パート日記

いつも利用している路線の５駅奥地の駅で降りて、テクテクコースです。
２時に出発して、途中、川の源泉がある公園に立ち寄りました。
大きな池がひょろ長いひょうたんみたいな形で道路を挟んで横たわってます。
散歩をしている人は結構たくさんいました。
写生をしている老婦人や飛び石の間にぺたっと座っておしゃべりしているカップルの間にはのんびりとした時間が流れています。
横断歩道でお座りして待っていたダルメシアンは、よく見ると落ち着き無く、ぐいぐいロープを引っ張って人間を散歩させていました（笑）。
奥さんの車椅子を押していた父と娘は見事な赤い楓の前で立ち止まり、奥さんと娘さんでまず携帯のカメラで写真を撮り、その次は父が横に立ってまたせのびーるで撮っていました。
実は「ほう、綺麗だね」と立ち止まった時、「これを頼む」と車椅子の指し示した父を見て、娘さんが「お母さんをこれ呼ばわりは無いわよね」とやんわりと母に告げ口。
父は少し困ったように笑って、それでも仲のよさがにじみ出ていた。

でも、人よりも元気が良かったのは、実は公園にいた鴨の大群さんたちでした。
私は天気のいい日は猫に会えると期待して、ポケットにドライフードを忍ばせて出かけます。皮肉なことに、用意した日は出会えず、忘れた日に限っていっぱい見かけたりするんですが。
今日も出会えたのは、公園の柵越しにいた丸々と太った雄猫君、一匹。最初見かけた時は木の根元で必死に何かを食べていて顔も上げてくれません。食べ終えるのを待って、声をかけると、一声も鳴かないけれど、愛想は抜群。
恰幅の良さからすると、この辺のボス猫なのかもしれません。