人気ブログランキング | 話題のタグを見る

gemelar

最初のスキンシップと新しいことに取り組む姿勢の関係

※タイトル変更しました。最初は「スキンシップと性格の関係」としていたのですが、性格自体に影響を及ぼしている訳ではないと思ったので。

分娩直後からお母さんの肌で赤ちゃんを暖めるカンガルー哺育。妊娠中から夫婦でよくその話をしていて、旦さんが読んだものの中に、しっかりスキンシップをとった子は守られているという安心感から新しいことや未知のことに対して物怖じしない、逆にスキンシップが少なかった子はそういう意味で臆病になる傾向にある、と。それにこだわることもなく、なるほどね、と軽い気持ちで話したのを記憶しているのですが、最近本当にそんな風に育ってるんじゃないかと感じる場面がよくあります。

生まれた時から長女(低体重だったため最初数時間のスキンシップ&授乳の後、10日間ほど母子別の病棟で。母は毎日授乳に通っていた。)はまさにラテン系で運動量も多く、みているこちらがどきどきするような動きや踊りをしていて、反対に次女(誕生後からずっと母子同室。)は慎重派、何でも比較的注意深く試すし、新しいことをするのに考えて考えてアクションまでに時間がかかる人なので、夫婦で、なんだー反対だったねなんて話していたのですが。でも保育園に通っていろんなことができるようになり、お休みの日にいろいろな公園やアスレチックなどに行って二人の動きを見ていると、やっぱりその最初のスキンシップの効用があらわれていると確信が強くなってきました。具体的には、次女は新しいこと、ちょっとレベルの高い遊具(つり橋だったり長ーい滑り台だったり)も初めてでもあまり怖がらずに自分で考えてひとりで上ったり下りたりできるんですが、長女においては怖がって母か父が手を繋いだり怖さがなくなるまで一緒にいたがる。長女はてっきり無鉄砲系に育つんじゃないかと思っていたのに、かなり意外なことに慎重というよりもむしろ臆病な感じ。一度(ひとたび)慣れたり居心地の良さを自分で感じられればそこからはもう楽しく過ごせるのですが、自分がcomfortableに感じられるまではとっても慎重なんだなってことで、もともと危険な動きをする子なので逆にいいのかもしれないー。

まあこれもきっとまた変わっていくんだと思いますが、1歳半の記録ということで残しておこうと思った次第。

ちなみに言葉はもうカオス始まってます、かーか(かあさん、と言ってるつもり)、Ja、Nein、Danke、Bye、はっぱ、赤、up、agua(スペイン語で水)、、予想通りドイツ語優勢!どうしましょ!って地道に母がんばりまーす。
最初のスキンシップと新しいことに取り組む姿勢の関係_e0257108_18425815.jpg




# by norocco | 2013-07-24 18:44 | 1歳 1yr

すこしずつ

おもちゃをとったりひっぱってたたくこともあるけど、最近はごめんねのしるしなのか、ときどーきナデナデしてキスができるようになった次女。よしもう一息〜。
すこしずつ_e0257108_728346.jpg




# by norocco | 2013-06-16 07:26 | 1歳 1yr

面談のこと

慣らしが終わって1ヶ月ちょっと、先生と両親との面談がありました。双子なので2日(1回あたり1時間を担任の先生と)。慣らしの3週間についてと子供達が普段どんなことをしてるのかどんな反応をしてどんな風に成長しているのかを先生と共有する場です。1時間なんて長い!と思っていたけど結局足りないくらいどちらの回も濃い内容で、親としてはとても満足しています。

どちらの回でも共通して話したことは、慣らし保育期間中、2人が慣れるためには「とにかく2人に構わないで無視(気にしていないふり)してください。そうすれば2人とも徐々にリラックスしていきます。」という親からのアドバイスにどの先生もびっくりしたということ。うちの2人、初対面の人や慣れていない人に、「かわいいねえ」「すごいねえ」「上手だねえ」のようなことを言われると、泣くんですわ。そっとしておいてほしいタイプです。でもなかなか信じてもらえないから、多少構ったりしようとする人いるんですが、本当に逆効果、距離を保っておいたほうが2人のほうが興味を持って近づいてくる、という、大変厄介な子供、誰に似たんだろう。

2人はとにかく性格が全く違います。顔は似てる(らしい)けど。長女は身体で表現する子供で、基本「人」が好き、easy-going、おもちゃを取られてもあまり気にしない、(その場に慣れれば)誰にでも愛想を振りまいてみんなを喜ばせるタイプ、一緒にいるのはいつも男の子。次女は文字通りのthinker、自分のペースで考えてから行動する(時間がかかるのです)、そのペースを乱されると怒る、怒ると目をつぶって悔しくて泣く、構うと余計泣く、「人よりも物」が重要、他の子たちが遊んでいるのを見るけど自分は中に入らない、なので他の子たちが彼女に寄っていって遊ぶパターンがほとんど、長女が手にしている「物」が気になり欲しくなるetc.. もう書いたらきりがないのですが、とにかく違う。で、先生もこの2ヶ月でその性格も都度の対処の方法もしっかり理解してくれていました、さすがプロ。特に次女の担当の先生は、いつも彼女のペースでやらせてあげることはできないけれども(時間が限られている時など)、できる時は彼女がやりたいようにやらせてくれているよう。ある日、お昼寝の時間がずれてランチをみんなと食べ損ね、みんなが外で遊んでいる間に遅れてランチを食べて終わった後の片付けをしている次女の動画をみせてくれたんですが、本当にマイペースだった・・。自分が使ったエプロンとタオルをかごの中に入れに行くんですが、かごの隣にある水槽の熱帯魚を取りあえず3分くらい見る→かごに入れずにちょっと遠ざかる→振り返ってかごを見てみる→考えた後近づいてみる→でももう一度水槽の魚を→少々遠ざかる→考えてやっとかごにタオル入れる、みたいなことになってて笑。ええ!面白いけど、集団行動が俄然苦手タイプです。今から心配しても仕方がないので心配していませんが、彼女の良さも尊重しつつそのうち少しだけ補正?のお手伝いしてあげないといけないかなあとぼんやり思ってます。

食べ物飲み物の話も勿論しました。ガス入りウォーターは一件落着、その他チーズ、牛乳等の乳製品関係。チーズは大人も顔負けのものを食べさせている可能性があるのでNG、牛乳も念のため豆乳に代えてあげてもらっていたんです。でもこれ、別にうちだけ特別!じゃないですから、念のため。そういう子供各クラスに何人かいるので、うちだけのために保育園側も用意している訳ではありません。チーズについては今後少しずつ塩分の少ないものから試していくということにしました、うちではモッツァレラやパルミジャーノレッジャーノは随分前から離乳食で少量使っているので多分大丈夫だろうけど、ドイツの子供食は大人顔負けなので用心していたんです(もちろんドイツ人の先生にはそのようには言いませんでしたけど)。豆乳は本人達が好きみたいだし、無理に牛乳に移行する予定はとりあえずナシ。

その他こまめに撮った動画を見せてくれるんですが、2人が家にいる時と同じペースで過ごせていることがわかってとても嬉しかった。動画は他の子が映っているともらえないのですけど、どれも良い動画ばかりで。2人で遊んでいて次女が長女のおもちゃを奪ってるなんていうのもありました(家でもそう)。

基本的に毎夕方の引き渡しのタイミングで日々の出来事をかなり詳細に教えてくれますが、3ヶ月に一度くらいのペースでこういう面談が続きます。何かあればオープンに話せる環境だからとてもありがたい。仕事にかまけて考えることを疎かにしようと思えばできる私にとってはとても大切な話し合いの場になりそうです。

面談のこと_e0257108_713219.jpg




# by norocco | 2013-06-16 07:16 | 1歳 1yr

時間をかけるドイツの慣らし保育

3歳以下だし短い人生で初めての社会生活ですが、ドイツでの慣らし保育は本当に長かったです。だって3週間から4週間も時間をかけるんだもの。

1週目
1日目:親と同空間で1時間遊ぶ(他の子供がいないor子供数名だけの場合あり)
2日目:1日目と同様
3日目:1,2日目より気持ち長い時間(1時間15分)遊ぶ
4日目:3日目より気持ち長い時間(1時間半)遊ぶ
5日目:最後の10-15分くらい初めてのseparation time。
※親は「また後でね」と言い残して部屋を去り、別部屋で先生が呼びにくるまで待機)

2週目
1日目:第1週目5日目とまったく同じスケジュール
2日目:前日より少し長い時間遊ぶ。separationタイムを少し長く設ける
3日目:前日より少し長い時間遊ぶ。separationタイムを少し長く設ける(30分~1時間)
    スタート時間早め、みんなと朝ごはんを食べてみる
4日目、5日目、、問題なければ4から5日目あたりにお昼寝もする。

第3週目
separation timeは1時間以上、朝食、お昼寝、昼食、、、
フルタイムいられるようになるまでゆっくり時間をかけて延長していく。。

separation time中、親は別部屋で待つのですが、トイレもだめ、外出もだめ。別部屋から出て子供に見つかるとNGなため、、ってさすが融通きかないドイツです。まだ小さくて隣に立ってても親のこと気がつかないくらいなんだからカツラのひとつでも貸してトイレ行かせてくださいよ。
最終週にあった数時間のseparation timeはさすがに「私仕事あるんで迎えの時間に電話一本ください、会社すぐそこですから」といって仕事させてもらいました。

しかも、
長女 4月1日開始
次女 4月15日開始

さらに、
付き添ってる大人は慣らし期間変更不可
(できるだけ当人への影響を最小限に抑えるため)

たとえば4月15日の週は長女はすでに慣らし最終週で長い時間保育園に滞在、次女は1時間程度なので、次女の保育が終わって帰る時は、長女に見つからないように走って保育園から出ないと行けなかったりとにかくバタバタバタバタ・・・・笑。とにかく「仕事している親」のことをまったく考慮していないスケジュールで、家族総動員で慣らし保育に注力しました、お父さんもお疲れ様。

それ以外で気になったのは保育園のご飯。3歳以下にガス入りウォーターあげんなよ!って叫びましたよ。一番最初他の子供たちにあげてるのみて「うちの2人には絶対あげないでください」って伝えたら「どうして?」って言われましたから。ドイツはガス入りウォーターが主流なのはわかるけど、まだ消化機能もままならない子供にあげるなよ、と。(ドイツでは)あまりに当然のことすぎてドイツの先生にはわからないらしい。長女の担任のひとりがポルトガル人だったのでその人を説得して(その人も疑問に思ってたらしい、、っておーい)、結局私たちが勝って(?)保育園の全子供にはガス入りウォーター禁止というルールになってました。遅いよ。バターやジャムもがんがんあげてるので、毎朝メニューをチェックして「今日は○○あげないでね」と先生にしっかりお願いしてます。保育園ではパン主流なので家での離乳食も完全和食。ノーパンです、ノーパン。本当はパン食べすぎも気になってたんですが、1) あげてるのが全粒粉のオーガニックパンであること 2) うちの2人の半分の血はスペインであること笑、と思ってそのあたりは自分なりに割り切りました。

少しずつ慣れてきている二人ですがまだ朝は時々ベソをかいてます、でも好きな先生に迎えられるときは泣かない。特に長女のお気に入りは私もお気に入り、若くてかわいくてやさしくてしかもボイン。ナイス長女!とはいえ入園以来、お互いにコミュニケーションをもっともっと取るようになってきたし(一緒に遊ぶも喧嘩するも含めて)、全体的に活発になってきたかな。母さんは朝出社前に二人を送り、仕事帰りに二人を迎えに行って、べそかく二人を両腕に抱えて保育園と車を行き来することにも慣れました、ええもう二の腕むきむきですとも。米袋2つ抱えてるようなものですからね。



# by norocco | 2013-05-27 22:38 | 1歳 1yr

保育園、やっとはじまります

仕事上でのポジションが変わって今までの早起き勤務生活から普通の生活へシフトするにあたり、いよいよ子供たちはシッターではなく保育園に入れなければ業務に支障をきたします、とローカルオフィスの上司と人事に直談判したところ、会社が特別契約をしている保育園(こちらでは総称をKITAといいます)で受け入れてもらえることになりました。自宅近くの保育園数箇所とこのKITAで1年以上キャンセル待ちをしていたのですが、自宅近くはまず無理、KITAのほうも「早くて今年の夏」と言われていたので、恐らく上司がゴリ押しして私たちよりも前で待っている人たちを飛び越えて受け入れてもらったんじゃないかと予想。

保育園の空き待ちをしていてわかったこと。ドイツの保育園の競争率は東京以上です。その背景には「子供が生まれてから最低3歳になるまで母親は家にいるべき」という常識がドイツにはあるからってことがわかりました。だから当然3歳以下の子供の受け入れ率は少ないし、それを援助してくれる会社も恐らくほとんどない。確かに会社の契約にも育児休暇最大3年ってあったし。ITで3年も休んだら復職なんてありえない。自分の妊娠報告をローカル上司にしたときの、あの上司の絶望的な顔、忘れてません。でも今ならあの顔の理由がよーくわかる。小さな子を持つワーキングママは私の部署には恐らくいない(10歳近くの子をもつお母さんたちなら何人かいるけど)。よってドイツ人同僚たちからは、生まれてから3-4ヶ月そこそこで復職した私は相当な変人だと思われてます。理解してくれているのはやっぱり同じオフィスの外国人同僚ですね。

もともと保育園はローカルのところと考えていたんだけど、来月から通うKITA、モンテソーリ教育を取り入れた(これはよい)バイリンガル教育もしてるところでした。もうね、競争率高いから選んでられない、受け入れてくれるならなんでもいいです、というのが正直なところだったので。子供を通わせる他の同僚によると皆さん満足しているようなのでそれだけでもう十分す。ちょっと気になるのはバイリンガル(ドイツ語と英語)という点、そうじゃなくても家では日本語とスペイン語なので、一気に4ヶ国語はちょっとかわいそうかなと思ってます。英語はだいぶ優先順位低かったので(ドイツで学校に通っていればそのうち話せるようになるしね)。先日電話で話した先生によれば、そういう他国後環境の子供たちはKITAに沢山いてどの子も支障なく言葉操ってますよってことでしたが。

スペイン語は全面的に旦那家族にまかせるとして、母としては日本語を好きになってほしいし、いろいろ読めるようになってほしい。でも無理にではなく楽しく触れてほしいなと思ってます。どういう方法が一番いいのでしょうかね。しまじろう派の方が大半かな?最近娘たちは少しずつ私の言う言葉がわかるようになってきてはいて、次女は特に「いないいない、いたー」や「あたまかたひざぽん」を体の部位をおさえながら発語しようとしているので、保育園でその気持ちが絶えないといいなあ、と(日中、日本人シッターさんと一緒なのでそのおかげでもあり、保育園がはじまるとシッターさんを頼む機会は当然減ってしまうし)。あと半月以下ですが、どんな方法があるか、地味に考えていこうと思います。

最初の3週間はそれぞれ異なる開始日程で慣らし保育、旦那と手分けして一人ずつ一緒に行ってきます。最近人見知りが激しいので少し心配ではあるけど、大きなトラブルなく慣れてくれるといいのですが。

保育園、やっとはじまります_e0257108_648512.jpg




# by norocco | 2013-03-20 06:34 | 1歳 1yr
スペイン人の旦那とドイツ暮らし/2011年12月生まれの双子の女の子と黒猫も。
by norocco

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

検索

最新の記事

最初のスキンシップと新しいこ..
at 2013-07-24 18:44
すこしずつ
at 2013-06-16 07:26
面談のこと
at 2013-06-16 07:16
時間をかけるドイツの慣らし保育
at 2013-05-27 22:38
保育園、やっとはじまります
at 2013-03-20 06:34

ファン

ブログジャンル

画像一覧