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イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

2024年05月16日
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カテゴリ:Oの人生論


50年というと半世紀。
長い年月だが、
考えてみれば、
50年前、ぼくはすでに18歳だった。

1974年、昭和49年だ。

この年の3月に高校を卒業して、
大学に入学し、
名古屋での生活が始まって間もないころだ。
4畳半の古いアパート暮らし。

田舎者が都会へ出て、
刺激は大きかったが、
戸惑うことも多かった。

50年後なんてじっくりと考えたこともなかったが、
大学を出て、
大きな会社に就職して、
そこそこ出世して、
定年まで勤めて、
あとは悠々自適に暮らすものだと思っていた。

当時は、
終身雇用、年功序列が当たり前で、
「安泰」のレールが敷かれていたものだ。

しかし、
たった2年で、そのレールから外れてしまった。

あのままだったらどういう人生だったかわからないが、
ぼくは、
レールを外れたおかげで、
20代、30代、40代、50代、60代と、
とてもダイナミックな50年を過ごせたと思っている。

会社を辞めるときは悩んだし、
親とも激論を交わしたし、
将来が不安だった。
でも、
どうしてもこのまま5年が過ぎ、10年が過ぎていくことには耐えられなかった。

両親は言った。
「石の上にも3年や! もうちょっとがまんせえ」
「違う。3年もすれば、石の上でもあきらめるということや。
俺はあきらめたない」
屁理屈を並べて、
親の話に耳を貸さなかった。

50年、いろいろなことがあった。
本が売れて、
調子に乗っていたことがあった。
そしたら、
ぱたっと売れなくなった。
経済的にピンチだった時期もある。

18歳までは親の庇護のもとでぬくぬく暮らすひよこで、
巣立ったあとの半世紀は、
つらいことはいくらでもあったけれども、
いいことはもっとたくさんあった。

これからも、
何があるかわからない。
油断はできないし、
楽しみでもある。

もう少し、
人間として成長したいと思っている。






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Last updated  2024年05月16日 11時31分38秒
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さそい水@ Re:ありがとうの思いを現実化するのがお金の役割(12/12) 大谷君は、 野球が好きで好きでたまらなく…
ハピハピハート@ Re:娘の結婚式(03/12) 美しい花嫁さんですね🌸
さそい水@ Re:本当の自分?(12/27) いろいろな自分が同居しているんじゃない…
ハピハピハート@ Re:本当の自分?(12/27) 興味深いお話しですね✨ わたしは女を演じ…

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