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2012年6月6日『マイウェイ 12,000キロの真実 』 ブルーレイ& DVD 、早くもリリース決定!!
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2012年6月6日『マイウェイ 12,000キロの真実 』
ブルーレイ& DVD 、早くもリリース決定!!
詳しくはこちら!
# by myway_movie | 2012-03-19 10:08 | マイウェイ情報
ベルリン国際映画祭レポート
現在絶賛開催中の第62回ベルリン国際映画祭
去る10日に『マイウェイ 12,000キロの真実』プレミアム上映が行われ、
Q&Aが実施されました!



オダギリジョーさん、チャン・ドンゴンさん、カン・ジェギュ監督が登壇し、
ドイツの観客からの質問に答えました。
その模様を一部お届け致します!

Qカン・ジェギュ監督へ、一枚の写真を基にして作られたストーリと聞きましたが
アメリカの公立公文書館に保管されていた一枚の写真に基づいています。そこに映っていたのは、ドイツの軍服をきた東洋人だったのですが、韓国人であると推測されています。本作は、第2次世界大戦をアジア人の視点でとらえ、映画いた初めての映画であると思います。

Qチャン・ドンゴンさんへ、この映画への出演を決めた理由は?
『ブラザーフッド』に出演した後、個人的に戦争映画はもうやらないと決めていました。
その時本当に大変でしたし、これ以上韓国の戦争映画で『ブラザーフッド』のような映画はできないだろうと思いました。監督からこの企画についてお話をいただいた時、ジュンシクという人物にとても興味を持ちました。また監督はその時、アメリカ映画を準備していたため、監督が直接演出する予定ではなかったのですが、その後監督が演出をやることが決まり、監督への信頼は誰よりも厚かったので、監督と一緒ならと、この映画に参加することに決めました。


Qオダギリさんへ、日本人がこのような役を演じるということはチャレンジだと思うが?
チャレンジといえば、チャレンジですが、8ヶ月間韓国にずっといられるという経験はなかなかないことですので、しかもお金を払わずいさせてもらえるというのが、おいしいなということで、それが一つの理由ですね。(笑)


Q司会よりキャストへ、映画の中でライバルとして描かれているが、実際にどっちが早いか競争してみましたか?

チャン・ドンゴンさん
一緒に練習などはできず、また実際に競争はしていません。ただ、映画の中で最初のマラソンの試合で、私がオダギリさんの後から追いついて抜く場面があったのですが、あの時はオダギリさんを抜くのがすごく大変でした。オダギリさんは、私より若いですし、ちょっと早いのではないでしょうか。(笑いと拍手)


Q3人へ、一番心に残ったシーンは?
カン・ジェギュ監督
難しい質問ですね。私にとっては全部大事なシーンだけれど、ノルマンディー上陸作戦のシーンは、いかに限られた予算で、ドラマ、感動、スケールを表現できるか悩みに悩んで準備してきました。その努力が実って、他のシーンより比較的完成度高く仕上がったと満足しています。

チャン・ドンゴンさん
戦闘シーンは、韓国映画では今までになかった規模で描かれていると思います。ただ視覚的なものより、個人的にはジュンシクというキャラクターに深く興味がありました。劇中に登場する人物は、みんな環境とともに変化していきます。いい人が悪い人になり、悪い人がいい人になり。しかし、最初から最後まで変わらない人物はジュンシクだけで、演技するのもとても難しかったです。俳優として一人のキャラクターを演じながら他の感情も表現してみたかったです。しかし、本作品には、「許し」というテーマもあったので、大事なキャラクターであったし、変化と進化が美徳である今日、ジュンシクのキャラクターはとても大事だと思いましたし、とても気に入っていました。

オダギリジョーさん
観ていただくと、わかると思いますが、本当に毎日がしんどくて、早く日が沈まないかなと思い続けた現場でした。劇中、海辺でサッカーをするシーンがあるのですが、撮影の時も、本当に心から楽しんだ唯一のシーンかなと思います。あのシーンを毎回見ると、暖かい気持ちになります。
# by myway_movie | 2012-02-14 21:51 | マイウェイ情報
ベルリン国際映画祭いよいよ明日開幕!
世界三大映画祭のうちの一つ第62回ベルリン国際映画祭がいよいよ明日開幕!
『マイウェイ 12,000キロの真実』はパノラマスペシャル部門にて出品!
さらに世界68各国での販売も決定!




ドイツ・ベルリンで行われる第62回ベルリン国際映画祭がいよいよ明日開幕!
主演のオダギリジョーさんとチャン・ドンゴンさんが、レッドカーペットに登場する事が決定致しました!

■<第62回ベルリン国際映画祭>
  ・開催/2月9日(木)〜2月19日(日)

■オダギリジョーさんコメント
 <初日の舞台挨拶より>
 (作品がベルリン映画際に出品されるという事は、)商業大作で三大映画祭に選ばれるのはとても珍しいことだと思います。エンターテイメントでありながら作品の本質、アート性が理解されたんだと思います。映画祭に参加できるということはとても光栄です。
 僕自身も、現地で、ドイツをはじめとする欧米の方々の反応を肌で感じられる事を楽しみにしております。

■チャン・ドンゴンさんコメント
 この映画の撮影が始まる前に監督に「この映画はベルリン国際映画祭への出品はどうですか?」と実は話していました。上映される事になりヨーロッパの方々にご覧頂ける事は光栄です。今まで、欧米の方々の目線で描かれた世界大戦は多くありましたが、アジア目線での世界大戦がどのように受け止められるか楽しみです。カン・ジェギュ監督や、オダギリさんとともに、ヨーロッパの皆さんの反応をダイレクトに受ける事が、今から非常に楽しみです。

■カン・ジェギュ監督コメント
 映画祭に主演の二人も参加してくれるという事で、大変心強いです。上映後の欧米の観客の反応が楽しみです。「マイウェイ」は戦争の悲劇を描いている訳ではなく、人間が希望を探す映画であり、そして国籍も理念も異なる人間どうしが理解し合う姿を描いた物語です。アジアだけでなく、世界中の人々にこの作品に込めたメッセージを感じていただければと思います。



〜ベルリン国際映画祭とは〜
 ベルリン国際映画祭は、ドイツのベルリンで毎年2月に開催されるFIAPF(国際映画製作者連盟)公認の国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び世界三大映画祭のひとつに数えられる。

〜パラノマスペシャル部門〜
 公式部門の一つで、世界各国の実績のある監督の新作や新たな才能を発掘する役割を担う部門で、注目作品が集まる部門。
 スペシャルとついているのは、パノラマ部門の中でも特別招待の作品であることを意味している。「マイウェイ」は監督・キャストともに海外でも有名な人が多く、また大作である事から、スペシャル扱いとなっている。




さらに中国・北米で3月に公開されるほか、世界68カ国以上への販売が決定!
アジアからベルリン、そして世界へ!『マイウェイ 12,000キロの真実』は引き続き世界へ!
# by myway_movie | 2012-02-08 15:28 | マイウェイ情報
曹長野田役、山本太郎さんご登壇トークイベントレポート
これからの夢は「いい役者になること!」 そのためには、“生きていかなければならない!”

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本日、曹長野田を演じられた山本太郎さんをお招きしてのトークイベントが開催されました。
本作について、ご自身について、時にジョークを織り交ぜながら熱いトークで会場をわかせて、かなりの盛り上りをみせたトークショーとなりました。


Q曹長の野田役を受けたのはなぜ?
実は受けたくなかったんです。日本人が悪いアイコンになるの、気分悪いじゃないですか。
今回はスカイプでオーディションだったんです。はじめは、浜田学君が演じてた朴訥とした日本人役(辰雄の部下、少佐の向井)を狙っていたんです。4人くらいの役を演じましたが、野田でお願いしたいと。悪いアイコンとしての日本人、そこに集約されるのは納得いかないので、野田は嫌だと伝えました。韓国のスタッフはもっと使いやすい役者を使おうと言ったけど、監督が粘ってくれて、キャラクターも少し変えてもいいと。1シーンでも野田のバックグラウンドを入れてくれるならと、韓国へ行って話しました。日本、韓国、中国、ドイツ、そんな細かい話でなく、いろんな人間がいる中の一人であり、日本人の悪い部分を描いてるわけじゃなく、こういう人間もいるということを描きたい、ということを感じて、役を受けさせていただくことにしました。


Qマイウェイが今の時代に伝えることは?
“生きてこそ!”だと思います。狂った時代にこそ、心の中にある神聖的なもの・善を大切にしたいと思います。二択の時どっちを選ぶのか、そのチョイスによってエンドが変わる。それが今求められていることなのかな、と思います。

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そして客席との質疑応答へ。
質問者の目をしっかりと見て質問を聞き、目を見て答える姿が印象的でした。

Q山本さんのラストの台詞は「お母さん」でしたが、はじめからあった台詞ですか?
野田のバックグラウンドを(本編の中に)どうやってつっこむのかが難しかったんですね。エゴの塊のような人間でも故郷に残してきた母のことを思うことで、野田という人間が見えてくるんじゃないかと監督に言ったら、「どうして言いたいの?」って言われて・・・(笑)。いやー、わかるでしょう、そこはっ!それで20分くらい撮影中断して話しました。撮影中はわりとアドリブを受け入れられなかったのですが、後半は野放しにさせてもらってかなり自由にやらせていただいたのですが、そこまでいくのが大変でしたね。

Q山本さんにとってのこれからの夢は?
良い役者になること。そのためには中途半端に終われない。60代、70代になって良い味を出してくるんじゃないかと思ってて、そのためには生きていかなくてはいけない。だから原発の活動もしてるんです。原発以外で、別のものでも電力を賄えられるのに、30%未満の供給率で地震大国日本で原発があるのはリスクが高すぎる。生きていくうえで障害になる。良い役者になるためにも、今、この活動が大切だと思います。

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Q壮絶なシーンが多かったですが、大変だったこと?楽しかったことは?
現場が壮絶だったから、壮絶なシーンなんですね。テストの時は爆発しないんですよ。段取り覚えて本番に挑んだら景色が違ってどう進んでいいかも分からない。本編の中で火炎瓶あったでしょ?日本で使うなら、安全面など考えて飴細工なんですよ。韓国は本物の瓶。役者にとっては本物の戦争ですよ。
楽しかったことは、今となっては全て楽しかった。週2,3回は日本人の役者とご飯食べて、「今日どうだった?」って聞いたら、「いやーーー。。。」と言葉にならない。撮影は贅沢で、朝から待って、1日撮影がなかったこともざらでした。3日待って現場入る頃にはもう日が傾いてて、撮りますよ!って時に、日が沈むからテストなしで本番。それなら始めからテストなくてよかったんじゃないかと思います(笑)。


Q日中韓からの視線は気になりますか?どうみられるか、という心配は?
韓国歩いたら石投げられますかね?ヘルメットかぶらなきゃ(笑) そうだったら、役者冥利に尽きますね。あくまで「役」だから心配はしてないです。
反日、親日とカテゴライズして考える時代じゃないと思うんです。多様性を認めないと自らが生きずらくなる。どっちかに分けるのではなく、全て含めて人間だと。この映画で伝えたいところはそういう所もあると思います。色々なキャラクターがいる中で、あなたはどの役に自分があてはまりますか?と問いかけている作品だと思います。


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# by myway_movie | 2012-01-27 21:50 | マイウェイ情報
オダギリジョーさん、異例の73回の舞台挨拶!17,140キロの真実!!
オダギリジョーさん
異例の73回の舞台挨拶!総移動距離はなんと17,140キロ!
九州舞台挨拶レポート!



1月21、22日、「マイウェイ 12,000キロの真実」のオダギリジョーさんによる九州縦断のキャンペーンが実施されました。
22日のティ・ジョイ博多の最後の舞台挨拶で、11月から行っていたプロモーションからのトータル、73回
韓国公開が12月21日、日本公開が1月14日とほぼ日韓同時公開、映画の完成が公開直前ということもあって、オダギリさんは11月の釜山映画祭から舞台挨拶を年末年始も休むことなく、精力的に行い、その数は韓国56回、日本国内17回!

そして、そのプロモーションでの移動距離はタイトルの12,000キロを遥かに凌ぐ17,140キロ!!
これだけの舞台挨拶と移動距離は異例!
今まで舞台挨拶はカン・ジェギュ監督や共演のチャン・ドンゴンさんらと一緒に登壇でしたが、
鹿児島、熊本、福岡の九州舞台挨拶はお一人での登壇。鑑賞後の深い感動に酔いしれていた観客に向けて、九州の印象や当日のファッションのことなど交えながら映画についてのトークで会場を湧かせました。


その九州舞台挨拶の模様をレポートいたします!

1月21日(土)@鹿児島ミッテ10 
 2日間に及ぶ、九州地区の舞台挨拶の幕開けとなった鹿児島。
 エンドロール終了後、颯爽と舞台に現れた、オダギリさんに満員の客席から、歓声が上がる。
 「ソ連捕虜収容所の雪山で労作業に従事しているシーンで
 大木を押し倒す演出があったのですが、その大木にギリギリまで
 切れ目を入れ、押し倒せる直前でとどめておきたかったそうなのですが、
 その大木が倒れてしまい、現場がシーンと静まりかえってしまった」
と映画の裏話を披露。
 また、鹿児島では、しゃぶしゃぶが美味しかったと語られました。

1月21日(土)@シネプレックス熊本
 鹿児島から熊本へ。
 この劇場では、オダギリさんは舞台袖からではなく、劇場入り口から客席の間を通って登場。 
 突然のオダギリーさんの登場に、大歓声!盛大な拍手での出迎えとなりました。
 会場のお客さんからの質問タイムが設けられると、質問が出るのかと思いきや、
 「オダギリさん大好きです!」とまさかの愛の告白も飛び出し、穏やかな雰囲気で舞台挨拶が終了しました。

1月22日(日)@T・ジョイ久留米
 九州縦断舞台挨拶も折り返しの3回目となった、T・ジョイ久留米。
 終始なごやかな雰囲気で、一番大変だったこととして、ソ連の捕虜収容所で、ロープで宙吊りにされたことえを語り、また、寒さの対策として何枚も重ね着をして撮影に臨んだことも語った。

1月22日(日)@T・ジョイ北九州
 今回の九州縦断舞台挨拶で、最多のお客さんが詰め掛けた、T・ジョイ北九州。
 辰雄の役を演じるにあたりマラソン指導を受け、撮影中にハーフマラソンにも挑戦したエピソードを披露。
 ハーフマラソンは目標の2時間を惜しくもきれず、2時間5分で完走。
 トレーニングを積んで再度ハーフマラソンに参加、結果は!2時間15分と前回よりも遅くなってしまったと、会場の笑いを誘いました。 
最後に映画について、
「人それぞれ感じ方も違うので、映画から受けた素直な思いを色んな方に広めてください」
と締めくくった。


1月22日(日)@ティ・ジョイ博多 
久留米、北九州を経て、舞台挨拶は73回目を数えたこの日。韓国、日本と、プロモーション活動を長きに渡り展開してきた檀上挨拶も、この日がまさにラストとなった。「感慨深いですね」と、充実感に満たされた晴れやかな表情で登壇したオダギリジョーさんに、惜しみない拍手が送られた。

韓国人ファンも多く駆けつけた会場では、「いきなり質問にいっちゃいましょう!」と、和やかな雰囲気の中でさっそく客席との質疑応答が始まりました。

―どのシーンが一番大変でしたか?
そうですねぇ。どのシーンもすごく大変でしたね。地味なんですけど、雪の降る中で吊るされるシーンは地味に辛かったです。爆発のシーンとかもありますけど、あれはホントに吊るされているんで、一番辛かったですね。

―撮影中、楽しかったエピソードを伺えますか?
え~っと、けっこう楽しいことは多かったんですけど、そうですねぇ…。韓国の方たちはけっこうサッカーが好きなんですよ。撮影ない日でもスタッフとかが集まってエキストラの軍人チームと、僕ら撮影チームでサッカーの試合をしていましたね。実際にサッカーのシーンがありましたけど、それまでがずっと戦闘シーンばっかり撮っていたので、あの日だけはホントにゆっくりとしたペースの中で楽しい1日を過ごしていましたね。サッカーの撮影を終えた後に横の海に飛び込んだり、すごく青春的なことをやりましたよ(笑)。


そして舞台挨拶の最後には、「これからは、劇場のスタッフや観客の一人一人がオダギリさんにかわってこの素晴らしい映画の宣伝をします、今までありがとうございました」と劇場スタッフから、73回の舞台挨拶にちなんで73本の「門出」が花言葉のスイトピーの花束が贈られました。

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# by myway_movie | 2012-01-26 09:42 | マイウェイ情報



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