2012年5月2日水曜日

名前の由来。。。


あたしの名前「由衣」は、
姉が音を、両親が漢字を、
祖母が
「いつでも自由を纏っていられるよう」
と由来を付けてくれた。





本日お店に顧客さまがいらっしゃり、先程それはもう長文のメールを頂いた。

本題は顧客さまの仕事のリリースと自分が掲載されてる雑誌のリリースなのだが、
本題に行くまでに、そのメールの半分をしめてるのは漢字の意味から見た、由衣の由来だった。


メールの本文を全部載せたいくらいだけど、あたしの心に閉まっておくとして、


顧客様によれば、

「由」=「器」「殻」「入れ物」
「衣」=「人の霊力を移すメディアみたいなもの」
「由衣」=「霊力を移す衣を入れることができるいれもの」



だそうです。


送られて来た、数々のURLから「衣」の意味が書かれたページを見ると、


「纏う事で力を受け継ぐ」とあった。


纏う事で力を受け継ぐ入れ物かぁ。


様々な世界で、その土地の衣服を着て国を理解した。

様々な国で、人々の話を聞き理解では無く受け入れた。


うん。名前の通り生きてる気がする。



霊力って、スピリチュアルな感じがするけど、
人間は誰でもスピリチュアルだと。
言葉は言霊になり、思いは生き霊にすらなる。

だから、名前の由来「霊力を移す衣を入れることができるいれもの」なのであれば、
人の気持ちを移す事の出来る入れ物なのかと。

ってか、そうでありたい。


うん。やっぱお店は天職なのか?


どんな場所で、どんな仕事をしていようとも、
人間と関わって、気持ちを繋げていたいな。


めちゃくちゃ長文のメールをくれた、顧客さまに感謝だな。。。

なんか晴れた気がする。





2012年4月21日土曜日

To.相棒たち

仕事は大変だ。

来月は250hの勤務になりそうだ。
でも、1ヶ月744h?
744h中の250hか。1/3?
まだ2/3あるや。なんだ余裕じゃん。
2/3中の1/3は睡眠に。
あとの1/3は自由時間と移動時間。
なんだ全然じゃないか!!

こんなにHappyな気持ちでいるのは、お仕事で1人じゃないと感じられたからだろうか?

仕事の相棒がいぱいいて幸せだ。1番近くにAさん。
お取引先にTさん。
今日は朝からTさんとずっと次のぞーほんいちのネタメールの嵐。
どこに備品があるか解ってて、この前の市では初出店の出版社に、うちのStaffと勘違いされたらしい。爆笑
頼りにしてまっせ。

お客さん?の中にも相棒がいて、MさんLove♡早く遊びたいでよ。
この頃はお互い忙しくてゆっくり話せないのが残念。

すぐに相談出来て、1つの山を一緒に乗り越えてくれる人がいて幸せさ。

相棒なんておこがましいのかもしれないけど、いてもらわないと困るんだ。
彼等と並んでいられるように、頑張らねば!!

本当にいつもありがとう。









2012年4月3日火曜日

幸せな時間...

久々の実家。
久々にみんな集合。
こうなると嵐が来てよかた。
みんなで揃って夕飯食べたのはいつぶりだろうか。。。

今日は電車が動かなくて出勤出来ず。。。
なんせ、私の地元は川に囲まれた地区で、駅に電車が到着するにも大きい川を渡らねばならず、
次の駅に行くにも川を渡らねばいけないのだ。
乗ってる線は、動いていても地元を挟む次と手前の3駅の区間だけ動かない事が多々。
そんなこんなで、家の掃除を。

なんだか、思いがけずおおごとな掃除になってしまって、出てきたこいつら。





わたしのアルバム。
懐かしかった。爆笑出来るのは家族だけだろう。




あたし。




蓼科の別荘にて。


よーく見てると、ピースが出来ていなくて3歳!になってるし、
ローラさんが流行らせた、舌を少し出すポーズばかりなあたし。
先駆者だったのか。笑

みんなでご飯食べ終わった後、父と母の寝室に集まり、みんなで閲覧会。
笑う笑うみんな笑う。





ひどいー!
田舎っぺー!
なんて、姉と。
この時は写真家だったんだよ。
と、父。
母は笑い過ぎて喘息が出る始末。

相変わらずな家族なのでした。

幸せな時間ですな。

みなさんも是非に。




2012年3月12日月曜日

嬉しい出来事。

月曜日は本当に疲れる。。。
なんだろ、この同時進行が4つも5つもある感じ。
今私いっぱいいっぱいでやんす。

それもこれも、昨日は嬉しい出来事を頂いたからだ。
嬉しい事の後に待ち受けるドタバタ・・・受け入れられません!笑
昨日に戻れ!!ぷ笑


様々な場所で黙祷がされる中、その時間は多分、
太陽が暖かくて車内で眠くなっていたか、KARAを歌っていたかな・・・笑

311だし、何かしようと思っていたけど、気分がそこまで持っていけなかった。

凄い大変な思いをした福島や岩手、宮城の皆様とは
全くレベルが違かったけど、あの日、私も福島にいた。


私が体験した事は、多くを語れる物でも無いし、
思い出しても不安が襲ってくるだけ。



本当に多くの恐怖を世界各国で体験して来たけど、
311の体験はわたしにとって1番大きな物だったように思う。



体験して思ったのは、大切な人と近くにいれる幸せ。
すぐに連絡が取れたり、逢える幸せ。
帰れる距離と帰れない距離のもどかしさ。
私はここで生きているのに、大切な人に何かあったらどうしよう。
初めて1人で生きる恐怖を感じた。

この上記の文を書くのでもなんだか。。。



人間とは不思議な生き物だ。
精神や身体を無視して、自分にとってマイナスになる記憶は
奥底にしまい込む事が出来てしまう。
自分ではしまいこんだ事すら覚えが無いのに。

思い出そうとすると、何かが自分の中でSTOPをかけていたのかもしれない。
やっぱり、自分ではSTOPしてる事すら感じないけど。

ちょうど1年だった昨日。
失礼で最低な人間かもしれないけど、
頭の片隅で「今日で1年か。」と思っていたし、少しはお喋りのテーマになったけど、
暗い気持ちにならず、思い出す時間もなく
ただただ、いつもの幸せな時間を大切な人と過ごせてよかった。

それも、これも、
日々の関係の中から震災の話しをしたがらないあたしを察知して、
思い出させたくないと思ってくれた人が側にいてくれたからだと思う。

色んな物を貰ったけど、今まで何か貰った中で1番嬉しい物になった気がする。


ホワイトデーだからって、また巷でチョコレートを売っている中で
やぱり人は物じゃないんだと。。。出来事なんだと。。。

そんな人が側にいて、ぬくぬく快適に過ごせて
時々、自分を思っていてくれているんだと気がつけば何にもいらないんだよ。


何か行動しないと!デモに参加しないと!なんて思うのも大切なんだけど
あたしは、生きれた事を、生きて家族の元に帰れた事を感謝して、自分の人生をしっかり生きる。
どんな事が待っていようとも、生きて生きて誰かの分までとはいかないけど生きる。

病気でなんか死んでいられない。治す!絶対!



お悔やみ、お見舞い、黙祷、解らない。
あたしは、日本で生きる事を宣言します。

被災された皆様の為に、嬉しい出来事の為に。



2012年2月23日木曜日

最強の1w感動の1h

今週はとにかく忙しかった。



先週。いつも通りウェディングドレスの依頼が来た。
内容を聞いてみて、色々不安だった。
出来るか。それに満足して貰えるか。
でも、これは作らないといけないと思って作った。




岩手にお住まいの、花嫁の旦那さんと花嫁のお母さん。
この2人にお会いしたのが先週。
古い、それは古い、津波で汚れてしまった3枚の写真を出して
「これを作って欲しい。」



そこから、私の1週間戦争が始まった。




30年前になる、その写真には、変わらない笑顔のお母さんが幸せそうに写っていた。
小さな教会の前で、お父さんと2人で写っていて、
全ビーズ刺繍入りのウェディングドレスを着たお母さんはそれはもう綺麗。

「これを作って欲しい。」

最初は「え?」と思った。

話を伺えば、津波で娘に着させようと残していたウェディングドレスが流されてしまったそうで、
今は東京で暮している花嫁さんは、結婚式の為に貸衣装を見に行ったみたいだけど、
あまり関心を示さなかったそう。

作ってあげたいのは山々だけど、
この写真に写っているドレスに似ている物は作れても、本物は作れないし。
花嫁さんは喜んでくれるか、不安になった。

しかも、制作期間は1週間。

さて困った。

そこにいた、オーナーに
「見ただけでサイズを合わせられるお前しか出来ないと思った。」
と、言われ、旦那さんとお母様のまっすぐな瞳に心を決めた。

やる。


お母さんと何度もやりとりをして、
生産はどこの国だったかを聞きだして、様々な生地に触れてもらった。
触り心地、着心地を確めて貰って、「これ!これよ!」と見てもらったり、
写真では確認出来ない所のデザインを出したり、
お母さんの体系からサイズを考え、写真のスケールに戻して
主なサイズ位置を割り出したり。。。
全ビーズ刺繍だから、位置の割り出しには苦労した。
レース部分もあるから、その写真を見ながらレースの作りなおし。
花嫁さんを遠くから観察して、サイズの割りだし。

そんなこんなで、色んな機械を屈指して、なんとか。。。

1週間本当に戦争だった。




納品の今日。

ヘアメイクのマキちゃんと、エステティシャンの奈々さんと、
マキちゃんの旦那さま運転で明け方にやっと出来上がったドレスを持って
わたくしボロボロの状態で納品に。

お母様から渡して貰いたくて、まずはお母様にご挨拶。
眠たすぎて、ちゃんと喋れず。

部屋の外で待機して、耳をそばだてた。

数分沈黙の後に、花嫁さんの奇声。

「うそ!うそ!うそでしょ!どうしたの!」

その言葉は聞こえた。

あとは、泣き声。

旦那さんが呼びに来て、初めましてとご挨拶。

花嫁さんの頭の上に「?????」が浮かんでいるのが見えた。

「元に戻すことは出来ないのですが、出来る限りの復元はしました。」

言葉が全く出てこなくて、本当に自分の馬鹿すぎる頭に申し訳無いと思いつつ
花嫁さんと目を合わすと

「ありがとう。本当に。」

と、言って頂けた。


もうそれだけで充分でした。



足元で3歳の花ちゃんと言う名前のお子様が、
心配そうに花嫁さんを見上げていた。

それからは、奈々さんとマキちゃんの出番で、
エステをしてもらって、ヘアメイクしてもらって、いざ式!

その間・・・・・・・・・・ソファで寝てました。あたし。

花嫁さんからの言葉で、スイッチが切れて爆睡。

起きたらそこには、お母さんと同じ笑顔のあの写真と同じ花嫁さんが。


仕事なので、式には出れませんでしたが、
幸せそうに、バージンロードに向かう花嫁さんの背中を見れて良かった。


この制作に付き合ってくれた、アトリエの全スタッフに感謝です。


もうとにかく本当にボロボロなので、
写真は後日、旦那さんかお母様に送って貰おう。

また1人。幸せにさせれた。
あの小さな花ちゃんが次は着てくれるのだろうか。
嬉しいな。そうなったら。

















2012年2月20日月曜日

辞められない。

はっきり言って顔は忘れていた。


お客様から、
「前回モロッコをオススメして貰って、行って来ました!」
と、お土産を渡された。






クスクス。


これ美味しいやつ。

しかも、クスクス買うならイラストで女性が描いてあるやつ!
とも、オススメをしていて、それを買って来て下さったのだ。
嬉しいな。


TRANSITのトルコ号展示の時だから.…年末だったかな。
モロッコかトルコで迷っていて、時間や予算をお伺いして色んなプランを出してさしあげた。

モロッコやエジプト、
砂漠で見れる星は最高だと大興奮でお伝えしたんだった。

お客様は、その星をご覧になったそう。


「星よかったです!ありがとう。」


その言葉が、どれだけ嬉しいか。
思わずウルウルしてしまった。



人間は、誰かと共有、共感する為に生まれて来た。
だけど、あたしは共有に興味がなかった。
あたしの拙い言葉で、目で見て来た、素晴らしい世界の様子は、語りきれないし、
記録を残すのが当たり前の世の中だけど、そんな物は持ってなかったし。
感動した全ては、大き過ぎて、写真には納められなかった。


だけど、あたしの経験で誰かが感動してくれるのは嬉しい事なんだ。
見て来た世界を誰かが見てまた感動を呼ぶ。



嬉しいな。
嬉しいな。
嬉しいな。




だから、この仕事は辞められないの。

お風呂に染み渡る思い出とxxx

♪ねぇ、どーしてー。凄く凄く好きな事、ただ伝えたいだけなのに、lululululu、涙が出ちゃうんだろう。/D C T・Love love love♪


お風呂なう。



硫黄の匂いが湯船から立ち込める。
今朝入った温泉が、あたしの身体から遠く離れて、我が家のお風呂に染み入ったか。。。

あ。そうそう。
あたしの修学旅行行けなかったシリーズと言う事で、日光行ってきたよ。




まぁ、色々、爆笑事件は起きつつ、思い出いっぱい作ったよ。

しかも、泊まるホテルがキャンセルになったからと、部屋をアップグレード。
ラッキーな事件も起きつつ、今年の冬を半分楽しめた気がする。
あと半分は、スキーしないとだ。

今週は、まったりゆっくりしようの会。埋め合わせの会。

人間としての安らぎは120%出来ていたと思う。

珍事件もいつも通り起きつつ、1泊のプチ旅行は終わり、
東京に帰って来て、メメたそのライブ。

楽しかった。1曲目から泣かされた。

まぁ、それより付き合わされた人が何気に楽しんでいてよかた。


さてさて、冒頭で歌いましたし、メメたそのライブでも言ってましたが、好きな人がいるって幸せだね。妄想でも。

今までの性格上、スパッと別れたかったのだよ。
帰りたくない。とダダをこねる女子の気持ちは解らなくてね。
たけど、人生初、頭がこんがらがった。
一緒にいる時間が長くなる程、辛いと思ったんだけど、途中からこの時間を大切にしないと!って。


送ってもらう車内。
色々考えた。
こんな自分じゃダメだ!
明日から頑張ろう。
恥じない人にならないと。
って。


また、ドリカムの歌になりますが、
♪好きだけじゃ、ダメなんだ。♪


今、お風呂に染み渡る思い出とxxx




love.