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みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Mar 28, 2024
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カテゴリ:優待株について

 本日、私が2024~26主力株概況シリーズの「隠れ目玉」としてブログ記事を何度も何度も書き直しながら練度を上げ続けていた4930グラフィコに対して、米国チャーチ&ドワイト社が3800円でTOBすることが発表されました。





 ただグラフィコが持っている高い成長ポテンシャルを加味すると今回のTOB価格は個人的にはかなり物足りないと考えており、TOB価格近辺の3800円前後でTOB阻止可能となる
34%まで株を買い集めるパワープレイヤーが出てこないかなあ?と個人的には期待しています。10億円ちょっとの金額で楽しめるガチンコゲームですからね。なので、TOBが実際に成立するまではワイの持ち株は1株も売らない予定です。







 ただ、TOBが成立するという前提に立つと、私が練りに練って書いていたグラフィコのブログ未公開記事は「幻の原稿」となってしまいました。でも調査に費やした時間も含めると多分20時間くらいはかけて頑張って書いたものなので、自らの労力を成仏させるために特別に緊急公開することとしました。興味のある方は是非ご覧ください。。。







 さて今日は2024~26主力株概況シリーズです。








--位 4930 グラフィコ(東S、6月優待) ◎◎◎







​ PF--位は、米国チャーチ&ドワイト社の漂白剤仕入れ販売に加え化粧品・健康食品等の自社品を開発・販売しているグラフィコです。











 現在の株価は2713円、時価総額26億円、PBR1.03、自己資本比率は63.9%、今期予想PER10.18、配当利回り0%(0円)、総合利回り1.1%(0+30=30円、優待券はメルカリ平均価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で6000円相当の自社商品券です。​​



















 私がグラフィコが良いと思う理由は以下の6つです。






1. 15期連続増収で、綺麗な成長が続いている。





(上記データはグラフィコ決算説明資料より引用)








2. グラフィコの成長の源は、​
​酸素系漂白剤であるオキシクリーンなのだが、これが評判が良くて売上がどんどんと伸びている。具体的に言うと、オキシクリーンがほぼすべてを占めるハウスホールド部門の売上高が、2022年6月期の31.6億円から2023年6月期は43.0億円と+36%も伸長している。




(上記データはグラフィコ決算説明資料より引用)










 ちょっと深堀して具体的に見ておきましょう。





 この
オキシクリーンは​アメリカのチャーチ&ドワイト(Church&Dwight)社が世界展開するブランドなのですが、グラフィコは日本での独占販売権を持っています。



(上記データはグラフィコ有価証券報告書P24より引用)









 「でも独占販売権を失ったら一巻の終わりなのではないか?」という素朴な疑問がわきますが、 ​C&D社の海外事業総責任者の方のインタビューを見るとグラフィコを凄く高く評価している​ のでその心配はなさそうに思います。具体的にインタビューの一部を見ておきましょう。



 日本の代理店であるグラフィコとは、幸いにも長期にわたり協力できていて、グラフィコはその役割をしっかり果たしてくれています。。。グラフィコとは20年にわたる関係があり、とても大事なパートナー。市場におけるリーダーシップとクリエイティビティの両方を備え、販売するだけでなく、長期的な戦略でブランド力を高めてくれています。発売当時は無名だったオキシクリーンを、現在は77%と高い認知度を誇るブランドに育て上げてくれました。







3.  日本の漂白剤市場は2021年で593億円。競合は「オキシクリーン」と 同じ酸素系漂白剤では4452花王の「ワイドハイター」、4912ライオンの「ブライト」などがあるが、オキシクリーンは世界各国で展開しているグローバル商品という事もあり競争力は強いと考えられる。そのため今後の成長余地は依然としてあるものと個人的には考える。




(上記データはホリスティックリポート グラフィコベーシックレポートより引用)







4. オキシクリーンパワーに支えられた力強い成長曲線とは裏腹に、2020年9月の上場以来株価は綺麗な右肩下がりが続いており、逆張り投資家としては涎がタラタラ垂れる魅惑的な状況となっている。



(上記データはSBI証券より引用)




(上記データはかぶたんプレミアムより引用)







5. 時価総額が僅か26億円であり、いわゆる「小型株効果」が期待できる状況である。私の20年以上の投資家としての経験から言うと、一番ハイパフォーマンスが期待できるのは「マイルドであっても成長力があり、同時に指標的にしっかりと割安で、時価総額が小さく、創業から月日が経っていない社歴の若い会社」なのだが、グラフィコはその条件を非常に高いレベルで満たしている。







6. 稼ぎ頭のオキシクリーン以外にも、 ​ドイツのスキンケアブランドのセバメド​ や 満腹30倍キャンディ​ などのこれからブレイクしそうなポテンシャルのある製品が複数ある点も魅力的である。










 以上、様々な魅力に溢れたグラフィコを3~5年程度の中期視点を持ちながら、しっかりと業績推移を見張っていく予定です。​。。。










 、、、これが、グラフィコの未発表原稿でした。上場したままだったらいずれは株価10000円も目指せると思っていたのでかなり残念です。最初に書いたとおり、実際にTOBが成立するまではホールドして粘りたいと考えています。













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Last updated  Mar 28, 2024 11:00:07 PM


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