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「いんちき」掲示板
 虚構はしょせん虚構に過ぎない。だが虚構を求める人々の心は「真実」だ


 
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そして (2015.08.09 Sunday) [-]
移転先のパスワードとログインURLが消滅したため向こうにはかけませんが、管理人はそのうち何かを始めるようです。
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「サンタは現実には存在しない」という神話 (2004.12.24 Friday) [教授によるムダ知識メモ]

 ●サンタさんは現実には存在しない?
 最近の日本のクリスマスでは、サンタクロースの存在がほとんど忘れられています。
 子どもは、プレゼントを贈るのは両親に決まっていると諦観し、「サンタは本当にいるんだ」と信じる子供は馬鹿にされることすらある始末です。

 しかし、教授は現在の「サンタはいない」という一般的に信じられている説に対して反論を述べておきます。サンタクロースは本当に存在するのです。

 サンタは北国に住んでいるという設定がありますが、デンマークにあるグリーンランドには「国際サンタクロース協会」なるものが存在します。

 日本の場合は、毎年フィンランドから実際にサンタクロースが一人、来日してきます。
 「あれ?国際サンタクロース協会はグリーンランド(デンマーク)にあるんじゃないの?」と思った人は感が鋭い。

 フィンランドから日本にサンタが来るのは「サンタクロース・ファンデーション」というフィンランドの観光対策の一つで、その内容はフィンランドの善意を全世界に広めると同時に、サンタの故郷はフィンランドである!ということを広めるためです。誰だって、フィンランドからわざわざサンタがやってくると聞いたら、サンタはフィンランド人だと思いますよね。

 本当にフィンランドがサンタの唯一の故郷ならわざわざ表立って主張する必要性はないと思うのですが、実はサンタクロースの生まれた国と主張している国は現在、フィンランド・デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・アイスランドの五カ国存在します。

 物語のサンタの出身地は「雪国(北極圏)」としか設定されていません。つまりどこがサンタの故郷かは言ったもの勝ちなわけで、このようにいくつもの国が「我が国こそ真のサンタの故郷である」と主張しているわけです。
このあたりが夢を上げるサンタさんたちの世界にも大人の事情が存在することがわかり、(嫌な方向で)生暖かい気持ちになれること請け合いです。
 <本場フィンランドからサンタクロース来日>

 さてサンタさんが本当にいるというならば手紙を書いてみたいと思うのが人情です。もちろんサンタクロースは夢をあげる職業(?)ですので、手紙を送れば返事をくれるし、電話で応対もしてくれるなど、きちんと子供に夢を見させてくれるのです。素晴らしいですね。

 ちなみにサンタさんから手紙をいただく為には1260円(ちゃんと税金がかかるあたり現実的で素晴らしい)の料金がかかります。
 え?国際郵便だということを計算に入れても高い?向こうも商売ですから。夢を見るにもお金が必要な世の中なのです。
 <サンタさんからのお手紙>
 <フィンランド政府公認サンタクロースからのお手紙>

 ●国際公認サンタクロース
 さて、国際サンタクロース協会なるものが実在することは既に述べました。そこで気になるのは、国際公認サンタクロースとはどのようなものなのでしょうか?
 まず、サンタクロースというと、イメージ上から白人だけだと思いがちですが、公認サンタクロースは白人だけではなく、それ以外の人種の人も多数存在し、この日本にもアジアで唯一の公認サンタクロースが存在するのです。

 アジア唯一の公認サンタクロースは「パラダイス山元」という人物です。
 おい、いくら何でもその名前はあんまりだろうと思わなくもないのですが、実際にそういう芸名ですから仕方ありません。ちなみに趣味は盆栽です。
 彼の活躍ぶりは世界マンボ紀行サンタクロースサイトに載っているのですが、これが凄い。

 まず、年に一回世界各国からのサンタが集結する「世界サンタクロース会議」というものがあります。
 これは、自国のクリスマスの状況や問題点などについて、世界最古の遊園地「バッケン」で話し合いを行うものであるが、そこで扱われる議題が「おいおい、君達は本当にサンタなのか」とつっこまずにはいられないものです。

 会議の議題は、地球環境の諸問題やトナカイの数の減少に、煙突の太さの国際基準の設定から、女性サンタのスカートの丈に至るまで話し合うということです

 教授は不勉強な人間ですので、サンタが侵入する煙突の太さに国際基準が存在するとは知りませんでした。もしかすると、この基準に満たない煙突の家にはサンタは来ないのかもしれません。
 女性サンタのスカート丈議論というのがよく分かりませんが、例えばこんな感じかもしれません。

 「議長!!女性サンタのスカート丈は膝上5cmがいいと思われます!!」
 「異議あり!!それではあまりにも破廉恥すぎる。子供に夢を与えるサンタが、そんな媚びたようなことをしてはならない!むしろ、スカートは膝下10cmが望ましい!!」
 「それは、過去の論法だ!!これからは積極的に、大人に対してもアピールすべきだ!!」
 「静粛に!!確かに、サンタは子供に夢を与える存在であるが、女性のムチムチでプリプリな素足を隠してしまうのはあまりに惜しい。どうじゃ?スカートは短めにして、ストッキングの着用を義務付けるというのは」
 「異議なし!!」「賛成であります!!」

 もちろん、これらの発言は教授の創作ですが、女性のスカート丈の長さを真剣に悩むサンタというのを実際に見てみたいものです。

 ちなみに、このサンタ会議は毎年7月。つまり真夏に行なわれます。もちろん、服はあの分厚い服に帽子と髭です。この会議はサンタ同士の会合だけではなく、公園でパレードを行なったり子どもとクリスマスダンスを踊ったりもするので、真夏の暑い時期にサンタを見つけたら、そっと応援してあげてください。


真夏の大量サンタ(世界マンボ紀行)

 ちなみにサンタ会議に参加する場合、サンタ服はデンマークについてからではなく、自宅で着替えて家を出なければなりません。つまり、日本のサンタであるパラダイス山元さんの場合は、真夏の成田空港にサンタさんルックで登場することになるので、毎年「夏の風物詩・真夏のサンタクロース」として成田空港の名物となっているそうです。
 <成田から出航>

 ●公認サンタクロースになるには?
 公認サンタクロースの存在を知って「私も夢を与えるサンタさんになりたい」と思った人もいるでしょう。現在のところ、公認サンタクロースのうち、日本人はパラダイス山元さん一人しか存在しませんが、「公認サンタクロース試験」というものを突破すれば、誰でもサンタクロースになることができます。ただし、一般公募とはいえ、コネなしで資格を得るのは困難だそうですが。
 では、気になる試験内容を見てみましょう。

 ▼前提条件
 まずサンタになるための前提条件をクリアしていないといけません。誰でもなれるとはいえ、体重40kgのチンマリしたサンタさんでは威厳がありませんからね。
 というわけで、まず体重は120kg必要です。この時点で全世界の9割の人間が脱落します。ほとんどの人はサンタさんになるという夢を持つことすら許されないのです。世の中世知辛いですね。

 ただし、公認サンタにはなれなくとも、サンタさんの心構えを勉強することは出来ます。日本では、サンタクロース養成講座というものが開催され、サンタの基礎知識のほか、サンタの笑い声の正しい発声方法、サンタクロース流歩き方などの指導が行なわれたことがあります。この講座がまたあるかは分かりませんが、興味のある人は調べてみるのもいいでしょう。
 <サンタクロース養成講座>

 サンタさんのトレードマークの一つに白髪と白髭もあります。豊かな白髭はサンタさんのおおらかさを象徴していますが、注意点が一つあります。サンタさんのうち何人かはあの髭は付け髭です。
 白髪と白髭を自前で持っている人はいいのですが、それでない人の場合付け髭とカツラは必須です。ですので、サンタさんを見かけても白髭を引っ張ってはいけません。ビョーンビョーン伸びるからといって髭を引っ張っていたら、スポっと白髭が抜けてその下もじゃもじゃした無精ひげが露わになったり、白髪に触っていたらカツラが取れてパンチパーマが見えたりすると、子どもはきっと泣きます。


本文に全く関係ありませんが、唐突に

 ▼試験1.サンタクロース・スピーチ

 これは、自国の諸問題などに関してサンタクロースとして、180人ものサンタクロースの前でスピーチを行なわなければなりません。大勢の人の前で平然と話せなければ、子供に囲まれるサンタにはなれませんし、夢を壊す発言は当然ご法度です。
 また、サンタさんは全世界の憧れですので、自国だけではなく外国の子どもともコミュニケーションが取れる必要があります。スピーチは、公用語である英語と協会のあるデンマーク語に限定されます。

 ▼試験2.体力測定

 スピーチは度胸と頭の良さだけで何とかなりますが、それだけでは合格できないのがサンタの恐ろしさ。
 サンタクロースは7月の炎天下に、サンタクロースの正装である「帽子、白髪、顎髭、ジャケット、ズボン、プレゼント袋」を着せられて体力測定をしなければなりません。ちなみに、この服装は会議中ずっと付けていなければならず、パラダイス山元さんが夏の炎天下の汗で臭くなったカツラを外したところ、サンタの長老から「ファッキン、ジャップ!!イエローモンキーが白髪のカツラを外すな!!(意訳)」と怒鳴られています。
 <長老サンタクロースの逆鱗に触れる>

 この試験は、受験者だけではなく現役サンタは「全員」参加。若い人間だけではなく、年老いた爺さんもたくさんいるだろうに、真夏の炎天下にやられて干からびて死者が出ないか大変心配です。

 内容は障害物競走で、プレゼント袋を持って50m全力疾走したあと、梯子を使って煙突から家に侵入。モミの木にプレゼントを置いてミルクとクッキーを一気飲み(何故?)。その後は逆に煙突から這い出し、元の位置に戻るというものを制限時間2分でこなさないといけません。

 女性サンタの場合は、ここまで過酷な体力測定はなく、代わりに二人一組になって毛糸の糸巻き競争をすることになります。服装も白髭にゆったりしたでかい服ではなく、ミニスカート着用が義務だったりと、子どもの夢というよりスケベジジイの思想がそのまんま投影されていて微笑ましいですね。

 これ以外にも、「トナカイの使い方」や「伝説のサンタクロース・朝の体操」なる妖しげなものも習得しなければいけません。
 これは、煙突によじ登るしぐさや、サンタクロースの衣装にアイロンをかけたり、それを物干し竿にかけたりする動作が巧みに折り込まれた体操であり、同じようなものを延々となんと1時間もやらされます。

 これからサンタさんに出会ったら、「伝説のサンタクロース体操をやってー」と駆け寄るのも一興かもしれません。心優しいサンタさんならば、きっとクネクネと踊ってくれるに違いありません。親はきっと子供を遠ざけようとするでしょうけど。

 サンタさんは挨拶も重要です。よく物語ではサンタさんが「ほっほっほ」と笑っていますが、実際にサンタの合言葉として、「HoHoHo〜」という挨拶が使われています。
 世界サンタクロース会議では、世界中のサンタ約180人(当然、全員太っていて、サンタルック)が、一斉に、「HoHoHo〜」と叫ぶのです。かなり怖い。
 以上のような厳しい試験を合格すると、ついにフィンランド政府公認の「国際サンタクロース」として認められることになります。当然ですが、サンタの正装中は「ノーセックス・ノーアルコール・ノースモーク」が義務付けられています。

 このように、現実にサンタクロースは存在するのです。今まで「サンタなんていねえよ」と思っていた人々は認識を新たにしてもらいたいものですね。

 なお、サンタさんから夢の溢れたプレゼントを頂くための料金は三万円となっております。
 <サンタさんのプレゼントは30000円>

・サンタさんは実在します。
・日本のサンタクロースは「パラダイス山元」というちゃっとアレな名前で趣味は盆栽です。
・サンタさんから手紙を貰うには1260円(税込み)が必要です。
・サンタさんになるには、ものすごい試験を乗り越える必要があります。
・女性のサンタはミニスカが国際基準です。
・サンタさんのプレゼントは三万円です。


 関連:Navi特集・サンタクロース
    :デンマークの公認サンタは緑色
    :人さらいするサンタもいる!?

 ■教授的チラシの裏日記
 「クリスマスなので何かプレゼントくれるがいいと思います」と女性の友人に主張したところ、カップラーメン(150円)を奢っていただきました。
 クリスマス・イヴに二人の男女が食堂でカップめん(彼女はどん兵衛)をすすっている姿は中々シュールで幻想的だと思います(別にカップルではないですが)。
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健康を害する健康保護運動 (2004.09.23 Thursday) [いんちき心理学講義]
 ●どれが「事実」なのかという難しさ
 少し前に、朝日新聞の天声人語がとあるウェブサイトの盗作ではないかという記事が週刊新潮に掲載された事件がありました。
 まあ、その内容が盗作かどうかの判断には関知しないとして、面白かったのはその裁判の結果によるそれぞれの新聞社の報道です。

 普通、裁判といえば厳格なものであり、多少の違いはあれども判決に対して全く異なった記事が載ることは考えにくいと思うのですが、この事件を報道した「共同通信」「朝日新聞」「ZAKZAK」では記事の見出しがこうなっていました。

 朝日新聞 「天声人語が盗用」認めず、新潮社に賠償命令 東京地裁
 ZAKZAK 「『天声人語が盗用』は相当」…東京地裁判決
 共同通信 「天声人語が盗用」に相当な理由 週刊誌記事、賠償責任を否定

 朝日新聞とZAKZAK・共同通信で見出しが180度違うのですが・・・。

 リンク先の記事を見ればわかるとおり、報道対象自体は全く同一です。しかし、各社ごとにどこに注目するかで記事の印象を完全に別物にできるという「事実」というものを考えさせられる教材だと思います。

 ●天然牛乳は健康に悪いので天然じゃない牛乳を飲もう
 教授は、小さな頃は牛乳が好きだったのですが、大きくなってからは牛乳を飲むとお腹を壊すことが多くなったのであまり飲まなくなってしまいました。
 こういう人は日本人にはかなり多くて、昔は飲めたのに、成長すると飲めなくなるのはどうしてなのかと不審に思うと思います。

 牛乳には乳糖がはいっているのですが、この乳糖はラクターゼという酵素がない人が摂取すると、分解されなくなって体に溜まります。この溜まった乳糖が腹痛や下痢などを起こしてしまうのです。そしてこのラクターゼは子どもの頃にはあるけれど、大きくなると作れなくなってしまう人が特にアジア、アフリカ、南欧の人々の90%前後もいます(北欧・西欧系はわずか10%前後)。

 では、栄養成分のよい牛乳を大人になっても飲むにはどうすればいいのかというと、話は簡単でラクターゼを牛乳に混ぜればいいだけです。このラクターゼ入りの牛乳は自然には存在しませんが、日本人の大部分には健康的な飲み物となり、逆に天然の牛乳は下痢を起こすので不健康な代物です。

 ●健康に悪い健康保護運動
 環境保護運動といえば、昨今の凶悪な化学物質の害を押しとどめるために日々運動を頑張っているか、或いは環境環境と叫ぶ姿が胡散臭がられるのどちらかで捉えられる事が多いと思います。
 しかし、どちらに判断するにせよ、化学物質は体にも悪いし環境にも悪いというのは一般的に判断されていることだと思います。

 なかでも、塩素といえば環境運動化には嫌われる物質の代名詞です。第1次世界大戦では毒ガスとして使われましたし、現在では悪名高いダイオキシンと関連しているとして塩ビ製品が過剰に嫌われました。

 また、浄水場で塩素殺菌をするとクロロホルムが出現します。このクロロホルムは発ガン性があるといわれ、アメリカのEPA(米国環境保護庁)では1995年に水道水のクロロホルム濃度を今までよりも遥かに低くするように提案しました。
 もっとも、この発ガン性というのはものすごい量のクロロホルムをマウスに摂取させたらガンが発生し、それを低濃度にして人体にそのまま適応したらそうなるというだけという代物でした。

 塩素に発ガン性のリスクがあるのは事実です。そして、1991年に塩素による発ガンリスクを恐れたペルーでは実際に水道水の塩素殺菌が中止されました。その結果国民が手に入れたのは、塩素不使用による健康ではなく、不衛生な水を使用したことによるコレラの大流行です。この年、ペルーでは数十万人がコレラに感染し、約7000人が死亡しました。
 また、この国だけではなく世界の発展途上国では一年間で2万5000人が不衛生な水による感染症で死亡しています。

 ●健康に悪い環境保護運動
 20世紀中盤に、DDTという強力な殺虫効果を持つ化学物質が大評判となりました。
 この物質は、非常に安価に生成できるにも関わらずほとんどの昆虫に抜群の殺菌効果を持ち、なおかつ人体には無害という代物で、シラミ・ノミ・蚊を撲滅し、チフスやマラリアを駆逐。
 スリランカでは、14年間に渡ってマラリア撲滅運動を行い、DDTを散布したところ、年間250万人も発症していたマラリアの患者数は、なんと31人に激減しました。

 しかし、1962年に環境運動家レイチェル・カーソンが「沈黙の春」という本の中でDDTを悪役と認定してから、DDTの評判は大逆転。野生動物(鳥類)が死ぬ、ガンが発生する、環境に残留し続けるという主張が一気に広まり、DDTに耐性を持つ昆虫が発生したことも相まって、DDTの使用禁止を訴える運動は一気に高まりました。

 さて、本当にDDTはそれほどまでに環境に悪いかと問われると、その後に実験を行なったところ、土壌に残留するというのは、土にDDTを10倍も撒いて暗所に保存するというやり方でやった乱暴なもの。本来の土壌で試したところ土壌生物がDDTを消化するので約2週間で消滅し、海水中の場合は一ヶ月でほとんどが霧散することが判明しました。また、人に対する発ガン性も確認されていません。

 その後、DDT散布が禁止されたスリランカでは、マラリア患者は再び250万人に逆戻りしました。

 ●バカげた二者択一しか存在しないはずがない
 中世錬金術師のパラケルススは「あらゆる物質は毒である。毒であるかそうでないかを分けるのは、その量だけである」と主張しました。

 要するに、この手の問題は「使うか禁止か」というバカげた二者択一を問うのではなく「適切な量はどれぐらいか」という問題です。
 無制限に塩素などを使い続けてしまうと本当に健康を害しますし、DDTは十数年間使われ続けた結果、DDT耐性を持つ昆虫が出現し現在500種が確認されています。明らかに過剰使用の結果です。また、哺乳類には無害でも鳥類には影響があるので、使用には慎重を要します。

 だからといって、塩素の禁止は不衛生な水による感染を増やしてしまい、発ガンリスク以上の人命を奪います。DDTの使用禁止は激減したマラリアで苦しむ人々を再び元に戻しました。化学製品を毛嫌いし全く使わないことは、健康どころか助かるはずの命を奪うことになるのです。


・新聞は偏っているので複数読むことをオススメします。
・天然の牛乳は下痢の元になるので天然ではない牛乳を飲みましょう。
・健康を守るための運動が健康を害することもあります。


参考文献
・天然モノは安全なのか?
・化学物質ウラの裏
・からだと化学物質
乳糖不耐症(web)
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