ゲーリーヤマモト スゴイペンシル No.2

sugoi pencil
 最近存在を知って、ヤフオクで検索してみればハゼみたいなカラーがある。情報がないのでカラー名が何かわからないが、淡水ハゼの代表格はヨシノボリ。ヨシノボリ昔飼ってた。大好き。欲しい。というわけで落札してしまった。けど、こんなでっかい淡水ハゼいないから雷魚? かっこいいからなんでもいいや。フックは前のオーナーによって赤に替えられている。
 No.2とは何か。サイズの表記でNo.1もあるのかと思ったら、先に出たスゴイクイックBに対してふたつ目のペンシルベイトということらしい。
 発売当時メガバス ジャイアントドッグXのパクリと言われたそうで、並べてみた。手前がスゴイペンシルで奥がジャイアントドッグX。リアルな造形、細い尾、この写真じゃわからないが背中の盛り上がり具合とか似てる。ジャイアントドッグXは評判いいんだけど、個人的には使いどころがない。ほかのペンシルベイトと比べて動かしづらく、このルアーでないとっていう特色が薄い。
 スゴイペンシルは左右幅の広いスライドにワンノッカーラトルが響いてアピールが強そう。ジャイアントドッグXより若干大きく重いのもいい(ドッグXディアマンテはジャイアントに輪を掛けて動かしづらいのでナシ)。初陣でヒットはなかったものの、一度足元までバスが追ってきた。これはいけそう。

広告ブロッカー

 広告あっての無料コンテンツなので今まで入れなかったが、最近度を超している。もはやウェブコンテンツ見てるのかTemuの広告見てるのかわからない。数行ごとに広告入ってるとこもある。商用サイトだけじゃなく、個人サイトでも同様のとこがある。やりすぎ。対処せざるを得ない。
 MacのSafariにはAdblock Plusを入れた。今のところ無料のようだ。
 iPhoneには280blocker。800円。iPhoneではGoogleのアプリでニュースを見ることが多い。これには広告ブロックが適用されない。なのでそのページをSafariで開くというワンアクションがいる。しかもSafariから戻るとGoogleがリロードされる。実害がないと言えばないのだけどなんとなく妙。広告がひどいときだけSafariに飛ばしている。
 最近YouTubeに2分とかの広告が入るようになった。エグいが課金以外対処できない。よほど見たいもの以外は見るのをやめるしかない。つまりYouTube自体を利用しなくなっていくということだが、それでいいんだろうか。

ダイワの変なルアー

daiwa lures
 ダイワは普通にエラがモールドされたリアルフィニッシュのルアーをラインナップしてるのだけど、ときどき変なのを出す。
 上は普通のフロッグだが、カラー名が「スイカ」。確かにスイカ模様なのだが、なぜカエルがスイカ。
 下は昔からあるクランクベイト、ピーナッツのバリエーションで、デカピーナッツII SSR ブレードチューン。お腹にブレード、尻にプロペラが付き、フックはバーブレスのダブル。カラー名は「D伯爵」。ネコ目でキバが描いてあるので、ドラキュラと思われるが配色が謎。なんか元ネタがあるんだろうか。ナマズ用だがダイワのビデオではバス釣ってる。これは生産終了のようだ。
 ナマズ用ではふく鯰というのもある。ノイジータイプでブレード付。フグのことを縁起担ぎでふくとも言い、膨らんだフォルムでトラフグ模様がラインナップされてる。妙なのが淡水用なのにフグだけじゃなく、ゴンズイ、ヒカリキンメダイ、デメニギス、カツオノエボシもあり、熱帯魚のコリドラスパンダ、トランスルーセントグラスキャット、さらには果物のイチゴ、もも、みかんまである。
 楽しいので、こういうルアーをもっと出してほしい。

釣りとドラクエ

fishing tackle
 Switch版のドラクエ3をまた始めた。おもしろい。ドラクエは親切設計だけど、最近のもののようにすいすいとはいかない。レベル上げが必要になる。先に進むため計画を立てて、レベルを上げ、アイテムを揃える。地味な作業だけどこれが楽しい。
 俺にとって釣りも一緒で、釣具を揃え、準備するのが楽しい。中学生のときに使っていた竿がまだ売ってたのでそれを買い、リールは最新のものを買った。ボートに乗らず岸から釣るのをオカッパリといい、普通オカッパリではそのとき使うルアーだけ厳選してヒップバッグなんかに入れて行くらしいが、俺はアタッシュケースのようなタックルボックスに厳選55個を詰めていて、全部持って行く。この55個を揃えるのが楽しい。っていうかもう揃っちゃったので、楽しかった。あとは釣具のチョイスが正しかったことを確認するために釣りに行く。あー、この釣具、やっぱええわー、って感じ。

なにを言っているのかというと

 選挙に行っても意味がないという人がいる。1票入れたところでなんか変わるわけじゃないからだ。1票の力は有権者数分の1しかない。当たり前。意味がないというのはそれが不満だということ。俺様の1票はもっと力を持つべきと思ってる。思い上がりですね。
 デモに行っても意味がないという人がいる。これも一緒。デモは示威行為だ。思うことを表しにいく。意見の表明に意味がないわけがない。意味がないというのは、行ったら即座に変わらなければイヤだということ。ひとりが意見を表明しても変わらない。当たり前。数が増えるほど力は増す。意味がないからと言って参加しなければ数は増えない。自分はその数の1人でしかなく、その数の1人だ。
 政治は政治家が上の方でやるもので、下々には関係ない、下の意見はどうせ反映されないと言って投げるのは、自分が民主主義の主体だとわかってない。選挙に行け、デモに行けということじゃない。システムの中の自分はそういうもんだということ。誰もが世界の有り様に責任を持つ。ちょびっとずつ。
 ゴジラ-1.0の話をしてるんですが、あれはシステムを否定してた。こないだ書いたこれだけども。戦時中は民主主義じゃなかった。否定するのは変じゃない。戦後すぐも民主主義体制が整ってたわけじゃないだろう。それはわかる。でも作品に共感するチャンネルは、「国はあてにならない→俺たちでやる→俺がやる」だと思う。国を外のものとして否定する。最終的に「俺」の力が強い。現代の視聴者がこの感覚を持ってないと感情移入できない。で、俺はできなかった。そういうことです。

ゴジラ-1.0(とシン・ゴジラ)

 アマプラで-1.0をまた観たので、また感想を書く。やっぱり大画面で観ないとダメだな。前回のはこれ
 前に「トレーラーを観た感想が、『絵がキマリ過ぎてて、なんかのパロディみたいだな』だった」と書いたけど、要するにベタってことで、誰もが思い付くような映像をちゃんとしたクオリティーで出したら、みんなにウケた、ということですな。反面、シン・ゴジラには今までなかった映像を作り出すってのがあったと思う。
 話の主軸は「国は当てにならないから民間の力でなんとかする」で、国がなんとかするシン・ゴジラとは対照的。
 で、ゴジラが何を背負ってるのかとなると、-1.0は「戦争の亡霊」、シンの方は「人知を超えた災害」だと思う。-1.0のは昔の人の個人的なもので、そこに感情移入できないとおもしろくなくなる。まあ、それを抜きにしても特撮映画として楽しめた人が多いんだろうけど。一方、シンの方は今のみんなが経験してるものだ。
 あと-1.0のゴジラは、戦争の主体である国というシステムの象徴でもある。その強大な力によって戦争に巻き込まれてしまった。恐ろしい。一個人には何もできない。これ、戦後GHQが日本統治に使ったことに始まる、上が悪くて下は悪くないよという主体性のない子供っぽい認識から来るものだと思う。
 そんでシステム外の民間の力を結集して戦争の亡霊を打ち倒そうとする。が、力及ばず、最終的に主人公の英雄的行動で悪夢を打ち払う。主人公自身も死に損ないの亡霊だったが、克服して地に足を付ける。そういう話。これ、乗ってけない。
 とまあ、けなしてる感じだけどそこそこおもしろかった。賞を取るほどの特撮はさすがで、電車のシーンとか良かった。
 -1.0が出たからシンはもうイラネとまで言う人がいるけども、俺はシンの方が好き。新しい体験があるから。実際劇場で2回、アマプラで何度も観ている。続くウルトラマンと仮面ライダーはアレだけども、シン・ゴジラはおもしろい。
 
*追記:なにを言っているのかというと