ミュージック・ビタミン [music vitamin]

ミュージック・ビタミン [music vitamin]

JAZZ、SOUL、BRASIL、HOUSE辺りの音楽を中心に紹介している音楽ライブラリー。

あなたのお気に入りの1曲を見つけてください。

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lialeh


ブラックスプロイテーション(黒人ポルノ映画)の名盤サントラを紹介します。


ブラックスプロイテーションは、B級娯楽映画として70年代に大流行しました。
当時の作品はどれもチープなストーリーと映像で、正直それほど面白くないのですが、注目すべきはそのサウンドトラックです。


名だたるソウルミュージシャンが映画界に名を残すべく、丹精に音楽を手掛けたため、作品とは裏腹に素晴らしいサントラがたくさん残されています。


今となっては廃れてしまったブラックスプロイテーションですが、少し前にはISAAC HAYES が音楽を担当した名作『SHAFT 』のリメイク版 が作られたり、クエンティン・タランティーノがブラックスプロイテーションの名女優パム・グリアを起用した『JACKIE BROWN 』などが公開されるなど、再評価の兆しがちらほらと見られます。


今回紹介する作品は、ディスコクラシック系では最強のドラマー、BERNARD PURDIE が作曲者として初クレジットされた作品。
オリジナルのアナログ盤なら数万円は下らない超レアな一枚です。


タイトル曲「Lialeh 」のエロさ、甘さが絶品。かなり癒されます。

きっとこの歌は、スウィートでセクシーなLialeh をベッドで口説いているシチュエーションなんでしょうね。


ちー さんとshimo さんから回ってきました。
面白そうなのでちょっと参加してみます。




1.PCに入っている音楽ファイルの容量



いまだにTAPE・CD派なので音楽ではPC使っていません。




2.今聴いている音楽




アーティスト: Damon Aaron
タイトル: Ballast

フォークに打ち込みをミックスした全く新しい音です。
作り出す音に派手さはないけれど、革新的なアーティストだと思います。

個人的にメチャクチャ好きなのが、9曲目のOver and Done With。
ビーチでまったりノスタルジックな気分に浸れる一曲です。

ライナーノーツにもあるんですが、この曲は“匂いのある音”であり、“旅を感じさせる音”です。





アーティスト: Paul Desmond
タイトル: Bossa Antigua

DAVE BRUBECKのバンドに所属してたアルトサックスプレーヤー。
この人はとても温かみのある上品な音を出します。

ボサノヴァはやっぱり夏に合います。JIM HALLのギターも心地良い。





アーティスト: Various Artists
タイトル: Air Mail Music: Thailand

タイのサムイ島の民族音楽や宮廷音楽が入ったオムニバス。
この島ではカリンバみたいな竹の楽器を使った曲が主流です。
時間を忘れて癒されたいときにオススメ。




3.最後に買ったCD



アーティスト: ティナ・ブルックス, サム・ジョーンズ, デューク・ジョーダン, フレディ・ハバード, アート・テイラー
タイトル: トゥルー・ブルー

稀少な名盤らしいんですが、それはこの際置いておいて、収録曲のTheme for Dorisがものすごくかっこよかったので購入。
演奏がブレイクビーツしています。




4.よく聴く、または特別な思い入れのある5曲




アーティスト: France Joli
タイトル: Now

当時、血眼で探してやっと見つけた思い出の一枚。
ガラージクラシックのGonna Get Over Youが入っていて、これが欲しくて欲しくて。

後々調べるとそこまでレアなCDじゃなかったらしく、どうやら探し方が悪かっただけらしい。。。






アーティスト: Charlie Parker
タイトル: The Genius of Charlie Parker, Vol. 4: Bird and Diz

これを最初に聴いたとき、“聴きたい音のすべてがこの一枚に入ってる”と感じました。
僕が当時求めていた音楽が正にコレでした。

冒頭のBLOOMDIDOのイントロから、すごく衝撃を受けた記憶があります。
PARKER、DIZZY、MONKが贈る最高のセッション。これ以上ないです。





アーティスト: Brian McKnight
タイトル: Anytime

当時クラブでかかったHold Meにノックアウトされました。
エロ過ぎる。こんなに甘い曲があるなんて。

ガラージやファンクばっかり聴いていた僕を、甘茶ソウルやR&Bの世界に誘ってくれた一曲。





アーティスト: The Ohio Players
タイトル: Honey

ファンクは、後にも先にもコイツらが最高です。音に本物を感じます。
Honey、Sweet Sticky Thing・・・いつ聴いても完璧。

ソウルやファンクを知りたい方にはまずコレを薦めます。





アーティスト: チャーリー・ウィルソン, C.A.スチュワート, T.ヘイル, R.ワトキンス, C.ウッダード, P.L.スチュワート・イル, タブ, K.ウィリス, O.ハーパー
タイトル: Bridging The Gap

元GAP BANDのリードヴォーカルだったCHARLIE WILSONのソロアルバム。
あまりの巧さ、楽曲の良さに感動。この一枚をきっかけにCHARLIE WILSONの大ファンになりました。

かのAARON HALLがCHARLIEの歌い方を意識しているという話は有名で、それほど彼の歌には回りを突き動かす何かがあります。
どれか一曲選ぶなら、迷わず泣きのバラードWithout Youが断然オススメ!




5.次にバトンを渡す5人



渡す方はちょっと考えてまた後で書きますー。

LES&EDDIE


来る8月1日、BLUE NOTE TOKYO に、CORNEL DUPREE 率いる最強のジャズ集団、SOUL SURVIVORS が来日します!


SOUL SURVIVORS には固定メンバーがいません。
毎回ソウル、ファンク界の大物が入れ替わりでメンバーに参加するのですが、今回は大好きなジャズピアニストLES McCANN が参加ということで、今から来日が待ち遠しいです。


今回紹介するのは、そのLES McCANN の代表作Swiss Movement から、最高にカッコ良い一曲。


1969年のモントルー・ジャズ・フェスティバルで起きた1つの奇跡とも言うべき素晴らしい演奏。異端児EDDIE HARRIS との一度限りの共演は、ぶっつけ本番とは思えない一体感です。


LES McCANN の渋いヴォーカルと転がる鍵盤。ジャストタイミングで掛け合うEDDIE HARRIS のサックス。それに呼応する観客・・・。


ファンキージャズが聴きたければ、これを聴くと良いでしょう。
8月の来日時も絶対熱い夜になるはず!


catia


今年の夏に絶対聴いて欲しいシンガー、CATIA を紹介します。


“ダイアモンドの原石”の異名を持つ彼女の声を聴いていると、心地の良い柔らかな光に包まれたような気持ちになります。


Outra Lua は、なんとTHE BOOM の名曲「島唄 」のポルトガル語カヴァー。

これがまた、メッチャクチャ気持ち良いんです♪


ボサノヴァ、ハワイアン辺りが上手く交じり合い、何とも言えないサウダージな気分にさせるカヴァーです。

海辺でチルアウトしている時に聴くとベストマッチかも。


早く夏が来るといいな。


MAXROMEO


だんだん蒸し暑い季節になってきました。
長期休暇でもとって、どこか海外に逃避したい気分です。
そんな暑い季節にはやっぱりレゲエがいいですね。

というわけで、今回はルーツレゲエのベテランシンガーMAX ROMEO のライブラリーから、地味な名曲を紹介します。

チープなサウンドと気だるいテナーヴォイスが、絶妙の癒し効果を与えてくれます。

南国のビーチにある安いラジオとかから聴こえてきそうな印象の曲で、これからのリゾートシーズンにピッタリです。

こういったアーリーレゲエやルーツレゲエのシンプルなサウンドは、前回紹介したデルタブルース に通じる部分があると思います。
音とメッセージが素直に表現されている音楽は心に響きますね。

MAX ROMEO は、そのおおらかな歌い方とは裏腹に、当時は歌に込めた強烈なメッセージによって、政府からレコードの発禁処分や放送禁止処分を何度も受けていた問題ミュージシャンだったんですよね。

うーん、カッコ良い!