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2007年10月03日

宣言だけ WordPressに引越しするぞ

最近、更新してないなぁー。ミニブログのほうで記録つけだしてからすっかり面倒になってる。。。
更新が滞ってる理由はそれだけではなくて、そもそもMovabeTypeが不安定だとか、バージョンアップするたびに、過去にいろいろ手を加えたところが邪魔をしてるのか、リビルドもできなくなったり、原因がよくわからないまま直ったりということで、

ということで、自身の勉強も兼ねて、この際だからWordPressに乗り換えてみようと思う。

乗り換えにあたって目標

1)完全データの移行
これはまぁ簡単っぽい

2)現状のMovableTypeのURL
せっかく検索エンジンにヒットしたり、はてBされたりしてるのだから、新しいURI体系に変わるとしても、現状のURLは新しいURLにリダイレクトするなど、なんらかの方法で残しておきたい。

3)カスタマイズ
せっかくだから、今、MovableTyepでやってることは最低WordPressでも実現させよう。

さて、いつ時間をとれるかが問題なのだが。

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2007/10/03 13:46

2007年08月17日

[mac]Window単位でのアプリ切り替え

Winの場合なら使用中のアプリの切り替えはAlt+Tabで出来て、ウィンドウ単位での切り替えが当たり前なのだけれど、Macだとアップルキー+Tabで切り替えはできはするものの、アプリケーション単位の切り替えしかできないのが不満だった。やり方はあるのかもしれないが、ボクにはよくわからず、結局、Witchというアプリをインストールした。
いまいち設定方法がよくわからん。とりあえず、「Triggers」の「All application's non-minimized」に「Shift+Tab+Enter」を割り当てた。
他の人がどんな割当方をしてるのかはようわからんのだが。「アップルメニュー+Tab」をそのままWindow切り替えにしてしまう手もあったが、アプリ単位の切り替えは切り替えで便利だし、それで慣れてしまってるということもあるので、この割当はそのままにしてある。

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2007/08/17 01:14

2007年07月30日

雪だるま式に人を増やすには

人が人を呼んでくるという口コミの仕掛けで、雪だるま式に人が増えるためには、あたりまえなのだけど、人が人に紹介する率などがある一定の閾値をこえなければならない。

それを単純に表すと、

I = A × N

A: サービスを友人にすすめる割合
N: すすめる友人数

となる。このIが、1を超えないと、雪だるま式には増えない。
これは、「ガズーバ」という本の中に書いてあったことで、ボクが考えたことでもなんでもない。

説明するまでもなく当たり前すぎることだけれど、以外とこういう単純な公式を覚えておくことは役立つ。

例えば、
Aが30%で、Nが5人だとすると、Iは1.5なので、これは雪だるま式に増えていく。

100人が入会して、30人が5人へ紹介するので、150人が新たにやってきて、さらに150人の30%が、、、ということになるので、どんどん増えていく。
逆に、Aが30%でも、Nが3人だとどうなるか。Iは0.9999 と1を切る。この場合は、雪だるま式に増えない。

100人きて、30人が3人に紹介なので90人が次にやってきて、その90人のうち27人が3人づつに紹介して、81人がやってきて、、、と、徐々にやってくるユーザーの数が少なくなるので、自然に伸びがとまる。

A×Nが1を超えるような割合や数のバランスを目標としていかかないといけない。

このサービスは頑張っても、10%ぐらいしか紹介してくれない、となると、じゃぁ最低10人以上を呼び込みたくなるような仕掛けをつくらなければいけないし、いや、30%ぐらいの人は友達を呼ぶだろうということで設定できるなら、呼び込む友達数は最低3人以上になればいい。

さて、ではどうやったらこのA×Nを大きくしていくことができるだろうか。
こういうものにもいくつかのパターンがある。


■1)モバゲー、ゴルゴンゾーラ、デコブロ、お財布.com、ECNaviなどなどのポイント還元手法
友達紹介すると何ポイント(何円)もらえる。そのポイントで何かに引き換えられる。
友達1人紹介で、何かがもらえる。
モバゲーなんかまさにこのパターン。愉しむために、不特定多数の人を誘い込もうとみんなが必死になる。


■2)初期のgmail、Joost、nowa などのクローズドベータ手法
これらのサービスは、初期段階では「招待制」であり、招待できる人数にも制限がかかっていた。
実は、招待できる人も制限していても、さっきのI=A×N公式でIが1を超えていれば、クローズドでも、人は雪だるま式に増える。

これは特にもともと注目度があるサービスとか、事前パブとかで話題ああるものには有効な手法。

招待できる数を制限しておくと、逆に、人は招待を有効に使う。ほんとに使いたいという人にだけ教えたりとか、あまり無駄に招待をしなくなる。これによって、招待された人が利用する率が上がる。
仮に、招待数を10人に制限していたとしても、サービスを利用した人の20%が人に薦めるとして、薦める人が5人以上に薦めてくれさえすれば、クローズドだろうがなんだろうが、どんどんユーザーが増えていくという仕掛け。

そして、AやNの割合、値が落ち込んできたところで、「一般公開」する。すると、そこでもさらに、今まで招待されずに待ってた人
が飛び込んでくれる。二度おいしい。


■3)IM、mixi、ブログなどなど、外部ネットワーク利用もの
そのソフトやサービスなどが他の人と利用しないと意味がないもの。ネットワーク外部性が働くもの。
Instant Messengerなんかは、複数人で利用しなければそもそも使えないので、使おうと思う人は、そのソフトを一緒に使いたい人にも薦める。あるいは、他の人が利用しているソフトやサービスにあわせたものを使う。

この手法は、よほどのインパクトや革新性や斬新さなどがない限り、一度、シェアをとられてしまっているものを後発のものがひっくり返すのは、かなり難しい。
ただ、例えば、データをまるごと移管できるとか、そちらに皆で移ったほうが幸せという場合には、一気にユーザーが移ったりする可能性もある。


■4)顔ちぇき、脳内メーカー、成分分析、富士エアーDVDなど、サービス、商品そのものに「紫の牛」があるパターン
これが一番強力であり、難しいわけですが。
「紫の牛」とは、セス・ゴーディンの言葉で、つまり、商品やサービスそのものの斬新さとか、驚きとか、そういうもので人にどうしても伝えたくなったり、見せたくなったりするそういう要素のこと。

例えば、顔ちぇきだと、あのサービスを知って、利用した人は、その結果がどうであれ、どうしても何人かには、このサービスのことを伝えたくなる。伝えられた人は伝えられた人で、なかなかスルーできず、一回は試してみたくなる。

結果、ものすごいバイラルが発生する。
#この手のものは、マスメディアもすぐに飛びつくので、さらに煽られる。

ただ、このタイプのものは、おそろしい勢いで一気に広がるけれど、すぐに限界レベルまで広がり、誰もが知ってるというところに達する。そうすると、一気に減速することが多い。
そのときに、どうやってそれまでの利用者を継続的な利用者に変えられるかというのが重要。

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2007/07/30 23:46

2007年06月20日

携帯のコンテンツ連動型広告

NTTれぞなんとが携帯電話向けのコンテンツ連動型の広告事業を開始するということで、そのあたりのプレイヤーがまとまっていた。

サービス名特徴主な配信先
NTTレゾナント独自の技術でページの
文脈を解析
gooブログ、エキサイトブ
ログ
オーバーチュアNTTデータの技術を採用し、
ページ内容における感情表現ま
で解析し広告配信
R25式モバイル、Askモバ
イル、ドリコムBlogなど。
年内に50媒体目標。
エフルート技術的なハードルが低く、中
小、個人サイトでも導入しやすい
自社媒体や携帯ホーム
ページサービスなど30媒体
ウェブドゥジャパン2004年から提供を続ける携帯
向け検索エンジンの技術を応用
自社媒体「CROZ」など。年内に
260媒体に導入。

(日経産業新聞)

  • 広告料金は1クリック20~400円
  • 3年後に5億円の売上を目指す
  • 携帯向け広告市場規模は2006年が309億円(電通調べ)。11年には1284億円に到達と予測。

NTTレゾナントにしてみると、3年五に5億円の売上ってのは、えらく低すぎないかと思うのだが。何かの間違いじゃないだろうか。2006年度の広告市場規模だが、これには「出会い系」とかは含まれてないのだろうか。300億円ってことはないだろうと思うんだがなぁ。

携帯のコンテクストマッチの場合、そもそものテキスト量に問題がありそうなんで、どの程度の精度がでるのかは微妙な気がする。どんなものなのだろうなぁ。ページによって、向き不向きがはっきりでそうだ。

あと、PCウェブの世界だと、JavaScriptとかで広告を表示するけれど、携帯の場合ってどんなやりかたをするのかがよくわかってない。どうやって、最適な広告を表示するんだろうか。運営サイト側にはどんな仕掛けが必要なんだろうか? (Apacheのモジュールとか組み込んだりとか、必要ないんだろうか?)

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2007/06/20 14:26

2007年05月30日

YouTubeを追いかけた日本のサービスは?

YouTubeの人気に火がつきはじめたとき、日本でもYoutubeにインスパイアされたサービスが数多く登場した。

本家YouTubeはGoogleに買収されてしまって、その莫大な運用コストをどうやってペイさせるのかとか、どんなビジネスモデルを築くのか、みたいな議論はとりあえず先送りされた感がある。もちろんYouTubeのスポンサーシップモデルや、新しくはじめようとしている広告モデルなどは、まだまだ目が離せないけれども、Googleの後ろ盾がある以上、法律上の問題などでサービスが潰される可能性はあるにせよ、資金難での中止、撤退みたいなことはほぼなくなったので、自分にとってそれほど大きな関心事ではなくなったことは確かだ。

が、YouTubeの成功(トラフィック的な成功?)にあやかった日本の動画共有サービスは今、どうなんだろう。
ビジネスとして成立してるのだろうか?

この分野ではニコニコ動画が飛び抜けているのだろうけれども、YouTubeが切り開いた動画共有サービスの延長ではあるけれども、他とは少しモデルが違うか。ただ、現状は自前で動画を持っていので、インフラとかに
ニコニコは有料モデルを展開すると発表していたが、著作権問題がクリアできるのかどうか。ボクは著作権とかには詳しくはないので、なんともわからないが、今のニコニコが著作権に問題のない動画だけになったら、あの面白さは生まれないんじゃないかと。さて、どうするんだろうか? ニワンゴも馬鹿じゃないんだから、著作権ホルダーとかとなんかやるなど、何かしら対策は考えているのだとは思うけれども。

傍から見て、一番うまくいってそうなのはサイバーエージェントのAmebaVisionだ。投稿数もそこそこある。Ameba事業自体がまで黒字化してないということなので、AmebaVisionもビジネスとしてはまだまだだろうけれども、サイバーエージェントなので、うまくスポンサー広告やタイアップモデルを組み立てていくんじゃないかと思う。
ただし、AmebaVisionには、いわゆる違法性の高いコンテンツがかなりの数投稿されている。その意味では、YouTubeと同じだ。

PeeVeeは本体よりもOEMしてるExcite Dogalogがメインになってるのかな。この契約内容はわからないけれど、おそらく月額いくらみたいなOEM契約なんだろうな。Exciteとしては、自前で一から構築して、うまく行かないリスクよりも、まずはどこかのものをOEMしてもらって、それでこのサービス自体の可能性を模索するというスタンスなんだろうか。PeeVeeにとっても、それで多少なりともお金になれば、サービスを継続できるわけだし。動画の検閲などはしっかりやっているみたいだけれど、それもあってかいまいち盛り上がりやにぎわい感にかけるところがある。

Watchmeはどうだろうか? フジテレビの看板やブランドを武器にいろいろやろうとしているが、トラフィック面ではあまりうまく行ってるようには見えない。alexaで見る限りは、これだけのパワーをかけていながらかなりお粗末な数値だ。(もちろんalexaのデータのあてにならなさというのもあるけれど)。Watchmeは、ユーザー投稿型のテレビ番組と同じような雰囲気を意図的かどうかはわからないけれどつくっているけれど、ボクはこれがつまらなかったりする。テレビの文法とネットの文法はやっぱり違うんだろう。

Flipclipは、早くからタイアップ広告で使ったりと、マネタライジンズに積極的な印象はある。主要株主にアトムが入ってるんで、このシステム、仕組み自体をプロモーションやキャンペーンに組み込んだり、あるいは、企業サイトで使ったりというところで当面は収益化をはかってるということだろうか。その分野だと今までならJ-Streamぐらいしかなかったし。

面白いことに、Alexaベースでは、Watchme、peevee、Flipclipってほぼ同じぐらい。Amebaは、サブドメインなんで性格なところはわからないけれども、おそらくこれら3つからは頭一つ、二つ、いやそれ以上は抜けてるだろうなと思う。
他にもaskビデオだとか、EBiTVとか、数多くあるけれども、ビジネス的にうまくいってるところがあるかというと、今のところなさそうだ。トラフィック的にもけっこう厳しそうでもある。かといって、じゃぁB2Bモデルで生き残っていけるかというと、それも厳しい競争がまっている。

広告代理店やレップがこれらの動画共有サービスを束ねたりして、動画広告のネットワークをつくったりということには躍起みたいだけれど、結局、ネットワークを組まなければそれぞれの規模が小さすぎて話にならないということだろう。

そういえば、GayoやYahoo!動画はどうなんだろうか? Gayoはあの莫大な投資を回収できるのだろうか?

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2007/05/30 10:36

2007年05月14日

もごもごのリリース

先週は、「もごもご」のリリースでてんやわんやでした。

Twitter
を知って、そのなんともいえない微妙なコミュニケーションの距離みたいなものの面白さに惹かれ、簡単そうだし、まずは社内用のプロトタイプでもつくってみようか、ということで急遽始まったプロジェクト。いつのまにかデザインが施され、Twitterにはないちょっと変わった機能が追加され、それらしい形になっていきました。
せっかく作ったし、ユーザーがどんな使い方をするのか見てみたい、負荷がどれぐらいかかるのかもはかってみたいということで、β版にも満たないα版でリリースしてみたのが先週でした。

幸か不幸か、同じタイミングでlivedoorさんがnowaナノティさんのtimelog.jpがリリースされた(Timelogは4月後半にはリリースされてましたが、あらためて公式にリリースされたということでしょうか)ということもあり、一気にミニブログというか、Twitterライクの新しいゆるいコミュニケーションプラットホームに注目が集まり、いろんな媒体にとりあげていただきました。

そのおかげもあって、α版なんでせいぜい500人ぐらいが登録してくれればいいなと考えたとのが、1日で1,000人に達し、サーバを追加したり、システムのチューニングをしたり、メディア対応したり... 
ものすごいあわただしさのなかで、あっとういう間に一週間が過ぎていきました。
その昔、検索エンジンをつくってたときにも、アクセスが殺到してプロバイダーを追い出され、急遽サーバ会社を探して、プログラムを何度も何度もチューニングして、なんてことをやりましたが、そのときのことをふと思い出しました。

Twitterに影響を受けてつくりだしたものの、もごもごは良くも悪くもTwitterとは少し違うコミュニケーションの場になりつつある感じです。まだ始まったばかりのサービスなので、未実装の機能はたっぷりとあるのですが、ひとつづつつぶしていこうと思ってます。

これからももごもごよろしくお願いします。

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2007/05/14 13:04

2007年05月06日

Googleの新検索結果レイアウト

TechCrunchにでGoogleが新しいレイアウトを試しているという記事があがっていた。
ボクのところでも嫁のパソコンだと、このレイアウトで検索結果が表示されている。Adwords広告が表示されないときはまだいいのだけれど、広告が入ると3段組みになって、ちょっと違和感があるのだな。

Gresult

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2007/05/06 15:45

2007年04月24日

スリム30は強力すぎるんじゃないのか

先週はまるまる1週間サンフランシスコに行っていた。Web2.0Expoの視察だ。なかなか面白かったのだけれど、そちらについてはまた別途。

さて、出張前に注文していた「スリム30」というダイエットサプリが届いていたので早速試してみた。

いつの間にかぶくぶくと太りだした。昔なら余裕だったパンツもウェストがきつくなり、薄手のシャツを着れば、ぷくんとつきだしたお腹が存在感をアピール。これはやばいとスポーツジムに通ったりもしているのだが、いかんせん週に1、2回行ってどうこうなるわけでもない。ネットなどの評判から、これが一番即効性がありそうだと嫁が調べてくれたのが「スリム30」で、今回試しに買ってみたのだ。

スリム30は飲むと単純に空腹感がなくなり、ご飯を食べる量を減らすことができるというもので、正直あまり期待してはいなかった。
が、昨日朝飲んで驚いた。昼にサンドイッチを軽く食べて以降、晩ご飯も食べず、今朝に至るも、まったく空腹感がない。ほんとに何も食べたくないのだ。これは凄い。1粒飲むとだいたい1~2日は持つみたいなので、下手すると2日で1~2食で足りてしまうかもしれない。

が、強烈なサプリ?薬?だけに、副作用もきつい。ネットでも副作用が大きい人とそうでもない人がいるようだが、ボクの場合は、かなり極端に出た。

まず、1日中身体がほてったような感じで、頭もぼーっとしてる。ふわふわ浮いたような感じがする。やたらに喉が渇き、喉がいたくなる。ほんとに1日1粒で声がガラガラになってしまった。今もまだ喉の奥がいがいがして苦しい。また、手足に痺れのようなものがあり、煙草を吸ってたときのように冷たくなったりする。

さらに、ここ数年、寝付きが悪かったためしのなかったボクが、昨晩は一睡も出来なかった。布団に入り、うとうとするも眠りに落ちることなく、覚醒と眠りとの間をずっと行き来して朝を迎えた。これもネットの評判などを見ると、初めての人は眠れなくなることが多いということらしい。

とににかく、たった1粒でこれだ。正直、今日はもう飲む気が起きない。毎日飲んでれば、たぶんほとんど食べなくて済むので、すぐに体重は落ちそうだが、先に身体が壊れてしまいそうな気がする。
100%天然ハーブ成分とかって書かれてあるのだが、本当なんだろうか。本当にこれ、身体に悪くないのか。いや、悪くないはずはない。でも、即効性を求めるならいいかもしれない。

ちなみにボクが買ったのは楽天やAmazonで売られている「モデリート スキニースリム30」とかっていうものではないのでお間違いないよう。商品名はそのまま「スリム30」。

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2007/04/24 08:37

2007年04月12日

NTTソフトの火の見やぐら制度

NTTソフトがシステム受託開発の現場で「火の見やぐら」と呼ぶ手法を用いて、受注案件の採算悪化を防いでいるという話が日経産業新聞に載っている。
Web構築でも大規模になると、同じようなことが発生する。受注段階では詳細な仕様までは決まってないことがほとんどだから(それを決めていくこと自体が仕事だったりするし)、受注してプロジェクトが進行してきて、初めてお客さんとの要望のズレの大きさを認識したり、お客さんが要望している機能やサービスイメージを実現するのが当初の見積もりを大幅に超えてしまったり。

NTTソフトでは、開発案件が順調に進んでいるかどうかをチェックする人を3つある事業部ごとに3人、計9人配置し、この9人が火の見やぐらとなって、ボヤの早期発見に努めたそうだ。この9人と社長直轄の部長の合計14人で構成する幹部会を毎週開いて、火の見やぐらからの情報を精査。問題がある案件には、他部署から人人員をまわしたり、お客さんに上のものが交渉にいったりして、大火事になるのを防ぐという仕組みを徹底したらしい。

この仕組みの成否は、火の見やぐらを誰に任せるか、とう点だそうだ。
確かに。自分の案件が危ないことを上司に言ったりするのはなかなか気がひける。NTTソフトの場合は、9人全員開発業務経験者だったそうだが、確かにここに経験がない人が入っても、そもそも判断ができない。判断される方も何もわかってない奴にとやかく言われるのは嫌だろう。

ちなみに、NTTソフトの場合は、各事業部が400~500人程度ということだ。それを3人で見る。
うちの規模だと、火の見やぐらの役割は事業部長が全部やらんとダメな規模だなぁと。

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2007/04/12 10:39

2007年04月11日

ドリコム業績下方修正

ドリコムが平成19年3月期の業績予想を下方修正した。
目標売上15億に対して、8.7億。経常利益4億に対して、1.8億の赤字。
決算の数字がまだそろってないとはいっても、これだけの予想との乖離がこの時期までわからないなんてありえないだろう。
15億目標が8億なんてのは、少なくとも1月、2月には充分把握できただろう。乖離が10%、20%のレベルならまだしも。。。この乖離はひどい。というか、ほとんど「目標」が意味をなしてないレベルだ。2月の3Q報告のときも強気だったのに。この乖離が2月時点でも把握できないようならそれはそれで会社に大きな問題があると思うのだが。

しかし、ドリコムはこれでかなり厳しくなったなぁ。

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2007/04/11 00:46

2007年04月10日

SNSの歴史に新サービス導入のタイミングを考える

greeの歴史によると、

2004年2月21日 田中良和が個人サイトとして「GREE」アルファ版を公開
2004年3月30日 GREEのユーザー数が1万人を突破
2004年10月12日 GREEのユーザー数が10万人を突破

ということらしい。ボクは2万台のidなので、この3月から10月の間に会員になっている。

一方、mixiは、

2004年2月 ソーシャル・ネットワーキングサイト「mixi(ミクシィ)」の運営を開始

となっていて、あれ、mixiのほうがgreeより随分後にスタートしたイメージがあったのだが、どうもそうじゃないようだ。

CNETのこの記事(「mixiの会員数が30万人を突破--SNSビジネスの基盤着々と進む」)によると、

mixiは2004年2月にプレオープンし、3月3日に正式オープンした。会員数は2004年7月26日に5万人を超えて、約2カ月後の9月16日には10万人を突破、同様に11月25日には20万人を突破した。およそ2カ月間で10万人ずつ増加しているペースだ。

ということなんで、2004年10月ぐらいまでは、greeとmixiは良い勝負をしていた。mixiの方が会員増加ペースは圧倒的に早かったのだが。mixiと同時期に「トモモト」「echoo!」「フレンドマップ」といったSNSもスタートしているが、今はすべて存在しない。
また、調べていて驚いたのだが、ネットエイジがやってた「GOCOO」は2003年12月にスタートしてたのだ。greeやmixiより早かったのに「合コン」「出会い」を全面に出し、有料ビジネスモデルをとろうとしたがゆえにうまく立ち上がらなかったということか。

なるほど、歴史を見ると、必ずしも早くはじめたから有利だというわけでもないのだなと思う。
この国内SNSの潮流のそもそもの源流はアメリカにある。

Wikipediaによると、GoogleのOrkutは2004年1月22日にスタートしてる。招待されたくて仕方なくて、いろんな人に頼んで招待してもらったなぁ。でも全然使わず、結局、すぐにgreeに移り、mixiに移りと引っ越ししていったのだが。

最初の本格的なSNSと言われるFriendsterは2002年11月のスタートだ。(SixDegrees.comが最初のSNSという説もあるが) FriendSterが日本のメディアにとりあげられたのは、Googleの買収提案を断ったとか、そのあたりの記事だろう。この頃はまだブログもそんなに盛り上がっていたわけでもないので、やはり情報流通の中心はこの手の大手ITメディアの記事が中心だったと思う。FriendSterは招待がなくても登録可能なオープン型のSNSなので、今のmixiやgreeのような招待制SNSの最初は、Orkutなのだろうか。

mixi自体は、FriendSterみたいなサービスを日本に持ち込めないかというアイディアから開発が始まったというのはよく語られている話だ。FriendSterを参考にしながらも、それを日本文化になじみやすい形にできるか、それを考えてつくったのがmixiだ。FriendSterやOrkutに足跡機能があったのかどうかは知らないが、初めてmixiの足跡機能を見たときは、かなり衝撃を受けたのを覚えている。

GreeもおそらくFriendSterやOrkutから触発されて開発したのだろうが、Greeはどちらかというと当初は技術思考だったのかもしれない。基本的には海外のSNSが持つ機能をきちんとトレースするというのが当初のGreeだったのではないか。そこにはちゃんと日本語が使える、日本人ばかりいるという価値が示されていた。が、mixiはその一歩先に踏み込んでいた。

さて、mixiがこれほど圧勝してしまったことの理由についてはいろんなところでいろんな説が語られているので、素人のボクが分析してもあまり意味がないが、この歴史は、アメリカ主導サービスのローカライズということを考える際にはすごく参考になる。

日本にはない新しい概念やサービスが登場したとき、それを日本に持ち込めないか、と誰もが考える。
そして、よーいどんでの開発競争が始まる。たいていのサービスは1〜3ヶ月前後で一気に同じ時期にリリースされる。
この中で勝ち残るのは、ごくわずかだ。

その差は、早くリリースすれば良いというわけでもなく、結局、ユーザーにとって利用していて面白く、魅力的な機能、サービスが提供されるものに流れていく。

この手のサービスは、まずGeekを相手にするものが多いので、デザイン周りが非常にシンプルで、必要なものだけが最低限そろえられていたり、という形で始まるケースが多いようだけれど、それではなかなかキャズムを超えられない。キャズムでつまづき、その間に、軽々とキャズムを超えていくサービスが出現したりする。先行者のアドバンテージは一瞬にしてなくなる。

ということを考えると、イノベーターやアーリーアドプターが食いつくレベルの時には、サービス開始時期は実はそんなに問題ではないということなのかもしれない。アーリーアドプターからマジョリティ層に利用層が一気に拡大するときに、その「普通」の人たちにとって魅力的で使いたいサービス、使えるサービスであるかのほうが重要なのではないか。(myspaceがfriendSterを一気に抜き去ったのも、ここでFriendSterのインフラが不安定などのミスをおかしてしまったということも大きいんじゃないか)
どのタイミングがキャズムを超える地点なのか、ということを予測してそこにあわせて、マジョリティをターゲットとした機能拡張やデザインインターフェイスのつくりこみを行っていくこと。このあたりがすごく重要かもしれない。

ただ、あまりにも時期がズレすぎると、今度は機能の差別化では追いつかなくなり、専門分野に特化するなどニッチ路線での勝負となることは間違いないので、タイミングってのはすごく大事なのだが。


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2007/04/10 01:18

2007年04月05日

P2P型ローンについてのメモ

ウィキバンクというP2P型の貸金サイトのことをエントリーしたばっかだが、SpringWiseにも、P2Pローンサイトがまとめ(Bankless banking | Update)られていたのでメモ。ニュージーランド、ドイツやらでも同じようなサービスが立ち上がってるようだ。オンラインバンキングレポートによると、P2Pローンは、2011年には年100,000組、10億ドル規模にまで拡大するようだ。

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2007/04/05 12:49

2007年04月04日

エステや美容院の情報サイト ispotの機能拡張

エステや美容院の情報サイトを運営するサイバースターは、利用客による店舗の評価機能を拡充する。(中略) 同社サイト「ispot」は契約する全国3000店のエステや美容院の情報を発信する。6月に各店の客がサイトに無料で登録し、接客態度や説明の手厚さ、施術や料金の満足度など約10項目を5段階で評価する機能を追加する。 客が実際に契約店を利用した時にサイト会員であることを告げ、その後メール配信される客がアンケートに答える仕組みにすることで、評価の信頼性を確保する。評価した会員には電子マネーのEDYなどに交換できるポイントを付与する。

サイバースターの「ispot」。
興味がない分野なのでまったく知らなかったが、こういうバーティカルポータルといか、そういうものはあるのだなぁ。そしてちゃんとビジネスになってるんだな。

契約店の初期登録費用7万円、1ヶ月の利用料7000円が、それぞれ10万円、1万円に値上げ。現在、15万人の会員。2006年10月期で3.5億の売上。これを09年10月に18億に伸ばす計画。

今、やろうとしてるビジネスだと、このへんの数字はすごく大事なのでメモ変わりに書き留めておく。エステサロンにとってみれば、年間で12万円なんてのはたいした金額ではないだろう。それで1人、2人獲得できれば充分もとがとれるんじゃないか(よく知らないけど、そんなモデルだと聞くし)。であれば、出さないよりは出しとかないという意識になるのかもしれない。
でも、こういう単価の安い電話帳型広告ってのは、結局、足で一軒一軒まわって、営業していかなければならない。それが大変だ。営業マンはたいていインセンティブ、飛び込みでがんがん廻る。そんな感じだ。GoogleのAdsenseとかAdwordsとかってのは、本来そういう営業モデルだった広告主をも、セルフで広告を出稿させてしまうところが凄い。

ついでに、美容、健康系のこの分野だと、昨日の日経産業の載ってたが、リクルートがヘアサロン専門の検索サイト「ホットペッパービューティー」を4月27日に開設するそうだ。首都圏、名古屋、関西で3300軒のヘアサロンと約8000人のスタイリスト、約1万件のヘアスタイルに関する情報を掲載するらしい。利用者はサイトからそのまま日時予約やスタイリスト指名までできる。

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2007/04/04 10:08

出前館の予約館

出前館を運営する夢の街創造委員会はファーストフードの注文予約を受け付けられるサイト「予約館」を開設する。(日本経済新聞)
利用客が携帯電話で注文と受け取り時間を入力し予約。店に行けば待たずに商品が受け取れる。3日からロッテリアの都内30店で始めた。(中略) 売上の5%を徴収する仕組み。

テイクアウトの予約サービスかぁ。どれだけの利用があるだろうか。そういえばニューヨークでランチのテイクアウト予約サービスが流行りそうって記事をどこかで読んだ覚えがある。ウェブから会員登録しておけば、携帯電話のショートメッセージだけでメニュー取得、予約、受け取り時間確定ができて、その時間に行くとできあがってる。料金回収などもすべてそのサービスでなされるので、利用者はただ受け取るだけ、みたいな。
お昼の時間はたいていの会社が同じ時間に一斉でとるから、どこも混む。大手町とかでデリなどの予約テイクアウトサービスがあったら便利だろうなぁと思う

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2007/04/04 09:53

アフィリエイト会社が模索する新たな収入源

アフィリエイト仲介会社が、消費者金融会社からの広告出稿の抑制でブレーキがかかっているという記事が日経新聞に。確か昨日もアドウェイズの株価が低迷しているという話が載っていたが。アフィリエイトで成長モデルを描きにくい状況の各社は、新しい収入源、ビジネスモデルの構築を急いでいる。

インタースペース
出産や育児に関する携帯向けサイト「えぶりば」を開設。2年間で10万人の会員獲得を目指し、同サイトからの広告収入を新たな収入源に育てる。

ファンコミュニケーションズ
ブログ開設請負サービスを開始。登録する約42万件(3月現在)のサイトの開設者を対象に手軽にブログを開設できる機能を提供。つまり、ブログホスティングサービス「ファンブログ」を新たな媒体に育てようというもくろみ。携帯電話向けサイトとあわせて自社サイトでの広告収入を前期の2倍の2億円に増やす。

アドウェイズ
夏に中国で携帯電話向けサイトを開設する予定。占いやクイズ、掲示板などを提供し広告媒体に育てる。
アドウェイズは日本でも携帯向けにゲームサイトを開設しているが、競争が厳しく利用が広がっていないとのこと。

ファンコミュニケーションズの「ファンブログ」はアフィリエイトASPがやるホスティングらしく、アフィリエイト連携には力を入れているようだ。「記事のキーワードをひろって、独自のデータベースから 宣伝可能な商品をボタン一つで検索する機能」なんてのも導入するようなのだが、アフィリエイト目的以外のユーザーをいまから集められるかどうか。そろそろブログホスティングも飽和状態じゃないかと思っているのだが。
アドウェイズが日本で携帯向けゲームサイトを開設しているというのは知らなかった。アフィリエイトとはゆえ、自社で集客・リーチのネットワークを持っているのに勝てないのか。
ミリオンヒット」(会員数:110,000)、「NEO★ちり」(会員数:65,000)、「Manblog マンブローグ」(会員数:10,000)、「ZEROゲー」(会員数:30,000)と、いくつか媒体はやってるが、そろぞれの分野でこの会員数では勝負できないということなんだろう。じゃぁ中国なら成功するかというと、そんな簡単でもないと思う。中国はまだまだ3Gには達してないし、SMSが主流だったりする。キャリアと端末メーカーの関係は日本のそれとはまったく違う。ビジネスに国の思惑が大きく関与してくる。なかなか一筋縄ではいかないだろう。もちろん成功すれば日本とは比較にならないぐらい大きな市場があるのだろうが。

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2007/04/04 09:30

2007年04月03日

株式投資の対象銘柄 キーワード1000種類で検索

デジタルガレージの子会社のグロース・パートナーズが株式投資対象となる銘柄を探しやすい投資情報サイト「ストックカフェ」を開設する。(日本経済新聞)
こりゃ便利だなぁ。確かに、投資対象企業を探すときに、会社四季報をだらだら眺めたりってまだやってたけど、考えてみればキーワードで検索できたほうが便利だ。当たり前だと思ってて諦めていた不便のなかに発見があるというのは、基礎の基礎だと思う。

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2007/04/03 10:35

お金の貸し借り仲介サイト開設

ジャスダック上場の事務機・計測装置メーカーのテクノ・セブン元社長の井上佑一氏が新会社「ウィキバンク」を設立、お金の貸し手と借り手を仲介するサイトを開設した。借りたい人が必要な資金額や用途、信用情報をサイトに開示する。貸し手はそれをみて資金提供の可否を判断する。ウィキバンクは成約時に借り手から調達額の2%をシステム利用料として受け取る。

ウィキバンク
やっぱり出たか。個人間の金融仲介サイト。ちょうど2年ぐらい前か、アメリカ、イギリスでWeb2.0型の金融ビジネスが流行ってると話題になったのは。
まず、イギリスの「Zopa」。Wiredの記事によると、「貸し手は1人につき最低50人に融資を行ない、借り手1人に融資できる額は最高200ポンド(約4万円)までに制限されている。」 この記事が2005年3月、もう2年以上前か。Zopaは大成功し、その後も成長を続けている。Zopaの成功を見て、アメリカでも同じようなビジネスがスタートした。それが去年の今頃だ。「Prosper」というサービスが話題を集めた。
ZopaもProsperもサービス内容はかなり似ている。Prosperの方が後発だけあって、仕組みとしては洗練されているようだ。借りてにグループという機能を持たせてて、グループとしての信用を連帯責任で負うという仕組みはよく考えられてるなぁと思う。

Zopa、Prosperに遅れること、1年、2年。遅かれ早かれ、日本でも同じようなサービスが登場するだろうと思ってはいたが、ようやく出てきたという感じだ。ただ、サイトはまだβ版なのだろうが、とてもわかりにくい。サービスの概念が理解できない。このUMLみたいな図では一般人にゃ理解できんだろう。サイトからも怪しさがあふれかえってる。これじゃ電柱やベンチに貼られてる消費者ローンのチラシや宣伝みたいだ。

実は、貸金業を始めるための敷居ってのは意外と低い。今はどうかわからないが、ボクが知ってる限りでは、営都道貸金業協会で申請用紙を得て、必要事項を記入して、各種書類と共に都道府県や財務局に申請すればいい。今はさすがに申請もおりにくくなっているのだろうが。貸金業の免許をとれば、この手のサービスを始められるのかというと、そのへんは正直よくわからないのだが、しかし魅力的なビジネスであることは間違いない。貸し金業はただでさえおいしいビジネスだ。それを個人間のマッチング、仲介で利ざやを稼げるとなれば、、、もちろん仲介とはいってもリスクも大きいことは間違いないだろうが。

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2007/04/03 09:53

2007年03月31日

百度の画像検索はすごいんじゃないか

中国では圧倒的なシェアを誇り、GoogleやYahooらも寄せ付けない検索エンジン百度(バイドゥ)。日本に上陸して、クローラーがサーバに過剰負荷をかけるとかでいきなり悪評をふりまいたりしたりして 百度を利用してみて驚いた。画像検索がけっこう使える。画像検索はかなりのレベルじゃないかと思います。ただ、インデックスが古いのか、クロール速度が遅いのか、すでに存在しない画像も大量にヒットしてはきますが。

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2007/03/31 10:20

2007年03月29日

ケータイブログ Limo

携帯業界のことにあまりにも疎すぎる。モバゲーもメディアが取り上げだして初めて知ったし、プロフィールものとかもついこないだまで知らなかった。

東京IT新聞に、携帯用ブログ「Limo(リモ)」がSNSを搭載したという小さな記事が載っている。「リモ」といえば、PCの方の人ははてなのRimoを思い浮かべるのだろうが、しかしLimoもすごい。2005年8月に開設されてから、今現在は、月間2500万PV、月間延べユニークユーザー370万人。

ケータイの勝手サイトにはこの手のサイトがごろごろしてるんだろうなぁ。

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2007/03/29 15:07

2007年03月27日

ドリコムが頑張ってる?

ドリコムから電話があった。ドリコムとの接点はまだ彼らが上場する前に、ほんの少し相談したレベルだ。ドリコムマーケティングという新会社が出来たという話に、いきなりビジネス携帯の説明が始まった。おそらく名刺交換した人に徹底テレアポしてるのだろう。うーむ。このあたりがあの会社に似てる。

光通信とのドリコムパートナーという中小企業向けの営業会社を設立している。ドリコムが60%、ベストパートナーが40%。ベストパートナーは光通信の子会社だ。
ドリコムが持っているCMSだとかSNSだとかそういう商品を中小企業に売るための会社なのだろうが、そういうASP系のものだとなかなか数がさばけるものではもない。なので、結局、メインは携帯電話だとかFAX機とかそういうものになるんだろうな。あくまでも推測だが。
でもテレアポでいきなりCMSやSNSを売るのはさすがに厳しいだろうし、「お得なビジネスフォン」でドアを開くというのは、営業手法上まぁ仕方ないことだろう。後は、それがメインになってしまわないことを祈るまでだ。
クレイフィッシュと光通信。バブルの時も似たような構図はあったなぁと。

結局、このディールは光通信の営業力に頼るということだ。ドリコムがこの会社を連結子会社に組み込みたかったのは、とにかく3月決算までに数値をつくらないとダメだという焦りだろう。

ドリコムの上場自体、実際、まぁいろいろとあるわけだけど、最近のドリコムはますます必死だ。その必死さが、ビジネスにかける熱い思いとか、そういうものとは少し乖離しつつあるように思えるのはボクだけか。

すくなくともドリコムはWEB2.0企業でもなんでもない。それが悪いわけでもなく、今、現状は自社のシステム商品、ASPを提供するASP会社だ。それをきちと踏まえた戦略をたてたほうがいいのにと思う。
ASP会社だと、パイプドビッツとかエイジアなんかも上場してるけど、ドリコムが比較されるのはこういう会社なんだろうと思う。

決して劇的に売上高が伸びるわけでもない。仮に200%成長したとしてもそもそも元の売上が小さい。ただし、高い利益率をほこり、事業としては安定している。ASP事業というのは概ねそういうものだ。

ドリコムの場合、不幸にも最初にWEB2.0企業として取り上げられてしまったことや、元々の売上が小さいが、WEB2.0やブログという流行のキーワードに「将来性」に対しての過剰な期待がかかり、およそ企業の実情に不釣り合いな株価が形成されてしまったこと。その期待を背負って、かなり背伸びをした目標をぶちまけたこと。
いろいろ重なって、結果、売上をつくるために、営業会社を設立するということになったのだろう。

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2007/03/27 12:46

2007年03月26日

日産の仮想車のダウンロードが1万7395人

日経産業より。
日産は昨年10月から、セカンドライフ内にある日産専用の空間「ニッサンアイランド」に巨大な自動販売機を設置。販売機にコード番号を入力すれば、缶ジュースのようにセントラの仮想車を購入できるようにした。
ニッサンアイランドにはこれまで3万人が訪れたそうで、うち、1万7395人がダウンロードしたとのこと。

1万7395人という数字が多いのか少ないのかはよくわからないが、こんなことが記事になるのだから、まだまだセカンドライフというのはパブ目的でも参入する価値はあるということだろうか。
ボクはMAZDAがジュネーブモーターショーに出品するコンセプトカー葉風(はかぜ)をセカンドライフ内に展示しているってことで見に行ったのだが、正直、うーんという感じだった。モデリングが悪すぎるというか、セカンドライフ内の葉風がかっこよく思えないし、どうもよくわからない。けど、こうやって見に行く人がいて、セカンドライフ内で試乗したりして、葉風って名前まで覚えて、フォルムも覚えてるってことは、まぁそれなりの効果はあるのだろう。

セカンドライフはビジネス先行だとか言われてて、一部では懐疑的に扱われ、一部ではまた新しいマーケティングアプローチになると騒がれている。今時点では、利用しているのはイノベーターやアーリーアドプターまでだろうから、そういうユーザーをターゲットとしていくには、媒体としては別に悪くないんじゃないかとは思う。パブ効果もあるし。

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2007/03/26 09:26

MySpaceを使っみて

MySpaceを使ってみて驚いた。

ひっきりなしに友達申請がくる。しかもわけのわからんミュージシャンから。それでそのミュージシャンのページに行くとたいていは遠慮なしに音楽が鳴り始め、無理矢理聴かされるはめになる。なかには「おっ」と思いものがあったりして、何曲か聴いたり、PVか何かよくわからん動画を見たりする。

友達申請をしてくるのは日本のアーチストとは限らない。むしろアメリカ在住のミュージシャンの方が多い。ボクのプロフィールのどの部分を読んでそんな申請をしにきているのかはまったく謎だ。なにせ英語はいっさい使ってない。好きなミュージシャンの名前も「ビートルズ」とか「ミシェル・ペトルチアーニ」というようにカタカナで書いた。英語を使うと、それだけで外人からのスパムがくると思ったからだ。にもかかわらず、彼らはそんなことはまったく意に介せず、がんがん友達申請してくる。おそらく新しく住人になった連中を狙って、徹底した友達申請してくるやつらがいるのだろう。このへんはmixiとかのSNS文化とはえらく違うところだ。ただ、メールで頻繁にやってくる出会い系スパムなんかに比べれば、よほどましだ。ボクは音楽が嫌いではない。ジャンルもあまりこだわらない。というか多分かなり寛容だ。だから新しいミュージシャンと出会えるというのは、それだけで充分楽しい。
(自分のページのURLはあえてのせなかったんで、興味ある人は適当な言葉で探してくださいな)

MySpaceのマイページはいろいろとカスタマイズできる。背景の色をかえたりブロックの枠線を変えたり。利用してる人のほとんどがカスタマイズしているのではないだろうか。
そうやって作り込んでいるうちにマイページに親近感がわいてくる。そのへんはmixiのように全員が定型の同じデザインのページとの違いだろう。自分のブログが自分の庭のように思えてきて、いろいろ飾り立てたりしたくなる気持ちもこれと似ている。ボク自身、もともと外部のブログホステイングで運営したこのブログを独自ドメインのオリジナルのブログに移行したのも理由の1つは「自分のもの」にしたかったからだ。MySpaceも言ってみれば「人の庭」なのだが、かなりカスタマイズの許容性があるというところで受けているのだろうか。
携帯電話をデコレーションしたりするのも同じようなもんなんだろうか。人は多くの人が持ってるものややってるものに惹かれる。にもかかわらず、その大勢の中で「自分らしさ」を求めて、些細な差異を生み出そうとする。「自分らしさ」を反映させることで、愛着が沸く。それは決して悪いことではない。

関係ないが、そういえば、最近ヤフーのニュースとかでMySpaceのアーチストがよく取り上げられる。ソフトバンクが本気を出しているのだろうか。(というのはうがった見方か)
話題のアーチスト、MySpaceだけでアルバム発売。。。みたいな記事がヤフーニュースのトップに取り上げられたりする。ヤフーのトップに表示されるニュースはすごい。ボクも何度か自分が関わってるサイトで掲載されたことがあるが、掲載されている間はとんでもないトラフィックがおしよせる。サーバが落ちたことも何度もある。あの枠はものすごい告知力というか集客力を持っているのだ。あのニュース枠をうまく使えば、お金をかけなくても初期のプロモーションは充分可能だ。MySpace上のアーチストに人気がでれば、それにつられて人が集まる。人が集まれば、その人がさらに人を呼ぶ。


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2007/03/26 01:47

2007年03月24日

イン・ザ・ブラック 継続的な黒字会社をつくる9つの原則


"イン・ザ・ブラック 継続的な黒字会社をつくる9つの原則" (アレン・B・ボストロム, 広瀬 元義)

えらく話題になっているので驚いた。発売当初に買ってすぐに読んだけれど、あまりにも当たり前のことしか書かれてないのでがっかりしたのだ。 会計のところなどは、あまりにも初歩の初歩だ。もちろんこのレベルも理解してない経営者が多いんだろうなぁとは思う。うちの場合は社長が会計にはうるさく、会社のポリシーとしても社員全員が企業会計を学ぶというものがあるので、このあたりのことは何度も何度も繰り返しやってきている。たぶん、マネジャーレベルの人間なら、ここで出てくるような言葉や考え方、ポイントは楽勝で理解してもらえてると思うのだが。

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2007/03/24 02:25

2007年03月21日

Macのこともろもろ

まだMacではわからないことばかりだ。
キーボードでのひらがなと英字の切り替えはアップルキー+スペースでやってて、カタカナはアップルキー+Kで変換してたのだけれど、ある時、アップルキー+スペースでひらがなとカタカナの切り替えになってしまい、英字にならなくなってしまった。やりかたがわからずいちいちメニューから変換してたが、スペースの両隣にある「英数」と「カナかな」で切り替えられることがわかった。アップルキー+スペースでひらがなからカタカナに切り替えて、「英数」を押すと、英数に切り替わる。ここでアップルキー+スペースでひらがなに戻ってくれると思いきや、なぜかカタカナに戻る。つまり今度は英字とカタカナの切り替えになってしまった。さらにこのカタカナの時に「カナかな」を押下すると、ひらがなに変換される。ここで再度アップルキー+スペースで英字に変換しようと思いきや、今度もまたカタカナに変換されてしまう。。。 むむむ。どうやったら、ひらがなと英字の変換になるのだ、、、といろいろやっていると、なぜかいつの間にかひらがなと英字の切り替えになっていた。何をやったのかはよくわからない。。。たまたま何かキーの組み合わせがよかったということか。

あと、ParallelsでWindowsを起動すると、ウィルスチェックソフトのAVG(フリーバージョン)がライセンスエラーになる。BootCampで起動したときは問題ないのに。なぜかライセンスキーが通らないので、とりあえずアンインストールを試みるのだが、Successfulと表示されるのにアンインストールされない。コントロールパネルの方からやっても駄目。BootCampで入れたソフトって、BootCampで起動してそっちでアンインストールする必要があるのだろうか。
今度はATOKを入れてみようかと思ってる。重くならないだろうか? 今のwinマシンだとATOKが重すぎる。

今日は、VirtueDesktopsを入れた。Parallels Desktop for Mac で一画面まるまる使うのに便利だ。
Parallels の方は、キーボードは結局、AppleK for Parallelsを購入して入れた。AppleKbWinを使っていたが、なぜか反応が鈍く、どうしても気になる。いちおうマッピングはされているのだが、アップルキー+スペースでの機敏な切り替えに反応してくれない。ワンテンポ遅れるのだ。ということで、AppleK for Parallelsを試しに入れてみたら
とても快適に動作してくれたので、安かったというのもあるがすぐに購入した。Parallels関連のキーボードについてはこれでほぼ問題はなくなったといってもいい。カタカナへの変換はアップルキー+Kではなく「カナかな」ボタンを利用するが、これはまぁ特に気にはならない。

マウスについては少し前にワイヤレスのMightyMouseを買った。普通のワイヤレスマウスに比べたら高いけれど、純正だし、そのフォルムがかわいいのと、あくまでもワンボタンにこだわりながらも実は2ボタンに対応してるところなどが気にいった。実際、右クリックが時々うまく反応しなくなったり、ボディ側面についてる両押しボタンについては、かなり押しにくいし、思ったより使い勝手が良いわけでもないのだけれど、でもまぁ気にいってはいる。(ここ数年ボクはずっとトラックボール型のマウスを使っていたので、このタイプのマウスはやっぱり不便だなぁと感じてしまう。
ちなみに利用していたのはMicrosoft社のTrackballExplorerだ。ボタンがかなりたくさんあって、任意の操作やキーをそれぞれに割当て使う。ボクは数年前から、ある設定でこのマウスを利用していて、すべてのボタンを利用している。もう身体が覚えてしまっているので、ものすごく効率が良いのだが、他の人がボクのマウスを使うと、非常に困惑するようだ。ボタンの割当方法が通常とはかなり違うからだ。
MightyMouseでも当然、ディフォルトの割当ではない割当を行っている。

MightyMouseは、ParallelsのWindowsの方でもそのまま何の設定もなく利用でき、右ボタンもWindowsのそれと同じように使える。これは便利。トラックボールの左右が動かないという報告もあるみたいだけれど、ボクはそれは利用してないので関係ない。


"Apple Wireless Mighty Mouse MA272J/A マイティマウス ワイヤレス"


"Microsoft Trackball Explorer" (マイクロソフト)

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2007/03/21 23:12

2007年02月12日

ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる


"ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる" (藤原 )

201X年にメディアの真の「融合」が実現する。筆者はその概念を「eプラットフォーム」という言葉で表現する。その「融合」はホリエモンが掲げたように、テレビ番組とインターネットサイトが連動・連携するというような生易しいものではない。「eプラットフォーム」上では、すべての旧メディアはeプラットフォームにメディアとしての役割を譲って「コンテンツ・プロバイダー」に変わっていく。つまり、「メディア」=「コンテンツの媒介物」と「コンテンツ」が分離し、すべてのコンテンツが同じ「メディア=eプラットフォーム」上にのっかるという世界だ。

「eプラットフォーム」は、いわば「インターネット」の未来系のことだ。現行の通信法や放送法の制約によって実現できてないものが、2011年の地上派の完全デジタル化、それとあわせて起きているブロードバンド環境の浸透、そして圧倒的なハードディスク容量を持ったテレビ、パソコンの登場といった条件が絡み合い、201X年に「融合」が起きると著者は力説する。

本書で描かれる世界や問題に特に目新しさはないし、「eプラットフォーム」という概念もどちらかというと、新聞社やテレビ局の重鎮にわかりやすく説明するために作られたメタファーのような気もする。(著者は「メタファー」ではなく、本当にそういうものが実現すると信じてるようでもあるけれど) ただ、通信、放送の問題や、新聞社が抱える問題など、アメリカの事情なども交えてわかりやすくまとまっている。

確かに、ボクらの業界にとっても2011年というのは、とても重要な年だ。あと5年だ。この5年間の最初の1年が2007年、今年だとボクらの会社では位置づけている。2011年に向けてコミュニケーション業界がどのような変化を進むのか、まだわからないことも多い。しかし、この業界においては確実にパラダイムシフトが起きるということは間違いないだろう。そのためにボクらが準備しなければならないことは何なのか、本書はそのことを考える素地をつくってくれると言えるだろう。

以下、レバレッジ・メモ。
(本書の内容とはほとんど関係ないけれど、個人的に面白かったのでメモしているところも多いので...)

  • 新聞というメディアの経営は、販売収入と広告収入がほぼ同じ
  • 米国は1970年、電波を使った放送免許を握るてテレビ局が娯楽番組を自社制作することを禁じる規制を導入し、政策的に放送のハード(電波放送)とソフト(番組制作)を分離した」(日本経済新聞05年12月20日)
  • 日本の放送業界はソフトとハードの一体体制となっている。
  • 米国における利用者が五千万人に達するまでの年数が、ラジオの三十八年、テレビの十三年に比し、インターネットは四〜五年である。
  • テレビの視聴時間が減少しない理由の根幹は、「ただ」であること
  • 県単位の電波行政→地元スポンサー企業からの収入が、全収入の二割程度しかないローカル局も珍しくなくなっている
  • ローカル局は、放送する番組の約90%を外部に依存しており、しかも約70%は、キー局、準キー局から自動的に送られてくる。つまり、自力で調達する番組はわずか30%程度ということになる。自社制作が10%。他局や番組販売会社から買い付けるのが20%だ。
  • 自社制作の代表格がローカルニュースである。ところが、この花形番組、総じて売れ行きが悪い。
  • 放送は公共性が高いとの理由から、著作権処理を簡素化できる『優遇措置』がとられている。具体的には、番組でCD音源の楽曲を流すのは、後で使用料をまとめて払えば自由にできる。
  • 文化審議会の著作権分科会法制問題小委員会では、IP放送の著作権処理を「同時再送信」に限り、有線放送並みに簡素化するよう、著作権法を改正すべきだとする報告書をまとめた。(06年8月)
  • デジタル化で放送は具体的にどう変わるのか。(1)多チャンネル化(2)高精度画面(3)双方向(4)データ放送等各種サービス
  • 日本の放送業界全体の売り上げがタイムワーナー一社の売り上げより小さいのは、国民から見ると疑問だ(産経新聞2005年12月7日)
  • フリーペーパーの代表格が、メトロ・インターナショナルである。メトロ・インターナショナルはスウェーデンが発祥の地で、1995年に発刊された。そしてすでに「二十カ国で新聞発行部数が八百万部になった」(日経産業新聞2006年6月7日)
  • アメリカで行われた調査『ニュースメディアの現状』によると、新聞を『信用できる』と答えた回答者の比率は85年に80%だったが、04年には50%に減少。テレビも、85年の84%から61%に落ちた。
  • 日本と欧米のもっとも顕著な違い。欧米はチラシが本紙紙面に取り込まれている。日本は本紙にチラシがはさみ込まれる形。販売店の収益となっている。日本はチラシが効果を発揮するエリア(狭い地域)と、紙面が配られるエリア(全国または広い地域)が重ならないため、各地域ごとにチラシとしてはさみ込まれて配られる。
  • 「あまりにも個々人の情報、個々人が持っている関心領域だけに情報を特化してしまうと、(中略)最低限知るべき知識としうものが失われるのではないか。ひいては社会常識が失われてくる危険性はないだろうか(『調研クオータリー』2005年冬号=読売新聞調査研究本部)」
  • 情報はローカル化する。電通総研の分析によると、「広告主のプロモーション予算の管理単位は『期間×商品×エリア』である。この式がある限り、エリア予算の『受け皿』としてのローカル媒体社の存在意義はなくならない」
  • アメリカでは日本と違って、ケーブルテレビや衛星経由の放送が発達しているので、全人口の15%しか地上派を見ていない。他方、日本では全国でほぼ100%の世帯が、しかも1日3、4時間もテレビを見ている。

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2007/02/12 07:49

2007年02月11日

Mac Dashboardをいらう

全然、触ってなかったのだが、今日は少し「Dashboard」をいろいろ使ってみる。
Dashboardは、F12で呼び出せるが、ディフォルトの時計、計算機、天気予報、カレンダーそのままで、何も触ってなかった。天気予報も地域さえ設定してないていたらく。

今日はとりあえず、いくつか面白そうなWidgetを入れてみた。で、その便利さにびっくりした。
うーむ。Mac恐るべし。Dashboard恐るべし。あまり期待していなかったけど、これは使えるなぁ。
そういえば、WindowsもVistaで同じような機能がついたのだっけ。あれはどうなのだろうかなぁ。

今日、入れたもの。

空模様
ディフォルトの天気予報より、こちらのほうが見やすいし、データも気象庁で公開されているものということで正確なんじゃないかと思い、これを入れた。

TunesText
iTunes で演奏中の曲の歌詞を表示する Widget。データが Mac 内に無い場合は、うたまっぷや SING365.COM が提供している歌詞を自動的に検索・ダウンロードする。何曲か試してみるけど、やっぱり歌詞が表示されない曲もけっこう多い。仕方ないか。でもすごく便利。

Televi
現在放送中のテレビ番組を一覧するWidget。

mixi widget
mixiにわざわざログインせずとも、新着日記やら新着コミュニティ、あしあとやらを確認できる。

GPeek
Gmailの受信トレイのメールを表示する。


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2007/02/11 00:41

2007年02月05日

キングソフトのkingsoftOffice2007を試す

Parallelsの設定も終わり、Mac-Windows環境がほぼ整備された。ここで問題になるのがOfficeソフトだ。Windowsを利用しなければならない大きな理由の一つがOfficeソフトの問題だ。
Mac版のOfficeはあるけれど、やはり使えない。Windows環境でつくった書類はMacではやはりレイアウトが崩れる。その逆もしかりだ。特にPowerPoint。WordやExcelは正直なんとかなるのだが、PowerPointだけはいかんともしがたい。PowerPointの標準のレイアウトやそれに毛の生えた程度のページ構成ならばそれほど問題にはならないのかもしれない。しかし、うちらの業界ってのは、もうPowerPointをフル活用する。広告代理店がつくる資料のほとんどはPowerPointだし、たいていはかなり凝ったものになる。高橋憲行がつくりそうな企画書や資料が普通だ。さらには制作過程ではページスキマティクスの作成に使ったり、サイトチャートフローをつくったりとPowerPointがフルに活用される。(Visioを利用するところも多いみたいだけど、うちは完全にPowerPoint)。
試しに凝ったPowerPointの資料を、Mac版のPowerPointで開いてみるとボロボロである。ほとんど原型がわからない。GMailで添付ファイルをHTMLで読むオプションがあるが、あれで表示したのに近い感じだ。Impressとかもでも試してみるがやはりまだまだという感じ。

で、結局、最低限Win版のPowerPointは買って、ExcelやらWordはOpenOfficeでなんとかするかなと考えていたのだが、たまたまたこのソフトを見つけた。

キングソフトの「kingsoftOffice2007」だ。あまり期待はせずにインストールして見た。

これが予想以上のいい。MS-Officeに標準でついてくるHG系のフォントなどを入れれば、ほとんどどんな書類も忠実にレイアウトが再現されている。これには驚いた。
かなり複雑な構成の書類も、ボクが確認したところPowerPointの時と、ほとんど変わらない。しかも使い勝手はOfficeそのままだ。あまりにもそのまますぎてびっくり。松下電器がJustSystemを訴えた事件があったけれども、キングソフトは大丈夫なのだろうか。

3ヶ月無料だしもう少し様子を見て、問題なければ購入しようかと思っている。

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2007/02/05 09:28

2007年02月04日

Parallelsでのキーボード利用

ParallelsからのWindows利用の際に気になるのはキーボードだ。BootCampだと主要なものはエミュレートされてたんで特に気にはならなかったけど、Parallelsの方だと、日本語、英語の変換もうまくいかない。
ということで、この記事を参考に「猫まねき」を入れてみようとダウンロードしたのだが、インストールしようとするといきなりフリーズ。2回連続。うーむ。Parallelsからどうやって、Ctrl+Alt+Delの代わりを入力するのかがよくわからなかったのだが、ファイルメニューのAction > send keys にあった。これでCtrl+Alt+Delを実行してみるが、全然反応がない。なんだこりゃ。完全に固まったかなと思ってると、5分ぐらいしてからようやくタスクマネジャーがたちあがった。タスクマネジャーがたちあがると同時に、固まってると思ってた「猫まねき」のインストールも開始されたのだが、なんとなく不安なので、中止して「AppleKbWin」を入れる。
しかし、かな変換はなぜかうまくいかない。設定ではcommand+Spaceで日本語と英数字の交互切り替えになっているのだが。。。なぜだろう。まだまだなぞが多い。

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2007/02/04 23:49

マイクロソフトのサポートセンターに電話

Parallelsが無事に動くようになったものの、起動するたびに「3日以内にライセンス認証をしてください」というアクティベーションの催促ダイアログが毎回たちあがり、うっとおしい。Parallels側で再度、BootCampに入れたWindowsOSのプロダクトキーを入れればいいだけなのかと思っていたのだが、認証しようとすると、すでに制限を超えてます、みたいなメッセージで認証できない。ダイアログには、フリーダイアルのサポートセンターに電話しろというようなメッセージがでている。

仕方ないので、画面の手順通り電話。こういうものでいちいち電話ってのもなんか面倒くさいのだけど、仕方ない。
音声ガイダンスに従ってインストールIDというやつを入力しなければならないのだが、これが大変だ。2回入力ミスをして一からやり直すはめに。3回目にようやく最後までたどり着いたものの、「ハードウェアの構成を変更しましたか?」みたな質問に、「はい」と答えたのが駄目だったのか、なんなのかわからないが、お客様のインストールIDが見つかりません、みたいなことになった。担当の人と話しますかと聞いてくるので、もちろん、はいと答えると、そのまま担当者につながった。こんな遅い時間でもがんばってるのねぇ、と変なところに関心した。
「BootCampでインストールしたWindowsXPを、Mac側からParallelsで起動しようとしたら、認証しろというメッセージがでて、認証しようと思ったけど、回数制限でできないんです」
と、あえて、BootCampとかParallelsとか、そのままの固有名詞を出して状況を説明してみた。すると、1、2つ簡単な質問はされたが、あっさりとキーを発行してくれた。これで無事ParallelsでのWindowsもライセンスを得たということだ。

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2007/02/04 23:09

Parallels Desktop for Mac の導入に手間取った記録

MacにはBootCampを入れたのだが、やっぱりいちいち再起動するのは面倒だなぁと思いはじめた。最初はMacでWindowsが使えるだけで満足だったのに、人間の欲望はとどまることを知らない。Parallelsなら再起動いらないんだなぁーと考えるはじめると、いてもたってもいられなくなった。最近のリビルドだと、BootCamp領域のWindowsOSを利用できるのでライセンスもわざわざBootCampとParallels用に2つ購入する必要もない。これは入れない理由が見つからねー、意気揚々とインストールに望んだ。

確か、最初に入れたリビルドが確か3036(よく覚えてない)。このバージョンでは、先にBootCampで起動したWindowsに、Parallels Tools for Boot Campってツールを入れておかなければならないらしい。指示通りにWinにToolsをイストールしてから、OS X側にParallelsをインストール。新しいvirtual machineを作成してスタート。が、、、「Unable to open disk image Boot Camp!」というメッセージが出て起動できない。うむむ。よくわからないが調べてみると、FATフォーマットを使ってる場合には、このリビルドバージョンだとうまく動かない(らしい)ということがわかった。

さらによくよく調べてみれば、最新のリビルドは3150とかが出てる。最新のリビルドの動作に問題ないのかどうかはよくわからないけれど、FATフォーマットでも大丈夫になってる、とうようなことが書いてあったので、再インストールしてみることにした。再度、起動。が、またまた起動できず。今度は、BootCampにインストールされているParallelsToolsが古いから削除しろとかなんとかというメッセージが出る。うむむ、またか。

仕方ないので、再起動してWindowsを立ち上げる。が、ここでまたしても問題が発生。オペレーティングシステムの選択画面。Windows XPかParallels configuration が選択肢として表示されている。ところが、この画面でキー操作がまったく認識しない。十字キーもEnterもファンクションキーも、何を押下しても反応がない。うーむ。Windowsキーボードがないと駄目なのか、と思いつつも、そんなもの持ってないし。Windowsが起動できないと、PrallelsToolsのアンインストールができない。うむむ、、、どうすればいいのだ。

これまた調べてみると、暫定的な解決法として、windowのboot.iniを書き換えてればなんとかなりそうな気配。(cappuccinoのコンピタブログの「ParallelsでBootCampのWindows(実機)が起動しない件について」というエントリーを参考にさせていただきました。ありがとうございます)結果的にこの方法で起動はできるようになった。同じような境遇に陥ってる人がいたら試してみられては?(責任はとれないけど)

・WindowsのHD直下にある(であろう) boot.iniというファイルをテキストエディタで開く。
・timeout=-1(ボクの場合は「-1」になってた) → timeout=30
・保存して終了

これで、オペレーティングシステム選択画面で30秒の時間が与えられる。普通にキーボードも認識してくれるので、WindowsXPを選ぶと、無事起動。ふー。よかった。

その後は、Toolsをアンインストールして、再度再起動。MacからParallelsを起動すると無事にWindows が起動した。いやー。Parallelsいいっすね。まだ全然使い込んでないけど、やっぱり便利だ。
まだなんか挙動が変なところがあったりして、よくわからないけれど、普通に使う分にはほとんど問題ない感じ。

実は、Parallelsのライセンスは日本語版のライセンスを持っているのだが、WindowsXPのライセンスを1つしか持ってないので使っていなかった。英語版の最新のリビルドでは、日本語版のプロダクトキーは使えない。つまり、今は30日間の仮ライセンスで利用しているというわけだ。ボクとしては、英語版でBootCampからの起動ができるリビルドが正式バージョンとしてリリースされ、その日本語版が出るまで待つしかない。(ライセンスを持ってる人は無償バージョンアップというようなことをいわれてるが、日本語版でもそうなのかどうか。仮に、バージョンアップにお金がかかりそうなら、英語版のラインセンスの方を購入したほうがいいかもしれない。安いし。)

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2007/02/04 11:15

2007年01月20日

MacBookでの初エントリー

MacBookを購入しました。Macでの初エントリー。
ここ2日ぐらいは、家にいる間はずっとMacの設定してる感じです。もともとMacは使ってたとはゆえ、なにせ漢字Talk7.5の時代。OS Xとは全然違ってて、最初はソフトのインストールでいきなり意味がわからずあわてました。Winならセットアップの時に必ず入れる必要のある定番ソフトもわかってるのだけど、Macはようわからん。テキストエディター一つとっても、何が定番なのかってところから探し始めなきゃならないので大変だった。

とりあえず、BootCampの設定が終わり、iTunesデータの移行が終わりったところ。Win側はいつも利用している環境をほぼそのまま再現。うーん。時間かかるなぁ。

今朝からGaragebandで遊び始めるが、MIDIキーボードが認識してくれず、最初は手こずった。単純にドライバーが古かっただけだったのだが。いやぁ、Garagebandは面白いっす。標準でついてるソフトとは思えない出来ですね。しばらくはこのソフトで遊んで、物足りなくなったらLogicとかに乗り換えようと思ってます。

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2007/01/20 16:11

2006年12月21日

国内外ソーシャルショッピング系サイト

Read/WriteWebに、5つのソーシャルショッピングサイトの紹介、比較記事
日本でもソーシャルショッピングサイトはいくつか出てきてるが、「決定的」と呼べるようなものはまだない。玉石混交状態だろう。

kaboodle
Alexaのデータ上では、他の4サイトに比べると頭1つ分抜け出してる感じがある。
各サイトで「ipod」での検索結果数でもkaboodleは飛び抜けている。(もちろん単純な検索結果数で比較するのは危険だが)
eBayとのパートナーシップ契約がkaboodleの人気を底支えしている感がある。
機能的には他のソーシャルショッピングサイトと大きく変わるところはないが、集めたアイテムをリスト形式やスライドショー形式など表示形式を変えて閲覧できるあたりが優れたところと言えるかも。

stylehive
Stylehiveはどちらかというとファッションに寄ったソーシャルショッピングサイト。
トップページはいまいちという評。確かに。kaboodleに比べるとトップページらしさはないし洗練されてるとは言えない。でも、トップページ以下のページについては良い仕事をしていると称賛されてる。ボクはあまり好みではないのだが。
キーワード検索のインターフェイスは面白い。Ajaxで今みているページに重なる形で表示される。これ実はGoogleのサイト内検索を利用しているんだなと。

MyPickList
このサイトは知らなかった。このサイトは集めたアイテムリストから誰かが購入したりすると、そのリストオーナーにコミッションが支払われるような仕組みを提供しているらしい。
機能面では他よりとりたてて優れたものがあるわけでもない感じだろうか?
コミッションの支払い関連のところは裏側がよくわからないので、もう少し詳しく調べてみよう。アフィリエイト対応しているショッピングサイトのクリッピングなら、一部をリストオーナーに支払えるだろうけれど、ソーシャルショッピングサイトの場合、紹介するアイテムが必ずしもアフィリエイトに対応しているわけでもないだろうし。

wists
ボクがソーシャルショッピング系のサイトを最初に調べたときに、使ったのが確かここだ。
アイテムを登録するブックマークレットを使ったときは、うまいこと作ってるなぁと関心したのだが、この記事によるとkaboodleは自動で最も適切な写真を選び出すらしい。どんな仕組みを入れてるのだ?? wistsの場合は、確か登録するページの画像が全部選び出されて、そのなかからアイテム写真として使いたいものを選択するというフローだった。

次に紹介するthisNextも同じような仕組みだったけれど、そういえば抽出されている画像は少なかったなぁと。ページ中にある画像をすべて候補として出すのではなく、透明gifや背景系の明らかにそれとはちがう画像は弾くような仕組みがあるのだろう。面倒だけどこれはやって出来なくはない。

ThisNext
ここは最近別の記事で知った。TechCrunchのこの記事や、USATODAYのこの記事
一番後発だけれど、後発だけにインターフェイスはとても洗練されてるし、機能も充実してる。ブログパーツなどのカスタマイズ性も高いし、自身のブログとの連携などの機能もわかりやすい。個人的には一番好きだ。

あわせて気になってる日本のソーシャルショッピング系?

カイコミュ!
ケータイのソーシャルショッピングサービス。Yahoo!ショッピングの商品情報を利用している。

ビルコレ
最近オープン性になったの? 仕組みは非常によく考えられているなぁと関心するのだけれど、正直自分で使ってみてその面白みが分からない。mixiにこのサービスが付くのなら使うのだが...

MONO+List
ドリコム。人はなぜここでアイテムを収集する必要があるのだろうか。ここにアイテムを集めておくと何か良いことがあるのだろうか?

ECナビリストα版
α版なのでまだサービスのビジネス化みたいなことは考えてないのだろう。
現状はAmazonの商品をコレクションできるだけみたいだし。ただ、集めたアイテムを自身のアフィリエイトコード付でブログパーツ化できるというのは良い機能だと思う。

stackk
最近オープンしたらしい。海外のソーシャルショッピングサイトが持ってるようなアイテム登録用のブックマークレットにコレクション、リスト概念などを持ってる。機能としては最低限が揃ってる感じではある。。。
が、、、やはりここでも同じ疑問が。人はなぜここでアイテムをコレクションしたりする必要があるのだろうか。何か良いことがあるのか、、、


ソーシャルショッピング系のサイトは国内外みても、どうも大ブレイクしそうな臭いがしない。なんとなくだが、今、各社が同じように機能を強化したりしているサービス方向では、行き詰まりが来るような気がしてて、まったく違う考え方が必要なんじゃないかと思う。

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2006/12/21 11:08

2006年12月15日

地域密着型ビジネスデータ

日経産業新聞のBizスタイル2.0特集より。
地域密着系ビジネスのデータを探していたのでちょうどよかった。

VARRYカプセルコーポレーション福岡県(05年11月 4200人)
湘南Clipカヤック神奈川県※1(06年7月、500人)
TownComnitラソナ東京都※2(06年4月、2300人)
ドコイコパークドコイコ神奈川県(06年1月、1000人)
ひょこむNPO法人はりまスマートスクルールプロジェクト兵庫県(06年10月、1200人)
N(エヌ)長野地域SNS運営委員会※3長野県(06年10月、1200人)

※1:湘南地域
※2:表参道・渋谷地域
※3:事務局は長野商工会議所

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2006/12/15 09:10

2006年11月27日

90:9:1の法則は日本のCGMサイトにもあてはまるか?

ユーザー参加型のCGMサイトには、90:9:1の法則というものがある。Webユーザビリティでおなじみのニールセン博士が提唱している。
1人のロイヤルティユーザーに、それほど熱心ではないけれどもまぁまぁ貢献してくれるユーザーが9人。それに90人の一般ユーザーがつく。
もっと単純化して考えると、1人の投稿者に90人の閲覧者、と考えてもいいだろう。

価格.comのIR資料(PDF)を見ていると、4Travelや、食べログといったCGMサイトにもこの法則がある程度あてはまってることがわかる。

フォートラベルは、月間利用者数189万人、月間総PV2560万。会員は21,600人。
わずか2万人ちょいの会員が、189万人の利用者を獲得していると考えられるわけで、90:1になっている。

食べログは、月間利用者数115万人 月間PV 991万。レビューアーが8,000人。レビュー件数は9万件。
つまり、レビューアー一人あたり、平均11~12程度のレビューを書き込んでくれ、その蓄積が、100倍のアクセスを生んでいる。この数値もほぼ、法則通り。

4Travelにしても、食べログにしても、すべての会員が大きい貢献をしているユーザーではないと思うので、数値にはブレはあるだろうが、ただ、CGM系サイトの構築などを考える際の目安としては活かせる数値と言えるのではないか。

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2006/11/27 13:18

2006年10月25日

Firefox2.0対応してない機能拡張

Firefox2にバージョンアップ。最初、対応してない機能拡張がいたずらしてか、うまく動かなかったが、再度インストールして、対応してない機能拡張をはずしたら直った。
起動はあいかわらず重いけど、ページの描画はかなり速くなった。快適。

-Download Manager Tweak
-BX
-ContentHolder
-ContextMenu Extensions
-Copy URL+
-Google Calendar Quick Add
-Google Web Accelerator
-Japanize
-Live HTTP Headers
-OpenBook
-Talkback

が今のところ2.0に対応してない機能拡張。
タブは、Tabbrowser Extentionsがうまく動かなったが、TabMix Plusでなんとかなった。Download Manager TweakとContentHolderが動かないのがつらいなぁ。実は、ContentHolderはかなりヘビーに利用しているので。

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2006/10/25 23:52

クインランドの栄光と挫折

田中克己の針路IT : クインランドの挫折---急成長のネット戦略が破綻、赤字へ

ネットビジネスで急成長してきたクラインランドが、2006年6月期に赤字に転落した。次々に傘下に治めた自動車や娯楽などの事業会社の販促をITで支援し、グループ全体で拡大を図るという同社の戦略は破綻した。今後は買収した事業会社をすべて売却する。

急拡大。一度、悪い方向に向かうと、すべて悪くなっていく。
QlepはTVCMもかけて関東に乗り出してきたのにねぇ。
事業会社売却後は、「売上高51億円、営業利益7億9500万円、経常利益5億9000万円」となる見込みらしいが、もうこれは全然違う会社だなぁ。まぁ、DMES事業の営業利益が07年6月期は15%に悪化する見込みということだけど、15%でもこの事業ならいいほうなんじゃないのかと思うのだが。だってDMES事業って経営支援、営業支援システムを核にしたWebコンサル、構築事業+地域ポータルのフランチャイズ事業でしょう。より「経営」とか「ビジネス」視点だということかもしれないが、大手のIT系コンサルや、SIerももろその領域にいるわけだし、大手のWebディベロッパーもしかり。

2006年4月のIR資料
(PDF)を読むと、
DMES事業の中の「既存請負型・物販」で「請負開発」「請負運用」の単価が6700万円。Qlepなどのポータル事業でのポータル開発が@1億円。ポータル運営はASPで@1万円。広告販売が@50万円という、よくわからない単価が載っている。「既存請負・物販」の6700万円というのがよくわらなない。おそらく構築から年間運用ということなんだろうか。06年6月中間期の実績で平均単価8400万円、顧客数35件という数値もよくわらない。この2年で買収した会社34社とのことだが、どのていどかぶってんだろうね... 

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2006/10/25 09:27

2006年10月24日

消費者参加サイト(CGM)サイト急成長

日経新聞に「消費者参加型サイト急成長」という記事で数値類がまとめられていたのでメモ。

  • ブログ

シーサー9,426(72)
ココログ10,741(68)
ヤフーブログ56,128(5.2倍)

  • 口コミサイト
フォーとラベル918(34)
ウェディングパーク197(12)

    • 単位は「万回」、2006年9月実績。カッコ内は前年同月比増加率、%または倍数。
    • ウェディングパークは運営会社からの聞き取り、その他はネットレイティングス調査による家庭からの閲覧件数

ブログ広告市場は06年で70億円(04年3億円)。ブログを活用した通販などが1275億円(04年28億)。
おそろしい成長だが... 「ブログ広告」にはAdsenseなんかも含まれるのだろうか? 「通販」の方にはアフィリエイト経由などの売上なども入るのだろうか? そのあたりはよくわからないけれど、とにかく急成長してることは明らか。

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2006/10/24 09:46

2006年10月10日

ロングテールに関してのデータ

GoogleがYouTubeを買収する。TechCrunchが最初に「噂」として報じたこの情報が現実のものになった。
YouTubeはいずれどこかのポータルサイト(って言い方も古いが)か、Googleに買収されるしかないだろうとと思ってたので、特に驚きはないけど、しかし、約2000億円の買収とは。TechCrunchによると、最後までYahoo!が買収金額のつり上げでねばってたらしい。

今月のハーバードビジネスレビューに「ロングテールの教訓」という短いコラムが掲載されている。
デジタルコンテンツの定額インターネット配信においてのコスト削減策をあげているコラムなのだが、本筋よりも以下のデータが面白かったのでメモしておく。

オンラインDVDレンタルのネットフリックスは、「レコメンデーション機能と計画的な販促活動を通じて、レンタル全体のなかで新作の比率を30%にとどめている。これに比べて、ブロックバスターのそれは75%に達する。」

新作よりも旧作、つまり低コスト商品群の消費を促すことで、コスト削減がはかれる。このようなロングテール効果をもたらすためには、優秀なレコメンデーションエンジンが欠かせないというわけだ。

そういえば、ネットフリックスは、レコメンドエンジンのコンテストなんか開いてる。
ITmedia News:Netflix、賞金100万ドルの「おすすめ機能」コンテスト

オンラインDVDレンタルの米Netflixは10月2日、賞金100万ドルという「おすすめ機能」コンテストを発表、応募受付を開始した。

 Netflixでは、会員が観た映画に対して行う5段階の評価をベースに、「おすすめの映画」を各会員に提案している。今回のコンテストでは、現在Netflixが使用しているこの機能よりも10%高い「おすすめ」精度を最初に実現した応募者に対し、賞金100万ドルを進呈する。

 コンテストは、精度向上10%という基準を満たす最初の応募者が出た時点で終了する。基準を満たす応募者がいない場合には2011年10月2日まで継続され、毎年、最も優秀な成果を挙げた応募者に5万ドルが進呈される。

より優秀なレコメンドエンジンを手にして、コスト削減をしようという試みか。

ちなみに、ネットフリックスは、ここによると、「2004年の売上は6億 400万ドル、2005年第一四半期売上1億5400万ドル、第二四半期売上1億6400万ドルと堅調です。株価は。2005年年初から132パーセント上昇、過去3年間では892パーセント上昇しています。」とのこと。

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2006/10/10 09:05

2006年10月08日

Firefoxのブックマークレットが動かなくなったけど

ここしばらく、なぜかFirefoxに入れてたブックマークレット類がうまく動かなくなってしまった。
まとまった時間がなかったので、調べてなかったのだが、不便極まりないので、今日は一念発起。がんばって原因をつきとめてみた。
結果的には機能拡張で入れてたTabMixが原因だったようだ。TabMixが悪いわけでもなく、たぶんボクの設定の問題だろう。TabMixをはずして、以前使ってたTabbrowserExtentionsの方に換えたら動くようになった。
これで一安心。しかし何が原因だったのあろうか。TabMixを入れたのはずいぶん前だし。何が影響してたのかさっぱりわからん。

しかし、この原因追求の途中でbookmarkを削除してしまいちょっとあせった。GoogleSyncのおかげで事なきを得たが。(以前まではMozbackupを利用していたのだが、Mozbackupの最新データが2006年1月という心もとない状態だったので、GoogleSyncを入れてて助かった)

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2006/10/08 19:08

2006年10月04日

Discoveryの問題を解決するPandoraとLast.fm

Pandora Internet Radio - Find New Music, Listen to Free Web Radio
Pandoraが日経新聞で紹介されている。Pandoraですでに解析済みの曲は50万曲。月に1.5万曲づつ増えているそうな。しかし、1つ1つの曲を「アナリスト」がメロディーやリズムなど、約400項目を点数化、データベース化しているというのは凄い。「音楽ゲノム解析」と呼んでるらしいが、アメリカらしい壮大なプロジェクトだなぁ。

Future of Web 2.0 THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006で、Last.fmのフィリクス・ミラーと、伊藤穣一さんのディスカッションで、「Deliveryの問題からDiscoveryの問題へ」というようなキーワードがあがった。
これはなにも音楽だけの問題ではないだろうけど、確かに、音楽の分野では確実のDiscoveryの問題がおきている。
音楽機器などが安くなったこともあるし、今まで大きな壁だった流通の問題もインターネットが解決していくれ、誰もが簡単に曲をつくり、公開できるようになった。実際、インディーズとメジャーみたいな垣根も消えつつある。
手に入れることができる曲はどんどん増える一方なわけだけど、そうなるとやはり一番の問題は、自分に合った曲を見つけることになる。
伊藤穣一さんも言ってたが、気づくと同じアーチストや同じ曲ばかり聴いているそうだ。そういえば、ボクも同じだ。ボク自身は音楽への関心が薄れたというのもあるのだろうけど、やはり情報が膨大にふくれあがるなか、新しいアーチストや曲が発見できない、ってことも大きな問題であることには違いない。

PandoraもLast.fmも同じように、音楽におけるDiscoveryの問題解決に取り組んでるわけだけど、音楽のリコメンドエンジンとしては、ボクはやはりLast.fm(日本版はまだまだいまいちなだけど)のほうが気になる。Pandorが人海戦術なら、Last.fmはシステム。なんかYahoo!とGoogleの構図とだぶるのはボクだけか。Last.fmは、「聴く」という自然なユーザーの行為がそのまま音楽趣味の蓄積となり、そしてそれが似てる人を探すことにつながる。いかにもWeb2.0的だ。ユーザーが増えれば増えるほど、リコメンドエンジンの精度があがっていくし、新たな発見につながっていく。

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2006/10/04 10:23

2006年10月03日

マグナチューンが日本上陸

音楽ネット配信、著作権柔軟に・米マグナチューン日本上陸へ インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

利用者が無料や自分で決めた価格で音楽を楽しめる新種の音楽ネット配信サービスの米マグナチューン(カリフォルニア州)が、年内に日本向けサービスを始める。全曲で著作権を柔軟に運用する「クリエイティブ・コモンズ(CC)」のルールを採用し、欧米で広がりを見せている。新しい音楽流通の試みとして日本でも注目を集めそうだ。

マグナチューンの最高経営責任者ジョン・バックマンは、すばらしい起業家だと思う。
マグナチューン以外にも、古本を交換できる「ブックムーチ」(bookmooch)というサービスも手がけている。
もともとは、検索エンジンビジネスを手がけ、それを売却し、今度は電子メール配信システムを手がけ、そして今はコンテンツ流通だ。検索エンジンから電子メール配信システムってあたりが、おそれおおいが自分にもかぶるところがあって、彼が手がけるものには目が向いてしまう。

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2006/10/03 09:14

デザイン・クリエーターのポータルサイト ロフトワーク

昨日の日経で知った。

デザイン・クリエーターのポータルサイト -ロフトワーク

ロフトワークが制作代理店となって仕事をクリエイターに依頼する形。登録人数は9月に6000人を突破。
当初は発注企業にクリエーターを紹介する形だったが、ことごとく失敗したためロフトワークのディレクターが間に入ることになったとのこと。

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2006/10/03 09:09

2006年04月27日

無印良品、ネットストアが同社最大店

無印良品、ネットストアが同社最大店に:ITpro

「無印良品」を展開する良品計画のインターネット販売店舗「ネットストア」が、同社で最も売り上げる店舗に成長してきた。ネットストアを1つの店舗とみなすと、3月の月間売上高はこれまで同社最大の売上高を誇ってきた東京の有楽町店を上回った。

2年前にこういうエントリーを書いたときは、ネットストア会員が17万人(2004年6月)、売上16億円(2003年度)といことだった。会員は3倍以上、売上も2倍以上伸びたということか。
客単価は1万2000円で実店舗の6倍ある」と語っているけれど、2年前は10倍以上あるといことだったので、実は客単価は低下しているのだろう。2年前の実店舗の客単価が1,985円なので、だいたい1/6。つまり実店舗の客単価は上がりも下がりもしてないということだ。
ネットストアの方が客単価が上がる理由は当たり前といえば当たり前だろう。配送が前提なんで、大きいものなどまとめ買いするだろうし。客単価が下がってきているというのは、別に悪いことだとも思わない。これはネットストアという存在が日常の延長になりつつあるということなのだろう。

今後、MUJI以外にもネットストアが最大店舗になるというケースはいくつも登場するだろう。いや、すでになってるところも多いかもしれない。Amazonがバーンズ&ノーブルの売上を抜いてしまったり、公表はされていないけれど日本のAmazonの規模も、ほぼ国内最大ではないかとも言われてるし。

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2006/04/27 11:48

2006年04月25日

こういうの詐欺に近いよ

CafePress」で検索した検索結果。

CafePress2.jpg

広告のタイトル「cafepress」、表示しているURLも「cafepress.co.jp/
Cafepressの日本語版でもできたかと思ってクリックしたら、ClubTのサイトじゃん。

手のこんだことに、ここcafepress.co.jp ドメインをとってるのね。AdWordsには、このcafepress.co.jpドメインのリダイレクトURLを登録している。

ビジネスモデルは似てるが、本家のcafepress.comとは関係ないだろう。

ClubTのモデルは、CafePressから着想を得てるのかもしれないが、でもCafePressとは違う方向から攻めてて、面白いなと思っていた。別に、ClubTが嫌いなわけでもない。ただ、この手の詐欺に近いことはボクは好きではない。

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2006/04/25 17:38

2006年04月18日

引越準備

週末にイベント第二弾が終わり、行き着く暇もなく、今週末にひかえる引越準備。書籍類、CD類の梱包を行うも、段ボール不足で途中でストップ... いやはや。ものすごい量だ。どう考えても週末だけで終わらないので、翌週末に再び京都に戻って引き渡しまでの作業をしなければならない。。。GWは石巻に行かねばならんし、こうもプライベートが忙しいと、仕事がどんどん遅れ遅れになっていく。まいった。

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2006/04/18 20:58

2006年04月13日

デジカメde!! ムービーシアター 2

写真を映画のように見て楽しもう!あの時の思い出や感動をフォトムービーに!エーアイソフト デ...

あーつかれた。いやはや。3週連続大イベントの第2弾が今週末。これが一番大変だった。このイベントで流すスライド作成のために、このソフトを購入した。

当初はPowerPointに画像貼り付けて、音楽にあわせて手動で切り替えていきゃいいやぐらいに考えていたのだけれど、それでは満たせない要望があがってきて、急遽「きちんとしたもの」をつくることになった。
やりたいことは単純なのだ。音楽にあわせて40枚程度の写真を流していくというもの。ただ、どのタイミングでどの写真を出すとか、どういう効果を使いたいとか、そういう細かいところでこだわりたいというわけだ。

とはいっても、そんなものつくったこともない。フリーソフトやWindows Photo StoryWindows ムービー メーカーなどでつくるということも検討したのだが、色々調べてみると、細かいところで要件を満たせない。で、見つけたのがこの「ムービーシアター 2」というソフト。とりあえず体験版をつかってみたら、やりたいことがいとも簡単にできてしまった。即本購入。

このソフトがすばらしいのは、とにかく操作が簡単であること。時間がないので操作方法を覚えなきゃ使えないようなものはパス。ぱっと見で理解できるものを求めていたのだけれど、まさにぴったりだった。
画像と音源を読み込み、タイムラインにあわせて効果を配置していく。そして効果に写真を紐づけていくというような感じで、マニュアルなど読まずとも簡単につくれてしまう。

ただ、音とスライドのタイミングを完全にあわせる作業はかなり大変だった。完璧にはあわせられない。まぁ素人の手習いだし、わずか数分レベルのものだ。ある程度あってりゃいい、というぐらいであれば、このソフトで充分事足りる。

すばらしいソフトなのだが、欠点もいくつかある。正直この部分はなんとか改善して欲しいところだ。

(1)「やり直し」機能がない。間違った操作をしたときに取り戻せない。これがけっこう間違えるのだ。「削除」メニューととある設定メニューが上下で並んでいて、間違って削除を選択してしまい、効果ブロックが消えてしまうということが何度もあった。

(2)「コピー&ペースト」ができない
コンピューターやOffice系のソフトに慣れ親しんでいると、何かとコピペなのだが、例えばある効果のブロックを何度も繰り返したいのでコピペしたいと思っても、それができない。すべてのブロックを手順通りに作っていかなければならない。ボクの場合は写真が40枚、時間も4分30秒程度だったので、たいした手間でもなかったが、尺の長いものをつくろうと思うと、この機能は必須だろう。

とはいっても、この欠点を補っても充分に元はとれるソフトだと思う。
パーティなどで写真などをスライドで見せたい人などにはオススメ!

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2006/04/13 19:00

2006年04月10日

NISSEN ONLINEの戦略

いつの間にだか知らないけれど、NISSEN ONLINEのカートシステムがリニューアルしてた。

以前までのカートシステムを覚えている人も多いと思うが、商品を追加すると、当該ページが上下で分割され、下部にカートが表示されるという仕組みであった。
いろいろ考えててそうなっていたのだろうが、カート部分のフレームが小さくて、そもそも俯瞰性が悪かったり、フレームになることで、メインエリア自体の俯瞰性も落ちたり、と個人的にもあまり使いやすいものではないなぁと思っていたのだ。

今はどうだろう。カートに入れるボタンで、画面が遷移して「カート内容のご確認」のページが表示される。なんでもないことだが、この仕様変更はけっこう大きなものだ。
ただ、残念なのは、カートに入れた後に、他の商品も欲しいなと「追加注文する」をクリックすると、トップページが表示されるということだ。一長一短だが、ボクは同じ商品のページに戻って欲しいが。

ちなみに、NISSENの財務資料はとても面白い。株主説明資料のなかにウェブのことも書いてあってそれが参考になる。ある時期から、NISSENは「カテゴリTOP」を充実させるということを徹底してやってるのだけれど、そのことは説明資料にも書いてある。(「2006年1月31日決算説明会のプレゼンテーション資料」の中に/PDFなので起動注意)

すくなくとも2003年ぐらいまでのNISSEN ONLINEというはトップページにキャンペーンなどが盛りだくさんに掲載されていて、次のページ以降は左にカテゴリメニューがずらーっと並び(フレームで切られてる)、右側のメインエリアにもただ商品が並んでいるというそういういうつくりのサイトだったのだ。消去法型の検索にせよ、カテゴリメニューの数は多すぎるし、メインに並ぶ商品もただ並んでるだけで探すためのキーがないし、発見法型にしても、商品写真をだっと眺めていて、あぁこれいいかな、と思いあたるレベルで、とてもじゃないけれども、楽天などのモールが提供するような、ウォンツを喚起させるような仕掛けみたいなものは感じられなかった。

ところが2004年ごろから、いわゆる中間カテゴリ的なページがつくられるようになってきた。
例えば、こういうページだ。カテゴリのトップページには、そのテーマに関連するようなキャペーンやら特集、ランキングといったウォンツを喚起させるような仕掛けが盛り込まれるようになってきた。2006年度でもここは引き続き強化していくと謳っているので、おそらく効果があったのだろう。(そりゃ以前のカテゴリページに較べれば伸びるのは間違いないだろう)

また、NISSENはカタログでも、カタログ三分の計テスト展開を2006年度の目標としていて、それに連動してウェブサイトも三分の計を試すようだ。(もうやってるのかもしれないけど)
三部の計とは、ヤング、キャリア、ミセスという大きく3つのターゲット層にあわせてカタログの内容を変えるというものだ。これをウェブでもやるらしい。そして、2006年度は売上440億が目標とのこと。

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2006/04/10 08:11

2006年04月04日

1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方 儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法

POD野郎の作者さんにコメントいただいたのにコメントのCGIがおかしくて返事ができませーん。すいません。この場を借りてお礼申し上げます。

さて、これも新幹線の移動中に読もうと東京駅で購入。

1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方 儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法
1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方 儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法滝井 秀典

PHP研究所 2006-03-21
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なんとも扇動的なタイトルで、またか...と少し躊躇したものの、中身は面白かった。実際のデータやノウハウが詰まってて、よくある神田系の二番煎じ、あるいはトンデモSEO本とは大違いだ。
この手の本が出る頃には、実は、もうこの本で書かれてるような手法は古くなってるんじゃないかと思うところもなくはないけれども、検索キーワード広告からの来訪率、そしてコンバージョン率が必ずある一定の範囲内に納まるということや、キーワード選びのコツは、アクション系ワードというようなノウハウは、実はものすごいノウハウで、こんなの全部公開しちゃっていいんかいな、と驚いた。
検索キーワード広告ではウォンツ系の商品・サービスはダメとか、頭ではわかってるんだけど、きちんと言葉で整理して示してもらえると、わかりやすくなるし、これはお客さんの説明にも使えるなぁと関心した。

ということで、私も早速、タウンページを手に入れて、研究してみようっと。

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2006/04/04 00:20

2006年04月01日

POD野郎でiPodの曲をマシンに戻す

iPodってコンピューターからiPodへの移せても、iPodからコンピューターには戻せないのね。著作権の関係なのだが、これを知らなかった。マシンのHDD容量も制限があるしということで、ボクはiPodに入れてしまった曲をマシンから削除してしまったのだ。「戻せない」なんてことを知らず...

すでに20GのiPodは残り1Gも残ってないぐらい詰め込んでいるのだが、ほとんどの曲をマシンから削除してしまった。iTunesで購入した曲ぐらいしかマシンには残してない。さて、こまった。とある事情でCD-Rに曲を焼かないといけないのだが、その曲の大部分がiPodにしか入ってない。これらの曲はそもそも自分で購入したCDで、不正コピーなどは一切行っていない。が、iPodに入れてるCDのほとんどがこれまた手元にない。でも明日までにCDをつくらなければならない。さて、どうしよう。

しかし、やっぱり方法はあるのだなぁ。捨てる神あれば拾う神ありだ。
POD野郎というソフトを使えばiPod内の曲をマシンに戻すことができる。さっそくPOD野郎をダウンロードして利用してみたが、問題なくマシンに戻すことができた。うーん。すばらしい。POD野郎にはこういった機能以外にもiPodを徹底的に使いこなすためのさまざまな機能が用意されている。なんて便利なツールなのだろう。こんな便利なツールを無償で提供してくれる開発者さんにはホンとに感謝だ。

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2006/04/01 13:43

2006年03月26日

Skype APIを利用したコールセンターASP

Techcrunchで紹介されていて知ったこのサービス。
Sky-Click: your web call-center with Skype

このサービスは面白いね。コールセンターに必要な時間管理やフィードバックマネジメント、バックグランドミュージック、コールの振り分けみたいな機能も搭載されているようだ。Skype APIと連動するWebベースの管理機能が提供される。すくなくとも中小企業のコールセンターならば、これでも充分じゃないかという気もする。

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2006/03/26 19:44

2006年03月14日

Amazonのストレージサービス

Amazonがストレージサービスを開始だ。
Amazon S3 - Simple Storage Service
噂されるGDriveへの対抗か?
techcrunchこちらのエントリーで書かれてるように、月15ドルで100Gのストレージ(ストレージだけなら)を利用できるということだ。データの転送がギガ単位で0.2$か。
Gmailが、フリーメールの容量のブレイクスルーとなったように、Amazonのこのサービスは今後のストレージサービスのブレイクスルーになるだろうか。


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2006/03/14 17:29

2006年01月07日

ドリコムの上場

ドリコムが上場する。かなりびっくりしました。
http://www.tse.or.jp/listing/new/200602/2drecom.html

平成17年3月期の売上が2億3800万円。経常利益は9100万円。経常利益率は38%。

規模は小さいが、成長性などを考えると魅力がある会社だ。メイン事業はブログシステムの販売やレンタルだろう。ブログの市場はキャズムを乗り越えて完全に成長期に入ったと思う。今はほっといても稼げるような時期だろう。でも、導入期から成長期までの時間の短さを考えると、すぐに成熟期に突入するのではないか。競合がひしめき、価格競争が生まれ、利益率が低下する。
ドリコムキャリアなど、すでに成熟期を見据えたと思われる新しい成長カーブを描くためのサービスの1つなんだろうか。

とにかく同じ京都を出自とするIT系ベンチャーが1つの大きな通過点をクリアするということは喜ばしいことだし、応援したいと思う。しかし、上場したらしたで大変だろうなぁー。頑張れー。

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2006/01/07 19:59

2006年01月04日

検索結果上位を独占?

以前、クラシアンが支店ごとにドメインとって検索結果に大量に表示されるというエントリーを書いたことがある。今、Googleで「クラシアン」で検索すると、どうだろう。以前より気合いが入ってるようだ。支店のサイトはさらに増え、またインターネットタウンガイドやら、ぱどナビやらに掲載している広告やらで、おそろしい数の「公式」ページがヒットしてくる。これはほとんど検索汚染といっても良い状況ではないか。ここには明らかに意図が感じられるのだが。。。。

クラシアンとは全く関係ないのだが「ジェムケリー」で検索しても、似たような結果が得られる。別に「ジェム・ケリー」に恨みがあるわけでもなんでもないのだけど、色々調べていくとちょっとこれはやり過ぎだろうと思うところがある。

Googleの検索結果50件までに、支店サイトが12件もヒットしてくる。しかも、ここもクラシアンと同じように独自ドメインときた。(あえてリンクは貼りません)

ジェムケリー福岡店 [GemCEREY FUKUOKA]
http://www.gemcerey-fukuoka.jp/

ジェムケリー 名古屋店
http://www.gemcerey-nagoya.jp/

ジェムケリー for DICHA [広島店]
http://www.dicha-hiroshima.jp/

ジェムケリー for DICHA [アリオ蘇我店]
http://www.dicha-soga.jp/

ジェムケリー for DICHA[小田原店]
http://www.dicha-odawara.jp/

ジェムケリー for DICHA[飯田橋店]
http://www.dicha-iidabashi.jp/

ジェムケリー for DICHA [ララスクエア宇都宮店]
http://www.dicha-utsunomiya.jp/

ジェムケリー for DICHA [橿原店]
http://www.dicha-kashihara.jp/

ジェムケリー for DICHA [札幌店]
http://www.dicha-sapporo.jp/

ジェムケリー for DICHA [梅田店]
http://www.dicha-umeda.jp/

ジェムケリー for DICHA [厚木PARCO店]
http://www.dicha-atsugi.jp/

ジェムケリー for DICHA [イトーヨーカドー国領店]
http://www.dicha-kokuryou.jp/

クラシアンよりましなのは、各支店サイトでいちおうブログっぽいものが展開されていることか。各支店ごとにユーザーを獲得してコミュニケーションを行おうとしているのか、他の意図があるのかどうか。いやはやすごい。とにかく独自ドメインで支店ごとにコンテンツ展開することで、検索結果の上位を独占してしまっているのだから、試みとしては成功なのだろうなぁ。支店をたくさん持つ大手不動産物件の仲介会社やらが真似をしないことを祈るばかりだが...

もちろん検索すればヒットするのは各支店サイトばかりではなく、ジェムケリー自体のサイトや、ジェム・ケリーが運営するアクセサリーのウェブショップ、どういう意図があるのかよくわからないジェムケリーさのポータルサイトなどもある。

さらによくわからないのは、ひたすらジェムケリーのアンカーテキストリンクを持つサイトが無料ホームページサイトやプロバイダーの個人ホームページ領域で開設されていたりすること。

ジェムケリー
http://www.geocities.jp/gemgemcerey/

ジオシティー内につくられているが問い合わせ先などを見ると、公式ページなのだろうか。さらにこのページからリンクが貼られているこのページなども検索にヒットしてきている。

http://www15.plala.or.jp/hoseki/

これにまだブログがある。

ジェムケリー 宝石お役立ち情報 -北国tv
http://ch.kitaguni.tv/u/11136/
エントリータイトルにもジェムケリーや関連ブランドのキーワードばかり。トラックバックを辿って、他のブログに行けば、そこにも「ジェムケリー」ばかりときた。

Yahoo!ブログ - ジェムケリー
http://blogs.yahoo.co.jp/gemgemcerey

Doblog - ジェムケリー -
http://www.doblog.com/weblog/myblog/59190?pageno=1

ジェムケリー
http://ameblo.jp/gemcerey2005/

ジェムケリー
http://suk2.tok2.com/user/gem7925/

ジェムケリー
http://gemcerey.exblog.jp/

ジェムケリー
http://gemcerey.bg.cat-v.ne.jp/

なかにはジェムケリーファンである一般の人がつくったブログもあるのだろうけど、大部分はジェムケリーの関係者がつくったものだろう。それぞれのブログのトラックバックを見ていけば、奇妙にトラバをしあってることがわかる。どう考えても異常だ。これが自然に起こったとは思えない。
これらのブログのエントリーページがちらほらとヒットしてくる。公の公式サイトや各支店サイトなどとあわせると、検索結果の上位50のほとんどは、ジェムケリーの息がかかったページ群に独占されている結果となっている。

いやはやこの力の入れ方はすごい。やっちゃいけないということはないのだろうが、ここまで徹底してやるところもそんなにないのではないか。

で、こんなことやれば気づく人はすぐ気づくんじゃないかと思うのだ。気づけばそんなにいい印象は抱けない。「ジェムケリー」っていう社名で検索をかけてるのだから、その検索上位がその会社のサイトで占領されることが何が悪いのかと言われそうだが、やっぱりあまり気分の良いものではない。あるキーワードでの検索結果上位が、一企業に独占されるということは、その企業のサイトへのトラフィックが増えるというだけなく、そのキーワードに関連する第三者のサイト、ページ群がユーザーの目に触れる機会を失うということだ。

今回はGoogleでしか調べていないので、他の検索エンジンでもこの手の手法が通用するのかどうかはわからないが、ここまで意図的な検索エンジン対策が通ってしまうというのも、なんとかしたほうが良いのではないかと思う。さて、このエントリーは「ジェムケリー」で何位にヒットするのだろうか。

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2006/01/04 19:28

2005年12月28日

スルッKANSAIカード購入フローが駄目

四つ橋線の本町駅で、スルッとKANSAIカードを購入したのだが、この購入フローが恐ろしく不親切。「使い勝手」ということを考える上での、操作フローの重要性をもっと考えるべきだ。

最初に「切符」を購入するのか「カード」を購入するのかを選ぶボタンがある。ボタンは大きく、間違えることもない。何も躊躇わず「カード」を押下する。すると、メイン画面みたいなところに、購入するカードを選択するためのボタンが表示される。「スルッKANSAI」やら「回数券」やら、いくつかの選択肢が並ぶ。自然と「スルッKANSAI」のボタンに手が伸びるのは至極自然なこと。が、押下しても反応がない。ボタンといっても、液晶画面に表示される疑似ボタンなわけで、そもそもの手応えはないのだが、何の反応もしない。色も変わらなければ、画面が変わるわけでもない。一瞬戸惑い、よくよく画面本文を読むと、先にお金を投入してくれ、というメッセージが表示されている。なんか変なフローだなぁと思いつつ、財布からお札を取りだす。最初1,000円札を取り出して、投入しはじめたのだが、途中で財布のなかに5,000円札があることがわかり、5,000円を投入してすませた。投入金額は合計6,000円。そこで先ほどのカード選択ボタンを押下すると、画面が遷移して、今度は購入する金額を選ぶ画面となった。5,000円を選択する。と、どうだろうか。画面に「投入金額が多すぎます。最初からやりなおしてください」というメッセージが表示され、投入したお札は返ってきて、元の画面に戻ってしまった。

これには正直びっくりした。「投入金額が多すぎる」なんてエラーで最初からやりなおしを食らう券売機など遭遇したことがない。というか、そういうエラーに今までたまたま遭遇しなかっただけなのかもしれないが。理由はいろいろ思いつくけれど、でもそれにしても不親切だろう。そもそも最初のフローからして、おかしい。カードか切符かを選択することによって、次画面でカード選択の画面が表示されているのだ。あるアクションの結果として表示された画面は明らかに次のアクションを求めている画面なのだ。にもかかわらず、先にお札を投入しなければ、その画面が有効にならない、このフローはおかしい。あるべきは、この流れなら先にカード選択だろう、ついで金額選択だろう、その後でお札の投入ではないか。あるいは通常の切符購入などと同じく、お金を購入し、その購入金額によって選択肢を変化させるべきではないか。

とまぁ、別に憤るというほどのものではないのだけれど、同じようなことをウェブサイトでも平気でお客に提供してしまっていたりすると、ちょっと恥ずかしいだろう。
AjaxやらFlashやらで、アプリケーションインターフェイスが実装される機会も増えてきたわけだけど、ますます操作とそのリアクション、そしてフロー、という一連のナビゲーションフローの設計が重要になるだろう。

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2005/12/28 13:52

2005年12月27日

台頭する専門サイト

本日の日経新聞からメモ。
大手サイトとは一線を画した専門家サイトが台頭しはじめたという記事で、テニス365アットコスメ一休などが紹介されている。
ポータルサイトがやたらと騒がれたのは2000年とか2001年とかだろうか。あの頃も「総合ポータル」みたいものの次は「専門ポータル」だ、バーティカルポータルだ、みたいなことは言われてた。が、今と圧倒的に違うのは、あの頃はニッチではビジネスが成立しにくかった。今はこの手の専門、特化型、垂直型サイトってのでビジネスが成立できる素地が整ってきたということか。それは利用者数の拡大はもちろんだけれども、インフラが安くなったことや、プログラム言語自体の洗練や、オープン系のソフトウェアなどに優秀なものが出てきて、ある程度のレベルまでなら簡単にコミュニティだとかCMSが実装されたサイトだとかを作れるようになった、ということも大きいのだろう。

しかし、裏を返せばこういうことは、つまり参入障壁は下がっているということなわけで、ただつくっただけじゃやはり駄目だ。そこにはスピードも重要だろうし、仕掛けるタイミングや、あるいは他にない魅力的なサービスや仕掛けといった当たり前のことをしっかり考えなきゃならないということでもある。
ちなみに、ボクはmixiがgreeやオーカットよりブレイクしたのは、機能としては「足あと」があったからだと思っている。あの少しの違いが、SNSの愉しみ、深みをぐっと拡大したのではないか。そこがポイントだったのではないかと。

以下は、メモ。

テニス365は会員が10万人。月間閲覧数は一千万件。テニス大会の協賛依頼は閑散期の冬でも月に5~10件舞い込むらしい。
楽天トラベルが国内19,000施設を網羅してるのに対して、一休は769箇所。高級ホテルの掲載に特化したことで、05年9月中間期にサイト経由で予約を取り次いだ一室あたりの平均単価は22,000円。売上高営業利益率も63%。

この数値は楽天トラベルみたいな「総合旅行サイト」よりも当然良い数値なんだろうなぁ。ただ、一休は高級ホテルという印象はあるが、サイトは正直使いにくいと思う。何度か使ったけど、あまりにも使いにくいので、使わなくなった。そして、今はYahoo!とじゃらんを利用しているのだが、そこにポイントが貯まってきたので、ますますそこばっか使いだすという、運営者にとっては好循環、利用者にとってはどうでもいい惰性が起き始めている。

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2005/12/27 15:54

2005年12月23日

ほぼ直ったな。

コメントもトラックバックもいけるようになったぞー。あーしんど。
SQLiteへの変換は、mt-db-convert.cgi を利用させていただいた。すばらしいスクリプトを提供いただき感謝。

ボクがつまずいたのは、

MT::PluginData
.......... .
An error occurred while loading data:
SQLエラーが発生しました: out of memory(7) at dbdimp.c line 375

ってエラーが出たところ。結局、すべてのプラグインをいったん利用しない設定に変えてやれば最後までいけた。

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2005/12/23 15:40

MT3.2にバージョンアップしたら

2.6から3.2にバージョンアップしたら、なにをやってもエラーばかり出るようになってしまった。。。
DBをSQLiteに変更して、古いプラグインデータを削除したりなんやかんややって、ようやくエントリーではエラーがでなくなった。ふー。

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2005/12/23 15:31

2005年12月14日

しばらく

コメントやトラックバックいただいてもエラーがでると思います。そのうち直そうと思ってますが、今は時間がないのでほったらかしにしときます。すいません。

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2005/12/14 17:09

2005年11月30日

メンバーズに電通資本

ほう。メンバーズに電通資本が入ったかぁ。
電通とメンバーズ、資本・業務提携、デジタルマーケティング分野で

電通子会社のベンチャーキャピタル電通ドットコム(勅使川原直彦代表取締役社長)が、メンバーズの既存株主より発行済み株式の約7%にあたる1905株を11月22日に取得。この資本参加を軸に業務提携を進めていくもの。

IMJとCCIやら、少し前のNetyearとソランやら、大手Webインテグレーターの再編というか、次のステージへの躍進というか、そういうものが進んでいっとるのだなぁ。メンバーズって、しかし、制作分野では儲かってるのかね。ボクのイメージは、広告会社なんだけどもなぁ。
そういえばつい最近、某代理店と進めていたあるプロジェクトを、とある理由でメンバーズに譲ったなぁ(譲ったというより、うちじゃ出来ないのでその代理店が代わりに探してきたのがメンバーズだったのだけど) あの代理店の仕事に、この電通資本参加ってのは影響しないのだろうか。まぁ関係ないか。電通にとっては、これは「おさえ」みたいな出資なのだろう。7%だし。電通には、メンバーズと同じような役割をはたすデジパレがあるし、電通イーマーケティングワンもあるわけだし。

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2005/11/30 23:27

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

この忙しい最中だが、タイトルに惹かれて買ってしまい移動時間中の空き時間に読んだ。

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
4822244873ジョン・バッテル 中谷 和男

日経BP社 2005-11-17
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by G-Tools

本書を読むと、今日のGoogle帝国の誕生にはいくつもの危うい橋があったことが伺いしれる。端から見るとGoogleほど順調に成功の階段をかけあがった企業もないように思えるのだけど、AdWordsがスタートするまでは、毎月膨大なキャッシュを支出しつづけ、投資家達の圧力を受けながら、ダブルクリックのバナー広告ネットワークに検索結果の身売りをする寸前のところまでいってたというのは意外だった。もしインターネットバブルが崩壊せず、Googleが生計をたてるために、あのシンプルな検索結果に殆ど何の関係もない邪魔をしているとしか思えないスカイスクレイパーバナーが掲載されていたら... 

以下の情報は本書のなかで検索市場を解きほぐすためにあげられている些細な統計データに過ぎないのだけれど面白いデータなのでメモしておこうと思う。(このデータの正当性はよくわからない)

非営利調査機関であるピューインターネット&アメリカンライフプロジェクトの2004年夏のインターネット使用状況の調査結果によると、

・インターネットユーザーの85%が検索エンジンを利用
さらにそのうちの2/3以上が積極的に活用、週二回以上1、2回検索し、平均の検索回数は月に30回以上、検索の利用は年間20%づつ増加しており、ユーザーひとりあたりの検索回数も年25%増えている。そして、
・検索の20%は催し物などのエンターテイメント情報を求めている
・15%は営業目的だが、65%は情報全般を探している。
らしい。

ケルシーグループの調査によると、検索の25%は地元の情報で、その大部分が歯科医院やレストラン、水漏れ修理など日常生活に関わる営業情報が多い。
さらに、ハリスの世論調査によると、検索の40%は「見栄の検索」と呼ばれるものだという、検索エンジンに自分の名前を打ち込んで、インデックスに載ってるかどうか探すのである。

アルタビスタのCTO時代の経験から書かれたアンドレイ・ブローダー氏の『ウェブサーチの分類学』(2001)によると...

(1)ほとんど15%の検索が、「健全なドキュメントとは言えないテーマについての豊富なリンクを求めている。

(2)セックスに関する質問がログデータの12%を占める

(3)検索の25%が「すでに念頭にある特定のウェブ」を探している

(4)およそ35%はトランザクションの情報、つまりブローダーの言う「ウェブを介した活動の実行環境」を求めてる。

どうも(1)の意味はわからない。「健全なドキュメント」って言い回しが何を指すのかはわからないけど、リンク集ってことだろう。
(3)は、今でもあんまり変わっていないかもしれない。どこかの検索エンジンのクエリー数ランキングに、その検索サイトの名称がかなりの上位に食い込んできたなんてことがあったけれども。検索エンジンでどのような言葉を入れて、検索結果のどのあたりをクリックした、という筋道自体を「お気に入り」や「ブックマーク」と同じように利用するという使い方だったりする。
(4)は「商用検索」ということらしいが、著者も書いてるが「商用目的」と「情報目的」の検索の違いなんてそんなに明確なわけではない。

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2005/11/30 01:47

2005年10月19日

検索結果に表示されるタイトルの文字数

忙しさにかまけて、あまりよく見ていなかったので、いつ変わったのかわからないのだけど、そんなに昔のことではないとは思う。

Googleの検索結果に表示される、タイトル文字数の変化だ。

今、見ると全角で30文字前後表示するようになっているような感じだ。これまでは21~22文字ぐらいだったと思う。YSTはデビュー当時から全角30文字だったはず... と思って、今調べたら40文字ぐらい表示されてるものもあったりする....

Yahoo!JAPANがYSTメインに切り替えたのに対する一種の対抗策なんだろうか。タイトルで22文字程度ってのは、正直短すぎると思っていたんで、製作者にとっては嬉しいかも。

この変更にともなってタイトル内のキーワードの重みなどに変化があるのかどうかは、ちゃんと調べてないのでわからないけど。ただ、何かあるんだろうとは思う。

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2005/10/19 14:02

2005年07月28日

好きな時間、場所で好きな映像を

日本経済新聞の「薄型TVの覇権」という特集の(下)からのメモ。

野村総合研究所の調査では、視聴者が実際の放送中に番組を見ているのは一週間に16.2時間にすぎない。録画や市販・レンタルソフトの平均視聴時間も週16時間で拮抗している。好きな時間に好きな映像を見る習慣は定着しつつある。

ここに「好きな場所」での視聴も加わる。
ソニーのPSPも言ってみれば小型TVだし、松下なんかはすでに1セグ放送受信可能なカーナビを商品化してる。(1セグ放送の開始日は2006年3月27日週らしいし)
今までの「TVを見る」という視聴スタイルは、「TVに向かう」と改まっていわれるようなある視聴スタイルの1に変わりつつあるのだろうか。

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2005/07/28 15:35

2005年07月21日

コーヒー飲み比べドットコム

日本経済新聞メモ。

コーヒー販売のイン・ザ・カップがコーヒーの飲み比べサイト「コーヒー飲み比べドットコム」を25日に開設する。当初は、コーヒー焙煎を手がける約10社のコーヒー20~30種類を紹介。閲覧者が無料サンプルを取り寄せられる。
コーヒー会社は一サンプルにつき送料とほぼ同額の二百円をイン・ザ・カップに支払う。サンプルを受け取った人にアンケートを実施し、結果を各社に知らせる。

いちおうコーヒー関連の仕事に携わってるので。
「イン・ザ・カップ」の会社サイトを発見することできず...
しかし、最近の新サービスはネットバブルを思い起こさせるような安易なドットコム名が多い。

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2005/07/21 10:53

2005年06月01日

BEYES EDIT STORE

BEYES EDIT STORE

KAYACとSonyFamilyClubとのコラボ。
ショッピング体験をいかに楽しくできるか、ワクワクするものにできるか。
ちょうど同じテーマで取り組んでいる案件あっただけに、このサイトはちょっと悔しい。

必要なものを消去法で探して購入するのではなく、
そこでの体験が、商品が物欲を喚起させる。

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2005/06/01 18:53

2005年05月25日

三井不動産販売 ネット成約件数17%増

日経産業の記事。メモ。

三井不動産販売は2005年3月期のインターネット経由での成約が13,272件になり、前期に比べ17%伸びたと発表。
前期の引き渡し物件数は全国で41,000件。成約の3件に1件がネット経由だった計算。
ウェブサイトへのアクセス数も前年度比41%増の396万件。

ウェブサイトに掲載する情報量を増やしたことや、動画で物件内部を確認できる機能など使い勝手、利便性の向上が利用者増を生んだ。

三井不動産販売のサイト

e-三井で始める家探し

トップページから新築物件紹介に行くと、いきなりe-eeeってサイトサインがでてきて、かなりとまどったのだけれど。e-eeeは「e-三井」のことだったのね。わからねー。e-eeeと、本体サイトの位置づけがボクにはいまいちよくわからのだが。

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2005/05/25 14:58

2005年05月18日

大量に「媒体」を創出

昨日(5月17日)の日経産業新聞に、オプトがブログを使って情報サイトを構築という記事が掲載されている。オプトのサイトを見ても、その手のプレスリリースなども発表されていないようなので、メモしとこう。

記事からは理解できないところも多いのだけれど、とにかくMovableTypeみたいなブログ管理ソフトを使って、テーマ別の情報サイトを簡単に安く、大量につくるサービスを始めたということ。
通常のサイト制作の場合は100万円程度かかっていたものが、25万円程度におさえることができる。
情報を掲載した企業から掲載料を徴収する、ともある。

これは、サイバーエージェントがやってるAll Naviと同じようなモデルと考えればいいのだろうか。All Naviの場合は、各テーマサイトは比較検索サイトという位置づけだけれども、今回のこのオプトのサービスは、それぞれのテーマが直接テーマに即した企業のサイト(ブログ?)ということになるのだろうか。

5月中にこのブログシステムを使って開設する情報サイトは、「英会話」「コンタクトレンズ」「ハウスウエディング」「クレジットカード」「着うた」「留学・ワーキングホリデー」「インターネット銀行」「自動車ローン」「生命保険」「予備校」「引っ越し」「ペット保険」。

さらに運営する情報サイトの数を年末までに100種類拡充予定とか。そういうえば、以前にも、情報サイトを100サイト立ち上げるなんていうことをオプトはぶちまけていたけど。


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2005/05/18 10:54

06年にはブログ利用者は700万人超え?

日経産業、日経新聞ともに大きくブログの利用者335万人という記事を掲載している。メモ。

総務省の調べでは、04年度のブログ利用者が335万人、閲覧者は約1651万人。06年度には利用者は延べ782万人、閲覧者が3455万人にまで増えると予想。ブログ関連の国内市場規模は04年度は34億円程度、これが06年度には40倍の1377億円程度にまで拡大すると予想されている。

04年度ブログ市場34億円のうち、アフィリエイト・プログラムとAdSenseなどのブログ内容と連動したテキスト広告に関するものが全体の9割を占める。

すごいなぁ。まぁ利用者は「延べ」ではあるけれど。06年で700万人を超えるって試算は。個人がブログを持つのは普通のことになるんだろうな。車持ってるとか、バイク持ってるとかと同じような感覚か。企業内では名刺代わりに利用されることも多くなるかもしれない。その分、今すでに問題になりつつあるけど、ブログが原因で解雇されるなんて事例も日本で出てくるだろうし、会社によってはブログ規制みたいなものをつくるところもあるだろう。

社会はますます細分化されて、小さな単位の集まりになっていくような気がする。

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2005/05/18 10:40

2005年05月06日

Windows関連の定番ソフト

マシンがおかしくなって、新しいThinkPadヘ乗り換え。
毎回初期化したりする時に忘れてしまうので、セットアップ時に入れるソフト類の覚書。
とりたてて珍しいものを入れてるわけでもなく、普通に日々使うものだけです。
他、ブックマークレット、Toolbar類、Firefox関連の機能拡張、ipod関連ソフト、ATOKや最近購入した、DiskXToolなどをインストール。

  • FFFTP
    • SFTPに対応してないのが痛い。SFTP接続が必要なところはNextFTPを使う。

  • Orchis
    • ランチャーはずっとこれを使ってる。

  • WebScanとAreaEditor
    • WebScanは必須。ライセンスも購入済。AreaEditorはFirefox使いなのでほとんど使わない。Firefoxではmozexを利用。
    • Wikiを使いまくるうちの会社では、Wikiサポートアドインも欠かせない。

  • Irvineフリー版
    • 大量のファイル類をダウンロードしたりするときに利用。

  • Headline-Reader
    • RSSリーダーはいろいろ使って、結局、シェアウェアのHeadline-Readerに落ち着いてる。今のところ軽快に動作してくれている。

  • DesktopStyler
    • デスクトップのアイコンを小さくする。

  • WeBOX
    • いわば「紙」。IEはあまり使わないけど、IEを使うときには重宝してる。
    • Firefoxでは、同じようなものをSCRAPBOOK(http://amb.vis.ne.jp/mozilla/scrapbook/)で代用している。

    • Alt-Tab Replacement
    • Windowsをつかっててコピーやペーストなどの次によく使うショートカットはAlt-Tabか、Windwosボタン+D(デスクトップ標示)のような気がする。Alt-Tabの機能拡張として愛用してる。
    • Virtual Desktop Managerは画面を四分割できるようになる。Windowsキーと数字の割り当てで画面を切り替えるショートカットにも。ただIBMマシンってWindowsキーがないんだよなぁ。右のAltと、左のCtrl+Alt同時押下をWindowsキーに割り当てたけど、なんか使いににくい。

  • MultipleIE
    • 仕事上、いまだいろんなバージョン、種類のブラウザでのチェックが必要なことが多い。
    • これはバージョン違いのIEを同居させることができるもの。さすがにIE 3はいれないが、4と5.01、5.5SP2は必須。

  • クセロPDF
    • 一時は海外のものを使っていたが、今はこれ。

  • ふなツリー
    • 指定したフォルダ以下のファイル名を簡単操作で綺麗に階層出力(csv、txt、html)。

  • Spybot
    • スパイウェアの駆除ツール。

  • Win高速化 PC+
    • 細かい設定を簡単に行える。実際、パフォーマンスが向上するかどうかはよくわからない。

  • ZoneAlarm
    • ファイアウォール。フリー版を利用。

  • 付箋95
    • 付箋もいろいろあるけど、結局、これをずっと使い続けている。

  • ピクセル定規
    • その名の通り。ざっと今見ているサイトのピクセル数を調べたりするのに使ってる。

*Becky!関連

他にもプラグインは入れてるものもあるけどよく使ってるもの、なくてはならないものっていうとこれぐらい。

  • QuickEntry
    • フォルダ、アドレス帳、振り分けなどの設定、管理が楽になる。

  • BkASPil for Becky!2
    • スパム対策・対処用プラグイン。大量に届くスパムメールの対策。

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2005/05/06 12:28

2005年05月05日

携帯ネット通販急拡大

2005年5月2日 日本経済新聞の「携帯ネット通販急拡大」の記事メモ。

  • 楽天の「ケータイ版楽天市場」の取扱高は三月末までの1年間で前年の約三倍にあたる百億円。
  • ビッダーズ、昨年四月に始めたモバオクは四半期ごとに会員数と取扱高を倍増。今年1~3月の取扱高は115億円に達した
  • ネットプライスの「ちびギャザ」も雑誌社、FM局、外食企業などと組み、各社の顧客層に合わせた商品を容易する独自のちびギャザを次々と解説。提携先は約80社。
  • ヤフーは現状では書籍通販、オークションを手掛ける程度。
  • モバイル・コンテンツフォーラムの推定では03年度の市場規模は1700億円を超え、前年の1.7倍。

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2005/05/05 13:18

2005年04月20日

汎用連想検索エンジンGETA

はてなブックマークで見つけた「ほんつな」。この手のサービスは本分野以外でも増えてきたので、とくに目新しさもないけれど、ボクが興味持ったのは、このサイトで使われているGETAという検索エンジン。汎用連想計算エンジンなんていう仰々しい肩書きを背負っているけれども、文章間の関連性や単語間の類似性を計算するアルゴリズムってことなんで、ただの検索エンジンだろう。(「ただの」なんていうと失礼だけども)

このエンジンは、IPAの独創的情報技術育成事業らしく、ロゴマークの掲示さえすれば、このエンジンを使った商品の販売やシステム開発は自由ってことだ。
使い道はいろいろありそう。でも、形態素解析の辞書は、結局茶筅かなのねぇ。「ほんつな」でいろいろ検索してみるが、単語レベルでの検索は精度が悪い。意図的に文章を入力すると、そこそこな検索結果がでてくる。

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2005/04/20 10:21

2005年04月18日

すでに検索で見つかる情報の26%は消費者作成のもの?

宣伝会議の4月号『ブロードバンド普及で、消費者がメディアになる時代』というコラムの中に、昨年のAd Techのキーノート講演でのTV TalkのTim Smith氏の言葉が引用されている。

「すでに検索で見つかる情報の26%は消費者作成のもので、企業作成のものは18%である」

この数字の根拠は全く不明だが、CGM(Consumer-Generated Media)が大きな影響力を持ち始めているというのは事実だろう。

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2005/04/18 22:37

2005年02月15日

P&Gはつまみ食いユーザー対策をしてる

ニールセン博士のレポートで「つまみ食いユーザー」の餌食となっていたP&Gだったが、Tideのサイトなんかを見ていると、明らかにそのへんを意識した改善、改良がなされているようだ。Tideのサイトを以前にじっくり見た記憶はないので、昔っからそうだったのかもしれないけれど。どちらにせよ、つまみ食いユーザー対策としては必要な策が打たれてるのには関心した。

例えば、メニューのArticlesなんかを見てみよう。記事内には意識的にコンテクストリンクが設けられ、サブブランド紹介のページや、別記事へとつなげられている。

ただ、槍玉にあげられていたEukanubaは、サイトはリニューアルしたようだが、つまみ食いユーザー対策はなされていない。せいぜいトップへ戻るのリンクと、下部にもナビゲーションをつけたまでだ。

この件とは直接は関係ないが、Japan.Internet.comの記事を読むと、Tideは口コミ型オンラインキャンペーンの効果で、トラフィックが、キャンペーン初週に904%も増加したとのこと。記事を読むと、ただの友達紹介キャンペーンなのだけど、何か仕掛けがあったのだろうか?

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2005/02/15 23:32

2005年02月06日

SEOコンテストで何がわかるか?

第二回が始まったSEOコンテストだけれども、ボクはSEOコンテストに何の意味があるのかがよくわからない。

あれで多少は検索エンジンのアルゴリズムが解明できるのかもしれないけど、できたところでそれで簡単に対策を講じれるようなものなら、検索エンジンの検索結果はスグに汚れてしまうだろう。そうなりゃ検索エンジンだって対策打つだろう。いたちごっこだ。

そもそもこの世の中に存在しない言葉で、みんなで一斉にその言葉での検索結果上位を目指すっていう行為は、実際のSEOの現場とは大きくかけ離れた特殊な状況だ。

例えば、存在しない言葉なら、その言葉の認知度が向上しない限り、検索ワードに指定されることもそうはないだろうし、であれば通常、検索エンジン対策としては、その言葉のより抽象レベルの高い一般に流布しているような言葉か、その言葉が製品名やサービス名なら、その製品やサービスの属するカテゴリ名などで対策するのではないか。
世に存在しない言葉なら、対策なんてしなくたって普通に作ってりゃヒットするだろう。ブランド名なら、そのブランド名をどうやって流布させるのか、想起率を上げられるのかってのが先にあるわけで、誰も知らない、使わない言葉でSEOやって何の意味があるのだ?

つまりSEOコンテストっていう状況そのものは、実際のSEOの舞台となる状況とは根本的に異なるってこと。そのなかで必死に順位を競ったところで何がわかるのだろうか。

もちろん、この検索エンジンはテキストマッチよりも、被リンクによるテキストマッチが重視されるようだ、とかそういう大まかな特徴、特性は把握できるかもしれない。でも、把握したところでそれが実際のSEOでどれほど価値があるのかは疑問だ。
いくらやっても1位と2位の違いをアルゴリズムレベルでこれだと解明することはできないだろうし、かといってそういう細かいレベルの差を見出すことができなければ、大まかな傾向や方向性ってのは何もSEOコンテストをしてなくてもわかるレベルなんじゃないかと。

ページ内に適当な数のキーワードが含まれていて、そのキーワードがアンカーテキストに指定されるような外部サイトからの良質なリンクがある一定数得られている。つまり多くの人が指示するウェブサイトで、且つそのウェブサイトがそのキーワードのテーマをしっかり扱っているといこと。どこのSEO本にも書かれていることだと思うのだけど。

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2005/02/06 22:55

2005年01月09日

コンテンツ配信型のアフィリエイトネットワーク

マセル・ネット

コンテンツ配信型のアフィリエイトネットワーク。
コンテンツ配信の第一弾がシュミレーター。コスメ、事業者ローン向けのシュミレーターが用意さえてる。なるほどなぁ。

イークライシスは面白いサービスをつくるなぁと思う。
この会社もクリック保証型のバナーネットワークでも後発参入だけどちょっとした工夫を加えるだけでうまいポジションを獲得したし。フィデリも軌道にのってるみたいだしな。日本のランキングなるサービスもスタートさせた。これはクチコミ系。

すでにあるサービスでも、そこにちょっとした工夫が入るだけで、違うサービスに生まれ変わる。アクシブはMy IDをうまくECナビにつなげた。ECナビだって、価格コムやココネットですでに支配されてると思われた市場だったけど、インターフェイスの工夫と、ポイント制度を組み込むことで、ひじょーに魅力的なサービスに仕上がってる。

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2005/01/09 21:44

宅配ピザサイトの体験

外に出るのが面倒なのでピザを注文することにした。
同居人がインターネットでドミノピザのサイトを開く。
ボクはそれを横で眺めていた。普通のユーザーがどんなところで困るか、嫌がるか見たかったからだ。

同居人、いきなり不満たらたら。トップページのFlashがうっとおしいらしい。同居人には明確な目的がある。メニューを見ること。近くの店舗を探すこと。そんな人間とってFlashのプレゼンテーションはうっとおしいだけのようだ。すぐに「グランドメニュー」に移る。しかし、ここでもFlashだ。Flashにする必要なんてほとんどないにも関わらずFlash。同居人のストレスが溜まる。一つ一つの商品をFlashで解説するのだが、自由度がないのでいらつくだけ。

同居人、あっさり諦めてネット注文のコーナーへ。郵便番号入れて検索実行すると、またしてもFlashだ。このインターフェイスが同居人にはなかなか理解できない。カウンターのメタファーで注文していくのだが、要素が多くてすぐに理解できない。
「ご注文BOX」が小さすぎてよく見えない、などと不満を漏らす同居人。マウスオーバーすれば大きくなることは後に理解するが、この段階では理解できない。なんとか目的の商品の選択が終わり、注文内容を確定。こちらのプロフィールの入力に進む。メールアドレスを入力。確認用のメールアドレスの入力のために元のメールアドレスをコピーして、ペーストしようとした瞬間におそらくショートカットを間違えて、タブを閉じてしまった。。。。(同居人はドーナツPというタブブラウザーを利用している)。

これで終了。同居人激怒。
結局、電話して注文。やはり電話が圧倒的に早い。

ドミノピザのウェブサイトは、そこそこお金がかかってる。でも、おそらく無意味な金のかけかたをしてる。Flashがすべて悪いとは思わないが、ドミノピザに使われてるFlashはほとんど無意味だ。無意味どころか、注文を考えてるお客にとっては邪魔で使いにくいものだったりする。同居人の操作を見てるとそれが分かる。ピザ屋のサイトにユーザーが求めてるものはものすごくシンプルだ。メニューを見ること、店舗を探すことだ。ネットで注文できる必要はないだろう。まぁあってもいいとは思うが。が、ドミノピザではメニューがFlashになってて、これがまずうっとおしい。店舗を探すのもネット注文のところからしかできない。これでは注文目当てにサイトに訪れてるユーザーに買わせなくしてるのと同じようなものだ。

興味を惹かれたので個人的に他のピザ屋のサイトも見てみることにした。
まずピザーラ。ピザーラには無駄なFlashはない。郵便番号ではなく、住所から区、町と順番に選んでいく。ボクは郵便番号を覚えてないのでこちらの方が楽だが、同居人にとっては少し面倒臭いようだ。メニューはカタログをそのまま焼き直しただけのようなものだが、実はこれで充分だったりする。ただ、「もっと詳しく」をクリックして立ち上がるページにたいした情報が載ってないので肩透かしをくらった感が残る。詳しくもなんともない。

ピザハット。ドミノと同じくトップページにFlashがあしらわれてるけれど、特に邪魔かというとそういうわけでもない。メニューがシンプルでわかりやすいが、My Shop Searchの検索フォームに何を入れて検索したら良いかがわからない。
メニューの見せ方などは、詳細ページが詳細でないところまでピザーラと同じ。「メモ帳」のような機能は便利だとは思うが、どうせなら登録した商品の合計金額を出してくれてもいいのにと思う。

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2005/01/09 21:35

2005年01月04日

BkASPilを入れてるとBecky!が起動しない(2005)

あけましておめでとうございます。

年明け一発目だけど、Becky!が起動しない人は注意。
スパムフィルターのBkASPilプラグインをいれてると、なぜか起動しなくなるようです。いきなりこの事務所でも3人が同じ症状に遭遇中。Becky!のプログラムファイルが置いてあるディレクトリにBKASPilのプログラムファイルがあるので、それを起動して、アンインストールすると起動するようになります。

調べてるけど、まだこの症状については報告されてないようです。なんなんだろう?

(追記)
最新版のプラグインにすると起動するようです。最新版はBkASPil Ver.2.022

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2005/01/04 09:17

2004年12月20日

Firefoxの再インストール

Firefoxが起動しなくなった。プロファイルの入れ替えをやったり、新しいユーザーを作成して、バックアップを戻したり、いろいろやるも復帰できずで、仕方なしにすべてアンインストール後、新たにインストール。MozBackupからデータをバックアップし、最新版のBookmarkは、BookmarkBackupから復帰。自身の覚書エントリーから、機能拡張類をいれなおして再設定。検索機能系をまとめて追加したりなんやかんやで、ほぼ元通りへ。1時間もかからなかった。メモしててよかった。

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2004/12/20 09:16

2004年12月16日

アフィリエイトネタ:バリューコマース

本日の日経産業新聞には、アフィリエイトの老舗であり、最大手のバリューコマースについての記事が掲載されている。

  • 売上高は前年比5割増
  • テクノロジー関連企業の急成長ランキングで国内21位(トーマツ発表)
  • 売上高は非公表だが、民間調査機関などによると2003年12月期は約19億円(01年に対して、2倍強の成長率)
  • 04年は28億5000万円を超えるもよう
  • 個人を含めた契約するアフィリエイトパートナーは85,000
  • 顧客企業を51業種に分類
  • 2002年から年1社のペースで買収
  • 現在は国内の電子商取引市場の10%程度がアフィリエイト経由といわれる

個人のHP販促に利用」だと、パートナーは10万となっていたのだが今回の記事は85,000。
米国では15%程度がアフィリエイト経由ということだから、まだまだ日本のアフィリエイト市場の伸張余力は残されているということだろう。規模が規模だけに5%というのはすごい。

CNETの『「月収100万円以上のユーザーも」:国内アフィリエイト市場が拡大中』だと、楽天のアフィリエイトに参加するパートナー数は10万を突破したようだ。
リンクシェアの取扱高が2003年で200億円。

楽天の場合、アフィリエイトの売上が基本、楽天ポイントになる(ポイントを換金するときはポイントは1/2)。そこで貯めたポイントで楽天で買い物する。こういうサイクルができあがる。このあたりは楽天の強さか。

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2004/12/16 11:03

2004年12月13日

ネットが拓く 「情報の入り口」集客争い

日本経済新聞「新市場 ネット拓く-商機創出(下)のメモ

gooでは、2002年12月、インターネット検索の履歴をチェックしていた担当者が、「冬のソナタ」というワードの検索回数が増加していることに気づいた。その後、現地テレビ局と交渉。他社に先駆けてネットでの動画配信権を獲得した。
今では同社の映像配信売上高の半分以上を占めているとのこと。
「NHKが衛生放送で同ドラマの放送を開始したのは03年4月。ネット上では五ヶ月早く、ヒットの兆しが現れていたことになる。」

そういえばTSUTAYA ONLINEでもアクセスの多い映画タイトルのビデオやDVD入荷を増やすなど、ウェブのアクセス傾向を予測に利用しているという話を聞いたことがある。

総務省03年の調査では、消費者がネットを利用する主な目的では、

  • 電子メール 57.6%
  • 商品・サービスなどの検索 57.4%

大昔からウェブは商品、サービスの検索や、比較検討のための重要なツールだったが、ここにきて、各検索エンジンの性能向上や、ネット世帯人口の広がりにより、完全に定着したという感じか。

検索サービスの隆盛

  • はてなの11月のPVは1633万(前年の5倍)
  • Yahoo!JAPANの04年7~9月の広告売上高83億8900万円のうち、検索エンジン連動型広告が3割近くを占める。

国内主要サイトの検索サービスの構造

(注)検索利用者数は10月のユニークユーザー数(家庭からのアクセス)、ネットレイティングス調べ。
企業名グーグルマイクロソフトヤフーNTTレゾナント
サイト名googleMSNYahoo! JAPANgoo
利用者数1037万人1291万人2280万人269万人

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2004/12/13 08:39

2004年12月07日

WebマスターのためのGoogle情報から考える

Googleが提供している「Webマスターのための Google 情報」をきちんと読んでない人は意外と多い。下手なSEO本よりはずっと有意義な情報を提供してくれているのに。
何回かに分けてGoogle、あるいはYahoo!が提供してくれているガイドラインから、検索エンジンにもやさしいウェブサイトの作り方、注意点について考えてみたい。

デザインおよびコンテンツに関するガイドラインにはいろんなことが示唆されている。
このなかの一部をとりあげてみる。(ボクは専門家ではないので、間違いや誤解があるかもしれない)

  • わかりやすい階層とテキスト リンクを持つサイト構造にします。各ページへは、少なくとも 1 つの静的テキスト リンクからアクセスできるようにします。
  • ダイナミック ページ (URL に "?" が含まれているページなど) を使用する場合、サーチ エンジン クローラによっては、静的ページと同じようにダイナミック ページをクロールするとは限らないことを考慮する必要があります。パラメータを短くしたり、パラメータの数を少なくすると、クロールされやすくなります。

「1つの静的テキストリンクからアクセスできるようにする」というところは重要。ダイナミックページについても「URLに"?"が含まれているページなど」とわざわざ書いてくれている。クローラーはそのページが本当のダイナミックページか、静的ページかは見ていないようだ。つまり、ダイナミックページに特有の拡張子や「=」「&」「?」といった文字が含まれている場合にダイナミックページと判断する。Amazonのページが大量にインデックスされているのはダイナミックページのURLに見えないような仕掛けが施されているからだろう。
これらを考えると「ダイナミックページがよく用いられる文字列が含まれたページからしかリンクが設けられていない状態では駄目ですよ」と教えてくれているわけだ。

また、「パラメーターを短くしたり」「パラメーターの数を少なくすると」というところ。クローラーの性能が上がっているので最近ではダイナミックページもインデックスされる、というのはよく知られていることだけれども、そこにはやはり何らかの制限は設けられていることが伺える。つまり、パラメーターがGoogleが内部的に設定するある基準値を超える数ついている場合には、クロールが制限される(される可能性がある)ということだろう。

  • サイトの主要なページへのリンクを含んだサイト マップをユーザーに提供します。サイト マップ内にリンクが 100 以上ある場合は、サイト マップを複数のページに分けます。
  • ひとつのページ内に含まれるリンクの数を適当な数に抑えます (100 未満)

わざわざサイトマップに限定して説明しているかと思いきや、別のところで1ページ内に含まれるリンク数を100未満に抑えてくれとも説明している。
クローラーがこのページはサイトマップ、このページはトップページだと、サイト内のページの性質を理解しているわけはない。にも関わらず、「サイトマップ」と説明しているのだから、ここでGoogleが「サイトマップ」と説明しているページがいかに重要かということがわかる。
Googleが考えるサイトマップとは「サイトの主要なページへのリンク」を含んだページということだ。もちろんそのページは「ユーザーに提供し」なければならない。(クローラーだけを対象とした「サイトマップ」では駄目だよということか)。クローラーがサイト内の主要ページをきちんとクロールできるようにするための配慮だろう。
こういうページを作れば必然的にURLは増えてしまう。なので100を超える場合には「複数のページに分けて」と言うことなのだろう。
しかし、どんなページでも1ページ中のリンク数は100未満が望ましいようだ。

PCサクセスサイトマップは、面白い構造になっている。1枚のサイトマップと、各大ジャンルごとのサイトマップへ分割されている。(例「ホーム > サイトマップ > パソコン本体・周辺機器)これはGoogleのガイドラインに従ってのことなのだろうか。
このサイトマップの構造は必然的にアンカーテキストマッチを増やすようになっている。ユーザーにとっても特に分かり難いものでもない。なるほど、こういう方法もあったのか。

  • 重要な名前、コンテンツ、またはリンクを表示するときは、画像の代わりにテキストを使用するようにします。これは、Google のクローラが画像に含まれたテキストを認識しないためです。

というところからももちろんサイトマップもテキストリンクのほうが望ましいということが伺える。

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2004/12/07 10:15

検索エンジンからの取りこぼしをなくす

12月7日時点、Googleで「PSP」を検索すると1位は、プレスリリースのページだ。

携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(PSP)商品発表
http://www.playstation.jp/news/pr_040512_psp.html

プレスリリースのページはたいていの場合、商品ページが出来る前に公開される。
話題の商品になれば各ニュース媒体などでも取り上げられる。
ということで、しばらくの間はこのプレスリリースページが検索結果の上位となるケースは少なくはない。

「PSP」の場合は、2位にPSP(TM)(プレイステーション・ポータブル)のページがヒットしてくるのでまだましだが、下手に商品ページをオールFlashなんかでつくってしまったせいで、プレスリリースページしかヒットしないなんてことは実はよくある。

このPSPのプレスリリースページでもそうだが、本来見せたい商品ページが公開されたなら、プレスリリースページからもリンクを設けてやるべきだろう。上部にひっそりと配置された「サイトマップ」「サポート」「HOME」のユーティリティっぽいメニューや、プレスリリース下部に配置されている「お知らせ一覧へ戻る」などのリンクだけでは不十分だ。

お客さんの中には、とにかくトップページを検索エンジンの上位にヒットさせたいという要望を持つ人が多い。
しかし、このPSPのケースでもそうだけれど、すでに検索エンジンからのアクセス経路があるページがきちんとナビゲートで出来ていないケースは多いのだ。
SEOで上位表示を考える前に、まず今、検索エンジンからどのページにどんなキーワードで訪れているのかを理解し、そこで取りこぼしをしていないかどうかをチェックしてみるほうが、余程効果的な場合もある。

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2004/12/07 00:25

2004年12月03日

ネットイヤーのビューティーゲット

最近、ネットイヤーはいい仕事しているんじゃないかと思う。 一時期はえらく悪評高かったのだけれど。ソラン傘下に入ったときは、どうなるかと思ったけど、頑張ってるなぁと思う。好き嫌いは分かれるかもしれないけど、ボクはKDDIのサイト、けっこう好きなんです。

さて、最近事業領域の拡大に余念がないネットイヤーさんですがこんな自社サービスも始めたのね。

ビューティーゲット
http://www.beautyget.com/
美容整形関連の一括資料請求サイト。

しかし、このサイトのフッタ。
 <H2><font color="#ff8855">ビューティゲット 美容整形・美容医療サイト</font></H2> こんな感じの記述があるわけですが、tableのbgcolorが「#ff9900」なんで、ほぼ同系色で見えなくさせとるわけですねぇ。完全に見えなくしちゃうとスパムになっちゃうんで、少し色合いを変えてるだろうけど、どっちゃでも一緒ですわね。ユーザーには見えなくさせようという意図が感じられるし。検索エンジンがスパムと判定するかどうかは知らないけど。

ウェブ制作会社が、この手のサービスを始めるのは珍しくない。結局、ウェブ制作というのはどこまでいっても労働集約型の仕事だろうし、ある規模を超えると、成長率を確保するのは大変になる。成長率を確保したいのは、上場を狙っているということもあるからだろうけど。ウェブ制作とか、その周辺だけどの請負型のサービスラインナップだけでは、成長性を見せるのは難しいんじゃないかと。IMJがコンテンツ事業に参入しているのもそうだろうし。

ネットイヤーはここのところ立て続けに業務領域を拡大している。

ネットイヤーグループがデータベースマーケティング事業に本格参入
http://www.netyear.com/about/press/2004/20041119.html

ネットイヤーグループが検索エンジンマーケティング (SEO/SEM) 事業に参入
http://www.netyear.com/about/press/2004/20041125.html

プロモーション、ダイレクトマーケティング系の事業の強化か。「一括資料請求サイト」ってのもその一貫として、自社メディアとして持ってるとウェブ構築の営業面でも有利に働くと判断したのかな。

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2004/12/03 21:52

2004年12月02日

旅行版グーグル 大手サイト追撃

日経産業新聞に「旅行版グーグル大手サイト追撃」という記事。

旅行版グーグルとは何のことはない横断型の旅行サイト検索エンジンだ。

AOLが買収したカヤックは60を超える「ネット予約サイトが提供する航空運賃やホテル宿泊料などの価格情報を一覧表示する」横断型の旅行専門検索サービス。

旅行サイトは各社独自でホテルや航空会社と提携し、価格競争にしのぎを削っているため、サイトのよって宿泊料金などが大きく異なる場合が少なくないらしい。そのため、利用者は平均3~4の旅行サイトを見比べて予約しているという調査結果もあるとのこと。

カヤックのようなサービスを利用すれば、利用者はあちこちの旅行サイトを比較検討する手間が省ける。

カヤックは実際ちょい使ってみたのだが、最初はかなり重い。串刺しで検索して、マージしたりするためだろうか。ただ、一度設定が決まってしまえば、比較検討はすこぶる快適だ。

トラベロシティ登録ユーザー4400万人。2003年度売上高は40億ドル
オービッツ契約航空会社 455者、レンタカー会社22社
エクスペディア全米4位の規模
プライスライン2003年度売上高1200万ドル

こういうサービスは別に目新しくはない。日本でも古くからある。技術的には進化しているけれど根本のモデルは同じだろう。

横断型の比較検討サイトとしては「価格.com」や「アラジン」、「ECナビ」「ベストプライス」も同じようなものだろうし、ディプが買収した「ジョブエンジン」なども同系サービスだろう。 ビジネスモデルは微妙に違うけれど、これらのモデルが行き着くのたいていの場合、広告費だ。利用者から利用料をとるというモデルは成立しないだろう。PPCのようなモデルか、アフィリエイトのような成功報酬に近いモデルとなる。(トクーは、利用者からお金を徴収して成功しているけど、これはちょっとモデルが違うだろうし)

ただ、「旅行版グーグル」が他の分野に比べて魅力的なのは、「旅行」という体験中のその選択肢の多さと、各イベント間での連携の複雑さにあるのではないかと思う。行く場所から期間、移動手段、交通手段、目的、食事、イベント、予定.... 「旅行」をデザインするのはけっこう大変だ。いくつか選択肢があって、どれかを選べば良いというだけに留まらず、1つの選択にはさまざまなイベントが関係してくる。 これらまで処理できれば、それはたいそう便利なものだと思う。

旅行検索エンジンは確かに便利だが、各旅行サイトポータルもほったらかしにしておくわけがない。横断型旅行検索サイトにとって、旅行会社各社からクロールを拒否されてしまうとどうしようもなくなる。スクレイピングだけでは限界だろう。個人的に楽しむレベルを超えて(どの範囲を言うのかはよくわからないが)、スクレイピングで集めたデータを素にしたデータベースは、おそらく著作権にもひっかかる。

旅行検索エンジンが人気
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20041130106.html

こちらの記事では「トラベロシティ社、オービッツ社、エクスペディア社は、クローラーによる巡回を許可する検索エンジンをこれまで以上に厳しく選別し、一部の検索エンジンに対してはデータの利用を禁止した。」とある。大手旅行会社のデータが使えなくなれば、横断検索の意味はほとんどなくなる。 ま、しかし最終的に勝つのは、利用者が本当に便利だと思うサービスだろう。いくら大手が牽制をしてきても、横断型の旅行検索サイトがきちんとユーザーに理解され、それがユーザーにとって欠かせないものになれば生き残るだろう。

そういえばTravelXMLの実証実験も着実と進んでいるようだ。TravelXMLによって標準化がなされることは、旅行業界全体にとって益になるのだろうが、当然第三者がこれらのデータを利用しようと思うと課金されるだろうなぁと。

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2004/12/02 10:27

2004年11月26日

Firefox機能拡張

Firefoxの調子が悪い。いざというときのために現時点で入れてる機能拡張をメモ。

  • Sage
    • RSSリーダー。元RSS Reader Panel。
    • ブックマークを開いているときにショートカットでSageに切り替えられないのが辛い。

  • ScrapBook
    • Firefox版の「紙」に近いもの。

  • Slogger
    • Google Desktop SearchでFirefoxの履歴を検索できるようにするために導入。

  • BookmarkBackup
    • その名の通り。Bookmarkのバックアップをとってくれる機能拡張。

  • Copy URL+
    • 見ているページのタイトルやURLをクリップボードにコピーする。意外と便利でよく使う。

  • Google Pagerank Status
    • 信憑性とかはよくわからないけど、とりあえずPRを見るために。

  • Text Link
    • 全角URLをリンクのように。

  • XUL/Migemo
    • ローマ字のまま日本語をインクリメンタル検索するためのツール。

  • Web Developer
    • IEのWeb Accessibility Toolbarと似たようなもの。

  • BX:
    • ブックマークサイドバーの機能拡張

  • Show Old Extensions
    • 0.9.x非対応の拡張を拡張マネージャに表示させるためのエクステンション

  • IE View
    • 今見ているページをIEで見る。マウス右クリックでIE起動。

  • Mozex
    • テキストエリアを任意のエディタで開く。

  • Super Drag and Go
    • テキストをドラッグ&ドロップすると、検索が実行される。

  • IE Tab
    • Firefoxのタブ内にでIEを起動できる。

  • dragdropupload
    • フォームからのファイルアップロードなどが楽になる。

他、検索プラグインはかなりの数入れてる。辞書、郵便番号検索、地図、はてな、blog検索などなど。

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2004/11/26 10:25

2004年11月25日

ECサイトの多店舗展開

同サイトのストアは、PC からゲーム・おもちゃなど全部で19種類。各ストアごとに カテゴライズされた RSS 配信、ATOM 配信、トラックバック受付を行い、ユーザーは各 ストア Blog の最新情報などが時系列で一覧できる。
ムラウチドットコム ストアブログは、メインサイトの方を補完するサイトですかね。厳密に言えばEコマースサイトではないと思う。メルマガの変わりみたいなものだろう。ブログのこういった使い方は増えてくるんだろうなぁ。

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2004/11/25 10:18

2004年11月24日

このユーザー調査に意味はあるのかな?

Panasonicのウェブサイトで、「松下電器のホームページに関する調査」ってのをやってる。アンケート調査の実施機関は日本ブランド戦略研究所だ。ウェブサイトのブランド価値算定とかをやってランキングを発表したりいろいろしているところです。

しかし、このアンケート。6問目で答える気なくなりました。それはこんな設問。

Panasonicのトップページは10月にリニューアルしましたが、あなたの評価がどのように変わったかをお聞かせください。

というような設問で、ありがたいことに旧トップページへのリンクも設けられている。
そして、選択肢が「デザインがよくなった」「使いやすくなった」「情報が探しやすくなった」「文字が読みやすくなった」「個性的になった」「親しみがわいた」「その他」....

うーむ。こんな設問で何がわかるんでしょうか。選びようがない。わざと誘導尋問してるんでしょうか。ここで無理やりでも肯定的な選択をさせてはいるけれども、実はこれは設問設計の妙で、適当に回答しようとしている人をふるい落としたり、見極めたりするための仕掛け...??
いや、でもボクは少なくとも真面目に答えようと思ってたんだけどなぁ。この設問でいきなり嫌気がさしてしまったよ。

とか思いながら頑張ってアンケートに答えていくけれども... こんな調子が続く。設問のベースが「リニューアルしてよくなったでしょ?」というところから始まるものが多い。

いったいこのアンケートの意図は何なんでしょう? 良い結果を出さないと、担当者が上司へ報告できないんでしょうか? 

企業サイトの評価をどう行うか?」でも書いたけど、使うモードでのサイトと、見るモードでのサイトでは、その価値は全然違うだろう。こんなアンケート調査でブランド価値やらロイヤルティ度合いやら、満足度やらを出しても、ほとんど意味はない。どうせ調査するなら、擬似的にでも「使う」モードにさせてからやるぐらいの工夫は欲しい。

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2004/11/24 22:17

カカクコム、旅行クチコミサイトを買収

フォートラベルが運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」は、旅行情報に特化したクチコミサイト。 2003年9月のサイト開設以来、急速にユーザー数を伸ばしており、 10月現在で月間アクセスユーザー数は87万人、掲載旅行業者は234社。 ユーザーの投稿には Blog 機能を使用している。
フォートラベルは、社内でもちょっと話題になっていた。しかし、月間アクセスユーザーが87万人とは。すごい。しかも、開設して1年ちょっとだし。この会社、スタッフが2名。そういえば、Cookpadとかつくってるところももともとは2名とかじゃなかったけな。 ユーザーをうまく巻き込み、支持を得られれば、あっという間にすごく強力なメディアができてしまう。すごい。

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2004/11/24 10:30

2004年11月23日

ユーザー行動とウェブのカタチ

デジモノに埋もれる日々」の「blog記事の自立 - 「正面玄関」と「ビーム」と「シャワー」はひじょーに面白く、興味深いエントリーでした。(参照元の記事も含め)

トップダウン型のウェブサイト構成というのは、今や製作者の幻想なのかもしれないですね。
検索エンジンの進化や、RSSやAtomなどのメタデータ提供と摂取、ブログなどを介した情報・コンテンツのフィルター機能などなどによって、今やユーザーにとってウェブサイトは、ますます全体的、包括的なものから小さなパーツの集まりになりつつあるようです。

このトレンドはウェブ製作業界に身を置くものとしては無視するわけにはいきません。

CKさんのエントリーで思い出したのは、Webユーザビリティで有名なニールセン博士の「情報提供記事は注文をとらなければいけない」という記事です。この記事に書かれてあることも、こういったトレンドがもたらす一つの兆候なんでしょう。

P&Gのサイトで子猫用の餌を探すというユーザーテストを行った時の興味深いユーザー行動がとりあげられています。テストユーザーはP&Gサイトで子猫用の餌選びのためのTipsを与えてくれるとても良いコンテンツを見つけることができました。でも....

テストユーザたちはとても満足した。彼らは子猫に何を与えればよいのか、良いアドバイスを見つけたのだ。残念なのは、P&G が彼らのニーズにあった商品を 売っていることに気付かなかったことだ。それどころか、彼らはページの上部隅の画像にあったブランド名にすら気付かなかったのだ。ページ上部の隅というのは必要がなければユーザが見ない場所だ。

このページには "May we recommend a product for your cat?"(あなたの猫にお勧めの製品は?)というリンクがあったのだが、左側の余白部分(ここもユーザがまず見ない場所)にあり、ユーザが探していた情報を見つけるずっと前に見えなくなっていたのだ。


このページにはいわゆるローカルナビゲーションだってあるし、グローバルナビゲーションも用意されています。もちろん製品へのリンクも。
でも、テストユーザーはこれらを無視してしまったそうです。

「HomeAlone」時代のウェブサイトでは、こういうことがしばしば起きるのでしょう。検索エンジンを利用してユーザーは「回答」を探します。「回答」を見つけて満足し、そこを去っていくのです。これでは企業サイトはウェブサイトで商品や製品に関しての有用な情報を提供しても、単にボランティアになってしまいます。いくらアクセスが増えても、それが成果につながらなければ意味がありません(アクセス数が成果なら、それはそれで良いのかもしれないですが。アクセスして記事を読んだだけで、その記事を提供している会社にロイヤリティを感じたりするほどユーザーはお人好しではないでしょう)

CKさんが言われている「サーチエンジン・シャワー」や「ピンポイント・レーザー」を、某大手の新聞社のように完全に拒否してしまうというのも勿体無いですが、現状のほとんどの企業ウェブサイトがそうであるように、トップページを「玄関」と見なし、全体を設計しているだけでは、これらに対応できない可能性があります。

ニールセン博士は別の記事で、このようなユーザーを「つまみ食い」ユーザーと名づけています。「つまみ食い」ユーザーへ対応するためには、グローバルナビゲーションなどは役に立たず「コンテクストリンク」で、より熱心なユーザーが情報を求めていけるようにするべきだというようなことを語っています。

検索エンジンが回答エンジンになるとき
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20040816.html

「こちらも参照」リンクで豊富に答えを飾ること。関連するコンテンツやサービスへのリンクを設けておくのだ。グローバルナビゲーションでは、答え探しをしている人が無視するだけなので、役に立たない。彼らはサイト自体には興味がないのだ。だが、コンテキストリンクであれば、熱心なユーザは深く掘っていく。そして、彼らこそが、課金サービスの見込み客として逃したくない人々だ。参照リンクは文中に埋め込むこともでき(私がこのコラムで行っているように)、記事の最後に置いてその後のアクションのための補足とすることもできる。後者は、ただ単に情報提供しているだけではなく、実際に商品を売っているということを示すことができる。

ヤコブニールセン氏のこのサイト自体が、コンテクストリンクをうまく利用し、より興味を持っている人を別の記事へ別の記事へと導いていく仕掛けが盛り込まれてるんですね。本文内から、レポートなどの購入サイトへ自然とナビゲートしてたりします。今まであまり意識してなかったけど、確かにボク自身、このサイトのナビゲーションは使わないことが多いです。何か探しているとき、たまたま検索エンジンに記事がヒットしてきて、直接記事を読んで、その記事から参照されている別の記事を読んで、またそこで紹介されているレポートに興味持って... という行動をとっていることが多く、コンテクストリンクを何の違和感もなく、利用していました。

もちろん、このように自サイトのどこかのページにやってきたユーザーをうまくつかまえていく(という言い方はあまり良い言い方ではないけど)という発想も重要ですが、Amazonのように、Webサービスやアフィリエイトを活用して、「Amazonで購入する人を増やすのではなく、購入したらAmazonだった」みたいなコンテクストをつくっていくという発想も必要でしょう。

どちらにせよ、今までのトップダウン型のウェブサイトの作り方、考え方では、ユーザーの行動や環境変化に対応できなくなってきているんじゃないでしょうか。
というようなことを考えていると、ますます「トップページラフから作る間違い」を痛感する今日この頃です。

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2004/11/23 20:14

紙業界では当たり前?

HTMLではどうしようもないけれども、CSSでは単語間や個々の文字間の調整ができる。HTMLレイアウト時にはカーニングなど、画像テキストでしか気にする必要なかった。HTML(XHTML)が本来の文章構造を定義するマークアップ言語として利用され、視覚的表現をCSSに譲るときには、テキスト文字にも、繊細な気配りが必要になる。

ボクは実は、カーニングさえもつい2~3年前まで知らなかった。そういうことを気にしたことがなかった。ある人から、(うちの会社がつくったウェブサイトに対して)「このへんの文字詰めが甘いね」と指摘されて初めてそういうものが重要だということに気づいた。印刷業界やら出版業界ではあたりまえの知識なのだろうけれど、ウェブ業界ではこのあたりの知識に疎い人もけっこういるんじゃないだろうか? いかにキレイに、読みやすい文字組みをつくるか、ということは紙業界じゃ当たり前で、そういった知識や技術の歴史が根付いてる。ウェブの場合は、ブラウザの性能の問題やらもあって、あまり意識されてこなかったのかもしれない。(もちろん、こういったところまで徹底して気配りして製作されている制作者さんも多くいます)

そういえば、Wordの機能に、「行頭の記号を1/2の幅にする」とか「日本語と英字の間隔を自動調整する」だとか「日本語と数字の間隔を自動調整する」「句読点、かなの間隔を調整する」みたいなオプション機能がついてる。WordはDTPソフトじゃないので、「自動調整する」レベルのオプションなのだろうけど、こういうオプションがついてるということは、「紙」では、この手の文字間処理ってのには最低限気を使わなきゃならない、ということなんだろう。(もちろん他にもいろいろあるのだろうけど)
普段、そんなことにはまったくといっていいほど気を使ってなかったけど、確かに「日本語と英字」の間隔は他の字間と同じだと、ちと詰まりすぎててキレイではない。行頭に括弧とかがくると、グリッドがそろってないように見える。ちょっと調整してやれば随分と読みやすく、美しくなる。
このあたりの知識さえもボクは持っていなくて、Wordのオプションで意識したというなさけないレベルだ。

CSSレイアウトが普通になるとき、このあたりへの配慮の差というのは、すごく出てくるんだろうなぁと思う今日この頃。ちゃんと勉強しておかないと、恥ずかしい目にあいそうだ。

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2004/11/23 18:31

2004年11月16日

若年層を狙った携帯ECサイト

ネット通販会社が、通信料の定額制普及をにらんで、携帯電話での通販事業に進出しているという話(2004年11月16日 日本経済新聞)。メモメモ。

  • パソコン関連のネット通販を手がけるサクセスは12月からNTTドコモ携帯電話向けに販売サイトを開設。デジタルカメラ、DVDソフトなどパソコンに比べて単価が低い商品を中心とする。20歳前後の顧客層を狙って。月2億の売上目標
  • ノジマの関連会社イーネット・ジャパンも2005年3月期中の参入を検討
  • ケンコーコムは9月に携帯サイトを開設。若年層の注目が高い美容・ダイエット関連商品を全面に押し出す
  • ナチュラムも携帯サイトを開始。時間セールスの導入を検討。持ち運びができるという携帯の特徴を生かし利用者の携帯にメールでお知らせを入れる。

経済産業省の調べでは、携帯電話を通じた電子商取引市場の規模は、2003年に7700億円。前年の2.4倍。

ボクはネット通販はかなり利用しているけれど、携帯電話ではまだモノを買ったことがない。せいぜいiモードの公式メニューの有料サービスを利用しているレベルだ。携帯で何か買おうと思ったこともない。買おうというときはパソコンに向かう。携帯電話を本来の電話やメールも含めたコミュニケーションツールとして使う以外で使う時というのは、たいてい暇つぶしだ。その「暇」というのもちょっとした「暇」であって、何かに熱中して時間をすごしてしまうことが出来るような「暇」でもない。わざわざ携帯でモノを買おうなんて思う気にはならない。

そんな自身の感覚から考えると、携帯でモノを買うユーザーは、ネットユーザーではないのではないかと思う。携帯でモノを買ってる人というのは、逆にインターネットでは買っていないのではないか。この記事にあるように携帯ショップの主流は若年層になるのだろう。 すると、ネットショップ上で少し年齢層の高いユーザーを対象とした商品で、且つ比較的高価なものを販売展開しているところは、そのまま携帯通販をやったところでうまくいかないだろう。より安く気軽に買えるようなエントリー型の商品に水平展開するかしないと駄目なんだろうなぁ。 PCサクセスにせよ、eでじにせよ、ケンコーコムにせよ、ナチュラムにせよ、扱ってる商品自体は、うまく水平展開していけるジャンルだろうなぁと思う。

いまんところは、携帯電話のほうが圧倒的に店のスイッチが起こり難い。一度あるジャンルの商品を購入したら、そのジャンルの商品は余程でない限り、他で買わないのではないか? だって、今はCookieもまともに使えないし、キャッシュもないし、とにかく入力が面倒くさいから。一度購入して、会員管理されているほうが余程楽だからだ。ドメイン指定拒否、受信なんかの設定もネックだ。いちいち設定を変更しなきゃならない。ということで、ボクなら一度何か購入したら、余程でないかぎり、その店で買い続けると思う。というようなことを考えていると、今はそれほどブレイクしているとは思えないけど、携帯通販のほうが楽天ようなモデルは成立しやすいんじゃないかという気がするのだが。(楽天モバイル店で売れているという話をほとんど聞かないのだけれど...)

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2004/11/16 23:32

2004年11月08日

韓国のECサイト構築支援サービス

韓国のECサイト構築サービスのコリアセンタードットコムが日本法人を設立。ECサイトの構築支援・管理サービスを開始(日経産業新聞)。メモ。

  • 韓国で約5万件の管理実績
  • 掲載商品点数無制限
  • クレジットカード決済に対応
  • 受発注管理、会員管理機能などを備える
  • サイトデザインは既成のもののほか独自デザインも可能
  • アンケート、オークション、懸賞などにも対応
  • コリアセンタードットコムは2000年設立。03年売上8億円
  • 日本市場では、05年に3,000店舗登録と年間売上1.2置目標

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2004/11/08 09:11

2004年10月22日

@電子チケットぴあ

日経産業新聞より。数字関連のメモ。
@電子チケットぴあの利用状況。今年10月22日でちょうど一年。会員は年内に100万人に達する見込み。同社のチケット売上に占めるインターネット予約の比率は前期20%から今期は30%に迫る勢いだそうな。ただ、携帯電話などでのチケットの情報を認証する機器「デジゲート」の普及は遅れている。機器のリース費用が月額数万円。イベント主催者側が足踏みしている。現時点での設置会場は四十ヶ所弱。月々数万円のリースでも設置しないかぁ。イベント主催者ってのは儲からん商売なのかな。

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2004/10/22 09:33

2004年09月23日

企業サイトの評価をどう行うか?

日本ブランド戦略研究所が「インターネットの企業の顔の評価」を発表していて、1位がキリンビールとのこと。


2位はトヨタ自動車、3位は日産自動車でした。また、測定した結果を対象企業の業種別平均で比較してみたところ、最も評価が高かったのは食品・飲料業界で、反対に最も評価が低かったのは金融業界

「1社あたりの有効回答数は、企業情報サイトを実際に見て答える人と、見ないで答える人が、それぞれ約300人ずつ、計600人。」を対象として、「コミュニケーション指数」「プレミアム指数」「ロイヤルティ指数」の3点を評価ポイントとして指数化し、この3点の平均を「企業情報サイト指数」として算出するらしい。キリンビールはすべての分野で1位だったそうだ。

僕はこの手の評価はあまり意味がないんじゃないかと思っている。ここの調査方法の詳細は知らないけれど、同じような調査で日経BPコンサルティングなんかがやってる調査を体験したことがあるんで、そちらを例にしてみる。

日経BPコンサルティングでは、継続的にWebサイトのブランド価値評価のサーベイを繰り返している。どこどこのサイトを見てください。という指示のあとに、印象をいろいろと聞かれる形式のアンケートなのだけど、まず、見ないでもアンケートに答えられてしまう。4社、5社のサイトを見比べて、どのサイトが一番良いと思いましたか? 使いやすいと感じましたか? なんて質問はほとんど意味がない。まず回答する人で、その回答のために候補にあがってるサイトを使う人はいないからだ。見る人はいるかもしれないけど、せいぜいTOPページをざっと見て、雰囲気で答えるのがいいところではないか。実際回答した僕がそうだからだ。それとも何かしらそのような適当な回答を行う人の傾向を把握して、排除するようなノウハウがあるのだろうか? でもそういうものって標準偏差をとって把握できるようなものではないの。そもそも回答する人のほとんどが、適当に回答してたら標準偏差そのものが「普通」とはずれるわけだし。

Webディレクターblogさんの「インターネットの「企業の顔」の評価1位はキリンビール」というエントリーにまさにその通りと思う一節があった。。

Webサイトは、見るものではなくて使うものだと思うから、調査をするのでここのWebサイトを使ってみてください。と言われて使う場合と、本当に自分がピンチの時に使う場合とで、その印象が大きく違うのではないかと思います。ありがたみと言うか。

まったくその通りで、Webサイトは見るものではなく使うものだ。そのWebサイトを「見る」だけで評価して何がわかるのだろうか?
こういった調査結果が、企業担当者の成果にも直結してたりして、これがまた発注意向に影響したりする。受注側にとっては、あまりうれしくない。

では、この手の評価で何も調査できないかというとそういうわけではないだろう。

たとえば、アンケートのときに、そのサイトでの利用体験を無理矢理にでも作れるという手がある。何かしらのタスクを与える。そしてそのタスクを実行していなければわからないような質問を何問かする。その上で、サイトの使い勝手や印象を聞く。最初の質問での正解率に基準を設け、ある基準に達していなければ、その人はサイトを利用していないということで切り捨てればいい。きちんとサイトを利用した人だけを対象とした評価が実施できる。

が、もちろんこのような方法でも、Webディレクターblogに書かれてるように「本当に自分がピンチの時に使う場合」を演出することは難しいので、「調査」のときと、実際に使うときでは、まったく印象が違ってしまう可能性はあるとは思うけれども。

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2004/09/23 12:54

2004年09月22日

見積もり

ITプロフェッショナルの9月号の特集は「見積もり」だ。システム開発系でもプロジェクトマネジメントでも「見積もり」というテーマはよく扱われる。見積もり精度を向上させれば何%利益率は改善するなんていう「受注側」のメリットを解くものもあれば、人月単価の不透明性や、システム開発現場でのお客とベンダーとの確執を中心に「見積もり」を通じたコミュニケーションのあり方を問うものもある。なんにせよ「見積もり」というテーマは頻繁に登場する極めて重要なテーマだ。

本特集では「見積もり」についての問題をある程度網羅的に扱っているが、その中の一つに人月単価のばらつき、不透明性が指摘されている。

大手ベンダーのコンサルタントの平均単価は263万円。対して中小ベンダーのコンサルタントの平均単価は132万円らしい。その差は約2倍。
中級クラスのSEOの単価でも、大手ベンダーでは最高190万円。最低が95万円と、100万円近い差があったり、中小ベンダーだと、最高120万円、最低で60万円だったり。

ここでは触れられていないけれども、そもそも人月単価はどのようにはじき出されるのだろうか? 
人月単価は会社にとっては一種の管理数値なので、何かしらの係数から導き出されているはずだ。

単純に考えれば、その人の一ヶ月あたりの報酬金額と、会社の労働分配率目標値から人月単価ははじきだされるのではないか。一ヶ月100万円の報酬のコンサルタントがいたとして、その会社が必要としている経常利益が売上の10%だとする。経常利益率10%維持には、固定費から考えた場合、労働分配率目標は50%となるとする。すると、単純に、このコンサルタントが1ヶ月フルにある業務にあたった場合、会社としては、人月200万円が最低必要になる。ここでは原価を考えていない。仮に原価が平均40%であるとするならば、その原価を補う分を人月に乗せないといけないだろう。

というような考え方は、もちろん受注側の都合の良い人月の決定法だ。発注側にはその人が報酬100万円の価値があるのかどうかということも疑問だろうし、もっと地代の安いオフィスに引っ越すなどすれば、固定費は抑制できるのではないか、そうすれば労働分配率はもう少し上げても構わないだろう、なんて具合に考えることもできるからだ。

結局は、その人月単価に見合った働きができるかどうかというところで価値が問われる。1日15時間働いていようが月に何百時間とある業務に捧げていようが、その業務の成果でしか人月単価の妥当性は判断されない。しかし、ここにも売り手と買い手のギャップがある。発注側が見えない部分で稼動している受注側の価値ある行動ってのも必ずあるからだ。もちろんそれを受注側は可視化していく努力は必要だろうが、可視化するためにさらにコストがかかるというのでもあまり意味がない。このあたりのバランスは難しい。

本特集でも、「ベンダーに行ってほしいのが、生産性と品質を高めるための具体的な施策と管理指標を、見積書に記載することである」と触れられている。生産性向上の施策としては、開発プロセスやマネジメント・オフィスのせっち、生産性の管理指標としては時間当たりの仕様書作成ページ数や、時間当たりのコーディングやレビュー量、コンポーネントを用いた流用化率など。
確かに、人月ン百万という人間が毎回会議にでたり、仕様書を書いたりするのに○時間なんてかけてたら、発注者側としては納得いかないところもでてくるだろう。あらかじめ生産指標みたいなものを提示しておくということは重要かもしれない。でも、これをやればやったで、その生産性指標の妥当性、適正が問われるのだろうなぁと。

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2004/09/22 11:36

2004年09月15日

TOPページのラフから作る間違い

サイト制作、リニューアルのプレゼンテーションなんかの場合に、「TOPページ」のラフデザインの提出を求められることは未だ少なくないのではないか。この行為は儀式のようになりつつあるが、少しばかげている。

「TOPページ」をつくるためには、当然、サイト全体の構成、構造がある程度決定している必要があるだろうし、プレゼンテーション時にそれらを行うというのは、時間的にもコスト的にも不可能であることが多いからだ。結果、現状の構成を流用しつつ、デコレーションするってことになる。デコレーションでしか誤魔化せないとなると、現状サイトとの変化がないと理解してもらえないんじゃないか(理解というより、「変化」がなければ見向きもされないんじゃないかという恐怖か)ってんで、とりあえず派手な演出に走ってしまうわけだ。ここで登場するのがFlashだったりする。
(もちろんすべてのサイトがこういうプロセスじゃ駄目というわけでもないとは僕は思ってる。見た目上の派手さだけがすべてというサイトもあるかもしれない。それが唯一、至上の目的の場合だってあるだろう。そんなときは、デコレーションだけが重視されてももちろん良いとは思うけども)

一度そんな風にして始まってしまったら、結局最後までそのデコレーションにすべてが縛られてしまうことになるケースは多い。ユーザーインサイトや設計やサイトの目的や、ユーザー動線やといった本来、サイトの目的を達成していくのに必要なことは後回しにされ、表層的なデザインの話に終始してしまう。デコレーションに構造が捧げられるというような矛盾したことが平気で行われてしまったりする。

これは発注者だけの問題ではなく、受託側にも問題があり、受託側はそれをきちんと説明していく義務がある。啓蒙していく義務がある。

しかし、特に大手代理店さんの仕事では、説明をさせてもらう機会もなく、いやおうなしに悲惨なプロジェクトの序章となるプレゼンテーションに突入ということになるケースが多い。本来、そのような進め方の仕事は断るという勇気も必要なのだろうが、そうはいっても仕事だ、なかなか断れないのが現状だ。そういうプロセスで仕事ができる代わりの会社はいくらでもあり、その方法で対応できないなら、別のところにお願いすればいい、という感じで切り捨てられてしまうこともあるだろう。

同業他社さんの中には、代理店とは仕事をしたくないというところも多いようだ。直接お客さんと話ができないってのも理由の一つだろうが、制作のプロセス自体が自分たちの方法に合わないってのも大きな理由を占めているんではないかなと思う。

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2004/09/15 10:43

2004年08月12日

MUJInetの状況

MUJInet ビジネスレポートイプシマーケティング研究所

  • MUJInetのスタートは2000年9月
  • ムジ・ネット株式会社では、約10名でウェブサイトと携帯サイト両方のページ制作を担当
  •  「ネットストア」のメンバー数は約17万人(2004年6月現在)
  • 売上は約16億円(2003年度)
  • 携帯サイト経由でネットストアに登録した会員は3万人
  • 「ネットストア」の客単価は店舗(1,985円。2004年2月期)に比べて「ネットストア」の方が10倍くらいは高い
  • 店舗のユーザー層は、20代後半の女性の比率が高いのだが、「ネットストア」では、店舗より主婦と男性の割合が若干高い
  • 店舗では2(男):8(女)だが、「ネットストア」は3(男):7(女)

2003年9月ウェブサイトをリニューアル

  • 商品カテゴリの見直し
    • カテゴリ名、カテゴリの区分などを見直す
  • 階層の見直し
    • 3~4クリックで目的の商品に到達できるよう
  • デザイン
    • フレームを削除し、商品写真をより良くみせるようビジュアル面を意識

リニューアルの成果

  • 一人あたりのページビュー数が、平均6~7だったのに対し、現在では17近くまで上昇

確かMUJI.netはビジアキが手がけてる。リニューアルされたときは、純粋に良いサイトになったなぁと思った。きちんと成果も出ているようだ。リニューアル前のMUJI.netも使っていたので、その差はよくわかる。ものすごく使いやすくなったし、ビジュアルも洗練され、ショッピング体験はきわめて上質なものになった(僕はビジアキの回し者ではないです)。 きちんと成果がでて良かったなと思う。自分が良いなと思うサイトが、一般的な感覚とずれているのが一番困る。
階層を見直して、商品詳細到達までのクリック数を減らしたのに、一人あたりのページビューが伸びているということは、サイト巡回率が高まったということだろうし、それはウィンドウショッピングみたいなものも含めて、ショッピング体験を楽しむユーザーが増えたということだろう。

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2004/08/12 12:13

2004年08月10日

HACKER SAFE

Internet Magazineで「HACKER SAFE」というサービスを知った。

米ScanAlert社が手がけるサービスで、自サイトにシール(GIFバナー)を貼ることでサーバが安全であることを証明するサービス。ScanAlert社はこのサービスに加盟しているサーバに対して、脆弱性がないかを確かめるための擬似攻撃を仕掛ける。擬似攻撃がないと確認されると、HACKER SAFEシールが表示されるという仕組み。

うまく考えたものだなぁと思う。擬似攻撃は1日1回。ウェブサーバだけじゃなく、メールサーバやDNSサーバなど、外部に公開されているすべてのネットワーク機器が対象とな。脆弱性が発見されると、管理者に警告メールが送信。管理ページにログインすると、どのような脆弱性かといったことだけでなく、対処方法まで確認できるらしい。警告メールが届いてから72時間以内に対策が施されないと、HACKER SAFEシールの配信がストップされてしまう。

単に脆弱性の調査だけでなく、このような調査を定期的に行っていることの証明と、今、大丈夫なのかどうかということを第三者がユーザーに伝えてくれる。一石二鳥。導入する企業が増えれば増えるほど、そのシールの信頼性も増す。

日本の総代理店は三和コムテック。管理ページなどは完全に日本語化されているらしい。アメリカでは導入企業が増えているとのことだが、来年四月の個人情報保護法の施行も絡め、日本でも導入が増えるかもしれないな。

年額29万8,000円(1ドメイン/3デバイス)+初期導入費3万円。

脆弱性のチェックがどの程度の精度なのか、管理ツール類がどんなものかがわからないけれど、第三者が安全性をアピールしてくれるというだけでなく、単純にサーバのセキュリティチェックシステムとしての導入でもシステム管理者の負担を軽くできるかもしれないなと。

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2004/08/10 11:24

2004年08月05日

大量のスパムを一括削除

ここんとこのスパム攻撃に嫌気がさしてきた。MT-Blacklistの導入以降、すっかりスパムがなくなり快適快適と思っていたら、ここ最近はBlacklistじゃ効かなくなってきたという感じか。とりあえず、更新してなかったんでBlacklistを最新版に変更。

書き込まれたスパム自体をちまちま消していくのも面倒なんで、memo leavesさんの「編集メニュー画面からコメントスパムを一括削除」を参考に一括削除できるようにした。

スパム自体を防ぐという抜本的な解決策をどうしようかと思案中。とりあえず、正規のフォームからしか書き込みできないようにするような変更が案外効くんじゃないかという気がしている。今晩にでも試してみよう。

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2004/08/05 10:56

2004年07月14日

主流はWEB?

7月の宣伝会議の「アメリカ広告業界のトレンドを読む」という連載。今回は「主流はウェブで。進む広告主のテレビ離れ」ということで、最近ではあちこちで聞かれるような話がのってる。
WEBの業界にいるので、ネットのパワーが認められるというのは単純にうれしいけど、テレビが駄目になってウェブだけになるとかそういう単純なものではないことは言うまでもない。

「ホリスティックマーケティング」のなかに「メディアニュートラル」という言葉とか、「情報環境のデザイン」だとか、そういう言葉がでてきたと記憶しているけど、要はメディアに優劣つけるのではなく、どんなシーンでどんな人にどんなコミュニケーションを行っていくのかというグランドデザインが先にありきで、そこからメディアの選択やメディアそのものの開発がなされなきゃならないということだろう。メディアありきではない。ただ、もちろんWEBサイトが他のメディアに比べれば実現できることは多いので、メディアニュートラル状態においてWEBサイトが中心に控えるという構図が一般的になってはいくのだろうなぁとは思う。

少し話は脱線するが....
WEBサイトの役割が大きくなるにつれ、WEBサイトにも正統な価格が適用されるようになって行って欲しいというのが僕の願いだ。クリエイティブにたいしての評価やフィーがきちんと成立しないと駄目だろう。(ここでの「クリエイティブ」ってのはかなり広い意味で使ってます。)
(もちろん願うだけでは駄目なんで自分なりに価値を認めてもらおうという活動はやっているつもりではあるけれど)

大手ナショナル企業でもWEBサイトのコンテンツ制作(企画、ライティング、写真、などのもろもろ)にかかるコストをほとんど考えていないというところも多い。単純な話、TVCM1本のコピーをつくるのにかかる労力やコストと、現状のWEB構築に配分される予算を比較してみれば、WEB業界はまだまだ正統な理解を得ているとは言いがたいのではないか。(一部の大手プロダクションや超有名クリエイターでは話を聞いている限りではこのあたりの差もかなりなくなりつつあるみたいだけれど)
「WEB価格」みたいなものじゃなくて、高いクオリティ、クリエイティブを実現するために、正統なフィーが成立すること(決してぼったくりではなく)。WEB業界に従事する人間としては、これらの底上げがなければ業界全体の発展もないんじゃないかと思う。じゃないとなかなか優秀なクリエイターやアカウントプランナーは育たないんじゃないだろうか。

日本のようなメディアマージンを基本とする広告ビジネスの場合、マージン内にアカウントプランナーの働きやクリエイターの知恵が「サービス」として消化されてしまうことも多いわけだけれども、WEBでそれと同じようなことをしてしまうと、結局、規模の大きい(ページ数が大きい)サイトをつくらないと旨みがないというようなことになってしまう。
正統な企画フィーやアイディアへの対価が認められないので、ボリュームの大きい仕事のなかでそれをカバーするという発想は、効果が出る出ないに関わらずたくさん広告を出せば出すほど広告会社は儲かるという構図とまったく同じだ。
こういう状況に陥ることだけは避けなきゃならない。。。 んなことを考える今日この頃です。

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2004/07/14 14:31

SEOサービスの料金が上昇中

本日の日経産業新聞にSEOサービスの料金が上昇しているという記事。
大手企業を顧客に持つ業者がアウンコンサルティングやECジャパンなどに限られてきたということもあり、サービス料金が上昇気味。アウンコンサルティングは99年当初は半年間のサービスが約50万円だったのが、今は四倍の200-300万円だそうな。

一概にSEOサービスったって内容は多岐に渡るだろうし、それこそほとんどWEBサイトそのものの刷新やそれのためのコンサルティングなんてことになるケースが多いんだろう。ありもののページをちょこちょこっといじって何かどうなるというものでもあるまい。
しかし、SEO=検索エンジン上位ポジショニングみたいな認知が広がってしまったのはあまりよくない傾向だろうと思う。この新聞記事も「検索サイトの上位にランク付けされるよう、ホームページの編集についてアドバイスする」のがSEO業者の仕事だと書かれてある。

ポジショニングはポジショニングとして、それは結果論だろうと思う。ただ上位にヒットしたからといって売上があがったりコンバージョンレートがあがったりするわけでもないだろうし、ユーザーがうれしいわけでもない。重要なのはユーザーの期待に応えることができるコンテンツがきちとあるということだろう。もちろん細かなテクニックや考え方はベースとしてあるにせよ、何かテクニカルなことだけをどうこうしたから上位に上がるとかそういうもんじゃないかとは確かだ。でも、ほとんどの人は大きな誤解をしている。SEO業界にとってはこの誤解をどう是正するかが、今後の市場の発展には欠かせないんじゃないだろうか。

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2004/07/14 09:40

2004年07月02日

ネットショップでの個対個の会話

日経産業新聞で紹介されていた「インキエロ」という商品が面白そう。

ネット上で、オペレーターと客がチャットや音声で対話しながら、行動を誘導できるもの。「共同サーフィン」という機能を使えば、操作を画面上で指示したり、求めるページへ案内したりすることもできる。

似たようなソフトではLivePersonがあるか。LivePersonは三千以上の商用サイトで利用されているらしい。こちらはECサイトの顧客サポート用につくられたものだけれども、インキエロはもともとはテクニカルサポート担当者がメンバーにネットで指示する目的でつくられたものらしい。
インキエロの特徴は1ヶ月の使用料が9,000円~1万5,000円と格段に安いこと。インキエロのページを見ていると1オペレーター月額6,300円なんてのもあるね。

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2004/07/02 10:55

検索連動型広告は事前の認知度が重要

サイバーブレインズが実施した検索キーワードに連動したネット広告に関する調査結果。
検索結果の1ページ目に関しては49%が事前に知っているものから順にクリックする。その比率はページを追うごとに高まるそうだ。
(日経産業新聞)

言われてみれば、まぁそうだろうなぁという気はする。
要は「旅行」と検索して、表示される検索結果では、ほとんどの場合は「タイトルに」だろうけれども、H.I.SやらJTBやらといった「知っている」言葉が入っているものをクリックする傾向が強いということだろう。

しかし、こういう考え方ってのは検索エンジンのアルゴリズムに使われたりするんじゃないかという気がする。Googlが被リンク数や、リンクされているサイトのポピュラリティなんてものをアルゴリズムに組み込んだときのベースになってる考え方は、学術論文などで評価の高いものは、他の論文で参考文献として参照されることが多い、というような考え方だというような話を聞いたことがある。なるほどなぁと思った。
「事前認知」というのをどのように機械的な処理で対処できるか。ある意味、被リンクも「事前認知」のひとつだろうが、他に方法はないだろうか。僕らが事前認知を得るもっとも大きな経路はメディアだろうと思う。広告だったり、ニュースであったり。そうするとメディアに取り上げられる回数が多いものは、「事前認知」を獲得している可能性が高いものと考えられるのではないか。検索エンジン側がどのサイトやページを「メディア」か、メディアのなかでも有力なメディアなのかということを把握しているかどうかはわからないけど、それを把握できれば、こういう考え方もアルゴリズムに組み込めるのではないかと思う。(すでに組み込んでるかな)
「会社名」などで考えるなら、上場企業のほうが非公開企業よりも認知度は高いといえるかもしれないし(もちろんサントリーみたいに非上場企業でも十分認知度の高い企業はいっぱいあるけど)、そもそも検索回数が多いキーワードってのは「認知度が高い」とも考えられる。

もちろん結局のところは、検索結果に「知っているもの」があって、それをクリックしたとしても、ユーザーが求めているものが、その先のページに用意されていなければ意味はないわけで、検索エンジンのアルゴリズムとしては、コンテンツの評価をどう行うかとうことがもっとも重要なことは変わらないだろうけれども。

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2004/07/02 10:44

2004年07月01日

YST定点観測のため

「ウェディングドレス」でYSTを利用すると、1位は

A La Mode マリエ・ア・ラ・モード ウェディングドレス
http://www.osk.3web.ne.jp/~mciccone/

ってサイト。
ソースやキャッシュを見てもられれば一目瞭然だけど、いわゆる隠し文字、隠しテキストスパムってやつですね。背景色と同色のテキストを大量に仕込むという方法。

YSTもこれからチューニングしていくんだろうけど、この手の単純なテキストマッチがページとして高く評価されるというのは、やはりGoogleなんかに比べると、ページ内テキスト量や位置などが重み付けに与える影響が大きいということだろうか。

「ウェディングドレス」上位にヒットするページを見ると、テキストがすごく評価されてんじゃないかという気はする。でも、あるキーワードでは、まるでGoogleのような検索結果だったりと、検索キーワードや、そのキーワードが属するジャンル(そんなもんを判断しているかどうかはしらないが)みたいなものでもチューニングの仕方がことなるのだろうか。

とりあえず、このスパムサイトの順位をしばらくおいかけてみて、YSTが何をしてるのか観察してみようと思う。

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2004/07/01 15:55

2004年06月29日

Dガレがアイベックスを買収

デジタルガレージが、アイベックス&リズムを40億円で買収。(日本経済新聞)

すでに28日付でアイベックス株式の39%を15億5800万円で大株主から取得。10月1日付で残る株式を株式交換で実施。100%子会社へ。

デジガレがアイベックスを買収するとは。Dガレのプレスリリースからアイベックスの状況は、
「平成16年6月期(10ヶ月決算)では、事業統合にむけてのリストラ費用を計上した上で、売上33億円(経常利益0.3億円)の予定です。」と、なっている。アイベックスのコーポレートサイトの2003年8月期の売上が41億。10ヶ月決算に切り替えたとはゆえ、8月ってセールスプロモーションが一番落ち込む時期でしょう。今期は10ヶ月決算だったとうこともあるけど、頭打ち感があるのだろうか。来期平成17年6月期は売上48億、利益4.2億を目指す。Dガレとうまく連携できれば不可能ではないだろう。あとはこの買収が広告会社にどんな影響をもたらすか。

セールスプロモーション市場は伸びていくだろうし、まだまだ開拓余地は十分残されているから、デジガレにとっては、これはおいしい買い物じゃないかなぁと思う。
しかし、DACといい価格コムといい、Dガレって最近かなり追い風なんじゃないだろうか。

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2004/06/29 12:33

2004年06月21日

テキストエリアを任意のエディタで開く~テキストエリアの悲劇回避.2~

IEでのテキストエリア回避のための強力なツール。
WebScanに続く、IburiWorksが放つ第二弾ソフトAreaEditor

同じようなツールはこちらの記事で紹介したものがあったけども、AreaEditorのほうが圧倒的に初心者にはやさしい。簡単だ。楽だ。

これでMovableTypeのエントリーはもっと楽になるだろう。Wikiの編集ももっと楽になるだろう。
といっても僕はメインブラウザはFirefoxなのであまり使うことはないのだかえど。。。

#自分の記事にトラックバックしてみた。

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2004/06/21 18:45

2004年06月14日

洗車好きのためのECサイト

日本経済新聞6月12日の「電脳生活面」で紹介されていた「車を磨くを科学する」というサイト。メモ。
「コンテンツ→購入」型ECモデルの典型とも言える。洗車ノウハウを提供し、その用品を販売する。見た目が決して良いというわけではないけれども、提供されているノウハウの多さと、専門性の高さにここで購入しようという気にさせられるものがある。気軽に相談にものってもらえそうだし。

ある規模までのECサイトというのは、商品提供側のやる気とその商品やサービスに対してのウンチク、周辺知識といったものをどこまで開示できるかというところにある意味かかっているのではないかという気がする。多分、月商300万~500万ぐらいまではそれでなんとかなっていくだろう。
「車を磨くを科学する」は中小企業ECサイト(悪い意味ではなく)の優れた例の一つだろう。

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2004/06/14 15:57

2004年06月04日

ネットベンチャー「守り」も必要?

本日の日経産業新聞にネットベンチャーが事業の参入や撤退基準で内部管理制度を導入する必要性が高まっているという記事。

  • サイバーエージェント
    • 社内の事業部門を「草創期」「継続期」「中核」に分類
    • 各分類ごとに営業赤字の下限やプロジェクト期間の上限を設定
    • 中核に関しては赤字を認めない
    • 草創期、継続時期への年間投資額は、連結営業利益の30%以内

    1. 総資産額より安く買収できる
    2. 何らかの事業免許を取得している
    3. 会員組織を持っている

ということでネットベンチャー各社も草創期から成長期へ変わろうとしているということか。ここには「意思決定プロセスの透明性を高める」という言葉が出てくるが、これは株主だけじゃなく、社員から信頼される上でも必要なことだろう。

すごく難しいのだけれど。

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2004/06/04 10:40

2004年06月02日

SFCのサイトのdesign Switch

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス。略してSFC。
いつリニューアルされたのかは知らないけれど、css+xhtmlになってるのね。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
http://www.sfc.keio.ac.jp/

design Switch ってやつがついてて、これで3パターンのスタイルを切り替えられる。
どのパターンもそのパターンのトーンにうまく合うように最適化して、ここまでようやったなぁと感心する。好みのデザインで閲覧。

IE5.1で見ると、若干レイアウトが崩れる部分があったり、NN4.7だとむちゃくちゃになったりするが、(どうせならNN4.7でCSSを無効にしておきゃいいのに) メジャーブラウザではほとんど問題なさそうな感じだ。
表現と情報の分離ってのは、ひとつにはこんな風にユーザーに自由にスタイルを選ばせるという方向もあるのだなぁ。チェックがますます大変になる...

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2004/06/02 18:15

2004年05月18日

AOLジャパンがイー・アクセスに

SP(インターネット・サービス・プロバイダ)のAOLジャパン(本社:東京都新宿区)は5月17日、同社の全営業権と従業員をADSL通信大手のイー・アクセスに6月30日付けで譲渡すると発表した。AOLジャパンが持つ顧客も、すべてイー・アクセスが引き継ぐ。
ドコモとの資本提携解消からとうとうイー・アクセスかぁ。別にイー・アクセスが悪いってわけではないけれども。イー・アクセスは初黒字決算だし。 しかし、AOLは世界的に見てもいまはぱっとしないなぁ。ほんの数年前まではわが世を謳歌していたというのに。時代のスピードというものはおそろしい。

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2004/05/18 08:40

2004年05月17日

製薬各社が服薬助言サイトを

製薬各社が、ドラッグストアなどで購入できる大衆薬(一般用医薬品)の利用者向けに、インターネットを活用した服薬助言に乗り出した。

(2004年5月17日/日本経済新聞)

企業名サイト名(対象薬)主な内容
武田薬品工業本気プログラム」(水虫薬「スコルバ」)服薬助言のメール配信
ファイザー二コレット禁煙支援隊」(禁煙補助材「二コレット」)メール配信、禁煙達成までの日程管理
大正製薬リアップ発毛マラソン」(発毛促進剤「リアップ」)メール配信、情報交換掲示板
ツムラモウガニスト・ライフ」(発毛促進剤「インセントモウガ」発毛の進ちょくを確認する個人ページ

  • 「リアップ発毛マラソン」の第三弾は秋開始予定。2003年にサイト立ち上げ。会員数は延べ五千人を越えた。
  • 「二コレット禁煙支援隊」も一年半で会員数が一万人を突破

住宅メーカーのサポートサイトもそうだし、こういった商品と連動するサポートサイトってのは今後ますます増えるだろうね。
この手のもので秀逸だと思ったのは、オムロンヘルスケアの「ウォーキングスタイル ドットコム」。パソコンでデータを管理できる万歩計とウェブの連動。スタッフにここの会員になっているものがいて教えてもらった。ただの万歩計がネットワークを介在することによってコミュニケーション・コラボレーションのツールになるというのには当時驚いた。コミュニティに属することで人は万歩計を使うことや管理することが自然と習慣に結びついていく。
もちろんこの万歩計を購入するキッカケとしてもこの手のコミュニティが充実しているということはすごくプラスに働くだろう。

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2004/05/17 11:24

2004年05月11日

オプトがネット通販に参入

サイバーエージェント、セプテーニと並ぶネット広告御三家のひとつオプトがネット通販に参入するという記事(日本経済新聞)。って昔やってなかったけ? ネット通販はやってないか。
スタイライフに資本参加して、来年に自社運営の通販サイトをたちあげるそうな。

スタイライフは20代女性向けに衣料品などのネット通販サイトを運営する。書店売りの有料通販雑誌も発行し、年間売上高は27億円。

オプトのサイトみたら「ローンギンザ」が総合ローンサイトに生まれ変わったというニュースが。サイバーエージェントもこの手のサービスをいくつかたちあげてる。アイレップの「日本有料老人ホーム紹介センター」なんて、もうどっちが本業かわからないような状態になってるみたいだし。(良い意味でだけど)

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2004/05/11 09:16

2004年05月09日

Firefox:起動しない2

今度はFirefoxが起動しなくなった。
タスクマネージャを見ると、プロセスにはfirefox.exeがあるので起動はしてるみたい。
とりあえずプロファイルは残して削除し、再インストール。起動してみると機能拡張のCompactMenuだけがなくなってる。なぜだ? でも、CompactMenuで設定したものが一部残ってたり。これがどうも悪戯をしていてアプリケーションとしては起動しているのに見えないってことになってたよう。CompactMenuを再インストールしたら元に戻った。CompactMenuは外しておいたほうがいいのだろうか??

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2004/05/09 14:50

Firefox:signons.txtが重くなると...

急にFirefoxの調子が悪くなった。ある特定のサイトを見ようとすると、突然動かなくなり強制終了になったり、Firefoxについてる検索を使おうと思うと動かなくなったり。
原因はどうやらsignons.txt
これはパスワードなどが保存されてるテキストだけれども、これが一定サイズをオーバーするとおかしくなる。とりあえずsignons.txtを退避させて、プロファイルディレクトリから削除すると、問題なくさくさく動くようになった。ってことはあまりパスワードを保存させないほうがいいってことになるのかなぁ。面倒っちいなぁ。
この症状って僕のマシンだけで発生することなんでしょうか?

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2004/05/09 00:52

2004年05月07日

日本ハムと伊藤ハムのHPが拡充

日本ハム伊藤ハムのウェブサイトが拡充されたとのこと(これまた日経産業新聞)。

日本ハムはグループ三工場内で撮影した映像を一工場当たり約15分見られるサービスを開始。製造工程を公開することで消費者に商品の安全性を訴える。
伊藤ハムは料理をテーマに自由に書き込める掲示板を設けた。

しかし、「HP」という書き方とか「ホームページ」って呼び方はやめたほうがいいような気がするけどなぁ。いいかげん。

「シャウエッセンが出来るまで」を見てみたが。なんかなぁ。広告会社が提案しそうなコンテンツだなぁというのが率直な感想で。(別に広告会社を馬鹿にしているわけじゃないんですが)
この動画わざわざ見て、「ほぉ、日本ハムの商品はこんなに徹底して衛生管理を行ってるのか! これなら安心だ!」なんて思うんだろうか。僕は少なくとも思わない。この長い工程を一つ一つ見ている消費者像というのもイメージ付きにくいし。
ストーリー仕立てにしたり、キャラクターが工場長に聞くというようなスタイルをとったのも見せるための工夫だとは思うけれども、僕はこれは中途半端なんじゃないかという気がする。

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2004/05/07 09:22

イー・ステート・オンラインでANAのマイル

イー・ステート・オンラインが会員に全日空のマイレージを付与するサービスを始めたそうな。(日経産業新聞)

不動産売買・賃貸物件の仲介サイト会員になると500マイル。新築マンション紹介サイトの会員になると1,000マイルもらえる。また、賃貸借契約が成立した場合にも1,000マイル。売買物件を購入した場合には6,000マイル。その他、新築マンションの物件資料請求や、モデルルーム訪問といったアクションにもマイルを付与していく予定。

会員になるだけで1,000マイルか。今までの会員一人獲得当たりの単価はいくらだったのだろう? 1,000マイル付与することで下がるのだろうか? 会員の中から一体どれだけの売買契約や賃貸借り契約が発生しているのだろうか。その確率はマイレージ付与後の会員と、付与前の会員で変わるだろうか。
しかし、どこもかしこもポイントやらマイルやらキャッシュバックやらで自身の首や業界全体の首を絞めことにならなきゃいいけど。(すでになってるという噂も)

なお、イー・ステート・オンラインの現状は以下。
会員数が現在、仲介サイトが5,000人。新築マンション紹介サイトで3,000人。
2004年度の目標はそれぞれ2万人、1万人。

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2004/05/07 09:09

2004年05月01日

スパム対策:MT-Blacklist

スパム対策としてMT-Blacklistを導入することにした。

導入にあたっては、PRO' LOGUE「MT-Blacklist導入」とMilano::Monolog「MT-Blacklistを使用した場合の文字化け対策」を参考にさせて頂きました。

しかしながら、このままだと、MT-Notifier(コメントに返信があったらメールでお知らせする機能)が動かなくなるということで、alfabeat「MT-Blacklist設置、MT-Notifierとの共存」を参考に実装させて頂きました。

ちゃんと確認してないので、もしかしたら不具合あるかもしれないです。コメントするとき変だったら教えてください。

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2004/05/01 23:14

2004年04月17日

テキストエリアを任意のエディタで開く~テキストエリアの悲劇回避~

Going My Wayで「Firefox利用時にTextareaを任意のエディターで開く方法」を知って、設定してみた。
確かに今までエントリー書いてる途中で間違って消しちゃったことは何度もある。

あと、これ入れると社内で利用しているWikiの編集も楽になるんじゃないだろうか。Wikiの編集してるとき、ついつい間違って書いてたものを消しちゃうことはよくある。Terapadで編集しつつ保存しながら書けばもうそんな悲劇とはおさらばだ。

mozex入れて、パス指定してすぐに使えた。特にエラーも出ず快適。

InternetExplorerを利用している場合は、「ishinao.net/myblog -extedit - Webブラウザの入力フォームで好きなエディタを使う」を参に。

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2004/04/17 21:40

Firefoxの機能拡張類の日本語化

Firefoxで機能拡張をてきとうに入れていくと、日本語に対応している機能拡張のメニューも英語になったりすることがあるけれど、langchangeをつかえば簡単に変更できることがわかった。

langchange_sa.xul
http://saru.oops.jp/puki/pukiwiki.php?langchange#langchange_sa

langchange_sa.xul をダウンロードして、Firefoxに落とし、日本語をクリックすれば終わり。
なーんだ、こんなに簡単だったのか。

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2004/04/17 19:12

2004年04月15日

インターネット映画を利用した広告・プロモーション事業

映像制作のレッドライスメディウムとシステム開発のicfがインターネット専用映画を利用した販促事業を始める。(2004年4月14日:日経産業新聞)

インターネット映画を利用した広告・プロモーション事業
http://ir.eol.co.jp/ASP/4797?task=download&download_category=tanshin&id=163995&a=b.c

ネット映画の企画制作会社をレッドライスとicfで90%、残りを芸能プロダクションのフレッシュハーツが10%出資して設立する。

スポンサー料は三千万円前後。映画を二年で百本制作する。
プレスリリース内では「アドバテイメント」という言葉が使われていたけど、この言葉はここ最近あちこちで見かけるようになってきた。

広告モデルとしては、いわゆる「プロダクト・プレースメント」。
BMW Film以降、日本でもメーカーがネットオリジナルの映画やらドラマやらを展開するという販促/キャンペーン事例が増えてきた。日産のTRUNK、MAZDA、グロンサン、キットカット、ファイブミニやらなんやらと、思いつくだけでも名だたる企業、ブランドがその手法を取り入れはじめている。(みんなやりだしたら面白くないのになぁ。)

が、今回のようなスポンサー型のモデルはどうなんだろう。僕は単純に、大手メーカーを対象としたソリューションビジネスに照準を絞ったほうがいいような気もするんだけどなぁ。もちろん結果的にソリューションビジネスにつなげるための、一つのフックとしてオリジナルの映画+スポンサーシップを見せているだけなのかもしれないけど。

面白いドラマ、映画をつくるのってむちゃくちゃ大変なことだと思う。面白くないものは無料であっても見たくはない(少なくとも僕は)。視聴者を集めなければこのモデルは成り立たない。厳しいんじゃないだろうか。

フレッシュハーツの所属タレントを見たけれど、残念ながら僕は誰も知らなかった。

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2004/04/15 09:44

2004年04月11日

Amazonの本を紹介する方法

Amazonの本を紹介するときに、今まではnaoyaさんが提供してくれている「Amazon 個別リンク作成支援ツールの Bookmarklet」を利用していた。これも物凄く便利で提供していただいているnaoyaさんには感謝。

ただ、本の価格や著者名なんかも紹介できたら便利なんだけどなぁ、table組みでキレイに見られたらいいのになぁと思っていた... と、こんなツールを見つけた。

Goodpic「Amazonアフィリエイト便利ツール 面倒なHTML作成なしで商品紹介

こちらから検索して、簡単に紹介用のHTMLコードを生成することができる。

いやぁ、これは便利です。さっそく使ってエントリーしてみました。今までより全然見やすくなったなぁ。
感謝。

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2004/04/11 10:24

2004年04月07日

セプテーニがトライコーンを子会社化

セプテーニトライコーンを株式交換で全額出資会社にすると発表した。(2004年4月7日:日本経済新聞)。三月に発行済み株式の30%を取得。6月に残り70%を。

株式交換によるトライコーン株式会社の完全子会社化に関するお知らせ http://www.septeni.co.jp/pdf/315.pdf(PDF)

トライコーンの1株あたりの算定額は1,110,000円(未上場なんでDCF法で)

トライコーンの売上
(単位:百万円)

決算期平成13 年12 月期平成14 年12 月期平成15 年12 月期
売上176254291
営業利益202956

ASPの特長かもしれないけど、利益率はいいなぁ。

セプテーニって、オプトメールも買収してんだよねぇ。

トライコーンのアウトバーンはおそらくEメール配信のASPでは最大手。(カレンはコンサルティングの方だし)
Eメールマーケティング会社は、リストビルディングって業務を考えると、当然、広告会社とは相性が良い。広告会社側からとっても、キャンペーンのプランニングからそこの受け皿、さらに集めたリストへの継続的なコミュニケーションってところまでサービス提供できるので都合がよい。(ASPサービスはざぶとんにもなるしね。
セプテーニはどちらかとうと、ダイレクトマーケティングよりの広告会社だし、トライコーンを子会社するってのはメリットあるだろう。

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2004/04/07 14:19

2004年04月02日

GMO、ベッコアメとスリーウェブの営業権を取得

GMOがベッコアメとスリーウェブの営業権を譲り受けるという発表をした。

GMO・グローバルメディアオンライン株式会社株式会社ベッコアメ・インターネットの営業の一部譲受けに関するお知らせ
http://www.gmo.jp/press/release/200404012.html

プレスリリース内に

【ニッポンの「インターネット部」をめざして!】をスローガンに、アクセス事業、レンタルサーバー事業、ドメイン事業、インターネット広告事業などのインターネットビジネスに必要なサービスを“One Stop”で提供できる国内唯一の企業グループとして展開しております。

とあるが、やはり「インターネット」のすべてを手掛けちゃおうということか。んな無茶な。

GMOは、レンタルサーバやホスティングサービスだけでも、iSLE、Rapid Site、まるごとserver、BROAD SERVERなどなど、複数のブランドを抱えている。
しかし、これって思いっきりカニバリしそうな気がするんだけどな。P&Gみたいなブランドごとに競わせるって戦略なのかな。

同時に、
平成16年12月期 通期業績予想(連結・個別)の上方修正について
http://www.gmo.jp/press/release/200404011.html
投資有価証券の売却によるものなんで、実態としてはどうかわからないけれど、好調みたいだなぁ。

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2004/04/02 11:17

2004年04月01日

IMJのソーシャルネットワーキングサービス「フレンドマップ」

IMJがソーシャルネットワークサービス」で、IMJとファンコミュニケーションズがソーシャルネットワーキングサービスを開始するという記事をとりあげたけれど、今日β版がオープンしたようだ。

フレンドマップ

しかし、今日はエイプリルフールだらけで、どの記事が本物なのかようわからん。

ここのところサービスとソーシャルネットワーキング系のサービスがやたらとぽこぽこ立ち上がって、なんかITバブルの頃を思い起こさせられる。利用するユーザーは複数のサービスを使い分けるのかもしれないけれど、どう考えても供給過多じゃないだろうか。
当然、有料化やポイント制による課金などが収益源として考えられるのだろうが、ポータルサイトや、大手プロバイダーにコンテンツとして提供するなんていうB2B型のモデルもあるだろう。

ソーシャルネットワーキング系サービスと同様に、竹の子のように登場したブログサービスでは、「はてな」が、関電melmaにエンジンを提供したり、アフィリエイトでの活路を切り開こうとしていたり、シーサーがショッピングモールと絡めたり、いろいろと収益確保に向けた動きが見られる。

でもやっぱ、これだけ数でてきて、比較すると、やっぱりMT3.0で実装される予定の「TypeKey」がものすごく気になる。他のソーシャルネットワーキングのあり方とは全然違うけど、それだけに面白そう。聞いているだけでも新しいコミュニケーションが始まりそうな気がする。

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2004/04/01 23:14

リブリエとTimebook Town

ソニーが発売する電子ブック「リブリエ」と連動するTimebook Townがオープンした。とはいっても、まだあまりにも用意されている作品が貧弱すぎる... 何もないに等しい。

リブリエは発売のプレスを見て以来、ずーっと気になっている。この気になりかたは、多分、買ってしまうんだろうなぁと。松下のΣBOOKにはまったく食指を動かされなかったが、リブリエは物欲を刺激する。

いろいろなレビューを見ていると、リブリエは概ね好評だ。これが電子ブックのブレークスルーになるかもしれない。ただ気になるのは、やはり「レンタル」という仕組み。2ヶ月かぁ。まぁ、リブリエで「これは一生手放したくない」って思ったら、本当の本買えばいい話か。

あー、見たら、松浦理英子の5年ぶりの書き下ろしだって.... 読みたい。

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2004/04/01 15:52

楽天 「みんなの就職」を完全子会社化

アナログなWEBアカウントプランナーさんところで「楽天 「みんなの就職」を完全子会社化」を知りました。

楽天、「みんなの就職」を完全子会社化(CNET)

みんなの就職

楽天が買収することは知らなかったのだけど、3月29日の日経産業新聞にこんな記事がでててなぜか手元にメモしていた。
みんなの就職活動日記」に大学の授業評価を書き込める機能が追加されたそうな。
授業内容は「学問レベル」「授業レベル」「単位取得度」にわかれ、五段階評価。

・登録者数は約34万人(3月1日時点)
・2004年度末までに50万人目標
・2004年度12月期の売上高は一億が目標。

CNETの記事では、2004年3月28日現在で33万5000人となっている。

みんなの就職なんかを見ていると、ほんとに「AISAS」の「S」の重要性を感じたりする。この手のサービスが影響力を持つというのは単純に良いことだと思う。最近こそ少なくなったけど、圧迫面接やらセクハラ面接やらは問題になることしばしばだけど、「Share」の影響力が強まれば、それが企業の採用姿勢にも当然影響を与えるだろうし。
評価項目のなかに「情報公開度/公平性」や「パンフ資料/Webサイト質」なんてのもあるので、ここの評価を借りて、採用サイトの営業を行うところもあるんだろう。

楽天が就職情報系のサービスを追加して、何を目論んでいるんだろうか?
まだ楽天からのリリースは出てないみたいなんで詳細は不明。

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2004/04/01 09:40

IT関連?もろもろネタ

  • サイバード、韓国での携帯関連事業から撤退。現地に設立した持ち分法適用関連会社を解散
  • 思うように有料会員数が伸びなかったということか。
  • M・リンクス上場廃止
  • まさにITバブルをつっぱしった会社という感じかなぁ。事件も起こしちゃったしなぁ。
  • イーシー・ワンの2004年3月期の連結経常損益は一億円の赤字
  • 納期遅れ、原価向上など。
  • NTTドコモが携帯電話モードでIR専用サイト(http://www.nttdocomo.co.jp/imode/ir/)を開設。
  • そういえば本家がまだやってなかったのね。
  • フィリピンに住む講師と、日本の一般家庭をネットで結んだオンライン英会話教室「イングリッシュ・チャンネル」開始。

日本経済新聞より

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2004/04/01 09:22

2004年03月29日

αやΣで検索すると...

Googleの検索結果がバージョンアップしたけど、たまたま「αステーション」って言葉で検索してみると、SERPのテキストのほとんどがボールドになっててびっくりした。なんでだろうと、思って「Σ」でも検索しると、これまた同じだ。

よくソースを見ると、要は1件目のタイトルのbが閉じられなくて、その後のテキスト類が全部ボールドになっちゃうというわけだ。しかし、なぜ、「α」や「Σ」のときに? 最初は、タイトルの頭文字がボールドにになるような検索結果のときに(つまり、検索指定したキーワードがタイトルの最初に登場する?)そうなるのかと思っていたのだけれど、そういうわけでもなさそう。

「Σブック」で検索したときは、大丈夫。「Σ」で検索するとボールド。 「Σブック」のときは、1位が「シグマブック - 電子書籍コンテンツ販売サイト」ってタイトルで、「Σ」のときは、「Σ-PRESS」。つまり「Σ」がタイトルでハイライトされるんだけど、そのときに「b閉じ」がないのだな。

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2004/03/29 21:00

個人のHP 販促に利用

本日の日本経済新聞に、「個人のHP 販促に利用」という見出しで、「アフィリエイト・プログラム」が個人に広がり始めてきている、という記事。 信憑性はわからないけれど、興味深いデータがが公開されているのでメモしておく。

  • エプソンダイレクトでは新規顧客の八割がリンクシェア経由。売上高の二割を占める
  • 米国では消費者向けのECのうちアフィリエイト経由が15%を占めているとされる。日本国内ではまだ10%程度

名称参加企業数参加サイト
バリューコマース220010万
A8ネット9006万
TG3006.3万
リンクシェア1502.5万

個人にアフィリエイトが広がりつつあるのは、決してBLOGブームと無関係ではないんじゃなかと思う。なんせ、僕のような人間でさえAmazonとBK1のアフィリエイターなのだから。ほとんどの人は僕のように、特にお金目当てでもなく、なんとなくやってるレベルなのだろうけど、それでも数揃えばある程度の影響力は持つんだろう。

ちょっとニッチかもしれないが、アフィリエイターをうまく集めたい場合、MovableTypeなどのプラグインを用意するというのは、一つの手かもしれない。自身のブログで紹介しやすいようなツールを提供してあげればいい。それの開発にはそんなにお金も時間もかからないだろう。そういったツールもうまくいけばブログのネットワーク内で口コミが広がるだろう。

ところで、イチローはまだバリューコマースの株主なのだろうか?

バリューコマース、17億円の資金調達 ~海外進出を視野に

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2004/03/29 12:06

2004年03月28日

Firefoxの機能拡張類

Firefoxで追加した機能拡張類のまとめ。(マシンがいつ壊れるともわからないのでメモの意味もこめて)


Compact Menu
Compact Menuは、スタッフの一人が教えてくれた。
名前のまんまだが、メニューをとにかくコンパクトにしてくれる。
NeedleSearchを入れたので、上部のメニューバーが高さをとるなぁと思っていたところだったんでちょうど良かった。
これら4つの機能拡張を入れた僕のfirefoxのメニューはこんな感じになっている。

040328のFirefox

あんまりよくわからないかもしれないけど、とにかくコンパクトになっている。

NeedleSearch
好きな検索エンジンをメニューに簡単に加えられるのが便利。
メニューのプルダウンメニューと、右クリックからのコンテクストメニューに検索を加えることができる。
これが実に簡単にできる。僕よく使う検索エンジンと、FeedBackBulkFeeds、Gooの国語辞書や和英、英和辞書類を追加している。

WebDeveloperEditCSS

ここギコMoblog
firefox(・∀・)イイ! (2) EditCSS&Web Developer

を見て、便利そうだなと思っていれてみた。

僕はデザインはやらないのだけれど、最近案件で本格的にCSSデザインを採用するものがでてきたので、いろいろと調べたりしなきゃならない。EditCSSはその場でCSS編集して確かめられたりするのがいい。上のキャプチャで左のSidebarに表示されているのがCSSだ。
WebDeveloperでidやclassの詳細、ブロック要素を表示させつつEditCSSで編集して確認したりということができる。(ちなみにWebDeveloperにはその他いろいろと便利な機能がついていて、それらの機能もWeb制作者にはかなり便利。)

本格的にやるならTopStyleなんかも良さげだ。

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2004/03/28 17:43

2004年03月27日

MTでPukiWiki風テキストフォーマットを

これまた便利そうなプラグインなので導入してみた。

ささやかなる実験場の開発室(HSJ.jp)
MovableType用TextFormatプラグインmt-sukeroku-plus.pl 公開テスト開始。

会社ではPukiWikiを使っている。正直、最初はあの特殊な整形ルールはとっつきにくかったが、慣れるとおそろしく便利で、ブログでも使えたらなぁと思っていた。こんな便利なプラグインがあるなんて。どなどなさん感謝です。

  • テスト
    • テスト1
    • テスト2

テストテスト2テスト3
どないかな?使えるかなすばらしい

さて、あとはスタイルシートを設定するだけか。

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2004/03/27 22:53

記事ランキング設置

記事ランキングを設置してみました。こんなものまであるのだなぁ。

Masahiko Isshiki WEB SITE:#BLOG「MTで人気記事ランキングを作る

ロリポップでは、直接アクセスログを参照することは出来ないのですが、Apache形式のログを生成するCGIと組み合わせて実現させる方法がありました。

I am gonna...「記事ランキング設置方法

この機能は、自分自身が欲しかったというより、案件で使えないかなぁと思ってて、まず実験として入れてみたという感じです。

MTをCMSとして利用する場合、記事ランキングというのは、いろんな使い道が考えらます。
ある案件ではFAQ・ヘルプページの管理システムとしてMTを利用しているけれども、一番見られているFAQの上位5件を表示させてやれば、ショートカットリンクにもなるしね。
ranking.htmlって外部化ファイルを生成するようになってるので、MTで管理していない領域のページでも、こいつを呼び出してやればいい。

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2004/03/27 18:18

Bloggers meeting in kyoto 2004

COULDで「Bloggers Meeting in Kyoto 2004」なるイベントが4月10日(土)にデジハリ京都校であることを知りました。

イベント詳細、@parallel minds「Bloggers meeting in kyoto 2004 発表内容

これは面白そうですねぇ。ぜひ参加したし。

京都デジハリといえば....
今日は京都デジハリの学生さんらが会社見学に来るらしい。最低15人。最大30人も来るらいしけど、うちのオフィスにそんな人が来て、どうするんだろうか? 休みの日のオフィスに来て面白いんだろうか。制作業界自体に興味を持ってくれるのはありがたいけれど、過度な期待や憧れを抱かなきゃいいけどなぁ。デジハリの案内チラシを見ると、まるでTV局か音楽スタジオみたいなイメージ写真が載ってて、えらく制作会社の現実とズレてる気がした...

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2004/03/27 11:19

2004年03月25日

携帯端末向け地上派デジタル放送

昨日の日本経済新聞にも大きく記事として扱われていたが、「携帯端末向け地上派デジタル放送」について。今朝の日経産業新聞にはテレビ局側と映像圧縮技術の特許を管理するMPEG LA側との交渉の裏側などが記事にまとめられていて面白い。
MPEG LA側が目論んでいたのは「一局当たり年間約一億円」のライセンス契約だったようだが、テレビ局側はライセンス料を広告主に転嫁することが難しいということでそれを拒否。最終的には、「無料放送に限りライセンス料徴収を一データ圧縮用機器につき一回に限る」という契約形態に落ち着いた。

放送局がデータ圧縮技術「AVC/エッチドット264」を使う機器一台につき、MPEG側に二千五百ドルを一回だけ支払う

というような契約らしい。

これでようやく携帯端末向けの地上派デジタル放送の開始に目処がついた。05年度中にはNHK、民法が携帯端末向け地上派デジタル放送を開始。05年末には東名阪でデジタル地上派の出力を最大に引き上げ、06年度中に三大都市圏意外のすべての地域の県庁所在地で地上デジタル放送開始。そして、11年7月には、現行のアナログ放送を終了。すべてデジタルへ....

携帯端末に限らず、地上派デジタルは広告会社やその周辺業界、テレビ局、テレビ番組制作プロダクションといったあたりでは最大の関心事だろう。今までのビジネスモデルは大きく変わる可能性はあるし、電通だって安穏とはしてられない時代もくるかもしれない(もうきてるのかな?)。水面下ではいろいろあるようだけれど。多分、今、ウェブプロダクション、インタラクティブエージェンシーと呼ばれるようなネット系の企業もこの影響は大きく受けるだろうなと。

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2004/03/25 09:07

2004年03月24日

引越し見積もりをカメラ付携帯電話で

引越社(東京・中央)は四月から、カメラ付き携帯電話を使って単身者が引越しの見積もりを申し込めるようにする。携帯電話で撮影した室内の写真をメールで送信、必要事項も携帯ネット接続サービスを通じて伝える。
[略]
サービスの名称は「フォトメールでお引越@」。基本的に単身者のワンルームの居住者が対象。
引越社の携帯専用ウェブサイト(http://www.photo2626.com/)にアクセスし、撮影した写真を指定アドレスにメールで送信する。その後、自動的に返信されるメールに添付されたURLをクリックし、住所、名前などのの基本情報を送信すれば、見積もりの回答がメールで届く。(日本経済新聞)
実は「引越社」と言われてもピンとこなくて、しばらくして、「アリさんマークの...」というコピーとセットになってはじめて理解できた、というか思い出した。このことに少し驚いた。人間の認知とか認識なんてのは不思議なものだなぁと。(僕だけかな。みんな「引越社」って言われて、すぐに「アリさんマークの引越社」を思い出すんだろうか?) なんて話はこのサービスとはまったく関係のない話なんだけども。

このサービスは便利だなぁ。セキュリティとかは気になるけど。引越しの見積もりを頼もうと電話したときには、よくわからないことを聞かれる。大きさとか重さとか、ダンボールの数とか。でも見積もりをとろうって段では、箱詰してないことも多いし、よくわからなかったりする。
携帯で写真とって、箱詰めまで含めて見積もりしてくれたりするとありがたい。
ところで、これ写真は何枚でも送れるのだろうか?
基本、単身者のワンルーム居住者が対象ということだけれども、それでも1枚の写真だと伝えるのは難しいのではないかと思う。

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2004/03/24 10:25

2004年03月23日

Content Holderは想像以上に便利

社員の一人が「Content Holder」って機能拡張を使ってて、便利そうだなと思っていたのだけれど、実際利用してみると、これは想像以上に便利。(IEやSleipnir 、Operaなんかでも同じようなことができるプラグインや機能拡張はあるのかもしれないけど。これらブラウザを利用している時は、機能拡張をしようという気がそもそもなかった...)

Content Holder

この機能拡張を入れると、画面をストックしておけるスペースをつくることができる。上のキャプチャでは通常のタブブラウジング画面の下部に、スペースをつくっているけれども、上でも右でも左でも大丈夫。(ちなみに、見えにくいけど左側はSidebarで、今表示されているのはRSSリーダ。機能的には専用のRSSリーダーには劣るけど、ブラウザと一緒に使えるのはやはりかなり便利。)

「翻訳サイトで翻訳したページと元のページを見比べる」「Mozillaのリリースノートを見比べる」「 間違い探しをする」なんて時に便利と説明されているけれど、もちろんいろいろ応用が効く。
会社内では議事録やら、データの管理にWikiを使ってるけど、Wikiの整形ルールでわからないものがあるときに、下にはWikiのマニュアル表示させといて、上で編集するとか。今まではAlt+Tabでブラウザ切り替えながらやったりしてたけど、その必要がなくなった。(B5ノートなんで画面が狭くて、ブラウザ2枚を見比べるのはけっこう面倒)  この機能拡張を入れてから、逆に、意外と別ブラウザの情報を参照しながら一方のブラウザで何かするってことが多いんだなということに気づいた。

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2004/03/23 00:16

2004年03月20日

FirefoxでMTのEntry画面の編集ボタンを表示させる

Firefoxに変えて、ちょっと面倒だなと思っていたのが、MTのEntry画面で「B」や「URL」といった編集ボタンが表示されないことでした。

bluesky Blog「編集画面の修飾ボタン(?)のmozilla対応」で
MovableTypeで行こう!「Mozillaでもボタンを使いたい!」の記事を知り、同じように以下のページを参考にしつつスクラッチしてみました。

http://www.kurcula.com/archives/000098.php

http://www.deftone.com/blogzilla/archives/rich_text_editing_in_movable_type.html

個人的に変更したとろとしては、以前につけてた「blockquote」ボタンも表示するようにしたこと。(「blockquote」ボタンの設置は、デポログ「blockquoteを簡単に」を参考につけさせてもらいました。)

追加した<TMPL_IF NAME=AGENT_MOZILLA>と</TMPL_IF>の間に、

<td width="24"><a href="javascript:wrapSelection('blockquote')">
<img src="<TMPL_VAR NAME=STATIC_URI>images/blockquote.gif"
alt="blockquote" width="24" height="18" border="0"></a></td>

なんて具合にコードを加えて、tableのwidthを若干いじれば良いだけ。(あらかじblockquoteボタンはつくっていて、所定の位置においておく)

ついでにURLの追加時に「target="_blank"」が付くようにも変更。
function insertMozLink() { のなかに「target="_blank"」を加えるだけです。こんな感じ。

if (my_link != null)
s.value = s1 + '<a href="' + my_link + '" target="_blank">'
+ getMozSelection(s) + '</a>' + s2

ついこないだHTMLArea3.0も入れてみたのだけど、僕自身は、そんな装飾が必要な記事は投稿しないんで、blockquoteがあれば十分といえば十分。

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2004/03/20 18:28

Firefoxを使うことにする

ブラウザをFirefoxに変えてみることにした。

FirefoxやOperaは仕事上いちおうセットアップはしていたのだけど、特にFireFOXじゃなきゃ駄目だということもなくて、通常利用はIEにしていた。
が、社内でも身近に2人もFirefoxユーザーがいたりして、便利そうな機能拡張を教えてもらったりしてにわかにやる気がでてきた。
「お気に入り」の整理や、IEで利用していたブックマークレート類の移行などを行い、ほぼIEでやってたことは出来るような状態になった。

機能拡張は以下のものをインストール。


RSS ReaderはSharpReaderとか、RSScapeやらglucoseといろいろ試してきたけど、どうもどれもこれはという感じじゃない。重かったり使いにくかったりいろいろ理由はあるけど、多分一番の理由は、RSSリーダーだけをわざわざ起動するってのが面倒なのかもしれない。ということで、FirefoxのRSS Reader Panelにはちょっと期待している。(OperaもRSSに対応してますね。IEのプラグインで動作するReadOneみたいなものもあったりするけど)

やっぱりIEより描画速度は速いような気がする。体感的なものなのか本当に速いのかはようわからんけど。動作も軽いし。機能拡張もえらく簡単だし。なかなか良いですなぁ。

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2004/03/20 16:42

2004年03月17日

エイボン・カメラ付き携帯で肌診断

エイボン・プロダクツがカメラ付き携帯電話で肌診断を行うサービスを開始するらしい。(日本経済新聞)
エイボン・プロダクツは化粧品の訪問販売を手掛けているわけだけれども、訪問先でお客さんの肌を調べて、肌の状態に適した化粧品を提案するわけだ。

営業マンがお客さんの肌を携帯のカメラで撮影してメール添付で送付。
すると、「画像基に肌の乾燥具合やきめ、くすみなどを数値化し、約一万人の肌データと比較。その結果と手入れの注意点などをメールで送り返す」というようなシステムらしい。

システム部分は、東京理科大学発ベンチャーのウィズダムテック

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2004/03/17 10:21

GMOがグランスフィアの営業権

グローバルメディアオンライン株式会社(以下GMO、本社:東京都渋谷区、代表:熊谷正寿)は3月16日、事業領域の拡充を目的としグランスフィア株式会社(本社:東京都港区、代表:糸山日出男)の営業権を取得すると発表した。
グランスフィアってIMJとかと関連あったんじゃなかったけな。GMOはインターネット総合カンパニーになっていくなぁ。


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2004/03/17 09:25

2004年03月09日

Web サイト戦略にバランス スコアカードの視点を

Web サイト戦略を立てる上では、中長期的な視点から「いかに顧客へのサービスを高めていくか」、「サイト活動をどのように利益に結びつけていくか」を考えると同時に、自社の社内プロセスや人材のレベルがどの程度かを冷静に分析するべきである。
確かに、この人が言うようにWEBサイト運営は「財務視点」と「顧客視点」に偏ってしまいがちだ。そこで「内部プロセス」や「学習」といった視点を持ち合わせ、それらのCSF(Critical Success Factor)の因果関係を明確にしていくことは重要だろう。

ただし、バランススコアカードの考え方そのものの導入はそれほど大変なことではないかと思うが、問題はバランススコアカードで設定したCSFをどのように評価していくのか、評価するためにどのような指標を設けるのかといったことの方だろう。いわゆるKPI(Key Performance Indicator)の設定だ。(もちろんあくまでも「視点」として、考え方を導入するというレベルであれば、KPIまで設定する必要もないのかもしれないけど)

結局、測定できないもの、数値化できないものは、なかなか改善できない。改善できているのかどうかもわからない。改善できているのかどうかがわからないと、CSFの因果関係がきちんと成立しているのかがわからない、なんてことになってしまう。結果的に財務視点などのわかりやすい部分だけがクローズアップされる。
また、計測しているからこそ、そのCSFを「追い掛け続けられる」ってこともあるかもしれない。いくらちゃんとしたCSFと因果関係マップができあがったとしても、それを日々「追い掛ける」ことができなければ、何の意味もない。そのためにも数値化、数値目標は必要だろう。

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2004/03/09 16:07

IMJがソーシャルネットワークサービス

IMJファンコミュニケーションズが業務提携。「ソーシャル・ネットワーク」サービスを開始するそうな。(日本経済新聞)

IMJはWebインテグレーター大手。ファンはA8.netなどのアフィリエイト運用代行サービスからショッピング検索エンジンズバケンネットなどいくつかサイトを展開している。
そうそう、忘れちゃいけない。BlogPeopleの運営にも関係しているね。

まだどちらのサイトにも詳細はあがっていないので、よくわからないけど、Orkutとかみたいなやつだろうか。ネットエイジ「Gocoo」やらライブドア「livedoor アミーゴ」、イーマーキュリー「mixi」、バリュークリック「meetme.jp」やら続々とこの分野へ参入してきてるけど儲かるんだろうか。
どこも「有料会員」モデルをまずは考えているようではあるけれども、うーむ。どうなのだろうなぁ。

(追記)
GREEK.jp
http://www.gree.jp/
日本版Orkut。盛り上がってるみたい。今は誰かの紹介じゃないと入れない。

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2004/03/09 09:21

2004年03月08日

カレンの自社サイトでマーケテイング実験

この前の、アサヒドットコムのRSSフィード開始のニュースが象徴的だけれども、メディア以外のふつーの企業サイトなんかでもRSSフィード開始ってのは今後しばらくは話題になるんだろうなぁ。

日本経済新聞にカレンが自社サイトでブログを使ったマーケティング実験を始めるという記事が載っていたので、久々にカレンのサイトを見てみた。
リニューアルされてちょっと洗練された。MovabeTypeを利用しているようだ。サイトの更新情報以外に、「実践!Eメールマーケティング」もRSSで提供するみたい。
企業サイトでもRSSは使い道がいろいろあるだろう。カレンのように、調査データの発表や、Eメールマーケティングに関する有意義な情報を発信している企業サイトならばRSSやAtomはいろいろマーケティングに活用できるはず。

そういえば、カレンって今年はそろそろ上場なんでしょうかねぇ。去年か一昨年ぐらいに、2004年だったか2005年だったかの上場を予定しているなんてどこかのメディアで社長が語っていた。売上が7~8億だった記憶があるけど。

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2004/03/08 12:03

デジタルデータ専門のバイク便

デジタルデータ専門のバイク便だって。(日本経済新聞)

ゼニスイメージ
デジタルバイク便

顧客からデジタルデータをインターネット経由で受け取ってCDなどのメディアに複製し、バイク便で指定の送り先に届ける。

[略]

バイク便配送の料金は三千六百八十円から。

「メディアに焼く」ところをアウトソーシングしてくれるわけだ。
これは意外と便利かも。ネット上で完結する「ネット配送」に「バイク便」くっついている。「ネット配送」は1回あたり500円となっいて、最大100Mだが、この価格設定はどうかと思う。

大阪ガスがやっている「宅ファイル便」は、40Mまでだけれども無料だ。若干使い勝手の問題もあるし、サーバのレスポンスも悪いけれども、サービス内容としてはほぼ同じだしね。

どんな手法をとっても同じだけれども、セキュリティは気になる。特に、今回の「デジタルバイク便」の場合、メディアに複製するところまでやってもらうわけで、途中でデータを盗み見できる可能性は当然高まる(この会社を疑ったりしているわけではなく、可能性の問題としてね)。複製してもらうデータが仮に個人情報などなら、そのデータ自体を暗号化しておくなどは必要になってくるかもね。

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2004/03/08 11:46

2004年03月03日

セプテーニが女性向けの電子商取引を開始

セプテーニが電子商取引に参入(日本経済新聞)
笑う懸賞生活」の中に通販コーナーを設けるそうな。「笑う懸賞生活」を運営するオープンスマイルは、セプテーニの持分法適用子会社。

「笑う懸賞生活」の会員は78万人。会員に広告などで働きかけることで当面は月間一千万円程度の物販を目指す、とのこと。
サイトを見てみると、「ワラウショップス」ってのがすでにある。これのことかな。78万人で月間一千万円というのはECサイトとして考えると、ものすごくパフォーマンスが悪いと思うけれど、「懸賞の会員」ならこの程度のものなのかな。

懸賞サイトは数多いけれど、「笑う懸賞生活」は、広告主にとっては魅力的な商品をいろいろ用意している。「じゃんけんちゃん」というキャラクターを利用して紙芝居風に商品を紹介するメニューなどはウケが良い(らしい)。

懸賞サイトのユーザーってどれぐらいダブりがあるのだろうか?
というのも、会員を多く抱える懸賞サイトでは、いずれ同じような取り組みを開始するんじゃないかなという気がするから。

そういえば、この前、このブログにも書いた「シーサーのブログベースの通販サイト」。こちらも既にオープンしている。

Seesaa SHOPPING-モノのマーケットプレイス

まだどのカテゴリーにいってもほとんど商品がないのが残念だけれど、オープンしている店を見る限りは普通のショッピングモールと大差ない。商品ごとにコメントやトラックバック機能がついていることぐらいかな。ボクはもう少しBLOGらしさというか、コンテンツ、コンテクストと商品を絡めるようなものになるんじゃないかなと思っていたら、そういうわけではなく、あくまでもブログの更新・管理・運用の手軽さや管理機能をECショップ向けのASPとして提供しようという発想のようだ。

ショップ自体に魅力がないと、商品は売れないだろうし、商品が売れないと、シーサーは儲からないし、これはけっこう辛いんじゃないかなぁ。ただECショップが無料で開けますってだけで集まる店では、その店でモノが売れることにはならないし。

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2004/03/03 10:26

B2B電子商取引の成功事例:住友グレンジャー

今朝の日経産業新聞に工業資材B2Bの住商グレンジャーが今期(2004年度12月期)に初の最終黒字に転換する見通し、という記事。

企業の生産活動で必要とするもののうち原材料、部品、設備などが占める割合が金額ベースで8割。残りの二割が電動ドリルや研磨材などの工具、こん包用品、安全用品といった多種多様な間接資材だが、「その二割の調達に八割の労力をかけている」

この「二:八」の不均衡解消を狙ったのが住商グレンジャーがとった戦略。

  1. 一物一価制の導入。すべての単価を公開(すべての商品を取引量にかかわらず同じ値段で提供し、価格交渉の煩雑さを軽減)

  2. 商品の大量調達ルートの確保

  3. 商品約六十万種類すべてについての納期を記載

  4. 注文頻度の高い一万三千種類については注文を受けたその当日に出荷できる体制(その体制の構築として自社在庫の拡大も)

こんなところにも「2:8」パレートの法則というのはあったのか。二割の調達に八割の労力が潜んでいるというのは、緻密な分析に基づく結果はどうかわからないにせよ、着目点としては面白いし、確かにそんな気がする。「八割」の労力が軽減されるなら、企業にとっても願ったり叶ったりだろう。「二割」を狙うというのはニッチといえばニッチだけれども、そのニッチにおいてナンバーワン(オンリーワン)になるというのはすばらしい戦略だと思う。

WEBサイトもメインの利用顧客層・ターゲットを考えたつくりにはなっていて使い安い。試しに自分自身にタスクを与えて、商品を探してみたが、すぐに見つかった。シンプルなつくりながら、商品のソートの「出荷目安」や「人気順」といったものがあったり、けっこう細かいところまで気を配られているなぁと。

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2004/03/03 09:28

2004年02月23日

壁紙に動画配信

CCI壁紙ドットコムが23日から一ヶ月間、壁紙につかう動画の配信をはじめる。(日本経済新聞)

実験期間ってことだけど用意されているのが、なんかネイチャー系の動画ってのもなぁ。ボクは興味ない。壁紙自体が動画になってしまうというシステム、仕組みには興味あるけど。
このソフトは韓国のソフト開発会社メイヒルが開発した「動画再生プレーヤーと画像ファイルが一体になった壁紙要システム」とのことだが。ようわからん。

でも、これって使い方によっては面白そう。ひと昔前にはやったPointCastではないけど、最近スクリーンセーバーをコミュニケーションツール、マーケティングツールとして使うって事例もかなり多くなってきたし。コンテンツ配信型のスクリーンセーバーの場合は、一定のアイドリングタイムがあるか、あるいは自身の意志をもってそのソフトを起動するかしないと、たちあがらないわけだけど、壁紙ならマシンをたちあげている間はいつでもコンテンツ配信できる可能性があるわけだから。でも、利用者にとってみりゃ、いきなりそこで広告とか流れてきたらうっとおしくて仕方ないだろう。

※コンテンツ配信型スクリーンセーバーの活用事例

ホンダ オデッセイ Gate
http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/gate/

日産デスクトップツール2
http://desktop.nissan.co.jp/

Kabu.com ScreenSaver
http://www.kabu.com/feature/kcss.asp

今回のこの仕組みはコンテンツの有料化などを狙いつつ、広告ビジネスの可能性も探るというものだけど、コンテンツに関していえば、「仕組み」云々の前に、有料型のコンテンツビジネスのモデルがどうやったら成立するかどうかのほうが大事だろう。壁紙になったからって、有料化がうまくいくわけでもあるまい。

まずダウロードしてみるか。あー、またマシン不安定になりそう。

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2004/02/23 11:29

ライブドアがバリュークリックジャパンの買収を発表

2月23日日経産業新聞から。ライブドア(旧エッジ)がバリュークリックジャパンを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。

エッジ発表記事

ひょへ。上場して以来、エッジ、じゃないライブドアは根本から自身のビジネスを変えてきた。今でも多少はやっているのだろうけど、かつてのWebインテグレーター的な臭いは、今のライブドアにはほとんどない。ある意味、ものすごいスピードでイノベーションを繰り返してきているということであり、その意味ではボクはこの会社には底力を感じる。(好きか、嫌いかで言うと、好きとはいえないけど。凄いとは思う)

ライブドアやアスキーECを買収したときや、DVDレンタルサービスを始めたときには、正直「おいおい」と思ったのだけれど、今はこれらが徐々にシナジーを出し始めつつある。そのシナジーをより強化させていくことが、バリュークリック買収の目的のようだ。まずは、「ぽすれん」と「DVD ZOO」の統合だろう。

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2004/02/23 11:05

2004年02月19日

表記の統一、文字が表す感情

2月18日日経産業新聞「マニュアルNOW」

メーカーのマニュアル制作部門やマニュアル制作会社、個人のテクニカルライターなどが参加するテクニカルコミュニケーター協会(TC協会)では、カタカナ用語の使い方のガイドラインを、「外来語(カタカナ)表記(長音編)」として昨年10月に発行した。

一部、そのマニュアルに添付されたカタカナ表記がのっている。
たとえば、「Browser」は「ブラウザー」だ。ボクはたいてい「ブラウザ」なんだけど。
「architecture/アーキテクチャー」「installer/インストーラー」「engineer/エンジニアー」 「directory/ディレクトリー」などなど。
テクニカルコミュニケーター協会

ちょっと脱線するけれども、最近この手の表記のゆれでどれかを選択しなければならないときには、SEO視点から選ぶなんてことが多かったりする。カタカナ表記内のブレ程度ならまだしも、問題はカタカナにするのか、ひらがなか、それとも漢字にするのかで迷うとき。OverTureのキーワードアドバイスツールやら、検索結果総数やらで決定することが多い。ほんとにそんな決め方でいいんかいなと時々感じることがある。確かに検索回数が多いとか、検索総数が多い、少ないっても大事だけど、表記の違いってのは、発話で考えたら声色とかトーンの意味もあるわけで、使い方によって大きくイメージが変わる。そのあたりの配慮が先行すべきなんじゃないだろうか。

ContentsCreate(日本SPセンター)のクロスメディア通信第39回「それはないでしょ、ワンダーマンさん」のなかに「書き言葉では書体や文字組(タイポグラフィ)が、話し言葉でいうところの声の調子も担っている」というような一節がでてくる。あまりにも自明のことだけれど、これはすごく大事なことだ。エデュトリアル系のデザイナーなら誰もが知ってても、Webデザインから入った人には案外盲点かもしれない。(ディレクターもそこに意識が向いてなかったり)

どんな表記を選択するのか、どんな書体、タイポグラフィを用いるのかは、単純にSEOの視点ではなく、どんなメッセージを伝えたいのか、そのメッセージにどんな「感情」を持たせたいのか、どんなニュアンスを伝えたいのかということまで深く考えて行われなければならない。


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2004/02/19 02:45

シーサー、ブログベースの通販サイト構築サービス「Seesaa SHOPPING」

シーサー株式会社は、個人や中小規模の商店が無料で通販サイトを開設できるサービス「Seesaa SHOPPING」を27日より提供すると発表した。全面的にブログのサーバーエンジンをベースとしているのが特徴で、ブログと同様の簡単な操作で高機能な通販サイトを運用できるとしている。
2月18日付日本経済新聞の朝刊でもとりあげられていた。日経のほうでは、「今後1年間で1万サイト開設、三億円の決済額を見込む」ということだ。でも10%の報酬額じゃぁ、取引額三億でもしれてるなぁ。インフラコストもバカにならんと思うけど。 あいついでオープンしたBlogサービス。はてなは有料の製本サービスや、アフィリエイト、エンジン供給などでの活路を模索し、SeesaaはEC ASPに梶をとったか。 さて、その他のBlogはどこに向かうのかな。

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2004/02/19 01:45

2004年02月18日

告発サイト系上位ポジションの影響

東京の水道局から電話がかかってきた。
どうやら水漏れが発生しているようで、水道料金の支払いが莫大になるとのこと。
そういえば、このまえ東京に行ったとき、便所のタンクに水がたまっておらず、水が流れ続けていたことがあって、その後も不安を抱えている状況ではあった。ちゃんと直しておけばよかった。が、水道局の人に聞いてみると、今回は初めてなので、修理をしてその修理の証明書を出せば、今までの通常利用料金の平均にしてもらえるというようなことらしい。

で、水漏れ修理の業者を探す。こういうときインターネットはものすごく便利だ。
(自分でも簡単に修理できそうなものではあるが、修理をしたということを水道局に報告しなければならないので、水道屋に頼まなければならない.. この料金もバカにならないだろうけど)

最初に思いついたのは「クラシアン」。
CMなどで「暮らし安心クラシアン」を覚えていた。水のトラブルなら24時間対応してくるとかなんとか。ということでGoogleで「クラシアン」を検索。もちろん、1位は「クラシアン」のページには違いないのだけれど、気になったのが2位の「ぼったくり!・クラシアンの罠(改訂版)」(あえてリンクははらないでおきます)というサイトだだった。
人間はネガティブな情報のほうが惹かれるのか、それともボクだけか。クラシアンのページより先に、こちらのページを見に行ってしまった。
ここに書かれてあることが本当かどうかは判断つかないけれど、ありがたいことに2chのスレッドへのリンクも用意されていて、そのスレッドを見ても同じようなことが語られていたりして、正直ちょっとこれは危ないんじゃないかなぁと思ってしまった。

「クラシアン」の検索結果で、もう一つ気になったのが、2位以下にずらずらと同じタイトルの「くらし安心クラシアン〜」というページが並んでいること。なるほど、ドメイン違いで同じサイトなのだ。

www.qracian-higashitokyo.com/
www.qracian-kitayokohama.com/
www.qracian-kitatokyo.com/
www.qracian-minamitokyo.com/
www.qracian-nishitokyo.com/

ドメインを見ればわかるとおり、東東京、北東京、南東京、西東京、北横浜と地域ごとに別ドメインで展開している。ページは文言だけを変えたまったく同じものだ。これはいくらなんでもやりすぎじゃないかと思うのだけど。特にページ自体にはあやしいことはしてなさそうだけども、ドメインだって「ただ」じゃない。ここまでする意味、意図がよくわからない。(わかる人がいたら教えて下さい)
ためしに、南横浜や西横浜も探してみたがなかった。どうせ変えるならサブドメインでも十分な気がする。nishitokyo.qracian.com のほうがよほどわかりやすい。

しかし、クラシアンにとって、この2位に表示されるサイトはかなり大きいだろうなぁ。実際、ボクはこのサイトを知らなければそのまま「クラシアン」に電話していた可能性が高い。(結局、別の業者に決めた)

クラシアンがどうかという問題を置いておいて、一般的な例として考えると、悪徳業者や詐欺に近い手口をつかっている会社などへの消費者側からの戦い方として、告発ページ+検索エンジン上位ポジションってのはすごく効き目があるだろうな。
たとえば、これまた特に意図はないけど「アムウェイ」で検索すると、2位は「Amway アムウェイ被害者の会」だったりするし。

悪徳情報マニアックス悪徳商法?マニアックスがGoogleのインデックスから削除されたことは記憶に新しいけど、多分、企業側もこの手の対策を真剣にとってくるのだろうな。
しかし、この手の争いってのは泥沼に入ると企業にとっては逆効果になるんじゃないかと思う。Googleから悪徳情報マニアックス悪徳商法?マニアックスは削除されはしたものの、その削除を要請した会社を検索すると、今度はスラッシュドットのスレッドが1位になってたりする。火種が飛び散って気づいたら大火事になってしまうというパターンか...


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2004/02/18 16:33

2004年02月14日

SEOを超えたホームページ集客術 ~プロが教えるSEM(検索エンジンマーケティング)の実践テクニック96

SEOを超えたホームページ集客術 ~プロが教えるSEM(検索エンジンマーケティング)の実践テクニック96

SEOを超えたホームページ集客術 ~プロが教えるSEM(検索エンジンマーケティング)の実践テクニック96

本を紹介したいわけじゃない。この本の中に、H1~H6タグなどをCSSで制御して文字サイズを変えることはスパムだというようなことが書かれてあったので、びっくりしたというだけ。
Hx本来の大きさを意図的に変えたりするのは、やっちゃいけない行為なんだそうだ。
って、おいおい。もちろん構造的記述でもなく、意図的に検索エンジン対策としてHxを利用(悪用)するのは、検索エンジンが判断できようができまいがスパムと見なしても良いだろうけど、HxのデザインをCSSで制御すること自体がスパムになっちゃったら、W3CのCSS勧告はどうなるの? 知らない人が読むとかなり誤解しそうな説明だった。
構造的記述のための利用であること、見出しレベルとフォント比率を守ること、必要以上にフォントサイズを小さくしないなど、きちんとルールを守っていれば問題ない(と、ボクは思っている)

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2004/02/14 03:16

2004年02月13日

POSTデータが消える問題

もうすぐリリース予定のシステムでテストを繰り返していると、POSTデータがときどき欠けちゃうという現象が起きはじめたのが先週、先々週ぐらいか。エンジニアがいろいろ調べていたけど、原因がなかなかわからなかったのだけど、ようやく見つかったみたい。

Wininet により空白のヘッダーのみの POST 要求が再送される

クライアント側から見ると、入力したデータが消えたようにしか見えない...
最低のアップデートだなぁ。
SSLを利用しているサイトでは注意しましょうと。

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2004/02/13 18:41

エンジャパン好調

(メモ)
エンジャパンの2003年単独最終利益は、前期比51%増の10億円前後。
経常利益は17億5000万円前後。売上高は41%増の43億7000万円前後。
「『en』社会人の転職情報」の売上高は29億6000万円前後(41%増)。人材紹介会社の集合サイトは27%増の8億円程度。労働者派遣用サイトも61%増の6億円強に伸びた。
広告掲載の最低価格を45万円から26万円に引き下げ、中小企業の需要を伸ばした。
期末時点での会員数は63万人。
(日本経済新聞)

久しぶりに「『en』社会人の転職情報」を見たら、リニューアルされてるのねん。

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2004/02/13 09:38

2004年02月10日

ペパーワークス、チャットしながら複数ユーザ間でWebブラウザを同期

webvehicleとは、プラグイン等含む専用ソフトウェアを全く必要としない、Webブラウザ同期閲覧システムと、そのコンシューマ向け無償サービスの名称。2名以上、複数ユーザ間のWebブラウザ表示を同期させるシステムを、完全にサーバサイドシステムのみで実現。エンドユーザーは、Internet ExplorerやNetscape Navigatorなど通常のブラウザを特別な準備なしに利用できるのが最大の特徴とされている。

webvehicle
株式会社ペパーワークス

最初に考えたのは、ユーザビリティ調査とか、そういうものにうまく利用できないかなということだったのだけど、実際使ってみると、どうなんだろなぁと。
この程度の同期なら、同期しなくてもIMかなんかでメッセージ交換しながらサイト見てもいいんじゃないかと思うんだけど。そういえばGooeyにはそういう機能があったような記憶が。

そういえば、webvehicleとは発想が全然違うものだけど、ThirdVoiceなんてのもあったなぁ。いつの間にか消えたけど。
ThirdVoiceつながりで、似たようなものでは、グローバルビジョンの「ぷちMEDIA」か。

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2004/02/10 12:57

携帯電話でATM

大垣共立銀行がキャッシュカードの代わりに携帯電話でATMを利用できるサービスを四月にはじめるらしい。(日本経済新聞)
NTTコミュニケーションズと沖電気工業が共同開発したATM。利用できる機種はNTTドコモ505i・is、FOMAなど。

財布の中やカード入れはすぐにカードだらけ、あふれかえってしまう。ボクの場合、東京、京都で移動することが多いので、それぞれの地下鉄やJRのカードを持っていなきゃならない(なんで、スイカとイコカが乗り入れしてくれるのは嬉しい)。そこにキャッシュカード、クレジットカードはもちろんのこと、レンタルビデオ屋やら、病院のカード、量販店のポイントカードなどなど、ちょっと油断すればカードだらけ。
共通化できるカードは共通化してほしいし、携帯電話とか、他のもんとくっつけてくれるのもありがたい。もちろん紛失したときの被害なんかも大変なものになってくるのだろうけど...

ケータイ電話との「統合もの」で普及して欲しいのは、「コインパーク」の清算、「コインランドリー」利用かな。個人的によく使うのに、小銭がないことが多い。小銭がない。しかも両替機がない場合がほとんど。(両替機がなく、ジュースの自動販売機が設置されているコインパークが多いけど、あれは飲料を買って小銭をつくれという意味か?) 
ところで、「Cmode」ってどうなったんだろう?

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2004/02/10 12:28

2004年02月06日

Orkutに入れた

ありがたいことにOrkutへのお誘いがあった。サンクスです!
GoogleのソフトウェアエンジニアOrkut Buyukkokten氏の個人プロジェクトとして話題になってる。Googleでは1週間のうち1日は個人のプロジェクトに時間をあてることができて、その時間を利用して同僚何名かとOrkut.comをつくったようだが、これがほんとに片手間につくったものなんかなというぐらいよくできてる。
誰かから誘われないと、入れないって敷居の高さも、そこに誘われた人の優越感みたいなもんを助長させる。(で、ボクはBlogなどに書いてるわけだ) なにせeBayで招待状が落札されたりしているぐらいだからなぁ...

しかし、自分がいかに友達が少ないかが良く分かった。ボクからのネットワークはまったくといっていいほど広がらん。


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2004/02/06 00:32

2004年02月04日

キュリオシティのSEOって...

キュリオ【SEO】モール
http://www.curio-city.com/material/request/seo.html
キュリオシティが検索エンジンにヒットしやすくなるページ製作システムを開発した、という記事が日経産業新聞に。
キュリオシティといえば、CSSを利用したスパムまがいのことしてて情けないというようなことを書いたばかりだった。
「検索エンジンにヒットしやすくなるページ製作システム」って、まさかCSSであるブロックを不可視にして、そのブロック内に大量にリンクを埋め込んだり、テキスト埋め込んだりすることじゃないだろうねぇ..

検索エンジンは、ページに単にキーワードが載っているかだけでなく、ページの見やすさなども判断して検索順位を決めている。必要以上にキーワードを多用するページをはじくなど、あからさまな検索エンジン対策を排除する機能もある。
キュリオシティはこうした法則性を約三百ほど見つけ、ページ製作システムを開発した。

「見やすさ」ってのが何のことかはわからないけど。FloridaUpdateなどで報じられていることから考えると、まさにGoogleが嫌がってるのは、こういう「法則性」とかじゃないのかと思うんだけどね。
記事には、
出店企業は、同システムで製作したページをキュリオシティ内に置けば、消費者を自社サイト内に呼び込んで自前の決済システムを使うこともできる。検索エンジンは有力なページがどれだけリンクしているかも重要なページ選択基準とするため、商品ページを有力ポータル内に置く方が上位にランクされる確率が高まる

なんて書かれてるけど。競合も出店してるなら、店舗ごとにサブドメインでも切られない限り、検索エンジン対策としてはまずはキュリオシティ内での戦いになるわけで大変なんじゃないかという気がする。(楽天も同じだけど)

CSSを不可視にするって方法は、クローラーがCSSを読まなきゃスパムにならないんだろうし、CSSファイルを設置しているディレクトリをrobots.txtとかで制限かけちゃえば、スパムって判断はシステム的には無理なんじゃないだろうか。
なんで、特定の偏りや、明らかに意図的なテキスト量、リンク量なんてものにフィルターをかけるみたなことを実験したりするんだろうか。Googleは。


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2004/02/04 14:50

2004年01月30日

CSSを使ったスパム?

某掲示板で報告されていた。

http://www.curio-city.com/nv/shop/1481_1.html
当然、このページだけじゃなく、あらゆるページでやってる。

なにこのヘッダは?

<div id='s1' style='position:absolute; width:350px; height:600px; z-index:2; visibility: hidden;'>

プロパティ「s1」を見てみよう。

この「s1」ブロックは、「visibility: hidden」によって「非表示」にされているわけですね。そのブロック内に大量のアンカーリンクを仕込んでいるというわけ。サイト内ですごい量のリンクを交換しあってるわけですね。

こんなものが本当に有効なんでしょうか?
こういう大手がせこいことするのが情けないというか。
それほどまでにSEO? それほどまでにも上位ポジションが欲しい?
こんなことするほうがリスク高い気がするんだよなぁ。効果あるかどうかも疑わしいし。

うーむ。しかしCSSデザインが流行ると、こういうことをやりはじめる人もいっぱいでてくるんじゃないか。

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2004/01/30 11:36

CSSのバグ

MTのディフォルトテンプレートだと、Individual Entry ArciveやComment Listing Templateで文字が見えなくなるというバグがある。これはIE6のCSS解釈の問題からくるものだ。

「背景色が指定されている要素内に、ブロック配置を制御するfloatプロパティを指定した要素があると、文字が隠れて見えなくなってしまう」(InternetMagazine 3月号 P.109)

実は、コメント入力の部分は、いろんなblogで対処法が説明されていたので、papativa.jpも開設した当時に対処したのだけれど、根本的なバグの原因をよくわかっていなかったり、CSSについてあまりにも無知だったため、Main Indexページでも、このバグが原因で要素の一部が消えて見えなくなるという問題が発生していた。

CSSにはブラウザごとの解釈の問題も当然いろいろあって、(もちろんそれはHTMLでもそうなのだけど) それらバグ情報については明らかになってないものもたくさんあるのだろう。今後CSSデザイン、XHTML+CSS2時代が本格的に到来する可能性も高いわけで、このあたりの情報の蓄積、学習はデザイナー、コーダーには欠かせないものになってくるだろう。
ということで、InternetMagazine3月号で紹介されていた以下のサイトをメモ。

『CSSバグ辞典スレッド』

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2004/01/30 10:05

JBPの中小向け経営支援

J-MOTTO 中小企業を応援するポータルサイト(日経産業新聞)


  • 会員は1万社
  • 毎日利用するヘビーユーザー数も従来比で1.5倍
  • たのめーる」(大塚商会)と提携。通常ディスカウントから、さらに8%引きで購入できる
  • 福利厚生「リロクラブ」と提携、会員特別料金で契約可能

シンジケーションモデルというやつなのかなぁ。でもとりたてて何か特徴があるというわけでもないけど、会員の規模が大きくなれば、それに群がるように提携先も増えていくだろうし。

中小企業向けのビジネスはずーっと懸念事項なので、いちおうメモ。

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2004/01/30 09:24

2004年01月28日

ビジョナリスト・メール解析

デジタルフォレストが「社員が顧客などとやりとりするメールを保存し、勤務時間やメール頻度を分析するシステムを二月上旬に発売する。顧客などとのトラブル発生時にメールを証拠として使ったり、メール利用状況を分析して勤務状況などを管理する」(日経産業新聞)

デジタルフォレストといえば、ヴィジョナリストなんだけども、このソフトもそのシリーズの一つになるようだ。

サイボウズメールワイズとかアイティーブーストMailDealerといった、メール「コールセンター」(という言い方も変だけど)系の商品が、どちらかといえば、インバウンド処理の煩雑さの解消という発想なのに対して、このデジタルフォレストの商品は、社員が通常業務で行うメールのやりとり(どちらかというとアウトバウンド業務)で発生するトラブルの回避や、それらのメールの分析から経営分析、営業管理につなげようという発想。

ソフトのみで590万円、サーバに組み込まれたタイプで1500万円。
なんで、中堅以上(中小企業とはあえて言わず)の企業が対象か。2004年12月期で6000万円の売上高を見込む。

デジタルフォレストは2003年12月期で売上3億3000万円。
ウェブサイトを見ると、従業員20名。在宅登録者2,000名、内ソフトウェア技術者800名となっている。システム系の受託開発を受けている割にはたいしたことないなぁというのが正直な印象。あまり自社商品が売れてないのかしらん。

デジタルフォレストがどことパートナーシップを組んでいるのかは知らないけれど、システムベンダーとかよりは、ADK、メンバーズ、エーアイピーブリッジみたいな組み合わせで、営業展開したほうがいいんじゃないかなと思う。開発している商品の特性からいって。

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2004/01/28 09:43

2004年01月27日

Jストリーム値下げ

Jストリームの利用料金が大幅値下げだって
平日の午前九時から午後六時までのライブ配信の料金が、二月から34万円。
(日本経済新聞)

大和インベスターリレーションズがIRサイトランキングを発表しているけれども、そのランキングを出すための指標のなかに「ライブ配信」ってものがあるらしい(この指標もどうかと思うんだけど)。しかし、決算発表などのライブ配信もおいそれとはできなかった。JストリームもそういったIRでの利用などの利用促進を狙ってるみたい。

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2004/01/27 09:42

2004年01月26日

個人向けIR サイト充実

上場企業がIR活動の充実にウェブを積極的に活用、って記事が日本経済新聞に。


  • コナミが第三四半期の決算説明会をネットで生放送。投資家からの質問をネットで受け付け、その場で回答する
  • ネットでの説明会は、9月中間決算説明会でも行われ、千人を超す投資家が参加。大部分が個人投資家。
  • ソニーは経営幹部へのトップインタビューの配信をはじめる
  • 信越化学工業は会社紹介ビデオをネットで配信
  • KDDIではIRページに「個人投資家の皆様へ」というボタンを用意。「アナリスト向けにIRページを充実させた結果、専門用語が多く難しくなったため、別の画面を用意することにした」

企業がウェブサイトにおけるIRセクションンを強化していくという追い風をうけて証券会社や独立系IR支援会社が営業を強化。
独立系のイー・アソシエイツが提供するサービスは、投資家向けに実施する電話会議を個人投資家に中継するサービス。協和発酵など八社がサービスを導入している。

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2004/01/26 11:28

2004年01月25日

コメントに返信があったらメールでお知らせ

MTのバージョンアップがてらalfabeatさんの記事を参考に「あなたのコメントに返信があったらメールでお知らせしてくれる機能」を搭載。

コメント入れるときに、「コメントに返信があった場合メールで受け取る」にチェックをつけておくと、そのエントリーに別のコメントが入ったときにメールで知らせてくれる機能です。

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2004/01/25 19:39

MovableType 2.661にバージョンアップ

なんとなく最新版にしておかないと気持ち悪いので、
MovableTypeを2.661にバージョンアップ。

日本語パッチはmilanoさんが公開してくてますー。

でも、BananaBlogによると、コメント入力でエラーがあるそうです。
修正方法もあるそうなんですが、とりあえず僕は修正版が出るのを待つことにします。


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2004/01/25 15:57

2004年01月22日

ソニー 携帯サイトでIR

ソニーは携帯電話向けのIR(投資家向け広報)サイトを来週にも立ち上げる。パソコンを使わず携帯電話だけのインターネットの利用者数が増加しており、投資家層を広げるのが狙い。 [略] ソニーの個人投資家は昨年九月末時点で約八十四万人おり、株式数では三五%程度を占める。パソコン向けのIRサイトの閲覧回数は月間十五万件程度。(日本経済新聞)

アドレスは
http://www.sony.co.jp/IR/

IRサイトを携帯版でも立ち上げるってのは、本格的なものはソニーが初じゃないかなと思う。僕は携帯でポートフォリオのチェックはしてるけど、個々の企業のIR情報まで見られたら便利だろうなぁと思う。

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2004/01/22 09:36

最新のコメントを表示してみた

コメントを表示してみました。
参考は、おなじみのBLOG質問箱さん
リーセントコメント+コメント日付

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2004/01/22 01:16

2004年01月21日

日産スカイラインの"DRIVE JAPAN"プロジェクト

日産スカイラインのスペシャルコンテンツ「"DRIVE JAPAN"プロジェクト」はすばらしい。プロジェクトのコンセプトも面白いし、今後の展開も期待できる。根本は「試乗会」なのだけど、うまくストーリーに載せて、一つのプロジェクトとしての広がりも見せてる。

ウォンツを喚起させられるコンテンツだと思う。MINI乗りのボクはスカイラインなんてまったく興味もないんだけど、ついつい見たくなってしまう。
最近の自動車メーカーのウェブの活用方法ってのはどんどん進化してるなー。

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2004/01/21 14:19

メーカーの後方支援

アサヒビールは、飲食店での樽生ビールの品質向上に役立つ情報をホームページで提供し始めた。おいしさの基本となる注ぎ方や炭酸ガス圧の管理などについてわかりやすく解説。飲食店の売り上げ増につなげることで取引先を拡大する。(日経産業新聞)
アサヒビール

「うまい!」樽生ビール飲もう。

いわば飲食店支援サービス・コンテンツとでも言うものか。
最近、飲料メーカーはこの手の販売店支援コンテンツ、サービスを充実させてきているんじゃないかという気がする。今までも「飲めるお店が探せる」とか、そういうものはあったけど、より個別に、それらの商品をいかに魅力的に販売してもらうか、見せてもらうかといったところを重視しつつある。

たとえば、キリンビール麒麟麦焼酎 ピュアブルーのサイト
ここにも飲食店様向け情報がある。
飲食店のメニューやツール、ウェブページで使える画像素材やオリジナルレシピ、ピュアブルーを扱っているお店検索などが用意されている。

これは家電メーカーなんかでも応用できるだろう。
楽天なんかのショップを見ていると、商品の写真とか凄く汚かったりする。DVDプレイヤーを買おうかなと販売してる店をいろいろ見てても、どこもひどい写真しかなかったり。おそらくメーカー側からそういったものは提供されてないんだろうなぁ。カタログからスキャンしてきたり、あるいはメーカー側のサイトからとってきて縮小したりとか、いろいろ苦労しているんじゃないだろうか、と思うことがよくある。

メーカー側も自社サイトで商品のプレゼンテーションとかアピールとかばっかりに気を向けるのではなく、こういう販売店とかECサイトなんかにどう自身の商品を魅力的にアピールしてもらうかってことにも意識を向けたほうがいいんじゃないかと思う。これらもいわゆる「コンタクトポイント」の一つだろうし。

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2004/01/21 12:41

2004年01月20日

イースリー、blogを用いてフットサルの大会結果サイトを構築

同社がサイト構築に採用したblogは、「Movable Type」のもの。これによって同社は大会やイベントの結果を、迅速にHP上で発表する事が可能になった。また同結果サイトは、同社運営の「大会案内」のサイトとのデザインの統一も図られており、ページからページへの遷移の際にも違和感を感じる事なく閲覧できるという。
MovableTypeのCMS利用ですな。ところで企業で使われるMTってみんなライセンス払ってるんでしょうか? フリーソフトと勘違いしている人もいたりして。 しかし、すごいニュースだなぁ(笑 どうせならRDF提供とかもすりゃいいのに。いくらなんでもMTでページつくりました、ってことだけじゃニュースバリューないんじゃ(と言いつつとりあげてるてるだけど)。

大会結果
有限会社イースリー

この手のMTのCMS活用は最近増えてきた。
元逸品森繁さんが手掛けるブロードバンドホテル.netやら、ウェブデモのblogとFlash動画マニュアルを用いたソフトウェアのサポートとか。
柔軟性も高いし、扱いやすい。情報も豊富だし、中小企業の強い味方という感じだ。

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2004/01/20 10:39

ネットエイジとナレッジキャピタル・パートナーズ経営統合

ネットエイジとナレッジキャピタルパートナーズが経営統合するって記事が日本経済新聞に。
ネットエイジを純粋持ち株会社にして、その傘下にネット関連の事業や技術開発を担う子会社を新設していく。ナレッジキャピタルパートナーズも株式交換で全額出資子会社化。その傘下へ。
持ち株会社はネットエイジグループと改称する。三年後にはグループ年商百億。2005年秋に上場計画。

西川さんと小池さんがくっついたというわけですな。あまり驚きはないけど。

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2004/01/20 09:02

2004年01月18日

AdSenseに表示されるSEO業者

AdSenseの広告で時折見かけるSEO業者で、「CORAL」ってとこ。
(他の業者と勘違いされると、他の業者がかわいそうなので実名を出す)

http://www.aisha.co.jp/seo/
※リンクはしません

当社は「スパム」と言われる不正な手法は一切行わずSEO(検索エンジン最適化)を実施します。 スパムをすれば上位登録しやすくなりますが、不正が発覚すれば検索エンジンのデータベースから抹消される危険があります。
とページでは謳っているのだが、自身のページはいったい何なのだろう?

ブロック要素Hxの不適切な使い方。これは無知から来るものなのかもしれないが(ホームページビルダーでつくるのはいいけど、metaの「GENERATOR」ぐらいは消したほうがいいんじゃないかと)、あらゆるイメージにキーワードのオンパレードなのは意図的なもの? 画像の意味内容とはほとんど関係ないテキストがaltに流し込まれている。これ、どう考えてもスパムなんじゃないのかなぁ。僕は専門家じゃないのでわからないですが、専門家の皆さんが見るとどうなのでしょう? 

<IMG src="arrow_us.jpg" width="9" height="9"
border="0" alt="SEO,検索結果上位表示,検索結果,上位表示,アクセスアップ,アクセス向上,検索エンジン対策,アクセスアップ対策
コーラル会社概要">

<IMG src="arrow_faq.jpg" width="9" height="9"
border="0" alt="SEO,検索結果上位表示,検索結果,上位表示,アクセスアップ,アクセス向上,検索エンジン対策,アクセスアップ対策
コーラルFAQ">

なんて具合に、altテキストの最後の部分だけその画像の意味に近い言葉に変えている。こういうのはオーケーなのでしょうか? 「SEO,アクセスアップ」ってテキストに自己参照リンクつけたりとか、
素人の人は、あぁこういうのもスパムじゃないんだ、ってことで真似しちゃったりするんじゃないかなぁと思うけど。AdSenseで広告が表示されてるってことはGoogleが審査してるってことかい? 

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2004/01/18 14:10

2004年01月17日

宝探しはネット連動

1月16日(金)日経産業新聞
イベント企画ラッシュジャパンが能登半島広域観光境界と組んで、インターネット連動の宝探しイベントを始めた、って記事。

地図や宝箱の場所を暗示する謎を入手した上で、能登半島を訪れて推理を巡らせて宝箱の所在地を突き止める。見つけた宝箱に記載されているキーワードを入力し発見者として登録する。
キャンペーン終了後、発見者には抽選で越前ガニ、輪島塗花器、温泉旅館招待券が当たる。期間は二月十九日まで。
[略]
1つの県を舞台にしたニ~三ヶ月のキャンペーンの運営費はサイト制作費や宝箱の設備・管理費を含め百万円程度。年四回程度開催する予定。

宝探し専門サイト 赤い鳥

確か、宣伝会議だったか販促会議だったかにも、別の地域でのネット連動宝探しの話題が載ってた記憶がある。(ん、いや一昨年だったか??) それもこのラッシュジャパンという会社が手がけたのかな?

どうなんだろうねぇ。僕は旅行にこういう仕掛けは好きではないし、もともと自分が行こうと思ってないところに、「宝探し」というストーリーが加わるからいきたくなるかというと、そういうことはまずないだろうから、この仕掛け自体には乗ろうとは思わない。でも、仮にこういう取り組みがある一定の成果をあげるのだとしたら、それは今の消費者のウォンツのあり方に関係しているのだろうね。

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2004/01/17 18:32

2004年01月14日

オプト、ジャスダックへ

オプトがジャスダックに上場承認。

誰が呼んだか知らないが、ネット広告3大手、サイバーエージェント、セプテーニ、オプト。
ようやく御三家晴れて公開企業ですなぁ。
ということで、さっそく目論見書やらを流し読み。

平成14年度(1~12月)で、売上29億ちょい。経常利益で2億2000ちょいということで、二期連続で黒字だしてる。自己資本比率も28.3%と悪くない。
事業セグメントでいくと、広告事業の「アド事業分野」が27億ぐらいで、アドプランの利用料などがメインのASP事業分野は7600万ちょい。ソリューション事業分野が1億2700万ぐらい。「アド事業分野」がやはり圧倒的か。

第9期(平成14年)に、ADPLANの開発を行い、その開発に係る費用、約800万円を研究開発費に計上している。あれだけのものをよくこの程度のコストでつくったなという感じだ。開発したのは、面白法人KAYAC。平成15年にも150万ぐらいが追加開発費として計上されているが、これはおそらくモバイル対応の分だろうなぁと。

社員数53名。臨時雇用者平均10名。平均年間給与490万ちょい。IT系にしてはあまり高くない水準だね。(悪い意味ではなくて、アホみたいに高くて消えちゃったところもいくつかあるからなぁ)

上場する会社が増えると、ベンチマークのデータができるのでありがたい。

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2004/01/14 11:15

2004年01月13日

企業ブランド構築支援サービス

(日経産業新聞)

新サービス「ブランドシンク」は、まずグラムコが顧客企業の持つ商品やサービス、会社自身のブランドイメージにあった商品の展示方法や店舗デザインについて助言する。
その上でスカイライトが消費者との接点となるホームページの作成支援などブランド浸透に役立つIT戦略について指導。

ブランディングとIT。初年度で1億5000万円程度の売上を見込む。
こういう提携のパターンってのは今後も増えてくるのかな。アクセンチュアとメンバーズの提携とかも似たようなもんだろうし。
でも、どちらのページを見ても、いまいち説得力ないんだけどなぁ。

スカイライトコンサルティング(トラコスの子会社)
グラムコ(ブランド構築支援業務)

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2004/01/13 11:20

Philips And Yahoo To Deliver Media Content

Philips and Yahoo! Inc. announced a global partnering deal to jointly develop and deliver Yahoo! content and Internet services through Philips’ Streamium Internet-enabled Home Entertainment devices for consumers to experience anywhere in their home. Delivered by broadband Internet connections on Philips Streamium devices, a wide range of personalized Yahoo!
テレビや家電のネット化、ネットのテレビ、家電化ってのはどこもかしこも狙ってる。Yahoo!はフィリップスと組んだわけね。(フィリップスがYahoo!と組んだ、ともいえるけど) Yahoo!とフィリップスはこれから共同でマーケティングプログラムや、プロモーションを展開していくとのことだが。

すでにYahoo!のインターネットラジオ放送は、フィリップスのMC-1200やMC-i250に提供されているけども、2004年の春には、Yahoo!が抱える多くのコンテンツがフィリップスのブロードバンド対応製品に提供されるらしい。

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2004/01/13 10:06

2004年01月11日

「Norton AntiVirus 2003」を使用中にパソコンの動作が不安定になる問題

会社では、シマンテックのAntiVirusの利用が義務づけられてる。
ここ数日えらくマシンが不安定で、ExcelやPowePointを利用していると、えらく重くなるということが頻繁に発生してた。

株)シマンテックは8日、ウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus 2003」でウイルス定義ファイルを2004年1月7日付けのものに更新すると、パソコン全般の動作が不安定になることを同社サイト内にて公表した。解決方法として、コントロールパネルの[インターネット オプション]を開き、[詳細設定]タブのチェックボックス[発行元証明書の取り消しを確認する]をオフにすることが挙げられている。

がどうやら原因のよう。まったく。
会社でライセンスを一括購入してるので、会社には報告がきてるのかもしれないけど、僕はこのニュースでたまたま知った。とりあえず対処したけど。

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2004/01/11 14:04

2004年01月09日

Yahoo!、パーソナライズサービスで近く RSS アグリゲータ導入か

巨大ポータル Yahoo! (NASDAQ:YHOO) が、パーソナライズサービスの『My Yahoo!』に『RSS』を用いた Web コンテンツの情報集約機能 (アグリゲータ) を搭載する準備を進めている。

誰だったか忘れたけど、「RSS」の普及には、「RSS」とか「RSSリーダー」なんて呼ばれてる状態じゃ駄目、なんてことを言ってて、その通りだなぁと思った。

楽天がRSSのフィードを始めたり、Yahoo!なんかでもRSSのアグリゲーターを搭載したりと、大手が取り組みを始めると、あっという間にRSSなんて言葉も「常識」になっちゃうかもしれないけどね。言葉の意味とか知らなくても、なんとなく使えちゃって、あぁ便利ってことになるんじゃないかな。

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2004/01/09 14:55

書の世界をWEBで

今岡忠篤 はんにゃしんぎょう

「書の世界」をどうWEBで表現するか?
ベタだけど、それらしい感じはでてると思う。単なる「縦書き」ではなく、コンテンツや世界観と不可分だからこそ意味がある。

テキストで書いてるところは、改行で処理してるんだなぁ。

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2004/01/09 13:44

2004年01月07日

住友林業 ネット活用の営業強化

住友林業がネット活用の営業強化
(日経産業新聞)


  • 2005年3月期にメールマガジンの製作や運営の費用を、前の期に比べて三割増の約四千万円に引き上げてサービスを拡充。
  • 同ホームページのアクセス数と資料請求数は昨年4-9月にそれぞれ前の年の同期比34%、6%増えた。
  • ページのアクセスをきっかけに契約に至った件数は販売全体の4%だが、同56%増と急速に伸びている

三割増で四千ってことは1300ぐらいでオペレーションしてたということか。
現会員が約1.4万人で、約月100万円。制作費とかも込みかな。

このメールマガジンってのは、この「Super Natural Club」のことなんだろうか。このメールマガジンの登録フォームは、「wudk.com」ってドメインだけど、このドメインはリクルートがとってるのね。
これはリクルートのメール配信システムなのかな。

目標は2004年3月末までに1.8万人。2005年3月末までに3.6万人。

住友林業

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2004/01/07 09:51

2004年01月04日

ドッグヴィル CMコンテスト

ブレアウィッチ・プロジェクトの成功の例を持ち出すまでもなく、映画のプロモーションと、インターネットは親和性が高い。
2004年2月に公開される『ドッグヴィル』のプロモーションも面白い。

Infoseekとタイアップして、「ドッグヴィル CMコンテスト」なるものを展開している。

ニコール・キッドマン主演で2004年2月に公開される『ドッグヴィル』の15秒CMを一般の方から募集いたします。今回選ばれた4作品は、なんと本作の公開前後に『ドッグヴィル』のCMスポットとしてMTVにて実際にオンエアーされます。選出された4作品については「infoseekムービー」で紹介、一般の方からの投票でグランプリ1作品を決定させていただきます。

CM作成用の静止画素材や動画素材、音声素材が用意されていて、これらを使って15秒のCMをつくろう、というわけだ。なるほど、このプロモーションには、Adobeものっかってて、動画素材なら「Adobe(R) After Effects(R) や、Adobe(R) Premiere(R) を使用して自由に加工して使用してください。」なんて。

「ドッグヴィル」という映画が「黒い床に家と道を表す白線が引いているだけ」のセットを使った映画であり、今までの映画表現とはまったく違うものらしいことから、その映像の斬新さを話題にさせることを考えたプロモーションかな。映像作家、映像作家予備群、映像編集などに興味ある人達を惹き付けることで、これらの層への口コミ誘発や、話題喚起を狙ってるんだろうか。パブリシティにものりやすそうだし。うまいなぁ。

映画は、写真だけを見ていると、なんか舞台劇を映像化したような感じに思える。
コンテストの斬新さから興味もってページを見たら、この度は、映画の映像表現の斬新さに興味が移り、今はむしょーに観たくなってる自分がいる。これはまんまとプロモーションにはまったといことか....

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2004/01/04 23:03

Honda presents MOVIEROAD

【最新映画情報】MOVIEROAD
だって。ホンダが提供しているのねん。

FeedRoomってシステムを使ってる。

シスコなんかでも使われているのね。どんなシステムなんだろうか?

TOYOTAがMSN内に開いたAVENSISのスペシャルサイト「Life From Europe」といい、メーカーはどんどんスペシャルサイトを立ち上げる。発想は冠スポンサーのテレビ番組になったり、フリーペーパーをつくったりするのと違いはないんじゃないかな。情緒的価値を伝えたり、コンテンツの力で人を惹き付け、接触回数を増やす、ブランディングにつなげる、といったことが目的なんだろうか?

コーポレートサイトや、カタログ機能の拡張としての商品サイト・ページの整理やリニューアルがひと段落ついて、この手のアトラクション的コンテンツはこれから増えてくるんじゃないかと思う。

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2004/01/04 22:40

2003年12月31日

成功している有料blogサービス

DashiBlogで紹介されていた有料blogサービス「Blogging Network

成功している有料ブログ(Blog)サービス

このコンセプトはとても面白い。日本でもblogサービスが次々と開始しているけれど、どうやって「儲けるのか」というのは一つの課題だ。課金しつつ、その一部をブロッガー内で按分するという発想は単純だけど、ひじょーに優れたビジネスモデルだと思う。
さて、日本で最初にこのモデルを持ち込むのはどこのblogサービスだろうか?

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2003/12/31 12:00

新着記事追いかけウェブアプリケーション:FeedBack

NDO::Weblog」のnaoyaさんがつくられた「FeedBack

FeedBack: RSSリーダと連携する、新着記事追いかけウェブアプリケーション

これはかなり便利かも。
単なるblog記事の検索エンジンと思いきや、検索結果をRSS配信しているので、自分の興味、関心のあるキーワードの検索結果をRSSリーダーにでも登録しておけば、キーワードのフィルターを介してblogの最新記事を追いかけることができる。

blogが爆発的に増えるなか、RSSリーダーに登録するblogの取捨選択も必要になってきてたところ。「キーワード」ってフィルターで、「記事」と出会えるのは、ものすごくありがたい。

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2003/12/31 10:52

2003年12月29日

ハートビート中野

「販促会議」2月号より

大規模商店街サイト
ハートビートなかの

3400件もの店舗情報を掲載しているというのはすごいね。
コラムなんかも、商店主らがナビゲーターとなって持ち回りで書いてたり。

掲載したことにより新たな注文が生まれたりして、
ウェブサイトの存在が商店街の店舗現象に歯止めをかけているそうな。

地域密着サイトってまだまだ可能性はあるんだろうなぁ。

以下、メモ。


  • 1日のアクセス数は7000~8000。
  • 初年度(平成13度)の経費が1400万円(東京都から1/3、中野区から1/3の補助)


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2003/12/29 18:46

Google AdSense承認

Google AdSenseの申し込みが承認された。
このページで金儲けしようなんてつもりはまったくないのだけれど、職業上、どうしても実際のデータを見てみたいということで申し込んだ。基本個人ページは駄目ってなことだったけど、駄目もとで。どんな基準を設けているのかは知らないけど、とにかく承認されたんでラッキー。

しかし、Amazonのアソシエイトプログラムといい、AdSenseといい、見る人が見たら、えらく稼ぎっ気まんまんのページになっちゃうかもしれんなー。

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2003/12/29 11:00

2003年12月26日

はてなツールバー

はてなツールバー
http://www.hatena.ne.jp/info/toolbar

これは便利そうだ。はてなダイアリーのほうも復活させようかな。

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2003/12/26 09:58

2003年12月22日

はてなダイアリーの仕組みが動くポータルサイト

はてななからのお知らせ。

フルルKansai

関西電力グループからの情報発信や、ユーザーによるコミュニティや日記など、各種便利機能が搭載されたポータルサイト「フルルKansai」(運営:株式会社かんでんCSフォーラム)が今月18日、リニューアルオープンしました。このサイトのコミュニティエンジン部分に弊社開発の「はてなダイアリー」のシステムが採用され、日記や記事内におけるキーワード等の機能ではてなの仕組みが動いています。

関電の目的は何?
だいたいわかるけど、とりあえず問うておく。

しかしなぁ、もう少し早ければ多分、楽天ははてなを買収してたんじゃないかなぁ。はてなの勢いは凄い。近藤さんの話を聞いていると、まだまだはてなはビジネスになりそうだし。

エッジや、NTT-DATAやら、Niftyやらがblogサービスをつぎつぎとスタートさせてるけど、実際、機能的にはどこも大差ないだろう。はてなダイアリーがblogサービスかどうかは置いておいて、一ついえることは、はてなには独自性があるということだろう。その独自性が楽しくてはてなダイアリーから離れられない人、はてなダイアリーを使いたいという人がいる。それは凄いことだ。

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2003/12/22 17:59

IMJ、アランの開発事業買収

来年1月1日付でインターネットマーケティングのアラン(東京・港、荒木篤実社長)からサイト構築やデータベースシステムの企画などネット関連の開発事業を買収する
(日本経済新聞)

アランIMC事業の営業譲り受けについてのお知らせ
http://www.imjp.co.jp/Newsrelease/20031219/info20031219b.pdf

アランとはもともとモバイル関連の事業で資本提携していたので、その流れか。アラン自身はどうするつもりなのか? 自社サービスのみ?

IMJはWebインテグレーション業務のフルラインナップをそろえ、それぞれの分野でもコンサルティングレベルから、末端の作業レベルまで、あらゆるレイヤーを確保しようとしているようだ。

2003年9月期(2002.10~2003.9)Webインテグレーション業務の売上高は前期比114.2%増の2,678百万円。四半期別だと、1Q 5.9億、2Q 7.1億、3Q 5.9億、4Q 7.8億と、四半期ごとに山と谷を繰り返す構造になっている。
IMJの2Qは1~3月、4Qは、7~9月。この時期に案件が増加するのは、大手クライアントを抱える制作会社ではだいたい共通だろう。期の変わり目でもあるし、予算消化時期でもある。

おそらく悩ましいのは、この忙しい時期にもっと案件を獲得しようと思えば獲得できることだろう。しかしながら、たいていこの時期を余裕もって乗り切れるぐらいのリソースを確保すると、通期で見たときには、原価の向上、固定費の増加などで、苦しくなったりする。

Webインテグレーション業務は、完全に人に依存する業務だと思うが、だからといって単純に人がたくさんいれば良いかというとそういうわけでもない。当然、その人を支えるマネージャーが必要になるだろうし。

人を育てて、ということを悠長にやってる暇はなく、結局のところ、「買収」というのが売上を伸ばしていくのに一番手っ取り早い方法なのだろう。

しかしながら、フルラインナップ、フルレイヤーって戦略はどうなんだろうな、と思う。顧客からしてみればワンストップというのはもちろんありがたいのだろうし、どんな規模の顧客にも対応できるというのはすばらしいことだ。しかし、そんなことが本当に可能だろうか? 
ボクは実はこのあたりはすごく懐疑的だったりする。IMJの動向についてはしばらく様子を見ておこう。

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2003/12/22 11:32

2003年12月21日

XHTML+CSS2

WebDesigningに載ってた事例として教えてもらったこれ。
CSSデザインの傑作じゃない。

Stopdesign

すごいなぁ。NN4.7で見ても、きちんと情報へのアクセスはできるし。
今後のトレンドはもうここなんだろう。

うちの会社でもXHTML+CSS2分科会が始まるそうだ。
やっとかねば。


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2003/12/21 12:19

2003年12月20日

PHPとMySQLで動作する日本語Blogツール「GsBlog」

PHPとMySQLで動作する日本語Blogツール「GsBlog
ウェブアプリ工房

こんなのがあったんだ。知らなかった。
悪憎るぱん奉録で知りました。

で、とりあえず、セットアップしてみることに。

papativa.jp:Gsblog

セットアップはむちゃくちゃ楽です。MovableTypeより楽なぐらい。
ボクはロリポップで動かしていますが、ロリポップならMySQLも使えるので、GsBlogはすぐに動きます。マニュアル通りにやれば10分もかからないぐらい。凄い。

まだ全部見られてないんで、なんともいえないですが、かなり良さそうです。

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2003/12/20 21:35

SEOとCSSデザインと...

HTMLにおいて、文章の構造を決定するのが、ブロック要素だ。ブロック要素には、H1~H6、OL、UL、LI、P、HR、MENU、TABLE、CENTER、NOSCRIPT, NOFRAMESなどがある。

SEOにおいてブロック要素が重要視されるのはよく知られている。たとえば、Pは段落を表すブロック要素だが、このPタグの直後の文章を検索エンジンのクローラーは重要視する。なぜ重要視するか? 「文章」というのは、段落のあとに、その段落における重要なキーワードが含まれる確率が高いからだ。
また、H1~H6は「見出し」を意味するが、当然、「見出し」にはその文章の要約となるキーワードが含まれる確率が高いため、検索エンジンにおいても重要視される。

このあたりのことは、SEO本にもよく書かれている。「だから、H1タグやUL、OLみたいなタグを効果的に利用して、ページを作成しましょう」ってな感じだ。
しかしながら、実際はHxやOL、ULといったブロック要素を使ってWebページのデザインを行うのは難しい。ディフォルトの状態なら、H1なんて使ってしまうと、おそろしく大きな文章がキャンバスに踊ることになる。
そこで、CSSを利用する。CSSで、フォントやサイズ、マージンのとり方などを指定しておけば良いわけだ。H1なんかをCSSで制御することをスパムだと思っている人もいるようだが、それは違う。むしろ、構造とレイアウトを分離することは、HTMLの仕様上推奨されていることだ。ただ、必要以上に小さなフォントを指定したり、バックグラウンドカラーを合わせてしまうといったことが駄目だというだけだ。一般的には、H1~H6を利用する際でも、それぞれの見出しレベルの意味にあった大きさが指定されていれば問題はない(らいし)。つまり、H1よりH2の方が大きいサイズになってたりということがなければ良いということだ。(でも、これも実際、あまり問題ではなく、どちらかというと倫理観的問題みたいな感じもするけど)

さて、CSSで制御すればレイアウトができる....
と思ってると、これでも実は不十分だ。
本当の意味でのCSSデザインではなく、あくまでも今までのようにHTMLタグでレイアウトをつくり、そのなかで論理タグをレイアウトにあうように調整してくのは大変だ。

MacIE、MacNN、WinIE、WinNNなどにもレイアウト上の最適化をはかろうとするならば、最低でもCSSは6パターン必要と考えられる。MacIE、MacNN4.7用(以前)、MacNN4.7以降、WinIE、WinNN4.7用(以前)、WinNN4.7以降の6種類だ。まぁ、IEのシェアがここまで高くなっていることを考えると、そこまでやる必要はないだろうと思う人もいるだろう。それはそれで全然問題ない。6種類もCSSを分けて、得られるものが自己満足では意味がない。

たとえば、Win NN4.7以降として、

h1 {
font-family: "MS Pゴシック", "Osaka";
font-size: large;
color: #000000;
padding-left:10px;
padding-right:0px;
padding-top:2px;
padding-bottom:0px;
margin-top:0px;
margin-bottom:0px;
}

を指定するとする。
これをNN4.7で最適化するなら、こんな感じにしておく必要がある。

h1{
font-size:18px;
font-weight:normal;
color:#000000;
margin-left:10px;
margin-top:15px;
margin-bottom:-20px;
}

同じNNでもマージンの考え方が異なるため、同じ見た目をつくるには調整が必要になる。たとえば、NN4.7以降であれば、margin-bottomを0ピクセルとしているが、同じ設定だと、NN4.7なら随分と上に位置されてしまう。ということで、NN4.7では、-20pxというように、マイナス指定をしてやって、位置を調整してやるのだ。

これはOLやLIといったリスト系のブロック要素などでも同じ。その一つ一つで微妙な調整をしていくという作業が求められる。かなり面倒な作業だ。

CSSデザインでもっと割り切ってしまうという手もある。上記の例はあくまでも、HTMLタグでレイアウトまでやることを前提としているわけだけれども、CSSデザインで完全に構造とレイアウトを分離してしまうという方法もあるだろう。現状は過渡期に近いので、CSSデザインで対応ブラウザの範囲を拡大してしまうと、大変なことになってしまうかもしれないが、アクセシビリティなどを考える場合には、特定のブラウザ以外のブラウザで見た場合でも情報は把握できると割り切っちゃうことも重要だろう。

たとえば、JR東海2005年度採用ページ。CSSデザインがなされている。
Win IE6.0で見た場合と、WinNN4.7で見た場合ではまったく違うページに見える。

IE6.0で見た場合
JR東海2005年採用ページIE


NN4.7で見た場合
JR東海2005年採用ページNN

これも一つのアクセシビリティだ。
今後はこの手のサイト構築って増えていくんだろうなぁ。

CSSデザインのサイト構築って、今までのワークフローとか手順ではうまく行かなくなるケースも多々でてくるのではないかと思う。このあたりにもちゃんと対応できるようにしていかないとなぁと思う今日この頃。

ちなみに、クローラーは基本CSSは特に意識してないので(本当?)、CSSデザインでページを作成する場合には、SEO対策の基本、なるべくHTMLページの上部に重要な言葉が含まれるブロックを持って来ておけば良い。(レイアウトはCSSでどうにでもなるだろうし)

って、「CSSデザイン」って言葉を使ってたけど、これって一般的な言葉なのだろうか?

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2003/12/20 14:07

2003年12月19日

人気のソフトがぎっしり!「Yes! 福袋2004」が5,000円で予約販売

Yes! 福袋2004

「ソースネクスト選りすぐりの製品をパック」にした福袋らしい。
ボク自身は、正月に福袋を求めて朝から百貨店に並ぶ人達の気持ちはあまり理解できないのだけれど、こういうオンラインショッピングでの福袋なら買ってみようかなという気になる。

福袋といえば、毎年話題になるのは「1億円の福袋」とか、家がついてる福袋とか、そういうものだけれども、あれも一種のプロモーションであり、また「お金持ち」のリストを集めるために手段なのだろうな。
営業マンは断ることを覚えなさい」の2002年9月30日号に、平成13年に話題になった名古屋高島屋の「超目玉福袋」がとりあげられている。
総額700万円の商品が入った福袋を220万円で販売するという行為の「裏側」が解説されていて面白い。現金で220万円出せるお金持ちのリストを得て、その後の外商に生かすことが狙い、ということだ。

この手の手法というのは、たとえば、「高枝切り鋏」でも同じだ。

TV通販などでよく売られている「高枝切り鋏」。実は、あの商品はいくら売れてもほとんど利益がでない。「高枝切り鋏」はいわば見込み客獲得のためのフロントエンド商品なわけだ。高枝切り鋏を購入する「家」は、一戸建て、庭付きであり、要するに「お金持ち」。しかも、TV通販にも受容性があるとうことで、比較的財布の紐が緩い。ということで、この購入者のリストは非常に高い価値があると考えられる。肉を切らせて骨を絶つではないけれど、よく考えたものだ。
(これはすべて人から聞いた話なので、本当の話かどうかはわかりません)


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2003/12/19 10:32

冬の生活

【北九州】TOTOは自社のホームページ上で商品PRを兼ねた短編映画「冬の生活」の配信をはじめた。ブランドイメージの向上も狙う。 (日経産業新聞)

住宅設備機器メーカーでは初の試みとあるが、しかし、最近この手法ばかりじゃないか。
広告会社にとっても、予算を大きくできるし楽なのかなぁ。
「自動車」の場合はわかるのだ。特にスポーツヴィークルなどは、その情緒性をどうアピールするかはすごく大事だろうし、15秒や30秒のCMでは訴えられないことも、存分に盛り込める。中外のグロンサンも悪くはないと思った。ブランドイメージの刷新を狙ったものとしては、面白かったのではないかと思う。

でも、この「TOTO」はどうなのだろうなぁ。住宅設備商品でも最近なら、機能性なんかよりは、どのような生活を送りたいかという自己実現的な商品選択がなされるのだとは思う。

しかし、ドラマの中に、バスを利用したサウナ「発汗浴」のシーンが織り込まれていたりするのはちょっと強引すぎないか? ボクはまぁ仕事の関係上、いちおう見るけど、一般の人が、このドラマを見る動機って何なのだろうな。

キットカットは岩井俊二、グロンサンは、CMでドラマのイントロ。ウェブ誘引。ドラマの登場人物も筒井道隆とか比較的知られた人がいたし。MAZDAはリュック・ベッソンだろうし、ファイブミニはCMでは見られない裏ドラマ仕立て... さてさてじゃぁ「TOTO」は?

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2003/12/19 09:58

2003年12月16日

メールの第1行目で運命が決まる(こともある)

Japan.internet.com Webマーケティング - メールの第1行目で運命が決まる(こともある)

Outlook2003の「デスクトップ通知」機能によって、メールの差出人や冒頭の文章の重要性が増しているという話。

もちろん「デスクトップ通知」機能がなくとも、この傾向は強まるでしょう。スパムメールが増えすぎてしまった今、ほとんどの人は差出人と件名ぐらいしか見ないんじゃないでしょうか。
ボクの場合はPOPFileでスパムのフィルタリングをやってますが、それでも面倒くさい。

さて、1行目のお話。
ダイレクトレスポンス型のメッセージとしてコピーを考えるとき、ヘッドコピーに必要な要素の話では、

たった1日で800万!楽して儲かる驚異のFAXDM
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000086027
8月4日発行号に、「良い見出し」には4つの機能があるという話があります。

  1. 注意を引くこと
  2. 読み手を限定する
  3. メッセージを伝える
  4. 読み手を本文に引き込む

とくに、4の「読み手を本文に引き込む」を「ツァイガルニック効果」から解説していて面白いです。コピーだけで意味が完成してしまわないようにしたほうが良いわけですね。

保坂和志は1行目を読むと、2行目が読みたくなり、2行目を読んでいると3行目が読みたくなり、それが続いていって最後まで読みたくなるような小説が理想だというようなことを言ってましたが、考え方としては近いかもしれないですね。

ヘッドコピーはわかった。じゃぁ文章をどう構成していったいいの?
これは神田昌典さんの
PASONAの法則」がわかりやすいです。うまく使えば、ダイレクトレスポンス型のメッセージを構成するための枠組みとしてはまだまだ有効でしょう。

P(Problem):問題点を明らかに
A(agitation):問題点をさらにあぶり立てる
SO(Solution):問題の解決策の提示
N(Narrow down):絞込み(緊急性を有無)
A(Action):行動への呼びかけ

実際、これをそのまま利用したような広告やDMは良く見ます。たいていは、ものすごく怪しいか、ものすごく神田さんの文章に似ているか、その両方を兼ね備えているかのいずれかです。

「文章」といえば....
今日の「がんばれ社長」の広告にはこんなコピーが。

●売上が上がる文章●が誰でも簡単にスラスラ書ける法則をご存知ですか?

という5行広告。「ご存知ですか?」と問いかけることで「本文に引き込む」わけですね。当然、知ってるわけがないので、何だろう?と次を読む。

(って5行広告なんで、ほとんど一目で全体を把握しちゃってるのが本当のところでしょう。一目で見て、いくつか自分の興味あるキーワードがヒットして、で、改めて文字を追う、というような感じでしょうか)

ロジャーズの保護動機理論と言う法則を使えば簡単に、お客様に「これ欲し い!」と思ってもらうための文章を書くことが可能になります。この法則を 知れば明日からDM作成やホームページに書くセールス文章の作成で悩むこ とはなくなります。 http://www.addriver.co.jp/sab/

この限られたスペース、文字数のなかで、PASONAになってる。
最初の問いかけから、「解決策の提示」「絞込み」までちゃんと行われてますね。


「勝利のライティング法則」の完全解説レポート。無料です。

マーケティングに心理学的な理論とかを持ち込むのはよくあるけど、さっきの「ツァイガルニック効果」もこの「保護動機理論」も良い権威付けになってますね。

ロジャーズの保護動機理論ってのは知らないのですが、こうやって書かれると、興味が沸いてしまいます。クレアラシルの「サルファ・レゾルシン処方」もどんな処方かは知らないけれど、なんか効きそうな気がするし。

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2003/12/16 13:50

カタログポータル

住友商事グループでネット関連ビジネスを展開するアルファブリッジは十五日、通信販売各社のカタログ約三十種類を一堂に集めて掲載し、買い物ができるサイト「ミントモール」(http://www.mintmall.jp/)を解説した。

重いなぁ。ボクの貧弱なマシンではつらい。

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2003/12/16 09:01

サイバーエージェント オンラインゲーム参入

サイバーエージェントはオンラインゲーム事業に参入する。システムプロのオンラインゲーム子会社を買収、サイバーの販売力を生かして顧客を拡大する。
(日本経済新聞)

ここでいう「販売力」とは何のことだ? 自社媒体のユーザー(エンドユーザー)への販売ということだろうか。その意味での「販売力」ってあるのかなぁ。

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2003/12/16 08:53

2003年12月15日

@niftyホームページグランプリ2003

@niftyホームページグランプリ2003、「brst.TV」がグランプリ

グランプリもいいけど、個人的には、インターネットマガジン賞の枕の総合ポータルぴろコレや、日経ネットナビ賞の謎の巨大生物UMAが好き。

昔、そういえばどこかのMLでパンダポータル「パンダ研究所」が話題になっていたけれど、こういうポータルになりそうもないネタをポータルにしてしまうマニアさにはほんと敬服する。

ところで、四国新聞社に掲載されてる
こいつは本物なのだろうか? 体長が二・三メートルって...

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2003/12/15 23:28

2003年12月13日

悩み解消アフィリエイト

悩み解消アフィリエイトで成功![起業・独立開業]All About Japan

悩みドットジェイピーってのはうまい。

売上向上の秘訣。

タイトルに入れる言葉は、ズバリ、悩みそのものを。サブタイトルで「ぜひ買いたい!」と思わせるキーワードを入れます。たとえば、タイトルが「足のニオイ、解消」なら、サブタイトルは「忘年会 お座敷シーズン」といった具合ですね。

「足のニオイ、解消」と「忘年会、お座敷シーズン」ってのを組み合わせたりするのはなるほどですね。
サブタイトルで、悩みを顕在化させたり、時節制を出すことで、「今、買わなきゃ」と思わせるわけですな。


脱線するけど、
悩み解消系の商品は、そもそも商品名のインパクトも大事。小林製薬の商品なんてこんなこといっちゃ失礼だけど、ネーミングだけで注目を集めてる。

レナウンがはじめて抗菌防臭加工の靴下を「リフレッシュライフ」なんて名前で売り出したときは、まったく売れなかったそうな。ところが、商品名を「通勤快足」にしたとたん爆発的に売れた。単純なもんですな。

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2003/12/13 22:00

「転職」でのSEO

「転職」ってキーワードは、PPCでは人気の高いキーワードの一つだろう。PPCみたいなものがなかった頃でも、この関係の広告をポータルに出すのはけっこう大変だった。大手が買い切っちゃってて、空き枠がないのだ。

転職情報サイト パソナキャレント
http://www.pasona-carent.co.jp/

は、Googleで「転職」で検索した際には、4位にヒットしている。これだけの競合がひしめくなかで4位というのは良いポジションだろう。
ここも、リンクのアンカーテキストを意図的に使っていた。

link:http://www.pasona-carent.co.jp/
で検索してみると、www.chirashi-online.com のページが数多くヒットしてくる。
今、調べてみるとなくなっていたけれど、実は、つい最近までチラシオンラインの各ページの下部には、ww.pasona-carent.co.jpにリンクを貼った「転職」という文字列が存在してたのだ。チラシオンラインの運営は、広告会社とSEO業者だしね。

今でも、関連サイトのページの下部には、「転職」のリンクがある。
http://www2.pasonacareer.com/

<td class="j10"><a href="http://www.pasona-carent.co.jp/">転職</a> | <a href="Company/company.html">会社概要</a> | <a href="Client/p.html">採用担当の皆様へ</a> | <a href="Support/map.html">お問合せ/登録拠点</a></td>
こんな具合。 このフッタの役割とかから考えても、これってすごく違和感あるんですけど。僕だけなんでしょうか? 他社さまのページのソースを一部でも引用したりするのは、違法なんだろうか?

「リクルートの転職サイト/リクナビNEXT」はリダイレクトだし。JavaScriptの判定をするリダイレクトページなのだけれど、ソースを見ると、

<H1 class="QWZ13-130-B" color="#000066">「リクナビネクスト」は、リクルートが運営する転職サイトです。</H1>
<TD align="center"><H1 style="FONT-SIZE: 16px; LINE-HEIGHT: 120%; color:#ff0000">転職</H1></TD>
なんて具合に、1ページ2つも<H1> が使われているし。 (HTMLを知らないだけなのか、それともロボット対策か。しかしロボットだって、見出しタグを重要として見なすなら、1ページに2つもH1が出現することはおかしいってわかるんじゃないだろうか。)
<!-- 管理用START -->
以下のソースでは、space.gif(つまり透明GIF)のAltには「求人」「転職」「仕事情報」「仕事探し」「採用情報」みたいな言葉が使われてる。

このページ自体はJavaScriptOFFで見たときにも、いちおう見られるようにはなっているものの、こういうソースを見ると、やっぱり意図的にやってんじゃないかなぁと思うね。だって、本ページのほうにはこういう怪しいところはないし。

そういえば、リクナビって12月の頭は5~6位だったんだけど。2ページ目以降になっちゃったわけですね。

SEOとは何の関係もないけれど、
リクルートとヤフー、インターネットにおける求人事業を共同展開
http://www.bizmarketing.ne.jp/nbr/031211580.shtml

ってなことなんで、求人事業市場も大きくまた変わるんだろうなぁ。

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2003/12/13 20:13

2003年12月12日

安全なWebアプリ開発40箇条の鉄則

IEのバグネタで思い出して、はてなダイアリーの高木浩光さんのページを見る。
セキュアなアプリケーションや、プログラミングについて、これだけ膨大な情報を提供し続けてるというのは凄い。ボクはたまにしか見ないけれど、いつもドキッとさせられる。

安全なWebアプリ開発40箇条の鉄則
http://java-house.jp/~takagi/paper/idg-jwd2003-takagi-dist.pdf

これは必読です。

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2003/12/12 11:13

IEに新たなバグ -- 偽サイトが本物に見える恐れあり

CNET Japan - IEに新たなバグ -- 偽サイトが本物に見える恐れあり

URLを偽装できてしまうバグ。
本物そっくりのECサイトをつくって、カード番号を盗むとか、古典的な詐欺ですな。この前も米Sony Styleが真似されてたとかってのがあったけど。

URLを偽装されても、サーバ証明書は偽装できんだろう。そもそもアドレスバーのURLなんてものを信じるのが当たり前ってのがまずい。カード情報やプロフィールの入力のときには、サーバ証明書を確認すればいい。サーバ証明書を取得していないなら、危ない情報は入力しないことだ。(サーバ証明書まで偽装されたら、どうしようもないけど)

最近は、OEMや提携があちこちで行われているため、そおもそもURLとサイト内容が一致していないことも多かったりする。

サーバ証明書とSSLを同じものと勘違いしている人が多いけれど、SSLがかかっているからといって安心なわけではない。SSLは証明書がなくても自己証明でかけることができるからだ。(警告はでるけれど、それが初心者に理解できるかどうか)
結局のところ重要なのは、どこかにそのサービス、サーバの運営主体を証明してもらえているかどうかのほうが重要なことは言うまでもない。
そして、これからのネットリテラシーとして最低限必要なのは、Webのサービスの利用にあたっては、証明書をきちんと確認する、という習慣じゃないだろうか?


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2003/12/12 10:49

2003年12月11日

SEOで1位の理由

今、「SEO」というキーワードでGoogle.co.jpを検索すると(どのサーバで検索するかとかはとりあえず置いておいて...) 、1位は、忍者システムズだ。
このページは先月頭ぐらいに確か「SEO」で突然4位とか5位ぐらいにヒットするようになって、(おそらく日付入りクロールのせいで) everfluxで10位以内からは姿を消して、今回11月末の更新で、1位になった。

ちなみに「アクセス解析」や「アクセスログ解析」でも現時点では1位である。

ページにミニバナーなどを貼ることで無料で利用できるアクセス解析をしてくれるサービスを提供していて、実は、papativa.jpでも利用している。(利用しはじめた)

無料のアクセスログ解析は他にもいっぱいあるが、なぜ、この忍者システムズのサービスが「SEO」や「アクセス解析」といぅたキーワードで1位になるか?
ページを見ても、タイトルにSEOという文字はあるものの、とりたてて怪しいところはない。

ということは、アンカーリンクのテキストマッチが「効いて」いるのだろう。

link:http://www.ninja-systems.com/

で、調べてみて、適当なページのソースを見ればわかる。

<!--shinobi1-->
<script src="http://j3.shinobi.jp/ufo/xxxxxxx"></script>
<noscript><a href="http://x3.shinobi.jp/bin/gg?xxxxxxx" target="_blank">
<img src="http://x3.shinobi.jp/bin/ll?xxxxxxx" border=0></a><br>
<a style="font-size:80%" href="http://www.shinobi.jp/" target="_blank">CGIレンタル</a></noscript>
<!--shinobi2-->

こんな感じのソースコードがどこかにある。
この、<nonscript> ~</nonscript>が巧くて、ここにアンカーテキストにキーワードが入ったリンクが付いているのだ。上記例では「CGIレンタル」だが、探すと、「SEOツール」「忍者システムズ」「アクセス解析」など、いろいろなパターンがある。

これは、ページに貼り付けるソースコードを生成する際に、どうやらいろんなパターンの文字が生成されるようになっているようで、このpapativa.jpのトップに貼っているのは「アクセス解析」というキーワードが埋め込まれたソースコードパターンだ。

なるほど。ここから推測できることはいっぱいある。
Googleは、アンカーリンクのテキストマッチをかなり高く評価するんじゃないかということや、<noflame>と同じように、<nonscript> も普通に解析していること、<nonscript> 内に記述されたテキストリンクも有効であるということなどだ。

もともと、こういった無料のアクセスログ解析のサービスの収入源は、より高機能な有料版への移行か、解析用に各ページに掲載されるミニバナーなどに広告を配信することの広告掲載費、あるいはクリック保証、アフィリエイトなどだ。
しかし、うまく活用すれば、ウェブポジショニングの商売もできるなぁ。100のアンカーリンクを設置して、いくら?とか。成功報酬型にするとかでもいいかもしれん。

でも、おそらくこのあたりもすぐに対策は打たれるだろうなぁ。
ポジショニング目当てで利用されたりしたら、Googleも困るだろうし。

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2003/12/11 14:34

2003年12月09日

ショッピングカートを放棄する割合が前期より9%弱増加

ショッピングカートを放棄する割合が前期より9%弱増加
http://japan.internet.com/wmnews/20031209/5.html

メモメモ。「同社の全数調査」ってなんだ? 何が分母になるのか、母数なのかを教えてくれなきゃよくわからないじゃないか。

  • トップページ離脱率:21.7%(△1%) 顧客コンバージョンレイト:3.5%(△0.8%)
  • ショッピングカート放棄率:67.1%(△8.7%)
  • リピート率(月をまたいでのアクセス):19.3%(▲4.2%)

離脱率が高まり、ショッピングカート放棄率もたまり、リピート率も低下。
でも、コンバージョンレイトは上がったのね。

サイト利用者層の特性に合った購入手続きのフローが準備されていないケースや、消費者がクレジットカード番号の入力に抵抗を感じるケースなどを挙げている。

ってのはちょっとお粗末なんじゃないかな。いくらなんでも。確かにそうだろうけど、この辺りについては、前期だって同じだろう。

このデータからはわからないけど、ブロードバンド環境が整いつつあるなかで、確実にユーザーはせっかちになってるし、待つということができなくなっていることは確かだろう。

ナローバンド環境でのブラウジングに比較して、1ページ、1サイトのブラウジングの重みは低下しているのではないか。ボクがまさしくそうだから。自分に関係ない、このページには探し求める情報はない(だろう)と判断した瞬間に、GoogleToolBarに新しい検索ワードを入れてたり、ディフォルトに設定しているポータルサイトのページに戻っていたりする。

ブロードバンドによって、リッチメディアの利用も積極的になりつつあるけれども、ユーザーは今までよりずっとせっかちになっているということに留意したほうが良いかも。

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2003/12/09 14:42

2003年12月08日

isweb Image::Magickも導入

infoseekのiswebは、 Image::Magickも導入したってんで、MovableTypeも使えますよーということをアピールしてますね。Image::Magick入ってなくてもMovableTypeは動くが、サムネイル作成とかができない。

Niftyといいisweb、ロリポップ... 個人向けのレンタルサーバやプロバイダーはどこもblogを売りにしてるなぁ。
一時期のマイホームページブームを思い出す。

しかし、たしかブログの2/3だったか1/3だったかは放置されたままで、ブログの平均寿命は4ヶ月だとか。さて、これは日本にも当てはまるかなぁ。

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2003/12/08 18:53

WEEKEND-HOMES.com

WEEKEND-HOMES.com

不動産関連のデータやビジネスモデルを調べているのだけれど、やっぱりWEEKEND-HOMESか。ほんとよくできてるなぁ。こういうのあったらいいだろうなとは思ってても、それが実現できるかどうかと、ビジネスとして成立するかどうかはまったく別物。
きちんと運営し、且つ、ビジネスとしても軌道に乗せているのだから、本当に凄いと思う。

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2003/12/08 18:02

2003年冬期オンラインバンクランキング

2003年冬期オンラインバンクランキング

いつものランキング。
でも、「サイトパフォーマンスランキング」については知らなかった。これは今回から加わった指標ですか?

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2003/12/08 15:44

ist CFilms

ist CFilms
TOYOTA istのキャンペーンサイト。
松田龍平編を見ようと試みるが、バッファリングがあまりにも遅く挫折。
CMはCMで松田龍平や、柏原崇、浅野忠信ら5人のバージョンが連動していくようで、それとウェブも連動するみたいですな。「連動」ばっかり。
レガシーやMAZDAのなんだったかのプロモーションサイトと比べると、CM予算のおすそ分けみたいな感じでちょっと安っぽいなぁ。やっぱり。

ところでこのFlashのナビゲーションって今流行なんでしょうか?
日興コーディアル証券の2005度新卒採用情報のページもそうだし。
Flashのナビゲーションやインターフェイスについては特に情報を追いかけてきたりしたわけではなかったので、何がトレンドで何が古いのかはよくわからないのだけど、ある表現が同時多発的にだーっと現れてくる背景には、どこか有名なプロダクションか、有名なクリエーターが、その手法を使ったとうことなのだろうな。

ロールプレイングゲームのMAP機能みたいなナビゲーションがとりたてて面白いとは思えないけれども、意図的にナビゲーションを楽しみなかがらコンテンツ、情報を見せたってなときには良い方法なのかもなぁ。
Scientだったか、Sapientだったかが昔、ページ内の位置情報を、小さいマップで示すようなナビゲーションをつかってて、それはすごく斬新に見えたなぁ。


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2003/12/08 10:34

ペンギンファクトリー、自社開発のグループウエアをオープンソースで公開

ペンギンファクトリー、自社開発のグループウエアをオープンソースで公開

最近、小さな開発系の会社はこういう手に出ることが多い。
成功することもあるだろうし、失敗することもあるだろう。
まぁ、でもサイボウズにせよ、Desknetsにせよ、もう十分に安いからねぇ。
自分でサーバ立ち上げて、PostgreSQLのセットアップしたりってことが苦になるなら、商用ソフトを買ったほうがメンテナンス制も良いし。

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2003/12/08 09:29

ぼかす串

まったく意味はないけど、ページをぼかすプロ串。

URLの前に、
http://xeron.org/cosas/bebido?
をつけると、表示されるページがボケて見える。ははは。
これは馬鹿です。

ぼけたYahoo!

ぼけたGoogleの検索結果

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2003/12/08 01:26

ひらがなぶろぐ

やじうまWatchで紹介されてしまってから大人気(の予感)の「ひらがなぶろぐ」。
最初はお父さんのblogにちょくちょく書き込みをしてたものが、大人気になりついに独立blogへ。おそらく日本で最も若い書き手ではないだろうか。

でもこれは本当にそうなのだけれど、純粋にこの子の文章には感動を誘うものがある。それはたとえばキーボードと身体性とか、横書き文化が云々とか、そういう小難しい議論を前提としての賞賛でもなく、単に小学生1年生がblogをやっているという驚きを含んだ感動というものでもない。自分には絶対に書くことができない文章をなんのためらいもなく書いてしまっている(ように見える)ところにある意味嫉妬みたいなものを覚えているといったほうが良いかもしれない。

たとえば、

きょうは、こうえんでおちばたきがあってやきいもをたべたりあそんだりしました。 やきいもは、1っこのはんぶんたべました。 そして、おうちにかえって、おふろにはいりました。

なんていう文章は、多分大人には書けない。子供のフリをして書けば、もっと器用か不器用かに振れてしまうだろう。
「書く」ということは自覚的な行為だけれども、無自覚に書いて、文学的な制度みたいなものとか、文章とか文脈が持つ引力みたいなものと、うまく均衡を保つというのは凄く難しいことなんじゃないかと思う。(一番性質が悪いのは、無自覚に文章の制度みたいなものに寄りかかってしまう作家) いろんな言葉を覚えれば覚えるほど「意味のある」文章になっていってしまうのだろうけども、この子の文章を読んでいると、きちんと他者を意識しつつも、当たり前だけれど気負いもないし、距離の意識もない。これってほんと凄いことだなと思うわけです。はい。

うちにかめがいます。 さむくてみずにはいっています。

なんて。これはもう詩だ。

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2003/12/08 00:48

2003年12月07日

We We Calclulator

We We Calclulator

こういうのをツール化してしまうところが凄い。
ウェブで商品を紹介する文章が、顧客視点にたってるのか、自画礼賛的文章になっているのかを計算してくれる(らしい)。
なんて訳せば良いのだろう。「カスタマーフォーカス計算機」だろうか?

もちろん日本語のページでは使えません。

しかし、ここまで「コンバージョンレート」にこだわってコンテンツを提供してるところもないんじゃないかな。The Conversion Rate Specialistsって。ブランディング以外のウェブの機能としては、「コンバージョンレート」ってのは最も重要な指標だろうし、そこに特化すれば、その絡みでSEOやUsability、コピーライティングなんかも語れるし楽だろう。

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2003/12/07 04:34

2003年12月06日

国土情報ウェブマッピングシステム

国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)

spoilerListで知ったこれ。
なんで昔の地図って郷愁を誘うのか。
昭和49年の今の実家の周りにはな~んにもない。

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2003/12/06 22:42

FlashMXの使い方

スカパーのプロモーもションサイトか。
http://www.imanouchi.com/

Yahoo!JAPANのTOPでローテーションしているバナーをクリックするとこれ。
凄く重くてイライラするのと、一度こいつ読み込んでしまうと、ポップアップで立ち上がるブラウザがこのサイズになってしまうのがうっとおしい。
興味を惹くという意味では悪くはないと思うけれど、ほんとにフックだけだなぁ。

最近FlashMXを使ったこの手の手法がけっこう増えてきたなぁ。SONYのLife With DVDとか。
マクロミルの原田知世とか。
原田知世はあいかわらず素敵だ。


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2003/12/06 00:11

2003年12月02日

これはスパムでしょうか?

忘れぬうちに

英会話 NOVA
おなじみ英会話のNOVAだ。このページ。ファイル名からしてindex2.html なんてちょっと怪しいのだが、ページの一番下を見てみると、えらく小さな画像でj-para20なんてのが見えるだろう。このページのリンクを辿ると、なにやら怪しい。

日本マンパワー
このページにいたってはどうだろうか? 日本マンパワー。知ってる方も多いだろう。ページ自体はなんてことはない。ソースコードを見て欲しい。ソースコードの下部だ。
ページでは不可視なのに...

<TABLE BORDER="0" CELLPADDING="0" CELLSPACING="0" WIDTH="45"> <TR VALIGN="top"> <TD COLSPAN="3"><A HREF="http://www.j-nic.co.jp/com/"><IMG NAME="n1_j" SRC="j_img/1_j.gif" WIDTH="45" HEIGHT="1" BORDER="0" ALT="ホームページ制作"></A></TD></TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="2"><A HREF="http://www.j-para20.com/"><IMG NAME="n2_j" SRC="j_img/2_j.gif" WIDTH="1" HEIGHT="13" BORDER="0"></A></TD><TD><A HREF="http://www.j-nic.co.jp/"><IMG NAME="n3_j" SRC="j_img/3_j.gif" WIDTH="43" HEIGHT="12" BORDER="0" ALT="SEO"></A></TD><TD ROWSPAN="2"><A HREF="http://www.nova.ne.jp/index2.html"><IMG NAME="n4_j" SRC="j_img/4_j.gif" WIDTH="1" HEIGHT="13" BORDER="0" ALT="英会話"></A></TD></TR> <TR VALIGN="top"> <TD><A HREF="http://www.wdp.jp/"><IMG NAME="n5_j" SRC="j_img/5_j.gif" WIDTH="43" HEIGHT="1" BORDER="0" ALT="データ入力"></A></TD></TR> </TABLE></TD></TR></TABLE></td></tr> </table></td></tr> </table></div>
透明GIFでリンクを貼ってるわけですね。ALTに英会話ってテキストがあって、さっきのNOVAのページにリンクが貼られてます。 意図的にリンクを増やしとるわけですな。これってスパムというやつではないのでしょうか?

リンクを辿っていくと、
株式会社ジェイニックって会社にたどり着く。(リンクはしないでおく)
多分ここがやっているのかなぁ。
しかし、NOVAにしろ、日本マンパワーにせよ、大きな会社なのに、なんかこういうの見ると、おそろしくみみっちくて、哀しくなるねぇ。

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2003/12/02 13:54

2003年12月01日

カタ天.com

PDFがバージョンアップしてから重くて重くて仕方ないと思ってた。
こういう仕組みのほうがいいよな。

カタ天.com

アリさんマークの引越し社が運営する
Junvie
ってサイトで利用されている。

こんな感じ。このインターフェイスは変な感じだ。
http://www.cataten.com/engine/book16.dll?bc=409&ul=ja

#Macでは見られません

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2003/12/01 15:31

ホームページの効果 企業の8割り検証に悩む

日本広告主協会のWeb広告研究会が同協会加盟社を対象に実施したHP運営状況調査で、回答企業の約8割がHPの効果検証に悩んでいる実態が浮かび上がった。
(日本経済新聞)

物販系なら指標は明快だが、ブランド訴求、商品宣伝などの効果についてはよくわからないということか。

日本ブランド戦略研究所がWebサイト価値ランキングを出している。5月22日の日経産業新聞に掲載されていた記事を読むと、、、

売上への直接貢献はサイトで取り扱う商品の売上高に粗利益率を乗じて算出。広告媒体としての価値はページ閲覧数に雑誌広告を参考にした広告単価を乗じて計算。販促媒体としての価値はサイトの登録会員数にメール広告単価などを乗じてはじき出す。

ということで、

  1. 投資額
  2. 売上高
  3. 粗利益
  4. ページ閲覧数
  5. 登録会員数
  6. メールマガジン発行数
  7. 顧客からの問い合わせ件数
などから、Webサイトの経済価値を測るらしい。

しかし、これで算出できる「価値」と、上で「検証に悩む」と言っている人達が考える「価値」とは微妙に違うのではないかと思う。ブランド資産価値なんかでもそうだけれど、ブランド価値●●●円で示される値というのは、他企業との比較でこそ意味があるものの、それ単独では何の意味もなさない。その価値が高ければ高いほど企業が儲かるかというとそういうわけではないし。比較されるときは価値あるけど、Webサイト経済価値と、そのWebサイトがその会社の経営にもたらしている価値とはちょっと違う。少なくとも後者の価値を上記のような指標で数値化できるとは思えない。

この手の議論はテレビ広告なんかでもよくあるわけだけど、
そもそも効果が明確である(数値化できる)ことが、どれほど重要なのだろうか。
なんとなくすべて数値化されれば分かりやすいというような先入観があるけれど、本当にそうだろうか。経営やマネイジメントなんて、実際は数値化できないものとの取り組みが大半じゃないかと思うんだけどね。
数字になって、比較できたらわかりやすいというのは、数値化できないものにたいしての憧れや幻想であって、実際数値化されたところで、判断するのは人間なわけだから。

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2003/12/01 15:20

2003年11月25日

Googleの単語認識(3)

■Googleの日本語問題に関するQ&A
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000096023
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000096023

Googleは検索キーワード自体の品詞分解はしていないということか。グーマニを提供してくれているところで、メルマガも登録していたはずなのにきちんと理解していなかった...トホホ。

この例でいくと、「基礎化粧品」というキーワードはGoogleの辞書に入っている言葉なので、インデキシング時に、「基礎化粧品」という言葉が含まれるページとして認識されている。なんで、「基礎」「化粧品」と別々のキーワードで検索を行ったときには、それぞれの言葉が含まれるページを探すため、「基礎化粧品」で最適化しているようなページはヒットしてこないと。
「基礎化粧」で最適化していれば、「基礎」「化粧」という別々の言葉でインデキシングされているため、「基礎」「化粧」別々で検索しようが、「基礎化粧」で検索しようが検索結果は「ほとんど」変わらないということだ。

でもこの「ほとんど」というところでまた考えこんでしまった。
検索時のキーワードをGoogleが形態素解析したりしているわけではない、という前提にたつと、「基礎化粧」というキーワードで検索を行ったときのGoogleの挙動はどのようなものだろう。

「基礎」「化粧」と別々で検索をすれば、
Googleは「基礎」と「化粧」が同時に出現し、且つキーワード近接度の高いページ群を検索結果として返すだけだけなのでわかりやすい。

しかし、「基礎化粧」で検索が実行されたときには、

キーワード:基礎化粧→インデックス探査(というよりむしろ辞書探査か?)→インデックス「基礎化粧」がないことがわかる→???

"基礎化粧"の含まれるページがない(じゃなくて、「基礎化粧」が辞書にない)ということがわかった後の挙動では、やはり品詞分解するしかないんじゃないか。
品詞分解して検索するとき、「基礎」「化粧」でのAND検索になるわけだけれど、このときには「キーワード近接度」が重要になる。「基礎 化粧」で検索するときには、キーワード近接度は見ていないということか。


ちなみに、「ウェディングドレス」や「ウェディングケーキ」は1語として認識しているので、「ウェディングドレス」や「ウェディングケーキ」でどれだけSEOしても、「ウェディング」ってキーワードで検索したときのポジショニングは無理なわけだな。
あと、ちょっと不思議なのは、「ウェディング」で検索したときは、「ウェディング|ウエディング」なんてキャッシュでは表示されてるのに、「ウェディングドレス」とかではキャッシャでは1語扱い。でも、実際の検索結果を見ると、「ウエディングドレス」も「ウェディングドレス」も同じ扱いを受けてる模様。
キャッシュを見たときのキーワードのハイライト表示のルールってのは何なんでしょうか?


「ロッキー ホラー ショー」(a)と「ロッキーホラーショー」(b)の検索結果の違いは、実際の検索結果がヒントになる。(a)で3位でヒットしてきていた「ロッキーホラーピクチャーショー」というタイトルのページよりも、「ロッキー・ホラー・ショー」とは」というページが(b)では上位にきている。

(a)では、「ロッキー」「ホラー」「ショー」というそれぞれの言葉が含まれるページ。且つこの順番が評価される。

(b)では、「ロッキー」「ホラー」「ショー」が含まれ、且つ、「ロッキー」「ホラー」「ショー」の順番と、これらの言葉の近接度が評価される。

ということになる。

(a)のキャッシュ
http://www.google.co.jp/search?q=cache:HTYHrv5n_7sJ:www5.gateway.ne.jp/~rockylin/timewarp-sendaitop.htm+%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC+%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC+%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8

(b)のキャッシュ
http://www.google.co.jp/search?q=cache:FxqYnGYLNaEJ:wing.zero.ad.jp/~zbf97446/guide.htm+%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8

もちろん、本文内のテキストマッチだけではなく、リンクテキストなんかやいろいろな要素が加わっているので、一概には説明できないけれど、(a)では、「ロッキー」「ホラー」「ショー」とそれぞれの言葉の位置関係よりも、それぞれの言葉の量が重視されている気がするし、逆に、(b)では、それぞれの言葉の近接度が評価されているように思える。


ちょっと外れるが、
(a)の検索は、個々の単語で「ロッキー ホラー ショー」と、それぞれの言葉での表記ぶれの補正が行われていないのにたいして、
(b)では、ロッキー|ロッキ ホラー ショー|ショウ|ショ と表記のぶれの補正を行っている。

あー、誰か教えてくれないかなぁ。

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2003/11/25 20:30

2003年11月24日

Google Everflux

GoogleDanceがなくなり、Google対策の基本は、everfluxになったといわれる。

everfluxの詳細についてはここ

GoogleDanceが月に1回程度の大規模なインデックス更新に伴う検索結果の変動だったのに対して、everfluxは、毎日のように変わる微細な検索結果の変化だ。

確かに、最近のGoogleは毎日のように検索結果が変わっている。

everfluxでは、PRやbackward linkの更新は行われず、主にページの更新日付と順位が変動する。つまりこのことは、everfluxでは、従来のGoogle対策として主流とされてきた、リンクポピュラリティの向上といったことよりも、テキストマッチが重視されることを意味しているわけだ。

さて、同時にインデックスページよりもサブページが重視されつつあるんじゃないかという現象について、こんな見解もあります。

(あくまでも著者の見解なんで、これが正しいのかどうかわからんけども)

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2003/11/24 19:35

2003年11月22日

楽天でのSEOを考えてみる

楽天市場サポートニュース

「SEO対応を強化しております」って。

Googleでは、同一ドメイン、サブドメインのページってのは、最大2ページまでしか表示しないわけだ。これは誰でも知っている。

楽天の店舗というのは、
www.rakuten.co.jp
というドメイン配下にすべて置かれるわけだろう。
すると、楽天に出店している店舗ってのは、どんなけSEOに励んだところで、たかだか2つの席を争わなきゃならんわけだわね。

「楽天」で検索すると、上位20ページぐらいはほとんど全部「楽天」のページだけれども、これはサブドメイン違いのページなんだよね。
trading、books、greeting、travel、plaza、business、game、delivery、uranai、event、golf、coupon、ticket、emagazine、bb、otoku、gift、point、dl、affiliate、directory、spec、partner.afl、fm、dining、i、m、common、furima、ec

rakuten.co.jp 以下のサブドメインはまだまだある。
rakuten.ne.jpもあるし、プロバイダーなんかにOEMしているものもあるしね。

しかし、ほとんどの出店店舗は www.rakuten.co.jp配下なんだよね。(全部調べてないからようわかんけど)

例えば、「ティディベア 楽天」で検索してみると、ヒットする楽天出店サイトは2サイトだけだ。しかし、
site:www.rakuten.co.jp テディベア
で検索してみると、約3,850件もヒットしてくる。ティディベアを販売している店舗は楽天内には2店舗どころではない。

こんな状況で、SEO強化っても意味あんのかいなぁと思う。

どうすりゃいいか。店舗名をサブドメインにしちゃうとかね。
これができたら各店舗の努力がそのまま楽天への集客力となる。楽天にとっちゃ店舗の売上が伸びれば、自分達の懐もあったかくなるわけだしね。

楽天は確か、出店サイトが直接Yahoo!に登録したりすることを禁じていたと思う。(登録されているサイトもあったりするのだけれど、楽天出店店舗数から考えると、相当に少ない。ということはやはり何らかの制約があるということだろう)
当然、独自ドメインなんかのサービスもない。
今のURL体系では、SEOもままならない... となると、楽天出店ショップというのは、楽天の集客力だけが頼りか? といってもあれだけ店舗が増えてしまったら、いくら集客力があってもねぇ。
ということで、楽天内のプロモーションに頼るということになるのだろうか。アフィリエイトとか、オークションとか、懸賞とか、楽天の広告とか.... 


自分が仮に楽天で店を開くとしたらどうするか考えてみる。
とりあえず、別で独自ドメインでサイトを立ち上げるだろうな。ロリポップなんかで250円でサーバ借りて、MovableTypeとかでちゃっちゃとblogを始める。そのblogはもちろん販売しているものと関係があって、その商品に関心の高いユーザーをターゲットとしたblogにする。毎日更新していれば、そのうち検索エンジンにヒットするようにはなる。(上位に来るかどうかは本人の努力次第だろうが)

そのページから、楽天のページへの誘導を行えばいい。(こういうやり方って楽天はO.Kなのかな?)
はてなダイアリー使う方法だってあるしね。
(はてなダイアリーも当然、d.hatena.ne.jp 配下にページが置かれることになるので、楽天と同じといえば同じ。なんで厳密にはSEOは厳しいだろう。これだけのユーザーがいると、凡庸なキーワードではなかなか狭き門を潜り抜けることはできない。ただし、はてなダイアリーでは、キーワード連携などの機能があるしね。誰にも紹介していないこのダイアリーでさえ、なんやかんやと毎日人は来ているし)

とにかく、楽天のみでせっせらとSEOだと頑張っても無駄になる可能性は高い。別の方法で集客する術を考えないと、なかなか今から出店して、成功を勝ち取るのは難しいんじゃないだろうか。(もちろん、集客だけが成功のための要因ではないことは、言うまでもないけれど)

まぁ楽天側でも何か対策してほしいけど。
各店舗ごとにサブドメインなんてのは難しいだろうから、じゃぁ、最低でもショップカテゴリーレベルでどんどんサブドメインにしちゃえばいい。そうすれば、1カテゴリあたり最大2サイトまでは表示されるようにはなる。

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2003/11/22 22:38

2003年11月19日

Googleの単語認識(2)

可能な限り同じ条件で調査をしたいと思って、216.239.33.101 のGoogleサーバのみで検索クエリーのテストを行う。

キーワード:ウェディング---(a)
(約417,000件)
キャッシュから判断すると、
ウェディング OR ウエディング
での検索となっている。

しかし、明示的に検索フォームで
ウェディング OR ウエディング----(b)
と検索したときの検索結果数は約418,000件。

検索結果は似ているけれど、微妙に異なる。

たとえば、検索結果の2ページ目(11件目以降)

『ウエディング in フィジー』
というページの順位が違ったりする。

ウエディング
で検索すると、検索結果数は約416,000件。
これまた微妙に異なる。

ウエディング OR ウェディング
と、OR検索でキーワードの並びを変えると、
検索結果数は約418,000件。これが(b)と同じになるのは当たり前。

Googleが形態素解析を行い、インデックスを作成するときに「ウェディング」と「ウエディング」を同じように扱っているとするならば、検索結果数が変わるというのは変なので、検索キーを指定した段階で、「ウェディング」と「ウエディング」の両方で検索をかけるということをしているのか。そのとき、単独キーワードで指定したときには、「OR」検索を行っているものの、明示的に指定したもので優先して検索を行っているのだろうか。
そして、「OR ウエディング」は、あくまでも補足的に調べ、最終的にコンカチネート。マージして検索結果を出すのか?

そう考えると、「ウェディング OR ウエディング」で明示的に指定した場合と、「ウェディング」の単独キーワードで検索した場合の検索結果数の違いはなんとなくわかる。(20位以降の順位がどの程度違うのかもよく調べてみないとわからない。逆に調べたら、インデックスの持ち方の参考になるかもしれないな)

「ウエディング」で検索を行ったときは、
「ウエディング」を優先して、「OR ウェディング」を補足として検索している。これの検索結果数が、「ウェディング」単独より少ないのは、「ウェディング」>「ウエディング」だからだろうか?


うーむ。よくわからない。
誰か知ってる人いたら教えてください。
(ということで、書き込み可能にしてみた)


これ、サーバ変えてやると、また少し違う結果がでる。
リアルタイムに近い形でインデックスが更新されていってるので、サーバごとに、検索ごとに変わっていくということなのか。Googleはフレッシュクロールで得たインデックスと、レギュラークロールで得たインデックスをどのように管理しているのだろうか?

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2003/11/19 23:46

2003年11月16日

Googleの単語認識

結局、今週末は執筆活動に追われて、寝る以外のほとんどの時間を調査とアウトラインづくりについやした。あー疲れた。阿部和重の新作読みたいのに。。。大西巨人の「神聖喜劇」だって進んでねーし。黒から借りた車谷氏の小説も読みたいわで。読みたい小説が山ほど貯まってる。ビジネス書とか類は小一時間もあれば読めるので安心なのだが、小説は多少時間がかかるので休みに時間がないのはつらい。

Googleがどのように単語を認識しているかを調べる方法として、検索結果のキャッシュを見るという方法がある。たとえば、「お小遣い」というキーワードをGoogleは「お」「小遣い」という2語の組み合わせとして捉えていることがわかるし、「高齢化」は1語で認識しているのに、「少子化」は「少子」「化」の2語の組み合わせとして認識している。「検索エンジン最適化」は「検索」「エンジン」「最適」「化」の四語だ。

さて、複音節の単語で、Googleに辞書として存在していないであろう単語を指定したときに、キャッシュにはどのように表示されるだろうか。

ロッキーホラーショー」というキーワードで検索を行って、検索結果のキャッシュを見てみると、
「これらのキーワードがハイライトされています」という文言とともに、

ロッキー|ロッキ ホラー ショー|ショウ|ショ

という記述が見える。

これはどういう意味なのだろうか。
これを僕はてっきり

(ロッキーorロッキ)andホラーand(ショーorショウorショ)という検索式で検索しているのと同じなのだと考えていた。
つまり単語のゆれを補正するために「ショー」は「ショウ」や「ショ」でも同じ扱いにする、という意味と考えた。

しかし、

実際にGoogleで、
ロッキandホラーandショウ
と検索してみると、ロッキーホラーショー」と指定したときとは、似ているが微妙に異なる検索結果になる。
特に20件目以降は微妙にページの順序が変わってたりする。

ちなみに「ロッキホラーショウ」と各文字で半角スペースを空けずに検索キーとして指定してしまうと、1語認識になってしまう。

さて、これらを考えると、
いろいろな想像ができる。SEO専門家の方にとっては常識的なことなのかもしれないが。。。。

この推測の続きはまた今度書く。

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2003/11/16 23:47

2003年11月11日

ガリレオゼストがセプテーニの子会社に

セプテーニがガリレオゼストを持分法子会社にしますな。
発行済み株式の28%を取得したってあるけど。

2003年9月期の売上高が3億3千万円。
ってのはかなり意外だった。デジタルマーケティングでは電通に次ぐシェアをもってると思われる、なんて書いてあるけど、デジタルマーケティングが花開いた昨期でこんなもんなのか。
あれだけのシステムを維持していて、これだときついだろうなと。

#しかし、楽天がDLJを買収って

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2003/11/11 09:36

2003年11月10日

新生銀行ネット・バンキング、Google新サービスの影響で意外なトラブル

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20031031/136088/

Google ToolBarの影響でポップアップ画面を利用する際に制限がでるだろうと言ってたら、早くもでたね。
SEOやユーザビリティの観点から、フレームは駄目ってのが堂々といえるようになったのと同じぐらいの影響力が、GoogleToolBarにもありそうだなぁ。

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2003/11/10 20:42

2003年10月17日

日本旅行が、個人HPで営業

今日の日経産業に、日本旅行が、個人HPで営業をはじめるという小さな記事が載ってました。

営業担当社員がHPを通じて旅行商品を販売する営業活動を順次始める。年末までに全国の店頭販売員や法人営業担当者ら約2500人がホームページを解説。担当者を指名する顧客が増えているため、ネット販売でも対応できる体制を整え顧客囲い込みにつなげる。 個人のホームページは定型で、社員の自己紹介やメッセージ、添乗スケジュールなどで構成する。おすすめツアーの紹介や旅のコラムも掲載して社員の個性を打ち出した営業が可能なほか、社員の在籍支店や日本旅行のホームページに進んでのネット予約もできる。

規模は違うけど、Macromediaのblog戦略に近いものを感じる。
これがうまく行くかどうかは、ホームページを更新していく個々の担当者のセンスにもよるだろうけど、2500人いれば、10人は面白いものができるかもしれないですね。

SEOを考えても、こういう試みは面白いかも。

ライオンズマンションの大京が、ネット営業の話で、今は何かしらの大掛かりなシステム(CRMとかメールのコールセンター版みたいなもの)入れるぐらいだったら、メール営業できる営業マンを増やす、って言ってましけけど、それとも同じようなことを感じる。


blog文化が根付いてくると、こういう手法は今後もいっそう増えてくると思う。blogに合うトピックの旅行だとかはいいかも。人のキャラクターに商品が絡むという手法かな。その人の「視点」を信じるみたいな。

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2003/10/17 12:46

2003年10月16日

W3CによるXForms勧告

http://www.w3.org/2003/10/xforms-pressrelease

・XML記述により、入力インターフェイス/結果インターフェイス入力データの目的などを分離

・分離することにより、携帯電話を初めとする各種端末での再利用性を高められる

・スクリプト言語を必要とせず、入力宣言、入力型の制御を可能とする

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2003/10/16 11:34

2003年10月15日

戦略的クロスメディアマーケティング

http://www.contentscreate.com/

戦略的クロスメディアマーケティング

PDFで配布してます。これ内容かなりいいですよ。
普通に本屋に置いててもおかしくない。

これは読んどいたほうがいいと思う。"コンテンツ"というものを考えるうえでは。

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2003/10/15 14:44

2003年10月10日

短期アクセス集中型 Web イベントのためのホスティングサービス

http://www.smartsquare.ne.jp/service/s4.html

短期アクセス集中型Webイベントのためのホスティングサービス。

・ 専用サーバ3台構成(Webサーバ2台、DBサーバ1台)
・ Webサーバ2重化
・ ロードバランサによるWebアクセス負荷対応
・ ブロードバンドコンテンツに対応する大容量回線環境「10Mbps専用」]

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2003/10/10 16:17

2003年10月09日

ウェブサイトを利用したブランディング

ウェブサイトを利用したブランディング[PDF]

最近増えてきたのは、次の3種類のリニューアル

1.コミュニケーション面
2.プロモーション面
3.マーケティング改革
(経営改革につながるもの)

以上、3つのリニューアルをコーポレートブランドを

・維持するもの
・醸成するもの
・実現方法

という2つの軸でつくられる平面上に配置。
このへんが面白い。

ただし、企業のサイト=コーポレートブランドというのは間違いだと思う。

ブランドは階層構造になってるから。日本ではとくにブランドというと、すぐにコーポレートブラ
ンドに直結しがちだけれども、本来的には、ブランドは会社だけでもなく、商品だけでもなく、サービスだけでもない。

商品ブランドを強化することが、コーポレートブランドの強化につながるかどうかは、その企業のブランドマネイジメントの手法や考え方にもよる。

むしろ商品ブランドとコーポレートブランドをまったく別ものとしてマネイジメントしたほうが好ましい業態もあるから。

たとえば、MINIとBMW。MINIは製品ブランドだけれど、BMWはコーポレートブランドでもあり、製品ブランドでもある。MINIブランドの強化が、BMW製品ブランドの強化にはつながらないし、つなげる必要もない。その逆もまたしかり。また、MINIブランドの強化は、BMW
という会社にとって利益に貢献はするけれども、BMWというコーポレートブランドの資産価値としては、MINIブランドを保持しているという、その分でしかない。

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2003/10/09 12:24

2003年10月05日

両面表示

アクト英会話

この英会話サイトがすごいなと思ったのは、「クレームと対応」というコンテンツが用意されているところ。

その中の、「セクハラではないか」
http://www.7act.com/claim_sekuhara.html

いわゆる「両面表示」ってやつです。
商品を売る際に良いところばかりを言うのではなく、悪いところも伝えることで、逆に良い部分がより信憑性を持ってもらえる。

このページのコンテンツは他もいろいろ勉強になる。
http://www.7act.com/7point.html
「どうぞ他の英会話スクールと比較してください」というコピーポイントとしてあがってるのものは、実は他の英会話スクールでもよく謳ってるけど、このヘッドコピーにポイントが付くと締まる。

トップページなどにも「マスコミ紹介」歴が書かれていて、これが信頼性・信憑性を高める役割を担っている。コンテンツの参考になるなぁ。

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2003/10/05 02:39

2003年07月11日

企業ホームページ向けの検索サービス

イー・マーケティング、企業ホームページ向けの検索サービスの提供を開始

企業サイト内検索エンジンってそんなに需要あるんだろうか。

まぁ、確かに企業サイトのページもどんどん増えていくので、ユーザーにとってはあったほうが便利なのだろうが。

Namazuじゃ駄目なんだろうかね。KAKASIやChasenの辞書メンテの問題や形態素解析精度の問題か。

しかし、だからといってN-gramが優れているかというと、どうかと思うけどねぇ。

http://www.z-xcv.com/demo/index.html

ここにデモがあるわけだけど、「京都」で検索して「東京都」が含まれるページもヒットしていくるというのは、どうなのかと思う。

N-gramではサフィックスアレイとか、高速のインデックスはあるけれども、インデックス管理が大変なのでやっかいなんだろうな。

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2003/07/11 21:15

2003年07月08日

AWStats Ver.5.0完全日本語版のページ

AWStats Ver.5.0完全日本語版のページ

とのことです。

・日本の検索エンジン(goo, biglobe, nifty...)が検出される
・日本語の検索語が正常に検出されない(文字化け)を修正した

ここまで詳細なログって、商用のものでも見られるものが少ない。このソフトは凄いっすね

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2003/07/08 20:50

2003年06月05日

どこもかしこも....

livedoor 投資家のみなさまへ IRニュース

エッジがバガボンド社を子会社化するってことで、バガボンド社の内情が明るみになったわけだ。

平成14年度9月期で売上2億2400万円に対して、営業利益がマイナス6400万円か。前期、前々期は利益だしてんのになぁ。

しかし、そもそも従業員数から考えて、これだけの赤字を出すような事業でもないと思うんだが。なんか大きいミスでもしたのだろうか。

ネット系の企業って表向きは華やかだけど、内情はむちゃくちゃなところのほうが多いな。やっぱり。ネットイヤーしかり。そういえば去年か一昨年ぐらいにエッジに買収されたスプートニクとかね。えらく自信まんまんだったわりには悲惨だった。

企業はやはり永続しなきゃならないわけで、利益はその源泉だ。利益をきちんと出せなきゃ、会社は潰れる。当然のことなのだけれど、日本人はどこか利益追求の姿勢をバカにするところがあったりするのも事実だろう。ベンチャー企業なんかは、表面のよさというか、見栄えとか、そういうものにばかり目がいきがち。

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2003/06/05 23:04

2003年06月04日

掲示板への“書き込み”で検索エンジン対策? ――ミクスドが新サービス

Japan.internet.com Webマーケティング - 掲示板への“書き込み”で検索エンジン対策? ――ミクスドが新サービス

ただの掲示板サービスだろ。URLをロボット対策で偽装するだけじゃないのか。mod_rewriteとか使えばいいだけだし。

で、もうものすごく馬鹿馬鹿しくてあきれてしまうのが、なんでもかんでもSEOって発想。そもそも集客力のあるコミュニティを運営できるホスト能力があるならば、SEO対策なんてのは、オプションみたいなものだ。後でなんとでもなる。SEOのためには、コンテンツだ、コンテンツといえばコミュニティだーなんて考え方ではじめるコミュニティが成功するわけがない。

すでに成功しているコミュニティで、ロボットが巡回しないのであれば、巡回できるようにしてやればいい。そんな難しいことでもあるまい。

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2003/06/04 23:33

レッド・シェリフ、定量的かつ定性的なユーザビリティ評価サービス

Japan.internet.com Webマーケティング - レッド・シェリフ、定量的かつ定性的なユーザビリティ評価サービス

レッドシェリフも日本では苦戦しとる。レッドシェリフ・メジャーメントって、「タグ貼り付け型」だったと思うが、やはり、「タグ貼り付け型」ってのは、ある一定規模以上のサイトに適応するのは面倒くさいというのが大きい。

レッドシェリフの世界的な信頼性とかブランドとか、そういものが対象とする企業と、その仕組みのアンマッチなんじゃないかと。

大手の主流は「パケット取得型」になるだろうし、それ以下の規模は、いかに生ログから多彩な解析を行えるか、手間をかけないで行えるかというところに行くように思える。

生ログ解析型のWebTRENDとかは、ログ容量が大きくなると解析に時間もかかるし、複数Webサーバのログをコンカチネートして、なんてことになると面倒なんだろう。

もう会社ごとなくなってしまったが、フロントラインがやってたようなサービスはまだニーズはあるかも。(でもあれって、ある一定の期間のログの解析結果しか見られないんだよなぁ。そのへんの融通のなさはネック)

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2003/06/04 22:07

アウンコンサルティング、社債発行

アウンコンサルティング、社債を1口70万円で42口発行。2,940万円を確保

1口70万円で42口、計2,940万円の社債を発行って。。

これを発表してどうすんだろう(笑

社債は借り入れに比べれば利息の問題や担保もいらない、公開義務がないとか、そのへんで直接金融としては優れた手段なのだろうかな。

しかし、私募債にしても社債は社債なわけで、いいことばかりじゃないだろう。社債で潰れてるところだっていっぱいあるわけなんで。

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2003/06/04 21:06

2003年06月03日

EC総合研究所とe-Japan

昨日はエッジがバガボンドを買収するというような記事も飛び込んできたりして、まぁあいかわらず買ったり買われたりが盛んだなーと思いつつ、今朝の日経産業に、イージャパンとイーシー総合研究所が合併するという記事が小さく掲載されていた。

で、イーシー総合研究所のページ見てみたら、日本初のSIPSなんてことが書かれてあって、ちょっと笑えた。株主をみたら、まぁなんかどこかで見たことがある名前がと思えば...ははん。BigFootが日本にやってきたとき、メールニュース社とか、日経BPあたりと組んでたあの会社か。

イージャパンの2002年5月期の売上高は2億3000万円(社員23名)。イーシー総合研究所は2002年12月期で1億2200万円(社員6名)だそうだ。どの程度の利益がでるのかは知らないが、イージャパンってCMSのほうはどうしていくつもりなのだろうか?

SEOだけでつっぱしるのかな??

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2003/06/03 23:05

2003年06月02日

変なキャンペーン応募の仕組み

https://www.web-event.ne.jp/WebAssistant/campaign/index.html

あまり馴染みがないなぁ。こういう仕組みは。

インターフェイスのひどささえなんとかなれば、可能性はあるのかもしれないけど。

AskJeevesのような対話型検索エンジンと発想は同じなんだろうけど、こういうのって「対話型」と呼んでいいものなのかどうか?

裏の仕組みは、回答内容によって、質問も分岐していって... というようになってるんだろうけど。

どうもテクノロジー優先で、とりあえず外枠だけくっつけて見ましたという感じで、「だからどう?」と問いたくなる。

----

これって、アイフルとかの仕組みと同じか。

http://www.aiful.co.jp/

これはeGainのシステムなんだな。

http://www.egain.co.jp/

EPSONのカラリオのトラブルシューティングページなんかにも使われてたりするのね。

「対話型」ってボクは嫌いなのだけな。どうやっても単なるパターンマッチングというか、おそろしく高度なロジックが組まれていても、ものすごく「対話」において肝心なところはどうしようもなかったりということが多いから。

この手のものは「サポート」に向いているのだが、やはり単純に、「対話」のメタファーを利用すれば、使いやすくなるか、ユーザーの課題解決の役に立つかというのは全然別の問題だろう。

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2003/06/02 10:13

2003年05月31日

デジタルガレージ、ザイオンと資本・業務提携

CNET Japan - デジタルガレージ、ザイオンと資本・業務提携

あいかわらず資本提携やら買収やらを続けてるデジタルガレージ。彼らはどこを目指しているのか? 「ブロードバンド時代」はコンテンツの時代ともえるし、IMJなどもコンテンツに力をいれはじめている。いわゆるIT系ソリューション会社は、今後、コンテンツに対してどう向き合うかっていうことを迫られているともいえるわけだ。

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2003/05/31 20:59

2003年05月22日

MS症候群

MS症候群
マルチサイト症候群には重複投資やブランド・バリューの低下が潜んでいるのは確かだろう。

でも、最近大手企業がやりはじめた統一グローバルナビゲーションヘッダみたいな考え方ってどうなんだろう?

松下電器、明治製菓、サントリー、ネスレジャパンなど、多彩な商品ブランドや事業ブランドを抱える大手企業が、一つの統一ナビゲーションを採用するようになった。

これは一種、コーポレートブランドをあらゆる製品にも紐付けちゃえという強引さに映る。「無頼派」は「サントリーの」「無頼派」だろうが、その「サントリーの」という「所有格」がそれほど必要であろうか。

無頼派のサイト

統一ナビゲーションがついたことで明らかに「無頼派らしさ」みたいなものは弱まってしまったと思うのだが。

カールは「明治製菓の」カールである必要はあるのだろうか?

統合ナビゲーションは、細分化され、巨大になったウェブサイトに統一感をもたらしたり、巨大な自社サイトネットワーク内での横移動を促進し、それがコーポレートブランドの強化を導くとでも言うのだろうか?

BMWに買収されてしまったローバー。

MINIのサイトが「BMW」という枠組みの中に納まってしまったら、MINIのMINIらしさ。旧MINIからのDNAみたいなものは消えてしまうんじゃないだろうか? 

ブランドにとって、「らしさ」とは「信頼性」と並んで最も重要な「なにか」だ。統合ナビゲーションヘッダは、ブランドがブランドたる最も重要な「何か」を消してしまいかねないのではないか。

統合ナビゲーションヘッダの発想は、どこか同じ「学生服」を着せるという日本の教育発想に近いものを感じる。

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2003/05/22 22:02

2003年05月21日

検索結果の上位をウェブログが占める理由

検索結果の上位をウェブログが占める理由

Blogが検索結果の上位に入ることが多くなったという話。

明快な理由は説明されていないが、1ページで多くのテキストを掲載していることからではないかと推測している。

多くの企業サイトは内部ページに動的URLを利用しているためスパイダーが巡回できない、としているが、AmazonなどはURLを動的なURLに見せないことで、スパイダーの巡回の妨げにならないような工夫がなされている。(「?」や「&」「=」といった、パラメーターを設定するための文字列は排除され、「/」「-」「_」と英数字のみで構成している)

Googleがblog専門の検索エンジンをつくり、通常の検索結果からはblogを外すのではないか?というような憶測が流れていたなぁ。何がblogで、どこまでがblogかということを決めるのは多分無理なので、それはないと思うのだが。

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2003/05/21 20:02

2003年05月16日

国内 DSL 利用数、4月末で747万8000件――伸び幅をやや戻す

Japan.internet.com ニュース - 国内 DSL 利用数、4月末で747万8000件――伸び幅をやや戻す

鈍化した伸びが少し回復。

これはプラトー現象を乗り切り、いよいよ本格的な成長期に入ったことを意味しているのだろうか?

Yahoo!BBシェアは34.1%

NTT東日本20.6%

NTT西日本15.1%

孫さんって人はランチェスター理論にのっとった戦略をうってくる人だから、とにかく今はシェアなのだろうな。街頭キャンペーンやら、Yahoo!BBスタジアムやら、他のADSL事業者ではできない派手なことも姑息なことも平気でやってくるところは凄いと思うね。ベンチャー体質というか。

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2003/05/16 22:01

2003年05月14日

スケッチするように手軽にサイトを構築できるツール『デニム』

いやー、これは面白いですよ。
スケッチするように手軽にサイトを構築できるツール『デニム』
サイトといっても、ようはスケルトンですわね。
サイトマップつくったり、紙芝居つくったりするのに役立つ。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20030514301.html

DENIM

Win版で実際遊びで使ってますが、タブレットPCが欲しくなりました。

このソフト自体のインターフェイスも優れて、解説ビデオ見たらすぐわかりました。

手書きスケッチで、サイトマップやストーリーボードなどを作成できるんですけど、柔軟性が高く、手書きより便利です。(ペンツールがあればだけど)

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2003/05/14 19:32

2003年05月12日

ネットの参加性を生かす「モー娘。マーケティング」

Japan.internet.com Webマーケティング - ネットの参加性を生かす「モー娘。マーケティング」

ユーザー参加型の商品開発企画ってのは少し探せばけっこう見つかるものだ。成功事例も多い。コミュニティ主導で行われるもの、広く意見を求めるもの、ユーザー投票で決められていくもの、単純に調査として意見を求めるもの、商品化されたら購入するという人が設定人数に達してから製造を始めるものなど... 

でも、成功事例はセミナーやらでよく語られるけれど、失敗事例ってのはあまり語られない。MUJIがユーザーの意見をとりいれて、MUJI CARを発売したけど、ネットで意見を言った人のほとんどは買わなかったとか。

そりゃそうだろうねぇ。車は高いし、購入の敷居は高いからね。MUJIブランドは強いけれども、そのブランドにひかれてモノ言う人でも、MUJIが出す車まで買おうとは思わないだろう。

ヴァージンが同じことをしたら成功したかどうか? 単純にユーザーの声を反映させてつくるぐらいじゃ、ヴァージンでも売れないと思うけどね。

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2003/05/12 16:22

2003年05月10日

ネットイヤー逝く

CNET Japan - SIPSの元祖ネットイヤーがシステムインテグレーターの傘下に

昨日の朝、日経産業を開いて、ネットイヤーが買収されるという記事が飛び込んできたときは驚いた。

同業界に身を置くものとしては、いろいろ考えるところもあるが、しかし驚いたのはネットイヤーの売上と経常損益だ。資本金は大企業だが、売上は中小企業。赤字額を考えたら、もう火の車。これは正直同情の余地もなし。

第三者割り当て増資を繰り返し、資本金はどんどん大きくなったが、それに見合う回収はまったくできなかったということか。

これだけの酷い状況の中、セルリアンタワーみたいなおそろしく坪単価の高いオフィスを借り続け、さらにテレビ東京などの番組のスポンサーになったりしていたのは、何だったのだろう? ブランドづくりか? 

ソラン傘下に入り、オフィスは移転するのだろうか?

最近のネットイヤーの実績ではKDDIは面白いと思った。

色とサウンドでのセクション展開。Flashの使い方も面白い。KDDIの新しいコーポレートスローガンなのかなんなのかはよく知らないが、「ユビキタス・ソリューション・カンパニー」という言葉の響きとサイト全体を通じての利用体験もボク個人の感覚としては、そこそこ親和してるように思える。

雑誌「WEB SITE DESIGN」でも新しいユーザー体験としていくつか面白い企画を提案していて、なるほどなぁと関心させられたりもした。

しかし、ユーザーエクスペリエンスを突き詰めても、あれだけの母体を支える売上は稼げなかったというわけか。ネットイヤーを見ていると、ある側面ではアクセンチュアみたいなIT系コンサルティング会社、ある側面ではIDEOみたいな先端的なデザイン会社、ある側面ではキノトロープのようなWEB構築会社というように、1つの会社として抱えるには大きすぎるんじゃないかと思えるぐらいの多面性を持っているように思える。

それがSIPSなのだといえばそれまでだけれども。

ちなみに、SIPSという言葉はアメリカからやってきたように思われているが、そんな業態はアメリカにはない。あれは小池さんがつくったものだろう。小池さんが連載していたネットランナーのコラムの中で、はじめてSIPSという言葉を知った。そのコラムでとりあげられていたいくつかのアメリカの「SIPS」を調べたが、どこも自らSIPSと呼んでいるところはなかった。

個人的見解だが、「SIPS」みたいな業態が欧米で注目されたのは、欧米の広告業界の構造が背景にあるように思える。日本ではSIPSったって、そんなもん電通や博報堂も同じようなものじゃないかと思っていたのだけれど、欧米では基本、広告会社はダイレクトマーケティングやブランディングというように機能的特化している。電通のように1社でコミュニケーション全般をやるってのは特異なのだ。欧米の場合はWPPのように持株会社参加に複数の機能特化型の広告会社が連なるという構造なのだ。

そういう背景がありつつ、コンサルティングからデザイン、システムまでをワンストップで提供する業態っては「新し」かったのではないかと思う。


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2003/05/10 20:54

2003年03月24日

馬鹿特許

http://news.com.com/2100-1035-993740.html?tag=fd_top
かなり馬鹿特許がおりてしまった。
F5って会社がCookie関連の特許をとっちゃいました。ウェブブラウザとウェブサイト間で中断されたセッションをCookieにより再開するって方法ですけど。これって、Cookie利用に関するほとんど全部を言い含めてるやん...

ショッピングカートもそうだし。

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2003/03/24 15:06

2003年02月26日

「に」と「へ」の違い

サイトつくってて、ボタンやナビゲーションの文言で「に」と「へ」の違いについて少し問題がでたので、調べてみました。なかなか面白いです。

~へ行く、戻る
~に登録する、~に戻る

などという文言で「に」と「へ」はどう違うのか?

一説では、

「へ」は「~にむかって」という方向性をあらわし、「に」は「なにかをしに行く」という「目的」を含むそうな。

意味的にはあまり違いはないものの、

  机の上-に-本がある (存在点)
  居酒屋-に-行く (着点)
  友達-に-ゲームを借りる (相手)

というとき、
「へ」に置き換えられるのは「~に行く」タイプのものだけ。

つまり、「へ」は方向や着点といった一定の意味に落ち着く。「に」はもう少し広い意味をもっているということでしょうか。

こういうバックグラウンドの意味を考えると、「に」を使うべきか、「へ」を使うべきかという選択ができる。
クライアントの中には、「に」か「へ」のどちらかに統一しなきゃならんと思っている人もいます。
単純な用語の統一よりも、適切に用いられているかということのほうを問うべきですね。

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2003/02/26 15:50

2002年12月10日

環境経営度指標

今日の日経産業の「環境経営度指標」。

とくに、環境経営度の算出ステップなどは把握しておいたほうがいいし、環境経営度ランキング2位のリコーは、ウェブでも環境対策セクションがひじょーに充実しているということも覚えておこう。

評価項目として (1)運営体制・情報公開 (2)環境教育・社外貢献 (3)ビジョン (4)汚染リスク (5)資源循環(6)製品・物流対策 (7)温暖化対策

リコーの環境対策

特に、ウェブだと、「情報公開」ってところが評価項目として重要になってくると思うが、ここの指標では「関電」がけっこう高かったりする。

関西電力

「環境対策」に関するものは絶対にくる。
特に、ここは製造業とか、エネルギー系などの、一般的にウェブ向きではないような会社でも、ウェブを活用するメリットが十分に見出されるところなんで。

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2002/12/10 09:38

2002年12月02日

トップページ わざと乱雑

トップページ わざと乱雑

このサイト。10月だけで売上1000万円を達成しているそうです。「ユーザビリティ」の観点に立てば、こんな「使いにくい」サイトで売れるなら、リニューアルすればもっと売れるんじゃないかと思ってしまうんですが、これを読むと、「売れる」のは実はこの「使いにくさ」があるからであり、この「使いにくさ」こそがこの会社にとっての「競争優位性」であり、「戦略」だということがわかる。

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2002/12/02 10:04

2002年07月12日

マニュー、婦人服に特化したECサイト開設40日でユーザー2万7,000人を突破

マニュー、婦人服に特化したECサイト開設40日でユーザー2万7,000人を突破

こういうのはコミュニケーション戦略やマーケティングプランとしてひじょーに参考になるですね。
サイトがしょもいとかそういうレベルの話ではなく、「衣類」の販売方法として、プランの立て方がうまいと思うです。

このサイトの「企画書」が見てみたいです。

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2002/07/12 14:19