昨日ドラッグストアで買ったもの

去年後半からポケモンスリープと仕事ばかりしており、ライヴもろくに行ってないし、書くとしたらThreadsか別ブログばかりでこっちのブログも書かなくなって久しいですが

リハビリ的に、短文ざかざか書きメモブログをやる。

昨日ドラッグストアで買ったもの

普段ほとんどの日用品をヨドバシ.comか、Amazonフレッシュで食料品を買うときに一緒にAmazonで買っており、ドラッグストアの実店舗に行くことがあまりないのだが、

昨日は久々に実店舗で買い物をしたので、買ったものを列挙。


目次



ケープ FOR ACTIVE 前髪ホールドマスカラ

前記事にも書いたが、もはや毎朝の必需品。引き続き使ってる。


数日前までAmazonでも定価以上でしか売っておらず、ヨドバシでは取り扱いがないので複数の実店舗を回ったが、結構どこでも売り切れてるか取り扱ってないかで、入手に苦労した。

しかし今見るとAmazonで普通に定価で売っている。しばらく待てばよかったのか。


ディーアップ パーフェクトエクステンションマスカラ ピュアブラウン

神崎恵プロデュースの冬の新色。こういうチョコ系の色みが大好きなので買った。

いつも使ってるデジャヴュのファイバーウィッグは、仕上がりは大好きなんだけど、カラバリが惜しい。ブラウンが黄色くてくすんでる。ブラウンはブラウンでも今回のディーアップみたいな色みの方が好き。

この色に限らず、カラバリの豊富さは圧倒的にディーアップの勝ちですね、仕上がりはデジャヴュの方が私は好きだけど。

今日は使わなかったので週明けから使う。


セザンヌ クリアマスカラ

まつげの最終コート用。クリアタイプであればなんでもよい。

このセザンヌの透明マスカラはたぶん中学生の頃からずっと買ってる。


matsukiyo ポイントメイクアップリムーバー

これも前記事にも書いたが、今一番好きなポイントメイク落とし。使用感が好き。

一度ビフェスタのポイントメイクアップリムーバーを試してみたが、マツキヨの方がずっと好きだった。テクスチャーが違うってだけで、どちらもすっきりメイクは落ちるので、単に好みの問題。


ソフティモ ホワイトクレンジングオイル

いつも使ってるクレンジングオイル。特筆すべき点は何もないが、悪い点も何もない。

ヨドバシでも売ってるけど、リニューアルのタイミングでなぜか価格が上がったので、実店舗で売ってる店を探して買った。ドラッグストアで買う方が全然安かった。



以上、リハビリでした。また気が向いたらこっちのブログも書きます。

2023年よかったものいろいろ(ポケモンスリープ、他)

2023年に、遊んだり、使ったり、観たりしてよかったものいろいろ。

「買ってよかった」ではないのは、自分で買っていないものを含むためですが、該当する項目にはその旨明記しています。


目次

 

総合大賞

ポケモンスリープ

いきなり「買っていない」もの。睡眠ゲームスマホアプリ。


人生で初めてスマホゲームに手を出し、そしてハマった。ただしここまで完全無課金で遊んでいる。

まさか自分がここまでゲームにハマるとは思っていなかった。そもそもソシャゲにハマったこと自体、大昔の学生時代にやっていたプーペガール以来、人生二度目。

どうやら私の好きなヤドンが出てくるっぽいし、睡眠計測してみたいし、といつものミーハーノリでゲームリリース初日に手を出したところ、飽きっぽいものの一度ハマるとしつこいという性格の後者部分が珍しく発動してしまい、リリース後5か月以上経った今でも毎日楽しく遊んでいる。

スマホのバッテリー劣化を防ぐため、睡眠計測端末としてPokemon Go Plus+も買いました。という意味では完全無課金ではない…のか?

ポケモンスリープという名の通り、このゲームは一応ポケモンの睡眠計測ゲームではあるのだが、私は短期と長期それぞれにおける成果をいかにバランスするか、というチームビルディングゲームとして遊んでいる。もはや、ポケモンも睡眠もあんまり関係ない。マネージングゲーが好きな人にはおすすめです。

なお、このゲームにハマっても別に睡眠習慣改善はなされない。なぜって、しばらくするといかに計測端末を欺いてゲームを攻略するか(実際の睡眠よりも長い睡眠時間を計測する、実際の睡眠パターンとは異なる睡眠パターンを計測する、計測の仕様の穴を突く、など)ばかりを考えるようになるから(人によります)。ゲーム内のカビゴンが狙った通りによく寝てくれれば、人間は別に寝なくてもよい。

ただ、毎朝睡眠計測を終えてガチャを引く流れなので、朝起きるのがちょっと楽しみにはなる。これは地味によい。

ポケモンスリープについてはあまりにドハマりしているため、どこかで別途記事化したい。


ヘアメ関連

ケープ FOR ACTIVE 前髪ホールドマスカラ


MimiTVのモニターでもらって存在を知ったヘアマスカラ。ポケモンスリープの次くらいに、「今年使ってよかった」。まじで感動した。

ヘアメ用のマスカラ、存在自体は知っていたものの、これまではなぜか自分には関係がないアイテムだと思い込んでいた。シースルー前髪やぱっつん前髪の若い子たちとか、アイドルとか、なんか普段からバチバチに前髪を整えている人のための製品だという謎の先入観があった。

が、モニターでもらったので試しに一度使ってみたら私にも即座にそのよさがわかり、もう手放せない。製品としては昔ながらのヘアジェルがマスカラ容器に入っている、ほんとただそれだけなのだが、ただそれだけでちょう便利。朝にさっと使えば、湿度の高い日でも、雨の日でも一日崩れない。手も汚れず、たった数秒でセットできる。小さくて軽くて持ち運びにも便利。

使うときのコツは、ちゃんとついてるのか不安になるくらいのごくうっすらタッチで前髪をなぞること。それだけで十分セットされる。つけすぎると当たり前ですがパリパリになる。

今までワックスやスプレーを使って、それでも雨の日は前髪が死んでいたのは一体なんだったの?というくらい、この製品は自分にとっては革命だった。これまで、前髪用にはケープONEを使ってて、いつもストックも買っておいていたけど、特にがっちりセットしたいような日以外はもうほとんど使わなくなった。

前髪用マスカラは他社からも類似アイテムが多数出ているし、ケープはだいぶ後発だと思うけど、モニターで試せたことを感謝しているし私はこの小さめのブラシサイズが気に入っているので、次からは同じ製品を自分で買います。

エッセンシャル ザ ビューティ 髪のキメ美容ウォータートリートメント EXスムース ホワイトティーの香り


同製品の別ライン(ナチュラルモイスト)のミニサンプルをMimiTVのモニターでもらって試してみて、結構いいなと思っていたところ、限定品としてホワイトティーの香りが出ていることを知ったので、自分で買った。

「マーメイド髪水」として、以前一部でちょっとバズっていた、あれです。こちらはEXスムースの方。

アウトバストリートメントとして、シリコーン入りの揮発性の高い液剤で髪一本一本をコーティングする系。根本的に髪を保湿したり補修したりする製品ではないが、たしかに翌日も髪はつるっとまとまるのでなかなか便利。さらさらの液状なのに、手のひらから垂れてきたりしないぎりぎりのテクスチャーになってるのも見事。

あとこれをつけると髪の乾きがたしかに速くなり、ドライヤー時間の短縮になる。水で洗浄したガラス器具を最後にアセトンで共洗いすると乾きが速くなるのと同じ原理、なのか?これも本質的には髪自体に対してはよくなさそうだけど、私は既に生えている髪を後から髪質改善したいとかいう願望は一切ないので、別によい。

香りはここ数年世の中の定番と化しているホワイトティーの香りそのもので、ちゃんとお茶の渋み感もある。私は紅茶やお茶系の香りが元々好きなので飛びついてみたものの、なんとなくこの手の香りはルームフレグランスとか洗剤とかの日用品の香りだという認識があって、最初しばらくはこの香りを自分の髪につけることに違和感があった。が、もう気にしません。香りは普通に強くて翌日まで香るので、苦手な人には向いてない。

パッケージはかわいいが、寒色系で目にうるさすぎないところもいい。できれば洗面所には激しい色合いのものを置きたくないため。この香りと容器は限定なので、使い切った後はこの容器に通常の香りのEXスムースを詰め替えて使おうかな。


コスメ

オペラ リップティントN 10(ボルドーブラウン)


春以降脱マスクが進んできたので日常用に使えるリップが必要になり、自分で買った。

別に2023年の新作ではないし、しかもこの10番も新色でもなんでもないただの既存色なのだが、私にとっての2023年のベストコスメはこれか、上述のケープの前髪マスカラのどちらか。それくらい気に入った。

好きな色で色持ちのいいリップを探し始めた当時、「オペラのリップティントってまだあるんだ、一体何年前の流行りなんだ…?」と思ったし、なんなら今でもそう思うが、私は今年になって初めてこの製品の便利さを知った。

かなり薄づきなので濃さを調整できる、ティッシュオフしなければそれなりにつやが出る、ティッシュオフして重ね付けすれば食事後までも最低限のなんとなーくの色が持つ。なんて便利なんだ。私は経時での大幅な色変化やくちびるの荒れも出なかった。

そして色がよい。ボルドーブラウンという色名だが、私がつけるとブラウン感は出ず、私が嫌いな黄みに転ぶこともなく、単に深めの赤。ここ数年間はどうしてもマスクの内側についてしまうのが気になって、薄めの色合いのリップばかりを使っていたが、そういえば私はやや深めの色のリップをぼかし塗りするのが好きだった、ということを久し振りに思い出した。

あまりに気に入ったので、後から新色の19番(モーヴピンク)も買い足したが、こちらは私には鮮やかすぎてモーヴ感が出なかったのであまり高頻度で使ってはおらず、くちびるの色を底上げする用途でたまに使ってるくらい。今後、ラメやパールなしで好きな色みの新色が出たらまた買い足す可能性が高い。パッケージのシンプルさも好き。

KANEBO ライブリースキンウェア オークルA


去年MimiTVのモニターでミニサンプルをもらってめちゃ気に入ったファンデを、今年春に自分で買った。

既に記事化しているのでここには詳細は書きませんが、一年通してよかったです。今も使ってるし、来年も引き続き使う。


ライヴ

2023年に行ったライヴについては別記事にまとめようと思うが、特に思い出深かったのはこのあたり。まだどれも記事化してない。

Versailles YUKI活動休止前ラストライヴ@Zepp Haneda(2023/12/14)


YUKIが活動休止という名のVersailles脱退をしてしまったのはほんっとーに残念だし悲しいが、まさにこれぞVersailles!といういいライヴだった。またYUKI以外の4人はVersaillesとして復活してくれることを祈る。

KAMIJOソロ ルイ17世のストーリー集大成ライヴ LOUIS XVII@Zepp Shinjuku(2023/8/28)


KAMIJOソロ10年間の集大成のようなライヴ。7月のVersaillesとKAMIJOソロの2マンのときからKAMIJOの調子がよかったのだが、この日も大変よかった。普段よりもミュージカル調な総合演出もよかった。突然歌謡曲風に歌い出すOSCAR、そして第七楽章からの第八楽章、からの再度第七楽章という終盤の展開、まさに究極の期待通り!天才。

BUGY CRAXONE 癒やしと気合いツアーファイナル@BASEMENT BAR(2023/12/1)


2022年末から再びブージークラクションのライヴに行き始めた。毎回よかったけど、特に精神がなかなか弱ったタイミングで観たこのライヴが印象的だった。まさに「癒やしと気合い」という内容で、終わった後にライヴタイトル通りだ…と感心した。すずきゆきこのステージングに生きる勇気をもらい続けて早20年以上、今もずっとかっこいい、ずっと大好き。


余談

2023年は初めて新型コロナウイルスに罹患して約一週間寝込んだり、仕事がごちゃついたり、たくさんの人との別れがあったりとなにかとつらい年ではあったけど、年末最終日にKAMIJOがよしきさまのにぎやかし要員として紅白歌合戦に一瞬出るというまさかの事態が起こり、一年の最後の最後はテンション高く終えられた。

2024年も、つよく楽しくたくましく生きていこうと思います。


「今年買って一番よかったもの」過去記事

過去記事はこちら。
2022年が抜けているのだが、年末にめちゃくちゃ久し振りに新調した個人用のノートパソコンがその年に買って一番よかったもの。

Versailles YUKI ドラマー引退発表

2023年9月10日の昼12時に、「Versaillesから大切なお知らせ」という記事がVersaillesの公式サイトに上がり、

その内容はドラマーのYUKIの引退発表だった。

今年2月にYUKIの年内でのドラマーとしての活動休止を発表させていただいておりましたが、この度YUKIから引退の申し出があり、大変残念ではございますが12月14日のZepp Haneda公演が現メンバーでのラストライヴとなることをお知らせします。

いつかは公式サイトから消えてしまうであろう発表内容全文は、他メディア含めて一般公開されているので、この記事の下の方に転載します。


目次

 

今回の発表内容について

YUKIが引退するという今回の発表内容は、おそらく大多数のファンが予測していたVersaillesの近未来の数シナリオのうちの一つだった。

年内いっぱいでYUKIが活動休止に入るという発表は今年2月に既になされていたので、その後の発表として今回あり得た選択肢としては

  1. 来年以降のVersailles自体の活動休止発表
  2. 来年以降のVersaillesの活動内容や、サポートドラマーの発表
  3. YUKIの引退発表

あたりで、

まあ今回は1かなーVOGUEの歌詞もめっちゃ終幕っぽいし、3はいずれは来てしまうかもしれないけど、その前に1か2が来るだろうな…とか思ってたけど、いきなりの3だった。


私は、YUKIの活休発表を聞いた今年2月のHoly Grailツアーファイナルのアンコール時と未だに同じ気持ちです。

好きなバンドマンには、個人として元気でいてほしいし幸せでいてほしいけど、一ファンとしてはステージ上でドラムを叩く姿をずっと観ていたかったのも同じく本心なので、普通にまだ悲しい。でも、これでよかったんだということもわかってる。


過去の「Versaillesより大切なお知らせ」

思い返せば、我々は2009年の8月頭に「緊急のお知らせ」というタイトルで当時のベーシストJasmine Youの活動休止を知らされ、

その直後の8月10日に「Versaillesより緊急のお知らせ」というタイトルでJasmineさんの死を知らされ、

2012年のKAMIJOの誕生日には、翌日の日付で書かれた「Versaillesより大切なお知らせ」というタイトルの活動休止宣言を突然フライングでぶっ放されたという経験があるので、

「(アーティスト名)から大切なお知らせ」「(アーティスト名)から重要なお知らせ」と言われると大抵は(ファンにとって)悲しいお知らせであることを十分学んでいるので、今回もリンクを開く前になんとなく察してしまったわけですが。

やはり今回も悲しい話であった。

ただ、発表コメントや各メンバーからのコメントが、14年前のJasmineさんのときのようなやばさではなかったことは救い。Jasmineさんが亡くなったときは、その後Jasmineさんの引退を公表する事務所からのコメントがどこかから流出したりして、その文章のやばさにファンの皆がひいたものですが、今回のコメントはまともだ。

バンドとしてやばいコメントを出さなかったこと、YUKIが限界を迎える前にどうにか脱退できたこと、この点だけを見ても、Versaillesはあの事務所を抜けて正解だったと思える。


ジストニアという病気について

YUKI自身のコメントにあるように、脱退理由は以前から本人が公表していたジストニアの症状悪化と、ご家族の事情とのこと。

バンドマンのプライベートなところについては我々ファンがどうこう言う部分ではないので、ジストニアについてだけ書く。


職業性ジストニアは、私が短期的にでも聴いていたバンドマンだけに限っても、複数名が罹患している。私が初めてこの病気を認識したのはたぶんGRAPEVINEのベースの西原さんが発症して、後にバンドを脱退したときだと思う。

Versaillesの周辺だけを見ても、Versaillesの盟友(?)の摩天楼オペラのドラマーの悠がジストニアでバンドを脱退しているし、Jasmineさんが以前所属していたバンド雀羅で組んでいたドラマー、Blu-BiLLioNのSeikaもジストニアを発症し、脳の手術を受けたものの最終的にバンドは解散している。


ジストニアで活動休止中のRADWIMPSのドラマーの山口智史さんによるN=1000以上の調査では、調査に回答したプロドラマーのうち11人に1人が医療機関でジストニアの診断を受けている、とのこと。

山口さんは、自らのネットワークを生かし、1000人以上のドラマーをアンケート調査した。するとプロのドラマーの11人に1人が医療機関で、この病気の診断を受けたと報告し、その多くが山口さんと同じ右足に症状が出ていたことが分かった。専門家からは「11人に1人というのは驚くべき数字だ」との声も上がっている。

すごい数だ。それだけたくさんの患者がいる病気だということに驚く。

このサンプル数1000以上のデータというのは、2022年に山口さんと慶應の藤井先生によるアンケートでとられたもので、リズムアンドドラムマガジンでも呼びかけがあった模様。

このジストニアという病気、身体的に症状が出て仕事に直接影響してしまうのはもちろんのこと、精神的にもかなり追い詰められる類の病気のようだ。

手足を思い通りに動かすことが仕事だったミュージシャンが、あるときからなぜか手足を自由に動かせなくなってしまう、しかもだんだん症状が悪化していくことが多いし、治療法はまだ確立しておらず、脳の手術までしたって治るとは限らない。音楽をやっていない素人が想像しただけでも、相当つらい。


VersaillesのYUKIに話を戻すと、Jupiterの頃からジストニアの症状があったと以前本人が個人のYouTubeチャンネルで言っていたのだが、その発表があるまで私は彼の異変には全く気がつかなかったので、当時とても驚いた。

2016年にVersaillesが活休から帰ってきて、またYUKIのドラムを聴けるようになり、その後KAMIJOソロでも聴けるようになり、どちらのライヴに追いてもYUKIは以前と変わらず複雑で手数足数がやたらと多い超速ドラムをいつも淡々と叩いていたし、なんならジストニアの公表後も現在に至るまで、素人目には演奏自体に特に変わったところは見られなかった。ライヴで生演奏を聴いていて、YUKIのドラムに対して違和感を感じたことなんてここ数年もほぼない。

でも、我々が以前と変わらないYUKIのドラミングを観ることができ、ずっと変わらないVersaillesのライヴ演奏を聴くことができていたのは、きっとYUKIがジストニアの発症後にめちゃくちゃ努力をし続けていたからで、それがYUKI本人にとってはものすごい負担だったんだろうなとも思う。コロナでしばらくライヴを観なかった後の2022年にライヴハウスの距離感で久々に生で彼の姿を見たとき、あまりのやつれ具合にびっくりしたのは事実だし。

苦渋の決断ではあっただろうけど、今回ドラマーを引退することで、彼がその身体的・精神的負担から少しでも解放されればよいと思う。


YUKIは年末で活動休止ではなく「引退」と明言されているので、来年以降はYUKIのドラムを観ることはもうできないし、そもそもライヴの場でステージに立つ彼をフロアから見上げることもできなくなるんだろうけど、私がVersaillesを観始めた2008年からこれまで15年間もの長い間、断続的に彼のドラミングを観ることができて、大好きな音楽を彼のドラムで聴くことができたことは、ほんとうに幸せだった。

たくさんの思い出と音楽をありがとうございました。

年末でYUKIが脱退した後、来年以降のVersaillesの活動がどうなるのかはまだ発表されていないしわからないけど、Versaillesの未来も、YUKI個人の未来も、どちらも幸せであるように祈りたいと思います。


発表内容全文


Versaillesより大切なお知らせ

今年2月にYUKIの年内でのドラマーとしての活動休止を発表させていただいておりましたが、この度YUKIから引退の申し出があり、大変残念ではございますが12月14日のZepp Haneda公演が現メンバーでのラストライヴとなることをお知らせします。
残り短い時間ではございますが、9月22日から始まる「Japanese Visual Metal Tour」、そして現メンバーラストステージとなる12月14日Zepp Haneda「CHATEAU DE VERSAILLES」公演で、YUKIに最後の花道を作り送り出したいと思います。今後のYUKIの人生とVersaillesに変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

2023.9.10 Versaillesメンバー一同

YUKIコメント

みなさんにお伝えしたい事があります。
今年の2月に「2023年12月14日でドラマー活動を休止する」と発表しましたが、その日をもってドラマーを引退をする事に決めました。

「ジストニアによるドラムプレイの葛藤」
「サポートが必要な家族の傍に居たい」
これらの状況が以前より悪くなっていく中で、技術、時間、気持ちなど全てのバランスが崩れてしまいました。
メンバーは待つと言ってくれたし、ファンの皆さんからも沢山の応援メッセージを頂きましたが、Versaillesのドラマーとして今の自分、この先の自分に期待が出来なくなり今回の決断をしました。

必ず帰ってくると言いながらこの様な結果になった事を申し訳ないと思っています。
本当にごめんなさい。

最後となる12月14日まで、全力でVersaillesのドラムを叩きます。
これまで関わってくださったスタッフの皆さん、関係者の皆さん、ファンの皆さん、そして色んな夢と景色を見てきたメンバー、心からありがとうございます。
最後までよろしくお願いします。

KAMIJOコメント

バンドである以上、その歴史が長くなればなるほどYUKIに限らずいつかはこういう日が来てしまう事もある。
YUKIがしなければならない事があるのならそれを優先して欲しい、楽になれるなら、幸せならそれでいい。そう思っています。
メンバーである以上に16年連れ添った友人。これからも変わらずに友人として笑いながら人生を歩んで行けたら嬉しいです。

HIZAKIコメント

初めて会った日から、その優しい人柄に幾度となく自分も救われました。ドラムプレイやフレーズセンスの良さは素晴らしいし、生粋の音楽好きなところはめちゃくちゃ尊敬しています。
ジストニアのことは正直悔しい気持ちはありますが、あんなにも苦しんでいたのにここまで諦めずに頑張ってくれてYUKIくんに感謝です。奇跡とも言える時間を共に過ごしてくれてありがとう。
これからは別の人生を歩むことになりますが、YUKIとVersaillesを暖かく見守っていてください。

TERUコメント

来年以降、様々な活動形態を模索しながらVersaillesは何年でもYUKIくんを待ち続けようとしていましたがそんな中、引退の申し出がありました。
もちろんメンバーとしてはいつまでも一緒に活動したかったけど、人には各々の人生がありその道を尊重すべきだと思い受け入れる事にしました。これは長く長く一緒にやってきたからこそです。
YUKIくんにはドラマーとしてだけではなく、活動の中で色々とフォローしてもらい、ちょっとした一言で救われた場面も幾度もあったので感謝しています。誇れるメンバーです。このメンバーだからここまで来れたし今まで一緒に活動できて本当に良かったです。
YUKIくんとは今生の別れではないけどやっぱりとても寂しいです。このメンバーで活動出来る時間はあと僅かですが全力で挑みたいと思います。

MASASHIコメント

YUKIくんとはVersaillesのサポートで参加する時にスタジオで初めて会いました。
その時は会話もあまりなくて、お互いお酒が好きってことで後日二人で飲みに行った時に抜群に仲良くなれて、音楽の趣味も合うし、プライベートでも飲んだり遊んだりする仲になれて嬉しかった事を今でも覚えてます。
加入当初は個人的に色々と不安要素もあり、リズム隊の二人で練習がしたいという自分のわがままにもYUKIくんは快く付き合ってくれたし、優しく声掛けてくれました。
ジストニアで苦しんでたのも近くで見てきたし、何より家族を大事にするYUKIくんのことだから、今回引退の申し出を聞いた時は背中を押しました。
自分のバンド人生でリズム隊の一番の相方だったので寂しいですが、YUKIくんのこれからの人生を応援しています。
持ちつ持たれつでここまで一緒にやってくれてありがとう。
最後まで一緒に駆け抜けましょう。
そして、これからのYUKIくんとVersaillesをよろしくお願いします。