イラスト/内田こねり                  イラスト/あとりK               イラスト/若宮参太

    

漫画屋無駄話 其の4720
▼上信線最寄り駅真ん前の民家が取り壊わし中。裏に新築して以来空家だったようだが、俺には感慨深い住宅だ。小学校5〜6年の頃と思うが、美術の写生の時間にこの家を描いた。完成したかどうかまでは記憶に無いが、捨てずに何でも保存しとく性格の母ちゃんは、あるいはどこかに保存してあるかも。ただ3年前ならともかく、今じゃもう思い出せないな。土建屋さんも新築より、こういう仕事が年々増加して行くのだろう。かく国柄になってるのに、大阪万博ではしゃぐド気違い日本人。放射能も含めて、明日は世界の産業廃棄物国家だ。(’18.11/27)

漫画屋無駄話 其の4719
▼長引いてるな、「秀栄」の休業。幾日か前、散水用ホースが路地に散乱してたので、壁際に収納しときましたが…。周囲、そばの「増田屋」と中華の「龍門火家」は一応及第点なるも、越後へぎそばの「一真」や、博多ラーメンの「麺徳」は度し難い味だけに(しかも高い)、清潔感にこだわらない付近の貧乏人は往生。久々の祭日の神保町。従来から土日祭日はお上りさんが多かったが、外人観光客も加わり混雑。彼等はだるい歩き方をするので、常連はとまどっちゃう。コミガレで福島菊次郎の写真集、『戦後の若者たち』を。(’18.11/23)

漫画屋無駄話 其の4718
▼自国第一主義の風潮が世界にまん延する中、我が国のアベシンゾー君は偉い。世界中に大金をばらまいてんだから。身銭でやってくれりゃ問題ないが、全部我々の税金だって事が情けない。自国第一主義ならぬ税金を遣っての自分第一主義。ただ検察や司法、NHK以下の大マスコミの連中が、我が懐大事に彼を支えるのは不快だが分かる。しかし下々のと言うか貧困層に、依然シンゾーファンが多いのは理解不能。自国語も読めず話せずの痴呆首相を支持した結果、外国人労働者に低賃金労働まで奪われるのだ。人類学的に興味深いよホント。(’18.11/19)

漫画屋無駄話 其の4717
▼立憲民主党の支持率が伸び悩んでるのも当然だ。同党の初鹿明博なるチンピラ議員が、ドラマ『相棒』でのシャブ中毒患者の描写が気に入らない。取り締まれと国会で厚労相に質問したのだと。野党議員が国家権力に表現規正を懇願する痴態図(『東京新聞』も『毎日新聞』も無批判に報道)。初鹿よ。お前には口があるんだろう。自らテレビ朝日に出向いて要請しろよ(患者団体と一緒でもいい)。チンピラ野党議員と国家権力の発動では全然意味が違う。こういう質問を平気でさせる、同党首脳部のタガは方々ゆるみ過ぎ。(’18.11/15)

漫画屋無駄話 其の4716
▼仕事の関係上「シネマヴェーラ渋谷」で、午後3時からの『ハリウッド玉手箱』。有名人が一杯出て来るが、胸躍るような音楽も踊りも皆無。それで109分。苦痛だった。『ジークフェルド・フォリーズ』の際も感じたが、ミュージカル関係者って笑いのセンス悪いね。ただ『ジークフェルド〜』はメインのミュージカル編は満足したからまだ良かったが…。上映前に周囲の散歩。ラブホテル街のド真ん中に、日本フェンシング協会の看板。貴族的スポーツのイメージがあるが、建物は長屋風であった。(’18.11/12)

漫画屋無駄話 其の4715
▼4時過ぎに「神田コーヒー」ヘ行くと、1人で『週刊文春』&『週刊新潮』をテーブルで独占してる馬鹿ブス女が。「女聖徳太子かよオメーは!」と、昔なら即一喝する場面だ。老いると忍耐強くなる。コバノブとウチザワの連載は明日にして、「廣文館」で買った『日刊ゲンダイ』に。非常識ド腐れ糞女だが、携帯で話す際はちゃんと外へ出る。各常識のバランス感覚の欠如? 男はスポーツ新聞で同じ真似に及ぶな。「南海堂」前で古本友達から声を。いつも鼻の頭に脂を浮かべてる奴なのに、今日は清潔でビックリ。(’18.11/8)

漫画屋無駄話 其の4714
▼プチ介護慣れしたらしく、母ちゃんのトイレ掃除や入れ歯みがきが全然気にならなくなった。ガスコンロは消し忘れが頻繁なので外の元栓を締めた。それだとポットのお茶しか暖かい物は飲めない(愚妻の手作り料理は別)。可哀想なので朝食用に毎朝インスタントみそ汁を作り、薬を飲ませるついでに。老人の朝食は7時頃と早いので、我が家の8時30分頃じゃどうにもならない。ゴミの分別とか結構手間がかかる。まだらボケだが、妙な事は結構覚えてるしな。昔の農作業日記を読み返すのが楽しみらしい。(’18.11/5)

漫画屋無駄話 其の4713
▼何度やっても入金出来ない。2回吐き出された紙っぺらを初めて読んだら、磁気が読み込めない云々。通帳を確認したらみずほ銀行の物。東日本銀行のATMがはねつけるのも当然だ。老いに伴いこういう例が急増。納豆の醤油入りのビニールの小袋他が、なかなか開けられなくなって久しい。世の中真っ暗やみじゃございませんかって、ただのボケ老人が座頭市を気取るんじゃねえよ。事務所前の地下鉄工事が始まり大分たつ。古くからの入居者の話では、最低もう5年は続くらしい。その方なんか亡くなってもおかしく無い年月(無論口にはせず)。(’18.11/1)

漫画屋無駄話 其の4712
▼『東京新聞』の文化&テレビ欄同様にクソ退屈な、『日刊ゲンダイ』の両欄。特に芸能欄は『夕刊フジ』化がモロ進行、読むに耐えない。今日の芸能人の職質特集でも、任意に過ぎないのに協力した方がいいとの、警察関係者(?)のコメントで締める腰抜け振り。責任者、「馬鹿ヤロー!」と一喝。書き直させるかライターの名前を明記させろ。裏金警察の取り囲みノルマ職質の弊害は、長期的には法秩序の崩壊にも繋がる。芸能欄の腐れヨイショ記者が簡単に書ける問題じゃ無いよ。書いた馬鹿。早く『夕刊フジ』に転職しろっての。(’18.10/29)

漫画屋無駄話 其の4711
▼神田古本祭りの名物だった、専大交差点そばの「山本書店」店頭の100円均一文庫の箱(5〜6箱は出た)が姿を消してガックリ。チョイ前から毎日出してた1本の文庫棚(100円)が無くなり、悪い予感はしていたが…。年々歩道のワゴンの数も減る一方。「田村書店」や「ブンケン・ロック・サイド」も出さなくなった。出店料に見合う売り上げが無いのだろう。「一誠堂」前の「盛林堂」のワゴンはごった返し、あいさつも出来なかった。全品半額セール中の「古書かんたんむ」、さすがに大混雑。閉店セールの混雑はわびしいが。(’18.10/26)

漫画屋無駄話 其の4710
▼数日前の『東京新聞』の皇后誕生日特集記事に、三浦瑠璃が登場しててビックラ。『産経新聞』かよと一瞬。共同あたりの配信? 呆れたのは右隣の北原みのり。もう天皇制に反対する日本人は絶無とばかりの鼻息で、皇室認可民主主義もどきを主張(菊の御紋のフェミニズム?)。経営するアダルトショップが保安課にガサ入れされた際の、ろくでなし子と打って変わった卑屈さを思い出せば、即納得だが。内心、園遊会に招かれたくて仕方のない俗物。山崎邦紀が一時持ち上げてたが、ホント人を見る眼が無い。宮内庁も店頭に”皇室御用達”てな看板を出されぬように御用心。(’18.10/22)

漫画屋無駄話 其の4709
▼『東京新聞』に毎号律儀に広告が掲載されている、『ジャパンクラス』(東邦出版)によれば相変わらず日本は世界の中心らしい。そういう妄想史観は放置しとくしかないが、”ジャパンナッシング”は海外映画を観てると益々痛感。出て来る東洋人は中国、インド、韓国。出っ歯&眼鏡でコケにされてた時代さえもが懐かしい(今はコケにする価値さえ無し)。寿司屋が最後の牙城か。もっとも中国系企業のレジェンドリーピクチャー作品じゃ、まだコケ素材に用いられる場合も。馬鹿にされなくなった国や人は、ホント寂しいもんだねえ。(’18.10/19)

漫画屋無駄話 其の4708
▼チョイ前の『東京新聞』投書欄で話題になったのが、都バスの運転手の際立った乱暴運転(私鉄バスも利用してる乗客の告発)。記者が調べたらそれが原因で負傷した乗客も多数。所がその件数、警察庁のデータでは数が極端に抑えられてたと。要するにここでも、裏金付きブルジョア役人同士でかばいあって公文書偽造を。検察・司法もグルだからどうにもならない。韓国やマレーシアの先進国振りがホントにうらやましい。馬鹿で厚顔な文盲をトップに据えると、わずか6年で国はここまでボロボロに。各国共に凋落日本を他山の石に見立てているのだろう。(’18.10/18)

漫画屋無駄話 其の4707
▼神保町、「嵯峨谷」前の地下鉄換気口(鉄柵製)にへばりついたガムを、自分のティッシュで拭い取ってる老人が。立派すぎてまぶしく少し怖い。神保町交差点の「広文館」で、いつも通り「日刊ゲンダイ」。スタンド隣の『夕刊フジ』に、手書きで売り切れ掲示。「何か特ダネでも?」手を横に振った後で若い方のおばさんが笑いながら言う。「入荷部数がいつもより、今日はなぜか少なかったせいヨ」御用新聞らしい、内閣調査室や公安警察の捏造情報のリークを一瞬期待したのに。ガックリ。重い荷物を吊してたので「神田コーヒー」には寄らずに帰社。(’18.10/16)

漫画屋無駄話 其の4706
▼JR東日本のお客様への説教放送は昔からくどくてうるさい。特に最近腹立たしいのが、体の不自由な方へのお声掛け運動と称するヤツ。飯田橋駅でも池袋駅でも絶えまなく絶叫してるが、そりゃ諸君の基本的職務だろう? 貼り紙他で「手が回りかねまして、皆様にも少しご協力を…」と恥ずかしげにお願いするのならまだ分かる。それをエンドレステープでエラソーかつ強制的に…。ふざけるな! 軍事費増やし放題のアベ犯罪者集団内閣が、被災地や東京放射能畸形オリンピックでボランティアを募るに等しいハレンチ行為。死ねよ。(’18.10/12)

漫画屋無駄話 其の4705
▼気になってるのになかなか出来ない作業が。貸して耕作してもらってる田んぼも一枚あるが、残り3枚ののうちの2枚の畑が休耕地に。半ボケ母ちゃんじゃとても手が回らなくなった。俺が百姓仕事出来るような甲斐性があるはずもなく、草ボーボーに。稲を作ってもらってる田んぼも一時はそうで、俺が草刈り機で虎刈りながら少しはきれいに。くも膜下出血になる前で、これと「古書往来座」壁面での外市が遠因だと今も女房は言う。ただ接する田畑を持つ人には迷惑至極。隣り合ってる部分だけでもと思ってるのに、ついついさぼる日々。何とかせねば。(’18.10/9)

漫画屋無駄話 其の4704
▼「日高屋」門前仲町店の3人掛けカウンターで、先々週味わった怖い体験。午後2時頃。トンコツラーメンをつまみにビンビールを。奥の学生っぽい男と俺の間に女性が。見た訳ではないが、声や服装から婆さんらしい。「まずチューハイ!」いい身分らしくて、視界の端に入る衣装の一部は高級そうだ。鋭い視線を感じる。隣の学生より親しみ易いと? 問題なのは暇つぶしで話し掛けられる事への恐怖。『西海道談綺(八)』(松本清張・文春文庫)も山場。全身をハリネズミ化、何とか悲劇を回避。帰りにレジから一瞥したら、70代後半の赤線の残党風婆さんだった。(’18.10/5)

漫画屋無駄話 其の4703
▼『東京新聞』の望月記者が、へイト本担当者のこういう本で利益を出し、良心的な企画を通してるとの詭弁を紹介。南京大虐殺加担日本兵や、僕ちゃんこと大久保清が、無垢な婦女子に深淵な性の歓びを教えてるとほざくがごとし。小川榮太郎(名優・小沢栄太郎が草葉の陰で慟哭)他の馬鹿の種は尽きないだろう。しかし、当人らより起用する編集者が悪い。『正論』『WiLL』『Hanada』はああいう”商い”ゆえ放っとくしかないが、『SAPIO』あたりは悪質。大口広告出稿元ゆえ放置されてる、講談社、小学館、そして新潮社はより糾弾されるべきだ。(’18.10/2)

漫画屋無駄話 其の4702
▼高崎線、今日は台風余波で快速は動いておらず上野行き鈍行に。所が電車が各駅に詰まってるとかで頻繁に停車、大宮駅着が1時間も遅れる。まだ全面回復してないと言うので京浜東北線に。飯田橋に2時間遅れで2時過ぎに到達。神保町へ出かける気にもなれず。お陰で『三島由紀夫紀行文集』(岩波文庫)を読了。評判通り小説より遥かに読ませるが、田山花袋や若山牧水、正宗白鳥らに比べると数段落ちる。特に海外編は退屈で、白鳥の足元にも及ばない。JR東日本の遅延は常態化してるので、最近は文庫本も必ず2冊は携帯。(’18.10/1)

漫画屋無駄話 其の4701
▼昨今は毎朝母ちゃんの介護まがいの雑事が日課になってるが、それに季節行事の栗拾いが加わわった(裏庭の)。貧乏老人の朝は益々多忙に。今の所は逃げ回ってるが、ゴミ出しさせられるのもそう遠い日でもなさそう(母ちゃんトコのゴミの分別他は既に)。孫の居る人はそちらで気を紛らわせられるのだろう。俺んトコはそんな気配も臭いもない。女房の雑用が上手にこなせるようになった頃は、もうボケ始めてる可能性が高い。人生本当に無情ですね。もっと好き勝手やっとくんだったと、遅過ぎる反省をしばしばするこの頃。(’18.9/25)

漫画屋無駄話 其の4700
▼地下鉄半蔵門線渋谷駅を出た所の「ヴィレッジヴァンがード」へ。雑誌をと思ったがチンプンカンプン。ここがバカップルの散歩道だったのを忘れてた。東急本店内の「丸善ジュンク堂」へ仕方なく初めて。さっきと対極の大鑑巨砲主義の書店。その前世紀の遺物振りは笑い出したくなる程。雑誌1冊買うのに地下鉄大手町駅で乗り換えるかのよう(年寄りの行き倒れ必至!)。無意味な家賃と人件費で、結局は戦艦大和のように南海のもくずに。「書泉グランデ」や「東京堂書店」が大型書店の上限だと。キンタマのでかさ比べの馬鹿らしさにいつ気付くのか。(’18.9/20)

漫画屋無駄話 其の4699
▼「小諸そば」、最近麺や飯の量が増えた気がするが、気のせい? 確かに同店は割合分量が少なめで、若い頃は大いに不満であった(23歳の時に入社した駿河台の編プロ、遠山企画。眼と鼻の先の中央大学学生会館のそばにも、既に「小諸そば」はあった。77年頃)。食欲が衰えた頃に増量されてもなあ。太る体質だから気にしてるのに、困るなあ。残せばいいのだが、百姓の倅としてはそれは生理的に耐え難いものが。昔は筑摩書房が在ったあの辺り。路地裏には個人経営の喫茶店が軒を連ねてたけど、残ってる店もあるのかしら。(’18.9/18)

漫画屋無駄話 其の4698
▼昨夜の「日高屋」飯田橋店点景。隣席の年収200万以下のリリー・フランキー風オッサン。携帯片手に下品な音を響かせすすってたラーメンのつゆを、一滴残らず飲み干したのには別に驚かず。何かは不明だが、もう一皿の残ったキャベツをきれいに食べ尽した後(偉いね)、サラをナプキンで拭き始めたのにはやや驚く。見たとこ2種類の器は両方ピカピカで、洗う必要もない感じ(洗ったろうが)。そういうしきたりの家で育つか、職場で長期勤務を? 刑務所でもそういう習慣があるって話は聞かない。ホッピー片手にしばし考え込む。(’18.9/14)

漫画屋無駄話 其の4697
▼チョイ前まで「嵯峨谷」では2枚もりを。最近は大もりで充分。胃が縮小を?退屈男に勧められて最近かきあげも初めて。う〜む。「キッチンジロー」程ではないが、俺にはここの油は体質に合わない。かきあげだけ家庭料理っぽい「小諸そば」の品を添えたいが、そう簡単には行くまい(生涯の夢?)。「嵯峨谷」と言えば割と日本人従業員比率が高めだったが、神保町店でも一言づつ噛み締めるような独特な会話を聞くように。彼等の基本的権利等をシカトしてのドサクサ導入だから、近い将来大騒動になるだろう。いやもう既に?(’18.9/11)

漫画屋無駄話 其の4696
▼年に2回ある堤防の草刈り日が65歳の誕生日(9月9日)。他の地区は年1回だけど、2回やると市から補助金が出るのだと。勤勉な住民揃いの場所で生活するのも大変。ある年齢になると免除されるが、この種の行事を休むと1000円のいわば罰金が。今回も地区に1人居て、その金を集金して村の経理担当者に納める役が俺んちなのだと。「ホントに嫌な役目ねえ…」と愚妻。公の場所に訴え出ればまず認められない罰則だが、そういう人が居たとの話は聞かない。俺の代になれば、無理矢理氏子扱いして大金をせびる、貫前”極右戦争”神社との付き合いは一切断つが。(’18.9/10)

漫画屋無駄話 其の4695
▼事務所近所の「カレーニッポン」。明かりがついておらず玄関に白い貼り紙。「味に個性が無い店だったし、とうとう閉店か…」近寄って確認すると、改装のための一時的休業と。そりゃめでたいが、改めるべきなのは味と値段のような気も(地味な味の割に結構高い)。夜、例によって駅前の「日高屋」へ。隣の”中肉高背”の中年男。ニラレバいため(ライス無し)、冷し中華、餃子(6個か?)、マカロニサラだを注文、あっという間に平らげて退店。店には有り難いお客さんだが、大学の運動部員でもあるまいし一体ドコに収納されたのか。(’18.9/6)

漫画屋無駄話 其の4694
▼総武線が新宿駅を発車する際に(新宿湘南ライン小田原行きから乗り換えた)、座ろうとして隣の俺に倒れかかって来た50歳前後の男が。突っかい棒白髪爺さんのお陰で大事に至らずに済んだが、「すいません!」との声がない。一喝したろうかと男を初めてジロリ。片手で俺を拝んでるポーズ。減るもんじゃねえし、詫びの言葉くれえケチッてんじゃねえよ。非常識者に年齢格差なし。『東京新聞』群馬版内の安中市特別広報面主幹、樋口聡記者のお役人様万歳記事がこの2〜3日なく、かなり寂しい。支局長、ケツを叩いてやって下さい。(’18.9/4)

漫画屋無駄話 其の4693
▼夏場は神保町の人出が極端に少ないと前から思ってたが、今年は特にそれを。古本屋さん自身も実感してるようだ。「カレーやラーメンばかり話題になっても…」と、「ブンケン・ロック・サイド」の朱唇のゴスロリお姉さん。特にすずらん通りの閑散振りが目立つ。田村の店頭に人垣が出来なくなって久しいし、コミガレも商品不足か空き棚だらけ(客も比例して減)。感じの悪い店「さぼうる」前の混雑振りこそ相変わらずだが、神保町を盛り上げる波及効果は感じられない。俺が知らないだけかもしれないが、街の目玉が減ってるような。(’18.9/3)

漫画屋無駄話 其の4692
▼ああ、こういう公務員犯罪を隠蔽し続けるために、役所は税金で記者クラブを作り餌付けしてるんだなと思わせる、今回のデタラメ身障者雇用の実態。悪の巣窟の一角で机を並べながら、今まで全然知らなかったなんて誰も信じない。裁判所も加わってる所に、大日本国の土人国家振りがあらわ(警察&検察は今の所は上手く隠してるが、すぐにバレる)。公文書偽造が犯罪に問われない疑似国家では、類した犯罪が今後も急増するだろう。「日高屋」のつけ麺風トンコツラーメン(600円)、まずくはないが繰り返してすすりたい程でもない。(’18.8/31)

漫画屋無駄話 其の4691
▼佐川やヤマトの配達員以外にも、前の目白通りの信号を無視して渡る人は良く見かける。昨日目撃したのは女性トリオ。30代前後のお母さん。倍くらいの年齢のお婆ちゃん。そして幼稚園児くらいの女の子。どうみても一族。子供を真ん中に手に手を取っての、超危険な決死行。俺も狭い道での信号は無視する方だが、小学生やパトカーが眼の前に居れば我慢を。このお母さんやお婆ちゃん、かく行為が将来我が子を交通事故に遭わせかねないとは、全然思わないの? 大人2人だけダンプに轢かれろと祈ったが、3人共に無事に横断。ケッ。(’18.8/28)

漫画屋無駄話 其の4690
▼『上毛新聞』の糞拭き紙振りには時々触れてるが、『長崎新聞』も負けてねえな。あおり運転で書類送検された県警幹部を、”50代の警視”と分かってるのに匿名大サービス。しかも結びで不起訴にした長崎地検に対し、理由を明らかにしてないと批判口調。真っ先に批判されるべきなのは、警察特権報道してるお前らだ。記社名は無かったが、これで県警の裏金で繁華街での接待間違い無し(小遣いも?)。職業に貴賤は無いと言うが、記者クラブ加盟記者連中だけは賎民と呼ぶべきだ。誰もが喰うために魂を売った経験があろうが、毎日売ってるのは彼等のみ。(’18.8/27)

漫画屋無駄話 其の4689
▼門前仲町の「日高屋」、建物の排水トラブルとかで臨時休業(シャッター半分閉じ)。その先の「ゆで太郎」へ。神保町付近には無いので本当に久しぶり。あらら。「嵯峨谷」のような番号入り食券システムに。天婦羅付きもりそば(確か560円)と250円で特売中のビールを。カンビールは同店では扱ってないと言うので、仕方なく生ビールを。幸いちゃんと苦味はあった。ただトレイは何とかしろよ。小さすぎて生ビールを落としそうだった。「日高屋」はまだ半シャッター。外人労働社諸君、当然ながら賃金はちゃんともらいなさいよ。(’18.8/23)

漫画屋無駄話 其の4688
▼アガサ・クリスティーをこの歳で初めて本格的に。映画化やテレビ化で大筋はボンヤリ記憶してる場合が多いのに、全然気にならない痛快さ。さすがは女王と呼ばれるだけはある(本物の女王や王様、あるいは天皇それ自体は退屈で興味無いが、かく冠を頂く民間人は割と立派な人物が)。驚いたのが、「ブックオフ」の108円コーナーにはめったに女王の文庫が無い事。先日、高崎大類店には4冊もあって大喜び。門前仲町店も含めて、都内の店舗にはなかなかないような気が。それは軒下コミガレも含む、神保町も同じだと思う。(’18.8/21)

漫画屋無駄話 其の4687
▼御用芸人の大御所として、やや逡巡の振りを示す知能犯の北野武と異なり(芸が深い?)、嬉々とアベと新宿御苑で桜見物していた純粋サンピンタレントの太田光。日大芸術学部裏口入学報道の件で、夫以上に愚かそうな女房が新潮社を訴えると吠えてたが、依頼する弁護士が橋下と聞きお口あんぐり。痴呆夫婦振りはシンゾー&アキエ真っ青。この芸能界のアベ夫婦、多分新潮社を訴えないだろう。ポーズで書類くらいは揃えても、陰でアベトモ粗芸人の特権を駆使、夫婦揃ってアベのケツを舐めまくるはず。サンピン御用金の亡者芸人の今後の動向に注目。(’18.8/13)

漫画屋無駄話 其の4686
▼コラム「大波小波」は糞退屈だし、宮内庁御用達歌人、永田和宏のハレンチ連載は毎週だしで、めったに読まない『東京新聞』文化欄。辺見庸が書いてたので久々に。村上春樹、オウム死刑囚の大量虐殺は仕方ないと『毎日新聞』でほざいたのだと。彼の昨今の腰の引けた政治的発言は、所詮はノーベル賞狙いのハク付け。黙ってりゃいいのに馬脚を。金持ちは資産の増加に比例して物質的にも精神的にも吝嗇化すると。ただ怯えながら名誉心は放棄出来ないらしい。桑田圭祐もだが、勇気を放棄した段階で名誉欲も同時に捨て去るべし。勲章の寿命は短かいのに。(’18.8/10)

漫画屋無駄話 其の4685
▼立憲民主党の支持率低迷中と。当然だ。同党の姿が昔の社会党みたいに見えないもの。ただ当時は薄給ながら理想を抱いてた下級公務員が、いざ選挙となれば足に。今は貴族化した彼等、国民何たら党の隠れ支持者化し、原発&貴族生活死守オンリー。それゆえ各地の選挙じゃ絶対に与党と乱交しちゃいけないのに、横浜市長選に続く長野県知事選での醜態。特に街頭演説会を増やしてるとも聞かない。敵は警察・検察・司法に加え、NHK以下の御用マスコミを支配下に。負けを怖れたり面倒臭がってちゃ、痴呆犬食い坊っちゃんを更に突き上がらせるのみ。(’18.8/9)

漫画屋無駄話 其の4684
▼毎日乗車してる最寄り駅の落雷、居合わせた女性駅員さんの話では凄かったらしい(6日夕方の6時過ぎ)。線路鉄柱の電気器具と事務所内の変圧器が次々に発火。ビックリしてると今度は更に駅舎上の電線が、巨大なネズミ花火状態になったと。「雷が落ちるのは2度目ですが、今回は寿命が10年縮みました。お客さんにケガ人が無くて良かったです」(ちょっと得意そうな所も)『東京新聞』群馬版安中市特設欄で、毎日役人オベンチャラ記事を書いてる樋口聡幇間記者よ。たまにゃ足を使った記事を書きたまえ。今日もゴミ安中ネタが掲載されてたな。(’18.8/8)

漫画屋無駄話 其の4683
▼毎日がドラマチック過ぎる各駅遠距離通勤。昨日は朝JRが1時間以上遅れてウンザリしてたが、夜高崎に舞い戻ると上信線が高崎と富岡間を折り返し運転中と。夕方の雷雨時、よりによって俺が毎日乗車してる駅に雷が落ちたらしい。富岡と下仁田間はバスの代行運転中と。今朝もまだ動いてなかった。富岡より奥は乗客も極端に少なくなるので、上信も復旧作業に力が入らないのだろう(午後3時過ぎにやっと復旧)。今夜は何が?「シネマヴェーラ渋谷」に行く予定だから、渋谷駅から湘南ラインで帰るか。下りに乗るのは初めて。(’18.8/7)

漫画屋無駄話 其の4682
▼今日も岡部付近の人身事故とかで、高崎線は1時間以上の遅れ。乗客ももう慣れてますってな顔。文句言われるのを避けてか、駅員もホームに姿を見せない。上から腐ってる今の日本らしい景色とも言えるが。蕨の芝園団地時代、京浜東北線はこんなに遅れなかったよ。俺が知らなかっただけで、高崎線や宇都宮線は昔からこうだったのか? プリプリしては血圧に悪いと読書に神経を集中させてるので、往復で厚めの文庫本も読めちゃう。本当は復旧の襲いJR東日本に感謝すべきなのか。結局、第2の上尾事件を起こすしかあるまい。(’18.8/6)

漫画屋無駄話 其の4681
▼珍しく本業が地獄のように忙しかったので、驚いた老体がガタビシ。平凡で平穏な毎日が遅れないものかね。貧乏暇なしとは至言であるな。既にうろ覚えだが、出版バブル期は今ほど忙しくなかったよ。いい証拠にこの無精な俺が、札幌だ博多だと旅してたんだから驚く。人が使えてたから、仕事を押し付けられたのだね。その点今は100%自前。家族にはネームのデータ打ちなどを時々手伝ってもらうが。もう旅行なんて死ぬまでしないんじゃないかとの予感さえ。流れ者に昔から憧れてはいたけど、体質的にやっぱ無理だな。(’18.8/3)

漫画屋無駄話 其の4680
▼出稿も無さそうなので、朝一番で「シネマヴェーラ渋谷」のフリッツ・ラング特集へ。ビデオでしか観てない『外套と短剣』。ものすご〜い保存状態の良さ。古本屋なら”極美”と謳う商品。ちと長すぎてダレる場面もあるが、73年も前の極美場面にはついうっとり。ドイツからアメリカへ亡命した人らしいけど、こういう監督は幸せ。葬式の香典から小津安ニ郎の借金を回収してったので有名な、松竹みたいな会社で仕事してちゃ、6年も新しい『東京物語』でさえあの無惨さ。しかも同社、今になって平然と寄付で補修せんとの根性。その心臓はシンゾー真っ青。(’18.8/2)

漫画屋無駄話 其の4679
▼在来線の混雑もたまにはいい事あるね。昨夜は隣にショートカットで白いシャツ、黒いタイトスカート姿の聡明そうなお嬢さんが着席。例によって終始スマフォと首ったけだったが、いい香りはするし、汗を拭うハンカチさえ神々しく見えた(もちろん下さいなんて言いませんよ)。熊谷の幾つか先で降りちゃったのでガックシ。今度、醜い婆さんが隣に座ろうとしたら、鉄びし代わりに画鋲でもまくか。夕方、普段はまず縁の無い神田駅で降りたので、駅周辺を散歩。学制時代、大手町寄りのタイムライフ社でバイトしてたのをふと。(’18.8/1)

漫画屋無駄話 其の4678
▼在来線通勤て、他人と接する機会が急増。新幹線は肘掛け付きシートだし、上信線はガラガラなので人とまず隣り合って座らない。高崎線は熊谷過ぎれば文字通りの通勤列車で、山手線や京浜東北線と同じ。今日の隣に腰掛けた50代前後の女性は、2つの手提げカバンの中身を終始出したり入れたり。その度に汗ばんだ肘が俺に当たって気色悪いったらない。数日前には20代の落ち着かない兄チャンが、スマフォ片手に足を組んだり手を伸ばしたりでイライラ。満員電車を毎日利用してるとあれが普通なのか? 慣れるまで時間がかかりそう。(’18.7/31)

漫画屋無駄話 其の4677
▼今日「珈琲美学」で開いた『日刊スポーツ』の「政界地獄耳」が、アベネトウヨ政権の罪状をコンパクトにまとめてて感心。ホント、何ひとついい事してねんだと改めて。こんな馬鹿を6年も放し飼いにして来た国民は(選挙権があるのに)、侮蔑の対象にしかならないな。もの好きにも放射能を浴びに来日した外人さんの多くも、内心そう思ってるのだろう。「珈琲美学」のマスターも歳を取った。その証拠にしょっちゅう物を落とす。握力が衰えるのだ。我が家の台所でも似た騒音が頻発。一方、箸があの歳で使えないアベ。馬鹿の握力は衰えないに違いない。(’18.7/30)

漫画屋無駄話 其の4676
▼「日高屋」の各種サービス券は、面倒なのでもらうだけで使った試しがない(未だ貧乏さが不徹底?)。ポイントカードにしてくれないかなぁ。設備投資が大変ならTカードに加盟するとか。外人労働者にあるいは教育しづらいのかな。俺には凄く無駄なサービス券。わざわざ断わるほどの代物でもないので、頂いてはゴミ箱に。コンビニのストローは断わる価値があるけど、あれはねえ。しばらく行ってない「ゆで太郎」のように、積んで置くだけにすればいいのに。あれを大量に持ち帰る客は、絶対に居ない…とは言えない客筋だが。(’18.7/27)

漫画屋無駄話 其の4675
▼杉田何とかいう愚鈍さがストレートに顔面に出過ぎた女性国会議員が、至極当然な集中砲火を浴びている。ただ掲載した『新潮45』や版元の新潮社がおとがめなしなのは片手落ち、いや両手落ち。確かに同社は伝統的な保守反動出版社。これは勝手。だが最近は『週刊新潮』も含めてネトウヨ路線に大きく舵を。似た体質の版元の文藝春秋との違いだ。メディアは大手広告主だから忖度、物書きも将来仕事がなんて邪念を抱いてる故の惨状。小沢一郎冤罪事件の際に、頭に終始「私は支持しないが…」と付け加えてた、青木理の世間知に皆学び過ぎ。(’18.7/26)

漫画屋無駄話 其の4674
▼『東京新聞』群馬版の樋口聡記者、益々ペンが冴えまくり(ワンコロ記者クラブ記者の鑑!)。今日も安中警察署署長が、交通安全を訴える標語や絵を車体に自費で施した、トラック協会幹部に感謝状を授ける写真入り記事が(署長の部下は、大量の同紙切り抜きスクラップ帳の置き場に困ってるはず)。でも『東京新聞』、ホントに大丈夫? マラソンの前後には大量の地元企業の広告出稿が。まさか、まさかだよ。『徳島新聞』が阿波踊りを食い物にしてたような真似はしてねえよな? ここまで厚顔に安中市の役人の肛門を舐めてると、つい疑ってしまうよ。(’18.7/24)

漫画屋無駄話 其の4673
▼快速でも各駅でも、在来線てのは覚悟してたけど乗りでがある。アガサ・クリスティーの、『邪悪の家』(ハヤカワ文庫)の後半200ページを読み終えてもまだ埼玉県内。林芙美子の『晩菊/水仙 他』(講談社文芸文庫)も結構読めた。朝の在来線出勤は今日が初めて。快速をただ見逃したりで、慣れるのには時間もかかりそう。こういう面、我ながら本当に不器用。文字通り通勤時間が労働時間を上回る事に。この調子じゃ余生なんて言葉とは生涯無縁か。皇族以下の公務員貴族を支える馬鹿な日本人の宿命なのか。(’18.7/23)

漫画屋無駄話 其の4672
▼ただ俺もそんな体裁のいい事ばかり言える立場じゃねえ。店内の構わなさじゃ定評がある「秀栄」の、古くからの常連なんだし。しかし写真がかもし出す不潔感て、実物にない異様な迫力があるのも事実。これは店名のレタリング文字にも当てはまる。素人看板文字の店で、高額商品は買う気にはなれないもの。弁当は決して高くはないが、健康と直結してるからね。早くあのお弁当屋さんにも気付いて欲しいが…。姿を見せなくなる前に、きっと美味しいのだろうから1度は購入したい。ただこの猛暑じゃ、また考え込んでしまうのも事実。(’18.7/20)

漫画屋無駄話 其の4671
▼近所のマンション前の空き地で、しばらく前から車での弁当販売が週に2回ほど。1日は「吉野家」を含む2台。もう1日は小型車1台のみだが、やや苦戦してるように見える。俺には理由が何となく。弁当見本の写真にあると。軽費節減のためだろうか、明らかに素人写真なのだ。全体に妙に茶色っぽくて、とうてい食欲をそそる出来ではない。清潔志向のOLなど、嫌悪感を抱く可能性も。経営者が不器用なんだろう。「見かけより中身で勝負!」その意気や良し。俺も1度は買おうと近づいたが、う〜む。身だしなみももう少し考えてくれると…。(’18.7/19)

漫画屋無駄話 其の4670
▼右翼天皇主義者だから同調する気は毛頭ないが、適菜収のツイッターは頻繁に覗く。物の選択や見方が公平なのだ。その彼が小沢一郎と小泉元総理は信用すべきでないと、妙にかたくなな姿勢を。確かにその通りだが(特に小泉は)、今はホラ吹きシンゾー撲滅が第一。国民民主党の反共主義同様に不毛。誰かにもたしなめられて、やや軌道修正したようだが。そうだよ。連立政権の相談をしてる訳ではない。気狂いを列車の運転席から引きづり降ろそうという段階。違法でない限りは、使える手段をブロックすべきではない。共産党の忍耐心を見倣うべき。(’18.7/17)

漫画屋無駄話 其の4669
▼その『東京新聞』政治面、例のシンゾー一派のハレンチ宴会写真をなかなか掲載しなかったが、ようやく昨日小さく(「こちら特報部」は1日早かった)。いずれにしろ、本件での同紙は他紙と代わりばえせず。特に政治部はNHKや産経とドッコイだと良く分かってお勉強に。中盤の勤め人用ハウツー記事に、『夕刊フジ』並の駄記事が増加中なのは遺憾だが、やはり『日刊ゲンダイ』は立派だった。国会議員で言ったら山本太郎か。3カ月に1度の5000円政治カンパは、やはり彼に集中させよう。日高屋人の義務かも知れない。(’18.7/13)

漫画屋無駄話 其の4668
▼気分が落ち着くなあ。今日もまた安中市の市長や警察署長が、市民に交通安全を呼び掛けたという写真入り記事が、『東京新聞』群馬番に。もちろん、樋口聡記者の署名入りだ。市長や署長の部下が、嬉々と記事を切り取りスクラップ帳に整理してる様が眼に浮かぶ。ただ思う。こういう仕事は本来の彼等の職務(短歌集の自費出版とは性格が異なる)。つまり他の市町村でもほとんど実施してる季節行事。「何で安中ばかり取り上げる?」との苦情が、前橋支局にも入るんじゃ? その際の支局長や樋口記者の弁明を、脇で立ち聞きしたいもの。(’18.7/12)

漫画屋無駄話 其の4667
▼しかし自国民が200人も死なないと、盗人最高責任者夫妻が”海外税金バラマキ漫遊旅行”を中止しない国ニッポンて、やっぱりスゴイ!(素直な気持ちで)7人殺しももうすぐだし、あの夜の暗愚シンゾーは天皇裕仁にでもなった気分だったのだろう。宴会批判記事、『日刊ゲンダイ』は一面トップに写真もドカンと掲載、やるべき事をキッチリ。『東京新聞』は情けなかった。ベタ記事で無論写真も無し。「こちら特報部」に見開きで写真を掲載すべき、特大ハレンチ事件だろうが。オーナーの介入でもあったのかとつい推測を。(’18.7/10)

漫画屋無駄話 其の4666
▼前回の本欄での「日高屋」の件。確か俺はその夜、最後の方でギンナンもつまんだ。打つ際にはレシートをすぐ横に。家に置いて来たので確認しようはないが、「ダメね」の外人さんが記入し忘れたのか、俺が見落としたのか非常に気に。だいたい”日高屋人”ともあろう者が、不確かな文章を書いてはいかん。記者クラブ所属ボンクラ自称記者を笑えない。今日も飯田橋駅前の店舗で冷し中華をすすりたかったが、「東京堂書店」1階で待ち合わせてる古ツアとの約束に遅れそう。涙を飲んでセブンのスパゲティのチンに。シクシクシク。(’18.7/9)

漫画屋無駄話 其の4665
▼昨夜はその点やや飲み過ぎて反省。瓶ビール、ホッピーセット、日本酒(2本)、イカ揚げ、マカロニサラダ、やきとりで合計2380円。要は日本酒が1本多かった。業界歴41年の64歳の爺さん編集にしては、ささやか過ぎる酒宴だ。この程度の生活レベルを維持のために、片道3時間半の通勤に挑戦するとはカミカゼ特攻隊並。精神主義は大嫌いなはずなのに。国家も個人も断崖に追い詰められると、そういう傾向に走りがちだ。俺の場合は命を捨てさせられる訳ではないので、無理ならまた考え直せばいいのだけれど。(’18.7/6)

漫画屋無駄話 其の4664
▼今は余り聞かないが、以前は”朝日人”という言い方が。「天声人語」なる厚顔コラムを一面に掲げる新聞社らしい傲慢さだが、多分”岩波人”なる呼称もあった可能性が(さすがに”筑摩人”はなかったろう)。それに比べれば「日高屋」ヘビーユーザーの我々が、”日高屋人”を自称するのは可愛いものだ。で、全国の日高屋人の皆様は、1度でどの程度の出費を? 筆者の場合はだいたい2000円前後。それが一番程良く酔える(財政的にも)。300円以上オーバーするとたちまち二日酔気味に。若いとコレじゃでかい気分になれないか?(’18.7/5)

漫画屋無駄話 其の4663
▼今朝の北陸新幹線「あさま」612号。1号車の1番前、3人掛けシート窓側に座っていた、脱ぐ前の島田陽子似のお姉さんが困惑の表情。乗客は2割前後でガラガラなのに、俺と同様に高崎駅から乗った野球帽かぶった学生風のやせた兄チャンが、彼女のすぐ隣に着席。陰気そうだが特にイカレてる風はない。とはいえ無気味だろうよ。意を決して移動する陽子さん。一方男は眼で追う訳でもなく、窓際に移動してボーっと外を眺めたまま終点東京駅まで。後をつけてみたい衝動にかられたが、雑用も2〜3あるし仕方なく中央線ホームを目指す。(’18.7/3)

漫画屋無駄話 其の4662
▼『東京新聞』群馬版の”安中市の広報紙化”に更に拍車が。同紙は地方紙屈指の糞拭き紙『上毛新聞』と並ぶ、安中市主催の”安政遠足侍マラソン”の後援新聞。幸い中央紙は噛んでないし、ブロック紙が田舎新聞に負けられるかの心意気なのだろう。会社に糞忠実なのは呆れるがまあ勝手。ただその忠誠心が、単に公務をこなしてるだけの市内各種役人の馬鹿ツラ写真を、紙面に連日掲載してヨイショするだけってのも、実に芸がないな樋口聡クン。日々警察署や消防署上層部の肛門をドリル舌で舐めながら、記者クラブボンクラ記者は”成長”する訳だな。(’18.7/2)

漫画屋無駄話 其の4661
▼7月中旬に切れる新幹線定期代(3カ月間で約30万)を、どう工面したものかと悩んでる間に、とうとう上信線の定期までもが8月末に切れると判明(半年間で約14万)。上信線定期はともかく、新幹線定期は今の俺には贅沢過ぎると充分に認識。けどこれが無いと、本業終了後に各種名画座や「国立”アベトモ”映画アーカイブ」他に通えなくなるし。あの世に持ってける訳でもないしと、昔の貯金をボロボロ取り崩してるが、いつまで持つのやら。年金が秋から支給し始められるらしいが、焼け石にカエルの小便だろうなあ。(’18.6/29)

漫画屋無駄話 其の4660
▼土地改良事業を控えて、アリバイ作り的に大規模な遺跡発掘調査が自宅付近で。柄の悪い連中が多数出没し始めると同時に、村のアイドル雉夫婦の鳴き声が激減。心配だ。まだ雉鍋には季節がらされて無いとは思うが…。白鷺、鴨ファミリーも以前より見掛けなくなった。”文化的公共事業”とやらで、眼前の自然や生き物が被害を受けねばいいが。借りて頂き耕作してもらってる我が家の田んぼも青々。田植えが遅れてたので心配してたが、毎年有り難うございます。井上ひさしでは無いが、農業を金だけで換算するのは大きな間違いだ。(’18.6/28)

漫画屋無駄話 其の4659
▼初冷やし中華は専大交差点裏手の「たいよう軒」に何となく決めている。だが今年は水道橋の「日高屋」で(例の出版クラブの悪趣味バブルビル近所の)。「これで530円かよ!」言葉にこそ出さなかったが、麺もつゆも具も立派なもの(正直、昔はまずかった)。ただ具を別皿にしてるのはどうか。俺は「三好弥」のカツ丼別皿要求野郎を連想して特に不愉快なのだが、ここも従業員は余計な皿洗いに時間を取られる。別皿式は即刻中止を。530円でそこまでサービスする必要無は無い。例の餃子爺さんと言い、無駄なサービスがモンスター客を育む。(’18.6/26)

漫画屋無駄話 其の4658
▼例の「日高屋」餃子事件のてん末が遂に明らかに(ラーメンと餃子を注文した糞爺さんが、餃子を1個食べた後でキャンセルを申し出た事件)。「ダメね」との外人従業員の一言で、腐れ爺さんも大人しく従ったのだと。「ダメね」素晴らしい言い回しではないか。「ダメ」だと角が立つが、”ね”のお陰で何とも言えないユーモラスな響きが。以降我が家でも乱用されまくり。「何か新しい入札あったか?」「ダメね」「もうあんたの従兄たちの葬式に行くのはまっぴら。自分で行きなさいよ!」「ダメね」ソフトで無敵な拒否言葉の誕生だ。(’18.6/25)

漫画屋無駄話 其の4657
▼神楽坂の出版クラブに最後に行ったのは、日本出版社のパーティ。同社、戦時中は海軍系の戦意高揚出版物を多数刊行した、戦犯出版社としても有名だった(研究書には講談社や主婦の友社と並び名前が)。当時の雑誌の復刻版を出したのだ。矢崎泰久の弟でもある社長はリベラリストだが、歴史的価値を名目に世相に迎合、一山狙ったと思われる。出入り業者の俺も1冊強制的に買わされた(即ヤフオクで叩き売り)。結局ほとんど話題にもならなかった。請けてたエロ漫画誌も次々に廃刊、同社との縁も切れた。パーティ会場では俳優の草薙幸二郎を見掛け、図々しく日活時代の話も伺った。(’18.6/22)

漫画屋無駄話 其の4656
▼「神保町シアター」帰りに「日高屋」水道橋店へ(時々店舗を変更して気分転換を)。道を隔てた巨大な新築ビルをふと見上げてビックリ。前と横の壁面に出版クラブとのゴナOSタッチの文字が。猛スピードで地獄へ落下中のたそがれ業界が良くもまあ。少子化時代も忘れて地方の駅弁大学が、巨大なキャンパスを造営するがごとき異様な景色。まあ、神楽坂のひなびた建物にもパーティの類いで3〜4回行ったのみ。40年以上業界に生息してても、底辺の下請け者には無縁な施設。この完成する前から廃虚化したビルにも、足を踏み入れる機会はあるまい。(’18.6/21)

漫画屋無駄話 其の4655
▼その「日高屋」、意識的なのか無意識なのか不明だが、個数の多いつまみが多い(焼き鳥ネギあえ、ギンナン、マカロニサラダ他)。下戸の人には想像し難いだろうが、酒飲みの口は実にいやしい。同じ酒でもつまみがないと、数段味が落ちて感じられる(損した気分)。貧乏人の場合はつまみの質は問題外。要は一杯ごとの舌の感触が変わればいいのだ。その点、味はスタンダードでも数の多い「日高屋」のつまみ類はうってつけ。安いから、ビンビールがあるから、夜遅くまで営業してるから等だけが、繁盛の要因でなないと思われる。(’18.6/19)

漫画屋無駄話 其の4654
▼「日高屋」でラーメンと餃子を注文。餃子を1個食べた後でキャンセルを申し出た腐れ爺さん客の話の落ち、昨日のみちくさ市で「古書現世」の向井透史に聞き忘れた。このまま交通事故死してしまったら無念でならない。だからってわざわざ電話やメールを打つほどの問題でもないような。ああ、心底イライラする。どうすればいんだこんな時は?(どうにでもしろよ馬鹿野郎が)だいたい向井の野郎が煮え切らない書き方をするからいけない。この種の観察談には、必ず結末を付記する社会的合意が必要だ。法律はなじまないな。(’18.6/18)

漫画屋無駄話 其の4653
▼メール連絡が増えたせいもあり、最近は一日中事務所の電話が鳴らない日が多い。たまに鳴ると愚娘らへの用事だったり(各種セールスや同人誌の印刷所他)。電話嫌いの俺には好都合だが、比例して口座への振り込み額も減少の一途。永遠に「日高屋」や「まさみ」、「秀栄」や「三好弥」エリアから脱出不可能なままくたばるのか?(特に抜け出したくもないが、たまには違う店にも行きたい)。国民年金の書類も書き込んで役所に行かねばならないし、裏の川の草刈りもあるしで、雑用の類いは増える一方。隠居なんて幻の言葉だよ。(’18.6/15)

漫画屋無駄話 其の4652
▼『日刊ゲンダイ』の誰が読んでるのか想像のつかない連載で(俺も数年振り)、老いるとは外見に構わなくなる事だと五木寛之。確かに。ボケ母ちゃんは食事の際に脚を投げ出すようになったし(楽だと)、俺も自らの薄毛に無関心。愚妻のつまみ食いによる肥満も止まらない。ただ思う。老化は従わざるを得ない眼の前の現実。繕う事は出来ても基本的に抵抗不可能。その繕いも度が過ぎると醜悪の限りなのは、経験上承知している。アベネオナチ内閣のように、いくらデタラメな閣議決定をしようが、国家のシワやシミ、あるいは裂傷が消えないように。(’18.6/14)

漫画屋無駄話 其の4651
▼見過ごしてた。「東急百貨店」本店横の「嵯峨谷」にも、ちゃんと無料わかめコーナーがあるじゃん。壺入りじゃなくて、おそばを受け取るカウンター横に山盛り。ココだと従業員の眼もあるから、わかめ大食い野郎も跋扈しずらいだろう(凡人の希望的観測)。一方こういう支給方式が、そばの上にドサリとわかめを置く悪習を流行らせるだろう。時たま唐辛子をつゆの容器内にではなく、もりそばに振り掛ける人が居るが、類した違和感を。食事の習慣が変化するのはやむを得ないが、もりそばの頂上に盛られたわかめは、濃緑色のお蚕様の糞を連想させる。(’18.6/13)

漫画屋無駄話 其の4650
▼『東京新聞』群馬版に高崎署の警官が酔っぱらい運転で送検されたとの、ご親切な匿名報道。せめて懲戒免職かと思いきや、依願退職と(退職金満額支給)。今朝の群馬番にも他県で教員やってる男が、帰省中に酒酔い運転で逮捕と。本名、年齢入り。当然教員は首だろう。こういう警官の裏金と並ぶ異様な特権を、ヘラヘラ報じてる記者クラブ所属ワンコロ自称記者ほどこの世に気楽な稼業もあるまい(植木等もあの世で真っ青!)。県議会や国会で誰も問題にしないのも謎。山本太郎や森ゆうこに、ひと肌ないしふた肌脱いで欲しい。(’18.6/12)

漫画屋無駄話 其の4649
▼新幹線内での車内マナーは最低だけど、政治意識は群馬県人より遥かにまともな新潟県人なので期待してたが、惜敗とはいえ昨夜はガッカリ。東電労組を抱える連合がこっそり票を回したんだと思った人は多いはず。俺もそうだと。選挙は小沢一郎じゃないけどとにかく勝たないと駄目。けど野党が共闘出来るだけ新潟には救いが。群馬の連合なんて昔の同盟そのもの。公然と今どき反共主義を振り回してるし。復活した憲兵隊が市民を無差別に銃殺したとしても、彼等は共産党よりマシとほざきながら、弾幕に飛び込むでしょうね。(’18.6/11)

漫画屋無駄話 其の4648
▼外人観光客って、欧米、アジア、その他を問わずに全般に体格いい。男女共にでかいカートを2個ヒョイヒョイ(中国系はビッグな乳母車が多いが)。1個だけで振り回されてる感じの日本人。良く彼等を相手に戦争する気になれた。帝国陸軍が物資の現地調達を基本にしてたからとはいえ、各兵隊の背嚢類にも格段の差が出たろうし。大和魂だけじゃ腹は膨れない。データ確認した訳ではなくイメージのみだが、日本人の体格って劣化してない? 年収200万以下じゃそうなるか。年間3万人が自殺する精神構造もチョットだけ理解した気分(錯覚?)。(’18.6/8)

漫画屋無駄話 其の4647
▼高崎や前橋に拠点を置く地元デパート「スズラン」。高崎は音楽センターの手前にあるが、行く度に規模が縮小されてる感じ。別館、靴売り場ビル、スポーツ館…。本館こそ未だに堂々たるものだが、先祖が蒐集した骨董品を片っ端から叩き売ってる風も。高崎駅構内の出店業者が繁盛するのと反比例して、日々衰退する地元商店街。高崎に限らない。JRの財産は元々国民の物だ。彼等のあこぎな商売に法規制を加えないと、周辺商店街は滅亡する。納税者がその気もないのに、自分の金で毒飲んで自殺するような景色、溢れ過ぎだよ。(’18.6/7)

漫画屋無駄話 其の4646
▼上信線高崎駅改札口での愚かな風景。ワンマン運転のために終点高崎駅では精算客が多い。朝方は駅員2人で改札口2カ所。精算専用窓口も1カ所。精算窓口は列が出来てる場合が多い。面倒がって改札を出る際に不足分を出す客も。無論ピッタリで、渡して即通り抜けるならさほど問題ない。だが沿線住民の知的水準はシンゾー&アキエ真っ青。札を出して釣りをもらおうとする。その際に改札通路に立ち塞がり、通り抜けを妨害。精算所ヘ行けと言わない馬鹿駅員、黙ってるだけの後続客といい、日本の明日を眺めるよう。俺? 誰だろうと「邪魔!」と押し退け通過。(’18.6/5)

漫画屋無駄話 其の4645
▼俺以上の「日高屋」ヘビーユーザーらしい「古書現世」の向井透史が、イカし過ぎた老人客についてつぶやいていた。ラーメンと餃子を注文。餃子を1個食べた後で、喰い切れそうにないからと、キャンセルを申し出たのだと。余りに呆れ果てたせいか、詳しいてん末は書いて無かった。幸い今月の17日は、鬼子母神通り商店街恒例のみちくさ市。向井代表に詳細をジックリ聞かねば。それまで気になって夜も眠れそうにないのがつらい。あるいはこの老人、元太陽族なのかしら。何の根拠もないのだけれど。石原慎太郎なら言いそうだし。(’18.6/4)

漫画屋無駄話 其の4644
▼渋谷の東急本店と道を隔てた「嵯峨谷」にも、「シネマヴェーラ渋谷」帰りに時々。場所柄、時間的には結構混雑するが(貧乏そうな外人客多し)、案外落ち着いて食べられる。理由は明白。ココ、「八重洲ブックセンター」裏の「日乃屋カレー」がらっきょを置いてないように、無料わかめが用意されていない。異様な”わかめ大食い男”に気分を害されないで、2枚もりそばをすすれる。通ぶってわざと大音量を立てたりする糞馬鹿客までは避けられないが、”わかめ〜”に比べれば村の雉夫婦のように可愛いもの。他店舗も見倣うべし。(’18.6/1)

漫画屋無駄話 其の4643
▼良かった。ロシア記者暗殺の報は、殺害防止策の一環だったと。ロシア政府が怒ってる所を見ると、情報は事実だったのだろう。連中、腐ったプライドにかけてまた襲って来る可能性大。日本じゃNHKやナベツネに代表されるように、政権のスポークスマンやりながら高給をもらい、退職後も官僚同様に役所周辺団体に天下る、特権階級と認識されているジャーナリストという職業。各種辞書類も注釈で、世界基準との落差を具体的に説明しないと、岩田明子みたいな佐藤優レベルのド腐れ人間が、胸を張ってられる社会構造は変わらない。(’18.5/31)

漫画屋無駄話 其の4642
▼ロシアの反プーチン派ジャーナリスト、アルカディ・パプチェンコ氏が射殺されたと。無論プーチン親衛隊の犯行だろう。暗愚アベとの無意味な会談の遅れは、その打ち合わせだったかも。帝政時代の完全復活だ。これからもまともなジャーナリストは次々に殺され、勇気ある後継者も続々と登場するのだろう。殺される可能性はゼロなのに、年収約2000万と天下り先が確保したくて、シンゾー&アキエの腐乱肛門をしゃぶりまくる、岩田明子(NHKの象徴)以下のジャーナリストを自称する、政治家や官僚の薄汚れた飼い犬たち。確かにこれまたニッポンスゴイ!(’18.5/30)

漫画屋無駄話 其の4641
▼公金泥棒首相夫妻が、国会論戦回避のために公金遣ってロシアに押し掛けて、公金を貢いだプーチンにまたもやコケにされまくり。これを愛国者の行動と解釈出来る、自称右翼の精神構造がうらやまし過ぎる。そういう馬鹿の極致のドタマだと、生きてても怖いものなど存在しないはずだ。つまりシンゾー&アキエレベルの家畜以下動物の強みって事だな。牛馬以下の存在が、5年間も最高権力者に。職員年収約2000万のNHKじゃないが、やっぱり凄いよニッポン。警察・検察・司法関係者は、良く平気で給料がもらえるとただただ驚愕。(’18.5/28)

漫画屋無駄話 其の4640
▼先週、恒例の「神楽座」での大映旧作上映会に行く前に(チビ剣士が主役の、『犬神屋敷』なるアガサ・クリスティのパクリ時代劇)、角川書店部落入口の「日乃屋カレー」に。ガックリ。壁の素敵なビンビールの表示が、生のそれにすっかり入れ替わっていたのだ。店員に確認した訳ではないが、多分愛しのビンビールは放逐されたのだ。「もうビンの時代じゃないですよ。利幅も片付けもナマの方が絶対に上!」てなド百姓野郎の入れ智恵に、唯々諾々と従ったのか? だとしたら愚かな決断。入念なポップを何毎も作ったのに全て無駄。残念至極。(’18.5/25)

漫画屋無駄話 其の4639
▼今回のコミックスネット配信料は予想より額が少なかった。道楽の政治カンパ5000円は臨時に休む事に。国際ジャーナリストらしい田中龍作は今後もどうでもいいが、山本太郎への少額政治献金は早めに復活させたい。特に当てがある訳じゃないが、5000円くらいは捻出できるはず(希望的観測)。浜野佐知監督も新作準備で資金協力を呼び掛けてるらしい。チャリンだが今までは協力を。アリバイ作りの必要がありそう。金持ちは人付き合いどころか会話も避けるそうだが(情が移るので)、貧乏人はなかなかそうは行かないな。(’18.5/24)

漫画屋無駄話 其の4638
▼ワカメ大喰い男が怖いのでしばらく行かなかった「嵯峨谷」へ。落ち着いて食べられたが、いざワカメ男が居ないとなると寂しい気も3グラム位は。試しに俺もワカメをおつゆに少し。特にうまくもまずくもないが、コレをあんだけ食べられる人間の味覚も驚異的。味覚と言うよりか、牛馬が飼葉を喰いまくる心境なのかも。その心境は無論牛馬以下と思うが。ちなみに彼等はワカメをつゆにではなく、そばの上にちょこんと置く幼児的傾向があるので、発見は案外たやすい。身なりも割と平凡。立ち喰いそば屋は人間百貨店、いや最高の人間喜劇の場だ。(’18.5/22)

漫画屋無駄話 其の4637
▼裏金ゴロツキ警察や調活費泥棒盲腸検察、更にヒラメ人質司法や役人の下請け大マスコミのお蔭で、すっかり柳沢吉保時代になっちまった美しくない国ニッポン。ただ人物事典の類いを見ると、吉保は詩歌をものしたり、今に名を残す学者をはべらす一面もあったと。箸も使えず各種行儀の躾はゼロの舌出し犬食い三昧。小学生程度の日本語も読めず書けずの、暗愚赤ちゃんシンゾーとは大違いだった模様(はべらせる学者もあちらは荻生徂徠で、こちら桜井よしこやケント・ギルバート)。それでもシンゾー大好きが3割も。3割が7割、いや10割の人々を滅ぼす。(’18.5/21)

漫画屋無駄話 其の4636
▼その「日高屋」、唐辛子は請求しないと出してくれないのは有名。ソースもテーブルには置いてない。イワシフライには小皿入りソースが。無い訳では無いのだな。最近メニューから消えたポテトサラダ。大好きなので毎回頼んでたが、あれには田舎じゃソースを必ず。血圧のせいもあり敢えて尋ねなかったが、言えば出してくれるのか? いやね。こういう従業員がコマネズミのように働く店じゃ、余計な手間をかけさせたくないし。妙に通振る底辺客、特に老いぼれくらい見苦しい者は無いし。唐辛子やソース、埼玉県日高町出身の創業者が嫌いなのか?(’18.5/18)

漫画屋無駄話 其の4635
▼ヘビーユーザーには有りがちだが、気付けば昼も夜も「日高屋」だったなんて事が時たま。昔はちょっと寂しい気がしたが、最近は「それでいいじゃないか。幸せなら!」。別に幸せじゃないけど、前ほどは確かにそういう自分を卑下しなくなった。ただ卑下したくなる客は相変わらず。口があるのに「ピンポン!」押しまくる奴は特に。ガキかよテメー! 以前ほどは乱用されなくなったが、店舗によっては今もピンポン地獄。店の構造のせいもあろうが、「新文芸坐」近くの店舗はピンポン騒音がひどいので、俺は絶対に行かない。(’18.5/17)

漫画屋無駄話 其の4634
▼また今日も「嵯峨谷」で無料ワカメ異常大食い男を目撃。前の男とは別人で、30代半ばのやせたチョビヒゲ男。もりそばの上にワカメを頻繁に乗せてモグモグ。前回の男に比べればまだ良心的かと、一瞬思ったが甘かった。そばを食べ終えてもワカメ壺を抱え込み、ペチャペチャングング。デザートらしい。日本人はいつからこんなにワカメ好きに? てな問題じゃなく、単にタダで腹を膨らませたいだけなんだろう。総理大臣が箸もまともに使えずしかも犬食い。更には自国語も喋れず読めずの国らしい末端景色。でも身銭。アベより遥かに真っ当(?)。(’18.5/15)

漫画屋無駄話 其の4633
▼「神田コーヒー」はまろやかさが、「珈琲美学」は苦み走った切れ味が売りなのだと、今日久々に後者に行って改めて理解。毎日のように神保町に行くせいで、つい前者に片寄るのが残念。1日置きに両店に行ければ一番問題ないが。取ってる週刊誌も前者が『週刊文春』『週刊新潮』で、後者が『週刊現代』『週刊ポスト』。経営者の世代の違いだろうが、後者の2誌を開いてる客はほとんど見ない(中高年も含めて)。若者には週刊誌というより、老人向け健康雑誌にしか写らないだろう。のむみちの連載は『老人映画手帖』こそがふさわしい。(’18.5/14)

漫画屋無駄話 其の4632
▼堀留橋で最近見かける中年ホームレスは、本当に清潔。ファッションは”全身ブックオフ”の俺より遥かに金がかかってるようだし、当然ながらセンスも上。清潔好みなのは我が身だけではなく、たもとの児童公園も頻繁に掃き清めている(橋の上は無論)。ああまで身辺に神経を遣っていては、宮仕えと大して違わないような気も。ゴロツキ警官やチンピラガキにいつ襲われるか知れないし、生活の智恵なんだろうが。俺にはホームレスも勤まりそうにない。高崎駅周辺と違い、付近では女性ホームレスをなぜか全然見掛けない。(’18.5/11)

漫画屋無駄話 其の4631
▼貧乏人の創意工夫は底無しと、またもや我が心の故郷「日高屋」で痛感。30代半ばの黒パーカー男、餃子3個(130円)をつまみに、ビンビール(450円)を傾けながらコンビニコミックを(午後2時頃)。生ビール(330円)なら更に安く、500円でお釣りが来ると教えてやろうと思ったが、お節介は止める。止めといて良かった。男はそのまま帰るのかと思いきや、レバニラ定食を追加オーダー。何だ俺よりブルジョアじゃんか!ほのぼのとした貧乏人同士の連帯感は瞬時に消え失せ、階級間の軋轢の波が荒々しく打ち寄せるのであった。(’18.5/10)

漫画屋無駄話 其の4630
▼また田中龍作が懲りずにパレスチナに取材に行ってるらしい。この前ビルマに行ったばかり。大した成果もねえのに呆れた誇大妄想野郎だ(おセンチな現地写真にもゲッソリ)。この人の国内取材には敬意を評して3カ月に1度、3000円のカンパを。今後は500円減らして、その分を常にひるまない山本太郎に振り分けよう。貧乏老人なりにせこ〜く、3カ月で5000円の政治的カンパをするのが道楽でね。愚痴ってるだけじゃやっぱな。古本の敵のお天気続き。「古書かんたんむ」に行くのが恐ろしい。「盛林堂」もなんだけど…。(’18.5/8)

漫画屋無駄話 其の4629
▼笑っちゃうな。群馬県警が身内の犯罪警官を匿名&写真無しで指名手配した国際的ギャグ事件。どこが”指名手配”なんだ? 納税者にいかにして協力しろと? 警察は嘘つきの始まりと寺澤有が良く書いてるが、税金遣って自国語まで改竄・捏造しやがる。かくペテン行為に唯々諾々と協力する、朝日やナベツネの記者諸君の神経も凄まじい。いい大学を出た自称エリートは、NHKよりはやや落ちるが、年収約1500万維持のためなら、白鷺でもカラスだと言いつのるって事だ。逮捕しても匿名にするつもりか? ド腐れ度日本1の群馬県警。(’18.5/7)

漫画屋無駄話 其の4628
▼俺の概算での立ち喰いそば屋における女性客の比率。「ゆで太郎」1割。「小諸そば」2割。「嵯峨谷」3割。どことなく土方っぽさが抜けない、「ゆで太郎」が最低なのは分かるが、店の造りが陰気で値段も高い、「嵯峨谷」が最高比率というのが謎。確かにそばに腰はあるが、「小諸そば」の店内や接客の明るさは、もっと女性客を惹き付けていいと思うが…。なぜかブス比率だけは「小諸〜」の一方的勝利。女性客の心理は結局、ヤボテン老人には理解不能。「花まるうどん」は「嵯峨谷」以上の女性客で混雑。女性心理を理解出来ぬまま死すか。(’18.5/2)

漫画屋無駄話 其の4627
▼「ゆで太郎」や「小諸そば」に比べて濃厚客が少ない点が不満だった、「嵯峨谷」の神保町店で午後2時頃にイカす客を発見。ランニング姿で30前後のほっそりした、エロ劇画家の小鈴ひろみを連想させる男。もりそばを頼んだのだが、主食は無料のわかめ。店のナプキンを何重にも敷いた臨時の”紙皿”何度も補給、ついでにそばもつるつる。大きめなワカメ壺、彼が去った後はすっからかんだったはず。特に髪が薄いようでも無かったが。そういう事より満腹感が欲しかっただけか? 人間、タダとなると意表外の行動に出るから、面白くて目が離せない。(’18.5/1)

漫画屋無駄話 其の4626
▼公文書偽造&エロ財務省の福田淳一前事務次官、退職金5300万の2割カットの超激甘処分でゴマかすとの話。だが、天下り先で前任者より5割アップの退職金を出すという、密約が当然出来てるのだろう。『週刊新潮』を正式に訴える位の意地を見せて欲しいが、公金エロ乞食にそれを期待するのは、アベ&アキエ痴呆夫婦に人間道徳を求めるに等しい。夜は時々行く「まさみ」。時間の都合でしばらく行かなかった昼飯に。女性客が増えてて驚く。ここはナベツネでも毎日でもなく『東京新聞』。昔住み込んで働いてた、目黒区東山の「熊沢牛乳店」もだった。(’18.4/27)

漫画屋無駄話 其の4625
▼スタンド売り『日刊ゲンダイ』の宣伝ポップ(大判チラシ、ビラ、あるいはポスター?)、最近急に大人しくなり訴求力ゼロ。小さな文字で毎日3行に大人しくまとめてるが、死に損ない爺さん共の俳句の発表会かっての。この面ではネトウヨデマ新聞、『夕刊フジ』に連戦連敗。ミエや意地は即かなぐり捨てて、1日も早く昔に戻せ。そういや同紙、中川淳一郎や佐藤優、吉川潮はいつになったら追放を?(吉川以外は『東京新聞』もな)土曜日のテレビ欄、絵山珠美のボケも相当に進行。営業不良、泉谷しげるに今頃惑わされてんじゃねえ。さっさと掃き出してくれ。(’18.4/26)

漫画屋無駄話 其の4624
▼立憲民主党の支持率が低迷してる折り、新橋駅頭で演説会があり相当の聴衆を集めたと。こういう事を定期的にドンドンやらなくちゃ駄目。中央では一応筋を通してるが、地方選での与党相乗りはイメージを相当悪化させている。横浜市長選、京都府知事選他での醜態は民進党&希望の党的体質そのもの。連合を見限らない限り政権は絶対取れない。東京や大阪に比べて田舎の人の政治意識は意外に真っ当。富岡市でさえ3選を目指して磐石と目された悪党、岩井賢太郎(自公推薦)が大差で落ちる位だ。腰を据えて街頭に乗り出し、裏金ゴロツキ機動隊に守られたアベネオナチ内閣を撃つべし。(’18.4/25)

漫画屋無駄話 其の4623
▼社会的地位を自治会の会合他に持ち込み嫌われる人が居るが、「日高屋」も例外ではない。店の暖簾(無いけど)をくぐった瞬間、君も僕もお姉さんも立派な賎民。いや、公金では無く身銭で飲むのだから心は貴族か。けど居るんだな、間違って生まれて初めて入ったような顔したスーツ姿のリーマン野郎が。1人なのに4人テーブルにドッカと腰を降ろし、喰い切れない程の料理を注文、ロクに箸も付けないで店内キョロキョロ。自分だけは人種が違う、社会観察に来ただけだと言いたいのか? 結局付近の客にもうとまれすごすご去るが、その前に余った餃子を俺にくれい!(’18.4/23)

漫画屋無駄話 其の4622
▼都合でここ半月ほど行けなかった、俺の別宅とも言うべき「日高屋」(飯田橋駅東口店)に昨夜久々に。理由は分からないが、接客係が11時過ぎたらおばさん日本人1人のみに。無声喜劇映画の主人公のように駆け回ってたが、今日は寝込んでるんじゃないか。唐辛子の容器、いつになったら請求しないで済むように、コショウの隣に置いてくれるのだろう(唯一の不満)。確かに貧乏人はタダのもは何でも過剰にかけまくる。冷やっこやポテトサラダにもバンバンかも。でも金額的には大した事ないはず。埼玉県日高町出身の社長が、大の唐辛子嫌いとか?(’18.4/20)

漫画屋無駄話 其の4621
▼首都高速下、大洋図書ビル手前の堀留橋で、ホームレスが交通事故死したのはもう1年以上前か。橋の真ん中のほぼ同じ位置に、また新人が住み着いてる。橋の中央だと管轄の中間なので干渉を受けずらいと、いつか「まさみ」で言ってたオヤジが。しかし橋の向こうもこっちも千代田区。警察も同様だと思うが。本人に尋ねればいんだろうがどうも。で、飲食店には『毎日新聞』を取ってる店が多いのには納得。ナベツネや産経ではなく、朝日や東京でもなく『毎日新聞』。池田大作臭も一時ほどではない気もするし(実態は不明)、客に憎まれないのかも。(’18.4/19)

漫画屋無駄話 其の4620
▼極右「アパホテル」1階にあるから敬遠してた、「築地銀だこ」へ初めて。ソース焼きそば大盛り(720円)。味は普通だったがそれぞれ100円高い(並620円)。使用油も年寄りには重すぎる。ただ890円のタコ焼き&焼きそばセットにはそそられた。しかし多分もう来ない。ココ、ビンビールが無い。ラーメンの「一番館」もだ。生の方が儲かるし片付けも楽なのは分かる。しかしあんたらには、主要客層の懐具合や心境が全然分かって無い。「日高屋」はその点、”明日なき貧乏人が夢見る一瞬の豊かさ”に実に忠実だ。連続の増収増益には理由があるのだ。(’18.4/17)

漫画屋無駄話 其の4619
▼ポンペイの遺跡を見学するような気分で、栄華の影も無い今の日本を訪れる外国人の好奇心は理解出来る(アジアの人々は特にだろう)。まったく分からないのが、家族連れで来る連中。先のある子供に、濃厚な放射能浴させるのがそんなに嬉しいのか? 欧米アジアを問わないが、馬鹿親について来るしかなかった子供達が不憫。まともな日本人で東日本に好んで住もうなんて者は少数派。それをわざわざ身銭遣って海の彼方から…。本当に馬鹿に国境や人種の区別はない。自らガンになったり、子供を奇形児にしたければドンドン来いよ。(’18.4/16)

漫画屋無駄話 其の4618
▼日本そば屋が立ち喰いチェーン店に喰われて激減中だが、中華料理屋もだな。ドンドン中国人が一族で深夜まで経営する店舗に、駆逐されつつある。前も書いたが、俺はギラギラした中国人経営の店のムードが嫌い。高度成長時代の日本人みたいなんだもの。その点、やる気の無い爺さん&婆さんが営む、自称中華料理屋は落ち着いてたよ。当人らもこれから売り上げを伸ばそうとか、子供に継がせようなんて気はゼロ。お蔭で客の心もなごんだ。まずい肉入り野菜いためをつまみに飲む、冷えたキリンビンビールの大ビン。ブルジョア気分が満喫出来た。(’18.4/13)

漫画屋無駄話 其の4617
▼「フィルムセンター」、おっと「国立映画アーカイブ」か。ここ、NHKも真っ青なネトウヨ&ネオナチアベ内閣のケツ舐め機関だ。次の特集は「映画にみる明治の日本」だってよ(長州藩万歳!)。トンデモ泥棒内閣がまだまだ続くと考えたヒラメ幹部やハレンチ学芸員が、組織独立への厚顔お礼奉公のお粗末の一席。ケツを舐めるにしても、せめて名古屋市教育委員会のにしておくべきだった。同所、1階の受け付けに2名もの女性が並んでるが、何もせずにただ愛想笑い。マネキン2体で充分だっての(役人か政治家のコネ雇用?)。(’18.4/12)

漫画屋無駄話 其の4616
▼高級官僚が平然と公文書偽造をなす土人国家日本。そういう国での民間通信社の世論調査など、信じる方が愚か者。でも信じる振りして背景を勘ぐる。共同通信のアベ泥棒内閣の支持率は4割前後。その半分はアベチャンネルこと御用NHKの功績。特に田舎じゃNHKを盲目的に信じてる愚民は多い(保守、革新とは無関係に)。その御用NHK、最近は全体の1%位でアベ批判のニュースも。年収約2000万維持のために、佐藤優に倣って丁半両方の目に銭(身銭ではなく準税金)を張り始めたのだ。マスコミ乞食ここにあり。(’18.4/11)

漫画屋無駄話 其の4615
▼「古書かんたんむ」の田中社長の顔色が最近冴えない。昔も冴えてた訳では無いので、”特に冴えない”と言い直すべきか。無論、棚の出店者とて同じ。今日は西荻窪の「盛林堂」経由での出勤だったが、またもや売り上げ1万円台割れ。右も左も真ん中もデフレ状態で、家計がついて行けない。アベ家のように領収書不要の官房機密費が欲しいが、あんなに遣いたい放題の金が毎日金庫に補充されてるってのも、どんな感じなのかね。お金って感じは失せて、水道の水みたいになるのかな。いや空気か。”空気金”ね。マジで息苦しくなって来た。(’18.4/10)

漫画屋無駄話 其の4614
▼「岩波ブックセンター」こと「信山社」跡に、ブックカフェ何とかやらが出来らしい。いかにもたちまち閉店したすずらん通りの某所同様、100円ショップに変貌するような予感も。どうでもいいが。で、ヘイト本出版最大手の小学館の本社ビルだが、完成して大分立つが付近の景色に一向になじまない。どっから見ても巨大な石塔ないし忠霊塔(ないし強制収容所)。カッコは以前の建物と基本的に同じだと思うが、前のビルには学年雑誌の発行元らしい暖かみがあった。そういう意味ではこの灰色セメント物件、『SAPIO』の版元らしいとも言える。(’18.4/9)

漫画屋無駄話 其の4613
▼そのチラシのポイントだが、「神保町シアター」1階ロビーと「東京堂書店」の2階が一番充実している。「岩波ホール」も上映環境よりラックの方が遥かに魅力的だが、前記2カ所と異なり切符を買わないと出入り不可能。「三省堂書店」1階のラックもかつては中々だったが、今はゴミ宣伝チラシばかり。同書店は各階に分散していいチラシが置いてある場合が。面倒がらずに歩き回ろう。「虎十書店」店頭、「@ワンダー」レジ脇にも時々珍しい物が。珍品はないが、「書泉グランデ」3階のラックも時々はチェックしておきたい。(’18.4/6)

漫画屋無駄話 其の4612
▼唐十郎の所の若い者には、働き者が多いらしい。公演の度にビラ束が神保町のあちこちのポイントに(70年代的風景)。今回の『吸血姫』も高畠華宵の絵がカッコいい豪華版だが(2つ折り)、どこのにも無惨にパンチ穴が。諦めかけてたら、『馬を放つ』を観に行った「岩波ホール」に穴無し処女チラシが。うれしくてコッソリ2部もらう。映画もまあまあだったし、ポスター買ったら久々に長いビニール筒に入れ、端を持ちやすいように縛ってくれた。最近、無精して簡単ビニール包装のまま差し出す従業員が多かったが。年寄りにはこういう事が助かる。(’18.4/5)

漫画屋無駄話 其の4611
▼長い列が出来てる地元のヤマト営業所。中年男が何の包装もして無いマットレス持参。よく居るド気違いだ。驚いたのはその馬鹿野郎への女性従業員の対応。わざわざ奥からビニールを持ち出し、梱包して差し上げたのだと。梱包材料費を取った風もなく、並んでた愚妻以下はドタマに来まくったと。ウチも宅急便以外にも値上げを迫られてる。基本的には受け入れざるを得ないが(クロネコDM便の82円は安過ぎるよ)、こういうフリ客への過剰サービスを目にすると、少しはゴネてみたくなるのが人情。チグハグさが目立つヤマト運輸ではある。(’18.4/4)

漫画屋無駄話 其の4610
▼門前仲町で同世代の白髪頭眼鏡野郎が、派手な穴開きジーンズを穿いて闊歩してるのを目撃。即両目を反らしたが、薄汚いけずねを既に確認済み。近所の運河で直前に食べたそば(立ち喰い)を吐き出したくなった。ああして男を誘ってるのか? 汚れ系趣味かも。向井透史がウロついてる、高田馬場の公共機関や飲食店には異常者が目立つが、実は富岡市内でも似たようなものらしい事が、愚妻の調査(?)で判明。忘れなかったら明日から時々紹介を。シンゾ−&アキエ風のタン壷ゴキブリ人間が、首相官邸で官房機密費を遣いまくれる国だもんな。(’18.4/3)

漫画屋無駄話 其の4609
▼先週末、全然盛り上がってなかったけれど、神保町は春の桜祭りとかを(「岩波ホール」前の甘酒の無料サービスのみは大混雑)。ポツンポツンとブースも出てたが、状態良好で帯付きの講談社文庫がどれも300円で。それでも特に売れてる感じじゃない。10年前の半額だ。ちくま学芸文庫や文芸文庫他を100円均一で売ってるトコも。一瞬指が疼いたが、良く見れば上下巻一方だけとかの半端文庫ばっか。家にその手の文庫もあるが、経験じゃ買ってくと重複するばかりで、なぜか揃いにならない。下巻が全然入手出来ないんだよ何でも。(’18.4/2)

漫画屋無駄話 其の4608
▼立ち喰いチェーンが増加したせいで、町の日本そば屋は激減。これはもう止められない。一般そば屋の最大の売り、”座って食べられる”スタイルも、「小諸そば」や「嵯峨谷」がドンドン破壊してるし。「ゆで太郎」はまだ比較的立ち喰いカウンターを残してるが、基本的にはもうどこも”立ち喰いそば屋”と呼ばれたくないのだ。伝統食文化への敬いの精神の欠如は腹立たしいが、押し止めるのは不可能。愚妻が留守の際にラーメンと作ると、俺は台所で時々立ったままツルツル。神保町に数多かった、独立系立ち喰いそば屋の香りが甦る場合も。(’18.3/30)

漫画屋無駄話 其の4607
▼寺澤有、田中龍作、片岡健は俺が信頼するジャーナリストだが、寺澤は相変わらずラジカル。国会前の抗議行動で、「官僚頑張れ!」と主催者がマイクで呼び掛けた件を徹底批判。俺も16日は現場に居たから知ってるが、その下りだけは参加者の呼応する声が超低かった(俺もシカト)。新しいスタイルを構築した点は意義があるが、暴力的警察に過剰警備の礼を言ったり(今回はまだ俺は聞いてないが)、トンチンカンな所が随所に。世間知らずな坊っちゃん&お嬢ちゃんの香り。全般には功績があっても、駄目な所は具体的に容赦なく批判しないと水も腐る。(’18.3/29)

漫画屋無駄話 其の4606
▼シンゾ−&アキエ被告夫婦が有権者を舐め切ってるのは承知してたが、ココまでとは(昨日の佐川”退職金5000万泥棒”の証人喚問を観て)。確かにこの期に及んでアベ内閣を3割もの愚民が支持してるのだから、コケにしたくなる気持ちは分かる。けどそれにはもっと優秀な役者を揃えなけりゃ。丸川珠代の竹中直人の”生屁”並の臭い誘導尋問を観て、「アキエさんもシンゾ−さんも本当にお気の毒!」と同情した国民が、レイプマン山口の一家を始めとする、違法利権享受者以外に居るのか? 情けないが存在するのだろうな。日本はスゴイ国だそうだから。(’18.3/28)

漫画屋無駄話 其の4605
▼食事時にムカつくのが、常連振ってその店のメニューに無い品を得意げに注文する糞馬鹿客。「秀栄」で餃子を鼻を鳴らしながら頼む中年男の、育ちと頭の悪そうさと言ったら比類無し。下層民のミエは究極のポンチ絵。「三好弥」にも類似品が。「秀栄」の愚鈍客と違い一見謙虚だが、するこた図々しい。「カツ丼を別皿で…」要するにメニューに無いカツ煮定食。人のいい一家で気楽に応じてるが、カツ丼と違い洗う皿が1枚増える(ここのカツ丼は620円)。「50円高くなりますが…」と対応、俺が店主なら婉曲的に追い払う。(’18.3/27)

漫画屋無駄話 其の4604
▼どこまで馬鹿で小心で無責任なんだよ、『週刊現代』編集部。シンゾ−&アキエ被告夫婦に付いて、今さら記者クラブ所属の大手新聞ボンクラ政治部記者から、愚見など有り難く拝聴してる場合かよ。ヘイト本出版最大手の、小学館の『週刊ポスト』でさえ辞職勧告してるぞ。『週刊現代』は週刊誌業界のNHKかよ。『日刊ゲンダイ』は別格として、宝島社でもあるまいにケント・ギルバートの人種差別本を出したり、会社ぐるみで大日本雄弁会講談社の夢を再び追い出したのか?(3周遅れだが)ただちに廃刊にしてサッパリしろ。(’18.3/26)

漫画屋無駄話 其の4603
▼読書スピードが落ちた。だいたい月に20冊は片付けてたのに、最近は3〜4冊欠ける場合が多い。勿論、視力は次第に落ちてる訳で(年に1度の健康診断にも出てる)、ジタバタしても仕方ないが。ただ今以上に強い老眼鏡を掛けると、頭痛がひどくなりそうだしな。難しい本はここ何年も避けてるし、冊数は増えてもいいくらいなのだが。昔はまず読まなかった、松本清張他もメニューに入ってるのだし。文字の大きな新しい単行本を買わなくなったせいも。めったに出ないものな、親本を素早く購入したいと思う本は。(’18.3/23)

漫画屋無駄話 其の4602
▼「シネマヴェ−ラ渋谷」のせいで渋谷には頻繁に。発情した若者の人波には常にうんざりさせられるが、久々にJR新宿駅に降りると、渋谷の混雑など問題にならないと痛感。老若男女、国籍と行き交う人々が多種多様だから、生気が摩滅した年寄りは余計に疲労感を。都営新宿線は上信線並の料金で呆れるが、老人はこちらを利用した方が精神的にはいいような気が。ただ各交通機関の券売所における、前金システム強制姿勢にはヘドが出るな。お前らいつから金貸しに? 田舎から出て来た老人は、混乱して切符が買えない場合もあろう。(’18.3/22)

漫画屋無駄話 其の4601
▼付近を頻繁に通ってるのに、ボケか店舗の間口が狭いためか気付かなかった、「日乃屋カレー」神保町店へ初めて。ここ、7分盛りがメニューと言うか券売機に無い。並でも俺には多すぎるので7分にしてもらったが、並料金を払うのだし損した気分の小物爺さん。同チェーン、メニューの縛りは割と緩い感じ。新橋の店舗のゴボウサラダは抜群だったが、他店では見掛けないし、「八重洲ブックセンター」裏の店にはラッキョが無い。ラッキョやゴボウサラダはともかく、7分盛りは全店でメニュー化しないと、不公平な感じが下流客としてはするな。(’18.3/20)

漫画屋無駄話 其の4600
▼沖縄県の訴えを門前払いした那覇地裁の柴田寿宏裁判官、文科省に口汚い中傷メールを前川氏の講演先学校に打たせた、自民党の白痴ネトウヨ代議士の池田佳隆。他にも多数居るのだろうが、シンゾ−&アキエこと人間のクズ夫婦の肛門を嬉々と舐めてた連中は、人間性だけでは無く世の中を見通す視力が無い。もう泥舟は帆先を残してるだけなのに、連中には戦艦大和に映るのだろう。現実では無く願望で世界を解釈するのは、無能無策な大日本帝国中枢以来の伝統芸だが、検証や反省をしなかったツケが大決壊を起こしてる風景だ。(’18.3/19)

漫画屋無駄話 其の4599
▼『新聞奨学生 奪われる学生生活』(横山真・大月書店)、半分読了。繊細な文章で同僚のキャラも上手くかき分けられてる。それはいんだが、奨学生の不条理や困難さの描写が今の所少なく、あっても予想出来たり知ってたことばかり。まさかこのままデリケートに終わっちゃう訳じゃないだろうが…。女性奨学生のシャワーシーンみたいな俗な下り、前半に無理矢理入れれば良かったのにとも。俺は牛乳配達専門だった。新聞奨学生、特に読売のタコ部屋振りは田舎でも有名だったし。牛乳ビンはハンパなく重いけど夕刊もないしね。(’18.3/16)

漫画屋無駄話 其の4598
▼またもや「古書かんたんむ」内、”嫌記棚”の売り上げが悲惨な状態に。棚代こそ出たがこのままじゃ15日までに黒字額3000円く前後。「盛林堂」も連続で1万円台割れだし思うように行かない。しかも恒例、谷中の一箱古本市には申し込むの忘れちゃうし…。18日のみちくさ市に期待を繋ぐしかないか。ただ最近は麻痺しちゃってるね、売れない事実に。古本屋の売り上げが急降下し始めた今世紀初頭は、主人が夜中に肉体労働してしのいだと良く聞いた。そういう人たちも老いたろうし、閉店して介護の仕事でも?(もう自分がされてるか)(’18.3/15)

漫画屋無駄話 其の4597
▼相変わらず『朝日新聞』電子版は、自社の大ホーラン報道もまるで他社の特ダネを嫌々報じるが如し(産経メインのヤフ−ニュース真っ青)。上から下まで総配置転換、各地の新聞販売店に派遣して営業活動やらせろ。新聞販売店と言えば中々見つからなかった、『新聞奨学生 奪われる学生生活』(横山真・大月書店)を、「東京堂書店」2階で従業員に見つけてもらう。もっと早く出るべき本だった。だがよく大月が出したね。身勝手新聞労連の腰抜け振りに立腹してた、根性ある編集者があるいは居たのかも。貴族の自慢話より奴隷の真実が知りたい。(’18.3/13)

漫画屋無駄話 其の4596
▼血圧に悪いので観なかった、NHK夜9時50分からのBSニュースを数年振りで。トップが火山の爆発。次が福島を視察したアベの映像とゴタク(ロシアでのプ−チンの扱いソックリ)。受験ニュースの後の締めは、野党は国会審議に応じろとの自民党国対委員長の映像と談話。その間、チョロリ公文書偽造問題に”一部報道では〜”と触れたのみで、野党の反論や映像はゼロ。アベ政権が被害者だとの姿勢を徹底。ここまで堕落してたか。産経やナベツネの方が主張があるだけまだマシ。コイツらに受信料を払うのは、大久保清にバイアグラを寄付するに等しい。(’18.3/12)

漫画屋無駄話 其の4595
▼いがらしみおも受賞してた記憶があったので、昨日分のトップに”ノンポリのいがらしみきおや…”と入れ、フォローを考えていた(数少ない友人を減らしたくない)。その前にチェックをと調べたら、彼がもらったのは宮城県芸術選奨(賞金額は不明)。仕事柄か昔からこの種の事にはまるで関心ないが(映画祭とかも)、人間の名誉心には底なしのものがあるらしい。勝手に1人で抱いてれば罪もないが、人前であからさまに賞賛されたいのだ。本当に人間は恥知らず。素っ裸にコート1枚、粗チンブ〜ラブラの原風景がここにある。(’18.3/9)

漫画屋無駄話 其の4594
▼役人監督の黒沢清や、永瀬正敏、石川さゆり他の芸能人がもらうのは一向に不思議ではない、文化庁の芸術選奨。意外にも文学部門に金井美恵子の名前。日頃の言動からして、こんなのもらっちゃ読者はガックシ。本が売れる人じゃないので苦しいのは分かるが、文部大臣賞の賞金はたったの30万(新人賞は20万)。芸術員会員になった富岡多恵子同様に、長期的には失うものの方がずっと多いと思われる。そもそも審査員が玄侑宗久や佐藤洋二郎、城戸朱里他。サンピン作家が公金で、文壇の先輩におべっかを振りまいてるポンチ絵。(’18.3/8)

漫画屋無駄話 其の4593
▼そのNHKの唯一観るに値する番組(英国BBC他の海外放送局製作番組を除く)、『笑う洋楽展』が近く終了と。台本、選曲、みうらじゅんの司会振りと、文句の無い誠実優良番組だったが。”アベ&アキエ様の股肱”を誇りとする同局にとっては、当初から気に入らないムード満点の番組だったのだろう。担当プロデュ−サーを誉めてやりたいが、約2000万もの賃金を受信料から強奪してる連中は、最低この程度は根性を示すべき。分かったような分からないような、イカれた外人女性ゲストを見物出来なくなるのも、少しだけ寂しい。(’18.3/6)

漫画屋無駄話 其の4592
▼今朝の『東京新聞』に、NHKエンタープライズの同局放送作品DVD宣伝の一面広告が。この時期、大口出稿スポンサーは新聞社には有り難い限り。職員平均年収約2000万の、”反社会的御用電波送り付け悪徳商法ゴロツキ集団”ヘの筆致も、つい甘くなるってもん。当人の生死も不明なまま巻を重ねてた、『池田大作全集』(善150巻!)そっくりな手口。身内だけの現世利益のために恥も外聞も忘れる所は両者共通。大先輩を忘れるとこだった。シンゾ−&アキエハレンチ夫婦こそ元祖だものな、この面じゃ。NHK、創価学会、アベ盗人一家か。(’18.3/5)

漫画屋無駄話 其の4591
▼夕べの11時少し前。地下鉄工事中の目白通り飯田橋1丁目付近はまだ騒々しい。そこに「ドシーン!!」との轟音。さすがに一瞬周囲が静まり返る。場所は「ハマダでんき」前の信号脇。クレーンで2メートル前後の石碑を吊り上げてたが、過って歩道に真横に落としたのだ。警備員も居たが通行人もまた多数。あれの下敷きになれば骨折程度では済まない。死者が出ても不思議ではない。「良くもまあ誰もケガもせずに…」直後の静寂はそういう安心感のためだろう。クレーンを操作してた者には、一定の罰が下されなければおかしい事故だ。(’18.3/2)

漫画屋無駄話 其の4590
▼昨日は自宅仕事。夕方、用事で上信線富岡駅前に。富岡製糸場目的と思われる、観光客の姿はほぼ皆無。右手には新築中の富岡市役所がデーン。駅舎もまだピッカピカ。どんどん観光客に加えて市の人口も減っている。一方で役人の給与と仕事場は超デラックス化。優先的に受注した岩井賢太郎富岡市長率いる岩井建設は更に栄え、無関心な馬鹿市民の税金は反比例して急上昇。アベ&アキエの白痴政治が吹き荒れる、日本国の末端らしい景色。ここ数年若手駅員を増やしてた上信電鉄も、そろそろリストラ開始か。岩井建設が引き取ればいいのに。(’18.3/1)

漫画屋無駄話 其の4589
▼追悼、左とん平。いい役者だった。分をわきまえてただけじゃなく(大杉連への皮肉)、ほのぼの感が貴重だった(初期の蛭子能収もそうだった)。時に柄にもなく凄んで見せもするが、強そうな相手が登場するや、招き猫のように片手を額に当ててはペコペコペコ。その間合いが絶妙で、同じ小心者として身につまされた。トニー谷あたりがそれをやると、毒が強烈で見る方もつらくなるが、左はそこらの緩急も抜群だった。代表作といわれてもちょっと考え込んじゃうが、ともかくそういう芝居で観客の肩の凝りをほぐしてくれた。(’18.2/27)

漫画屋無駄話 其の4588
▼上信線内に群馬県警の職員募集ポスター。”ただ、正義のために。”。”ただ、裏金のために。”としてしか読めず。”裏金”部分は”シンゾー&アキエ”でもまったく違和感がない。週末、「シネマテークたかさき」にも「109シネマズ高崎」にも来ない週が続く。シネコンに関しては伊勢崎や太田方面の方が個性的な番組を。ミニシアター(「シネマテークたかさき」)が無いせいだろうが、それにしても「109〜」は定番度が過ぎる。前橋の”官製ミニシアター”が復活と。税金頼りじゃまたすぐに閉じるだろう。(’18.2/26)

漫画屋無駄話 其の4587
▼地下鉄日比谷線でBGMを試験導入してると。前から抗議ハガキを書こうと思ってるのに、つい忘れてしまう。今週末こそは必ず。しかし地下鉄屋が乗客の趣味嗜好にまで介入しようだなんて、文字通り狂気の沙汰。天下り先関連企業の仕事を増やそうとの思惑に決まってるが、もう少し本業と無理矢理にでもコジつけるとか、智恵が働かせられないのか? 欲得振りがあからさまで、かつアベ&アキエ的な幼稚園児思考。痴呆的病原菌が、全国に撒布されちまってるようだ。放射能+アベ&アキエ痴呆病原菌。確かに国難。もう遅いのかな。(’18.2/23)

漫画屋無駄話 其の4586
▼国道沿いや駅前の店舗は買えないと相場が決まっている「ブックオフ」。分かっていながら、東西線で一直線の葛西店へしばらく振りで。無理して文庫3冊324円。地下鉄代は往復480円。余程門前仲町で降りようと思ったが、こういう日は多分あそこも駄目だろうと断念、九段下で半蔵門線に乗り換えて神保町へ。『三百六十五夜』が「神保町シアター」で4時30分から。葛西店で時間を無駄に潰したため、店頭チェックの時間も無し。葛西店、飯田橋店、西川口店は俺の「ブックオフ」ワースト3。でもついたまに行ってしまうのが不思議。(’18.2/22)

漫画屋無駄話 其の4585
▼映画館で困るのが、全然面白く無い場面で大声で笑う奴。お喋りや携帯と違うから、注意する訳にも行かない。さすがの俺も、「あんたの笑いのセンスは根本的におかしい!」と説教する度胸は無い。FCのような大劇場ならすみやかに移動すればいいが、昨夜の「シネマヴェ−ラ渋谷」みたいな所じゃねえ。”笑い音痴”に奢ってもらってる訳じゃないし、気にする必要はないがどうも小心者で…。昔、『リンダリンダリンダ』を観た際に、この種の大馬鹿肥満豚野郎が居てシートまでがグラグラ。父と娘が手に手を取り合って緊急避難したものだ。(’18.2/20)

漫画屋無駄話 其の4584
▼ああ、「ゆで太郎」のそばが懐かしい。水道橋駅前店はまだあるのだろうが、ちょいとくたびれるし。「小諸そば」はそばは柔らかすぎて数段落ちるし、量も少ない(従業員の愛想はいいが)。貧乏老人はそこで考えた。「小諸そば」ではそばを避ければいい。最近の同店での俺様メニュー。天丼(並)→香味肉うどん→カツ丼(ないし親子丼)。これを繰り返してると飽きない。いつかまた「ゆで太郎」が近所に必ず復活するはず。その日まで、せいぜい「小諸そば」を活用させていただく。カーンバック「ゆで太郎」や〜い!(『山椒大夫』のお母さんタッチで)(’18.2/19)

漫画屋無駄話 其の4583
▼今日は「日乃屋カレー」の水道橋店へ初めて。野菜タップリカレーの7分盛り(確か740円)。相変わらずうまいしどの店舗の従業員も感じがいい。野菜高騰の折り、盛り付けにはかなり苦労してるようだったが。2人体制の店が多いので、昼飯時にはやや時間を要するのが弱点か。研数学館の建物がいよいよ取り壊されるらしい。どこからも保存運動は起きなかったのか? やっぱ予備校じゃ駄目なのかも。最後の方はどこかの駅弁大学が所有してた覚えが。この目白通りの古本屋には、どうも古ツアと違って物色意欲が湧いて来ない。(’18.2/16)

漫画屋無駄話 其の4582
▼石牟礼道子が嫌な女だなと思ったのは大昔で、その被写体センスの悪趣味さに吐き気を(勝手にその気になってろよ)。周囲の人間も渡辺京二だ高山文彦だ本当にロクな奴が居ない。皇后に手紙を書いたと聞いた際には、やはり予想通りの人間なんだと少しも驚かず。「苦海浄土」は今後も読む必要を一切感じない。開高健の女房(牧羊子)みたいな人間性なんだろうな。相変わらずボケ&早とちりをかませまくり、各方面に迷惑の乱れ撃ち。まだ年金支給まで時間があるんだし、見捨てられないように地道かつ謙虚に努力をせねば。(’18.2/15)

漫画屋無駄話 其の4581
▼人間の器が出るせこいエピソードを。東西線で門前仲町の「ブックオフ」に行くのに、200円の切符を買ってしまった。普段なら気付いて取り替えてもらうが、門前仲町で飯田橋までの切符を買う時まで気付かず。こういう際の30円は、3000円落としたような気分だ(お前だけだよ!)。なぜこういうドジを? 明白。最近は「シネマヴェーラ渋谷」の柳澤寿男特集に度々。その半蔵門線渋谷駅までが200円。渋谷から永田町で丸の内線に乗り換えて、東京駅までが同じく200円。ボケ老人はついこういう習慣に無意識で従う。俺のなけなしの30円を返せ!(’18.2/14)

漫画屋無駄話 其の4580
▼日本で犯罪を犯して成人でも実名報道されずに、懲戒免職が当然なのに退職金までもらえる仕事が。警官だ。原則実名報道を実践してる記者クラブ大マスコミが、警官のみどんどん匿名化を推進。いくら普段情報をもらってるにしても、恥知らずでハレンチの限り。昔から匿名報道を主張している浅野健一は、政治家や公務員他の公人は実名が当然と主張。当然だ。民間人は300円万引きしても実名をさらされる。しかも犯罪警官の再就職まで裏で斡旋を。警察・検察・裁判所、そしてNHK以下の大マスコミが、国家の土台を競って喰い荒らしている。(’18.2/13)

漫画屋無駄話 其の4579
▼俺は「日乃屋カレー」が大好きで、「フィルムセンター」帰りに良く「八重洲ブックセンター」裏手の店舗に寄るが、飯田橋にも水道橋にも九段下にもあるのだね。神保町通いはいつも同じ道を行く保守主義者なので、ちっとも気付かなかった(反省!)。一方で最近見なくなったのが「エース」。ここは量は少なめだが、500円前後で貧乏人には有り難い店だった。今は中華になってしまったが、ラーメンの「秀栄」と路地を隔てた場所にあり便利だった。「ゆで太郎」共々近所に復活して欲しい。「アパ”ネオナチ”ホテル」は早く潰れろ。(’18.2/9)

漫画屋無駄話 其の4578
▼「ゆで太郎」の入ってたビルは推測通りだったようで、メロンパン屋も4月までの限定営業との断わり書きが。いずれにしても残念。「アパ”人種差別極右”ホテル」が益々目立っちゃう飯田橋。駅前の公栄社も看板が無くなっちゃったし、他の街と同様にどんどん変わる街頭景色。そういう意味では御茶ノ水駅は凄い。色々な映画に登場するが、外見がほとんど変わって無い。今、神田川と駅のホームを繋ぐ大工事をしてるが、駅頭には余計な手を加えないで欲しい。けどやるんだよな。儲ける業者や癒着した担当者の悪だくみ他の理由で。(’18.2/8)

漫画屋無駄話 其の4577
▼例の「ゆで太郎」が撤退したビルだが、良く見れば1階を除いてガランドウ。売り上げ他の問題では無く、契約期間の問題で出ちゃったのかも(凄〜く繁盛してたし)。メロンパン屋はそれを承知で、ごく短期間借りた可能性が。立証する証拠は無いしどうでもいい人様の問題だが、コゲ茶色のくたびれた5階建てビルを眺めてるとそんな気が。4日振りに「古書かんたんむ」へ。5日間で5000円売れていた。つまり1月後半の全売り上げに近い。アップダウンが激しすぎる。「やっぱり寒いと駄目だね」と田中社長。寒くても腹は減るが。(’18.2/6)

漫画屋無駄話 其の4576
▼赤字を覚悟してた1月後半の「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、一応は600円の黒字に。もう笑っちゃうしかない。田中社長も苦笑。皆が俺ほど悲惨とは思えないが、交通費を出す人は維持する意欲を喪失させるだろう。俺が600円でも撤退しないのは、毎日の散歩コースだからって面は大きい。ビルの耐震化工事、本来なら終了してるはずだが遅れてる。ドリル音には嫌々慣らされたが、蒲団が干せないのには本当に困る。仕上げ段階に入ったためか、粉塵以外の小石や紙切れがベランダに降って来るので、落ち着いて干せないでいる。(’18.2/5)

漫画屋無駄話 其の4575
▼数日前の『東京新聞』に森卓也の訃報記事。とうとう名古屋の御意見番も小林信彦より先にと、余りに軽い扱いの記事に眼を通すが変。紙面も経済欄だし。同姓同名の実業家だった(銀行マン)。これで『森卓也のコラム・クロニクル』(トランスビュー)の続編を読める可能性は消えない訳だ。にしても同著をその年の映画本ナンバー1にせずに、「フィルムセンター」勤務の小役人のスカスカ本を選んだ評論家(?)は恥ずかしい。多分、ヨイショしとけばいい思いがと夢見たのだろう。もう肉付きの骨を投げてもらえたかい?(’18.2/2)

漫画屋無駄話 其の4574
▼「シネマヴェーラ渋谷」の西村昭五郎監督特集は、珍しい作品が体験出来て大いに有り難い。が、正直な所ごく初期を除けば下手糞でセンス無いなと。確かに江崎実生に比べれば丁寧だが、職人派と言われる割には妙に肩の凝るような所も(井上梅次や古沢憲吾には皆無)。それを確認するためにも、今度は江崎実生監督特集を是非。後期の国際放映がらみの作品はエロっぽいのも多いし、集客も確実だと思う(出来は別よ)。80代半ばでまだ御健在らしい。実現してもニヤニヤと、舞台挨拶になんか絶対に出て欲しく無いイメージが。(’18.1/31)

漫画屋無駄話 其の4573
▼もう1000円今日も含めた3日間で売れれば、”嫌記棚”の初の赤字化も回避出来るんだが。果たしてどうなる事やら。今週から本業が少し忙しくなるのに、娘のインフルエンザを感染させられた模様。貧乏初老アバタ面にインフルエンザ。東京近辺在住原住民は慣れない雪で弱ってるから、更に学級&職場閉鎖も増えるでしょう。でもうっかり長く休むと、パソコンや机が消えてる事態も想定されるから、務め人も大変です。沢島正継監督が御存命とは知らなかった。92歳にもなると同世代はほとんど亡くなって、日々手持ち無沙汰だろうなあ。(’18.1/29)

漫画屋無駄話 其の4572
▼「古書かんたんむ」内”嫌記棚”の1月後半売り上げ、10日間で3450円の惨めさ。今まで辛くも切り抜けて来た5000円の棚代割れまで、大胆にエンジンを吹かした感あり。大雪と寒波に今から有り難うと、涙まじりの強がりを言っておこう。さすがに昨今のコミガレはガラガラ。「古書かんたんむ」に陰毛が数本生えた程度。事務所近くの閉店した「ゆで太郎」の跡地に、ヘンテコリンな飲食店が。何屋だか一見不明。分かっても行かないだろうムード満点。芦屋子雁似の店長らしきオッサンや、ボケ老人軍団はどこに消えたのだろうか?(’18.1/26)

漫画屋無駄話 其の4571
▼『酒道楽』(村井玄斎・岩波文庫)と『陰花平原(上)』(松本清張・新潮文庫)を併読中。甲乙つけ難い面白さで、遠距離通勤を楽しい道中にしてくれる(150分が短かすぎる!)。特に前者は文字がビッシリで、読む前にはやや躊躇。しかしいざページをめくり始めると杞憂に過ぎなかった。まだ未読だが、解説は懐かしの黒岩比佐子。クズ解説が多い同文庫だが、彼女なら読後感をぶち壊されるような心配はないだろう。亡くなってもう8年か。みちくさ市で時々買ってもらった。あの頃までは売り上げも安定してた。売り手が増え過ぎましたね。(’18.1/25)

漫画屋無駄話 其の4570
▼大手マスコミの各種世論調査は半分程度しか信用してないが、アベ内閣を支持しないと答えた人々の約4割以上が、「首相の人柄が信用出来ない」を筆頭理由に選んだのは本当だろうなと。支持者の同じ割合くらいの人々が、「他に適当な人が居ない」を選んでるのにも納得。NHKや大手新聞を信用して観たり読んだりしてれば、右に倣えの日本人はそうなっちゃう(本当はアベ以外なら犬や猫でもOK!)。各社の世論調査も、天皇制、司法制度(公平か否か)、検察、警察への調査も毎回項目に加えてくれれば、7割方信じるんだけどね。(’18.1/24)

漫画屋無駄話 其の4569
▼「古書かんたんむ」内”嫌記棚”の売り上げが相変わらずハンパじゃない。今日行ったら1週間で2500円。1日約350円て事は、要するに文庫本が日に1冊しか売れてない。ため息どころか、逆に惚れ惚れしちゃうような数字だ(更に万引きも結構ある)。明日、田中社長やもう1人の出展者と新年会の予定だが、陰気なものになるのは避けられない。大雪の余波も長引くだろうし、素人老人の手慰みでさえこれじゃ、プロは更に厳しい現実に突き当たるのかも。そういや余り噂に出なくなったが、「モンガ堂」はまだ頑張ってるのか?(’18.1/23)

漫画屋無駄話 其の4568
▼黒柳徹子が首元の老化筋(?)を隠そうと、種々苦労してるのは有名だ。今朝、「あさま612号」の明るいトイレで鏡を見たら、俺もタレントだったらスカーフでも巻かねばなるまいと痛切に。しがない下請けエロ漫画編集者兼インチキ古本屋で良かった。そういや週末には”みちくさ市”が、この寒空の下で開催されたのだ。割と暖かかったが、それは室内での実感。参加者の奥歯はガクガクであったろう。出店した常連の皆様、逃げ足が早くてすいません。古本屋ごっこは命まで掛けてする遊びじゃ無いと、内心思ってる軟弱老人です。(’18.1/22)

漫画屋無駄話 其の4567
▼「新文芸坐」のアクション特集、いつ行っても散々な入り。これじゃ宝田明のトークショーがある日でも高が知れてるな。パチンコ屋部門も忙しいから、従業員も桜にゃ動員出来ないだろうし。呼ぶ方も呼ばれる方も大変だ。その点客は気楽。「シネマテークたかさき」が西川美和を呼んだ際のように、特別料金を徴集したりしないから(取る方も取る方ならもらう方ももらう方だ)。福島原発爆発直後に、「銀座シネパトス」で東宝アクション特集してたのを思い出す。サンピン評論家に白々しく黙祷を呼び掛けられたので、そっぽ向いてた記憶が。(’18.1/19)

漫画屋無駄話 其の4566
▼また悪癖を出したな。田中龍作がロヒンギャの取材でビルマまで飛んだのだ。田中の海外取材は昔から全然成果を出してない(既存マスコミに比較して新味が無い)。貧乏フリーライターは身丈に合った取材をしてればいんだよ。それで再びカンパを訴えてもドッチラケ。文章芸は適菜収あたりに比べても引けを取ってるのだし、国内での土俵をより強固にする方が先。自称”国際ジャーナリスト”は幾らでも居るんだ。海外旅行をしたけりゃ仕事抜きでかみさんとでも行けよ。高揚してるのは当人のみで見苦しい限り(たった月1000円カンパ者)。(’18.1/18)

漫画屋無駄話 其の4565
▼先週「シネマヴェーラ渋谷」でヒッチコックの『パラだイン夫人の恋』を。白黒画面が綺麗で含蓄のある法廷ドラマと感心。帰宅後、味わいのある古典映画を観た際には必ずそうするように、双葉十三郎の『ぼくの採点表』(トパーズプレス)をチェック。台詞頼りで同監督作品としてはだれてるとバッサリ。この時代の評論家は川本三郎や山根貞男とは性根が違う。無理矢理長所を物色するような愚行は一切しない。”ぼくの採点表シリーズ”、全巻がアマゾンで1000円以上(拙著は多くが1円から)。狂った世間だが、目明きも意外に多いと言う事だろう。(’18.1/17)

漫画屋無駄話 其の4564
▼あるのは知ってたが、「ブックオフ」門前仲町店先の東京海洋大学キャンパスに先日初めて。古い石造りの建物にため息(海軍の血の香り)。120年の歴史を誇る東京商船大学と東京水産大学が合併して出来たのだと。この建物はどっちだったのかな。東京水産大学はかつては赤軍派の拠点校。73年春に明大夜間部に入学、信濃学寮の研連(サークル自治会)合宿に参加したら、宴会の余興で東京水産大学赤軍派とか、京大ブント他のアジ演説の声色をする粋な先輩が。さすがは東京だと、長野の山中で笑い転げた。先輩、まだ演説やってますか?(’18.1/15)

漫画屋無駄話 其の4563
▼そろそろビルの耐震化工事も終わるはずだが、それに連れてドリル炸裂音が接近。「ドトール」か「珈琲美学」に避難すれば問題ないが、こんな時に限ってほとんどない本業のヤボ用が出来たり。富岡市の気違い防災無線が、近所に10本林立したような気分。「ドトール」で思い出したが、「タリーズ」のコーヒーは何であんなに凄まじいドブの香りが? 味覚は主観的なものとは言え、あれは限度を超えてるよ。ファミマのパンも確かに糞まずいが、”ドブの香り”に比べりゃ天国。あれが”通の味”と言うなら、北関東の水飲み百姓は沈黙するのみだ。(’18.1/12)

漫画屋無駄話 其の4562
▼肥満タイプには気の優しい人が多いと昔から。体験的にも確かに。ただ最近はモラルハザードが起きてるような(肥満人間急増のためか?)。垂れた腹の下から黄ばんだ下着、あるいは肉自体がはみ出てるのに、平気で地下鉄や電車でふんぞり返ってる馬鹿が。従来は「肥り過ぎて申し訳ない」と遠慮がちだったのに、今は完全に居直ってる。別に居直るのは構わないが、下着や脂肉は世間様の眼に触れない場所に隠しておいてくれ。ただアベマフィア政治下、下流肥満人間は今後も増え続けるだろうから、視線処理訓練に励むのが先かな。(’18.1/11)

漫画屋無駄話 其の4561
▼休み明けで天気がいいと、専大前の「三好弥」はいつもにも増しての大繁盛。「カツ丼!」「大焼肉定食!」「カツカレー大盛り!」皆さん凄い食欲だ。9割が男性サラリーマン。俺はカツ丼(620円)。御飯を無理なく残してしまうよ老いぼれは。この繁盛振りじゃ、ガムテープで補修してある椅子は更にガタガタになるな。「古書かんたんむ」で社長から「神保町シアター」の招待券を頂く。助かるがしばらく行ってない。クレイジーの特集は悪くなかったが、芦川いづみ級のヒット企画がそろそろ出て欲しい時期だ。(’18.1/9)

漫画屋無駄話 其の4560
▼心配が現実化した模様。「ゆで太郎」、相変わらずシャッターを閉じたまま。シクシクシク。周囲の下流民はどないせいゆうんじゃ。タダでもアパ社長の焼きそばだカレーは喰いたくねえし。結構繁盛してるように見えたけど。台所事情は可視化された部分以外にも存在するって事ですか。『朝日新聞』の電子版て、NHKや産経も裸足で逃げ出す臆病な腰抜け振り。正月など、トップが3本とも箱根マラソンネタ。『東京新聞』や『毎日新聞』に比べても際立ってる。こんな朝日を左翼視してる、米国子飼いの自称右翼はもっとみっともないけど。(’18.1/5)

漫画屋無駄話 其の4559
▼心配。年末、妙に早々と閉店した近所の「ゆで太郎」が、まだシャッターを。「小諸そば」は既に営業中。そもそも「ゆで太郎」、年末年始の営業を知らせる紙が貼ってない。万が一あそこが閉店すると、大好きなもち入りけんちんそばが食べられない。水道橋駅前店まで歩くのは面倒。「小諸そば」よ、駿河台交差点店とすずらん通り店のいずれかを、「ゆで太郎」に譲渡せよと命じる権利は、業界最高齢編集者でしかない俺にはないな。悪い予想が当たらないで欲しい。「アパ”人種差別主義”ホテル」が4つもある飯田橋東口の、心の灯なのに。(’18.1/4)

漫画屋無駄話 其の4558
▼「秀栄」で味噌ラーメンを。NHKの2時からのニュースが始まる(テレビ)。10分間全部が例の相撲ネタ。自称とはいえ、公共放送が聞いて呆れて屁が粘る。職員平均年収約2000万死守のため、下はどうでもいいアホ電波を送り付け、上は暗愚総理に税金でしゃぶしゃぶを「ごっつぁんです!」。記者クラブ自称マスコミの総佐川国税長官化。最近連日開催されていたコミガレ。癖で出かけたら、「小宮山書店」は今日から正月休み。ただ他店は今日もほとんど営業中。シャッター降ろしてたのは、専大交差点寄りの「山本書店」くらいでした。(’17.12/28)

漫画屋無駄話 其の4557
▼当世お嬢様事情・その2。首都大学が入るビルの隣、つまり東西線飯田橋駅の一番九段寄り出口の「ドトール」にて先週。その日も耐震化工事騒音に耐えかねて同店に脱出。右隣の女性客が交代。すると時間を置いてもう1人の姉チャン。待ち合わせたのだろうと思ったが、挙動が少し変(この種の直観には自信あり)。『日刊ゲンダイ』を読む振りして額で観察。即事情判明。2人目の姉チャンはオーダーを取っていない。200円チョイだって節約したい時期もあるよな。ただその娘の醸し出す一種の冷えた疎外感は、350円くらいの重みがあった。(’17.12/27)

漫画屋無駄話 其の4556
▼当世お嬢様事情・その1。先週の上信線車内で。俺はショルダーバッグと小さな手さげをを常に。右脇に置いて松本清張を開いてると妙な圧迫感。見れば上州お嬢様が、俺のショルダーバッグを枕にスースー。邪魔しちゃ悪いので放置。降りる駅が近づいたし、乗り過ごしちゃ可哀想なので(もう高崎行きは無い)、スマフォを床に落としたのを契機に、拾って上げて背中をトントン。「もう富岡だけど大丈夫?」「有り難うございます。大丈夫です」再びバッグ枕で寝入るお嬢様。そっとバッグを外して俺は途中で降りたが、終点の下仁田までだったのか?(’17.12/26)

漫画屋無駄話 其の4555
▼桑田圭祐ってアベ暗愚総理やNHKに尻尾振りまくりやがって、本当〜に情けないキンタマ無し(歌は割に好きだけど)。沢田研二や吉川晃司の陰毛の3本でも煎じて飲めよ。その職員平均年収約2000万の、”御用電波送りつけ悪徳商法屋”のNHK、今後はかつての武富士他がそうだったように、平目司法を悪用して年収200〜300万の下流民から、金を搾り取ろうとの邪悪な思惑。NHK&司法が悪徳大名で、庶民が水飲み百姓って訳だ。若者が政治に無関心だったり、人口が減り続ける国が栄えた例はないと言うが、見本を実体験してる感じだな。(’17.12/25)

漫画屋無駄話 其の4554
▼山上たつひこ&いがらしみきおコンビ原作の映画化作品、『羊の木』(監督・吉田大八)の公開が2月3日に決定と。入手したチラシによれば、キャストもなかなか。北村一輝以外に穴はなさそう。”山上たつひこ、いがらしみきおという漫画界に君臨する2人の巨匠”という紹介文を読み、今後は口の利き方も少し注意をと一瞬考えたが止めた。ただ公開の時期はそういいとは言えない。内容こそ節分の日にフィットしてるが。公開系列、劇場名他はまだ未定らしい。この監督なら、松尾スズキ以下と言うことはまずなさそうだ。(’17.12/22)

漫画屋無駄話 其の4553
▼いつも冬場は開催されない、鬼子母神通り商店街のみちくさ市。来年は1月27日にやるらしい。ちょっと悩んだが冷え込みを警戒、今回だけ休む事に。ひっくり返っても皆さんに迷惑だし。今月27日のわめぞの忘年会には出席しますが。老いぼれはやはり無理しちゃいけない。ただ春場に出店する際も、ろくに売れない本類は最低限に抑えよう。あくまでもブックカバー中心に。軽いしかさばらないし(腐らないし)、考えりゃ理想的商品。ただ生産力には限界が。紙物で有力商品があれば問題ないけど、そうは問屋がおろさない。(’17.12/21)

漫画屋無駄話 其の4552
▼先日、事務的な用事があって久々に朝比奈まことにメールを。梨のつぶて。もう1本原稿が上がればコミックスも出るのに…。自殺するようなタイプじゃないので心配はしてないが、貯金がタップリあった訳じゃないだろうし、どうやって生活を? エロ本編集者とエロ漫画家の末路くらい惨めなものはないと、昔、遠山企画社長の遠山孝老人が良く嘆いてたが…。あの頃は良く忘れられたエロ漫画家が、恥を忍んで持ち込みを。今は発表媒体も減ってしまったし、そういう風情ある景色も見られなくなった。諸行無常の響きあり。(’17.12/20)

漫画屋無駄話 其の4551
▼1年振りの健康診断を「富岡総合病院」で。ここ、相変わらず『ナベツネ新聞』&『上毛”トリ屋”新聞』しか入れてなくて不愉快。金銭的癒着でもあるのだろうと推測。実際、病院内の食堂設置を巡っては金のやり取りが発覚、数人が逮捕された過去が(額のせこさが涙を誘った)。憂鬱な気分で検査を待つ間に読める新聞が、日本最底辺の中央紙&同地方紙じゃ、更に気分がめいるっての。胃カメラが鼻からになってからは、それでも相当気分は楽に。管の咽攻めは、俺にはナチス医師集団による医療拷問としか思えなかった(元小児喘息老人)。(’17.12/19)

漫画屋無駄話 其の4550
▼「ゆで太郎」の新メニュー、もち2個(”枚”と呼ぶような面積の代物ではない)入りけんちんそばはいけてるが、すぐに売り切れるのが難点(520円)。仕方ないので今日はカラアゲ&半熟玉子入りそばにしたが(同価格)、やはりやや胃がもたれる。売り切れない時間帯は店が混雑してるし、上手く行かないな。ビルの耐震化工事、峠を超えたのか以前ほどはドリル音が気にならなくなった。いや、体が慣れただけかな。そういえば工事開始以来、前の目白通りの自動車騒音が余り苦痛でなくなった。何か大切の感覚を失ったような気が…。(’17.12/18)

漫画屋無駄話 其の4549
▼ラーメンの「秀栄」、注文の聞き間違いを巡っての夫婦ゲンカが増えた。実は自宅での副業で俺んトコもしょっちゅう。笑う気にはなれない。固有名詞が出て来ない段階の次、つまり自分の行動を忘れて把握仕切れなくなると、老夫婦間の争いは急増。メリットもひとつ。ケンカ自体もすぐに忘れちゃうのだ。まず忘年会や新年会に誘われなくなったが、今年は各1件。いずれも古本関係なのが時代を感じさせる。本業でも呼ばれたいが、顎足付きでこちらが声を掛けないと、誰も集まってはくれないのが悲しい現実。老兵は「日高屋」で1人飲み。(’17.12/15)

漫画屋無駄話 其の4548
▼児童ポルノ法違反の皇宮警察や公安部の職員数人が送検、依願退職処分を受けながら(つまり犯罪者に退職金!)、名前も年齢も発表無し。こういう公金にたかる糞ダニ共こそ、率先して実名報道するのが民主主義国家のルール(だろう山田健太よ?)。群馬の独占的トリ屋地方紙『上毛新聞』は、数百円の万引き犯人でも実名どころか番地以外の住所まで報道。公務員犯罪だと匿名報道。中央紙もだが、書いたり整理したりしてる連中、神経まともか? 新聞労連は偉そうな事を言ってるが、行いはハレンチ東京電力労組やチッソを守った合化労連と同じ。(’17.12/14)

漫画屋無駄話 其の4547
▼地下鉄東西線は早稲田駅から大手町駅の間で見掛けた、小学3年生くらいの女の子。シートに座り居眠り。小学生だって暇じゃないよな。その寝姿が画期的だった。顔面を天井に向けて180度前後の平面状に(顔面洗濯板?)。やや口を開いた様は、写真を撮って10年後に見せてやりたい無防備さだったが、にしても良く疲れない。大手町で降りる際に観察、理由が判明。ランドセルの上部がシッカリ枕の代わりに。どこまで帰るのか知らないが、乗り過ごさないよう祈りながら降車、「フィルムセンター」に向かう。(’17.12/13)

漫画屋無駄話 其の4546
▼浅野健一が前から批判してたが、山田健太(専大教授)って浅ましいドクズ野郎。『東京新聞』の「見張り塔から」なるコラムで今朝、最高裁のNHK受信料判決を論じてが、御用NHK(職員平均年収約2000万)の無責任振りや、それを一切問題にしない御用最高裁判決への批判を一切せずに、言論の自由がどうのこうのと小学生の弁論大会。記者クラブ所属奴隷大マスコミに餌付けされた、飼い犬サンピン御用聞き教授の面目躍如。「官憲席から」にコラムの題名も改めた方が良い。数年前に死んだ自主規制マニア、清水英夫の後釜を狙ってるのか?(’17.12/12)

漫画屋無駄話 其の4545
▼今年は作付け面積を減らしたためか、下仁田ネギ掘りを1回手伝ったのみで終了。全体でも1週間はかからなかったようだ。出荷価格も安く、毎年専用の段ボール箱に入れるのだが、今年は箱代節約のためにビニールヒモでの”節約梱包”が急増と。この程度の冷え込みじゃ、確かに鍋料理は歩が悪い。ここらでも養蚕はほぼ絶滅したが(ほんの数軒が外人労働者を使って細々と)、将来下仁田ネギも? 商社が中国で安く栽培して輸入しようとしたが、気候のためか失敗したとの話を昔聞いたが。安過ぎちゃ作らないよな誰もが。(’17.12/11)

漫画屋無駄話 其の4544
▼出来不出来が激しい山崎邦紀監督作品としては、上の下くらいの『痴漢電車 変態の夢と現実』。75点。一番驚いたのは、役者の台詞が全部ハッキリ聴こえた事。最近の邦画、本当にひどいもの。最初は老化に伴う難聴かと考えたが、主役や相手役の台詞は割と分かるのだ。脇にギャラの安い発声訓練もロクに受けて無いような、素人に近い役者を使うのだろう。例によって観念的な長い台詞が多いのだが、朗読にならず上手くこなしていた(特に男優陣が充実)。字幕に俺の名前が出たのにはビックリ。64歳での初体験です。(’17.12/8)

漫画屋無駄話 其の4543
▼京王線柴崎駅で降りる予定が、うっかりして調布の先にまで。車内の案内図を逆に見てたのだから当然だ。本当にボケた。待ち合わせに遅れたので1人で東映ラボ・テックへ歩く(タクシー乗り場は無い)。1度おばさんに尋ねたが、何とかたどりつく。昔もこの駅で何度か待ち合わせを(東映化学時代)。山崎邦紀、浜野佐知はもちろん、中森ばぎな、タコ多田他とか。開いてた『夜光の階段(上)』(松本清張・新潮文庫)が面白すぎたのも、案内図を見誤った要因だな。(下)を持参しなかったのは大きなミスだったよ。(’17.12/7)

漫画屋無駄話 其の4542
▼地下鉄半蔵門線の九段下駅ホームで。神保町駅方面行きのドアが開くなり、乗客が降りる前にドカドカ乗り込む奥様風コンビ。思わず面や成りを凝視したが、特に育ちが悪いとも知恵遅れとも思えない。呆れたのは俺だけではなく、白痴コンビが腰掛けたすぐ隣の赤ちゃん抱いた若奥様まで、犬の糞を見るようにギロリ。だが2人は安倍昭恵レベルの下劣な家畜らしく、その赤ちゃんにお愛想を吐いて話し掛ける。ギロリの奥様、あたしの大事な子供仁馬鹿を感染させないでとばかりに、露骨にそっぽを向いていたので、やや痛快だった。(’17.12/6)

漫画屋無駄話 其の4541
▼拉致被害者家族の中から、アベ暗愚政権の問題の政治利用にようやく批判の声が出始めた。しかし余りに気付くのが遅すぎる。連中、口先ではともかく、後は高齢な家族が亡くなるのを待つのみ。自分達が超VIP扱いされてるうちに、明確な声を上げるべきだった。国民のある部分は、口にこそ出さないがとっくにそう思っていた。似た扱いを受けてるのが、パラリンピック関係者。アベ暗愚政権×反社会的ゼニゲバ大企業(電通他)×NHK以下の御用大マスコミ集団の金権的野望を隠蔽する、ストリッパーのバタフライ扱いを。独自の大会を模索すべき時期だ。(’17.12/5)

漫画屋無駄話 其の4540
▼「神保町シアター」で午後2時15分からの『夢でありたい』(’62大映)を観る前に、すずらん通りの「小諸そば」で目撃したお客様。20代の学生風。冷したぬきそばセットらしき物を前に、いきなり薬味のネギを器ごとそばにドカッ! それだけならまた馬鹿がと思っただけだが、何とそいつ両手を合わせて祈り始める。お前は神様に頼る前に世間常識を身につけよと言いたくなったが、一体どんな神様に何を?(池田大作様にネギの豊作をか?)めったに上映されない作品のせいか、『夢で〜』は6割の客で埋まる。(’17.12/4)

漫画屋無駄話 其の4539
▼まだ2本観ただけだけど断言。「「フィルムセンター」の”チェコ映画の全貌”は必見!」と。リンチやクローネンバーグ程じゃないが、基本的にエロな所がいいよ。昨夜の『バタリオン』も27年製作だが乳房丸出し(アル中讃歌映画)。その前の『悪党の女たち』(’27)も、半裸のヒロインへの執拗なマッサージ場面は、今でも充分抜けそうだった(悪党讃歌映画)。フランスやイタリア映画に顕著な享楽主義を、更にパワーアップした感じ。道徳主義が濃厚な日本や韓国の映画とは大違いで新鮮。でも観客は50人前後と場内閑散。(’17.12/1)

漫画屋無駄話 其の4538
▼午後1時過ぎのラーメンの「秀栄」にて。「すいません。携帯忘れてなかったですか?」30前後の客。「なかったよ」無愛想な老店主。「そこで見ながら食べてましたよね」お節介な俺。「ま…待てよ。あ…あった!」洗い場から慌てて取り出す店主。ぞうきんで拭きながら「大丈夫?」「防水ですから」客が去った後でおかみさん。「まーったくもう。防水じゃなかったら大変よ!」「何かあるなあとは思ったけど、はっきり分かんなかったから…」犬も喰わない口ゲンカが始まったが、ほぼ満席の客の関心は薄く、皆黙々と食べ続けるのであった。(’17.11/30)

漫画屋無駄話 其の4537
▼北海道でナベツネ新聞の記者が痴漢で捕まったらしいが、不起訴・即刻釈放はもう決まったも同然(既に釈放済み? 気の毒な駕池夫婦)。本来はもみ消し案件だったのだ。しかし記者クラブ仲間、例えばチョイ前に印刷工だかが類似犯罪で逮捕された、朝日あたりのチクリで仕方なくと想像する俺。ただ両件ともに実名が出たのは気の毒だが良かった。最近は同様なハレンチ犯罪を起こした、裏金警官名を出さないメディアが増えた。日頃、エサをもらってるお礼だろうが、内心は自分達もそういう扱いを受ける特権保持者だと、マジで考えてる連中だから。(’17.11/28)

漫画屋無駄話 其の4536
▼市ヶ谷は隣駅だがめったに降りない。午後、『プリンシパル』(監督・篠原哲雄・’18・3・3公開予定)の試写があるSME六番町ビルも初めて。小汚い雑居ビルかと思ったら役所のように巨大でピカピカ。「?」何だソニーミュージックのビルか(世間知らず)。試写室にはネームプレートを付けて案内人が同行。かつての警視庁保安課への呼び出しと同じスタイル。国際企業は警戒厳重。熟睡するかと思いきや、コロコロした主演の黒島結菜の魅力に引かれて最後まで。もう25分切れば秀作になった。ヒロインが男に卑屈すぎない自立した点に好感を。(’17.11/27)

漫画屋無駄話 其の4535
▼デザイナーやダンサーの世界は、同性愛者じゃないと村八分にされそうな気配さえするが、白バイ警察官も結構その比率が高いのではなかろうか。昭和30年代初頭のヒーロー、「少年ジェット」みたいな白いマフラーして(ジェット君はスクーターを愛用)、サングラスに白ヘルメット。これで日々車道の人々を睥睨しているのだ。かなりのナルシストでないと勤まらない自意識満点の仕事だ。乱闘服姿の機動隊指揮者との、メタリックな相思相愛も考えられない訳ではない。神保町交差点で彼等の勇姿を見ると、つい種々想像してしまう。(’17.11/24)

漫画屋無駄話 其の4534
▼野党と犯罪被害者にしか発射されない、別名”アベ内閣防衛文春砲”こと『週刊文春』の、小林信彦の連載がまた休みでガックリ。慌てて再び倉庫に駆け付けた、商売熱心な古本屋もいよう(乱作で人気凋落状態だった赤瀬川原平も、没後には値段がやや持ち直した)。関係ないが、最近安部公房の単行本をやたらに神保町の店頭で見る。動かなくなったので新潮社が倉庫整理でも? 自著はちくま文庫以外は余り見掛けない。文庫は名刺代わりになるのでだいたい買うが、単行本も500円以下なら多分な(地に赤丸印本が山積みだと別)。(’17.11/22)

漫画屋無駄話 其の4533
▼「新文芸坐」が”デビュー50周年”を記念、沢田研二作品の特集上映をすると。何かイメージが合わない。企画が硬直気味なので、「神保町シアター」の長所を摂取したって事かも。そこらじゃ先頭を切ってる「シネマヴェ−ラ渋谷」。今回の大映女優特集は入りがイマイチ。で、”大きな映画製作プロダクション”と言われてただけに、大映作品てホントにお金かけてないと改めて(遠山企画下請けのエロ劇画誌並)。加えて素材を問わない陰惨と言ってもいい暗さ。今見るとめげるが、当時の日本全国の街角も同様に暗かったのだろう。(’17.11/21)

漫画屋無駄話 其の4532
▼立川志らくがテレビで事実誤認に基づく立憲民主党批判をして、大恥をかいたと。コイツならするよ。『キネマ旬報』連載での、営業がらみの巨匠監督や強者へのおもねりは、読んでる側が穴に入りたくなる程。たけし、爆笑問題、松本仁志に続く確信的御用芸人宣言だったのだろう。馬鹿は少し金を残すと、頼まれもしないのに糞まみれの馬脚を。全身ハレンチ政党維新の象徴的存在の長谷川豊が、『日刊ゲンダイ』の恥部たる芸能欄での連載で、辞めたフジテレビの社長に媚びまくってたのを連想。志らくと長谷川、同レベルのクズ体質なのである。(’17.11/20)

漫画屋無駄話 其の4531
▼標的が野党専門と化した”御用文春砲”こと、『週刊文春』に復活した小林信彦のコラムを「神田コーヒー」で。堂々の4ページ。夢ネタにはうんざりするのが常だが、脳硬塞じゃ仕方ねえな(俺も一歩手前のくも膜下出血だったし…)。やっぱコバノブが入ると誌面全体が締まる。昔の『週刊新潮』の山口瞳みたいな位置かな。ただ締まると言っても、オッサンの覗き根性丸出しで逆に山尾人気を高めそうなトップ記事や、未成年殺人被害者の名前や顔を晒す”商売優先主義”の言い訳ばかりじゃ、かなりな恥ずかしい気はするがな。(’17.11/17)

漫画屋無駄話 其の4530
▼『日刊ゲンダイ』、次に退屈なのが読書欄。芸能欄と違って一時よりはマシになったが、執筆者に無名ライターが多すぎる。当方の不勉強のせいでもあるが、その知らないライターが揃ってつまらないのが困りもの。なのに左上の五木寛之気取りが多いのが一層笑わせる(五木の連載も、もう15年以上読んだ試しがない)。牙を抜かれた『週刊文春』に復帰した小林信彦のように、最初の5〜6面しか読まない”良識派”ならともかく、140円分はキッチリ楽しむヘビー定期購読者は、手抜きを見逃す訳には行かない(エラソーに!)。(’17.11/16)

漫画屋無駄話 其の4529
▼東宝系俳優はその面では幸せだ。何だかんだ言っても作品が保存されていなければ、後世の人に役者も映画作家も再発見されようがない。これは紙系文化とて同じ。ここら誰でもデータ保存出来る今の主流媒体は、実にはかなそうな気が…。旧世代の感傷かな。昔からうさん臭くて退屈な、『日刊ゲンダイ』の最低な芸能欄。主犯は2人。吉川潮と中森明夫。このコンビが1枚噛んだ連載は、身内ぼめばかりでことごとく猫の生糞。担当に稿料のキックバックまではしてないだろうが、そう勘ぐられかねない根拠なき厚遇&癒着。若手は整風運動を起こすべし。(’17.11/15)

漫画屋無駄話 其の4528
▼内閣支持率がまた上昇と。頭も自国語も箸も足もまともに使えない暗愚アベ総理が、宗主国のボスに媚びを売り上納金を差し出す様が、この国の人々には頼もしく映るらしい。いくら記者クラブマスコミと言う名の賤業階級が大宣伝に励んでる結果とは言え、とてつもない政治意識を持った納税者達と、ナチス後継者の麻生元総理並に驚かざるを得ない。何度でも一億総懺悔をしそうで、怖いわ〜怖いわ〜怖い〜わ〜♪ 「フィルムセンター」の原節子特集が混雑。戦犯映画会社東宝はこの面では偉い。プリント状態が戦後の松竹作品群よりはるかにいいのだ。(’17.11/14)

漫画屋無駄話 其の4527
▼上信線高崎駅駅舎が改修工事を。ようやく仮りプレハブが出来上がったようなので、「正式の駅舎はどんな風に?」と駅員に尋ねると、これが完成品なのだと。「木造がプレハブになっただけじゃん!ホントにケチンボな会社だな」と絶句。さすがの駅員も苦笑い。こういう部分には近隣市町村の補助金が使えない故の結果だと、推測する俺。神戸建設とかいう土建屋が、結構日数をかけて工事を。こんなホッタテ小屋なら1日で充分。考えようによっては、”キンタマ三態”とも陰口を叩かれてる、上野三碑とやらよりは一見の価値があるチャチ駅舎だ。(’17.11/13)

漫画屋無駄話 其の4526
▼最近の『週刊文春』、すっかり牙も入れ歯も抜かれちゃってるね。一方で意外に意地を見せてるのが、保守反動週刊誌元祖の『週刊新潮』。『週刊文春』に集中的に注入されてる官房機密費、俺の所にも回せと脅してる風でもあるが…。今日のようにしのぎやすい天気は、年寄りにも大助かり。ただ耐震化工事はまだ続行中で、思うように蒲団が干せない。コイツが趣味の初老エロ漫画編集者には、何かとフラストレーションがたまりがち。また屋内プールの会員に復帰して、月に何度か自転車で通うかな。後でかなり疲れるんだけどね。(’17.11/10)

漫画屋無駄話 其の4525
▼職業にはやはり貴賎がある。でもエロ漫画編集者やピンク映画監督の事ではない(両方を兼ねてた剛の者もいるが)。年収2000万死守のために、白痴アベがトランプの肛門を舐めるように、アベのバター犬業に精勤するNHK職員、同じく1500万死守のために三浦瑠璃を”看板ブンカ人”にしてる『朝日新聞』社員どもの事だ(新聞奨学生以外の販売店関係者も含む)。面倒なのでナベツネ新聞は除外。大手マスコミで糊口をしのいでる連中の99%は純賎民。当人達はエリートだと錯覚してるらしいので、「ド腐れ賎民!」と親切に教えてやるのが下流民の礼儀。(’17.11/9)

漫画屋無駄話 其の4524
▼杉作J太郎に頼まれて『無頼平野』(監督・石井輝男・’95)のエキストラしたの、もう22年も前の事だったのね。その時一緒に参加した西川口の不動産屋を、12日にある山崎邦紀監督の痴漢映画の撮影に誘ったら、女房の話じゃどうも駄目らしいと。北戸田駅集合と言うから、付近在住で非常に便利なんだが。夜8時頃までかかると言うから、群馬にゃ帰れそうにない。事務所に泊るからそれはいんだが、服を3種類くらい用意をとの話には困惑。持ってない訳じゃないが、どうやって持参するかが問題。監督の気合いに負けた振りして、何とかするしかねえか。(’17.11/7)

漫画屋無駄話 其の4523
▼大半は読んだ色川武大じゃなく、阿佐田哲也の本を最近は時々。ギャンブルは皆目分からないヤボテン老人だが、不思議と面白い(不思議じゃねえ!)。昔『ヤングマガジン』の「ぎゅわんぶらあ自己中心派」を読んでた頃にも感じた事だが…。思うにこの頃までは世間の人並に漫画雑誌に眼を。これで飯を喰っていながら、世間並でいいのかとの意見もあるが、今更どうにもならない。阿佐田哲也は桃園書房に一時勤務してたので有名だが、同版元は既に消滅。吉行淳之介が一時糊口をしのいでいた東京三世社も、同じ道を歩みそうだ。(’17.11/6)

漫画屋無駄話 其の4522
▼特に最近露骨なのは、『ブラックボックス』(伊藤詩織)の出版と関連あると。とにかく官邸を正面攻撃する本だ。警察・検察はおろか、税務署他を使った露骨な反撃も予想される。同書の推薦文に場違いな三浦瑠璃を用いたり、お里の知れる小技は種々用いてるが、それだけでは不安で種々の保険を(立憲民主党攻撃で)。まるで佐藤優みたいなしのぎかただが(失礼!こいつは幇間専門だった)、高給社員を多数抱えてると苦労もあるのだろう。”皇室の蕃塀版元”としては、皮肉ではなく良くやってる部類と考えるべきなのかもね。(’17.11/3)

漫画屋無駄話 其の4521
▼野党、特に立憲民主党叩きに狂奔する文藝春秋に批判が出てるが、あそこは元々そういう版元。満州版『文藝春秋』で大儲けしたのは有名。堤堯がかつて『WiLL』に連載してた自伝めいたもので、入社してた先輩に「ウチは天皇陛下万歳の社だ」と聞き、面接ではそれに合わせたと述べていた(ちなみに実母は天皇裕仁を蛇蝎のように嫌っていたと。子供より親の方が慧眼と当時思った)。だから同社の権力批判は昔からその軸を外れないように、臆病なまでに計算されている。でもこれって、小学館や集英社よりはよっぽどマシだよ。(’17.11/2)

漫画屋無駄話 其の4520
▼3日分を書いてて、この日の分をうっかり消去。ボケ頭ではなかなか思い出せない。総選挙で比例以外は1議席も取れなかったのに、まだ共産党とは一線を画すなんて世迷い事を並べてる全上州労働者の天敵、群馬の連合の悪口を書いてた気が。もうあんな腐った連中の痴態は思い出したくない。各単産も労働貴族の柳川町(高崎の歓楽街)&ゴルフ場通いのための金、いつまで黙って払い続けるのか? アベ”泥棒夫婦”内閣のためのNHKに受信料を払う以上に反社会的で有害な出費だ。創価学会、連合、日本会議が三角布陣で守る米国従属泥棒内閣。(’17.10/31)
漫画屋無駄話 其の4519
▼『東京新聞』群馬版に連載された、前橋女子高校や高崎女子高校の生徒が、戦時下に風船爆弾作りの女工として狩り出されてた事を検証した連載記事は興味深く、かつ面白く読ませた(担当は大沢令他)。本当は『上毛新聞』が、死刑は日本の伝統文化だと抜かす、イカれた元高崎署署長あたりを引っ張りだして展開する、”死刑推進大キャンペーン”の換わりにすべき仕事だが、”群馬の独占的トリ屋新聞”にそれを求めるのは、アベシンゾ−夫婦に羞恥心や知性、教養を求めるに等しい。経済ばかりか政治でも新潟県人に劣る群馬県人。(’17.10/30)

漫画屋無駄話 其の4518
▼ホームの水飲み場を廃止、系列企業の自販機を設置してはセコく儲けてるJR東日本(テロ防止に便乗してゴミ箱も撤去。早く復活させろい!)。英国の鉄道の権利を取得したり、国内の乗客は日銭を運ぶ豚程度にしか考えてない。けど国際企業面する前に、日々鉄道をまともに動かせよ。特に宇都宮線など連日の故障で、まともに走ってる日は「フィルムセンター」の映画上映日並(気まぐれ営業)。東芝、日産、神戸製鋼、スバル…。自国語の読み書きも出来ないマザコン馬鹿が5年も首相をすると、企業も国民も腐り始めるな。(’17.10/27)

漫画屋無駄話 其の4517
▼高崎駅構内に最近「成城石井」が開店、なかなか繁盛してる模様(元「ロッテリア」があった西口寄りの敷地)。夜10時まで営業。悪徳不動産屋としても名高いJR東日本を大家にすると、これくらい営業しないと採算が取れないのだろう。JR東日本の各駅ビルに出店してる業者が、業種に関わらず99%消費者にはロクでもない実状の要因(とにかく高い!)。その高崎駅の駅ビルに入居してる、靴屋「ダイアナ」のポスターセンスが、最近落ちて来たような気が。これを眺めてため息をつくのが、昔からのささやかな楽しみで。(’17.10/26)

漫画屋無駄話 其の4516
▼薄いセーターの上に今季初めてのスタジャンを。高崎まではこれで丁度良かったが、東京駅に降りるとやはり汗ばむ。こないだ雑用で元アストラの奥山さんにメールを。元気で幸いまだ離婚もしていない模様。旦那は馬面だけど2枚目で、ものすごく精力ありそうだったし。実にうらやましい。子供はどうしたのかしら。聞き忘れた。皆、こんな感じでいつの間にか縁遠くなり、ある日いきなり訃報を聞いたりするんだよね(順調に行けば俺が先だ)。軒下コミガレに岩波新書が2箱前後。一応見たが1冊も欲しい物はなかった。(’17.10/24)

漫画屋無駄話 其の4515
▼チョイ前の俺の推測記事の訂正(例の官房機密費の件ね)。あれはあくまで前渡し金。勤めを立派すぎる程に果たしたのだから、成功報酬として小池厚化粧にはもう10億、裏切りの前原には300万、顔だけの細野には3000円支払われた模様(関係者の話)。22日の夕方4時頃、高崎駅通路を歩いてたら岩井賢太郎富岡市市長が、秘書らしき稚児っぽい青年を連れて。小渕”ドリル隠蔽”優子の選挙事務所にでも行く所か、あるいは帰りか? 脇のコンサート自由コーナーでは、星野源のはとこみたいな奴が熱唱中だった。下手じゃなかった。(’17.10/23)

漫画屋無駄話 其の4514
▼神保町もいざ選挙になると、自民党のポスターが一斉に貼り出される。普通の商店街なら商いの関係か、どの党でも平等に扱ってる店が多い。所が古本屋街は自民党一色(海江田万里はほぼゼロで、鼻の穴をおっ広げた山田みきばっか)。政治的には保守反動の金持ちの街である事が明瞭になる季節だ。考えれば店主は皆一等地の地べた&ビル持ちだよ。良く通う小宮山や田村では見掛けないので、ホッとしてるが。いや、前者に無いはずないから俺の見逃しかも。それと選挙は、期日前じゃなく当日のムードを味わいながら投票するのが好み。(’17.10/20)

漫画屋無駄話 其の4513
▼「シネマヴェーラ渋谷」のせいだが、嫌いな街である渋谷に通う機会が増えた。そうなって大分たつが、全然なじめない。72年に上京、初めて住み着いたのが目黒区東山。つまり渋谷が一番近い街だったのだが…。確かに池袋や新宿に比べてどこかよそよそしい面はあった。田舎者を疎外するムードとでも言おうか。それにしてももう40年以上の月日が流れたのだ。少しは寄り添えそうなものなのに、冷たく弾き返される何かが。昔振られた女の子のような目付きの街とでも言おうか。青山、六本木の方がまだ優しい気さえ。(’17.10/19)

漫画屋無駄話 其の4512
▼アベマザコン暗愚総理の写真を誌面に平然と掲載する、教育出版の道徳の教科書的意味合いではなく(アベギャグか?)、今最も日本古来からの道徳心を貫いていると思われる日本共産党(民主集中制は嫌いだが)。もう日本革新党とでも改名、政党助成金ももらいなよ。共産党時代には一貫して拒否してたのだし、大儀も立つ。このままじゃ先細りは避けられない。幹部はいいだろうが、末端は凄〜く疲労してる。教育出版にも教科書問題の初期には、街宣営業右翼の車が何台も押し掛けた。先輩編集者の気骨は継承されなかったようだ。情けない版元。(’17.10/17)

漫画屋無駄話 其の4511
▼最近は「神保町シアター」の赤木圭一郎特集に通ってるせいで、明大前の坂を毎晩のように昇っている。その度に伐採された街路樹が増えており、実に胸が痛む。厚化粧女東條英機の小池知事、樹だけではなく野党共闘の芽も摘んだのだから罪は重い。選挙終了後、厚化粧女には3億、裏切りの前原には3千万、路上チュ−の細野には3万程度、官房機密費からお小遣いが出ると予測する俺。小沢一郎も男を下げた。噂されるほどは蠢いてなかったとの話だが、民進党岩手県連がユダを強く支持したのは事実。今更共産党の応援演説をされても…。(’17.10/16)

漫画屋無駄話 其の4510
▼明日の午後2時過ぎから、新宿駅東南口で立憲民主党の街頭演説会があり、小林よしのりも弁士で参加すると。奇怪で稀有な景色だから(別に政治的矛盾は感じない)、ちょっくら脚を運んでみるかな。昔はあそこら辺、「まんがの森」があったのでしょっちゅう市場調査に。その前には東映を求めて「昭和館」にね。ハッテン場として有名だった、近所の「新宿国際名画座」。昔は日活系の封切り館だったとどこかで読んだ。俺が男色家衆に怯えながら通った頃は既にボロボロ。日活アクション封切り時の館の飾り等を写した写真、残ってないのかなあ。(’17.10/13)

漫画屋無駄話 其の4509
▼「ブックオフ」早稲田店から高田馬場店まで、初めて歩いてみる。途中に鬼門の「古書現世」があるので道路の右側を。そしたら丁度運悪くタバコを吸いに店頭に出ていた、「三楽書房」の”ほらふきドンドン”にバッタリ。みちくさ市でいつも世話になってるのでシカトも出来ず、店内でしばしの業界裏話(「田村書店」以外の話題オンリーよ)。文庫を2冊買ったら(1100円)、300円も負けようとするので、「そんな根性で商売ができるか!」と一喝、100円だけ負けてもらう。所がクジを引いたら50円が当たり、結局150円も儲けちゃいました。(’17.10/12)

漫画屋無駄話 其の4508
▼布のスニーカーが好き。だが、良く売ってるコンバース製品は俺の足に合わない(幅が狭すぎて痛い)。他社のもどうも気に入らない。今年リーガルを初めて。軽くてピッタリ。足が生き返るようだ(ほざいてろよ)。色違いが良かったが入荷する様子が無いので、「高島屋」高崎店で最初と同じ物を(色はピース紺)。所がその直後から、1足目にまだら状に色落ち発生。履き心地は相変わらずなので、俺は気にせず毎日のように。2足目も時々履いてるが、今の所は色落ち無し。ただこれもだと、メーカー・流通業者・消費者のためにも、面倒だが届け出るべきかな。(’17.10/11)

漫画屋無駄話 其の4507
▼総選挙初日に新聞休刊日。大新聞やNHKを筆頭とするテレビ局の非常識には慣れてるつもりだが、改めて呆れ果てた。投票率が低い方がアベネオナチ泥棒政権には有利だから、忖度してるのだ。「ウチは出します!」という社はなかったのか? 問われれば最初から新聞協会の取り決めでとかほざくのだろうが(問う人も居ないのが情けない)、本当に性根の腐った連中だ。昔『赤旗』の日刊を取ってた頃、休刊日だが総選挙中だから発行するとの社告を。これが常識的判断。休めば色々な意味で儲かる。ただただそれだけ。全部潰れても一切の異議なし。(’17.10/10)

漫画屋無駄話 其の4506
▼昔はその超大根振りから、裕次郎や旭と違い興味が持てなかった赤木圭一郎。他の映画館の企画がパッとしなかったせいもあり、週頭から「神保町シアター」に通い詰めてみたら、遅ればせながらその魅力を実感。昨夜の『浮気の季節』(監督・阿部豊・’59日活)も、脚本、役者、演出他の各パートが手を抜きまくった凡作。その中でトニ−だけが、東京タワーのようにそびえ立っている。なぜかストリップ小屋で熱唱する、若き日の平尾昌晃も足元にも及ばない。女性には無論、その筋の男性も大いに痺れさせたとの伝説にも素直に納得。(’17.10/6)

漫画屋無駄話 其の4505
▼8月は地獄だった副業。9月はやや好転したと思いきや、後半になって再び失速し、10月に入っても沈んだまま。もう節約するトコなんて無いよ。原付きも無いから、今更牛乳配達も出来ないし(そんな商売は絶滅? 今はメール便配達か?)。昨日か。「日本特価書籍」前で、”全方位幇間評論家”の佐藤優を見かけた。西郷隆盛の出来の悪い泥人形風だったが、良くも悪くもああいう一途さとは最も無縁なお追従クズ野郎。元「篠村書店」だった店舗の改装が始まった。ハンナ・アーレントに少し似たお婆ちゃん、お元気かしらね。(’17.10/5)

漫画屋無駄話 其の4504
▼2〜3日前にはプチホームレス風のオッサンが、賽銭を隅々まで物色していた堀留橋脇の傳蔵地蔵尊。今日は小学5〜6年生くらいの女の子が、じっと手のひらを合わせ拝んでいた。靖国戦争神社や貫前戦争神社、池田大作や麻原影晃の前で頭を下げる連中と違い、見てて心がほのぼの。でもお嬢さん、道を隔てた大洋グループ本社ビルには近付かないように。変態オジサン達の巣窟だから。ここもビル全体に覆いをかけて工事中。事務所ビルと同じく耐震化工事? 女東條英機こと小池百合子、振り込め詐欺までやってたとは。アベより漢字が読める性悪女帝の首は、今のうちに落とすべし。(’17.10/4)

漫画屋無駄話 其の4503
▼厚化粧極右都知事が作成したとされる、民進党排除メンバー表なるものを見て笑う。建て前は思想信条としているが、要は自分より名前やキャリアがある連中を全員パージ(野田元総理など片腕になれる思想の持ち主)。あくまで自分がお山の大将でいたいだけ。ここら極右思想共々、嘘つきで幼児的なアベ泥棒マザコン総理ソックリ。原発廃止も抽象論で誤魔化したし、こんな極右女帝の腐臭漂うスカートの中に逃げ込んだ民進党系政治家には、アベ、小池同様に落選運動を起こすべきだ。しかしあの踏み絵10か条に唯々諾々と従える人の神経は凄すぎる。(’17.10/3)

漫画屋無駄話 其の4502
▼”口先ドマヌケ番長”前原の後見人だった小沢一郎、このまま女・安倍晋太郎のすえて垂れた腐ケツを舐め続けるのか? だとしたらもはや鈴木宗男2世。適菜収は昔から信用してなかったそうだが、俺は民主党結成以降の小沢は高く評価してただけにガックリ。山本太郎は聡明だから大丈夫だろうが、森ゆう子も”鈴木宗男の娘”にならねば良いが。いずれにしろ、アベ総理夫妻は憲政史上初の泥棒総理夫妻として、前原は党をタダ同然で売り払った白痴党首として、歴史に名を刻む事に。本当におめでとうございます(納税者は泣きっ面にコレラ)。(’17.10/2)

漫画屋無駄話 其の4501
▼もういい歳だし、次回選挙までは悠長に待ってられないと、人気だけで政治的実績ゼロの女・安倍晋太郎を担ぎ出した小沢。とにかく安倍をブタ箱にとの執念は感じられるが、この選択で失う関係も多いだろうから、選挙で与党を過半数割れに追い込めないと、彼も岩手に帰るしかないだろう。昨夜、飯田橋駅東口で元メディアックスの加藤健次と遭遇。駅前に開店したばかりの「日高屋」で軽く。昔のギャグ漫画家、草原タカオ、加奈井ゆきお、飯田みつあき、さとうさとお、高井研一郎、スノウチサトル他についての無駄話を。(’17.9/29)

漫画屋無駄話 其の4500
▼久々の壊し屋面目躍如の小沢一郎だが(前原などガキの遣い)、問題は共産党との関係。女・安倍晋太郎で元祖・安倍晋太郎退治が可能なのは都会だけ。地方で共産党が候補を擁立すれば、手駒はバタバタ落選。まさか都会は女・安倍晋太郎、地方は共産党での甘い勝利を画策してたとも思えないが…。希望同様に共産党も協力相手を選別って事になろう。希望に参加しないメンバーは社民党と合併かな。無論俺はこの勢力の支持者であるが、アベの余りの愚鈍・ハレンチさに呆れた左右支持者が、非積極的に希望にかなり投票するんだろうな。(’17.9/28)

漫画屋無駄話 其の4499
▼今朝読み終えた、松本清張の『天才画の女』(新潮文庫)は冴えていた。清張は月に3冊前後読む事にしてるが、やはり優劣はある。この前読んだ『砂漠の塩』は完全にC級だった。『婦人公論』連載だったので、柄にもなく五木寛之を意識した所があり、それが失敗の要因と。やっぱり苦労人だけあり、『週刊新潮』や『週刊文春』の連載だと、特に力が入ってる感じだ。ある意味では古巣とも言える、『週刊朝日』での仕事振りは?(意趣返しで手を抜いたり…)とまあ、老後の楽しみの種は尽きないのであった。本当かよ。(’17.9/27)

漫画屋無駄話 其の4498
▼日本の三権分立がデタラメだって事は、多くの国民も肌身に感じてるから、官邸子飼いのレイプマン記者の山口敬之が、インチキ検察審査会で不起訴になっても誰も驚きはしない。小沢一郎冤罪事件で証明されたように、このペテン組織は調活費泥棒検察の打ち出の小槌。福田元首相じゃないが、メタメタなこの国の官僚機構は、もはや公営組織暴力団レベル。警察・検察・司法がここまで腐り切った国も稀だろうな。後世の人々は”21世紀の柳沢吉保時代”と呼ぼう。アベ泥棒総理夫妻のニッコリツーショット写真付きで。(’17.9/25)

漫画屋無駄話 其の4497
▼昨日の件の続き。エロ爺さんの傲慢さに天罰が下ったか? 「早稲田松竹」を出て地下鉄の券売機で大手町駅までの切符を(200円)。所が画面がパソコンのように固まってしまい、切符が出て来ない。長い田舎者の東京生活だが、初体験(普段は取り消しボタンで解決)。駅員不在時間だったので、「日高屋」の呼び出しボタンの親方のような奴で応答、数分後に駅員が来て無事に解決。ただもう15分長い映画だと、涙を飲んで200円を放棄、大手町駅から東京駅への通路を小走りに歩いてた可能性あり。大根脚姉チャンごめんね。(’17.9/22)

漫画屋無駄話 其の4496
▼昨夜、「早稲田松竹」へ『パーソナル・ショッパー』を観に行く際のこと。東西線高田馬場駅で降りて地上への階段を昇り始めると、前の姉チャンが盛んに手提げ袋で尻や脚を隠す。時々眼にする景色だが(大昔、赤羽根駅の階段で彼氏がこれしてるのを目撃経験あり)、この種の行為に及ぶ女性で、当方が視姦したいと思う美貌やスタイルの持ち主は皆無。今回も例外ではなかった。だが、0脚気味の大根脚を必死で隠そうとする様は、人間と言う生き物の分知らずな愚かさを示しており愛しくもある。上映前に思い出し笑いをつい。(’17.9/21)

漫画屋無駄話 其の4495
▼”いつもこの小さい台所を国家と資本主義がやっつけに来る”(72P)。笙野頼子最新刊の”私小説風アジビラ純文学小説”、『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』(講談社)絶好調。高橋源一郎、ましてや小谷野敦レベルの駆け出しは足元にも及ばない、狂気のド正論ワールド(セリーヌっぽい)。ただ刊行の間が空きすぎる。せめて西村賢太くらいのスピードで新刊を。そうすればもっと売れて部数も増え、値段も下げられると思うが。ただ数字だけの世界の住人じゃないから、相変わらず糞高い本を買うしかなさそうだ。(’17.9/20)

漫画屋無駄話 其の4494
▼群馬県内の官庁や企業に寄生するダニ新聞、『上毛新聞』の『産経新聞』真っ青な暴走が止まらない。特にひどいのが投書欄。共謀罪成立万歳調の、狂った投書を好んで採用してたと思ったら、今度は賛否の投稿を載せる振りして死刑推進大キャンペーンを。経営者も担当者も、日本会議の活動家としか考えられない異様なプロパガンダ。無論、俺はこんな糞拭き紙を購読してないが、物忘れは激しいが新聞好きで義理堅い母ちゃんがな。訃報が詳しいので、香典をもらった人の葬式の仁義は欠きたくないからと。金額も黄ばんだ帳面に詳しく書いてある。(’17.9/19)

漫画屋無駄話 其の4493
▼明日の16日、午後2時から高崎城趾公園で反安倍の集会&デモがあると『東京新聞』群馬番に昨日。最近、すっかりデモ趣味を封印しちゃってるから、久々に参加してみようかと。”安倍首相夫妻をブタ箱へ!”のプレートも作らねば。デモ終了後に「シネマテークたかさき」ヘでもとプログラムを開いてみたが、ろくなの上映しとらん。「109シネマズ高崎」にするかな。ただ99パーセントは中止だろう、17日の”みちくさ市”の準備も一応はしとかねばならんだろうし。貧乏老人は本当に忙しい。暇すぎてもぼけるのだろうが。(’17.9/15)

漫画屋無駄話 其の4492
▼千代田ファーストビル南館前のポストの郵便物を回収に来た、日本郵政の赤い車の運転手が、ジッと脇の樹木に見入っていた。特に珍しい木には思えないが、気になったので俺もジロリ。幹に威風堂々たるカブト虫が一匹。男の子の居る父親ならすかさずお土産に持ち帰る所だが、女の子なのかしばらく眺めた後に去った。あるいは糞ガキ時代を思い出していただけか。群馬では鬼虫と総称。カブト虫はそのままだったが、くわがたは”やた”、角がないのは”でぶ”、ネズミ色のやた風は”兵隊”で、”のこ”と呼ばれた女性っぽい種類のものも。(’17.9/14)

漫画屋無駄話 其の4491
▼桐生何とかって選手が出した記録、余りの馬鹿騒ぎにほとんどの視聴者、読者が世界新記録達成と勘違いしたろう。『東京新聞』も一面トップで『東京スポーツ』真っ青の紙面作り。たかが数十年振りの”日本新記録”で舞い上がってねえで、自社の勇気ある望月記者のゴロツキ菅官房長官との死闘こそ詳報しろ。『東京〜』群馬支局は更に愚か者揃いらしく、同じ桐生市民もお祝いをってな写真入りダジャレ痴呆記事を群馬番トップで。仲間を助けずただパソコンを打つだけのクズ記者根性は、内閣記者会の独占物とは言えないようだ。(’17.9/12)

漫画屋無駄話 其の4490
▼世界基準で言う所のマスコミ人として当然の仕事をしてる、『東京新聞』の望月記者を安倍公金泥棒政権と結託して潰そうとしてる、NHK、読売、日経他の幇間広報マン共は、近い将来に裏金機動隊員に公園の片隅で集団レイプされている、反原発デモ参加者の女子高生も(いざとなれば中村格や平目判事が守ってくれる)、黙って見殺しにするだろう。年収1000万代を死守するためなら、晋三&昭恵どころか晋三ママのしなびた肛門も嬉々と舐める、畜生も裸足で逃げ出すクズ人間集団。映像とともにフルネームも永久保存すべき日本最大の恥部だ。(’17.9/11)

漫画屋無駄話 其の4489
▼身銭マンコのどこが悪いんだ? 巨額の税金泥棒の斡旋しながらまだ監獄にも入らず、シャバで国内外に恥をまき散らしてる、安倍首相夫妻に比べれば屁みたいなゴシップ。ママが添え木付きで当てがった女しか知らないと推測される安倍マザコン自称愛国者だが、政治家は男女を問わずに好色者の方がいい。男女間の機微も肌身で知らない馬鹿に、各階級の調整など出来ようはずがないのだ。ただ山尾君も前原や連合と訣別出来ねば、世間が見えてない絶倫女性国会議員としか人々に記憶されないだろう。安倍が既に泥棒総理大臣夫妻と呼ばれてるように。(’17.9/8)

漫画屋無駄話 其の4488
▼前原、完全に民進党と言うか反泥棒安倍内閣勢力の疫病神に。昔と比べても全然進歩してない。支援したらしい小沢一郎も頭を抱えてるだろうが、他の野党から個人的責任も問われよう(当然だ)。要するにこのスーパー馬鹿を混ぜたら、安倍ネオナチ泥棒首相夫婦は高いびきと言う事だ。ちなみに山尾の件だが、俺は遠因として前原の嫉妬深さが作用していると思う。奴のような安倍晋三レベルの、愚か者のクズ頭は常人には想像し難いものが。山尾人気に内心ムカムカしてた彼は、スキャンダル報道をもっけの幸いと受け止めたはずだ。(’17.9/7)

漫画屋無駄話 其の4487
▼良く田中康夫に”口先番長”と嘲笑されてた前原の、面目躍如と言うしかない今回の山尾幹事長撤回の茶番劇。レンホ−と言い山尾と言い、民進党女性議員は頂く人間を見る目がない。その田中も維新から出て落ちたり(焦りだろうが愚か過ぎた選択)、迷走続きの果てに今は何を? 一時は大いに期待したし、深〜く反省してもう一旗揚げて欲しいぞ。昨日の『上毛新聞』は糞拭き紙地方紙の雄。共謀罪成立後、投稿欄に2通も歓迎するとかの、警官家族からの投書みたいな愚投書を採用、”上州総会屋赤新聞”としての意地と恥をさらして県民を驚かせた。(’17.9/5)
漫画屋無駄話 其の4487
▼良く田中康夫に”口先番長”と嘲笑されてた前原の、面目躍如と言うしかない今回の山尾幹事長撤回の茶番劇。レンホ−と言い山尾と言い、民進党女性議員は頂く人間を見る目がない。その田中も維新から出て落ちたり(焦りだろうが愚か過ぎた選択)、迷走続きの果てに今は何を? 一時は大いに期待したし、深〜く反省してもう一旗揚げて欲しいぞ。昨日の『上毛新聞』は糞拭き紙地方紙の雄。共謀罪成立後、投稿欄に2通も歓迎するとかの、警官家族からの投書みたいな愚投書を採用、”上州総会屋赤新聞”としての意地と恥をさらして県民を驚かせた。(’17.9/5)

漫画屋無駄話 其の4486
▼昨日の『上毛新聞』、死刑問題を巡る問題で元群馬県警生活安全部長、佐藤隆夫が写真入りで推進側を代表して登場、”世界の大勢に合わせる必要がどこにあるのか。死刑制度は、日本の文化や伝統の中で築かれたものと考える”と断言。不倫が文化だとういう発言は聞いた事があるが、死刑日本伝統文化説は初耳。高崎署署長時代に裏金を集め過ぎて、ドタマがイカれたんじゃ? 首相官邸子飼いのレイプマンジャーナリスト、山口敬之を野放しにする中村格のようなドクズ野郎が出世する、根源的腐敗組織の元根毛らしい寝言ではあるが。(’17.9/4)

漫画屋無駄話 其の4485
▼俺が良く行く店、「神田コーヒー」「たいよう軒」「東京堂書店」「古書かんたんむ」「小宮山書店」他は8月になるとどこもガラガラ(特に4番目がはなはだしい)。ところが今日神保町帰りにそのうちの一軒、定食屋「美好弥」に寄ったら通勤時間の武蔵野線状態。「これで我が副業も安泰! 明日から注文殺到だ!!」と内心叫んだが、根拠希薄でアベノミクスと同じだよとも一方で。まだ3時過ぎだが、耐震化工事がいつかの糞の役にも立たない、安倍泥棒首相夫妻救済アラーム並にうるさくて。事務所からもう脱出するしかないよ。(’17.9/1)

漫画屋無駄話 其の4484
▼小池白塗り都知事、いや石灰吹き付けフェイス都知事、すっかり圧化粧が広域崩落、”女・安倍晋三”としての地金が露呈しつつあるのはめでたい限り。選挙民が選んだ都議の口封じをしたり(黙って従う奴も白痴)、情報公開制度を無視したり、愚昧女すっかり舞い上がってる。都議選が人生の絶頂樹だったのに、まだてっぺんに居る錯覚を。あれも安倍泥棒首相夫妻への嫌悪感が招いたに過ぎぬのに、実力と妄信してるアナクロ振り。その石灰都知事にまだ色目を使ってるのだから、前原&細野の政治感覚はどうしょもない。松下政経塾と日本会議が腐らせる土人国家日本。(’17.8/30)

漫画屋無駄話 其の4483
▼全小選挙区に公認候補を立てるとほざいてた”京都のダボラ吹き”前原、茨城県知事選挙の結果に内心真っ青だろう。この馬鹿が、言う事はよっぽどまともな枝野を圧倒してると言うのだから、民進党の明日は暗い。共産党は勝てるかもしれない選挙に敢えて候補を擁立したが、ウチをないがしろにすれば、民進党の候補は絶対に選挙に勝てないよとのブラフだ。実際、その通りの数字を出した。安倍ネオナチ政権は究極の野合。何せ天皇、あるいは池田大作を神と仰ぐ連中が、私益のために握手してる。野党連合の否定は勝負放棄と同義語だ。(’17.8/28)

漫画屋無駄話 其の4482
▼昨夜は「シネマヴェーラ渋谷」に行く前に、「ドン・キホーテ」裏手の「ブックオフ」へ。いつも飯田橋店よりは冊数が買える。ただ狭い通路で焼肉臭プンプンの糞オヤジと遭遇。卒倒しそうになり、すみやかに他の売り場に避難してたら、そいつがまた来やがった(顔は見なかったが臭いで分かった)。エロ本でもかと手元だけチラリと見たら、理工系と思われる単行本を7〜8冊。趣味でもセドリでも構わないが、ガムはレジでタダでもらえるのだし、何とかしろよな。それとも囲ってる愛人がその悪臭のフェチなんかい?(’17.8/25)

漫画屋無駄話 其の4481
▼相変わらずのボケ老人。「京橋テアトル」という所に韓国制アニメ『我は神なり』の試写に行ったら、場所が違いますよと受け付けの美人のお嬢さん。良く見れば「映画美学校」と。混んでて飛び込みも不可能らしく(こういう際だけは有名人に憧れる。上映作品題名は失念)、スゴスゴ引き返す途中で「フィルムセンター」の1時からの回に間に合うと気付く。『WINDS OF GOD』なる、今井雅之主演の良くある低予算で浪花節タッチの無責任特攻隊映画。ガラガラ。奥山和由が一枚噛んだ映画ってロクなのない気がする。(’17.8/24)

漫画屋無駄話 其の4480
▼いや、6年前の入院の際には少なくとも40日は休んでるはず。7月の末だったな(遠い目…)。ビルの周囲に夕方になると、スマフォ片手の老若男女がウロウロしてて不気味。子供の話じゃポケモンゲームの何たらかんたららしいが、1〜2世紀前なら浮浪罪の対象になりそう。昨夜、新橋で急にカレーが食べたくなり、ふと前を見ると「日乃屋カレー」が。初めて入ったが、ゴボウサラダもカレーもうまかった。湯島が本店とあるが、ここらじゃ余り見ない。同業の「エース」の看板も昨今サッパリご無沙汰。諸行無常の外食産業か。(’17.8/22)

漫画屋無駄話 其の4479
▼10日もサボってたとはね。我ながらビックリ。ビルが耐震工事中でうるさい。だから上京してもつい神保町や方々の「ブックオフ」、映画館に避難しがちなせいもあるけど。ただ10日間の中断は本欄開設以来かも。俺も読む方もどうでもいんだろうけど。『昭和史発掘』(松本清張・文春文庫)全9巻を通読したら、二・二六事件に少し興味が。前書は70年頃の刊行。その後の研究の成果はと、登場人物の名前を忘れないうちに神保町で物色。興味ない頃は随分いっぱい出てると思ってたが、いざ見つけようとすると案外なのな。(’17.8/21)

漫画屋無駄話 其の4478
▼専大交差点の手前左側にあった”日本の食堂”「豊年豊作」、もう閉店。1年、いや半年も持たなかったのでは。確かに訳の分からない店だった。造りは立ち喰いそばや風なのに(「梅もと」跡地)、定食が1000円前後。それも特に個性的でもない、焼き魚定食っぽいメニュー。一方で入口では立ち喰いっぽくおにぎりも販売。狭い入口も妙に非解放的で、店全体が客を拒んでるかのようなムードで一杯。小心者ゆえ1度も入店しないまま閉店を知るに至ったが、経営者の本来の思惑を今となっては知りたい気持ちも少し。来週には忘れてるだろうが。(’17.8/10)

漫画屋無駄話 其の4477
▼安倍公金泥棒首相夫妻の共犯者、佐川国税長官が記者会見を開かないと居直り。直前に東京都国税局が、『朝日新聞』子会社の朝日広告を脱税だと摘発。批判的メディアを事前に脅迫した訳だ。『東京新聞』や『日刊ゲンダイ』もやられるかも。数年前、後の2社は警視庁保安課に風俗広告にからめてこれを。各社連係して汚れ切った官憲に大声で抗議しないと、マフィア国家では誰もが明日は被害者に。事務所近所の読売エージェンシーなど、「我が社だけは大丈夫!」と、御用マスコミ的妄信をしてるはず。ならず者国家の欲の深さを甘く見過ぎだよ。(’17.8/9)

漫画屋無駄話 其の4476
▼こんだけ雨の日が多いと、ビアガーデン他の夏場特需が目的の各種屋外稼業は大変だな。昔はエロ本も夏場はかき入れ時で(発情の夏?)、長雨が続くと版元の営業部員が暗い顔をしてたものだ。その点、今は1年中売れないから営業部員も気楽だ。というか大多数が解雇されちゃってますが…。売れなくなったエロ漫画家は、ビル掃除やガードマンの類いへの転職が多かった(後に編集がそれに続いた)。各出版社の営業マンはどこに消えたのか? 飛び込み営業が出来る訳でもなし、編集同様の悲惨さではあったろう。彼等の名前が1人も思い出せない薄情な下請け者だ。(’17.8/8)

漫画屋無駄話 其の4475
▼夏になったらさすがに余り見かけなくなったが、中国人観光客と思われる一家の先頭を切る、巨大乳母車って凄い迫力だな(と言うかかなり邪魔。島国サイズじゃないよ)。敵陣に攻め込む戦車まがいの威容。方々に小袋までぶら下げて、いつでも夜逃げOKって感じさえ。ところでアレ、一体どこで都合してるのか? まさかあんなに大きな物、飛行機では運べないだろうし。年期の入った使用感からして日本で調達したとも思えない。船旅か? あるいは日本在住華僑がレンタルでも? 戦車型乳母車の実態が知りたくてたまらない昨今。(’17.8/7)

漫画屋無駄話 其の4474
▼かくほざいてる俺様も、来月の9日でとうとう64歳。実に地味で平凡な人生だったと、改めて深〜いため息。72年に上京して目黒区東山の「熊沢牛乳店」(森永ヒ素ミルク系販売店)に住み込んで以来、45年もたったとはな。ま、6年前のくも膜下出血手術以後の人生は、謙虚に余生と考えてはいますが。死に損ない体験の数少ないメリットの1つが、物にこだわらなくなる点(金は無理)。お蔭で各種収集品は片っ端売却したけれど、年金開始前に在庫ゼロになるとは予想外。仕方ねえ。また神保町を歩いて何か拾って来るとしよう。(’17.8/4)

漫画屋無駄話 其の4473
▼嶋けんじ、片桐七郎、パンチョス石綿(いしわた周一)、刹那…先の杉戸光史、出井州忍以外で亡くなったと伝えられたエロ漫画家さんだが、本当はもっとたくさんおられるはずだ。特にエロ劇画家さんの訃報は全然入って来ない。いつ亡くなってもおかしくない世代だが、国民年金とは無縁そうな連中ばかりだった。親孝行な子供に恵まれてればいいが。幸い既婚&持ち家率はロリ系を遥かにしのいでいた。おおつき常孝、井草はじめ、菅原卓也、団玲児、那珂川尚、那智良、笹沼傑嗣…皆さんが元気である事をお祈りします。(’17.8/3)

漫画屋無駄話 其の4472
▼東京駅コンコース、新幹線から中央線に至る通路は特級出店区域らしく、昔から有名店が軒を。中央線に向かって右側には、「ニューヨークパーフェクトチーズ」が。俺は11時過ぎに通るが、列が20人以下だった事はまずない。一方手前の「千疋屋」。列どころか客が居るのを見るのさえもマレ(「古書かんたんむ」真っ青?)。老舗ゆえ何でもないのかも知れないが、絶対にあるはずの”ここが列の最後尾です”のミニ看板には少しだけ同情。不動産屋としてのJR東日本の悪辣さは有名だ。各出店業者もかなり頭を悩ませてるのだろうな。(’17.8/2)

漫画屋無駄話 其の4471
▼エロ劇画では出井州忍(ディズニ−)、健全漫画では谷間夢路の名前で知られた出井州さんが、亡くなってたのだと先日、元メディアックスの加藤健次から。ウィキで調べたら5年も前に69歳で(病名不明)。『漫画バンプ』や『漫画エキサイト号』で一時は大いに世話に。温厚で締め切りにも遅れない人格者だった(ネームの吹き出しが小さいのには往生したが)。本当に善人は早死にするな。沢田竜二、入倉ひろし、前田俊夫、阿宮美亜、もりお舞、三条友美、冨田茂、あきすぐり、やまだのら等は当然100まで生きるだろう。(’17.7/31)

漫画屋無駄話 其の4470
▼ようやくレンホ−&イボガエルのマヌケ面を見ないで済むと喜んでたら、山尾志桜里が極右教科書採択の博打打ち現職市長の応援に入ったとの報。無茶苦茶でござりまするな。元検事だし、調活費横領にも手を染めてたとは思うが、若いので額は少ないしと無視、陰ながら応援していたのに。裏金公安の脅迫に遭ってる可能性もあるが、結局はギャンブラー極右現職市長のケツの穴を公然と舐めたのは事実。将来の代表の芽は消え去ったな。昨今の女性国会議員の馬鹿っぷりは、男に断じて負けてないと、ため息1回、2回、3回、4回、5回。(’17.7/28)

漫画屋無駄話 其の4469
▼いくら安い「フィルムセンター」でも、度々方々で上映されてる作品は入りがサッパリ(名作でも)。今夜の『総長賭博』はそのいい例だった。が、やはり傑作と称される映画は、時々巨大画面で見直しておくべきだと。2〜3度は観てるはずだがまったく飽きない。最近退屈な評伝を読まされた佐々木孝丸のパラノイア振り、沼田曜一の陰惨さは若山富三郎にも負けてないのを再確認。で、本悲劇の最大の下手人は? 昔は三上真一郎と思っていたが、やっぱり自らの美学に忠実すぎる身勝手な鶴田浩二。笠原和夫の脚本はそれを忘れさせるが。(’17.7/27)

漫画屋無駄話 其の4468
▼長い間「神保町シアター」に行ってない。ポイントカードで確かめたら、6月3日が最終日。有効期限は2カ月と。カードには3個印が押してあるが、他の2個も5月中旬のもの。この分は抹消されるのか? 今までそうされた経験はないが、6年前のくも膜下出血手術での入院は40日近かった。でも抹消された記憶はない。ギリギリで間に合ったのか? ほとんど観ちゃってる鈴木清順や、過去の人気作品の再映を長期間やられちゃあね。今夜も「シネマヴェーラ渋谷」だし、全部無効にされる可能性強し。勿体ないが仕方ないね。(’17.7/25)

漫画屋無駄話 其の4467
▼レンホ−、日に日に稲田朋美化している(執行部一新は全然考えてないとの妄言を聞いて)。総理大臣が夫婦共々泥棒だったという特大スキャンダルの最中に、野党第一党の支持率が低下している。もうこれだけでお前はお役御免だよ。なのにイボガエルの指図なのか、横浜で極右女性市長の応援を配下にさせやがって。レンホ−&イボガエル+連合のお蔭で、盗人ハレンチ首相夫婦がどんだけ息をついたか測り知れない(北朝鮮のミサイル以上?)。不愉快な民主集中制度下の日本共産党が、日に日にまともに見えて来る皮肉。(’17.7/24)

漫画屋無駄話 其の4466
▼昔1度行っただけだった「ブックオフ」渋谷店へ。反省。飯田橋店や前橋店よりはよっぽど充実。特に後者は群馬大学そばの文教地区にあるのに、200円前後で質の悪い古着を投げ売りしてるせいか、群馬県中の貧民が押し寄せまるで釜ケ崎の路上市場(俺たち夫婦のような日本貧民に加えてアジア系底辺外人多数)。従業員不足のせいか売り場も乱雑で、開店直後のようなゴージャス感もゼロ。渋谷店はさすがにまだ元気だが。ついでに「ドンキ」へ。「ブックオフ」前橋店ほどはすさんでないと率直に。その足で「シネマヴェーラ渋谷」へ。(’17.7/21)

漫画屋無駄話 其の4465
▼名前は知らないが、7〜8年前から古本屋街で良く遭遇する古本ハゲ友達と(50代頭?)、今日も神保町交差点でバッタリ。みちくさ市でも必ず買ってくれる顧客なので、「神田コーヒー」でホットを御馳走する。前から尋ねてみたかった、本業の介護職の実際を色々と。それによれば東京時代の吉田婆ちゃんのように、不特定の入所者を介護するのではなく、決まった相手の家に”出勤”して面倒を看てるのだと。「執事の肉体労働版か?」「ま…そういう言い方も間違いでは…」顧客の信用が厚いらしく、もう何年にもなるのだと。いい話だがうらやましくはないな(給与も教わったので)。(’17.7/20)

漫画屋無駄話 其の4464
▼事務所のポストにNHKからの書類。受信料の件で連絡くれと。特に宛名はなかったから、片っ端ポストインしてるのだろう。未払い者を法廷に引きずり出したりと、御用電波送り付け商法の同局、職員の年収2千万維持のためになり振り構わぬ努力。本来ならその汗は、表現の自由を圧迫する国家権力との闘いで流すべきだが、安楽な生活だけを求めて就職した連中にそれを求めるのは、安倍首相夫妻に知性&羞恥心を、西川口のソープ嬢に純潔を求めるに等しい。今のNHKに受信料を払うのは、山口組にみかじめ料をを差し出すより遥かに反社会的・反立憲主義的行為だ。(’17.7/19)

漫画屋無駄話 其の4463
▼1カ月振り位で神保町交差点の「はなまるうどん」に行きビックリ。「ゴーゴーカレー」になってんだもん。店舗自体は「はなまるうどん」のままなのだが、富岡市の防災無線並の気違いじみた音量で、店内にBGMと間に宣伝放送を。うるさいだけでなく落ち着かない。案外多い高齢者も、しかめ面してたように俺には見えた。もう2度と来ない。同じ理由ですずらん通りの「上島コーヒー」とも縁を切った(ジャズのBGMが狂気の音量)。うるさい云々以前に、金を払う客がなぜ店や従業員の音楽趣味を強制されるのか? 人気企業の割には全然分かってない。(’17.7/18)

漫画屋無駄話 其の4462
▼幼児移動の季節になり、新幹線内が徐々に騒々しくなった。小中学校が本格的な夏休みに入ると、更にうるさくなるはず。JR東日本は、各車輌に頭にボンドでにガラスカケをまぶした金属バットの用意を。注意出来ない馬鹿親に連れられた糞ガキは、バットのつゆになってもらおう(両親と一緒に逝かせて上げるのは、こちらのせめてもの仏心)。御茶ノ水駅も相変わらずうるさい。「ホームの段差に注意して下さい」とのエンドレステープを、大音量で終日流してる。スピーカーをISに爆破依頼したいくらい。やっぱ高いんだろうな。(’17.7/14)

漫画屋無駄話 其の4461
▼レンホ−、飲み友達のイボガエルを幹事長にした時点で愚鈍とは知悉してたが、馬鹿っぷりが底なしに。2重国籍だろうが3重国籍だろうが、野党第一党党首としての職務をキッチリ果たしてくれてれば、フジ産経グループや在特会系団体、裏金公安警察以外は問題にしねえよ。なのに安倍公金泥棒夫妻追求の山場で、私的な国籍問題を持ち出すとは。北朝鮮のミサイルに誰も驚かなくなったので、現マフィア政権の隠し玉が遂に…と思われても自然。自らを客体視出来ないのは安倍盗人夫妻ソックリ。政権トップと野党第一党党首のダブル追放が急がれる。(’17.7/13)

漫画屋無駄話 其の4460
▼ド腐れ労働貴族集団、連合から乳ばなれ出来ないレンホ−&イボガエルの駄目民進党を尻目に、無党派の受け皿筆頭政党になりつつある日本共産党。が、末端の官僚化は目に余る。拙宅に『赤旗』日曜版を配達してる佐藤次郎富岡市議も、”職業共産党市議”って感じで情熱が皆無。以前も貫前”戦争”神社のご遷宮に参加した事を、嬉々と後援会ニュース風ビラで平成元号を乱用しつつ自画自賛してると批判した。今もビラ類は多数はさまって来るが、県本部の物をそのままコピーしてる感じ。かの高瀬豊ニのツメの垢でもどうにかしたら。(’17.7/11)

漫画屋無駄話 其の4459
▼月に1回くらい『東京新聞』にも岩波書店の広告が掲載されるが、文庫以外はまったく買う気がしない。特に『世界』のリードなんか、”左翼出版省”とでも命名すべきお役所仕事振り。現政権はそういう存在を根こそぎ法を無視して滅ぼそうとしてるのに、3代目位の勘亭流が得意そうな馬鹿坊っちゃん&お嬢ちゃんが、親のノートをルンルン書き写している。俺は『赤旗』日曜版も読んでるが、最近では同党よりも保守的なアナクロ左翼版元に写る。朝日新聞もだが、現実に2周くらい追い抜かれてるのに、まだトップを走ってる錯覚を。安倍盗人首相夫婦に似てる一面だ。(’17.7/10)

漫画屋無駄話 其の4458
▼「シネマヴェーラ渋谷」のミュージカル映画特集、今日が最終日らしいが(ひどい2本立て)、俺の結論。一部でいい歌や踊りが楽しめたとしても、ミッキー・ルーニ−が出演してるミュージカル映画はロクなもんじゃない! 後に『ティファニーで朝食を』で究極の日本人侮蔑芝居をして映画史に名を残すが、当人にはそういう素質が元々あったとしか思えない。図々しくて騒々しい無神経な愛国的チビ野郎。世界中の寸足らずに夢を与えたのも事実だろうが、その数倍の不愉快な空気を画面中にまき散らしたのも絶対に否定出来ない。(’17.7/7)

漫画屋無駄話 其の4457
▼「新文芸坐」「シネマヴェーラ渋谷」「フィルムセンター」は手動式(「早稲田松竹」もだっけ?)。新幹線は車輌タイプで異なる。上越新幹線は中断形が多いが、北陸新幹線は手を出してる限りは放出。注目すべきなのはトイレの造り。前者の多くは暗くて狭いが、後者はデパートのそれに負けない。明るさ面が特に顕著で、小型ハサミで安心して鼻毛が整えられるのは北陸新幹線のみ。以前も書いたが、物を落とすと異様に響き渡るという、車輌の構造的欠陥を補う程でもないが。洗面所に金かけ過ぎて、床は手抜きをしたのか?(’17.7/6)

漫画屋無駄話 其の4456
▼トイレの手洗い場の水道は99%が自動センサーだが、あれにも色々な種類が。ゴミ箱の設置さえケチってる反社会的組織東京メトロも、この面だけは太っ腹。手を差し出してる限り水が出っぱなしなので、脂ぎったオヤジもじっくりと手や顔が洗える。「高島屋」高崎店はトイレの造りこそ豪華だが、すぐに水が中断してせわしい(「神保町シアター」とかも)。ただ一番吝嗇なのはやはり上信電鉄。高崎駅0番線ホームにトイレを設置したのは偉いが(?)、ここのトイレの水道は余りにも放水時間が短く、手を差し出す頃には既にストップ。マッハ15の〜スピードだ〜♪(’17.7/4)

漫画屋無駄話 其の4455
▼面白いね籠池前理事長。100万円片手にポーカーフェイスで、命懸けの嫌がらせ波状攻撃。正に怒濤の千両役者。関西人ならではの芸人振りと、北関東育ちのヤボテン水飲み百姓はただ感嘆。裏金公安警察の違法な忠駄犬パフォーマンスが、より彼への同情を集める極右ネオナチ盗人政権の断末魔振り。後は籠池前理事長が、親馬鹿から鈴木宗男みたいに再び飼い犬と化さないよう祈るのみ(宗男も馬鹿娘可愛さが契機だった)。籠池ファミリーは全員キャラが立ってるのだし、劇場で”実録100万円寄付芝居公演”を打つべきだと。全員が銭の取れる存在感タップリだ。(’17.7/3)

漫画屋無駄話 其の4454
▼映画館で他人の映画論を聞かされるほど苦痛な事はないが(家族アルバム強制鑑賞の次くらいか)、昨夜はFC中央シートの一番後ろの列で野郎2人組のそれを。声もでかく吐きそう。ようやく開始のアナウンス。突然、2人組の一方が左側のシートに去る。納得。すぐ前のアンチャンが帽子を。邪魔だったのだろう。しかし奇怪。なら「帽子を脱いでくれませんか?」と一言いえばいい。あんだけ下らない映画論は腐るほど並べられる口なのだし。俺には位置的に無関係だが、やや邪魔なはずの残された1人も観ずらそうだったが沈黙。美徳でも何でもない景色だ。(’17.6/30)

漫画屋無駄話 其の4453
▼飲食店の開店や暴力団幹部の葬式じゃあるまいし、なぜ「フィルムセンター」は特集上映関係者宛の花環を、狭いロビーにわざわざ並べるのか? 役者のミエなど客には無関係。それだけ空間が余ってるのなら、上映作品関連の資料でも並べろ(自らの永遠性を信じて疑わないサンピン監督他が、有り難くもねえ資料を腐るほど寄付してるだろうに)。下らねえ悪習で公共の場を汚すな。『TATOO[刺青]あり』(’82)は公開時に「池袋日勝文化」で観て以来だが、宇崎竜堂の主題歌に痺れた。関根恵子は今同様に大根だが、”主演”の渡辺美佐子はさすが。(’17.6/29)

漫画屋無駄話 其の4452
▼「波多野書店」前の歩道で、街宣車から降りて手を振ってた自民党の中村あや候補に(マザコン泥棒安倍とのツーショット写真よりは美人)、「あんたは安倍のペットか?」と呼び掛けると、笑顔のまま「ありがとうございます」。方々で罵倒されて慣れてるんだね。都議選は我が家にも2票。野党統一候補の須賀かずおに入れてよとお願いする予定。親の言うなりになる年齢じゃないから、効果があるかどうか。中村嬢の運動員、「山本書店」にも無遠慮にズカズカ。中国関係書籍が主の同書店に、極右人種差別主義者集団は似合わない。(’17.6/28)

漫画屋無駄話 其の4451
▼『週刊ポスト』もどうしようもない。安倍泥棒首相夫妻に退陣(欧米なら収監)の道しか残されてないと決した今週の段階で、ようやくネオナチ権力私物化内閣批判をエラソ−に開始。そういうのを小心者のアリバイ作りと呼ぶ(『週刊現代』にさえ置いてかれてる)。獣医学部性発狂マザコン安倍、今度はレイプマンの犯罪も特区を作ってすべて自由にすると言い出すだろう(裏金警察も奨励)。じゃないと筋が通らない(馬鹿に道理は存在しないか)。憲法改悪に今さら挑戦などしなくとも、暗愚ハレンチ盗人最高権力者夫婦のお前らは絶対に歴史に名を残す。(’17.6/26)

漫画屋無駄話 其の4450
▼21世紀の治安維持法が強行採決された原因は、日本会議の小間遣いたる安倍晋三公金泥棒首相夫妻の狂乱に加え、NHK、創価学会、レンホ−&イボガエルの必死の努力の結果だが、無限とも言える裏金の原資を手にした警察官僚は、上出来過ぎて内心とまどってるのではないか。警察署長を何年か勤めれば、裏金以外の関連業者の上納金で家が建つ都言われてる日本の盗人警察。今後は山口組並の内輪もめも(盗んだ税金の配分で)。臆ションどころか、海外に別荘を建て家族を移住させるかも。放射能の薄い地域で貴族ライフ。横領金満警察官僚は、悪法で皇族より偉くリッチになるのだ。(’17.6/23)

漫画屋無駄話 其の4449
▼古本仲間に金髪白人女崇拝イラストを数多く実話紙に発表、一時は大いに鳴らした沖渉ニの出来の悪い息子(腰痛持ち)が。父親が亡くなって某市を急遽休んだと聞いたので、これで話題になれば手持ちの沖渉ニ本がはけると期待してたら、ご不幸は奥様の方の御両親らしくて、沖氏本人は95歳でまだまだビンビンと。つまらない期待を抱かせるなよじゃなく、勝手に誤解してすいませんでした。トチボリ茂(紺野泰介)氏がお元気ならば、同じ位の年齢なのだろうか。エロ漫画家の孤独な老後は、余り想像したくないですね。(’17.6/22)

漫画屋無駄話 其の4448
▼みちくさ市、例によって武藤良子と路上立ち話。「塩爺、背中もっと伸ばせ! 爺くせえなあもう」「爺さんなんだもんしょうねえよ。それよりどうだ。pippoやのむみちみてえに人生に夜明けは見えて来たか?」「全然。相変わらず真っ暗だよ。死なねえ程度に生きてるってだけさ」「それを幸せってゆんだよ。だいたいお前や南陀楼綾繁クラスが、腕1本で生きてこうってのが不届き千万。餓死しねえだけでも有り難えと思え」「餓死どころか最近は肉がついっちゃって…」貧乏人ほど肥ってて、大きな荷物を幾つもぶら下げてるって噂は本当らしい。(’17.6/20)

漫画屋無駄話 其の4447
▼今度の18日の日曜日は、恒例の池袋鬼子母神商店街の”みちくさ市”。だが、天気予報は曇り後雨とはかばかしくない模様。どうも谷中の元祖一箱と違い、天候には恵まれない同市だ。確かに主催者側には腹黒いメンツが多いが、所詮は小悪党の群れ。もう少しお天道様も微笑んでくれてもいい。関係ないが、昨日は2回も「日高屋」へ(池袋東口と九段下)。さすがに子供にも馬鹿にされたし、俺自信も食傷気味であった。やはり行き当たりバッタリではなく、朝から今日行く店は決めておくべきか?(何だかそれも堅苦しいが…)(’17.6/16)

漫画屋無駄話 其の4446
▼民進党内でも反社会的御用腐敗組合、連合の支持を受けてない若手や、山本太郎や共産党は良く頑張った。それに比べ、レンホ−や戦犯イボガエル以下の民進党幹部の無能さは眼に余った。数では負けると決まってるのだから、審議拒否はもちろん、議員総辞職しても良かった。誰もが予想する稚拙な行動で、暗愚公金泥棒安倍首相夫婦に天然で特級の塩を山と贈ってるのだから救い難い。レの字に300万、イボの字に3000万くらいの現ナマが、官房機密費からお礼に積まれてたとしても俺は驚かない。今後は裏金警察国家に風穴を開ける運動だと。(’17.6/15)

漫画屋無駄話 其の4445
▼昨日もだったが、ここまで追い詰められてるのに、まだ新聞休刊日なんて横並びでやってんだね。新聞配達員確保のためとかの口実を昔から並べてるが、交代で休めば済む事。それでも続けたいのなら、その分だけの金を購読料から差し引け。休刊日、記者クラブ同様に各紙が廃刊になるまで廃止されないのかも。自浄作用がなさすぎて、韓国人や台湾人になりたい気分。両国、中世としか思えない日本の司法・刑事制度とは大違いで、取り調べの全面録画もなされてる模様。完全に取り残され、北朝鮮、中国、ロシア、ベトナム、トルコ化してる神国ニッポン。(’17.6/14)

漫画屋無駄話 其の4444
▼4の数字が4つ並びましたね。一応本欄は5000回までは続けようと考えてるので、ちょっとした小便タイム、かな。どうでもいいが。製版待ちの間に『君はひとりじゃない』(7月22日「シネマート新宿」他で公開)の試写に。終始理解出来ない内容だった。まあ老いたせいだろう。最近の傾向からすると、「シネマテークたかさき」では99パーセントの確率で上映されそうなタイプ。半蔵門から九段下に戻る。まだ時間があるので雨まじりの神保町へ一応。勿論、今日の軒下コミガレはお休み。”嫌記棚”も全然駄目だよこれじゃあ。(’17.6/13)

漫画屋無駄話 其の4443
▼人だかりでピンと来たが、今日の軒下コミガレは凄かった。抜いてったらあっという間に15冊。『破滅の美学』(笠原和夫・ちくま文庫)や『近所の景色/無能の人』(つげ義春・同)の帯付きや竹中労まである太っ腹振り(税込み100円)。2000年代初頭はサブカル系に舵を切った同文庫黄金期(ゲテモノ路線との見方も。お陰で拙著まで)。今や見る影も無く、点数もPR誌『ちくま』1ページに収まる始末。獅子文六らの旧作ネタでお茶を濁してるうちに編集的センスも枯渇、遂には河出文庫にも遥かに差を付けられた。諸行無常。(’17.6/12)

漫画屋無駄話 其の4442
▼中吊り広告の問題でまだ『週刊新潮』がネチネチ。日頃の売り上げの差がよっぽど悔しいんだな。見苦しい限り。江戸の仇を長崎で討ってる。そもそもこれはトーハンの弛みきった社内モラルの問題。新潮社も文藝春秋同様に同社の大株主なんだし、本丸に強硬に抗議すりゃ済む話。てめんトコだって立場が逆なら、嬉々として提供されてたに決まってんだから。あけられた部数の差を、しつこいネガティブキャンペーンで少しでもつめようとの思惑だろうが、そりゃスクープ記事でするのが筋。いつまで熱唱する気なのか、哀れな引かれ者の子唄を。(’17.6/9)

漫画屋無駄話 其の4441
▼中村あやって履き古した破れワラジみたいな顔の女、凄い度胸あるよ。”裏金警察公認のレイプマン”こと山口敬之の飼い主、安倍晋三とのツーショット写真を千代田区内の方々にベタベタ。何か濃〜い精液で張り付けたような感じがするが(やや黄ばんだ)、これで都議選に勝ち抜く気か? それとも選挙戦後半に大麻で決めた安倍昭恵や、使用済み下着を頭に被った山口君が、熱烈応援に駆け付けるのか? 西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。先月は売り上げ1万チョイ。「古書かんたんむ」に比べればマシな方なのかもと、自分に言い聞かせる。(’17.6/8)

漫画屋無駄話 其の4440
▼ラーメン屋「秀栄」にて。”安倍首相夫妻疑獄”を伝えるテレビを観てた、ハゲのお爺ちゃんがポロリ。「この連中が談合して悪事働いてんだ。共謀罪で全員逮捕しちゃえばいんだよ!」思わずクスクス笑い。が、官僚や政治家は対象にならないんだよ。官憲が治安立法を作る際は常にそう。自分達だけは特例(プチ皇族扱い)。大新聞がテメーらの売り物だけを消費税対象外にせよと主張、政権迎合誌面をでっち上げるのと同じ構造。都合で神保町に行かなかったら時間に余裕が。放ってあった雑事がポンポンと片付いてビックリ。(’17.6/7)

漫画屋無駄話 其の4439
▼昼前後に東京駅に着く場合が多い。中央線ホームへ行く途中にKIOSKが。『日刊ゲンダイ』はまだの日が多いが、『夕刊フジ』は必ず既にラックに。今日のトップのリードは”文部科学賞が元凶”(要約)。御用新聞も大変だ。”安倍首相夫妻疑獄”を何とか援護しようとの心意気だろうが、も少し工夫は出来ないのか。これじゃ巨人の10連敗を、天気のせいにしてるレベル。官房機密費他で日頃お世話になってる、飼い主様への犬っコロとしての忠義さが感じられない。極右人種差別主義者のサラリーマン化か? ご苦労様デス。(’17.6/6)

漫画屋無駄話 其の4438
▼「神保町シアター」「書泉グランデ」「フィルムセンター」「シネマヴェーラ渋谷」…。どこでも例の『名画座かんペ』が待ち伏せ。少々うっとうしい。行きたいぜ『名画座かんペ』が存在しない施設。さすがに「シネマテークたかさき」には置いてないので心がなごむが。あ、「古書かんたんむ」にもだ。今日補充に。珍しく4日間で5000円売れてたが、今日あたりから急落するのがいつものパターン。先月隣のつん堂は赤字だったと。「古書往来座」や「タナカホンヤ」はどうなのか?(両店ともに一緒に語られたくないかも)(’17.6/5)

漫画屋無駄話 其の4437
▼松本清張を読むようになり、他の推理小説もポツポツと。古いもの中心だけどね。河出文庫が多いが、一応名前は知ってる作家なのに酷い作品もあるね。『ガマ屋敷の殺人』(甲賀三郎・河出文庫)も、設定は面白いのに展開の偶然頼りが頻繁すぎてうんざり。読む側が気付かないようにしてくんなきゃ。再開した「フィルムセンター」、一体どこの工事を? 少なくとも観客には無関係のよう。職員の福利厚生のためだけの改修工事だったのなら、腹立たしい限り。上映回数も昔のように3回に戻せっての。(’17.6/2)

漫画屋無駄話 其の4436
▼靖国神社周辺と思われる妾宅へ向かう途中の「四谷書房」さんと、またもや田村店頭で遭遇(一部想像)。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の売り上げは、「下々の者へ」で触れた通りの惨状だが、「四谷書房」さんも前人未到の大記録を打ち立てた過去が。かつては「盛林堂」にも出店(ここは基本的に1人1段)。そこでまる1カ月の間、何と1冊も売れなかったのだと。同店は売り上げの1割がマージン。小野店長も深〜く困惑したであろう。以降、その空前絶後の大記録は誰にも打ち破られていないという。現れよ挑戦者!(’17.6/1)

漫画屋無駄話 其の4435
▼最近「東京堂書店」で本を買う機会が増えた。「三省堂」がどうのこうのじゃなく、後者の敷地が広すぎて疲れるのだ。「書泉グランデ」でもいいが、さすがにサブカル系以外は量がねえ。後者で山中恒の新刊が見つからなかったために買った、『靖国の子』(大月書店)。3年前の刊行だが既に読んだような気も。2度目でも鶴見俊輔や鎌田慧の本と違い一切後悔はしないが。『東京新聞』あたりもこの人にもっと原稿を書かせろ。孫が自分と同じ教育を受けかねない時代になるとは、老いた山中もビックリ仰天だろう。歴史に学ばない日本人の面目躍如。(’17.5/31)

漫画屋無駄話 其の4434
▼先週まで自分もひいてたくせに、人様の夏カゼのせきは本当に不愉快なもの。今朝の「Maxたにがわ」408号で1階から2階へと避難移動。しかし2階にも1人。ただタンが絡むような生理的に耐えられないせきではなかったので、ジッと耐えてたら治まった。好んでせき込んでる人など居ないと、頭の中では承知してるんだが(元小児喘息者としては側隠の情不足)。7月29日公開の『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』を見物後に夕方出勤。キャスティングではもっと役者の顔かたちを配慮すべきだろう。ホラー風味の女性詩人伝。(’17.5/30)

漫画屋無駄話 其の4433
▼何か最近床屋に行く回数が減って経済的と感謝してたら、要は毛が薄くなっただけのようだ。三面鏡みたいな新幹線トイレの鏡で見ると、その薄毛振りがリアルに。来年あたりからピカピカとハゲ始めるのか。この歳だと何も感じないが、結婚を諦め切って無い20〜30代の男だと、パニックになりカツラ屋のエジキになるのだろう。ハゲを軽蔑するような女はロクなもんじゃないと、理屈では分かってても従来あった物が消滅して行く様は、耐え難いものがあるのだろう。もっとも俺は白髪だから、そうは簡単にハゲない可能性も。どうでもいいが。(’17.5/29)

漫画屋無駄話 其の4432
▼昔コミガレで買ってあった『新劇』’71・9月号を昨夜帰りに。小刈米見、内田栄一、寺山修司、中原弓彦、清水邦夫など豪華絢爛。中でも中原御大の「日本の喜劇人」4回目は”占領軍の影”との副題で、トニー谷・フランキー堺・泉和助を取り上げてるが、後の2人は付け足し。入魂のトニー谷論が雷鳴のようにスパークしまくり。無論単行本や文庫で何度も読んでるが、カット入り3段組の初出誌面には圧倒的なアウラが。『朝日ジャーナル』の「小さな巨人」での小林旭讃歌を読んだのも丁度この頃。本当にカッコ良かったなあ、この頃の小林信彦。(’17.5/26)

漫画屋無駄話 其の4431
▼「神田コーヒー」で毎週読んでる『週刊文春』。ここ2〜3週間小林信彦のコラムが掲載されてない。体調でも悪いのか? 年齢から言って何があってもおかしくはないが、代わりになるような人材は育って無いので(断言!)、もし寝込んでるのなら口述筆記でもいいから連載を再開してくれ。その点、立花隆や坪内祐三、町山智浩らはいつくたばっても全然惜しくはない(特に退屈じゃないが代わりはいくらでも)。「小宮山書店」地下のコーヒー1杯550円の喫茶店、「ぶらじる」の表記が正しいのだと今日初めて気付く。(’17.5/25)

漫画屋無駄話 其の4430
▼神保町へ毎日通ってると、日大、専大、明大、あるいは集英社、小学館、岩波書店他の巨大ビルを嫌でも拝むハメに。共通してるのは不動産業者として大成功してる点。正直な所、前出の大学や版元が存在しなくとも、別に何ら知的空白は生じないと思う。両者のビル群が立派で高くそびえるほどに深まる空しさは、安倍晋三の日本語能力とどこかで繋がっているのかも。夏風邪で体調はイマイチだが、戦争法案反対以来国会前に駆け付けてないので、今夜は初老のヤジウマになりに行こうかと。映画館じゃせきが他の客に迷惑だろうし。(’17.5/23)

漫画屋無駄話 其の4429
▼近所のファミマで端数の8円をヨタヨタ数えてたら、アンチャンに「3円です」と言われてしまった。老眼鏡を掛けないでの金勘定はもはや無理。そこへ珍しく電話。近所のヤマトからで、さっきいただいた荷物の宛先、文字が抜けてませんかと。住所録をチェックしたら、町名が一文字抜けていた(兵庫県の吉田婆ちゃんの住所)。中沢編集長にも最近言われた。「お母さんより、塩山さんが先にボケるんじゃと心配で…」。父親も死ぬ1〜2年前はボケてたし、血統かも。愚妻のお母さんは95歳だが、今もピンピンして『週刊文春』を読むのを楽しみに。(’17.5/22)

漫画屋無駄話 其の4428
▼16日夜、近所の角川書店ビル内の「神楽座」で観た、『抜き打ち鴉』(監督・加戸敏・’62大映)にはビックリ。作品の水準がどうのこうのではなく、エキストラが一杯出てたから。俺が思春期に観た大映の青少年向けエロ映画は(筋が異様に道徳的)、台詞の無い役者はほとんど出演しないのが普通だった。お陰で渥美マリの裸身に集中出来たが…。若山富三郎(城健三朗)&天知茂という外様コンビの作品なのに、まだまだ会社に余裕があったのだね。ただ田舎の老人客は、その風貌から若山が善玉なのが最後まで納得行かなかったのではないか。(’17.5/19)

漫画屋無駄話 其の4427
▼ひげそり業界(?)は、公正取引委員会の天下りをよっぽど多数受け入れてるのか? 以前、2枚刃の替えを買おうとしたら、どの店からも消えていた。仕方なく3枚刃セットを買うと、直後から2枚刃も見るように。数日前に3枚刃の替えを。ところが俺のジレットは、数軒回ったが2〜3枚刃は置いてない。仕方なく隣のシックの3枚刃セットをまたも買うはめに。この業界は”市場調整詐欺商法”が常態化してるのではないか。今月の「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、売り上げ9060円。つゆ時は悲惨な数字になるだろう。(’17.5/18)

漫画屋無駄話 其の4426
▼さっき貧困中年女の代名詞、「古書往来座」のむみちから電話。今夜の角川関連の特殊上映会、来られますかと。「行くに決まってるじゃん。メールもらってなくても行くよ、タダなんだし」「あ〜良かった!」悪口書かれるのに決まってるのに、何が良いのか分からないが、まあそれぞれ事情があるのでしょう。廃業した大口製版さんにもらった、20年近く経つ本Mac。いよいよ危なくなって来た様子。Mac通の退屈男も良く知らない時代の機種らしいし。近所の電気屋さんに1度相談してみるか。ン十万の出費だろうなあ…。(’17.5/16)

漫画屋無駄話 其の4425
▼一昨日、某集まりで「小宮山書店」地下の喫茶店、「ブラジル」のマスターと一緒に。「たまにゃ寄って下さい」と言われたが、「晩鮭亭と違い俺は一杯500円のコーヒーを飲める身分じゃないので」と謝辞。が、500円玉1枚で破産する訳でもない。今日久々に足を向けた…はずが地下への階段を降りる決断がつかない。気付けば軒下コミガレ、田村といつものコースを歩き、「神田コーヒー」のカウンターに。ここは320円。貧困老人は180円の壁が突破出来ない。不死鳥の哲を見倣い、いつかはこの壁をぶち破らない限り俺たちに明日は来ない、のか?(’17.5/15)

漫画屋無駄話 其の4424
▼今年初めて「小諸そば」の2枚盛り冷したぬきそばと、「はなまるうどん」のサラダうどん(中)を今週。専大前の「たいよう軒」の冷し中華がこれに加われば、初夏のムードも完璧だな。本来は暇な時期だが、『トーテツ』の仕事をちょこっと手伝ってるので、今週は5日出勤を。あ、明日も上京しなければ。代官山の方で集まりが。ここら、40年前の遠山企画入社直後、良くお使いに行かされた。スタジオシップの事務所があって、請けてた『コミックブック』(芸文社)の仕事で、神江里見や叶精作の原稿取りにな。一変してるだろうが。(’17.5/12)

漫画屋無駄話 其の4423
▼大久保清も宮崎勤も麻原彰晃も、もちっと若くて安倍晋三後援会に親が入ってるか、実家が森永”幼児無差別殺戮”ヒ素ミルク牛乳販売店でも営んでれば、今でも堂々と強姦&殺人も野放しだったろうに。さぞや地獄で悔しがってるだろう。あ、麻原君はまだ死刑執行されてないか。で、中央公論新社も含むナベツネグループだが、”でんでん総理”にあそこまで持ち上げられると、やっぱりうれしいのか? 世間はラーメン屋のおばさん以外は同グループをマスコミではなく、広告代理店としか見てないから、却って吹っ切れたか。良かったねえ。(’17.5/11)

漫画屋無駄話 其の4422
▼鎌田慧、佐藤優、山口二郎、中川淳一郎、篠田博之、泉谷しげる、栗本裕一郎…。『東京新聞』の各コーナーの外部執筆陣だが、ちょっとセンス悪すぎだろう。「こちら特報部」は特にそうだが、無署名の記者の記事が一番鋭く、高い原稿料をもらってるサンピン文化人の署名入りコラムがどうにもならない。斎藤美奈子や木村太郎は各々の立場で役目を果たしてるが、例外的な存在。連載を打ち切って軽費節約、記者が全面に前に出て書けばいい。「こちら〜」の場合、メインの見開きではなく右端に、恐れを知らぬいい記事が載る確率が高い。(’17.5/10)

漫画屋無駄話 其の4421
▼堀留橋で亡くなったホームレス、病死とばかり思っていたが、最新情報によれば交通事故らしいと。救急車が来て延命措置をしてたのを、目撃した人が居るのだと。ただあの橋はガードレールが車道側だけでなく、歩道の両方の入口にもシッカリ。確かに車が乗り越える場合もあろうが、ちょっと考えにくいよなあ。間接目撃情報なので断言は出来ないが、交通事故なら新聞の都内版に報じれたはずだが、付近のお店の人は誰も知らなかったしな。だからと言って、役所に問い合わせるまでの根気はないし…。老ヤジウマの限界だなあ。(’17.5/9)

漫画屋無駄話 其の4420
▼日本屈指のヴァンプ女優、月丘夢路様が95歳で大往生と。松方弘樹の死の1000倍は悲しい。ただ機敏な「新文芸坐」も、彼女の追悼特集はやらないだろうな。「ラピュタ阿佐ヶ谷」がチョコチョコっとやりそうな気もするが、あんなテレビみたいな画面では観る気がしない。「フィルムセンター」クラスの大画面で見直したいよ『鷲と鷹』。「神保町シアター」がやってもおかしくないが、同館スタッフはどうも男から見て色っぽい女優は回避する傾向があるし(映画館業界の「弥生美術館」?)。井上梅次監督との夫婦セット特集上映なら最高だ。(’17.5/8)

漫画屋無駄話 其の4419
▼「田村書店」店頭、3個並んだ100円均一段ボール箱前にて。左端の箱を見てる同世代の男が、非常に本を乱雑に扱っている。整とんされてた箱がたちまちゴミの山状態に。その馬鹿と場所を入れ代わったので、視線を合わせずに紳士的に言ってやる。「汚ったねえ見方しやがって、どこの糞馬鹿野郎だ!!」ドキッとした表情の隣の無礼者、そそくさと右手に小走りで立ち去る。買われてもいないのに、ここまで乱暴に扱われる商品は古本だけ。愛書家では決してないが、殴り付けたい古本好きが多すぎる。コンビニのレジ嬢と古本に深〜く同情。(’17.5/2)

漫画屋無駄話 其の4418
▼「草加せんべい!」「はあ?」「1回いやわかんやろう。そこの草加せんべい!!」「は…はい」(焦って包装)「領収書は?」「サラリーマンにゃそんなもんいらんわ」ドチビで50代後半。うだつの上がらなそうなサラリーマンの、近所のセブンでのレジの姉チャンへの見苦しい憂さ晴らし。「接客業も大変だね。客は選べないし」(俺)「ありがとうございます」ただ姉チャンも領収書発言は余計だった。こういう馬鹿オヤジの真の目的が、まだ若いから理解出来てない。あるのなら、家庭生活が覗きたくなる赤塚不二夫ギャグの住人風ドチビだった。(’17.5/1)

漫画屋無駄話 其の4417
▼狂ったネオナチ極右&拝み屋カルト合体政権下らしいが、先週は高崎駅西口前で、今週は神保町交差点で右翼の情宣&ビラまき活動を見た。高崎の場合はいかにも青年会議所所属って感じの連中が事務的にまいてたが(いただいたのに中身は未確認で、断言は出来ないが)、神保町の連中は在特会的なイカレたムードタップリで、周囲の景色から浮きまくっていた。顔をしかめて指差してる人々も方々に。しかし高崎勢に比べ品性ゼロの中年男女ら、勝手に自分達だけで盛り上がり撮影三昧。犬の糞扱いして避けずに、ちゃんとビラをもらっておくべきだった。(’17.4/28)

漫画屋無駄話 其の4416
▼チョイ前に死んだ松方弘樹。神保町の「ヴィンテージ」2階でポスターを特集販売してたが、体験的に惨敗だったろうと。今、汗臭い役者はまったくお呼びじゃない。勝新太郎クラスでもほとんど需要がないのに、松方のような脇で光るタイプじゃ一際だ(そのためか、深作欣二の作品群も上映されなくなった)。例によって白痴的各スポーツ新聞は、”昭和の大スター(名優)”扱いしてたが、それじゃ日本に脇役がいなくなっちまう。ピンじゃ持たない役者だったてのは、主演作を1本観れば分かる。それを充分にわきまえてた人のように思う。(’17.4/27)

漫画屋無駄話 其の4415
▼オランダやフランスの総選挙で、極右が今のところは勝利出来てないのをホッとしたムードで報じている、日本の記者クラブ所属自称マスコミ。自国じゃ既に極右とカルトがタッグ組んだネオナチ政権が、もう何年も続いてるんですけど。安倍チャンネルのNHKが、自分達の年収2000万生活を壊す恐れのない、英国BBS他の根性あるドキュメント番組を放送する一方で、国内問題じゃ共謀罪をテロ何たらかの呼称でプロパガンダしている、インチキ詐欺構造そっくり。やっぱり日本は本土決戦を敢行、焼土と化すべきべきだったか?(’17.4/25)

漫画屋無駄話 其の4414
▼民進党の支持率が共同通信の調査でまた下がったと。首相夫婦共謀での汚職が確実視され、政治音痴の国民でさえ7〜8割が偽装愛国者コンビの弁明に納得してないのに、野党第一党がこのていたらく。いかにイボガエル安倍ネオナチ政権誕生のA級戦犯幹事長、及び奴を引っ張り込んだ筋肉女代表が嫌われてるかが分かる。所属議員らは安倍愚鈍首相夫妻に匹敵するこの愚か者コンビと、マジで心中する気か? その根性は負けると分かってて解散した、千葉のイボガエルと同じ。共謀罪がこのまま成立したら、最大の功労者はこの民進党コンビだ。(’17.4/24)

漫画屋無駄話 其の4413
▼前の上信電鉄HPの扉を写真で飾っていた、確か5000型車輌とか言うのが近頃めったに走っていない。これはシートが向い合わせで狭く、見た所と違って非常に乗りづらい(座ってて前につんのめりそうに)。停車中にしつこい車内放送をするので、減らせと俺が文句を言った車輌でもある。俺ごときの指摘にたじろぐ鉄道じゃないし、やはり他の乗客にも不評なのだろう。どうせなら本社前に飾っといて、永久に走らせないでくれ(まだまだ新品だけど)。やっと高崎駅ホーム内に新設されたトイレは、非常に清潔で使い易い。(’17.4/21)

漫画屋無駄話 其の4412
▼夜、「新文芸坐」帰りに西口の「ふくろ」の2階へ。10年振りくらいか。この値段での量と味に満足。昔に比べて従業員、客ともにおだやかになった気が。昔はもっと殺伐としていた(それも嫌いではなかった)。もうそういうムードを発してる人々は、外じゃ飲めなくなったのかな。高田馬場の「清龍」なども、昔は山谷の出張所みたいだったが、今は小ぎれいなただの居酒屋だし。電柱の政治ビラもすっかり見なくなったし。黙って働き黙って納税、黙って死んでく日本人の住む町は、歌ひとつ聞こえず人間同様に味気なくなる一方だ。(’17.4/20)

漫画屋無駄話 其の4411
▼昨日の午後3時頃。地下鉄日比谷線六本木駅のエスカレーターは、狭いので長い列が降車の度に。急ぐ人は右側を歩いて登って行くが、途中から左横の立ってる列に割り込む奴が。確かに並ぶ手間は省けるが姑息過剰。飯田橋駅東口の「はなまるうどん」では久々に大物を。揚げがないからと要求して補充させた、30位の見るからに育ちも品性も卑しそうな男。器に3度揚げの大盛りを補給、音を立てて豚のような犬喰いを。確かに2食分はたっぷりあった(午後8時過ぎに目撃。常連ぽかったから近所の方は是非見物に)。個性的人間と2人も1日で遭遇出来て満足。(’17.4/18)

漫画屋無駄話 其の4410
▼官憲腐敗やSEXを含む愛情に国境はないと思うが、笑いにはかつてのベルリンの壁のような厚い塀があると。無論、チャップリンのような人もいるが、少し前に『Mr.タスク』で話題になった、ケヴィン・スミスの面白さが俺にはまったく理解出来ない。今日、新作『コンビニ・ウォーズ バイトJKVSミニナチ軍団』の試写を観たら更に唖然、しばらく寝てしまった。ジョニ−・デップがどこに出てたかも気付かず。愚妻は『Mr.タスク』をWOWOWで観て面白いと。夫婦間にも壁があるようだ。やっぱり俺にはケヴィン=九十九一だけどね。(’17.4/17)

漫画屋無駄話 其の4409
▼秋田書店別館、つまり以前事務所があった三信ビル隣の同書店倉庫の一角で、『弱虫ペダル』の原画展みたいな催しを。昨日などコスプレ者や、グッズを付近の並木道で商う連中まで現われて大盛況(全員若い姉チャン)。今日神保町へ行く際に覗いて行こうとしたら、入場券が要ると阻まれたので即退散。やおい関連の類した催しの際は無料だったがな。もっとも金取ってあんだけ人が集まると言う人気も大したもの。ただあの小汚くて狭い場所で、有料ってのも驚くべき根性だ。あるいは入場券てのはタダなのか? どうでもいいがな。(’17.4/14)

漫画屋無駄話 其の4408
▼英国BBCは名誉毀損で訴訟を起こすべきだろう。職員平均年収2000万を享受するだけでなく、そのデタラメな受信料制度温存のために、政権党の法務大臣が最高裁判所で証言行為をなすという、至れり尽せりの待遇を国家権力から受けてるNHKが、自分達と同じ”公共放送”を詐称してる事に対して。無論、(株)最高裁判所の平目従業員として人事と給与を握られている、日本国内のフェイク裁判所ではなく英国内で。捏造御用国辱電波を海外にまで飛ばしてるのだから、被害を受けた現地での訴訟も可能と素人には思えるのだが。(’17.4/13)

漫画屋無駄話 其の4407
▼森永”ヒ素ミルク”牛乳販売店住み込み時代の件だが、目黒の店で10カ月働いて初年度入学金と受験料を溜め、明大夜間部文学部文芸学科への入学は決まった。しかし、手持ちの金がスッカラカンに。で、今度は世田谷の大蔵付近の店に住み込む。別の先輩のこれまたコネだったが、何と再び森永乳業(上州森永ヒ素ルート?)。初の上京の際と異なり、これは弁明の余地がないが、大学で周囲の運動家に批判された記憶はない。いい加減なもんだ(自分で言うな!)。夏休み一杯働いてアパート資金を溜めると、73年秋に西川口に移転したのだ。(’17.4/12)

漫画屋無駄話 其の4406
▼教育勅語がOKって事は、ドイツがヒトラーの『我が闘争』を教科書に取り入れるに等しい蛮行だが、NHK・産経・ナベツネの御用媒体以外も大して問題にしてないのが衝撃。『我が〜』だって、全編で人殺しを奨励してる訳ではない。部分的にはもっともな事を言ってるのは勅語と同じ。問題は誰に向けてその行為をなせと言ってるか。天皇裕仁とヒトラー総統に全ては収斂されるのだ。日頃現天皇の物真似をして嘲ってると伝えられるネオナチ暗愚安倍が、内心勅語は俺に向けて朗読・実践されるべきと考えてるのは、ヒ素ミルク愚妻の100万寄付以上に明白だ。(’17.4/10)

漫画屋無駄話 其の4405
▼富岡市役所総務課に出した俺の情報公開請求書類に日付けミスがあり、多忙な職員の皆様方に迷惑をかけてしまった。反省! さすがに連日の古物映画にも飽きたから、今夜は新作洋画にでもちょっくら。そういや「神保町シアター」、遅れて入場する客を案内する際に、相変わらず明かり(携帯?)で足元を照らしてやってて不愉快千万。そういう非常識な糞馬鹿客は、わざわざ後ろから蹴るには及ばないとしても、勝手に奈落に落ちて骨折するに任せよ。近所のの「岩波ホール」、観たいと思わせる映画を上映しなすぎる。カンペキに。(’17.4/7)

漫画屋無駄話 其の4404
▼富岡市役所の総務課も土地改良課も、情報公開制度の意味を良く理解してないようで心配。市議会の特別委員会だったと思うが、防災無線問題で審議内容開示を請求した際は、もっとテキパキと条例に基づく処理をしていた。市の政策最高決定機関も審議内容を文書化してないらしいし、安倍ネオナチ&カルト宗教政権のデタラメさが、こんな田舎にまで波及しているのか。老後の楽しみは、本問題での富岡市役所との第2ラウンドに決定。さあ、生きる意欲がふつふつと湧いて来たぞ。ありがとう、土建屋&福祉屋キングの岩井賢太郎富岡市長!(’17.4/6)

漫画屋無駄話 其の4403
▼大量幼児無差別殺戮企業、森永の愚か極まる末裔が夫婦共謀で国家国民の尊厳を凌辱しつつあるが、俺も人殺しの幇助をしてた時代が。72年に上京、住み込んだ目黒の牛乳屋が森永の販売店だった(約10カ月勤務)。高校の先輩のつてだったが、森永の悪行を知ってたからいい気持ちはしなかった。配達区域の青葉台のお得意さんに集金に行って、「あなたたちも本社に抗議しなさい」と言われた事も。俺はやむを得ずに転がり込んだが、いいマンション住まいなんだし、雪印や明治にすればいいのにと思った。俺同様に深〜い事情があったのか。(’17.4/5)

漫画屋無駄話 其の4402
▼春休みのせいで、上信線&新幹線車内が子供で騒々しいったらない。何の注意もしない馬鹿親に昔は正統な殺意さえ抱いたが、最近はこっちで車内移動する情けなさ。5年前までなら最低一喝はしてたろうに。ただごくたまにだが、異常に聞き分けがいい子供が。今朝の高崎駅10時19分発の「あさま612号」で、俺の前のシートに座ってた2人組がそう。ほとんど無駄口を叩かず、喋る際も小声で。アホな大人よりよっぽど静か。東京駅でおりる際に、それが5〜6人連れだと気付く。中年女性が引率。申し分のない躾だが、完璧すぎてやや不安も少し。(’17.4/4)

漫画屋無駄話 其の4401
▼富岡市役所を久々に訪れて情報公開請求を。地元では田畑の区画整理が進行中。それはいんだが、先週開かれた地権者(俺もその1人)説明会で、具体的情報公開もロクにせずにただめくら判を求める横暴振り。判を押した人にのみ説明や資料を出すふざけ切った態度に、出席した愚妻も大激怒。更にこちらから尋ねないと、幅5メートルもある道路を新たに通す計画にもバックれてるデタラメさ。既に道はあるのにかくド汚い真似をするとは、岩井賢太郎市長が経営する土建屋、岩井建設他の仕事を増やしたい一心だろうと勘ぐられても当然。半月後が楽しみ(真っ黒ノリ弁は許さん!)。(’17.4/3)

漫画屋無駄話 其の4400
▼でも日本人はどこまでも善人(俺には単なる馬鹿に見えるが)。本苦界に身を沈めた直後に知り合った、自販機業界の編集者が。外見は1年中日焼け面で、東南アジア人に良く同胞と間違られて声を掛けられると。ヒ素ミルク被害者の1人だった。俺が森永を罵倒すると、「でもあそこも今は良心的に対応して…」となぜか弁明。事件発生後15年も無関係と主張して来た殺人企業をよりによってと思ったが、被害者の会の世話役みたいな事をしてるせいもあった模様。ここらの屁理屈、東電延命にしっかり流用されている。ジェノサイド企業は解体しない限り、何度でも犯罪を重ねる。(’17.3/31)

漫画屋無駄話 其の4399
▼創価学会、東京電力、NHK出版等、後ろめたい悪行を重ねてる反社会的組織は、無意味な広告を大量に出稿してはマスコミを黙らせようとするのが常。1955年に全国で130人以上の赤ん坊を殺すに至る、森永ヒ素ミルク事件を起こした”ジェノサイド企業”森永乳業は典型。当時の邦画に出て来るメーカーは森永ばっかりだ。荒木一郎がDJを担当してた、「星に唄おう」もそう(文遊社の自伝では特にこだわってない)。森永ヒ素ミルク殺人一族、今度は国家自体を破滅に追いやろうとしている。雪印乳業同様に解体しておくべきだったな。(’17.3/30)

漫画屋無駄話 其の4398
▼三権分立は名目だけで、行政の完全下請け化した日本の”なんちゃって司法”がまた正体を露に。高浜原発再稼動、「東横イン」ヘのNHK受信料支払い命令とやりたい放題。こういう平目裁判官が定年後に莫大な退職金や年金を手にするだけでなく、大企業の顧問弁護士や公証役場に天下り、再び1000万以上の年収を。裏金ゴロツキ機動隊が物理的に納税者に暴力を振るい、インチキ裁判官共が無責任公務員の”国選弁護士”を勤めるデタラメ国家。小林よしのりもともかく安倍政権を潰さないとと言ってるが、まともな右翼だ。今日の東芝は明日の日本。(’17.3/29)

漫画屋無駄話 其の4397
▼先週の、東京駅新幹線20番線ホームでの目撃談。俺も乗ってたあさま号から降りた1人の青年が、裸の1万円札をホームに落とした。列のトップで待ってたお婆ちゃんビックリ(麦踏み経験ありそう)。声をかけるが聞こえないらしく、青年はエスカレーター方向へと歩み去る。お婆ちゃんの後ろのお爺ちゃん、これは天下の一大事とばかりに曲がった腰を伸ばすかのようにしてダッシュ。お金を渡された青年もお爺ちゃんもニコニコ二コ。こういう国で総理大臣は国庫の金をネオナチグループに身銭かのようにばらまき、おだてられて愛国者面をしている。(’17.3/28)

漫画屋無駄話 其の4396
▼筋肉女代表&イボガエル幹事長、トコトン有権者に嫌われてるな。暗愚総理夫妻が汚職まみれなのに、民進党の支持率がまた下がってる。共同通信の世論調査なんぞ100%信用してる訳じゃないが、最高責任者夫婦が揃って打ち首寸前なのに、浮かび上がれない野党第一党なんて存在価値ゼロ。無様な安倍ネオナチ守銭奴夫婦を引きずり下ろせない自民党も異常だが、民進党はそれを通り越して無気味だ。筋肉女とオスイボガエルが保身のために、放っときゃ自滅するインチキ営業極右政権と、妙な裏取り引きをしなけりゃいいが。(’17.3/27)

漫画屋無駄話 其の4395
▼ブラック世界遺産(?)に負けないブラックローカル紙、『上毛新聞』も相変わらずだ。チョイ前も渋川で、福引きの景品の座布団を盗んだ男が実名報道された。一方、同時期に盗撮で首になった自衛官は匿名扱い。いくら日々役人に餌付けされてる身とは言え、疑問に思うと言うか恥ずかしくねえのか? ねんだろうな。岩井賢太郎富岡市長が、県議時代に起こした福祉施設スキャンダルの際も、各紙の群馬版は報道してるのに最後まで沈黙してたし。こんな糞拭き紙が群馬県唯一の地方紙を自称してんだから、鏑川のかじかもビックリして鳴き止む。(’17.3/24)

漫画屋無駄話 其の4394
▼21日だからもう火曜日の事か。天気はいいがまだ冷えるのに、上信電車に暖房が入ってない。我慢し切れなくなり西吉井駅で1輛車に移動、運転手を一喝。もう確かこの冬2度目(結局、高崎までほとんど暖まらず)。吝嗇経営が末端にまで浸透してるのか、あるいは単にいいかげんなのか。乗客も気違いじみた運賃払って良く我慢してる。上信電車に乗って富岡製糸場に行く観光客が激減してるのも納得。入場料は1000円もするし、案内もボランティアを装って実はしっかり金を徴集。ブラック世界遺産と呼ばれても仕方がない。(’17.3/23)

漫画屋無駄話 其の4393
▼芸人としてだけではなく、太田光は本当に人間としてドクズ。ネオナチ盗人安倍総理の絶頂期には主催するパーティで愛想を振りまきながら、崩壊の予兆を察するや早々にしたり顔で距離を。サザンの桑田のように自らのフヌケ振りを自覚してか、沈黙してるのならまだ可愛いが(桑田君、このままならきっと勲章がもらえるよ)。大統領にさえ怯まない米国や韓国の司法を真似て、最高裁がGPS捜査を違法だと判断するくらいに姑息。カッコつけても日本の司法が行政の下請けに過ぎぬ事は、納税者も見抜いてる。サンピン御用芸人と同レベルの日本のデタラメ司法。(’17.3/22)

漫画屋無駄話 其の4392
▼副業の関係上ヤフ−ニュースに接する機会が多いが、ここって産経新聞が下請けを? そう思わざるを得ない、NHK真っ青な安倍ネオナチ&カルト内閣絶賛の運営だ。たださすがに愚昧夫婦揃っての国有財産投げ売り疑惑には困或中と見える。正面からの擁護は得策でないとの判断らしく、野党系メディアの揚げ足取りを熱心に。それが呉智英も裸足で逃げ出しそうな、本質とは無関係な微細な事ばかりで、呆れると言うよりか哀れみを抱かせる。これに耐えればNHKなら年収2000万だが、一般右翼メディアはそうも行くまい。御用提灯の持ち手も大変だな。(’17.3/21)

漫画屋無駄話 其の4391
▼豪雪でも店頭路地の雪かきをしない喫茶店、「さぼうる」前を通ると『SMセレクト』(東京三世社)の編集長で、亡くなった仙田弘氏を思い出す事が。同社の『ザ・写真』発禁事件で、社長、営業部長、編集長が逮捕された際にここに呼び出されて、『漫画バンプ』も良く注意するようにと警告された(『ロリタッチ』もだったかも)。遠山企画が、まだ小川町の芙蓉ビルに事務所があった頃だ。今日も仙田氏のややむくんだ顔を思い出しながらコミガレに行くと、問題の『ザ・写真』発禁号があってビックリ。もちろん買いました。(’17.3/17)

漫画屋無駄話 其の4390
▼裏金役人の会議資料の隠蔽・廃棄が各地で問題化してるが、富岡市も例外ではなかっった。市議もはら正秀の「市議会だより」第58号によれば、市長、副市長、教育長他で構成される、”市行政の意志決定における最高諮問機関”、政策会議の議事録が残されていない事が明らかになったと。ふざけた話だ。岩井賢太郎市長、福祉疑惑事件への反省の振りか(自らが経営する福祉施設が、違法な県や市の補助金を受けていた事件)、一期目は割と低姿勢だったが、地金が出て来たらしい。もはら君、共産党の佐藤市議より着眼点が鋭い。(’17.3/16)

漫画屋無駄話 其の4389
▼昨日触れた保守反動思想家、適菜収の新刊は25日の発売と。まだ呉智英ほどは足脂臭くないので読めるよ。今日は都合で午後からの出勤。高崎駅新幹線ホーム内の「NEW DAYS」で”唐揚おみぎり紅鮭明太子弁当”(税込み309円)を買ったが、本当にうまくないな。この立地条件だもの、味を向上させようとの意識も皆無なのだろう。レジのおばちゃんの愛想はいいんだけどね。新幹線、進行方向の右側、上信線根小屋駅後方の丘陵地帯の住宅群は、今にも崩落しそうで冷や冷や。あれでも慣れると、住めば都の境地なのか?(’17.3/15)

漫画屋無駄話 其の4388
▼『安倍でもわかる政治思想入門』(適菜収・ベストセラー)をやっと通読。面白いと言うか、こういう正真正銘のド気狂いを、総理大臣に据えてる国の下々の1人として、暗澹たる気分になる1冊。『日刊ゲンダイ』の書評で誰かがほめてたので盛んに探してたが、新書だと勘違いしてたので時間が。続編も出てるらしいから、今日「神保町シアター」に行く前に「三省堂」で買おう(レジ列の反対側の棚に結構積んであった)。最近の右翼系文化人はパラノイアばかりだが、この人は割と客観的だ。望む方向は異なるにしても説得力あり。(’17.3/14)

漫画屋無駄話 其の4387
▼昨日の『東京新聞』1面の震災追悼記事のリードに、”心1つに”のフレーズ。NHKや産経、ナベツネならともかく、東京までがと呆れ果てる。いかなる場合でも心は1つなんかじゃない。人の数だけ存在する(家畜でもだろう)。追悼のスタイルも同じ事だ。前から同紙の原発も含む震災関連記事は生彩を欠いているが。現地の人々の心情を忖度しすぎ。70年代の部落解放同盟並の扱い。それこそ差別だよ。何か一文にもならない事で忙しい。暇すぎてボケるよりはマシか。3日連続で映画見物しないのも久々だ。今夜こそ。(’17.3/13)

漫画屋無駄話 其の4386
▼昨夜は「テアトル新宿」まで出掛けたので、たまには帰りにゴールデン街にでもと思ったが、冷えて来たので都営新宿線で九段下まで即帰ってしまった。220円は本当に高い運賃だが、年寄りは楽な方を選ぶようになるね。行きは有楽町線並に混雑してたが、帰りはガラガラ。めったに乗らない地下鉄だが、かつてあちこちの「ブックオフ」に出没してた頃は、良く利用した。まだ沿線店舗は結構あるのだろう。そういや竹書房の先の「オリジン弁当」が閉店。昔は東京大神宮の下にもあったんだけどね。外食産業のサバイバルも熾烈だな。(’17.3/10)

漫画屋無駄話 其の4385
▼豊洲も日本の中枢も猛毒ヒ素汚染とは困ったもん(国会のヒ素は森永乳業系)。そうでなくても日本中がアンダーコントロールされてない、福島原発で日々放射能汚染を深めてるのに。マジで日本民族&在住外国人の未来は真っ暗。放射能の除染は不可能だが(移動は可)、ヒ素はその気になれば取り除ける。なのに民進党の筋肉女代表とイボガエル幹事長と来た日にゃ…。まさか最後まで安倍盗人夫婦を支える気じゃ? これ以上の馬鹿は安倍夫婦以外にはいないんだし、2人を1日も早く引きずり下ろせ。面も見たくないっての。(’17.3/9)

漫画屋無駄話 其の4384
▼お馴染みの門前仲町の「ブックオフ」に行ったついでに、地下鉄駅構内の「サブウェイ」に。入店したのは多分初めて。昔、西川口東口の店舗に入りかけたが、メニュ−の説明が余りにも複雑なので、「要らねえよそんなもん!」と退店した記憶が。近所に競合フランチャイズ店を敢えて開設、潰し合わせては本部が儲けてるってような悪評も一時良く聞いたしな。味は案外悪くなかった。が、コーヒーを頼むと600円前後にはなる。貧乏人は入れねえな。パンは満腹感にも欠けるし。オイスターの来月末の新刊、『肉穴苦界』に本格的に着手。(’17.3/7)

漫画屋無駄話 其の4383
▼「アッキーありがとう。お前が騒ぎを引き起こしてくれたお陰で、共謀罪もあっという間に成立しそうだよ」「いやんシンゾ−さん。あなたにそう言われるのが一番うれしい。ヒ素ミルクで儲けた牛乳屋の馬鹿娘だなんて中傷されるけど、私だって考えてるの。今まで国有地くれてやれ作戦でして来た事、今後もわざと共産党に情報を流すの。これを延々と繰り返して大騒動の間に、教育勅語万歳の憲法改正もやっちゃうの。どう?」「す…素晴らしすぎる!」「でも元々のアイデアはあなたよ」「まあね(本当は日本会議の命令)。けど布袋とは本当に何も?」「意地悪〜!」「イテテテ…」(’17.3/6)

漫画屋無駄話 其の4382
▼今月は本業も「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の売り上げもまあまあで、「たまにゃ”まさみ”や”日高屋”以外での外飲みを…」などと妄想してたら地獄を。2200点以上の出品商品が、ヤフオクから突如昨夜8時過ぎに落とされたのだ。何点かは従来も削除されたが、こんな成田空港用地の強制代執行並の規模は初めて。長期間警告を無視してたためと推測。糞尿爆弾を炸裂させる相手も見えぬし、情けないが唯々諾々と従うしか無さそう。莫大な額をピンハネされてるのに腹立たしいが、泣く子とネット市場の支配者には勝てない(アマゾンはやってない)。(’17.3/3)

漫画屋無駄話 其の4381
▼アパ”人種差主義”ホテルだあった日本第一党の結成パーティ−。例によって桜井誠のデタラメ演説は安倍ネオナチ総理並で感動的(?)だが、どうせウソ情報をまき散らすなら、汚職疑惑の渦中の安倍総理夫妻からも、激励電報をもらった位のハッタリをかまして欲しかった。同根思想同士なんだし絶対に訴えられはしないって(人間的にもドッコイだし)。抽象的な人種差別発言はするが、相手、特に権力者には媚びまくる姑息な厚顔ハレンチ者らしくはあるが。ズルズルと本業が忙しい感じ。うれしいようなわびしいような。(’17.3/2)

漫画屋無駄話 其の4380
▼キノブックスは木下工務店の小会社とね。そりゃえれえ大金持ちで良かったばい。福田和也も新潮社や文藝春秋からお払い箱になり(初版部数急減で)、トマソン社レベルの版元から本を出さざるを得なくなり、嫌いな署名も宣伝活動の一環で嫌々したのかと思ってのう。おんなし旬を過ぎた物書きでも、坪内祐三のような図々しい営業活動は出来ん男だろうし。なるほどのう。どうでもいいけんど昔ちょっくら世話になってのう。福田も坪内も、扶桑社が甘やかし過ぎて糖尿病にされた(潰された)ようなもんじゃて。引き際を心得たリリーフランキーは慧眼だったばい。(’17.2/28)

漫画屋無駄話 其の4379
▼荒川洋治の新刊のサイン本が並んでるのではと、期待して寄った「東京堂書店」のサイン本コーナーに、福田和也の新刊『鏡花、水上、万太郎』(キノブックス)が。福田のサイン本は珍しいので(少なくとも坪内祐三よりは)、買う。こんな版元があったんだ。トマソン社みたいなとトコ?(失礼) さすがの高崎駅新幹線ホームも温んで来たが、3月19日は今年初のみちくさ市。西荻窪とすずらん通りの”嫌記棚”で青息吐息なのに、約半月で一箱売れ筋本を揃えるのは大変だ。本家本元の一箱ももうすぐだし。本業だけで喰えた時代が懐かしい。(’17.2/27)

漫画屋無駄話 其の4378
▼給料日前のためか、昨夜寄った「まさみ」の客は俺以外は爺様が1人だけ。今週はずっとこんな調子と。確かに副業の本や雑誌もサッパリ売れない(「古書かんたんむ」の”嫌記棚”も多分)。それでも朝昼晩と腹は空くから、役人、大マスコミ、政治家、盗人以外の場末の人民は本当に大変だ。最近は各種税金と交通費を払うためだけに、官憲に強制労働させられてるような気分だ。脳硬塞で死ぬ前に裁判所か警察署に爆弾積んだダンプで突っ込みたいが(富岡市役所でも可)、肝心の免許証が無いんだよ。自転車じゃ迫力不足だしな。(’17.2/24)

漫画屋無駄話 其の4378
▼弾圧見え見えの長期勾留が続く沖縄の山城博治議長。それに合憲のお墨付きを下した最高裁の大谷剛彦裁判官は、元読売大阪本社のジャーナリスト、大谷昭宏の弟。最高裁事務方出身の典型的な平目判事だが、リベラル気取りの兄貴もかなり変。昔からの死刑賛成論者。遺族の心情を考えるとが理由。誤審があるからと反対する亀井静香の方が、よっぽどまともな大人。兄弟揃って実に国に忠義なこって(兄弟叙勲間違い無し?)。こうして日本の司法は国家に弾圧される前に平伏し、言うがまま。ネオナチ安倍総理も愚妻も退屈だろう。(’17.2/23)

漫画屋無駄話 其の4377
▼防衛省の戦地南スーダン問題での情報隠し犯罪。白痴防衛大臣以下の役人(軍人も含む)の無責任振りにも口あんぐりだが、もひとつ大問題が。フリージャーナリスト、布施祐仁が情報公開請求していなければ、このハレンチ犯罪もまだ隠蔽されてた訳だ。年収2000万のNHKを筆頭とした大マスコミが、いかになすべき仕事をしてないかが重ねて明らかに。司法・検察・警察・高級官僚、そして大マスコミの労使は全員、ISに首を切り落とされても仕方ない、とさえ思える放射能汚染大国日本の断末魔景色。何がオリンピックだ。(’17.2/21)

漫画屋無駄話 其の4376
▼最近しじみと納豆が凄くまずくなった。しじみは香りがしないし、納豆は糸を引かない。産地やメーカーを問わない全体的傾向。奇形や甲状腺ガンが今後日本は急増する訳だが(既に増えてるが隠蔽されてる)、人間にこれだけ悪影響のある放射能が、自然の生態系を破壊するのは当然だ。炭鉱のカナリアの役割を、しじみや納豆が果たしてるんじゃないかとマジで考えてる俺。国家権力が音頭を取って国中を放射能の実験場にしてるこの国。各国は気にしない振りして情報を徹底収集中。安倍売国ネオナチ内閣はそれを金で売りかねない危険性が。(’17.2/20)

漫画屋無駄話 其の4375
▼最近、各種展覧会に行かなくなった。興味のある展示も多いが、どこでもポスターの販売をしなくなった。マニアはそれが大不満なのだ。ポスターの半分の大きさもないマット状のケチな品を、ベラボーな値段で売ってたりすると更に怒りは高まる。最近は入場券を買う前に出口の売店をチェック、ポスターが無いとそのまま帰っちゃう。しかしそういう例ばかり続くので、結局は出掛けなくなってしまった。いい立地で働いてるのに勿体ないのだが…。これは映画館とて同様。「新文芸坐」も初期は大々的に上映中作品のポスターを販売していた。(’17.2/17)

漫画屋無駄話 其の4374
▼最近、我が心の故郷「日高屋」とご無沙汰だった。夜、久々に水道橋の「東西堂書店」先の店舗へ。値上げしてた。50円前後だったと思うが、本チェーンを愛用する下層民には大打撃だろう。安倍ネオナチファミリーの国有地私物化スキャンダルと並ぶ大問題と思うが、年収1000万以上は固いNHK以下の幇間大マスコミや、若造でもその半分はもらってる公務員にはピンと来ない話題なのだ。マックや吉野家の値段の上下には敏感な癖に(広告のスポンサーだ)、「日高屋」や「ゆで太郎」の動向が無視されてる現状は腹立たしい。(’17.2/16)

漫画屋無駄話 其の4373
▼高崎駅新幹線ホームは赤城下ろしにさらされる高台にあり、この季節は心臓マヒになるくらい冷える。陽も当たらない訳ではないが、俺が通常乗り換える時間帯の午前10時から11時は、悔しい事にお日さまは線路を暖めてるのみ(何という太陽エネルギーの無駄使い!)。今日は珍しく午後3時過ぎに。嬉しい事にホーム全体をオレンジがかった陽射しが覆っている。気温も高いし、ベンチで30分くらい『彼方より』(中井英夫・創元ライブラリ)を引き続き読むかとも考えたが、こんな時に限って新幹線は遅れずに着いちゃうんだよね。(’17.2/15)

漫画屋無駄話 其の4372
▼学生時代の後輩とか相手に飲むと、つい奢ってしまう悪癖か昔から。景気のいい時代ならともかく、半ば引退状態の今でも心のチェンジが出来ない。太っ腹振りを誇示して翌朝大いに後悔する事が。先週も懲りずに類した宴会が。今や俺より見入りがいいと思える節もあるが、先例に従っちゃう見栄っ張り老人。そんな奴相手に飲まねばいいだけの話だが、歳を取ると交際範囲も狭まるのでつい情け心を(敵も心得てる)。年寄りが妙なセールスに引っ掛かるのは、そういう孤独感が大きな背景だろう。メリットゼロの宴会は純粋だが疲れる。(’17.2/14)

漫画屋無駄話 其の4371
▼金曜日の『機動捜査班』、B面の低予算作品だけどカックンでガックリ。結局はグッスリ熟睡。客も余り入ってなかった。ニ本柳寛は好きな役者だが、本当にどうでもいい映画に腐るほど出演。火宅の人じゃなかったかと勝手に想像(あるいは劇団を主宰してたとか)。1カ月以上は訪れなかった「神保町シアター」、特に変化無し。あ、配役表のコピー配付は完全に中止になっていた。ここの受付嬢は頻繁に変わるが、眼鏡で丸顔の愛想のいいお姉さんはまだいらっしゃった。本業では今月も朝比奈まこと1人に泣かされた。(’17.2/13)

漫画屋無駄話 其の4370
▼馬鹿にしきってて、この1年位は入店した試しのない「ブックオフ」飯田橋店へ、銀行に寄ったついでに。B級商品だが意外にも9冊も買えた。やっぱ自らの足で確かめなきゃ駄目だね。嫌いな映画館「ギンレイホール」があるから、余計にこっちに来ない気が。1度本を事務所に置いて神保町へ。まずは「神保町シアター」で『機動捜査班』の券をスタンプで購入。昼を過ぎたばかりのせいか2番。本作の小杉勇監督や牛原陽一監督は、日活主要スターの表番組を撮るとカックンだけど、添え物にこうも秀作があるとは。さすがの西脇英夫も触れてた記憶無し。(’17.2/10)

漫画屋無駄話 其の4369
▼JR東日本が各駅の構内放送で、身障者への手助けを訴え始めた。いかにも唐突。蕨駅での盲人のホーム転落死亡事故を受けての、姑息なアリバイ作りだ。乗客は説教されなくても結構自主的に協力してるし、そもそもがその仕事は鉄道会社の基本的な職務。エラソーにお客さまにタダで公然と外注化すんじゃないよ。物を頼む際はもっとへりくだった口を利け。だいたい駅のホームに手洗いの水道さえ設けてない反社会的ゼニゲバ企業が、不特定多数に向けて道徳を説くなんざ片腹痛い。ゴミ箱無しの東京メトロと言い、公共交通機関は根元から腐り切っている。(’17.2/9)

漫画屋無駄話 其の4368
▼神保町が端境期のようなので、例によって門前中町の「ブックオフ」へ。手前の立ち喰い「天かめ」で天玉そば(390円)。汁が俺には濃すぎる店なので、生卵を入れると丁度いい。悪くない店だが、従業員が相変わらず多い。2時前だが男性2人、おばちゃん1人。やや狭いが神保町交差点の「いわもとQ」は、この時間帯もおばさん1人(ちょっと可哀想)。相変わらずのセドラーのメッカ振り。閉店前の巨大な蕨店がこうだった。おばさん&お姉さんセドラーが多いのが特徴。スーパー他のパートと比べ、どっちが儲かるのかな?(’17.2/7)

漫画屋無駄話 其の4367
▼ここ2〜3年忘れて使わなかった腹巻きを今年は再び。年寄りの寒がりで何枚蒲団をかけても腹の辺がスースー(毛布1枚に3枚も蒲団を使用)。理由は分かってる。胴長なのでついパンツや下着がめくれ上がるのだ。外からの冷気ではなく、我が身から出た寒さにブルブル。使用後は一気に熟睡度がアップした感じ。別に胴長者でなくても腹巻きは効果的だ。ただたまに巻いたまま出勤してしまう事が。駅のトイレで気付いたりすると、毎晩世話になってる癖に凄く憎々しく思えるのはなぜ? 民進党の醜悪なイボガエル幹事長並の薄情さだと先週も反省。(’17.2/6)

漫画屋無駄話 其の4366
▼JR東日本各駅のトイレは概して汚いが(東京駅は別)、飯田橋駅西口も例外では無い。しかも狭いので、見ず知らずの連中と尻が触れあう気色の悪さ。地下鉄客も加わり終日混雑。トイレ掃除にも時間がかかるだけでなく、きれいにするそばから汚されてる感じ。キッチリした達成感を感じる余裕も無いせいか、見てると掃除作業もついダラダラ。同駅ほど長時間にわたり、”掃除中”の掲示がトイレに掲げられてる例はない。降車口とホームの間に距離のある危険な駅としても有名だが、”終日トイレ掃除中の駅”としても売り出せよう。(’17.2/3)

漫画屋無駄話 其の4365
▼都心で生きてる日本狼を目撃したとでも言おうか…。押井守の実写映画のファンと言う人間の存在を初めて確認した。それも意外に身近な所で。一水社の森田編集長である。そういう人物が、『この世界の片隅に』の熱烈な擁護者であっても少しも驚かない。人間は多様な生き物だし趣味もその数だけある。悪趣味な奴と思うだけ(失礼)。しばらく行ってなかった「神保町シアター」。今月は熱心に通う事になりそうだが、同館関係者は汗臭い男が好きだね。田宮二郎、勝新太郎…。チラシに趣味がモロ出し。なよなよ系に比べ人気はないと思うが。(’17.2/2)

漫画屋無駄話 其の4364
▼日比谷線の東銀座駅、「歌舞伎座」方面のA1出口通路のトイレはその真逆。暗くてジメついてる上に換気が悪く、アウシュビッツのガス室もかくやと思わざるを得ない悪臭に窒息寸前。改札外のトイレで、地下鉄の乗客以外も使うトイレだから手を抜いてるのか?(飯田橋駅だって同様だが)たまに松竹試写室へ行く前に念のために寄るが、常に不愉快な気分に。トイレで思い出したが、入谷コピー文庫で和式トイレについて駄文を今月は書かねば。上品に仕上げるのは至難の業の世界。富岡高校の女子トイレについて書く予定だが…。(’17.2/1)

漫画屋無駄話 其の4363
▼「この駅のトイレは全地下鉄中でもトップクラスの清潔さですね」東西線飯田橋駅で午後掃除してたおばさんに言うと、非常に喜んでもらえた。お世辞では無く素直な気持ち。単にきれいさを競うなら、高崎駅「くまざわ書店」近所のも中々だが、トイレを磨けば放射能も怖くないみたいな宗教っぽさがあり、好きでは無い。半蔵門線渋谷駅のように、小便しただけなのに「有り難うございました」と言われるのもどうも。ここは空いてるせいもあり、凄く落ち着いて放尿出来る。そういや大の方は未体験。敢えてチャレンジするか白髪男よ!?(’17.1/31)

漫画屋無駄話 其の4362
▼今日の「ゆで太郎」は1時半過ぎなのに、文字通り通勤時の埼京線状態。痴漢が出ないのは、単に女性客が居なかったためだけだろう。で、最近の同店はサービス券が常に御自由にお取り下さい状態。昔のような有り難みが薄れたせいか、持ってく客も使ってる客もほとんど見ない。ここら、スタイルを根本的に改めた方がいい。競争相手の「小諸そば」はこの種のサービスに関心ないようだ。確かに本業で還元するのが商いの基本だが、遊び心もまた楽しい。後者、「富士そば」みたいに自画自賛行為も一切しないし、ストイックなんだな。(’17.1/30)

漫画屋無駄話 其の4361
▼それで思い出すのが、もう何度も書いた気がするが、川口の芝園団地時代に体験した銭湯での一件。無論狭い風呂はついてたが、夏場には団地裏手にあった銭湯に子供連れで時々(文蔵というスラム街のような所)。着替え場に裸の折った万札が落ちていた。確か3〜4枚はあった。俺が最初に発見したが、既に小学生だった上の娘も気付いた。番台のうさん臭い荒井注みたいなオヤジに、差し出さない訳には行かなくなった。「あ、コレならすぐ落とし主が現われますよ!」嘘を言うな!何でお前がそんな嬉しそうな顔をと思ったが、文字通りの後の祭り。(’17.1/27)

漫画屋無駄話 其の4360
▼5000円札を万札と勘違いしたらしく、9000円もお釣をくれると言う。良く行くラーメン屋なので正直に申告して感謝されたが、初めての店だったら果たして? そうでもないか。同様な事を東京駅のKIOSKでして、見てたサラリーマン風の男に、「あなた変わってるねえ」と呆れられたし。特に親の教育が厳しかった訳でも無いから、何かのきっかけが幼少時にあったのかも。そういや元の「日劇」沿いの舗道で、落としたばかりの財布を若い男が拾って差し出してくれた事も。やっぱりお礼をすべきだったのだろうか?(’17.1/26)

漫画屋無駄話 其の4359
▼近くの「ゆで太郎」に週1回くらい通うが、最近割とイケてる長髪姉チャンをかなりの頻度で見る。週に1回の俺があんだけ遭遇するのだ。週3回くらいは通ってる可能性も。1時30分から2時頃が俺の昼飯タイム。姉チャンも普通のOLとも思えない。かみさんにすれば堅実な家庭運営をしてくれそうだが、鼻っ柱も強そうだし浮気などしたら即追い出されるだろう。よくもりそばすすってるな。単なるダイエットか? 真面目な貧乏人客がほとんどのためか、まだナンパされてるのを目撃した試しは無い。発情青少年よ、ナンパには時と場所を選ぶな。(’17.1/24)

漫画屋無駄話 其の4358
▼石原慎太郎の子供らを見てると昔から心配な事が。外見中身共々一代であそこまで劣化するのだ。一体孫はどうなるんだろうとね。ヒントになるのが、今回千代田区長選挙に出馬するらしい、与謝野馨の甥の与謝野信。昭和30年代の木造校舎の小便器のような馬鹿面を見てると、アジアにおける日本の将来に悲観的にならざるを得ない。同時代の中身が溢れた大便器みたいな男が、平気で首相やってる国だからなおさらだ。加えて現職は公衆便所を次々に閉鎖、舗道の立木を伐採、防災無線の乱用しか実績のない役人崩れ。エイズとコレラの闘いのごとし。(’17.1/23)

漫画屋無駄話 其の4357
▼冬場における「日高屋」ヘビーユーザー(特に高血圧者)の基本的心得。店の造りのため、ドアが開く度に寒風が吹き込む店舗が。高田馬場駅前店、池袋東口「新文芸坐」近所店、地下鉄九段下駅前店は、その点ではワースト3(サービス等は問題なし。支店名も正式では無く俺の勝手な命名)。水道橋駅西口前店、神保町交差点の「東西堂書店」並び店は、ドアから椅子まで距離があるので冷えずらい。くも膜下出血で生存率5割の手術を生き抜いた爺様も、安心してグビグビ(量には用心してます)。要するにドアに椅子が密着してる店舗は避けよう。(’17.1/20)

漫画屋無駄話 其の4356
▼「書泉グランデ」前で、元メディアックスで現マイウェイ出版嘱託の加藤健次と遭遇。奥さんをガンで亡くして1年。南陀楼綾繁と違い案外サッパリした身なりを。逃げられたのと病死との差か?(大きなお世話)立ち話しただけだが、我が”絶交フレンド”タコ多田の話題も。「ツイッターも余り更新されてないなあ…」そうなんだ。退職後も同業界で拾ってくれた版元があるのだから、タコ多田よりは人徳があったって事だ。「余り商売の調子は良くないヨ」との事だが、厚生年金を一杯もらってんだし(タコ多田も)、ぜいたくは言えないな。(’17.1/19)

漫画屋無駄話 其の4355
▼長谷川幸洋だけじゃなかった。今日担当の青木睦ってのも凄い馬鹿(『東京新聞』の「論説室から」の件)。長谷川は俺と同年代だし、その後任にって事かな。無論、同じような意見ばかりじゃ退屈だし、保守派の論説委員も絶対に必要だ。が、権力の飼い犬では困るよ。金銭的には無論、精神的にも自立した記者であって欲しい(出来れば会社からも)。長谷川&青木の両君らは、年収1千万以上を手にしつつ、権力者とも和気あいあいにやって行きたいのだ。そういう見過ぎ世過ぎがあっていい。ただし99%のNHK職員同様、官邸の守衛か機動隊員にでも転職しろ。(’17.1/18)

漫画屋無駄話 其の4354
▼『東京新聞』投書欄下の「論説室から」。もっともな意見が多いが、ドッチラケなのが長谷川幸洋の登場回。記者クラブ所属官房機密費漬け自称記者の面目躍如の妄言ばかり。今日も小池都知事は民進党と組むな。同党は都職員組合を支持基盤にしてるから、都政改革が出来なくなると。労働貴族からなる連合を支持基盤にしつつある、ネオナチ官邸の思惑を率先してふかしまくってる。日頃から政府の各種審議会の委員に指名、税金での餌付けはしとくもんだな(長谷川も常連)。比較的まともな記者が多い同紙だが、コイツは割り勘代も払わない嫌われ者なのかも。(’17.1/16)

漫画屋無駄話 其の4353
▼まだ辞任しないね、民進党のイボガエル幹事長と筋肉女代表。このままじゃ自分達が失業しかねないのに、声を上げない所属議員連中の心理が、ネオナチ政権のプロパガンダ局NHKに受信料を黙って払ってる、年収300万前後の貧乏日本人の心理同様に理解不能(NHK職員の平均年収約2000万)。散々虐待され続けた果てに、アウシュビッツに送られたユダヤ人に似た諦めの心情なのか? 糞馬鹿共の巻き添えを喰うのはたまらねえな。関係ないが、「小諸そば」のそばにはさすがに飽きたが、天丼やカツ丼、親子丼はそうでも無いのが不思議だ。(’17.1/13)

漫画屋無駄話 其の4352
▼安倍ネオナチ政権の公共PR電波NHKBS1の、朝6時50分からのニュースを久々に。奴の東南アジア歴訪のニュースで、映像を4種類も流す徹底サービス振りに唖然。続くロシアに金だけむしり取られた件でも、再びそのむくんだ悪相を。北朝鮮や中国も真っ青な御用放送振りだが、半分以上の国民がこんなデタラメな局に献金してる事実は更に謎。続く「世界のニュース」でトランプと記者団のやり取りを、司会者は”ギスギス”と否定的に表現。常に権力者にタダ飯を嬉々とゴチになってる自分らが、世界基準の報道人と錯覚しているのだ。(’17.1/12)

漫画屋無駄話 其の4351
▼高崎駅10時4分着の上信電車、この冷えるのに吉井駅を過ぎた辺りから暖房を切ったせいで、寒いの何の。運転手を高崎駅で一喝したろうと見れば、まだ産毛が目立つような青白い糞ガキ。上司に言われた通りの節約運転をしてるのだろう。改札出口の職員に、「暖房切られて震えてたぜ!」「はあ…」はあじゃねえよ馬鹿野郎。テメー達はストーブの効いた事務所でぬくぬくしてるくせに、お客さまを震えさせといて平然。駅からゴミ箱を隠したり、腐った経営者の人柄と推測される吝嗇振りが、末端まで良く浸透したドコジキ鉄道ではある。(’17.1/11)

漫画屋無駄話 其の4350
▼「嵯峨屋」のそばつゆは前から量が少ないと感じてたが、2枚もりにとろろを頼んで泣きを。とろろがつゆを吸うため、1枚食べた段階でつゆがほとんど枯渇。頼めば追加も可能なのかも知れないが、面倒だし血圧にも良くないので、最後の二箸くらいは素そばを。「はなまるうどん」の大盛り並につゆを2倍にしろとは言わないが、一考の余地あろう。注文窓口の兄チャン、以前は閻魔様の下働きのように暗い声で、それが陰気な店内の造りにマッチしてたが、明るい声の青年に交代。声ひとつで随分と店のムードも変わるな。(’17.1/10)

漫画屋無駄話 其の4349
▼コミガレ帰りに「三省堂」の休憩コーナーで良く休む。椅子が4脚あるが、今日は先客3人が黒っぽい格好の同世代で2人は熟睡。俺は『責任と判断』(ちくま学芸文庫)を20Pチョイ読んだだけだから約30分程の滞在。2人はずっと眠り続けて左の肥った方は軽いびきも。余り長く居ると警備員に注意されるのかしら?(ここの制服警備員にはスマフォでにやけてる不届き者も時々)右奥の人文系新刊コーナーをチェック後、再び前を通ると2人の熟睡老人の席にはいずれも若者が。のどかなようでいて、やっぱし都会なのだなと何となく。(’17.1/6)

漫画屋無駄話 其の4348
▼俺の通う床屋は4500円。昨夜「新文芸坐」へ行くため、池袋東口の路地裏を歩いてたら同金額が大きく記された看板に遭遇。ストリップ小屋「池袋ミカド劇場」の入場料金だ。ヤボな俺は散髪に比べ見るだけでその額じゃ高い気が。逆の人も多いだろうが。ちなみに「新文芸坐」の料金は、2本立てで会員1050円。「シネマヴェーラ渋谷」は最近100円値上げしたから、ここが一番安いかと思ったが、同じく2本立ての「早稲田松竹」の老人割引きには負ける。900円だ。ただ”定価”は1300円で、割引き会員制度は無い。(’17.1/5)

漫画屋無駄話 其の4347
▼ヴィンテ−ジ系の「@ワンダー」や「ブンケン・ロック・サイド」「ヴィンテージ」、「矢口書店」「澤口書店」は営業してたが、「小宮山書店」「田村書店」他の大半の店は明日からの神保町。無論、新刊書店はどこも営業中。ただ「書泉グランデ」のカレンダー類の割り引きはまだ。毎日チェックしなければ(還暦過ぎても生来のセコさは治らない)。「山陽堂書店」で未読の『カラマーゾフの兄弟』(岩波文庫)全4巻(1080円)を買ったら、新年のタオルをもらった。最近はどの業者からも何ももらえないので妙に嬉しかった。(’17.1/4)

漫画屋無駄話 其の4346
▼小宮山は今日から休み。開いてた田村も、3時過ぎからは商品に風呂敷をかけ(別に林真理子の本が並んでた訳ではない)、大掃除を始めた模様。逆に「三省堂」や「書泉グランデ」は年末年始の稼ぎ時に備え、店内のポップ類を新しくしたりで活気充満。ただ後者の2〜3階は黒っぽい同世代ばかり。15年ほど前の古本屋の、浮世絵&実話誌コーナーがこんなだった。「古書かんたんむ」で、元右文書院の青チャンに久々に。ハゲ上がる速度が俺の白髪増とパラレルな感じだ。死んだ根津甚八なんかとも知り合いだったのかもな。('16. 12/29)

漫画屋無駄話 其の4345
▼半年にはならないだろうが、数カ月振りに飯田橋の床屋へ。1時間強かけて思いきり短くしてもらう。少し寒いがスッキリ。もうほとんど白髪。死んだ父チャンは野良にしか出掛けないのに、死ぬ直前まで髪を黒く染めていた。俺など逆で、ほんの少し残った黒い部分を白くしたいくらい。お洒落というのは各々の立場で確固たる、いや理屈では整理出来ない妄執じみた何かがあるようだ(一生遭遇しない未知の世界だが)。ちなみに散髪代は4500円。知っての通りの貧乏老人ではあるが、1000円前後の店にはさすがに行く気がしない。('16. 12/28)

漫画屋無駄話 其の4344
▼都心は既に大分静かに。逆に騒々しくなったのが新幹線。親子連れ孫連れを問わずに、愚鈍極まりないド白痴ガキ共を放置する、肉親の醜悪さにはツバを吐く気も失せる。自らの愚鈍さを引き継いでる所が、却って可愛いのだろう。4〜5席も勝手に占拠、新幹線1車輌ごとマイカー扱い。鬼が島を選挙した桃太郎にでもなった気分なのか? 辺見庸ならここに夜郎自大な大日本帝国スピリッツの萌芽を嗅ぎ取るかも。俺はそう思った。気の効く車掌は「一人一席で」と時々放送するが、大日本国帝国ファミリーにはほとんど効果なし。('16. 12/27)

漫画屋無駄話 其の4343
▼昔、「池袋北口にっかつ」という名称だった映画館、「シネロマン池袋」と改名してまだ営業してるのだな。「東京中華街」ヘの途中なので、入口のポスターを覗いたら山崎邦紀脚本&浜野佐知監督作品が、3本中に含まれていたのでゲッソリ。手前のギンギラ喫茶店「伯爵」で、さがみゆきさんから原稿をいただいた事も。妙に色っぽいおばさんの毒気に当てられた記憶がうっすら。後に佐藤まさあきの自伝を読み、深〜く納得したものだ。杉戸光史はかなり前に亡くなったが、同じくひばり書房仲間(創価仲間?)の宮本ひかるは今何を?('16. 12/26)

漫画屋無駄話 其の4342
▼いつかも触れた、国書刊行会の『夢野久作全集』の豪華内容見本。神保町でも「三省堂」で見て以後は眼にしなかった。だが先週、「東京堂」の3階に久々に行った所、何とパンフコーナーに20前後が山積み。丁度荷物で両手がふさがってたため、「こんだけありゃ来週でも大丈夫だろう」と、甘い観測の元に帰社。で、月曜日に行くと残りはたった1冊。スレスレで何とか入手出来たが、この種の事に”次の機会”は絶対にないのだと改めて自戒する。そろそろ今年唯一の忘年会のため、池袋北口の「東京中華街」に出撃せねば。('16. 12/22)

漫画屋無駄話 其の4341
▼蔵の同人誌整理で一番困るのが、アニメ&ゲーム分野の山。エヴァだ女神様だくらいまでは何となく分かるが、マイナー系だとチンプンカンプン。ゲーム系に至っては全部が皆目不明状態(でもこっちの方が売れそうな気も)。いちいち検索するのも面倒。で、正月に帰って来る娘らに分類させる事に。スカ、ふたなり、有名漫画家の個人誌他は俺でも一応は。あっという間にパロディ元不明同人誌のピサの斜塔が! 日頃いトうやオイスターのネーム打ちさせといて今更だが、民間人が納税しながら喰って行くのは、正にこの世の地獄だな。('16. 12/21)

漫画屋無駄話 其の4340
▼漫画屋で忘年会を開催しなくなり、もう10年以上は軽く経つだろう。特に楽しかった訳じゃないが(漫画家も同様だろう)、地方在住漫画家がわざわざ上京してくれたり、申し訳ない場合も多かった。新宿の「三平酒寮」を一番会場として頻繁に使ったが、あそこもバブル期にシャレた造りに改装、肌に合わなくなり足が遠のいた。地元の古くからの土地持ちらしいし、まだあるんだろうな。「新宿書店」が付近の複数店舗で活発に商売していた頃までは、それでも何度か通ったような気も。商いは諸行無常。いやこの世のすべてがか。('16. 12/19)

漫画屋無駄話 其の4339
▼余り気にしないようにしてたら便秘が治った。水分よりは精神的問題だった模様(無論、水も補給するようにはしてるが)。常に気にしてると肛門はより強く閉ざされる面がありそう。この種の精神論は基本的に信用しないが、今回だけは無理矢理にね。水分のせいだったのかも知れないのだが…。2月にいトう、4月にオイスターのコミックスの予定。年末年始もそうゆっくりは出来そうにない。今どき有り難い話だし、せいぜい老骨に鞭をビシバシ振うつもり。そろそろ神保町に出かけるとするか。格好の天気のコミガレデーだし。('16. 12/16)

漫画屋無駄話 其の4338
▼一老いぼれ「日高屋」ヘビーユーザーとしての意見。同店の各種つまみは値段相応の味と総合的に評価する者だが、ホルモンだけはいただけない。変の臭気はするしそもそも酸っぱいよ。いくら噛み切れない点が似てるからって、酢ダコじゃないんだから。それと高田馬場駅前店は完全な飽和状態。最低2人はバイトを増やさないと、朝の満員電車で揉まれてる感じで喰った気がしない。駅前は一時の歌舞伎町状態の酔っ払いで眼も当てられない。本当に嫌ですね、酔っ払いは。今は週に2日しか飲まない昔の酔っ払いの素直な感想。('16. 12/15)

漫画屋無駄話 其の4337
▼老いて世間から忘れられるようになると、歳を追うごとに電話も郵便物(メール)も激る。もう慣れたが、今年は遂に忘年会の誘いもゼロに。死に損ないには丁度いいと強がってると、退屈男からわめぞの忘年会が池袋で22日にあるとのメール。ついうれしくて、「万難を排して参加します!」との返事を。欠席を期待してたようなムードも無くは無かったが、疎まれ瘋癲老人にはそんなガキ共の思惑なんぞ知った事じゃ無い。いい匂いのする姉ちゃんらがおる場所になら、ズイズイと割り込み参加するエネルギーだけはまだタップリ。('16. 12/14)

漫画屋無駄話 其の4336
▼必要があって10年数年前のコミックスをパラパラ。表現のどぎつさじゃ桜桃書房系のオークラやオークスが一番。ほぼ無修正。目黒駅周辺の元養鶏屋&ビニ本屋の糞度胸が感じられる。そこが潰れた平和出版や桃園書房、廃業した東京三世社や日本出版社との道の分かれ目か。まあ歴史あるエロ本屋の経営者は、余程の無能者でない限りはバブル期に蓄財してるので、今世紀に入ってからの凋落にも、腰が退けてたという背景もあろう。それと、業界に居ても知らなかった出版社が結構あるのにもビックリ。片隅で生息してただけなのだと改めて。('16. 12/13)

漫画屋無駄話 其の4335
▼東京メトロのゴミ箱の不備については何度も触れた。が、それを言うなら銀行のATMコーナーについても触れねば不公平だな。例えばみずほ銀行。専大交差点店舗脇のATMにはゴミ箱がある。しかし、神保町交差点のATM専門コーナーには無い。宣伝ビラは山のように置いてるのにふざけた話。銀行には客用トイレも無い。窓口に来るドブ客には小便もさせないって事だろう。そのドブ客族の払う税金で救済されたのに、ゴミや小便は受け入れないという姿勢が凄い。銀行協会の集まりで取り決めてるのか? 銀行マン(金貸し)の人間性が良く分かる。('16. 12/12)

漫画屋無駄話 其の4334
▼渋谷のドンキ前で気の弱そうな青年が、地回りのチンピラ風ゲス面裏金警官コンビにしつこく体中をまさぐられていた。任意なんだし拒否すればいいのに。あんだけの通行人が居ちゃ、得意の転び公妨もやりずらいだろうし。末端で暴力的な違法職質を繰り返してる警官が、試験で刑事になったりするのだから、冤罪が減るはずがない。警職法が改正されてもいないのに、法律を無視してゴロツキ警官が増々のさばる。安倍内角の立憲主義破壊工作とパラレル。警官や軍人がでかい顔するようになっちゃ、国も文字通りの衰退期だ。('16. 12/9)

漫画屋無駄話 其の4333
▼不器用なのは昨日や今日の事では無いが、我れながらさすがに呆れる。鼻毛切り小型ハサミでまた左の鼻の穴の肉壁をチョキン! 瞬時に老血が噴き出したので、首を傾けると天井見つめ300数える。何とか止まる。爺様の鼻毛など誰も見てやしないのだし、気にしなければいいのだ。でも左の鼻の中の微妙な場所に、妙に力強く伸びる剛毛が1本て、暗い夕方にわざわざ切るからこうなるの! ティッシュの塊で鼻の穴を塞ぎ、やりかけてたネームデータの校正を再び。昔から誤植だらけだけど、一応校正はやっとるのであります。('16. 12/8)

漫画屋無駄話 其の4332
▼東條英機以来の強権憲兵政治の復活に狂奔するマザコン売国奴の安倍が、真珠湾闇討ち攻撃の現場を訪れるのは、大久保清が日本女子大の学長に就任する以上の笑い話。しかもボロ便所スリッパ官房長官は、謝罪に行くのではないと公言。つまり”世界に冠たる”皇軍の宣戦布告なき攻撃は、東日本大震災と同様の天災だったと言いたいらしい。無礼千万な輩。さすがは愛国者を気取った米国の飼い犬。戦犯でありながら釈放後、米国のスパイを嬉々と務めた爺さんの、不出来なアホ孫らしい。民進党のイボガエル幹事長と一緒に、オスプレイの下敷きになって昇天を。('16. 12/7)

漫画屋無駄話 其の4331
▼地下鉄東西線、門前仲町駅の地上へのエレベーター内にて。乗ってるのはスマフォ片手のやせぎすオタ風青年、そして俺。自分の眼の前に操作ボタンがあるのに、そいつは何もしない。仕方なく俺が横から1階にタッチ。不精なのか単なる馬鹿なのか? 考え込みながら「ブックオフ」手前の立ち喰い、”基本は安くてうまい”の「天かめ」で、ちくわ天そばが出来るのを待つ。すると入口の戸を、銀行員風の青年が閉めた。俺が一番新しい客。閉め忘れたのだ。心の中で青年に詫びる。ここ、麺も天婦羅も悪く無いがつゆガしょっぱすぎる。高血圧者殺し。('16. 12/6)

漫画屋無駄話 其の4330
▼事務所で若宮参太と『君の名は。』談義。世界観ゼロで小手先の技術だけがこれ見よがしげな、アホ臭いアニメという点で意見が一致。若宮センセも青森の真弓大介センセも温厚な性格だが、新海アニメに関しては舌鋒が鋭い。生来のつむじ曲がりの俺はともかく、あの世代の考えるアニメイメージを傷つけられたと思わせる何かが? 映画は豊島園のシネコンの夜間割り引き料金を利用してると。ご近所の健全な青少年は、女体化の罠にハマらないように用心を。目白通りの植え込みの木が伐採され、眺めこそ良くなったが凄く寒々しい景色だ。 ('16. 12/5)

漫画屋無駄話 其の4329
▼『日刊ゲンダイ』が割と詳しく報じてるが、目白通りの植え込みの樹木を千代田区が相変わらずバンバン伐採中。昨夜も12前後までチェーンソーを駆使、うるさいったらなかった。都会のどまん中での自然破壊公共事業。議会も無視して役人が開始と。で、問題化したのに予定通りの蛮行が平気で今も。安倍内閣みたいな千代田区。こんな機動隊並に暴力的な公務員どもの給与が、3年連続アップってのも凄い。納税者の福祉削って肥え太る裏金公務員階級。覆面テロ集団機動隊に加えて、司法も大マスコミも、いざとなれば自衛隊だって我が味方と考えてるのだ。('16. 12/2)

漫画屋無駄話 其の4328
▼高崎や富岡を含む旧衆議院選挙区群馬第3区は、福田&中曽根全盛時代から競って道路を舗装。64年の東京オリンピック前後には、国道はもちろん県道でも既にジャリ道は消滅。修学旅行で埼玉や長野に入るとすぐに分かった。悪路で上信バスが激しくバウンドする。しばらく前から市道さえアスファルト化。懐かしいジャリ道を体験出来るのは、上信線最寄り駅のホームだけだった。が、遂にそこも首都圏の良くあるJRの駅並に。実につまらない。西富岡駅、七日市駅、神農原駅も順次コンクリート化されるのだろう。ジャリ道よさらば。('16. 12/1)

漫画屋無駄話 其の4327
▼野党統一候補問題で、財務官僚に身も心も党も政権も売り渡した野田が、共産党に魂までは売らないとの妄言を吐いたと。テメーは助けてもらう立場なのに、どうしてここまで愚かになれる?(安倍暗愚総理真っ青!)志位は問題視しないと語ったらしいが、小沢一郎共々内心は嬲り殺したい心境のはず。解せないのは党内に、この世紀の馬鹿をひずり下ろす動きが表面化しない事。このアバタ顔が表面に出てる限り安倍は安泰。史上最大の厄病神。今頃それに気付き、四面楚歌で増々骨と皮と筋状態の蓮舫。ネオナチ安倍のマムシドリンクコンビ。('16. 11/30)

漫画屋無駄話 其の4326
▼凄いね三反園鹿児島県知事の川内原発再開容認て。カンもノダも真っ青な素早すぎる豹変振り。来月あたりはマザコン安倍のかみさんと、手をつないで原発視察でも仲良く? 新潟県知事までもが追随すれば、形骸化してる日本の議会制民主主義は完全崩壊するかも。こういう時にヤケクソになるのは一種の感傷と承知はしてるが、保守的風土で肩身の狭い思いをして選挙応援した人々の心中は、察して余りある。安倍のような暗愚(溝口敦)をトップに据えるのは、下駄でしかない東條英機を頭上に頂く以上の災いなのに、馬鹿共が寄ってたかって手助け。('16. 11/29)

漫画屋無駄話 其の4325
▼共同通信の世論調査など盲信する訳じゃないが、安倍マザコン内閣の支持率59%にはのけぞる。福祉予算大削減(増税)、軍拡、原発再稼動、外交の連続失敗等でもこれかよ。さすがは神国日本の民草ではある。地震で原発が連続爆発、ケロイドで全身を溶解させつつ「安倍内閣支持!」と叫びかねない”聡明”さだ。公務執行中の警官が盗人と同じ覆面をしても、問題にならぬ土人国らしいが。民進党の野田幹事長が支持率を助けてる点も見逃せない。野田が引きずり下ろされる前に選挙したいだろうな、歴史修正主義者のネオナチ安倍君は。('16. 11/28)

漫画屋無駄話 其の4324
▼たまには父親らしく子供に御馳走でもと、飯田橋駅前の「焼肉市場」ヘ3人で。7〜8年振りか。味は結構だったが、勘定15000円は今後の生活に尾を引きそう。「あそこ美味しいけど、ここに比べると値段が張るね」と、帰路「牛角」を指差す上の娘。最初に言えってのよ。引き締め対策の一環として、今朝はすずらん通りの「ダイソー」で買った、クラッカー一包みで朝食を済ます。「デラックスベジタブルクラッカー」なかなかの味。量も結構在るしね(6枚入り4パック)。次号の『MateL』の入稿が続く今週である。('16. 11/25)

漫画屋無駄話 其の4323
▼歳のせいなんだろうな。今定期購読してる版元のPR誌は『ちくま』(筑摩書房)のみ。同誌は他の版元のそれに比べ、前からかなりオッサンぽい編集。それでも次第に執筆者が若手に交代。その度に何が面白いのか分からなくなった。もう最近では積んであってももらわない、他社の物と余り変わらない。この疎外感を南陀楼綾繁入魂編集のミニコミ、『ヒトハコ』にも。「ブックイベントのはじめかた、区切りかた」(前野久美子×佐藤友理)だけは多少楽しめたが。明日、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”に半額の450円で出す予定です。('16. 11/24)

漫画屋無駄話 其の4322
▼水道橋の回転寿司、「もりいち」ヘ久々に。店のムードが一変しててビックリ。かつては無愛想な中年男の職人が黙々と握っていたが、3〜4人のいわゆるギャルが元気良く(騒々しく)接客、昔のひなびたムードは失せた。その効果か午後2時頃なのに、7割方の席が埋っていた。税別1皿150円。急増した人件費を鑑みると、大して儲かってないのかも。ビンビールが消えて来なくなった。飯田橋時代は「平録寿司」で、レジの一言多いおばちゃんはそのまま移動して勤務。数年前までは店改名後も見掛けたが、この様子じゃリストラされたか?('16. 11/22)

漫画屋無駄話 其の4321
▼昨日、地下鉄雑司ヶ谷駅のトイレの鏡を見たら、頭の中心部分の髪が更に薄くなってるのがハッキリと。母親、妹もそうだから特に驚かない。が、30代でこうだと焦る人の気持ちも少し理解。今朝、岩井賢太郎富岡市長が、1人で上信線高崎駅に降り、構内への階段をエスカレーターも使わずにトコトコと。碓かに專用車にふんぞり返ってるよりは感じいいし、市民は好感を持つだろう。次回市長選への計算済みパフォーマンスなら、土建屋兼福祉屋の1級の悪党振りを、改めて尊敬するのにやぶさかではない。顔のシミもド迫力(この面じゃまだ俺はガキだ)。('16. 11/21)

漫画屋無駄話 其の4320
▼『姉妹』の美術は山崎正夫。独立プロ系の仕事が多く、『おとし穴』『黒部の太陽』なども。徹底した社会主義リアリズム路線の人だったのか? 本特集でもう1本観た『ともしび』の美術も山崎の仕事。香川京子が住む百姓家の汚さも半端ではなく、『煙突の見える場所』(美術・下河原友雄)さえつい連想。いずれも2回目だったが、ド汚いセットを見てるだけでまったく飽きず。「古書往来座」ののむみちなら、20回見物してもその都度エクスタシーに達するはずだ。20日の”みちくさ市”、予報じゃ雨じゃないけれど…。('16. 11/18)

漫画屋無駄話 其の4319
▼可哀想なほどに入ってない、今の「神保町シアター」の特集、”知られざる独立プロ名画の世界”。もう2〜3度行ったが常に20人前後。同館の座席数は約100だが、芦川いづみ特集なら埋ってる席と空席の数が逆転している。吉本興業の喜劇映画特集よりはマシらしいが。こんだけ現実の世相が暗いと、貧乏臭い社会派映画をわざわざと言う気持ちは分かる。が、他人のために身を削る行為を賞賛する映画は今だからこそ新鮮。『姉妹』(監督・家城巳代治)も、北林谷栄&加藤嘉の”かたわ者夫婦”の住む呵責なきボロ家のセットに息を飲んだ。('16. 11/17)

漫画屋無駄話 其の4318
▼先週、「ゆで太郎」のダブルカツ丼に初チャレンジ(確か800円くらい)。好き好んでではなく、セットではともかく単品では並のカツ丼がないので仕方なく。多分俺の老眼のせいではないと。いやはや。年寄りが喰うもんじゃない。カツだけは意地でもという貧乏根性が働き、結果的に酷い胸焼けに。ここのセット類のカツ丼には、たくあんが2〜3カケラ入ってたはずだが…。爺さんが忘れたのか? 請求しようかとも考えたが、「廃止になりました」と応じられては、最高額商品注文客の沽券に関わるので、水を飲んでぐっと耐える。('16. 11/16)

漫画屋無駄話 其の4317
▼珍しく昨日の日曜日の夕方に、FCでアルゼンチン映画『黒い瞳の女』(’39)を。たあいのない話だが、尺も短いので日本の歌謡映画のように楽しめた(当然タンゴ歌手が主役)。それはいいのだが、近くに座った青年が風邪気味らしく、やたらに鼻水をすするのには往生。方々の映画館で良く見かける顔だし、よっぽどサラ金のティッシュの進呈をと考えたが、踏みとどまる。前のファスナーが開いてるのを教えてあげて、感謝された試しは無いし。少し事情が異なるような気もするが、まあいいか。他山の石としよう。('16. 11/14)

漫画屋無駄話 其の4316
▼既に近所に2棟もあるのに、潮出版社の跡地には3軒目の「アパホテル」が建つらしく、連日突貫工事中。池田名誉会長の次にはあのオバハンかよ。よっぽど呪われた、いや栄光の地べたと呼ばねばそれこそ地獄に逆さ落としか? 潮出版時代の前世紀末、良く地下の喫茶店「パンプキン」で漫画家と打ち合わせを。後に冴えない居酒屋になるが、喫茶店健在時代は我が業界の最後の炎が燃えた時代。つい甘い郷愁に浸ってしまう。週末出勤が避けられなそう。副業も休めないしで老体に応えそう。来週の日曜日は”みちくさ市”だしなあ。('16. 11/11)

漫画屋無駄話 其の4315
▼まずい。古本祭が終わって少しは回復かと期待した「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、ますます沈没状態。9日も経つのに棚代(6000円)にも達しない惨状。「盛林堂」といいオヤジの素人古本屋ごっこも完全に壁ドン(?)状態だ。だが、なぜか某オークションだけは絶好調。世間は分からない。「盛林堂」の店長の話では、ごっこ歴が長いベテランほど今苦労してると。100円で買って300円で売る、過去の成功体験が忘れられない値付けをしがちって事だ。某オークションでは一山幾らかでの商いを確かにしてるが、眼に見える場所でのそれは…。('16. 11/10)
 
漫画屋無駄話 其の4314
▼今、’00〜’08頃に発行された蔵のエログラフ誌類を整理中(エロ漫画誌も)。急激にエロ物、中でも写真関係が急降下の最中だけに、DVD、生写真、パンティ他を付録に付けて乗り切ろうとする編集者の必死さがヒシヒシ伝わり、涙を禁じ得ない。特に入社直後の若手は本当に気の毒。役職者は前世紀にいい思いをタップリ。家は無理でもローンで鉄筋アパート位は買ったかも。昔の成功体験1本槍でケツを叩かれ電通並の残業の日々(無論残業手当ゼロ)。嫌気が差して転職した彼等の、その後が幸せならいいが。レイプ専門誌(?)『OK』の編集であろうとも。('16. 11/9)

漫画屋無駄話 其の4313
▼去年に引き続き「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、古本祭りに入ったら更に売り上げが悪化。普通は逆でどんな棚でも冊数&数字が急増するらしいのに、訳が分からない。下手すると出品開始以来初めて赤字になりかねない惨澹たる成績。やっぱ趣味とはいえこの仕事、俺には不向きらしいな。「モンガ堂」の偉大さを改めて噛み締める傷心の日々だ。漫画家に原稿の遅れは付き物だが、一番最悪なのがだらしなくダラダラ遅れるパターン。1人そういうのが居てウンザリ。このパターンは、原稿の水準もいい事がまずない。頭痛いがこれも仕事だ。('16. 11/7)

漫画屋無駄話 其の4312
▼『日刊ゲンダイ』の「演劇えんま帳」の担当、山田勝仁は今どきなかなか気骨あるコラムをと感心してたが、先般の『治天ノ君』(劇団チョコレートケーキ)評で、”今上天皇”とかの尊称を用いててガッカリ。いつから鈴木邦男になった? その見開き紙面の右下に良く掲載される、大根仁のコラムもすっかり止め時を失いただダラダラダラ。山田と違い原稿料が入らないと生活に支障が出る身分でもなかろうし、見苦しいから早く打ち切れ(担当者も愚か)。最近は映画の評判もパッとしない大根監督、己を見つめる視力を欠いて来たか?('16. 11/4)

漫画屋無駄話 其の4311
▼高崎駅にはコンコースにもちゃんとゴミ箱が。JR東日本高崎支社は、東京”弱者殺人”メトロや上信”ドコジキ”電鉄より、本面ではまともって事だ。良くこの種の常識的対応から逃れる口実に、”家庭ゴミを持ち込む人が…”とか並べる。例外は何事にも。実の娘を犯す父親が居るから、初潮後の娘は別居させよと言うに等しい愚論。裏金役人はこの道のプロ。乱用する者が1人居るから、情報公開を条例で規制する江戸川区のハレンチな対応は典型。この屁理屈がまかり通るのなら、買収がが多い選挙区では選挙権を制限するという暴論も成り立つ(判断者は当然役人)。('16. 11/2)

漫画屋無駄話 其の4310
▼「朴の周りの連中もホント馬鹿だよ。警察や検察や最高裁は、いざと言う時に備えて裏金の遣いたい放題他を黙認して、管理・養殖しとかなきゃ。日本で首相官邸がガサ入れなんて有り得ない。同じ世襲のボンクラを担ぐにしても、利益を得る側は馬鹿殿の座る椅子を念入りに作らないとな。安倍の馬鹿も自分でうまくやってるつもりだが、中身は朴と同レベル。周囲がそれを知ってて担ぐか、そうでないかの違いさ。あ、馬鹿殿が来たよ今日も!」安倍マザコン総理周辺の実力者の、ウンザリ顔での独り言(馬鹿殿が来るなりニコニコ二コ)。('16. 10/31)

漫画屋無駄話 其の4309
▼上信電鉄のゴミ箱対策も凄い。夜間、ほとんどが無人駅になるが、その際に駅員がゴミ箱を駅から撤去しちゃう(無論本社命令)。昔から車内にペットボトル他が良く捨ててある。近頃の連中はなどと思ってたが、駅にゴミ箱がなければ車内に捨てるよ(東京メトロでも見慣れた景色)。いつかなど、有人駅の上州富岡駅で夕方新聞を捨てようとしたらゴミ箱がない。駅員に尋ねると、「今日はお祭だんべ。ゴミが増えるんで引っ込めたんさあ」とシレ。無論出させて捨てたが、これが数十億の補助金を周辺自治体から毎年受けてる鉄道の根性なのだ(コジキ以下)。('16. 10/28)

漫画屋無駄話 其の4308
▼高崎駅も東京駅も新幹線ホームのゴミ箱は万全。ただ、良く見ると一般駅ではホームにゴミ箱をめったに見ない(飯田橋駅も)。改札出口付近にはさすがに。JR東日本は論外な弱者線路追い落とし殺人集団、東京メトロよりは幾分はマシ。しかし基本認識は同一。安全を無視、狭いホームに多数の自販機を乱立させてるのだ。一部を撤去してゴミ箱、そして昔のように水飲み場を復活させよ。トイレでしか手を洗えない公共機関なんて異常。立ち喰いそば屋でも可能な人間の基本行為も出来ないのに、日本一の鉄道会社みたいな顔はするなよ。('16. 10/27)

漫画屋無駄話 其の4307
▼昔からの貧乏性で、資料で買った各種エロ本は捨てずに宅急便で自宅に送り、段ボールごと蔵に山積みに。ヤフオクでもバラじゃとても値段が付かず放置。が、4〜5冊分野ごとにまとめて500円前後で出品、うまくさばいてる出品者が。オークション化しても2000円前後。金銭的には大した事ないが蔵の掃除には。安いだけにオークション化率も高いが、500円のまま落札される場合も頻繁。その度に「掃除、掃除!」と自分を慰める。感じたのは今エロ本マニアは、熟女ないしロリ系しか居ないんじゃないかって事。男女ともに独身が増えるはずだよ。('16. 10/26)

漫画屋無駄話 其の4306
▼3日振りで行ったのに「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、全然棚に空きが生じてない。当然、もらった売り上げスリップもほんの数枚。天気も良くなったのにこれかよ。やってられないが、やってくしかない下層兼業編集者のつらさよ。「秀栄」の味噌ラーメンが一際うまく感じられる季節だ(520円)。不潔なのにはすっかり慣れたが、西川口や蕨の居酒屋同様、人の顔をジロジロ見る客が多いのにはゲッソリ。爺様の顔を凝視しても一文の金にもならない。フケセン趣味とも思えないし。田舎にはこういう人多いが、一応東京の千代田区。育ちは矯正不可能?('16. 10/24)

漫画屋無駄話 其の4305
▼コミガレ、1枚1000円のポスターを引っ込めちゃった。よっぽど売れなかったと見える。従来3枚1000円だったのをいきなり3倍だもの、客もビックリだよ。富岡製糸場の狂気の入場料アップだって2倍の1000円だったのだし、せめて1枚500円ならバンバン売れたろう。今は「小宮山書店」の主力商品の1つのようだし、そう安くは出来ないかも知れないが、500円にして再出品してほしいぞ(追加もヨロシク!)。最近神保町で知り合いにめったに会わない。避けられてる可能性はあるが。先週、古ツアは見かけたがな。('16. 10/21)

漫画屋無駄話 其の4304
▼「神田コーヒー」で『週刊文春』を見たら、小林信彦と鹿島茂が揃って荒木一郎をほめまくってる。どうやらブームらしい。しばらく彼について語るのは止めよう。若宮参太の12月売りの新刊、『TS絶頂シチュエーション』をポツポツ進めてるが、この2〜3回はコマ内の大きさも含めてキャラが地味過ぎる。忘れないうちに注意をせねば。今夜も飯田橋に戻るのは11時過ぎ。10時閉店の「まさみ」にはまた行けない。あそこのカツ煮とハムカツは最低月に1度は口にしないとな。禁断症状こそ出ないが、人生の無情感を抱いてしまう。('16. 10/20)

漫画屋無駄話 其の4303
▼「ダブルカツ丼上がりィ!」今日1時30分頃、元潮出版社並びの「ゆで太郎」でかきあげせいろ大盛りを喰ってた際だ。す…凄えなあ。ただそんな体格をした客も見当たらない。振り返って注文したお客さんの前を見て納得。カツ丼のドンブリが2つ並んでた訳ではなく、単にカツが2枚分卵でとじられ乗せられてただけ。安心したようなガッカリしたような。もう少し若ければ、俺も1度はチャレンジしてみるのだが…。勿論買わなかったが、『名画座手帳2017』(トマソン社)を三省堂の4階で見かける。俺もいつもの手帳を買わなければな。('16. 10/19)

漫画屋無駄話 其の4302
▼新幹線の車内マナーは最低な新潟県民だが、政治意識は都民や群馬県民より遥かにまともだったのね。野党候補勝利の報を聞き、昨夜は久々にうまい酒に酔った。新幹線といえば今日東京駅12時着の「たにがわMax408号」。女性車掌だったが車内放送を完全にカラオケと混同、直前に流れたテープと同一内容の放送をくどくしつこく何度も。思わず「黙れ!」と口に出したよ。こんな馬鹿女は20数年に渡る遠距離通勤でも初めて。カラオケもだが、我を忘れた自己陶酔マイク音声ほど不愉快な物はない。JR東日本、ちゃんと社員教育を徹底しろ。('16. 10/17)

漫画屋無駄話 其の4301
▼昔陸軍、いや部落解放同盟、今犯罪被害者の会か。日弁連の当然の死刑廃止宣言に、イカれた幹部が日本の伝統文化を守れに類した妄言を。冤罪も文化だから守れってか? この連中が姑息なのは、公的補助金等を鑑みてるのだろうが、国家の誤謬には一切口を閉ざして、全てを加害者の責任にしてる点。殺された側の親族の苦悩も分かるが、殺した側の身内だって大変だ。どちらの側に自分が置かれるか、誰にも分からない。五分と五分。自分が殺された訳でもないのに勝手に死者の代理になって、国家の人殺しを鼓舞奮励する自らを、鏡に写して凝視しろ。('16. 10/14)

漫画屋無駄話 其の4300
▼門前仲町他の地下鉄トイレには、放火未遂犯人発見への協力を呼び掛けるビラが。自ら出したゴミも客に持ち帰らせ、乗り換えも20分以内に制限、老人や身障者を線路に追い落とす反社会的人殺し営業方針を貫徹してる、東京メトロがだ。間接的殺人被害者親族の復讐の可能性もあるから、俺は一切同情しない。出来たら天下り金満幹部が仕事する振りをして遊んでる、東京メトロ本体のビルトイレにガソリンでもまいた方ガ効果的だ。構内に溢れる当然のメンテナンスを自画自賛する糞ポスター製作費を、ホーム警備員増員とゴミ箱新設に振り向けろっての。('16. 10/13)

漫画屋無駄話 其の4299
▼今、出版業界で一番豪華な内容見本を作るので知られる、国書刊行会の『定本 夢野久作全集全8巻』のそれを三省堂の2階で(もちろん1部だけヨ)。週刊誌大で20ページ。同社の他の内容見本に比べデザインはイマイチだし、中身も文字がでかいばかりでスカスカだが(何で四方田犬彦ごときの感想文を巻頭に? 意味不明と言うか、編集陣のレベルが知れる)、表紙裏の夢野の写真はファンには堪らないかも。切り取って御真影にする手も(元手はタダ)。ただ、第1巻の本体価格9500円てのは凄い。100円分くらいが内容見本代か?('16. 10/12)

漫画屋無駄話 其の4298
▼数日前の『東京新聞』に、東京メトロの無意味極まる見開き大広告が。乗り換え時間を制限したり駅員をホームから排除、身障者や老人が線路に転落するのを推進してる殺人集団が、大マスコミに捧げたワイロだ(東京電力方式の)。チョイ前に同紙に掲載された馬鹿記者の、美談仕立ての監視員増員のヨイショ記事の類いが、今後も継続されるようにとの薄汚い思惑。馬鹿もぐら野郎ども。ロクでもない巨額広告費を、駅員増加やゴミ箱の新設に使えばどんだけ利用者のためになったか。プチ殺人腐敗集団、東京メトロ労使を告発するマスコミよ出現せよ!('16. 10/11)

漫画屋無駄話 其の4297
▼単なる偶然だが、今読んでる『山猫通信』(長谷川四郎・青土社)の前には『親分お眠り』(牧逸馬・現代教養文庫)を。作風、世界は異なる兄弟だけど、飽きさせないサービス精神は共通。昔はそうは思わなかったが、長谷川四郎の文章は決して難解じゃないのに、時々意味が把握出来ない場合が。俺のボケだけのせいとも思えない。ところで蓮舫、沖縄にも新潟にも行く気なし? 野田が行ったら投石されるだろうが、彼女にはイメチェンのいいチャンスなのに。野田と閉じこもって死を待つ訳か。近頃稀に見る馬鹿女。稲田朋美も真っ青だ。('16. 10/7)

漫画屋無駄話 其の4296
▼数日前に久々に出血。むろん初潮ではなく切れ痔。学生時代に自治会の要請で、良く学内デモや座り込みへの動員要請が。冷える時期にも律儀に付き合ってたら出血してしまった(退屈な演説を腰を下ろして拝聴するのも、難儀な作業でした)。そうはひどくはなく、念頭から消えてた時代も長いのだが、大病以来便秘気味で遂に復活を。終日尻の周囲が湿ったような感じで、実に居心地が悪い。若い女性の気持ちをほんのチョッピリ理解したのか? 「古書かんたんむ」、晴天のせいかお客さんが一杯でした。すぐ雨になるかも。('16. 10/6)

漫画屋無駄話 其の4295
▼昼飯に久々に「はなまるうどん」飯田橋駅東口店へ。頼んだのはざるの大。慣れない従業員が、俺に差し出す際にうどんを1本床に落とす。一瞬気まずいムードが両者に流れたが、太っ腹な俺が何事もなかったかのような対応をしたので、料金を払ってつつがなく受け渡し終了。その後、中央線で西荻窪の「盛林堂」へ。9月、またもや手取り8000円チョイと大台割れ。「古書かんたんむ」も「盛林堂」も絶好調、という記憶はほとんどないね。帰りは東西線。神保町は休んで門前仲町へと向かう。夜は「神保町シアター」だが。('16. 10/5)

漫画屋無駄話 其の4294
▼神保町帰りに元の事務所があった三信”オンボロ”ビルの隣、巨大な秋田書店倉庫前を通ると、一角で展覧会のような催しを。手荷物も少なかったので、足場の危ない入口から入ってみる。懐かしのBL漫画の原画展(撮影自由)。一時はこの畑でも糊口をしのいだものだが、既に感覚的にチンプンカンプン(当時もか?)。さっと見て退場。もう少し場所を選んだ方が良かったろうね。若宮参太のコミックス、『TS絶頂シチュエーション』の台割を引く時間がなかなか無い。あ、『MateL』12号、また台割変更だよ。3度目じゃないか今回?('16. 10/4)

漫画屋無駄話 其の4293
▼来社した若宮参太から、昔モアに居てその後大洋図書の他、業界を点々としてたK君の噂話を。やはりまだ本業界の周辺にいるらしい。「実は今日の午後、新宿で会うんですが…」「よろしく伝えてよ。今度一杯やろうって」「分かりました」子だくさんだったはず。この業界の稼ぎで子供を育てる時代は、もうとっくに終わってると思う。しかし中年男の転職は大変だしな。彼の同僚で葬儀業界に飛び込んださわやか青年もいた。何してんだろうな。2人とも出版バブルの恩恵にあずかったラスト世代だから、まだ救いはあるがな。('16. 10/3)

漫画屋無駄話 其の4292
▼数日前に入谷コピー文庫の堀内恭編集長から手紙が。今回の企画は是非塩山さんにお願いせねばとの、普段よりも熱い意気込み。下着泥棒が似合う役者の特集かなとアホな妄想を抱きつつ読み進めば、立ち喰いそば屋で1冊編集するのだと。うれしいような悲しいような依頼ですね(勿論書きますが…)。立ち喰いそば屋の特集で、60過ぎてるのに真っ先と言うか、最初の数人に入ってる人間の人生って一体…(歴史よお前は誰のために!)。堀内編集長について、今回の「嫌われ者の記」でその編集姿勢に若干の疑問を表明してみた。('16. 9/30)

漫画屋無駄話 其の4291
▼体力の劣化は覆い難く、数冊の本のバッグに入れての持ち運びが、翌日の腰痛の原因になって久しい。しかも腰痛発生の冊数限度が年々低下、昨今では単行本を3冊も入れると調子が悪い程。遠距離通勤とは言え、実際に歩く距離は大した事ない。東京駅構内の移動と、飯田橋駅からの往復程度なんだし。これで雨でも降ると、傘を持つのがせっちょうで(”大事で”の上州弁)、フラフラ。若作りしたってお里が知れるってもの。若作りと言えば、団塊世代のこの面での年寄りの冷や水は、ガードするかみさんも含めて涙を誘う場合が多いな。('16. 9/29)

漫画屋無駄話 其の4290
▼『東京新聞』、東京メトロがホームの監視員を増やす決定をしたとあたかも快挙のように報道。同紙らしからぬ薄っぺらな駄ヨタ記事。20分で乗り換えろとの身勝手で強権的姿勢こそ、焦った身障者をホームに転落させる元凶だ(銭ゲバ殺人集団め!)。ゴミ箱をろくに置かない吝嗇経営が、乗客のモラルハザードを招いてるのと同様にな。東京メトロは東京都庁同様に悪党が跋扈する伏魔殿だ。黒字を値下げで乗客に一切還元せずに、労使で山分けしてるとしか思えない現状にこそ切り込めよ。馬鹿記者の美談仕立てにゃヘドが出る。('16. 9/28)

漫画屋無駄話 其の4289
▼飯田橋駅東口の男子トイレ。狭いだけでなく、俺が使う午前11時30分前後には良く掃除を。数日前にも中年の中太りおばさんが、すぐ左隣の便器を丁寧にキュッキュッ。終わるとホースで水かけをしばらくジャージャー。それが全裸おばさんによる、ホースチンポの立ち小便サイケ図のように脳内でビジュアル化、我がソチンから尿が出ようとしない。仕方ないので奥の便器に移動して無事に済ます。おばさんはポーカーフェイスで、さっきまで俺が尿と格闘してた便器を磨いている。初老男の自意識過剰も困りもの。茶飲み話にされたかな。('16. 9/26)

漫画屋無駄話 其の4288
▼昨日、実家の糞拭き紙地方紙、『上毛新聞』の文化欄を開いたら、天皇制を巡る出版物に関する割と大き目な記事が。どれどれと読み始めるや、いきなり”天皇陛下”だと。天皇だろうよ。池田大作名誉会長といちいち書きしるす宗教学者の本を、一体誰が信用するかね? しかも無署名。共同の配信なのか、あるいは群馬大学出身の文学青年崩れが担当したのかは不明だが、んな腰抜け記事なら最初から書くな。大江健三郎や深沢七郎、桐山襲他に対して失礼と言うか、大いなる侮辱だ。コミガレで1冊も買わない週末となる。('16. 9/23)

漫画屋無駄話 其の4287
▼女体化アンソロ本の原稿を持参した、若宮参太と年末の打ち合わせ。この後すぐに『MateL』の活版原稿を上げてもらう。続いて12月頭売りのコミックス、『TS絶頂シチュエーション』(メディアックス)のカバーに着手。それを片付けたら、次の『MateL』分を11月中にアップ。休む間も無く来年1月予定のアンソロ本原稿も、年内に完成させるハードな進行。「大変だとは思うけど、今は漫画家も編集も仕事があれば御の字の時代。何とか切り抜けようよ」「ホントですねえ…」彼も朝比奈まこと同様、ダイエットが必要だと思うが…。('16. 9/21)

漫画屋無駄話 其の4286
▼4日振りで「古書かんたんむ」へ。9月前半の”嫌記棚”の黒字額は3750円。酷い数字だが、ドン底は脱したのかな? 再び奈落へ急降下すると、さすがに楽観的な俺も心底めげる可能性あり。でもいかなる数字でも、1周年を迎える11月までは耐える決意。無意味な決意ではあるが…。あ、”みちくさ市”が中止になったから、少しはいい本が”嫌記棚”に回せるぞ。でもそれし過ぎると、過剰な”夜の生活”で旦那が重度のギックリ腰になった、トミキチ屋夫婦に嫌みを言われるしな。古本屋ごっこも何だかんだで気を使うよ。('16. 9/20)

漫画屋無駄話 其の4285
▼東京メトロで見かけるゴミ箱は、ペットボトル用の物ばかり。自販機設置業者の仕事だからメトロ側には無関係なのだろう。世間常識がこの一角だけには一応。だが地下鉄半蔵門線神保町駅ホームにある、ヤクルトの紙パック入り飲料自販機はゴミ箱を設けて無い。乗客は運賃とヤクルト代を払ったら、ゴミ持参で駅から20分以内に出て行けと言う事だ。だが思う。大マスコミはこの殺人集団を見逃して何の利益が? 裏金警察や同官庁に連中が飼い馴らされるのは、両者に私益が在るから。メトロが無料パスを大量配付してるとの噂は聞いた試しないし。('16. 9/16)

漫画屋無駄話 其の4284
▼売店や無料雑誌配付商売でゴミを大量発生させていながら、ホームや構内にゴミ箱をほとんど設置して無い反社会的金権泥棒集団東京メトロが、極端な人員合理化で身障者殺しに邁進する様を見ても俺は少しも驚かない。公共機関だから税制上も優遇されてるのに、利用者に利益還元する事など労使共に毛頭考えず、溜め込んで身内で山分けする事しか頭に無い。乗り換え時間の20分制限などとの妄言を吐き出した頃から、常軌を逸し始めた。営団地下鉄大脱線!身障者が殺されるまで放っといた、大マスコミも例によって狂ってるが。('16. 9/15)

漫画屋無駄話 其の4283
▼元最高責任者が例の移転問題で部下に責任をおっかぶせ。見苦しい限りの石原”親馬鹿”慎太郎。だまされてたと逃げる前に、自らの無能振りを土下座して詫びろ(本当は役人とタッグ組んで推進したのだ)。この屁理屈どこかで聞いた。親馬鹿史観自称右翼が、真珠湾闇撃ち攻撃の言い訳に使う、「ルーズベルトにだまされた!」という奴だ。これまた本当に恥ずかしい。外交は基本的にだまし合い。だまされたと泣き言を並べるのは、自らが愚かだと主張するに等しい。マザコン愚鈍安倍を例に引くまでも無く、日本の自称愛国者ほど見苦しい存在も稀有だ。('16. 9/14)

漫画屋無駄話 其の4282
▼そろそろ笙野頼子の新刊がサイン本コーナーに並ぶのではと、時々「東京堂書店」に顔を出すが影も形も。内澤旬子の『漂うままに島に着き』(朝日新聞出版)のサイン本は大量に面出ししてるが、もう金持ちだし買ってやる必要も無いだろう。新聞社系は即ゾッキに流すし。中でも毎日新聞の決断力は業界で一番。死ぬ前に赤瀬川原平の本が全般に値崩れしてたのは、毎日のせいだと今でも思う。朝日も「ブックオフ」に流すのはスピィーディー。半年もすりゃ『漂う〜』も帯付きの美本が買えるはず。地のゾッキ印も慣れればキュートなもんだよ。('16. 9/12)

漫画屋無駄話 其の4281
▼冊数。「古書かんたんむ」、半月で1万近い利益が出る際は40冊前後が売れる(8割は文庫本。「盛林堂」は逆)。5000円を割る場合は半分に急降下。客数も多分比例を。本惨状でも一応俺は週に2〜3度補充に。不可能な「四谷書房」さんが、即刻撤退したのは当然。神保町と西荻窪は同列には論じられないが、送るだけで並べてもらいマージンも少ない「盛林堂」は、実質利益はゼロないし赤字だと(店のイメージアップには少々)。「古書かんたんむ」、以前は4階も借りていた。撤退後に同形態で出店予定の野心家に、同店が協力をとの噂も一時。瀬戸際で中止したのは慧眼であった。('16. 9/9)

漫画屋無駄話 其の4280
▼8月の「古書かんたんむ」の”嫌記棚”は1カ月で約6000円の利益しか出なかったので(棚代が月12000円だから、総売上は18000円位に)、西荻窪「盛林堂」の同名棚もまったく期待せず。そしたら意外にも1万円台半ばに。大助かり!(こちらは売り上げの2割を棚代として納めるシステム)。先月は10冊しか売れずに当然1万円台割れ。今月は23冊も。ただ1000円以上の本はサッパリで、たった5冊。去年までは逆で、そもそも以下の本は送らなかった。国辱安倍マリオにはしゃいでる人はごく一部で、多くの人は国家破綻に備えて貯金してると推測。('16. 9/8)

漫画屋無駄話 其の4279
▼コイツ、セックスしながらも一晩中くっちゃべり続けてるのか? そのくらい口が減らない出しゃばり野郎、『ロレンザッチョ』(ミュッセ・光文社古典新訳文庫)の訳者、渡辺守章だ。作品自体は約270Pなのに、訳注が同40P、解題が同70P、さらに”訳者あとがき”が20Pも。本体が1160円の高額文庫本だが、この蜷川幸雄レベルの自己顕示欲に溺れた厚顔無恥野郎の演説を7割カットすれば、最低300円は値下げ出来ただろうに。事前に訳者名を見てから買うんだったよ。岩波文庫で大いに懲りてたのに。もう3日で63歳。('16. 9/6)

漫画屋無駄話 其の4278
▼「古書かんたんむ」の、3人も乗れば満員のエレベーターから降りようとすると(5階)、同世代で安倍総理より愚鈍そうな奴が、俺より先に乗ろうとする。「降りる方が先だろう!」と一喝。どづいてやろうとも思ったが(弱そうだし)、卑屈な顔で「す…すいません!」と頭を下げるので「フン!」。奴が先に乗り込んだ後で、奥の俺が「すいませんが降ろして下さい!」と懇願するとでも? 太田や伊勢崎に行くと、躾の悪い南米労働者の糞ガキ共が、電車の扉が開くなり突っ込んで来る。初老男、ただの日本原住土民に見えたが。('16. 9/5)

漫画屋無駄話 其の4277
▼楽天がJRに派手な中釣り広告を。半額商品約100万点だとよ。事実かどうかを数えて確認するような暇人は、皆無だろうとは言えど…。ヤフオクの惨状が身に染みてる立場なので気持ちは分かるが(生き血を吸い上げるべく”羊出店者”は大脱走中だろう)、大手ネット業者がJRの広告頼りと言うのも風情が有り過ぎる。元々悪評高い会社ゆえ、あるいはお先は真っ暗なのかも。倒産直前だったエロ本屋、新和出版が健全野球漫画誌を出し、なけなしの金で同様な中吊り広告を出した過去をふと。群馬出身の小板橋社長、お元気なのかな?('16. 9/2)

漫画屋無駄話 其の4276
▼どうでもいいが、近頃髪の毛が薄くなって来た。今まで濃すぎたから丁度いいと言いたい所だが、頭の中央を中心にハゲ始めるるかも(いがらしみきおみたいに)。母ちゃんも妹もそうなのだ。誰もそれを恥ずかしがっておらず、櫛を入れる以外は放置したまま。下らない所に金をかけたくない血筋なのだろう。いや、死んだ父チャンだけは白髪を染めていた。野良に出るだけなのにカッコ付けてと思ったが、当人の美意識の問題と口は差し挟まなかった。東映映画『点と線』で、中年刑事が髮の素らしき物を盛んに振り掛けてたのをふと。('16. 9/1)

漫画屋無駄話 其の4275
▼朝比奈まことの新コミックス『おもらしきっず』(9月10日発売)を「オータムフリー」で買うと、特製プレゼントが付く事になりそう。ここは他店と違って原稿を描き降ろしてとの注文が付かないので助かる。この種の物は原稿料が出ないから、間に立つ編集は忸怩たる感慨があるし。販促のためと言われればそれまでだが、いかなる理由があろうとも、プロがプロに対してタダで仕事を依頼するのは実に恥ずかしい。類した行為をしてこなかったから、俺でもこの業界に40年も生息出来たのだ。マラに続いて歯の調子まで最近は冴えない。('16. 8/31)

漫画屋無駄話 其の4274
▼肩にバッグ、片手に手提げ姿で日々通勤してると、第3の持ち物たる傘を手にするのが非常に苦痛に(要するに老化で体のバランスを取りずらくなった)。余程の大降りでない限りは、バッグにしのばせた折り畳み傘に頼る。ただ台風がらみの風雨だと折り畳みはすぐおちょこに。仕方なく今日みたいな日はビニール傘を手に上信線に。しかしこんな場合に限り、2時間後の東京駅上空は既に青空。京橋方面への用事でヨタヨタ3つの荷物と共に歩行開始。そこらに捨てちゃう手もあるが、根っからのせこい性格がそれを許さない。ヨタヨタヨタ。('16. 8/29)

漫画屋無駄話 其の4273
▼新幹線で荷物を空いてる席に置かないようにとの車内放送が、近頃頻繁に。もっともだ。しかしそんな事くらいは口があるんだし、自分で言えよとも一方で(俺はいつもそうしてる)。子供はともかく大の大人がこの程度の意思表示(正統な自己主張)も出来ないなんて、情けな過ぎる幼児的社会だ。ただどうして足元や網棚が空いてるのに、ああも一部人間は席を2人分占拠したがるのか? 小心な愚か者の自己主張? 『点と線』上映中の昨日の「神保町シアター」にも、そういう卑しそうなおばさんが。1000円(老人料金)得した気分になるのか? (’16. 8/26)

漫画屋無駄話 其の4272
▼何か最近さすがに「日高屋」に飽きて来た。「ゆで太郎」や「小諸そば」には特にそれを感じないのに。ビンビール完備の同レベルの居酒屋がないものかね(野菜たっぷりタンメンにも食欲が湧かないし)。今日は「三好弥」だったが、カウンターの椅子がガムテープで派手に修理してあった。既視感。「まさみ」の椅子もこうだったよ。俺の通う定食屋や居酒屋には、ほつれたガムテープが良く似合う。事務所のベランダに、最近またシケモクが降って来る。上階の女性も嘆いていた。5階以上の同じ列に愚かな者が住んでいるのだ。(’16. 8/25)

漫画屋無駄話 其の4271
▼東西線門前仲町駅を出た四つ角にある「吉野家」には、”当店には手洗いがありません”との貼り紙が。確かに客が手を洗う小さな水道も見当たらない(「ゆで太郎」や「小諸そば」にさえある)。けどこんなんで飲食店の営業許可が出るのか? 客が使う分は無いが従業員用はあるという意味か? いずれにしても、配水管が詰まったような悪臭がして来る貼り紙。大手チェーンなんだし何とかしなさいよ。更にここの商店街、白昼から有線放送の騒音がガンガガン。今どき野蛮過ぎるよ。地元「ブックオフ」は優良店舗なのに本当に惜しい。(’16. 8/24)

漫画屋無駄話 其の4270
▼今週は暇なのだが、そういう時に限ってどこでもロクな映画を上映しない。結局は読書だ。「三省堂」で文庫本を5〜6冊。久々に金券を使ったが(300円!)、ここや「高島屋」はせこいな。「ブックオフ」や「くまざわ書店」、Tカードのようになぜその場でポイントが使えるシステムにしない? 機械の操作が面倒な老人が、ポイントを放棄してくれるのを期待してるとしか思えない。1年でポイントを消滅させる「高島屋」は、当然その確信犯だ。書泉グループもその場で決済。「三省堂」も考慮しないと客が流出すると思うが。(’16. 8/22)

漫画屋無駄話 其の4269
▼封切り日と雑誌の発売の都合で、面白いのに『MateL』で紹介し切れない映画が。最も本作はもっと早く俺が試写会に行ってれば、今号の記事に出来たのだが…。今日やっと見物出来た、『高慢と偏見とゾンビ』(9月30日公開予定)の事だ。細部は伏線も含めて適当だし、主演のリリー・ジェームズも日本人受けするとは思わないが、要所要所はキッチリ決めてあるし、皮肉な笑いもたっぷり(両親が好演。特にゼニゲバお母さん!)。チラシもイカしてるよ。長女が最後までゾンビにならないのは、やはり納得が行かないけれど。(’16. 8/18)

漫画屋無駄話 其の4268
▼「書泉グランデ」店頭のワゴンの、コスミックの各種10枚組DVDセットを時々買うが(2000円前後)、収録映画はすべて著作権切れのはずなのに、字幕に時々ぼかしてある部分が。どうやら映画会社のトレードマーク部分らしいのだが(冒頭にライオンも地球もパンパカパーンも出ないし)、一部のみに著作権がより長期に認められるなんて事があるのか? どの映画、テレビドラマにも同等な処理があるので、どうも落ち着かない。ボリス・カーロフが、今観るとヤボな司会役を勤めるミステリーシリーズが陰湿過剰で面白い。(’16. 8/15)

漫画屋無駄話 其の4267
▼平野謙、埴谷雄高他の雑誌『近代文学』同人の物書きの随筆類を読んでると、頻繁に登場するのが浜松の眼科医で作家の、藤枝静男が同地で毎年開いた宴会の話題。東京から有名作家を呼び寄せるのだから、多分ワリカンて事は無いだろう(推測)。だが誰もがそれを満喫したらしいのに、藤枝静男の文学についてはほとんど語っていない。実は俺も読んだ記憶が無いし、面白いと語っている人間に会った経験も無い。浜松宴会の幹事としてのみ記憶されるのなら気の毒過ぎる。ただ藤枝の一番の協力者が小川国夫と知ると、気の毒な可能性が次第に…。(’16. 8/12)

漫画屋無駄話 其の4266
▼無論、絶対に話し掛けたりはしないが、「フィルムセンター」、「神保町シアター」、「シネマヴェーラ渋谷」には同一客が目立つ(「ラユタ阿佐ヶ谷」は帰宅の都合上通っていない)。特にFCが休みの月曜日は、ある一角の常連客がそっくりヴェーラに移動してる場合も。一体どういう稼業の人々なんだろうと、互いに思ってるのだろう。しばらく顔を見なかった通称”ひっつめおばさん”をまた方々で目撃する。まだ未見の映画があったらしい(当然だが…)。1度「シネマテークたかさき」まで遠征して来た、”ベレー帽おばさん”を最近見ない。(’16. 8/10)

漫画屋無駄話 其の4265
▼素晴らしい店名だと見る度に感動するのが、漫画喫茶チェーン店の「ゲラゲラ」。いびき防止テープ、「ネルネル」に匹敵する素晴らしさだ。その点、ラブホってのはセンス悪いのが多い。「ロンドン」「エーゲ海」「初音」…。「ハメハメ」「スポスポ」「レロレロ」なんてあっていいと思うが。って、やっぱ持てない初老男の発想は使えない。男はともかく、女性が嫌がってはどうにもならない問題だからな。そこらやっぱ高崎にある「希望館病院」の命名は、大英断だったと今更ながらに思う。希望を抱いて繁盛してるのかしら?(’16. 8/9)

漫画屋無駄話 其の4264
▼市内の一角で猪が目撃されたので注意をと、今朝富岡市の気狂い防災無線が吠えた。うるせえな糞馬鹿野郎。ならその地区周辺に広報車でも出せ。手間暇はかけず(つまり汗は流さず)、冷房の聴いた市役所からの天からの説教。住民平均の倍以上、つまり500万以上の年収を貪ってると人間は誇りだけは高い家畜と化す。そんな暇があるなら、毎日前年比で1000人もの入場者が減っている、富岡製糸場の再売り込みでも考えろよ猪職員ども。本来はまだ価値のある世界遺産を根元から腐らせているのは、岩井賢太郎市長以下の低能で傲慢なお前らだ。(’16. 8/8)

漫画屋無駄話 其の4263
▼編集部の姿勢が官僚的だと西村賢太に、カバーデザイン(菊池信義)が判読不明だと金井美恵子に、各々ボロクソに罵倒されている講談社文芸文庫。特に異論はないが、アンソロ本には時々いい物があるよ。東京オリンピックのも結構楽しめたが(『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』)、今開いてる『追悼の文学史』もなかなか。『明治深刻悲惨小説集』も良かったし。かなり値段は張るが、安いからと言って昔の2段組みや3段組みの本を開く気にはなれない。朝比奈まことの『おもらしきっず』、本文ボンヤリ校正中。(’16. 8/5)

漫画屋無駄話 其の4262
▼大分県で裏金ゴロツキ公安の野党選挙事務所の隠し撮りが発覚したが、当然警察庁の陣頭指揮の元に全国的規模で行われていると見るべきだ。奴らはこれで得た情報を官邸に上げて、自らの裏金や天下り、ハレンチ冤罪違法捜査他を黙認してもらってる。敗戦後の構造的腐敗だが、安倍在特会内閣下で遣り口も大胆化、実態は東條英機内閣の特高・憲兵を動員した翼賛選挙状態になってると推測。朝日1面ポヶモン新聞に比べ、報じた毎日にはまだ根性のある記者が居るな。続報が期待出来る、来週売りの『サンデー毎日』は買わねば。(’16. 8/4)

漫画屋無駄話 其の4261
▼今朝の『東京新聞』、斎藤美奈子が嫌みにならない程度に自らの先見性を誇っていた。頭を垂れて拝聴するしかない。でも宇都宮じゃ端から勝てなかったろうとも内心。選挙での美しい負け方なんて余りに空し過ぎる。こういう時に影でリーダーシップを発揮して欲しい小沢一郎も、この所の人物評価に「?」の事例が連続してるが、情況はセンチメンタルになってる程甘くは無いしな。『シン・ゴジラ』を下の娘がオヤジに囲まれながら見物して来たと。まあまあとか。週末に糞シネコン「109シネマズ高崎」に行ってみるか。(’16. 8/3)

漫画屋無駄話 其の4260
▼小池百合子や堤未香を見てると、”男の顔は履歴書”ならぬ、”女の化粧技術は履歴書”って気は確かに。両者思想傾向は異なってるが、各々の側でロクなもんじゃないだろう事は皮膚感覚で分かる。政治や思想では無く、オンボロ公団住宅に本部を置くトンデモ新興宗教や、公営ギャンブル場のインチキ予想屋の面だもの。男で言えば吉本隆明、鶴見俊輔、鎌田慧、泉谷しげる、松岡正剛、北野武、佐藤優、ホリエモン、太田光の類い。商才はある人々のラインだが、思想や哲学の香りを感じた試しは無い。無論商才は、思想・哲学に匹敵する才能だがね。(’16. 8/2)

漫画屋無駄話 其の4259
▼冷夏と言うほどでもないが、全然暑さの足りない夏だ。熱帯夜が1日も無いような気が。8月に入れば例年暑さの峠は越してる訳だから、今年はこのままなのだろう。在特会シンパの小池新知事のお陰で多少暑さはぶり返す気がするが、あの平地に無理矢理に乱(凹凸)を起こそうという厚化粧じゃ、笑いが先行しちまいそうだし。しかしあの滲んだパンダ目を見てると、東京都民の政治レベルがストレートに出てると。大阪と言い、日本人は大都市から腐って行く感じ。池田大作と小池百合子は良く似ている。両者を尊敬し愛せる人はこの世も天国だ。(’16. 8/1)

漫画屋無駄話 其の4258
▼こしゃくにもコミガレに対抗する感じの、道を隔てた「元鶴屋洋服店」店頭の古本市が相変わらず馬鹿高い。もう少し世間相場を配慮した値付けをしてくれないと、店内の本業の商品(輸入雑貨?)も高いのでは思われかねない。通りすがり者の余計なお節介だが。暑い中あの雑踏をかき分けるのは苦痛だが、久々に「シネマヴェーラ渋谷」に行ってみるか。月丘夢路様の熟女の色香を味わうために。ただ渋谷からだと東京駅まで地下鉄で30分以上かかる。今夜は上州富岡駅止まりの最終でないと帰れないかも(高崎駅23時15分発)。(’16. 7/29)

漫画屋無駄話 其の4257
▼「まさみ」(居酒屋)「秀栄」(ラーメン)「大成商事」(不動産)と、飯田橋女傑群が営む周囲の個人商店責任者の老化が著しい。特に一番後は放っといちゃまずい段階だろうが、役所の縄張りの問題があるらしく放置されたまま。事故でも起きなければと、明日のヨイヨイ爺さんは心配でならない(口先だけで)。「神保町シアター」の芦川いづみスタンプラリー、たった4個の段階で終幕を迎えそう。ここだけに通ってる訳じゃないしな。FCの加藤泰特集は案外空いてるな。陰気な感じの作品が多いから、若者には敬遠されるのかな?(’16. 7/28)

漫画屋無駄話 其の4256
▼飯田橋の「ブックオフ」へ10カ月振り位で。相変わらずの研ぎ澄まされた商品選択眼で、プロの”本のサオ師”ここに有りって感じで唸る。特に新書のそれは名刀正宗も真っ青。太刀打ち出来るのは、「一誠堂」店頭の100円文庫コーナーだけだろう。手前の横断歩道で坂崎重盛翁をお見掛けする。無論カートに寄り掛かってなどおらず、壮年紳士のような力強い歩みに感心。著名文化人に馴れ馴れしく挨拶するのは失礼と思い、こっそりと歩み去る。朝比奈まことが7キロのダイエットに成功と。数カ月間、夜は野菜サラダのみらしい。反動は?(’16. 7/26)

漫画屋無駄話 其の4255
▼実家から払い下げられた『上毛新聞』の社説リードに、”強権的は弾圧はやめよ”の文字。さすがに群馬県公務員のおもらいドコジキ新聞も、ゴロツキ機動隊の沖縄での蛮行に筆誅を浴びせたかと感心して良く読めば、トルコのクーデター後の大量粛清事件での、エルドアン大統領へのお願い。遥か海の彼方での自らの米びつに一切無関係の問題だと、英国BBC並の言葉を並べやがって笑わせる。岩井賢太郎現富岡市長が、県議時代に起こした福祉施設スキャンダルの際は、中央紙の群馬版が派手に報じてるのに、一番後まで沈黙した糞拭き紙新聞らしいが。(’16. 7/25)

漫画屋無駄話 其の4254
▼宇野重吉、千田是也と違って映画を舐めてないから、どの出演作を観ても気持ちがいい。「神保町シアター」午後2時15分からの『いのちの朝』(監督・阿部豊・’61日活)もそういう作品だった。民芸は日活の新人の演技教育を請け負ってたはずで商売上の問題もあろうが、それは千田が属する俳優座も似たり寄ったリだったろう。千田は新劇にとっては大功労者だろうが、映画ファンには凄く悪評高い。『あした晴れるか』は黒縁眼鏡の魅力だったが、本作では敏捷な芦川いづみ様の肢体の躍動が満喫。音楽(斉藤高順)がひどいの一言。(’16. 7/22)

漫画屋無駄話 其の4253
▼”峠を越えた再訪するに値しない世界遺産”富岡製糸場周辺は、既に西荻窪の古本屋「モンガ堂」の店内並に閑散。何せ毎月前年比で万単位で入場者数が激減中。とっくに善後策を考えるべき時なのに、大金掛けて繭置き場をを改装、1000円の入場料とは別に200円強奪しようという超脳天気なハレンチ振り。岩井賢太郎市長以下の愚昧な富岡市職員は、全員市長の豪邸近くの精神病員、「西毛病院」に即刻入院したほうがいい。代わりに今の入院患者が市政を運営した方が、赤字もきっと減る事だろう。今の高給がもらえてりゃ関係ねえか?(’16. 7/21)

漫画屋無駄話 其の4252
▼童貞と処女の中学生カップルが初めてSEXするような感じで、すずらん通りは冨山房脇で慣れないビラまきをしてる、俺より少し若いオッサンが。リストラ反対の争議とかだと面白いので、わざわざ接近して1枚もらう。”英語教室 英字新聞解読講座 料金1500円…”。良く分からんが、かく企画がわざわざ設定される所を見ると、やはり需要はあるのだろう、な。相手構わずビラを押し付けるようなまき方。ビラまき文化は、既にこの世代には継承されて無いと見える。無論、俺以外はほとんど受け取ってもらえず。無理矢理押し付けちゃ駄目。(’16. 7/20)

漫画屋無駄話 其の4251
▼「だから言ったでしょ。あの歳で何で生活してるか分からないような奴、絶対信用出来ないって!」”ヤング鈴木宗男”たる動向が判明した三宅洋平に関しては、確かに愚妻は事前に喝破を。小沢一郎さえ騙す官房機密費野郎だしと苦しい弁明をしたが、”漬け物臭い台所からの古女房の視線”も案外鋭い。確かに松本哉も山本太郎も正業は持ってるよ(俺も)。反省を込めて娘らには鳥越俊太郎に入れろと嘆願を。『日刊ゲンダイ』でさえ鼻ぺちゃ女が優勢との書き方。三宅騙され仲間の田中龍作の言う通り、選対メンバーの一新が必要だろう(菅直人追放は最低限だ!)(’16. 7/19)

漫画屋無駄話 其の4250
▼メディアックスの女体化アンソロ本で使った、若宮参太の手描き16P原稿が行方不明に。原稿紛失の場合、稿料の3倍払いが業界の暗黙の常識。そんな大金が今の俺にはあるはずがない。文明堂のカステラ一箱で勘弁してもらおうと考えてると、あっさり机の引き出しから出て来た。すぐに原稿棚にしまえる整理された状態。常に原稿と同封するスクラップ、つまり見本誌が未着だったからこうなった模様。俺は悪く無いとの弁明も可能だが、気付かずに請求しなかったのもやっぱり俺だ。そもそも16枚もの生原稿を捨てる馬鹿は居ないよ。(’16. 7/15)

漫画屋無駄話 其の4249
▼これぞ”国共合作精神”という、政治家としての決断力と忍耐を示した参議院選挙での小沢一郎と志位和夫(従来の見方を反省)。2人がおらねば自民党が単独で3分の2だ。お陰で首の皮1枚で地位を保った民進党の岡田君。統一名簿を駄目にしただけではなく、今回またも都知事選を巡って醜態を。盗っ人舛添を支持したくせに、その反省も無く鳥越は不支持などと抜か腐敗労働貴族集団、連合など一喝しろって。義理人情を感じさせない政治家や政党が、下々の者の支持を得られるはずが無い。今の民進党幹部は食い逃げ野郎揃い。(’16. 7/14)

漫画屋無駄話 其の4248
▼『東京新聞』の斎藤美奈子のコラムは、同一欄の中川淳一郎や篠田博之と違い同感する場合が多いが、今朝分には「?」。野党統一候補の鳥越俊太郎は都政に無知過ぎるからと、暗に宇都宮候補の方が向いてると主張。あるいはそうかも知れない。しかし現下の情勢で一番大切なのは、野党候補が勝って安倍ネオナチ政権に一泡吹かせる事。2度落ちてる宇都宮では小池に絶対に勝てない。いいじゃないの素人で。斎藤の言では勝てないお爺さんか役人上がりって事に。鳥越でまずは勝利をもぎ取って、宇都宮や古賀を副知事にして二期目に備えてはどうか。(’16. 7/13)

漫画屋無駄話 其の4247
▼ネオナチ&カルト政権による、憲兵政治の横暴が増々強化されるだろう予感だけでも不愉快なのに、今朝久々に歯医者さんに行ったら治療の佳境なのか、タップリ45分間もいたぶられた(優秀な歯医者さんですが…)。しかも治療代も5千円強。日頃は治療時間も費用ももっとライトなのに。よりによってこんな日にって、治療する側は政情など関係ないものな。短パンに加えて外出の際は帽子も着用するように。頭の芯が薄毛になったせいか、日当たりが応えるようになった。「古書かんたんむ」、再び地獄街道へ突入。昨日まででで棚代がやっとの惨状。(’16. 7/11)

漫画屋無駄話 其の4246
▼都民の娘2人に対する三宅洋平への投票依頼の結果。「それは私が決める事だよ」(上)「誰そのオヤジ?」(下)朝比奈まことへの仕事メールでもついでに宣伝しといたが、1人くらいは書いて欲しいな。宇都宮爺さんが都知事に立候補するとか。”敵塩ハゲ爺さん”として、歴史にピカピカと名を残しそう。三宅洋平、落ちたら都知事選挙に出ればいい。宇都宮爺さんよりは票を集めると。平らな顔に無理矢理凹凸を出す化粧技術が得意な小池百合子相手なら、ひょっとし最後に競りて勝てる可能性も。曇りだけど暑い朝の9時半過ぎ。(’16. 7/8)

漫画屋無駄話 其の4245
▼先週後半から短パン通勤を。老いぼれは脂っ気が薄くなってるせいか、電車内や映画館、本屋他での冷房がシミだらけの肌に痛い。必ず半袖の上着用シャツを忘れないように。だが場所により長袖が欲しい場合も。上信線車内がそれ。過剰な車内放送同様、年寄りにはまったく有り難くない極寒サービス。そういや5分間に3度、つまり始発駅の待機時間20分間で12回も馬鹿放送を繰り返してる、7000形車輌(箱形シート)の放送テープ、苦情を言って大分経つが全然改善されず。夜になると各駅からゴミ箱を撤去しちゃう、反社会的吝嗇鉄道らしいが腹立たしい。(’16. 7/7)

漫画屋無駄話 其の4244
▼『シナリオ』の追悼記事類、『映画芸術』と違い相変わらず絶好調。古くからの共産党シンパ監督としても知られる、神山征ニ郎が火宅の人だったのもビックリ。ガン他で58歳で亡くなった同居人を、生涯妻には出来なかった所を見ると、元の奥さんが離婚を承諾しなかったのだろう。池田満寿夫に似た情況だったのかな。ここら、『噂の真相』が健在ならハッキリしたのに。新藤兼人といい、思想とあっちの方面の発展振りは関係ないな。ただ新藤は乙羽信子と結局結ばれたが、この女性は若いのに気の毒だ。無論元の奥さんも子供も。(’16. 7/5)

漫画屋無駄話 其の4243
▼上野三碑(こうずけさんぴ)ならぬ上野三卑族(福田・中曾根・小渕)の一角を何とか崩したいので、群馬選挙区は堀越けいにんという下仁田のお寺の息子に入れる予定。だが比例区は迷う。俺は政治意識は昔から常識的で(各種創作物と違い個性より保守的常識)、昔から社会党→民主党と書いて来たが、どうも民進党と書く気になれない。原発に対する曖昧な姿勢や、選挙区での統一名簿作りでの岡田君のヘッピリ腰を見てるとなあ。類した層は棄権はしない。結局、共産党が記録的な勝利を得ると。安い買い物を同党はした。ただ民進党の壊滅で、更にネオナチ勢力がのさばるのが憂鬱。(’16. 7/4)

漫画屋無駄話 其の4242
▼民進党東京選挙区の小川敏夫は落ちるんじゃないか?”国会の鬼検事”という選挙ポスターのあおりを見てのけぞった。当人や選挙スタッフは、今世間から検察がどのように見られてるかの自覚がゼロ。ろくでなし子は起訴するが、ドリル小渕や公然ワイロの甘利は野放しの、調活費泥棒だけが命のインポテンツド腐れ組織。まともな野党系無党派は三宅洋平に投票し、比例は共産党って書くだろうな、これじゃ。何が鬼検事だよ糞馬鹿野郎! 落ちるだろうでは無く、落ちるべきと次第に思うように。娘にプロパガンダしてやろう。馬鹿にされるか。(’16. 7/1)

漫画屋無駄話 其の4241
▼なぜか今日はやっていたコミガレをうろついてると、メディアックス退職後にマイウエイ出版に漂着した加藤健次に声を掛けられる。事務所は法政大学の近所のはずと尋ねると、もう何年も前から明大裏の喫茶店、「ハトヤ」のあったビルに移転してるのだと。「全然知らなかった。今まで良くはち合わせしなかったもんだ」「そんなもんですよ」そろそろ首かと思って奥さんのお葬式以来連絡しなかったが、逆でレディコミに独立創刊の可能性も出てると。近く俺を本苦界に連れ込んだ張本人、今村との3人で宴会をしようとの約束を。(’16. 6/30)

漫画屋無駄話 其の4240
▼安倍マザコンネオナチ総理のNHKへの登場回数が異常な域と、最近までは『潮』で自分がそうだった鎌田慧が、『東京新聞』のシャチハタ左翼コラムで嘆いていた。彼や斎藤貴男、青木理の言う事はもっともだが、読み手の心に響かないな。3秒で通過。山中恒、宮崎学、浅野健一、寺澤有、松本哉、山本太郎といった(故人なら松下竜一か?)、年齢・分野はゴッタだが大手マスコミに色目を使わない連中が活躍せねば、一番徴兵制に近い若者が極右政党自民&カルト公明に投票する喜劇に終止符は打てない。今の左翼文化人には不良性感度と生活感が無さ過ぎる。(’16. 6/28)

漫画屋無駄話 其の4239
▼中川淳一郎の姑息な暴走が止まらない。チョイ前、『東京新聞』で炎上を天の声扱いしてたと思ったら、数日前の『日刊ゲンダイ』ではその参加者は1・5%に過ぎない事を調べた本をもっともらしく書評。コイツや栗原裕一郎は基本的に保守主義者(ネオナチ安倍ほど馬鹿ではなさそう)。それは別にいんだが、栗原他が自らの言葉で語っているのに対し(時流に迎合した俗論だが)、こいつの主語は自らは一切の責任を伴わない、”ネット上では”オンリー。起用してる『東京新聞』や『日刊ゲンダイ』の神経が理解出来ない、姑息な無責任野郎。(’16. 6/27)

漫画屋無駄話 其の4238
▼昨日午後、断末魔の「古書かんたんむ」は”嫌記棚”の補充に行ったら、敗戦直後の買い出し部隊のおばさん(ガキが6人)並に巨大なリュックを背負った、「朝霞書林」鼻脂ギンギラオヤジが。あのリュックで神保町を徘徊しちゃ、俺なら腰痛で1週間は寝込まざるを得ない。これから高田馬場に行くのだと。ホント、皆さん生活のために苦労されてます。佐藤優&ホリエモンが異常な頻度で登場する、『時事放談』ツイッターで知られる保守オッサンが営む近所の棚、最近は全然補充して上げてない。というかその余裕がないのだが。(’16. 6/24)

漫画屋無駄話 其の4237
▼かつての栄昇ビルと路地を隔てた所にあったアコムビル(秋田書店との間)。しばらく改修工事をしていたが、数日前に横を通ると”ONWARD”とのでかい横文字が”バーン!!”と壁面に(ふくしま政美タッチね)。サラ金屋が洋品屋にビルを売却したのか、あるいは賃貸か? 文字の巨大さからして、前者のような気が。下請けエロ漫画屋のバブルの記憶も、周囲の景色からしてどんどん消滅。栄昇の親切だった大家さん元気かな? 斡旋してくれた駅前の不動産屋、竹の屋商店も既に営業してないみたいだし。これが歳を取るって事だね。(’16. 6/23)

漫画屋無駄話 其の4236
▼福島住まいのサケマスに電話。用件終了後の無駄話。「どだ。まだ顔にケロイドは出てないか?」「今の所は。本当はどうなってるのか分かりませんが…」「まあ、元々破壊された顔の持ち主だったしな」「まあええ」「そうマジに考えるなよ。あんたにケロイドやガンが出る頃は、俺のアバタ面もベチョベチョ溶解人間だっての」「こ…怖いですね…」「そっちのケロイドフェイスにゃ負けるだろうよ。横綱級だし」「………」天知茂を特集中の「神保町シアター」、今日はメンテナンスで休みと。何かWOWOWみたいだな。本当は社員緑だったり?(’16. 6/21)

漫画屋無駄話 其の4235
▼近所の「ゆで太郎」の奥には1卓だけ4人掛け用テーブルが(トイレ手前)。座ろうとしたが今日は先客の中年男2人が。仕方なくカウンターに向かったが、両名の座り方が変わっていた。向かい合わずに一方で腰を並べている。知り合いなのかと注意してると、奥で壁側の男が特に挨拶する風もなく去る。残った方は通路側で黙々と。時間差から見て他人なのだろう。隣にいきなり座られては、落ち着いて食べられなかったろう。小用トイレにもこういう奴がたまに。小心者で自意識過剰な俺は尿意が失せる。仕方なく一応は振ってその場を去る。(’16. 6/20)

漫画屋無駄話 其の4234
▼6月前半の「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、棚代差し引き後の売り上げ3200円と復調のきざし皆無。仕入れ代を考慮すれば利益ゼロのはず。でもまだ撤退する気にはならないから、人間の心理は複雑怪奇。昼飯後、「神保町シアター」で『キングコング対ゴジラ』。25人前後の客が全員男。怪獣映画は一種のポルノなのか? けど「シネマヴェーラ渋谷」で日活ロマンポルノを特集すると、2割くらいは若い女性だ。怪獣映画は男の最後の砦と見るべきなのかも。後の前田美波里と並ぶ水着要員、浜美枝が全然薄着にならないのでムカついた。(’16. 6/17)

漫画屋無駄話 其の4233
▼初老男のペニスの様。降ったり止んだリの神保町は本当に元気がない。各書店の店員さんも、何度もビニールカバーをしたり剥がしたりでグッタリ顔。「はっきりしろ馬鹿野郎!」と天を怒鳴り付けたい心境だろう。絶叫したからってどうにもならないが。珍しく1冊も買わずに帰社。南陀楼綾繁にメールを打ったり、朝比奈まことと業界無駄話をしばし。秋口はコミックスを何冊か担当せねばならない。しばらくやってなかったので、調子が全然取り戻せない。大乱調本でも作りそうだから慎重に行こう。でなくてもボケてるんだしな。(’16. 6/16)

漫画屋無駄話 其の4232
▼一安心。久しく顔を拝見してなかった、みちくさ市仲間のアル・アインさんから元気そうな絵はがきをもらったのだ。海外へも良く出掛けてるみたいだし、ISに殺されちゃったんじゃないかとマジで心配を。下手すりゃ食べられたんじゃないかとも。無論、同組織にそういう過去はないだろうが(推測)、御本人はぷっくらなすってて、焼き具合と味付けによっては俺も食欲を刺激されそうな方なのだ。ともかく9月のみちくさ市には是非参加したいとあり、当方としても楽しみだ。ふくよか女性趣味の、怪しい常連中年男諸君もだろうが。(’16. 6/15)

漫画屋無駄話 其の4231
▼こういう日は「秀栄」の味噌ラーメンだと思って覗くと満杯。1時30分過ぎだったのに。誰も考える事は同じようだ。結局、専大前の「たいよう軒」で。ここも好きだからいんだけど。歯をシーシー鳴らす下品な駕篭かき、いや常連のタクシーの運ちゃんが居なかったので、気分良く食べられた。「古書かんたんむ」へ。相変わらず売れて無い。晴天続きの5月があの惨状。梅雨の今月はどうなるのかと武者震い。初の赤字街道に突入か?まあ殺される訳じゃないからいんだけど。見知らぬ街で監禁された、オイスター漫画の少女のような心境だ。(’16. 6/13)

漫画屋無駄話 其の4230
▼座席位置こそずれてはいたものの、例の”躍るトーテンポール”の後列で休憩時間に開いてたのが、「盛林堂」で500円だった『古本愛』(樽見博・平凡社)。どういう層が読んでるのか想像が付かない、『日本古書通信』編集長。昔、平凡社新書も1冊読んだ記憶が。よ〜くある古本うんちく本。着眼する作家はいいセンスで努力家なのに、発想、文章が平凡で「本当にご苦労様!」と労をねぎらいたくなる。当人に悪気はないのだろうが、過剰な先人への尊敬の念の描写もくどく、「確かにあんた偉いよ!」とも付け加えたくなる立派なご本。(’16. 6/10)

漫画屋無駄話 其の4229
▼FCにまた”キョロキョロ白髪チビ”が出没、眼を合わせないように無駄な努力を要する日も。「シネマヴェーラ渋谷」にも最近妙なオッサンが。名付けて”躍るトーテンポール”。同世代のTシャツ姿の退職老人風だが、何せ胴が長〜い。遠慮して一番後ろに座ればいいのに、左列後方の右端に常に。しかも本物件、立ってるだけでなく体を頻繁に前後左右に揺らす(頭をかいたり)。更に膀胱に問題があるのか、途中で1度必ずトイレに。真後ろに座った客は大変だ。いずれもクレームを付けられる筋合の問題ではないし。Tシャツ白髪眼鏡やせ形オヤジにご用心。(’16. 6/9)

漫画屋無駄話 其の4228
▼月頭に西荻窪の「盛林堂」に行く度に思うが、西荻南口仲通り商店街アーケードの、天井から吊してあるピンクの象さんは無気味だ。眼が笑ってる所が特に。あれでもやはり地元の良い子達には愛されているのか? 中にはトラウマになって、凶器を振り回すような子供が出はしないかと、他人事ながらやや心配。あるいは地元商店街の重鎮がセットしたので、捨てちゃおうとは言いずらいムードが有るのか等、根拠のない妄想に浸ってるうちにいつも同店に到着。やはり表通りから来るべきだったと、同じ反省を何度も繰り返すのだった。(’16. 6/8)

漫画屋無駄話 其の4227
▼白髪猫背アバタ爺さんに言われたかないだろうが、飯田橋付近とFCのある東京駅周辺のOLの外見的格差ははなはだしい。事務所のある飯田橋2丁目から駅に向かいながら見る女性は、器量、スタイル、ファッション共にバランスを欠き、どこか病んでる感じ。そのくせ爺様の視線にやたらツンツン(醜女性自意識過剰)。東京駅を降りる頃から次第に女性のファッションがセンスアップ。感心してると顔もスタイルも自然のな美女がニッコリ。病的ブスと異なり見慣れられている。付近の企業で面接落ちした者がきっと飯田橋付近に。美の配分も不平等だ。(’16. 6/7)

漫画屋無駄話 其の4226
▼「神保町シアター」のゴジラ特集も1度くらいはと午後前売り券を買いに。窓口で今回は老人割り引きもスタンプも無く、大人は1200円均一なのだと言われる。7月の新作公開を前にした一種の宣伝興行なのに、”大東宝”もせこい縛りを。70年代初頭、東映が名画座にやくざ映画のプリントを貸さなくなった時期が。あれもせこかったが、映画一筋の会社だけに同情の余地も。阪急・東宝グループの商法にしてはいじまし過ぎる。貧乏人客を考慮、阪急デパート食堂にソース飯を置いた小林一三精神は、雲散霧消しちまったようだ。下れ天罰!(’16. 6/6)

漫画屋無駄話 其の4225
▼退屈男のツイッターを覗いたら、栗原裕一郎の連載が『週刊新潮』で開始との当人のうれしそうなコメント。”猫にマタタビ”と”富士に月見草”をブレンドしたようなしっくり感。本当にうらやましい。「神保町シアター」に長いこと行ってない。別にゴジラが嫌いな訳じゃないが、似たような題名で観たのとそうでないのが区別出来ない。観ててもほとんど忘れてるので、決して苦痛ではないがどうもね。一種の貧乏性。「吉野家」で麦とろ牛皿定食(580円)を初めて。無駄に精力が付きそうだが、見た目よりはずっと食べられた。(’16. 6/3)

漫画屋無駄話 其の4224
▼久しぶりに行った「ギンレイホール」、最終回なのに4割くらい入ってて驚く。ココ、名画座と言うより単なる2番館だと思うが(池袋東口に「日勝文化」なんてのも昔は)、「シネマヴェーラ渋谷」のように妙な工夫するより、同調思考の強い日本人には却って受けるのか? 何せ安倍ネオナチ内閣の瞬間支持率50%の国民レベルだし。首相や都知事のさもしい面見てると、3発目の原爆も日本で炸裂かとの、森有正だかに某仏人女性が語った説は当たるのかもとつい。正しくは次は4発目か。下手すると5〜6発目も。神国ニッポン恐るべし。(’16. 6/2)

漫画屋無駄話 其の4223
▼富岡市の誇る犯罪者市役所職員と言えば、俺の帰郷後間もない頃に、高崎駅女子便所に盗撮目的で侵入した職員も現行犯逮捕。当然、今回と同じ激甘処分に。コイツ実は妹の学校の同級生で、ガキ時代からスカートめくりに勤しんでたと。つまり拙宅からそう遠くない所に済んでいる。年頃の娘を2人持つ親としては、当時は朝比奈まことの近所で子育をする心境であった。こんな野郎が市民の数倍もの収入を得続けて、そろそろベラボーな退職金をせしめて退職する。未成年犯罪者にのみ厳しく、犯罪公務員に甘い馬鹿野郎納税者揃いの日本人。(’16. 6/1)

漫画屋無駄話 其の4222
▼ドリル小渕も仮病の甘利も予想通り不起訴。日本で裏金調活費泥棒の盲腸検察が起訴するのは、小沢一郎の秘書やろくでなし子、ネオナチ集団に抗議するカンター他と、実に分りやす過ぎる図式に。外面は一応民主国家だが、実態は崩壊しつつあるワイマール体制下のドイツそっくり。泥棒で現行犯逮捕された富岡市職員が、匿名扱いされた上に蚊の屁のような停職半年で、依然として高給を享受してる現実と実は通底。国を崩壊させつつあるのは、やくざでも赤でもテロリストでもなく、平凡な無責任公務員どもなのだ。政治家には一応選挙もあるが…。(’16. 5/31)

漫画屋無駄話 其の4221
▼一体全体何が恥ずかしいって、マスコミが自国の著名人をまるで身内自慢するかのように、”世界のオザワ”だ”世界のニナガワ”だと形容するくらい見苦しい行為はない。外人がそう発言してるのを紹介するならともかく、お前がそう言ってるだけじゃん。読者への最低の媚びへつらい。昨日は『東京新聞』の「こちら特報部」にまで2大恥語の後者が登場、紙面を思い切り汚していた。役所の広報マンしてると自然に身に付く幇間芸の1つなのかも。NHKBSはそういう番組ばっか。人に誉められたら心中はともかく、表面では否定するのが礼儀だよ。(’16. 5/30)

漫画屋無駄話 其の4220
▼コミガレ会場で置き引き事件が起きてるから注意をとの貼り紙が、レジ前他に。3冊500円の古本を買いに集まった人間からも、窃盗しちまおうと思う人間はいるのだ(ひょっとすると「古書かんたんむ」の”嫌記棚”から、万引きする畜生野郎と同一人物?)。バッグ他を本台下に置いて、棚巡りをする人が狙われ易いと。つまりはせどり客。転売用の本の物色に来て、盗人から荷物物色されて奪われてりゃ世話ねえな。ただ思うに、さすがに現金は身に付けてるだろうし、被害は古本やペットボトルじゃ? 場所柄泥棒もせこ過ぎるな。(’16. 5/27)

漫画屋無駄話 其の4219
▼昔、カレーの「エース」があった場所に出来た、中華の「佳宴」に初めて(ラーメン「秀栄」と路地を隔てた場所)。各種定食の皿数が多く、味付け卵と杏仁豆腐が食べ放題。そのせいか繁盛していたが、俺好みの味ではまったくないので、もう行かないだろう。このかつての栄昇ビルに通じる路地、また飲食店が出来るらしく工事を。兼六館出版のビルもすっかり飲食店ビルに変貌しそう。旧栄昇ビル隣のアコムが外壁を大工事中。突風が吹く日が多いので、怖いので遠回りして神保町に向かう昨今。外壁工事の囲いが剥げる事故があったばかりだし。(’16. 5/26)

漫画屋無駄話 其の4218
▼万引きで高崎署に逮捕された富岡市職員が、たった停職半年の処分を受けたと昨日の『上毛新聞』に。しかも匿名扱いだ。すぐ左には覗きで逮捕された民間人が、情け容赦なく実名入りでさらされている。行政に寄生する記者クラブ宣伝マン(自称記者)は、こういう自ら作ったハレンチ紙面を見ても恥ずかしくないまでの堕落を。年収が民間人の数倍なだけではなく、法律の適用も甚だしい二重基準。かく官尊民卑の風土が、ネオナチマザコン安倍を優しく育む。同紙記者だった横山秀夫の小説など、全然読む気がしないよ。やたら鼻水が垂れる日だ。(’16. 5/25)

漫画屋無駄話 其の4217
▼日本裏金警察お得意の恒例の”戒厳令ごっこ”。地下鉄から新幹線まで暇を持て余した警官で溢れてるが、彼等の”お散歩費用”のかなりの部分は支給されず、キャリア組の裏金になってるのは常識。裏金原資確保行事開催に、シャブ中毒状態の腐敗警察機構。大体世界一の現役放射能テロ国家が、テロを防げだなんてお笑いぐさ。宗教心なんてどうでもいいが、それが元々希薄な官憲や納税者が倫理観や羞恥心までを忘れると、今の日本のように溶け出した巨大アイスクリーム状態に。誰かが再び冷凍庫に放り込まねばならないが…。(’16. 5/23)

漫画屋無駄話 其の4216
▼あ〜良かった。やっと蜷川幸雄が成仏してくれて。これ以上絶叫オンリータイプの腐れ大根役者を、邦画界に送り込めなくなっただけで朗報。ついでに蜷川シャチハタ判子が押してあるクズ俳優共も、片っぱしガンと脳溢血でくたばってくれれば清々するが。役者としての蜷川で一番印象に残ってるのは、確か『網走番外地・北海篇』(監督・石井輝男・’65東映)。指名手配の白黒写真のみでの出演だが、妙に目立っていた。あれ、字幕に名前出てたっけ? 生涯筋を通した秋元松代で世に出て、国からの勲章を有り難く頂いて死んだ、元新左翼演劇人。(’16. 5/20)

漫画屋無駄話 其の4215
▼午後、「書泉グランデ」3階で『森卓也のコラム・クロニクル1979ー2009』(トランスビュー)を購入後、ヨイショヨイショと1階まで運んで来ると、卑しからぬ格好の団塊白髪オヤジが女店員を糾弾中。バイトだからって云々と蝮のようなしつこさ。どんな対応をされたか知らないが、老人が小娘を相手にマジ切れするくらい見苦しい姿はない。脇の男子従業員はオロオロしてたが、女店員が案外ケロッとしてたのは救い。世間や家庭から必要とされなくなった生ゴミ人種だが、ナツメロ商品の上客層だけに、ジッと我慢の商人道だ。(’16. 5/19)

漫画屋無駄話 其の4214
▼21年使ったファクスがメンテナンス終了になるとかで、仕方なく新しい機種と交換を(だが当然、新規リースをした訳じゃない。お金もないので、貧乏人向けの一種の裏技かな)。これを入れた頃は、世間ではバブルがとうに弾けていたが、出版業界はまだまだ勢いが。栄昇ビル時代。そこから満身創痍で三信ビルに落ち延び、ここで遂に最期を迎えた訳だ。一体何本のエロ漫画のネームや下描きを吐き出した事か。ファクスを介したケンカなんてのも、一時は結構起きたもの。メールより感情にアウラがあったな。覚えるのが大変そうだ。(’16. 5/17)

漫画屋無駄話 其の4213
▼心配だ。行きつけの「まさみ」のお婆ちゃん、ラーメン「秀栄」のおばちゃんがいずれも近頃元気がない。「まさみ」のお婆ちゃんはもういい歳だから仕方ない面もあるが、”自転車に乗った飯田橋のCIA”こと、「秀栄」のおばちゃんはまだ若いのだし、ガンガンお得意の口コミで街に活気を与えて欲しいぞ。ここの味噌メンマラーメン、相変わらずこってりして上等。血圧には余り良いとは言えないだろうが…。「神田コーヒー」には、昨今JRの車内ではほぼ絶滅した、読書する男女の姿を時々。ブスでも美人に見えるのは本当だ。(’16. 5/16)

漫画屋無駄話 其の4212
▼竹書房並びのファミマがいつの間にやら閉店。長く通った店舗だった。周囲にあれだけのほうずに出店されては、オーナーもやってられないという事か? すぐ裏の路地に面したビルにあった、竹書房の営業部っぽい部署だった所もスッカラカン。”竹部落”と呼ぶ人も居るくらいの周囲だから、単なる移転なのかも。俺にはどうでもいい事だが、やっぱり気になる良く歩く街の景色の変転。神保町交差点の「はなまるうどん」、今日は1時過ぎても店外に列がはみ出す大混雑。その影響かうどんに少し芯が。やせ形揃いの女性従業員が大車輪。(’16. 5/13)

漫画屋無駄話 其の4211
▼初めての場所なので用心して家を出たら、開映1時間も前に着いてしまったシネコン「ユナイテッド・シネマ豊洲」。『雨女』(監督・清水崇・6月4日公開)の試写が。4DXホラーとかで、雨や霧が本当に降って来たり、椅子が肩揉み始めたりで爺さんは本当にビックラ。35分だけど入場料も1500円と。しつこい肩凝りがほぐれたり、今朝からの髪の寝癖が直ったのは大助かりだが、映画の内容は実は余り記憶にない。年寄りは物事のダブル進行に器用に対応出来ない。この道のオーソリティ、オイスターには見てもらって論議したい所だ。(’16. 5/12)

漫画屋無駄話 其の4210
▼昨夜6時20分頃、「東急本店」チケット売り場への緩い階段を下ってると、焦った顔付きの学生風の男が、右手のエルメスやグッチの店舗方向から飛び出して来た。そいつに追いすがるように、「お客さま!」と叫ぶ女性従業員。男はこの後俺が向かう予定の、「シネマヴェーラ渋谷」ヘの坂に通じる信号を無視、駆け去る。万引き事件のサンプルのような景色。妙だったのが女性従業員。追跡もせずに再び店舗に駆け込んだ(一番手前の「FENDI」か?)。外部追跡禁止命令でも? 本当に万引きだとすれば半端な額じゃないはず。不思議な一幕劇だった。(’16. 5/11)

漫画屋無駄話 其の4209
▼昨夜10時30分頃、高崎駅新幹線ホーム階段を下っていた、同僚に肩を借りた泥酔したサラリーマン風の男が、転倒して5〜6段派手な音を響かせ落下。見た所は出血してなかったが、内出血他の心配は充分にある落ち方だった。良く見る景色だが、俺が興味を引かれたのは肩を貸してた同僚らしき男の方。遊び場で唸ってる転倒者を放置、そいつないし自らのポケットから落ちたらしい小銭を拾っているのだ。順番が逆なような気もするが、遊び場にうずくまる男が酒乱野郎で、日頃迷惑を受けてるとすれば、納得の行く行動ではある。(’16. 5/10)

漫画屋無駄話 其の4208
▼高濃度放射能汚染漫画家サケマスにメール後、極悪不良漫画家朝比奈まことには説教電話を。続いていトうのネーム指定。降りそうなので足早に神保町へ向かうが、「まさみ」横で既にパラパラ。最初から東西線沿いの、「ブックオフ」を目指すべき天候であった。「三省堂」で小田実の文庫本を3冊購入。彼の小説は誰もほめない。思想信条に関係なく。同じ扱いを受けながらも、野間宏のそれには関心がわかない。ただ無視のされ方が異常な域なのに、ひっそり刊行され続けた小田の小説群にはふと興味を。退屈でも仕方のない着手スタイルだ。(’16. 5/9)

漫画屋無駄話 其の4207
▼我がヤフオク奴隷生活を支えてくれてる真弓大介センセが、新作漫画を丸ごと1本(18Pオールカラー)完成させてくれた。問題は出品価格。昔の原稿は大体8万前後で出品し、9割方がオークションに(今はお題目だけで、なかなかオークションにならないのが現実)。欲張りすぎても謙虚すぎても各方面に迷惑を。吸血鬼原画ブローカーもうれしさ悩みが相半ば(本当は前者が8割)。コミガレで、前の店に財布を忘れた同世代のお客さんが。本を預けて飛び出してった。無事見つかればいいけど、世間にゃ悪党もいるからねえ。(’16. 5/2)

漫画屋無駄話 其の4206
▼上越、北陸の両新幹線とも車両が改められ、ゆったり座れるようになったのは有り難い。が、改悪された点も。使用床材料の質だ。物を落とした際に音が異様に大きく響くようになった。寝てても必ず飛び起きる。昔はこんな大音響はしなかった。お陰で人間がこうも物を落とすのかという点は分かったが、何回もそういう事実を認識させてもらわなくて結構。けど部分ではなく本体の広大な床だ。新規車両が導入されるまで、毎日大騒音を発し続けるのだろう。設計技師はつんぼだった?三菱自動車同様、落下実験をしなかったのかも。(’16. 4/28)

漫画屋無駄話 其の4205
▼今夜はFCで『女の園』の予定だが、また”キョロキョロ白髪チビ”が居ると嫌だなあ。コイツ、やたら周囲の人間の顔をジロジロ見回すので気色悪い。試写会でもたまに見掛けるから、どうやら業界の片隅にでも生息してるのだろう。ただやたら馴れ馴れしい態度を取るので、誰からも毛嫌いされてる様子。本糞チビ、以前は向かって左の列の前方でキョロついてたが、いつの間にか次第に後方に。落ち着かない事おびただしいので、最近は見掛けると右の列に移動。全然見なくなって助かってる、無意味爆笑オッサン同様に早く消えてくれ。(’16. 4/26)

漫画屋無駄話 其の4204
▼先週末は土日とも出掛けずにお仕事。ヤフオク奴隷生活は一応は副業となってるが、既に見入りは編集業より上だから疎かに出来ない。『BUSTER COMIC』連載の「塩山業界無駄話」第53回書きもあったので、結局は2日連続で映画も観ず。今日は『MateL』Vol.9の見本誌発送作業を。けどまだ梱包しただけ。発送は自宅へ1度持ち帰ってする。事務所近くのヤマトの半額で送れる(82円)。副業繁盛で扱う個数が多いので、そういう契約にしてくれたのだ。少し重いけれど、たった8部だし貧乏人はぐっと耐えないとね。(’16. 4/25)

漫画屋無駄話 其の4203
▼何をやっても冴えない「三省堂」本店8階の古本市。今回は映画関係の紙物だが、出品業者が映通社一社独占だから、1〜2品商品をチェックすれば他の値付けもほとんど想像がつく。すぐに退店。主催者が買う側の心理をまるで理解してない。エレベーター脇の、”兵隊やくざシリーズ”の細長いポスターが幾らベラボーな値段でも、奥に他の業者がと思えば期待は高まりつい長居、結局は買っちゃったりする。独占禁止法が適用されない世界は愛も夢もなく息苦しく、ただ阿呆らしいだけ。「@ワンダー」ならどれも半額以下で入手出来る。(’16. 4/22)

漫画屋無駄話 其の4202
▼「日高屋」九段下店に日頃よりやや早い10時前に入ろうとすると(当然「シネマヴェーラ渋谷」帰り)、外に客が3〜4人溢れてメニューを手にしてる始末。当たってるラーメン屋並だ。武道館でコンサートがあったのだろう。近所の居酒屋にとも考えたが、すぐに閉店時間だろうし。結局、水道橋駅前店まで雨の中を歩く。貧乏人は決して無精をしてはいけない。東京ドームでは大した行事もなかったらしく、ガラガラ。落ち着いて70年代半ばの『映画芸術』を楽しむ。この頃のポルノ映画関連記事の充実振りには、目を見張るものが。(’16. 4/21)

漫画屋無駄話 其の4201
▼「古書かんたんむ」に補充へ。貧乏人には倫理観がないと批判されるのもしゃくなので、つん堂棚に奴分の値段シールを付けずに図々しく並べてあった”嫌記棚”の単行本、5冊分のシールを付け替える。これでわずかながらも水飲み百姓として貢献が(全部完了は1カ月後か?)。やはり蔵のねずみはわずかな米のおこぼれで満足すべし。余り俵に大穴を開けてブルジョア階級の商売意欲を奪ってもな。マザコン安倍の糞ノミクスは破綻したが、「古書かんたんむ」のトリクルダウンは維持せねば。下手すりゃ「日高屋」にも行けないし。(’16. 4/20)

漫画屋無駄話 其の4200
▼今夜は退屈男センセが来社、本欄の車庫入れ作業を手伝ってもらう予定だが、余りクラシックな機種なのでさすがに「う〜ん…」。仕方ないので俺が目の前で1回更新して見せる事に。でも何か照れるなあ(30ド下流男相手に照れてどうする?)。懐かしのやくる〜と君が残してくれた、車庫要れ用のメモを検討してくれてる模様だが、果たして分かるのか? そろそろつん堂御大も来社、会員制サパークラブ「まさみ」で宴会もする予定だが、これが片付かないとどうにもならない。今夜は泊らずに帰る予定です。(’16. 4/18)

漫画屋無駄話 其の4199
▼文句ない天気なのに、案外閑散としてた金曜日の神保町。数日前「古書かんたんむ」に補充に行ったら、新劇の傍役一筋数十年と言った感じの社長と久々に遭遇。「さくら祭りの反動か、さっぱり売れませんね」「そのせいだけじゃないとないと思うよ。もっと根本的な…」誰もが感じてるが敢えて口にしない事を、一番の憂鬱なる責任者がズバリ。「それでいんですか社長!」と、一瞬ヤボな台詞を吐きかけたがぐっと耐える。グチってもどうにもならないのは、撤退した多くの出品者が既に証明済み。店内はいよいよ100円ショップ化。う〜む。(’16. 4/15)

漫画屋無駄話 其の4198
▼昨夜、FCに『白蛇伝』を見物に行った際に、2階のフロアマネージャー風の青年に、「館内放送を昔のように1回にしてくれてありがとう。静かに読書出来ます」と感謝の言葉を。聞けばうるさいとの苦情が多数あったのだと。俺も改悪直後から盛んに抗議を。しかしこんなちっぽけな改善さえ、実行されるまでには何年も要した。安倍ネオナチ在特会内閣の悪行をひっくり返すのは大変の労力が。面倒臭がり人々がそれを諦めるのを、教養と羞恥心、倫理観を欠いたゴロツキ共は期待してる。三島由紀夫じゃないが、悲観主義は感傷の一段階だ。(’16. 4/14)

漫画屋無駄話 其の4197
▼『時事放談』オヤジことつん堂が3カ月振りくらいで来社。奴の棚を侵略してる俺の本の売り上げを頂く。最近はつん堂伝票を用いずに(つまりカスリを払わずに)、こっそり商売してる分も多く、地主様としても頭痛の種か。昔の荘園制もこうして崩壊したのだな。佐藤優の素晴らしさについて一席打たれるが、学歴と頭脳は比例しないと思うのみ。俺と絶交関係にあるらしい(本人談)、タコ多田も奴を高く評価。苦労人はあの種のハッタリには騙されないが、坊っちゃんタイプはコロリ。”知の巨人”だそうな。ガンジー、キング、イケダ、マサルかよ?(’16. 4/13)

漫画屋無駄話 其の4196
▼ただ「小諸そば」、奇人変人客のメッカだった九段下店が消えてからは、どうも昔のパワフルさを欠く。同支店最大のスターだった、山盛りのネギを器ごと全部自分の一杯の冷やしたぬきそばにぶちまけた、かの青年は今いずこ? (先週のすずらん通り店の客とは、豪放さにおいて明らかに異なる)俺も毎日行ってる訳ではないが、ちまちました小心者吝嗇客より、やはりワイルドタイプの方が見物のしがいが。本当は尾行してどんな仕事に従事してるか等を探りたいが、さすがに時間がね。多分、家庭では優しいお父さんなのであろう。(’16. 4/12)

漫画屋無駄話 其の4195
▼先週末の「小諸そば」すずらん通り店。30前後で文房具屋の事務員風の男性客。一見地味だが妙に興味をそそられるアウラが。横目観察。即理由判明。彼はそばを一箸分食べるごとに箸を置き、薬味のネギ、わさび、とんがらし、口には小梅を補給する。当然ものすごく時間が。早飯の俺もスピードを合わせる。食べ終えたもりそばの器には赤い梅の種が約10個。無論、ネギの容器はすっからかんだろう。チェーン店ゆえ大丈夫だろうが、個人経営じゃこの種の客が3人も居れば傾きかねない。常連らしいので1度是非見物に行こう。(’16. 4/11)

漫画屋無駄話 其の4194
▼利用中の公共施設で運営に改善が見られるのは、東京駅くらいだとは前から度々触れている。真逆だった「フィルムセンター」にもその兆しがようやく。というか、4〜5年前に戻っただけなのだが…。開映前の注意説教放送が、直前の1回のみになった(多分4月初めから)。ここ数年、6時35分、6時45分、そして直前と計3回も騒音放送を。俺は改悪直後から強く抗議してたが、訳も言わずにシカト。今回の措置は運営業者の交代と関係あると思われるが、油断すれば再び元に戻りかねない。役人は放っとけば増長する種族と認識すべし。(’16. 4/8)

漫画屋無駄話 其の4193
▼西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。当然のように雨。久々に2万円台半ばに達し、同書店の新刊『古本屋写真集』(岡崎武志・古ツア)『少年少女作品集成』(ダンセイニ卿)他も心置きなく買えた。毎月この調子ならいんだけど。東京駅から乗った中央線が特別快速で、三鷹まで乗り過ごして約束の時間に遅れた。マヌケで困るが、開いてた『シニア左翼とは何か』(小林哲夫・朝日新書)が、同新書の割にはまあまあだったせいも。著者にはヤフオクでアジビラを買ってもらったような記憶がうっすらと。当てにならない記憶力だが…。(’16. 4/7)

漫画屋無駄話 其の4192
▼「新文芸坐」から足が遠のいてはや半年。最近は「神保町シアター」にまでご無沙汰を。特集上映中の杉村春子が嫌いな訳じゃないが、上映作品の尺がどれも長くてね。上信線を高崎発23時15分の富岡止まりの最終にすれば帰れない事もないが(普段は22時35分を利用)、自宅着が12時過ぎじゃ年寄りにはつらいし(愚妻も疲れるしガソリン代も無駄)。しばらくコミックスを担当してないせいか、3カ月に1度の新幹線定期代の工面に難儀。でも昔と違って穴埋め本は許されないし。今夜は入場料を考慮して、やはり京橋行きかな。(’16. 4/6)

漫画屋無駄話 其の4191
▼最近、飯田橋駅改札で旧来の定期使用オッサン客を2日連続で目撃(無論後ろの俺もだ)。日本精神、おっと非無精神未だ朽ちずと落涙したというのはホラだが、あの程度の手間省き賃に良く大枚500円も無利子で鉄道屋に差し出すよ。まあ勝手だが。週半ばの曇りの日は神保町もさえない。で、「ゆで太郎」でそばの後に東西線で「ブックオフ」早稲田店へ。同社、赤字スパイラルに陥ってるそうだが、ここは凄い混雑。リュック背負った30代の美人セドラーも。7冊。門前仲町店同様、絶対に手ぶらで帰るはめになる事がない昔からの優良店。(’16. 4/5)

漫画屋無駄話 其の4190
▼先週末はさくら祭りで神保町が大混雑。いつもの週末よりは売れたかなと期待しながら「古書かんたんむ」の補充へ。普段は3000〜4000円程度なので、5000円台に乗れば万歳と思ってた所、何と9000円突破! ひょっとする今月は、「まさみ」や「日高屋」以外での外飲みが実現か? オイスター、朝比奈まことと打ち合わせ方々電話で無駄話。どうも最近の漫画家は映画館から足が遠のいてるようで問題。漫画家が漫画や動画ばかり見てちゃ世も末。知らない人々と映画見物をせねば、腹に不要な肉は付くが想像力はやせ細るばかり。(’16. 4/4)

漫画屋無駄話 其の4189
▼「古書かんたんむ」で3月後半の売り上げを頂く。12600円と悲惨を極めた前半(6250円)よりはマシだったが、合わせると結局はいつもと同じ1万円台後半。60男の趣味としちゃやっぱわびし過ぎるが、一種の冥途への道草と考えるしかないか。今後は「モンガ堂」すずらん通り支店を自称しようか?(許可を得ずに) ついでだとせっせとつん堂棚の補充を。単行本や新書を新たに補充して欲しいが、奴も最近は余り古本業に意欲がわかない感じ。まあ何でも波はあるよ。いトうがアシと来社。彼ももう15年選手くらいになるのかも。(’16. 4/1)

漫画屋無駄話 其の4188
▼「ホテルエドモント」前の「ファミリーマート」は(秋田書店と路地を隔てた場所)、東南アジア系宿泊客でごった返し、さながら香港にでも来たムード。店員の質も比較的高い(売ってるパンは相変わらずまずい)。この通り、ローソンやセブンもあっていいと思うが(ローソンのカレーパンはうまいし)。ファミマのある場所は、かつては換気の悪い喫茶店が。夜はスナックだったが、1度も行かなかったな。栄昇ビル健在時代に比べて周囲の個人商店は激減したが、クリーニング屋さんは2軒ともに健在。旧潮出版の平ベったいビルは解体の真っ盛り。(’16. 3/31)

漫画屋無駄話 其の4187
▼大洋図書グループビルの反対側、首都高速手前の歩道を九段方面に渡ってると後ろから声が。振り向くと自転車に乗った警官で、信号を守っるようにとの注意を。普段から赤信号でも車が来なければ渡る主義だが(靖国通りや目白通り以外だが)、子供や警官の前では別。教育と体面は尊重する保守主義者だから。でも背中に眼はないしな。さわやかで熱心そうな青年巡査だった。警察学校出たばかりか?3年も経つと裏金用の三文判を小器用に扱い、上役に倣って風俗業者の接待も嬉々と受けるようになる可能性大。神保町も久々の人出。お花見返りだろうか。(’16. 3/30)

漫画屋無駄話 其の4186
▼ここ数年『月刊日本』を時々買うが、少なくとも『創』よりはよっぽど暇つぶしになる(同誌編集長による『東京新聞』のピンボケマスコミ時評、一体いつまで? 中川淳一郎と並ぶ「こちら特報部」の恥部)。旧態依然とした右翼評論家や学者の記事が、サンドイッチになってる所にも妙味が。やっぱ雑誌は1〜2割、基本スタンスから外れた支離滅裂人間が登場してくれた方が面白い(『日刊ゲンダイ』の何とか言う東大教授の原発推進コラムも、大いに笑えるし)。ろ過され過ぎたメディアは何であろうと退屈(『WiLL』や『週刊金曜日』の事だが)。美や面白さは乱調にあり。(’16. 3/28)

漫画屋無駄話 其の4185
▼動けなくなる前に、自費出版でもいいから『嫌われ者の記・完全版』を出そうとの野望が。一応掲載誌(『レモンクラブ』『Mate』『BUSTER COMIC』他)を段ボール箱に投げ込んで1カ所に集めてるが、ちくま文庫版が出てはや10年。雑誌の量も半端ではなく、遅々として進まない。あっという間に70歳だからと自ら尻を叩いてるが、日々の小遣い稼ぎに追われてついね。こればかりは人を当てに出来ないし。締め切りと分量を第三者から指示されないと、編集作業は何でも眼に見えて進行しない。専大交差点の「梅もと」が、急に店を閉じて”休業”との貼り紙を。全然残念じゃない。(’16. 3/25)

漫画屋無駄話 其の4184
▼今朝の『東京新聞』群馬版に、群馬県警の人事異動記事が大きく。いとこが何とか部長に出世したようで、臆病そうなツルリ顔が写真入りで。駅弁大学を出て大したコネもないのにここまでなれた陰には、キャリア組の各種尻拭いの他、警察の暗部を積極的に生き抜いた”血の努力”があったのだろう。既に退職したがいとこには消防署署長も。いずれも俺と同レベルの学歴だから、努力と運に恵まれたのだと推測。”努力”が、良く似たやくざ社会で言えば鉄砲玉に近いのも事実であろう。今度冠婚葬祭の場で会ったら、詳しく尋ねてみようか。さっさと逃げられそうだが。(’16. 3/24)

漫画屋無駄話 其の4183
▼なぜか今日はコミガレ開催。割と良くて合計2200円も(500円3セットと文庫&新書)。その後田村に回ると、日本文芸社に営業に来た公栄社のA営業部員と久々にバッタリ。俺と同じだから定年年齢だが、情け深い小林社長のお陰でまだ継続雇用中と(待遇条件までは聞けず)。まだ紙物漫画出版物に関わってる編集者は、俺らと違って本当に優秀だってな無駄話をしばし。その前に「神保町シアター」で、今夜最終回の『死者との結婚』の券を買ったら1番。うれしい訳じゃないが、確か思い出しても過去1回くらいあっただけ。最近の記憶力はからっきし当てにならないが…。(’16. 3/23)

漫画屋無駄話 其の4182
▼みちくさ市、今でも拙著の読者ですって人が時々声を。無論うれしんだが、相変わらず持てなそうな不潔っぽい青年や、くたばりそこないの爺さんばかり。別に若い美女でなくてもいいから、「あたし読者なんですぅ!」との甘い声を1度くらいは聞きたい。生涯の夢だろうか? コミガレ、今週も毎日続行かと期待したが、軒下コミガレさえやってない。田村辺りもにも感じるが、ドブ客用の商品不足か? つん堂の野郎も地獄を見たらしい、「古書かんたんむ」の3月前半(天気も悪かったよ)。16日以降は結構持ち直してる。最後の一週でガタガタという例も多いので油断は出来ないが。(’16. 3/22)

漫画屋無駄話 其の4181
▼コミガレついでに「古書かんたんむ」に寄り、ガタガタになってるつん堂棚の単行本コーナーに、勝手に俺の在庫を並べる。この方がスカスカ状態より見栄えはする。勿論、今度不在地主様が補充にいらした際は撤去、俺の倉庫に乱暴に移動させて下され。気のせいかお客さんに若い女性が増えたような。それを狙って同世代の男性も詰め掛けてくれないかね。ボケを装った老人痴漢集団は困るよ(野坂昭如の小説に出て来そう)。土、日は雨だとの予想らしい。20日のみちくさ市、大丈夫か? 不思議な事に、初期の景気のいい頃は全然天候にも悩まされなかった記憶が。そういうもんだね。(’16. 3/18)

漫画屋無駄話 其の4180
▼「古書かんたんむ」の”嫌記棚”、3月前半の売り上げ何と6250円と最低記録を更新!「盛林堂」もここんとこ冴えないし、通ぶったド素人が泥沼にヘソまではまってる感じ。棚代より250円多かったのがせめてもの慰め。隣接するつん堂棚がガタガタ。旅先の京都で若い美人女房と、2万円の蟹を喰らってる俗物野郎なんざ放っとこうと思ったが、年末には奢ってもらったのだしと、けなげにストッカーから文庫の補充を(自分のはなるべく排除?)。単行本や新書は在庫がなくそのまま。あ、考えたら俺の在庫を並べれば良かったのだ。失敗失敗。コミガレ、既に今日やってました。(’16. 3/17)

漫画屋無駄話 其の4179
▼珍しい事に不通の高崎線(高崎〜大宮間)の振り替え輸送に、新幹線が動員されていた(午前中)。JR東日本も虎の子には手を付けたくなかったはず。そういや高崎線は昨夜もストップしてた。上尾事件の再発を怖れたか? 春休み中の学生は喜んだろうな。特急代不要で新幹線に乗れたのだし。いつもはガラガラの、同駅10時50分発のたにがわ号も満席。逆に定期客は少し損したような気分(俺だけか?)。外苑前で『シチズンフォー スノーデンの暴露』(6月公開)を見物後、神保町経由での出勤。めったに降りない駅なので、半蔵門線神保町駅でしばし迷う。(’16. 3/15)

漫画屋無駄話 其の4178
▼電車で進行方向の左右いずれに座るかは、だいたいの人が決めてるようだ(上信線での観察)。老若男女に無関係に左右だけではなく、車両のどこに腰掛けるかもほぼ同様。常にガラガラの上信線だし、どこにでも座れるのにね。例外的なのは高校生。でも良く見ればアドリブを発揮するのは集団の場合で、1人の時はやっぱしだいたい定位置に。俺もだ。すべて2両なので連結部分付近に好んで。ひときわ揺れが激しいので肩揉みがわりにもなるし。年に何度か敢えて反対側に。車窓からの景色が日頃と一変、まるで旅に出たようだ。頻繁にすると価値は急落するが、最も安い旅情である。(’16. 3/14)

漫画屋無駄話 其の4177
▼ボケ老人の記憶への感慨。映画は観たと思ってても、実は初めてだったという場合が圧倒的。本はまだ未読ではと敢えて買うと、9割の確率で読了済み。理由は不明。『歌謡曲が聴こえる』(片岡義男・新潮新書)も、20ページ過ぎて『全音歌謡曲全集』が登場するまで、既に読んでた事を思い出せず(わずか2年前なのに…)。安い新書で良かったが、さすがに分厚い本だと物理的記憶が残るし。ここ数年文庫や新書でこれをやりがち。70過ぎたエンテツ爺さん(遠藤哲夫)など、ここらどうしてんだろう。もっともあの人は本を余り読まない生活スタイルの人だった。(’16. 3/11)

漫画屋無駄話 其の4176
▼違法な強制ノルマ職質に狂奔していた、ゴマの蝿裏金警官共を追放してからの東京駅は、どんどん改善されている。上越・北陸新幹線南口改札を出た広場に、多数の椅子を設置したのは典型的。従来は業者に貸し出していた敷地。収入減になる施策を敢えて実行。トイレを目立たない所に移動させたり、通路を未だに観光業者に貸し出している高崎駅とは大違い。後は新幹線ホームにもベンチを設置、水飲み場を復活させれば同駅の努力は本物だと(ついでに足元に注意との、同ホームのエンドレステープによる騒音放送を中止すれば)。エスカレーターで歩くなとの啓蒙運動は愚の骨頂だが。(’16. 3/10)

漫画屋無駄話 其の4175
▼西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。先月に続いて売り上げは厳しく、書肆盛林堂復刻の『孤島の鬼』(江戸川乱歩)を買ったら、残金ほとんどゼロ。同書、早く売り切れにならないかな。ベラボーな手間賃を乗せて、ヤフオクで悪どい値段で売切るのに(書物への愛は昔からゼロ)。出社後、朝比奈まことに電話するが留守。「三好弥」で野菜いため定食後(730円)、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”に回る。全然減ってない。昨日までの売り上げ4450円。通常の半分。現状じゃ棚代払ったらゼロ。開始以来の危機。補充は従来隔日だったが明日も追加をせねば。アベノクソノミクスのマイナス効果抜群。(’16. 3/9)

漫画屋無駄話 其の4174
▼ギリチョンでハッと思い出して申し込めた、南陀楼綾繁グル率いる谷中の元祖一箱古本市。その前の今月20日には、今年初めての鬼子母神商店街のみちくさ市も開催。どこでも鼻つまみ者だが、そこは根の図々しい北関東の水飲み百姓。蛙の顔に小便でヘラヘラ出没してるが、営業的には厳しいなぁ。対面販売のこの種の行事は、次第に初期オリンピック精神に回帰中。参加する事に意義があると言う訳だ。へそまで棺桶に入ってる北方人爺さんや、腰痛に顔を歪めなガらも夫婦和合で商うとみきち屋他を眺めてると、出来損ないのバルザックの小説を読むようで楽しいが。客が地味化傾向なのは退屈。(’16. 3/7)

漫画屋無駄話 其の4173
▼ちなみに1月の入場者数は約3万人。市の人口が約5万だから、いい時には同数以上の入場者があった訳だ。糞馬鹿役人&ゲロ市会議員が舞い上がるのも理解出来なくもないが、広告欲しさオンリーの『上毛新聞』以下のコジキ記者連中と一緒に、ガキみたいに舞い上がってんじゃねえ。土建屋も新聞屋ももうしっかり儲けたので、後は野となれ山となれ。糞やゲロ共も一切の責任を取らずにウハウハの退職金&天下り。確かに日本では一木一草にも天皇制が宿ると言わざるを得ない無責任景色だが、尻を俺たちに一切拭わせようとの根性は許せない。テロリストになる度胸が欲しい。(’16. 3/4)

漫画屋無駄話 其の4172
▼市の広報紙によれば、富岡製糸場の1月の入場者数は、前年比20000人減と(2000人減じゃないよ)。いかなるにわか人気名所も、余程の策を弄しない限りは3年で吸引力を失うと言う。浮かれた岩井賢太郎市長以下の白痴役人共による、入場料を倍の1000円にアップしたり、一部施設で別料金を徴集する等の諸愚作が、いよいよ効果を発揮し始めた訳だ。長期に渡り金の卵を産み続けるはずだった鶏の、首を締めて殺した外道連中の名前は、製糸場の一角に”愚か者の碑”を建立して永遠に刻み付けよ(無論、費用は市長以下の自己負担)。市財政の”世界遺産破綻”がまた接近。(’16. 3/3)

漫画屋無駄話 其の4171
▼出足は悪いし日数も少ないしで心配した、「古書かんたんむ」の”嫌記棚”の2月後半の売り上げ、棚代を差し引いて10600円と俺的にはまあまあでホッ。何かいつも最後の週末の金・土・日で帳尻合わせをしてる感じ。誰かが喜捨してくれてるのではと思う程(世間はそう甘くはない)。ただ他の出店者と違い、地元民たる俺は1日置きで補充に通ってる。その割には雀の小便だ。最低で毎月4万円位にならなければ、”素人古本屋ごっこ”とさえ呼べない。担当漫画家が少ないため、夏までコミックスが出せない。やっぱり本業の方が遥かにギャラはいいが、原稿がなければ仕事にならない。(’16. 3/2)

漫画屋無駄話 其の4170
▼大川隆法製作総指揮映画、前回のアニメはかなりきつかったが、今回の『天使にアイム・ファイン』(監督・園田映人・3月19日公開予定)は結構楽しめた。特に前半のこの世の地獄振りの描写と、最後の字幕のミュージカル場面はなかなか。前者、どぎつさが全盛期の『ウィークエンダー』の再現場面を思わせ、スタッフの悪乗り振りに拍手を。解決編になると信者以外はついてくのがつらいが、ジッと耐えれば振り付けが古臭いけどポップな場面が最後に満喫出来る。中盤は信者以外のスタッフは昼酒くらって撮ったのだろう。幸福の科学映画、以前は東映が配給を。本作は日活。動員力が落ちたか?(’16. 3/1)

漫画屋無駄話 其の4169
▼今日は早退して、「シネマヴェーラ渋谷」の『さよならCP』と『ヘイトスピーチ』に行く予定。ヘビーな2本立てなので、夕食用に近所のコンビニだ甘〜いパンを買った。最近、「新文芸坐」に全然行ってない。特に番組がレベルダウンしたとも思わないが、最低3カ月は行ってないような。一応日本能率協会製の手帳をチェック。少なくとも今年は1度も。意外性のある作品上映が少なめなのかも。番組ページチェック中に、「あ、これもう2度観たヨ」と感じた事がしばしば。もひとつ。「新文芸坐」は新作をけっこうやる。年寄りは可能性より評価の定まった作品を選びがち。(’16. 2/29)

漫画屋無駄話 其の4168
▼転倒しての大腿部骨折が怖いので、暗い「東京堂書店」には行ってない。が、「三省堂」や「書泉グランデ」では見ない『名画座手帳2016』(トマソン社)。あっても買わないからどうでもいいが、売り切れとも思えないし取次の関係か。噂の「芳林堂」には山積みだったろう(特に高田馬場店。昔、拙著もお世話に)。「日高屋」、3本200円のウィンナがメニューに。嬉しいが読書中は要注意。噛み切る時に水分がピュン! 昨夜は70年代のボロボロの『月刊シナリオ』ゆえ問題なかったが、「神保町シアター」で開いてた『ドキュメンタリーは格闘技である』(原一男・筑摩書房)なら号泣した(サイン本)。(’16. 2/26)

漫画屋無駄話 其の4167
▼『あした晴れるか』での芦川ねずみ、いやいづみ様のメガネ娘の魅力は破壊的だが、「小宮山書店」1階にもキュートなメガネ娘が(こちらは真ん丸黒縁メガネ)。だから軒下コミガレで毎日買ってる訳ではないが…。ココと「シネマヴェーラ渋谷」の人事担当者の美的鑑識眼は、昔から高く評価(女性限定)。「古書往来座」で100円で買った『映画芸術』62年6月号に、各社の助監督レポートが(佐藤重臣他の執筆)。当時46人が所属した東宝の助監督室には、渡辺邦男、久松静児、成瀬巳喜男の息子が居たとあり苦笑。NHKかよ。出版界でも小林信彦の娘が、新潮社に在社してるのは有名。(’16. 2/25)

漫画屋無駄話 其の4166
▼「とうとう買っちまったか…。もの好き婆さんが!」「放っといてよ私のお金なんだし。素敵ね『名画座手帳2016』…。アマゾンでベストテンにも入ってるし。もうのむみちさんもすっかり有名文化人。意地悪してると相手にされなくなるよ」「老いたら友達は少ねえ程いいの。タコ多田にも絶交されるし、のむみちもそうなりゃ余計に身軽で冥途に行けるってもん」「どこまで根性が曲がってるんだか…。慣れてるけど」(某初老夫婦の会話)今月は厚手の本が多いせいもあり、12〜13冊しか読了本が。20冊目標で、1〜2冊達しない程度で来たが、この数カ月は低迷気味。やっぱ読書は冊数だよ。(’16. 2/24)

漫画屋無駄話 其の4165
▼「ざるの大盛り!」「今、小盛りならすぐ御用意出来るのですが、大盛りはもう5分ばかり…」「小盛りじゃしょうがねえよ。5分待ってるよ」で、3番のオレンジプレートを渡された、「はなまるうどん」京橋店での肥満兄チャンと俺の会話(19日の夜9時前)。結局10分以上待たされたが、種々緩み切ったエピソードの多いこの店舗が、段々好きになった。行く度にドラマチック! その晩もカウンターで、巨大なリュックを背負ったままうどんをすすってるせっちょうな客もいたし(見てるだけでグッタリ…)。ハプニング性溢れるチェーン店として、「はなまるうどん」京橋店の益々の発展を祈る。(’16. 2/22)

漫画屋無駄話 其の4164
▼「うちそば」で中身の割に高い天丼(650円)食べる前に、店前の歩道で見掛けたピンクのジャンパーで小学1年生位の女の子、「神田コーヒー」を出て首都高速をくぐろうとすると、今度は大洋図書ビルの前をふらふら。よりによってプチ犯罪者共のアジトの前を…。方々をキョロキョロ。私を拉致ってとの信号を出してるようにさえ見えなくもない。いトうや朝比奈まことの漫画に登場する野郎達なら、そう勝手に解釈を。「お嬢ちゃん、早くおうちに帰りなさい」と一声掛けたくなったが、万一娘の関係者に通報でもされたら、仕事柄非常に面倒な事に。専大方向に歩き去ったが、無事だった事を祈る。(’16. 2/19)

漫画屋無駄話 其の4163
▼本業が山を越えたので、「シネマヴェーラ渋谷」の『少年』『小川プロ探訪記』を見物後、4時過ぎにおもむろに重役出勤(本当は社長だが…)。数本電話をするがどこも留守。「古書かんたんむ」用の仕入れにも行かねば。が、夜7時からのFCの『桜の代紋』もなかなか観る機会がないし。本当は本業でもう一仕事あるが、余命短い老人はやっぱ趣味を選ぶのが人生の本筋。民主党、維新との統合を先送りと。本当に面白すぎる政党。首吊りの縄だけでなく、踏み台まで自分で作ると言うのだ。さすがの小林節慶大教授も言葉がないのでは。納税者は言葉だけではなく、重税の果てに命まで捧げるハメに。(’16. 2/18)

漫画屋無駄話 其の4162
▼かつて栄昇ビルと路地を隔てた場所にあった、映像関連版元の兼六館出版(ラーメン「秀栄」の裏手)。栄昇ビルが消滅してからも健在だが(3階建て自社ビル)、最近事務所を2階に移転。前世紀末頃までは1階の全フロアを使用。しばらく前から、半分をフランス料理屋に賃貸してたが、遂に路面から姿を隠した。テレビ局等を顧客にしてる版元にしてこれ。人文系活字本屋の苦悩たるや、察して余りある。近所の現代書館とかな。「古書かんたんむ」の2月前半の売り上げ、棚台を引いて9000円。仕入れ代を考慮すれば実質5〜6000円前後か。素人古本屋ごっこも甘くない。(’16. 2/17)

漫画屋無駄話 其の4161
▼「田村書店」に新人が。接客が手慣れてるから経験者だろう。番頭各で黒眼鏡の”男・内澤旬子”を余り見なくなった気も。単なる部署移動の可能性もあるが。「一誠堂」には1階に道案内のプロ従業員が(アゴ髭中年男)。何度もその対応を目撃してるが、説明口調・態度・送り出し方は交番のチンピラ警官など問題外の優雅さ。神田警察署は彼を表彰すべきだ(裏金予算からの金一封付きで)。「書泉グランデ」、未練がましくいつまで今年のカレンダーを半額で売ってるのか(暴利粉砕!)。早く100均一にして売り場を整理、春向け商品で売り上げアップを計りなさい。余計なお世話だが。(’16. 2/15)

漫画屋無駄話 其の4160
▼「篠村書店」、遂にがらんどうに。奥の元レジ付近でたたずむお婆ちゃん、今日はアーレントではなく、ゴーリキーの小説の登場人物のように見えた(脇役の)。1月の「盛林堂」の”嫌記棚”、またもや1万の大台割れ。何せ3日に1冊、つまり10冊しか売れなかった(号泣!)。「モンガ堂」も裸足で逃げ出す成績。正月休みを考慮すると、「古書かんたんむ」の1月期は比較的健闘した事に。が、2月の出足はこちらもさえない。あっちを立てればこっちが立たず、こっちを立てれば…。民主党の国会議員、東電労組の組合費が欲しくて全員で首吊りの縄を編んでいる。彼等の自殺は勝手。だが次は国民だ。(’16. 2/12)

漫画屋無駄話 其の4159
▼先週前半、高崎の日本共産党西毛地区委員会に、『赤旗』日曜版を電話で申し込んだが、入る気配がない。昔は同紙日刊を長期購読してたが、小沢一郎冤罪事件での調活費泥棒検察の赤い走狗振りに嫌気が差して中止。その際に地元同党関係者から、大人気ない嫌みを言われて愚妻でさ立腹を。まさかその腹いせという訳でもなかろうが…。下部活動家の疲弊は相変わらずと言う事か。『赤旗』と言えば、『東京新聞』には新日本出版社の広告が良く載る。が、pippoの新刊は影も形も。せめて3行くらい紹介してやればいいのに。”芦川ねずみのスタンプラリー”、やっと今日で6本目。16本は絶望的。(’16. 2/10)

漫画屋無駄話 其の4158
▼治療中の奥歯が痛い。薬は嫌いだが支給された痛み止めを仕方なく。必要なかったが…。『日活不良監督伝 だんびら一代 藤浦敦』(構成・藤木TDC・洋泉社)を上信線で読み始めるや、驚愕の内容とこわいもの知らずな東京のお坊っちゃん風ホラ吹き口調に唖然。ハッタリ根性と根の姑息さが納豆とカラシのようにからみ合い(共産党と右翼も)、眉唾部分を含め愛嬌タップリで憎めない。難しそうな人物だが。TDCも『映画秘宝』創刊時の安藤昇自伝インタビュー連載といい、噛み心地のある人物専門。装丁(倉地亜紀子)は地味すぎて感心しない。安藤の連載も早く単行本化しろよ。(’16. 2/9)

漫画屋無駄話 其の4157
▼軍事、鉄道、そして革マル系書籍にも強かった「篠村書店」。棚がスカスカで追加されない。廃業しちゃうのか? 一見は取っ付きにくいが親切だった、店主らしきお婆ちゃんともう会えなくなるのか。残念。前かがみで近所を散策なさる姿は独自なムードを醸し出しており、密かに”神保町のハンナ・アーレント”と呼ばせていただいてた。「日本特価書籍」のお婆ちゃんを見かけなくなってからも久しい。馬鹿な糞ガキ共が溢れる町の画面の片隅に、コクのある婆さんの姿を見ると救われる。一方、この町の爺さんは妙に生臭い連中ばかり。早く脳溢血がガンでくたばれとつい念じてしまう。(’16. 2/8)

漫画屋無駄話 其の4156
▼朝7時起きで本業に打ち込む。2カ月に1度の多忙な半月。こういう時期も無いとボケの進行が早まるだけ。話題の『酔いざめ日記』(木山捷平・講談社文芸文庫)に、新橋時代の一水社の『笑の泉』が頻繁に登場。随筆を時々書いてたのだが、売れっ子になり女性担当者は遂に仕事を断わられる(可哀想)。だがその後も書いたらしい記述も。苦労人ゆえ、そうキッパリとは縁切り出来なかったのだろう。辰巳書房の『漫画紳士』創刊号なる雑誌も登場。文春の『漫画読本』の隈研吾、いやマネッコ雑誌なんだろう。初耳。一水社も初期は文藝春秋出身編集者が居たため、著名文士が結構執筆を。(’16. 2/5)

漫画屋無駄話 其の4155
▼朝一番で訪ねる予定だった、西荻窪の「盛林堂」に当方の大ポカで参上出来ず(結局来週だな…)。頂く売り上げを期待してたので、ロクにお金を持たずに出勤。よりによって東京泊まりの日で、少しだけ不安。みずほ銀行の塩山商店の口座にも、3000円チョイしか。60爺さんはここで動転してはならぬと、自らを無理矢理鼓舞巻き。要は明日、神保町で緊急性の無い買い物をしなけりゃいいだけの話。久々に「シネマヴェーラ渋谷」へ。田中登監督特集。入りは並。公開当時、青臭い丁寧さにはうんざりさせられたが、数十年後に再見したらよりその感慨は深まった。楷書だと冴えるのにね。(’16. 2/4)

漫画屋無駄話 其の4154
▼世のため人の為にはならない仕事に長年従事して来たせいか(各種裏金官憲の見解。俺は立派な社会福祉産業従事者だと)、たまに世間の人にお礼を言われると照れる。午後、近所の「ゆで太郎」でグリーンのマフラーを忘れた、70年代の梶芽衣子を思わせるお嬢さんに、一言教えてあげたら望外な感謝を。何でもない一言が、殺伐とした世の中を優しく明るく照らすのだねって、林真理子風のおばさんなら即ダスターだよ。覇気の無い神保町。「三省堂」、8階で古本市を開催中とのアナウンス(”古書市”と形容)。覗く。9割方が活字本。写真集や紙物類をより増やさないと、若い人は来ないな。(’16.2/3)

漫画屋無駄話 其の4153
▼昨夜の「神保町シアター」の『乳母車』。少なくともテレビでは観たような気がしてたが、初めてだった。日活映画でも、若い頃は文芸物は馬鹿にしていた。旭とルリ子の『絶唱』の辺までは少しは。旭原理主義者で、裕次郎を差別してたから。お陰で老後の楽しみが温存された。『冤罪File』の売り物、冤罪生産元裁判官糾弾記事は今号も絶好調(写真も豊富)。小倉正三、植村立郎、小川育央のハレンチ振りには血圧がヒートアップ。片岡健はよりラジカルに突撃、1度パクられるのも手だ。冤罪生産判事追求で転び公安まがいの検挙を受けての冤罪裁判は、実にドラマチックになりそう(無責任)。(’16.2/2)

漫画屋無駄話 其の4152
▼快挙、いや義挙と言うべきか。創刊号以来の愛読誌、『冤罪File』最新24号の発売元が何とメディアックスに。前号までは宙出版だったはず。同じ矢来町にある版元でも、冤罪生産雑誌『週刊新潮』を擁する、新潮社こそが引き受けるべき雑誌だ。発売元になるだけでも相当の勇気が要る。赤字にならないだけの数字と諦めてた、1月下半期の「古書かんたんむ」の”嫌記棚”。なぜか30、31の両日に、『笑の泉』(一水社)やミニコミ『宇宙塵』他が馬鹿売れ、何とか9500円の黒字に。ただ先週末の7000円がカウントされないと、とんでもない事態になっていた。毎月、命綱無しの綱渡り。(’16.2/1)

漫画屋無駄話 其の4151
▼その富岡市及び周辺自治体から毎年莫大な補助金をせしめてる、上信電鉄の吝嗇さ腹黒さも半端じゃない。一昨年末のダイヤ改訂で、金曜日にしか運行してなかった、高崎発23時10分を毎日走らせるようにした(以前、平日の最終は22時25分だった)。製糸場景気を利用者に還元したのかと感心を。所が2月からの改訂で、これを上州富岡駅止まりにしてしまった。更に下仁田方面に帰りたければ、並んでる上信ハイヤーを使えとの姑息な思惑。確かに下仁田方面の最終は、富岡を過ぎれば客は4〜5人。でも、だからこその公金補助。富岡市も下仁田町も補助金を大幅に減額すべし。(’16.1/29)

漫画屋無駄話 其の4150
▼『張込み』見物後に富岡製糸場。見学場所が増えてるので覗こうとすると、呆れた事に別途料金200円が必要と。しかもその施設は工事中で未完成。入場料を昨年から倍の1000円にしたり、ボランティアの説明に1人200円を強奪したりと、製糸場関係者は銭しか頭にない追いはぎ集団(岩井賢太郎市長の全責任)。今後の見物を考えてる人は、絶対に止めた方がいいと地元民が太鼓判。1度来た人は懲りて2度と来ないだろうが。昨年秋から比べても、見物個所はチョロリ増えただけなのに、業者の物売りスペースは急増。居直りワイロ大臣、甘利君みたいなハレンチ関係者もきっと居ると推測。(’16.1/28)

漫画屋無駄話 其の4149
▼24日の「かぶら文化ホール」(富岡市内)での”のむみちと観る『張込み』上映会”(本当はFC主催)、俺がくっちゃべってる糞婆さんコンビに、「うるせえ!」と一喝した程度で無事に終了。ただ台詞が聞き取りづらい場面がまま。「『七人の侍』みたいに録音に問題あるの?」大木実の寝汗&本作研究家に尋ねる。「そうじゃなくて、ここコンサートやお芝居向けホールでしょ? 映画の台詞は割れて、良く聞き取りづらくくなるんです。最近観た『エレキの若大将』の時もひどくって…」なるほど。まだ倒産前の新東宝の悪役、大友純がチラリと巨顔を見せるので嬉しくなった。(’16.1/26)

漫画屋無駄話 其の4148
▼峠の釜飯で知られる「おぎのや」は、世界遺産正式指定のかなり前から富岡製糸場前に支店を。手際の良さには感心するが、従業員教育はなってない。24日にのむみち、愚妻との3人で出掛けたが、200円もする味噌汁が生ぬるい(糖尿爺さん小便)。身を切る空っ風を避けて入店したのに。当然釜飯(1000円)もまずく感じた。客にセルフサービスさせてる癖に2人も居るおばさんは、飾り物か? 似た感じなのが「はなまるうどん」京橋店。店頭の看板にスイッチが入ってなかったり、カウンターに従業員が数分も居ない場合がまま。あげだまや生姜も良く切れてる。命令系統が確立されてないのだろう。(’16.1/25)

漫画屋無駄話 其の4147
▼好漢・山本太郎参議院議員発行の『永田町恐怖新聞』。同紙を神保町交差点、「廣文館」前で良くまいてるおばちゃんが。俺は山本事務所から郵送してもらってて必要ないが、余り受け取ってもらえてなさそうなので、敢えて頂くようにしてる。ただおばちゃんにも問題が。もっと身なりをこぎれいにして、表情にも余裕を持って優雅に配付しなきゃ。熱心すぎて、一昔前の原理の珍味売りに見えなくもない、負のカルト風オーラが。「まさみ」で初飲み。「報道ステーション」、甘利のワイロ、廃棄食品転売、ロシア石油安苦悩の3連発は充実。現場の意地が感じられた。(’16.1/22)

漫画屋無駄話 其の4146
▼下仁田町役場のお役人(下仁田高校定時制卒)が編集してるとしか思えない、岩波新書と講談社文庫の退屈さ(角川文庫もドッコイだが)。図書館等以外の個人的な読者層が想像出来ない。ただ不思議な事に、岩波文庫と講談社現代新書はそれなり。特に後者は1歩踏み込んだ好企画が多い。『警察捜査の正体』(原田宏ニ)もそんな1冊(まだ買っただけ)。高い給料さえもらえればいいって事か。あんな毒にも薬にも糞にもならない凡書ばかり編集してて、良く発狂せずにいられる。御用出版社振りは不愉快だが、そこら新潮文庫や文春文庫は一生懸命で、嫌々買わざるを得ない月が多い。(’16.1/21)

漫画屋無駄話 其の4145
▼松田哲夫の口臭に鼻をつまみながら読む『世の中は遇然に満ちている』(赤瀬川原平・筑摩書房)だが、やはり面白い。小田急線新宿駅で大江健三郎が、彼が仲間と別れるのを見計らって接近、満員電車で成城学園まで話し込む下りが山場(突っ張る赤瀬川)。大江って手塚治虫みたいに何でも吸収したがるね。赤瀬川が動物嫌いと知って何となくホッ(奥さんに合わせてるだけと)。無論これは松田、ないし遺族に都合の悪い部分はカットされてるのだろう。カフカやジョージ・オーウェルがそうだったように。著作権継承者没後に完璧版が出される場合が多いが、初老男には再読する機会はないな。(’16.1/20)

漫画屋無駄話 其の4144
▼珍しく今日は2度も女性と電話を。『名画座かんペ』ののむみちと、旧モアの吉田婆ちゃん。2人共に動物学的に女なだけだし(差別です)、恐ろしく色気に欠けた会話ではあったが。あ、生身の女性ともしゃべった。「三省堂」2階のOさん。やっぱ結婚・出産するとどこかおかみさんぽくなるね。12月は「盛林堂」が久々に2万を突破。胸をなで下ろしてたら、「古書かんたんむ」の1月前半は、相変わらず子供の駄賃ワールド。8700円。12月後半より新書1冊分(350円)の売り上げダウン。1万円目指してたんだけどな。後半は何とかクリアしたい。カイロ2個とマフラーでしのぐ雪。(’16.1/19)

漫画屋無駄話 其の4143
▼「神保町シアター」で特集中の瀬川昌治監督。昔、「銀座シネパトス」の喜劇特集で、谷啓主演『競馬必勝法』シリーズを2本観た直後、南陀楼綾繁に「どうですあの人?」問われてボロクソに。「いいのあるんだけど…」と未練がましくつぶやいてた。が、『喜劇”夫”売ります!!』『喜劇 急行列車』を観て深〜く反省。象の仔野郎の方が慧眼の持ち主だ。ただ興行的にはFCの三隅研次特集の影響か、ガラガラ。反省の意味で同監督の2冊目の著作も買わねば(2冊も出すような水準の監督じゃないと、本欄で罵倒した恥ずかしい記憶も)。後者での三原葉子、クレオパトラの様。飯村雅彦の撮影さえまくり。今夜も。(’16.1/15)

漫画屋無駄話 其の4142
▼昨今はめったにそういう機会もないが、今朝の上信線で余りの馬鹿声でしつこく携帯を使ってる白痴中年女が。やむを得ず「うるせえぞ!」と一喝。ド腐れゲロ女、一応車両を移動した後も、高崎駅まで話し続けていたのが聞こえた(紳士な俺は深追いせず)。鼻糞女に朝寝から目覚めさせられる前までは、『西東詩集』(ゲーテ・岩波文庫)を。ニーチェとナチスの関連は良く論じられるが、傲慢極まる天才ゲーテの文章を呼んでると、「ここに泉ありか…」とつぶやきたくなる時が。本書は特にそれが顕著に感じられる。「書泉グランデ」、まだカレンダーの特売を始めない。(’16.1/14)

漫画屋無駄話 其の4141
▼仕事を休み午後から友人のお通夜に。仙台は大宮からたった90分だったが、北関東から都内への移動は予想外に時間が。高崎までの上信線が40分。東京駅までの新幹線は60分。池袋までの丸の内線が30分。西武池袋線の所沢駅経由、同新宿線の航空公園駅までが約60分。6時からの式には充分間に合ったが、まる3時間以上で仙台との往復も可能。乗り換え時間が結構馬鹿にならない。しかも間抜けな事に襟巻きとカイロを忘れたせいか、次第に頭が重くなる。帰宅後は風呂にも入らず、蒲団を3枚に毛布を2枚、ついでに座布団まで足の方に乗せて早寝。ただ老人になると余り寝汗をかかない。(’16.1/13)

漫画屋無駄話 其の4140
▼『日刊ゲンダイ』が、創価学会や怪し気な原発推進団体の広告を掲載するのは、組織の肥なんだし一向に構わない。ただ土曜売りの紙面は2カ所でムカツク。裏金警官の職質は強制力はないが、応じた方が面倒じゃないとの卑屈コラムにまず。更に”ネトウヨチヤオヤジ”中川淳一郎が、小林よしのりに無芸に媚びまくり吐き気。中川が悪質なのは、常に自分を第三者というか神様視点に位置付けて、通俗な極右プロパガンダを吐く事。コイツ、なぜか『東京新聞』や『日刊ゲンダイ』などの数少ないまともなメディアで仕事を。連載打ち切りも困るが、官憲にも憎まれたくない卑怯人間。太田光の同類だ。(’16.1/12)

漫画屋無駄話 其の4139
▼田中龍作と山本太郎には、ドケチなのに時々資金カンパを(チャリンとだが)。ただ山本はともかく、田中は相変わらず糞下らない海外取材をし過ぎる。今度もフランスへの渡航は珍しく意味があったが、中東へのそれは大風呂敷の広げ過ぎ。女房が怒るのももっともだ。己の男根の寸法には常に自覚的でありたい(これこそ真の男根主義者!)。フリージャーナリスト界の船戸与一になる可能性あり。もう金髪ヌードは全然需要がないのだから(意味不明)。明日は仙台行き。いがらしみきお漫画家生活30周年記念パーティー。久々にタコ多田のご尊顔を拝さねばならない。(’16.1/8)

漫画屋無駄話 其の4138
▼「伏線がないのに、唐突に最終ページで落ちに繋がるネームが…」と、若宮参太に問い合わせ電話をすると、「3ページ目に出てるはずですが…」。確認するとその通り。20ページの下描きを2日に分けてネーム指定したのだが、1日で忘れちまったらしい。ボケ老人相手のエロ漫画家も大変だ。夜、久々に「ファミリーマート」でパンを。相変わらずグチャグチャ柔らかくてまずい。特にカレーパンは、生地がカラッと揚がってないとマズ味100倍だが、ココのはぶよぶよで充分に200倍に値。カレー自体もボケ味。「ローソン」のカレーパンで口を清めたくなったが、既にマズパンで腹はパンパパン。(’16.1/7)

漫画屋無駄話 其の4137
▼昨日歯科、今日皮膚科、明日は脳外科と3日連続の医者通い。我ながら初老男の風格が出て来たなと感心。その”風格の初老男”のささやかな小遣いの供給先、「古書かんたんむ」”嫌記棚”の12月の後半は、手間代引きでジャスト9000円。もう一息で月に2万の山陰が見えてるのに、なかなか峰までに達せない。例年1月は11月並に冷え込むとの声も。またこっそりつん堂棚を侵食、小商いに精を出すか(匪族呼ばわりされてるが所場代はキッチリ上納)。「三好弥」のガムテープで補習した椅子で食事。「秀栄」の天井のカビ同様に心がなごむ。生姜焼き定食、確か670円だったと。(’16.1/6)

漫画屋無駄話 其の4136
▼昨日は過半数の古本屋が休みだった神保町。今日は田村は勿論、コミガレまでが開催中。飲食店もほぼ営業中のようだったが、「小諸そば」すずらん通り店の午後2時前後の混雑振りから見ると、まだ休みの店も結構ありそう。昨日から既に開店してたのは、「@ワンダー」や「ブンケン・ロック・サイド」のような、いわゆるヴィンテージ系店舗。地方と東南アジア客が中心となると、正月もゆっくり休んで居られないのだ。自宅には数通来てたようだが、事務所宛の年賀状はたったの2通。上京後自分から書いた覚えはないから当然だが、ここ数年は返事だけは愚妻に書いてもらっている。(’16.1/5)

漫画屋無駄話 其の4135
▼安倍ネオナチ総理を徹底して紙面で叩きながらも(『日刊ゲンダイ』に比べれば所詮は駆け出しのオカマだが)、その”愚妻”と本社社長が正月紙面で対談しちゃうあたり、いかにも名古屋商人らしくて感心しちゃう『東京新聞』。が、今日の「こちら特報部」の”元従軍看護婦”へのインタビュー記事のリードで、”元従軍看護士”と表記してたのには呆然。当時、看護士なんて存在してねえだろう。これを言葉の歴史修正主義と呼ばずに何と言う? 現代の記事の場合、右に倣え体質から大手マスコミの連中が逃れられないのは、軽蔑するが分かる。でも一種の忖度根性で、歴史的事実までを捏造するな。(’16.1/4)

漫画屋無駄話 其の4134
▼久々に「いわもとQ」へ行ったら、入って右側のカウンターが撤去され、ベニヤで区切った1人用超ミニテーブルが数個。物凄〜く息苦しい(貧しいうさぎさんになった気分)。そうでなくても「嵯峨谷」の繁盛には比べようもなく、客影が昨今ひときわ薄い同店。却って命取りにならなけりゃいいが。同地にあった立ち喰いの名門、「利根」が閉店してもう5年位になるのか? 今更だが「書肆アクセス」がないのは本当に不便。地方出版社の本を神保町で探すのは大変だ。この町ででこれだもの、田舎の人々の苦労が偲ばれます。通販嫌いの本好きには明日はないのかも。 (’15.12/25)

漫画屋無駄話 其の4133
▼神楽坂の居酒屋で悪酔い(昨今外飲みの場合は9割方コレ)。飯田橋1町目まで徒歩で帰る。夜風に吹かれて酔いも覚めたはずなのに、ほとんど記憶がない。ハードゲイっぽいと言うか、従業員が汚れ系の方々ばかりと俺が勝手に妄想してる、西口の「日高屋」に迷い込まなかったのだけは少し偉いと。『MateL』中沢編集長から、元『幻羅』編集長はまだ太陽図書で活躍中と聞き驚く。編集部門では無さそうだが、なかなか偉いのだと。さすがだ。昔の人が同業種で生き残ってると聞くと、他人後ながら少し嬉しい初老男。ヤフオク奴隷じゃ生き残ってるとは正直言なところ言えませんな。(’15.12/24)

漫画屋無駄話 其の4132
▼年末恒例の連日のコミガレ。念入りに見れば1冊も買えない日はそうはない。無理して買う必要もないが。飲み過ぎた翌日の、食欲のない際は従来ざるそばなど食べてたが、もっと重たい物の方が逆に胃が落ち着くと最近発見。ただ「キッチンジロー」じゃ、油のせいで胸焼けが悪化しそう。で、落ち着いたのが「小諸そば」のひれかつカツ丼(500円)。何か灯台もと暮らしって感もあるが、あの甘味の強い味は食欲を確かに刺激。食後に水を何倍も飲むと更にすかっとする。いずれにしても安く出来た体だ。今年も忘年会はたった2件。世間に必要とされなくなってます。(’15.12/22)

漫画屋無駄話 其の4131
▼「ダイソー」のオレンジの3段式耳栓は優秀(俺は耳栓大臣)。紛失に備えて控えを買いに行ったら、同じ物の影も形もない。似たカッコで透明の品が。一応買って試したが、これが全然駄目(大きさもやや小さい)。シャープペンとかでも感じるが、丈夫で使い易い商品程モデルチェンジして消滅して行く。消費者のためになる商品は、買い換えを阻害する有害商品と、生産者側は考えてるのか? 食品にはロングセラーも多いのに、文房具だ髭そりだにはどうもそういう傾向が昔から。3枚刃の髭そりが登場した際も、2枚刃が一斉に店頭から消えた。数カ月後また登場。共産主義業界?(’15.12/21)

漫画屋無駄話 其の4130
▼ブルガーコフの「運命の卵」は、南陀楼綾繁には読破不可能かも。何せ蛙が準主役くらいで登場する。しかし、あんな肥満イボ蛙みたいな醜い外見の野郎が、蛙嫌いとはとんだ笑い話だ(イボ蛙に同情)。ただ今度の新潮文庫版、訳者の注釈が親切過剰でややうるさい(岩波文庫ほどではないが)。メイエルホリドとは仲が悪かったらしく、嫌みたっぷりな批判を。俺の学生時代、西洋演劇史の先生が版元はまだ言えないが、『メイエルホリド全集』が出るかもと言っていた。以来40年。結局出てないが、俺が生きてるうちは無理か。それとも俺が出てるのを知らないだけ?(’15.12/18)

漫画屋無駄話 其の4129
▼今朝、最寄り駅7時32分発の上信線電車内で。高校生で混雑してたが何とか座れる。出足から絶好調の『犬の心臓・運命の卵』(ブルガ−コフ・新潮文庫)を。東富岡駅から、マスク姿で西村晃が末期ガンになった感じの貧相な男が乗車。糞図々しい野郎。俺と女子高生の間に割り込むと、尻をもぞもぞと動かして一気に領土拡張。ココまでなら温厚な俺は耐える。しかしマスク姿のニセ黄門、ニンニク臭を周囲に散布する無差別テロ攻撃まで開始(沖縄に派遣されたテロ集団、警視庁第4”裏金”機動隊真っ青!)。吉井駅まで我慢したが耐え切れず、立って1両目に移動。立って読書継続。(’15.12/17)

漫画屋無駄話 其の4128
▼日曜夜、高崎駅発19時47分発の上信電車内。正面に50〜60年代東宝映画の傍役、織田政雄似のオッサンが1人で腰を。半年後は青テントの下で寝る運命を予感させる外見。糞高い上信線の運賃をまだ払う余裕はある様子。ただ右手で裸のカップ面を大切そうに抱えてる姿が不気味。メーカー&商品名を確認せんと盗み見るが、バリアを張りめぐらしてあるらしく、当方を睨み返す。それを3度繰り返してる間に俺の降車駅へと。何と彼もここだ(1000円近い切符もちゃんと所持)。降りるなり織田君、公衆電話と自販機の釣り銭を素早くチェック後、ふっと闇に消えた。(’15.12/16)

漫画屋無駄話 其の4127
▼金曜日の上信線最終電車。「お客さん、終点の高崎ですよ!」寝込んでる酔客に、駅員が耳元で何度も叫ぶが起きない。周囲の客が肩を叩けと言うが、客とのトラブルの元になるので体には触れられない規則だと。杞憂は的中。やっと目覚めた中年男、「お前にとやかく言われたかねえ。俺は高崎で降りるんだ!」「だからここが高崎駅で…」「うるせえ!」なぜか1度ホームに降りたのに再び乗車してふて寝。「また下仁田に行く気かねあの馬鹿」と他の客。見守るしか無い初老駅員。23時10分発の下仁田行き最終の発車ベルが鳴り始めた直後だ。男は突然立ち上がり改札へと疾走開始。日本人のこれが名誉?(’15.12/15)

漫画屋無駄話 其の4126
▼分不相応な高給と裏金で充実した食生活を送っていそうだが、例外なくゲス極まりない面相揃い。神田警察署の腕章を巻いたスーツ姿の連中が、神保町交差点周辺に犬の糞状態。ムードからすると皇族警備の可能性大。彼等には皇族・右翼・左翼・テロ…どれもが予算獲得裏金拡充の手段。更には昨今不祥事までが焼け太りの種。安倍マザコンネオナチ総理のばらまき外交そっくりだが、盗人共の原資になってる税金の使途に無頓着な、我が同胞の神経にも驚くな。貧乏人程良く払ってるらしい、安倍電波のNHK受信料に至っては呆然。職員が2千万近い年収を享受してくれてるのが嬉しいのか?(’15.12/14)

漫画屋無駄話 其の4125
▼タダ酒は酔ってるうちは楽しいが、翌日は深い自己嫌悪に襲われるな。昨夜は神保町でつん堂君が幹事の忘年会。名目上だけの参加費(「古書かんたんむ」の棚の1日の売り上げ程度)で豪遊しまくる。若い時には毛頭感じなかったが。一般的に、若い者には奢ってやらねばならない年齢になって以降の感慨かと。今は週に2日、つまり年間100日程度しか飲酒日はないのだし、60男が意地汚い酒でオダを上げるのは見苦しい限り(飲み腐りオダを上げまくった後でほざくなよ)。さっきまで雨だったのに日が差し始めた東京地方。群馬じゃこういう天気も珍しくないけどな。(’15.12/11)

漫画屋無駄話 其の4124
▼駅までは車で6〜7分。暖房が効くまでには着いちゃう。ただその間の車内の冷え込みといったら!(甘楽富岡地方は2日続きの霜)。愚妻には起きたらすぐに、北向き車庫の車を日の当たる場所に移動をと言ってるが、俺同様の物忘れの激しさで出発5分前にようやく動かしたりの日々。雪のような霜景色の中、いくら何でもそれじゃ車内も冷えたままだって。高血圧者には、自家用車内と入浴の際の冷え込みが一番応える。ガタ揺れ上信線もさすがに暖房は完備。しかし単線だから列車交換が。その間、ドアを開けたままのウッカリ運転手がごくたまに。殺意を抱かせるまでの空っ風が急襲。(’15.12/10)

漫画屋無駄話 其の4123
▼今朝は西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。丁度、段ボール1箱分も爆買いなさってる方が(日本人男性でしたが)。「古書かんたんむ」の”嫌記棚”も、こういうお客さんが急襲なさっれくれないかな。午後、2日振りで棚に顔を出したら、7日の売り上げ1000円分の伝票を頂く。昨日はゼロかい? いずれにせよ60男が一喜一憂する単位の世界じゃない。「盛林堂」の11月の数字はまあまあ。盛林堂ミステリアス文庫を買い過ぎて、残金が情けなかったが…。タコ部屋の労務者が糞高い食費や毛布代を搾取されてる感もあるが、実は同文庫は定価より遥かに高く売れる。オークション化確率85%。(’15.12/9)

漫画屋無駄話 其の4122
▼安倍暗愚ネオナチ内閣が支持率を復調させてるいう、先日の共同通信の世論調査にはビックリ(目先の3万円で明日の徴兵制も歓迎する聡明なる国民よ!)。読賣よりはある程度マシというデータで信憑性は疑問だが、1つだけ注目した点が。支持しない層で、首相の人格を信用出来ないとの理由を選んだ人が20%近く居たのだ(確か第3位)。無知蒙昧なゴロツキ極右集団が牛耳る腐った官邸だ。次回調査の項目から、この回答部分のみが恫喝で削除されている可能性も。自分に合わせて土俵やルールを金・脅迫・暴力で勝手に変更させるのは、ファシストの常套手段だ。(’15.12/7)

漫画屋無駄話 其の4121
▼蒲団干しが趣味の人間にはたまらない天気。午前と午後に分けて何枚もの蒲団や毛布をベランダに。蒲団の湿度は米の質や味噌汁のだし以上に気になる(どの分野でも出世は無理)。関係ないが、「日高屋」の厨房の食器洗い機は楽なんじゃ? 最近ようやく気づいたが(大いに不明を恥じる)、同店の客は老若男女の区別なく、まずおつゆを残さない。俺は高血圧のせいで大部分残すが、「飲ませろ!」といった感じの視線を注ぐ客も時々。50円位でつゆの大盛りをメニューに加えれば、人気を呼ぶかも。ああいう食べ方はラーメンだけじゃないだろう。下層階級は当然短命だ。(’15.12/4)

漫画屋無駄話 其の4120
▼pippoセンセがわざわざ、処女単行本『心に太陽を くちびるに詩を』(新日本出版社)を送ってくれる。「盛林堂」でサイン本を買うつもりだったがどうも。装丁については既に書いたが、本体1600円てのも厳しい。”電波系美女”なので知名度もそれなりと思うが、本畑じゃ演劇本と同扱いで、書店でも即シベリア地区送必至。pippoと新日本出版社という組み合わせもおかしい。浜野佐知監督が新日本婦人の会の会員だったのをふと。浜野さん、ピンク映画界入り後も信念を持って会員であり続けたが、「ふさわしくない」と除名されたと聞いた。「ペンネームがふざけてる」と追放されないでな。(’15.12/3)

漫画屋無駄話 其の4119
▼午後マシュマロ顔を出した若宮参太に、「冷えるねえ」と言うと「そうですか? 今日は暖かいと思いますが」。東京地方は確かにその通り。地域格差に連動した挨拶がなかなか出来ない。出来たからってどういう事も無いが。夕方にはいトう&アシのぼうふら君も。俺も含めて皆さん本当に良く生きている。昨日はオンデマンド出版の許諾をもらうために鬼姫に電話。ホームセンターで働いてるのかと思ったら勘違いで、スーパーの野菜売り場のパートと。アニメーター→エロ漫画家→スーパーの臨時労働者。独身の40男。年金はちゃんと払ってると。人口が増えるはずが無い。(’15.12/1)

漫画屋無駄話 其の4118
▼雨でもないのに神保町詣でを休む。渋谷での試写会に行ったためだが、半蔵門線を出た後で1発で会場の「ショウゲート」にたどり着けた試しが無い。必ず迷ってフラフラ。10年くらいは通ってるはずなのに…。JRからならきっと大丈夫なのだ。来年2月公開の『キャロル』はなかなかの秀作。今は無き「浦和シネマ」で観た、『テルマ&ルイーズ』をふと。タイプは違うけどその分野の映画。会場で『ぞうさんダンスで、さよならモスクワ』(田中りえ・講談社)読了。1昨年著者はガンで亡くなったと。今はこういう畑の本は出しても売れないだろうな。著者の図々しさはかなりのレベル。(’15.11/30)

漫画屋無駄話 其の4117
▼オイスターとは仕事を始めてもう15年になると当人。すかさず、「俺がくも膜下出血になった原因の最低3割5部は、あんたの原稿の遅れのせいだよ」。彼、黙秘権を行使してましたが…。3割5部と言えば、コンビニが登場する以前の編集者は、返品をこの数字以内に抑えておけば、一応合格と言われていた。今はどうなのか? 編集長では無くなって以来、どうもそういうデータ類に興味が失せた。読者欄とかもまったく読まなくなったし(『映画秘宝』のそれは結構詳しくまだ)。自らが汗を流して耕した畑の作物以外は、成長振りに感心が持てないと言う事だろう。凡人の特徴か。(’15.11/27)

漫画屋無駄話 其の4116
▼毎日のように通ってた「古書かんたんむ」ヘも、最近では1日置きくらい。600円だ700円(!)だの前日の売り上げたんざくもらうのも、血圧と心臓にヒジョーに(財津一郎タッチで)悪いし(ゼロの日も)。今日も午後、「神保町シアター」で『渡り鳥いつ帰る』を観たが寄らず。開催中のコミガレや田村は覗いたが。何度も各種新装版が出てる光文社文庫の岡本綺堂。新刊の『女魔術師』はお初では? 磯部温泉(大手拓次の出生地)を舞台にした随筆は数話読んだ記憶があるが、小説「磯部のやどり」は初めて。どの収録作もいい。信越線磯部駅にあった、富岡高校OB阿部真之助が筆を取った恐妻碑、まだあるのか?(’15.11/26)

漫画屋無駄話 其の4115
▼近代美術館も歴史修正主義者の巣窟と化したか? 藤田嗣治を今日見に行ったら、ノモンハン事件を描いた「哈爾哈河畔之戦闘」のキャプションで、両軍は多くの被害者を出しただと。馬鹿か。じゃあなぜ皇軍中枢は居座り、現場の多数の指揮官が拳銃自殺を強要されたのか? 日本軍がボロ負けした真相を隠蔽たかったのだ。戦史上の常識。しかも「十二月八日の真珠湾」では奇襲だ何だと大はしゃぎ。頼まれもしないこうした憶病者の忖度が巨大化、戦火への道を舗装するのだ。今後は駄キャプション担当の学芸員名も明記しろ。以降安倍内閣のケツを舐めるような解説は無視。少し気分好転。(’15.11/25)

漫画屋無駄話 其の4114
▼手帳をチェックしたら今月は既に25本もの映画見物を。「新橋ロマン」閉館後は余りこういう事は無かった。「シネマヴェーラ渋谷」の小沼勝特集(日活ロマンポル)に数度通ったせい。ポルノは1時間前後だから本数も増える。15年前に中田秀夫が撮った小沼監督のドキュメント映画に、何かと評判の悪い荒井晴彦が登場。作風についてとにかく絵面を重視する職人派だとの内容の発言を。後者はともかく最初の見解は的確。だから谷ナオミの被虐姿はともかく、中身はすぐに忘れちゃう。『サディスティック&マゾヒスティック』って題名の作品だ。お陰で何度見物しても飽きないのだが…。(’15.11/24)

漫画屋無駄話 其の4113
▼昨夜は「新文芸坐」で『万年太郎と姐御社員』&『べらんめえ芸者と大阪娘』。余り上映されない珍品2本立てだが、ガラガラ。耳たぶなぜながら大笑いしてる健さんも、それはそれで魅力的だが。阿蘇山らしいニュー東映のカラー版冒頭マークを初めて観た(ダイナミック!)。砕け散る波濤と火山噴火の挟み撃ちで、邦画界の半分を頂くという大川博の野望の象徴だったのだろう。それにしちゃ脚本がいずれも適当すぎる(特に前者)。山東昭子のアイヌ娘は一体どうなったの? 田舎に強い東映が、田舎の人々を舐め切って作ってる感じが露骨。後のやくざ映画は、そこらよっぽど真摯だったよ。(’15.11/20)

漫画屋無駄話 其の4112
▼昨日は東京駅までの「はくたか」でも妙なオッサンを。3人掛けシートの窓際に座ってたその中年男、すぐ右隣にカバンを、次には上着を。つまり1人で3席を占拠している。空いてたので誰も何も言わなかったが、年に1度くらいは見かける風景。無論、上の網棚も(本当は網棚では無いが)、足元もガラガラだ。どういう心境なのだろう?大物振ってるにしては貧相な身なりだったし、無論その筋の人物には思えない。たまに新幹線に乗ったのだし、精一杯利用してるのか? ちなみに混んでる時は、他が空いてても真っ先にこの手の奴が占拠してる席に座る俺。単なる無神経野郎が多いようだ。(’15.11/19)

漫画屋無駄話 其の4111
▼今朝11時過ぎに「シネマヴェ−ラ渋谷」へ行く途中で。半蔵門線の一番前の車両を降りて地上へ出ようとすると、右手コインロッカー群前で姉チャンがかがんでカートと格闘中。良く見かける景色だが、猫背になってるため上着がめくれて背中、更に臀部までが丸出し。特に尻は割れ目が15センチ程くっきり露出。だが余り色気や有難味を感じさせない(俺以外の男の通行人も同対応)。顔が見えないせいだろう。が、逆なら尻も割れ目も見えない。今の格好のまま、振り向いてもらえれば問題ない。「痴漢だ!」とでも叫べば良かったと反省してると、既に同館への坂道だった。(’15.11/18)

漫画屋無駄話 其の4110
▼昨日のみちくさ市で久々にpippo女王様に遭遇(高円寺からチャリで)。私生活が充実してるらしく、ますます美貌や色気に磨きが。それはいんだが、俺はともかく温厚な退屈男にまで批判されたのが、処女単行本『心に太陽を くちびるに詩を』(新日本出版社)のカバー刷り出し。帯に女王の顔写真がない。後ろ折り返しにロングショットの物が遠慮がちにチラリ。「帯をもっと太くして、pippoさんの写真をバーンと…」退屈が熱弁を振るうが既に後の祭りと。「何かそういうのって恥ずかしいし…」そこが可愛らしくもあるが、色物系無名ライターはまずは売らないと後が続かない(自戒)。(’15.11/16)

漫画屋無駄話 其の4109
▼面白かった「神保町シアター」の『名寄岩 涙の敢闘賞』(監督・小杉勇・’56日活)。山根寿子、滝沢修、芦川いづみと脇も豪華(主役は名寄岩本人)。特に山根の肺病病み姿が色っぽかった。大女優だけど俺の世代には代表作が浮かばない。38歳で59年に引退じゃ仕方ないか。東映の『ビューティ・ペア真赤な青春』時代と比べ、昔は際物映画にも手間暇を注いでる。小杉勇の監督作品は『地獄の波止場』が秀作で驚いたが、この調子ではまだ眠ってる作品があるのかも。従来上映されて来た物にはロクなのがなく、正直ビックリ。ノンスター映画に輝くものがある模様。(’15.11/13)

漫画屋無駄話 其の4108
▼2カ月に1度の「高崎総合医療センター」通い。めったにない事だが予約時間から50分も待たされる。幸い開いていたのが『ソ−の舞踏会』(バルザック・ちくま文庫)収録の「夫婦財産契約」。退屈しないどころか、もう1時間でも読み続けたかった(熊谷駅手前で読了)。身辺でこれに類した経験をしてるのはただ1人。例の金権古本馬鹿だ。今度詳しく尋ねてみよう。ただ大文豪に注文を出すのはおこがましいが、ポール伯爵はちと間抜けすぎる。もう少しだけ善良な面も書き込んだ方が、完敗人生振りに深みが増したような。昨今の文庫にしては文字が小さいが、一切の眼の疲れも感じず。(’15.11/12)

漫画屋無駄話 其の4107
▼『ラブハンター熱い肌』(’72日活)『ガラスの家の暴力少女』(’84にっかつ・テレビ朝日)と、充実した2本立ての今日の「シネマヴェーラ渋谷」。ただ昔からだが、ここのチラシ解説文の愚昧さは何とかならねえのか。特に前者がひどい。シュールだアヴァンギャルドだ、お前は70年代の田舎の高校の文芸部員か? ジャズ風の音楽は世田のぼるとあるが、誰かのペンネーム?  後者は出来の悪い子供を持った親は必見。「これに比べりゃうちのガキ共も…」と、一安心間違いなし。親父役の若林豪が渋い。この人がより大成しなかったのは、古臭い芸名のせいだと。新国劇臭過剰。(’15.11/10)

漫画屋無駄話 其の4106
▼昨日は雨模様なのに、上信線の上りが異常な混雑を。最寄り駅から既に乗客が20人前後いて驚いてたら、上州富岡駅に4時頃着くと製糸場の観光客がドカドカ。この段階で7割の席が埋まる。上州福島駅からは、小幡藩城址帰りのリュック姿の爺さん婆さんも。8割強の席が埋まり昼頃の京浜東北線風。吉井駅は何でもなかったが、次の馬庭駅からは吉井高校の生徒が大量に。遂には通勤時の山手線並に。帰郷して22年。こんな景色は盆暮れ以外は見た試しがなかった。ブームは当然数年後には終息する。再び訪れる空っ風吹きすさぶ甘楽富岡地方の寂寥感は、以前にない厳しいものであろう。(’15.11/9)

漫画屋無駄話 其の4105
▼自殺願望者の巣窟なのか民主党は? 政権を追われると分かってて解散した野田元首相。ネオナチテロ政権の横暴を目の当たりにしながら、まだ警察庁裏金公安部並の反共思想が捨てられない岡田&細野。公安部は利権維持のために共産党を過大評価して予算確保。ふざけてるが日本の泥棒公務員の性根はその程度。ただ民主党はこれ以上議席を減らせば政党助成金も激減、第2の社民党だ。野党のうちから与党に塩を送るとは理解不能。翼賛与党の議席を1議席でも減らすのが先決。内輪もめは与野党逆転後で充分。共産党、都知事選で少し学習した感じ。『赤旗』日曜版でも取ってやるか。(’15.11/6)

漫画屋無駄話 其の4104
▼参ったね。「盛林堂」の10月の売り上げが有無を言わせぬ最低新記録を更新。遂に戦慄の1万円代割れに!コンスタントに3万前後は売れた、半年前までが夢・幻のよう。俺の棚だけの傾向じゃなさそう。暗愚サギネオナチアベノミクスが末端にまで浸透して来って事だ。往復の中央線で『思想の不良たち』(上野俊哉・岩波書店)。『思想家の自伝を読む』(平凡社新書)に比べてダラダラ長過ぎ。鶴見俊輔嫌いの俺にすれば、彼と花田清輝を同じまな板で論じること自体が、究極の愚行としか思えない。が、これこそが反サンチョ・パンザ的硬直思考なのかい?(どうでもいいけど)(’15.11/5)

漫画屋無駄話 其の4103
▼渋谷で朝一番に谷ナオミの『生贄夫人』他1本を見物後に出勤したせいか、仕事にイマイチ身が入らない。うだうだしてるとつん堂の野郎が難病顔を。「古書かんたんむ」の嫌記棚の成績、古書祭にもかかわらずさっぱりだったが、奴の棚はまあまあだった様子。予想外の配当金をもらう。「11月は地獄のように売れませんよ。塩山さんの10月後半の数字じゃ地獄以下になるかも…」と脅される。1冊も売れなくても12000円の赤字と達観してるが、俺の知らない裏制裁でも? u-senが現在の3棚から1棚に戦線を縮小すると。プロがこれだもの素人はなあ。2棚の新規出店希望者を社長が探してると。(’15.11/4)

漫画屋無駄話 其の4102
▼日頃サイン&イラスト入り献本をもらいながら、片っ端売り飛ばしてばかりで良心が痛む。で、拙文も掲載の下宿・アパート特集の「入谷コピー文庫」をいがらしみきおに(ついでに送り忘れてた『MateL』最新号も南陀楼綾繁に)。すずらん通りの郵便局から発送したのだが、何と合計440円も強奪された!前者が一種定形外で140円、後者がゆうメールで300円と領収書に。メール便なら324円で済んだ。更に安い契約の群馬の自宅からなら半分の164円。日本郵政はかなりあこぎな商売をしてるのだと再確認。日本公務員、及びプチには日頃用心してるのに、時々油断してしまう。(’15.11/2)

漫画屋無駄話 其の4101
▼「シネマテークたかさき」の目の前にもある、「ド−ミーイン」の経営母体に6100万もの受信料を払えとのトンデモ判決を下した、東京地裁の永谷典雄裁判長。裏金検事や冤罪判事が、年収1千万は軽い公証役場に天下るように、NHK出版の顧問にでもなるのだ。安倍ネオナチ下着泥棒内閣の電通を、良くぞ公共放送などと呼べた(英国BBCが泣く!)。これで今でも年収1500万前後は固いNHK職員の平均年収は(産経、毎日以外の大手マスコミも同列)、いよいよ2000万目前。年収200万にも届かない、小心で馬鹿で正直な貧乏日本人が支える、マスコミ世襲貴族のハレンチブルジョア生活。(’15.10/30)

漫画屋無駄話 其の4100
▼『怒りの葡萄』は松竹作品だったっけ?(同社は昔から歌舞伎第一。経営陣は映画を身過ぎ世過ぎの賤業扱い。保存意識なんてゼロ)そのくらいひどいプリントだった、昨夜の「シネマヴェーラ渋谷」での上映。昼間の場面は字幕が全然読めない(文字にスミふちがない)。入場料割引くか、”長期有給休暇”の間に道楽で仕事をする日もある、”高給役人の遊び場”「フィルムセンター」でプリントを借りるべきだった。英語のヒアリングの勉強にはなったが。そのFCのオーソン・ウェルズ特集、良く太々しくも1300円も強奪しやがるよ。思いつき企画は全面放棄、1年中”逝きし映画人を偲んで”をやってろ(520円で)。(’15.10/29)

漫画屋無駄話 其の4099
▼天気がいいと混雑するのは上信電鉄ばかりではない(今日は富岡製糸場の休館日)。高崎駅10時42分発の「はくたか」も、上野駅まで席が空かず。普段は99%大宮駅で座れるのだが。1号車の床に尻を降ろして開いていた、『ルーマニア日記』(カロッサ・旺文社文庫)が好調なので全然苦痛じゃなかったが。ただお母さん連れの子供は少し気の毒(隣に一組)。親はもっと研究、裏日本からはるばるやって来る列車ではなく、越後湯沢発の「たにがわ」を選ばなければ。どうせ子供にはどれもが新幹線なんだし。一方、神田の古本祭は中だるみというか、天気の割には人波が薄かった。(’15.10/28)

漫画屋無駄話 其の4098
▼普通の靴だと足首がヨロつく事が。仕方ないので半ブーツ状のタイプを買ったら、安定してていい。色違いをもう一足買うかな、地元のデパート「スズラン」で。ここ、一応は百貨店を自称してるが、受け付けからして「イトーヨーカ堂」ムード。1度倒産する前の「そごう」がこんなだった。 何せ店内の一部で節電まで。あんたら根本的な勘違いをしてる。無駄な豪華さがデパートの生命線。東京メトロみたいな姑息な真似するな。倒産前の「そごう」は節約のためか、買った商品を安っぽいビニール袋にギューギュー詰め。古本じゃねんだ馬鹿野郎。節電デパートの明日は真っ暗だ。(’15.10/26)

漫画屋無駄話 其の4097
▼「日高屋」のメニューは値段を考えればほとんど文句ないが、昨日九段下店で初めて食べた温玉うまから丼(500円)はちょっと…。油っこ過ぎる。他のメニューもそういう傾向はあるが、限界を超えてて終日胸焼けが。新規メニューには時々こういう例が。あっさり味好みの年寄りも貧乏人が急増中。メニュー開発部門の関係者、中高年もちゃんと加えてるか? そのためかどうかは不明だが、バッグを忘れて慌てて戻る。笑っちゃうのは入店した際、50代位の客が俺同様に足元にバッグを忘れ、店員に手渡されてたのを目撃してた事。「まだ若いのにボケやがって」と、内心馬鹿にしてたのに。(’15.10/23)

漫画屋無駄話 其の4096
▼何が第三者委員会だよ。暴力団の組長が子分を数名集めて、親分は無罪か有罪かを問うに等しい愚行(経費・ギャラは組長持ち)。それを冒頭に”茶番”の言葉も付けずに報じる大マスコミは、『日刊ゲンダイ』も含めて文字通りの茶番幇助。日本に三権分立など昔から無いが、ろくでなし子や国会前の穏便なデも参加者、ナチス安倍のポスターに落書きした程度の納税者が逮捕され、ジェノサイド企業東電幹部はおろか、ドリル優子まで臭い飯知らず。かく事態のために、警察・検察・最高裁の裏金が放置されてるとはいえ、無惨過ぎる頂いた戦後民主主義の景色。”一億今の俺が良けりゃいい教”の実相。(’15.10/22)

漫画屋無駄話 其の4095
▼毎日神保町通いしてるが、今年の古本祭が23日からだなんて全然知らず。のぼりの日付けを確認する気になったのは、本季節にしか顔を出さないぷっくり顔の小デブオッサンが、田村店頭をウロつき始めたから。秋の出稼人? 相変わらず冴えない「古書かんたんむ」は”嫌記棚”の売り上げ。一方、確認出来ただけで万引き被害額は既に5000円を突破。”盗まれ筋”から鑑みるに、泥棒せどりで自ら出品してるのだろう。三省堂か東京堂でしろよ。防犯設備に充分投資出来ない末端を狙いやがって。下層ネトウヨが、裏金リンチ機動隊に守られて被差別部落民や在日外国人を罵倒してるような景色。(’15.10/21)

漫画屋無駄話 其の4094
▼南北線は都営ではなく、ゴミ箱を駅構内にろくに設置しなかったり、過剰な節電で老人には読書も不可能にさせてる反社会的銭ゲバ集団、東京メトロだと退屈男クンに指摘される。すいません。ただ論旨自体は訂正する必要はなさそう。俺の恥をさらす意味で間違いも放置(要するに居直り?)。地下鉄と言えば、大手町駅の乗り換えは一種の姥捨て山。目的の線までたどり着けづ、駅の一角で寂しく疲労死する老人は、年に何人くらいいるのか? 東京メトロには類した資料もあるはずだが、きっと秘密扱いなんじゃ。気狂いじみた駅を作った時代にも、老人は多数いたはずなのに。(’15.10/19)

漫画屋無駄話 其の4093
▼都営地下鉄の運賃が昔からベラボーなのは知っていた。しかし「弥生美術館」の陸奥A子展帰りに、都営南北線東大前から2駅先の飯田橋までの切符を買いのけぞる。280円!しかもこれが最低運賃!!定期内の総武線経由で、地下鉄千代田線の新御茶ノ水駅を利用して根津駅で降りれば170円(普段はこれ)。たまには東大構内の見物をと、帰りだけ工学部付近をそぞろ歩いて帰ったのが高くついた(こういう110円は1万円並に感じる)。地下鉄運賃並で有名なのが都職員の高年収。かく初乗り運賃を搾取し続ければ、”安倍様の電通”NHK職員の平均年収、1780万を凌駕する日も近い。(’15.10/16)

漫画屋無駄話 其の4092
▼「古書かんたんむ」の清算は半月ごと。嫌記棚スタート後丁度1カ月。先月末までの棚代サービス期間は、25000円近い売り上げだったのに、今回は一気に1万円ダウン。つまり半月分の棚代を払うと残りは1万円にも達せず。毎日のように棚いじり出来る立場なのに、情けない限り。腹黒い極右ブルジョアつん堂や、善良だが間抜けな干物モンガ堂のあざけり顔が眼に浮かぶ。こ…ここで弱気になってはいかん!両名は道楽でやってるだけだが、俺には生活がかかってる。工夫して後半は盛り返さねば。『「昭和天皇実録」を読む』(岩波新書)は、原武史としては生ぬるい。買う必要なし。(’15.10/15)

漫画屋無駄話 其の4091
▼「シネマヴェーラ渋谷」経由での出勤。2本共に退屈な映画だったが、帰ろうとするとロビーに御自由にお持ち下さいとの箱が。ビデオ他と一緒に文庫本が2冊。『三文役者あなあきい伝1』(殿山泰司・ちくま文庫)と『戦艦ポチョムキン』(山田和夫・国民文庫)。迷わず頂き、「ここの2冊もらっちゃいます!」と、券売所の美形お嬢さんに御挨拶。「どうもありがとうございました!」もらった上にお礼まで言われて、本当に感じのいい映画館だよ(映画は下らなかったが…)。今度はポスター類も箱に混ぜてね。「ハリスギャラリー」にも寄って、5時過ぎに事務所。30分休んで当然神保町。(’15.10/14)

漫画屋無駄話 其の4090
▼4日振りに顔出ししたのに、「古書かんたんむ」の我が嫌記棚、各段ともにろくに隙間が出来ていない。モンガ堂風急性頭痛に襲われる。夜は多忙でどこにも行けそうにない。で、午後1時45分からの「神保町シアター」、『紀ノ川』(監督・中村登・’66松竹)に。166分。も…ものすご〜く退屈!(俺がプロデューサーなら間違いなく90分にする)。珍しく途中退場する客さえ。『香華』もかなりだったが、三木のり平の下足番や岡田英次の眉毛が楽しめた。本作は”兵隊やくざシリーズ”以外の田村高廣が、いかに退屈な役者であったかを再確認出来るのが唯一の効用。(’15.10/13)

漫画屋無駄話 其の4089
▼余り他人の悪口は言わない「古書往来座」ののむみちのアマが、木下忠司の映画音楽には耐えられないと一時嘆いていた。昨夜の「神保町シアター」の『香華』で俺も実感。加えて撮影の楠田浩之の工夫の無さと言ったら…。かく無芸ファミリーに囲まれた中で撮られた本作、女版『大番』や『図々しい奴』に過ぎない、長いだけの凡作との見方が普通だろう。が、木下恵介監督は健闘しているとの解釈も、全然可能じゃないな。特撮場面は案外良く出来ていた。岡田英次の極太眉毛で歌舞伎役者みたいなメイクには内心爆笑。いかなる心境だったのだろうか。(’15.10/9)

漫画屋無駄話 其の4088
▼ガピョーン! ま…まずいぞ。今日、「古書かんたんむ」で10月1週間分の”嫌記棚”の売り上げ伝票をもらったら、急落もいいとこ。棚代を払ったらクルクルパー。2〜3カ月どころか、半月しか持たなかった緊急事態(9月は社長が同情買いをと一瞬疑ったが、あの社長にはそんな金も暇も無い)。少しだけ補充したが、甘いのがよ〜く分かった。夜、「神保町シアター」で面白くなさそうだが『香華』を観るので、再度”売れそう”ではなく”絶対売れる”本を補充せねば。右隣の血塗られた帝国主義者つん堂がいかに強欲とはいえ、売れ行きだけは妨害出来っこない。ゆるんだガラパンのゴムを締め直そう。(’15.10/8)

漫画屋無駄話 其の4087
▼西荻窪の「盛林堂」経由での出勤。9月は店売りもネットも厳しかっとの話たが(我が家のヤフオクも最低新記録!)、何とか踏みとどまった感じ。額は内緒。そういや夕方、つん堂の糞野郎も顔を出す予定。もう余り力を入れて無いし、先月の半分くらいになってる可能性も。朝比奈まことがオイスターを脅かしかねない遅れ。連休も仕事だなあ…。贅沢は言ってられないが。あ、血塗られた帝国主義者、つん堂社長がとうとうご尊顔を。「9月は売り上げ半減だろう?」「いや、そうでも…」「所でかみさんは元気?」「ええ一応…」忘年会を一緒にやろうかとかとの無駄話を。(’15.10/7)

漫画屋無駄話 其の4086
▼午前10時30分過ぎの事。高崎駅新幹線ホームの階段トップに腰を降ろした、70代後半くらいのお爺さんが、おもむろに取り出したしんせいをプカーリプカリ。隣にボロカート。孫の顔でも見に行く途中か?その一角だけが、上州の山間の段々畑のようだった(栽培してるのは多分こんにゃくか下仁田ネギ)。俺が見ている間には、「お爺さん、ここは禁煙ですよ!」などとの妄言を吐く馬鹿野郎はいなかった。午後2時過ぎには「さぼうる」横で、赤いベレー帽と赤い靴のお嬢さんカップルを。特に美人という訳では無いが、キュートとでも言うのか、街に映えてカッコ良かった。(’15.10/6)

漫画屋無駄話 其の4085
▼一時店頭の特価コーナーから姿を消していた、各種文庫本がまた大量に姿を現した神保町(軒下コミガレ、田村、ブンケン・ロック〜他)。うれしくはあるが、一面これは最後の砦と言われた文庫類も、売り上げが急激にダウンしている証拠なのかも。だとしたら安易に喜べない。先月のみちくさ市で某古本屋さんが話してたが、柳田國男は同じ筑摩書房版でも、豪華な函入り全集よりちくま文庫の方に値が付くのだと。当然他の作家も似た例が多いはず。自動車より自転車の方が高く売れるって事かな、中古は。どうでもいいけど、編集者や出版社は益々要らなくなるな。(’15.10/5)

漫画屋無駄話 其の4084
▼貧乏を極める南陀楼綾繁は、『映画論叢』と同じく昨今立読みしかしないと言う『映画秘宝』。そこで柳下毅一郎が取り上げていた『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(牧村康生他・講談社)を数日前に。読ませる。読後感は『「堕靡泥の星」の遺書 さらば愛しき女たち』(佐藤まさあき・松文感)にそっくり。無論、石原慎太郎に媚びまくる前者より、後者の方が清々しいが。もう1つの共通点。アニメでも劇画でも、両者はさほどのレベルではない事実。『君の名は』と『浮雲』は同じ映画でも別物。佐藤にはその自覚があった風にも見えるが、牧村には皆無。(’15.10/2)

漫画屋無駄話 其の4083
▼東西線高田馬場駅構内に、警察庁のパトレイバーを用いたテロ防止ポスター。国会議事堂前に詰め掛けた人々なら、国内最大の凶悪・無法テロリスト集団は警察庁傘下の機動隊だと百も承知。笑うに笑えないポスターだが、押井守も津川雅彦、北野武、爆笑問題に連らなる、飼い犬ポチ文化人として名を上げた訳だ。テリー伊藤とか、団塊世代の素早い転身振りには常々感嘆とさせられる。NHKの暗愚安倍の飼い犬会長が、マイナンバーを受信料徴集に悪用したいと。職員平均年収1700万じゃ飽き足らず、2000万代を狙ってる。黙って払ってる年収2〜300万家庭の気が知れない。(’15.10/1)

漫画屋無駄話 其の4082
▼こういう晴天日だと、極端に人影が薄い「古書かんたんむ」。毎日通ってるせいか、嫌記棚もちっとも隙間が出来ない。まだ四谷書房さんに倣う訳にも行かないので、白髪頭を絞るが特効薬があるはずも無い。若宮参太来社。80過ぎたお父さんが腎臓が悪いのに、コンビニの脂ぎった食べ物が好きで弱ってると。お迎えが近くなると、先の事なんざどうでも良くなるしな。その結果、ポックリ逝ってくれりゃともかく、寝込まれたら家族は大変。コッソリ毒殺されてる年寄りも、分からないだけで多数いるだろう。暗愚マザコ安倍首相は、それを国策の名の元にやっちまうから恐ろしいが。(’15.9/30)

漫画屋無駄話 其の4081
▼朝8時からの年に1度の健康診断。くも膜下出血の際は、何のために帰郷後20年近く続けて来たのかと、一瞬疑問にも。だからって中止にする度胸は更に無い。鼻からの胃カメラ、右穴を指定したら入らないと。去年通り左にしたらスムーズに。「?」最盛期は172センチあったのにこの数年は収縮、170チョイまでになってた伸長が再び171.3センチに。姿勢が良くなったとは到底思えないが…。最後の内診の医師は古本好きとかでしばし無駄話。美人で親切で感じのいい看護婦見習いみたいな姉チャンが。着替えて返る際に会釈をしたが気づかなかった模様。年不相応のカッコしたキモ白髪爺さんと無視されたか?(’15.9/29)

漫画屋無駄話 其の4080
▼川鍋孝文が食道癌で亡くなった。79歳。『東京新聞』の訃報記事は共同配信と思われるが、写真も無くわずか13行。『週刊現代』や『日刊ゲンダイ』で、盛んに大手記者クラブマスコミを罵倒してたから、役人の小使い記者どもの意趣返しもあろう。映画界で言えば東映の故・岡田茂みたいなキャラ。反権威主義を基調に、売るためならエロ・グロ・暴力・ギャンブル・ゴシップ・株と何でもござれ。岡留安則の一歩先を行っていた。岡田茂のように馬鹿息子に世襲させたとのアホ話も聞かないから、少し偉いのかも。論創社の出版人に聞くシリーズでは、最も登場して欲しかった人物だ。(’15.9/28)

漫画屋無駄話 其の4079
▼ただ館長志願の遺族が居ないにしろ、天下り志願の腐れ役人はどこにも腐る程ゴロゴロ。なのに2人が割とないがしろにされてるのは、結局はアナキストの思想家、詩人だったからだろう。観光資源に思想の左右は無関係と思うが、そういうケツの穴の小さな人々が多い国だから。荻原魚雷に昔聞いたのだと思うが、幸徳秋水の墓の墓参者は、今でも地元の公安が環視してると。無論、治安的観点などはゼロ。1度付いた予算を役人は絶対に手放さない。半世紀前の活動家の写真付き指名手配書が、今でも毎年更新されてるのと同じ。糞の役にも立たなくても、利権にはなってる。(’15.9/25)

漫画屋無駄話 其の4078
▼新幹線定期があるのだし、途中駅にはもっと乗り降りすればいいのに、怠慢続きで来たこの22年。「ブックオフ」通いに使ってる程度じゃもったいない。同店も郊外にある(今は不明)本庄市の図書館には、石川三四郎記念室があると(駅のホームに小さな看板が)。今度訪ねてみよう。本庄といえば岡本潤の出生地でもある。当人は自伝でボロクソ書いてるが、詩人としての業績からして記念館の1つくらいはあっていい。石川三四郎と一緒に”アナキスト記念館”にすれば、更に集客力もアップする。先祖で喰おうというあさましい遺族が、あるいはいないのかも。(’15.9/24)

漫画屋無駄話 其の4077
▼4日振りで「かんたんむ」の”嫌記棚”へ。隙間ゼロ。つまり全然売れて無いのかとゲッソリ。良く見れば実はそうではなく、隣のつん堂の野郎が奴の棚の俺出品分の本でこちらの隙を埋めている。社長のくせに気の効かせ過ぎ。何が売れたのか全然分からない。俺のストッカーに移動させてもらえば結構(特に売れなそうな見切り分は)。俺も今後は奴の棚には触れないようにしよう(既に冷戦開始)。例の昼間たかしが、『コミックばかり読まないで』(イーストプレス)なんて本を出したのか。あそこまで不愉快な男は珍しいし、ひょっとして名著? 宮台真司が帯書いてるようじゃ駄目か。(’15.9/22)

漫画屋無駄話 其の4076
▼”明るく楽しい東宝映画”は70年代になると、幹部が気に入らないと次々に完成した映画もお蔵にした(巨大資本の余裕?)。コレもそうして欲しかったと痛感したのが、昨夜の「新文芸坐」の『女体』(監督・恩地日出夫・’64東宝)。監督自身の馬鹿げた脚本、マヌケな撮影(牛の解体場面に腰が退けてて悲惨)、大東宝にあるまじき超貧弱配役と、見所ゼロパーセント。終了後も脱力感か秋なのに館内冷え冷え。社長シリーズや無責任シリーズで普段は賑わう、当時の東宝の全国系列館のムードを半世紀後に再現してるかのよう。売店の売り上げも最低だったろう。昔も今も。(’15.9/18)

漫画屋無駄話 其の4075
▼中華料理屋に飯類と麺類の両方うまい店がめったに無いのと、どこかで共通する何かがあるのかは不明だが(評論の名手、小林信彦、川本三郎、小谷野敦らの”小説”は読むに耐えない)、『背後霊倶楽部』(山中恒・旺文社文庫)を読み、著者は小説も評論も傑出した稀有な例だと改めて感心。中野重治や平野謙、新藤兼人(脚本まあまあ映画ペケ!)、大島渚、富岡多恵子、山口昌男らと違い、平身低頭して国から勲章もらったりもしないし。本が概して厚すぎる気もするが、読めば海野弘と違い水増し感はゼロ。松下竜一と同様、死んでも輝き続ける不良性感度が横溢。吉本隆明や鶴見俊輔の対極。(’15.9/17)

漫画屋無駄話 其の4074
▼「原書房」前で介護関係の仕事に就いてる、若ハゲ色黒中年古本馬鹿を久々に(結婚願望を未だに放棄せず)。単にシフトが変わっただけと。”嫌記棚”の宣伝をすると、「今度のみちくさ市はいつでしたっけ?」と逆質問。自分も参加するのに忘れてた。20日の日曜日ですがな。俺は「キク薬局」さん前にて出店。手を抜かずに営業しますんでヨロピク。書肆紅屋も久々に参加すると。若ハゲ結婚願望野郎同様、もうこの世界から足を洗ったと思ってたが。泥棒ややくざの道に相通じる通じる何かがあるらしい。今夜も国会前行きをさぼって「シネマヴェーラ渋谷」へ。しばらくぶり。(’15.9/16)

漫画屋無駄話 其の4073
▼本文はとっくに下版が終わってたのに、冴えないカバーの発色で3校まで取っていた、25日頃売りの『全裸お漏らし教室』(朝比奈まこと・メディアックス)。今日ようやく全部手を離れた。自然な肌色はどう技術が変化しようが、なかなか出ないもの。一方で、昔はあれだけあったいわゆる”汚れ”がほぼ消滅。色の版ズレは相変わらずだが。まだまだ全然カッコがつかない「かんたんむ」の”嫌記棚”。みちくさ市用のダンボール箱の本が、ただ棚に並べられた感じ。より個性を出さねば右隣の悪辣地主に負けてしまう。北関東の水飲百姓の意地を示さねば。神保町との往復過剰で腰痛気味。(’15.9/15)

漫画屋無駄話 其の4072
▼「古書かんたんむ」内”嫌記棚”のスペース、空いたらしいのでカート1個分をゴロゴロ。右翼野郎つん堂の棚同様、もう1段多く区切ってくれと社長夫人に陳情後、スポスポ挿入開始。俺のカートじゃ満杯でも1段がやっと埋まるのみ。今日自宅から発送する宅急便2個分で、最低限のカッコをつける予定。場所はu-semの棚の相向かい角(レジから見て右側奥)。出店を取り止める人が多い中、本一角のみが季節外れの盛り上がり。2〜3カ月経過後、誰でも売り上げが急減すると。1年維持が目標。そろそろ国会議事堂前に出撃せねば。手作りプラカードを家に忘れた。(’15.9/14)

漫画屋無駄話 其の4071
▼無責任の体系の本家本元たる天皇制の藩塀、司法・検察・警察(世界に冠たる組織的裏金トリオ!)に、新藤は甘い夢を抱くような人物ではない。前出の御真影、当然ながら天皇裕仁の写真が用いられ、覆ってたガラスも粉々。血が飛散していたかも。『キャタピラー』の若松孝二よりよっぽど過激(新藤が撮る映画は凡作揃いだが…)。証拠はないがあの長い警笛をそう理解。一方で分からないのが、晩年自作を天皇夫妻と一緒に見物してる点。既に文化勲章も有り難く頂戴してるし、井上ひさしの境地だったのか。大岡昇平や木下順二のような意地を見せて欲しかったが。(’15.9/12)

漫画屋無駄話 其の4070
▼しつこく『その壁を砕け』(監督・中平康・’59日活)。最後にいづみ様&大根雄二は、冤罪事件現場の通りを車で走り抜ける。雄二は警笛を鳴らしっぱなしにして怒りを現わす。この長い場面、俺には会社側に妥協した新藤兼人の自らへの怒りのように思えた。例えば沖縄物。吉永小百合&浜田の『あ々ひめゆりの塔』(’68日活)は、皇軍と沖縄県民が仲良く闘っている(脚本・石森史郎他)。それがいかに嘘っぱちかを明らかにしたのが、新藤脚本の『激動の昭和史 沖縄決戦』(監督・岡本喜八・’71東宝)。スパイ容疑で日本兵に射殺された住民が、御真影を背負ってた場面で有名。(’15.9/11)

漫画屋無駄話 其の4069
▼『その壁を砕け』は、退屈男の出身地付近でロケしてる秀作。日活側の要請だろうが、冤罪を作る警察側までが被害者にされてるのは不愉快至極(新藤兼人のオリジナル脚本)。一瞬写る旧木造高崎駅、じっくり登場する同長岡駅と、艶っぽいモノクロ景色だけでも満足(撮影・姫田真佐久)。一番驚いたのは真犯人がホームの駅弁屋から買うビールが、何と大ビンな点。紙コップらしい物が被せてある。豪快! 感じの悪い下手さじゃないが、小高雄二の大根振りにもほとほと呆れる(芦川いづみは益々引き立つ)。清水まゆみとの鴛鴦夫婦振りで有名だが、もう一回冤罪に陥れられてもいいよ。(’15.9/10)

漫画屋無駄話 其の4068
▼「シネマヴェーラ渋谷」で言えば日活ロマンポルノやエルンスト・ルビッチ並に当たってる、「神保町シアター」の芦川いづみ特集。”芦川いづみふたたび”が、来春には企画されるかも。初期作品、かなり観てない事実が判明し、恥ずかしいが楽しみが増えた。『東京の孤独』『その壁を砕け』の連チャンには幸せ一杯胸一杯。中でも『東京の〜』のテンポと後味の良さと言ったら! マウンドでのアキラとジョーの決闘だもの、日活アクションファンは必見作だったのね。大坂志郎といづみ様の演技力にもほとほと感心。安部徹が最後まで裏切らないさわやか過ぎる1本。(’15.9/9)

漫画屋無駄話 其の4067
▼公共機関であるにも拘らず、構内にゴミ箱をロクに設置せずに蓄財に励んでる、反社会的ゼニゲバカルト集団東京メトロ。まだ車内の蛍光灯を間引いてる。今日乗った東西線では1車両最低5本は外している。読書中の『ザ・フィフティーズ1』(デイヴィッド・ハルバースタム・ちくま文庫)は、文字が小さくて行間ギチギチ。薄暗い東西線内で読むのは苦行に近い。マジでサリンというのは冗談だが、肥だめをぶちまけたくなった。松平永芳と愚鈍マザコン安倍総理、東條英機とも他人とは思えない。あらゆる意味での2等兵が、大将になり易い国ニッポンチャ・チャ・チャ!(’15.9/8)

漫画屋無駄話 其の4066
▼どうでもいいが、ビアホールの経営者は大変だな。久しぶりに角川文庫を。『靖国戦秘史 A級戦犯を合祀した男』。毎日新聞「靖国」取材班編とあるのでまったく期待してなかったら、割といい(期待せざるがゆえの効果)。問題の極右宮司・松平永芳。金銭に潔癖で浮いた噂もない育ちのいい堅物ボンボン。ただ異常にプライドが高く、執念深いという性格に既視感。安倍暗愚マザコン総理にソックリ。右翼を自称しながら、天皇をコケにしまくってる所まで重複。金や女で苦労してないボンクラは、あらゆる組織のトップに据えてはいけない。(’15.9/7)

漫画屋無駄話 其の4065
▼さすがに南陀楼綾繁&退屈男の御両人、約40分間の高崎までの上信線車中では熟睡しとりました。俺は『ホシナ大探偵』(翻案・押川春浪・盛林堂ミステリアス文庫)を(若い!)。何せ富岡製糸場→福沢一郎記念美術館→群馬県立自然博物館→七日市藩藩邸(現富岡高校)→貫前神社→丹生湖と、車と徒歩での大強行軍でしたから。しかもこのトリオ、今夜は「古書ほうろう」で再び顔を。自然とゲップが漏れそう。次は俺の葬式の時かしらなどとほざきつつも、思ったよりは退屈せずに済んだ感じの2人でした(うぬぼれ?)。(’15.9/4)

漫画屋無駄話 其の4064
▼「かんたんむ」に2日振りで出掛けたら、エロ仙人風アゴ髭のu-senと遭遇。補充に直接来られるのは、半月に1度程度と。「俺が補充してやろうか?」「と…とんでもありませんよ!」何か誤解してる。それで月に3000円程度徴集する、新商売を始める腹づもりだったが…。昨夜FCで久々に顔を見たのむみち推薦の、『誘惑』(監督・中平康・’57日活)の、今夜の「神保町シアター」の券を購入。観たか観てないか確認せねば。のむみち、浮気でもしてるのか艶っぽくなった。ついこの間までは、大口開けて「ガハハハ!!」と品なく笑ってたのに。(’15.9/2)

漫画屋無駄話 其の4063
▼書名はいかにもこの版元らしい粋がり方で不愉快だが、読ませる『潮目の予兆』(原武史・みすず書房)。まだ70ページくらいだが、村上春樹や四方田犬彦を独自の観点から評価してるのが意外。そこまでアクロバットな基準で、彼等の世界を再評価する必要性は毛頭感じないが。2段組の本を読むのも本当に久しぶり。一切つらいとは感じないから筆力だろう。神保町詣でを休み、東西線沿線の例のチェーンをウロウロ。いい本のある店舗は従業員の接客態度も申し分ない。ただ安くてうまい食堂や居酒屋は、その逆が圧倒的だ。(’15.9/1)

漫画屋無駄話 其の4062
▼誤解を恐れずに言うなら、ヒトラーと取り巻きには世界史的にも稀有な、”一級の悪としての燦然たる輝き”が存在した。マザコン暗愚安倍及び周辺には、演説や討論ひとつまともに出来ない、低能世襲ボンクラゲスチンピラのみ。ゲッペルスもヒムラーもゲーリングも匂いもしない。その程度のゴロツキ共に、これ以上好き勝手やられてたまるか! と思って昨日参加した者も多いはず。さすがに東京は愚行を犯さななかったが、朝日も部署も名前も不明な警察関係者とやらを引用、12万は本当は3万だと安倍にヨイショ記事。NHK・産経・読賣・朝日。NSYA御用提灯包囲網。(’15.8/31)

漫画屋無駄話 其の4061
▼昨夜遅く焼酎ロックをチビチビしながら、古本の値付けをしてた際の出来事。机の足元右側にあるルーターに、グラスごと焼酎シャワーを浴びせてしまった。ジュッという怪音と同時に白い煙が。水分の蒸発と思われる。続いて異臭も。ルーターの明かりは消え、ネットは不通状態に。明日デザイナーから朝比奈まことの新刊、『全裸お漏らし教室』のカバーダミーが届くのに。困るよ〜!「きっとショートしたんだヨ」と上の娘。夜中の12時過ぎにオロついても仕方ない。電源を抜いて不貞寝。朝起きて接続。あ〜ら不思議、完全に復旧済み!(’15.8/28)

漫画屋無駄話 其の4060
▼今日の軒下コミガレの出品状況から判断するに、明日の本番はかなりいい物が並ぶはずと、勝手に爺様の神保町古本天気予報。外れたら御免なさいよ(アッサリ!)。涼しいので長ズボン出勤したが、東京はやっぱり暑い。3度くらい高い感じ。短パン持参するんだった。「岩波ホール」付近で盗作ライター業界の巨匠、唐沢俊一に似た貧相な中年男を。ただびっこを引いていた。刹那の葬式の際に目黒の寺で見かけた時は、足に気付かなかった。他人の空似? にしては前回同様、自意識過剰光線がやたら周囲にスパークしていたな。(’15.8/27)

漫画屋無駄話 其の4059
▼「新文芸坐」の『大日本帝国』、第1回目は9時30分開始。こりゃどう考えても遠距離通勤者には無理。2回めは12時55分だから、終了時間が遅過ぎて仕事に支障。だから上映開始後30分経過すると同館は入場禁止の決まりだが、後方からコッソリ潜り込もうと考えてた。が、11時30分頃に着くと嘘のようだが第1部と第2部の間の休憩時間。いずれも途中ながら堂々と入場、終了後も堂々と退場。三浦友和錯乱の原因となる骸骨が清潔すぎるのと、ドラマ部分の撮影アングルが結構間抜けな以外は、初回通りの感慨。鋭角的な火薬の爆発場面も東宝より上。(’15.8/25)

漫画屋無駄話 其の4058
▼明日は大した仕事もないので自宅でと考えてたが、「新文芸坐」の予定表を見て即刻自宅仕事は水曜日に延期。『大日本帝国』が上映されるのだ。封切り時に確か「新宿東映」で見物、打ちのめされた記憶が。ビデオ他は早くから発売されてたが、テレビサイズの映画ではないと承知していたので、再見もせず。FCには負けるが、同館もまずまずの画面だし。たまにゃ帰りに「古書往来座」でも覗いてみるか。貧乏人の掃き溜め度が益々アップしてるらしいし。「古書現世」にも何年も行ってない。不義理は本当に簡単だ。(’15.8/24)

漫画屋無駄話 其の4057
▼昨夜は事務所泊り。早朝から「塩山業界無駄話」を数十行こなして神保町に出れば、「@ワンダー」店頭に90年代前後の『週刊プレイボーイ』が、100円で30冊程並んでる景気の良さ(『写楽』も数冊)。欲張って買い込みコミガレに回れば、ここもそれなりに。ただ重くてどうにもならない。仕方なく1度帰社、もう1回同じコースを歩いてたら、空は4時前なのに真っ暗。雑誌や本を濡らしては元もこうもない。「神田コーヒー」のコーヒーを急いで味わい、つくつくほうしがうるさい「東京しごとセンター」前経由で2度目の帰社。(’15.8/21)

漫画屋無駄話 其の4056
▼常に10冊以上は買える首都圏屈指の優良店、「ブックオフ」門前仲町店(大宮店などレースじゃない)。承知のせどり客も多いためか本の動きが活発で、常に拾い物がというプラスベクトルを形成(飯田橋店の真逆)。ただ地下鉄駅周辺の喰い物屋は、チェーン店ばかりで心がときめかない。裏通りにはいい店もあるのだろうが、物色する時間的余裕がない白髪爺さん。「新文芸坐」で何度目かの『血と砂』。日中両国の兵隊の数に、改めて東宝資本と他の映画会社との規模の違いを見せつけられる。末期の大映なら、エキストラの人件費だけで1本撮ってる。(’15.8/20)

漫画屋無駄話 其の4055
▼飯田橋の床屋で普段はまず接しないNHKのラジオニュースを。偏向なんてレベルじゃない。防衛省の国会シカト戦争法案先取り問題で、中谷大臣の弁明は長々と実況で垂れ流すのに、志位委員長の追求発言はわずかに一言。しかも所属政党や肩書き、氏名他の一切の説明なし。ヤジと思った聴取者も多いはず。いつどこで誰が何をの、マスコミの最低基準をも示さない厚顔な御用放送振り。かく超ハレンチ行為で職員平均年収1700万。連中に受信料を恵むのは、イスラム国に遺産を全額寄付するに等しい暴挙。世界言論テロの総本山だよNHK。(’15.8/19)

漫画屋無駄話 其の4054
▼昨夜の「神保町シアター」は伊藤大輔監督作品ではなく、衣笠貞之助監督の『或る夜の殿様』(’46東宝)。お陰で楽しめた(20分長いが)。プリント、傷はあるものの深度はちゃんと確認出来た。さすがは元PCL。保存状態は松竹他に比べれば遥かにマシ。松竹は小津安二郎だろうが木下恵介だろうが、全国を一巡したフィルムは汲み取り便所の軒下に雨ざらしにしといたとしか思えない(東映に至っては想像するのも怖い)。西荻窪「盛林堂」経由での出社。7月の売り上げ、6月よりは微増。まだ安心は出来ない水準だが。(’15.8/18)

漫画屋無駄話 其の4053
▼東京駅新幹線ホームや構内、まだかなりの混雑。Uターンした人々だけではなく、今から帰郷する感じな服装の人も多い。先週の様に体力がない人ならぶっ倒れかねない、殺伐ムードこそ薄まっていたが。大した仕事もないし、3日振りで早めに神保町へ散歩に行くか。ただこういう雨上がりの日は、店頭シートを被せたままの店も多いし、先に時間潰ししといた方が無難。「神保町シアター」はそういう際に便利だが、2時過ぎからの伊藤大輔作品は113分も! 戦後のこの人の作品は凡作が多いしなあ。躊躇しちゃいます。(’15.8/17)

漫画屋無駄話 其の4052
▼その「古書かんたんむ」で3本の棚を借りてるu-sen、最近棚がスカスカ。元々が安い値付けだし、あれで黒字になってるのかと、他人ごとながら心配。通路に時々宅急便が放置されてるので、勝手に開けて棚に並べてやりたくなるが、この作業は古本屋の醍醐味でもあろうし、そう勝手な真似も出来ない。「神保町シアター」で1時間昼寝。午後2時15分からの回、『大曾根家の朝』のつもりが大映マークが。「?」数日前に観たばかりの版妻主演の『国定忠治』。大ボケ。秀作だが2度観る気にはならず熟睡。71分で1000円の昼寝料金だ。(’15.8/13)

漫画屋無駄話 其の4051
▼素人古本マニア界の元麻生総理と呼ばれるつん堂来社。7月分の「古書かんたんむ」、彼の棚の売り上げをもらう(居候中)。「盛林堂」6月分より5000円ほど多い。う〜む。後者、7月の返品量からすると全然回復してない感じ。ただ元麻生総理の棚も(両者、知的レベルが接近)、いつ失速するか分からない。なのに秋口に1本とはいえ、棚を独立させる予定なのは無謀極まりないが、本業の視界も不明だしな。当たらない可能性は高くても、一応手は打っておかないと。一種の精神論に近い身入りだが、国民年金加入者はそんなもの。(’15.8/12)

漫画屋無駄話 其の4050
▼今の事務所は目白通りに面してて、普段は車の騒音がかなり気になる。が、8月に入り夏休みのお陰で比較的静か。普段は捩じ込んでる耳栓も忘れがち。今朝は西荻窪の「盛林堂」経由での出勤を予定してたが、念のため電話したら15日まで夏休みと。神保町の各店はチェックしてるの、粗忽者で困ったもの。「はなまるうどん」(神保町交差点店)、食べた後も冷房の効いた所で、スマホを長々楽しんでる客は昔から多い。今日はカウンターに突っ伏して寝てる青年が。1度ずっこけながら再び熟睡。うどん屋はネットカフェかい。(’15.8/11)

漫画屋無駄話 其の4049
▼昔から当りそうな香港・中国映画は配給が必ず東和映画だったから、多分そうじゃと予想はしてたが、具体的背景良く分かった『甘粕正彦と李香蘭』(小林英夫・勉誠出版)の、甘粕と川喜多長政の確執を扱った部分。命懸けだったのね。厚顔にも21世紀まで生き延びた、無責任元関東軍参謀・草地貞吾の戯言を、正面から断罪してるのも偉いし痛快。もっと分量があっていい気もしたが(約240ページ)、そう思わせるのは適量であった事の証拠か。海野弘なら軽く500ページを突破してたはずだ(下手すりゃ2段組で…)。(’15.8/10)

漫画屋無駄話 其の4048
▼『映画論叢』によれば、高峰秀子は著作権継承者がうるさくて、批判的内容の本には写真使用を許可しないと。確かに関連書は歯の浮くようなクズ本ばかり(立読み&直感)。遂には『高峰秀子かく語りき』(文藝春秋)なんて代物まで。退屈で知られる『東京新聞』書評欄で、同書に厚顔なオベンチャラを並べてたのが、”転向営業小物右翼”の長部日出雄。天は二物を与えたと大ハシャギ。高峰を誉める振りした、版元への姑息な御中元だろうが。写真不使用で(イラストで充分)、国書刊行会が”高峰秀子内幕暴露本”を出してくれないかな。(’15.8/7)

漫画屋無駄話 其の4047
▼数日前、「田村書店」前の靖国通りで珍しや生活の党の小型宣伝カーを。辛気くさいお経のような物を流している。耳をそばだてると小沢一郎の連綿たる演説。内容は無論説得力あるが、移動街宣車のテープ向きではない(誰もが一部分しか聴けない)。山本太郎のキャッチフレーズ性が強い演説に差し換えるべき。多分同党には小沢信者が多く、正しい主張は必ず理解されるという確信があるのだろう。楽観的すぎる。一切の反撃をせずに沈められた、裏金検察&官僚・コジキ大マスコミ・自公連合軍との負け戦さに学んでいない。(’15.8/6)

漫画屋無駄話 其の4046
▼「神保町シアター」、8月末からの特集は”恋する女優芦川いづみ”と。配付が開始されてるチラシの扉は、『知と愛の出発』からの写真で俺は初見(ロリ味濃厚)。「シネマヴェーラ渋谷」と異なり、ココはいい物を引っ張り出して来る。「ラピュタ阿佐ヶ谷」同様、仕事に対する誠実さと必死さが感じられる(上映期間の年度、日付けを忘れないのも共通)。ココで当然「フィルムセンター」の怠慢仕事批判に繋ぐのがパターンだが、暑いので中止。「まいばすけっと」は相変わらず混雑。反対側の「西秋書店」は外目には暇そうだが…。(’15.8/5)

漫画屋無駄話 其の4045
▼飯田橋駅前通りが閑散。神保町周辺はもっと極端で、帰りに寄った常に混雑してる「神田コーヒー」でさえ終始俺1人。毎日が似たような状態のせいか、ピンとこない”夏休み”との言葉。3日振りで「古書かんたんむ」へ。宅急便で送っといいた文庫本&単行本をスポスポ(無論不在地主の愚駄本類を引っ込めて)。この際奴も4棚目をを借りて、そこだけで好きにすりゃいんだよ。実力を思い知るだろうよ(キッパリ!)。週3回通ってる俺様が、棚の整理だけはしてやるぜ。あ、飯田橋の「ゆで太郎」だけは相変わらずの大混雑だった。(’15.8/3)

漫画屋無駄話 其の4044
▼結局昨夜は、今でも印象深い秀作『樋口一葉』の記憶もあり、FCの『毒婦夜嵐お絹と天人お玉』(監督・並木鏡太郎・’57新東宝)を選択、ガックリ。戦後の他作品は余り観てないが、あの調子じゃ斎藤寅次郎や稲垣浩みたいなものか? 1人進行が遅れてる漫画家がいてイラつくが、血圧に悪いので忘れるようにしている。ただ時間は淡々と過ぎてく訳で…。こういう心身に悪い仕事、良く38年も続けて来たよ(ハ〜!)。「上野オークラ」の山崎邦紀監督新作映画、昨日までの上映だったらしい。(’15.7/31)

漫画屋無駄話 其の4043
▼最近観た2本、「シネマテークたかさき」でのルノアールの『ピクニック』と、FCでの内田栄一の『きらい・じゃないよ2』、製作年度も素材も全然違うが似た感慨を(しっとりした撮影と演出スタイルのため?)。後者、字幕の美術スタッフに井口昇の名前。浜野佐知監督の初の一般映画、『第七官界彷徨〜尾崎翠を探して〜』の字幕には、協力として漫画屋の名前もドカンと(大きくてビックリ!)。景気の良かった頃でカンパしたせいだが、以降そういう機会は一切ない。そういや山崎邦紀の新作が確か上野で…。(’15.7/30)

漫画屋無駄話 其の4042
▼暑い中での自宅仕事。かつて2人の愚娘の勉強部屋だった現ヤフオク用作業現場に、意を決してクーラー導入。約11万円。出入りの土建屋さんを介してだが(自宅もここで建てた)、遠縁に当るとはいえ奉仕過剰かも(実家も含め、年に4〜5件は必ず各種仕事を依頼)。ただ中卒で立志伝中の老社長、最近再び入院してるらしい。市内の丹生湖の釣り&ボートの営業権を持っていた、俺の婆さんの従兄弟の子供。丹生湖(地元民は丹生の貯水池と呼ぶ)、昔ほど自殺者の噂を聞かない。全国的件数は増えてるはずなのに。(’15.7/29)

漫画屋無駄話 其の4041
▼東大で思い出したが、福島原発爆発被害を愚鈍マザコン安倍並のD級たとえ話、つまりレントゲン云々で誤魔化していたスーパーハレンチ御用学者、関村直人は元気なのか? 公共”職員年収平均1700万”御用放送、NHKには富士山に月見草以上にフィットしてたが、俺が身内なら父親が大久保清である以上に恥ずかしく、とても外を歩けない。選ばれし者と妄信している連中には、通用しない感情、理屈なのかな。どうでもいいが。『日刊ゲンダイ』の山本晋也の連載、曾野綾子に跪き始めてドッチラケもいいトコ。(’15.7/28)

漫画屋無駄話 其の4040
▼サンチョ・パンサを持ち出すまでもなく、たとえ話や比喩は小説ばかりではなく創造の母。だがそれを上手に用いるには教養が必須。決まらない例え話や比喩ほど、発言者を愚かに見せるものは無い。殴られたら110番。火事なら119番。園児でも知ってる事だ。愚鈍安倍は持って回った屁理屈も加味、平然と視聴者に向けてしたり顔でかます。いかに周囲に世の中が見えない、茶坊主しか置いてないかが歴然。心のこもらない安っぽい会話と園児以下の知的水準。こういう馬鹿にだまされ続けるのは、小谷野敦や栗原裕一郎、ついでにつん堂くらいだ(全員東大卒)。(’15.7/27)

漫画屋無駄話 其の4039
▼「シネマヴェーラ渋谷」に行く際は、東急本店と道を隔てたドンキ横を通る。前の猫の額規模の広場、行く度に東南アジア化が著しい。ドンキが放つ香りの効果? 白人も結構居るが、本国でヤバい事をして来た種類の人間にしか見えない。ニコラス・ケイジ主演の、東南アジアを舞台にした低予算アクション映画の見過ぎか(WOWOWで)。吉田司の『下下戦記』(文春文庫)を。面白い。こういうディケンズ風のルポルタージュ、今は受けないのだろう。著者、昨今余り名前を聞かない。元気なの?(鶴見俊輔なんてどうでもいい)(’15.7/24)

漫画屋無駄話 其の4038
▼「高崎総合医療センター」へ2カ月に1度の定期検診。降圧剤のためとは言え、やたら近頃血圧が低い(60〜110台前後)。熊のぬいぐるみ風の担当医はいい傾向と言うが、昔からの高血圧者には却って不気味。愚妻の話では4年前の昨日の深夜に出血したのだと。富岡総合病院に1泊後、翌日ここに救急車で運ばれた。福田&中曽根のお陰で、県内の道路事情は昔からいい。が、救急車がやたら上下に揺れた記憶が。そういう構造? ”佐藤優&池田信夫心酔ボンクラ社長”と、古本無駄話を約1時間。「シネマヴェーラ渋谷」へ。(’15.7/23)

漫画屋無駄話 其の4037
▼昨日に引き続き「かんたんむ」へ。隔日出勤が原則だが、ブックエンドが不足してたので、「ダイソー」で4本購入してセッティング。今日も不在地主の駄端本を強制撤去、我が善本をズラリ。ちと可哀想なので、端本以外の地主の文庫本類も少しだけ。引き出し(倉庫)にもっとマシな本を入れとけば、俺様が並べてやるから汗を流しな(どこまで優しい水飲み百姓なんだ!)。u-sen棚もチェック。せどれる雑誌はなかったが、拙著『東京の暴れん坊』(右文書院)が2冊も。いい度胸だ。復讐の手段を考えるのが礼儀だろう。(’15.7/22)

漫画屋無駄話 其の4036
▼全滅→玉砕。退却→転進。敗戦→終戦。占領軍→進駐軍。軍隊→自衛隊。オマンコ→女性器。キンタマ→男性器。御用放送(NHK)→公共放送。障害者→障がい者。粉飾決算→不適切会計。一部に不適切な表現もあるが、大和民族の言い繕いによる本質隠蔽願望は、やっぱ世界遺産級だ。絶対に物事の本質が変化するはずもないのに。かく官憲主導の愚行にだまされる納税者も確かに悪いが、公的詐欺師集団の罪科に比べれば問題にならない次元。『東京新聞』でさえ、連中の名前や顔は匿名がほとんど(今朝の「こちら特報部」も)。(’15.7/21)

漫画屋無駄話 其の4035
▼順序は少々違うが、新国立が普通選挙法で、世界で戦争法案が治安維持法って訳か。独裁軍事原発国家への歩みも戦前のコピー(その後の破滅も2度目の1億総懺悔も多分。その日に備え、既に姑息な弁明文がデータ化されてたりして)。今日も国会前に行く予定だったが、「かんたんむ」の補充やヤコミガレ、田村での物色疲れ、更に夜の宴会の事を考えるとつい面倒になり、事務所で雑事をグズグズグズ。週末はヤンガーゼネレーション諸君に任せた。連休に地元群馬で、集会やデモがあるといんだけど。(’15.7/17)

漫画屋無駄話 其の4034
▼愚鈍マザコン安倍総理を操る(英語能力は小谷野敦がほめてたが。政治姿勢もか。女に不人気な低学歴者は、出来の悪い我が子の様に彼には可愛いらしい)、日本会議以下の極右大日本帝国万歳勢力は、この台風が全国の反戦争法案のうねりを吹き飛ばしてくれないかと、内心期待しているはずだ。でないと、沖縄県民を再び徹底蹂躙するための暴力装置(機動隊&海上保安庁)が、分散されてしまうし。いくら安倍が気狂いに近い馬鹿でも、まだ自衛隊に掃討させるのは早すぎる位は承知してるだろう。常識人の願望にすぎないのか?(’15.7/16)

漫画屋無駄話 其の4033
▼さすがは昔『プラウダ』今NHK!午後の”世界でジャカスカ戦争法案”の強行採決を中継しなかったと。関心度が低いと強弁してるようだが、日本”ナベツネ”テレビが、巨人の日本シリーズ優勝決定戦を中継しないに等しい。1500万以上の年収を保障されてる自称ジャーナリスト諸君は、暴挙に対してストどころか抗議声明1つ出さない。スーパー御用組合日放労の浅ましい姿は、東電労組と瓜二つ。本当はスペシャル版「総理に聞く」の臨時放送をしたかったのだ、内心は。帰りは映画を休み、国会前に行ってみよう。(’15.7/15)

漫画屋無駄話 其の4032
▼”自室蒲団内5センチ大ムカデ襲撃事件”以降、細長い物を見ると皆ムカデに見えると言うのは本当。処女喪失直後の女性に、棒状の物全てがペニスに見えると言う学説と、やはり共通する何かが?(こちら勿論ホラ話)「かんたんむ」のつん堂棚、地主様の言う通り突如3本に。これで醜い地主と水飲み百姓の農地争いは当面回避された。まだ隙間が多いし、今日は夕方「シネマヴェーラ渋谷」に行く前に、もう1度補充に。働き者の百姓には有り難い地主様のお情さけだが、”農奴”からしばらく自作農へと転身出来ない恐れが。(’15.7/13)

漫画屋無駄話 其の4031
▼『文学の空気のあるところ』(荒川洋治・中央公論社)のサイン本、やっと東京堂に並び始めた。どうでもいいが(でも買ったが)。数日前、久々に「いわもとQ」へ。閑散振りに驚く。開店直後はともかく、以降も堅実な入りだったのに。近所の「はなまるうどん」や「小諸そば」にある活気がゼロ。狭いから仕方ない面もあるが、味は特に昔と変わらないのだし。敢えて理由を探せば量。実際に喰うとそうでもないのだが、外見がいかにも貧弱。そばの下にこっそり、大根の千切りを潜ませる訳にも行かないだろうが…。(’15.7/10)

漫画屋無駄話 其の4030
▼おえりゃあせんのう(『三匹の侍』の長門勇タッチで)。もう蒲団が1週間以上干せてない。下着など2〜3日取り替えなくても気にならない性格だが(結婚後は一応毎日交換)、蒲団や毛布の湿気にだけはへきえき。月曜夜にFCで見た『竹山ひとり旅』。新藤兼人の映画としてはマシな部類だが、八戸周辺の地図が何度もアップに。昼間、真弓大介に電話。三戸郡に住む彼の映画事情を尋ねた。「八戸で観ます。車で15分くらいかな。すっかり寂れちゃってて…」。富岡から高崎だと、車でも30分前後はかかるのかな。(’15.7/9)

漫画屋無駄話 其の4029
▼おえりゃあせんのう(『三匹の侍』の長門勇タッチで)。4月に比べ1万以上ダウンした5月の「盛林堂」の”嫌機棚”の売り上げ、6月は更に5千円以上もダウン。結局、今年前半までに比べ半減した。5〜6月は店&ネット売り共々どこも悪く、青ざめてるのは俺だけじゃないと。が、これじゃ「まさみ」や「日高屋」にさえ行けなくなる。「かんたんむ」のつん堂棚から離脱もしばし延期、在特会系地主様のわらじを懷で暖めるか? こういう時期に強いのがモンガ堂。波なく底辺を歩む趣味の古本屋に、何かを学ぶべきなのかも。(’15.7/8)

漫画屋無駄話 其の4028
▼6〜7年振りくらいか。昼飯ついでに門前仲町の「ブックオフ」へ。坪数に比べ従業員が多すぎる気もするが(接客態度は揃って良し)、昔通り10冊以上買えた。昨今の同チェーンではめったにない。帰りにこの糞寒いのに「日高屋」で冷し中華。昔この街に住んでいた、エロ劇画家の菅原卓也と前田俊夫の事を自然と。”佐藤まさあきの隠し子”とまで言う向きのある後者は(俺だけだが)、海外の即売会にまで出向き、童顔にモノを言わせて猟色三昧の日々と。が、菅原の音信は一切不明。90パーセントのエロ劇画家はそうなのだが。(’15.7/7)

漫画屋無駄話 其の4027
▼”カサ売り切れです。すいません”(大意)との貼り紙が、すずらん通りの「ダイソー」店頭に。今年の実直な梅雨に関しては、熟知してるはずの彼等でも見込み違いはあるらしい。「かんたんむ」→「神保町シアター」→「書泉グランデ」→「神田コーヒー」→「まいばすけっと」。新旧の本雑誌を1冊も買わなかった珍しい日。『なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか』(金石範・金時鐘・平凡社ライブラリー)を開いてて、ふと十六女十八女の事を。昨年、原画類を送ると約束しときながらシカト。リンチしちゃうぞ!(弱そうだし…)。(’15.7/6)

漫画屋無駄話 其の4026
▼全焼願望糞シネコン、「109シネマズ高崎」の扱いが余りに邪険なので、意外に苦戦中かと思ってた今度の『マッドマックス』。『週刊文春』の6月の興行記録によればトップと。入って無いのは群馬だけ? ともあれ5作目が製作される可能性は高まったと、勝手に判断。「東京堂書店」のサイン本コーナー、川本三郎は『映画の戦後』(七つ森書簡館)に続き『サスペンス映画ここにあり』(平凡社)が(粗筋解説本でなけりゃいいが…)。荒川洋治の新刊はまだ。大学のセンセになった位で勿体振るんじゃないヨ(心の狭い奴)。(’15.7/3)

漫画屋無駄話 其の4025
▼西荻窪場末の趣味の古本屋、「モンガ堂」が早くも開店3周年と(打倒「スーパー源氏」!)。そろそろ『古本屋開業だけはやめておけ!〜雲散霧消した私の退職金2000万〜』を(一部推測あり)、夏葉社、いや燃焼社あたりから出す時期では? 題名は『売れないが満足!〜趣味の古本屋今日もカンコ鳥1000羽〜』の方が前向きでいいか? 「俺の所もひどいが、モンガ堂さんに比べれば…」と、その存在を心の支えに営業を継続している、全国各地の底辺古本屋も少なくないはず。心ない誹謗、中傷にめげずに頑張って欲しいもの。(’15.7/2)

漫画屋無駄話 其の4024
▼早速、東京駅の構内放送が、「不審な人物を見掛けたら…」等の、東京メトロっぽいモノに変わっていた。同駅、地回り風裏金機動隊の違法な強制職質をほぼ無くしたり、チップ式公衆トイレの廃止、新幹線客専用休憩室の一般への解放、ベンチの増設と、反社会的ゼニゲバ企業JR東日本らしからぬ変貌を(休憩室の放送の音量も低くなった)。たかが爺さんの自殺一件で、テロを口実にしたゴロツキ警官がでかい面をする、不愉快な駅に戻して欲しくない。電車発車前の糞うるさいメロディーを廃止、ホームに水飲み場を復活させてくれればベスト駅だ。(’15.7/1)

漫画屋無駄話 其の4023
▼せっかく馬鹿高い新幹線定期もあるのだしと、本・雑誌の運搬に関して”人間宅急便状態”が20年以上。しかし50代半ば以降、バッグの重さが身に染みるように。最近は無理せずに、少しためては宅急便を多用。同時に肩が軽くなる。ケチの健康失いじゃシャレにならないよ。オイスターの『鬼畜乃団欒』(メディアックス)の再校校正後、ベランダの掃除。目白通りが近いためか、黒い煤煙のような物があっという間に積もる。こんなの日々吸い込んでるのかと思うと身震い。プラス福島特産放射能だもんなあ。(’15.6/30)

漫画屋無駄話 其の4022
▼5月は「盛林堂」の”嫌記棚”売り上げが急落(昨今のちくま文庫並。同文庫、7月も弱体化振りが更に強化されていてめまい)、蒼ざめた馬を数頭見た。小野店長の話では実は6月も例年悪いと。ネット販売の昨日までの総額を確認すると、確かに酷い数字。本業もご覧のような状態。まさか古本やエロ漫画の行商をする訳にも行かないし。役人&世襲政治家の金満ライフを支えるために、今日も神保町を散策だなんて、情けねえがなぜか笑っちゃうな(日本人の醍醐味?)。「日本特価書籍」前で、古ツアそっくりの別人を目撃。(’15.6/29)

漫画屋無駄話 其の4021
▼講談社学術文庫と言えば、『満鉄調査部』(小林英夫)もコンパクトでいて内容充実、感銘を。良い意味での文学的趣味も味わえたし。で、皆さん周知の安倍マザコン総理の愚鈍さも底なし。総理としては2回目だと思うが、またもや『WiLL』8月号に登場。山本太郎が『前進』の一面に、カラー写真入りで登場するに等しい。勇ましいオベンチャラ言ってくれれば、相手は誰でも構わない真正馬鹿坊っちゃん。金になれば豚も木に登らせる同誌の花田編集長も、前大戦下の朝日新聞記者並。別に極右でもいいが、官憲に跪く姿勢は情けない限り。ここら一水会はまだまとも。(’15.6/26)

漫画屋無駄話 其の4020
▼ちくま文庫の急激な没落に反比例、充実度を高めている講談社学術文庫。横丁の爺さんの床屋政談みたいな『徳富蘇峰 終戦後日記』(同)も、独自の下品さと適格な比喩で飽きない。絶対的天皇主義者としての合理的説得力はゼロだが(偉いから偉いと終始。安倍マザコン総理が、俺が総理だから信じろと言うに等しい。無論、愚鈍安倍より知性・教養は遥かに上だが)。無節操に常に日の当る場所を歩きたがる辺り、団塊的処世術の持ち主の走り。先般読んだ『夢でまた逢えたら』(亀和田武・光文社)で、著者は天皇裕仁の死を”崩御”とサラリ。かなわない。(’15.6/25)

漫画屋無駄話 其の4019
▼古書モール内「かんたんむ」のつん堂棚、全然隙が生じてなくて持参分を補充出来ず。いくら一昨日行ったばかりとはいえだ。在特会シンパ系不在地主(棚の店主)のおつむのレベルが、心あるインテリ客を遠ざけている可能性は高い。当人は自らが聡明と確信してるからホラーだが。奴のコッパ本をまたも多数倉庫入れ、何とか我が良書を押し込む。今週は連日のコミガレ。横尾忠則の弟子の仕事じゃと疑いたくなるレベルのポスターが、1枚1000〜3000で出てたが、今日見たら1000円前後値上げに。結構売れてるって事だろう。横尾も長生きし過ぎた。(’15.6/24)

漫画屋無駄話 其の4018
▼「@ワンダー」前付近で古ツア(小山力也)に声を掛けられる。打ち合わせ帰りと。いいなあ売れっ子は。俺はもう何年も打ち合わせごときモノをした試しなし。つまり、新規の仕事にはすっかり無縁のロートル身分。昔からの仕事をお情けで細々と(電話帳の無更新も10年どころの話じゃない)。一方で勢いのある人間はどこか輝いており、いつもの出稼ぎフィリピン人フェイスが、コマンチ族の筆頭若頭に見えなくもない。ただ本業が黄昏れつつあるのは共通してる模様(彼の本業は出版関係のデザイナー)。(’15.6/22)

漫画屋無駄話 其の4017
▼神保町で今年初めて、へそ出しルックのお姉さまを目撃(渋谷では桜の開花した頃に既に)。「書泉グランデ」前。風祭ゆき風のスレンダー美人で、昼時から激しく劣情を刺激された。そういやへそ出しルックの方に、巨乳&グラマー系は余りいらっしゃいませんね。「三省堂」4階で、ビートルズやサザンの曲に関して、女子店員を秘書代わりにコキ使ってる福間健二似の白髪の爺様が。検索だけでなく版元に電話までさせられてたが、「うるせえよ糞ジジイ!」とはやはり言えないか。O嬢、今は2階らしいな。(’15.6/19)

漫画屋無駄話 其の4016
▼今の「神保町シアター」のチラシ、デザイン自体は悪くねえが、いくら何でも”春日太一セレクション”の文字がでかすぎ。5年モノの下仁田コンニャク並だが、コイツそれほどのタマか? 確かに最初の2〜3冊は面白かったが、チヤホヤされ過ぎてすっかり増長、昨今は己を失って見苦しい限り。円尾敏郎より3グラム程度インタビュー技術がマシなだけだと、誰か分からせてやれよ。初期の川本三郎セレクションの時代だって、ここまで厚顔なヨイショはしてない。チンピラ評論家がが汚す、新興有力名画座のせっかく築いた名声。(’15.6/18)

漫画屋無駄話 其の4015
▼この2カ月、週3日(月・水・金)は古書モール内「かんたんむ」に、重い本を下げて皆出勤。棚から不在地主(つん堂)のクズ本を大量廃棄、いや倉庫に手荒く収納、俺様の良書に入れ替える作業を黙々と。すぐに軒を借りて母屋を乗っ取る大作戦が終了するが、問題はいつ奴をコレヒドールに追放するか。「アイシャルリターン!」なんて寝言はよもや吐かせないように、血も涙もない冷酷な対応をせねば。今日は豪雨の中を。「傘ないの?」と、ずぶ濡れ姿の俺を見た新劇役者風社長。「傘刺してコレなんです」「ふ〜ん」(’15.6/17)

漫画屋無駄話 其の4014
▼自宅仕事。近頃暇を見ては、段ボール何箱もの映画のチラシ類を、ドラム缶でどんと焼き風に焼却中。タダだからと意地汚くもらい部屋の肥しにして来たが、一部を売り始めて理解するその99・9%の価値の無さ。中には無知ゆえに灰にしてる物もあろうが仕方ない。題名だけはチェックするが、作品名どころか監督、役者も誰1人として知らない映画が、それこそ無限にある事実に改めて驚愕。監督名の上に、”第1回監督作品”なんてあると、無常感で胸が一杯。幸せな家庭、ないしチョンガー生活を送ってて欲しいが。(’15.6/16)

漫画屋無駄話 其の4013
▼さすがは『東京新聞』の「こちら特報部」。12日本欄の岩波文庫印税の支払い先を、改造社の山本実彦社長の再婚相手と特定。名にし負う岩波書店も改造社も、いざ銭の問題となるとエロ本屋レベル。ダシに使われた青山墓地の無名戦士達が泣いているぞ。日本共産党はキッチリ調査・報告する義務がある。東電株で一儲けを企んでた朝比奈”鬼畜野郎”まこと、見事に夢が潰えたと。やっぱり神様は見ていなさる(ケケケ)。オイスターの新刊、題名を書き忘れた。『家畜乃団巒』(メディアックス)。心が洗われるでしょう?(’15.6/15)

漫画屋無駄話 其の4012
▼かなり面白い新刊、『わたしの「女工哀史」』(高井としを・岩波文庫)。斎藤美奈子の解説も充実(岩波文庫版印税の怪しい支払先、より詳しく追求して欲しかったが)。内容面では戦時下の生活について、喰うために翼賛体制の末端を担わざるを得なかった面にも、より詳しく触れれば更に厚みが増したのにと(ややカッコ付け過ぎ)。30数年前、親本が草土文化社から出てたなんて全然知らず。共産党系版元は我田引水傾向が強いので、蔑視してたからな(今も)。少しだけ反省。オイスターの来月売りの新刊に着手。(’15.6/12)

漫画屋無駄話 其の4011
▼老眼になると場所の明るさが気になる。駅員に1度苦情を言った事もある、地下鉄有楽町線ホームの暗さは、人命にも関わるのに論外だが(マジで本も読めない)、他にも意外な所が暗い。まずは「神保町シアター」のロビー。中高年以上の客が多いのにどうかしている。スタッフが若い連中ばかりなので、気が回らないのか? せめて館内並の明るさに。「シネマヴェーラ渋谷」は両方暗い。「新文芸坐」はロビーはまあまあだが、館内が駄目。上越新幹線も暗い。上信線、この面だけは合格(無論、俺様が強く抗議した結果だが)。(’15.6/11)

漫画屋無駄話 其の4010
▼上信電鉄、冷房の強さも全国屈指の運賃並というか、やけくそな次元。今朝は日頃より1本遅く、9時30分過ぎの電車だったが、シベリアに抑留された関東軍兵卒気分。Tシャツに同じ半袖シャツを重ねててコレ。1枚だけなら全身凍傷必至。面倒だが一言いわねえと駄目なんだろう。お客さまへのサービスなんて、昔から毛頭も考えてない鉄道。何せ夜になると駅からゴミ箱を撤収してしまう、東京メトロ並の吝嗇経営。赤字が出りゃ更なる税金のおねだり。公共機関の仮面を被った、一種の地回りゴロツキ集団と呼ぶべきだ。(’15.6/10)

漫画屋無駄話 其の4009
▼昨今ずっと順調だったのに、西荻窪は「盛林堂」の”嫌記棚”5月分売り上げが1万以上の大幅ダウンでガックリ。小野店長からは「5月は例年こんなもんですよ」と慰められたが(レジャー用支出が増え本まで回らないとの説)、本の選択と値付けに問題があったと深く反省。「6月はもっと悪いんですよ」と脅される。去年の事など覚えてないし…。今週末に本の入れ換えがあるので、付近の良心的知識人の皆様ヨロピク。「かんたんむ」の”つん堂棚”、更に不在地主の駄本群を徹底追放、立派な俺様の本のみ並べねばな。(’15.6/9)

漫画屋無駄話 其の4008
▼本当は忙しい時期だが、DTP屋さんから『Mate』の出稿が遅れてる模様で暇。こういう時に限り、「神保町シアター」も「シネマヴェーラ渋谷」も白昼はロクでもない番組しか上映してない。観たい作品の試写会もない。神保町、「原書房」にシャッターが下りてると月曜日なんだと実感。西荻窪の「盛林堂」も確か今日が定休日。極貧下請けは毎日が定休日。『自衛隊協力映画』(須藤遥子・大月書店)、興味深い内容で読ませるが、構成が余りに単調。担当編集が指導すべきだった。防衛省、燃料代くらいは映画界社から徴集すべし。(’15.6/8)

漫画屋無駄話 其の4007
▼明日は午後1時から、高崎城址公園で世界で戦争法案反対集会とデモが。久々に参加しよう。前回の雨でさぼったデモの際のプラカードもあるから、準備は不要。玉村の赤い土建屋も来るのだろうな。本欄も何かと色気不足。写真撮ってもらって埋め込もう(我が社のパソコンじゃ出来ないのでヨロピク!)。今日は本業も副業も多忙。珍しい日だ。夕方、もう一回神保町に行かねば(「かんたんむ」+「神保町シアター」)。コミガレ、ベテランで切れる店員さんが1人で切り盛り。お愛想も抜群。犯罪者顔のu-senの対極だ。(’15.6/5)

漫画屋無駄話 其の4006
▼退屈じゃないが余りに内容が地味で華がないので(文章はお上手)、『ヌエのいた家』(小谷野敦・文藝春秋)はスピードを出して大宮手前で片付け、のむちが書いてるというので義理買いした『映画横丁』創刊号を。ミニコミの癖に四方犬彦ごときを”巨匠”扱いする根性じゃロクなもんじゃないと予想したら、ズバリ。読むに値するのは菊地凛子のインタビューのみ。つまり立ち読みで充分。それでも読みたい人は、今日『BOOK5』最新号共々、「かんたんむ」の名前を出すのも恥ずかしい某痴呆社長の貸し棚に並べるのでヨロピクピク。(’15.6/4)

漫画屋無駄話 其の4005
▼自宅で終日仕事。『新宿スワン』を全焼願望糞シネコン、「109シネマズ高崎」で観たかったが、最終上映が午後4時と言う意味不明な時間帯で断念。何かと腹立たしい腐れ映画館だ。「シネマテークたかさき」はゲロ番組週間だしな。久々の雨で実家の母ちゃんはホッとした模様。これ以上乾けば、せっかく植えた下仁田ネギの苗がひからびてしまう。俺は1度も手伝わなかったが、でかいペットボトルなどで頻繁に水まきも。ヤフオク疲れで親不孝。とはいえ『名探偵ポワロ』はしっかり鑑賞。15巻目を観終わりました。(’15.6/3)

漫画屋無駄話 其の4004
▼確かに近所の「秀栄」での、腰のある麺と強い酢味が効いた喰い心地も悪くない(既にメニューに)。だがやはり、冷し中華と言えば専大本部前の「たいよう軒」。案外始めるのが遅く、まだ昇りも出てないし、店内にポスタ類ーも貼ってない(昨日横目でジロリ)。イライラ。まだ短パンには早いが、こういう日はズボンがへばりついてつらい。大病からもうすぐ4年。お陰で2キロ近くやせて、アゴのラインも出るように。だが再び肉が付き始めた。まだ0・5キロ程度だが、1キロ増えたら元に戻すのは地獄。今がラストチャンス。(’15.6/2)

漫画屋無駄話 其の4003
▼一昨日、中古夏物衣料を仕入れるために久々にマッドドクターの特産地、前橋は群大付属病院そばの「ブックオフ」へ。最近は御無沙汰してたので、新しいポイントカードが出来てたの全然知らなかった。衣類はともかく古本は「ボヘミアンズギルド」並の厳しい値付けで(店内)、文庫本がやっと4冊。本だけのために前橋駅から、片道200円のバス代払って訪れたセドラーはガックリだろう。その前橋駅、相変わらず精算機が1台のみ。お客さまに不便を押し付け、スイカの売り上げアップを目論んでるのだろう。10人前後の列が出来て大変だ。(’15.6/1)

漫画屋無駄話 其の4002
▼大日本帝国復活世界戦争法案を率先して支持せねばならないはずの、『週刊新潮』と『週刊文春』が妙に静か。騒がないでいてくれた方が、憲法を骨抜きにする悪法を通し易いという、安倍マザコン暗愚首相周辺とのあうんの呼吸か。『日刊ゲンダイ』によれば腰抜け『朝日新聞』も、”岸信介偉人伝”の連載を開始したと。日本の記者クラブ加盟自称マスコミ共は、年収1000万半ばを保障されれば、人殺しも幼児強姦も平気でやりそう。良く国民も悪いと言うがそれは違う。皇族や官憲他、税金で喰う率の高い者ほど責任を負うのが筋だ。(’15.5/29)

漫画屋無駄話 其の4001
▼やくる〜と君が居た時代は、本欄も100回ごと置き位に倉庫入れを。彼が辞める際に方法を引き継いだはずだが、更新時には当然忘却の彼方。で、だらしないふんどし状態が今もダラダラ。子供にMacは分からないし、「まさみ」で酔わせた退屈男を拉致、無理矢理更新作業をさせるか? あいつにも分からないとなると、このまま5000回を目指す? 考えただけでも恐ろししい(4000回続いたのは自然現象であるかのような口調で)。「高崎総合医療センター」経由での出勤。もう2カ月で丸4年になるのか。(’15.5/28)

漫画屋無駄話 其の4000
▼「ホテルグランドパレス」と目白通りを隔てて洋食屋が(鉄板焼き屋?)。店頭にいつも定食の写真を陳列。ローストビーフ丼(780円)の写真のリアル振りが凄い。人肉丼にしか見えない(食人族丼でも可)。肉を見なれた店の人には何でもない景色なのだろう。小心者の俺は前を歩く度に眼をそらす。似た思いの通行人も多いはずだ。イラスト処理した方が客も増えると思うが、写真よりコストはかかりそうだ。今夜も地下鉄九段下駅に行く必要が(半蔵門線で「シネマヴェーラ渋谷」へ)。心臓に悪いから裏通りを使おうか?(’15.5/27)

漫画屋無駄話 其の3999
▼古書モール内「かんたんむ」でのお隣さん、u-sen棚で800円で買った、『古本パンチ』(戸川昌士・東京キララ社’08)が例によっての濃厚なお下品味で読ませた。俺も育ちと品性の悪さは相当と自負してるが、この人には負ける。時々挿入される、チンケな小説もどきにはいらついたが(飛ばした)。戸川、もう新刊が?地震、地下鉄東銀座駅へ着くまでまったく気付かず。『リアル鬼ごっこ』を観た直後で、「東劇」の階段を下っていた。地下鉄の運休を駅員に聞いて、初めて地震を知った乗客多し。仕方なく東京駅まで歩く。(’15.5/25)

漫画屋無駄話 其の3998
▼無論、山本薩夫監督作品だから退屈はしないが、「神保町シアター」で午後1時30分からの『華麗なる一族』を観終えたら既に5時過ぎ(211分)。朝一番に「かんたんむ」で補充したり、コミガレのチェックしたり、それなりの仕事はこなしたが、昼飯時にビンビールの大ビンを2本片付けたような気分。小沢栄太郎、佐分利信に1ミリの退けも取ってない。既に京マチ子のアップは耐え難い。後に下げマン女優として鳴らす山本陽子が、猟銃自殺する仲代達矢の女房役。東宝配給のためか山本映画としては、赤旗乱舞場面が少なめ。(’15.5/22)

漫画屋無駄話 其の3997
▼大病中な割には福島県内各地を歩き回ってる(余命を悟ってか?)、サケマス(つるぎ基明)に電話。ページが少なければ、そろそろ漫画も描けそう。当人にはもう10年以上会ってない。あのまま中高年化したのなら、ド無気味と言うかいかにも原発爆発の地の住民らしいが…。うろ覚えだが、近未来の”福が花咲く”福島県住民、及び周辺県の人々の容貌を先取りしてたような(俺も隣県住民だったよ)。2大御用週刊誌、『週刊新潮』&『週刊文春』の退屈さが最近半端じゃない。『週刊ポスト』化せぬように官房機密費でも?(’15.5/21)

漫画屋無駄話 其の3996
▼「京橋テアトル試写室」が入ってる、中央公論”ナベツネ”新社と道を隔てたアサコ京橋ビルは、昔から店子に対して入れてやってる感120%。その尊大振りは出入りしてるだけの者でも不愉快(注意書き他が)。こういう大家はえてして転居時に何のかんのと難癖つけて、保証金や敷金を素直に返さない場合が多い。果たしてここは? 終了後、「フィルムセンター」寄り地下の「はなまるうどん」へ。ざるうどん大(500円)。そばの例に倣えばノリなしなのだし、大盛りうどんのような気も。味は悪くない。夕方から仕事。(’15.5/19)

漫画屋無駄話 其の3995
▼「『那覇の市場で古本屋』(ボーダーインク)の宇田智子の文章、あんたと感じ似てるな」「え〜。確かにジュンク堂時代に職場が一緒だったけど、そうか〜?」「『BOOK5』連載時代から何か既視感あったんだ。先週単行本読んだらあんたの名前も登場したんで気付いた」「オイラなんかよりよっぽど聡明な人だよ」「そうだろうな」「………」「向こうの方がかなりエロっぽいけどな」「アハハハハ」昨日のみちくさ市での武藤良子画伯との会話。仕事はそれなりらしいが、内澤旬子や浅生ハルミンの背中はまだ遥か彼方の様子。(’15.5/18)

漫画屋無駄話 其の3994
▼欧米の日本研究者が連名で、安倍政権の歴史修正主義に警告を与えたと。文中に気なる下り。”警察力を抑制して来た”との意味の部分。彼等は日本のデモの実態など皆目知らないようだ。デモ参加者より多い武装警官、デモ形態への干渉・妨害。更には日常化してる暴力的な違法職質、戸別訪問(住民情報の売買)、底なしの裏金等々。警察・検察・司法は癒着して、完全に機能喪失してる点に眼を綴じている。超警察土人国家日本では、10年前の皇太子の書簡を司法が公開を命じる事態など有り得ない。官憲自身が自らを皇族だと確信してるのだ。(’15.5/15)

漫画屋無駄話 其の3993
▼原稿の2重売り。自らの講談社新書と内容がほとんど同じ。『日刊ゲンダイ』の週1回連載、中沢影吾の「潜入ブラック派遣の現場」の件。系列版元だから許されるって法はない。”ブラック連載”か? 小林信彦ではないが、同紙はどうも後半に行くほどだれる。経済欄がうさん臭いのは昔からの伝統で眼をつむるが、芸能欄での新作映画監督のヨイショインタビューもやりすぎ。広告もらってるのならともかく、そうは見えない。聖教新聞社他の広告出稿も減ってる感じ。池田大作をもっと直に大々的に叩かねば増えないよ。(’15.5/14)

漫画屋無駄話 其の3992
▼自宅仕事でもいい日だったが、『天使』(監督・エルンスト・ルビッチ・’37)をスクリーンで観たくて上京し、「シネマヴェーラ渋谷」経由での出社。無理して買ってる、新幹線定期の有り難みを痛感した素晴らしさ。併映の『山猫リュシュカ』(同・’21)は、構成主義的というかフォルマリズムというか、興味深い作りではあるが単調でうつらうつら。画面スタイルや、時間処理に凝った脚本の映画は案外古びるのが早い(今も)。見捨ててたせいで日本全土が沖縄化されつつある日々に映画見物三昧。昭和10年頃の世相だな。(’15.5/13)

漫画屋無駄話 其の3991
▼西荻窪の「盛林堂」経由での出社。嫌記箱ならぬ嫌記棚の売り上げは堅調。ただ5月はもう少しはけないとまずいな。帰社後雑用を済ませ、久々に「いわもとQ」での昼食後、惰性で靖国通りを散策。見れば舗道で退屈男(古本屋の底辺臨時労働者)が、コマネズミ状態で猛働き。小雨が舞い始めたのだ。「降れ!降れ!今のうちにもっと降れい!!」で、17日のみちくさ市はピーカンになってな。今さらだけど素晴らしい『オノリーヌ』(バルザック・ちくま文庫)。大野タカヤスの訳文は時々意味不明に。俺のボケか?(’15.5/12)

漫画屋無駄話 其の3990
▼今月のちくま文庫のラインナップが酷すぎる。2人くらい落としたのか? 当初の予定通りでコレだとすると、いよいよ絶望的な同文庫の将来。最近は以前ほど買わないもの。割と買うのは河出文庫だな、岩波文庫を除けば。一箱古本市でも河出文庫の方が動きがいい。新書類を読まなくなったのは、絶望的に売れないのも一要因。余程のタマでないと若い人は手にも取らない。年寄りはなぜか、新書は100円だと思ってる人しか興味を示さないし。17日のみちくさ市、あーるあいんサンとのコンビ復活らしいし、初老力を込めねばな。(’15.5/11)

漫画屋無駄話 其の3989
▼漫画家によっては時間に比較的余裕があると、仕事が普段より更に遅れる場合が。昔からの一傾向だが、今回はオイスターと朝比奈まことでそれを再確認。根が真面目なタイプに多い。苦しまされると例えば好色不良漫画家、前田俊夫あたりが懐かしくなる。本来は早描きなので、机に向かいさえすれば原稿はあっという間にアップ。昨今の漫画家は仕事場に編集が立ち入るのを避ける傾向が。こういう珍景色もなかなか実体験出来ない。今は編集部で原稿を仕上げる漫画家の話もめったに聞かない(DONKEY、蟹空解太、てっちゃん…)。(’15.5/8)

漫画屋無駄話 其の3988
▼上野公園でせっせとモク拾いしてる後ろ姿を、親戚に見られたような感じ。いえね、「かんたんむ」で文庫本の補充してたら、「ご苦労様!」と右文書院の青チャンに声を掛けられちゃいまして。皆さん今後は、見て見ない振りの大人の対応をどうぞヨロピク。一箱古本市でモンガ堂から香典代わりに買った、『耳学問・尋三の春』(木山捷平・旺文社文庫)を今朝から。この人や川崎長太郎は、志賀直哉や尾崎一雄と違って、文化勲章の悪臭がしないからいい。代わりにやや汲み取り便所の香りがするが、遥かに高尚だってのよ。(’15.5/7)

漫画屋無駄話 其の3987
▼今朝の『上毛新聞』によると、4月の富岡製糸場の入場者数は、前月比22000人減の87000人になったと。富岡市の人口の約半分が消えた訳だ。なのに市のおもてなし課とやらの担当者は、値上げのせいかどうかは推移を見る必要があると強弁したと。上毛の幇間記者よ、このウスラ馬鹿や課長の名前をちゃんと出せよ。同紙面のスピード違反で逮捕された水商売の女性や、関越道の露出狂は実名から年齢までバッチリ。微罪の民間人はさらし者にして、公務員は特権階級扱い。市会議員と市職員のギャラから、22000人分の入場料を差っ引け。(’15.5/1)

漫画屋無駄話 其の3986
▼今月はもう1つの商売がパッとせず。朝飯の際に愚痴ってると愚妻が一言。「そういう時はモンガ堂さんを思い出せばいいのヨ!」「………」この夫にしてこの妻ありか。たまには西荻の店へ顔を出せば、もっと元気が頂戴できるかも(数少ない常連客はそのために通ってる?)。3日の一箱古本市の書類を初めて開封。11時から17時までと。1時間延びたのか? みちくさ市も16時までだし。1日限定になったゆえの措置かな。2つの市、最近は売るよりもせどる方に力が。余計な本はなるべく持参しない方針(帰りが大変だし)。(’15.4/30)

漫画屋無駄話 其の3985
▼団体のバス観光客が減ってない事を祈るが、入場料を2倍(1000円)にした4月以降は、富岡駅周辺だけでなく、高崎駅の景色までが一変。普段俺は高崎駅着9時36分の上りに乗る。今日のような好天だと、今まではJR側からの暇そうな観光客(中高年多し)が、オンボロ券売機付近に多数たむろっていた。今は人影もなく、合法ドラッグ漬けみたいな顔の高崎商科大学生が、ポツーリポツリ。世界遺産騒動以降、上信電鉄は男女の駅員を相当数採用。彼等も内心は不安だろう。駐車場他の建設でで既に儲けた土建屋のみは安泰だ。(’15.4/28)

漫画屋無駄話 其の3984
▼数年ぶりで『古書通信』4月号。相変わらずだが、池谷伊佐夫の「本棚の隙間」の”御隠居願望”に感嘆。景気が今ほど悲惨でない頃に、基礎年金以外にも複数加入してたから、オイラの老後は万全との御報告。こんな記事、親族以外の誰が喜ぶのか? 特例的な人物を紹介、貧乏人の老後イメージを混乱させる企画が多すぎる。あの『日刊ゲンダイ』も中高年の転職問題で、『朝日新聞』の元記者を連載に起用。人生の達人過ぎたり、ベラボーな早期退職金が出た連中を例に、喰うや喰わずの貧民一般に説教を垂れるなよ。(’15.4/27)

漫画屋無駄話 其の3983
▼『中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇』(中沢影吾・講談社現代新書)は読ませるが、匿名が徹底し過ぎで欲求不満になる。同新書では『絶望の裁判所』もそうだった。多分担当編集者が臆病で、守りの姿勢一方なのだろう(大手版元の待遇はNHKや『朝日新聞』並だし)。派遣先企業を匿名にするのは分かるが、最寄り駅まで隠してバッカじゃねえの。こういうためになる本は、度胸がある宝島社あたりが出して欲しい。もう嫌韓国&中国本は一時程は売れねえだろうし。ベランダのオレンジの蘭が満開。栄昇ビル時代からの鉢だ。(’15.4/24)

漫画屋無駄話 其の3982
▼傍から見ればともかく、俺的に今日は衝撃的1日だった。御茶ノ水駅で乗り換えた総武線で、明るい女性トリオの1人から、席を譲られてしまったのだ。「いやまだ僕は…」と一瞬遠慮したが、相手の好意に対し失礼と思い(くどく断わる老人は見苦しい)、「すいません」と掛けさせていただく。ただ開いてた本が、『みうらじゅんの映画ってそこがいいんじゃない!』(洋泉社)で、例のキャラのイラストとサイン入りだったのは(カバーを取った表紙部分に)、親切なお嬢さんが前に立ったままだったので、少し恥ずかしかった。(’15.4/23)

漫画屋無駄話 其の3981
▼愚鈍マザコン安倍、沖縄県知事とアリバイ的に会談する前に、緊急性ゼロの帰国した産経の記者と、嬉々と会ってる所に救い難さが(イスラム国に息子を殺された母親もシカトしてたのに)。馬鹿は聡明な他人の忠告を聞き入れず、同レベルの腰ぎんちゃくとお世辞を言い合いつつ周囲も災厄に突き落とす。秘密保護法を推進した御用マスコミ産経の記者をも、韓国の外人記者クラブは早く解放せよと訴えたと。偉いな。読賣や日経、NHKの連中は、どの面下げてどう言う対応をしたのか、是非知りたいものだ。(’15.4/21)

漫画屋無駄話 其の3980
▼今日初めて「シネマヴェーラ渋谷」の大のトイレを使用。壁にペーパーを大量に使うと詰まるので、注意をとの貼り紙が。情けねえ八つ当りだが、「岩波ホール」や「ギンレイホール」ならともかく、ここでそんな気分になるか? モギリの姉チャンにナンパして振られた男とかかな。早い時間だとお爺さんばっか(夜は美女も結構多いのに)。前世紀後半の洋ピン専門映画館がこうだった。巨大団地への坂の途中にあった、『赤羽オデオン』とかね。ポルノはハゲが多かったが、暴力は白髪の方が目立つ感じ。当てずっぽうだけど。(’15.4/20)

漫画屋無駄話 其の3979
▼「神保町シアター」前の「天鴻餃子房」(付近に数店舗あり、味は微妙に異なる)。ここのチャーハンが上等なのは前から知ってたが、中華丼もそれに負けないのを今更ながら知る。ビンビールが大ビンなのも偉い(590円)。鬼子母神商店街の、みちくさ市の際に時々行く店の中華丼もかなりだが、こっちの方が上。ただ本グループ、麺類はサッパリ。「珈琲貴族」で読む『朝日新聞』の腰抜け振りがエスカレートする一方。識者とやらに発言させてお茶を濁す糞臆病根性。東京の「こちら特報部」では、記者個人が闘っている。(’15.4/17)

漫画屋無駄話 其の3978
▼『写真と地図でめぐる軍都・東京』(NHK出版新書)の著者竹内正浩は、安倍総理程の無知で低レベルな米国隷属自称右翼ではないが、愛国思想を隠すのが昔から下手な人。本書でも終戦工作妨害で陸軍の一部に、鈴木貫太郎総理他の邸宅が放火されたのを、”焼き討ち”と形容。野村秋介の心酔者?(25P)138Pでは早稲田大学相撲部の学徒兵に関して、”沖縄沖の敵艦に突入”と表現。米軍とすべきだ。今のNHKじゃ担当編集者が逆に煽るのか?著者がいかなる思想を持とうと自由だが、注釈で不公平かつ姑息な自己主張するのは見苦しい。(’15.4/16)

漫画屋無駄話 其の3977
▼まあまあだった『ワイセツって何ですか?』(金曜日)。納得行かなかった点も2つ。北原みのりが登場しないので事件の全体像が分かりづらい。当人が登場しなくとも(したがらなくても)、客観的事実は最低限説明しろよ(いかにも金曜日風な思想的事務処理)。更に不当逮捕した小岩署の刑事を、わざわざ匿名にしてる点。著者が本名や浮気体験まで綴ってるのに、編集は半端な真似してんじゃねえよ(救援連絡センターの機関紙『救援』を見習え)。『さまよえる古本屋』は、まだ発売になってないのか?(’15.4/14)

漫画屋無駄話 其の3976
▼『知恵の悲しみ』(長谷川四郎・創樹社)を大宮の手前付近で読了予定。「神保町シアター」帰りに『ワイセツって何ですか?』(ろくでなし子・金曜日)と、『さまよえる古本屋』(須賀章雅・燃焼社)をと豪雨の中付近を物色。後者は影も形もなし。2冊共に入手すると、どちらを先に読むかで数分間迷ったろうから、残念だが気は楽。夜が忙しくなりそうなので真っ昼間に見物した『君の名は 第二部』。月丘夢路が三井弘次等に絡まれるのは、きっと水道橋の東京工芸高校旧校舎前だろうな(通勤途中に毎日眺めてた)。(’15.4/13)

漫画屋無駄話 其の3975
▼神保町へ11時過ぎに出るなり(昨夜は泊り)、舗道でキビキビ働く退屈男に遭遇。「おはよう」「おはようございます!」今日も貧しい1日になりそう。と思って空いてるコミガレに行くと、佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』(河出書房新社)がポツリ。俺は世間様ほどは評価してないので、読まずに来月「盛林堂」の嫌記棚ヘ出品予定。「三省堂」の2階へ回ると、『佐藤泰志そこに彼はいた』(福間健二・河出書房新社)が平台に。『石井輝男映画魂』といい、サンピン詩人だが四方田犬彦並の小判ザメ商法の達人だ。(’15.4/10)

漫画屋無駄話 其の3974
▼一仕事後、「かんたんむ」内のつん堂棚の補充と昼飯、次いで「神保町シアター」で『楢山節考』(監督・木下恵介・’58松竹)。今村昌平版もかなり退屈だったが、本作はそれ以上。横溢する主語なき被害者意識に吐き気。特に田中絹代が雪の中でお地蔵様を気取る場面には虫酸千匹(?)。今井正や木下恵介は数本の風俗映画は別に、更に忘れ去られると(全然残念じゃない)。山本薩夫の方がよっぽど面白い。うさん臭さが希薄な作物は、どの分野においてもえてして早く腐る。朝比奈まことに説教電話をネッチリ。(’15.4/9)

漫画屋無駄話 其の3973
▼西荻窪の「盛林堂」経由での出社。「嫌記箱」の売り上げで同書店の新刊、『野呂邦暢古本屋写真帳』(岡崎武志・小山力也編・2500円)を。早速昼飯後に「珈琲貴族」でパラパラ。我が青春時代の神保町の日常景色を満喫。壁にビッシリ貼られたアジビラがいかにも70年代。岡崎&小山ご両人の念入りな解説は、自著の場合より余程力が。ただオカタケ天皇が、『ニュー・シネマ・パラダイス』のようなデタラメかつ不愉快な駄映画を、例え話でも引用したのは画竜点晴を大欠き(文全体の信用を失いかねない)。(’15.4/8)

漫画屋無駄話 其の3972
▼11時過ぎ、飯田橋駅西口で傘をさした川本三郎を目撃。中年期より味のある風貌になった。とっくに買って読了、売り払った『成瀬巳喜男 映画の面影』(新潮選書)は好調のようで、「東京堂書店」のサイン本は2刷だった。取材名目で新事務所に初めて顔を出した藤木TDCと、久々の業界無駄話。最後はやはり「まさみ」で宴会をとの話に。これで3組目。どういう順番でこなすか?「塩山さんが毎月日を決めといて、希望者は勝手に来るようにって段取りにしては?」悪くないアイディアだが、ちょっと偉そう過ぎる気が。(’15.4/7)

漫画屋無駄話 其の3971
▼傑作『アクト・オブ・キリング』に負けない、ジョシュア・オッペンハイマー監督のドキュメンタリー、『ルック・オブ・サイレンス』(「イメージフォーラム」他で6月頃公開)。前作が原色と喧噪に溢れた初期今村昌平タッチだとすると(後者は白黒だが毒々しかった)、今回は成瀬巳喜男テイストで初老男にはより身に染みる。激しい妨害の中、前作同様に本作を全国公開させたインドネシアには、日本より遥かに言論・表現の自由が息づいている。日本は同国に多額の援助を。でもデビ夫人しか話題にならない土人国家の情けなさ。(’15.4/6)

漫画屋無駄話 其の3970
▼数年ぶりで藤木TDCが電話を。用件そっちのけで、昔『映画秘宝』に連載してた、安藤昇の聞き書きはなぜ1冊にならないのか等の無駄話(想像はつくけど…)。彼は俺より一回りくらい若いはずだが、既に同世代の編修は現場にほとんど居ないと。たとえ古顔が役職で残ってても、現場には現役なりの人脈が。当然ベテランのフリーは仕事が減りがち。良くしのいでるなと感心。近所に出来た「カレーにっぽん」に初めて。まあまあだと思うが、ビーフカレー590円はどうか。より安い「エース」も結局は撤退しちゃったんだし。(’15.4/3)

漫画屋無駄話 其の3969
▼夕方、いトうとアシ来社。脳溢血で倒れた元アシは再起を目指し、身障者枠で食品関連(食肉系)に雇用されてるが、健常者でも大変な仕事と弱音を吐いてると。ヨイヨイのエロ漫画の元アシにしては恵まれてると言っては、当人が聞けば怒るかな。『週刊文春』、「報道ステーション」問題で古館と古賀を個人的な内ゲバ扱い。沖縄の基地問題でテレビ・大新聞が、沖縄と官邸の対立に問題を矮小化するのと同一構造。お前ら自身は神様の立ち場かよ?高給を死守するために有り得ない第三者面。マザコン偽装極右の安倍も楽チンだ。(’15.4/2)

漫画屋無駄話 其の3968
▼海上保安庁共々、沖縄県民にテロの限りを尽してるマスクで顔を隠したゴロツキ機動隊。日本屈指の官製テロ組織が、テロ防止ポスターを地下鉄他に大々的に(ギャグ)。しかもメインキャラはパトレイバー。どうりで実写版『機動警察パトレイバー』で、警視庁の建物をコッパミジンにしなかったはずだ(ボヤ程度)。絵になるのに。内容的に防衛省や警察庁の協力欠かかせないからとはいえ、NHK並に官僚への忖度過剰。団塊の意地を見せるべきだった。俺もあの建物で、腐る程始末書を書かされたよ(吹っ飛べば溜飲が下がった)。(’15.4/1)

漫画屋無駄話 其の3967
▼大東亜共栄圏時代でさえ、ヒトラー総統が率いるナチスドイツや、ムッソリーニのイタリアという友邦国家はあった(互いの腹の中はともかく)。安倍馬鹿坊っちゃんマザコン総理の2年間で、今や完全に世界の孤児に。ま、米国植民地の低能サンピン総督が、いくら愛国者を気取ってもまともな国の政治家は相手にしないわな(上納金をしこたま得ながら、その宗主国が一番アベを軽蔑)。花見の人波が凄かった飯田橋近辺。花びらと一緒に放射線もガンガンガン。一億総特攻隊状態。やっぱり大和民族はハンパじゃねえよ。(’15.3/31)

漫画屋無駄話 其の3966
▼確かに今日あたりスタジャンにセーター、しかもパッチまで穿いてると汗ばむのは事実。ただそれは都内での話。今夜10時過ぎ、高崎駅新幹線ホームに降り立つ際は、これでも寒いくらいだ。無理をせず、10日前後まではパッチとも仲良くしよう。今日の「まさみ」の定食(600円)はイカのリングフライ。事務所の敷金問題が解決するまでは、三信ビルを近くで見たくなかったのでしばらくご無沙汰。お陰でまた先週から復帰。ここで近く宴会を2度やらねばならない。その前に1度、俺だけでジックリと飲みたい気も。(’15.3/30)

漫画屋無駄話 其の3965
▼その「テアトル新宿」。昨春の『そこのみて光輝く』の際は、老人だと言うと身分証明書の掲示を求められた。ある訳ねえだろうと応じると、「次回からは必ず〜」との恩着せがましい態度で、割り引き料金での入場を御許可いただいた。全焼願望糞シネコン、「109シネマズ高崎」でさえ取らないムカツキ接客。今回はさすがに改善されていた(要するに他館並)。テアトルグループでは、従業員の仕事現場に盗聴器くらいはセットしてそうな猜疑心と、危な気ないが新鮮味に欠ける同作を観ながら思ったもの。(’15.3/27)

漫画屋無駄話 其の3964
▼「丸の内東映」地下ならヒットの部類だ。20人強は入ってた「テアトル新宿」の『酒中日記』。この種の映画にはありがちだが、何でもない場面なのに方々で笑い声。知人が出てるのだろう。それも最初の40〜50分で終息。気まずい沈黙の中に、唐突で下手な姉チャンのカラオケが安く響き、終幕。原作に登場する、金を払って本を買ってる作家は1人も出演せず。『映画秘宝』系色物ライターは豊富だが、逆に今の文壇の貧しさを照射(貴重な映像ですネ)。内藤誠じゃこんなモノ(脚本の内藤研て息子?)。のむみち、厚化粧が過ぎねえか?(’15.3/26)

漫画屋無駄話 其の3963
▼専大前の「三好弥」で、野菜いためライスを食べながら『スポーツニッポン』を。コラム「政界ヒソヒソ話」が凄かった。要はアベノミクスの効果は出ていると。裏付けエピソードが傑作。某放送局の人間が訪れたビアホールは満席だった。それだけ。登場する民主党関係者も、我々にはそういう現場感覚が不足してると猛省。匿名コラムだからって、放送局関係者も店も民主党関係者も全部匿名はねえだろう。対政権幇間捏造記事だと絶叫するに等しい。『スポーツ報知』ならともかく、これが通るスポニチの明日はスミアミ99%。(’15.3/25)

漫画屋無駄話 其の3962
▼松岡正剛も裸足&フルチンで逃亡必至のうさん臭さをまき散らしてるのが、すずらん通り周辺を流してる果物売りの兄チャン。桃がメインのようだが、横長の箱を抱えてスキップしながら、行き交う歩行者に片っ端声を(俺は掛けられた試しがないので、彼等なりの基準はあるのだろう)。眼付きは一昔前の原理の珍味売り。「一体誰が買うんだ?」と誰もが思ういかがわしさ200%。宗教的背景があるのなら即納得するが…。「もう株は放っとくしかないですよ…」(朝比奈まこと)放っておける金があるうちはいい。そんな歌もあった。(’15.3/23)

漫画屋無駄話 其の3961
▼2カ月振りに昼飯は「まさみ」の和風ハンバーグ定食。相変わらず懐かしい味(すぐ裏が三信ビル。敷金問題が未解決の間は来る気になれず)。「珈琲貴族」に回って帰社。”株もやる反社会的エロ漫画家”朝比奈まこと、株で数百万の損と。安倍内閣の極右ナチスもどき閣僚がガッポリ儲ける一方で、下々の者はかく現実。しかも彼等の多くは、税金で作った相場に税金を投じて儲けてる悪党連中を恨もうとはしない(朝比奈も含めて)。ナチスの手口閣僚も、納税者の不甲斐なさにはスリルが感じられず、内心ガックリのはず。(’15.3/20)

漫画屋無駄話 其の3960
▼ポスター、チラシ類の売り上げ実績から逆算すると、かなり高倉健に差を付けられるはずと予想してた、「新文芸坐」の菅原文太特集。野良犬一番星、けっこう健闘中(第2弾は? 健さんは第3弾までやると。文太も新東宝、松竹時代の作品が多数あるはず)。ただ客層は微妙に異なる。健さんの時は女子大生風も結構見掛けたが、文太の場合は”歌って踊れるスナック”「来夢来人」の現役ホステスさん風ばかり(年齢も上)。ビジュアル的カッコ良さよりは、生活臭を感じさせる芸風のためか? ザ・ピーナツとこまどり姉妹の差かも。(’15.3/19)

漫画屋無駄話 其の3959
▼出掛けに今年も下仁田ネギ作りに着手した、台車につかまった母ちゃん(85歳)と立ち話。「今年もやるんかや」「そうさあ。やれるうちゃあ、畑でなんかしてねえとなぁ。それこそ体がおかしくなるで。血圧はどうだや?」「まあまかな」「気をつけろい。おっかねえからな」(老婆版子連れ狼のようにヨタヨタと畑へと去る)。一時は軒並み栽培してたコンニャクも、今は村でも一軒だけと。養蚕に至ってはゼロ。無論桑畑もほぼ消えた。下仁田ネギ、放射能汚染問題もあって昔に比べ安値。俺も知り合いにもめったに送らない。(’15.3/18)

漫画屋無駄話 其の3958
▼自宅で朝から出品作業。夕方、パソコンから長時間離脱するために(吐き気がして来る)、「109シネマズ高崎」で『イントゥ・ザ・ウッズ』。たとえ面白くてもメリル・ストリープの出る映画なんざ観たくない。眼の保養のためにとあえて筋を曲げたのに、ド愚作でゲッソリ。ジョニー・デップも「銭のためでス!」感120%の演技。ディズニー映画って全体的に昨今超うぬぼれてて調子こき過ぎ(映画評論家なら春日太一か?)。すぐ墓穴を掘るだろう。奇顔女優ばかりがゾロゾロ出て来るのもめげた(パン屋の女房以外は)。(’15.3/17)

漫画屋無駄話 其の3957
▼前回に続いて惨敗したみちくさ市(遂に1万円台割れ…)。グッタリした満席の帰りのとき号で、驚くべき車内放送。高崎駅直前で、乗り換え線として上信線が初めて告知されたのだ(姉ちゃんの英語分も)。14日からのダイヤ改正以降だろう。改札口前に時刻表を掲示させなかったり、1番線のトイレを撤去されたり、JR東日本高崎支社に散々いじめ抜かれてる上信電鉄。富岡製糸場の世界遺産効果だ。時刻表も改札口前に移動させてもらい、トイレも復活させるよう断固要求しろ。製糸場の集客効果が山を越してからでは遅いぜ。(’15.3/16)

漫画屋無駄話 其の3956
▼「ああ、ここだったんだ!」声の主は松本清張、ではなく荒川洋治(3人連れ)。午後3時前、アマチュアカメラマンのメッカ、「ミロンガ」前の路地にて。昭森社の跡地巡礼でもしてたか? 再入院&再手術で心配させたサケマス、骨壷になって帰宅じゃなく、無事に退院出来たと知り一安心。エロ漫画家がこの世とおさらばする際は、ちゃんと200ページの原稿をためて後、つまりコミックスが出せる状態にしてないと、天国には行けぬと悟るべし。「放射能グルメ日記」も入りそう。大丈夫、1級の変質者だけど天国組ですよ、多分。(’15.3/13)

漫画屋無駄話 其の3955
▼渋谷での『ゼロの未来』(テリー・ギリアムの新作。5月中旬公開と)の試写会への行き帰りに、『月の輪書林それから』(高橋徹・晶文社)。清く正しく美しい内用の本で、「いやあご立派ですね!」と言うしかない。俺の知ってる古本屋は、もっとロクでもない連中ばかりだと言うと、後で報復されるか。どうでもいいが。そういや『ゼロの未来』も、モロにダニー・ボイルタッチと言うか、こしゃくな糞ガキの説教映画と化してて、天才・ギリアムの面影はもうなかった。75歳じゃ仕方ねえか。ああ、月末が怖い暇な3月。(’15.3/12)

漫画屋無駄話 其の3954
▼大病後は一層ドタマの注意力が衰え、誤字が増える増える。前回の本欄もひどかった。昨日は自宅仕事。ふっと読み返して赤面(こんな事もあろうと時々ね)。家じゃ直せないし…。気付いてない個所も腐る程あるはず。特に相手を批判した場合の誤埴はみっともないと(中でも固有名詞)、自分で言ってりゃ世話ねえな。西荻窪の「盛林堂」で、先月の売り上げを頂いて後の出勤。ちょっと好転。中央線快速電車は、紙の本を開いてる乗客が老若を問わずに多い気が。たまには懐かしの京浜東北線で、同じ調査をしてみたい。(’15.3/11)

漫画屋無駄話 其の3953
▼美人で人格者として知られた、黒岩比佐子の『忘れえぬ声を聴く』(幻戯書房)を、もう亡くなって5年もと思いながら今朝。退屈。著作を全部読んだ訳では無いが、知る範囲では最悪。無器用な人が無理しながらの見過ぎ世過ぎ仕事。発想、描写が平凡すぎて痛々しい(媒体に無理して筆致を迎合させてるのも)。過去の仕事も過大評価じゃとさえ。罪深い編集者だ。装幀が妙に凝ってるのもいらつく(間村俊一)。15日は今年初のみちくさ市。雨の神保町で、荷物到着日の確認を退屈男に。金曜日か土曜日か毎回忘れちやう(後者)。(’15.3/9)

漫画屋無駄話 其の3952
▼迷惑メールに区分けされてたので返事が遅れたと、今日になって南陀楼綾繁センセ。臭う。何だか怪しいぞ。どうでもいいが。古ツアを「@ワンダー」前で(声はかけず)。一方オカタケ明治天皇や青柳編集長は、昨今さっぱり見かけない神保町。前者は大活躍のようだが、後者はいい歳だしお元気?(でも俺よりは若い)。退屈男も店頭で余り見なくなった。出世して内勤に?(”ケルアック作業”からの解放)「書泉グランデ」のアイドルカレンダー、200円段階でほぼ完売へ。去年は100円まで行ったのにね。(’15.3/6)

漫画屋無駄話 其の3951
▼飯田橋駅西口改札を出た右に在ったパン屋さんが、2月末で閉店。割とうまかったのにね。「ホテルエドモント」系列の店だったから、JR東日本グループ傘下。身内より他人にあこぎな契約で貸した方が儲かるって事か?(次が開店しなきゃ分からねえよ)近所の「ファリーヌキムラヤ」も味の低下が著しいし(柔らかいだけのコンビニパン風化)、歯ごたえある味のパン屋さんを見つけねば。「成城石井」のパンも「ファミリーマート」以下だし。『江藤淳と大江健三郎』、もう50ページ。江藤の人生は山下敦弘が映画化すれば面白い。(’15.3/5)

漫画屋無駄話 其の3950
▼内幸町経由で出社。最寄りの都営地下鉄都営三田線ホームへ。事務所に一番近い東西線飯田橋駅の料金票には、銀杏マーク。駅員に尋ねると、飯田橋駅は都営大江戸線もある。春日駅経由で220円だからそういう表示なのだと。(東西線だと280円!)だがこの乗り換えと飯田橋駅改札出口までが地獄の道のり。『戦場にかける橋』が3本は製作出来る老人殺しロード。最初からJR新橋駅経由で帰るべきだった。定期があるから140円で済んだ。貧乏無精者の金失いだが、東京メトロと異なりゴミ箱が完備してる点だけは気分良かった。(’15.3/4)

漫画屋無駄話 其の3949
▼季節外れな気もするが、絶交でもされたのかな? 最近、南陀楼綾繁センセがメールの返事をくれない。どうでもいいが、一箱古本市へ申し込みずらくなるのは困りもの。絶交と言えば昔は良くpippoセンセにもされたが、いつか送った彼女がソフトフォーカスで写ってるポスター、ちゃんと届いた?(pippo無名時代の各種詩行事の告知ポスター)メールでの返事くらいは欲しかったな。身銭を払うヤフオクのお客さんでさえくれるし。小林信彦御大がほめてた『岸松雄の仕事』(ワイズ出版)、確かにユニークで面白い。(’15.3/2)

漫画屋無駄話 其の3948
▼舗道に乱雑に積んである雑誌の山の上に、”勝手に持ち去るな”とのエラソーな貼り紙。神保町は「ヴィンテージ」前の景色。段ボール箱に入れるなり、キッチリ十文字に縛ってある訳でもねえに、何威張ってんだよ糞馬鹿野郎! お前んトコの地所じゃねえだろう(俺的に持ち去りたい雑誌はゼロ)。どこの古本屋も店頭の舗道占拠はある程度仕方ねえが、威張り腐ってるのは同店だけ。勝手に公共財産を私益のために使ってるのだ。どの店も「田村書店」に倣って無料箱を設置、儲けを社会に還元せよ(「澤口書店」は最低でも2箱は必要だ)。(’15.2/27)

漫画屋無駄話 其の3947
▼犬猿の仲だった井上ひさしと小林信彦。その小林、先々週の『週刊文春』のコラムで天皇・皇后に露骨にへりくだってた。晩年の井上とまったく同一のパターン(新藤兼人とか)。ものみな歌でおわるどころか、ものみな天皇制へと収斂。自由主義者が王様に愛想笑いしていいのか? 今の天皇・皇后がリベラル寄りだからと言うのは屁理屈。王様に頼らねばネトウヨ内閣を公然と批判出来ない脆弱さこそが、立憲主義の意味さえ理解出来ないならず者を跋扈させる。沖縄から天皇コールが起きないのはさすがだ(夫妻は地元2紙の定期購読者だそうだが)。(’15.2/26)

漫画屋無駄話 其の3946
▼”能楽書林日和”。余り聞かない言葉だろうが、こういう穏やかな天気の日を俺はこう呼称。神保町詣での際に通る専大本部手前の能楽書林ビルは、道を隔てた前方が空き地なので、陽がさんさかさん。団塊世代の散歩老人、アルミ缶の拾い屋さん、行き倒れ寸前の老婆などが高確率で座って日光浴を。ビル側もJR東日本のように、嫌がらせに水をまいたりしていない(まいてもすぐにか乾いちゃうだろうが)。今は駐車場の空き地にビルが建つと、心なごむ景色も消滅必至。近所の定食屋「三好弥」同様、はかなさ一杯のたたずまい。(’15.2/25)

漫画屋無駄話 其の3945
▼やっぱ200円位にせにゃ駄目か? 今日確認に行ったら、裏のu-sen棚への嫌がらせで古書モールのつん堂棚においた『BOOK5』、1册も売れてねえでやんの。代わりと言う訳ではないが、uの字の棚から『ボクラ少国民第三部 撃チテシ止マム』(山中恒・辺境社)を500円で。第二部も並べてくれ。第四部、第五部は既に所有。二部が入手出来たら一気読みの予定(一部は文庫本で読了済み)。遂に開始!「書泉グランデ」というか、「animate」グループのカレンダーの叩き売り。今年は200円均一。100円にならない内に完売か?(’15.2/23)

漫画屋無駄話 其の3944
▼「日高屋」マニアとしてはうかつであった。同店、なぜかメニューに昔から焼酎のお湯割が見当たらない。冷える日は仕方なく悪酔い覚悟で熱燗を(日本酒は基本的に外では飲まない主義)。昨夜、水道橋駅前店でふと兄チャンにその件を尋ねると、実はあるのだとメニューを指差す。確かに写真こそ無いが、注釈形式でお湯割も出来るとの注意書きが。本当に俺も粗忽者だ。一方昨夜のオナニー高校生(制服姿)。パンツに直に放出したのか、事前にティッシュが用意されてたのか、今頃急に心配になって来た。(’15.2/20)

漫画屋無駄話 其の3943
▼昨夜の高崎駅22時25分発、上信電車下仁田駅行き車中での出来事。車内の乗客は10人前後か。1両目と2両目の連結部分付近に座り、ちくま文庫版『太宰治全集1』を開いてると、相向かい席の男子高校生が妙な雰囲気。見れば左手に携帯を握りしめて凝視、右手でファスナー下ろしてシコシコの真っ最中(幸い物は見えず)。眼は行っちゃってて、周囲も眼中に無い様子。世界遺産の富岡製糸場でお馴染み、富岡駅の辺まではもう1人の男子高校生と会話を。知恵遅れとは思えない。妙な物を飛ばされては迷惑なので場所移動。一途に励む当人。周囲は誰も気付かない。(’15.2/19)

漫画屋無駄話 其の3942
▼『東京新聞』の諏訪慧は想像力を欠いた記者だ。16日付けの家庭欄で、ストレス解消と会話復活を目的に、職場でBGMを流す企業が増えつつあると好意的に紹介。展開するUSENのコメントまで。音楽趣味は人の数だけ存在する。嫌いな音楽を強制される者の苦痛をどう考える? 同調圧力が支配する日本の職場では、中止をとは並の根性では言えない。物事の表裏に考えが及ばない諏訪君は、広告代理店に転職すべし(幇間根性は一流)。こういう薄っぺらい記事を平気で通す、ドめくら上役のアホ面も1度見てみたい。(’15.2/18)

漫画屋無駄話 其の3941
▼子供の声? 無論1級の騒音だよ。親以外の人間には子供も犬猫イタチと同類。ペットも人間も躾けられない腐れ馬鹿親が、ガキを特権的存在に祭り上げて居直るんじゃない。加えて無神経な幼稚園(保育園)、学校関係者の運動会他での拡声器騒音は気狂い沙汰。非常識な大人共が糞ガキ騒音を増幅させといて、何が子供を延び延びと育てさせろだよ。どうせ中東に派兵されて死んじゃうんだから(大金持ちや世襲政治家&公務員以外のガキ限定だが)。天皇をないがしろにして米国の奴隷化を推進する安倍が、なぜ右翼テロに遭わない?(’15.2/16)

漫画屋無駄話 其の3940
▼古書モール、つん堂棚への補充再開。さすがに店主の補給から半月経つと棚はガタガタ。今日持参分ではとても埋まらず、売れ行き不振で下の引き出しにしまってあった分も再出品。確かに駄目そうなのが多いが、倉庫に並べとくよりはマシ。来週からは取捨選択を。u-sen棚の左隣も撤退した模様(ガラ〜ン)。素人古本屋ごっこ界もなかなか厳しい(プロの方なら御免なさいよ)。「はなまるうどん」のダシのうまみは案外早く飽きるが、「梅もと」の料理全般のマズミは常に鋭角的で新鮮だ。月に1度位は確認したくなる。(’15.2/13)

漫画屋無駄話 其の3939
▼『キャロル』で有名な瀧村仁、ドキュメンタリー映画界の伊藤俊也と言うか、すっかり右翼になってたのだね(3月21日公開の『地球交響曲第八番』を観て)。サブタイトルに”宇宙の声が聴こえますか”とあるが、俺には「天皇陛下万歳!」の絶叫が聴こえた。佐々木昭一郎といい、元NHKはロクな映画を撮らない。別に右翼映画でもいいのよ。面白けりゃ。なのに3・11を描くのに原発に一言も触れなかったり、皇后を弾よけに使う姑息さが不愉快。ナレーションの木内みどり、共産党シンパだろう? 皇室のシンパでもあるのか?(’15.2/12)

漫画屋無駄話 其の3938
▼待望久しい『冤罪File』第22号がやっと店頭に。被害者には申し訳ないが、毎号こんな面白い雑誌はない。日本の官憲(警官・検事・裁判官)は、悪事を働けば働く程に豪華な老後が保障されている(日本官憲焼け太りの基礎構造)。今号では2人の元裁判官と1人の元検事に突撃取材(山田弘司・前原捷一郎・岩崎善明)。本来なら打ち首の犯罪者が、揃って公証役場で年収1千万以上の大名生活。自省心もゼロ。ライター(片岡健)と撮影者(土谷善則)、編集長の度胸を素直に称えたい。無論、犯罪者トリオの馬鹿面にモザイクはなし。(’15.2/10)

漫画屋無駄話 其の3937
▼フローリングが気分いいなんてのは若い時分だけ。老いたら冷え込みにただただ難儀。家を建てる際は余程注意しないと。じゅうたんやカーペットを敷いても保温効果は薄く、ストーブも荒野で炊いてるがごとし。この調子で年々寒がりになると、10年後はどうなってるのか?(まだ10年も生きる腹づもり)予想通り、超ロリ系コミックスに中止や延期が出てる模様。コレが怖いから俺は本畑には接近しなかったが(宮崎事件で充分に懲りてる)、今は他人事とも言ってられないような。まあ平だから気持ちは楽ですがね。(’15.2/9)

漫画屋無駄話 其の3936
▼昨夜の美女2人とオッサン1人の宴会、「串鐵」が満席で「手だれ屋敷」ヘ移動して楽しく。我が心の故郷「日高屋」で2次会をと九段下店に向かうと、夜の10時過ぎなのに5〜6人の列が店頭に。アホノミクスの実態が良く分かる景色。仕方なく解散。所が事務所へ向かってるはずの足が、いつの間にか水道橋方面へ。気付けば同店水道橋駅前店のカウンターでホッピーを。習慣とは恐ろしい。今日の半月振りのコミガレ。60年代の雑誌を中心にいい物が。大量買いしたが、きっと明日は腰が痛いはずだ。(’15.2/6)

漫画屋無駄話 其の3935
▼みぞれだし神保町詣では休み、地下鉄東西線で早稲田の「ブックオフ」ヘ久々に。入店前に近所の「北京」で五目そば(700円)。ジージャン姿の原田芳雄やスーツ姿の青木義朗が、今にも奥からドスを片手に転がり出そうな、70年代ムードの満点の中華料理屋。味も悪くない。従業員が多いので経営は大変かも。帰りにふと2階を。居酒屋「舟形や」。そうか。山崎邦紀や南陀楼綾繁と何回か来てるよ。ココもまたギター片手の小林旭が、「ダンチョネ節」でも口ずさみながら、ヘラヘラ登場しそうな広い落ち着く店だった。近く来よう。(’15.2/5)

漫画屋無駄話 其の3934
▼出勤するとビルのポスト前に、田舎警察のマヌケ刑事風のコンビ。オレオレ詐欺の捜査で上京中かなどと思ってると、「塩山さんどうも。留守らしいので帰るトコでした」。いがらしみきおとその村(そん)の友達だ。「これから行く所があって…」と言うのでポスト前で立ち話。4月4日公開の『ジヌよさらば』がヒット、あわよくば続編がとの思惑がある模様。シケた外見に似合わぬ野心家だ。新名刺の名前上に、”宮城県加美町観光大使”と。俺も”群馬県富岡市観光大使”になりてえ。岩井賢太郎富岡市長、よろしくお願いします。(’15.2/4)

漫画屋無駄話 其の3933
▼老舗映画雑誌の高倉健&菅原文太追悼特集の手抜き振りに何度も触れたが、遂に真打ち登場か。『シナリオ』3月号の表紙が眼を覆わんばかり。下手なだけではなく全然似てなくて、いつ館ひろしが死んだのかと思った(塚本友書なる人物のイラスト)。構図も表情もスチールのまんまだし。これを没にせずに何を没にするんだ? キネマ旬報や近代映画関連雑誌に比べ、内容は比較的まともなだけに余計に情けない。紙物系編集者にもはや矜持はないのか? 『映画秘宝』のコラムに、ごく小さく使われる程度のイラストだっての。(’15.2/3)

漫画屋無駄話 其の3932
▼訳わかからないトコも例によって多いけが、やっぱり面白い笙野頼子の『猫キャンパス荒神』(河出書房新社)。最近は小谷野敦側の情報ばっかだったので、色んな意味で新鮮(全集刊行宣言まで。彼女なら出ても当然とは思うが)。けど2500円近い値段はどうにかならないのか。当てずっぽうで逆算推測すると、初版3000部前後? めったに増刷にならない笙野本だが、『未闘病記』(講談社)は5刷りになったと表紙で大ハシャギ(著者の意向?)。こちらも2000円近い。版元の規模の違いで500円安か。(’15.2/2)

漫画屋無駄話 其の3931
▼最近のハリウッド映画の主要キャストにおける、白人と黒人の配分率は非常にわざとらしいが、黒人がほとんど登場しない昔の作品群に比べれば遥かにマシ(昨夜「シネマヴェーラ渋谷」で、40年度製作の『ストライク・アップ・ザ・バンド』を観て)。ただ駄作でも中に1曲でもいい歌があれば、つい満足感が残るからミュージカルは得だよ(愚脚本の本作はそのサンプル)。『ティファニーで朝食を』の超差別的日本人演技で知られるミッキー・ルーニー、西条秀樹の子供時代みたいだ。両者ともにがさつそうなので嫌いだが。(’15.1/30)

漫画屋無駄話 其の3930
▼飯田橋駅周辺、特に九段方面への目白通り右側の歩道はひどい混雑なので(左側は空いてる)、最近は裏通りをテクテク。表通り同様、景気の良かった頃に通った店もほとんど姿を消して、見知らぬチェーン店ばかり。昔の看板を掲げてるのは「えぞ松」や「まんなか屋」くらいか。ただこの裏通り、結構勾配があったりで年寄りは疲れる。右側に登ると東京大神宮。そばにあった洋風居酒屋で、亡くなった刹那さんと飲んだ事も。少し上には有名な沖縄料理屋が。割といい値段なので最近はご無沙汰だ。田母神嬢の歓迎会はここだった。(’15.1/29)

漫画屋無駄話 其の3929
▼片岡義男や名画座特集など、『BOOK5』が面白い時の朝倉臨時雇われ編集長と神保町でバッタリ。映画マニアの“青春の墓場”と化した、ヤフオク市場の現状について「サンマルクカフェ」で30分ほど無駄話。別れて「書泉グランデ」3階へ。古川ロッパ関連本の隣に15年前のミニコミ、『スクラップ・スティクス』3号(随想舎)がなぜか3冊。南陀楼綾繁センセも登場、拙著に触れた下りも。初見みたいだから買う(税込み864円)。ボケて忘れただけか?(日記本&ナンシー関特集)非文化の香り充満の宇都宮で発行。 (’15.1/28)

漫画屋無駄話 其の3928
▼東映ビデオがキネマ旬報社に外注してる、『東映キネマ旬報』の健さん&文太追悼特集号の内容がひどいと、少し前に本欄で。今日「書泉グランデ」に行くと、それに輪をかけたような東映仁侠映画のムックが近代映画社から。東映に写真使用料を払うのをケチッたのか(かなりアコギとの噂)、下手で全然似てないイラストがメイン(洋泉社の初期の仁侠映画特集ムックを連想←歴史的に存在を抹消?)。伝統ある社ほどドカス本を出すのはどういう訳?「早稲田松竹」、最近いつ行っても混雑。ただ従業員が真面目すぎる気も。 (’15.1/27)

漫画屋無駄話 其の3927
▼今朝上信線で読み終えた『餓鬼一匹』(山中恒・旺文社文庫)。むろん信用ある著者ゆえ退屈なはずはないが、改めて巻末の同文庫新刊一覧を見てため息。”輝ける旺文社文庫の時代”が確かにあったのだ。論創社の小田光雄の聞き書きシリーズで、是非関係者を引っ張りだして欲しい(まだだよね?)。関係ないが同版元の小田光雄の新刊、まだ「三省堂」本店には未入荷。俺の『エロ漫画の黄金時代』(アストラ)さえ1冊さしてあるのに。両者間に複雑骨折のような問題があるとしか思えない。どうでもいいが。(’15.1/26)

漫画屋無駄話 其の3926
▼半月振りくらいで「いわもとQ」へ行ったら、生玉子とてんかすのサービスを。客足が落ちたのか?(確かに一時よりは空いてる)「梅もと」も玉子サービスをほぼ1年中やってるが、ゆで玉子ではなく生玉子なのがポイント。つゆが冷めたり味が薄くなるのを敬遠、断わる客も結構多いからだ(俺も)。生玉子とゆで玉子を用意、客に選択させねば本当のサービスとは言えない。サザンの桑田とか後藤人質のお母さんなど、日本じゃ謝る必要のない人が謝罪、大量殺人鬼・東電の経営陣は野放しでそっくり返ってやがる。(’15.1/23)

漫画屋無駄話 其の3925
▼時々古書モールのつん堂棚の補充に代理で。ところが俺が並べた新規分が全然減らない。レジの熟女美人も、「売れ行き、かなり寒いですネ」「………」。「盛林堂」との出品傾向・値付けの区別がついてない面がある模様。四谷書房に続いて撤退の要因作っちゃ悪いし、当面は帰国中のインスタント極右社長に任せよう(佐藤優をグルと仰ぐレベルの)。新作映画、昨今は若手だけでなく、中年役者も未知の者ばかり。その点、北野武の最新作『龍三と七人の子分たち』は安心して見物出来る。それだけの存在価値しかないが(クズ映画)。(’15.1/22)

漫画屋無駄話 其の3924
▼さすがに神保町詣でも休み「珈琲貴族」へ。ここは『朝日新聞』が置いてあるので数カ月振りに。『東京新聞』を読んでると、同紙のひどさが良く分かる。NHK同様年収1500万のためならマザコン安倍の腐乱肛門にもしゃぶりつくくせに、表面上はリベラルブリッコ(NHKは”公平ブリッコ”)。小沢一郎冤罪事件の際に調活費泥棒検察の走狗だった、星浩もまだでかい面を。今やバッシングされる側。犬の犬の当然の運命。嫌いな奴でも官憲に不当弾圧されてる者は誰でも助ける。マスコミ関係者である以前の、人としての原則だろうに。(’15.1/21)

漫画屋無駄話 其の3923
▼東映ビデオ発行のフリーペーパー、『東映キネマ旬報』最新号(24号)は当然ながら高倉健&菅原文太の追悼特集号。同誌は昔からキネマ旬報社が下請け。可も不可もない出来だったが、最も張り切らねばならない本号の内容は最低最悪。著作権を気にせずに済む表紙からして、ありふれた白黒スチールを2枚ペタリンコ。玄関からもう超脱力なのに、中身もメインは大手記者クラブ所属お気楽”自称”記者のバイト原稿。読むに値するのは樋口尚文くらいか。舐め切った手抜き下請けは切り捨て、洋泉社に『東映映画秘宝』を編集させろ。(’15.1/20)

漫画屋無駄話 其の3922
▼以前は週半ばに1日は休めたのに、最近は皆勤(無論ギャラは底辺で磐石化)。引っ越しの余波がまだまだ収まらない。早く落ち着きたいと思う一方で、混乱なき老後は退屈すぎるような気も(どぎつさ120%のコムハウジング&賢栄さんサンキュ! ドラキュラに負けずにどんどん吸ってよ、貧乏老人の汚れた生き血!)。ま、忙しさも貧しさも程度の問題だ。月曜の夜は本当に困る。試写の類いはまずないしFCは休み。他館もわざと俺の観てしまった作品か、駄作しか上映してないような気が。困ったもんだよ妄想老人。(’15.1/19)

漫画屋無駄話 其の3921
▼早朝からネット関連のトラブルで、真っ青→何とか復旧→グッタリ。何度これを繰り返してるのやら(頭が真っ白になって当然)。お陰で朝一番の神保町散策がならず。珍しく新人さんが原稿の持ち込みに来てくれると。あわてて娘の下着類の洗濯物を奥にしまう。先般、電話工事の人が訪問した際はすっかり忘れてて、後で赤面を。強制的に拝まされる方も迷惑だろう(いトうや朝比奈まことがどう考えてるかは不明)。昨日の『続・歌謡曲番外地』、大量のカット写真類は当然無許可だろう(推測)。評論だから必要ないが。でも偉いな。(’15.1/16)

漫画屋無駄話 其の3920
▼昨夜は例によって我が心の「日高屋」九段下店で、『続・歌謡曲番外地VOL.2』(ウルトラ・ヴァイブ)片手に一杯。カウンター席だったが、左隣のお姉さんが凄かった。タンメンか何か食べてたのだが、途中で餃子定食が。しかももう一皿何かが(怖くて盗み見も出来ず)。すべてを残さずぺロリコン。会計の際に意を決してチラリ。デブでもやせでもブスにもあらず。眼鏡をかけた普通の女子大生、ないしOL風。女房にした男は大変だろう。幼女デュエット、リトル・ピンクの『ピンクのいちご』なるレコードにはさすがにビックリ。(’15.1/15)

漫画屋無駄話 其の3919
▼この時期の神保町は静か。余り知人も見かけない。退屈男だけは日々舗道を占拠、ニヤけながら店が買い入れた本・雑誌の整理を(これは既に神保町名物と言うか、犬の糞の類いの景色)。かつては「書肆アクセス」の畠中店長が、こん感じで方々に転がり(「岩波ホール」の周囲が多かった)、携帯(キャラメルのように見えた)を操っていた。昨年秋以来、株で損してばかりの朝比奈まこと。「この時期、プロ以外は近寄っちゃいけませんネ!」と殊勝。だからって本業もちっとも儲からない。暴力も含む革命しかねえか?(’15.1/14)

漫画屋無駄話 其の3918
▼昨日から『大いなる遺産(下)』(岩波文庫)を。25〜26年振りくらいだが、バルザックの「ふくろう党」を初めて読むような興奮を(同作はまだ再読してないが)。ただ訳文以外にも納得行かない所も。一番強く感じたのが、ピップが恩人をなぜあそこまで嫌うのかという点。子供時代ならともかく、成人してるのにちょっとカマトト過ぎないか。宗教観の違い? 東映時代劇特集の「神保町シアター」にご無沙汰。「フィルムセンター」とバッティングしてるが、愚かの極み。やっぱ尊大なFCの民業圧迫なのかな? (’15.1/13)

漫画屋無駄話 其の3917
▼何の意味があるのか不明だが、岩波文庫の新刊『大いなる遺産(上)』の巻末で、訳者の石塚裕子は盛んにディヶンズの男としての身勝手振りを責めている。気持ちは分からないでもないが、聡明な対応ではない。訳者という立ち場を考えれば、事実のみ列記した方が読者も理解するもの(読み手を愚か者扱いするな)。150年後の訳者のしたり顔の(堤未香風絶対安全地帯からの)演説など、誰も聞きたくはない。まあ、山崎邦紀レベルの人間は喜ぶかも知れないが。訳文にも数カ所以上理解出来ない所があった。(’15.1/9)

漫画屋無駄話 其の3916
▼「盛林堂」帰り(同店「嫌記箱」の売り上げ先月もまあまあ。近所の方どうも!)、西荻窪駅前での昼飯時に1回。夜。「シネマート六本木」の『マッハ!無限大』の試写会帰りに、九段下店で更に1回(映画にはガックリ)。いくら我が心の「日高屋」とは言え、日に2回行くのは今日が初めて。新メニュー、アジ&イワシフライはなかなか。「キッチンジロー」や「うちそば」のように、まだひどい胸焼けはしてないし。すぐ復旧するからいいけど、ネットが時々繋がらなくなる。電話工事後は必ず。感情に支配されてるメディア?(’15.1/8)

漫画屋無駄話 其の3915
▼知っての通り俺は昔から岩波文庫の大ファン。なのによりによって昨日登場の「岩波ブックセンター」から、拙著『エロ漫画の黄金時代』(アストラ)を置くのを断られたと、発売当時の担当O女史が悲しそうに伝えてくれたっけ。責任者が余程のエロ嫌いだったか? 今となればどうでもいいが、この種の屈辱ってなかなか忘れられない(夏葉社社長の太っ腹な人格とか)。ただ『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)は、なぜか『図書』の誰かのコラムで誉められ、南陀楼綾繁センセまで驚いてた記憶がかすかに。(’15.1/7)

漫画屋無駄話 其の3914
▼愚妻の都合で今日は自転車出勤。たまにはいいよ石坂洋次郎気分も。困るのは帰宅時。今の車は小型なので自転車が積めない。当然帰りも真夜中の青い山脈気分。老体にはちと応える場合も。今週もコミガレ開催中。さすがに閑散。特に今日は豪雨だから。汗まみれの真夏のコミガレが懐かしくなる。『東京新聞』1面に数日前に広告が掲載されたのに、「信山社」というか、「岩波ブックセンター」にしかない『三一新書の時代』(井家上隆幸・論創社)。「三省堂書店」とは中が悪いの? ともかく非効率な広告の打ち方だ。(’15.1/6)

漫画屋無駄話 其の3913
▼すずらん通りの「ふくろう堂」跡の100円ショップで、耳かきと爪切りを探すが見つからない(通勤用)。そこへ「おめでとうございます」と退屈男が登場、瞬時に両方発見してくれる。何て間のいい奴なんだ。俺が資産家なら月給30万で召し使いにするが。その足で古書モールの、素人古本マニア界一のの鼻つまみ者で在特会シンパ、つん堂棚の補充へ。ショック! 左隣の「四谷書房」さんが撤退中!!最近はみちくさ市でもお目にかかれず残念。右寄りの棚の持ち主は、資金力でまだ撤退しそうにない。本当に嫌な時代だ。(’15.1/5)

漫画屋無駄話 其の3912
▼神保町もコミガレもガラガラ。「三省堂」で『成瀬巳喜男映画の面影』(川本三郎・新潮社)と一緒に、『少額訴訟・支払督促のしくみと手続き』(安部高樹・三修社)も。ネット情報でほぼ分かるが、紙でないと信頼し切れない高齢者。栄昇ビル問題の際も真冬で、店子仲間と私鉄沿線の果ての裁判所まで出掛けた。皆さん元気かな。ついでだ。まだ住んでる数少ない三信ビルの店子に、今から用心するように忠告しとこうか(昔から親切な奴)。いトうがアシと同道原稿持参。体力が落ちたと嘆く事しきり。20年早いよ。(’14.12/29)

漫画屋無駄話 其の3911
▼80代半ばになり体力が衰えたのか、出す本の厚さには定評があった(中身も)、山中恒の新刊『靖国の子』(大月書店)はコンパクトで160ページチョイ。安倍”ナチスの手口”内閣下らしく、「三省堂」や「書泉グランデ」ではまったく見かけず。数日前の『東京新聞』1面で広告を見たばかりなのに。さすがに「信山社」では、人気の無い歴史書コーナーに平積み。あるいは若い人向けにわざと薄くしたのかと思ったら、著者は去年も中国旅行を(後ろ折り返しにカラー写真入り)。またもっとブ厚い本を出してくれ。(’14.12/26)

漫画屋無駄話 其の3910
▼新幹線も含めてJRは既にガラガラ(上信線はなぜか混雑)。でも俺はいトうのお陰で29日まで働かねば。嫌だけどお座敷のお呼びが掛かる間は仕方がない。コミガレ、越後湯沢発のMaxたにがわ号並の人影の薄さ。とはいえ昨日重くて買い漏らした、福武文庫&旺文社文庫のいいトコは既に影も形も。ヤマトの新しい営業所の各種伝票がまだ出来ておらず、出向いてメール便代を現金で。確かこの隣のビルに、曙出版(メディアックス&一水社の先祖)は昔事務所を。近所には倒産してアミカルも。諸行無常の響きあり。(’14.12/25)

漫画屋無駄話 其の3909
▼21日の夜、「シネマテークたかさき」に『海を感じる時』を観に行って驚く。「フィルムセンター」や「シネマヴェーラ渋谷」、「新文芸坐」でよく見かける、紫のベレー帽姿のポッチャリおばさんがロビーに居たから。無論当館では初めて。帰りにも館前で。各地の映画館に出張、まとめて見物してるのだろうと推測。本当の事情は全然分からないのに、いい身分だと勝手にうらやむ。中身はともかく、客は1ダースも入っててここではヒットの部類。冒頭30分での退場客1名(若い在特会風のアンチャンでしたな)。(’14.12/24)

漫画屋無駄話 其の3908
▼先週土曜日のダブル引っ越し、そして今日の電話工事とつつがなく終了。退屈男が心配してた、巨大な骨董品級Macにも特に不具合は生じず、安堵。早速いずみコミックスの校正他を開始。今度の場所、前ほど窓からの景色は良くない。車の騒音も気になるが、今の俺には分相応だ。今日改訂の上信線の時刻表を見たら、高崎発23時10分の最終がダイヤに新設れていた。従来は22時25分。便利になったのだ。が、金曜日の臨時列車廃止の断わりは、本件には一言も触れず(だから俺も激怒)。不粋な上州人らしいとも言えるが。(’14.12/22)

漫画屋無駄話 其の3907
▼金曜日はまず東京に泊らない。今夜は1年振りくらいか。京橋から帰ると水道橋が女地獄(午後9時過ぎ)。嵐のコンサートがあったらしい。幸いファミマ地下の「はなまるうどん」は空いてたので、緊急退避。が、キツネうどんをすすってるとあっという間に20人以上の列(7割が若い姉チャンで残りがおばさん)。女性が特にうどん好きなのではなく、喰えりゃ何でもいいって感じ。道を隔てた我が心の故郷、「日高屋」水道橋駅西口店も阿鼻叫喚の地獄絵だったろう。明日は曇り&雨の予報だが、今のところ夜空には星が一杯。(’14.12/19)

漫画屋無駄話 其の3906
▼宝田明は先日の「フィルムセンター」の舞台挨拶で、千葉泰樹監督をジェントルマンだったと。そうかも知れないが、一方で酔うと強烈な猥談もしたんじゃないかと。昨夜の『続大番 風雲篇』で痛感(冷え込んだせいかガラガラ)。『鬼火』や『狐と狸』を観た際にも同じ思いを。下戸だったりして。素面でそれなら更に凄いと、妄想に入り浸る年寄りも困りもの。猥談には一番不釣り合いな顔した、サケマス(つるぎ基明)に電話。濃厚な放射能浴の日々のせいか、体調は良くないと。死んでも身内はお兄さん1人だけと。う〜む。(’14.12/18)

漫画屋無駄話 其の3905
▼「神田コーヒー」の並びで水道橋駅寄りにある立ち喰い、「うちそば」のかき揚げ丼玉子とじセット(620円)を食べてると、無性にサッポロでもキリンでもいいから、ビンビールが飲みたくなる(無論大ビンの。アサヒでもいいけどサントリーは不可)。ここ数年忘年会のお呼びはサッパリだが、今年は1件。27日に東池袋でわめぞがやると。みちくさ市の打ち上げは全然参加してないし、お詫びの意味も込めて出席予定。人数が多いので、難聴のいがらしセンセは無理だろう。1月にでも「まさみ」で、豪華新年会をやりませう。(’14.12/17)

漫画屋無駄話 其の3904
▼昔は青年会議所風坊っちゃん保守だったが、タイ長期出張後は在特会化、その東大眼線も含め各方面から嫌悪の的の、つん堂の古書モールの棚へ本の補充を。かの地からメールで泣き付かれたし、商いと思想信条は別物だから(以前から密かに混ぜてもらい出品、姑息な小遣い稼ぎをして来た浮世の義理も)。左隣の「四谷書房」に比べ華がない。スペースは倍以上あるが。裏のu-sen棚で500円だった、『わが敗走』(杉山平一・編修工房ノア)を今朝から。主人公はつん堂より遥かに学と含蓄のある、中小企業の専務だ(社長の息子)。(’14.12/16)

漫画屋無駄話 其の3903
▼先週に続き、土日の夕方は下仁田ネギ掘りの手伝いを。陽が村の御嶽山に沈むとさすがに冷えるが、例年ほどではない。鍋料理をとの気分にもならないし、値が上がるはずがない。だが母ちゃんは意気軒昂。4年前に死んだ父ちゃんは、今際の際までコンニャクがどうのこうのと。母ちゃんは下仁田ネギになるのだ。俺?「盛林堂」の売り上げがとか、ヤフオクの入札数がとか言うんじゃ、情けなすぎだな。自分の原稿が掲載されてるから、のむみちから読めと言われた『BRUTUS』。どこに? 次の号が出ちゃったのか(もうろく?)。(’14.12/15)

漫画屋無駄話 其の3902
▼”売り家と唐様で書く三代目”。天皇裕仁の足跡をたどれば、尾崎行雄ならずともこう叫ばざるを得ないが(尾崎は戦時下、特高と大衆の面前でかく演説した!)、彼の股肱が敗戦後20年もしないのに首相になり、今また出来の超悪いアホ孫が、日本をかつての日独伊三国軍事同盟状態に。失敗の責任を最高責任者が常にほおかむりする国家の宿命だが、つくづく一億総懺悔が好きな国民だよ。”仏の顔も三度まで”とも。日本人は100回でも仏様に? また300万人くらい死なないと、懲りないんだろう。おえりゃあせんのう(長門勇)。(’14.12/12)

漫画屋無駄話 其の3901
▼神保町、「一誠堂」は50〜60年代の邦画に出て来る古本屋そのまんまだが、「小宮山書店」は入る度に「まんだらけ」化。田舎の古本屋の跡継ぎには余り修行にならない気もするが、売れ筋は都会も田舎もないからいいのか? 今で言うDTP屋さん、かつての製版屋さんの跡継ぎは、関西で修行する風習があったと。同世代の2代目に聞いた話だから、数10年前までは受け継がれて来たらしい。理由も聞いたはずだがすっかり失念。当時は大阪にまだまだパワーがあったのだろう。その2代目もとうに転職してベテラン介護士だ。(’14.12/11)

漫画屋無駄話 其の3900
▼来週20日の移転準備はほとんど済んでるが、まだ仕事もポツポツ同時進行中。手が付けられない部分も。ちと心配。ま、今まで何とかなったのだから、これからもどうにかなるでしょう(心強い退屈男君の手助けもあるし)。一昨日、『週刊プレイボーイ』の見本誌がやっと届く。歳のせいか、『FRIDAY』の方がエロい気が。写真がどれも芸術的すぎる。この種のモノは韓国のテレビドラマの撮影風でいいと思うが。西荻窪周辺のインテリの皆様、「盛林堂」の”嫌記箱”の棚が入れ替えになりました。またヨロピク。(’14.12/10)

漫画屋無駄話 其の3899
▼上信電鉄も本当に分かりやすい会社。金曜日のみ日頃22時25分の高崎駅発最終に加え、23時20分の列車を1本運行、酔っ払い客を中心に好評だった(彼等もビラで自認)。それを今月の19日で廃止すると。富岡製糸場効果で運賃収入が急増、深夜労働に嫌気がさしたのだろう。いい度胸だぜ(電車運行中止の際に代行手配を遅らせ、上信ハイヤーでボロ稼ぎするのと同根)。当然、莫大な税金を補助金として注入してる、富岡市や高崎市は大幅減額に踏み切るべし。岩井賢太郎富岡市長よ、ビシッとやってくれよな、ビシッと。(’14.12/9)

漫画屋無駄話 其の3898
▼専用小型ばさみで右穴の鼻毛を処理してて、内襞までジョキリ。噴き出す”鼻血”に朝から呆然。幸いすぐに止まったが、手元がもう少し狂えば『チャイナタウン』のジャック・ニコルソン。ニコルソンはポランスキーに切られる。先週、『週刊文春』の小林信彦のコラムで読んだばかり。もう鼻毛なんか気にするのは止めよう。同作は『池袋テアトルダイヤ』のオールナイトで観た記憶が。良く通ったが、痴漢のやたら多い小屋だった。あるいは桑野みゆきの脇毛の呪いか? 年寄りは迷信深くていけねえな。ゴホンゴホンゴホン。 (’14.12/8)

漫画屋無駄話 其の3897
▼『Mate』の「嫌われ者の記」、2月号から見開きの2Pにしてもらった(助かりマス)。が、3校目で題名脇の俺の名前が、塩山良明になってるのに初めて気付く(痴呆化ますます進行中)。結局4校を取るはめに(他にもミスが)。製版屋さん、エロ漫画誌ごときで本当に申し訳ない。昼飯ついでに「神保町シアター」で『ハイ・ティーン』(’59松竹)。井上和男監督の無能さは百も千も承知なので、愚劣さにも一切驚かず。ただ最初の字幕(カッコいい!)、水着姿の桑のみゆきの脇毛には一見、いや三見くらいのの価値あり。(’14.12/5)

漫画屋無駄話 其の3896
▼海の彼方の国を批判するだけの堤未香、あるいは出世主義者の田中優子風女は、左翼の看板掲げてても裏金検察&警察国家の日本じゃ見逃してもらえる。両名、園遊会にもすぐ招待されそう(嬉々とすぐ応じそう)。偉いね北原みのり。前出の2人が鶴見俊輔だとすれば、彼女は松下竜一か山中恒。本は読んだ試しなし。昔、山崎邦紀が担当してた『漫画バンプ』の活字コラム、「エロチカ最前線」に何度も登場したから、引用文は校正の際に熟読。立憲主義破壊暗愚ペテン師・安倍晋三や、うすら馬鹿嬢ちゃん小渕優子こそが逮捕されるのが筋。(’14.12/4)

漫画屋無駄話 其の3895
▼すずらん通りのキッチン「南海」が嫌いだ。確かにカツカレーはまずくはないが、従業員全体が胸を張ってるのがむかつく。銭を払う客が逆に卑屈なのには更に。たかが定食屋風情。分をわきまえろよ。専大前の定食屋「三好弥」の方が、無愛想だが数段感じいいしカツカレーも安い(620円)。新刊書店や古本屋にもこの種の俗物は多い(ゴールデン街商法)。叱られ馬鹿にされるのが大好きな痴呆客。同類が安倍在特会特選総理や、ガキのオシメ代まで税金でまかなう小渕優子のような、生ゴミ人間のケツの穴を舌を尖らし舐めている。(’14.12/3)

漫画屋無駄話 其の3894
▼取材後の対応にはその人間の本質があらわに。昼間たかしは当然のように、俺のコメントが掲載されてるらしい、先週の『週刊プレイボーイ』の見本誌を送って来ない。既に次の号が昨日発売に。今日発売の『フラッシュ』は、出社すると既に漫画屋のポストに。T君からの事務上のメールも。当然の対応だが、情けない事に昼間のようなカス野郎の方が圧倒的多数。社員、フリーは無関係。食事時のように、各々の人生がゲロのように吐き出されるだけ。岡野雄一だが、3年後は俺もあんなか? しかも奴より遥かに貧乏で…。(’14.12/2)

漫画屋無駄話 其の3893
▼『書評紙と共に歩んだ五〇年』(井出彰・論創社)『33年後のなんとなく、クリスタル』(田中康夫・河出書房新社)『一私小説書きの日乗 野性の章』(西村賢太・角川書店)を三省堂で。合計5180円。中身・造本からして高いとは思わないが、近所の「田村書店」店頭なら、遜色ない内容の本がみかん箱に1つは楽に買える値段。新しさへの支払い。各種古本市でも、新刊は半額から7割前後の値付けでも楽にさばける。自然と、非売れ筋作家の本は買わなくなる(富岡多恵子、矢作俊彦、根本敬、中原昌也…)。生活の智恵。(’14.12/1)

漫画屋無駄話 其の3892
▼東京メトロに比べればマシな程度のJR東日本。だが東京駅に限っては、違法ノルマ職質ゴマの蝿警官の激減、新幹線待ち合い室の放送音量&回数抑制、ベンチの増設に加えてまたいい事が。丸の内線に通じる地下広場には、以前待ち合い室が2カ所あった。一般用と新幹線利用客専用だ。後者には入口に警備員が配置され、一般乗客を威嚇。馬鹿な真似を思っていたが、いつの間にか前者に統一されていた。苦情が出たのなら頼もしいが…。ただココを数人で居酒屋代わりにしてる馬鹿も。遠慮せずにつまみ出しなさい、警備員よ。(’14.11/28)

漫画屋無駄話 其の3891
▼先日、丸の内線赤坂見附駅構内で初めてゴミ箱を発見(1カ所のみ)。都心でときを目撃した思い。ただ公衆道徳を備えた一般人が、いざゴミ箱を見つけようとしても、絶対に30分以上はかかる(宝探し)。反社会的純ブラック企業・東京メトロが勝手に決めた乗り換え時間、”30分以内”では利用者は市民の良識を行使出来ない。ただ大人しい利用者は無論、良く連絡してる各鉄道会社が黙っている。東京駅に丸の内線利用者が持ち込むゴミは、半端な量じゃないはずだ。JR東日本は、東京メトロに断固実費を要求すべし。(’14.11/27)

漫画屋無駄話 其の3890
▼暇。豪雨の中1時過ぎ、「神保町シアター」の『ユー★ガッタ★チャンス』へ。「古書センター」前で『少年地雷也』(杉浦茂)に登場する、イボガエル風古本馬鹿に遭遇(氏名年齢不詳。モンガ堂なら知ってる?どうでもいいが)。「この雨の中を…」「いやいや。林忠彦展、教えてもらって本当に助かりました。東京都はやっぱお金ありますねえ」先週、「フィルムセンター」の千葉泰樹監督特集でも会ったので、行くべしと声を掛けた。介護関係の下層糞尿労働者。ロクな本は買えないだろうが、雨にも負けず頑張れば。(’14.11/26)

漫画屋無駄話 其の3889
▼俺はまったく記憶にないが、以前どこぞかでの出版業界人の集まりで会ったという、某誌の某君が岡野雄一の昔について取材に(金曜日)。「奴はいがらしみきおと違って、この世界に居たのを恥じてる風があるし、使えないんじゃ?」不安そうな某君に、俺よりも汚ハゲ(都落ち以前からツルツル)と親しかっった、モアの吉田婆ちゃんの電話番号も教える。ホント、俺って誰にも優しいね。さすがに神保町にも足が向かない。「秀栄」でメンマラーメン後に「珈琲貴族」。数年前まで週2回はこのコースを。両店ともに商売繁盛。(’14.11/25)

漫画屋無駄話 其の3888
▼南陀楼綾繁センセ推薦、「日比谷図書文化館」の”林忠彦写真展”へ(25日まで)。入場料300円でA5判32Pもあるパンフがもらえ、文士の写真入りチラシも「ご自由にお持ち下さい」。駆け付ける価値充分(坂口安吾や織田作之助、太宰治、三島由紀夫の分のみ、ゴッソリ頂くような真似は絶対してません)。「一切干渉をするな。違法行為があっても今回は眼をつむれ!」首相官邸の意向を受け、警察庁が全国の県警本部に指令を出してるはず。当選見込みもないのに、全小選挙区に候補者を立てる日本共産党の事だ。安倍在特会内閣の赤い用心棒。(’14.11/21)

漫画屋無駄話 其の3887
▼天地真理皇太子妃説は、やはり小川徹だったのか?この歳になると、土蔵の段ボールの本をひっくり返す意欲は湧かない(高く売れる本が入ってれば別)。昨日から事務所の暖房を。パッチは既に半月も前から。やせ我慢して田宮二郎の息子のようになってもな(くも膜下出血の再発で死亡)。愚妻はそのニュースを聞いて以来、富士通の亡霊文字盤パソコンへの怒りも一時忘れて警戒モード。高血圧者は基本的に、映画『恐怖の報酬』風退路を歩むしかない。薬を忘れないようにしつつ。誰も恨めない死に損ない初老男の運命。(’14.11/20)

漫画屋無駄話 其の3886
▼「大井武蔵野館」で観て以来だから20年振りくらいか。出勤前、「神保町シアター」での『虹をわたって』(監督・前田陽一・’72松竹)にただただ唸る。昨夜の『花の高2トリオ 初恋時代』(監督・森永健次郎・’75東宝他)がカス過ぎた反動もあろうが、思想的歌謡映画の自力だ。天地真理イコール正田美智子説をベースにした興味深い批評が当時出たが、執筆者名が思い出せない。有島一郎とプータローを和解させない点もさすが。名曲「君をのせて」を熱唱する沢田研二も、この頃の軽妙さが役者としても一番いい。(’14.11/18)

漫画屋無駄話 其の3885
▼近頃また充実してるコミガレ(岡崎武志談)で買った、山田稔の3冊の内の1冊、『詩人の魂』(福武書店)を今朝から。3分の1読んだだけだが、途中で放棄したくなる通俗振り。この人の本で激スカは初めて(題名もひどいよ)。でも貧乏性だし、結局は最後までページをめくるのだ。つまらない性格。台湾の金権バイヤーは姿を見せなかったが、ブックカバーが5枚も売れた昨日の”みちくさ市”。つまり本だけだと、1万円にさえ届かなかった。次回までは4カ月あるし、策を練らないとまた退屈男にコケにされる。(’14.11/17)

漫画屋無駄話 其の3884
▼千代田線新御茶ノ水駅から神保町に向かうついでに、かつて遠山企画が在った辺を散策。23歳の俺が入社した同企画の事務所が入居していた、百瀬ビルはまだあった。大家は印刷ないし製本業者で、地下で終日機械が稼動していたが今は居酒屋に。プレートに地下の店と大家以外の名前はなかった。路地周辺の喫茶店は一件も残っていない。角の「キッチンジロー」だけは昔のまま(胸焼け…)。コミガレに山田稔の単行本が3冊も。2冊は未読のものでうれしかった。誰かも言ってたが、人気あるのに神保町では軽視される山田稔。(’14.11/14)

漫画屋無駄話 其の3883
▼昨日はジックリ自宅で出品仕事。老いぼれにゃ通勤時間も応えるでのう。てな口調の駄文を書いてると、本当に70歳の爺さんになったような気が。ただ10年なんてあっという間だし。エンテツ(遠藤哲夫)のこの10年間を見てるとつくづくそれを。16日は”みちくさ市”。インテリ諸君、池袋鬼子母神商店街に是非いらしてね。前回は台湾だかのバイヤーが出没、方々で大量買いを。「嫌記箱」の愚妻特製のブックカバーも3枚も。「また来てくれるかも」と、必死で刺繍を深夜まで続ける老妻が、ちと哀れみを呼ぶ秋。(’14.11/13)

漫画屋無駄話 其の3882
▼「モンガ堂」で日記本フェアを開催してるらしいが、メニューに『松下竜一の仕事6あぶらげと恋文』(河出書房新社)も? 俺もつい最近読んだが怒濤の面白さ。映画センスも悪くないし、のむみち大好物の60年前後の貧乏臭さが360度スパーク。だから、角田光代のノミの屁のような粗筋説明解説にムカツキ度200%。俺は角田の本は開いた試しないので何とも言えないが、売れっ子は興味ない仕事は引き受けるな。昼間たかしの馬鹿が、漫画屋のエロ漫画誌の読者だったと初めて知る。プレゼントも数度もらったと。最低だ。(’14.11/11)

漫画屋無駄話 其の3881
▼中央線沿線の皆様、西荻窪「盛林堂」の”嫌記箱”の棚が、明日あたり入れ替えになると思うのでヨロピク。目指せ新記録更新!その源になってる「田村書店」が今日と明日休み。古本祭の代休との事。仕方ないけど寂しい。ロクに仕事もねえし、早めに「新文芸座」に向かおうとすると、昼間たかしの糞馬鹿から電話。何で今さら都条例の取材なんか受けちゃったんだろう。Macの故障中で弱気になってたんだな。コイツも永山薫にさえ見放され、頼る所もねんだろう。哀れに感じて「一応明日来い」。俺も歳だよ本当に。(’14.11/10)

漫画屋無駄話 其の3880
▼ウウウ…まだ繋がらない。結局はやくる〜と君に泣き付いたけど、彼も忙しそうで急には来られない模様。ノートパソコンでメールのやり取りは一応出来るが、やっぱり据え置き型が復旧してくれないと。WakWakに質問メール出したりしてるけど、今の所は反応なし。ま、今までこういう事態にならずに済んでたのが、ラッキーだったとの見方も。古本祭り疲れか、さすがに人影の薄い神保町。コミガレで物色していてもパソコン問題が頭をよぎり、落ち着かない。昨夜の酒も余り酔えなかった。引っ越し準備も進めねば。(’14.11/7)

漫画屋無駄話 其の3879
▼昨日の文庫、結局最後まで面白かったが、あとがきにおいての資料出典が曖昧で、詳細な一覧表もない。チラリ触れてるが、アメリカでの情報公開制度を利用した、外人さんの本が元? 確かにあれだけの写真は、そうとしか考えられない。別に恥ずかしい事じゃないし、明記して欲しかった。最後で画竜点睛を欠いてる。ネットに急に繋がらなくなり青息吐息。このままでは本欄も更新不可能。引っ越し問題もあるのに、頭痛の絶える間がなし。でもネット普及のせいで、高給役立たず老人が職場から整理されたという経済的効果は。(’14.11/6)

漫画屋無駄話 其の3878
▼事務所の窓から社屋が見える、潮書房光人社の光人社NF文庫を久々に。『ドイツ国防軍情報とカナリス提督』(広田厚司)だ。写真が豊富で350ページ以上ありながら、1000円もしないお得用版。しかも軍事知識など皆無の俺が読んでも良く分かる書き方。気分が明るくなる内容ではないが、凄惨な風景には正直に言って興奮させられる。重要な諜報部員はほとんど顏写真が掲載されてるのも、非常に親切だ。「やっぱりコイツ、3重スパイ顔だよな」とか。同文庫は戦争への願望ではなく、事実を綴るから信用出来る。(’14.11/5)

漫画屋無駄話 其の3877
▼別に立花隆がまた見たい訳ではなかったが、「小諸そば」すずらん通り店へ。そばのつやがいつもより良くなった気が。「ゆで太郎」に近い感じ。俺はこの方が好みだが、単なるゆで加減のせいかも。真珠のネックレスのように、もりそばの周囲に小梅を10個ほど並べてる同世代の貧相なオッサン。タダだからと言ってそんな食べ方して、脳溢血になったら間尺に合わないよ。理屈じゃ分かっていても、下層民にはソレがガマン出来ない。俺もこの10年くらいかな、”タダ”の言葉に生つばを飲み込み動転しなくなったのは。(’14.11/4)

漫画屋無駄話 其の3876
▼ウォーホル映画だけに、ジェーン・バーキンがどうだ、ゲンスブールがああだとかほざきそうな、不愉快な客筋が主だろうとは覚悟(その通りだった)。左右列に退避すれば、俗物集団とも接しなくて済む。が、困った奴も。右寄り最前列の兄チャン、黒づくめのいかにも六本木付近が似合いそうな衣装。ロビーでも目立っていたな(恍惚状態?)。コイツが『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・二コ』の上映中、終始首を振っている。一眠りして起きたらまだ継続中。鞭打ち症になるのではと心配で、遂に眠れなくなる。(’14.10/31)

漫画屋無駄話 其の3875
▼下らぬ洋泉社MOOKで無駄遣いしたと「下々の者へ」に書いたが、今日は更に続きが。「シネマヴェーラ渋谷」に『燃える秋』を観に行ったら、何と弁士付きトーキー『化石』を。とんだ勘違い。1分で退出、銀座線で「フィルムセンター」へ移動(入場料と地下鉄代で1400円の損失)。ウォーホル映画で熟睡をとの希望は見事に叶えられたが、老人割り引きの申告をし忘れた(またも200円のマイナス)。合計1600円。大した金ではないが、例の退屈男なら3日間は充分生活出来る額。落ち着いて生きよと自らに説教を。(’14.10/30)

漫画屋無駄話 其の3874
▼内田こねりの11月売りのいずみコミックス、『MOTHER X』のカバー&4色を三共グラフィックヘ。やっぱり本業の方がギャラはともかく、一種の達成感がまだ。すぐに消滅する感傷だろうが。神保町の古本祭り、平日しか俺は知らないが、数年前より楽に歩ける感じ。出店ブースも減ってるような(高いのか?)。古本屋らしからぬ、あか抜けたファッションの姉チャン&兄チャンが店番してる、ヴィンテージ系ブースには眼も向けず。詐欺的なまでの高値を平然と付けてる。応援するぞ、普段は憎む手だれの万引き犯人よ。(’14.10/29)

漫画屋無駄話 其の3873
▼自宅仕事。冷蔵庫のような土蔵に行くのが、”逝くのが”になりかねない危ないシーズンもすぐ。今のうちに価値のある雑誌や書籍類は、居間にでも移動しておくべきだが、発送用ダンボール他で既にかなり乱雑に。愚妻はそのザマを嫌がってるが、コレも生きるためだよ(84歳の腰の曲がった母ちゃんが、寒空の下で下仁田ネギ作りに精を出すのも)。赤瀬川原平も、もう10年早く死んでればカッコ良かった。吉田健一や吉本隆明同様、晩年駄本をダラダラ出し過ぎた。やはりアレも生きるためだったのか?(’14.10/28)

漫画屋無駄話 其の3872
▼ダントツのブラック企業JR東日本だが、東京駅に関してのみはやや改善傾向も。違法な強制取り囲み式ノルマ職質を行う、ゴロツキ警官共を前ほど見なくなった。新幹線ホーム内の休憩所での、無意味な放送案内が激減、音量も低くなった。上越新幹線改札口正面に、結構な数のベンチが設けられた。今朝も老人達で9割が埋まっていた。逆に考えれば、従来はこれだけの高齢者がつらい思いをしていたのだ。東京駅上層部にもまともな人間が居るって事だ。東京メトロにはそういう人間が皆無だって事だ。必ず天誅が下るだろう。(’14.10/27)

漫画屋無駄話 其の3871
▼交通機関3大ブラック企業番付。@JR東日本(昨日の本欄を参照)。A東京メトロ(ゴミの元を売店で売りながらゴミ箱を置かない、狂った原発式経営に呆れる。特に丸の内線、半蔵門線がひどく、ゴミ箱をまったく見た試しがない。乗客のモラル崩壊も誘発させている罪は大きい)。BJR東海(リニアは戦闘機時代に建造された、役立たずの戦艦「大和」数十隻分)。次点。上信”ドコジキ”電鉄(不通になると復旧をなるべく遅らせ、上信ハイヤーで稼ごうとの思惑が浅ましすぎて、地元民として恥ずかしい限り)。(’14.10/24)

漫画屋無駄話 其の3870
▼神保町で良く見かける原武史は、今一番信用出来る物書きの1人だ。新刊『思想の源泉としての鉄道』(講談社現代新書)も、蝶のように舞い蜂のように刺しまくる。一番ブスブスやられるのはJR東日本。東日本大震災を奇貨として、被災地の儲からないローカル線廃止を目論んでるのだから当然だ。3・11の夜、帰宅出来ない首都圏通勤者へ、大学他の民間施設が開放された。しかしJR東日本の各駅はお客さまをホームレス扱い、1人残らず叩き出した。金銭至上主義だけが伝統の、純粋ブラック鉄道なのだと証明する1冊。(’14.10/23)

漫画屋無駄話 其の3869
▼日曜夜、富岡駅止りの上信線で帰宅。夕食のパック等を捨てようとするが、ゴミ箱が見当たらない。駅員に。「どうしたの?」「今日はお祭りなもんで…」意味不明。乗客が増えるから大きなゴミ箱にするなら分かる。逆に手間と金を惜しんで撤去しちまうとは。「ふざけるな!税金援助受けてる公共機関だろう!!」無論糞駅員にゴミは処分させたが、恥も外聞も無い上信”ドコジキ”電鉄。ゴミの元を売店で売りながら、ゴミ箱を置かない東京メトロよりはマシ…かな? 多くのインフラ組織は隠れた反社会的犯罪集団である。(’14.10/21)

漫画屋無駄話 其の3868
▼11月22日公開予定の『情愛中毒』を見物させてもらった「シネマート六本木」(地下試写室で)。今、ここは日本で一番日韓友好に貢献してる場所だ。何せ表の看板6枚に全て韓国映画の新作ポスターが(秀作『監視者たち』も)。ソウルにもこんな場所は無いのでは? 愚かな両国暗愚世襲トップの醜態を見るにつけ、角川映画は偉いと感心(製作映画の画面が暗いのは困るが…)。六本木ではかなり降ってたのに、九段下駅周辺ではほんのパラパラ。同じ都心でも天気はこうも違うのかと。富岡付近はもっと極端だけどね。 (’14.10/20)

漫画屋無駄話 其の3867
▼退屈男同様、「もう飽きた!」とか言いつつも隔週位で顔を出す「小諸そば」九段下店。「いわもとQ」や「ゆで太郎」に比べ、奇人変人客が多いのも貧しさ以外の理由。居ましたよ今日も。50代後半のカッパハゲ。俺が入店する以前から店頭サンプルを凝視してたが、食べ始めてもまだ逡巡。2枚もりが終わる寸前にやっとこさ入店。「かき揚げそば持ち帰りで急いで。車そこに停めてるから…」確かに青い小型ワゴン。カッパよ迷わずに店内で食べてれば、お前の頭の皿が乾かぬうちに片付けられた。で、車中でどうやって喰うのか?(’14.10/17)

漫画屋無駄話 其の3866
▼神保町交差点、「岩波ホール」の看板下付近で、黒手帳を片手に「日本は〜日本は〜」と絶叫してる20代後半の青年。顔面もファッションも並以上だがやはり…。「小諸そば」すずらん通り店には立花隆。かき揚げ丼セット(500円)らしきモノを。「信山社」に論創社の出版人への聞き取シリーズの新刊が(書名失念)。「三省堂」4階で買おうと雨の中引き返したがない。版元が近所だから直般入?代わりに警視庁&安倍内閣のアイドル、在特会は桜井の青林堂の新刊が平積み(書名失念)。同書店の桜井への厚遇は昔から。(’14.10/15)

漫画屋無駄話 其の3865
▼数年前に大阪の左翼系集会に在特会が殴り込み、裏金公安は正統にも撃退した主催者を待ってましたとばかりにパクった(当時の『救援ニュース』)。今回の反原発テントへの類した連中の狼藉でも、そっくりなドラマを再現したかったのだ。多分周囲には、つくだ煮状態で制私服警官が待機してたはず。逮捕もぜずにご意見ご拝聴、ご苦労様と言わんばかりに釈放したらしいが、戦前のドイツでユダヤ人をテロった、ナチスの突激隊並の厚遇だ。『東京新聞』社会面の記事もひどかった。私益に狂った官憲主導の秩序崩壊があちこちで。(’14.10/14)

漫画屋無駄話 其の3864
▼役者としては悪くないと思うが、物書きとしてはサンピンの『明治・大正スクラッチノイズ』(ウェッジ文庫)の著者、柳澤慎一。無論、鎌田慧や森達也に比べれば見るべき所はあるが、低レベルな右翼床屋政談で帳消し。あんたの大好きなジャズを、馬鹿げた理由で禁じたのは誰か?単純な理屈が理解出来ない愚か者(81歳)。保守反動自体は別に問題ではない。尊敬する徳川夢声の、宗教的天皇裕仁崇拝にも呆れ果てる。が、薬味になってるから不思議。文才ある人とサンピンの間には、深くて遠い川がある。でも最後まで読む。(’14.10/10)

漫画屋無駄話 其の3863
▼年格好はモンガ堂くらいか。黒い布製手提げバッグを持った初老セドラーで、凄く乱暴な奴が最近神保町に。田村の100円均一箱他に強引に割り込んで来る。以前1回ケンカになりそうになったが、「古本くらいの事で…」と他の客にたしなめられ赤面、我に戻った。久々に今日も田村店頭で会ったが、相変わらず。あの歳ではもはや矯正不能だろうが、身体を密着させて来るので不愉快千万。あるいは乱暴系男色家なのか? 夜、地下鉄九段下駅前の倭が心の故郷「日高屋」へ。9月18日にオープンしたのだと。利用させてもらいます。(’14.10/9)

漫画屋無駄話 其の3862
▼『週刊ダイヤモンド』と並び歴史はあるが、超腰抜け誌面なのでまず買わない『週刊東洋経済』を久々に(特集・新聞テレビ動乱)。更につまらなさ3倍増。中でも「ミスターWHOの少数異見」はひどい。”ケースケ”なる匿名で盛んにゼンショーをヨイショする一方、今年のブラック企業大賞を見事に受賞した、ヤマダ電機を”某家電量販店”と姑息に擁護。社名も出せないのら端から例に引くなよ糞野郎。安倍ナチス在特会内閣の電通役、NHK会長へのインタビューも学級新聞の豆記者以下。石橋湛山が草葉の陰で泣いておるぞ。(’14.10/8)

漫画屋無駄話 其の3861
▼今頃になり、前回のみちくさ市に書肆紅屋が不参加だったのに気付く。前々回、「重くて持ち帰るのがつらいから…」と、筋のいい本を何冊も恵んでもらった(小銭がなくて図々しくコジキに)。早速、「盛林堂」の嫌記箱の棚に出すといい値段で売れた。十分の一くらいは還元しようと考えてたのに…。こういう場合、良く相手がポックリ逝ってしまう場合も。まだ奴は大丈夫だろう(多分)。自転車に乗った拾い屋さんが、田村店頭での大量収穫を、「書泉グランデ」脇の空き段ボール箱に詰め、荷台にくくリ付けていた。合理的だ。(’14.10/7)

漫画屋無駄話 其の3860
▼豪雨の中、8時30分に最寄り駅に着くなり停電で上信線が全面ストップ。手際の悪い同電鉄がやっと出した代行バスが、高崎駅に着いたのが何と1時30分(ご…ご…5時間経過!)。事務所到着は更に3時過ぎ。俺様版ラスト『Mate』下版の真っ最中で、引き返す訳には行かなかった。大元帥以下の深刻な日本役人(軍人も含む)の無責任な所業を、ユーモラスにつづったブ厚い『新聞は戦争を美化せよ!』(山中恒・小学館)を携帯してたので、一向に退屈はしなかったが(腹は立ったが)。「新文芸坐」だなやっぱし今夜は。(’14.10/6)

漫画屋無駄話 其の3859
▼地下鉄九段下駅を出たすぐの店舗じゃなく、1本路地を裏に入った行きつけの「小諸そば」厨房に、すぐに腹を立てるオッサンが。無論客に対してではないが、凄く感じ悪い。いつかの山盛りの刻んだネギを、器ごと自分の2枚冷やしたぬきにそばにぶちまけた、スーパー吝嗇客ほどではないが(コイツに関しては、今月の「嫌われ者の記」で詳しく触れた)。こう書いてると俺って、立ち喰いそばやと映画館、古本屋を行ったり来たりしてるだけみたい。しかも実際にそうだから、情けないというか潔いというか。(’14.10/3)

漫画屋無駄話 其の3858
▼退屈な作品でも最近は映画館ではめったに寝ないが、「神保町シアター」の『幸せは俺等の願い』(’57日活)ではさすがに熟睡。宇野重吉監督の3作目というが、よく日活もお蔵にしなかったもの。俳優座の千田是也と違って、宇野は役者として映画を馬鹿にしてない所は好感が持てるが、監督向きの人ではなさそう。新藤兼人の脚本も説得力ゼロな上に、こましゃくれてるだけの子役が不愉快千万。普通は腹立たしくなると眼が冴えて来るが、本作では再び三たび睡魔に襲われ降伏。殿山泰司の純粋善人役も不気味この上なし。(’14.10/2)

漫画屋無駄話 其の3857
▼今日の名台詞。「だから…悪い人じゃないんだ高須様は…ひひっ」(10月17日発売予定の『Mate』12月号、オイスターの連載「屠場の団欒」での、気弱なあかりのお父さんの言葉。どういう状態でかは読んでのお楽しみ)。今日も夜8時過ぎまでお仕事。昨夜はガラガラの「フィルムセンター」に何とか行けたが、一昨日も今日みたいな状態。エロ本最盛期の思い出が甦ったりして、還暦男の面目躍如。高給料亭「まさみ」での、NEGI、退屈男、のむみちとの豪華宴会の日程、そろそろ考えないとな。(’14.10/1)

漫画屋無駄話 其の3856
▼いよいよパソコンがマズイ感じ(画面が震えてピンクになる)。何とか引っ越しまで持って欲しいが。自らのドジで事務所の移転も2カ月くらい延びる可能性が濃厚。ボケた事ばかりして頭痛の種を日々増やしている(セミ痴呆老人)。おまけに下半身の湿疹は悪化するし。幸い血圧だけは落ち着いてるが、果たしていつまで続くやら。昨日朝読んでいた『廃炉詩篇』(和合亮一・思潮社)、結構いいなと感心してたら、結びの詩の愚劣さに茫然自失。窓から投げ捨てたくなった(新幹線の窓は開かない)。詩集にはありがちな事だが。(’14.9/30)

漫画屋無駄話 其の3855
▼その「日高屋」、九段下に店舗が出来てたなんて今日初めて知った。俺はアホだから、「シネマヴェーラ渋谷」帰りに地下鉄の九段下駅を降りると、わざわざ水道橋駅前の店まで歩いてた(10数分かかる)。いくら運動になるからって、退屈男じゃねえっての!無知は罪。街の変化にすっかり置いてかれてる。今日で3日連続映画を観てない。別に体調は悪くならない(当たりまえ!)。幸い物事をじっくりと進められる余裕が出来る。遠距離通勤者にはこれが助かる。24時間追いまくられてる感じのこの20年だったし。(’14.9/29)

漫画屋無駄話 其の3854
▼さすがに「日高屋」にも飽きた、はずだったが…。昨夜のムカツキ映画館帰りには他の店も一応物色。だが、どこも11時になればとっとと追い出されそう(10時30分少し前だった)。元の警察病院付近に来ると、眼の前に同店の巨大店舗。だから神楽坂の途中に在った店舗は閉めたのかと、1人うなずいてるうちにカウンターで餃子3個と枝豆、ビンビールを頼んでいた。どうにかしなければ(一種の中毒)。近所の「シャノアール」にも以前は良く。うなぎの「川勢」にさえ時々。そして今は「日高屋」三昧。61歳の秋。(’14.9/26)

漫画屋無駄話 其の3853
▼今日の神保町散策は、「モンガ堂」のトートバックを片手に。みちくさ市で腕組み店主にもらった品だが、少しは宣伝になったかな?ただ余り縁起のいい物ではない。不忍一箱古本市代表の人生の暗転も、同市特製トートバックの大量在庫が端緒だったと記憶。モンガのオッサンも、バックで首を吊るような事態にならないように、陰ながら祈ろう。強制的に買わされた不忍の粗悪バック、すぐに破れそうなので台拭きに一時流用。が、水を吸わなかったのですぐにポイ捨て。まだ都内某所に、在庫が腐乱してるのは間違いなし。(’14.9/25)

漫画屋無駄話 其の3852
▼午後2時過ぎ、「神保町シアター」へ夜の『その場所に女ありて』の券を買いに行ったら、何と1番。鈴木英夫監督の名作だから、10番より前とはよもや予想せず。方々でしょっちゅう上映されてるせいか?俺も2度目だか3度目。今夜、どこの旧式映画館の番組もぱっとしないのだ(まあまあの場合は時間が合わず)。年寄りは出来たら未見の映画を片付けたいと思う。ただ「新文芸坐」の成瀬巳喜男特集は、ほとんど何度目かだったが楽しめた。年寄りこそ反芻の味を噛み締めるべきなのか?どうでもいいがな。(’14.9/24)

漫画屋無駄話 其の3851
▼ミリオン出版あたりでも仕事をしてるらしい、風俗嬢女性ライター(かなりの供給過剰?)がメールを。無論、他人の力になれるような立ち場にないから簡単な返事のみ。ふと、昔『レモンクラブ』のすさみ4コマ漫画で、一部マニアに人気があったチャコセンセを(英語表記だったか?)。昔の噂じゃ今は西の方で男になってるそうだが…。彼女の漫画で一番印象に残ってるのが、ソ連崩壊に伴いお父さんが押し入れの『マルクスエンゲル全集』を、泣く泣く処分するネタ。当時、このお父さんとは1回だけ宴会したいと思った。(’14.9/22)

漫画屋無駄話 其の3850
▼「いわもとQ」に、防災無線級の轟音をたててそばをすする作業服姿のオッサン。職場じゃ高田文夫と同じく江戸っ子(だけ)が売り?俺は田舎者らしく、つゆを一杯付けておずおずつるつる。高田、あるいは奴を崇拝する西村賢太の隣でだけは、そばを喰いたくない。出生地や血統自慢くらい恥ずかしい行為はないが(空前のド百姓根性!)、中卒健太はドンドンその方向に。いくら無能な高田と違い小説芸があるとはいえだ。小説中のキャラ描写だけならまだしも、当人も結構心からそう思ってるんじゃ?学歴は出生地で取り返せかよ。(’14.9/19)

漫画屋無駄話 其の3849
▼数日前に登場した色魔・前田俊夫と久々にメール交換。欧州各国の即売会をドサ回りの最中と。『うろつき童子』他のアニメの海外でのヒットで、今でも方々から声が掛るらしい(要するに日本の”ヘンタイ漫画家”としてだろうが)。第2の佐藤まさあきとの声も高かった男だけに、あっち方面でも大活躍のはず。一体何度結婚、実子は合計何人いるのか、今度酒をたかるついでに尋ねてみよう。「嫌われ者の記」や「塩山業界無駄話」のネタにもなるし。峠を過ぎた演歌歌手が、地方のクラブで稼ぐような風情ある話だ。(’14.9/18)

漫画屋無駄話 其の3848
▼神保町の「日本特価書籍」及び「長嶋書店」が最近すっかり元気ない(同一経営)。後者が新刊を扱わなくなり、更に白髪のベテラン店主(推測)が亡くなった頃から輪をかけた感じ(全然やる気が感じられない)。学生時代から世話になってるし、近頃裏腹に入り易いが馬鹿高い新興勢力、「澤口書店」他に比べても好感の持てる値付けの店だし(押し付けがましさの無い営業方針も今時貴重)。誰かの雑誌編集姿勢を思わせなくもないが、「モンガ堂」辺りに比べりゃ立地条件も抜群なのだし、もう一奮起して欲しい。(’14.9/17)

漫画屋無駄話 其の3847
▼神保町交差点で原武史を見掛ける。荒川洋治同様、次第に松本清張フェイスに(要するにブルドッグ化)。物書きは一応顔より仕事。最近は全然面白くない矢作俊彦、デビュー時から糞つまらない島田雅彦他の外見売りグループなど、問題外の仕事をしてるのは荒川も原も頼もしい限り。ただ荒川はもっとカッコ良く老けると推測を。確証はないが女遊びが過ぎるのでは?大きなお世話だが。パソコン画面がまたもピンクっぽく。寿命か?(10余年)来月の引っ越しまでは持って欲しい。そうでなくとも色々となあ。早く落ち着きたい。(’14.9/16)

漫画屋無駄話 其の3846
▼商売上仕方なく、最近は『まんだらけZENBU』を。65号、高野慎三の退屈コラム欄外で、南日れんが数年前に亡くなってたのを知る(59歳と)。漫画は高野の文章と同レベルだが、いい人だった(本欄かBBSで当時触れたのか?どうでもいいが)。巻末特集、JOYコミックスを”完全無欠のエロ劇画”と謳ってるが、書き手は誰か知らんがデタラメほざくな。台割優先でページカットのし放題。他社原稿だから遠慮会釈良心なし。前田俊夫の前田俊男ヘの誤植も気の毒。俺らしい人物の誤植などどうでもいいが。色魔・前田元気なのか?(’14.9/12)

漫画屋無駄話 其の3845
▼「ゆで太郎」や「いわもとQ」に目立つ、薄給従業員の腹立たしい一面(「小諸そば」はなぜか適格に対応)。今日はかき揚げ丼セットだ(昨日もだが…)。カウンターに券を置き、「もりそばで」と中位の声で。すると直後に3人に1人位の割合で、痴呆従業員がほざく。「おそばは冷たいの温かいの、どちらになさいます?」「………。”も・り・そ・ば”って言ってんだろう!?」(大声で)「は…はい…」何も聞いちゃいないのだ。各チェーンは「小諸そば」本部に菓子折り片手に出向き、マニュアルを教わって来るように。(’14.9/11)

漫画屋無駄話 其の3844
▼ただ山中恒や松下竜一、今までほとんど未読だったのは我ながら謎。多分、鎌田慧っぽいシャチハタ左翼だろうとの先入感が(シャチハタ4コマ漫画家の、みやたえつこさん元気?)。池田大作のアイドル、鶴見俊輔や鎌田慧と彼等を混同していた不明を、今さらながら恥じる。今風に言うなら、田中龍作や松本哉と、山口二郎や佐藤優を混同するに等しいか?(具体例が不適当なため、余計に話を混乱させてしまってる悪文例)「新橋文化」はどうでもいいが、「新橋ロマン」閉館のダメージが、日々全身に回って来ている。(’14.9/9)

漫画屋無駄話 其の3843
▼群馬はこの時期、毎日のように夕方は生木を裂くような雷と豪雨が。東京はその数時間前、つまり2〜3時に良く降る。関東平野末端の盆地とド真ん中との違いだろう。俺の神保町散策時間と重複するのは困る。今日はほんのポツンポツンなので助かった。軒下コミガレは空が暗くなった段階で即撤収しちゃうが、田村は頑張っていた。山中恒に加えて松下竜一にも凝ってる昨今。2人ともにスカがない。文章も具体的で分かりやすいし。当然、値段も隆明&行人本みたいに暴落していない。私小説家味のルポルタージュだ。(’14.9/8)

漫画屋無駄話 其の3842
▼見る度に恰幅と預金残高が増えてる(一部推測)、オカタケ天皇と久々にコミガレで遭遇。薄味コーヒーすすりながらながら聞いた話では、彼のような売れっ子にして稿料の取りはぐれもどきが絶えないと。ミニコミならともかく、大手新聞社級でも数時間掛けて対応しながら、記事にならないとシカト。記者が南陀楼綾繁風賎民ライターならともかく、連中は最低でもNHK年収(1200万以上)。「映画化挫折でもシナリオ上げたらギャラは出ますヨ」「最初に確認するしかないなあ…」エロ漫画でさえペン入れ許したら稿料は出すぜ。(’14.9/5)

漫画屋無駄話 其の3841
▼「このド腐れ工員野郎が!」「す…すいませ〜ん!!」20年振り位で一喝した相手は、四国は高松の生んだ”工員エロ漫画家の星”、くらむぼん。昔の手描き原稿を全て廃棄したと聞き、電話口で激怒したのだ。確かに処分しても日本漫画史にこれっぽっちの影響も与えない。が、商品価値は別。一番ロリエロ漫画に勢いが在った時期。現物を欲しがる馬鹿は数知れない、はず。札束をドブに捨てたに等しい。更に20歳近く若い娘と再婚したとも聞き、血圧が沸騰。一文にもならずに脳硬塞は堪らない。即、電話ガチャ切り。(’14.9/4)

漫画屋無駄話 其の3840
▼先週の『東京新聞』に、お母さんの葬式での岡野雄一の写真が。ハゲと白髪の違いはあれど、俺も4年後にはこんなヨボヨボ爺さんに? 2つ位は年長と司書房時代から思ってたが、4歳も上とはね。彼は団塊世代の尾てい骨って訳だ。午後、神保町交差点でバイクに乗った親子3人連れを。ヘルメットを被った20代のセミヤンキー夫婦。母親の胸には頭が座ったばかりの赤ちゃん。頭のチョロチョロ毛が風になびく(防具なしのスッピン頭)。投げ出されたら道路のバターだ。確かに子供に親は選べない。無事だといいが。(’14.9/2)

漫画屋無駄話 其の3839
▼さっき「ゆで太郎」飯田橋店に行ったら、カウンターに無料クーポン券が山積み。昔はトレイに1枚づつ乗せてくれた。あそこまで大盤振る舞いすると、ごそっと持ち去って職場で50円位で売る奴が出ないかと心配に(あるいはヤフオクに30円で出品するとか)。俺は何枚もらったかって?1枚もです。頻繁にやりすぎて昔ほど有り難みはないし、そもそも血圧や肥満、プチ糖尿病患者には良くないトッピンぐばかり。ここのカレーは「エース」には負けるけど、品のない味で昔から大好き。真っ赤な福神漬も立派。伝統守るべし。(’14.9/1)

漫画屋無駄話 其の3838
▼昔、小鈴ひろみという青臭さが売りのエロ劇画家が。南日れん並に売れない男だったが、性格はいいし締め切りも守るので、時々に急な穴埋め仕事を頼んだ。不平も言わずに必ず引き受けてくれた。久々に連絡を取ろうとしたら、誰も居場所を知らない。中央線に長く住み、その後は千葉ないし茨城だかに移転したと聞いてたが…。津野海太郎らが出した、個性的な喫茶店店主を偲ぶ同人誌に何か描いてたのも、ウスボンヤリと覚えてるが。虫漫画の出版記念パーティにも出たな。いずれも20世紀中の話だと思うが。(’14.8/29)

漫画屋無駄話 其の3837
▼一昨日夜の『お嫁においで』(’66東宝)、予想以上に楽しめた。松山善三の脚本も、この頃は悪くないよ(本質的に嫌いだが)。ヒロインの沢井桂子、2人いるアストラのO嬢の1人にソックリでビックリ。何々、田中壽一の元奥さんと(ウィキ)。烏丸せつこもこの男の毒牙に。ゆ…許せ〜ん!(血圧に良くない)のむみちが大好きな澤村いき雄、俺は嫌いなタイプの役者。40人前後の入り。昨夜の「109シネマズ高崎」の米国版『ゴジラ』は、俺も含めて3人。『ホットロード』といい、本当に当たってるのか疑問だ。(’14.8/28)

漫画屋無駄話 其の3836
▼仕事用のMacの画面が一時ピンクがかって震え、心臓『漫画ドッキリ号』。今壊れたら金銭的にもアレだが、新しいのを買う術がない。やくる〜と君に教わったままのレシピで、日々向き合ってるに過ぎないし。万一の場合は娘にすがるしかない。強欲な性格だから、身ぐるみ剥がされかねないが(親子は他人の始まり)。夜の「神保町シアター」、『狙撃』だと思ってたら明日で、『お嫁においで』。歌謡映画マニアとして異論は無論ないが、本多猪四郎監督作品とは知らず。お蚕上げ良く手伝ってたよ、主題歌がヒットした頃は。(’14.8/26)

漫画屋無駄話 其の3835
▼メディアの大衆操作に乗らず、戦争も仕方ないと思う人は自民党へ、そうでない人は他党へ投票を(要旨)。御用地方紙の雄、『上毛新聞』で見た同紙にしてはまともなコラム。石原弘というハゲ爺さんだが、肩書きを見てビックリ。「高崎総合医療センター」院長と。3年前にくも膜下出血の手術をしてもらい、今も隔月で通ってる病院のトップだ。立場上、さいたま市の公民館々長など比ではない圧力もあるだろうに、豪傑。街宣右翼のケツを舐める明治大学学長や、官憲に学生を売り渡す法政大学総長は、石原入浴後の湯でも煎じて飲め。(’14.8/25)

漫画屋無駄話 其の3834
▼昨夜、半月振りに我が心の「日高屋」へ。ガッラガラ。夏休みのせいだけではなさそう。天皇よりも自分が偉いと内心は妄信してる、極右低能マザコン人種差別主義者総理が、必要のない海外物見遊山と別荘ゴルフ漬けになってる間に、日本経済は末端からズタズタ。『日刊ゲンダイ』ではないが確かに気違いだ。連中の特徴は、他人の意見に耳を傾ける理性がない点。『WiLL』や『正論』、『文藝春秋』、NHK、ナベツネ他の大多数の幇間マスコミのおべんちゃらに、24時間絶頂に。気違いのオモチャにされる国民国家は哀れ。(’14.8/22)

漫画屋無駄話 其の3833
▼少年画報社ビル裏手の路地裏、水道橋駅寄りにある中華の「ちよだ」。近所の東南アジア系外資出店とおぼしき同業者と、果敢に商いを繰り広げていたが、店頭にしばらく休業するとの貼り紙。その糊も乾き切らないのに(テープだったかも)、メニューサンプルまでが撤去された。もう何年も行ってないが、7セントラルビル時代、つまり遠山企画末期には良く出前してもらった(残業の場合は遠山企画負担)。このまま閉店なら寂しい。すずらん通りの「ニュー浅草」(「浅草厨房」)といい、20世紀は遠くになりにけり。(’14.8/21)

漫画屋無駄話 其の3832
▼すぐ過去形になるが、「新橋ロマン」の弱点は周囲にロクなコンビニがない点。皆無ではないがなぜかファミマばっか。ココの糞まずいパン喰いながら映画見物するなら、腹を鳴らしてた方がマシ。裏手道路反対側に「ローソン」もあるが、はるか彼方の信号を渡らねばたどり着けない(ココのカレーパンはうまいよ)。東京のド真ん中も案外不便。暇なので好善信士のいずみコミックスの女装モノ、『妖女の如き装うもの』をバンバン進める。DTP屋さんには却って傍迷惑だろうが、貧乏人には貧乏人の事情があるので許して。(’14.8/19)

漫画屋無駄話 其の3831
▼下記の聖貧者に送った『Mate』10月号が返品される。また移転前の住所へうっかり発送を。再びメール便代164円を払うのは悔しい。神保町詣でついでに持参、直接渡そうとしたが姿が見えない。結局はくたびれ儲け。何かと世話を焼かせる賎民だ。田村の休みは昨日までで(記憶違い)、今日から形だけは営業。コミガレは昨日で終了した模様。壊れたMacを郵便局経由で回収してもらう。先週はテレビを。一品最低5000円以上。俺も聖貧者もつん堂も同額というのは納得が行かない。金持ちから倍取って俺たちは半額に。(’14.8/18)

漫画屋無駄話 其の3830
▼”神保町の聖貧者”(退屈男)が、200円の交通費節約で常日頃から2時間歩くとの逸話は余りにも有名だが、周囲には類した人間がゴロゴロ。明るくて一見そうは見えないが、『名画座かんペ』ののむみち編集長も、勤務先の「古書往来座」での昼飯は近所のマーケットの特売品専門で、一食200円以内の血の掟と。薄給に加えて身内に病人を抱えてるせいらしいが、21世紀の賎民とは100円玉2個に命を張る連中と見える。今度、2人に「まさみ」で豪遊させたるか。もう1人、金を出す側の人間を物色しとかないと赤っ恥?(’14.8/12)

漫画屋無駄話 其の3829
▼「神保町シアター」は傾斜も激しいし、シートもまあ豪華な方。だから後ろから見ると、前列方面の客は頭が半分覗く程度。しかし今日はモノ凄いトーテンポール、いや客を目撃。前から4〜5列目の中央に着席したその青年、最終列の俺からもはみ出た背中の3分の1位が見える。後ろはベルリンの壁状態(さすがに空いていた)。3列後ろのオヤジが、ブツブツ言いながら開始直前に右側に移動したくらい。やせ気味の青年、悪びれずに最後までその姿勢で鑑賞。遠慮して後ろや端側に座らない堂々たる度胸に、ただただ平伏するのみ。(’14.8/11)

漫画屋無駄話 其の3828
▼その「日高屋」に4〜5人で乗り込み、大口叩いてるサラリーマンほど見苦しい連中はいない。「ニュー浅草」、あるいは「清流」で飲むリーマンもだが、己の経済的境遇を常に忘れるべからず。身銭で酔うのだから勝手にさせろと言っても、周囲が堪らない。自らの肛門をドアップで鑑賞させられてるかのようで。オダは中級以上の居酒屋で上げるべし。底辺居酒屋では静かで孤独に酔うべし(尻もちなんかつかないで)。この時期に来日、放射能浴をして行く外人の気持ちが理解出来ない。フリークス趣味?(’14.8/8)

漫画屋無駄話 其の3827
▼群馬では熱帯夜が、今年はまだ1日もないような気が(皮膚感覚での判断)。なのに東京では既に秋風。いんだろうかこんな天気で。母ちゃんが連日汗を流してる、近所の畑の下仁田ネギに悪影響がなければ良いが。大雑把な作りで役者も大した事ないのに、観てると楽しい映画がある。「シネマヴェーラ渋谷」での『モンテカルロ』(監督・エルンスト・ルビッチ・’30米)がそれ。「日高屋」のビンビールと餃子が、いつもよりもうまい気がした。先週は来なかった。例の退屈男と、高級料亭「まさみ」で豪遊してたから。(’14.8/7)

漫画屋無駄話 其の3826
▼夏休みで新幹線が大混雑。子連れで帰省するお母さん方は特に大変だ。ただ思う。とき号とたにがわ号の違いくらいは、事前に調べとくべきだと。夏休みに限らないが、新潟の奥から出発するとき号は基本的に混雑。越後湯沢からのたにがわ号はガラガラ。今日も高崎駅10時30分発のときは埼京線状態。けれど30分ずらせば高崎駅始発のたにがわ号が。16輌くらいあるので、車内でサッカーも出来そう。帰省なんて30分遅れても関係ない。デッキで立ち尽くす子供3人連れの母親を見て、ある意味で怠慢だと余り同情出来なかった。(’14.8/6)

漫画屋無駄話 其の3825
▼好善信士の9月末売りの女装系いずみコミックス、『妖女の如き装うもの』のカバー進行が遅れてる。ああいう謙虚でニコニコしてる奴の遅れって、無闇に怒鳴る訳にも行かないし、対応に苦慮。昔からの考え尽された処世術だとしたら、中々の腹黒漫画家だ。事務所の不要な書籍・コミックス・漫画原稿・書類関係を、ヤマトのボックスチャーター便で田舎に近く発送予定。30箱以上が段ボール箱詰めにして積んであるので、ちょっとした夜逃げ前夜。まあ似たようなもんだけど。試写会とかに最近全然行けてないな。(’14.8/5)

漫画屋無駄話 其の3824
▼昼飯ついでに東西線で高田馬場へ行き、「早稲田松竹」の正面を写真撮影。『記録』の「初老男の旧式映画館徘徊」第4回のカット用なり。俺、写真は昔から大の苦手。センスは悪いし、手元が震えるのでピンボケも多い。とにかく一杯撮る。何枚かは多分使えるでしょう(願望)。高崎駅の「くまざわ書店」に『映画芸術』と『シナリオ』の最新号が。前者、「笠原和夫日記」は楽しみ。後者、超糞つまらない「野田高梧の「蓼科日記」」いつまで続けるのか?風呂敷広げ過ぎて無惨。解説・註記担当の照井康夫は根本的に勘違い。(’14.8/4)

漫画屋無駄話 其の3823
▼今朝コミガレで会った右文書院の青チャンに、昨夜の退屈男との一件を話すと、「まさみ」を改めて激賞、また是非宴会をやろうとの話に。いがらしみきおといい、インテリに人気ある高級料亭だね(俺は水飲み百姓ゆえ、当然インテリじゃないヨ)。一時量が減った「ゆで太郎」のそば、いつの間にか元通りになったのはうれしいが、今日はカツ丼セットに売り切れ表示。高騰してるがゆえの措置か?そういや「たいよう軒」の冷し中華(800円)も、チャーシューが激減してた。個人経営の店は余計に大変だろう。(’14.8/1)

漫画屋無駄話 其の3822
▼選択の余地がないせいか、極貧者は潔い。昨夜は久々に「まさみ」で退屈男と豪遊したのだが(何せアソコで2人で5000円!)、別れ際に「雑司ヶ谷だから有楽町線か?」と尋ねると、近所のコンビニに行くような口調で、「いえ歩いてきます。2時間はかからないでしょう。200円節約になりますし」「………」32歳になったと。遠藤哲夫やナンシー関の後輩。やはり中退しないと、都会の夜の彷徨者(200円安!)になっちゃうのか?今夜もいい段ボールが見つかった。お金拾ったような気分。退屈男を笑えないか。(’14.7/31)

漫画屋無駄話 其の3821
▼最近、千代田区の防災無線が毎日のように放送を。内容はと言えば、暑いから熱中症になりやすい。水分を良く補給しましょうだと。忍耐強い俺もさすがに千代田区役所に苦情電話。「夏が暑くて冬が寒いのは昔から。こういう問題にまで役所は干渉すべきでない。あの富岡市でさえこんなお節介な放送はしませんヨ」と。放送回数が減った模様。しかし出版関係労働者も多い、千代田区通勤者も大人し過ぎる。無線塔まじかの事務所で働いてたら、吐き気がするはず。復活を許さないためにも、皆さん抗議電話を千代田区役所へ。(’14.7/30)

漫画屋無駄話 其の3820
▼『映画論叢』36号、結局は「三省堂」4階で。遂に書くとの噂だった、『北方人』の盛厚三こと素人古本屋ごっこ業界では通称”爺さん”の名前、今回も見当たらない。稿料ゼロはうんざりだろうが、ダンディな御老体も先は長くないんだし、喜捨するつもりで1度くらい書いて上げれば。あの世でいい事があるかも(逆か?)。西荻の「盛林堂」で買った『小説艶魔地獄』(橘外男)を今朝から。グロエロ神経小説は暑さにフィット。本作の主人公みたいな怪物キャラ、昔オイスターの漫画にも登場。読み終えたら送って上げよう。(’14.7/29)

漫画屋無駄話 其の3819
▼「書泉グランデ」5階で『少国民戦争文化史』(山中恒・辺境社・本体3400円)購入後、3階で『映画論叢』を買おうとしたが、「信山社」にあった36号がまだ無い。同誌バックナンバーフェアを開催中なのに、ドマヌケもいいトコ(号数順が無茶苦茶な棚の並べ方にも大いに疑問が)。出稿した「嫌われ者の記」第234回、10行も足りない。削るのは簡単だが、逆は骨が折れる。懐かしのエロ劇画家、あきすぐりに電話したら未だ現役だった。「生活保護以下の暮らしですが…」それで娘を2人共大学に行かせたのだから凄い。(’14.7/28)

漫画屋無駄話 其の3818
▼ケツの穴の中を湿った風が吹き抜けるとでも言おうか。神保町帰りに寄った「神田コーヒー」に、不愉快極まる同世代の詐欺師風オヤジ。バイトの姉チャンをナンパしてるのだが、話題・声(抑揚も含む)・面と三拍子揃って吐き気モノ。傘立てで殴り掛からなかった自分をほめてあげたい。プッツンしちゃ家族に迷惑だろうから、いつもより早めに退散。当人は白髪の森本レオのつもりなのだ。吉岡秀隆ともたいまさこが共演する、180分映画を強制見物させられた気分。実質15分くらいの滞留に過ぎなかったのだが。(’14.7/25)

漫画屋無駄話 其の3817
▼まだ読み終えてないが、面白いな『ラデッキー行進曲(上)』(ヨーゼフ・ロート・岩波文庫)。ピリピリした緊張感がこわばってないし、ダラダラした無駄な描写もない(昨夜の「早稲田松竹」、138分の『アメリカン・ハッスル』の真逆)。道を隔てた中華の「秀永」が、満員で入れなかったのは残念。お陰で家には1時間早く帰れたが。で、相変わらずマナーの悪い客が多い。館側がしっかりしてるから、客の愚鈍さが余計に引き立つ。学生や専門学校生が多いためだろうが、痴呆じみた猿ガキの群れにはゲッソリ。都内最悪客質。(’14.7/24)

漫画屋無駄話 其の3816
▼音の無い他人の屁も確かに往生するが、無音の蚊も怪獣並に手強い。今年は拙宅にこれが大量発生、ふっと気付けばあっという間に3〜4カ所腫れ上がる始末。そうでなくとも脂性で喰われやすい体質。憲法を守って専守防衛に徹し、真っ昼間から蚊取り線香を焚いとくしかない(今日みたいに晴れ上がった日はさすがに出ない)。かの古本屋、貧乏町、いや”神保町の聖なる貧者”が働き出して以降、店内のムードが一挙に明るくなった。”電灯代”として時給30円くらいアップしてくれねえとたまらねえな。(’14.7/23)

漫画屋無駄話 其の3815
▼「神保町シアター」の驚異のポスター祭りを教えてくれたむさい中年介護男と、「原書房」前でまたもや遭遇。口先だけの心からの礼を。一巡後、「神田コーヒー」で”相場を動かすアベ経済マフィア全人脈・全内幕”特集の『週刊ダイヤモンド』を。ポンチ雑誌『宝島』に比べ遥かに手間暇かけてるし踏み込んでるが、表紙イラストを凌駕する程の記事はゼロ。聖「神保町シアター」、無料配付したポスター(51・5センチ×36・5センチ)より、ずっと大判のもあるはず。保管上の支障があるならこちらの方も是非…。(’14.7/22)

漫画屋無駄話 其の3814
▼題名とリードだけはいいが、何だ中身全然つまらんじゃん『宝島』。文章が全て屁っぴり腰(『サイゾー』とドッコイ。編集長が臆病なんだろう)。即ゴミ出し。ここら集荷は土曜日だが、金曜日の夕方出しとくと民間業者がたちまちトラックで持ってっちゃう。昨夜の「フィルムセンター」は『大地の子守唄』。観て呆れたの忘れてまたも。『曽根崎心中』といい、大映を離れてからの増村保造映画は1本調子さに艶が無く、本当〜に退屈。あの単調さはテレビ向きでも銀幕には耐えられない。貧乏臭さのみが突出。岡本喜八もだが。(’14.7/18)

漫画屋無駄話 其の3813
▼数年振りで『まんだらけZENBU』、ついでに『宝島』を「書泉グランデ」で。前者はともかく、後者は『サイゾー』よりはかなり楽しめそう。今夜の「フィルムセンター」帰り、「日高屋」での1人飲みの友はこれだな。専大交差点の「吉野家」のメニューから、ビンビールが消滅しててムカッ!月初め、「盛林堂」帰りに西荻窪駅前の店舗に寄った際はしっかりあった。誰が生ビールなんかで牛丼を喰うかよ。しばらくボイコットだ。交差点を隔てた「てんや」に行かなくなったのもそれが原因。ビンビール無き居酒屋にも絶対に行かず。(’14.7/17)

漫画屋無駄話 其の3812
▼普段は無印良品の1800円前後のスニーカーを愛用してるが、同じ布製でもも少し踝の辺りが安定したのがないかと、小川町方面のスポーツ品店を歩く。戦隊ドラマの主人公が履くようなド派手な物ばかりで、懐かしのバスケットシューズ風は皆無。皮製のはむれちゃうし…。今年はまだ長ズボン。涼しいせいもあるが、歳と共に冷房に抵抗力が無くなったのも一因。7〜9月はかつてなら短パンにサンダルオンリーだったが、ここ数年は週の半分は靴下に運動靴。脂身が日々減少してるのだろう。でも来週からはやはり短パンかな。(’14.7/15)

漫画屋無駄話 其の3811
▼カワディMAXの野郎、25日頃に発売のいずみコミックス『オトコのコ調教中』では、巻頭カラーを描き下ろしたり、「実践!!放課後逆レイプ授業」に追加ページをぶち込んだりと大車輪(他作品にも全ページ手を)。有り難くはあるが、初老編集者はいつもの数倍は疲れるヨ(オイスターもだが)。正直な所、アップ後の作品には一切手を触れない、いトうタイプの方が楽チン。けどそれじゃ今はなかなか売れない。「神保町シアター」のポスター祭り、今日は既に終息してた。残念なようなホッとしたような複雑な気分。(14.7/14)

漫画屋無駄話 其の3810
▼昼前、氏名不詳のみちくさ市他の常連古本馬鹿で、介護関係の仕事に就いてる褐色系キモオタガマガエル男と、「古書センター」前で遭遇。仰天情報を得て夜の銀座方面での試写会行きは即中止、慌てて「神保町シアター」へ。前売り券を買うのもそぞろ気分で、問題の箱へ突撃! しょ…小学館大好き!!(「初老男の旧式映画館徘徊」の第3回でも感謝を)「まさみ」で昼食後、Tシャツを着替えて再び同館へ(要するに変装)。夜7時15分の上映前にはカラッポと推測される激減振り(開館7周年記念のポスター無料プレゼントを実施中)。(14.7/11)

漫画屋無駄話 其の3809
▼飯田橋駅周辺は落ち着かないので昔から大嫌い。水道橋駅も駅周辺は似たようなもんだが、一歩裏通りへ入ると静寂。だが飯田橋、特に九段下方面にかけては、脇道にも車ビュンビュン。景気のいい時代から苦手な街。地下に至っては今でも吐き気。有楽町線で池袋の「新文芸坐」に向かうのは、特攻隊員として”自主的に”1歩前へ出る気分だ。極右人種差別主義者の安倍マザコン総理、パプアニューギニアへ漫遊大名旅行と。内心馬鹿にしてる土人どもへ愛想笑い。馬鹿の幸せイコール納税者の地獄。処置しないとヤバイ。(14.7/10)

漫画屋無駄話 其の3808
▼時間が空いたので高崎駅構内の「くまざわ書店」で暇つぶし。普段はチェックしない双葉社他のマイナー系文庫棚をじっくり(3流エロ漫画屋に言われたかねえか)。朝日文庫から『車谷長吉の人生相談 人生の救い』なんてのが、2年も前に出てたなんて全然知らず。ガラガラのとき号で通読。西村賢太が出てなくとも、車谷の初版部数は急落だったろう。まるで道徳の授業。逆説にもシャレにもなってねえ。佐伯一麦もだが、私小説家はインテリ女と結婚するとアウトだな。カワディMAXのいずみコミックスの色&本文作業中。(14.7/9)

漫画屋無駄話 其の3807
▼何週間振りかで「小諸そば」に行ったら、顔見知りのおばちゃんに眼を丸くされた。くも膜下出血か何かで死んだと思われてたかも。「いわもとQ」に3度行ったら、ここにもせめて1度は来ないと、初老男の沽券に関わるな(関わらねえよ!)。疲労困ぱいした従業員揃いの「澤口書店」に、昨今空気を読まないと言うか、1人ニコニコ浮いてる奴が入った。だからって買う気は毛頭起こらねえが、こういう子の親はゆっくり老いぼれられねえな。暑いので7月はみちくさ市が休み。次は9月。凄〜い先のような気がする。(14.7/8)

漫画屋無駄話 其の3806
▼安倍”在特会人種差別主義者”内閣が、北朝鮮主脳と直通電話を設置するとか。世界中のまともな人間からは、極右歴史修正主義者として蔑視されてるが(宗主国・米国を含む)、世襲低能マザコンハレンチ独裁者同士、相通じる何かがあるのだろう。特攻隊の遺書を世界遺産にとか、己が完全に見えなくなってる安倍一派(昔からだが…)。本ド気違い内閣は外圧で崩壊するかも。まだ4割も支持者がいるらしい暗愚日本国民。裏金役人・世襲政治家・年収1200万以上のNHK以下がもっとも悪いが、国辱モノの政治意識なのは事実。(14.7/7)

漫画屋無駄話 其の3805
▼水道橋駅西口前の「日高屋」と言えば、事務所下の「まさみ」と並び、俺が外飲みする数少ない名店として著名(誰に?)。ところが昨夜10時頃、カウンターに座ってて強烈な尻餅を1発!(60年代末の『映画評論』の、武智鉄二の特集を熟読中)。外国人労働者の姉チャンはコップを割ったりと、お店と周囲のお客さんに多大な迷惑を(嫌な顔をしない男女従業員に、同チェーンの充実した社員教育の成果を見た)。大腿部骨折だと弱ると心配したが、今朝になっても一切の痛みはなし。要するに歳なのだろう。用心第一!(14.7/4)

漫画屋無駄話 其の3804
▼午後1時過ぎ、1カ月振りで「盛林堂」に顔を。日頃滑らかな小野”色悪”店長のラッパがやや湿りがち。律儀な今年の梅雨のせいで、先月半ばから売り上げがサッパリなのだと。とはいえ同世代の白髪客が他に2人も。客の影が絶えてた試しがない古本屋も今どき稀。所詮は得意の新劇芝居か?この程度で弱音を吐いていては、「モンガ堂」は週1で西荻窪駅ホームに身投げをせねばならない。その「モンガ堂」を嘲笑ってた古書モールのu-sen棚、昨今ひどい手抜き。とてもせどれません。マジメにやれ!(健さんタッチで)(14.7/3)

漫画屋無駄話 其の3803
▼「一誠堂」前でアストラのO氏&O嬢(元人妻)とバッタリ(時間的に湯島のホテルに行く途中とは思えないが、可能性がゼロではない)。2人共ムチャ忙しいとの噂だが、揃ってホッペに少し肉。忙しさ不足? 雨も降ってないのに軒下コミガレが休み。金持ちは貧乏人相手の細かい商いにもっともっと精を出せと、俺が偉そうに説教するこたねえか。帰路、「神田コーヒー」が満員なので「珈琲貴族」にまで足を延ばす。晴れてる日にここに来るのは久しぶり。喫煙者ばかりなので、学制時代に通った駿河台の喫茶店をふと。(14.7/1)

漫画屋無駄話 其の3802
▼大川隆法と仲正昌樹、発想・頭脳程度が似てるんだろうな。ほぼ同時期にハンナ・アーレントブーム便乗本を。次は安倍”ナチスの手口”総統絶賛本か? 2人の指先がボード状で完全燃焼しそうで楽しみ。なるべく冷房に頼らないようにしてる。が、宅急便さんがガックリしたような表情すると、内心ドケチですいませんとお詫び。確かに暑いがまだ冷房を入れると寒すぎる。ドライでもだ。老人用冷気なんてないの? めげる事ばかり起きるが、この7〜8年でどんな出来事にも特に驚かない精神・体質に。一種の退化なのか?(14.6/30)

漫画屋無駄話 其の3801
▼余りに元気な従業員のいらっしゃいませコールに、病み上がりは一瞬脳卒中起こしそうに。25日に「書泉ブックマート」地下1階に開店した、「らしんばん」神保町店での事。ピチピチ姉ちゃんが5人(客は3人)。「animate」の「まんだらけ」部門らしい。新刊書店には流通上のトイレとの見方も。いずれにせよ、トイレなし原発よりはるかに進化した形態だ。責任取っただけサッカーの監督は偉いな。NHK会長や石原慎太郎の愚鈍息子、女性差別主義者の自民党都議に比べて潔い。日本精神とは”腐った女々しい男”との意味なり。(14.6/27)

漫画屋無駄話 其の3800
▼旧祥伝社ビル並びにある柳川ビル(7階建て)。何階のどういう会社か知らないが、男女が段ボール抱えて非常階段を頻繁に昇り降り。大変な労働だと思うが、皆さんなぜか終始ニコニコ。原理風の不気味笑顔でもないし、よっぽど給料がいいのか? 自然と心がなごむ。真逆なのが、「田村書店」手前の「澤口書店」の従業員諸君。全員の全身から全面的疲労感が全方位に放射全開。商売が繁盛してるせいだろうが、こっちまで疲れて来る。なるべく見ないようにして前を通過。「往来座」はどうだったか? まったく思い出せない。(14.6/26)

漫画屋無駄話 其の3799
▼出勤時も昼飯時も豪雨にたたられビショビショ。やっかいだが正面からの堂々たる律儀な梅雨で感心(裏口ペテン政治専門の戦争おたく、安倍&石破は自然のこの朴訥さを見倣え)。買う気はなかったのに、著者及び高田宏治のサイン本の最後の1冊らしいので、「書泉グランデ」で『映画の奈落』(伊藤彰彦・国書刊行会・本体2400円)を衝動買い。素材・詰まってる文字量からすれば精々が1700円の本。後先考えずに欲しい本を買いまくってた昔の癖が時々。深く反省。返しても返しても減らない昔の手描き漫画原稿。(14.6/24)

漫画屋無駄話 其の3798
▼段ボール製プレハブ住宅みたいなデタラメ欠陥マンションを全国で販売、あこぎな荒稼ぎをしている住友”詐欺”不動産。事務所付近には、この財閥系ペテン師どもが手掛けたビルが林立。住友不動産九段ビル、千代田ファーストビル、ベルサーレ神保町アネックス…。自分達の使うビルはそう手抜きはしないと最初は思ったが、日頃虐められてる下請けが、復讐を企てた可能性もゼロではない。昨今、神保町詣でで前の歩道を通るのが怖くて仕方がない。どのビルも真っ黒で石塔みたい。財閥系詐欺師どもは風景の殺人者でもある。(14.6/23)

漫画屋無駄話 其の3797
▼そのJR東日本、まだ節電と称して車内の蛍光灯を間引いている。一方すぐ脇では車内テレビでバンバン広告費稼ぎ。お客さまの眼の疲労など糞喰らえ。革マル系労組も、自分達が公安に弾圧されると盛んに支援を呼び掛けながら、本来の職務での反社会的な自社の姿勢には頬かむり。車輌故障の際は系列のタクシー会社で荒稼ぎする、上信電鉄と同レベル。やはり黒田寛一は池田名誉会長の次に偉い。革マルといえば、売れない『新世紀』を嫌々入れてる「くまざわ書店」高崎駅店、ご苦労様デス。最低売り上げ保証措置とかないの?(14.6/20)

漫画屋無駄話 其の3796
▼今朝10時過ぎ、高崎駅新幹線ホームの自働改札機が全部故障。10時18分のあさま号に間に合わないと面白いと期待したが、青ざめた作業員が携帯でどこぞかと連絡を取り、1台のみ復旧。俺の定期も入れない事はないが、出る際に「ピンポ〜ン」のはず。それはそれで愉快と、胸は密かに高鳴っていたのだが…(スイカ事情は知らない)。昔は定期を買う度にくれたミニ時刻表、最近は「くまざわ書店」で200円代で販売中。無論定期を買っても一切くれなくなった。個人も組織も金持ちは蓄財に比例、よりケチになるんだね。(14.6/19)

漫画屋無駄話 其の3795
▼総武線各駅で御茶ノ水駅に向かってると、東京医科歯科大学の壁面に日本人サッカー選手の巨大パネルが3枚。ありゃ商売で壁面を貸してるのか、大学自らが協賛してるのかどっち? 勝負事に運不運は付き物だが、いずれにせよお調子者大学人だ。法政では左翼総長以下が学生をでっち上げで官憲に売り渡し、明治では街宣右翼にビビって護憲派にキャンパスを貸すのを拒否。どの面下げて大学自治や哲学・思想・算盤を教えてんだよ。法政や明治だけではないが、無駄に巨大なキャンパスは大学関係者の知性・教養と見事に反比例。(14.6/17)

漫画屋無駄話 其の3794
▼何故かコミガレ開催中。田村でもいい文庫買ったり拾ったりしたのだし、我慢すりゃいいのにまた詩集類に手を。結局、屁っぴり腰でヨロヨロと帰社するハメに。途中、歩きスマホのヤクルトおばさんが怖かった。台車ごとベビーカーの子連れお母さんと正面衝突したら、かなりヤバい事態になる可能性が。ベビーカーと言えば押してる母親が、スレンダーなのに凄い巨乳というパターンが。両眼を銛のようにぶち込むと、2人目のガキを前に吊してるだけ。落胆が大きすぎる。今後は「2人目のガキの頭」と記したプレートを必ず下げよ。(14.6/16)

漫画屋無駄話 其の3793
▼上信線が停電でストップした雷雨の夜は、我が村内でも事件が。家族の事情で数年来空家になってた近所の2階建て民家が、半分ほど倒壊したのだ。集落入口近くの目立つ場所にあるため、村中の人が立ち代わり現われて侃々諤々。昔は自然と子供が集まる、明るいムードの家だったが…。次男には良く遊んでもらった。東京へ集団就職、以降はほとんど顔を見てないが、噂では都内で独身のまま定年を迎えたと。偶然なら会ってみたい気もするが、顔を思い出せないのだから無理か。翌々日から業者が撤去を始めた。(14.6/13)

漫画屋無駄話 其の3792
▼午後6時過ぎ、御茶ノ水駅前の交番の警官を税金泥棒と大声で糾弾してる茶髪の青年が。理由は不明だが今時立派な奴だ(あらゆる日本の官憲は盗人である)。「フィルムセンター」の『溶岩流』(’89ポーランド)、確認出来ただけで3人の客が途中退場。それも40分、60分、90分と、各人の忍耐力が個性的で興味深かった(全尺134分)。3人の客を批判する気は毛頭起きない凡作だが、各画面はそれなりに緊張感があるせいか、熟睡計画に失敗。EU映画特集は3日もやれば充分だよ(催洋一や大森一樹もだが)。(14.6/12)

漫画屋無駄話 其の3791
▼眼の前のJRは平常運転してるのに、雷雨による停電で0番線22時25分発の上信線最終電車が動かない、昨夜の高崎駅。11時頃になってやっと代行バスが。それまで30分以上雨が降る上信本社前で、30〜40人の客は待ちぼうけ。社内で雨よけをと言い出したのはバスが着く直前。さすがに複数の客から不満の声が爆発してたが、電車がストップすると素早い代行輸送など毛頭考えず、系列の上信タクシーで荒稼ぎするのを得意技とする同電鉄らしい。自宅到着は1時間遅れの12時15分頃。片道約40分間乗車の半年定期137540円。(14.6/10)

漫画屋無駄話 其の3790
▼東映実録映画の脇には最高の面構えだが、交際は御免こうむりたい感じのオッサンが、神保町交差点の携帯屋になった「キムラヤ」前で俺に話し掛ける。「東大の赤門にゃどうやって行くのかね?」脇の街路地図を指差すと、「そこにゃないんだよ」。降車駅を間違えちゃあなあ。長くなりそうなので信号が青に変わったたのを契機に、駆け足で渡って「いわもとQ」に飛び込む。後ろに居たのは奥さんか。昔は俺も田舎の人にもっと親切だった。明大や小学館、共立大くらいなら説明したよ。誰かに教わったはずと勝手に解釈納得。(14.6/9)

漫画屋無駄話 其の3789
▼豪雨の中、コミガレ会場には携帯セドラーが山の畑の案山子のように林立。11時から12時にかけては、明らかに一般客より彼等の方が多い。カゴがないと文句言ってる常連セドラーまで(コイツは普段の日も、神保町でカート引いて良くウロウロ)。仕方ない。早く詰め掛けた同類が既に使用中なんだし。一方の「三省堂」は閑散もいいトコ。新刊本屋に行くなら雨の日に限る。2階の椅子で一休み(初めて)。文庫コーナーの人の流れをしばらく見物。飽きない。女性の方が良く本を読むのかなあ。再び本を抱えて豪雨の中へ。(14.6/6)

漫画屋無駄話 其の3788
▼昨日、アストラへ「シネマテーク高崎」と「神保町シアター」の写真だけ先に届ける(データ化して送る技術がない)。2人のO嬢が必死でお仕事中。元人妻は元気モリモリだったが、現人妻は疲労感が全身にドヨーン。色々と疲れるのだろう。俺ほどじゃないが遠距離通勤らしいし。同社の事務所の入る建物が外装を修理中。三信ビル同様、そうキレイになるとも思えないが。「書泉グランデ」も2階を改装中。かつて地下にあった漫画コーナーをここに移すらしい。地下は男女肉体美を主とした写真誌類の殿堂に。(14.6/5)

漫画屋無駄話 其の3787
▼やっぱり国営極右金満御用放送NHKの職員は人を見る眼が。2時過ぎに田村店頭右側の箱をチェックしてると、木原光知子を2割方美人にしたようなお姉さんが、マイク片手にお話を伺えないかと(テレビではなくラジオ)。丁寧にお断りしたが、古本だ海外ボランティアだのの話題でお茶を濁しておけば、安倍マザコンナチス政権に睨まれる事なく、1200万以上の年収は磐石だわな。「神保町シアター」で夜の券を。昨日は外観を撮る。『記録』の「初老男の旧式映画館徘徊」の3回目はここの予定。2回目も上げてないのにね。(14.6/4)

漫画屋無駄話 其の3786
▼スペイン国王も先見の眼と決断力が。象狩り程度で退位とは。皇太子や孫の未来を考えたのだな。同国の王室制度はこれで100年は安泰だ。一方で自国民だけで300万以上死なせた我が国の元大元帥は、戦争責任を問われて”言葉の綾”と言ってのけ、死ぬまで王様だった。結局は子供と孫が大いに苦労してる訳だ。皇室警備も今や完全に公共事業めいてるが、ああいう役人の飯の種にされつつ継承される制度、支持者もいいと思ってるの? 不安が不安を呼んで警察予算は益々膨脹(ウハウハ)。構造は原発問題に似てない事もない。 (14.6/3)

漫画屋無駄話 其の3785
▼「ゆで太郎」や「いわもとQ」ばかりで足が遠のいていた、「小諸そば」九段下店へ久々に。2時前はまだいつもは混雑してるのに、今日はガラ〜ン。人気の無い生家を訪ねたような淋しさ。390円の2枚冷やしたぬきそばを。つゆが薄いがこの値段じゃ文句は言えない。ただ本チェーンはどのメニューも強烈なイメージに欠ける。冬場のカレーそば&半ライスに当たるものが夏場にないし。ただこの微温さこそが売りなのかも。忙しくて4日連続映画を観てない。西荻窪にも行かねばならないし。神保町にだけは一応毎日ご出勤。(14.6/2)

漫画屋無駄話 其の3784
▼元潮出版社があった先の「ゆで太郎」で午後2時頃。ベビーカーを突いた若夫婦が立ってお食事中。色白美人のキュートな奥さん、この調子なら家計もやり繰り上手だろうな。ただ子供ももう少し大きくなると、立ち喰いは露骨に馬鹿にし始める。数年前、今再開発中の「八重洲ブックセンター」裏手に在った、「せんねんそば」で目撃。小学校2年くらいの男の子が、不満たらたらな表情を。親は見るからにみすぼらしい感じ。やむを得ず連れて来たのに、子供はまだ分かって上げられない。中でもお父さんが凄くしょげてたっけ。(14.5/30)

漫画屋無駄話 其の3783
▼数日前に一水社へ行ったら、メディアックスの加藤健次が、赤ん坊の頭くらいある甘そうなお菓子にかじり付いていた。「大丈夫かよ糖尿?」「君の方こそ重病でしょうが」時々言われて我に目覚める。3年たって特に自覚症状もないせいか、つい他人事みたいな気になってて、内心はまずいなと。先般の「手だれ屋敷」での宴会でも、ビンビールグビグビやってたら、「そんなに飲んで大丈夫なの?」と山崎邦紀から。そろそろ週に3回は飲みたいと思い始めてたが、皆様のお言葉に深く恥じ入る。もっともっと臆病にならねば。(14.5/29)

漫画屋無駄話 其の3782
▼脳天気な県民性が出るのだろう。今朝の上信線の冷房が寒いの何の(長袖の上着に半袖Tシャツ&ジーパン)。この時期だから控え目にだなんて気遣いはゼロ。付いてんだからガンガンガン。つい先日まで赤城下ろしに備え、高崎女子高校や吉井高校の女生徒は膝掛け持参登校だった。同電鉄、富岡製糸場景気に煽られて駅員も舞い上がってる。どこも特需は2年で終息するらしいが、今の内に構内トイレも税金で建てたせよう等、邪悪な画策をしてるのだろう。ブルジョワ公務員と鉄道コジキにしゃぶられる沿線納税者。(14.5/28)

漫画屋無駄話 其の3781
▼中年の男女が新幹線の片隅の、2人用シートで小声でヒソヒソ。出発間際に男のみ降車、ホームで名残惜しそうに見送くってる。コレを毎日のように繰り返してるカップルが帰りの新幹線に。K駅で降りる女性は、贔屓眼に見ても下の上の部類なので少しも羨ましくないが、男のマメさには頭が下がる。多分入場券を毎回買ってるのだ。女の良さは外見では分からないと昔から言う。「あのファッションセンスも美貌も愛想も無い糞女の魅力は、一体どこなんです旦那?」1度素直な気持ちで尋ねたいと考えてるが、答えてはくれそうにない。(14.5/27)

漫画屋無駄話 其の3780
▼昔から中野好夫の文章のファン(佐伯彰一も。思想傾向は異なれど、いずれも伝記物の手だれ)。田村店頭で100円だった『私の消極哲学』(’56中央公論社)も楽しく。『西日本新聞』夕刊に連載されたというが、昔はインテリも言葉に臆病じゃなかったな。”教科書などで産を成す奴の子孫には、必ず不具や低能が出るにきまっている”(53ページ)当時は記者クラブの飼い犬記者も、今ほどはNHK級の俸給(年収1200万以上)はもらって無かったはず。闘う日教組が静かになり過ぎた、大いなる一因でもあろう。全部金が悪い?(14.5/26)

漫画屋無駄話 其の3779
▼いがらしみきおからメールが。ふむふむ。今、彼を取材してる局がある。業界デビュー時の編集者が明日集まるらしいので、取材カメラを入れていいか、他の2人に尋ねてくれか。俺はいっこうに構わないけど、山崎邦紀やタコ多田はどうかな? 一応さっき電話をしたが2人ともに出ない。後者は飯田橋の職安にでも? それよりどこで送別会するかが問題。新宿や池袋に出ると帰りが糞面倒だし。王子とか赤羽という手もあるが、山崎大監督が嫌がりそう。昼間は「新橋ロマン」にも行かねばならないし。イライライライラ。 (14.5/23)

漫画屋無駄話 其の3778
▼自宅でヤボ仕事。間を縫って「嫌われ者の記」234回も。かつてなら数時間でアップ出来たのに、夜までに結局上がらず家飲みに。夕べは久々に「銀座シネパトス」付近へ。そば屋「桂庵」も1年振りくらい。鳥丼セット本当にうまかった(750円)。ただドジも。紙ナプキンで口をぬぐったらやけにごわつく。当然。伝票だった。誰にも気付かれなかったが、しわくちゃなそれをレジに出すのは少し恥ずかしい。「おいしい鳥丼ですねえ」と、お世辞抜きのお愛想。釣り銭間違いとか本当にミス続き。雑誌コードは今後10回確認か?(14.5/22)

漫画屋無駄話 其の3777
▼均一でのメニュー値上げは避けたようだが、明らかにもりそばの量が減った「ゆで太郎」(特にセットもの)。ココ前からいちいち秤で分量をチェックしてるし、各店舗に本部通達が出たものと思われる。減らしてやっと「小諸そば」のレベル(退屈男に食傷されたチェーンとして有名)。文句は言いたく無いが、初老白髪常連は少しだけ寂しい。雨で神保町を休んで「ゆで太郎」→「珈琲美学」。後者、最近いつ行っても混雑。ココもコーヒーは400円のまま。「神田コーヒー」といい、ナチス安倍一派と異なり末端は工夫努力の毎日。(14.5/21)

漫画屋無駄話 其の3776
▼最初読んだ時には感心したのに、冊数を重ねるに従って馬鹿らしくなる小沼丹。『銀色の鈴』(講談社文芸文庫)は口当りの良さとは裏腹な中身の無さに、途中放棄も考えたが1500円以上もしたからと貧乏人根性丸出しで最後まで。追い討ちをかけるように、清水何とかなるサンピン文芸評論家の解説がアホらしくて…。映画もだが、テクニシャンと評される作家の作物はサンピン、いや三品でゲップが出る。これは”さんしな”と読むのか?だとすると語呂合わせにならない。どうでもいい事だが。久々に「神保町シアター」へ。(14.5/20)

漫画屋無駄話 其の3775
▼ドタマの手術&老化のせいだろうが、最近釣り銭ミスをしばしば。しかも自分が必ず得になるパターンで(先週の新幹線定期の一件は例外)。昨日のみちくさ市でも、書肆紅屋の隣で映画パンフを買った際、ピタリ出したのに釣り銭を要求、良心的出店者に嫌な思いを。痴呆化後の自らの浅ましい姿が眼に浮かびゲッソリ。お金と老妻の浮気疑惑。痴呆爺さんの典型的症状。死んだ父ちゃんも例外ではなかった。エンテツ(遠藤哲夫)&北方人(盛厚三)の両汚爺さんならともかく、俺はまだちょいと早すぎ。売り上げはいつも通りで、単行本効果は無し。(14.5/19)

漫画屋無駄話 其の3774
▼18日はもう池袋鬼子母神商店街での”みちくさ市”。「嫌記箱」は喫茶店「さむしんぐ」前に出店させていただきます。退屈男のアドバイスに従い、今回から単行本も少し持参。「その方が売り上げ金額が増えて…」との彼の見解。俺もそのくらい考えてるが、余程の本(川崎長太郎とか荒川洋治、ピーター・バラカン)じゃないと500円以上じゃ売れない。300円前後の文庫本の何倍もあるのに。アホらしくてしばらく文庫本一筋にしてたが、昨今は300円付けると売れない事態に。本業と同じ負のスパイラル。どうなりますやら。(14.5/16)

漫画屋無駄話 其の3773
▼「美味しんぼ」問題、遂に山崎邦紀”タコ”監督も会津出身者の立ち場から発言。どうでもいい内容だが、引っ掛かったのは同作が漫画としては下らないと、殊更に主張してる点。漫画レベルなどこの際関係ないじゃん。創作物における表現の自由の問題。作物のレベルとは無関係に絶対保障されて当然。そういう一節を用いたいなら、一番最後にサラリと触れるのがエロホモ映画監督のエチケット。青木理が小沢一郎冤罪事件の際に、盛んに小沢は支持しないが最初に断わり、裏金捏造検察を屁っぴり腰で批判してたのを連想した。(14.5/15)

漫画屋無駄話 其の3772
▼『SAPIO』編集部も恥知らず。6月号表紙、ハレンチなプラカード掲げ、”優しい”機動隊の庇護の元にデモる人種差別主義者の顔にモザイク。一方、待遇改善を呼び掛けてデモる外国人はそのまま。主張内容とは無関係に、デモ隊にはプライバシーなど一切ない(機動隊にも)。それを捨てた上での自己主張&表現。国辱の景色ではあるが、愚挙をあえて実行する人種差別主義者への冒涜・権利侵害でもある。結果は彼等がすべて負うべきで、事なかれ主義のブルジョア編集者が介入する問題ではない。ビクつくなら端から使うな!(14.5/14)

漫画屋無駄話 其の3771
▼昔”神風”、今”風評被害”。世界一の超無責任放射能テロ国家が、何寝言をほざいてんだか。たわ言は国会も首相官邸も最高裁も、福島県に集中移転してから並べろ(恐いので重要施設をあえて1つ外しました)。風評被害なる敗戦後最大の恥語の使用頻度は、厚顔無恥&白痴度に完全比例。けど小学館の腰抜け振りも有名。理不尽にも土下座しやがったら、雁屋哲は連載を他に移すべきだ。橘孝志のいずみコミックス、『犬に抱かれる女』の下版と同時に『Mate』8月号の色に。金がないのに多忙。これこそがホントの貧乏と発見せり。(14.5/13)

漫画屋無駄話 其の3770
▼消費税アップ後、初めての新幹線定期を高崎駅で(3カ月が最長)。従来は血と汗の虎の子30万を差し出すと、2000円チョイお釣りが来た。所が今回からは「309000円です!」「………」しかも窓口の初老職員、「29枚しかないような…」と、俺の目の前でお札を再々度数え出す。無論ちゃんと在ったのだが、老いると体から脂分が失せるからと、珍しく寛容で優しい俺様(職員も盛んにそう弁明)。今夜の「神保町シアター」の券、2時過ぎに買ったのに堂々の1番。ひょっとすると初めての経験かも(遅刻して11番で入場)。(14.5/12)

漫画屋無駄話 其の3769
▼梅干し嫌いの退屈男を異常者扱いしてたら、十返肇も大嫌いだと自著『けちん坊』(’62文藝春秋)で。あの手の小柄で色白、チョコマカとコマネズミのように動き回る貧相男の傾向?(十返は一部推測)安倍“ナチスの手口”政権とは、新潮社や文藝春秋と異なり距離を置いてる、大日本雄弁会講談社の雑誌群。遂に『FRIDAY』が韓国を3流国と罵倒。沈没事件にからめてだが、原発事故で世界一の放射能テロ国家であり続けてる国のマスコミが、実にはしたない。他人のゲップを非難しても、直前に自ら放った屁の悪臭は消えない。(14.5/9)

漫画屋無駄話 其の3768
▼田村店頭で関西一の腹黒毒舌画伯・林哲夫の『読む人』(みずのわ出版)を200円で。カラーイラスト&書簡付き。18日のみちくさ市で瞬時に売れるはず(値段は企業秘密)。ここ、本も書く気鋭の若手古本屋や、他業界ブンカ人の古本関係本には昔から厳しい値付けを。大いに助かる。八木福次郎や反町茂雄はその逆。単なる権威主義のような気もするが、ガキをチヤホヤしないのは良識ある大人の責務。山下武本の安さには、もっときな臭いモノを別に感じたりもするが。部屋の中が冷える。帰社するともう一枚肩に引っ掛ける。(14.5/8)

漫画屋無駄話 其の3767
▼しばらく振りで『地獄の波止場』(監督主演・小杉勇・’56日活)を上映中の「神保町シアター」に行ったら、知り合いが2人も。いずれもド汚い野郎。情報の伝達は早い。長期バカンスの間に、道楽で仕事してる「フィルムセンター」のプリント。連中が高給に見合う仕事をちゃんとしてれば(クズ共、連休中も平然とズル休み)、520円で見物出来たのだ(JSの老人割り引きは1000円)。新東宝の大友純が出演。当然ギャングか何かと思いきや、真面目な鉄工労働者役。ヒロインに襲いかからない柳永二郎のようでとまどう。(14.5/7)

漫画屋無駄話 其の3766
▼立ち飲み屋の長居客の類いか? 田村店頭の向かって右側の箱は、狭いから客も無言で譲り合って左右に回遊。だがたまに、ここは俺の領土だと言わんばかりの馬鹿客が。箱の中央から動かない。昨日から割と豊作で、穴埋め用の東洋文庫も姿を消し、内田百間、種村季弘らが山盛り。眼鏡かけたキノコ頭の栄養失調野郎、カバンまで防具にして根を生やしてるので一喝。「その糞でけえ邪魔なバッグ何とかしろい!」いいと歳して大人気なかったと反省。だって荻原魚雷似なんだも〜ん。無神経男、その後コミガレにも回遊。放置。(14.5/2)

漫画屋無駄話 其の3765
▼清水おさむといえば熊谷の旧家の出身(全然そうは見えないが)。旧家でこそないがいトうも同地。漫画家の粒が揃っている。古くから広大な気違い、いや精神病院があるのとは関係なかろうが。子供の頃、甘楽・富岡の谷間でも愚図ると、「熊谷の気違い病院に入院させるど!」と、親から脅迫されたもの(いや、爺ちゃん婆ちゃんだったか…)。三信ビルの某室に窃盗犯が入りかけた形跡(一応警察も来たと)。玄関にもう1つ鍵をとの話が進んでるが、よりによってこんな超オンボロビルに。別の背景があるような気もする。(14.5/1)

漫画屋無駄話 其の3764
▼面白かった『一私小説書きの日乗 憤怒の章』(西村賢太・角川書店)。驚いたのは清水おさむのコミックス、『美しい人生』(青林工藝舎)に感心してる下りがあった事。俺もチョロリ登場、清水にサイン本をもらった記憶が。が、アマゾンで調べたらそれは『JUKU』(同)で、該当書とは異なるらしい。『アックス』も長いこと買ってないが、立ち読みでもするか「すずらん堂」で。でも全部ビニ本化されてるんだよな。粘着質な性格が清水と西村は酷似。ただ清水の単行本は早見純同様、サッパリ売れないので良く切られる。(14.4/30)

漫画屋無駄話 其の3763
▼昨日の一箱古本市、同じ場所に別枠で新潟の版元(北書店)も出店を。いい映画館関係の本があって欲しかったが、重そうなので断念(重さと文字の小ささで諦める本が増えた)。帰りに6月の新潟での一箱古本市に誘われる。みちくさ市の無い月で隣県だし、思い切って出かけるかな? 日帰りも可能なんだし。そういや最近、越後湯沢まで新幹線で乗り過ごさない。でも先月のみちくさ市帰りには、高崎駅通過のあさま号に知らずに乗って、軽井沢まで運ばれた。コミガレが春枯れ。今週はずっと開催と思われる。(14.4/28)

漫画屋無駄話 其の3762
▼練馬の投稿者に宅急便で送った、漫画屋エログッズが長期不在のためとかで返品されて来た。勿論こんな奴の当選資格は永久抹消。「ゆで太郎」での2回の昼飯代が無駄に。ブツブツブツ(めったにこういう例はない)。「テアトル新宿」、随分気取った造りになったのね。ただ「東京堂書店」にも感じたが、この高齢化社会に何で室内照明をああも暗くするのか? 転倒が老人には命取りだという常識が分かってない。実用性を忘却してる痴呆スカシ商人は、わざと転んでケガをして、賠償請求でもしないと改心しないだろう。(14.4/25)

漫画屋無駄話 其の3761
▼今年の不忍の一箱古本市、「嫌記箱」は27日の「戸野廣浩司記念劇場」に出店(11時〜16時)。手伝いが何とあの有名な退屈男センセイ。ニヤけたご尊顔を排する絶好のチャンスだ。1度見たら忘れられない、”永久(とわ)の貧乏スマイル”を味わったら、義理で文庫本を最低1冊はね。じゃないと彼はタダ働きをさせられる可能性も。不忍の古本強制収容奴隷にさせないためにも、余裕ある人は2〜3冊は買う。良心的インテリとしてのそれが義務だ。早朝に群馬から上京するのはつらいが、生活のためです。(14.4/24)

漫画屋無駄話 其の3760
▼天気はいいのに事務所内は底冷え。パーカーを羽織るが効果なし。帰り用の薄手のセーターをとも思うが、これ着て神保町を歩くととんでもなく暑い。田舎と都会を股にかける寒がり老人は、日々の種々の工夫が必要。不忍の一箱古本市もあと4日(27日)。そろそろ箱詰めでも始めるか。ところが入れる本にロクな物がなくて。売れなくても退屈男にはアルバイト料を払わねば(ホワイト雇用主)。まさか「信山社」で、講談社文芸文庫やちくま学芸文庫、大量に万引きする訳にも行かねえし。そろそろ物色に出掛けよう。(14.4/23)

漫画屋無駄話 其の3759
▼久々に上京を休み自宅仕事。新幹線定期がもったいない気もするが、「塩山業界無駄話」を書く間に、古本類の整理などをしてると心が落ち着く。夜、「シネマテークたかさき」にも行かなかったので更に。安倍極右人種差別主義者マザコン総統のミエのため、街頭中に裏金警官共がでかい面してる東京など明日も行きたくないが、やはりそうも。『クローズ』、1〜2作は三池崇史が監督したんだ。見物せずに正解だった。どこがいいのよあのオッサン? 予算枠が多いと無様な画面が一層ブローアップ、情けなくなるしな。(14.4/22)

漫画屋無駄話 其の3758
▼昨夕、もらい火でも放火でもいいから、全焼しないかと常に願ってる糞不愉快シネコン、「109シネマズ高崎」で観た『クローズ』はなかなか面白かった。が、消費税アップにかこつけて、老人割り引き(シニア料金なる恥語は使用禁止!)を1000円から100円も値上げしたのには向かっ腹が。一昔前ならこの種の映画は東映が真っ先に製作したが、今のボンクラ世襲社長じゃ、北京原人か吉永小百合が精一杯か。プロデューサーは悪評高い山本又一朗。エロなしなのもさすが。東映なら高岡早紀のオッパイは全開だったろう。(14.4/21)

漫画屋無駄話 其の3757
▼昨夕、高級料亭「まさみ」に行く前に南陀楼綾繁、いがらしみきおと事務所で無駄話。貧苦に喘ぐ南陀楼センセに、優しいいがらしがポツリ。「小説を書いてみては?」「小説ですかあ…。俺に書けるかなあ。どこも掲載してくれそうもないし」内心は満更でもなさそうなので、俺も小谷野敦だって持ち込みだと励ます。調子に乗って、「徳田秋声の向こうを張って、順子モノならぬ旬子モノを書けば、向こうの読者も買うだろうから、初版5000は固いぜ」「…………」急に不機嫌になったが、相変わらずケツの穴の小せえ野郎だ。(14.4/18)

漫画屋無駄話 其の3756
▼昨夕、つん堂のブルジョワ式寸借詐欺からかろうじて逃れ(詳細は『BUSTER COMIC』連載、「塩山業界無駄話」次号に)、フィルセンに行くとのむみちとバッタリ。斎藤寅次郎と並び敗戦後は超ポンコツと化した、島耕二監督の『幻の馬』(’55大映)。こましゃくれた子役、早く馬に蹴られて死にやがれと熱望したが、結局は生き残りムカムカ。柳永二郎が若尾文子に襲い掛からないのも納得が行かない。が、ゲスト出演した当時のプロ騎手の棒読みが素晴らしく、「やっぱり映画っていいね!」と、2人でコーヒーで盛り上がった。(14.4/17)

漫画屋無駄話 其の3755
▼『日刊ゲンダイ』、書評欄もだが芸能欄が相変わらずのひどさ。シャブ中の腐ったイワシみてえな目付きの堺雅人を、”目で風を起せる”実力役者と原発級の糞ヨイショ。よっぽどの接待を受けてるのでなければ、執筆者は重度のド気違い。『東京新聞』も書評・文化欄は同レベルだが、芸能欄はここまで退廃してない。中森明夫の総天然色のご真影を、連日掲載したコーナーと言ってしまえばそれまでだが。そういや中森、破壊された面相がどこか永山薫に似ている。おっと、両名の顔を同時に思い浮かべちゃ今度こそ脳硬塞だ。(14.4/16)

漫画屋無駄話 其の3754
▼先週だかの『週刊朝日』の安西水丸追悼特集のメンツを広告で見て、水丸翁は泉谷しげる以上の商人(あきんど)だったのだな、てなリードで何か書く予定がすっかり失念。今日やっと冒頭部分は思い出したが、述語がサッパリ甦らない。頭はやっぱし、緊急時以外は余り切り刻むもんじゃない。今日は「シネマヴェーラ渋谷」経由でのご出勤。柄にもない重役勤務だと貧乏人は焦り、必死で働くせいか日頃より仕事がはかどる。ヴェーラ、俺も含めて退出時には2人だけだった、昨夜の「新橋ロマン」に比べれば大入り(30人前後?)。(14.4/15)

漫画屋無駄話 其の3753
▼5月末売りの橘孝志の獣姦系いずみコミックス、『犬に抱かれる女』の巻頭描き下ろし分のネーム指定や(28ページ)、『Mate』6月号見本誌の発送してたら、たちまち1日が暮れる。一応は神保町へ。もう入手不可能かと諦めてた、「ラピュタ阿佐ヶ谷」の芹明香特集の豪華チラシ、「書泉ブックマート」1階で発見(真魚八重子の前書きは失笑もん)。本苦界に身を沈めた直後、彼女の陰毛が写ったポジを某所で入手。重信房子の詩の直筆原稿共々家宝にしてたが、引っ越しを重ねるうちに紛失。失った家宝はいよいよ黄金色に輝く。(14.4/14)

漫画屋無駄話 其の3752
▼「三省堂」2階で、『芥川竜之介随筆集』(岩波文庫)他を手にちくま文庫コーナーに回ると、永山薫の同文庫『増補エロマンガ・スタディーズ』が山積み。ねえ頭を捻って書き足してるらしいが、親本があれば充分ゆえ買わず。思想も人格も申し分ない努力家だが、何せ作物はは味もそっけもねえし(ここら米沢嘉博そっくり)。ただ世間をしのぐ技にも疎い奴だけに、くたばっても記念館は出来ねえな。漫画も描けるとか。岡野雄一の線で起死回生の一発でも期待しますか。昼間の馬鹿とは訣別したらしい。目覚めるのが遅いんだよ。(14.4/11)

漫画屋無駄話 其の3751
▼JR北海道の不祥事発覚直後、JR東日本が『日刊ゲンダイ』も含む全国紙に無内容な全面意見広告を。「いざと言う時にはお手柔らかに」との、東電の原発推進広告と同じ思惑。そのせいか、水飲み場を撤去、危険な自販機置いて銭儲けに励む同社への、正面批判が皆無。既に手や顔を時には洗いたい季節だが、ホームから水道は消えて糞壷に行くしかない。衛生上の大問題だ。ゴミの元を販売しながら、ロクに駅構内にゴミ箱を置いてない、東京メトロには少しだけ改善が。いずれにせよ両組織、コンビニに比べても根本的に腐ってる。(14.4/10)

漫画屋無駄話 其の3750
▼皮肉かマジか知らないが、福田和也が『週刊新潮』の大ユルフンコラムで、猪瀬直樹の物書きとしての再起を期待する一文を。単品じゃつらいだろう。佐野眞一と共同プロダクションを設立という奥の手はある。名付けてTW企画(言うまでもなく盗作&ワイロ企画の略)。パクリまくろうが5000万もらおうが、我々は臭い飯も喰わずにお天道様の下を闊歩してる。その秘訣を身に覚えがある人々に伝授するのだ。司会を橋下何とかに任せれば、講演会も満席間違いなし。ただここまで銭に汚い連中集めちゃ、3カ月で解散ですか?(14.4/9)

漫画屋無駄話 其の3749
▼「新橋ロマン」のモギリの兄チャン、余りお客様の面をジロ見しないように。『快楽郷 人妻に乗る』(’95)の前に後半だけ観た『欲情人妻姉妹』(監督・福原彰)。シャレた丁寧な作りで驚く。携帯が頻出するから近年作。ムードも貧乏臭い前者と天地。余りの赤貧振りに、今はいい家の子じゃないと続けられないらしいピンク映画業界(要仕送り)。そういう人間環境が画面ににじんでいるのかも。前者が『生きる』、後者が『第三の男』にオマージュを。恥ずかしいが納得。エロ漫画も最初は多くが一般漫画に憧れていたのだし。(14.4/8)

漫画屋無駄話 其の3748
▼チェーン店はともかく、行きつけの店では定食屋の「まさみ」(600円)と、「神田コーヒー」(320円)が値上げをせず。専大村の定食屋、「三好弥」は20円ほど上げた模様。三越本店に視察に出かけるとは、昔からだが安倍総統の鈍感な無知蒙昧振りは益々絶好調だな(周囲も)。田村店頭でガキが遊んでる。有り得ない光景だが、髪の色を見て子供が国際結婚(死語?)をとのゴシップを思い出す。鬼のように恐い店主も、孫は可愛いのだろう。俺の子供があの調子で騒いでたら、キックされて明大構内まで飛んでったはずだ。(14.4/7)

漫画屋無駄話 其の3747
▼元サンピン映画監督より更に貧相な馬鹿チビ黄疸オヤジが、コミガレで棚と俺の間に突然割り込んで来る(いわゆる常連)。「失礼な奴だな馬鹿野郎!」ペコペコしながらイタチのように奥へ遁走。数分後、せどり仲間とひそひそ話。フィルセンの常連にもおるなこの類いが。ロビーか喫茶店にでも行けばいいのに、人前で自慢話をしたがる共通傾向が。フィルセンでは根性のあるオヤジに、「ロビーで話せ!」と一喝されてたが、こいつらの自己顕示欲はしつこい。家族や周囲に普段疎外されてるのだろうが、俺はお前らの聴衆じゃない。(14.4/4)

漫画屋無駄話 其の3746
▼久々に西荻窪の「盛林堂」に寄ると、顔は知ってるが名前は思い出せない、天然パーマの貧相なオッサンと遭遇(古本関係には類した知人が1ダース前後は)。確か女房は、誰が読むのか知らんが、豪華パンフで知られる『吉本隆明全集』を出し始めたたトコに昔いた。近所の「ドトール」で「新橋ロマン」で再見したばかりの、『嗚呼!おんなたち猥歌』冒頭のアナーキーのカッコ良さの話をしてるうちに、彼が一応はサンピン監督だったのを思い出す。今時、荒井晴彦を評価する稀有な50男。昔、ゴチにでもなったのだろう。(14.4/3)

漫画屋無駄話 其の3745
▼上信線高崎駅にも1匹いるが、色白・小柄で黒ふち眼鏡、機敏に動き回る貧乏臭い退屈男タイプって、方々に一定数生息してるな。「新橋ロマン」で場内や便所掃除をチョコマカしてるあんちゃんが、「利根」のダシの香りこそ漂わせてないが、このタイプ。永遠に副支配人という名の便所掃除役で終えると勝手な推測を。いや、このあんちゃんは眼鏡してなかったか?どうでもいいが。「ズンドコジョッキー」を今朝方ようやくアップ。手書きでなくとも右肩が凝ってコチコチ。そうなって欲しい場所は他にもあるのに。(14.4/2)

漫画屋無駄話 其の3744
▼外人ホームレスが“駆除”された「あいあい橋」の上は、桜並木の撮影をする男女勤め人で満開。俺にはコレが分からない。ガキやペットを写すのは、手帳に入れたりアルバムに貼る利便性があるから納得。ただ桜は春になればいつでも咲く。見るのもタダだし、今年の桜が特別な色をしている訳でもない。いくらフィルム代不要時代とはいえ、あの撮影への執念は異常。執念を発揮すべき対象は腐るほどあると思うが。ニッポジンワッカリマセ〜ン!(俺は中国生まれ。ロシア人父と韓国人母の混血で、爺チャンの祖国日本で育ったヨ)(14.4/1)

漫画屋無駄話 其の3743
▼面白いね『皆殺し映画通信』(柳下毅一郎・カンゼン)。町山とのコンビのくっちゃべり本には食傷、最近買ってなかったが、単品の方が冴えてるよ。福田雄一監督、やはり知る人ぞ知る超巨匠だったのね。余命はそう長くなさそうだが、『コドモ警察』のショックは一生忘れない(スタッフの皆さん御苦労様!)。配給しただけとはいえ、『混血児リカ・ハマぐれ子守唄』(監督・吉村公三郎・’73近代映協)とも競る、大東宝の社史に燦然と輝く1本だ。「新文芸坐」のオールナイトで、福田雄一特集を是非!もちろん俺は行かない。(14.3/31)

漫画屋無駄話 其の3742
▼昼前に古ツアと神保町で遭遇、「神田コーヒー」でどうして古本屋はこうも人格者揃いなのだとの噂話で盛り上がる。帰社後、「神保町シアター」の今夜の券を買い忘れたのに気付く。「まさみ」で昼食後に再度出向く(定食はコロッケとアジフライ)。ゴジラと菱見百合子(ひし美ゆり子)共演の『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、観てるはずだが大森一樹映画よりは退屈しなそう(フィルセンでの毎晩の舞台挨拶ご苦労様デス。よっぽど暇なんだな…)。昨夜の「新文芸坐」、珍しく携帯発光ド白痴客を眼にせず。(14.3/28)

漫画屋無駄話 其の3741
▼定期検診で高崎駅西口前からぐるりんバスに乗ったら、高島屋と道路を隔てたビルの2階、ついこの間まで「タワーレコード」が在った場所に「アニメイト」の看板。入口には列も。閉鎖されるファッションビル「VIVRE」から移転したのだ。同店、知ってるだけで3回目の店舗移動。今回はかつていトうが、激しいパワハラに遭いつつ勤務してた場所に1番近い。1〜2階共に昔からテナントが長続きしないビル。またどこかに流れて行くかも。100円のぐるりんバス、都心循環線は町内循環線に分相応に改めるべし。(14.3/27)

漫画屋無駄話 其の3740
▼日本武道館の卒業式帰りの学生で埋め尽された神保町。この何割かはホームレスになっり自殺したり、人をダマしたり刺したりするのだね。そう思い眺めると、一見無個性な彼等もそれぞれが異なる面影を醸し出す気が。俺も入学式や卒業式、1度は体験しとくべきだったよ(無論、子供のにも行かなかったし)。そろそろ忙しいのに、昔のテンポが戻らない。倍くらい何事にも時間を喰い、一方で物忘れが激化。歳には勝てないが負けてもいられない。下の定食屋の「まさみ」、今夜は貸し切りと。1度やってみたいな。(14.3/26)

漫画屋無駄話 其の3739
▼寒さも峠を越すなり姿を消した、「あいあい橋」上の屈強な外人ホームレスさん。自主的か警官の嫌がらせのためか(何度か目撃)、直接の原因は不明。金持ちには盲目的な御奉仕、貧乏人は徹底排除。コレが日本の全ブルジョア公務員の哲学。種々の嫌がらせの嵐だったろう。薄給だった70年代までは、彼等も住民運動の主力だった(特に地方公務員)。今は現職&退職裏金警官とタッグ組んで暴力的居直り(渋谷区他)。全皇族を含む、彼等の収入を3割くらい削れば消費税のアップなど不要。納税者の本当の寒さは4月から。(14.3/25)

漫画屋無駄話 其の3738
▼石田千のトークショーついでに、昨日のみちくさ市の「嫌記箱」に寄ってくれたエンテツこと遠藤哲夫。無理して文庫本を2冊も買ってくれたが、1冊はちくま日本文学全集の尾崎翠。柄でもねえがピンと来るモノが。「山崎邦紀対策ですね」「実はそうなんだよ。彼の彼女への熱弁に、いつも生返事してるのが申し訳なくてさ。全然読んだ試しなかったんだよ」70歳になっても誠実な酔いどれ爺さんなり。愚妻と違って大の梱包嫌い。朝比奈まことのいずみコミックスの新刊、『美少女いじめスクール』の見本誌発送に四苦八苦十六苦。(14.3/24)

漫画屋無駄話 其の3737
▼数年ぶりで「ブックオフ」早稲田店へ。悪辣な地元古本屋が何軒も網を張ってる荒んだ地域なのに、相変わらずのいい品揃え。値段も安いのでつい8冊も。すれっからし女と化した大宮店あたりも、謙虚に見倣って欲しい。今後は雨が降ったらマメに出掛けよう。”巨大なモンガ堂”上の「古書モール」の、地下鉄サリン事件を思い出させるウンコ臭さにも飽きたし。サケマス(つるぎ基明)に障害者年金が交付される事になったと。「無理して年金を納めてた甲斐が…」。けど週3回の人工透析とセットじゃ、ちっとも羨ましくない。(14.3/20)

漫画屋無駄話 其の3736
▼アル中崩れの犯罪エロ漫画家で、株が趣味の朝比奈まことから、消費税アップ後の経済動向のレクチャーを電話で。更に落ち込む。既に捨てる物は皆無とは言え、映画のシルバー料金にまで窮するのは惨めすぎる。惨めとまでは言わないが、行く度に覇気が失せてる感がある「スーパー源氏」。“巨大なモンガ堂”ムードが日々濃厚に。各店主の履歴なんか興味ねえよ(パネルで表示)。努力の空振り。60点級の本に80点級の値段を各出店者が平然と。愛想買いも最近は出来ない。ここらも似てる「モンガ堂」、源氏様に出店すれば?(14.3/19)

漫画屋無駄話 其の3735
▼今日から襟巻きと背腹のカイロを止める(パッチは未だに)。再登場の可能性も高いのでしまい込みはしないが。神保町でu-sen、次いで古ツアを見掛ける。もう1人見たら胸焼けで夕食が喰えなくなりそうなので、早めに帰社。カワディMAXとオイスターに電話。『Mate』の色関係の仕事があるのだが、どうも老人は飽きっぽくて。明日するとして銀座方面に出掛けよう。「銀座シネパトス」閉館以降は行く機会が激減。同館近所で安くてまあまあのそば屋にもご無沙汰(立ち喰いではない)。今夜も行く時間はなさそう。(14.3/18)

漫画屋無駄話 其の3734
▼下らない新記録達成。一箱古本市やみちくさ市で売り飛ばしちゃうせいや、老人ボケの進行もあり、既に読んだ本のページをめくる機会が増えた(曖昧な記憶で買っちゃう癖が)。ただ10ページか20ページ、どんなに昔読んだ本でも50ページ以内で「あれこりゃ…」と気付いた。所が『ジョゼフ・アンドルーズ(上)』(フィールディング・岩波文庫)では、泥棒が逃走する100ページ過ぎまでまったく思い出せず。しかもコレつい2〜3年前に読んだよ確か。買う際にもそんな気がしたが…。死に損ないボケ老人の小金失い。(14.3/17)

漫画屋無駄話 其の3733
▼『聖教新聞』1面右上の名誉会長のカラー写真は、師弟共戦に生きる我々弟子には無くてはならない日々の糧だ。が、近頃の『日刊ゲンダイ』芸能欄の、中森明夫のカラー写真は一体何じゃい?彼のアイドル論は昔から退屈至極なので飛ばせば済む。しかしグロゲロ写真のお陰で、「神田コーヒー」の上手い一杯の味が汚れる。その点、同欄の大根仁は偉い!コラムも面白いし(毎回欠かさず熟読!)、分をわきまえて写真も載せてない。これぞ将来ある真人間の態度。作家化計画が思惑通りに行かないからって、ゲリ便を周囲にまき散らすな。(14.3/14)

漫画屋無駄話 其の3732
▼三共グラフィック出稿の、今月末売りの朝比奈まことのいずみコミックス、『美少女いじめスクール』のカバー再校が、初稿の赤字指定と逆の事をしてる。「ケツの青い職工野郎、老いぼれエロ本屋を舐め腐りやがって!」カーッと一気に血圧が上がるのが分かる。まずい! 所詮は仕事だ我慢我慢。担当営業を怒鳴って憂さを晴らす。「いわもとQ」だが、2時を過ぎるとさすがに空いてる。昨日は「ゆで太郎」ではまず見かけない女子大生風美女が、黙々と食べておられました。妙なおたく顔も出没せず、落ち着いた遅い昼食を。(14.3/12)

漫画屋無駄話 其の3731
▼たちまち満杯になった池袋鬼子母神通り商店街のみちくさ市(3月23日)と異なり、不忍の元祖一箱古本市はまだ15口も空いてると(ガララーン…)。一昔前なら考えられない事態。まあ、天地左右総落ち目の“あの人”の、下げチン効果と言うしかない。とか言ってると僻地に出店させられるから、お口にチャック&ガムテープ。ふと事務所ドアの把っ手を見たら、根元部分にほこりがウッスラ。ハンカチで拭ったけれど、社業が万年赤字になるのもむべなるかな。さて、「いわもとQ」にまた行ってみよっと。(14.3/11)

漫画屋無駄話 其の3730
▼今日もそば湯や水洗便所の水が一切無料な、「いわもとQ」神保町店へと思ったが、断念して中年男のアニメ声がちっとも有り難くない、すずらん通りの「小諸そば」へ。いや先の店、俺は今まで3度行ったが、その内の2度までサブカル関連の小汚い面した中年男を見たから(1回はそばを接写してた)。盗作はしない唐沢俊一みたいな立ち場の男。「ランチョン」あたりで見かけるサンピン文化人よりは好感が持てるが。名前が出て来ない。色彩に関連した名字だった気はする。どうでもいいな。早退していそいそ渋谷へ。(14.3/10)

漫画屋無駄話 其の3729
▼3時過ぎ、中央公論“ナベツネ”新社前の「京橋テアトル」(試写室)で、『K2』なる登山映画を観て外に出ると激しい雪。何か自分が大ミスをした模様だが、すぐにそれが思い出せないドタマ手術後。でも数秒後には早足で東京駅へ。昨夜は事務所泊まり。午前9時頃から屋上に毛布を干したままなのだ。いい天気だったし。水道橋駅に着くと雪はほぼ止み、被害も最小限で一安心。中央公論といい青林堂といい、トンデモオーナー買収されたな。両社共にあっさり倒産してくれてた方が、後世の出版文化研究者・読書人は感謝したろう。(14.3/7)

漫画屋無駄話 其の3728
▼定食屋「三好弥」でナベツネ新聞開いたら、投稿欄に興味深い記事。投稿者は富岡市に隣接する安中市の小林俊哉(59歳・短大教授)。マスコミは原発停止の弊害をもっと伝えろと。君が愛読する読賣を筆頭に、日本の大マスコミはそれ一色と思うが。小林教授的見地からは、まだ翼賛体制に隙があるらしい。放射能や汚染水を垂れ流してる状態で、安倍総統はマジで原発を輸出する気だ。教授よ、ちったあ欠陥原発を買わされる側の身にもなれやぁ(上州弁)。東邦亜鉛の公害も知ってる世代なのに。歴史に学ばない痴呆人間ばかり。(14.3/6)

漫画屋無駄話 其の3727
▼今さらだがゾッとした(一種のホラー)。鼻毛が伸びて仕方ない。それ用のはさみを片手に、日頃は流しにある鏡を窓辺に置いてチョッキン作業開を。本当にしばらく振りで、自然光でテメーの馬鹿面を拝むハメに。室内の鏡と違い、ほくろやシミ、ニキビの跡他が、文字通り白日の元にさらされる。醜い顔面荒野に言葉もなし。これでも20代半ば頃までは、自分の面は中の上くらいと認識してたのだから恐ろしい。で、鼻毛もほとんどが白髪。だから暗い穴の中では余計に目立つ。チョッキンチョッキンチョッキンな〜♪(14.3/4)

漫画屋無駄話 其の3726
▼話題の『絶望の裁判所』(瀬木比呂志・講談社現代新書)を。面白いが著者の実体験談以外は特に新味なし。疑問なのは伝聞ではなく、当人へ直接不当な圧力を加えた裁判所幹部(公人)が匿名な点。一民間人に比べれば莫大な退職金もらって、明大に天下った安定した立ち場。自らその程度のリスクも負はない告発は白々しい。君が副業で映画や音楽を論じる際に、対象が匿名じゃどうにもならねえだろう?裁判官の歪んだエリート意識は、記者クラブ所属の自称マスコミ人とそっくり。税金に特権的に寄生するクズ共の特徴らしい。(14.3/3)

漫画屋無駄話 其の3725
▼神保町交差点の立ち喰いそばの名店、故「利根」(あの退屈男推薦!)。跡地は居抜きで妙に陰気な店になってて敬遠を(同じく立ち喰い)。最近久々に顔を出したら「いわもとQ」神保町店に。有名なチェーンらしい。味も量も満足。客も途切れず「利根」時代よりも繁盛。改装して清潔になったせいか、女性客も多い。画竜点睛を欠くのが、そば湯が無料だと大々的に謳ってる点。有料なそば屋が日本のどこかにあるなら、是非教えてくれ。どうしてもと言うなら「本店はお冷やも無料です」と書き出せ。馬鹿な宣伝で10点マイナス。(14.2/28)

漫画屋無駄話 其の3724
▼特攻隊員の遺書を世界遺産に申請するとかの話、その後は?こういう話が公然化する前に、誰も止めないのが安倍在特会極右内閣の時代らしい。ヒトラー総統率いるナチスドイツでさえすぐに中止した特攻攻撃(ドイツ空襲に対して試みられた)。自国民に爆弾を抱かせ、シャブまで打って片道出撃させた行為は、外道の戦法どころか究極の国家の恥辱(個々の隊員の意思とは無関係な客観的事実)。無責任な軍人・皇族・官僚の責任を何ら問わずに、被害者の顕彰をなさんという神経が全く理解不能。二重の犯罪行為。それが本当の目的か?(14.2/27)

漫画屋無駄話 其の3723
▼来月末売りのいずみコミックス、『美少女いじめスクール』の本文修整データを持参した朝比奈まことに、画像送付に関する種々の無料レクチャーを受ける。無知なオッサンが1人編集に居ると、漫画家も対応が大変だ。同書中の某作品を、「俺はこれが一番好みだなあ」と言うと、「それが今回一番の失敗作と僕は思ってます」。口の減らねえ野郎だ。要は良識ある社会人と、プチ犯罪者の見解の相違だ。公然と福島米他の同県産農産物の率先使用を掲げた「吉野家」。貧乏人は放射能を喰らえという事だ。麦だった時代が懐かしい。(14.2/26)

漫画屋無駄話 其の3722
▼日本橋川に架かる”あいあい橋”居住の外人ホームレス君、傘や青テントまで動員、必死で豪雪を生き抜いている。数日前にも神保町で食料集めを(ズタ袋からお菓子が覗いてた)。喫煙者でガッチリした体格だが、ねぐらを他に見つけない限り、体はボロボロだろう。眼付きが鋭すぎるせいもあってか、高崎駅の女性ホームレスほど友達に恵まれない様子。桜が咲く頃まで体が持てばいいけど。「ブンケン・ロック・サイド」店頭で、文庫をいちいち横積みする馬鹿客を一喝。「背が見えねえで不便だろう!」「すいません」素直で偉いな。(14.2/25)

漫画屋無駄話 其の3721
▼『週刊金曜日』はもちろん、『東京新聞』の一部記者もNHKをあたかも被害者扱い。勘違いもいいトコ。元々戦前からの保守反動御用国策放送局。それがより極右化(安倍総統の私物化)したが、年収1200万強が欲しくてならない職員は、唯々諾々と従っている。事件のてん末も一切報じずに(この段階でマスコミ人100%失格)。天皇の護憲発言まで削除したが、昨日の皇太子の同様な発言も多分切ったのだ(未見)。天皇家より安倍家が大切。日放労は原発再稼動に狂奔する東電労組と同一。さもしいクズ共を甘やかすな。(14.2/24)

漫画屋無駄話 其の3720
▼午後2時半過ぎ、オカタケ天皇がコミガレで、カメラマンやライターらしきガキに取材を受けていた。他の客に迷惑にならぬよう、声を潜めてポーズを取る様に、売れっ子はやはり一味違うなと。珍しく状態のいい、佐藤重臣編集長時代の『映画評論が』が7〜8冊。全部買って「神田コーヒー」で一休み。『週刊文春』を開くと、古ツアこと小山力也の著作紹介の写真入り1ページ記事。写真こそ老残AV男優風な写りだったが、知人は南陀楼綾繁を除いて全員が有名な金持ちに思えて来た。4日振りの映画は「新文芸坐」で。(14.2/21)

漫画屋無駄話 其の3719
▼雪かき疲れなどものともせずに御出勤。一仕事後、「書泉グランデ」地下へ。最近まで半額だった今年のカレンダーが、何と105円均一。ヤフオクの出品料無料化並に大胆(偉い!)。無論、B〜C級アイドル分しか残ってないが、彼女らの丁寧なサイン入りも多く(同一値段)、名前も顔も知らないのに励ましのつもりで数本。君たち、やはり2000円代の定価は高すぎたよ。『Mate』4月号の見本誌、ようやく今夕発送。関係者の皆さんすいません。急いで出してもどうせ遅れちゃう輸送事情だしね。胃もたれの調子は回復せず。(14.2/19)

漫画屋無駄話 其の3718
▼結局は帰れずに事務所に3泊。ソファーでの無理な睡眠がエコノミー症候群を招いたか、ひどい便秘で食欲ゼロ。昨日はバナナと牛乳のみ。今朝ようやく出て、下の「まさみ」での納豆定食がうまかった事よ。上信線は動き出したが、上州富岡駅より先はバスの代行輸送と。最寄り駅からの、残雪をついての死の行軍が大変そう(愚妻の話じゃ80センチは楽にあると)。普段は東京並かそれ以下の雪とは無縁な地帯。後遺症も長引きそう。母ちゃんの愛するフレームも崩壊したらしいし。オリンピックなど糞どうでもいいよ。(14.2/17)

漫画屋無駄話 其の3717
▼物書き・文化人の類いで一番馬鹿に見えるのが、物事の白黒が付いた後で、「俺も最初からそう思ってたんだヨ!」としたリ顔でほざく奴。今週の『週刊文春』、偽ベートーベンへの林真理子の発言は見本(珍しく小林信彦も退屈だった。アカデミー賞の歴史など興味ない。あんたの考えが読みたいのだ)。ブログ類でもこの種の馬鹿は大豊作。阿修羅板には、だから2位だった宇都宮候補に一本化すべきだなんて珍論も。ただ日本共産党内はまだお祭り騒ぎだろう。負け戦でもなぜか大勝利。党員だけのための日本共産党なのだ。(14.2/14)

漫画屋無駄話 其の3716
▼読む前は厚さと題名の硬さに緊張しちゃうが、ページをめくり始めるや止まらなくなるツヴァイクの評伝。今朝100ページほど片付けた『デーモンとの闘争』(みすず書房)も例外ではない。ヘルダーリンなんて詩人、名前しか知らなかったけど、何とも言えない個性的な人間像がリアルに甦る。俺にも無理なく理解できる所を見ると、訳文(今井寛)も立派なのだろう。珍しく「盛林堂」の売り上げが良かったので、「くまざわ書店」「三省堂」で新刊の文庫を4〜5冊。酒はともかく、映画や読書を絶って何の人生ぞ。女は?(14.2/12)

漫画屋無駄話 其の3715
▼『映画芸術』最新号で、悪評高い荒井晴彦が死んだ渡辺護に60万踏み倒された話を編集後記で(しかも母親の金)。こういう事はしっかり書き残さねば(『共喰い』みたいな駄脚本より歴史的価値あり)。義理固い浜野佐知監督の対極みたいな人だったのね。このタイプがギャンブル狂らしい曾根中生と、一緒に会社やって上手く行くはずねえ。上野昂志が、同誌が小沢信男の原稿を没にした件も批判。どしてどしてどして? 昔は『噂の真相』があったので、こういうヤジウマ根性もすぐに満たされたのだが…。(14.2/10)

漫画屋無駄話 其の3714
▼夕方の仕事まで時間が。酔狂にも雪の中をいつも通りに神保町。ほとんどの古本屋がシャッターを。ただ新刊本屋は「信山社」を除いて営業。以前も書いたが、降雪は商人の性根を露にする。神保町交差点は「廣文館書店」の白髪のおばさんが、一番熱心かつ丁寧な雪かきを。年寄りも安心。前の舗道を普段はジジイが私道扱いしてる、「さぼうる」前はしっかり雪化粧。昔、雪かきしやがれと本欄で叱った専大交差点の「芳賀書店」。店頭でオッチャンが熱心にシャベルで除雪。地下鉄の職員も隣で作業を。地下鉄のサービスとも思えぬが…。(14.2/8)

漫画屋無駄話 其の3713
▼コミガレ、来週は連日と。従業員同士の話を立ち聞き。「神保町シアター」にご無沙汰。7時15分からの最終上映だと、長尺作品は終映が9時を軽くオーバー。東京駅9時28分発のあさま号に乗れないと、事務所で寝るハメに。つい敬遠。日本の映画館は一般に最終上映が早すぎて悪評高い。が、ここだけは世間並に7時を最終にして欲しい身勝手男。次の伝記映画特集もチラシを見たら同時刻最終。9時に終われば何とかなる。短いのを選んで観るしかない。嫌だけど明日も出勤。貧乏人は黙って働き黙って納税、黙って放射能で奇形死す。(14.2/7)

漫画屋無駄話 其の3712
▼昼過ぎに「あいあい橋」を渡ったら、欄干中ほどに居住する中東系とおぼしき国際派ホームレスが、ゴザを敷いて毛糸の帽子やシャツを路上販売。川風が身にしみる橋上のみちくさ市だ。俺のそれ同様、余りはかばかしい売れ行きではなさそう。ドジった!値段を見るの忘れた(一品ごとにシールが添付)。カイロを前後に貼ってるのに、シャツを1枚着忘れたかのように腰の周辺が冷える。社の口座の残金は不動の184円。膝や首筋までもがスースースー。久々に「シネマヴェーラ渋谷」へ。下を見ながら歩くとしよう。(14.2/6)

漫画屋無駄話 其の3711
▼軒下コミガレで1冊文庫を。レジの兄チャンは一昔前の松橋登というか、オトコの娘風な美青年(声もややアニメ声)。出てるはずのコミガレでは全然気付かなかった。店頭の5冊で1000円本を初めて買った、すずらん通りの「ボヘミアン・ギルド」。ここの姉チャンも目立つ西洋美人テイスト。やはり繁盛するには古本屋も顔か?(「モンガ堂」や「古書現世」、「古書往来座」店主の、クールで苦味走ったご尊顔を思い起こしつつ)最近さっぱり見ないが、「三省堂」のO嬢は他の店舗に移動したのかな?(14.2/5)

漫画屋無駄話 其の3710
▼水道橋駅西口、パチンコ「ミトヤ」裏手の貸し会議室前の掲示板に、”日本ペットマッサージ協会”の文字。これだけのペットブームだし、多少驚きこそすれ納得。”日本ベッドマッサージ協会”だと、会議室も借りられなかったかも。少年画報社ビル、ボロいが活気に溢れている。お節介にも一安心。昨夜9時前に横を通ったら、明かりが1つもついてないし、駐車場にもシャッターが。断末魔のエロ本屋と違い、夜逃げをする必要もない。社員旅行か何かだったのか?昔なら三晃印刷の営業マンに、忙しくとも電話で尋ねるが。(14.2/4)

漫画屋無駄話 其の3709
▼株がかなり下がってる。資産目減りで反社会的エロ漫画家の雄、朝比奈まことも冷や汗かいてるはず。ヒヒヒヒヒ、愉快愉快。やはり神様は空の彼方で常に見守っておられる。こういう暖かい日は、俺の血圧も株価同様に大幅にダウン。けど冷えると朝夕は大幅にアップ(最近薬も強く)。「だから言ってんだろ。たまねぎ刻んで生で喰えって。お陰で俺、下はいつも80以下だヨ」このタコ多田の台詞、もう何度聞かされた事か。少々たまねぎ臭くとも、脳硬塞で寝たままの垂れ流し状態になるより、確かにマシだろうが…。(14.2/3)

漫画屋無駄話 其の3708
▼珍しくコミガレで1冊も買わず。帰りに古書センター前の、「ブンケン・ロック・サイド」の台で3冊。つまらん「みわ書房」はローテーションから外し、ここがずっと出店すればいい。会社の残金をみずほのATMでチェック。相変わらず184円。温度が高いのに凍える。斎藤美奈子、『東京新聞』でコラム始めたら、死ぬほど退屈だった『ちくま』の連載も読めるように。共産党の口パクしてるだけの枯渇仕切った物書き、高村薫より遥かに売れっ子になりそう。2人の娘に細川へ投票しろと言うと、口を揃えて「検討はする」。(14.1/31)

漫画屋無駄話 其の3707
▼『日刊ゲンダイ』が、池田名誉会長が全国紙への反核全面広告出稿を機に、細川支持に回ったとの憶測記事を。甘い。公明党は舛添支持を堅持、学会婦人部票の一部を細川に回して二股かけてるのだけ(どっちに転んでも与党に)。昔からの得意技。カルトに思想・信条・羞恥心はない。自らの利益のためにのみ祈る狂気集団。牽制しあってるが安倍総統と体質は酷似。NHK以下に都知事選を無視させ、一方で舛添強しとの情報を流し、投票率を下げさせる作戦だ。破れ糞付き便所スリッパこと、菅官房長官が司令塔か。あさましい景色だ。(14.1/30)

漫画屋無駄話 其の3706
▼汲み取り便所の(半壊金隠しの陰の)エロ”舛添”ドブネズミ、今日午後は吉祥寺に出没と『田中龍作ジャーナル』に。直後に細川&小泉コンビも登場と。暇な時期ならヤジウマ遠征するのだが。やまだのらと仕事してた頃は、付近で良く飲んだ。前の彼の同居人マリアとか、皆さんお元気でしょうか? 都知事選挙、ウチにも2票あるんだ。宇都宮に無意味な死票を投じないように、強力なオルグせねば。ただ金に汚い連中なので、「細川に入れるけど、焼肉喰わせなきゃ自衛隊上がりの目付きの変なオヤジに…」とか脅されそう。(14.1/29)

漫画屋無駄話 其の3705
▼エロドブネズミで眼を汚してしまった昨日。でも直後にいい事も。三省堂2階奥の新書コーナーで、背伸びした姉チャンの大胆なパンチラ姿をたっぷりと。脇にお母さんらしき女性もいるのに、全く2人共に気にしてない。股間にヒモみたいなのをくぐらせてる様までバッチリと。まさか股縄ではないでしょが(20歳前後のムッチリ系)。つい今日も行きそうになるが耐えて古書モールへ。最近、「スーパー源氏」は手ぶらでは帰りにくいムードなので、余り行かない。前世紀末までは、そういう小型新刊書店が場末で頑張ってたっけ。(14.1/28)

漫画屋無駄話 其の3704
▼午後1時30分過ぎ、専大交差点にエロドブネズミこと舛添の選挙カー。運転手の脇で当人が必死で手を振るが、99パーセントの通行人がシカト。哀れんだのか、前を歩いてた男子大学生風のコンビが、ニヤニヤと手を上げて応じると、1億円宝くじが3口当たったような馬鹿騒ぎ(当人が)。先行してるとの報は大マスコミの願望だ。NHKや東電本社、秘密保護法で裏金利権が無制限に拡大しそうな、警察庁前で演説すれば大人気のはず。しかし、汲み取り便所の半壊金隠しというか、完全に病んだ気違い野郎の面だよ。(14.1/27)

漫画屋無駄話 其の3703
▼先週の昼間たかしの糞ガキに続いて、一昨日は『週刊新潮』のタネイなるあんちゃんが物欲しそうでしつこい電話。いずれも目的は某都知事候補をめぐる、当人とは無関係な周囲のプライバシー詮索(当人にそんなものは存在しない)。要するに活字ゴロのあさましい残飯漁りだが、大義名分をかざして安く上げようとの根性が醜悪かつ滑稽。ゴタク抜かしてねえで、面前で万冊何枚かひらつかせてくれりゃ、ビジュアル面も含めてお膳立てして上げたけど。こういう風に悪振るトコが、俺様が皆様に愛される理由であります。ケケケケケ。(14.1/24)

漫画屋無駄話 其の3702
▼公務員の高給取り批判に、民間もその水準にアップすべしとの妄言を吐いた男だけに、数日前の『日刊ゲンダイ』コラムでの斎藤貴男の、細川・小泉ラインは余り信用しない方がいいとの発言には特に驚かず。相変わらず偉そうな奴。誰も信用しちゃいねえよ。安倍在特会内閣の暴走を少しでも止めたいだけ。ベターの問題。選挙は勝たねば意味がない。あんたこそ日本共産党主導の”英雄的負け戦”を、一体何度体験すりゃ気が済むのさ?特高警察が復活しても一切共闘などせず、民主集中制下での地下活動に邁進しなよ。(14.1/23)

漫画屋無駄話 其の3701
▼雑用ついでに西荻窪の「盛林堂」で、同書店発行で林哲夫画伯推薦の『屋根の上の魚ーリチャード・ミドルトン作品集ー』(南條竹則訳・1000円)を。が、西荻駅に戻って大ドジ。水道橋までの290円切符を買うつもりで、同額の回数券を10枚も。すぐに返金してもらったが、傍迷惑なボケ爺さんだ。午後は神保町帰りに、大洋図書ビル脇の日本橋川を跨ぐ堀留橋で、ヒッチハイクしてる青年を(ボール紙を両手で)。田舎でならともかく、交通網が発達した都会では絵にならない景色。まだ立ってたりして。(14.1/22)

漫画屋無駄話 其の3700
▼ハデな店頭ポップと図々しい舗道占拠で知られる神保町の「澤口書店」。あらゆる意味で好みの古本屋じゃないが、ポスターマニアは駆け付けるべし。海外版洋画及び邦画ポスターが300円均一。「ヴィンテージ」や「@ワンダー」の3分の1、いやそれ以下。今日もデレク・ジャーマン監督の『ザ・ガーデン』他を。一時より下がったとは言え、古本に比べればポスター類は高値安定商品。もっともっと舗道にはみ出していいから、特売を断固続行、「荒魂書店」他も吹っ飛ばしてくれ。商業ポスターも出れば文句なし。(14.1/20)

漫画屋無駄話 其の3699
▼犯罪者デーなのか。朝比奈まこと、いとうが連続して午前中に顔を出したと思ったら、午後には例の昼間たかしからも電話が。ロクな日じゃない。昼間の話じゃ永山薫はまだ生きてると。結構しぶとい奴だ。そういやコミガレに、亡くなった元『SMセレクト』編集長、仙田弘の『総天然色の夢』(本の雑誌社)が。状態が悪いので買わなかったが、もう何年たつのだろう? 黄色いジャンパー姿のチョンマゲ青年、コミガレにいつ行っても滞留。台の下を自分のロッカーに。そう馬鹿者には見えないが、羞恥心は野良犬にくれた模様。(14.1/17)

漫画屋無駄話 其の3698
▼日本橋川に架かるあいあい橋。付近住民が水道橋駅西口方面に抜けるのに便利な新しい小橋だ。上に首都高が走り雨よけになるせいか、ホームレスも必ず何組かは。今は中東系とおぼしき、体格のガッチリした40歳前後の外人男性が。神保町でも時々見かけるが割と清潔。一昨日はパトカーから降りた警官から職質めいた事も。得意技で”テロリスト”にでもでっち上げ、手柄にする気だったか?今日も頑張っていた。良くラジオも聴いている。60年も住んでる原住民も震え上がっている。川風の冷たさは半端じゃないだろうに。(14.1/15)

漫画屋無駄話 其の3697
▼大手術をすると、体から脂身が失せるのか?出入りの建築屋で、大腸癌の手術をした遠縁の爺さんが(70代後半)、膝から下が冷えて仕方ないと嘆く。俺も(ただし太腿も寒い)。その爺さん、昔に比べ相当やつれた顔をしてるが、解酒会の写真を見ると俺も似たようなもの。今日あたりは腹と背中にカイロ張り付けててもスースー。やっぱ腹巻きか?さどっこの携帯が繋がらない。電話代滞納でなければ良いが。今月はほとんど入金ゼロなのに忙しい。良く分からないが。編集は本当に潰しが効かないとため息(人による)。(14.1/14)

漫画屋無駄話 其の3696
▼各出版社の政治への本音は、使用する政治家の顏写真にモロに露呈。今朝の『文藝春秋』の宣伝、余りにもさわやかな写りの、我が安倍総統の巨大な御真影をドドーン! NHK共々、安倍ユーゲントの突撃隊として散る覚悟と見た(「天皇陛下万歳!」の昨日までの根本思想もポイ捨て)。基本的に同じ釜の飯仲間の新潮社だが、安倍の愚鈍&馬鹿坊っちゃん振りには危惧を抱いたか、『週刊新潮』最新号は少し距離を。安倍の白痴振りもだが、かく大手マスコミ人の根拠なき優越感も理解し難い。馬鹿はやっぱり馬鹿に愛される?(14.1/10)

漫画屋無駄話 其の3695
▼「たいよう軒」のお姉さんは、俺が温泉卵入り大盛りラーメンを食べても、絶対に500円ですと(確かに大盛りは無料だが、トッピングの卵は100円)。行きつけの店だし、俺は正直者だから常に自己申告。ただこれを既に10回近く繰り返している。昨今は店長が横から訂正する有様。俺は500円以上の物を注文する顔に見えないのか?『Mate』4月号のネーム指定や、いトうのいずみコミックス、『恥じらいトイレ』の仕込みで結構多忙。消費税増に伴う定価表記が糞面倒。実施されれば更なる地獄が股ぐらを開いてる。(14.1/9)

漫画屋無駄話 其の3694
▼さっぱりしててうまかった、今年初の「まさみ」でのキスのフライ定食(600円)。これでビンビールがやりたくて、以前女房にリクエストしたが、群馬の「丸幸」他のスーパーには影も形もなかったと。腐りやすいのか?さんまの刺身も見ない。居留守かも知れないが、連絡のつかない漫画家が多い。お陰で昨日、内澤本と並んで積んであった、小沢信男の『捨身なひと』読了。これもまあ悪くはないが、『映画芸術』に断続的に連載された、映画評の方を俺は読みたい。武田百合子のそれ同様、封印されてるらしいが。糞馬鹿げた話。(14.1/7)

漫画屋無駄話 其の3693
▼出勤日なので当然のように、アストラ経由で神保町へ(奥山嬢、バカボンのサルマタみたいな巨大なマスク姿で苦しそう。お大事に!)。コミガレもしっかり営業中。週末くらいまでやる模様。セドラーより一般女性客が多く、初々しくて華やいだムード。すぐに元の木阿弥だろうが…。三省堂で内澤姐御の『捨てる女』や岩波文庫、雑誌類を買ったらたちまち1万近く吹っ飛ぶ。己の実状を認識しない暴挙だった。が、月に1度くらいは思いきり新刊もね。まだ数人、俺にも年賀状を書いてくれる方が。返事は書かねば悪いよなあ。(14.1/6)

漫画屋無駄話 其の3692
▼今日は下の「まさみ」で最後の定食をと予定してたら、既に正月休み。初老編集者はロクに仕事も無いのに事務所内をウロウロ(机の中の不要書類を始末したり)。飽きたし切りが無いので、思いつきで白昼の「神保町シアター」で『秋日和』。1時間前に行ったのに既に66番(定員99名)。コミガレで暇を潰して2時前に行くと既に席は完売、ロビーは朝の埼京線状態。見たトコ全然健常者の薄汚い婆さんが、裏口からこっそりと特別扱い入場。前から時々見る(どうでもいいが)。来週は出社する必要もなさそう。(13.12/27)

漫画屋無駄話 其の3691
▼子供が徴兵される心配もなく生活に困らない生来の馬鹿は、進軍ラッパが気持ち良くて仕方ない(売国右翼の喝采に天まで昇る気持ち!)。暗愚アベシンは『WiLL』を1日に3度読み返し、エクスタシーに達してるはず。漫画ナチス太郎の次は『WiLL』発狂将軍。神国だよやっぱり日本は。コミガレでセドリルックのu-senと遭遇。豆チャンの指導だろうが、昔に比べて外見が清潔になった。昨今の南陀楼綾繁に比べての話だが。南陀楼綾繁、退屈男、そしてu-senとで、“捨てられBOYS”なる漫才トリオが結成されない事を祈ろう。(13.12/26)

漫画屋無駄話 其の3690
▼『失われた〜』を300ページまで。21世紀的な小説だと。本小説は作者が発見・創造した世界を他者に伝えたいのではなく、デリケートでかけがえのない執筆者が、自らの稀に見る感受性の価値を訴えているだけなのだ。村上春樹そっくり(順番が逆か…)。垂れ流しのブログ類が溢れる世相にモロにマッチ。何種類もの訳が出るのも当然だ。小島信夫にも似たトコが。口当たりがいいから何冊かは読む。だがサッカリン、いや人口甘味料の余韻にすぐに飽きが。俺は1巻しか読む気ないが、巻を重ねると天然黒砂糖の味がにじみ出るの?(13.12/25)

漫画屋無駄話 其の3689
▼『週刊現代』って本当に駄目だ。先週号で正当にも、暗愚マザコン安倍総理の根拠なきエラソーさを正面批判。立派と感心してたら、今週号では『週刊文春』レベルの小沢一郎批判を今さら。一昔前の大新聞並にバランス取ってる気?新治安維持法片手のイカレポンチ首相と、弱小野党代表を同じまな板で論じてどうする?政治家なら菅直人、学者なら山口二郎の水準。既得権勢力の、税金山分けシステムの聖域に足を踏み込まない程度の”偽リベラル”。最初っからの御用政治家や学者、メディアより在特会内閣には利用価値がある。(13.12/24)

漫画屋無駄話 其の3688
▼西荻窪の「盛林堂」で、『古本屋ツアー・イン・ジャパン』(小山力也・原書房・本体2400円)を購入。既に40冊完売と(追加注文済み)。知り合いの本の売れ行き良好って話は、いつ聞いても心底むかつく。大量に乱丁でも出りゃスキッとするが(印税未払い段階での版元倒産なら更に良し)。昔、つん堂と1度だけ行った、「音羽館」に帰りに寄ろうとしたがたどり着けず。方向感覚もボケだしたか?プレゼント当選者への発送、原稿整理、ネット販売コミックスのPR文書き他を。ここ数年年末は常に暇だ。(13.12/20)

漫画屋無駄話 其の3687
▼近所の「オリジン弁当」、夕方の6時過ぎ頃からおにぎりやおかずパンが半額に。東京駅での半額弁当には慣れてるが、あれはそれでも500円前後はする。オリジンの場合3種類でも300円に行かない。凄く有り難いが、正直なとこパン屋の裏口で耳だけを買ってる気分にも。年収平均600万前後の富岡市の金満職員、その倍は最低取る安倍様のNHK御用社員他には、こういう人生の機微は味わえまいと、60男が胸を這っても何か空しい。オリジン、おにぎりよりソース焼そばがうまいと。サラダ類は全般に高すぎる。(13.12/18)

漫画屋無駄話 其の3686
▼同じ文庫で評論集を読んだ際にも感じたが、訳文がいいのか案外分かりやすく面白い、プルーストの『失われた時を求めて1』(井上究一郎訳・ちくま文庫)を200ページまで。ただ思う。俺は750ページ以上あるこの巻だけで止めるだろうと。世の中にはまだまだ腐るほど読みたい本が。この人にだけ、残り少ない人生のエネルギーを独占的に捧げる必要性を感じない。テオ・アンゲロプロスの映画と同じ。拘束・支配され過ぎるのは不愉快。相手が官憲だろうが芸術家だろうが。試写会だけは仕方なく耐える。タダとは横暴なものだね。(13.12/17)

漫画屋無駄話 其の3685
▼恒例、年末の連日コミガレ。閑散としててゆったり選べる。中身が薄いの濃いのと種々見解はおありでしょうが、出勤意欲が湧くのは事実。常に遅れがちなセドラーが(チョンマゲ男)、今日も黙々と台下のカゴに獲物を。もっと早く来ればいいのに。余り押しは強くなそうで却って好感が持てる。珍しくいい文庫本が出てた田村店頭に、自分勝手な物色をする馬鹿女。一喝したろうかと思ったが、血圧に悪いので我慢。男女を問わずにいる。後からの客の事を一切考えない豚野郎ども。我慢し過ぎも血圧には悪い気がするが…。(13.12/16)

漫画屋無駄話 其の3684
▼集中レジ方式にした「三省堂書店」様にささやかなお願い。1つだけでいいから、“無言レジ”を設けて。「三省堂カードのご利用いつもありがとうございます」だ、「カバーはいかが致しましょう?」の、糞うるさくて不快なマニュアル台詞一切無し(対応するだけで疲れる)。客も店員も一切無言。カバー問題も互いに指差しでで選択。このパントマイム接客、言語障害者への冒涜だ等のアホな声も出ようが、一切シカトして継続すれば、神保町の“無言の名物”となり、あるいは全国に拡がるかも。消えて欲しい不快な接客あいうえお。(13.12/13)

漫画屋無駄話 其の3683
▼親族経営で知られる長島書店グループの旗艦店、「日本特価書籍」に近頃落ち着いたムードの美女が。つい岩波や筑摩の文庫を買ってしまう(同店、今は古本屋さんです)。ここの値付けはそう得したり損したりの感じのない、でも神保町の割には結局お得用感がある見事なもの。やっぱ越後商人ですかいのう?上州の水飲み百姓にゃあ勉強にならいなあ。朝比奈まことと、来春発売予定のいずみコミックスの打ち合わせ。彼が競馬場で2年も働いてたなんて初めて知った。馬糞拾いをしてたかどうかまでは不明。(13.12/11)

漫画屋無駄話 其の3682
▼「@ワンダー」、また60年代の『キネマ旬報』、70〜80年代の『スクリーン』や『ロードショー』を105円で大量に外壁へ。前者はともかく後者2誌は、買っても重くて帰りの新幹線や上信線での暇つぶしにならない。昔と違い、今の老体ではでレンガを持つような思いよ(一種の鉄の下駄)。つい事務所に大量に積んだままに。同店で遭遇したオカタケ明治天皇と「神田コーヒー」へ。南陀楼綾繁、退屈男、つん堂、林哲夫、荻原魚雷、向井透史、内澤旬子、u-sen、古ツア他の人々の人格を、2人で熱烈に誉めたたえる。(13.12/10)

漫画屋無駄話 其の3681
▼ようやく『Mate』2月号とさどっこのいずみコミックス、『凌辱調教アルバム』が峠を越えた。峠の先にも新たな貧乏が待ち構えてるだけだが、まあ冥途土産のちょっと一服。最近天気がいいせいか、「珈琲美学」にご無沙汰(雨が降ると神保町参りを休んで同店に)。喉もいがらっぽいし、明日あたり降らないかな。てな事を言うとうちの母ちゃんを始めとする(末端と言うべきか?)、甘楽・富岡地方の下仁田ネギ掘りの百姓衆が激怒するかも。ヤマト、朝の9時頃までに出すと都内には当日届ける。今が最盛期で凄い出荷量らしい。(13.12/9)

漫画屋無駄話 其の3680
▼善良さと貧しさを練り合わせて板わさにしたような謙虚人間、退屈男にさえ改善をと泣きが入った「ヴェローチェ」のトースト。是非試食したくなったが付近にはない。「シャノアール」は昔、飯田橋の警察病院前にあって良く行ったが。あそこのは特にまずくはなかった(値段の割には量も多かったし)。立ち喰いそばで言ったら「富士そば」級?俺がまる1時間も本も映像も見ずにいるのはこの時だけと、半年振りで床屋に行って気付く。縁が切れて久しい、公栄社裏の店でここ数年はやってもらってる。4500円の価値はあります。(13.12/6)

漫画屋無駄話 其の3679
▼田中龍作のツイッターに刺激され、やっぱり1時過ぎに国会議事堂前に。抗議活動、昨日とは場所が違い国会”御用”記者会館前は閑散。地下鉄の永田町駅方向で。ここが参議院なの?(まったくの無知)。参加者が昨日に比べて大幅減。その諦めの気持ちもよ〜くわかる。けどそれじゃ立役者、世界の池田名誉会長とボンクラ愚鈍安倍総理に失礼。ネチネチとスッポンのように闘わねばね、各自が出来る範囲で焦らず。いいビラをもらったから今月の『記録』の、「池田大作より他に神はなし」第46回のカットに使おう。(13.12/5)

漫画屋無駄話 其の3678
▼池田大作名誉会長はやはり日本の首領。古くは日の丸・君が代強制化法案(現天皇の意向などカンペキシカト)、自衛隊海外派兵、軍事費大幅増、そして今回の立憲主義を根底的に否定する新治安維持法だ。名誉会長の御聖断あっての安倍在特会内閣。カルト(オウム)と極右(ナチス)は両輪の輪だ。だが運転手は世襲愚鈍マザコン総理ではなく、やっぱり世界に誇る名誉会長!日本国民で本当に良かった(うれし涙!)。感謝の意味で昼時に国会前へ。例の議事堂包囲の人間の鎖。近くのおばさんから種々世間話が聞けて面白かった。(13.12/4)

漫画屋無駄話 其の3677
▼元々極め付けのゲス野郎として有名だった猪瀬など「やっぱり!」に過ぎないが、徳州会事件で一番ダメージを受けたのは、間違いなく一水会。旧右翼に過ぎぬ事を満天下にさらしたからだ。鈴木邦男の数十年の苦労も水泡に帰した。エロ本業界でさえ仕事を仲介されれば菓子折りの一つは包む。木村三浩は『日刊ゲンダイ』のインタビューに、キッパリ仲介料を否定してるが、大の大人が信じ難い話だ(額はともかく)。疑惑を持たれるような行動をする自体が間違い。『レコンキスタ』の定期購読継続も、彼が代表のままでは考えちゃうな。(13.12/3)

漫画屋無駄話 其の3676
▼「新橋ロマン」で山崎邦紀監督の『淫行フェチ 変態うねり尻』を上映中。夜の7時50分が最終回と。8時50分に終われば新幹線の東京駅9時12分発、高崎止まりにのたにがわ号にも間に合う。『Mate』、更にさどっこのいずみコミックス『凌辱調教アルバム』と校正に拍車をかけたが、とても終わらず。老人が急くとミスも増えるし。邪念を捨てて8時過ぎまで仕事に集中。もっとも本作、「上野オークラ」で観たような気もうっすらと。奴の映画は2度も拝む代物ではない(ホモ映画以外は)。仕事に感謝せねば、かも。(13.12/2)

漫画屋無駄話 其の3675
▼田村店頭で肉食系婦女子に声を掛けられる。コミガレ経由とかの豆チャンだ。確かにu-senは不愉快なゴクツブシだが、この女傑女房の肉体・精神・がま口を満たしてやってるという事実は、驚愕に値する。南陀楼綾繁も頭を垂れて、ゴクツブシから学ぶべきであった。物資は全面的現地調達を命じられた、日本軍3個師団が通過後の中国山村のようなコミガレ。それでも金隠しみたいな糞面したセドラーは数組。結局、官邸前に駆け付ける余裕は無し。疲れると土日の各種仕事(下仁田ネギ掘りも含む)がつらいからなあ…。(13.11/29)

漫画屋無駄話 其の3674
▼田中龍作のツイッターによれば明日夕方、首相官邸前で裏金売国役人利権永久保護法への抗議デモがあると。是非参加したいが『Mate』下版の仕込みの真っ最中。しかも夜7時からは禁酒解除後の初めての外飲み(in秋葉原)。神保町参りを休んで、早めにチラリと覗ければいんだが…。最近は出勤時間を1時間早めたので、仕事に集中出来る。集中を要する程の仕事量ではないが、それは一般健常人の場合。ボケがちな死に損ないはちょっと急ぐとミスの乱れ撃ち。急がず焦らず欲を出さずコツコツコツ、はいコツコツコツ!(13.11/28)

漫画屋無駄話 其の3673
▼夢とペットの話は書かない主義だが例外的に。数日前になぜか退屈男の夢を。彼はストリーキングで商品を宣伝する職業に従事。止めるのに素っ裸で都心を疾走。色白でどこか艶かしくもある。内心恋をしてたのか? いずれにしろu-senでなくて救われた設定だ。神保町帰りに坂崎重盛老に遭遇。少しやつれられた気も。歳だからといって、”あらゆる事”を制御なさる方ではないから。ご勝手になさいませ。今朝読了した『文壇さきがけ物語』(大村彦次郎・ちくま文庫)の解説で、ご尊名を拝見したばかりなのをふと。(13.11/27)

漫画屋無駄話 其の3672
▼新治安維持法の秘密指定第1号は、消費税並(以下?)の安倍総理の知能指数だとは既にどこかで書いた。2番目は奴の宣伝材料にされている、現天皇への聞くに耐えない本音(内心は俺の方が偉いと思ってるのに違いない)。3番目は仮面夫婦と言われてる、総理夫婦の夜の生活の実態だ。頭と顔の悪いマザコンて、胸張って国辱行為に走るから納税者は悲惨だ。『週刊朝日』が安倍帝国が完成云々の特集を組んでるが、『朝日新聞』が小沢一郎バッシングに狂奔してた時点で、この道は既に鋪装されていた。入稿続きで忙しい。(13.11/26)

漫画屋無駄話 其の3671
▼千代田区の糞馬鹿ヤローがゴミシールを値上げした。で、旧券に差額を足して新券に交換してもらおうと富士見出張所に。すると窓口で名前や住所を書き込ませる。「シールは持参してんだから、こんなプライバシーを書く必要ねえだろう」「いえ領収書の都合で」最初に買った時にもらってると言うと、この差額の領収書だと。「ならレシートで充分」「それがないもので…」要するに無理矢理仕事を作ってる。これが警察だと情報を蓄積、OBのいる興信所他に売り払う。何が秘密情報保護法だよドコジキ公務員共が。粛正するしかねえぜ。(13.11/25)

漫画屋無駄話 其の3670
▼レベル低下の著しい軒下コミガレに続き、本家コミガレも悲惨な状況に。激増する太々しいセドラーに供給が追い付いてない感じだ。古本屋側にすれば、そんな社会福祉事業する義務はないものなあ(3冊500円の買い物でビニール袋じゃなく、手提げの紙袋を欲しがるゲス野郎揃いだし)。「@ワンダー」が入ってるビル、どうやら建て直すらしい。まだ全然古いって感じじゃないが。移転騒動で在庫をドカンと処分してくれるとうれしい。「波多野書店」店頭の均一中公文庫、1000人の古本屋がチェックした後と見た。(13.11/22)

漫画屋無駄話 其の3669
▼妙に中華丼が喰いたかったのに、専大前の「たいよう軒」のメニューには無し。面倒だからチャーハンとラーメンセットにしたが、やっぱ妥協すべきではなかった。てな日常を過ごしてるうちにも、21世紀の治安維持法は成立に向かって進行と。スパイの低能な孫が国を根本から破壊しているのにこの静けさ。秘密指定の第一号は、安倍糞馬鹿坊っちゃんの知能指数か。司法が違憲判決を出さないから、官僚・政治家は好き勝手をする。かつては戦時下、翼賛選挙を違法とした判事さえ存在した国だったが。久々にデモにでも行くかな。(13.11/21)

漫画屋無駄話 其の3668
▼次期総理大臣候補(小沢一郎)を冤罪ででっち上げた超ブラック組織だけに、徳田虎雄の親族逮捕などお茶の子さいさい。確かに親馬鹿振りには呆れるが、安倍ボンクラネオナチ総理に比べれば、国に与えた害は皆無。それを鬼の首でも取ったかのように…。安倍様のNHK、そして警察・特捜部・最高裁。プーチンもその鮮やかさに舌を巻くかも。徳田虎雄関係じゃ自伝漫画で財を成した松文館の貴志社長もご存知の通り。世襲化した官僚・政治家の既得権死守の執念に、今の所はやられっぱなし。スト破り根性は日本人の民族性?(13.11/19)

漫画屋無駄話 其の3667
▼神保町で異様に目立ってしまった。帰りの高崎駅新幹線ホームでの赤城下ろしに備え、真冬ルックで上京したらこの気温。暖は冷も兼ねるからいいさ。裏金&冤罪捏造警察・検察・(推認)司法永久保護法、本当に成立しちゃうのか? 既に取り調べの録音・録画も欧米並に実施してる台湾や韓国からも、益々コケにされそう。というか、放射能(死の灰)にも増税にも官憲の奴隷化立法にも拒否の声を上げない日本人を、世界中の人々が更にオリバー君視。日本人の皮を被った台湾人か韓国人になりたい。中国人やロシア人はつらそうだし。(13.11/18)

漫画屋無駄話 其の3666
▼一部悪徳古本業者の策動で馬鹿値が付いていた、我が心の故郷のエロ劇画誌類も、めでたい事に総値崩れして久しい。在庫を抱えてる瀕死の業者に朗報。司書房のエロ劇画誌『漫画エロス』や、ロリ系だが同じ司の『comicドルフィン』はピックアップしとくべきかも。編集長はいずれも岡野雄一。森崎東監督の新作、『ペコロスの母に会いに行く』の原作者だから。16日公開の同作が大ヒットすれば…甘いか。俺よりずっと岡野と親しかった吉田婆チャンも、週の半分は介護のお仕事。人間は糞尿に始まり糞尿に消えて行くのだな。(13.11/15)

漫画屋無駄話 其の3665
▼妙な2流志向を出して保守化、不良性感度にも欠ける昨今の『アサヒ芸能』や『週刊大衆』に比べ、柄の悪さを買う『週刊実話』。ただ今週の、”「金返せ!」老舗デパートの食品偽造の裏帳簿”なる特集はあきまへん。『週刊実話』の主要読者層が、デパ地下なんかで買い物するかよ(盆暮れ以外は)。「西友」や「吉野家」が犬の肉でも販売といった、大スキャンダルを起こしたのなら大いに吠えな。食品偽造などどうでもいい。外食ってすべてそういうもの。犬でも猫でもネズミでも、喰えてるうちが花だよ。(13.11/14)

漫画屋無駄話 其の3664
▼豪雨で中止になった9月のみちくさ市。もう今度の日曜日(17日)が今年最後の市に。時間があったので、いつもよりは少しマシな本が並べられるかも。例によって池袋の鬼子母神商店街。まだドコに出店するのか未確認だけど、白髪頭であそこいらウロついてるだよ。最近は11時頃から出勤してるが、めったに電話が来ない。今日もたった1本。基本料金負けてくれないかな。「まさみ」の定食は焼き魚で鮭。カボチャの煮物も。ワサビ漬け(150円)を追加して750円なり。これで上客気分なんだから救えない。(13.11/12)

漫画屋無駄話 其の3663
▼岡崎武志一家の縄張りの最強の蹂躙者、古ツアの処女単行本(初体験なのに”枕本”と)が原書房から出るのは楽しみ。だが、数日前の「日本特価書籍」のレポートは変。バルザック作品の冒頭風な棚の描写は相変わらず冴えてるが、妙に持って回った言い方なので、同店が人文系新刊の一割引き路線から、純粋の古本屋に転換した事実が分かりずらい(昔は平台のゾッキ以外は全て新刊だった)。日特に限れば”ロンドン帰りのシャワー男”こと、晩鮭亭に引けを取っている。実に楽しいねえ。才気溢れる若者(?)の揚げ足を取るのは。(13.11/11)

漫画屋無駄話 其の3662
▼朝一番で「シネマヴェーラ渋谷」に出勤、『奇妙な女』と『ビッグ・コンボ』を。いずれにも痺れたが、やや古色蒼然とした感じが却っていい前者、主演コンビで『荒が丘』をやれば素晴らしさに失神したろう。隙のない客監視体制で知られる「ヴィンテージ」、店頭の看板を取り替えた。地味で落ち着いた物から「ビックカメラ」風に。確かに目立つがビルの壁色にまったく合わない。要らぬ世話だが。夕方つん堂来社。敬愛する「四谷書房」さんの悪口をぼた山状に並べるので、「俺の前で陰口は止めろ!!」と一喝。(13.11/8)

漫画屋無駄話 其の3661
▼昨夜、2度目の飲酒を自宅で軽く。大丈夫だった。29日に予定されてる、タコ多田幹事長下での1回目の解酒会も何とかなりそう。いがらしの野郎はpippoが目的で、南陀楼綾繁幹事長下の方の解酒会に出席と。タコ多田は少し傷付いてたが、まあ自然な対応とも言える。で、アストラの奥山嬢(もう30過ぎだが…)は、29日の方に参加してもらう。無名なヘンテコ爺さんばかりで気の毒な気も。実業界からつん堂君も出席してくれると。美人女房も同行すれば更に盛り上がるのに。場所は秋葉。楽しみのようなそうでもないような。(13.11/7)

漫画屋無駄話 其の3660
▼田中康夫や山本太郎を見ると思う。政治家は女たらしに向いてる職業だと。分不相応な名誉にしか執着がない、ガキっぽい安倍ボクチャン総理を見てると、その点も含めて全てに絶望的に。恋の駆け引きの経験もロクに持たずに、外交など出来っこないからだ。自分を客観的に見る事は大人への第一歩だが、彼にはそれが今でも恐くて仕方がない。だから元家庭教師だとか、60よだれ男をあやしてくれる人間を、税金で周囲にはべらせる。国家が衰退する際のありふれた景色だが、生きてるうちには遭遇したくない超グロテスク絵巻だ。(13.11/5)

漫画屋無駄話 其の3659
▼水道橋駅西口、パチンコ屋裏手の中華の「ちよだ」。閉店じゃなく改装しただけだった。すぐ隣に殴り込んだ外人さん経営と思われる激安中華は、あっという間に撤退。意外な展開だった。いくら何でも7セントラルビル時代に、良く出前してもらったお兄さんはいないだろう。近所の同じ中華の「たかの」も、ビル持ちのせいかまだ健在。当時はまだ遠山企画の社員。パチンコをシコシコした程度で、生活も地味だった(既に出版バブルに突入してたが)。娘を連れて後楽園にも何度か。「山下書店」がギンギララでしたね。(13.11/1)

漫画屋無駄話 其の3658
▼好善信士の下描きが届くが、相変わらず筋の運びが分からず一部修整を。たった人間が3人しか出て来ないのになぜ?最初は俺の頭がいかれてるせいかと。が、尋ねればそうでもなさそう。説明ネームなしで時間系列を前後させるためだ。基本的に、編集が再読したくなるようようなエロ漫画には無理が潜んでる(面白くてそうするのは別)。空調工事を口実に夏の長期バカンスに入ってた「フィルムセンター」、今日から再開するらしい。さてどうしたものか? 貴族職員の満たされたアホ面見るのも馬鹿らしいが…。(13.10/31)

漫画屋無駄話 其の3657
▼すきま風の多い三信ビル。窓際は特に冷える(新しい方のパソコンがある)。ミエを張らずにパッチを装填して出勤すべきだった。無情の雨の神保町を散策。高い所場代を払ってこれじゃ泣くに泣けないな。「@ワンダー」も人影率0・5%くらい。今日は足を伸ばさなかったが、先日「ブンケン・ロック・サイド」前で、”紅の唇”のお姉様に挨拶をされてしまった。最近さっぱり買ってないので、そそくさと退散。あちこちから下描きがファクスで。ファクスが無い漫画家も最近は多い。編集部もなのか?良く分からんが。(13.10/29)

漫画屋無駄話 其の3656
▼『Mate』他宛の郵便物に混じって、『漫画ナックルズ』の「獄中新聞」向けのハガキが1枚。郵便局が間違えたかと最初は。が、住所はちゃんと三信ビル宛。良く見れば発信住所は違うが、「ズンドコジョッキー」のイカれた元常連の悪筆。うっかりミスでないとするなら、随分と手の込んだ真似を。今日はこれから九段下から地下鉄で渋谷に出る。その前に同業のよしみでチョット迂回、大洋ビルのポストへ投函してあげよう(お節介な奴)。古本祭りは大した人出じゃない。店番もおおむね不機嫌顔。明日がある!…のかな。(13.10/28)

漫画屋無駄話 其の3655
▼昨夜は「新文芸坐」に行く前に、久しぶりで「古書往来座」へ。十返肇が入荷したらしいので。未読のはずの『実感的文学論』(河出書房新社)を買ったのは予定道リだが、つい2800円もする『映画大臣 ゲッペルスとナチ時代の映画』(フェーリクス・メラー・白水社・本体4500円)まで。面白そうで装幀もかっこいいから当然だよと、貧乏人の苦しい自己弁明。レジの瀬戸店長と臼田青年のコンビには、『あしたのジョー』を思い起こさずにいられない、フィリピンテイストの焦茶色の凄みが。周囲の商店の変化にも驚く。(13.10/25)

漫画屋無駄話 其の3654
▼『日刊ゲンダイ』『東京新聞』『田中龍作ジャーナル』『冤罪File』『救援』。この5媒体くらいだな、日本で世界基準下でのマスコミと呼べるのは(無論知ってる範囲)。特に最近の『冤罪〜』は、ハレンチ裁判官の足跡追求に磨きがかかり、悪党の評伝を読むような楽しさが(冤罪被害者の方すいません…)。こういうゴロツキが定年まで勤め、数千万の退職金をもらった上に、方々に高給で天下る。う〜む。やっぱり日本は神国だよ。ご無沙汰してる「新文芸坐」にでも。有楽町線のラッシュが凄くてつい敬遠しがち。(13.10/24)

漫画屋無駄話 其の3653
▼「古書往来座」内、『名画座かんペ』ののむみち編集長は最近、某老人客から「昔こちらに、宮崎出身で40〜50代の年輩女性がいたでしょう?」と尋ねられ、ショックの余りパンツも履き替えずに40度の熱を出して寝込んだと(「あたしは女南陀楼綾繁じゃない〜」とのうわ言とともに)。悪気はないとはいえ、無神経な爺様の暴言にも困ったもの。ま、”〜の年輩男性”と言われなかっただけマシとの見方もあるが…。「@ワンダー」、『スコラ』を3冊525円で特売中。前期の同誌には末期日活ロマンポルノ女優のいいヌードも。(13.10/22)

漫画屋無駄話 其の3652
▼『おしん』に記憶のある女優さん。字幕を観て浜野佐知監督の愚作、『百合子、ダスヴィダーニヤ』の主演女優、菜菜菜だと気付く。材木商人の地味な若奥様役で、こちらの方が似合っていた。この場合は珍しく記憶が甦り救いがあったが、今朝は西荻窪の「盛林堂」の定休日は火曜日と思い込んだまま、東京駅から直行してほぞを噛む(公営博物館の類いと同じ月曜休み)。老人は自らの記憶力と体力を一切信用するべからず。お陰で近所の「ドトール」で、深沢七郎の『花に舞う/日本遊民伝』(講談社文芸文庫)を読了。充実した朝。(13.10/21)

漫画屋無駄話 其の3651
▼やけくそで三省堂で新刊本買い。『原発広告』(本間龍・亜紀書房)『小さな部屋/明日泣く』(色川武大・講談社文芸文庫)『落葉/回転窓』(木山捷平・同)『花に舞う/日本游民伝』(深沢七郎・同)『魔法の樽』(マラマッド・岩波文庫)『立春大吉』(大坪砂男・創元推理文庫)。合計8547円。1日の生活費を5000円以内に定めてる者には贅沢が過ぎたか。でもたまには古本じゃない本で読書したくなる。特に最初の本は秀でた趣味で楽しみ。既に読んだのもあるが、忘れっぽくなってるから気にならない(映画もだが)。(13.10/18)

漫画屋無駄話 其の3650
▼でなくとも、好景気時代の老後用貯蓄を既に取り崩しつつあるのに、車と浄化槽が同時に駄目になりアイベタ100%(真っ青)。合わせると200万以上には。毎日駅まで30分かけて歩くのも健康的すぎるし、糞尿に至っては節約の術さえない。60代でスッテンテンになるのも恐すぎ。子供は2人とも超薄情そうだし…。村の老人がガキの小遣い並の国民年金で、なぜ生活出来てるのか不思議でならなかったが、とうとうそちら側に漂着。お役人様の貴族生活維持のために、黙って納税・黙って棺桶行き!天皇陛下&安倍総理万歳!!(13.10/17)

漫画屋無駄話 其の3649
▼今朝の上越新幹線、やはり熊谷駅で30分ほどストップ(死を招くエロ漫画家、いトうの故郷です)。上信線には乱れなし。東京駅には困惑顔の外人が多数。”放射能のおもてなし”のトッピングと考え、耐えてつかあさいよぅ!お陰で『児童文学セミナー』(佐野美津男・季節社’79)読了。いい本だが中で、皮肉ではなく加藤周一を世界的知識人とヨイショする下りが。こういう出自の人が、岩波文化人に色目を使っちゃいけない(その部分だけ浮きまくり)。昔の『映画芸術』他での、お下品なコラムも面白いんだけどね。(13.10/16)

漫画屋無駄話 其の3648
▼強烈なニコチンの香りを漂わせた、オイスターのカバー用直筆下描き原稿が10枚ほど届く。今月26日発売のいずみコミックス、『牝豚闇肉塊』に合わせて「虎の穴」が開催してくれる、彼のフェアー用の特別プレゼント。こっそりヤフオクの類いで叩き売り、我が家の生活費の一助にでもと考えたが、やはり鬼畜漫画誌編集者としてのナイーブな良心が許さない。一水社の営業部に明日発送予定。その後の事については、あっしらごときには皆目不明でさぁ。早退、豪雨の中を地下鉄東西線経由で六本木方面へ。(13.10/15)

漫画屋無駄話 其の3647
▼新潮社には余程原発マネーが流入してんだね。今週の『週刊新潮』、売国愚鈍安倍を持ち上げる一方での、かつての同志、小泉&みのもんたバッシングは、醜女オールドミスのヒステリー状態。同誌は元々保守反動雑誌だが、左翼攻撃の一方で、天皇裕仁、笹川良一、池田大作といった、”現代の偶像”ヘのねちっこい批判も辛辣だった(結構買って読んだ)。昨今は並の右翼雑誌に。しかも在特会に添い寝。黄金時代の同誌からすれば、安倍は格好の標的のはず。佐藤商店も代を重ねて劣化、唐様文字のお稽古に余念がないのだろう。(13.10/11)

漫画屋無駄話 其の3646
▼今朝読み終えた『大衆めし、激動の戦後史』(遠藤哲夫・ちくま新書)には、恒例の魚肉ソーセージが登場。かつて一緒に仕事していたモアの吉田婆ちゃん、これがナニの次に大好き。事務所の冷蔵庫に必ず数本は保存。それしか入ってない四角い空間は、凡人のゲスな想像力を刺激した。エンテツ本はすべてそうだが、読んでるうちはそれなりに楽しいが、後に何一つ残らない。恐るべき潔さ。女性に愛される秘訣?(愚妻でさえコラムのファン)新書類、最近めったに買わない。古本市でさっぱり売れないのも理由の1つ。(13.10/10)

漫画屋無駄話 其の3645
▼相変わらずのボケ続き。一昨日の夜に「丸の内東映」地下で『甘い鞭』を。最後の字幕に昔大いに世話になった、佐藤丸美と松文館の名前が。カットにでも使用されてたの?まったく気付かず。SMポルノとしては上出来。客も40人前後は。ただ石井隆、相変わらず金子修介並の臭い演出。エロ場面以外になると、『ウイークエンダー』の再現フィルムをつい連想。壇蜜もこの撮影者ならもっと美人に撮れたはず。売店で壇の下敷き風写真を1200円以上で。オヤジ客をおたくと同一視するな。普通のポスターを500円で売れよ守銭奴角川め!(13.10/9)

漫画屋無駄話 其の3644
▼底意地悪そうな先輩2人から、田村の初々しい新人が特訓を受けている昨今。俺は3ヵ月持たないと推測するが、誰か1000円くらい賭ける?午後アストラに顔を出したら、大畑オヤジ&奥山嬢コンビがグッタリ顔(ミンク風SEX3回は済ませた感が)。一応ご両人に肉体関係はないそうだが、行く度に疲労が蓄積してるのは間違いなし。俺みたいに暇すぎるよりはいんだろうが…。『名画座かんペ』ののむみち編集長、もらった名画座の招待券ががあるのに、交通費がなくて断念の日々と。野坂昭如の貧乏自慢などおままごとだよ。(13.10/8)

漫画屋無駄話 其の3643
▼元々良き読者とは言えないが、野坂昭如の人気がなぜ急落したかを知りたくて、『新宿海溝』(文藝春秋)を。結構面白い。ただ『地獄でなぜ悪い』テイストと言うか、坪内祐三があたかも貧乏自慢するような白々しさが。敗戦後を体験した人は階級に無関係に苦渋を舐めたから、坊っちゃんの苦労話にも寛容だったのだろう。今の若い人なら「うまくやったじゃん!」でチョン。金井美恵子姉妹が今を予想、代表作があるだけ凄いと慰める下りに大笑い。そう言えば金井美恵子、詩はともかく小説には代表作ごときものはないな。(13.10/7)

漫画屋無駄話 其の3642
▼オイスターのいずみコミックス『牝豚闇肉塊』の初稿校正を、『Mate』の合間に少しづつ。新連載「屠場の団欒」とボケドタマの中で物語が合体、眼を白黒灰色の3色に。高須さんが出て来る方が新連載だと言い聞かせてるのに、「兵隊さんの位で言ったら…」状態。あらゆる面でトップはおろか、2位や3位とも無縁な人生だったが、今日の昼頃に珍しく金メダルと言うトップに立つ。「神保町シアター」で買った、『殺しの烙印』の入場整理番号だが…。電話で打ち合わせをしたさどっこに元気がない。振られたか?(13.10/4)

漫画屋無駄話 其の3641
▼37年も本稼業を続けてると、製版・印刷でも種々のミスを体験する(無論俺も失敗は腐るほど)。ただ昨日血圧を上げた凸版印刷のドジはユニーク。12月号の『Mate』のカラーは、巻頭がオイスターで巻中がいトう。両方再校を取ったら、赤字も入れないのに位置が入れ代わり、オイスターの原稿のコグチ側が10ミリ切れるとのラインまで(当然ノンブルも違ってた)。面付けには一切の赤字は入れてないのに。ボケ気味の俺があのまま責了にしたら、色と活版の漫画家が異なるという、漫画史でも稀有な見本誌が誕生したろう。(13.10/3)

漫画屋無駄話 其の3640
▼出来の悪い色校が上がって来ると、血圧も準じて上がる。やっぱ編集仕事は高血圧患者には向いてない。けど高血圧者も腹は減る。世の中ままならない。仕事が忙しいと、余計に脂っこい物を喰うハメに。2時過ぎるとチェーン店以外は営業してないから。お陰で今日は専大交差点の「吉野家」。眼を見張るような客はおらずガックリ。『Mate』読者欄向けのハガキによれば、投稿者の行く「小諸そば」には、もりを頼んで小梅を毎日20個食べる客がいると。見物したいので是非案内してくれ。ご当人に直撃インタビューもしたいな。(13.10/2)

漫画屋無駄話 其の3639
▼園子温、いや“その”帰りの上信線。高崎駅から乗った女子大生風弓道女史、脇に置いた弓が倒れて俺にぶつかった(頭)のに謝りもせず、再び元の位置に平然と立て掛け、悪びれずにイヤホンを耳に(無論スーパー白痴風ブス)。真正面に移動して一喝。「また倒れんだろう馬鹿ヤロー!自分で持ってやがれ!!」激ブス弓道女史、吉井駅で下車したが、学校名を確認し忘れたのは我ながら大ドジ。貧乏なのになぜか今日も忙しい。暇だとぼけちゃうだろうから感謝すべきなのか?ありがとうありがとうありがとう。(13.10/1)

漫画屋無駄話 其の3638
▼有名文化人監督て凄い。自分のサクセスストーリーを他人の金で映画化、全国公開、ちゃっかり美人巨乳女房自慢まで挿入。売店で買った物以外は持ち込み禁止の糞シネコン、「109シネマズ高崎」(6)で昨夜『地獄でなぜ悪い』を。終了後に周りを見渡せば全観客4人(定員266名)。今まであんなに力を入れてくれた、「シネマテークたかさき」に後ろ足で泥をかけた天罰か?木曜日に有楽町駅前で観た『凶悪』は、夜9時からの回でも30人以上。女性客も多数。監督の出世街道自画自賛映画に銭を出す人が少ないのは自然だ。(13.9/30)

漫画屋無駄話 其の3637
▼u-senの糞ガキも2時間電気止められた程度で、鍋釡叩いて大騒ぎしてるが、あの野郎は陰で密かに小金をためるタイプ。一切の同情・憐憫無用。ただ奴の銭に関する“泣き売”は、愛の不毛を嘆かせたら右に出る者がいない、南陀楼綾繁に匹敵する。誰かが「南陀楼綾繁&u-senの泣き売トークショー」を企画する時期だ。もちろん司会は“自立せる男”で、わめぞの小使い退屈男。助手にNEGI(チョンガー界の貴公子)を加えれば、ロンメル将軍がパットン戦車軍団を指揮するようなもの。あ、晩鮭亭がはみ出てしまったな。(13.9/27)

漫画屋無駄話 其の3636
▼どういう風の吹き回しか、今朝は岡野光利富岡市長が上信電車でご出勤(上州富岡駅に10時前に着)。無駄な市長公用車など売却しなよ。迫った新庁舎建設や、工事が進む新しい富岡駅に要する莫大な公費に比べれば、空っ風の中の屁に過ぎないにしろ。今日は専大部落内の「三好弥」が大繁盛。1時30分過ぎには既に、メンチも海老フライも品切れ。俺はいつも通り野菜いためライス(700円)なので関係ないが。会社の通帳の残高は約6000円。みちくさ市も中止だったし。家賃は払えるんだけど生活費がなあ。どうでも良くない現実。(13.9/26)

漫画屋無駄話 其の3636
▼すずしくなるととたんにアップする血圧(特に朝方)。もはや薬を手放せない体だって事だ。一種のの薬中患者。危なくてデモにも行けねえなあ。元々興奮しやすいタイプだし。22日に新宿であった、反人種差別集会には久々に参加したかったが…。千代田区のゴミシール、値上げで今の分は10月までしか使用出来ないと。返金には無茶苦茶手間がかかる。原発被災者に対する、東電のハレンチな対応のよう。こういう手法が平気で通る千代田区議会にも呆れる。たまには鳴れよ電話。今日はたったの2回ポッキリ。(13.9/25)

漫画屋無駄話 其の3633
▼昨夜、渋谷の東急本店付近を歩いてると、70年代の藤岡琢也タッチの男がツツーッ。遂にフケ専野郎にナンパされる歳かと、無視して通り過ぎようとすると、「これからヴェーラですか?」。見れば旧知の電波関係の口入れ屋さん。いつかの渋谷での反原発デモでも声を。敢えて無視される場合が多い嫌われ者老人に、優しく接してくれてどうも。コーヒーの一杯も奢り、pippoのゴシップでもと考えたが、時間がないのでラブホテル街へと急ぐ。今朝『BUSTER COMIC』を届けてくれた、三共グラフィックの姉チャンは色っぽかった。(13.9/19)

漫画屋無駄話 其の3632
▼未読だった冨田均の『東京徘徊』(’79少年社)をようやく田村店頭で発見(焼けあり300円)。今朝から読み始める。四谷の源慶寺、荒川の回向院には近く絶対行こうと決意。最低の俗寺として口を極めて罵倒しているから。この人の物の見方は信用出来る(詩は福間健二レベルだが…)。栞代わりに「西部美術館」での、”辻まことの世界展 地球の居候”の半券が。”醒めた自由人の風刺と笑い”のキャッチも下に。この人やぐっとランクは落ちるが、武田花は過大評価が過ぎると昔から。まあまあ程度。ほめると福運でも?(13.9/18)

漫画屋無駄話 其の3631
▼出勤時の掃除機かけがやたらとうっとうしく感じられ、近頃は退社直前に。やってる事は同じなのに、3グラム前後は気が楽に。理由は不明。難産のカワディMAXのいずみコミックス、『淫獄の乙女たち』の下版がようやく終了。休む間もなく『Mate』12月号の色、そしてオイスターのいずみコミックス、『牝豚闇肉塊』(めすぶたくらがりのにくかい)になだれ込む。2本立て映画の鑑賞は絶対無理だ。これで日々貧乏かつ会社は大赤字。訳が分からない。安倍”米国のスパイの孫”痴呆総理は大要因だが、それだけじゃないはず。(13.9/17)

漫画屋無駄話 其の3630
▼月曜(9日)から使用可能だったシニア特権を、今日午後初めて「神保町シアター」の『情婦』で行使。南陀楼綾繁が40前後に、「シニアですか?」と言われてマジ切れしてた当館で童貞を捨てるとは、実に光栄至極である(南の字も顔は老けてるのに大人げない奴)。スーパー「富士屋」、労組は店頭で抗議集会・デモとかしないの?例によって右翼が介入した、昔の書泉争議を思い出し野次馬の血が騒ぐ。はちまき姿が決まってた、第一組合員の大学の美人同級生、お元気でしょうか? そろそろ掃除をしてまた神保町へ。(13.9/13)

漫画屋無駄話 其の3629
▼銭にならないヘビー作業に終日追われる。牧伸二じゃないが本当にやんなっちゃう。が、これもまた人生だ。当然だが最近、畠中理恵子女子が神保町に転がっていない。昔は「岩波ホール」裏口などに無造作に座り込み、携帯とにらめっこ。美的見地からは特に曳かれる景色ではなかったが、荒んだ心がなごんだ(常にシカトしてたが…)。ビニール袋を10個くらい抱えた女性ホームレス、立ち喰いの「利根」等、神保町ブンカの底辺を支える人や店が次々に消滅。1日も早く消えて欲しい「岩波ホール」はしぶといのに。(13.9/12)

漫画屋無駄話 其の3628
▼あの退屈男に、”出店者失格宣言”を言い渡されてしまった恒例のみちくさ市。9月は15日に開催。懲りもせずに参加予定なので、鬼子母神通り商店街に足を伸ばして冷やかして。「変わりばえしない本ばかりですね」と、また嫌みを言われると悔しい。頑張ったつもりだけど、他の人はもっと凄かったりする昨今。年寄りは妙に張り切らず、ボチボチでええのんちゃいまっか?(何弁だっちゅうの…)今日で60歳3日目。9日は「新文芸坐」じゃなく、封切り館でシニア料金を初体験すべきだった。ちょっと反省(まだシニア童貞)。(13.9/11)

漫画屋無駄話 其の3627
▼愚妻は誕生日くらいリッチな昼飯でもと今朝ほざいてたが、冗談じゃないぜ。いつも通り「小諸そば」で2枚冷やしキツネそばを食べ、その足でアストラに寄り奥山嬢に例の名誉会長の連載用カットを渡す。最近嫌がる彼女と飯を喰う暇がない(金もだが…)。裏に開店した「成城石井」に、お世話になりっぱなしの仕事振りと。24時間営業のスーパーに通い詰めとは、バブル時代みたいでカッコいい(待遇面は2013年?)。エロ本屋の新和出版や、冬樹社ってここらにあったんだよ。前者は倒産、後者は廃業だったと。20世紀末のお話。(13.9/9)

漫画屋無駄話 其の3626
▼しかし馬鹿とは恐ろしい。安倍は無条件降伏した国家の代表である歴史的事実も無視(お前の祖父も超A級責任者だ!)、敗戦の日に被侵略国家への謝罪文を削除したが、放射能オリンピック協力ヘの影響は考えなかったの?米国の属国なのにならず者らしく愛国心を振り回したり、整合性ゼロ。馬鹿だから日々、『週刊新潮』『週刊文春』『夕刊フジ』(『夕刊WiLL』?)、更に記者クラブの御用記者のおべんちゃらに、恍惚になってるのだろう。愚鈍な3代目が安倍家を潰すのは勝手だが、国に売り家と唐様で書くなよ糞馬鹿野郎。(13.9/6)

漫画屋無駄話 其の3625
▼楽しみですねえ“東京放射能オリンピック”。猪瀬“整形ガマガエル”都知事のおかれましては、大震災被災者をダシ(コケ)に、かつ安倍ナチス総理を手本に皇室を弾よけにしつつ、是非“放射能の祭典”に世界の選手をお招き戴きたい。けど東京に狂気の決定がなされても、今時国家の代表だなんて毛頭考えてない選手が、ガンや奇形のリスクを犯してまで唯々諾々と組織の決定に従うか?(整形ガマガエルやナチス総理は発想が全て日本土人選手基準)。思惑はともあれ、中国や韓国は益々自立した選手からは正義の味方に見えよう。(13.9/5)

漫画屋無駄話 其の3624
▼残暑の激しさに連動するように、湿疹もゲリラ的に悪化して痛かゆくって。どこの病院が出す薬も、最初は効くけど半年でに馬鹿になる。今考えるに、移転したが最初に行った飯田橋の警察病院の薬が、一番効果的だったような。名前は忘れちゃった。シャチハタ4コマ漫画で知られたみやたえつの、亡くなった前の旦那さんも生前使ってたと聞いた事が。ただ老いぼれボディに巣食った湿疹は、既にその薬にも耐久性を備えているかも。三省堂で講談社文芸文庫他を数冊買ったら7000円近い出費。明日はまた「ゆで太郎」だ。(13.9/4)

漫画屋無駄話 其の3623
▼監督もどき(山崎邦紀)までが噛み付いてた宮崎駿の監督引退記者会見。あれはさすがに落ち込んで来た観客動員へのカンフル剤を装った、親の眼が黒いうちの宮崎家の大葬の礼だよ(可愛い息子への婉曲的後継者指名)。一木一草にも天皇制が宿る、日本国のいかにもな風景。思想の左右なんざ無関係。我が一族の名誉・利益第一(安倍総理&菅直人一家とも同じ)。周囲もこれを特例視、今黙認しとけばあわよくば自分もそれに倣える(天皇制の本質。文化云々は点景)。『風立ちぬ』の台詞通り、確かに日本は近代国家じゃなく酋長制土人国家だ。(13.9/2)

漫画屋無駄話 其の3622
▼一昨日”古本屋の老干物”、「モンガ堂」店主を見かけた「古書センター」前の平台が、今日から1冊400円均一に(単行本)。高崎駅前「高島屋」の、紳士服売り場に迷い込んだ気分。100円玉4個が10000円に見える日が、息あるうちに訪れようとはね。安倍ナチス内閣、マジで言論弾圧に乗り出しそう。かつての穏健な保守は、少なくとも青少年保護を名目にしたが、今回は正面突破の姿勢。それでも愛想笑いの大手マスコミ。コイツらのドタマには、猫の糞さえ詰まっていないのだ(『日刊ゲンダイ』&『東京新聞』を除く)。(13.8/30)

漫画屋無駄話 其の3621
▼朝8時から打ち込んでた、カワディMAXの『淫獄の乙女たち』の初稿校正を途中放棄、「シネマヴェーラ渋谷」へ。事前知識のため『幻の湖』の出来自体には驚かなかったが、一番合理的思考の東宝が、お蔵にせずに全国公開した歴史的事実にはやはり驚愕。神保町経由で帰社、修整しながら再び校正。確かにひどいエロ漫画ではあるが、『はだしのゲン』よりは世界観は健全な気も。ヒトラー総統の忠実なる股肱、麻生副総理にも是非一読願いたいが、漢字が多いから無理か。昨夜は寝なかったが、今日はさすがに20分くらいグーグー。(13.8/29)

漫画屋無駄話 其の3620
▼クラミジア?住友不動産九段ビル前の信号で、スカートを上げる振りして股ぐらを掻いてる30代醜女。周囲の男ども呆然。古書センター前の平台に、老醜を被った死神風貧相老人。”趣味の古本屋”モンガ堂だった(1日の売上げ5000円以下)。2人ですずらん通りを歩いてると、三省堂4階のO嬢とも遭遇。一巡後に「神田コーヒー」に寄れば、アストラの奥山嬢がピチピチ青年とイチャイチャ。やたらに友人、いや知人とはち合わせする日だ。クラミジア効果?久々に「早稲田松竹」へ。寝るだろうな、カサヴェテスの2本立てじゃあ。(13.8/28)

漫画屋無駄話 其の3619
▼再販制、それに加えて記者クラブに守られた、大手版元と大新聞社の浮き世離れした情報のキャッチボール(福島原発汚染に象徴される現実忘却のための)。小学館ビルの漫画家の落書きが何だっつーの!眼と鼻の先のスーパー「富士屋」の、擬装倒産の方が何十倍も今の日本を象徴している。眼に入らない訳ではないのに、既得権精力の下働きの大手メディア社員は知らぬ振り。黙ってりゃ年収1000万円代が永続すると思ってる所が浅はか。今日の赤や朝鮮人、暴力団員は明日の朝日人でありNHKマン、ついでにナベツネの丁稚一党よ。(13.8/26)

漫画屋無駄話 其の3618
▼いくら金持ちケンカせずとは言え、コミガレオーナーの「小宮山書店」も、下記のようなゲロ客には「NO!」と明確に意思表を。これはと思う本をカゴ一杯に確保、携帯で確認後に高く売れそうな本のみ選ぶ厚顔馬鹿(急増中)。人様の店頭の一角で商いするな!わずか3冊500円の本を買っただけで、ビニール袋でなく、紙の手提げ袋に入れてくれと甘える糞オヤジ。各種チェーン店が客の道徳感を退廃させたと言われて久しいが、神保町の老舗なら隣の田村ほど過激でなくていいが、最低限の商人としての矜持を示せ(エラソーに…)。(13.8/23)

漫画屋無駄話 其の3617
▼カワディMAXの本文原稿最終整理後、加筆修整が遅れ気味のオイスターに説教電話(編集として超恥ずかしい、連載中のネームミスで一部返り討ちに)、やっと『Mate』10月号の原稿整理に。反省点の多すぎる号だった(始まらないと分かっててクヨクヨ)。物忘れが激しいだけでなく、決断力が鈍ってる。懐かしの土井たか子社会党委員長じゃないが、ダメなものはダメという毅然さを取り戻さねば。妥協は老いへのパスポート。久々に宍戸嬢主演、『コルトは俺のパスポート』を見物したくなる。(13.8/22)

漫画屋無駄話 其の3616
▼馬鹿をトップに据えた国の喜劇と言えばそれまでだが、A級戦犯でありながら米国のスパイを拝命、論功行賞で首相にまで上り詰めた爺さんを復権させる事が、自らの名誉に直結するとマジ考えてるのだろうな、安倍痴呆トッチャン坊やは。いくら進軍ラッパを吹いても”スパイの孫”の客観的事実は消えないし、己の学歴が東大卒に変換されるはずもない。ヒスを起こしてより低次元な他国攻撃。画家への夢破れた元敗軍兵士、ヒトラーに確かに似ている。が、彼は売国坊やより余程苦労人。演説にその差がハッキリと。残念?(13.8/20)

漫画屋無駄話 其の3615
▼高崎駅10時21分発のあさま号、ほぼ満席。デッキに座り込んで『アーネスト・ダウスン作品集』(岩波文庫)。途中で1度読んだと気付くが、面白いので飛ばさずにじっくり。物忘れの激しさもこういう際には便利。大宮駅でも降りる客はわずか。デッキ読書を続行、東京駅でほぼ読了。脇で赤ちゃんをあやすお母さん(座れたのに泣き声を周囲を気遣ってデッキに)。高い運賃払ってるのに気の毒。俺の上の娘の夜泣きも凄かった。ただ昼間はまるで天使。お母さん、お子さんは夜もですかとつい尋ねそうになるが抑える。(13.8/19)

漫画屋無駄話 其の3614
▼今日の九段・神保町はゴキブリより機動隊員の数が多い。不要な過剰警備で警察官僚が裏金の源資作り。”エセ治安対策公共事業”においては、ネタは右翼でも左翼でもカルトでもOK。これを検察・司法も含む全官庁が忠実に見倣っている。国が傾かない方がおかしい。気分が悪いので「京橋テアトル」の試写会へ。相向かいの中央公論”ナベツネ”新社ロビーに、昨日の奥山女史の新刊が、威風堂々たる感じで展示してあった。京橋再開発で、明治屋の建物も結局は取り壊されると。既に無い片倉製糸と共に、眼のオアシスだったが。(13.8/15)

漫画屋無駄話 其の3613
▼これで来年あたり新潮新書でも出せば、右翼系大手版元全社踏破じゃ?数日前に店頭で『「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓』(奥山晶子・中公新書ラクレ・本体740円)を見てビックリ!頻繁に顔を会わせてるのに、一言もいわないんだもの(彼女らしいが)。沈む泥舟(アストラ)から白鳥が舞い立つようで頼もしい限り。勿論買いました。まだ貧乏らしいが、ちゃんと印税の出る版元から本は出るし、馬面とはいえ亭主は2枚目でSEXも強そう。幸せ者だよ。彼女をパシリに使ってる俺は、恐れ多すぎるのかもな。(13.8/14)

漫画屋無駄話 其の3612
▼例年通り夏休み週間は連日開催中の、汗まみれのコミガレ(田村は日曜まで休み)。空いてていいがけったいな客も。30代半ばの気弱そうな短パン茶髪男、単行本のISBNコードを片っ端携帯でチェック(周囲の客や店番を気にしながら)。後で値段確認、高いのだけ買うつもり?でもアソコ、頻繁に場所移動するから無駄。あるいは瞬時にアマゾン値段が表記されるとか?(そんな風には見えず)今度、田村店内で是非同じ真似を。見物料を払ってでも立ち会いたい。関係者に『Mate』10月号の見本誌を27冊、メール便で発送。(13.8/13)

漫画屋無駄話 其の3611
▼古本屋って何でああスリ担当の叩き上げ刑事みたいな、因業な眼付きを?恐そうな視線を発したからって万引き客は減らないよ。気の小さい俺は、「ヴィンテージ」には脚が震えてまず入店出来ない(安いスチールが大量にあるのに)。オットリ系店員の多かった「ブンケン・ロック・サイド」も、近頃は他店並の強圧視線シフトに。「ブックオフ」も当然監視体制は取ってるはずだが、肩に重圧は感じない。繁盛してる要因かと。少々肩を凝らせた方が手ぶら帰り客は減るだろう。けれど、リピーター客も絶対に増えない。(13.8/12)

漫画屋無駄話 其の3610
▼暇なので「シネマヴェーラ渋谷」経由でご出勤。『怪猫トルコ風呂』『妖僧』見物後に階段を下って行くと、”浜野佐知映画祭”開催中の「オーディトリウム渋谷」の入口へ。メガネっ娘がモギリしてたが、上映中のせいかロビーは大閑散(場内も?3階の「ユーロスペース」は大混雑だったが)。結局1度も参上せず。5日の山崎邦紀のホモ映画、『メモリーズ』には来たかったが…。9月末売りのカワディMAXのいずみコミックス、『淫獄の乙女たち』に本格的に着手。まずは描き下ろし分、20数ページのネーム打ちからスタート。(13.8/9)

漫画屋無駄話 其の3609
▼暇なので「神保町シアター」で題名だけは素晴らしいカックン作、『強情親爺とドレミハ娘』を見物後、アストラ経由でご出勤。主演の柳家金語楼は矢来町住まい。戦時下の物不足の折り、誰それ宅に酒が入ったと聞けばどこからともなく現れ、終わると素早く消えたと、近所の色川武大がどこかで。猟色家は常に勤勉なのだと感心すると共に、鶴見俊輔の事をふと。岩波書店や朝日新聞はもちろん、学会系の潮出版、革マル系のこぶし書房と、原稿料の良さそうな媒体には必ず顔を出してヨイショ。佐藤優はそれに倣っているのか?(13.8/8)

漫画屋無駄話 其の3608
▼豪雨に。赤城神社裏まで行かねばならないのに…。仕事も山を超えたし明日は休もう。あ、「池田大作より他に神はなし」を書き忘れてる。結局、零細自営下請け業者に純粋休日はない。安倍ナチス内閣、ヒトラー熱烈支持宣言の、中高生程度の自国語も読めない”自称愛国者”を、警視庁機動隊が在特会を育成・保護するように死守する気だ。菅官房長官は”陰気なゲッペルス”だな。戦前に来日したヒトラーユーゲントも靖国神社を参拝、日本中が熱烈歓迎して開戦へと傾く要因に。無論、陰りの見えたナチスの宣伝工作だった。(13.8/6)

漫画屋無駄話 其の3607
▼田村店頭でひねたフィリピン人が古本を物色中。「ブンケン・ロック・サイド」他のヴィンテージ系書店では珍しい景色ではないが、褐色の中年ベトナム人、いやフィリピン人がと良く見れば、古ツアの野郎だった。近所での打ち合わせ前の時間つぶしと。いいなあ。仕事が減る一方なので、かつてのように版元と話し合う機会事態が消滅。もう何年もだ。「今日は3件も打ち合わせしたんで、コーヒーで胸焼けしちゃってよう…」渦中にいる間は、それが幸せな一時なのだという事が実感出来ない。まるで親のようだな。(13.8/5)

漫画屋無駄話 其の3606
▼昼飯ついでに銀座松屋の”エヴァンゲリオン展”に。が、どこにも表示がない。お姉さんに尋ねると何と7日からだと。相変わらずそそっかしい奴!でも老舗デパートの従業員の対応は立派だった。「ちょっとお待ち下さい!」と裏に回り、チラシと何と招待券を各2枚づつくれたのだ。深く頭を垂れたのは言うまでもない。1階の化粧品売り場のそれなりの役職と思われる知的美人の方、お礼に今度愚妻用に高級化粧品を大量に…買える日は永遠に来ないだろうなあ。8階で8月7日から26日まで開催。入場料1000円です。(13.8/2)

漫画屋無駄話 其の3605
▼本文はとっくに下版済みなのに、今頃やっとカバー色校中の内田こねりのいずみコミックス、『ママに中出し』。まあまあの出来なので初稿責了に…と思いきや、雑誌コードが間違ってる(無論俺のチョンボ)。よりによって何で一番肝心なコードを?いくらでもミスるトコあんだろうと怒っても既に遅い。更にネーム段階で気付かなかった俺も悪いが、描き下ろし巻頭作の息子の名前が2種類も…(4色)。そんなこんなで本来不要な再校を取るハメになり、残り少ない余生を無駄に費やす。今日も遅くまで泊り込んでお仕事。(13.8/1)

漫画屋無駄話 其の3604
▼軒下コミガレは今日も休み。お金持ちは余裕だなあ。6日連続で映画を休んで仕事に打ち込む。無理すれば行けない訳ではないが、下版の急ぎ働きの後は落ち着かなくて酒もまずい(昔のお話)。遠山企画入社直後、『コミックブック』(芸文社)の「麻雀新撰組」特集の下版後心配で、西日暮里駅から駿河台の百瀬ビルまで引き返した事も。鉛版時代でまだ三晃印刷は回収に来ておらず、順番を数台分チェック。無論、こういう場合は絶対にミスったりしていない。当時の下版は重くて痛くて、まったくの土方仕事でした。(13.7/31)

漫画屋無駄話 其の3603
▼4日連続で映画も神保町も絶って仕事に打ち込む。真っ赤な心のプロレタリアート気分。久々に「秀栄」でメンマラーメン。清潔糞喰らえといった、相変わらずの雑然とした店内に心がなごむ。残念。”飯田橋の熟女CIA”と呼ぶ人も多いおばちゃんに、道を隔てた「大王」閉店の裏情報を聞き忘れた。ここのラーメンや「まさみ」のカツとじをつまみに、早くビンビール(大)が飲みたい。投薬の都合で酒解禁が秋になりそうで泣ける。その前に脳硬塞で下半身不髄になれば、俺も名誉会長の弟子に迷う事なくなる。師弟共戦・師弟不二!(13.7/29)

漫画屋無駄話 其の3602
▼いトうの死を約束されたアシにパソコンを見てもらったお礼に、2人に「まさみ」の定食を奢る。いトうも夕方来た若宮参太(月下冴喜)も、親が大分弱って来たと。可愛い息子が就職も結婚もせずに、いい歳してエロ漫画描いてりゃ、ひときわ頑丈な親もへたるよ。孫の顔を諦めた両親への孝行は、結局は介護。仕事持ちの兄弟から、昼間からチンタラしてる彼等は、当然の事のようにその任を押し付けられる。シビアに姉や兄貴から現金を徴集、漫画は副業にするという手も。たそがれる一方の日本らしい景色ではないか。(13.7/26)

漫画屋無駄話 其の3601
▼『Mate』の色校やさどっこのネーム校正後、東西線で日本橋の三越本店へ(幼児期、東京見物でのバス旅行以来。都内の親戚のお姉さんが勤務、美人なのともらったチョコのうまさにたまげた)。7階の”ウルトラセブン展”。入る前に売店でポスター販売の有無を尋ねると、「申し訳ありませんが…」。入らずに(700円)チラシのみもらい地下鉄でとんぼ帰り、九段下から神保町へ。「成城石井」の開店で助かってると、昨日奥山嬢も言ってた。銭湯もあるし、夜なべ仕事向きの地帯だ。軒下コミガレは予想通りお休み(降りそう)。(13.7/25)

漫画屋無駄話 其の3600
▼雨だし昼飯ついでに、退院以来初めて中野の「まんだらけ」周辺へ。3階だと思ったが、駅寄りでトイレの近くの安めのポスター屋は消えていた。某激高店と「まんだらけ」系の店はあった(後者比較的良心的値付け。『張り込み』が店頭に1500円で)。凸版印刷が来る予定なので、「タコシェ」で『BOOK5』8号と『死体映画批評』を買って帰社。急いで行っては面白くない地帯だ。チラリ顔を出した、ノースリーブ姿のアストラの奥山嬢が色っぽかった。彼女だけだね、最近漫画屋に出入りする若い姉チャンは。(13.7/24)

漫画屋無駄話 其の3599
▼『Mate』に「福島放射能グルメ日記」連載中のサケマスから、今回は下描きが届かない。妙だなと思ってるとお兄さんから連絡が。ぶっ倒れて緊急入院してたと。血圧が240、腎臓は機能停止状態で死の一歩手前まで行ったが、スレスレで帰還したと。視力が衰えたので検査をしたが、その結果を知る前の事態だった模様。電話にはまだ出ない。再入院してとうとう…でなければ良いが。被曝性の高い検査も種々されたと。もう怖いもの無しの心境か?夏は人がぶっ倒れるシーズンなのか。う〜む…。(13.7/22)

漫画屋無駄話 其の3598
▼安倍&石破コンビが国防軍創設後は、反抗的国民を即死刑にとの強硬姿勢は大歓迎。けど肝心な事を忘却。憲兵隊と特高警察の復活だ。不平赤色分子は天井に吊して、福島原発の汚染水、あるいは総理の女房の実家特製の森永ヒ素ミルクで水責め・浣腸、大和魂を叩き込むべし。更には、陛下御夫妻と池田大作名誉会長、日の丸を毎日掲げて、日に3回は「君が代」斉唱を全国民に義務つける、平和愛国者法も是非(唇監視隊導入で雇用もアップ!)。戦犯崩れの米国スパイの孫がふざけるな等とほざく反日分子は、裏金公安警察が指導・育成してきた在特会系団体に殲滅させよ。(13.7/19)

漫画屋無駄話 其の3597
▼名誉会長が予言した通り、いよいよ民衆完全勝利の日が近づいた。世界一安全な原発ガンガン再稼動・消費税大幅アップ・TPP堂々参加・大歓迎オスプレイご一行様・国軍設立徴兵忌避者即死刑立法・民主国家初の納税者を縛る憲法に改正・政府が許す範囲での表現の自由実現・警職法改正で職質&持ち物検査の義務化…。既に自民党が単独では実現出来ない事を、師弟共戦の同志たちの努力でドンドン実現へ。見よ”公自政権”の底力!全て実現した暁に日本人の人間革命も同時になされる。もう一息。清き一票を是非公明党と自民党へ!!(13.7/18)

漫画屋無駄話 其の3596
▼いずみコミックスと言えば、夏から秋への漫画家と題名が決定。8月→『ママに中出し』(内田こねり)。9月→『淫獄の乙女たち』(カワディMAX)。10月→『牝豚闇肉塊(めすぶたくらがりのにくかい)』(オイスター)。後の2人はただ今手入れで大わらわ。特にカワディMAXは20ページ以上の描き下ろし(当人の意志)。通常の仕事も加わり悲惨な状況と思われる。4日振りの神保町。特に変わった点はなし。「@ワンダー」に廃刊直前の『平凡パンチ』が数十冊、210円で出てた事くらいか(判型の大きい分は310円)。(13.7/17)

漫画屋無駄話 其の3595
▼「盛林堂さんとヤフオクに、力を注ぎ過ぎなんじゃ?」今回も1万円台割れの惨状だった、昨日のみちくさ市終了後の、退屈男様の有り難い忠告だ。「前回のとみきち屋さんも、今回の古ツアさんも、同じ条件であんだけ売ってんですし…」(各々「嫌記箱」の4倍、3倍の数字を叩き出している)と、俺の墓場の上でリンボーダンスまで踊る入念さ。退屈男に説教されるようじゃ人間も崖っ渕。武藤良子が仕事が暇でと柄にもなく弱音を。更年期?『Mate』10月号の色と内田こねりのいずみコミックスが重複、神保町に行く間もなし。(13.7/16)

漫画屋無駄話 其の3594
▼さすがの暑さでコミガレも閑散気味。並んでるブツもお遍路本ばかり。一時はブームだったからね。お陰で携帯セドラーが目立つ。緑のカゴを台の下に隠して、方々の本を抜いては相場のチェック。生活がかかってるのは分かるが、「ブックオフ」じゃないんだし、もちっと昔風に言うならTPOをわきまえるべし。ここの店員諸君は良く教育されてるから、侮蔑の表情も一切浮かべないが…。今度俺が店頭にいる時に、是非田村のレジ前で同じ事をしてくれ。例の店主がいらっしゃる時に。初老時代のいい想い出になる景色が展開されよう。(13.7/12)

漫画屋無駄話 其の3593
▼入院したのは確かに一昨年の7月21日だけど、退院したのは8月26日。結局投薬の一部をストップ、症状のチェック後に酒解禁になるのは秋口になると、今日医者から言われる。2年間も禁酒してるので、一月や二月の延期は何でもない。が、ハムカツとポテトサラダをつまみに、灼熱下でビンビールをゴクゴクしたかった。「神保町シアター」帰りに「浅草厨房」で、『日刊ゲンダイ』を開きながらね。夕方、ヨイヨイタコ多田が顔を。すっかり内澤旬子の追っ掛けになってる模様。あの人確かにデブは嫌いじゃないが、ちょっと…。(13.7/11)

漫画屋無駄話 其の3592
▼地下鉄でもう少し上の世代から、時々方角を尋ねられる。「いやあ、私も良く知らなくて…」と応じる場合が多いが、後でじっくり考えると分かっていたのだ。ただ突然話し掛けられると、瞬時に対応出来ない頭に既に。これは大病以前の、50代に入って以降の傾向と思われる。杖を片方に午後3時過ぎに、青山一丁目駅の”年寄り殺しの階段”を昇ってた御老人、申し訳ない。大嫌いな掃除機を朝ではなく夕方かけるようにしたら、いらつきが減じたような気が。血圧が下がった一因かも知れない。(13.7/10)

漫画屋無駄話 其の3591
▼さどっこ&好善信士と、ネームの疑問点について電話で。即解決。2人とも俺並に誤字脱字も多いし悪筆だが、読み易い文字なので救いが。早稲田速記(分かるかな?)みたいな暗号で書かれると、質問する意欲自体が消滅、適当な解釈で済ませたりも(多忙だった昔は特に)。さすがに短パン通勤を開始。新幹線が異常に冷房を効かせるので、上着は欠かせないが。アストラに寄りO嬢と、景気が良かった昔話(奥山嬢にあらず)。余熱の側もこう乱用されちゃたまったもんじゃない。幸い記憶は、請求書を送り付けて来ないから。(13.7/8)

漫画屋無駄話 其の3590
▼15日の「みちくさ市」、暑いし適当にしのごうと思ってら、”古本界のチョンマゲ鉄人28号”、古ツアと同一場所に出店と。動員力抜群の超人気者の隣で、手あかのついた「不忍一箱古本市」の残りを商うのも惨めすぎる(前回はとみきち屋の隣でそれだった)。我が家の蔵や神保町で物色してるが、目付きの鋭いシビアなお客さんが多い市だけに、頭が痛いよ。「ブックオフ」詣でをさぼってるせいも。久々に自著も売ろうかしら(話が繋がらない)。ヤボだよな、コミガレで緑のカゴに目一杯せどってる奴って…。(13.7/5)

漫画屋無駄話 其の3589
▼座して死を待つと言うが、この間の民主党は生き見本。反原発・反TPP・反消費税・反憲法改悪を明確にしない限り、大半の連中の議員失職は不可避。なのにただ指をくわえている。これに比べれば、年収1000万代を守るため、官僚の下請け宣伝機関と化したNHK・朝日・毎日以下の捏造報道を真に受け(系列テレビ局も含む)、自民党に4割以上の支持を与えてるとされる、日本国人民の方が激馬鹿ではあるがまだまとも。生活の党の小型の黒い宣伝カーを神保町で見かける。「盛林堂」の売上げの半分はカンパしよう。暇だけど忙しい。(13.7/4)

漫画屋無駄話 其の3588
▼12時出社。雑用処理して2時に東西線で西荻窪の「盛林堂」へ。取って返して神保町。田村、源氏。後者、冷房が効いておらず湿気我慢神田地区大会。あとここのレジ、昭和のアンティーク商品?(無茶苦茶時間がかかる)5階の「古書モール」の冷房で一息つこうと考えたが、降りそうなので三省堂店内を横切り、「ミロンガ」前から再び靖国通りへ。裏路地直進の方が落ち着くが、「さぼうる」前でエラソーに、道路を私物化してる腐れジジイに会うと殴りたくなるし。「神田コーヒー」を経て帰社すると既に5時。もう一仕事しなくちゃ。(13.7/3)

漫画屋無駄話 其の3587
▼原発爆発での大量殺人や病気&奇形化への不安・抗議の声に、今でも年収500〜600万の東電社員は一切直接は対応せず(準公務員のくせに!)、外注下請けがノイローゼ状態でこなしていると。それを見習ってる訳ではないが、CG技術で漫画家に質問されると、電話番号を教えていトうに丸投げ(昔は尾山泰永の役目だった)。今日もくろの電話を躊躇なく転送。CGアドバイザー料くらい彼にも払ってやりたいが、金欠老人なので見逃して。今年2回目のエアコン使用日。タコ多田が捕まらない。また南へ貧乏度か?(13.7/1)

漫画屋無駄話 其の3586
▼壁面→一番右側の列→真ん中の列→左側の列。コミガレでいい本が見つかる体験的確率だ。が、今日は午後2時半頃ごったがえす左側の不毛地帯に、『鳥たちの河口』(野呂邦暢・文藝春秋)『海辺の広い庭』(同・同)が、小川国夫や辻邦夫本並に無視されて並んでるのを発見。しかも2冊ずつだ。同姓同名の同人誌作家でもなさそうなので、4册共に買う。初版帯付き地に黒マジック点ありで状態は並。7月の「盛林堂」に出そう。「モンガ堂」辺りじゃスター扱いされてるが、神保町ではまだまだ駆け出しか?どうでもいいが。(13.6/28)

漫画屋無駄話 其の3585
▼昨日の反省を反省。「小諸そば」は大盛りが30円増し、超大盛りでもたったの60円増しだ。それに「ゆで太郎」は並でも元々大盛りだし、100円追加での大盛り振りも半端じゃない。15歳の子娘の陰毛程度の量しか、並ではそばでも冷し中華でも出て来ない、「梅もと」と比較する自体が他の2大チェーンへの侮辱。「ゆで太郎」&「小諸そば」様、本当に申し訳ありませんでした!小麦粉高騰の折り色々大変でしょうが、貧乏人のために頑張って下さい。ついでに「ゆで太郎」様、つまようじの数も増やしてね。(13.6/27)

漫画屋無駄話 其の3584
▼反省。先日「梅もと」の冷し中華の大盛りの件で、同店の100円は高いとほざきましたが、最愛の「ゆで太郎」も大盛りは同額でした。「梅もと」様に深くお詫び致します。今後は専大の近くの店舗に週に1回は通うので、ご勘弁を。「たいよう軒」の冷し中華(800円)を我慢して精勤する決意です。「ビッグカメラ」で老眼鏡を受け取って来る。同店に回ったのはいいとして、何で既製品売り場の安物を買わなかったのか?自分が悪いのに益々「無責任良品」ヘの恨みがつのる。血圧が上がるような事ばっかだな。(13.6/26)

漫画屋無駄話 其の3583
▼「無責任良品」と社名を改めるべきでは?有楽町の無印の眼鏡部門に老眼の調整に行ったら、先月の21日で全面閉鎖されたので、ガードをくぐった「ビッグカメラ」に回ってくれと。せめてDMで事前に知らせるとか、もっとやるべき事が多々あったはずだ。要するにパンツや靴下の類い以外の、高額商品は絶対にここで買っちゃいけない。売りっぱなしでグッドバイグッドバイグッドバイバイ〜♪貧乏人らしく、老眼鏡など「セキチュー」の既製品で我慢すべきだったのかも。血圧が上がるような事ばっかだな。(13.6/24)

漫画屋無駄話 其の3582
▼出勤が遅れコミガレに行けず。「何か凄くいい本が出てたんじゃ?」誰もがそう思うはずだ。眠気を抑え、昨日に続き金になりそうにない雑仕事。静かでいいと最初は思ったが、余り毎日電話が来ないと寂しい気も。久々に鳴った電話がNTT関連のセールスだったりすると、余計に寂しいし腹立たしいが。『坑夫』(夏目漱石・新潮文庫)を夕べから。文字が少し小さいが(76年発行の12刷)、面白いので飽きない。出て来る蝿だらけのおまんじゅう、本当に不潔そう。東京オリンピック前は、百姓家の釜の麦飯(ベッチョ飯)もそうだった。(13.6/21)

漫画屋無駄話 其の3581
▼「よしぼー!よしぼー!!」の叫び声が頭から消えない(昨夜、「フィルムセンター」で『蜂の巣の子供たち』を観た後遺症)。『裸の島』や『楢山節考』に比べれば、遥かに強靱な画面で満足してはいるが。一水社のいずみコミックス他の、ネット販売用のキャッチコピーを朝から。本当に苦痛な作業だ。原稿料ノート以上に。でも今頑張らないと先々、わずかとはいえ著作権料が入らない。『Mate』分なんて10本もあるので発狂&下痢寸前。「エース」のささ身フライカレーを久々に。いつもながら480円にしては立派な味だ。(13.6/20)

漫画屋無駄話 其の3580
▼「小諸そば」九段下店今日の点景。前の客が、冷したぬきからきゅうりを抜いてくれと(単なる好き嫌い、あるいはアレルギー?)。「その分のきゅうり、僕の冷したぬきに入れて下さい!」と、つい懇願しそうになりぐっと我慢。発言していれば、専大村内「梅もと」”冷し中華大盛り100円拒否事件”以上の、大スキャンダルになってたはずだ(ならねえよ!)。「スーパー源氏」、一番奥右手の「神楽坂ブックス」の文庫本も安い。ちくま、岩波をつい合計4冊。5階には今日も行かず。あそこって汚ならしいものねえ…。(13.6/19)

漫画屋無駄話 其の3579
▼「オーディトリウム渋谷」の”浜野佐知映画祭”(8月3日〜8月9日)、まったく行く気はなかったが(招待券もらっても)、山崎邦紀の男色映画(薔薇族映画と業界人は呼ぶ)2本も上映と。となると「シネマヴェーラ渋谷」の後に、トントンと階段を下って覗きたい気にも。けど、俺やタコ多田が出てる作品じゃ絶対に嫌だな。ネームを2本指定。内田こねりとくろで吹き出しが大きいので楽だが、ちっとでかすぎ。エロ劇画家にはわざとそうして、絵のスペースを意識的に縮小、楽をしたいじましい奴も。ご両人は?(13.6/17)

漫画屋無駄話 其の3578
▼昨夜、「神保町シアター」で『名画座かんペ』編集長と遭遇。上映作品は『新道』(監督・五所平之助・’36松竹)。豊田四郎作品ではと思うくらい、ただただ長いだけの愚作だったが、映活女子はあの生ゲロの中からでも、金歯を発見するに違いない。先週の『家族会議』には痺れたが。夕飯でも奢ってやろうと思ったが(事務所泊りだった)、トイレから出ると既に姿はなく、残念なようなホッとしたような(セコイやつ)。「書泉グランデ」、今日は夜9時まで営業と。夜の早い神保町で客は来るのかな?(13.6/14)

漫画屋無駄話 其の3577
▼午後、「珈琲美学」で『母の発達、永遠に 猫トイレット荒神』(笙野頼子・河出書房新社)の後者、主人公が汲み取り式トイレに片足を落とす場面を読んでいて、21世紀初頭の日本文学で歴史に残るのは、これしかないと確信(村上春樹など問題外)。4時頃、方々の漫画家に電話をするが誰も出ない(関西や都内)。こういう中途半端な時間には、気まま貧乏な自由業は昼寝でも?もう少し早いか遅いかがいいようだ。『Mate』8月号の見本誌発送、今日は間に合いそうにない。全てにトロくなってるからな。(13.6/13)

漫画屋無駄話 其の3576
▼「古書ほうろう」のジャリッパゲ店長、「古書往来座」の宮大工店長、「モンガ堂」のムッツリ腕組み店長、それに当然俺様も加えるとして、残る1人がまったく思いつかない(古本マニア界の”5好人”リストを頭の中で制作中)。やっぱ古ツアあたりでお茶を濁すしかねえか。次点はハテナのオヤジで決まり。母ちゃんが、植えた下仁田ネギのなえが黄ばんじゃうと嘆いてたが、これで一安心か。市役所の水道課、防災無線での節水お説教騒音放送、早く止めねえと肥だめ担いで殴り込むぜ(昨日、同課のNクンに抗議電話をしたばかり)。(13.6/12)

漫画屋無駄話 其の3575
▼小谷野敦の『川端康成伝』(中央公論新社)、しっかり活字の”枕本”。読書は通勤中にと決めてるが、どうすりゃいいの?(結局、明日あたり買うのだろう)『新世紀読書大全』や『ロバート・アルドリッチ大全』もだが、段ボール屋を儲けさせずにソフトカバーにしろ。目方が随分軽くなり年寄りは喜ぶ。自分のツイッターで敢えて有名人に触れ、引用されて喜んでる奴ほど恥ずかしい物件はない。進駐軍にガムをねだる上野の浮浪児レベル。無論、古本マニア界の”5嫌人”の1人を指してる訳ではないのかも。(13.6/10)

漫画屋無駄話 其の3574
▼日本郵政のド腐れ振りが絶好調。4日にポストに不在通知(ティーアイネットの『MUJIN』見本誌)。担当の×岸の携帯に電話するが出ない。翌日も。午後ドアをノックする奴が。「どうぞ!」と言うが無反応。出ると誰もいない。仕方なく6日に例のハガキを。すると昨夕、指定時間に間に合わないので変更をと、麹町郵便局の糞女。今日の12時から2時を指定。お陰で2時間事務所から出られず。形式だけヤマトや佐川を真似てるが、実態を合わせる気は皆無。結局は利用者をタダで使ってる、反社会的ブラック企業だ。(13.6/8)

漫画屋無駄話 其の3573
▼一昨日は少年画報社前に2台、今日は飛鳥新社前に1台、「ブックオフ」のケバいトラックが。近所に偶然買い付けに来た可能性もあが、誤解を避けるため覆面トラックを導入すれば?夕べは泊り。早起き、u-sen情報で「武蔵野市立吉祥寺美術館」の”佐々木マキ見本帖”展へ。入場料100円(渋谷文化村「ザ・ミュージアム」の14分の1)。ビデオを観て佐々木マキが男だったのを、20年振りくらいで思い出す。仕事で恥ずかしい台割ミス。物事を2度ではなく、3度チェックする必要があると痛感。皆さんすいません。(13.6/7)

漫画屋無駄話 其の3572
▼還暦までもう3ヵ月の男にあるまじき醜態を。専大部落内の「梅もと」で冷し中華を(確か400円)。大盛りにしてもらおうかと尋ねると、「100円いただきます」。「え!?100円もぉ!?じゃあいいや」店内の女性1人を含む3人の客が、一斉に白い眼を。けど立ち喰いでの大盛り100円は高い。一般の中華料理屋ならともかく。「小諸そば」や「ゆで太郎」は30円だか50円だったと。にしても貧乏はしたくない。この歳になって100円で動転するとは…。フォローする訳ではないが、普通のそば類よりはずっとまともだった。(13.6/6)

漫画屋無駄話 其の3571
▼読み易い紙質と文字、行間でファンだった平凡社ライブラリーを最近買わない。ラインナップが本当に通俗化(逆に岩波化してるる場合も)、魅力を感じなくなった。振り返るに、渡辺京二の愚書が売れたあたりから妙なムードに。版元と編集斜にスケベ根性が出たのだろう。この景気だから仕方ないが、ジョージ・オーウェルが連打されてた頃は、本当に楽しみで楽しみで。まあ、旺文社文庫のように消滅しちゃっては元もこうもないが。あ、好善信士に電話するのすっかり忘れてた。さすがに飯は忘れないが。(13.6/5)

漫画屋無駄話 其の3570
▼全観客13〜14人の「丸の内東映」で『探偵はBARにいる2』(最終回)。まあまあだが撮影者が下手糞。平体がかった画面ばかりで息苦しい。主役はタッパもあるのだし、『祇園の姉妹』のように抜けるような縦構図と奥行きをって…要求が過剰すぎるか。大泉洋が松田龍平に話しかけてるのに、松田が切れてる場面も。ヒット作と称されてるのに、ゲイバーのセットの余りのショボさといい(金かけて真面目に安っぽさを出せ!)、大丈夫なのか東映?親父が盛り立てて馬鹿息子が傾ける。エロ本屋みてえだな。(13.6/4)

漫画屋無駄話 其の3569
▼中森明夫がアイドルネタを書き出した頃から(新潮社から出した小説もあの程度だったの?)、急激に退屈になった『日刊ゲンダイ』芸能欄の各種自伝コラム。本業も含めて無芸極まる三谷幸喜や、五木ひろしのひねた自慢話をどこの誰が読むのか?即中止、「大根仁が女優たちに告ぐ!」のスペースを3倍にしろ。今夜も8時過ぎまでけなげにお仕事。かゆい。いつもの湿疹じゃなく、先週の金曜日に「神田コーヒー」で3か所も蚊に。他の客は全然刺された風も無いのに。どこでも必ず最初にブッスリやられる損な体質だ。(13.6/3)

漫画屋無駄話 其の3568
▼久々に顔を出したさどっこから、「最近あんまし仕事してないんじゃ?」。違う。する仕事がないだけ。訂正。昨日の格安古本屋さん、そう言い得るのは『シナリオ』のみ(また10冊購入)。すんまへん。けどその右側の棚にも、結構いいミニコミが(屋号失念)。コミガレは”も”の週らしく、状態は悪いが森茉莉がミニコミ類も含めて結構。昼前は凄かったのだろう。田村にも数カ月振りに、ちくま学芸文庫のスター級がズラリ。こうでなくっちゃ。映画も断念、9時近くまでけなげにお仕事。今だけなんですがね、忙しいのは。(13.5/31)

漫画屋無駄話 其の3567
▼28日オープンの「スーパー源氏」神保町店へおっとりと。出店者により値付けは異なるが、基本的に安く素人古本市レベル(中には『映画批評』に1000円付けてる狂気の店も)。ミニコミ類も上階、「古書モール」内u-sen棚の半額。特に「プリシアターポストシアター」の映画関連雑誌は格安で、未所有の70年前後の『シナリオ』均一150円を10冊躊躇なく(「@ワンダー」で500円前後。「ヴィンテージ」だと更に高い)。結局、合計17冊3550円も。ついでに上階で『BOOK5』7号。もう5階は不要なのか?明日も行こうっと。(13.5/30)

漫画屋無駄話 其の3566
▼読了してみれば『シナリオ』別冊の『白坂依志夫の世界』に比べ、退屈極まりなかった『不眠の森を駆け抜けて』(白坂依志夫・ひゅーじょんぷろだくと)。スカした書名で造本に凝ってもアルファベット(匿名)を乱用、加えてやばくない原稿のみ並べちゃ当然。昔の『映画芸術』には、SEX中の石堂淑朗との会話を再現する傑作原稿さえ(近松秋江の「文壇電話無駄話」真っ青!)。こういう姑息さがゴロツキ呼ばわりされながらしぶとい、才谷の処世術なのかも。でも寺山修司の注釈が、”世界的傑作とされる”から良しとするか。(13.5/29)

漫画屋無駄話 其の3565
▼暴力団が身分を偽ってゴルフしたから逮捕と、昨日のスポニチで読んで呆れてたら(詐欺罪と。憲法違反だ!)、今度は六本木で歌舞音曲が許せんとまた摘発。これじゃ憲法改正の必要なし。司法が警察・検察の下部組織と化し、団結してやくざや民間人から利権を強奪中(記者クラブ大マスコミも広報部門として獅子奮迅)。低能マザコン安倍や石原馬鹿息子心配ノイローゼ鳩ぽっぽ、橋下みたいな腐乱ケツの穴がでかい面が出来る国らしいが。日本の高給泥棒役人の眼に裏金ゴロツキ検察&警察は、南十字星のように映ってるはずだ。(13.5/28)

漫画屋無駄話 其の3564
▼先週末、久々にやくる〜と君と事務所で遭遇(俺が泊り込んでいた)。白髪が増えてて驚く。苦労してるのだろう。彼が遠山企画にアルバイトで入ったのは、確か高校卒業直後の80年代後半(セブンセントラルビル時代だと)。俺の顔に老人性のしみが増えるのも道理だ。そろそろ酒が飲める時期。が、担当医によれば徐々に痙攣止めを減らす必要があり、「さあ明日からどうぞ!」とは行かないと。愚妻や愚娘はずっと禁酒をと言うが、酒も飲めずに元気に老いて死ぬなんて残酷過ぎる。カツとじでビールの大ビンを傾けたい。(13.5/27)

漫画屋無駄話 其の3563
▼「神保町シアター」、前編未見の7時15分からの『東京の人』(前後編)、プリント状態が悪く『不道徳教育講座』に変更と。2時過ぎに、5回スタンプのご招待で同作の券を購入。「神田コーヒー」でふっと見ると43番。「?」(日頃なら5番前後)2時15分からの『女であること』と間違えて発券。コミガレや田村の本を抱えて再び戻る気に慣れず(こういう日に限って大量買い)、常連の特権を悪用、「盗まれてもいい荷物ですんで預って下さい!」「はい」。再び往復。夜また行くから3度になる訳だ。老体には応えるよ。(13.5/24)

漫画屋無駄話 其の3562
▼「@ワンダー」、ヌードグラビアの切り抜きの販売を開始。4〜6ページくらいで200〜300円。何となく昔お世話になった、マリア茉莉、神保美喜、泉じゅん他を買ってしまう。既におかずにするような精力もないのに。毎日ムックの古本特集の拙稿を読んだ、前橋在住の富岡高校時代の友人が連絡を(なぜかティ−アイネット経由)。聞けば大学卒業以来ずっと親のすねかじりで無職と。やたら勿体をつけて話すので立腹、早々に電話を切る。懐かしさなんて電話で5分、会っても15分だよ経験的に。男の場合ではあるが。(13.5/23)

漫画屋無駄話 其の3561
▼完敗だった先週のみちくさ市で印象深かったのが、本部に山積みにされた内澤旬子の販売用原画。出品され始めて大分経過、以前ほどはハデに売れてる感じではもない。なのに中央に「ドドドドドーン!!!」(ふくしま政美の劇画の擬音タッチ)。そうか。野良猫よけの水入りペットボトルならぬ、前夫よけのまじないと考えれば納得が。にしても向井透史の野郎は、前夫とも仲がいいのに仕打ちがどぎつい。やっぱ立ち喰いそば屋とか友達は、良く吟味しなくちゃね。たまにゃ顔を出しなさいよ、一箱の中興の祖様よ。(13.5/22)

漫画屋無駄話 其の3560
▼恒例の立ち喰いそば屋ネタ。「小諸そば」よりそばの質は上等な感じの「ゆで太郎」(u-senの愛用店)。欠点も1つ。つまようじが店内の1カ所にしかない(紙ナプキンも)。出費としては大した事ないはず。せめて3か所には設置希望。社長がよっぽど歯並びのいい人で、ようじの必要性を感じないのか?この面では「小諸そば」の完勝!後者は外人労働者は使わない方針と見えるが、前者にはゴロゴロ。ただ日本人も含め、入れ替わりがかなり激しい。夜も遅く営業してるし、激務なんでしょうね。(13.5/20)

漫画屋無駄話 其の3559
▼昼前、西荻窪駅ホームに軍歌が響き渡る。駅前に街宣車が来た訳ではなく、30代の酩酊してるプチホームレス風男性が、カセットを鳴らしている。災難を警戒してか、ベンチの左右に座ってた若い女性2人がさっと消える。俺は『プルースト評論選2』(ちくま文庫)を開きつつ見学。喫煙を始めて駅員に注意される。素直な奴ですぐに中止。でも内心は悔しかったらしく、駅員が消えると時刻表に回し蹴り数発。周囲の反応ゼロ。次は寝転んで通行妨害。ここで東西線が到着、仕方なく観察中止。よっぽど嫌な事があったのだな。(13.5/17)

漫画屋無駄話 其の3558
▼景気のいい頃は分もわきまえず、ベラボーな値段の日活アクションや東映仁侠&エログロ映画のポスター代を盛んに貢いでいた、古書センター内の「アベノスタンプ」。数年ぶりで尋ねたら3月一杯で閉店と。紙物系も甘くはないって事か。エレベーターを降りた瞬間の、あのドヨンと淀んだ”男の世界”の空気は、そう嫌いではなかった。ただ女子供が極端に少なかった。「ブンケンロックサイド」や「ヴィンテージ」、「@ワンダー」はまだそこら解放された空気が。女店員を増やすと明るくなるよ(容姿・年齢は無関係)。(13.5/16)

漫画屋無駄話 其の3557
▼『Mate』色原稿の進行を縫って退屈男に電話したり、18〜19日のみちくさ市の準備を(雑司ヶ谷の鬼子母神通り商店街)。不忍一箱古本市の残りばっかではまずいが、携帯セドラーで溢れる神保町で、いい文庫本を見つけるのは昨今至難の業。そういや「ブックオフ」に近頃まったくご無沙汰。そろそろ夏用の古着を見つけに行かねば。けど古着って何でも、元所有者の体型が抜け切らないから、体に慣らすまでに時間がかかる。結局、自らの体型に合わせられないまま捨てたり。これも一種のケチの銭失いか?(13.5/15)

漫画屋無駄話 其の3556
▼自転車での原稿持参ゆえ仕方ないが、朝一番で肌の露出度の高い朝比奈まことを拝みたじろいでたら、神保町ではタコ多田にも遭遇。下品な”ハゲ生顔”で両眼をモロ緊急汚染される(鞍馬天狗みたいにな頭巾を被れ!)。帰社すると息苦しくゼイゼイ。これ以上のショックは脳硬塞を招きかねない。さすがにもう今日は誰もとホッとしてると、若宮参太がいずみコミックス、『オトコの娘奴隷』巻頭書下ろし28ページ原稿を手に来社。女装オトコの勃起チンコに溢れた原稿をチェックしてると、気分は一気に爽やかに!(く…苦しい…)(13.5/13)

漫画屋無駄話 其の3555
▼8月公開の『江ノ島プリズム』という映画を、昨夜「シネマート六本木」地下で。「シネマヴェ−ラ渋谷」みたいにシベリア抑留気分にもならず、快適な90分を(快適すぎてかなり寝たが…)。有料でブルブル無料でグウグウ。ざけんな馬鹿野郎!コミガレに高橋源一郎は帯付きの美本が、笙野頼子は帯なしやや汚れあり本が出始めた。物書きの株式市場”コミガレミックス”に、俺の本も出して欲しい。高取英教授の御本さえ一時は5〜6冊(サイン本。数冊買う)。南陀楼綾繁よりは先に出て、早く1人前になりたい。(13.5/10)

漫画屋無駄話 其の3554
▼10年来の湿疹がまた悪化を。痛かゆくて耐えられない(映画館の闇で軟こうを塗る日も)。医者にも時々行くが、精神病と皮膚病はなかなか完治しない。無論、くも膜下出血より命に別状ないだけでよっぽど悪質。何年か振りで千代田線を小川町側で降り、神保町へと歩く。昔、遠山企画が入居してた芙蓉ビルまでは訪ねなかったが、付近は一変。「源喜堂ブックブラザー」がなければ浦島太郎。田村店頭で見覚えのある顔を。名前も身元も思い出せないので知らぬ振り。本パターンが激増する一方。生意気な奴とでも?どうでもいいが。(13.5/9)

漫画屋無駄話 其の3553
▼脳卒中になりそうな、最近の「シネマヴェーラ渋谷」の冷え込み。まさか冷房を?下らんBGMなど流す暇があるなら、客の体調こそ考慮すべし。田宮二郎と成田三樹夫の前髪だけで一見の価値がある『夜の縄張り』。が、余りに馬鹿げた終幕に思わず帰りのエレベーターで、「あの店、火災保険かけてなかったんですかネ」とつぶやいたら、2人は無視、1人の若者だけがうつむいて苦笑。無論ヤボな発言だが、もう1人くらいは反応して欲しかった。脚本は白坂依志夫。ヤク中でのスランプ時代?松岡きっこと山下毅雄の音楽がかカッコいい。(13.5/8)

漫画屋無駄話 其の3552
▼昔から”漫画屋の社員食堂”と言われ続けている「小諸そば」。一番満腹感に欠け味もイマイチなのが、よりによって店名を戴く”小諸そば”。400円以上するのに貧乏臭いメニュー。中身を刷新するか廃止しなさいとエラソーに。今日は初タイプの客を九段下店で。もりそばをつゆの中でジックリ長湯につからせる。味の染み込むのを待ってるのか?そばが湯冷めしないかと心配で、ろくに味がしなかった(嘘だけど)。女性の同僚に、良く来るのかと声を掛けてる馬鹿中年男がまたも。礼儀を欠くのが礼儀の場だと心得よ。(13.5/7)

漫画屋無駄話 其の3551
▼九段下の「昭和館」、12日までの”中原淳一の生きた戦中・戦後展”、老若の女性客を中心に盛況(入場無料)。図録も薄いが800円は良心的。これに比べりゃ映画パンフなど詐欺もいいトコ。ただ前は持ち帰り自由だったポスターがない(折ってあって泣いたが…)。素敵なのに販売もしてない。儲かるんだから売れよ馬鹿野郎!「東京駅ステーションギャラリー」も昔からそう。木村荘八のやつ、サイケでいいのに。駅に貼ってあるの剥がしちゃうかな。でもこの歳で見つかるとやっぱ恥ずかしいよ(学生時代はそれが趣味でした)。(13.5/2)

漫画屋無駄話 其の3550
▼5月3日の不忍一箱古本市もいよいよ。”嫌記箱”は「タナカホンヤ」(台東区池之端2ー7ー7)前で。湯島寄りの僻地みたい。出店場所選びは中興の祖(南陀楼綾繁)の特権で、日頃の恨みつらみを晴らす場らしいので、特には気にしてないが。午前11時から午後4時で雨天決行。わが店としてはみちくさ市では絶対に売れないであろう(値段面から)、高級文庫本を揃えました。スタンスは去年とほぼ同じ。デフレがより進行してるとなると、現地で値下げせねばならないか?でももう面倒。どうでも良くはないが。(13.5/1)

漫画屋無駄話 其の3549
▼各種取材は多くがタダだから、義理ある相手にしか応じない(藤木TDCとか)。前回断わった『サイゾ−』がまたも。2回もメールを。本当に困ってる様子。老いぼれの昔の知識を数行メールでアドバイス。すると姉ちゃん、今後も声を掛けさせて下さいと礼儀正しい返事を。それが嫌だって言ってるのに…。『週刊新潮』(ビール券)『噂の眞相』(クッキー)。記憶にある稀な取材への礼。『週刊現代』から現金をもらった事もあるが、あれは当時連載陣だった内澤旬子の脅迫による、特殊な例であろう。宣伝効果など下請けには無関係。(13.4/30)

漫画屋無駄話 其の3548
▼昨夜の「新文芸坐」前寄りの席、誰からも見向きもされない雌ブースカが1人で哀れ、じゃなかった『無法松の一生』欲のねえまっつぁん(飯田蝶子)、ポスターマニアだったのね。奥さん似の美人がしなを作るポスターが、めくれ・折れあり程度から、横の折れ筋5本・破れ・変色ありに変貌して行く様は、初老男には特に身にしみる。ただ出来は内務省やGHQによる検閲版の方がはるかに無駄がなくていい。高峰秀子、運動会場面のロケには参加してない。屋外とスタジオの色調が繋がらずシラける。大映ならもっと上手くやったろう。(13.4/26)

漫画屋無駄話 其の3547
▼また六本木方面に出たので「あおい書店」に寄ったが、『ウルトラマンがいた時代』(小谷野敦・ベスト新書)はなかった。高崎駅の「くまざわ書店」でも神保町でも見かけない。売れてるのか?やむを得ず映画が始まるまで、pippoもどこかで推薦してた、『八木重吉全詩集2』(ちくま文庫)を。まったくいいとは思わないが、茨木のりこや柴田トヨが受ける世相との肌合には、共通する何かが。内面ではなく自然を題材にすると割といい。ここまで溺愛された桃子ちゃん、不良化しなかったかしらと要らぬ心配を。大きなお世話だよ。(13.4/25)

漫画屋無駄話 其の3546
▼雨で神保町詣では休み。竹書房の先の「エース」で、ささみフライカレーを久々に。500円もしないのにいい味(本チェーンはふくじん漬けも上等)。鳥肉がひょっとして中国産かと思うと、スリルも満点だし。死の灰にタップリ汚染済みのこの体、今さらどういう事もねえよ。ダークホースさんが移転後、放置されてた隣室の内装が先週やっと終了。店子が決まるビルとも思えないが…(あちこち空いてる)。大きなお節介だな。早めに仕事を終わらせ、渋谷方面で西部劇でも見物するかな。(13.4/24)

漫画屋無駄話 其の3545
▼以前、高崎駅構内の女性ホームレスは1人増え3人になったと書いたが(今も同数)、当時も感じた疑問が。駅周辺では男性ホームレスを全然見ない。いくらかかあ天下の上州でも、不況は男女の区別なく襲ってるはず。女性トリオがつまみ出してるとも思えない。彼女らを相手に座り込み、話し込んでるサラリーマンも良く見る。ケチな差し入れで長時間相手させられて実に気の毒。「現金・差し入れ大歓迎。茶飲み話お断り」とのプラカードでも。けど人様の敷地だしな。より下の人を眼前に、満足顔の明日のホームレス階級。(13.4/22)

漫画屋無駄話 其の3544
▼昨夜、「神保町シアター」帰りに専大交差点の「吉野家」へ。牛丼並のつもりが、さんま定食を思わせるお姉さんに注文を取られ、ミエを貼って牛鮭定食を。口ほどにもなく主体性を欠く初老男と反省。人間ウォッチングの場でもある同店舗、昼飯時に拡声器で呼び込みを始めた。「ドン・キホーテ」並の商店街の掟破り。「本を選ぶお客さんに迷惑だ!」と、周囲の「波多野書店」や「山本書店」は断固抗議すべし。手間賃さえくれれば、俺が”代行抗議”してあげてもいいけど。道徳心ゼロの、非常識な著名上場企業ではある。(13.4/19)

漫画屋無駄話 其の3543
▼昔の論敵は”週刊小谷野敦”状態なのに、さっぱり新刊が出ない笙野頼子(”年刊笙野頼子”?)。両者のファンの俺は寂しい限り。三省堂一階の彼女のコーナーに行くと、『母の発達、永遠に 猫トイレット荒神』(河出書房新社)が平積み。奥付を見ると今年の2月発売。既に買ったような気も。いやあれは去年か?面倒なのでレジに行くと2300円!貧乏信者には超つらい値段。ダブリなら丹生湖に身投げ、鯉のえさになるしかない。ただいくらハードカバーとはいえ、280ページ前後でこの値段。初版は2000部くらい?(13.4/18)

漫画屋無駄話 其の3542
▼社内セックスに及んだOLの、陰毛の本数さえ把握してるのでは?そのくらい念入りにゴミの分別をしている中年男が、水道橋駅近くの某団体に勤務。戦争映画でのいじめられ初年兵風の眼鏡のオッサン(作業ズボンが垂れて半ケツ状態。幸い下着がフォロー)、先日は水道橋駅のゴミ箱にまで出張物色、雑誌や新聞を両手に満足顔。ゴミと分別に憑かれているのか?職員は怖くてうっかりした物は捨てられないはずだ。どんな人生を?天才的インタビュアーのあの方にでも(尾形敏朗?)、是非チャレンジして欲しい個性派労働者だ。(13.4/17)

漫画屋無駄話 其の3541
▼三省堂4階の映画コーナー、毒にも薬にもならない若松孝二ヨイショ本ばかり並べてるから、つい『歿2 映画人墓参抄』(浦崎浩實・ワイズ出版)を買い忘れてやっと今日。発売直後なのに1冊ポツンと差してあるだけだった。大洋書房のネット配信料がチョロリ入る時期。気が大きくなってたせいか、『ロバートアルドリッチ大全』(国書刊行会)まで。2册で6300円。3日間の昼飯&夕飯代に等しい額。けどどうして最近はこういうでっかい本が多いのかね。住宅、そして通勤事情を良く考えて編集者は本を作るように。(13.4/15)

漫画屋無駄話 其の3540
▼古本の数より客が多いんじゃと思わせた、今日11時オープン直後のコミガレ。何せ従業員が本を並べられない。押し掛ける中年男を主とした、無礼なほこりっぽい客どもで。1割くらい瀕死の「モンガ堂」に分けてやりたいくらい。で、たまに居るよな。両方の手を開いて本に置き、平台の奥をチェックする糞馬鹿野郎。俺様に見えねえだろう!今日も体格のいいスーツ姿の部長さん風がそれを。「見えねんだけど」と言おうとした直前に、さっと手を引っ込めた。気配でも感じたのか。デブは誰でも神経質だしな。(13.4/12)

漫画屋無駄話 其の3539
▼注射・床屋・電話。昔から大嫌いな事のベストスリー。ただ3番目の使用は職業柄日々避けられない。結局は耐えられず、用件が済むなりガチャ切り傾向が著しい(相手の反応からの推測)。最近もこれで人を怒らせた。30年以上の付き合いの愚妻が、今でもその作法に立腹するほど。自分でも嫌だなあとは思うが、相手とは無関係に通話中に息苦しくなる。だから自分でもめったに掛けない。注射は入院でかなり慣れた。床屋も気持ちいいはずなのに、あちこち触れられるとイライラする。これは半年に1度しか行かないからな。(13.4/11)

漫画屋無駄話 其の3538
▼専大部落内の焦茶色で重厚な能楽書林ビル前で、最近良くひなたぼっこしてる薄汚い爺さんが。半年後はともかく、まだホームレスではなさそう。酒飲んで騒ぐ訳でもなし、同社職員も何も言えないのだろう。田舎のあぜ道で一服する明治生まれの老百姓を見るようで、俺は心がなごむ。めったにない体験だが昨夜は激しくうなされた。浪花千栄子が出て来た。「神保町シアター」での『女ばかりの夜』、浪速婆さんが三つ編みのレズ役を。『江戸川乱歩全集・恐怖畸形人間』での、小池朝雄も真っ青。「ううう〜ん…うんうん…むむむ」(13.4/9)

漫画屋無駄話 其の3537
▼「新宿書店」神保町店がとうとう閉店してしまった。最近は午後3時過ぎでないと営業してなかったが、かつては満員電車並に大混雑。地下売り場からの小汚い階段で、逃亡を図る万引き兄ちゃんに、足にすがりつかれたのもここ(貫一とお宮じゃねえぞ!『出版業界最底辺日記』参照)。冷えるがいい天気。5月3日の不忍一箱古本市もこうだといい。地図等が送られて来たが、内澤旬子姐御、随分と画風が変わったね。脂ぎったボロ便所スリッパを裏のドブッコに脱ぎ捨て、よっぽど清々したのだな。俺は未だにパッチが脱げない。(13.4/8)

漫画屋無駄話 其の3536
▼書名センスはひどいが、読ませる『青春は築地小劇場からはじまった』(阿木翁介・教養文庫)。登場人物は基本的に実名で、宇野重吉の奥さんの芸名までわかったり等(類したデータ多数)興味深く、写真も豊富で史料的価値も高い。沢村いき雄の実像がここまで詳しく書いてある本など、今後絶対に出ない。神国日本に寝返り戦争中は提灯を持ち、戦後も功なり遂げて勲章までもらった自分への、覚めた眼があるせいか嫌みさもない(俗物としての自覚)。教養文庫は社会派の旺文社文庫だったのだな。(13.4/5)

漫画屋無駄話 其の3535
▼3日振りで神保町へ。千代田区さくらまつりの一環らしく、ポツリポツリと歩道にワゴンが。秋の古本祭と違い義理で参加してる感じがありあり。が、「日本特価書籍」や「ブンケン・ロック・サイド」のワゴンには200円前後でいい文庫が(前者が安藤鶴夫や川本三郎、後者が川上澄夫やつげ義春)。けどワゴンによっては勘違い、『岸田劉生随筆集』(岩波文庫)を500円で出してるトコも。そういう店やワゴンほど、なぜか店頭の飾りに凝っている。昔のゴールデン街は、紫色の照明の店はいちげん客からぼると良く言われたが。(13.4/4)

漫画屋無駄話 其の3534
▼編集部に株で大儲けした奴がいるのか?そう思うくらい日頃の切れがなかった、『週刊ダイヤモンド』の”安倍マジックのタネ明かし”。斜め読み後にすぐにゴミ箱行き。690円もすんだし、もう少し立ち読みで中身チェックすべきだった。今日は大雨だったので昼飯は下の「まさみ」で済ませ、一歩も外出せず。無駄遣いしないで済んだ上、仕事も大いにはかどり一石二鳥。10日に1度は大雨も悪くない。素人古本市の当日だけは晴れて欲しいが(自分が参加する場合に限る)。(13.4/3)

漫画屋無駄話 其の3533
▼再びパッチ装填。今日は神保町詣でを当然ながら休む。昨日は「古書モール」へ。u-senコーナーで『BOOK5』の6号をと思ったが無かった。売れてるのか?つん堂の棚はスカスカ。さすがですね。もうすぐ不忍の一箱だが、なかなか文庫本が集まらない。田村も我々店頭ドブ客を見放しつつあるようだし、軒下コミガレは下らん目方だけのファッション雑誌が占拠。小宮山は金持ちなんだから、あの手は早く産業廃棄物として処理を。「ブンケン・ロック・サイド」も気合が入ってない。「@ワンダー」は割合頑張ってる(ヤケ?)。(13.4/2)

漫画屋無駄話 其の3532
▼やっぱりまだ夕方は暖房を入れてしまう。そのくせ、今日からはきっぱりとパッチを捨てた。文字通りの年寄りの冷や水。いいや。明日また冷え込んだら着用するから(根性のないのは昔から)。『Mate』の追い込みで、好善信士のいずみコミックス、『女装ポーカー』が放置プレイ状態。女装姿でそれやられちゃたまらねえな。無論、気持ち良すぎてとの意味でだが。愚見は所詮推測だが、山崎邦紀は実体験があるらしい。昔の女装誌(『クロスドレッシング』)の編集長は偉かったな。あの顔で良くやるなとは思うが。(13.4/1)

漫画屋無駄話 其の3531
▼個人商店の閉店にはいちいち驚いていられない時代だが、少年画報社の先の路地にあった、中華料理の「ちよだ」のそれは感慨深い。遠山企画の末期、つまり駅反対側の線路沿い、7セントラルビル(今もある)時代は良くここで出前を。残業代は出なかったが、夕飯は取っていい約束になっていた。栄昇ビル移転後は縁が切れたが、今のビルに移ってからは帰りに良く前を。数年前、すぐ隣に外資系中華料理屋が開店。いつまで持つかと心配してたが、やはり落城の憂き目は避けられなかった模様。1度入店しておくべきだったか。(13.3/29)

漫画屋無駄話 其の3530
▼閉館を控えた名画座にだけは行くもんじゃない。昨夜の「銀座シネパトス」、昭和30年代前半の映画館には及ばないものの、観客数が日頃の3〜4倍(特に女性客が目立った)。名物のラックの各種チラシ類もほとんど品切れ。夜8時過ぎてもごった返す館前からほうほうの体で逃げ出し、「キャノンプラザ銀座」裏手の「桂庵」でカツ丼とかけそばセット(750円)。安くてうまい店だが、もう来る機会もめったにないだろう。大塚や大井町と名画座の閉館とともに縁が切れたように。FC帰りに無理して来たりして。(13.3/28)

漫画屋無駄話 其の3529
▼いトうがアシと一緒に顔を。おたく臭のない今風の青年だが、外見に似合わず大胆だ。何せ前任者は重い脳溢血でリハビリ中、前々任者に至っては既にこの世の人ではない(交通事故死。歩道を歩いていながら、暴走して来た車に引き殺された)。「事情を知ってて良くやる気になったよ。2度ある事は3度あるって言うし」「念のため靖国神社にお参りしてこうかな」「あんなトコまでで歩かんでも、支店の東京大神宮が眼の前にあるよ」「支店ですか?」いずれにしても、神頼みは既に通用しない気が。(13.3/27)

漫画屋無駄話 其の3528
▼今週の『週刊現代』、ホステスまがいに”安倍さん”なんて呼び掛けてた。『日刊ゲンダイ』に比べ底なしに恥ずかしい番犬共。大日本雄弁会講談社の血が疼くのだろう。『文藝春秋』も、死んだ肝硬変患者の変色臓器みたいな奴の顔を修整しまくった、有り得ぬ美顔写真を広告で大きく。こちらは満州版『文藝春秋』の夢よ再びという所か。天皇・司法(官僚)・大マスコミ。一番責任を取らなかった者達の、子供は幼児体験からか一応控え目だったが、尊大な孫世代が大暴走を開始。連中の嫌いな中国とそっくりな世襲景色に顔を背ける。(13.3/26)

漫画屋無駄話 其の3527
▼分からない。女子柔道のオリンピック選手に、暴力・暴言を振るいたい放題だった、園田隆二前”ゴロツキ”監督が、なぜ暴力行為等で逮捕されない?現職裏金警官は治外法権で、東京電力と同列の存在か?てな事を考えてたら、何となく専大の並びの「梅もと」に(惰性)。清潔で従業員の態度もいいが、相変わらずのまずさ。それは覚悟済みだからいいが(本当は良くない)、なぜサービスは生卵だけなのか。常に断わるが、ゆで卵なら3個は欲しいぞ。それを織り込んだ上での生卵無料サービス攻撃なら、潔く脱帽するしかない。(13.3/25)

漫画屋無駄話 其の3526
▼火曜日だから19日か。FCの崔洋一監督特集で『友よ、静かに暝れ』見物後のこと。場面場面は悪くないのに、相変わらず全体のテンポがのろすぎると、深い欠伸。その瞬間、同じ列で奥様とおぼしき女性と一緒だった、崔監督と視線がバシッ。ケンカの強さは半端じゃないとの伝説通り、タイガー戦車のような押し出し。眼力だけで数十メートル吹っ飛ばされ、内心のふらちな感想も怖くて即削除。女性観への嫌悪からか、山崎邦紀は同監督の悪口を以前。素人ホモエロ監督のくせに、日本映画監督協会会長を批判するとは、不逞の輩だ。(13.3/22)

漫画屋無駄話 其の3525
▼上信線の上州富岡駅があっという間に取り壊されてしまった。富岡製糸場により観光客を呼ぶために、大金かけて一新するらしい(無論、血税投入)。60年代、バス全盛時代の駅前はターミナル化、まるで東京のような賑わいだった。マイカー時代に入るや、年寄りや学生以外は足が遠のいた。そのせいか、オンボロ駅舎の解体を惜しむような声は上がらなかった。確かに中央線国立駅とは大違いで、何ら風情のある駅ではなかった。しかし、懐旧の念は建物の由緒や価値とは無関係だ。駅前の喫茶店でデートした記憶も。(13.3/21)

漫画屋無駄話 其の3524
▼数日振りで「@ワンダー」を覗いたら、壁際に50〜60年代の『キネマ旬報』が105円で大量に(全てグラシンのカバー付き)。もっと状態が悪いのに300円前後した、「古書モール」では買えなかった号のみ10冊選ぶ。「キネ旬てそんなに売れないの?今と違ってこの頃は面白いのに」と俺。レジの姉さんはそれには答えず(熟女、いや大人です)、「大量に入荷したので思い切って出したんです」有り難いが、明後日まで残ってるかな(絶対に残ってるよ)。凸版印刷が来ない。イライライラ。もう帰っちゃうかな。(13.3/19)

漫画屋無駄話 其の3523
▼今夜の券を買った「神保町シアター」帰りに、「ラドリオ」横の路地を抜けると、祭日を控えてコミガレが今日も営業中。20代のいかにも低能そうでゲロ邪魔な、カゴ持ちメガネ携帯セドラー横の100円均一文庫を覗くと、昨日会ったばかりのエンテツの、帯付きの『汁かけめし快食學』(ちくま文庫)が。みちくさ市では300円、下手すりゃ250円がいいトコだろうが(お客さまの年収が超低い)、不忍なら400円で行けるかもと、70年代の『週刊新潮』他と一緒に。『Mate』の色で珍しく多忙。老体がビックリシャックリ。(13.3/18)

漫画屋無駄話 其の3522
▼冷え込みのせいか無気味なくらい空いてた今日のコミガレ。レジの兄チャンらも無駄話に耽る余裕が。で、ここは作家ごとにあいうえお順で在庫を吐き出す。今は倉阪鬼一郎が集中的に。状態も最高だが少しも先週から減らない。当人が見たら落ち込むだろう。小川国夫や辻邦夫、島尾敏雄らの故人ならともかく、ピンピンしてる物書きにはむごい風景。無論、「八木書店」や「日本特価書籍」ではザラだが、あれは版元都合ゆえ種類が限定。コミガレは作家の各種版元本がズラーリ。俺が編集ならそういう作家とは縁を切る。(13.3/15)

漫画屋無駄話 其の3521
▼午後2時頃の中央線各駅で。隣のシートの男が酒臭い。ハイピッチで缶チューハイをグビグビ(アル中スピード)。同じ西荻窪で降りたのでじっくり見れば、腰が平らに曲がった80前後の老人。頼りの杖もヘボ座頭市状態だ。先も長くないし好き勝手にやってんだろう。ただあの暴走飲みじゃ、一体日に何本空にするのやら。空と言えば飲み終えた後、アルミ缶を握りつぶす勢いは若者並だった。色々な不満もあるのだろう。この世のアルミ缶は、人間のとばっちりには昔から慣れてるだろうが。でもつらい役目だな。(13.3/14)

漫画屋無駄話 其の3520
▼いがらしみきをが久々に事務所に顔を。地元仙台の”通訳”も同道(つんぼなので、旧知の人間の翻訳介護がないと、他人との会話が成立しない)。打ち合わせがあるらしく、ゆっくり馬鹿話も出来なかったが、夏にはビール飲みながら業界無駄話を是非。無論、奥山嬢にも声をかけて。その後行った「小諸そば」九段下店で、イカした20代の男性客を。もりそばの上にトンガラシを直接ガンガン。それだけでは驚かない。そば頂上にはネギを50女の乳輪のように。そば通らしく、大音量でズルズルズル。2時頃に行けば見られるかも。(13.3/13)

漫画屋無駄話 其の3519
▼南陀楼綾繁から、一箱古本市に申し込み忘れてないかとの親切なメール。焦って愚妻に連絡すると、5月3日にちゃんと申し込み、返事ももらってると。ホッ!ここで心配になるのが、リストの憎っくき俺の名前さえも見逃してしまう、奴の弱った神経と肉体状態。脳波検査受けた方がいんじゃ?垂れ流し入院は、看護婦さんがどんなに美人で親切でも地獄だし。神保町でタコ多田に遭遇。「ドトール」でわざとコーヒーを2人分運ばせたら、震えで盆をひっくり返しそうに。脳溢血の後遺症は怖いけど、見物する分にゃすげえ面白いな。(13.3/11)

漫画屋無駄話 其の3518
▼アストラの帰りに、さくら通りの洋食屋「げんぱち」ヘ初めて(”ベラボーな印税”で知られる論創社の近所)。今どきランチが1000円(海老フライと牛バラ肉の煮込み)もするのに繁盛している。だが味は俺には全く合わない。海老フライが「ランチョン」に比べて、メダカ並なのは仕方ないとして、生臭かったし牛肉にも旨味を一切感じず。やはり身分相応に「小諸そば」に行くべきだった。ネームデータの校正などを早めにコツコツ。アストラに奥山嬢とは別の美女がおったよ。貧しいがいい職場だなあ。ゴクリ!(13.3/8)

漫画屋無駄話 其の3517
▼素人古本マニア業界では、俺をしのいでダントツの嫌われ者と言うか敵だらけの男、つん堂が夕方不健康顔を。あるブツをこっそり託す(覚醒剤ではない)。中年社長の身で何をしてんだろうね、この男も。u-senみたいなチンピラ賎民ガキと、同じ土俵で戯れられるのが楽しいのか?金持ちの奥様がお菓子やオモチャ持って、スラム街を年に1度訪問するのと、同じような全く違うような。まあどうでもいいが。カイロに次いでマフラーを忘れるようになる。パッチはまだまだまだ。(13.3/7)

漫画屋無駄話 其の3516
▼従来から2人いらっしゃった高崎駅の女性ホームレス。最近まだ家庭の残り香のある新顔が1人。が、また見なくなる。先輩方に縄張り荒らしをとがめられたのか?地下鉄の酔っ払い客からの窃盗グループにも、線ごとにシマが決まってるらしいし。ただよりによって、情け容赦のない空っ風が吹きすさぶ、高崎駅など選ばなくても…。確かに大宮駅あたりじゃ怖くておちおち眠れないだろうが。退屈男と16〜17日のみちくさ市の打ち合わせ方々、”素人古本業界電話無駄話”。奴は50になっても、あの顔のままなんだろうな。(13.3/6)

漫画屋無駄話 其の3515
▼猪瀬”ケツの穴”知事よ、復興を名目にオリンピックを招致するのなら、IOCの幹部には現地福島で、”濃厚な放射能のおもてなし”を敢行するのが筋だ。「コワイノデワタシイキタクアッリマセン!」などと毛唐共が抜かしたら、首になった女子柔道の前監督(現職警官…)に肉弾制裁をかまさせて、神国日本の神髄を教えてやれ。その覚悟もないお前や石原は、鹿島建設や電通の3流幇間に過ぎない。国賊アベシンが愛国者振るのとなすふたつ。確かに愛国心はならず者の最後の拠り所だ。春のいずみコミックスの台割引きを。(13.3/4)

漫画屋無駄話 其の3514
▼「シネマヴェーラ渋谷」もだが、「神保町シアター」にも美人ではあるが無愛想な受付嬢が(モギリ嬢?)。今はどの映画館も彼女らは愛想がいいが、70年代末までは無愛想型が主流。見せてやってるんだ感を全身から発散(化粧や汗の悪臭も)。金を払った側が愛想笑いする始末。役所もそうだった。後者は余りの身入りの良さに、近頃は表面上は謙虚だが。コンビニを筆頭とする、過剰なお客さまは神様風の接客には立腹してる俺。だが、いざ無愛想な姉ちゃんに遭遇すると、竹ベらで厚化粧を皮膚ごとそぎたくなるのも事実。(13.3/1)

漫画屋無駄話 其の3513
▼真っ赤にとんがらしをかける、立ち喰いそば屋の下層客は珍しくない。が、数カ月前に「小諸そば」九段下店で見かけた、半デブ兄ちゃんについて書き忘れてた。20代で引っ越し屋の作業員風ファッション。推定年収220万。かき揚げそばをかっ込んでた男は、異常にマメだ。最初に器を赤く染めるのではなく、一口食べるごとにとんがらしの容器をフリフリフリ。半デブ野郎のオナニー姿を見物させられるよう。すぐ眼をそらしたが、自宅でも同じ事をしてるのなら素晴らしい。立ち喰いそば屋観察趣味は長いが、初めてのタイプ。(13.2/28)

漫画屋無駄話 其の3512
▼毎月コピーの点検に来る、同じ歳のオッサンが春で退職と。まだ学費のかかる子供がおり、トラックの運転手をやるらしい。いいなあ大型免許とかある人は(大変そうだが…)。自慢じゃないが俺は、資格・免許の類いは一切ない。だからエロ本屋になった面も。昔はそれで済んだ。タコ多田も立ち喰いそば屋のモグリの労働資格(?)を持ってたらしいが、脳溢血以降は軽い後遺症のせいもあり、ペーパードライバー状態。強盗や窃盗、けっこう高齢者が”従事”してるんじゃ。公務員のみ狙うネズミ小僧はいないのか?(13.2/27)

漫画屋無駄話 其の3511
▼神保町点景。「八木書店」前で「ブックダイバー」の奥様と遭遇。カートにゴミ出し用ポリバケツをくくり付けて、本漁りしてる若者も。「古書センター」前、最近どこも出店してない週が多い。所場代に見合う売上げがないのだろう。先々週あたりの出店者も散々な結果と見た(毎日通るので想像がつく)。210円を105円にした最終セールも全然減ってなかったし。持ち帰る際のみじめな気持ちは、俺も経験で理解。レジの茶髪の兄ちゃんよ、ただ個人全集類とか、品揃えも神保町の客筋を舐め切っておったよ。(13.2/25)

漫画屋無駄話 其の3510
▼コミガレの手前で爺さんこと北方人老に遭遇。『日本古書通信』他の版元巡りの最中と。さすがは恍惚の売れっ子老人だ。来月の「みちくさ市」についてゴチョゴチョ(3月16日〜17日)。仕事中の爺さんのダンディ振りにはビックリ。古本市じゃ下仁田こんにャく作りの老百姓風ファッションだが、今日は国文科の大学教授風。おみそれしました!(ひょっとして妾宅帰り?)。そのコミガレで、軽くいなされてはいたが、値切ろうとした中年男を目撃。初体験。関西弁じゃなかったな(差別です)。(13.2/22)

漫画屋無駄話 其の3509
▼夕方出勤。物忘れは俺以上のくせに、他人にはやたらせっかちになった、ボケタコ多田にファクスしたり(奴と俺ののPCは相性が悪く文字化けする)、好善信士に女装の件で電話を。癖で夕方でもちゃんとクリーナーをかけた。雑誌バックナンバーの綴じ込み以上に嫌いな作業だが、床は常に清潔を心掛けたい(信号のない大通りでの横断は止めたい)。もう1つの作業は最近放棄。雑誌が1誌しかないのだから、ご丁寧に綴じておく必要もないし。最近90前後とまた血圧が高い。先月までは70〜80だったのに。う〜む。(13.2/21)

漫画屋無駄話 其の3508
▼”店子募集”の方がふさわしい、道路に面したそのボロビルにも、”テナント募集”の白いプレートが斜めに掲げられていた。「古本屋があったなんて、もう誰も思い出さないでしょうね」西荻窪駅北口から同行してくれた退屈男がポツリ。「自殺?」「末期癌の宣告受けた直後だし…。店に1度来てやれば喜んだのに」「飛び込まれたダンプの運ちゃんも気の毒。失恋した美女ならともかく、退職後のにわか古本屋じゃなあ。閻魔様の前でも腕組みしてんだろうな」「またそんなあ」風で落ちたプレートを元に戻し、俺を先に駅へとゆっくり歩き始めた。(13.2/20)

漫画屋無駄話 其の3507
▼みぞれ雨のため神保町通いを休み、「秀栄」(メンマ味噌ラーメン)→「珈琲美学」と、5〜6年前までの不動のコースを2ヵ月振りくらいで。ただ清潔度無視味重視の「秀栄」の客筋は、ほとんどコミガレと重複。初老男は次第に世間の通りの脇道へと身を寄せて行く。こういう場所に必ずいるのが、子供や家庭の香りがゼロの厚化粧おばさん。会社や家族から逃れたオッサンどもには、富士に満開の月見草。コクのある企画ものDVDの、味ぶち壊し映像を打ち消しながら、ラーメンズルズル。血圧を考慮、スープはほとんど残す。(13.2/19)

漫画屋無駄話 其の3506
▼愚妻が所用で上京したので、終了後に下の「まさみ」でディナ−を。俺、定食(コロッケ&アジフライの盛り合せ)、奴は野菜いために味噌汁とご飯。支払いは合計1250円(税+サービス料込み)。つん堂夫婦の晩さんの前菜一皿程度の値段と推測されるが、分をわきまえた初老夫婦はこれで大いに満足。ビンビール付きなら天下を取った気分だった。ここ数日、「神保町シアター」で田中徳三監督作品を続けて。不器用でやぼったいイメージだったが、大いに見直す。脚本の重要さを心得てるのが、昨今の監督との違いだ。(13.2/15)

漫画屋無駄話 其の3505
▼相変わらずのボケ続き。午後一番に「京橋テアトル」の『偽りなき者』の試写会に行ったら、「六本木シネマート」でなのだと。断念。西荻窪の「盛林堂」ヘと進路変更。今度は中野で特快から各駅に乗り換える際に、千葉方面行きの東西線にうっかり乗り落合から引き返す。よくこれで『Mate』やコミックスの法定ミスをしないとため息。「盛林堂」店主、良くお客さんのフォローしてるよ。感心。「買ったらとっとと帰りやがれ!」俺ならマジで言うよ。帰りも西荻駅券売機付近でウロウロ。徘徊老人までもう一歩。(13.2/14)

漫画屋無駄話 其の3504
▼「フィルムセンター」は数年前から、上映前の説教放送を1回から3回に増やした。目安箱に当方の連絡先を書き抗議したが、ナシのつぶて。最近は更に、警備員が荷物を隣席に置くな携帯を使うなと、糞だみ声で2度も指導。すかさず一喝。帰りには受け付けのM職員に、客を余り子供扱いするな。俺たちは映画見物に来てるんで、お役人様に道徳教育されに来てるんじゃねえと強硬に。お気持ちは分かると言ってたが、すぐ改める気はなさそう。科挙にでも通ったと彼等は内心思ってる。だから納税者を”教育”したくなる。うるせえ!!(13.2/13)

漫画屋無駄話 其の3503
▼タコ多田推薦の立ち喰いは並だったが、コミガレがオープン(今週はずっとだろう)。悪くない文庫や雑誌が続々と。その前に寄った品不足の田村に、最近の洋画系パンフが20〜30冊。百科事典・文学全集・美術全集と並ぶ古本屋泣かせの紙クズとして有名だが、前者ほど憎まれないのは体積のお陰か。映画街と同じで邦高洋低。焼却された映画パンフ、特に洋画系のそれは莫大な量だろう(メジャーも単館も無関係な不人気振り)。一方、寅さんや山口百恵もの映画のパンフは1000円前後と。何となく分かるが良くは分からない。(13.2/12)

漫画屋無駄話 其の3502
▼田村は半月ほど超供給不足だが、コミガレには文庫がまた大量に出始めた(とはいえ、退屈男が毎日物色してた頃に比べれば見劣りが…)。ただこの冷え込み、退職&リストラ初老男にはつらいとみえ、程よ〜い混み具合。100円均一のマガジンハウスのスカした雑誌群など早くに廃棄、とっくに廃刊になった20世紀末のサブカル雑誌群の放出を(『漫画ピラニア』や『漫画トレビアン』とかも、時々はさんどいてね)。タコ多田情報に寄れば、田村の並びに出来た立ち喰いそば屋が悪くないと。1度行ってみるか。(13.2/8)

漫画屋無駄話 其の3501
▼昨夜のNCの『花のゆくえ』(’55日活)、お初だと思ってたら既にここで見物済みだった。凡作だが、新珠三千代が津島恵子に彼氏を奪われたと知る際の、お得意の引きつり顔は例によって最高だ(後の喜八版『大菩薩峠』も凄かった)。プログラムに森永製菓のタイアップがとの解説。この年は累計1000人以上の赤ちゃんが死亡したとされる、森永乳業による森永ヒ素ミルク幼児大量殺人事件の年。親会社の森永製菓としては、イメージアップを計りたかったのかも。ボンクラ学芸員よ、事件自体を知ってたかい?(13.2/7)


日刊漫画屋無駄話 其の1〜500
日刊漫画屋無駄話 其の501〜1000
日刊漫画屋無駄話 其の1001〜1500
日刊漫画屋無駄話 其の1501〜2000
日刊漫画屋無駄話 其の2001〜2500
日刊漫画屋無駄話 其の2501〜3000
日刊漫画屋無駄話 其の3001〜3500