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机上のお仕事?

最近小さなフィギュアを集めています。
以前からメインスピーカーの上には今まで乗ってきた車や、乗リたかった車のミニカーを置いています。

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しかし机上(大型こたつテーブル)には亀が沢山います。
我が家には20年くらい前から本物のイシガメが2匹いますが、
一時期クサガメやミドリガメを含めて7匹居た時もありました。
どれも、小学生の頃の娘が捕まえてきた亀ですが、流石に野生のイシガメは丈夫です。
今では田舎でも見かけなくなり、準絶滅危惧種にもなっているので大事に飼っています。
本来、冬の間は冬眠するはずですが、家の中なので元気に動き回っています。
画像の亀は6匹がガチャガチャ製で、ひとまとめで入手。

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一番大きなアルダブラゾウガメ(後列左)は本舗カロラータ製で、何れもオークション中古です。
後列真ん中がミナミイシガメでその右がゼニガメ。
スケールはバラバラですが、前列左からセマルハコガメ、クサガメ、ガラパゴスゾウガメ、ワニガメです。
この中でゼニガメだけが、ほぼ実物大ですが少し曖昧な作りになっています。

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本来ゼニガメとはイシガメの幼体を指しますが、尻尾はもっと長ーいです。
近年はクサガメの幼体もゼニガメと呼ぶ様で、これはどちらなのか微妙。

他に川辺の生き物や甲虫のコレクションもあるのですが、それらは収めています。
この亀達は観て癒やされるだけでなく、いつも細やかな仕事をしています。
さてそれは何でしょうか。絶対にわからないと思いますが…(笑)。
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訪問客で静かなオフ会(追記)

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今日は、オメガの会のスピーカーコンテスト常連の大嶋さんが、我が家においで下さいました。
実は東広島市に仕事で連泊されるのを機に
『お茶でもご一緒しませんか』とお誘いを受けていたのですが、折角近くまでお越しなら
我が家でオフ会でもとお誘いした次第です。
仕事終わりで夕方6時からのオフ会です。

大嶋さんは僕と同じBH派で、コンテスト作品でも音の好みの共通点を感じていました。
この時間、1階は営業中なので小音量での音楽鑑賞でしたが、
サード、サブ、メインそれぞれの音を聴き比べて頂きました。

とくにサードシステムのスピーカー『パドック』の初号改良機をお持ちの方なので、
ここでの音が気になっていらっしゃいました。
我が家のように、5cmユニットの手乗りスピーカーを2.6mも広げて鳴らしている常識外れな使い方は珍しいと思います。
普通なら真ん中スカスカの音場になりそうですが、このRF10パドック2は、
何故かしっかり実在感を持ってセンターにボーカルが定位する。
武田鉄矢の歌を聴いて「僕はまだパドックを全然使いこなしていない。」とおっしゃる。
私の使い方が変なんですよ。
次にサブに切り替えた音を聴いて、パドックの方が定位がはっきり繊細に決まるとおっしゃる(汗)。その通りです 流石に耳が良いお方。

メインスピーカーでいろいろな曲を聴いて頂きましたが、
終盤でのタイタニックのサントラは特に気に入って頂けたようです。
スピーカーの性能にダイナミックレンジが大切であることを実感できたし、
なかなか数値化できない、誤解しやすい要素であることも共有できました。
とても楽しい、2時間のミニオフ会となりました。
また色々お話ができるといいですね、気をつけてお帰り下さい。

追記
実は前日、ミニオフ会に備えて、RF10パドック2に手を加えていました。
というのも突板追加作業の際にバッフルを外してから、空気漏れの様な症状が出ていたので、
パッキンの張替えをしました。

DSCN9676.jpg

その時、フレームの未処理部分を発見。
ここにも異音の原因があるかもしれないので、フランジを折り曲げてエポキシ粘土で補強します。
仕上がりが右画像ですが、とっても汚い。初号機の方が余程きれいに仕上がっています(汗)。
でもその甲斐あってか、異音は一切感じなくなり目出度しでした。

RF10の周波数特性は…

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画像のメインスピーカーの上に3つ並んだ一番左側がRF10ですが、
試しに周波数特性を録ってみました。
普通は軸上1mとか50cmの距離とかでやりますが、
実動状態を調べたいので、リスリングポジションにマイクを立てての録音です。

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左右同時に鳴らし、距離は265cm。三脚に付けたRD-R1でのマニュアルボリューム録音です。

RF10ピンクノイズ特性 2024-03-18

ピンクノイズなので左上がりになりますが、赤線が10秒間ピークホールドとした特性です。
全体が一直線になれば良いわけですが、5cmユニットとしては良く頑張っていると思います。
100Hz付近の大きめのディップはBH特有のものですが、70Hzまでは充分出ています。
40Hz以下は暗騒音に埋もれていますので無視します。
いい加減な録音ですが、表記上は60Hz~20kHzで行けそうですね。

問題は低域の正確性で10Hz~120Hzのサイン波スウィープ信号で観ます。

RF10 - 10~120Hzピークホールド特性2024-03-18

画像はピークホールド(赤線)しながら118Hzで止めた時のデータですから実際は10Hz~118Hzの特性です。
黒線の左端の山が118Hzその右が2倍の高次倍音、3倍の高次倍音となります。
つまり赤線の200Hzや320Hz辺りの山は嘘物で勝手に出ている高次倍音ということです(汗)。
メインスピーカーでは、こういった高次倍音は全く出ないので、部屋のせいではないでしょう。
でもまあその御蔭で200~300Hz辺りの低域の豊かさにつながっているので、良しとしましょう。

それより気になったのは70Hzから90Hzにかけて『コォー』という感じの風切り音が
少し混じります。これはスロートの共振か、取り切れていないユニットフレームの風切り音か。
RF9.5も調べると解るかもしれません。

追記
『コォー』という異音はどうやら、バッフルを外した際にユニットのパッキンが駄目になって
空気漏れが起きているようです。
ついでにフレームの整形をもう少し高めて完璧を目指してみます。

余った突板を有効に

RF9.5エンジュとRF10パドック2の音の違いは良く分からない。
はっきり違うのは、見た目だけなのかもしれません。

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メインスピーカーの上に置いて落ち着くのはRF10パドック2ですが、
より馴染めるように少し改良を試みました。
と言っても、側面に余った突板の歯切れを貼るだけです。

DSCN9630.jpg

寄せ集めなので、高級感が出ているのか、いないのか…微妙です。

自作スピーカー界に激震

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3月8日、ヤマハ株式会社が主催し(株式会社ヤマハミュージックジャパンも共催)、
MJ誌が協力するというビッグな企画イベントが発表されました。
紹介してくれたkenbeさんに感謝です。
「ヤマハと創る スピーカー自作&試聴イベント」と題して一般公募が行われます。
全く予想だにしない出来事に吃驚です。

詳しい内容がヤマハのWebに発表されいてますが、関連記事のあるMJ誌を昨日買って帰りました。
ラジオ放送が始まる前年からの技術誌として、改名をしながらも発行してきたMJ誌も、
今年100周年を迎えたのを期に季刊誌になっていました。
こちら県内最大級の本屋でも、いつもの雑誌コーナーには見当たらず、
店員さんに尋ねると、専門誌コーナーへと案内されました。
中2階を周って一番奥の端っこに、MJ誌がありましたが、
自力で探すのは無理だろうと思える場所でした。 さすが店員さんです。

関連記事は小澤先生の手助けで企画された、自作ビルダーによるプレイベントの内容で、
ヤマハの課題ユニットを使った6作品の特性図が載っています。
Wedによると、このユニットはヤマハの「フラッグシップ電子ピアノに相応しい、
究極のスピーカーユニット」として開発されているというのがポイント。
いい物ができたという開発者の興奮がこのイベント企画に発展したという開発者のメッセージに感動します。
よくぞやってくれたという思いです。
さすが大手の音響メーカーだけあって、緻密な計画と運営で企画されており、
応援ぜずにいられませんね。

制作構想での審査が先にあるので、狭き門ですが、
その分ユニット代金が無駄にならない合理的な運びとなっていて安心です。
電子ピアノは様々な楽器や音源を表現するまで進化しているので、
究極のフルレンジユニットに近いことは間違いありません。
記事に登場の小澤先生や、kenbeさん初め5名の自作派がインフルエンサーとなっていますので、
オーディオ業界にも広く知れ渡るイベントになるのは間違いないでしょう。
とても楽しみです。

ダイソー RF9.5 エンジュ 完成

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だらだらと制作していた、ダイソーユニット搭載の5cmBH、RF9.5 エンジュが完成しました。
初号機のRF8とFR10の中間を狙ったものですが、今回は高級感を追求?
かといって経費を掛けたわけではありません。
前作の渋いパドックの色とは違い、バッフルは明るい色で、
いつもの黒いネジでは浮いてしまいます。

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そこでネジの頭にスプレー塗装して、金色と艶黒を試してみました。
取り付けてみて金色が無難ですが、やっぱりネジはネジですね。
結局、金色のシールをネジの頭に貼る、嘗てのパターン(右上)にしました。

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画像は前後しますが、バッフルを合わせた状態で細い下穴を開け、
バッフルだけにはさらに大きな穴を開けます。
ユニットは空気漏れが起きないように、細切りしたパッキングを溝に付けて、
バッフルで挟み込み、ネジ締めで完成。

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まずはホーン(ダクト)からの音を聴いて確認。
この方向でホーンから主に低音だけが聴こえ、ボーカルがユニットの方から聴こえてくればOKです。
ラボでの試聴では、予想どおりの音。
少しまだ、荒い気もするが、音域バランスは整っていて、切れ良く癖もない。
RF10との違いはまだ良く判らない。

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リビングのメインの上に置くと、側面はマッチするが、正面は少し浮いたイメージ。
この辺はパドックとは真逆。
小さいながら見かけで主張してきますが、しばらくリビングでエージングをしてみます。

小型BH仕上げは、お天気次第

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小型BHの側面にローズウッドの突板を貼った後、入念に表面にヤスリがけをしました。
ローズウッドは硬く、木目の細かい穴を取り除くのは難しく、程々で手を打ちます。
仕上げは、全面オスモカラー仕上げで木目を強調します。

突板の表面にノーマルクリアー、無垢板面にはエボニーとウォルナットを塗って様子を見ました。
案の定、突板の表面にボンドの染みが表れたので、すぐに紙やすりで取り除きながら、
またノーマルクリアーを塗布しました。
オスモの浸透で木が柔らかくなり、ボンドも取れやすくなります。
クリアー以外は濃く色付きますが、なかなか思ったような色にはなりません。
程々のところで、最後は全面クリアー仕上げです。

そんな調子で2・3度、サンドペーパーを掛けては薄く塗っては乾かすのですが、
天気が悪く乾きも遅いです。
表面は半日で乾いても、浸透した内部の硬化は2週間かかるそうなので、
気長にやるしか無いですね。

オメガの会長宅でミニオフ会

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オメガの坂谷会長さんを我が家にお誘いしたのは、4ヶ月前でした。
昨日はそのお返しのようにお誘いを受けての、午後からオーディオルームにお邪魔しました。
メインスピーカーのFE208ES-Rがどの様に鳴るのかがとても楽しみです。

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ちょっと不思議な左側のメインスピーカーです。
FE208ES-Rのマグネシュウムセンターキャップの黒ずみは、Wedでもよく見かけますが、
右側の方には黒ずみがありません。
何故こういった違いが出るのか不思議ですが、この積み上がった構成にも苦労が伺えます。
一番上の超弩級ツィーター(T500A MKⅢ)は元々FE208ES-Rの上においていたが、
高域改善の為、間に10cmフルレンジを入れたとのこと。
このツィーター1個で我が家のメインスピーカー2台を超える価格の高級品。

FE208ES-Rの指向性の強い伸びた高域にプラスツィーターするのは至難の業。
自分だったら…、やっぱり似た様なことをしていたかもしれません。

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下の低域担当は20cmフルレンジが両側面合わせて6発! 軽いフルレンジで超低域まで補強する事には大賛成です。その駆動系はイコライザーでの調整。

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ベリンガーを2台使って中低域以上と低域だけに分けて稼働。

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中低域から高域端まではA級のA-46で、低域はAB級のP-4200でのドライブですが、
それぞれ個別のプリアンプで音量調整をするという、アキュフェーズ4台に依るマルチ稼働!

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 これら1台分でも、我が家のプリ+メインの価格を上回る。
ベリンガーの細かいレベル調整が効いていて中域の下辺りから上の全域はとても耳あたりの良いフラットな音質。
しかしベリンガーに依存した、ベールを被った様な円やかな音質で、
FE208ES-R本来の切れの良い高鮮度の音とは違います。
この辺は好みの問題で、超低域まで良く伸びた深みのある音ですが、
60~80Hz辺りのいわゆるポップス系の豊かな低音はあまり出ていない。

ベリンガーのグラフ表示では出ているので、
もしかしたら位相のズレで打ち消し合って聴き取れないのかもしれない。
クラシックを深くスッキリと聴く事に徹した特性で会長さんの好みと思えます。

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一番下のエソテリックでCDを読み、真ん中の大きなDAC DA1で変換する。
このDA1はオメガの例会で何度か藤田さんがプロトタイプを持ち込んでいますが、
筐体を纏った完成品を見るのは初めてで貴重な体験です。
このDACは北鎌倉電子工作同好会の製品で、藤田さんはこのプログラミングを担当しています。
8連基盤の超弩級DACの様子は「第107会例会」でも確認できます。
電源部筐体と合わせてあの大きさに成ることに納得すると思います。

終わりの頃、DVDを下から2段めの黒いOPPOで再生しましたが、
これはベリンガーのイコライザーを通さないので、FE208ES-Rの切れの良い音を楽しめました。
このキレの良さが指向性と重なると刺激感となって敬遠する場合もあるので難しい。
自分はフレームの反射対策で、克服できたが、このユニットにも多少効き目があるかと思う。

約3時間のオフ会でしたが、最後はオメガの会の若返りと存続に関わる話で締めくくり、
楽しい時間をありがとうございました。
『会長さん…あなたもアキュフェーズファンでしたか』と思いながら帰りました。
はて、自分は一体、何ファンだろうか…。やっぱりDENONかなぁ…。

リビングオーディオの現在システム状況

リビングオーディオシステム202402

長年変化が少なかったリビングオーディオに、サードシステムを導入してから
ソースも拡大しました。
と言っても、ネットワークオーディオにはまだ手出しできませんが、
昔、夢中になったエアチェック時代の懐かしい感覚が戻ってきました。
今更ながら、FM放送のクォリティーと手軽さに有り難さを感じています。
ONKYOレシーバーアンプR-801Aの導入でスピーカーも増えたので、
一度、システム構成を確認してみようと思います。

メイン、サブ、サードの3組のスピーカー(赤ワク)は、それぞれ専用のアンプで稼働しています。
しかも、同じソースを3組同時に鳴らすことも出来ますが、そんなことはやりません。
音源機は青ワクで、リモコン操作できるのはDCD-SX1 LtdとR-801Aだけ。
リモコン一発で音が出せるのはR-801Aで、この手軽さはリビングでは重宝します。
CDやUSBを最もシンプルにならせるのはCA-S3のサブシステムで、
今まで最も稼働時間が多かった。

メインのセパレートアンプはパワーの電源投入時に一瞬部屋が暗くなるので、やはり気を使います。
PRA-2000やHMA-9500MKⅡは中古での入手ですが、
どちらもオリジナルとは違い、ハイグレード化しています。
RCAケーブルもメイン関係は全て単線での長岡氏流自作品。
定期的に最新のハイエンド機器の試聴もしますが、
はっきりとこのメインシステムを超える音には未だに出会っていません。

それはメインスピーカーの成熟度の高さも大きいと思います。
フレーム改造したFE208ESのBHは、
音楽演奏者の豊かな感情とその音場をストレートに再生してくれます。

小型BHでも高級感を何処まで出せるか

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前作のパドックはバッフルの高級感に頼っていました。
今回のバッフルは気分を変えて、エンジュという板を使いますが、
いまいち大人しい印象になりそうです。
そこで、側面の高級化を狙ってローズウッドの突板仕上げを追加することにしました。

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まずは余分を切り落としてから、側面の正確な平面仕上げです。
無垢の単板なので僅かな反りもあり、手作業では結構時間がかかります。

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ハンズの突板は10✕30cmで、一枚でピッタリ2面に貼れます。
1ミリの余分も無いので、マスキングテープを貼って切断すると、正確に割れや欠けも防げます。

ボンドは薄く隅々まで塗りますが、突板が波打っているので、
2つの箱を同時に貼りながら、向かい合わせにして圧着します。

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この時、薄手のクッションを挟んで均等に圧力をかけることで、綺麗に貼り付きます。

問題は、この硬い突板には細かい隙間があちこちにあり、
そこからボンドが染み出していて、これが表面仕上げに影響が出なければ良いのですが…。

DSCN9607.jpg
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴40年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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