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ニュースの現場で考えること


放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送倫理検証委員会」委員に就任しました。任期は3年の予定です。

BPO →




# by masayuki_100 | 2019-05-11 15:22

2017年3月末で高知新聞社を退社し、東京都市大学メディア情報学部(横浜キャンパス)の教授に就任しました。「ジャーナリズム」「メディア」を中心に学生さんへの教育、および研究活動を続けます。同時に、1人のジャーナリストとして取材活動も続けます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。
# by masayuki_100 | 2017-04-11 01:22

「権力に迫る『調査報道』」が書店に並ぶようになってきました。旬報社から出たばかり。京都新聞記者の大西祐資さん、神奈川新聞記者の松島佳子さんとの共編です。5年前に同じ旬報社から出した「権力VS.調査報道」の続編とも言える内容で、今回は安保・自衛隊、原発、パナマ文書に関する報道を手掛けた計8人のジャーナリストをに、高田ら3人がインタビューする形になっています。

  新刊 「権力に迫る『調査報道』」 のご案内_c0010784_2462884.jpg


私のオリジナル原稿は最後の方。昨年秋に日本記者クラブの記者ゼミで、「調査報道とはなんぞや」みたいな話をしました。その記録を再録した内容です。

全体としては「取材ノウハウの共有」を狙った書物ではありますが、かといって単調で無味乾燥なノウハウ本ではありません。まず、読み物として面白く読めるかどうか。そこに力点も置いています。

私自身が特に気に入っているセリフは、イタリア人ジャーナリスト、チャラントラ・アレッシアさん。「**新聞社記者」から「**新聞社」を取ったらただの記者、「日本人記者」から「日本人」を取ったらただの記者、みんなただの記者、なのにどうして**社記者とか、日本人記者とか、言いたがるの? みんなただの記者。それが分かれば記者同士の協働もできるはずなんだけど、その会社の壁を超えられない。。。そんなインタビューでした。

よかったら、ぜひ読んでください。

記者仲間には、取材ノウハウが詰まった実践書として。
ジャーナリストを目指す学生さんたちには、先人のパッションが詰まった本として。
多くの市民の方には、取材最前線のせめぎ合いの、そのスリリングな読み物として。

そこそこおもしろいと思います!
ぜひ、よろしくお願いします m(_ _)m
厳しいご批評もお待ちしています。

★調査報道の取材。そのプロセスや考え方、報道界内部の問題や将来像を語ってくれた8人は以下の方々。共通事項も違いもたくさんありますが、私が意訳すれば「メディア(=情報の運搬道具)や枠組み、協業態勢などは変わっても、報道そのものの意味や意義は変わらない」ということでしょうか。

・秦融さん・木村靖さん(中日新聞、イラク戦争における空自の部武装米兵輸送の取材)
・石井暁さん(共同通信、自衛隊の海外での秘密情報活動に関する取材)
・萩原豊さん(TBS=NEWS23編集長、福島原発取材)
・日野行介さん(毎日新聞、原発事故関連の取材)
・日下部聡さん(毎日新聞、憲法解釈の変更に関する内閣法制局の公文書未作成などの取材)
・アレッシア・チャラントラさん(イタリア人ジャーナリスト、ICIJ、パナマ文書取材)
・立岩陽一郎さん(ジャーナリスト、元NHK、調査報道NPOのiAsia パナマ文書報道などに関して)

★大西祐資さん、松島佳子さんのオリジナル原稿もあります。
★詳細は旬報社のHPで →

http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/1138
# by masayuki_100 | 2016-12-25 02:50

「調査報道セミナー」の第5回を東京で開催します。今年12月3日、土曜日の午後。ぜひ、お運びください。詳細はこのフライヤーを参照ください!「調査報道セミナー」のご案内_c0010784_10333425.jpg
# by masayuki_100 | 2016-10-27 10:33 | ■2011年7月~

恒例のジャーナリスト講座のお知らせです。以下をご覧下さい。

私は10月31日、11月1日の両日、「文章講座」を担当します。文章の書き方は取材方法と裏表。文章力と取材力、ものの見方などには、れっきとした相関関係があります。講座では、それをゆっくりお話ししたいと思います。ご関心のある方は、ぜひ所定の手続きで申し込みをどうぞ。


【日本ジャーナリスト会議(JCJ) 
       2015年秋のジャーナリスト講座のお知らせ】

記者はどのような仕事をするのか、苦労ややりがいなどについて、現場の記者やOBの方々から、率直なお話をしていただきます。文章の腕を磨く講座もあります。

《開催日時とテーマ・講師》

【10月のプログラム】
★10月4日(日)午後1時半から5時=東京・日比谷図書文化館小ホールで
  「記者の仕事とは――原発事故被災者取材で考えた」
毎日新聞特別報道グループ・日野行介記者

★10月10日(土)午後1時半から5時=東京・日比谷図書文化館小ホールで
  「現場記者座談会――辛さ・面白さを縦横に語る」
  朝日新聞社会部・青木美希記者、沖縄タイムス東京支社編集部長・宮城栄作記者、東京新聞政治部・原田悟記者

★10月21日(水)午後6時半から9時半=東京・日比谷図書文化館小ホールで
「海外取材・調査の理論と実践」
三井物産戦略研究所主席研究員・白戸圭一氏(元毎日新聞ワシントン特派員)

【報道文章講座】
★10月31日(土)午後1時半から5時=日比谷図書文化館セミナールームB
「相手に伝わる報道文章の書き方」①    高知新聞・高田昌幸記者
★11月1日(日)午後1時半から5時=会場未定(10月2日に決めます) 
「相手に伝わる報道文章の書き方」②    高知新聞・高田昌幸記者


【11月のプログラム】
★11月7日(土)午後1時半から5時=東京・神保町の岩波セミナールーム
「地方紙記者の新たな役割とは――地域と中央をにらんだ複眼思考」(仮題)  
      神奈川新聞記者ほか地方紙記者の対談(交渉中)

★11月18日(水)午後6時半から9時=東京・神保町の岩波セミナールーム
  「組織内記者の働き方――新聞社に就職して記者になるとは」
             共同通信編集局企画委員・美浦克教記者

★11月23日(月)午後1時半から5時=東京・日比谷図書文化館小ホール
  「テレビ報道番組の現場」
        日本テレビ報道局チーフプロデュサー・谷原和憲氏
                (「真相報道バンキシャ!」を担当)
 《参加要領》

資料代:各回とも1000円(定員40人)
(報道文章講座のみ2回参加で4000円=定員18人)

要予約:
参加希望の方は氏名・希望日・連絡先電話番号。メールアドレスを明記して、
下記へメールでお申し込みください。確認メールをお送りします。
 宛先:jcj13kouza@yahoo.co.jp

なお、報道文章講座(10月31日と11月1日)へ参加ご希望の方は
10月10日までに800字の作文(テーマは「安全」「日本」「記憶」のいずれかで一つを選ぶ)を
あらかじめ上記アドレスにメールでお送りください。選考のうえ、参加の可否をご連絡いたします。定員に制約があるためです。貴意に沿えない場合もございますが、どうぞご了承ください。


主催:日本ジャーナリスト会議
東京都千代田区神田神保町1-18-1千石屋ビル402号
     電話03・3291・6475 
     ファクス03・3291・6478

 【会場のご案内】
◎日比谷図書文化館 小ホール(4階) セミナールームB(4階)
   東京都千代田区日比谷公園1-4
      地下鉄・内幸町か霞ヶ関駅から近い

◎岩波セミナールーム
   東京都千代田区神田神保町2-3 
岩波ブックセンターが入るビルの3階(階段は裏手に)
      地下鉄・神保町駅からすぐ
# by masayuki_100 | 2015-09-22 01:28