩織はまだ、女性らしいからだつきにはちょっと遠い。女性器はまだ毛が生えておらず、つるっとしており、可愛い陰列が走っている。

茉由のは手術で脱毛を施されているので、つるつるで、詩織のと同じ可愛い陰列だ。

茉由の場合、もう陰毛が生えてくることはない。そこは詩織と違う。

茉由のからだはおっぱいも目立ち、女らしい体をしているが、同性の詩織は、そんなことは意識していないようだ。

同性ならではの気楽さだろう。異性とならこういう風にはいかないだろう。

寝るときは同じベッドで、一緒に眠る。

茉由も詩織の家に遊びに行くようになった。そのうち、お泊まりもするようになった。

女児になって、小学校から帰って、ちゃおを読むか、ゲームをするかしかない退屈な毎日だったので、詩織が遊びにきたり、詩織の家に遊びに行ったりするのはとっても楽しかった。

最初、出会った頃は、まだ幼いガキ、という大人目線で見ていたが、何度も顔を合わせ、何度も言葉を交わすうちに、自分自身がそうした幼いガキの世界の住人だということを十分に思い知らされた。小学4年生の詩織だけが、茉由が一緒に時間を過ごせるお友達だということを理解し始めた。自分は小学4年生の女の子なのだ、という自覚が芽生え始めていた。

詩織の部屋は女の子らしい部屋だ。

可愛らしいぬいぐるみやキャラクターに溢れている。

詩織に聞くと、キャラクターのことをいろいろ教えてくれる。

茉由はやがて、バッグにキャラクターのぬいぐるみをつけるようになるが、それも詩織の影響だ。こうして、茉由は女の子の世界に入っていく。

英夫パパも優香ママも、詩織が泊まりにきて、一緒にお風呂に入ったり、同じベッドで寝たりすることに対してなにもいわなかった。

かつては男だったと言っても、今は150cmに満たない小さな女の子なのだ。性器も可愛らしい女性器につくりかえられてしまっていて、今更小さな女の子になにかできようはずがない。

詩織のパパとママも、近所に同じ学年、同じクラスの女の子のお友達ができたのを喜んでくれた。お互いにお泊まりに行ったり来たりしているのを嬉しく思っていた。

季節は夏に向かっていく。気温がどんどん上昇する。

茉由の服装は身軽になっていく。

そうなると、茉由のおっぱいやお尻が目立ってしまう。

同じクラスの男子から、いやらしい目が向くようになってしまう。

彼らもそんな気持ちはないのに、茉由の女らしい体つきが彼らの意に反して、男どもの目を惹きつけてしまう。

小学生とはいえ、男は男なのだ。

それが嫌で、茉由は男子とは遊ばず、詩織ら女子の中に避難する。

ますます、女の世界に身も心も馴染んでいく。

近所の高校生のお姉さんたちのセーラー服が薄手の夏服になる。

夏服は白で生地が薄く、下着が上からわかってしまいそうだ。半袖で、脇からブラが見えてしまいそうだ。

自分もこんな風にセーラー服を着るのだ、茉由は、女子高生に自分の将来を重ねてた。

7月になり、プールの授業がはじまる。

茉由は、優香ママに学校指定のスクール水着を買ってもらった。

女子としてスクール水着を着るのはドキドキする。しかし、男だったときと違って、おっ立つものがない。

学校の女子更衣室で、プラウス、スカートと脱いでいき、ブラとショーツだけになる。

詩織も他の女の子も着替えて、下着だけになる。ここまでは体育の授業で見たことのある光景だ。こうした光景にも慣れてきた。でも、全裸は見たことがない。

詩織は、キャミを脱ぐと、バスタオルを上半身に巻きつけて、足元からショーツを脱ぐ。

全裸にバスタオルの詩織は、下からスクール水着を履いていく。他の女子も同じように体にバスタオルを巻きつけている。

全裸になるんじゃないんだ、男だったら、フルチンで海パンを履いていたが、女子は体を隠すんだ、茉由は密かに思った。

茉由は、詩織と同じように、ブラを外すと、バスタオルをからだに巻きつけた。

下から、スクール水着を履いていく。

まずは、女性器にクロッチ部分を押し付けて、両脇を持ち上げる。

スクール水着の下の部分が、女性器とお尻にぴったり密着する。

肩紐に両腕を通す。水着をしっかり持ち上げて、バストやウエストの曲線に沿わせて、からだにぴったり密着させていく。

肩紐をきちんとすれば、できあがりだ。

「さあいくよ」

茉由の着替えが終わったのを見た詩織が、茉由の右手をひっぱった。

「今行く」

左手でバスタオルをもって、熱い日差しの元にでる。プールサイドは、日差しで熱くなっているが素足には気持ちいい。

スクール水着で人前にでるのは恥ずかしい。ブラとショーツだけで人前にでるような感覚だ。

女子にとってはなんでもないことらしい。生まれてからこのかた、ずっと女をやっているから当然なのだろう。

でも、かつては男だった茉由には、女の下着を見られているようで恥ずかしい。

男だった時は、女子のスクール水着を着ることになるなんて思ったことはなかった。

それが現実に、スクール水着を着ることになってしまった。もう女児の体であり、それ以外に選択肢はないのだ。

そんな茉由も、短大生になる頃には、進んで、詩織と可愛い水着選びをするようになるのだが。

スクール水着でプールに入ると、男子が見ていることがわかる。

裸同然な上に、女らしい胸や尻がくっきりわかるからどうしても男どもの目を引いてしまう。

かつては、茉由もそちら側だったのだが。

でも、頑張って気にしないようにして、詩織たち、女子の友達と泳いだ。暑い夏に冷たいプールは気持ちいい。

男の目に晒され、女体である体を意識するようになって、考え方も次第に女の子に染まっていく。

茉由は生理がくることがあり、その時はプールは見学で、プールサイドで詩織たちを見守ることになった。詩織にはまだ生理が来ていないのだ。

夏休みは、近所で夏祭りがあり、茉由は詩織と、両親同伴で夏祭りに行った。

茉由は、可愛らしい朝顔の浴衣を着せてもらった。着付けは優香ママがやってくれたが、女物の浴衣なんて着たこともないので、どう動いていいのかわからなかった。

金魚の浴衣を着た詩織と詩織の両親が合流すると、詩織と一緒にお祭りを見て回れると思って嬉しくなった。

可愛い女の子と一緒だから嬉しいのではない、中のいい友達と一緒だから安心できるのだ。

茉由はすっかり女子の一員だった。

茉由と詩織は夏祭りを思い切り楽しんだ。射的をしたり、たこ焼きを買い食いしたり、型抜きをしたり、ヨーヨー釣りをしたり。

花火があがる。とってもきれいだ。

茉由は本当に自由を感じられた。自由でとても楽しかった。自由になれる、あの言葉は嘘ではなかったのだ。

夏休みには、詩織と旅行に行くことになった。詩織の両親は忙しいらしく一緒にはいけない。英夫パパと優香ママが預かるというかたちで、茉由と詩織は海に3泊4日の旅行に行くことになった。

英夫パパは相当のお金持ちらしい。茉由の欲しいものはなんでも買ってくれるという。茉由はそんなに欲しいものはなかった。でも、優香ママに連れられていく美容院はすごく高級なお店だった。それに優香ママと服を買いに行ったブティックも、小学生には似つかわしくない高級なお店だった。優香ママは茉由に合う服をブラックのクレジットカードで払う。

英夫パパは休みも自由にとれるらしい。使われる側の人間ではなく、使う側の人間なのだろう。本当は高級住宅に住めるほど稼いでいるが、茉由を預かるためにわざわざこうした市街地の駐車場付き2階建ての1軒屋に住んでいるのかもしれない。

茉由を預かれるほどの地位にいて、実際に茉由を預かって育てることができるほど信用されている人間。

茉由はちょっと聞いてみたかったが、そんなことを正面切って聞くのは難しいし、もとよりそんなことを聞いてもなんの意味もないことはわかっていた。

茉由は詩織と旅行に行くことが本当に楽しみだった。詩織が両親と準備万端でやってきた。英夫パパは、

「大切な娘さんを預からせていただきますね」

と、詩織の両親に挨拶した。

「娘をよろしくお願いしますね」

詩織のパパとママもニコニコしている。

茉由は詩織と一緒に英夫パパのアルファードの後部座席に乗り込んだ。

詩織のパパとママが見送りで手を振っている。詩織も手をふり返した。茉由も手を振ってみた。

茉由は詩織と海で遊んだ。スクール水着に着替えることも、それほど気にならなくなっていた。日焼け止めも塗らずに遊んだので、スクール水着の跡が、真っ白に残る、こんがり焼けた女の子になった。

9月になり、2学期が始まった。

こんがり焼けた茉由はエロい。同年代の男子には刺激が強すぎる。

たぷたぷに女性ホルモンを吸収したからだは、いやらしいフェロモンをむんむんと放っている。

からかいにすら近寄らない。

ますます男子との接点はなくなっていった。

スカートにもまた馴染んでいった。

冬が近づくと、近所の高校生のお姉さんは、制服に黒のタイツを合わせるようになった。

「寒くなってきたけど、詩織はタイツはかないの』

詩織に聞いてみた。

「ずっと、タイツは履かないで平気だよ。寒いなら、ママに言ってタイツを買ってもらえば」

生まれてからこのかた、女をやっている詩織には冬でもスカートは当たり前だった。

しかし、人生の途中で女を始めた茉由には、冬のスカートは寒い。

茉由は優香ママに相談してみた。

「わかったわ。タイツ、買ってあげる」

優香ママは、白いタイツを買ってくれた。

履いて鏡に映してみると、よく似合っていた。

詩織も、白タイツ姿の茉由をみると

「タイツ買ってもらったのね。似合っているわよ。かわいい」

と褒めてくれた。

男だった時は、邪魔で破っていた。その行為も猛る性の衝動を加速させた。

しかし、今はそれを履いている。寒さから身を守るのに必要なものになっていた。

あと2年で中学生になれば、セーラー服に黒タイツを合わせることになる。

慣れるに従って、いやらしいという感情ももうわかない。

冬には欠かせない、衣服にすぎなくなった。

寒い冬の日、なぜか早く目が覚めた。

切り取られたペニスの切り株のあたりがジンジンする。血液がそこに凝集している感じがする。

男だったとき、朝立ちする、あの感覚にとても近い。

もうペニスはないはずなのに。

そっと、そこに指を這わせた。

柔らかいお腹をくだり、股の小陰唇が左右に別れるあたり、新たに作られた女性器が始まるあたりだ。

そこには、ペニスの切り株がある。手術により、クリトリスにつくりかえられている。

そのクリトリスが固く勃起している。

優香ママや詩織でも、ここが勃起するのだろうか。

そうはいっても、現実に自分のクリトリスは勃起している。

女のクリトリスも勃起するのだ。

ショーツの上から優しく触ってみた。

ぴりぴりとした快楽の波が発生する。

ペニスをしごく感覚に近い。

何度か触ってみて、我慢できなくなって、ショーツの中に手を入れた。

股間にある肉芽が固く勃起していることがわかる。

肉芽の頭を右手人差し指で、優しくコリコリと押してみる。

ピリピリとする、快楽の波が発生する。

茉由は布団の中に潜り込み、丸くなった。

布団のなかは、かつて男だった茉由を興奮させた女の匂いがムンムンと籠っている。

5月にこの家に来て、暖かくて、ブランケットだけをかけて寝ていたので、気がつかなかった。

布団の中で眠るようになると、布団の中で自分の女臭がムンムンと香るのだ。

その香りは、女になった茉由をもひどく興奮させた。

クリトリスをこねくり回す右手が止まらない。

男だった時よりはだいぶ緩やかだが、次第に高みへと登っていく。

よく覚えているあの感覚だ。

クリトリスは今やはっきりと、固く勃起していることがわかる。

その柔らかい肉芽をこりこりとこねくり回す。

あ、ああっつ。

快楽は急速に速度をまし、頂点をめざして登っていく。

さらにいじると、快楽は頂点に達し、肉体から解き放たれた。

しかし、クリトリスから発射されるものはなにもない。

じんじんとする快楽の波が全身に広がっていく。

気持ちがよかった。

男だった時の快楽の3倍か4倍は強烈で、気持ちよかった。

男の時は、射精したら、快楽は急激に萎んでいく。快楽は発射した時点が頂点でそこが行き止まりだった。

しかし女の快楽はそうではない。

ゆっくりとくだっていき、快楽の波が全身に広がっていく。

茉由はその余韻にひたった。

クリトリスの下の部分がちょっと冷たい。

触ってみると、濡れている。

手にとって布団から手を出してみてみると、ねっとりした液体が手についている。

股間をティッシュで拭いた。だいぶ濡れたようだった。

丁寧に他のティッシュで二重、三重にくるみ、ゴミ箱に捨てた。

こうして、茉由は小学4年生にして、女のオナニーを覚えた。