超交流会2016に参加しました(午後の部)
午前の部の続きです。
午前の部が終了してからは、国際交流ホールで無料のおにぎりを食べながらうろうろしていました。実行委員長今村さんの会社であるクエステトラのブースではチェキで写真を撮られ、「超交流する」というメッセージを書きました。それは、すごろくみたいなものに張り付けられてました。さて、結果がどうなったかは最後に。
インターンや採用を狙うところとか、会社のブースもいろいろ活気あったなあ。その中をうろうろしながら、午後の部のステージが始まるのを待ちました。
とはいえ、午後イチのステージは日本マイクロソフトの熊本愛華さんの「◆ Microsoft の今とこれから(仮) ~意外と身近です。どんどん活用して下さい!~」とかあったのだが、特にどれに参加するとかということはなく、うろうろしていた。
◆ 立ち上がれ!公務員!(仮) ~反撃のときは来た~
佐賀県庁の円城寺雄介さんのステージ。
一番行きたかったプログラムです。このために超交流会に来たと言っても過言ではありません。昨年の超交流会でもお話を伺いましたが、やっぱり円城寺さんはすごい。
昨年も紹介していた救急車タブレットの話に加え、ドローンや時間外の勉強会のこと、熊本県での地震の支援活動のことなどと盛りだくさん。
救急車タブレットは実際にシステムの画面を見せて紹介してくれて、「見える化」というのはこういうことなんだなあというのを実感しました。
熊本での地震の支援活動では、会議の資料が紙の熊本県に対して、佐賀県はタブレットを活用して現地からの映像を見ながら、より真に迫った会議が出来ているというのを見せてくれました。タブレット1,000台導入は、職員の数を考えると本当にすごいと思います。
質問
とはいえ、このような新しいプロジェクトを進めると、必ずリスクを挙げ連ねて批判して、つぶそうとする人が出てくるのが常。それに対してどう立ち向かうのか、ということを質問させていただきました。
円城寺さんの回答は次の2つでした。
- 反対する人の懐に入り、一つ一つ論破していく。
- 楽にしているところを見せる。
なるほど。大量の紙資料を印刷している横でタブレット使っていれば、うらやましいと思ってくるだろうしねえ。
サイン
実は著書を持って行っていて、思い切って円城寺さんにサインをお願いしてみました。若干戸惑っていらっしゃっていましたが、快くサインしてくださいました。
「まずは隗(自分)より始める。」というメッセージをいただきました。ありがとうございます! 宝物にします。
◆ 普通の公務員に "恋チュン" を踊らせる方法(仮) ~「佐賀県バージョン」の開発秘話~
元佐賀県CIO(現岡山県特別参与)の森本登志男さんのステージ
恋するフォーチュンクッキー 佐賀県庁 Ver. / AKB48[公式]
知事から森本さんにfacebookメッセージが来てからというきっかけにまず驚き。古川元知事、動画の中でもノリノリですよね。
PT作って、各職場に展開して、県議会のスケジュールとにらめっこして議会の開会前に作成を完了したというスピード感と綿密さがすごかった。
あと、動画の撮影や準備を勤務時間内にすることは禁止だったそう。職務専念義務とか市民の目を考えたら当然なのだけど、それなのにあれだけの幅広い部署が参加してくれているというのはすごい。
ほんとに佐賀はすごいよ。
◆ 超ビブリオバトル交流2016! 新しい交流のカタチ・ビブバトへLet’s Join!!
ビブリオバトル初めて見ました。生ビールが昨年よりも早い時間に出ていた?からか熊本さんはほろ酔いでしたねえ(笑)
立命館の木村准教授が紹介していた「自殺」は読んでみたいな。気になりすぎる。勝者はその木村さんでしたけど、やっぱりまずはどれだけ興味を引く本を選べるか、なのかなと思いました。
超交流会 懇親会
生ビールと酒がすぐに終わってしまったのは残念でしたねえ。昨年よりも早くみんな飲み始めていた!?
相変わらず人見知りが激しいのですが、それでも何人か、特に同業の人とお話しすることができたのはよかったです。岡山県特別参与の森本さんからも名刺をいただけましたし。
いろいろな人がいて、非常に刺激的でした。同業でスタートアップの支援をしている人、イノベーションとか社内ベンチャーのようなことをしている大企業の中の人ともお話しでき、名刺をいただき、facebookで友人になったりもしました。世界陸上の杉本さんとも少し話せました。
心残りは熊本さんとお話しできなかったことですかね。
というわけで、「超交流する」という目標については、70点ぐらいでした。来年も参加します!
超交流会2016に参加しました(午前の部)
2年連続で京都大学大学院情報学研究科の同窓会「超交流会」に参加させていただきました。情報学研究科の修了生でなくても参加できる素晴らしいイベント(社会人は4,000円かかるけど)
昨年は当日に飛行機で伊丹へ飛んで、それから会場入りしたので全部参加できなかったけど、今回は夜行バスで京都入りしたので、全部参加できた。
オープニングトーク
実行委員長の今村さんとwebpayの曾川さんのトーク。
今村さんの語りがすごく面白かった。
1分間スピーチ!
もう、よくわからなかったですね(笑)
本日のブースの宣伝をする人もあれば、モノローグに終始した人もあり、なんでもありでした。1回生なのに全身ゴリラで登場するJDとか、京大はやっぱりいいなと自分のことのようにうれしくなりました。
一番気になったのは京都大学文学部地理学専修の久保田さんでした。3回ということなので、来年も登壇してくれるかな。
来年は何か語れるネタを持っていきたい!
京大生の実録、「世界陸上の出場」と「学生ベンチャーの上場」(仮)
はてなの近藤さんと世界陸上競歩代表だった杉本さんの対談。近藤さんが杉本さんに聞きたいことがたくさんあったようで、ぐいぐい迫っていく。
対談前は大文字山を走っていたよう。この辺りは近藤さんのはてなブログに詳しいです。
世界陸上日本代表の杉本明洋さんと対談させて頂きました - Tender is the Mountain
在学中、生協食堂で杉本さんの応援フェアーやっていたことを思い出しつつ、お二人の話を聞かせていただきました。
周りにコーチがいない中、自分で考えて考えて、それが結果に結びついた杉本さんの生き方には大変共感しました。
自分は人見知りで、人と話すのが苦手なタイプであるので、元気づけられました。
とはいえ、大きなことを一人で成し遂げるのは難しいのは確か。お話でもありましたが、必要な時にはうまくほかの人と連携できるようになりたい。
自分もまずは自分に向き合い、とことん考えてみようと思う。
政府の「IoT 推進」は本気デス
経済産業省の現役職員の津脇慈子さんのお話。
実は夜行バスの疲れが出て、セッション中意識が飛びかけたorz すみません。
個人的には実行委員長の今村さんと津脇さんが知り合ったきっかけが面白かった。経産省の組織改革PJでスタートアップと組んだ時に知り合ったって、経産省そういうことやっているんだねえ...
経産省が利活用環境の整備に向けて、企業、さらには自治体と組んでいろいろやっていることが分かってよかった。経産省ではセキュリティ対策のほうも進めているようだけど、そっちの話も聞きたかったな。どうしても実際にIoTやろうとすると、セキュリティのリスクの話をネチネチと言い連ねてつぶそうとする人が出てくるので。
あと、自治体と組んで仕事をしている中で気づいたこととして、自治体ごと、職員ごとに全然違うという話をしていたな。ぐいぐい引っ張れる人がいると違うそう。確かにスライドで挙げていた自治体は先進性がいろいろ言われている自治体だったなあ。
とりあえず午前の部はこんな感じで。
自分としては午後がメインだったのですが、それは後日書きます。
退職エントリ(その2)
前回のエントリの続きです。
前の会社の仕事はそこそこ充実していたのに、なぜ退職を考えたのかというお話です。
その理由はこんな感じだったのではないかと思う。
- 仕事の先が見えてきた感じがした
- 自社に戻されると激務になりそうで嫌
- もともと興味のあった分野で仕事をしたいと思うようになった
1. 仕事の先が見えてきた感じがした
もともと異動が少ない会社で、先輩方を見ていても基本的に同じようなお客さんで同じようなシステムを続けていくというのが働き方であるように思えた。
特に自分が担当していた銀行向けネットワーク事業は会社にとって主要な部門で、他部門から人が入ってくることがあっても、そこから出ていくことはめったになかった。
あと、英語ができる(らしい)ということで国際関連の仕事をしていたこともあったので、この仕事から抜け出すことはまずありえないだろうと思っていた。
新しい仕事もしてみたい、でも会社に残っている限り厳しそう、というわけで転職を考えるようになった。
2. 自社に戻されると激務になりそうで嫌
客先常駐で仕事をしていたけど、ネットワークの仕事で自社に戻されると平日は夜遅くまで、土日は作業という感じの生活になる。そうなる前に、余裕のあるうちに辞めといたほうがいいかなと思った。
銀行にとってネットワークって非常に重要なもので、特に一般の利用者が使うところって不具合があった際のインパクトが大きすぎるので、作業ができるのは月に1度のメンテ時間帯のみ、という部位もある。インターネットバンキングとかに関連するところですね。
作業が多い土曜から日曜にかけての深夜は何かあった時に備えるために、課長は毎週起きているとか言っていたし。
3. もともと興味のあった分野で仕事をしたいと思うようになった
前のエントリでも書いたけど、もともと自分は地域振興やまちづくりに携われる仕事をしたいと思っていた。
銀行の海外ネットワーク担当の仕事は面白かったけど、やっぱりもともと思っていた仕事をやりたい、一企業の海外展開をサポートするだけではなく、この国の国際競争力を高める仕事をしたいという気持ちが高まってきた。
30を迎えるにあたって、チャレンジするなら今かなと思った。
そこで私が選んだ仕事は「地方公務員」だった。
- 幅広い仕事を経験できそう
- ワークライフバランスも意識できそう
- 都市計画とか交通とかもやっているし、興味のあった分野で仕事をできそう
退職検討理由の裏返しだが、自分のニーズを一番満たせそうな仕事だと思って、採用試験にチャレンジしてみた。
今は年齢上限が緩和されていたり、民間企業経験者の枠があったりと、アラサーでも採用試験を受けられる環境が整っている。試験の話はまた別の機会に書こうと思う。
そう思って受けたところ、幸い、とある都道府県から内定が出て、2014年4月入庁した。
次は実際に転職してみてどうだったか、を書こうと思う。
退職エントリ(その1)
これから退職するのではなく、2年前の話。
超交流会でお話を拝聴した熊本愛華氏のエントリーを見て、自分もまとめてみようと思った。
2008年4月1日から2014年3月31日まで、私はとあるメーカー系のSIerで働いていた。
金融業界をお客様として、信託銀行の株主総会議決権行使システムや、銀行のアジア拠点のネットワークの運用や開発を行っていた。
もともと私は情報系の専攻ではなく、学生の時の就職活動も当初はIT業界は全く考えていなかった。
当時行きたかったのは鉄道や不動産業界。鉄道は鉄道マニアだったから、というのも大きいが(笑)、地域振興やまちづくりに携われるというのが業界選びの軸だった。
ところがどっこい、全く箸にも棒にもかからず。
これらの業界は採用が少なく、激戦であったのは確かだが、今となっては私自身の準備不足が大きかったと思う。
そこで私は、IT業界に志望を変えた。
ITを志望した理由はこんなところ。
- 営業はきつい
- 採用が多い
- 間接的ではあるが、鉄道とか興味のある業界に係われる
- ホームページを作成し、HTMLやCSSコーディングを行っていたように、IT自体にはもともと興味があった
かなり苦戦はしたが、なんとか内定を勝ち取ることができ、私はとあるメーカー系SIerに入社することとなった。
研修でデータベースやらJavaを学び、Webシステムのようなものを作り、プログラミングの楽しさを知った。
しかしながら、配属先は提案の部署で、モノを作るところではなかった。もっとも、しばらくたったら武者修行ということで信託銀行の現場へ出されたが(客先常駐)
信託銀行時代
AIXのシェルを書いてサーバーメンテナンスをしたり、SQLを書いてデータベースのメンテナンスをしたりしていた。
ただ、運用が主でなかなかプログラミングの機会はなかった。障害対応でJavaのコードを読むことはあったけど。実際にプログラミングをできたのはC言語で作ったログの出力プログラムや、VBAで作った営業日カレンダー作成のものぐらい。
とはいっても、仕事がつまらないということはなく、5月6月に一気にピークが来る総会業務の特殊さとか、業界のことを知ることができたのはよかった。
お客様との関係も良好で、全体としては楽しく仕事をできたと思う。
銀行時代
2年ほど信託銀行で仕事をした後、異動が出た。基本的には異動のない会社だったが、顧客の海外進出に対応する新部署を作るということで、英語ができる(らしい)私がメンバーにアサインされたとのこと。
とはいえ、この部署、まともな仕事がなく、私もしばらく待機要員的な感じになってしまった。
ようやく出てきた仕事が銀行のアジア拠点のネットワークの運用管理強化と再構築の話。ネットワークは初めてで、わからないことだらけだったが、英語ができる(らしい)ということで、海外出張にも行かされて、銀行の海外支店の担当者相手にプレゼンをバンバンやらされた。
そんなこんなで1年が経ち、銀行のシステム部に常駐することとなった。
ここでの仕事は銀行員の業務支援。ベンダからの作業資料をレビューしたり、海外支店の担当者やシステム部の他のチームとの連絡調整を行ったりという仕事。
ここでの仕事では、自席の端末(シンクライアント)からルータやスイッチにログインすることができ、そこでコマンドを打ってログやコンフィグを見ることができた。作業資料の確認もすることで、CISCOの製品に関してはコンフィグを理解できるようになった。
銀行の仕事で面白かったのは、システムが業務を支えている、ということを強く実感できたこと。新しいサービスを提供するにしてもシステムの開発やネットワークの構成変更が必要になり、システムが業務に与える影響が大きい。
あとは銀行システム部のすごさ。システムにかける人数と質は、はっきり言って半端なベンダなら軽く凌駕すると思う。中途採用も積極的で、1年間で5人ぐらい入ってきた。
仕事の負担はあまり大きくなく、やりがいも十分感じられ、職場の人とも関係がよく、よい職場だったと思う。正直、今の仕事と比べてもそう思う。
では、なぜそこから退職に至ったのか。ここまでが思ったよりも長文なので、それは次のエントリで書こうと思う(続く)
codeiq
プログラミングを再開したので、勉強用にcodeiqをやっています。
ソースを書く問題は今のところJavaでやっていて、以下の問題を解きました。
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コードを入れると実行してくれて、テストケース’(標準入力)に応じた出力を出して、正誤を判定してくれるというのがやりがいがある。
そして、処理に制限時間があるので、ブルートフォース的な力技をやろうとすると、桁数とかが大きくなった時にタイムアウトでアウト。
しっかりアルゴリズムを考えないとダメなのがきつい。
今取り組んでいるこれも、いろいろと手を尽くしたけどダメ。
・文字列に「7」が含まれている場合は1文字ずつチェックして、7の数をカウントする。
・文字列に「7」が含まれている場合は、7を置換して削除して、文字列の差分で7の数をカウントする。
どれもダメ、根本的に考え方を変えないとダメなのだが、いい手が思いつかない。
これで連休がつぶれた...
作りたいものがあるから、codeiqばかりやっていちゃダメなので、ほどほどにしないとな。