萌神総研 - Moegami Research Institute.
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我思う、故に我オタク。

オタクは、社会を変える原動力を持つ。

僕は童貞でオタクという途方もないコンプレックスを持っている。
僕はこうした"コンプレックス"を生涯抱き続けるだろう。
なぜならば、コンプレックスは、視点を変えれば、
現状を是正する為に衝き動かされる原動力となりうるからだ。

コンプレックスは、大衆が生み出した平均的な価値観に過ぎない。
そうした価値観に対し、確固たる信念を持って論理武装すれば良い。
ただし、論理には、ある程度の法的・社会的妥当性が無ければならない。
三次元ペドフィリア等はこうした点に於いて許容され得ない。
童貞に非難されるべき法的・社会的問題があるか?
オタクに非難されるべき法的・社会的問題があるか?
あるならば是非、挑戦状を叩き付けて頂きたい。

オタクの自己主張が強いと言われるのは、
自分の行為に確固たる論理をもち合わせ、論理性のない抑圧に対し、
自己の論理の正当性を認めて貰いたいという想いがあるからだと考える。
相手がオタクであることで思考停止してしまい、
価値の多様性を認められない集団など烏合の衆である。

日本社会は今、全国民が目指すべき統一的な目標を持っていない。
以前は、豊かな社会を作る、ということが大きな目標であった。
戦後の高度経済成長、バブルの崩壊を経て、目標を見失った。
冷戦構造に見るイデオロギーの対立も終焉を迎えた。
北朝鮮による核のホロコーストという危険性が事実に肉薄するかしない限り、
大きな物語も、決定的なイデオロギーの対立も生まれない。
今後は、小さな代替イデオロギーがあちこちで対立し、社会を動かすだろう。

小さな代替イデオロギーの例として、
ネット上のネガティブキャンペーンなどの啓蒙活動に心当たりがあるだろう。
インターネットによる草の根的な情報の共有モデルは、
そうした対立、主義思想の中に身を投じる事を容易にした。
オタクは、第一線でそうした流れを牽引している。

変化の停滞は終焉を意味する。
人々は変化し続けなければならないのだ。


関連ワード:ルサンチマン


参考サイト:
「オタクだからこそ女の子を守ります」宣言
「三次元なんかに興味あるか、ばーか」宣言
人権擁護(言論弾圧)法案反対!
二次元原理主義(mixi)

二次元萌えと性犯罪の相関関係について

アニメ大国の責任として、幼児ポルノを格別厳しく取り締まってほしい
>「性犯罪者の4割は、子どもの写真やアニメを収集していたという調査もある。こういう人々がネットで情報を交換し、性犯罪に走る現実をもっと知ってほしい」

ということで、三次元があまりにも必死すぎるので、僕も必死になって、"出所を明記した信頼性の高い統計データ"を用いて論理的に二次元性癖と性犯罪への相関関係が無いことを検証しようと思います。

僕の考える、二次元の脳内消費モデルは以前お話したと思いますが、性欲対象としてのフェチは、21-3次元脳として、同一軸上を移動する、つまりDimensionCheckerのような、2.xx-3次元脳という考えでした。あれからまた少し考えを進め、二次元か、三次元か白黒ハッキリせい、という一元論からの脱却を行いました。

それは、萌え神経回路の形成、ということです。
誰もが、最初から二次元に萌え萌えなわけはありません。
一定期間、二次元に触れることで、徐々に「萌える」感情を作り出す神経回路が形成されると考えます。


■三次元ハァハァ回路(本能)
[三次元情報]→(動物的欲求への刺激)→ハァハァ

■二次元萌え回路
[二次元情報]→("二次元萌え"神経回路の刺激)→萌えぇぇぇ

ここで、二次元回路を備える対象を解りやすく分類します。
二次元と三次元、どちらの回路も似た閾値を持つ人間をハイブリッドと呼びます。
二次元に極端に特化した回路を持つ人間をニュータイプと呼びます。
ハイブリッド、これは二次元も三次元を愛せる資質を持つ人間です。
ニュータイプとは、二次元原理主義者を指します。

つまり、二次元と三次元において、対象を消費するメカニズムは、
それは、別の神経回路によって行われている、という事です。
また、意識的に、三次元と二次元とをきちんと分別していると言えます。


性犯罪者の場合、こうした回路を使い分けられてない可能性があります。
先天的に性犯罪への資質があり、萌え回路が形成できないか、
もしくは二次元と三次元の分別能力が欠如している、と考えられます。
(先天的っていう考えはあんまり好きじゃないけど)

このモデルを、性犯罪者予備軍のモデルと、
非性犯罪者予備軍の二次元幼女フェチに置き換えてみましょう。

【母体:二次元所持者の集合】

             | 三次元 | 二次元 .| 幼 女 | 分 別 |
-------------------------------
性犯罪者予備軍  .|  ○  |  ×  |  ○  |  ×  |
-------------------------------
非性犯罪者予備軍 |  ×  |  ○  |  ○  |  ○  |
-------------------------------

幼女性犯罪者モデル
■性犯罪予備軍→[三次元or二次元(二次元への未必)]+[幼女(必然)]
     
[三次元情報]→(動物的欲求への刺激)→幼女ハァハァ→性犯罪衝動→
        犯罪

・代替モデル
[二次元情報]→(三次元情報へ復号)→(動物的欲求への刺激)→
       幼女ハァハァ→性犯罪衝動→犯罪
・倒錯モデル
[二次元情報]→("二次元萌え"という感覚、神経回路の構築)→
       萌えええ→三次元への倒錯→性犯罪衝動→犯罪


二次元幼女フェチモデル
■非性犯罪予備軍(ニュータイプ)→[二次元(必然)]+[幼女(未必)]
[二次元情報]→("二次元萌え"という感覚、神経回路の構築)→
          萌えぇぇぇ
[三次元情報]→(゚⊿゚)イラネ


つまり、犯罪者予備軍にとっては、二次元である必然性が無いわけです。「性犯罪者の4割は、子どもの写真やアニメを収集していたという調査もある。こういう人々がネットで情報を交換し、性犯罪に走る現実をもっと知ってほしい」という主張は、あくまで性犯罪者予備軍、という集団における事実の推定であり、二次元における性的描写と小児性犯罪の相関関係は、無い、と言えます。

二次元萌えを通じて後天的に性犯罪者予備軍になる可能性はあるのではないか?と思われる方も多いと思います。そうした統計がない以上、反証はできませんが、個人的には、分別能力を持つ限り、「限りなくゼロに近い」と考えています。

二次元における性的描写と小児性犯罪の相関関係は皆無に等しいという主張を裏付けるデータとして、警視庁「犯罪統計書」における強制猥褻被害者統計を検討対象にします。
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm


★被強制猥褻被害者年代別平均値(年平均)

年代       | 総 数 | 未成年 | 成 年 | 比 率 |
-------------------------------
1972年~79年 | 2959.5 | 1947.3 | 1012.2 | 1.9238 |
-------------------------------
1980年代    | 2600.4 | 1788.0 |  812.4 | 2.2008 |
-------------------------------
1990年代    | 3823.8 | 2473.0 | 1350.8 | 1.8307 |
-------------------------------
2000年~03年 | 9060.7 | 5617.2 | 3443.5 | 1.6312 |
-------------------------------


★萌えの歴史と犯罪の関連性

年度     .| 総 数 | 未成年 | 成 年 | 比 率 |
-------------------------------
性欲の昇華手段として、エロゲー誕生(ナイトライフ)
-------------------------------
1982年   | 2645.0 | 1802.0 |  843.0 | 2.1376 |
-------------------------------
・・・
-------------------------------
1985年   | 2645.0 | 1934.0 |  711.0 | 2.7201 | 最高比率
-------------------------------
・・・
-------------------------------
1988年   | 2867.0 | 1953.0 |  914.0 | 2.1367 | 宮崎勤事件
-------------------------------
・・・
-------------------------------
1992年   | 3505.0 | 2223.0 | 1282.0 | 1.7340 | 同級生
-------------------------------
1993年   | 3581.0 | 2232.0 | 1349.0 | 1.6545 |
-------------------------------
1994年   | 3581.0 | 2260.0 | 1320.0 | 1.7121 |
-------------------------------
1995年   | 3644.0 | 2424.0 | 1220.0 | 1.9868 | オウム事件
-------------------------------
1996年   | 4025.0 | 2555.0 | 1470.0 | 1.7380 | 雫,痕
-------------------------------
☆萌え黎明期(エヴァンゲリオン・雫)
☆終末思想のブームからか、退廃的な作品が主流に
-------------------------------
1997年   | 4398.0 | 2907.0 | 1491.0 | 1.9238 | ToHeart,酒鬼薔薇事件
-------------------------------
☆秋葉原のオタク街化が進行し始める
-------------------------------
1998年   | 4251.0 | 2798.0 | 1453.0 | 1.9256 | 絶望の世界,CCさくら
-------------------------------
1999年   | 5348.0 | 3494.0 | 1854.0 | 1.8845 | Kanon,加奈,終ノ空,終末の過ごし方,てるくはのる事件
-------------------------------
☆児童ポルノ禁止法施行
☆ノベルゲームは退廃的な物語から、感動系物語へパラダイムシフト
☆記号・属性としての萌えが意識される(ネコミミ萌え、魔法少女属性など)
-------------------------------
2000年   | 7412.0 | 4602.0 | 2810.0 | 1.6377 | AIR,月姫,ネオ麦茶事件
-------------------------------
2001年   | 9326.0 | 5849.0 | 3477.0 | 1.6821 | シスプリ
-------------------------------
☆萌え最盛期
☆記号キャラ萌えブーム(はじめてのおるすばん・デジキャラット・えここ)
☆物語キャラ萌えブーム(AIR・月姫)
☆エロ萌えと物語萌えの乖離が顕著に(ヌけないエロゲー・泣きゲー化)
-------------------------------
2002年   | 9476.0 | 5785.0 | 3691.0 | 1.5673 | Lo
-------------------------------
2003年   | 10029.0 | 6233.0 | 3796.0 | 1.6335 |
-------------------------------
☆萌え爛熟期
☆ライトノベルブーム
-------------------------------
2004年   | ------ | 5505.0 | ------ | ------ | CLANNAD,園ジぇる
-------------------------------
☆萌えの一般化、流行語対象に萌えが候補に挙がる
☆複合萌えの時代(もえたん)
☆ポスト萌え黎明期(ひぐらしのなく頃に)
-------------------------------
・・・

と、見辛くて申し訳ないですが、要は、
あくまで主観ですが、幼児ポルノ漫画が爆発的に流行したのは、
1999年以降だと思います。CCさくらブームからじゃないかな。
ロリ萌えブームははじめてのおるすばん(2002年)がひとつの頂点だと思います。脈絡の無いエロと萌えが融合してカオスっていた時期です。
しかし、この時期において、
未成年:成人の性犯罪発生比率は過去最低の値を示しています。
この点において、少なくともこの統計を元にした考察からは、
二次元ポルノと幼女への性犯罪発生率の関連性は否定されます。
ただ、2003年の総数が10,000件を超えているのが非常に気になります。
総数が増える原因がどこにあるのかを突き止める必要があります。
そうでもしないと、人権保護団体により
「性犯罪の根源となる、全ての性的描写を規制せよ」
という主張が行われた場合、反証を行うことが不可能、ということです。
これを反証しようとする場合、全ての国民に対して、三次元と二次元性癖に関する調査を行わないといけない。国勢調査ならぬ国性調査。それはそれで面白そうだけど(笑
そんなこと言い始めたら、もう二次元、三次元、幼女、熟女を問わず
エロ本、AVを含め全ての性的欲求を刺激するモノを規制するしかない。
メリットに比べてデメリットが遥かに大きいからありえないけど。
勃起したら即逮捕!萌えたら即逮捕!
大変です。一億総インポテンツです。
末は人類インポ化計画という壮大なプロジェクトに発展します。

と思ったら、痴漢やセクハラの取締りを強化した結果の様です。
中学生以下への猥褻行為が微増しているのも活動の結果なのか?
この点については、もっと掘り下げる必要がありそうです。
高校生以上の発覚率は2~3.5倍増、中学生以下は1.5~3倍増、みたいな。
小学生未満の幼女への性犯罪数が増加していないのは、
啓蒙しても意味がわからず、あまり発覚効果がない、
もしくは、脅迫されて発覚しない等の要因が多分にあると思われます。
中学生→3倍増
小学生→1.5倍増
幼児→ふえません

以上より、幼児への性犯罪への発覚件数に基づいて、
犯罪全体の行為数を推測した場合、1983年からは、
同レベルで推移しているものと思われます。
犯罪数自体が少ないので精度が微妙ではありますが。



参考記事はこちら
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/13993598.html