気心が知れるということ
寒の韓国に、小学生時代からの友人と行ってきました。女性同士の旅ということで、とにかくおいしいものを食べ、買い物三昧。旅には色々な目的があると思います。リフレッシュ自分探し自分磨き等。どちらにしても、もし他人と旅行に行くのであれば、気心が知れているということが、大切ですよね。相手に気を使わなければならなければ、旅行の醍醐味が半減してしまう気がするのです。旅行に行くと、その人の色々な部分が分かります。時間感覚計画性食べ物の好き嫌い金銭感覚グローバル感覚体力・必要な睡眠時間眠りは浅いか、いびきをかくか、寝言をいうか女性ならメイクの濃さ?とか今回、韓国旅行を終えた後、別の友人に「ケンカはしなかった?」と聞かれて、そんなことは全くなかったので、ふとどうして気心が知れた相手でも、ケンカをすることがあるのか、考えてみました。彼女と私は、サブパーソナリティートランプのタイプで言うと、同じタイプではなく、色々と異なる面も持っています。でもケンカにはならない。私がとても温和だから?だといいのですが、おそらくそうではなくて、相手への期待度の高さと「普通こうだ」という思い込みが原因なのではないでしょうか?つまり、これをしてもらえるだろう。これは当たり前だろうと思っていることを裏切られると人間は腹が立ったり、悲しくなったりするのだと思います。気心が知れている相手は特に遠慮がなくなっているので、期待値も上がる傾向がありそうです。例えば旅行の計画を相手が立ててくれるものだと思っていたのに、全くノープランで、大変な目にあった。頼れる人だと思っていたのに、いざと言うときにおろおろされてがっかり。食べたいものや、行きたいところがあったのに、全然付合わせてくれなかった。等。でも元々あまり期待していないと、何かをしてもらえたときには、相手の善さを再認識でき、ケンカにはなりません。誰しもみんな自分のものさしを持って生きています。私もそう。サブパーソナリティートランプのタイプを知るまでは、自分の価値観で人を図って生きていました。似たようなものさしの人同士ならいいのですが、違った長さの人と出会うと、不思議だったり、腹が立ったり・・。まずは自分のものさしの形や長さを知ること。そして人のものさしについても知ると、随分ラクになります。気心が知れた相手だからこそ、もう一度お互いのものさしを合わせてみてもいいのではないでしょうか。