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「海外では日本的なものがウケる」という話を知り合いの人から聞いたことがある。そのため「海外の人にちょっとした御礼をするときのために折り紙を持っていき、その場で折ってプレゼントすると喜ぶ」と。一日目に私が折った折鶴も、それを覚えていてやってみたことなのですが。 さて、宿泊先からバスで少し移動したところに、日本食のお店があるという 情報を入手していたので、今日はその日本食(寿司)のお店を訪れてみた。 店内には書道の作品、浮世絵、着物などが壁に掛けられてあり、 日本的な空間を演出してある。傘を逆さに吊るした照明が特に面白い。 サンフランシスコ空港内にも何店か日本食の店があったし、 十分にアメリカに浸透しているのだろうと思うが、 12時の時点で店内に私以外の客は一組しかいなかった。 これはおそらく料理の値段の問題だろう。高いのだ。 にぎりが2貫で、どの種類もだいたい 5 ドルを下らない。 となると、寿司はこっちではけっこうな贅沢、ご馳走の部類になりますか。 日本だと回転すし等が気軽に入れるような価格を提供しているけれど。 高価格の理由は、材料を安価で確保できない、または 日本食そのものが半分ブランド化しているという可能性が考えられるけれど、 んー、後者かなー? ここでは、この価格で通ってしまえるのではないか。 この値付けの寿司だけでは客が来ないということだろうか、にぎり寿司以外にも丼モノが置いてありまして、コッチのほうはどれも一杯 6 ドル程度で食べられる。 あと、日本食の店だけあって、日本酒が揃ってま。「鬼殺し」とか「北の誉れ」等値段の高いやつが色々。逆に「国の長」のような安いのもありました。 せっかく来たので、寿司盛り合わせの「 Matsu 」コースを選びました。 (他に「 Take 」、「 Ume 」コースもある。「 Matsu 」が一番安い) 料理ができる前に味噌汁が運ばれてくる。一週間程度だとはいえ、 用意されてる『箸』が懐かしかったりする。 味噌汁の味は、日本の味噌汁の味でして、特別濃かったり、変なものが 入ってたりはしない。少し感心する。 (余談ですが、日本のインストタント味噌汁って美味しくないですよね。 妙に味が濃いくて。) で、にぎりが来るんですが…。 サンフランシスコ空港で見かけたときから思ってたのですが、 なんでこっちの寿司って、海苔の外にご飯が巻いてあるんでしょうか? 強くつかむと、外がご飯だから崩れちゃうんですよね。 納得しないまま、食べてみる。 味は…、普通だ。日本の寿司と同じ。 巻き寿司のほうは、一部に具としてアボガドが入ってるのと、 外にご飯がある以外はまともです。アボガドに関しても寿司の味を壊してない。 ニギリは、写真中央左に写っているのが変わったニギリなのですが、 これはたぶん日本でいうヅケで、味がついているのです。 上に載っているのは同じく味付けされたタマネギ。 このタマネギが異常に辛い。味付けの醤油だけの辛さではないと思うのですが、むちゃ辛い。他の生系のニギリは日本的なニギリの味でした。 あと脇にあるガリ。これもむちゃくちゃ辛い。日本のより辛い。ガリとヅケの味付け、そして盛り付けてあるワサビがこれまた多いところからして、アメリカ人はこういう味付けを好むのでしょうか。もしくは、他の普通の寿司の味と、この辛いやつを交互に食べて楽しむのか。 一部の味付けが特徴的だったとはいえ、全体的には普通のお寿司がアメリカで食べられました。もっと変なものがでてくるんじゃないかと思っていたんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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