受検シーズン到来です。
高校受検も12月には私立の入学相談が始まり、徐々に徐々に進路決定の時期になってまいりました。大学受験も高三の長男の周りでは指定校で大学が決まり始めていますが当の本人は自分の受験する大学と学部にしか興味がありません。親の私としても本人の数字(偏差値)を聞き、分厚い大学受験ガイドを開き、『いいじゃん、ここのこの学部で・・・・十分じゃん、就職ありそうじゃん』等と持っている数字より低い大学と学部をすすめたりするのですが・・・。なかなかなかなか・・・・敵扱いされるならまだしも全く相手にされてません。そして現高3年のOB選手達はどのような進路選択をしているのかというと健康スポーツ系の学部の大学へ推薦が決まった選手をはじめ附属大学へ進学する選手、指定校推薦や推薦または一般で大学を受験する選手、保育士になるためや医療系専門学校へ進学予定の選手、体育大へ進学したい選手等となっているようです。この保育士、数年前からでしょうか?男性の保育士が必要だと世間で言われ始めた頃、ちょうど今はなき都立T高校のサッカー部2名が保育士の専門に進学していきました。『保母さん=女性』のイメージのある私の年代に『保父さん!?』はあまりにも強烈で『将来需要があるのだろうか???』とか『お給料は上がるの???』とか人さまの息子さんの将来の余計な心配を勝手にしていたりなんかしてました。そして専門を卒業した二人は私立の保育園だか幼稚園だかに無事就職。ただ公務員ではないのでお給料アップはちょっと見込めないようですが・・・・。そして体育大への進学希望もいるようですが・・・。今までに体育大もしくは体育学部への進学は私立高校出身の4名ほどで2人は附属大学の体育学部へ、残りの2人は現役で入学しました。附属の二人は内部進学で、体育学部は人気高で二人とも4.0以上の内申を持っての進学、二人ともサッカー部のキャプテンを努めてました。そして残りの二人のうち1人は○明館出身で現在その学校で体育の教員をやってます。体育の教員希望で大学受験は国立の学○大が第一希望だったようですが玉砕してしまい、(本人曰く偏差値は満たしていたそうですが・・・)私立の体育大への進学は第二希望での入学でした。(友人たちにはたぶん無理だろう・・・と言われていたようですが・・・)そしてもう1人は最後の最後の一般受験の二次募集で合格し、有名な体育専門受験予備校に通っての合格でした。昔のイメージでは『体育=脳みそ筋肉』の公式があるかもしれませんが、半数以上は推薦で入学するため、一般受験の枠は限られていきます。倍率も高くて合格するのも至難の技です。『なら推薦で・・・』と思うかもしれませんが、推薦の条件は『内申<競技能力、結果』が重要になり、全国レベルが普通で地区レベルの競技レベルでは到底太刀打ちできません。そうなると一般に回ってしまうのも仕方のない話で、お勉強が必須となり実技の試験ももれなくついてきます。みなさん、頑張ってください。ちなみにWコーチもエッサッサで有名な体育大出身です。彼は周りが受験体制に入った頃『日東駒専無理?かな?』と思った瞬間『体育大』を選択したツワモノです。『受験ガイド』が愛読書になっている親御さんも多いのではないでしょうか??ちなみに4名が通っている、通っていた体育大や体育学部の偏差値は44~47あたり。参考までに拓○・・・・43~48(学部により)、○星・・・・36~43(学部により)法○・・・・48~58(学部により)らしいです。あッそうそう、高校受験の偏差値よりも大学受験の偏差値の方がかなり低めになります。