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カテゴリ:電子工作
秋月八潮に行ってみる。12V バッテリーメーターを見かける。1 個 100 円、直流抵抗は 653Ω、端子電圧 100mV で目盛 10 振れる様な作りだと思われる。
分かりやすいメーカー名、型名などの表記は無し。メーター背面に SEW と金型で付いた文字が読めるだけだ。 振るとカタカタと音がする個体が有った。アルミの文字盤が剥がれていた。カバーは透明テープで固定されているので、文字盤を付け直したり、デザインを変えるのは簡単だ。 大きさは 55 x 47 mm、振れ方向は逆だ。文字の書かれ方からして、上側にコイル部、下側に針を向ける取り付けなのだろう。以降の測定では文字盤を水平にしている。指示値が低い範囲で振れが小さめなのは、引力による引っ張りが無いのが理由かもしれない。 簡易に素性を測定すると直流抵抗は 653Ω、端子電圧 94.4mV で針は 9 付近を指した。大よそ 1div/10mV を目標に作られたメーターだと思われる。Full Scale 16V で使うなら 653Ω x 99 = 64.647kΩ を直列にする。51kΩ + 半固定 20kΩ で構成かな。 目盛りは等間隔ではない。端子電圧と針の振れ(目盛り)は一致しているのだろうか?針の位置を目盛に合わせ、端子電圧を読んでみる。 グラフにしてみると針が指示した目盛り位置と端子電圧の関係はおおよそ直線的になった。 次はグラフをプロットするのに使った数値だ。端子電圧を上昇させながら 1 回と、下降させながら 1 回の 2 回測定して平均を出している。
端子電圧が 120mV 未満の範囲では 1div/10mV に対して、振れが小さくなる傾向にある。目盛り盤にある CHARGE/SAFE の意図を考えると、CHAGE 範囲なら「要充電」という情報で十分かも。 ラジケーター 1 個と抵抗 1 個で 2 次電池の状態が分ったのは昭和の時代だよなぁ。今時は画面右上の電池アイコンでもっと簡単? 背後に膨大な回路とプログラムが動いているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.23 11:19:36
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