regrets
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#106 痛いのなんて飛んでいけ。 飛んでいって、あの人に当たれ。 #105 君はいいね、と呟いてから、 それほどそう思っていないことに気付いた。 私は、と言い出してから、 その後に続く言葉が無いことに気付いた。 私は……。 #104 月が出ているから夜の空を見上げた。 何も出ていなくても見上げる人になりたい。 #103 力をちょうだい。 君を力いっぱい殴りつけられる力を。 そんなことを考えなくても大丈夫な力を。 #102 言えることなんてもう何もないと思ってた。 ううん、やっぱり何もないんだ。 でも気持ちだけは溢れ出ようとしているの。 いつでも溢れて切り裂かれそうなの。 #101 100の言葉を読み返すととても胸が痛んで、 それなのにどこか気恥ずかしくて、 なんだかモニターに枕を投げつけたいような変な気分になる。 だから私は、101番目の言葉を書くことにしようと思ったんだ。 なんにも変わらないのが我ながら情けないなあ。 |
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