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カテゴリ:アート・舞台
犬島に行ってきた。
アートイベント「犬島時間」の最終日、やっと重い腰を上げた。犬島なんて子どもの頃の海水浴以来だ。叔父がクルーザーで連れて行ってくれていた。浜辺でバーベキューなんかして。私にとって犬島はそんな場所だ。 が、ここ最近は島にそびえる銅精錬所の跡が廃墟ブームに乗って“素敵な”風景になり(映画のロケなかに使われたりね)、また島民が少ない上高齢化を迎えた島の寂れ加減がこれまた若者の心をくすぐるようになってきた。 そして今回で4回目となるこのアートイベント。夏のスペシャルなひとときを提供してくれる「犬島」はおなじみの場所になりつつある。 今年は会期中に思わぬ台風、その間に行けなかった人もどっと押し寄せるかなと思っていたけど、そんなに驚くほどの人じゃない。そのためか知り合いの顔もちらほらと見つけられ、今年はスタッフで参加していた高校時代の友人ともウレシイ再会!!今では呼ぶ人もない私の昔のニックネーム(今ではほとんどが「みらいさん」だもんね)で声を掛けられておどろいたのなんの、よ(笑) 助成金とかも出ているはずだからもっと規模が大きいのかと思っていたら意外にこじんまり。作品が見られる場所も点在しているわけではないからあっさりと見られ、すご~く気合いを入れていたのでアレレ?という感じはあったかな(ゴメンね)。 町並みは懐かしく、ポテポテと散歩するにはいい感じ。けれど、イベントとしてここの島民を巻き込むにはおそらくスタッフ側との想いの力加減が違いすぎるのかな。島中がわき上がっているのかと勝手に想像していたけれど、島の人たちは別の次元にいるようで私たちと同じ傍観する人という位置づけなのね。 …なんて、歩きながらそんなこと考えていた(ゴメンなさい、ゴメンなさい)。裏の裏までいろんなことを考えるなんて、たぶん私は年齢が高すぎたのだね。 参加作家の多くはすでに知っている人だったから今さら「素晴らしい!!」もなしってことで(笑)。知り合いだからひいき目というので決してなく、やはりGUTSさんの作品はアイデアも豊富。手を抜かない綺麗な作りは感動です。この蟲たちに会えるなら何度でも来たいなあ。 写真は作品のひとつ。アートなガシャポンでひきあてた“陶工房ゆうらぼ”さんのペンダント。すごく気に入って、すぐに首からぶら下げましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月05日 17時43分57秒
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