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トップ > スペシャル > 地球からの警鐘
多様な動植物をはぐくむ東南アジアのボルネオ島。近年、パーム油の原料となるアブラヤシの農園が急速に広がり、熱帯雨林が消滅しつつある。
浸食や砂漠化で失われていく世界の農地。恵みの大地を取り戻す手立てはあるのか。その答えを探して、中国とアフリカ、アマゾンを訪れた。
米国西部では、春の終わりから秋にかけて山火事が多発する。近年、温暖化の影響で発生期間が長くなり、住民たちは不安な季節を迎えている。
サハラ砂漠の南に位置する半乾燥地帯サヘル。スーダンのダルフール地方で拘束され、解放後も取材を続けた著者が、紛争の実態を伝える。
豊かな水資源を利用して開拓され、発展を続けてきた米国西部。だが今、深刻な干ばつによって森林が乾燥し、各地で山火事が発生している。
アフガニスタン中央に暮らす民族ハザラ。武装勢力タリバンから長く虐げられてきたが、民主化への移行でようやく希望の光が見えてきた。
世界中で増えつづけているパソコンやテレビなどの電気製品の廃棄物。アジアとアフリカで目にした、“危ないリサイクル”の実態をレポートする。
温室効果ガス削減のため、原子力発電への期待が再び高まっている。
産業革命以降、人間による様々な活動が著しく進展した結果、自然界における炭素循 環のバランスが崩れつつある。その大きな影響の一つが二酸化炭素による地球の温暖 化だ。
地球温暖化に対しては、温暖化の行方をできるだけ正確に予測することが大切だ。 今、日本の公的研究機関は様々な予測と影響評価に着手し、今後の対策を練ろうと努 めている。
温暖化がハイペースで進む地球が警鐘を鳴らし始めている。本特集は3部構成により、様々な視点から温暖化の現状を探る。
急速に後退する山岳地帯の氷河、年々薄くなる北極圏の海氷。海面上昇で海に没しそうな小島がある一方で、水源が枯渇して干上がった湖もある。大地と海で起きている異変をリポート。
地球の生態系は地球温暖化で大きな影響を受ける。サンゴ礁の白化、枯れる森林、動物の渡りの時期の変化は一例。南極の「南極半島」周辺にスポットを当て、その劇的な変化を報告する。
氷河や洞窟、サンゴ礁などから過去何十万年もの気候データが読み取れる。それを基に将来の気候を予測すれば、どんな未来が待ち受けているかが導き出せる。未来はどうなるのだろうか。
地球温暖化の進行を抑えるため、日本はどんな手を打っているのか。政府がその柱にすえているのが、「京都議定書」で決めた温室効果ガスの削減目標の達成だ。
カナダのハドソン湾岸に暮らすホッキョクグマ。海が凍ると餌のアザラシを求めて北上するが、地球温暖化の影響で狩りの季節が年々短くなる。
人間に危害をおよぼすもの、経済活動に影響を与えるもの、自然を破壊するものと様々な侵略的外来種をめぐる米国の現状を報告する。
四方を海に囲まれた日本では、豊かな生態系が築かれてきたが、経済大国への道を歩むなかで、様々な侵略的外来種が持ち込まれてきた。島国ゆえの問題とその対策を考える。
アジアを中心に、不気味な広がりを見せる鳥インフルエンザ。人間への感染例はまだ少ないが、突然変異を起こせば、世界的な大流行をもたらす殺人ウイルスになりかねない。
現代人の便利な暮らしを支える、さまざまな化学物質。だが、その中には体内にいつの間にか入りこみ、長年蓄積されるものもある。
需要が増え続ける原油は、いつか必ず枯渇する。イラクをはじめ中東情勢が不安定ないま、最新の原油事情をリポートする。
世界の人口は2050年には90億人に達し、地球に一定量しかない淡水は、人口問題に大きく左右される。水不足で自然体系も崩れてしまう。
米国南部は2005年、大型ハリケーンに相次いで襲われた。被災者300万人を超す大災害の傷跡は深く、復興に向けた懸命の努力が今も続く。
ハリケーン、台風、サイクロン。発生地域で名称は違うが、どれも大きな被害を及ぼす熱帯低気圧だ。現在の科学で、その進路や強さはどれほど性格に予測できるのか。
カリブ海から植物に付着して偶然ハワイに入ってきた有害動物コキコヤスガエル。
米国アラスカ州フェアバンクスの近郊で、もくもくと煙を立てて燃える森林。アラスカではこの30年に平均気温が上昇している。
寒い環境を好む北米のアメリカナキウサギは、このまま温暖化が進むと絶滅するおそれがある。