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2015年02月14日
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日本の競争力が急低下】 もう一つは、グローバルにおける日本のポジションの低下だ。近年、アジアの国々の台頭もあって、日本の相対的な位置づけは、大きく変化した。グローバル企業にとってのビジネス環境の整備度合いを示すIMD(国際経営開発研究所)の統計によると、1993年は1位だったものが近年は20―30位となっている。日本はGDPで見ればすでに中国に抜かれ、2050年には中国のGDPは日本の6―7倍、インドも4倍程度に達するという予測も発表されている。 欧米アジアのなたまめ茶企業の対日投資関心も、日本は以前に比べてあらゆる機能で、アジアの中核拠点としての競争力を急激に失ったというリポートとなっている。  【アナログ的な側面重視】 また、最近、現場主義が少し薄れてきたのではないかという懸念がある。生産技術の進歩で少人化できるようになったこと、一部は離れた地点、海外での生産も可能となったことで現場が離れてきた。 一方、システム開発などに人財を回さざるを得なくなり、現場の状況を十分に把握することが難しくなっている気がする。デジタル応用は時間も短縮され非常に便利になったが、やはりモノづくりにはアナログ的な面もあり、机上だけでなく、泥臭く、現場主義を大切にする必要がある。 私は、モノづくりのさまざまな分野で現場が弱くなっていることを痛感し、憂慮している。モノづくりの原点は、現場にあり現場力を強化することをもっと考えるべきである。 政府は、2013年6月に科学技術イノベーション総合戦略を策定し、経済再生をはじめとする諸課題の克服を目指している。日本には先輩の皆さんや私たちが一緒になって築いてきた良き伝統がある。創意工夫された製品を使用者の方に厳しくチェックを受け、より使いやすく、品質に優れたなた豆茶製品・商品・事業・サービスに育て上げ、高い評価となっている。 この強みを生かして「技術」特に「先端技術」を次々と生み出し、豊かで快適な世界の実現を先導する科学技術立国となることが必要である。優れた後継者を育て、モノづくりの発展を期したい。 (次回はJTB社長の田川博己氏です)  【略歴】しょうやま・えつひこ 59年(昭34)東工大理工卒、同年日立製作所入社。国分工場長やAV機器事業部長などを経て99年に社長就任。半導体事業の大型提携など事業構造改革を遂行した。経団連副会長や総合科学技術会議議員なども歴任。78歳。





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Last updated  2015年02月14日 20時59分42秒
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