旭川河川敷のお花畑と大原橋(岡山)
数日前の夕刻に訪れた旭川・新大原橋~大原橋付近のアルバムです。このあたりの河川敷は毎年春になるとセイヨウカラシナのお花畑が広がっていたのですが、以前よりは規模が小さくなっていました。土手の保全に悪影響を与えるため駆除されているのでしょう。新大原橋は県道が通っている橋で、片側1車線から2車線への拡幅工事が行われているようです(何年経っても完成しないように見えますが)。その少し下流にある大原橋は相当に古い橋で、こちらのサイトによれば昭和9年の室戸台風によって、以前の木橋が流され、昭和11年に新しい橋の工事が始まり、総工費28万円をかけて昭和17年に完成しました。鉄筋コンクリートのアーチ型の橋が9つ連なり、その東には鉄橋がつながっています。もともとの計画は、全部鉄橋を架ける予定だったのを、太平洋戦争が起こったため、鉄不足となり、コンクリートに変更されたともいわれます。ローゼと呼ばれるこうした形の橋が9つ連なるのは、戦前のものとしては日本一で、見事な景色を作り出しています。 【出典:「あなたの街の近代化遺産ガイドブック」岡山県教育委員会】という歴史があるそうです。古い橋ですが路線バスは、新大原橋ではなくこちらの橋のほうを通っています。【ルートマップ。周辺との位置関係】【新大原橋付近のお花畑】(下流方面。遠くに大原橋が見える)【大原橋東詰付近】(このあたりの旭川左岸は崖になっていて通行困難。以前、龍之口八幡宮の山からこの付近に下りてきたことがあった。じっさいの下山路は左手のふもとのほうにあったが、途中で途切れていた)(橋の東半分は鉄骨づくりになっている)(旭川本流。上流方向)(西側の河川敷は一部が果樹園になっていた)(旭川右岸から大原橋の西半分を眺める。こちらはアーチ型になっている)(参考:ずっと下流の終わりかけの桜)