昭和記念公園の桜とチューリップ

記事を書くのが遅くなってしまい、もう4月もすっかり後半。

先週の土曜日はまだ桜の最後の見頃で、同時にその下にチューリップが一斉に咲くという、これはガーデンデザインをした人にも嬉しい誤算だったのではないだろうか。本当ならズレて咲きそうな気がするが今年は同時に見られて、前日のニュースでドローンで撮った景色をやっていたのを見て翌日見に行ってきた。

広場の桜

広場を横切り、渓流のところまで行くと昔は子どもが水遊びをして、すぐ全身びしょびしょになり、横の売店ではちゃんと子ども用のパンツを売っていて、買って取り替えた。みんな同じことをするからちゃんと売ってるのねえと感心した記憶がある。

ネモフィラはまだほんの少しだった。

 

鳩山会館

3月に小石川植物園に行ったときに文京区のパンフレットがあり、その時に鳩山会館の名前を知った。行ってみたいと思ったが、パンフレットでは休館中とあった。

先週、近くでお花見に行こうかと思っていた日の朝、ふと思い出してホームページを見ると、4月の頭から公開が始まっていた。

急遽予定を変更して、鳩山会館まで見学に行ってきた。

車の往来の多い音羽通りの両側はビルが立ち並ぶ中に入口からの景色はまるで山の別荘に来たみたい。

門を入っていくのは全く自由みたいで、坂を登っていくと鳩山会館が建っていた。

 

入り口で受付の人がいて、入館料を払う。

第一応接室から第二応接室、食堂への眺め

 

第二応接室からサンルーム

食堂のステンドグラス

階段を上がり2階へ

2階のバルコニー

大広間

大広間は貸出していて、そのために後から改修したようだ。

一階へ戻り、お庭にでる。

洋館が建てられたのは大正13年鳩山一郎によって建てられた。建築家は一郎の友人の岡田信一郎

パンフレットではバラとステンドグラス鳩山会館とあるのだが、残念ながらまだバラはちょっと早かった。

 

秋川渓谷から桜を見ながら広徳寺、金剛の滝へ

武蔵五日市駅から秋川沿いを歩いてきた。

立川駅にある東京観光案内所で歩くマップをもらった。武蔵五日市駅まで電車では行ったことがなかったが、乗り換えを調べると35分くらいで着いてしまう。そんな距離だったとは知らずに今まで遠いと思っていた。多分車で行く方が時間はかかるからだろう。

川沿いを歩くコースの地図を見ると、広徳寺まで30分くらで、その下に金剛の滝とあった。そこまで歩いても1時間くらいかと行ってみることにした。

駅の前を歩いていくとすぐに秋川渓谷へと降りていける。

川沿いを歩いていく

今回も写真練習中で、明るさが合ってません。

桜も咲いていて気持ちよく歩いていく。

川沿いの道を離れて広徳寺へと登っていく。

広徳寺の総門、山門は市指定有形文化財になっている。

 

後ろに2本のイチョウの木があり、紅葉の時期には素晴らしい景色になるのだろう。

中に入ってからの振り返りでもう一枚。

 

本堂の裏手には2本の都の天然記念物に指定されているタラヨウとカヤの木がある。

 

お寺をぐるりと一周回って最初の門まで戻り、そこに金剛の滝への矢印を見つけたので、山道を入っていく。

いきなりの通行止めかと思ったら、標識に書いてあったのは電気柵にご注意して通行してくださいとの文字だった。

この時点で足が上がらなかったらビリビリ来るのだろうか。

少し登って見晴らしのいい道を行くとそのうち下りになる。

ところが最後の降る部分は階段でもなくぐらぐらの丸太の梯子みたいなので、後ろ向きに降りて行った。

谷間を歩いていくと滝が見えてきた。

かなりの水が流れているのに、数メートルで地面の下に水が消えてしまう。

なので川の部分に水がないのですぐ近くまで行ける。

と、近づいてみると、突き当たりかと思った横から人が出てきて、この先にもっと大きな滝がありますと教えてくれた。

あとで別の本を見ると、金剛の滝は雄滝と雌滝の2つの滝からなるとのことだった。

小さな岩壁の穴を抜けると雄滝。高さ10数メートルで修験の道場であったらしい。

ここで行き止まりで戻って行った。

しかし、先ほどのグラグラの丸太の梯子は嫌だから、その手前で沢戸橋の矢印があったのでそちらの方向へ歩いて行った。

するとすぐ沢に出て渡るのだが、こんな橋で、戻ろうかと思ったが、橋を使わなくても歩ける道だったので進んでいったのだが。

沢を3つ越えて、途中で道らしい道がなくなっていやまずいんじゃないかと思ったら、男の子とお父さんが通り過ぎて、追いかけて行ったら無事着いたのだが、帰りの道でよくよく地図を見たら、その道は真ん中にバツがあって、通行止めと書いてあった。まず矢印のあった道標に書いてもらわないと困るわ。

5千歩くらいの散歩のはずが、すごくスリルのある旅になってしまった。帰ってから、ハイキングコースの紹介している本で金剛の滝は秘境の滝と紹介されていて、近くにそういうところがあったというすごい発見だった。

武蔵五日市駅の前のカフェで美味しいケーキと珈琲を頂きながら、無事帰れたと感謝。

 

花もあんこも

3月の下旬に暖かくなった後、寒い日が続き、最後の日は記録的な暑さで終わったという、そんな不順な気候に身体はちっともついていかない。テレビでは半袖で水遊びする子ども達が映っても、脳がいやまだ無理とコートにマフラーして身体が熱いと熱があるのかわからなくなる。それでじっとしていると今度は寒くてやっぱり熱が出るのかと心配するが、ちゃんと暑い時には脱いで、寒くなったら着ればいいのだと最近気がついた。

それでも急に着るものが変わるのに何を着ていいいかがわからない。もうセーターはしまわないと、と思いながらもまだ積み上がったまま。

日曜日に車で桜通りを通った時には、まだソメイヨシノは全然咲いていなかったが、火曜日に駅前に一本だけあるソメイヨシノは満開に近かった。

知らないうちに桜の季節が終わってしまいそうで、なんだか気持ちだけはソワソワしてしまう。なにしろ天気予報だと穏やかな晴れが続くならいいけど、雨で荒れた天候と言われると、咲くや否や散ってしまいそうな気がするのだ。

以前歩いた時に枝垂れ桜の広場のある唐木田の道へ行ってみた。

尾根道の片側はゴルフ場で片側は綺麗な住宅街。その間の狭い道だけど貴重な緑道を登ったり降りたりしながら歩く。

やはりまだ早かったが、桜の時期に来るのは初めてで良かった。

午後4時近くだが、写真のPとかAとか理解できていないので、色がみんなぼんやりばかり。

ピントすらあっていない....

ええっとハテナさんのお題が花よりあんこですか。

私の場合は花もあんこもで、お願いします。

そう食べることはとても重要。だからこそテレビで変なことを大騒ぎしている時には自分で考えたい。ちょっとここはおかしいんじゃないと思うことはよく調べて、誰かの決めつけだけを鵜呑みにしないでいたいと思う。

この前まで駅ビルでは桜スイーツフェアだったけど、色素に紅麹使ってるのがほとんどで、紀ノ国屋では回収のお知らせが小さく貼ってあった。しかしあんぱんや和菓子はとっくにお腹の中に収まっていることだろう。

今は何故か卵フェアに代わっていた。

 

キャッツアイに呼ばれて

それは今年の1月1日のこと、新聞の中に都民公報が入っていてその中に3ヶ月に1回都民半額劇場の抽選申し込みがあり、その中の2つのミュージカルに応募した。そのひとつが当選して、2月に「メイジ・ザ・キャッツアイ」を見てきた。その中で藤原紀香ら3姉妹の営むお店、喫茶猫目が出てくる。明治座のロビーでもそれにちなんだメニューだった。

それから別の日、車で道を間違えていつも通ったことのない、豊田駅イオンモールの横を通った時、チラリと見えたカフェの名前が猫目だった。その後1ヶ月くらい気になっていて、隣の日野駅の近くで用事があった日にほとんど一駅近く歩いて行ってきた。

なので、いつもだと散歩の最後にカフェの写真だけど、今回は最初に。

写真ではわかりづらいが、ご飯は猫の形ですよね? そしてデザートのケーキの上にチョコで描いた猫!
なんか運ばれてくるたびに、わー!と子どもみたいにときめいてしまった。

そして偶然にも前の日に古本屋で見つけて読んでいたのがますむらひろしの『風の又三郎』だった。

 

 

お店の中も至る所に遊び心の猫たち(本物ではありません)がいて、もちろんお料理もデザートも美味しくて素敵なお店でした。

お店を出るとすぐ黒田清流公園へ抜ける緑道があり、地図の表示板が出ていて日野駅へと緑道を歩くコースが紹介されていたので、崖の雑木林と崖下の清流と辿りながら再び日野駅のほうへ戻った。

ウォーキングコースでは登り降りはそんなにしないのだが、わざわざ登ったり降りたりは自分の趣味。登ると見晴らしが良いし、下は水が湧いてるし、どちらも選び難いから。

公園を出た後は国道20号に沿って歩道を歩くと、横に横穴古墳群の看板。歩道は柵があり中には入れない。

このあとは市街地の道路を通り帰ったが結局日野豊田間を往復したくらい歩いたので、一日の歩数がなんと2万歩!だった。

↓はいつかの明治座でのサンドイッチ。明治なので具が蒲鉾と海苔。

そうそうカメラを練習しようと首から下げて歩いていた時、窓辺にねこはいないかしらと思ってちょうど横の二階の窓を見上げたら、まさに猫がいてびっくり。(あー、早く写真が上手く撮れるようになりたい)

東京ジャーミイ

😕と何気ない会話の中でトルコのパンって世界一美味しいと昔村上春樹のエッセーにあったと言ったら、それは是非食べたいというので、ネットで見るとトルコのパンならイスタンブールとか出てきて、日本で食べられるというのはなかなか見つからなかった。トルコ料理とかでは出てくるが、焼きたてのパンとかいうと普通のパンの店が出てきてしまう。時々車で駅とかに売りに来ているケバブが挟まってるみたいなパンはちょっと違う気がする。その中でパンが売っていると出てきたのが東京ジャーミイだったのだが、前から興味があったのでこの際と思って見学に行ってきた。

駅の地図などでは表示は全くなかったのは宗教施設だからなのだろうか。標識も見当たらなかったが、スマホの案内で駅から4分とのことで到着した。

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入り口に大きく見学自由と書いてあったが、作法などわからないので、受付の人に言うと、スカーフは上の礼拝堂に入るときだけ髪を覆えば良いということで、それ以外の場所はそのままどうぞということだった。
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大理石の手摺りと階段を登ると礼拝堂の入り口
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階段の天井

礼拝堂の中は靴を脱いで入ると1日5回の礼拝の時間は決まっているようだが、それ以外の時間でも中で礼拝している人が何人かいて、2階は女性のみの礼拝所になっていて、2階に上がってそこから写真を撮った。
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まだまだカメラはよくわかっていなくて、ピントを合わすのも室内のガラスや灯りの色も難しくて、あまり雰囲気が出てないですね、、、


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後ろの建物の中にカフェがあり、食事もできる。

朝、ニュースで言っていたが、ラマダンが今日(3月11日)から始まったそうで、イスラム教では日中は断食をして、日没後に食事会があるようで、ホールではその準備をしているようだった。1日の断食の後で家族が揃って食事をする大切な時が、失われてしまった人々のことを想う。礼拝の仕方は違っても心の中で祈る。

 

カフェの方は一般の人向けでピラフやデザートなどが食べられた。
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トルココーヒーとラベンダーケーキをいただいた。

外に出てからぐるりと一周してみる。
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小石川植物園

東京マラソンのあった日

都内のコースになっている道路は規制があり、人もたくさん集まっているはずだが、それにあたっていなければ、地下鉄で隅田川の近くに用事で出たが、ほとんど影響は感じられなかった。

さて、なんということか、小石川植物園と、小石川後楽園が違うということに最近になって気がついた。どちらも行ったことはない。

そこへちょうど読んでいた梨木香歩さんの『やがて満ちてくる光の』という文庫本を読んでいたら、小石川植物園を訪れた話があったので、(訪れたのは一般公開されていない部分)まずそちらに行ってみようと用事の帰りに行ってきた。

正しくは東京大学大学院理学系研究科附属植物園という。

一般公開されていて、入り口で入園料を払って入る。

 

ヒマラヤスギ

 

カンヒザクラ

この日もカメラを下げての見学で、メジロが来ているのだが、私がカメラを向けたところには絶対いない。本当に写真って難しい。

この先の柴田記念館ではオリジナルグッズ販売をしている。オリジナルグッズではないが、『薬草ガイドブック』を購入。

その横にメンデルのブドウの木とニュートンのリンゴの木があった。

(何故か写真はない)

それぞれのオリジナルの木から接木や分株されて日本にまで渡ってきたものが、今でもちゃんと生きている。

温室

足元の草

タンポポみたいだけど、葉にギザギザがない

通り道の脇なので名札とかはなかった

本当にここは文京区?

奥の方にスギ、ヒノキ林がある。

今の時期、体質で合わない人も沢山いらっしゃるので、見るだけでも辛い方には申し訳ないですが、上を見上げても黄色い粉が舞っていることもなく(改良されているものかは不明)私も、向かいから歩いてくる方もマスクはしていないが(ただ花粉症ではないだけ)この林をスギやヒノキの落ち葉を踏みしめて歩いていると清々しい空気でフィトンチッドの効果を感じ、思わず深呼吸したいくらいだった。

改めて思うのは、これがいけないと目の敵にされているもので、実はその反対の働きも持っているといこともあるのかもしれない。ナウシカのように。とにかく他の場所よりもここが一番空気が気持ちよかった。

クスノキ

近くに行くと本当に太い幹でそれこそ手を繋いで並んで何人で一周囲めるのか20人?とかわからないが大トトロが住める太さで、写真を撮ってみても全然伝わりそうにないので、また写真がない。(🙇)

木の説明は名前以外にないので、樹齢などもわからないがもの凄い迫力がある。

こちらは別の場所のクスノキ

大震災記念石

関東大震災の時に避難してきた人たちが避難生活をここで送り1年6ヶ月後に最後の1人がここを出ていった記念碑だそうで、やはり避難生活をしている人たちのことが考えさせられる。

林を下っていくと下に日本庭園がある。

池の水は崖下から湧いていたのだろうが、今はどれくらい出ているのか確認できなかった。池の初めの方の水は澱んでいてあまり流れている感じもないので、ほとんど枯れているのだろうか。

それでも池がいくつもつながっている。

旧東京医学校本館

メタセコイア

メタセコイアが日本に来たのは1950年に苗木で100本贈られ各地に植えられ、挿木や実生で増やされたということなので、私が今までにも見ているもの全て樹齢では私よりちょっと上というくらいなのだろうが、それにしても高い木だ。

広いので回ったのは半分くらいだが軽く1万歩は越えていた。

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