平安文学をいかに読み直すか
谷知子・田渕句美子編著『平安文学をいかに読み直すか』(笠間書院)を出版しました。 http://kasamashoin.jp/2012/10/post_2408.html 定価:本体2,500円(税別)「古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられる。」 「文学史は自明のものではなく、常に変化していく。」 こうしたメッセージの元、固定した古典文学作品観を打破すべく編まれた論集。 未来に向けて、古典のみずみずしい読み方や作品批評を行っていくために、 気鋭の中堅・若手を中心にした書き手により、研究の最前線を提示。 学界のみならず、広く社会に発信していく。執筆者は、編者の谷知子、田渕句美子のほか、久保木秀夫、中川博夫、佐々木孝浩、渡邉裕美子、渡部泰明、加藤昌嘉、荒木浩。【この論文集の評価は読者によって決まる。真の評価は、読者に委ねたいと思う。本書は、研究者・大学院学生・学部学生のみならず、中学・高校の国語科の先生方・古典に関心を持つ一般の方にも広く読んでいただきたいと思う。古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられるということ、文学史は自明のものではなく、常に変化していくものだということを、広く伝えたい。研究の最前線を、学界のみならず、広く社会に発信していくのは、我々研究者の責務だと思うからである。】......はじめにより