〒988-0171 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5

riasark.m@nifty.com

☎ 0226-24-1611

FAX:0226-24-1448
開館時間:9:30〜17:00
(最終入館 16:30)
休館日:月・火・祝日の翌日(土日を除く)

新着情報

➡5月5日(日)こどもの日 無料観覧のご案内

5月5日(日)は高校生以下の方及び同伴の保護者2名様まで常設展を無料でご覧いただけます。受付にお声がけ下さい。

〇無料となる常設展示:2F「歴史・民俗資料常設展示」・「美術作品常設展示」

___________1F「東日本大震災の記録と津波の災害史」

 

同時に、現在開催中の企画展【第8回 食と地域の暮らし展「暮らしをウツス」~佐々木徳朗写真展~】は観覧料無料となっておりますのでどうぞご一緒にご観覧下さい。


➡開館30周年記念企画【グラフィックデザインコンテスト】募集のお知らせ

●リアス・アーク美術館では開館30周年を記念した展覧会の企画にあたり、

グラフィックデザインのコンテストを開催し、入選作品を展覧会内で展示するとともに、

入賞作品をミュージアムグッズのデザイン原案として採用することとしました。

 

●本コンテストではリアス・アーク美術館とその活動をより多くの方に知っていただくことを

目的としミュージアムグッズに印刷するグラフィックデザインの原案を募集します。

 

応募期間は2024年5月10日(金)~7月4日(木)となります。たくさんのご応募お待ちしております。

 

グランプリ(1点)には賞金10万円、優秀賞(2点)5万円、また入賞・入選作品(20点)は当館開館30周年記念展にて展示予定となっています。

チラシ裏面の応募票に必要事項を記入し作品に添え、別途指定の様式にて応募期間内に当館へ提出してください。

詳細は下記のチラシをご覧ください。裏面は応募要項、応募票になっています。

 

※こちらをA4用紙に印刷してご使用いただけます。

 

画像をクリック・タップで大きなサイズで表示されます。

 

 

 


➡第8回 食と地域の暮らし展「暮らしをウツス」~佐々木徳朗写真展~

当館では地域文化を足元から捉えなおす試みとして「食」と人々の暮らしの営みを紹介するシリーズ企画「食と地域の暮らし」展を2007年より開催してきました。

第8回目となる本展では、気仙沼市在住の写真家、佐々木徳朗の写真から、地域の風景や「食」を含む暮らしの移り変わりについて考えます。

佐々木氏は昭和10年生まれ。昭和30年代から現在まで、約70年にわたり当地域の姿を一生活者の視点で、丁寧にカメラに収め続けています。これまで多数の展覧会や写真集の発行など、精力的に作品を発表してきました。本展では氏の膨大な写真の中から、これまで未発表だった作品も併せて約150点を公開します。

 

 

食と地域の暮らし展は観覧料は無料、開催期間は2024年4月10日(水)から6月2日(日)となります。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料

 

 


➡第8回気仙沼・南三陸フォトコンテスト入賞作品展開催

本展は先に開催された同コンテストの入賞作品を展示する写真展です。

“未来に残したい、私たちの今”を写した気仙沼市・南三陸町の自然・街並み・行事・生活などを対象とした19点の素敵な作品の数々をお楽しみください。

 

観覧料=無料

会期=2024年3月14日(木)から4月21日(日) 

開館時間=9:30~17:00(最終入館は16:30まで)


➡5月22日(水)~24日(金)振り替え休館のお知らせ

5月22日(水)、23日(木)、24日(金)の3日間はゴールデンウィーク振り替え休館日です。

20日(月)、21日(火)の通常休館日と合わせて5月20日~24日の5日間が休館日となりますので、あらかじめご了承下さい。


イベント【リア美もったいないプロジェクト~リアス・アーク美術館利用拡大してみる会?~】を開催します!

リアス・アーク美術館では令和3年度より、教育普及事業として「リアス・アーク美術館 円卓会議」を開催してきました。同事業は地域で活躍している多様な人材をメンバーに迎え、美術館と地域住民が目線を重ね、「地域の未来を共に創造する仲間として語り合う場を生み出す」ことを目的としています。当イベントはリアス・アーク美術館の価値を地域住民に伝え、利用を促進するために、各メンバーが考えたアイデアを発表する、円卓会議プロデュース企画です。キーワードは「もったいない」。聴講すれば、あなたがまだ気が付いていない、リア美の潜在能力や魅力に出会えるかも!?

 

■日時:2月25日(日)13:30~(開場:13:00)

■場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ 軽運動(注意:会場は美術館ではありません!)

■定員:100名(先着順)

■料金:無料

■申し込み:聴講は不要。託児は申し込み必要(先着順・申し込み期限あり)

 

詳細は以下のイベントページよりご確認ください。

https://fb.me/e/4YaBw75tv

 

 

【問い合わせ】 リアス・アーク美術館(TEL: 0226-24-1611)

 

 


➡N.E.blood 21 vol.84 狩野宏明展, vol.85 只野彩佳展 2月10日(土)より

N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。

第84回目は山形県在住の作家‐狩野 宏明(かの ひろあき)、第85回目は宮城県在住の作家‐只野 彩佳(ただの あやか)を紹介します。

N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2024年2月10日(土)から3月20日(水)までとなります。

 

vol.84 狩野 宏明展

狩野は1983年山形県生まれ、2010年筑波大学大学院博士後期課程人間総合科学研究科芸術専攻を修了。現在は東北芸術工科大学にて教鞭を執っています。油彩を中心とした絵画作品を制作、多くの個展・グループ展・公募展で精力的に発表し高い評価を得ています。

狩野の作品には実在する多様なモチーフを奇抜に組み合わせて構成されたシュールな光景が描かれています。構成要素のジャンルや様式は幅広く、洋の東西や有機-無機、人工-天然、アナログ-デジタル等を問いません。文化や歴史、世界線すらも超越した虚構の世界がキャンバスという無限の劇場で熱量高く繰り広げられています。

リアリズムによって緻密に描かれたモノたちは狩野の圧倒的な画力に支えられ、それぞれが存在感を放ちながらこの複雑な世界を成立させています。狩野が提示する世界から生まれ出る新しい感覚や価値観は私たちのイマジネーションを大いに掻き立てます。

  

画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます。

 

vol.85 只野 彩佳展

只野は1992年宮城県生まれ、2018年東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻美術教育修士課程を修了。日本画画材を用いた風景作品を制作し、多くの個展・グループ展にて発表、高い評価を受けています。

只野は過去の個展で“汀線(ていせん)”という言葉を使っています。それは主に海と陸の境界線を指し、波や潮の干満などによって絶えず変動しています。留まることなく移り変わる自然の景色。只野はその刹那を切り取り、和紙に岩絵具という日本画の手法を用いて描いています。

流れ漂う雲、風に揺らめく木々や草花、陽に映える水面や山稜。景色を織り成す多くのモチーフは、まるで魔法をかけられたかのように豊かな光彩を放ち、その場の空気を孕んだより一層印象深い絵画となって私たちの脳裏に刻まれます。

  

 

画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます。

 

YouTubeにてこちらの展覧会の紹介動画を公開しています。

リンクはこちら 【リアス・アーク美術館 展覧会紹介 N.E.blood 21展  Vol.84& Vol.85

 


➡第7回 リアス・ジュニア絵画コンクール展 開催

リアス・ジュニア絵画コンクールは、圏域内小学生を対象とした絵画公募展です。

気仙沼市、南三陸町で暮らす小学生ならば誰でも参加でき、出品作品は全て展示されます。また、入賞作品を表彰し、それらの作品が掲載された特製カレンダーは応募者と来場者に贈られます。さらに、入賞作品は美術館に収蔵され、地域の子供たちの暮らしの記憶として末永く大切に保管・活用されます。

本コンクールには292作品のご応募がありました。その中から大賞1点・優秀賞3点・佳作8点が選出されています。募集テーマは「あんなこと、こんなことしたよ」 。家族や友人との楽しかった思い出や驚いたこと、感動したこと、発見したことなどを題材に、色とりどりに描かれた作品が並びます。力作の数々を是非ご家族そろってお楽しみください。

●本展開催期間は2023年11月18日(土)~12月24日(日)となっております。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料

※常設展は別料金となります。

 

  

※画像をクリック・タップでPDFデータが開きます。


➡新!方舟祭2023開催 9月21日(木)~

新!方舟祭2023は、幅広い芸術・創作活動の発表の機会を広く一般へ提供する当館主催の一般公募文化祭です。

本展は【展示部門】と【パフォーマンス部門】があり、一般参加22組による作品展示や、音楽発表等を6期にわたってリレー方式で行います。展示発表は毎週木曜日から始まり日曜日に終了します。※一部月曜日まで。水曜日は参加者の展示作業日ですので、お間違いのないようご注意願います。

リアス・アーク美術館を会場に繰り広げられる多様なジャンルの発表、異種共演をお楽しみください。

今年の会期は9月21日(木)~10月29日(日)です。

 

 

 

過去の方舟祭の様子(画像はクリックまたはタップで大きくできます)

「補陀寺仏像彫刻」
展示風景

「村上洋子と粘土の仲間達」
展示風景

「趣味の絵画会」
展示風景

「気仙沼ストリングスオーケストラ」
公演の様子

「生け花小原流」
展示風景

「お話サークルたんたん」
公演の様子

 

 

 

 


➡あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展 8月5日(土)より

ファイト新聞再読。かつて多くの感動を呼んだ子供たちの物語がありました。時を経た今、改めてその表現の意味を読み返してみたいと思います。

本展ではリアス・アーク美術館が収蔵する「ファイト新聞」のオリジナル原稿の一部と、精巧に再現されたレプリカ55点とその他関連資料、解説パネル等の展示を通して、東日本大震災の被災を経験した子供たちが日々感じていた様々な想い、「ファイト新聞」という一つの表現活動が全国的な注目を浴びることで生じた様々な出来事など、その二面性も含め再検証するものです。

なお、本展はリアス・アーク美術館と一般社団法人ファイト新聞社による共同開催展です。

 

『あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展』は観覧料は無料、開催期間は2023年8月5日(土)から8月27日(日)となります。

 

※画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます

 

 

 


➡『すずめの戸締まり』新海誠監督直筆サイン入りパンフレットその他期間限定公開

気仙沼市民会館で行われた『すずめの戸締まり』上映会と新海誠監督の舞台挨拶の際、縁あって監督控室用のウェルカムボードを当館が作成しました。パンフレット、三本足のイス(全て監督直筆サイン入り)とともに、エントランスホールにて展示公開しています。

公開期間 6月10日(土)~6月30日(金)予定となっております。

 

 

ー期間限定公開についてー

アニメ映画『すずめの戸締まり』(原作・脚本・監督:新海誠/配給:東宝)は、東日本大震災を含む自然災害をテーマにした作品で、劇中には気仙沼市の「道の駅大谷海岸」が登場します。

令和5年5月28日、気仙沼市民会館で『すずめの戸締まり』の上映と監督の舞台挨拶が行われました。これは「気仙沼の文化を支えるホタルの会」の会長で、リアス・アーク美術館の前館長、佐藤光一氏が新海誠監督にお願いの手紙を送り、実現したものです。

上映会において、当館では控え室のウェルカムボードを作成しました(イラスト:遠藤満希)。監督は気に入ってくださり、自身のSNSでも紹介。さらにサインを書き入れ、公の場で公開することも許可していただきました。

上映会を実現させたスタッフの方々や、新海誠監督のご厚意に感謝と敬意を表し、ここに展示させていただきます。

 

 

 

 


➡N.E.blood 21 vol.82 田中望展, vol.83 小太刀理予展 5月31日(水)より

N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。

第82回目は宮城県仙台市在住の作家‐田中 望(たなか のぞみ)、第83回目は北海道札幌市在住の作家‐小太刀 理予(こだち りよ)を紹介します。

N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2023年5月31日(水)から7月17日(月祝)までとなります。

 

vol.82 田中 望展

田中は1989年宮城県生まれ。2017年 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科 芸術工学専攻 博士課程修了、博士(芸術工学)。

衣食住をはじめとした暮らしを取り巻く環境とそのコンテクストからなる場所placeを対象に、芸術的アプローチからフィールドワークを行い、現場で生じた問いを表現します。

研究では、地域のアートプロジェクトにおけるサイトスペシフィカルな表現、地域の場所性(文化や歴史、人々)との関係性の中で立ち現れる表現について研究しています。また、まちづくりとアートの関係について、地域における創造活動の面から分析、実践しています。

フィールドワークによる取材を基に、その土地の記憶や人々の暮らし、文化を絵巻を思わせる画風で描いています。本展では、気仙沼地域を取材対象とした最新作や灯篭仕立ての作品など併せて約20点を展示します。

  

画像をクリック・タッチで大きいサイズでご覧になれます。

 

vol.83 小太刀 理予展

小太刀は1997年栃木県生まれ、2022年に東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域を修了。油彩、アクリル彩による平面作品を制作し、グループ展・公募展を中心に精力的に発表しています。

小太刀の絵画には、一見すると誰もが一度はどこかで目にしたことがあるような風景が描かれています。しかし、大方からすれば何気ない風景も、ある人にとっては思い入れの深い場所だったり、いつまでも記憶に残る景色、その人物の人間形成に深く関わる大事な景色だったりします。

まるで、風景を思い浮かべては消えゆく脳内映像を映し出したかのような小太刀の絵画は、見る者に自らの記憶の景色を想起させ、同時にそれを映し出す投影幕としての役目を果たしてくれます。作品を通じ記憶を手繰ることで思いもよらぬ“あの時・あの場所”の思い出や感情などを呼び覚ます追憶の機会となるかもしれません。

  

 

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➡第7回東北・北海道の風景公募展

広く作品募集をしておりました「LANDSCAPE of N.E.Vol.7」東北・北海道の風景公募展が開催されます。

本展はコロナ禍によって中止となった第6回展の入賞作品5点も合わせて約50点の作品を展示いたします。

開催期間は2023年4月8日(土)から5月14日(日)まで。会場は圏域ギャラリーにて。入場無料ですので是非お気軽にご来場ください。

開館時間=9:30~17:00(最終入館は16:30まで)

 

    

※当展示のチラシになります。PDFデータになっておりますのでそれぞれ画像をクリック・タップで表示またはダウンロードされます。


➡N.E.blood 21 vol.80 齋藤大悟展, vol.81 伏見恵理子展 2月11日(土)より

N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。

第80回目は秋田県にかほ市在住の作家‐齋藤 大悟(さいとう だいご)、第81回目は宮城県仙台市在住の作家‐伏見 恵理子(ふしみ えりこ)を紹介します。

N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2023年2月11日(土)から3月19日(日)までとなります。

 

vol.80 齋藤 大悟展

齋藤は1977年秋田県由利郡象潟町(現にかほ市)生まれ。2002年から本格的に写真をはじめ、現在ライフワークとして地元である象潟の海辺を中心に撮影し続け、個展・グループ展等において写真作品を発表しています。

日本海の色は太平洋と比較して色が濃いことから“鉛色”あるいは“鈍色(にびいろ)”の海と表現されることがあります。特に冬場の自然環境や天候などから一般に暗く重い印象のある日本海ですが、齋藤の写真には荘重な海の多様な姿が捉えられており、その懐の深さを感じさせます。長年にわたり日常的に海を見つめ続けてきた齋藤は、季節や時間帯、天候などで海が多彩な表情を見せることはもちろんのこと、その時々の自身の心情によっても写真が変化することを知っています。

私たちは齋藤の写真を通じ、秋田にかほの海の多様な姿を知ると同時に齋藤が海とともに過ごしてきた時間そのものに触れる機会となるでしょう。

 

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vol.81 伏見 恵理子展

伏見は1987年埼玉県生まれ。2014年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースを修了。多くの個展・グループ展・公募展等にて平面作品を発表し、高い評価を受けています。

伏見の作品は、一見すると抽象画のような印象を受けますが、その原型は風景などのスケッチを基にした絵画です。両掌に収まるほどの紙に描かれた小さな絵は、ものによっては100号を超える大きな画布に拡大して描写されます。その際、制作に使用する画材(絵具)や支持体(紙)と筆致によって生じた「にじみ」や「かすれ」、「まざり」などの現象は、形象として模され再現されます。絵画の要素として再構築されたそれらの形象は、新たな息吹を吹き込まれ画面の中で躍動し、作品全体は以前と異なるイメージへと変容します。

スケッチを原点とする絵画は、様式の変質とともに変貌を遂げ、作家自身にとって未知なる新たな風景として眼前に立ち現れるのです。

 

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➡佐藤健吾エリオ油彩画展 開催のお知らせ

佐藤健吾エリオは、1968年ブラジル・サンパウロ生まれ。帰国後、幼少期、青年期を宮城県石巻市で過ごし、東京芸術大学美術学部油画専攻を卒業後、東京芸術大学大学院美術研究科を修了しました。1994年には日本で重要視される公募展の一つ、日動画廊主催の第29回「昭和会展」で「昭和会賞(最高賞)」を受賞するなど高い評価を受けた作家です。

東京を拠点に活動をしていた佐藤氏は、2007年に北海道河西郡の中札内村へ移住します。あこがれの十勝の地でアーティスト活動を続けていた佐藤氏でしたが、東日本大震災の前年にあたる2010年に、急逝されその短い生涯を閉じました。

近年、佐藤氏の初期から晩年にかけて制作された作品の一部が、一括で当館へ寄託されコレクションとなったことを受け、この機会に油彩画作品約45点を展示、紹介するものです。美術や表現と常に真摯に向き合っていた美術家=佐藤健吾エリオ。その卓越した技術と繊細な心模様を映した風景画や人物画をご堪能ください。

 

リアス·アーク美術館コレクションによる佐藤健吾エリオ油彩画展は観覧料は無料、開催期間は2022年8月6日(土)から8月28日(日)までとなります。

 

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➡アイエム[インターネットミュージアム]特集記事より
 アイエム[インターネットミュージアム]特集コーナー【学芸員が選ぶおすすめミュージアム】に当館が紹介されました。
 この特集は、ミュージアムが好きな方なら、それぞれ自分自身のイチオシ・ミュージアムがあると思いますが、実際にミュージアムで働いている学芸員は、どんなミュージアムがお好みなんでしょうか?というコンセプトになっております。
 こちらのサイトでは以前から美術館・博物館一覧で当館も掲載されております。ぜひ特集コーナー記事と合わせてご覧ください。
※また、こちらのサイトをユーザー登録されますと、展覧会などの感想を書き込むことができます。
こちらがリンクになります。ぜひご覧ください。
●アイエム[インターネットミュージアム]リアス·アーク美術館 https://www.museum.or.jp/museum/912
●学芸員が選ぶおすすめミュージアム リアス·アーク美術館   https://www.museum.or.jp/static/106859

➡N.E.blood 21 vol.78 吉賀伸展, vol.79 千葉幸子展 開催

N.E.blood 21”は精力的に制作、発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年複数の作家を取り上げ、美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。

第78回目は山形県山形市在住の作家‐吉賀 伸(よしか しん)、第79回目は岩手県盛岡市在住の作家‐千葉 幸子(ちば さちこ)を紹介します。

N.E.blood21展は観覧料は無料、開催期間は2022年6月1日(水)から7月18日(月)までとなります。

 

vol.78 吉賀 伸展

1976年山口県に生まれた吉賀は2003年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2009年より東北芸術工科大学にて教鞭を執っています。これまで多数の個展・グループ展等において陶彫刻作品を発表し、2002年第3回日本ユーモア陶彫展’02大賞をはじめ、2005年第67回新制作展新作家賞、2007年五島記念文化賞美術新人賞を受賞するなど、高い評価を得ています。

吉賀は山形への移住を機に東北の自然をモチーフの基に据えています。「陶」は自然由来の土と水を用いた造形と乾燥の後に、焼成を経て完成に至ります。吉賀は各工程で土と呼吸を合わせるかのように向き合い、美しくも厳しい自然を表現しています。作品は自然に対する畏敬の念を表すかのように威厳に満ち、圧倒的な存在感を放っています。

 

  

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vol.79 千葉 幸子展

千葉は1977年岩手県盛岡市生まれ。2009年に岩手大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修を修了。盛岡市を拠点として自然や身近な風景をモチーフとした油彩画を制作、個展、グループ展で精力的に作品を発表しています。

同じ風景でも見る人によって、あるいは同一人物でも年齢やその時々の感情などによって印象や感じ方は異なります。例えば海の風景―。ある時は清々しく、またある時はもの悲しく、侘しく感じることもあるでしょう。写真に写ることのないその印象や微かな心の内は、絵や言葉、音として表現することで初めてその姿を現します。そして他者はその表現を通じて作者の想いや印象を想像することができます。

本展では、気仙沼の風景を描いた新作を含む千葉の油彩画作品約25点を展示します。千葉は現在の気仙沼にどんな印象を抱き、絵の中にどんな想いを込めたのでしょうか。画面の絵具の色や筆のストロークなどから、その想いを探ってみましょう。

 

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展示の一部をご紹介

 


➡食と地域の暮らし展vol.7 水揚げから食卓まで~水産物の加工と流通~

「食」と人々の暮らしの営みをテーマ別に紹介するシリーズ企画「食と地域の暮らし」展。第7回目となる本展では、当地域における水産物の「加工」と「流通」について取り上げます。

水揚げから食卓までと題しました今回は冷蔵技術や交通が未発達だった時代から現代に至るまでの水産食品の移り変わりについて紹介します。
(水産食品:水産業によって生産される生鮮食品と加工食品の総称)

 

 

食と地域の暮らし展は観覧料は無料、開催期間は2022年4月9日(土)から5月15日(日)となります。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料

 

 

また、当館内レストラン「夢の舎」ではコラボメニューがございます。

今回のコラボメニューは2品ありますが、どちらも気仙沼の水産加工会社の製品を使っております。

開催展と同じ4月9日(土)~5月15日(日)までの期間限定となります。どうぞお召し上がりくださいませ。

~カツオの生利節パスタ(鮪子のせ)~

 

~塩辛のにんにくパスタ~

※各サラダ・コーヒー付

 

※レストラン夢の舎のご案内はこちらをクリックで


➡東日本大震災発生10年特別企画展【あの時、現在 そしてこれから】参考資料集発売

東日本大震災発生10年特別企画展【あの時、現在 そしてこれから】参考資料集が2022年3月11日より販売開始します。

B5判フルカラー40ページ。1冊税込み価格300円となります。当館ミュージアムショップで販売の他、郵送販売もございます。詳しくはこちらまでお問い合わせください。

TEL:0226-24-1611  または メールアドレス:riasark.m@nifty.com

 

 

 


➡東日本大震災発生10年特別企画展開催のお知らせ

 

あの時、現在 そしてこれから

東日本大震災発生直後の状況と、10年を経た現在の状況を風景写真で比較し、復旧復興事業の成果と残された課題の検証や「伝承すべきこと」の再確認、「震災記憶再生のための表現」を考察します。また、当地域以外の震災後の状況や伝承施設等に加え、国内外の震災・大規模災害被災地情報を併せて紹介します。

●本展開催期間は2022年2月5日(土)~3月21日(月)となっております。
開館時間=9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料無料

※常設展は別料金となります。

 

 

画像をクリック・タップでPDFデータが開きます。

 

※新型コロナウイルス感染症対策について。
リアス・アーク美術館ではマスクをお持ちでないお客様のご入館をお断りしております。ご来館の際は必ずマスクをご持参いただきますようお願いいたします。


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