こうしてスカイリムを訪れてからはや1年が経つ。
魔術の探求のため、そしてうわさに聞くドラゴンを一目見るため、この北の大地に来てから、すでに一年が経ったのだ。
かの娘に出会ってから様々な出来事があった。
彼女こそが私の運命の訪れであったのだと、今となっては思う。
ここらで一度、今までの記録を付けようと思い、こうして筆を執っている。
彼女に出会ったのはそう、まだ肌寒い、春が目覚めようとしている季節だった―――
  魔術師と竜の娘 第一話 すべての始まり()
  魔術師と竜の娘 第二話 氷の乙女()
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