2011年 08月 16日
2011年 05月 05日
今書いて夜だから告知になるのか不明だけど、今日5/5の21:00からヒューマントラストシネマ渋谷で上映の『歓待』(深田晃司監督)のアフタートークに出ます。 主演兼プロデューサーの杉野希妃さんとしゃべります。 いまなんの話しをしようか考えているところです。杉野さんは俳優とプロデューサーを兼ねて、しかもこんな泥臭い低予算な現場で映画をつくってとしているので、ある種ちょっと変わった人だと思います…。僕は僕で演劇バカなので、そのあたりの話になるのかなと勝手に思い描いてます。 『歓待』レイトショーはここ数日満員だそう。いや面白く刺激的な映画です。去年の東京国際映画祭で「ある視点」部門の作品賞をとり、もう何か国でも上映が決まっているそうです。 僕は直接かかわってないんですが、深田くんは青年団演出部所属の映画監督。この映画は「青年団リンク」の枠組みもつかっています。 去年作り終わってから映画祭の上映作品に選ばれて、賞をとって、世界中で上映されて、ていうのが、なんだか不思議。 今日は映画祭以来半年ぶりに観るので楽しみです。 ちなみにこちらのパンフにも一筆寄せました。 まだしばらく上映はつづくそうなので、ぜひ観て、パンフも買ってください! #
by psykholos
| 2011-05-05 17:40
| 雑記
2011年 04月 13日
あさってから「わが星」の再演。 去年の岸田賞、というかたちで、広く受け入れられた作品です。 大幅な改稿はなく、芝居の中身を充実させることを柴くんは選びました。 ある意味、定点観測的に、2009年と2011年の、たった1年半の、その時の違いを感じています。 特製のパンフに、一筆よせました。 それを書いていた先月末は、まだ、「わが星」の面白さのすべてをわかった感じがしませんでした。 そのへんは、初演のあとにも悩んでますが。まあ、今もわかったわけではないですが、おととい、稽古場最後の通しを見ながらなんか少しつかめてきた気がしました。 演劇の可能性として「わが星」にある新奇性。 岸田賞のときには「設計」「ずらし」というようなキーワードでかたられていました。それもあると思います。 上演としては、なんなのか。「音楽との関係」というくらいしか、初演のときにはつかめていなかったんだけど、ちょっと進みました。なんとなく僕の言葉でいうと「リズムのリアリズム」というようなことかと、思いつきました。まだ、突き詰めていないですが、そういう感じ。これと対置されるのは「意味のリアリズム」?「リアリズムのリズム」?。なんかそういうようなことをぼやぼや考えられるほどに、詰まってきてると思います。 あさってから。どうぞよろしくお願いします。 1ステージなのがもったいないくらいの23日のライブも、かなり面白くなるはず(リハでかなりおもしろかった)ですのでぜひ。前売即完。当日券についてはまた、ままごとのTwitterとかで告知があると思います。 #
by psykholos
| 2011-04-13 23:20
| 雑記
2011年 03月 31日
傷つかずにいることも大事だと思うけれど、あえてふたをあけてみた。 そのとき、5日前?にみなさんから紹介していただいた「えぐる程かなしい歌」の数々。 (もれてたらごめんなさい) 中島みゆき『吹雪』 東京事変『落日』 (その日聞いたYoutubeがNGになっちゃった) 矢野顕子『ひとつだけ』 みなさんありがとうございました。 ぜんぶ聴きました。 ちなみにぼくのおはこはこれ。 #
by psykholos
| 2011-03-31 01:11
| 未分類
2011年 03月 29日
なんつーか、70年前もこういう感じで戦争に負けたんじゃないかなぁ、と内側から歴史を想像してみたりしている。 と言ったのが3日前。 この「ふた」を開けるとちみもうりょうのたぐいがうじゃうじゃしていて、ふかい無力感に襲われる。 震災から2週間とすこし経つ。 これは、第二次世界大戦、バブル崩壊、につづく3度目の敗戦なんだな、という思いと、それが学ぶ歴史としてではなく、社会人として自分が参加している日本の社会に起こっていることだということに、絶望を深くする。 この2週間の歩みは、僕たちの敗戦だと思う。 自分たちの日常を守る、というやり方で、そうして社会に背を向けてきたあり方の。 すくなくともこの10年は、自分たちも関わってきた。 こんな制御不能な世の中にしてきたのは、誰かのせいではない。 自分たちの日々のコミュニケーションのなかにも、同じ問題があった。 そこを反省しないで、魔女狩りや、自分のほうが優れている、というような話をしても仕方がない。 いまあたふたして一向にテンポが上がらない政府も、われわれが選んだ政体であることは、他国の人からみれば、あきらか。 どんなに汚くなったって、僕は考え続けたい。 こういうのを、対岸から見るような生き方をしたくない。非難したり、自分だけ身を守ったり。 達観も捨象もできない質なので。 いまだに、なかなか仕事に対して精が出ないのは、やはりそれが、来るべき新しい社会のあり方を考えることに、いまのところ接続していないからだ。 これを、考えていくためには、2週間は、もちろんまだ短い。 今は我慢していままで続けてきたことを続けながら、変えられるところをみつけていくしかない。我慢。 いずれにしても、僕は社会と無関係に演劇を続けていくことはできない。 そのために、考え続けている。ゼロベースから、いまの環境を反省して、突き放すことも含めて。 ともかく、前を見てやっていくしかない。 #
by psykholos
| 2011-03-29 16:44
| 雑記
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