追記

サーモンはらみの哀しき憧憬

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こんにてぃわ。私は、とある元産炭地で暮らしてた元女子大生”こがひ”と申します。 もとは2年前のアメリカの老人ホームでの滞在の記録として付け始めたのがこのHPです。月日は過ぎ、帰国・就職活動・そして2004年4月より社会人デビューを果たし、配属先の名古屋でぺぇーぺぇーの新人(医療機器メーカー営業)として走り続けておりました。  ところが、またまた私の人生のベクトルは九州へと向かっていき、古巣の大学に勤務しているこがひなのです。まあ、さして目新しい事柄はございませんが、どなたさんもぶらりだらりとひとつ、息を抜いていってください。(2005年6月29日カウンタを新たに設置)

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2006-07-19-Wed ふがいない帰り道2

_ (7月11日の続き)外国人だが、ほぼ完璧な流暢な日本語を話すその先生は、ゆっくりと言葉を続けた。

_ 「古賀さん、最近、いらいらしてる?というか、緊張してるの?」

_ 先生の言葉に図星な私はおろおろした。「いやぁーあのぅ・・。お、お恥ずかしい限りです。正直、いっぱいいっぱいでした。ていうか、いっぱいいっぱいです。なんか、うまくいろんな業務こなせなくていつも不安なんですよ。でもそれが周りからみてわかるっていうのは本当、どうしようもないですね、あたし。へへへ・・・」と、しどろもどろになる私に先生はとびきり優しい目をして言葉をつづける。

_ 「会議とかで、あなたが不安な気持ちでいるのがわかるの。これでいいのかなー、自信ないなっていうのが。それは悪い意味じゃないよ。あなたが一所懸命やってるのは伝わってるよ。あなたが不安に思う必要は全然ないの。」

_ 最近、職場の先輩が体調を崩して2週間ほどお休みを頂いていたのが、その間、私が代わりに業務をやっていたのだが、改めて先輩に頼りきっていたのがわかった。やることなすことに自信がなく、他の先生方や学生に質問やお願いされてもすぐ対応できないことが多かった。

_ これから先、しばらく私1人でその業務をやる可能性も出てきたので「うぅぅー、むりだよ。でもお金もらってるからやらなきゃいけないし・・。不安だよぉ。」と思っていた今日この頃にそんな言葉をかけられて、正直、ありがたいなぁという気持ちと、私のてんぱりっぷりが周りに伝わっていたのかぁという不甲斐なさも感じたのだ。

_ 「私、おっしゃるとおり、不安でしょうがないけど、周りの方に面倒かけないようにやろうと思ってたのに、結局のところ、先生にもそんな不安がつたわってるし・・。なんだか情けないです。私、先輩のように思慮も機転も落ち着きもありません。人より秀でてるとしたらモノマネとか小噺(こばなし)をするくらいです。でもこういうことって、社会人としてはまったく役に立たないし・・少なくとも、今の秘書的な、また事務的な仕事には。でもやらなくちゃいけないし・・・あぁーすいません。先生ぐちってしまって」

_ 先生は、にっこり笑った。

_ 「古賀さん、仕事はね、同じ人ばかりではできないんだよ。誰にでも強みと弱みがある。だから、いろんな人が集まらないと仕事は進まないんだよ。古賀さんには古賀さんのよさがあるのはみんな認めてるよ。僕だって苦手なことはあるよ。ただ、自分の苦手な部分を自覚してどうしたら、又は誰に協力してもらえばうまく進むか、いっぱい失敗しながら学んだだけ。だから、大丈夫よ、不安にならないで。古賀さんのいいところはいっぱいあるんだから。」

_ うわーーーーん。

_ 26歳後半。

いい大人の女のはずだった。

だのに、現実の私は、先生の前で大なきしてティッシュをもらっている始末。

_ 仕事にストレスがあっても周りにいつも理解してくれる人がいるとは限らない。そんな中でもみんながんばって乗り越えている。友達をみててもそうだ。

_ あたしはというと・・・だめだめなのにもかかわらず、自分の意識しないところで温かくみてくれてる人たちがいる。信じられないくらい恵まれている。こんなあまったれな私にはもったいないよ。

_ できないことだらけ。あいも変わらず失敗を繰り返し、ため息をついています。が、そんな不完全さをもつ人間だからこそ,多様な人間が集まって仕事は進んでいくのだと、信じているのです

_ 「ひろこちゃーーん!!メールのスペルがけっこう間違ってるよ。スペルチェックした方がいいよ〜。先方に失礼になっちゃうよーー。」と、笑いながら先輩が私に声をかける。

_ うーん、変わるのはまだまだ時間がかかりそうだ。

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2006-07-11-Tue ふがいない帰り道

_ 最近、とみに自分が不甲斐ないなあとおもうことが多い。

_ ただでさえ、落ち着きが無くてそそっかしいのに、ここんとこそれに輪をかけて失敗してる気がする。

_ ああー、やってもうた・・・。そんな日の帰り道は、独り言が大放出。チャリに乗りながら、ふと気づくと「自分がすかん、すかん、すかん・・・。ああーー、もう、死んでしまえ、私げな。でもでも、死ぬ勇気もないくせに。。」と、悲観にくれてるくせにまめに一人二役で独り言をいってしまってる。

_ 26歳後半ばい。もっと、落ち着いていろんなことに対応できるはずやと思いよったんに、小学校のころとぜんぜん変わらん気がする。ぼーっとして気がきかんで大雑把なくせに、小心者で人の評価をめっちゃ気にする、大食漢って、・・もう、いややーー。自分いややーーー。デクノボウの方がまだ使い勝手がよさそうばい。

_ 特に最近、仕事がまだまだまだまだ、できてないなああと思ってた。これでいいんかなーーと思いながら、びくびくしておりやした。すると、ある日、私が関わってるコースを担当している先生に仕事の関係で話すことがあった。

_ 仕事に関してはすぐ話が終わり私が部屋を出ようとすると、その先生は、「ちょっと待って、古賀さん。じつはね、あなたに話したいことがあったの。」振り返った私にその先生はゆっくりと言葉を続けた。

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つぼ [続きが気になる。。。ダン・ブラウンも真っ青。]

わたなべ [ 初投稿です。考え事しながらの自転車は危ないよ。]

こがひ [つぼへ・・・ダンブラウンってだれ??? それで、どうすか、ニューハニィーとは。 らぶらぶどすか? わたなべさん、ど..]


2006-01-04-Wed 乾いた露天風呂・・・天瀬哀歌2・・・

_ (天瀬哀歌1の続き)ころころしたおかんに連れられ、○風荘の玄関をくぐった。私たち以外に気配をまったく感じない。フロントというより親戚ん家の玄関みたいな場所でチェックインの手続きをする。お客様用ラウンジといいながら○風荘の家族がそこでだべっている。きしむ階段をのぼり2階にあがるとその引き戸の向こうにぬらりひょんでもいるんじゃないかっていう辛気臭い、古い空気が広がる。部屋のドアは、足で本気で蹴れば破れる薄さ。

_ ふすまを開けると、すすけた畳、近所で拾ってきたの?てな具合のよれた鏡台、破れた部分をセロハンテープで押さえている掛け軸、ビンテージ?という感じのエアコン、水しかでない洗面台。・・・絶句する私たちにおばちゃんは、「とっておきなのぉー」みたいな視線を私たちに向け、「ここがいっちばん景色が綺麗なの」とぬかしてくださる。

_ こういうところで、今ホリエモンは暮らしてるのかなぁー。と今なら感じる。雑居房にへたれこんだ私たちにおばちゃんは、賞味期限がわかれぬ菓子とティーバックの茶を出しながら、夕飯の時間をたずねる。明らかに失望の色が隠せぬさっちゃんをみて、この旅館を選んだ私には妙な汗が流れる。

_ 「え、えっとー露天風呂あるんですよねー!?」とたずねる私におばちゃんは間髪いれず答えた。「工事中なので入れませんよ。」さも当たり前にこたえやがった。頼みのつなの風呂ですら入れず、しかも悪びれてにあおばちゃんに怒り増幅。つうか、こういうとき相手がぽっちゃりしてると無駄に怒りが増幅する。

_ 「あーーでも安心して。内風呂があるから、あとでみてくるといいですよ。うちは24時間はいれるから☆」とのんきにこたえ、おばちゃんは去っていった。

_ つっぷすさっちゃん。「ひろこちゃーん、なんかさちこお腹痛くなってきた・・・。これなんなん、まじひでえねぇ。これやったら5000円とかでビジネスホテル泊まった方がそうとうよくない?」同感である。まあ選んだ私としては、なんとかこの旅館のよかった探しをしようとしてみる。「内風呂みにいこっか」

_ ドアを閉めて出ようとすると部屋の鍵を貰ってなかったことを思い出す。「あのおばはん、うっかりもんやねーーあーなおさらむかつくぅ。」てな具合にぷりぷり怒っておばちゃんに「鍵ください」とった。

_ 「あ、鍵なくてもしまるから大丈夫」????きょとんとする私たちにおばちゃんは、フロントのドアを使ってお手本を見せてくれた。「あんね、このドアの出っぱってる部分をおさえながら・・こうやりながらね・・どんってドアを閉めるとね・・・ほら、ロックがかかった。だけ、鍵はいらんとよ。」伊藤家の食卓のごとく、ちょっとほこらしげに一工夫をみせるおばちゃん。

_ 「じゃ、開けるときはどうすりゃいんですかっ!!!!」さすがに怒りをあらわにすると「お客さんが帰って切るまでに用意しときます。」とのこと。割り切れぬ思いを抱えながら地下1階にある内風呂に向かう。階段の電気は消え階段のタイルは剥がれ、たどり着いた内風呂はかなり個性的な代物だった。

_ 狭い階段を下りてた半畳程度の場所が男用の脱衣所。のれんなんかない。かごが一つあるのみ。ここで服をぬいでたら、階段を下りてきた客にばっちり尻が拝まれる形になる。女の脱衣所はその隣に位置し1.5畳程度。申し訳程度の暖簾がついてるが、ドアも無いので男子に丸見え状態。悲壮感を募らせる私たちが、さび付いた引き戸を引き、風呂に入ろうとするとその引き戸に張り紙がはってあった。

_ 『わかります?引いてください。』挑発的な張り紙に怒りが増す。そして、その内風呂は、なんともいろんな成分がてんこ盛り混入してそうな嫌なにおいがしていた。ていうか、24時間入れる風呂ではなくて、24時間放置してある風呂という方が正しい。「ひろこちゃん、さちこ絶対この風呂にはいらんけん」同感である。

_ 傷ついた私たちは、ふらふらと旅館を出て、あてのないドライブにひた走る。終始無言の私たち。せっかく、せっかく何年かぶりに再会したのちの旅行だというのに・・・。清○荘のおかげでげんなりである。

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2006-01-03-Tue 乾いた露天風呂・・・天瀬哀歌1・・・

_ 「年末、温泉旅行せん?」さっちゃんからのお誘いがあった。

_ さっちゃん。・・・私の幼ななじみで今は広島で看護師さんやってる。顔はヒトトヨウ(漢字わからんけど、カタカナで書くとなんか珍動物ちっくやね)とか持田香織に似た美人さんなんやけど、なんせ辛口でおもろい。

_ 小中高と一緒によう遊んどったけど、この5−6年ぜんぜん連絡とってなかった。けど去年からさっちゃんが帰省したときにあったりメールするようになった。そんな中、上記のようなお誘いがあった。大人になってから、昔の幼馴染と旅行するなんて、なんか素敵だわぁと思いその話にのった。

_ 温泉地はホントは黒川や湯布院など人気の場所が良かったのだけど宿が取れなかった。で、最近友人や姉が天瀬がいいといってたので適当なノリで天瀬温泉にした。宿は私が姉に頼んで探してもらい、これまたざっくり適当に”○風荘”にした。HPを見た限りではいいかんじだし、1泊2食露天風呂付で1万円。まあ、はずれはないんじゃないかと早速予約。しかしすでに、惨劇のカウントダウンは静かに始まっていた・・。

_ さっちゃんに車を出してもらい、出発した。思い出話に花が咲き、車内はええかんじの盛り上がりをみせた。そういえば、さっちゃんとは家が近すぎてどこかに一緒に遠出したことなかったっけ?感慨深いわぁ・・私のしらん高校卒業後のさっちゃんの話は想像以上に面白く、この人基本的に変わってないのうとしみじみ感じ入った。こういういいとしになった女同士の旅ってなんか月9ぽいわぁーー勝手に悦に入る。そうしてるうちにさっちゃんカーは、天瀬温泉街に入っていった。

_ 温泉・・街?さびれきって人っ気もなく、くすんだ宿が点在するこの土地は温泉街というのはあまりにもおこがましい。なんだか嫌な予感が抑えきれぬ私たちは目的の宿を探そうとしたが、いとも簡単にそこに○風荘は表れた。が、その宿はHPとは全く表情を異としていた。

_ 一旦、宿の前を通り過ぎ、車を止めた・・。しばし間があった。「○風荘って、あれ・・よ・・ね?」不安気に聞くさっちゃん。宿を選んだ当本人としてのプレッシャーをいきなりズシリと感じる。「・・そうやない・・?」

_ 言葉少なに車を停め、宿に向かう私たち。そう、すでにそのときには私たちは答えを知っていた、「完璧、はずしたぁぁ・・・」

_ 顔面引きつり気味の私たちを、パンフレットの着物姿とは似ても似つかぬピンクのエプロンを着たころころしたおかんが迎えいれた。・・・・私たちはもう後には引けなかった。(天瀬哀歌2につづく)

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2005-12-20-Tue 筋肉痛

_ 先週末、佐賀の天山というスキー場にいった。スキーなんて、9年ぶりくらいだ。(長野での高校の修学旅行以来)修学旅行でもかなり下手な部類だった私なので、ほんとにビギナークラスどす。しかしいっしょに行った相方さまが教えてくれたのだが、とってもスパルタで、初級コースをぼてぼてとこけまくってる私にもかかわらず、速攻上級者コースに拉致された。

_ 山頂からみると、その傾斜におそれをなす。いわんこっちゃない。2メートルごとに転倒。斜面を転がりおちること、しゃれじゃなく30回以上。しかも決して華奢でない私のバディは、弾丸のごとく速度をあげ私を転倒させる。だんだん罰ゲームのような気がしてくる。でもおかげさまで、初級コースはだいぶいけるようになった。やっぱ、ちょっときつめをやっとくのがいいんやね。無理かもってくらいがいいのかもしれん。

_ けど、その日から絶え間ない筋肉痛に悩まされています。歩き方がぎこちなくて、されたあとみたいになってます。体じゅうもみえないところがあざだらけで・・。部活をはじめたころを思い出します。日ごろ使ってない筋肉を久しぶり動かしたので、痛むのでしょう。今度はもっと雪質のいいスキー場に行きたいと思います。


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