着物好き集まれ！花がたみ着付教室

[伝えたい事] カテゴリの記事

全17件 (17件中 1-17件目)

1

• 

  2017年も宜しくお願い申し上げます。群馬県高崎市の着付け教室から

  群馬県高崎市の着物の着付け教室・花がたみ着付教室の関係者の皆様、お弟子さんや卒業生の皆様、2017年も皆様にとって良いお年となりますようこの場をお借りして心より祈念申し上げます。和装には、年齢や用途、季節になどにより細かな決まり事がございます。単に和服を着れば誰かに褒めてもらえる、誰かに自慢できるという程度では和装を学んだとは誠に恥ずかしい事だと思っていただきたいと思います。伝統文化と言う物は大変奥深いからこそ、学ぶ価値があると考えながら今日まで生涯精進の志で元気に過ごして参りました事を大変有り難く思っております。来る2017年も、この志をお伝えするべく努力して参りたいと存じますので、少しでも共感いただける方は是非、ご入会下さい。楽しく、安心の良心的料金制度、少人数制個人指導、伝統的な技術のお教室です。群馬県高崎市飯塚町1766花がたみ着付教室℡027-361-5696

  2016年12月31日

  コメント(0)

• 

  富岡製糸場世界遺産登録決定

  私たちの故郷である群馬県の中から、富岡製市場が世界遺産に登録されることが決定致しました。特徴ある資源や自然環境の無い地域で、一つの工場が多くの方々に注目されるようになると言うことは、本当に日本人が昔から得意とする「物作りを大切にする心」をご理解いただいたのではないかと思っています。昭和30年代くらいまでは、群馬県内の多くの農家で養蚕を行っておりました。農家のお宅に伺うと必ずくらいお蚕が居て、子供の頃から遊びながら餌となる桑を取ったり、お蚕に餌をあげたりした思い出のある方も、少なくないと思います。「お蚕さん」と呼ばれるように、どのお宅でも大事に育て、その命の恵みである絹織物は世代を超えて受け継がれる物でありました。今回、日本の伝統工芸とフランスの技術、そこに働いていた数多くの方々の努力、世界遺産登録に向けて尽力した方々や地元の支援者の方々の願いが、長い年月を超えて一つになって、あらためて絹というものを若い方々にも紹介する大きなステージへと実を結んだのではないかと、心より祝福申し上げます。 花がたみ着付教室は、富岡製糸場を愛する会の方からお誘いをいただきまして、今年の春のイベントではお弟子さんたちと着物ファッションショーに参加させていただいたご縁がございます。工場跡は勿論、敷地内の桜の花も大変みごとに咲き誇っていた季節でもあり、楽しい一日を過ごしました。秋になったら、又、着物を着てお教室の皆さんと、ゆっくり訪れたいと、お稽古中もお話していた矢先の世界遺産登録決定でした。皆さんも、是非、富岡製糸場を訪れてみてはいかがでしょうか。 花がたみ着付教室では、着物を上手に着られるようになったら、県内の着物に関するイベントや展示、講演会などに皆さんで参加する機会を設けております。和装で実際に外出して、着心地や着崩れやすい箇所をご自分で体験していただいたり、和装での所作を身につけたり、着物に関する歴史や図柄などの知識を勉強していただきたいからです。お忙しい日常の中でも、時々、こういった機会があると気分も一転して、新しいご自分を発見なさったり、心が豊かになり日頃の生活も違って感じるとおっしゃる方も多く、大変好評です。私共の願いは、単に着物の着方を習う事ではなくて、着物を通じて学んだ和の心を日常生活に活用して、自然や与えられた現在のご自分の環境を大切に思い、前向きで心豊かな日々を過ごしていただきたいと言う事です。今年こそは和服で、何か今まで体験した事のない場所やイベントに参加してみたいとお考えの方、是非、花がたみ着付教室にご入会下さい。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2014年06月23日

  コメント(0)

• 

  日本の伝統文化で心を豊かに

  着付け教室をしておりますので、より良い社会を作っていきたいと思いましても、着物のことでしかお役に立てることは無いのですが、和装にまつわる自分が着たい物を着るのではなくて、他の人に失礼の無いように着る、喜んでいただく為に着るという昔ながらの奥ゆかしい日本の真心を益々、大切にしていかなければ。。と強く思います。相手の喜びを持って自分の喜びとする真心、何が具体的に役に立つということではなくて、真心を持った存在、命そのものに価値があるという事。今どき、着物なんて。。。箪笥の肥やしなだけ。。。無駄だ。などというご意見も多い合理主義の風潮の多い中で、やはり美しい物、手作りの職人の息吹が入った物を愛でる心の豊かさも必要なのではないかと思うのです。私事で申しますと、嫌な事や悲しい事に遭遇しても自分の着物や帯を整理しているうちに、数々の思い出がよみがえってきたり、美しい物、手の込んだ創作の苦労を思い起こすことにより、アロマテラピーやカウンセリングなどで他人に恥をさらさなくてもストレスが解消できたり、自然に前向きに考えられることがございます。着物に限らず、和の文化にはそういった精神を豊かに前向きに育て上げる力があるのではないでしょうか？何か悩み事などにぶつかった時、ご自分の好みに合う和の習い事を見つけてみてはいかがでしょうか？https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2008年06月01日

  コメント(0)

• 

  手描き友禅の展示会ご案内

  花がたみ着付教室の学院長が忙しい日程の中、何とか習わせていただいている手描き友禅の有馬国雄師匠の展示会が4月29日から豊橋市で開催です。下絵、色止め、色塗りなど全ての工程を手描きで行う本友禅の美しい作品を是非、お近くの方は足を運んでご覧下さい。2008年4月29日から5月4日　9:00から6:00まで　（月曜定休）豊橋市馬見塚町1250　ギャラリー茶房　田園　Phone/FAX　0532-33-5955有馬国雄氏のご紹介本格的な美術のご出身を基盤としながら、ジョギング、マラソン、茶道を趣味とし、現在、友禅の技術、創作意欲、体力、気力と充実していらっしゃる有馬氏は、１００％手描きの本友禅の工程をお弟子さんを使わずに、ご自分一人で描いていらっしゃる数少ない中のお一人。お客様のご要望に沿った図柄を、お客様、お一人、お一人にちなんだオリジナル作品にしたいと、あえて「職人」と呼んで下さいとおっしゃる有馬氏ですが、若い頃から各界の著名人や女優さんなどが着用した着物や帯を描いていらっしゃいます。明るいお人柄が作品にも表れて、日本の伝統美と共にエネルギーを感じる方も多いのではないでしょうか。作品作りの拠点は赤木山麓の自然の中、工房と友禅のお教室を主宰していらっしゃいます。縁起の良いうさぎとひょうたんのタペストリーで福を呼びましょう。有馬国雄手描き友禅タペストリー

  2008年04月02日

  コメント(0)

• 

  主婦の友の思い出

  主婦の友という雑誌が休刊に。。。というニュースを耳にして寂しく思っています。昭和30年代から50年くらまでは、多くの主婦が「主婦の友」「主婦と生活」というような婦人月刊誌を読んでいました。今のように交通の便が良いわけではなく、インターネットや携帯電話も無い時代にお嫁に行って一家を預かる主婦と言う立場になった時、実家のお母さんに気軽に聞く手段も無かったりすると（当時は家によっては電話も無かったのですよ）本当に主婦の友のような雑誌が頼りだったわけです。お祝いや弔問の仕方、熨斗の書き方、季語の使い方、季節の物を使ったお料理、家庭内での行事の祝い方、お花の生け方、お菓子の作り方、手芸の紹介、お掃除について、美容について、服装の常識、子育てについて、妊娠、出産の注意や婦人病についてなど結婚して3年くらい毎月必ず購読していると女性として、主婦として、母としての常識、心得、マナーなどが現在のようにカルチャースクールに通ったりしなくても、一通り身に付くようになっていました。時には平均的な家庭の結婚式のお祝いにはいくらくらいが妥当か？などの具体的な数字もあったり、ご近所からお祝いをいただいた時の御礼の仕方なども掲載されていましたので、現在のように空気読めない、格差があるなんていう事は、あまり考えないで人間関係もスムースだったように思います。季節の着物や保管、お手入れの仕方などが掲載されていたりしましたので、花がたみ着付教室のお弟子さん達にも、着物に限らず様々なご質問があったりすると昔は「主婦の友」をおススメしていました。読者のご要望も多様化したり、専門化しているので何十年も同じ雑誌を出版することは難しいのかもしれませんが行事やマナーを大切にする心が薄れつつある今だからこそ、このような雑誌を振り返り、当時の暮らしや主婦としての心構えを見直す必要があるのかもしれないと思ったり致します。月刊誌は休刊ですが、主婦の友社ではお料理の本をはじめ、まだまだ日常的に参考になる本が出版されていますので、参考にされてはいかがでしょう。【主婦の友社】　はじめてあむ。1日であむ。　棒針あみマフラー、帽子＋小もの【絵本】こんにちは　あかちゃん　（主婦の友社）　％OFF【新品】［本］ 決定版冠婚葬祭マナー事典伝統のしきた / 主婦の友社編【新品】［本］ 子どもの結婚で親が読む本 / 主婦の友社編◆花色レッスン＆コーディネートBOOK　主婦の友社群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2008年02月15日

  コメント(0)

• 

  和装離れと格差社会

  群馬の田舎町で着付けの仕事をしている人間にもメディアの「格差社会」「下流社会」「セレブ」などと人々の暮らしぶりを他人やメディアが取り上げて評価するというようなことを耳にすることが多くなりました。物質的なことが先行し、真心が置いてきぼりになるようで寂しい気も致します。しかし、良く考えると昔のほうが「格差」は格段にもっと大きくありました。何が今と違うかと申しますと、もしかしたら、和装離れと格差社会と言う言葉が平行して社会に進んできたように着物に携わりながら感じることがございます。日本人の心の尊さ、奥ゆかしさの中に裕福であっても裕福ぶらない、貧困にあっても貧困を見せない万人に共通した心意気というのが昔はあったのです。例えば着物世界で申しますと裕福だからと言っていつも最上級の訪問着を着ているわけではない。紬や絣のように地味な物を用途に合わせてさりげなく着ることにより「格差」が目立ち難い。貧困にあっても、女の子が嫁ぎ先で最低限着る物に困らないように年頃になったら徐々に着物や帯を揃えて行くので、いざという時の公の場では多少品質の違いはあれど「格差」がわかりにくい、きちんとした装いをする。又、装いを揃えることにより金品の違いではなくて目に見えない無形の上品さ、お育ちの良さ、その家に伝わる文化というものに敬意を表したものでした。女性の社会進出が進み、和装離れが進むにつれてブランドのバッグを持っている、ジュエリーを持っている、カリスマ美容師に髪型をみてもらっている、流行の服装をしているなど。。。格差が見た目にも実にわかりやすくなってしまった。多くの女性が最新のデザイナー物やモデルさんが着ているファッションに憧れ、目指すようになったのは大変良いことなのですが、度を越えてしまって皆が同じブランドで揃えていないといじめにあったり、流行の激しい洋装の世界での競い合いのような事が中高生の中でも盛んになり過ぎてしまい、いつしか奥ゆかしさを置き去りにしてきてしまったように思うのです。私達日本の女性は、もう一度、和装でも、洋装でも、おしゃれを通しても奥ゆかしさと他を尊重する心を見直して「心の美しい女性」を目指し、格差があろうと無かろうと、明るく日々を過ごしていけるように志を持たなければと思うのです。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2008年02月10日

  コメント(0)

• 

  着物とLove

  着付け教室と着付師の仕事を長年させていただいて、嬉しく思うのは着付師の仕事はいつも願いと共にあるということです。特別な信仰や思想があるわけではないですが、お宮参り、七五三、成人式、卒業式、結婚式など多くの方々の人生の節目の場面で「お幸せに」「お健やかに」と願う心が、関わり合ったお弟子さん、お客様、お一人、お一人に対して生まれてくる心の喜びです。お悔やみの場合でも喪服の着付をさせていただいた際には、故人のご冥福を祈る、何かのご縁でたまたま、ご親族の着付けをすることになっただけとは思いますが、自然に魂が安らかであって欲しい。ご遺族様がお力を落とし過ぎずに力強く歩んで行っていただきたいと願う気持ちが生まれてくることに、この仕事の目に見えない意義を感じます。お嫁さんの着付けは、お稽古でも華やいだ気持ちになり今までの沢山の願いが思い出されます。新婚旅行やお子さんの写真を送っていただいたりすると、懐かしく思いだしますね。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2007年10月22日

  コメント(0)

• 

  着付けを通して多くの方と知り合って

  群馬県高崎市の着物の着付け教室・花がたみ着付教室の学院長は70歳を過ぎて今も精力的に着付けのお仕事に取り組んでいます。着付けのお仕事の楽しさは、着付を通して多くの方にお会いする、そしてその方々のお祝いの時、喜びの時、お悲しみの時の一瞬を共有し、共に幸せを願ったり、悲しんだり、励ましたり出来ることです。このお仕事をしなければ一生出会うことの無いはずの遠方の方、自分の孫くらいの年齢の方とも着付けというお仕事を通して偶然に出会い、その方のお幸せを願うことができることは嬉しい事です。お客様、お弟子さんのお一人、お一人に心を寄せ、お幸せを願いながら、何だか逆にパワーをもらうことがあったり、あの方があの若さでこんなに着物を愛しているのだから自分も。。。と、励みになったりすることもあります。本当に一期一会の出会いだけの方も多くいらっしゃいますが、常に気持ちは同じ。。。ご縁があってお会いした方は皆、前向きに日々を送っていただきたいとパワーを送りながら着付をさせていただいております。花がたみ着付教室にいらした方は、皆、元気に過ごせますように。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2007年08月14日

  コメント(0)

• 

  振袖のパワー

  絹はお蚕さんの命の犠牲により出来た布地です。さなぎのこれから成虫になる生まれ変わりの大きなエネルギーをいただいて力強く、前向きに生きなくちゃという気持ちで振袖を着て下さい。高価な着物、低価格の着物、代々伝わっている着物、貸衣装、色々あると思いますが、貸衣装だから粗末にして良い、高かったから大事にするということだけでは無いのです。安くても高くても自分の着物でも他人の着物でも、絹である限り同じように生命のエネルギーを持った物です。生命のエネルギーの上に、様々な職人さん、業者さん、お針子さんなどの願い「これを着る方が幸せになってくれますように。」という願い、そしてご両親をはじめ、身近な方々の無事に成人式を迎えられて本当に良かったという気持ちがこもっているのが成人式の着物です。ですから、振袖を着たら多くのパワーや願いをもらって今日から生まれ変わったような気持ちで過去の失敗や苦い経験を苦にせず、新しく「幸せにならなくちゃ」という気持ちを持っていただきたいと願っています。昔の日本人の暮らしの中には、お婆ちゃんなどがいつも一緒に居て、今のように占いやカウンセリングなどは無くてもちゃんとこういう事を日ごろの生活の中で聞きながら暮らしていました。心は今よりもずっと豊かに希望を持っていたのかも知れません。最近は呉服屋さんであわただしく振袖一式を選び、あわただしくスケジュールに追われ、なかなかそんな事をじっくり考える余裕が無い方が多いようですが、着物や帯に込められたエネルギーや願いというものに何ら変わりはありません。振袖というのはそういう意味で、縁起の良い物なのだという事を忘れないで長い人生の中には苦労もありますが「ああ、あの成人の日にそういえばパワーをもらったんだ。」と時々思い出していただけたらなあと思っています。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696

  2007年01月07日

  コメント(0)

• 

  着物はお蚕の命をもらって出来た物

  着物にご興味無い方の発言で「着物はめんどくさいからタンスの肥やしになっている」と言う言葉を聞きますが、この何気ない言葉に重大な心を貧相にしていく要素が隠されているように思います。着物は主にシルクで出来ており、どんなタンスの肥やしでもお蚕の命の犠牲の上に、その命をもらって生地になっている物です。例えば子供の間で命の大切さを失っている。あるいは命の大切さを学校では教えられないなどと言われて久しいですが、こういった些細な何気ない発言から子供は命の大切さや自然の摂理を学んでいくのです。更に、着物の織り、染め、刺繍、友禅などの技術は職人さんの手作業で一つ一つ思いがこもった物です。おめでたい柄などをデザインし手で長い時間をかけて作業をしながら「これを着る方はどんな方だろう？幸せになってもらいたいなあ。」と思いながら作っているに違いないのです。そして、一針、一針、手縫いであればそこに縫った方の気持ち、思いやり、ご努力が込められています。そういった手作りの着物を「めんどうくさい」などと言って何年も目にする機会も無く、ほったらかしていたのでは心は豊かになりません。なかなか多忙で着る機会が無い場合でも、一年に一度くらいは虫干しをして部屋に広げたり、出してみて、お子さんやお孫さんに着物の尊さ、人々の手の込んだ技巧やそれに対する思いなどを教えてあげることこそ年配者のやるべきことだと思うのです。「人は一人では生きていけない」という言葉を聞くと「他人に迷惑をかけていないから」などと反論する人が多い寂しい世の中ですが、他人に迷惑をかけるとか、手をわずらわせることだけではなくて、例えば美しい着物を着るのにもお蚕の命と多くの方々のお陰で自分の手に入るのだという事を考えれば、深い意味も理解できるというものです。是非、たまに着物を見てご家族でその着物にまつわる色々な会話を楽しんでみて下さい。日本人の心に脈々と流れる素敵な豊かな心を感じることができるでしょう。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年12月02日

  コメント(0)

• 

  お天道様で思い出しました

  自分で書いたすぐ前の日記で「真面目に生きていればお天道様が見ている」という言葉を書いて自分でも思い出しましたが、お天道様が見ているというのは、わかりやすく言うと「すぐに結果がでなくても気にする事ないよ。必ずいつの日か報われることがあるから」という事です。最近30代から40代の花がたみ着付教室のお弟子さんの中で、人生の節目なのでしょうか女性として、仕事や子育ての壁にぶつかって悩んでいる方が多いです。皆さんにアドバイスできることは、コツコツと真面目に行きましょう。ということです。他人より何か秀でなくてはとか、争わなくてはなどと考える必要は人生には無いのです。与えられた環境で出来る限りの努力を惜しまずに、ずるいことや目先の利益だけを考えたり、嘘をついたり、人をだましたり、法律を破ったりしないで、生きていれば本当に「これで良かった」と、ご自分で納得できる日が必ず来ると思います。お仕事や家庭で行き詰った時は、お稽古事に打ち込む最大のチャンスでもあります。その為に、どんなことがあっても長く続けられるように一回千円でお教えしているわけですから、その気持ちをご理解いただき、一生懸命お稽古していただきたいと思います。自分に特技ができると、心にも余裕ができて新たな考え方が生まれてくるかもしれないです。着物には自分も他人も幸せにする力がありますから、気分転換に着物を着て出かけてみるのも良いでしょう。花がたみ着付教室にかかわった全ての人々が明るく前向きに暮らしていけますように。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年10月13日

  コメント(0)

• 

  花がたみ着付教室の気持ち

  花がたみ着付教室で心配しているのは、あまりにも着付け教室がお稽古事として高い授業料、教材も何十万円もの着物や帯を呉服屋さんと提携するだけならまだしも、信販会社やクレジット会社まで一緒になって、高額な物を購入していただくシステムが技術より先になってしまっては、着物の文化が廃れていく、着物を着たいと思う人は本当に一部の方になりはしないかと。着付けイコール「習い事商法」のようなイメージを多くの方が持たれては、真面目に着物を愛し、和装を通して日本人の優しさ、きめ細かさ、奥ゆかしさを伝えたいと考えている良心的な多くの着付けの先生方、お弟子さん、呉服屋さんまでが、疑いの眼で見られるようになってしまいはしないかという懸念です。お弟子さんのほうも「もらい物だから」「リサイクルで安かったから」とお稽古中に着物を粗末に扱う傾向も否めません。高価な物を苦労して手に入れないと、大切に扱うと言う事を学べなくなってきている事も事実です。お稽古で、物を粗末に扱う癖がついてしまうと実際にお仕事に付いたりした時、人前で脱ぎ着する機会があった時に急に直せるものではありません。受講料も高ければもったいないから休まない、体調も整える。安いからいつでも休んでもいいや。いい加減でいいや。と思ってしまわれると、せっかくの真心が裏目に出て「高いほうがお弟子さんの為にもなるのかしら？」と残念に思う事もあります。それでも低料金で着せる、教える「花がたみ着付教室」の和の心をご理解いただけるようにと願っております。出来る限り料金の値上げはしないで、お弟子さんやお客様、お一人、お一人のご予算や技術、ご希望に合わせて無理なく和装に親しんでいただけるよう努力して参りたいと思います。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年10月04日

  コメント(0)

• 

  和装を通して心の美人

  和装について考えるとき、自然に先人達の技術、伝統、そこに至るまでのプロセスなどを思い、日本の文化の繊細さや美しさを感じる方も多いことでしょう。和装を通して、文化の大切さに気づいた時、日本の文化だけではなく、他国の文化や民族衣装についても、その手間や生活の知恵から来た伝統に思いを馳せることも出来るようになります。私は、このちょっとした気持ちが「他国を尊重する」「自国を大切に思う」という事につながるように思っています。新聞などでは盛んに「愛国心」の文字が横行していますが、そんな大げさに考えることではなく、たまたま和装に携わっていると、和装を通して考えることがありますが、何でもその方のご興味ある事で、思いを馳せるという日常的な気持ちが人々の心を豊かにするのではないかと考えます。スポーツ、料理、仕事、植物、絵画、演芸、建築物など、何でも自分の好きなことで、考えるきっかけは良いと思います。自分が好きな物を他国の人も大切にしている、似たような文化や気持ちの流れが他国にもあるのではないか。という気づきから自然に他国を尊重し、自国にも誇りを持つ心が自分の中にもあるのかもしれないとなんとなく感じる。そんな些細な気持ちを多くの人が持てたらいいなあ。そんな風に考えています。和装の心は自分だけ綺麗になって喜ぶという自分勝手なものではありません。訪問相手やお会いする方々に自分の気持ちを表したい、心を伝えたい、そんな気持ちで選ぶと心の着物美人になれるでしょう。見る人、周囲の人にも気遣い、伝統を重んじ、他を敬う心の美人を和装から得ていただけたらいいなあ。と日々願っておりますし、自分自身もそう有りたいと思っています。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年06月08日

  コメント(0)

• 

  他人の着物の値踏みは失礼

  和服に対する限りないご興味が着物や織、染めの種類も覚えますし、色あわせも覚えるので、他の方の着方を参考にされるというのも非常に良い事です。しかし、初めてお会いした方の着物を見て褒めもせずにいきなり「高そう」などというコメントはいただけません。着物は高価な物が多いですから、こんな素晴らしい着物はおいくらくらいするのかしら？自分にも買えるかしら？などという疑問はわかりますが、マナーがありますので、他人の持ち物を声に出して「高そう」などと言うのは失礼ではないでしょうか。「良い着物ですね。」「手の込んだ作りですね。」「お綺麗ですね。」などと声をかけるのは良いですが、他人の物を値踏みする必要はありません。品物を見る目が育ってくると、聞かなくてもおのずとおよその価格はわかるものですが、それも「私、知ってるでしょ」「知識があるでしょ」と言わんばかりに口にするのもマナー違反です。着物の価値観は、伝統、手仕事、希少価値、柄や素材の格、用途、願いや思いやり、購入した時の思い出、着た時の家族や知人との思い出などを含む総合した個々の独特の価値観がございます。例えば親子三代で、縫いなおしたり染め変えたりしてお召しになっているという場合は、お金には変えられないその方の価値が有ったり、何代もに渡って着ているからこそ出てくる色合いや風合いという事もあるでしょう。単に品物の価格が高かったから良いとか悪いという事だけで他人が判断することは出来ないということをご理解いただけたら、着物に携わる者としては大変嬉しく思います。習い事をしたら、マナーや心も学んで欲しいと思います。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年03月22日

  コメント(2)

• 

  運気の無かった方も着物で心機一転

  多くの方が、振袖や着物を着る事により晴れやかな気持ちになるようです。晴れ着という言葉もございますように、人生の節目や記念日などに着物を着る方も多いでしょう。着物を着たことにより、普段あまり褒められた経験も無かったが多くの方に褒めてもらって自信が付いた。「こんな晴れやかな日も人生にはあるのかと思って前向きになった。」などというお声を聞くと着物に携わる者としては嬉しくなります。ニート、ひきこもり、病気、怪我などあまり運気がなかった過去と自分を断ち切りたい方、個人的な理由で成人式や卒業式に出席できなかったけれど写真くらいは撮りたい、スタジオや美容院に行く勇気や元気は無いけれどせめて自宅でも良いから、ご家族に着物姿を見せたい、ご家族と記念写真くらいは撮りたいという方も、花がたみ着付教室は、いつでも着付けのお仕事をお受けしてお手伝いしています。着物を着ることにより、何か明るい気持ちになってもらえたら、着物を着るという事そのものが、何かの目標になってもらえたら。。。そんな気持ちです。着物にはお蚕が成虫になる前の生命のエネルギー、数多くの工程での其々の職人さん達の努力や願い、仕事に対する魂、染料に含まれた植物などのエネルギー、お針子さんの一針、一針の思いなど多くの幸せをもたらす要素が凝縮されているように思います。工房などを訪れたことのある方は、ご存じかもしれませんが本当に気の遠くなるような細かい作業の積み重ねによって着物というものは出来るものだからです。その中で、皆さんが「良い着物に仕上がって欲しい」「これをどんな方がお召しになるのか」「これを着た方がお幸せであるように」などと思いながら仕上げています。日本が誇る本当の手作りの心です。図柄の中にも縁起の良い柄、格調の高い幸せをもたらすとされているおめでたい柄が、訪問着や振り袖などのフォーマルな着物や帯に描かれている事も多いのです。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年03月19日

  コメント(0)

• 

  成人式で思い出す事

  着付けとは、またまた脱線しますが、成人式の方々を拝見して、自分が二十歳の頃の事を思い出しました。その時には、自分なりに困難や苦労も有ったのかもしれません。今考えると長い人生という枠の中では、些細な事だったり、今の自分だったらそんな事どうでも良いかもしれない。今の自分だったらもっと頑張れたのになどと振り返る事ができます。若いという事は、ぐにゃぐにゃした物なのかもしれません。自分がどういうスタンスで、どう社会に関わって生きて行くのか？将来はどうなるのか？期待と不安と、希望や夢ばかりが先行して形が整わないもどかしさや。。ただ毎日をこなして行くのに精一杯の日々や。。。色々思い出します。このように振り返る機会というのを与えていただけるのも、着物に携わるお仕事をしている魅力かもしれません。毎年、毎年、自分も皆さんと同じように二十歳の頃を振り返って、エネルギーを追加していける事も、喜びでございます。皆さんも、是非、成人式の方々を拝見したら、ご自分の若い頃を振り返ってみてはいかがでしょうか。エネルギーに満ちて輝いていた方、どん底だった方、試験勉強に追われていた方、色々な方がいらっしゃると思いますが、それらを経て現在の自分が有る事を、少しだけ考えてみて下さい。又、新しい自分を過去の自分が導いてくれるかもしれません。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年01月09日

  コメント(0)

• 

  成人式の振袖を着るという事

  成人式の前撮り着付も当教室にご用命いただく方が多いです。着付けのお仕事も色々ありますが、振袖は最も華やいだ気持ちになるお仕事の一つです。いらっしゃった時は、「背が小さいから」「痩せているから」「太っているから」「あまり高価な着物じゃなかったから」などと謙遜と心配な気持ちの親子さんも着付けが終わるとそれぞれに皆さん輝いて笑顔でお帰りになります。心配しなくても日本の心を持っている方なら、どなたでも不思議と見違えるように綺麗になるのが成人式の振袖です。振袖はどんな方もその方に合った着付けをすれば、その方の個性を活かし、どなたも華やかに見える魔法の着物と申しても過言ではないでしょう。二十歳の若々しさ、初々しさ、明るさと着物を作りに携わった人々の願いと技術が融合するのだと思います。そして、その着物を準備して下さったご両親に感謝しましょう。ご両親にとっても成人式を迎えられたという事が、楽しみに一つでもあり、節目の一つでもあります。振袖を着たという輝いた一日を心に留めて、どんな方もこの日のように人生において輝く日が必ず来る事を、晴れがましい日が又、何度でも来る事を信じて前向きに日々を送っていただきたいと願っております。たとえ困難な日々が来たとしても、このような日がある事を忘れないで、くじけずに生きていただきたいと願っております。着物に携わる私達にも若いパワーと華やかな気持ちを分けて下さって、心より感謝申し上げます。群馬県高崎市飯塚町１７６６花がたみ着付教室電話027-361-5696https://www.youtube.com/user/Hanagatamikimono

  2006年01月08日

  コメント(0)

全17件 (17件中 1-17件目)

1