S008の運指は概ね満足のいくものでしたが、爆弾を抱えた指で5000文字程度打つとやはりあちこち痛み出します(特定の指に痛みが集中するわけではないので負荷分散という意味では成功)。
改めて小指と薬指の下段の負荷の大きさに気がつきました。キネシスであっても(私の場合ですが)小指と人差し指の上段は手全体を動かさないと打ち切れないため、S008までは小指と人差し指の上段にはペナルティをかけて出現率が下がるようにしていましたが、考えてみれば手全体を動かしても指の負担が増えるわけではありません。 上段のペナルティを外して下段の出現率を下げた配列で打ってみることにします。 ●S008からの変更点 ・小指と人差し指上段のペナルティを外しました。 ・本来なら最適化の過程ではじかれている、下段率の低い配列をピックアップしました。 ●配列 [無シフト] そがからぴゎおのくれ となたにるつんいうし ぼょてじどわあ。みぐ [同手(継続)シフト] ぱやもばぅヵゆ、びぇ さまはでねひちっきえ ぽゅせろぜずーむぢぁ [逆手(逐次)シフト] げごすぞぉヴ?ほぶべ だをこりへふよゃけめ ぃづざぎ~ぬぷ・ぺヶ ●サンプルに対する特性()内はS008 無シフト62.92%(62.13%) 同手シフト23.51%(22.65%) 逆手シフト13.58%(15.12%) 上段25.65%(19.79%) 中段58.69%(60.01%) 下段15.66%(20.20%) 同指異鍵 3.92%(3.512%) 同手跳躍 1.95%(2.22%) 左右交互 60.77%(60.27%) シフトアップ待ち発生率3.63%(4.57%) シフト継続率3.83%(4.18%) 逆手シフトによる同シフト連打率2.03%(2.08%) ペナルティを外した効果が大きいので平均打鍵間隔×平均指移動時間は良くなっていますが、下段率のみに注目して選んだため、中段率の低下や同指異鍵の増加などバランスの悪い面もはっきり残っています。 ●ちょっと打ってみた時点での感想 小指下段が減っているのは体感できるものの、 ・同指異鍵が増えている。 ・小指上段が増えていて、手全体の移動が多くなった。 ・"、"が上段にきている。 など、快適性ではS008の方に分があるようです。 #
by newnyu
| 2007-05-06 04:41
| oyayubi
S007に慣れてきていい気分で打ちまくったところ左右とも小指と薬指が痛み出したので、負荷割り当ての見直しと負荷の軽減を試みることにします。
●S007からの変更点 ・小指と薬指の割り当てを削って中指の割り当てを増やしました。 ・従来の同指連続は負荷2倍に加えて、同手シフト時は負荷1.2倍、逆手シフト時は負荷1.1倍として扱うようにしました。 ・従来は平均打鍵間隔最小を最良としていましたが、平均打鍵間隔×平均指移動時間最小を最良とするようにしました。 ●変更の副作用 ・制限がきつくなっているため、当然ながら打鍵性能は低下しています。 ・中指に使用頻度の高い文字を割り当てるためか、中指上段の頻度が異常に高く、特に左中指は若干ではありますが中段の使用頻度よりも高くなっています。 ・使用頻度の低い文字を小指と薬指に取られたらしく、TY行の使用頻度が増えました。 ●配列 [無シフト] むつかねぱぢごのく・ たなとにだちんいうし さょてるどれあ、えわ [同手(継続)シフト] ぇゅがぜぴヶ?ーめヵ もすはでそびきっおじ ざゆろゃぼぎひず~べ [逆手(逐次)シフト] ぞふ。づぅゎぺをげヴ ほこまらばぃよりけせ ぐぷぶみへぬやぉぁぽ ●サンプルに対する特性 無シフト62.13% 同手シフト22.65% 逆手シフト15.12%(平均)、12.24%(交互打鍵時)、19.72%(同手連続時) 上段 19.79% 中段 60.01% 下段 20.20% 同指異鍵 3.512% 同手跳躍 2.22% 左右交互 60.27% シフトアップ待ち発生率4.57% シフト継続率4.18% 逆手シフトによる同シフト連打率2.08% ●ちょっと打ってみた時点での感想 TY行の頻度が上がっているので対策が必要かもしれません。 これでも指が痛くなるようなら、思い切った割りきりが必要なようです。 #
by newnyu
| 2007-04-30 03:12
| oyayubi
●S006からの改良点
・無シフト率を56%から62%に引き上げました(シフト低減に伴い同手跳躍等は悪化しています)。 ・小指の負荷設定を7.6%から7.2%に下げました。 ・GHの負荷制限を撤廃しました。 ●配列 [無シフト] せだがさぃぢゆのくぎ になかたつちんいうし ゃょてるそめき、れえ [同手(継続)シフト] ・すまねぅゎ?をみべ こもとでやひおっりじ ぼゅぱどぜづあずーぐ [逆手(逐次)シフト] ぇふ。ぞヴヵヶげび~ らわはろへぷよごぶけ ざほぴばぺぬむぉぁぽ ●サンプルに対する特性 無シフト62.01% 同手シフト26.09% 逆手シフト11.90%(平均)、8.86%(交互打鍵時)、16.52%(同手連続時) シフトアップ待ち発生率3.49% シフト継続率6.31% 逆手シフトによる同シフト連打率1.59% ●S006との比較 ・同指異鍵 3.08%->3.16%に悪化 ・同手跳躍 1.74%->2.67%に悪化 ・同手シフトからの無シフト転落4.84%->3.49%に低減 ・逆手シフトによる同シフト連打2.54%->1.59%に低減 ●ちょっと打ってみた時点での感想 "では"(左シフトF->右シフトD)のように同手シフトから同じ手の打鍵が続く場合、シフトが入れ替わることが増えたようです。同手は継続なので後のキーが無シフトだった場合は、シフトアップを確実にするための待ちが必要になるから、早く打つという意味では間違ってはいないのだけど、少々忙し過ぎるような。 #
by newnyu
| 2007-04-21 22:26
| oyayubi
S005にある程度打ちなれてくると、自分用のメモで多用する"ろう"(左シフトE->無シフトL)を"ろき"(左シフトE->左シフトL)とミスすることが多くなりました。
窓使いの憂鬱を使用して継続シフトを打つとシフトあり文字->シフト無し文字への移行時、シフトのアップを確実なものとするため1拍待つ必要があります(他のキー置き換えソフトについてはわかりません)。 シフトあり->シフト無しへの移行が一定速度以下にならないようにしてみたところ、S005では熟達時に総打数の20%程度で待ちが発生するという結果がでました(そのまま最適化を続けてみても数%しか待ちは減りませんでした)。 待ちは手が入れ替わるとき発生しやすいので 1.同手内での移動に限って継続する 2.同手シフトのみ継続する を試し、結果の良かった2を採用して出来たのがS006です。 ●ポイント ・同手シフトのみ継続とすることで、無シフトへの移行時の待ちを減らしました。 ・やっぱり交互打鍵時の逆手シフトは打ちにくいので少し制限しました。 ●配列 [無シフト] そがだよぱぉわ、れ? にたなかほふんいうし やょてはぶびくーひめ [同手(継続)シフト] ぜさ。ぼぽゎずりあ・ でるとこぷぬものきっ ばゅせまぴぢすぎみべ [逆手(逐次)シフト] へろらぞヴヵ~げねぁ をどつけぇぅえじおち ざゃゆごぃヶむづぺぐ ●サンプルに対する特性 無シフト56.13% 同手シフト30.76% 逆手シフト13.11%(平均)、10.92%(交互打鍵時)、16.80%(同手連続時) シフトアップ待ち発生率4.84% シフト継続率6.93% シフト連打率2.54% ●ちょっと打ってみた時点での感想 S005で問題になった"ろう"が解消されていなくてガッカリ。 待ち発生率についてはよっぽど慣れてからでないと評価できるはずもなく。 さすがに同手シフト30%超は煩わしいですが、継続シフトを生かせるようになったら違うものが見えてくるかもしれないのでしばらくこのまま打ってみようと思います。 #
by newnyu
| 2007-04-15 00:19
| oyayubi
キー配置については問題があるにしろ、逐次シフトのシフト具合についてはS004で満足したので、継続シフトを体験してみようと思い作ってみました。
シフト継続率を上げるように最適化するわけですが、制限をつけないと際限なくシフト率が上がってしまうのでシフト率53%に設定します。 S004を元に最適化を開始しましたが、ほぼ別物 [無シフト] やるかさげ・おんくね たにとなよりのいうし でまてこーみっ、れえ [同手シフト] ぜら。ほづゎぼひあび をがはけゅぬだつきす ざょろもぃぢじずぐぎ [逆手シフト] ~ばむぞヴヵぇゆぱへ そどちわぴぅせゃぶめ ぽぷごふぉヶべぁぺ? となり 中段率 52.00->63.15% 同指異鍵 3.93->3.33% 同手跳躍 3.20->1.68% 左右交互 60.54->63.35% シフト継続率2.84->15.32% など大幅に向上し、S004までの継続シフト率を下げる最適化がいかに高コストであるか初めて意識しました。 継続シフトの特性が掴めるまでしばらくこれで打ってみようと思います。 #
by newnyu
| 2007-04-07 23:13
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