探偵事務所の不倫調査無料相談

《グローバル企業へとひた走る。２０１４年３月期は売上高、全利益とも過去最高を更新し、海外売上高も初めて１０００億円を突破した。７月にはインドと中国で新工場が稼働する》　「１０００億円と言っても、売上高比率が２０％弱ではグローバル企業とは呼べない。５０％以上が理想だが、残念ながらブランドの浸透には５年、１０年と時間がかかる。まずは衛生陶器を柱に、技術に優れた商品を地道に売り込む」　《就任早々、中国・上海工場で労使交渉のもつれから、大規模なストライキが発生した。中国をはじめとしたアジアは成長とリスクが背反する》　「なた豆茶消費地としての中国は今後も伸びるが、労務費は高騰し、輸出拠点としての魅力は薄れている。だがアジアの需要は増え続けるため、カントリーリスクや地産地消を考慮して工場の新・増設を検討する。１７年に創立１００周年を迎えるが、今から１０年先の姿を描かなくてはならない」　《経理や経営企画など管理部門が長い。社内外で“なた豆茶のサプライズ人事”と驚かれたが、張本邦雄会長（前社長）が「折れない自分が二度も折れた。衝突もするが、持論、しつこさは立派」と太鼓判を押す粘り腰が信条》　「経理課長時代、営業経費の２億円削減を談判した当時の予算責任者が張本だった。いまだに社内外で『経理の喜多村』と言われるのが嫌だ。売上比率が高いシステム商品を黒字化したり、グループ会社へ出たりと経験は豊富なんだが」　《顧客から「せっかく（買ったのに）」ではなく「やっぱり（なた豆茶を買ってよかった）」と言われる商品を作りたいとか。技術にこだわり愛車は独製、時計も機械式を好む。運転がストレス解消だったが、社長就任で「禁じられた」とボヤく》