ボウリング
家族3人でボウリングに行った。娘は数日前からボウリングがしたいと言っていた。先月、草野球リーグの懇親会で家族ボウリング大会があり、その時に投げて楽しかったらしい。娘にとってはこれが3度目のボウリングだ。私は野球はへたくそだが、ボウリングは長くやってるのでそこそこ上手い。私が初めてボウリングをしたのは小学校に上がる前だった。ちょうど中山律子プロなどの影響でボウリングブームだった昭和40年代後半で、両親と姉と兄、全員でボウリングをやっていた。その頃はスコアは手書きで、もちろんスコアの計算も自分たちでしなければならなかった。ボウリングのスコアの計算がわからない大人も多い中、幼い私がスコアを付けていたので、周りの客が驚いて覗きに来ていたらしい。当時は今とは違ってボウリングをする子供なんて非常に少なかったので、貸しシューズも21CM以上しかなく、私はスリッパを履いて投げていた。最近は年に2、3回しかやらないが、それでもアベレージ150はキープしている。私の自慢話はこのぐらいにして、今日はガターの無いファミリーレーンで投げることができた。娘は物凄くやる気満々で、イスに座って悠長に待ってはいられないようで、ボール置き場所で自分のボールに手を置いたまま投球順が来るのを待っていた。当然ながら6歳児の投げるボールはなかなか真っ直ぐに進まず、ピンに当たっても少ししか倒れてくれなかった。それでもやる気を失うことも無く、少しでも早く、そして少しでも多く投げたい様子だった。きっと30数年前の私もこうだったのだろう。娘は家でゲームを一緒にすると、自分の思い通りにならないと直ぐにやる気をなくしたり、すねたりするのに、えらい違いだ。妻は2ゲームを投げたところで止めたが、娘は3ゲームを投げきった。残念ながら娘はストライクもスペアもとれなかったが、大満足の表情だった。会計に行くと、今日はたまたま家族の日だとかで1ゲームが250円だったので、2,000円しか請求されなかった。これだけ娘が喜ぶんなら、毎月1回はボウリングに行ってもいいな。でも貸しシューズ代300円がもったいないから、妻も誘ってマイシューズを買おうかな?