武蔵五日市駅から秋川沿いを歩いてきた。
立川駅にある東京観光案内所で歩くマップをもらった。武蔵五日市駅まで電車では行ったことがなかったが、乗り換えを調べると35分くらいで着いてしまう。そんな距離だったとは知らずに今まで遠いと思っていた。多分車で行く方が時間はかかるからだろう。
川沿いを歩くコースの地図を見ると、広徳寺まで30分くらで、その下に金剛の滝とあった。そこまで歩いても1時間くらいかと行ってみることにした。
駅の前を歩いていくとすぐに秋川渓谷へと降りていける。
川沿いを歩いていく
今回も写真練習中で、明るさが合ってません。
桜も咲いていて気持ちよく歩いていく。
川沿いの道を離れて広徳寺へと登っていく。
広徳寺の総門、山門は市指定有形文化財になっている。
後ろに2本のイチョウの木があり、紅葉の時期には素晴らしい景色になるのだろう。
中に入ってからの振り返りでもう一枚。
本堂の裏手には2本の都の天然記念物に指定されているタラヨウとカヤの木がある。
お寺をぐるりと一周回って最初の門まで戻り、そこに金剛の滝への矢印を見つけたので、山道を入っていく。
いきなりの通行止めかと思ったら、標識に書いてあったのは電気柵にご注意して通行してくださいとの文字だった。
この時点で足が上がらなかったらビリビリ来るのだろうか。
少し登って見晴らしのいい道を行くとそのうち下りになる。
ところが最後の降る部分は階段でもなくぐらぐらの丸太の梯子みたいなので、後ろ向きに降りて行った。
谷間を歩いていくと滝が見えてきた。
かなりの水が流れているのに、数メートルで地面の下に水が消えてしまう。
なので川の部分に水がないのですぐ近くまで行ける。
と、近づいてみると、突き当たりかと思った横から人が出てきて、この先にもっと大きな滝がありますと教えてくれた。
あとで別の本を見ると、金剛の滝は雄滝と雌滝の2つの滝からなるとのことだった。
小さな岩壁の穴を抜けると雄滝。高さ10数メートルで修験の道場であったらしい。
ここで行き止まりで戻って行った。
しかし、先ほどのグラグラの丸太の梯子は嫌だから、その手前で沢戸橋の矢印があったのでそちらの方向へ歩いて行った。
するとすぐ沢に出て渡るのだが、こんな橋で、戻ろうかと思ったが、橋を使わなくても歩ける道だったので進んでいったのだが。
沢を3つ越えて、途中で道らしい道がなくなっていやまずいんじゃないかと思ったら、男の子とお父さんが通り過ぎて、追いかけて行ったら無事着いたのだが、帰りの道でよくよく地図を見たら、その道は真ん中にバツがあって、通行止めと書いてあった。まず矢印のあった道標に書いてもらわないと困るわ。
5千歩くらいの散歩のはずが、すごくスリルのある旅になってしまった。帰ってから、ハイキングコースの紹介している本で金剛の滝は秘境の滝と紹介されていて、近くにそういうところがあったというすごい発見だった。
武蔵五日市駅の前のカフェで美味しいケーキと珈琲を頂きながら、無事帰れたと感謝。