温泉とテレビが好きな私の日記

誰かに気を遣うことのない、思った事をそのまま書いてみるところ。

松本人志のコメント発表を見てゲンナリした

ずーっと沈黙したままだった松本人志が裁判を前にコメントを発表した、という記事を見た。

そしてなんかまたゲンナリした。

なんというか、この人はずっとこうなんだな。

 

「コメント全文」と記事にはあったけど、それは短い文章で、具体的なことは書かれず、なんとなく哀しげなだけのものだった。

この人はいつもいつも話をまともに受けようとしないけど、こういう時までそうなんだなぁ。

そしてそういうところが嫌だなぁと思った。

 

「自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し」

とあるけれど、場はいくらでもあるのにまともにコメントせず、Xで意味ありげなことポストして雲隠れしたのは自分自身だし、

「何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ」

というのも、巻き込んだのは松本人志本人だし、事務所が同じ後輩はまだあれこれ言えるからともかく、スピードワゴン小沢みたいに身動き取れなくなってる人間を放置したのも松本人志

松本人志が「関係ない」って一言言ってあげただけでも違っただろう。

それをここにきても「悔しく悲しいです」と被害者ぶったフワッとしたコメントしか出せないのを見てるとつくづく裸の王様というのは痛々しいものだと思う。

 

記事が出た頃に、XXCLUB大島育宙がラジオで色々話してきた中でも印象的だったのが

「不勉強なものを良しとする世界観を松本さん本人が作ってきた」

というもの。

お笑い界の大物になって、万博アンバサダーだのの公的な立場を求められる以上、アップデートは必要なのに、ずっと昭和のノリで動いてきた。

いや、昭和ならまだ下の人間の面倒見はいいだろう。昭和、平成のヤンキーのままなのだ。

今回の件も、本人は本当に悪いことしたと思ってないんだろうし。

ただ相手がどう思うかを想像する能力がなかっただけ。

でもそれは令和の今、致命的なことだ。

 

久々にコメントしたことで、松本信者がワイワイ盛り上がっていてすごい気持ち悪い。

アンミカが酒のつまみに出たのを叩きまくるけど、お世話になった人の非をあったというのがいけないとかどういう理屈なんだよと呆れるし。

さすがにそこそこの数がいるだろうから、松本人信者の擁護が世間の意見かのように見えるけど、大半の人は松本人志が戻ろうがどうでもいいし、コメントもわざわざしないだけ。

別に戻らなくても変わらない。

 

アンジャッシュ渡辺とかを「キモイ」といって復帰を許さないくせに、松本人志のお遊びはOKなのも理解できない。

伊藤純也の件でもそうなんだけど

「男の部屋にのこのこ行った女が悪い」論調ばっかりで、

『既婚者』なのに女を部屋に入れたやつが悪い」

って意見が出ないのはどういうわけですかねー?

 

正直、忠誠誓って自分の生活パァにしている小沢とかどうなのかなー?と思うし、この先裁判の結果がどうなろうが、くだらない飲み会を頻繁にやっていたのは事実なわけだし、もう見なくてもいいかな。

篠原涼子が「不倫疑惑」だけであれこれ言われ続けているのに、世の中権力のあるおっさんには本当に甘いなぁ、そして本人も甘やかしてもらえると思ってるんだなぁと思うとつくづくうんざりします。

ダッサいなぁ。

 

「ブギウギ」 〜第120話 描くことないなら、繰り上げて終わってしまってもよくってよ

「ブギウギ」、いよいよ来週は最終週!

…なのですが、もうここ1ヶ月くらいは描くこと無くて引き延ばしてる〜って感じですね。

エピソードの配分間違えた?

今週でもまだ昭和30年代だし、晩年まで描くつもりはないのでしょう。

もう大きいエピソードもないですし。

かといって、このところの戦後のブレイクエピソードが盛り上がっていたかと言えばそうでもない。

実在の人物をモデルにした時のまずいパターンにしっかりハマってますね。

無いところにエピソードが作れない。

だからこそ水城アユミに大和さんの娘という設定を足したんでしょうけど、上手くハマってもいない。

うーん。

 

そもそもマネージャーのタケシが余分。

山下さんが年齢もあるから交代するのも分かるけれど、あれだけポンコツを雇う理由は無い。

有能な山下が紹介するのもおかしい。

明らかに役割が小夜ちゃんと一緒で、スズ子の威を借るキツネであって、調子乗ってゴタゴタを起こす「だけ」の役。

大変鬱陶しい。

そりゃあんなのを平気で置いとくようなら福来スズ子も終わるわけだよね。

こういうガヤキャラをガッツリ出すというのは脚本が行き詰まってる証拠。

つくづく朝ドラの後半というのは難しい。

またガッカリドラマ確定です。

 

そんな中楽しみだったのがチビ愛子ちゃん。

2〜3歳の時期を6歳の子がやるからやけに大きいのは仕方ないけれど、なんかマイペースな感じが独特でよかった。

スズ子が自宅で誰かと話している後ろの庭での1人遊びぶりがリアルで可愛かった。

髪型のおかげか昭和の子供感もたっぷりだったし。

大きくなって交代してしまってさみしかったー。

 

モデルの人はわりと早くに歌手を引退するのに対し、この現状歌に全てをかけている(という設定らしい)スズ子がどうして歌をやめる説明をつけるのか、最後にそこになんとか脚本の力を見せて欲しいなあ。

せめて最後はちゃんと落として欲しい。

なかなかの微妙作になってしまったからね。

「さよならマエストロ〜」 完走! 『才能』との関係をもう少しつっこんで欲しかったー!でも音楽は良かったよ!

「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」を最終回まで完走しました。

いやー、音楽っていいですね!

でも色々食い足りない〜💦

土曜日に西島秀俊芦田愛菜がブランチに出ていて「驚くと思います」と言ってましたが、驚きましたー!

 

このドラマの軸は晴見フィルのメンバーのそれぞれの音楽との向き合い方と、5年の間止まっていた、夏目家の父と娘、夫と妻の関係性の修復にあったわけですが、それがなんだか投げっぱなしで終了してしまいました。

それは驚きますよ!

 

この手のドラマによくある、才能はあるけどエリートコースから外れた主人公が、エリートではなく普通の才能の人たちと関わることで再生し、また改めてエリートコースへ戻っていく、というベタな展開で終わりました。

俊平はドイツへと向かい、晴見フィルは娘の響が引き受けました。

が、そこで終了ですよ!

俊平がドイツで上手くいったのか、晴見フィルの存続はどうなったのか、とかいう前に目の前のフェスにすらまだ参加していない。

投げっぱなし過ぎない?

 

いや、わかりますよ。

俊平が納得して晴見フィルで指揮を振ったところで終わりたいのはよーくわかる。

音楽ドラマとしてベストだと思う。

音楽は良かったし。

でもだったら晴見フィルの存続ネタは要らなくない?

明らかにスペシャルやるための終わり方ですよね?

 

そして何より父と娘、夫と妻、そういった近しい関係での才能の差についてもっと見せてほしかった。

俊平という無垢な天才に対して、自分も才能がありながらもついマネージャーになってしまい行き場に迷う妻の志帆、大好きな父と同じ立場を目指してバイオリンに励むが才能の違いに気づいてしまい絶望する響、近い関係のアーティスト同士だからこその愛情と嫉妬があるはず。

現実でもあるアーティスト同士のパートナー関係の破綻とかにとても興味があるので、そういうところをなんかほわっとしてしまったのは残念。

おそらく、俊平の弟子になった天音とその父である市長の間にもそういうものがあるのだろうけど、それについては触れもしなかった。

つくづく残念。

余談ですが、巷で話題の大谷翔平の結婚についても、そういう点で興味があるんです。

ジャンルは違えど妻となった人もアスリートで、まだまだ続けられる感じのところで引退したようですね。

圧倒的なスーパースターのパートナーになるのは、それはそれは素晴らしいシンデレラストーリーだけど、トップアスリートの夫をずっとすぐ近くで見ていることにアスリートとして思うことはないのかなと思ったり。

まあドラマについては、才能の葛藤というよりは「音楽を愛する気持ち」がなによりということで、あとは家族愛なので、このくらいの書き込みなのかなー。

ドラマの雰囲気的にもそんなものかな。

 

もやもやするところはあれど、全体の雰囲気はとても良かったし、音楽もそれに対する俊平の愛情も素晴らしく、日曜日の夜に見るのにはとてもいい、優しいドラマでしたね。

 

 

秀長ねぇ……

26年度大河ドラマのタイトルと主演が発表になりました!

 

仲野太賀主演、「豊臣兄弟」!

主役は豊臣秀長‼️

 

へー。

秀長と言えば、「真田丸」の千葉哲也がすごく良かったなー。

映像ではクズ役の多い人ですが、この秀長は落ち着いた声の知的な人でとても頼れる感じで、秀長が死んだことで豊臣がヤバいなというのがすぐわかった。

 

大河ドラマの主人公としてはどうなんでしょう?

自分からしたらすごく話途中で終わる感じしますけど、歴史詳しい勢は歓迎してますね。

どちらにしても、また、この時代なので、信長、秀吉、家康を誰がやるかで盛り上がるんだろうなぁ。

 

そして仲野太賀。

よくここまでたどり着いたなぁ。

正直、ここ数年の大河主演で一番「へー」という感じですけど。

抜擢のドキドキも納得のワクワクもありません。

なんか主演に期待するタイプじゃないし。

でもまあ芝居は上手いしなんとかするんでしょう。

 

いつもみんなが好きな二世ネタで、最近は趣里と共に「親に頼らなかった二世」的な扱いになってますけどね。

頼れる親なのか?あれは。

趣里ちゃんの両親トップスターで正に使えば「14光」と言われるレベルと比べたらかなり…。

いや、どちらも自分の努力でなんとかしてきた人なのでいいんですけどね。

 

まあ、見たらそこそこ面白いんでしょうけど、なんだろう?

ワクワクしないなー。

「さよならマエストロ」 〜第9楽章 ああ、なんと年月の経つのは早いことか…

「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」、日曜劇場としては話題にもなっていませんが、ほぼリアタイして楽しんでいます。

 

父娘の断絶物ではありますが、殺伐とした内容が多い今期のドラマの中ではほのぼのとした空気と美しい風景が心地よく、なんといっても音楽が美しくていいんです。

当初から去年の「リバーサルオーケストラ」のパクリとツッコまれていて、正直自分も当初そう思っていたのですが、よくある不遜なマエストロキャラではなく、西島秀俊演じる父・俊平が音楽以外はポンコツな、いわゆる「音楽ばか」に描かれていて、それがほのぼの感のベースになっています。

 

昨今のドラマにしては珍しく、父娘の確執の原因が9話まで明かされず、そのため延々と娘に冷たい態度を取られ続けているのですが、それをいい感じに気にしない俊平がなんだかとても可愛らしく見えてきます。

そして、大学生になって本格的にドラマ仕事を稼働させた芦田愛菜ちゃんが、前作に続きほぼ笑わないというちょっともったいない使い方。

それでも、バイオリンの演奏シーンの本格的ぶりといいさすがだなぁと思わされます。

 

が、このドラマが始まる前の予告の時から衝撃だったのは、なんと愛菜ちゃんの役に子役がいること!

愛菜ちゃんの子役ですってー!?

ああ、もうそんなに時が流れてしまったのね…。

 

愛菜ちゃん演じる響は現在20歳、5年間俊平と断絶していたので、5年前の15歳当時のシーンは愛菜ちゃんが演じるのですが、それ以前の本当に子供のシーンは子役が入ってます。

それも幼児と小学生と2人。

あー、時を感じます。

 

そして、時を感じるといえば當間あみちゃんですよ。

昨年愛菜ちゃんと高校の同級生役をやっていましたが、今回は市役所勤めの愛菜ちゃんに対して女子高生役。

実年齢も下で、愛菜ちゃんのことを「憧れの先輩」と言ってました。

おおぅ…。

よその子が育つのは早いのぅ…(笑)

 

その當間あみちゃんは期待の若手ですが、本当にいいですね。

ものすごーい美人というわけでもスタイル抜群というのでもなく普通の女子高生という感じだし、まだそこまで演技が上手いっ!て訳でもないのに、とにかく人目を惹くというか、華があって、「あー、スターになるってこういう子なんだなぁ」と見るたびに思います。

目が離せません。

 

それからやっぱり西島秀俊は上手いなぁとしみじみしてしまいます。

基本的にあんまり役柄に合わせて見た目を変えるとかしない人ですけど、ちゃんといつも別の人なんですよね。

よしながふみがインタビューで

「西島さんは映画からきた映像の人なので佇まいが素晴らしい。内野さんは舞台の人なので動きがいい」

と言っていてすごくわかるなぁと思いました。

一つ一つのシーンが絵になるので、今回のマエストロぶりも目に楽しいです。

 

各回で誰もが聞いたことある名曲をテーマにエピソードを作っているので、次回最終回にどれだけの演奏が聴けるのか、今から楽しみです。

やっぱり音楽ドラマはいいですねー。

 

意外にダメージを受けている

昨日入ってきた衝撃のニュース。

鳥山明逝去。

思わず声が出ました。

 

Dr.スランプドラゴンボールもそこまでハマっていたわけでは無いし、というか全部キチンと読んだかしら?というレベルだし、アニメも全部は見ていない。

なのに、ジワジワ衝撃がしみてきて、ふと気づくと涙ぐんでいた。

自分で驚いた。

 

ほぼゲームをやらない自分がやったことあるいくつかのゲームの一つがドラクエだし。

マリオすらやったことないのに。

そして今も毎日ドラクエウォークを起動しているし。

もうそれだけ、我々の時代そのものだったんだなぁ。

 

こう言う人はマジで死なないんじゃないかと思ったりするんだけど、やっぱりいなくなってしまう時がくるんだなぁ。

うーん。

心残りはたくさんあるのだろうけれど、ただ今はご冥福をお祈りします。

Netflix 「グラスハート」 ぼくのかんがえたさいきょうのきゃすと

佐藤健が主演&共同エグゼクティブプロデューサーを務める青春音楽ドラマ Netflixシリーズ「グラスハート」共演に宮﨑優、町田啓太、志尊淳、菅田将暉

 

昨日発表になった、ネトフリドラマの新作。

最近は俳優主導の企画も多くなりましたね。

 

で、見た瞬間爆笑しちゃった〜!

なにこのキャスティング‼️

現実味無さすぎて笑うー。

なんというか、よく「実写化するなら誰?」っていう妄想キャストアンケートのランキングなんかを見ますけど、これってそれそのままだよね。

実際の地上波のドラマだと、ギャラの都合だろう俳優の知名度の差が何段階かでバランスよく並んでたり、明らかに政治案件な、まったくイケメンでないイケメン役とか、性別反転キャラとかあるし、絵面的にも1人ぐらいアイドルグループで言う「塩」的な、普通寄りルックスの人が入るものです。

 

比較にして申し訳ないのですが、4月からの川口春奈主演ドラマの追加キャストが発表されて、松下洸平井之脇海木戸大聖という、雰囲気系をそろえてきていて「なるほどー!」と思ったんですよね。

もちろんイケメンなんだけど、リアリティのあるタイプたち。

それにくらべて「グラスハート」の佐藤健、町田啓太、志尊淳、菅田将暉のリアリティの無さ!(笑)

菅田将暉はライバルバンドですが、佐藤、町田、志尊の揃ったバンドって、うさんくせー!(爆)

美形、美形、美形!

もうこれはほぼ妄想上の同人誌ですね(笑)

これを佐藤健が一人一人呼び出して熱く語って説得してキャスティングしたのかと思うとなんかホッコリしますね。

なんかその立ち位置我々と一緒すぎ(笑)

ただ佐藤健には知名度も実績もツテもあるので、その持てるもの全てを動員して実現しちゃったわけですね。ふふふ。

そして、それを可能にするネトフリ恐ろしい。

本当にお金も時間も桁違いなのねー。

そりゃ、クリエイターみんなそちらに行きますよね。

 

この原作自体は知らないのですがラノベだというのをみると、原作の設定よりヒロイン以外の俳優陣は皆ちょっと年上なのでしょう。

このところの騒動を心配してか原作者のフォローコメントも出てますが、原作に対してこれだけの熱意を持っている人が企画して改悪というのは無いはず。

小説を映像にする以上変える必要のあるところは絶対出るでしょうが、佐藤健があれだけの演技をできる人だと思えば、原作の根っこはちゃんと掴んでいるでしょうし、他の出演者も演技面では安心ですし。

 

まあ、だからといって面白い作品になるかというとそうでもなかったりするんですけど(笑)

それでも佐藤健の熱量に敬意を表して、配信始まったら見てみたいと思います。

「ぼくのかんがえたさいきょうのきゃすと」はどんな感じになるんでしょう?