さまざまな形で表現される色。同じ色でも人それぞれの呼び方はありますし、それぞれが思い浮かべる色合いもまたさまざまです。
日本には古来から深く生活に根付いた美しい伝統色がたくさんあります。またその色名も美しいものです。

いったい色の種類がいくつあるのか、○○色というのはどんな色なのかをきっちりと定義するのは不毛なことです。
「すずめのおやど」では一般的に慣用色名として使われている色を私なりに調べてみました。
言葉としての色も楽しめるよう、色名の入った文献もいくつか引用してみました。

すべての色に、RGB数値(光の3原色。パソコン上の画像データのほとんどはこの3色で表現される)、HTMLタグ数値(ウェブページを記述する書式)、CMYK数値(カラー印刷で色調表現に使われる4原色)をつけました。Web上で印刷でお好きな伝統色をお使いください。なお、Web上の色は印刷では完全に再現することは出来ません。あくまで目安としてください。個々のモニタの環境によって見え方は大きく違ってしまいます。あくまで個人の趣味の範囲内で調べたものです。ご了承の上お楽しみくださいね。

色名は、『日本の伝統色』DICカラーガイド、『色の手帖』小学館、『草木染日本色名辞典』山崎青樹著 美術出版社、
『日本の色』大岡信編 毎日新聞社、『日本の色辞典』吉岡幸雄著 紫紅社、『色の名前-ポケット図鑑-』主婦の友社、などを参考にしました。

赤系の色

その1>>>

赤/紅色/紅/深紅・真紅/薄紅/退紅・褪紅/今様色/唐紅・韓紅/緋色/浅緋/深緋/猩々緋/蘇枋/薄蘇枋/茜色

その2>>>

紅梅色/薄紅梅/薄色/一斤染/桜色/鴇色/石竹色/牡丹色/躑躅色/玖瑰色/苺色/撫子色/桃色

その3>>>

朱色/真赭・真朱/銀朱/洗朱/潤朱/丹色/赤丹・鉛丹/東雲色・曙色

その4>>>

海老色・蝦色・葡萄色/葡萄染/海老茶・蝦茶・葡萄茶/灰赤

その5>>>

スカーレット・エカルラート/シグナルレッド/ファイアレッド・フー/バーミリオン/ポピーレッド・コクリコー/ポンペイアンレッド/ブラッドレッド・ルージュ サン/オックスブラッド/カーディナル/ピマン

黄系の色

その1>>>

黄色/淡黄色/深黄/黄金色/山吹色/鬱金色/黄鬱金/紅鬱金/黄丹/蘇比・素緋/雄黄/雌黄・藤黄/梔子色・支子色/深梔子・深支子/浅梔子・浅支子

その2>>>

黄蘖色・黄膚色/苅安・青茅/菜の花色/萱草色/芥子色・辛子色/橙色/橙黄色/蜜柑色/蜜柑茶/柑子色/紅柑子/杏色・杏子色

緑系の色

その1>>>

緑色・翠色/浅緑/深緑/若緑/老緑/暗緑色/常盤緑/千歳緑/青竹色/若竹色/老竹色/草色/若草色/若葉色

その2>>>

鶸色/鶸萌葱/萌葱色・萌黄色・萌木色/苗色/若苗色/抹茶色/柳葉色/裏葉柳/柳茶/木賊色/苔色/松葉色・松の葉色/青磁色/錆青磁/白緑/緑青

その3>>>

エヴァーグリーン/ロリエ/アイビーグリーン・リエール/スプリンググリーン/モスグリーン/ウィローグリーン/グラスグリーン/メドゥグリーン/ローングリーン

青系の色

その1>>>

青/藍色/瓶覗/濃藍/薄藍/藍白/紺色/群青/紺青/淡群青/白群/秘色

その2>>>

浅葱色/水浅葱/花浅葱/錆浅葱/縹色・花田色/濃縹・深縹/浅縹・薄縹/露草色/新橋色

その3>>>

空色/天色/スカイブルー/アザーブルー・アズュール・アズーロ/セレスト/ゼニスブルー/ホライズンブルー/ミッドナイトブルー

紫系の色

その1>>>

紫/濃紫・深紫・濃色/中紫/薄紫・浅紫・薄色/若紫/古代紫/江戸紫/京紫/似紫/二藍/半色

その2>>>

桔梗色/紺桔梗/紅桔梗/錆桔梗/菫色/菖蒲色/杜若色/藤色/薄藤/藤紫/紅藤/薄紅藤/藤鼠/楝色・樗色/茄子紺/紫紺・紫根/鳩羽紫

茶系の色

その1>>>

茶色/橡/黄橡/白橡/赤白橡/青白橡/木蘭色/桑染・桑色/桑色白茶/芝翫茶/璃寛茶/路考茶/団十郎茶/江戸茶

その2>>>

蒲色・樺色/蒲茶/弁柄色/栗色/栗梅/雀茶/鶯茶/鶸茶/御召茶/柿渋色/柿茶

無彩色系の色

その1>>>

黒/白/乳白/墨色/赤墨色/青墨色/薄墨色/紫黒色/漆黒/消炭色/素鼠/銀鼠/鼠色/灰色/灰汁色/灰白・灰白色

その2>>>

鈍色/青鈍色/薄鈍色/灰桜/滅赤/鳩羽色/鳩羽鼠/浅葱鼠

色にまつわる
コラム

『延喜式』に見る平安王朝の染色 / 冠位制度の服色

草木染めの染料植物(準備中)

©  Le moineau  since 4.Sep 2001

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