OS9とクラシック環境
今の仕事でマックを使っているが、OS9とXの波の頃が一番大変であった。編集をしていて、FinalCutファイをお互いに読まない。ちょっと前に使用したデーターを使うには、OS9起動の環境が必要で年末の大変な時期に入れ替えが行われた事もあり、古いバージョンを使用していた我が家のデーターは、会社で読まなくなった。左右にマックを置いて、ファイルを書き出しては転送していた。本当に地獄だった。一生懸命自宅で作ったファイルが会社で読まないなんて思い出したくもない。My First Apple--私の最初のマックはLC630という68系の最後のマック。ハードディスクがIDEだったのを覚えている。そもそも、ハードディスクなんてどうでも良かったが、回りがIDEだと騒いでいた。外付け用にはSCSI端子も装備されていたので全く困らなかった。Win95にするかマックにするか、そんな時代であった。学生であった事もあり、"アカデミーパック”なる2万円のキャッシュバックがあった。購入価格は9万8千円より後日キャッシュバックにて実質7万8千円。エクセルだけ購入し、ワープロ用として一太郎を購入した。何かの付属で、PhotoshopDXという廉価版がついてきたのだが、最初はこれで十分であった。以降バージョン5,7,CSと使っているがそこまで技量もないので案外5やDXでよかったりもする。DX意外の全ては会社の財産でもあるので、私のではない。G3Yosemite編--世間ではWindows98,2000と移っていったが、マックはLC630のまま。父親がマニアックであったので、併用してWinは使っていたが音楽ソフトのperformerを使うには、やはり630であった。もちろん新しいのを買う金も無ければ買ってくれとも言えないので大切に使っていた。勤めてからもしばらく630とWinを使っていたが、衝撃が走る。見た事もないような形のPCが発売された。Yosemiteだ。とりあえずDVDプレイヤーも持っていなかったので、DVDモデルを買った。使っていて驚いたのは、CapsLockの位置が違う!案外気になるが、3日も使えば違和感がなくなる。 そうだ、最近発売されたアルミニウムキーボードは、Capsの位置がまた変わった。Winとの共通化なのか、昔に戻ったのかは定かではないが使えば3日で慣れるだろう。キーボードも、十字キーが大変よくなった。ちゃんと上下左右に配置されている事が一番喜ばしい。ゲームをやるにも旧キーボードだと上下が横に並んでいる。もちろん、これで慣れていたので何も問題は無いが、友人からは避難が凄かった。音楽ソフトのPerformerもDigitalPerformerに切り替えた。MIDIインターフェイスが使えなくなったのが誤算ではあったが、1024×768の画面はインターフェイス購入以上にうれしかった。訳あって、G3Yosemiteは3年使わないうちに手放してしまった。仕事の部署が変わり、G4を24時間使うような環境になってしまった事、そして家でPCを使いたくなくなった事、いろいろと重なりG3は手放したのだ。G5iMacやMacBookのIntelCoreを使っている今日だが、急にYosemiteが使いたくなった。実際には数千円で売られている匡体だが、たまたまカスタマイズされたG4を1本で購入する機会があり、形も一緒であったのでG4を今年になって購入した。この本文もG4で打ているが、OS9を使っていると、何か昔の苦労した時の事を良い意味で思い出す。表示などはOS-Xになってからかなり優しく上質になったが、漢字Talk7.5からOS8へと変わった事を考えれば十分に優しいOSだ。古くなっても使えるパソコンとして、今後も使っていきたい。仕事ではG5やIntelMacを使うのだが・・・ 家庭ではYoutubeも見れるスペックなので十分でしょう。