らいずのらいずあっぷ

ポケモン(シングル)の構築メモ

嘴カイリュー軸対面構築(第2回アシストパワーオフ 優勝)

構築経緯

赫月ガチグマが解禁され、サイクルを回す事が困難だと考え対面構築を使うと決めた。
飛行テラバ・地震・神速・アクジェの4ウェポンカイリューの撃ち合い性能の高さに惹かれ、そこから構築を考える事にした。

以下採用順の解説

カイリュー@鋭い嘴 テラスタイプ
  197-204-116-×-121-101
  テラバースト 地震 神速 アクアジェット

構築の始点。
特段抜いておきたい相手がおらず、カイリューミラーの際相手のスケイルショットの後から行動出来た方が都合が良いと考えHAに振り切った。
H振り赫月ガチグマが2発でまとまるので持ち物は鋭い嘴。

初手に出して1:1以上を取る事が前提の技構成なので、威嚇持ちのポケモンやアーマーガア等の明確なカイリュー受けがいる相手には選出しない事を心掛けた。
赫月ガチグマの存在からサイクル一色の構築は減少傾向にあったのでこの型の刺さりは良好であった。
取りこぼしたハバタクカミや、神速透かしのゴーストテラスを無視して撃てるアクジェは非常に便利な技だった。


ガチグマ(赫月)@オボンの実 テラスタイプ
  216-×-141-188-90-88
  ブラッドムーン 大地の力 真空波 瞑想
  特化ハバタクカミの眼鏡ムンフォ 最高乱数以外耐え
  特化炎オーガポンの面影宿し蔦棍棒 確定耐え
  無振りアーマーガア抜き

相手に威嚇持ちや明確なカイリュー受けがいる場合初手に出す。
+1ブラッドムーン真空波の撃ち合い性能が高いと考え、オボンやテラスタルを盾に瞑想を積めるようにした。
瞑想とテラスタルを切る前提なので耐久値は最低限確保してかなりSに努力値を割いた。


パオジアン@気合いの襷 テラスタイプ
  155-172-101-×-85-205
  氷柱落とし 不意打ち 聖なる剣 サイコファング

対面構築において持ち物込みでこのポケモンを入れない理由が無いと考えて採用した。
崩しではなく単純な撃ち合い性能を求めたので最速フルアタ。
主にアローラキュウコンによる壁展開が増えると考えてサイコファングを採用したが、水ウーラオス・テツノドクガ・オオニューラへの打点になる等副産物も多かった。


ハバタクカミ@ブーストエナジー テラスタイプ
  131-×-89-173-156-205
  ムーンフォース シャドーボール 瞑想 痛み分け

ほぼ全てのポケモンの上を取れる限りパオジアン同様持ち物込みで対面構築に入れない理由が無いと考えて採用した。
前述の採用理由からSは最速。
ムンフォ・シャドボ・痛み分けの残り1枠は甘えるが殆どだが、今回は赫月ガチグマを重く見て瞑想を採用した。


サーフゴー@拘り眼鏡 テラスタイプ
  163-×-115-203-111-136
  ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック

いるだけで搦手を拒否出来るので積極的に構築に採用したいポケモン
ロトムやアーマーガア、ヘイラッシャ等の明確なカイリュー受けに後出しから負荷を掛けたいので持ち物は眼鏡を選択。
炎・地面の弱点を消しながら眼鏡シャドボの火力を底上げする事で仮想敵の処理をスムーズに行えるのでテラスタイプはゴースト。


ウーラオス(悪)@隠密マント テラスタイプ
  175-182-121-×-80-163
  暗黒強打 アイアンヘッド 冷凍パンチ 剣の舞

インファを切って崩しに特化させた。
キョジオーンにも出したいので持ち物は隠密マント。熱湯で火傷しないので安定して崩しを行える。
グライオンの上を取りたいので最速。
毒々を無効にしながら悪ウーラオスへの回答として切られたフェアリーテラスに抗える鋼テラスを選択した。


ーーーーー

2度目のオフ優勝をする事が出来ました。
これからもその日会場で一番強い人になりたい気持ちを大切にオフを楽しめたらと思います。

X @Rizapu_pu
YouTubeの概要欄に当ブログのリンクを貼る際はこちらまで連絡お願い致します。DMは相互の場合のみ開いています。

(雑記)HBオボンニンフィア

ニンフィア@オボンの実 テラスタイプ
  202-×-128-130-150-81
テラバーストorムーンフォース サイコショック 瞑想 つぶらな瞳
(ムンフォ採用の時はメロボ草テラスで使用してました)

キョジオーン+ノマテラ神速カイリューを考えている際テツノツツミ入りに初手に投げて色々対応出来るポケモンを求めて行き着いた。
サーフゴーと対面した場合は拘りトリック警戒で一度引く必要があったが、型の判別が出来ればテラスを切って起点にする事も可能だったのでそこまで不利な相手ではない。



アンコと挑発警戒で基本フェアリー技からしか入れないが有利対面。ツツミに身代わりされない。


瞑想ショック同士だったとしても基本負けない。


相手のテラスタルを強要出来ていて、つぶらな瞳を介して大体悪巧みサーフゴーの起点にするか殴り合っていた。


大体ドクガに即引きされるが瞑想ショックで崩す。チオンジェンに身代わりをされない。


つぶらな瞳から入るとオボンで確定数をずらしながら大体対面で殴り勝てる(2連怯みと鉢巻氷柱で1発怯みは無理)
ハイパーボイスを封じる為に地獄突きから入られる事があるのでフェアリー技はスキンテラバかムンフォを採用した。



Twitter @Rizapu_pu
YouTubeの概要欄に当ブログのリンクを貼る際はこちらまでリプライで連絡お願い致します。DMは相互の場合のみ開いています。


ーーーーー
GWのオフラッシュお疲れ様でした。
グル厨にムンフォ採用で持って行き友人に話したらスキンテラバの提案を受け、それなら地獄突きを無視する条件を満たしながら炎テラバに切り替えてサーフゴーに抗えると気付き次の雷撃で採用したが、運の無さもあって4-3のオポ落ちでした。抜けるつもりでいたので本当に悔しいです。
人と直接会話して、新たな気付きを得る事もオフの醍醐味だと再確認しました。

猛進セグカミヘイラッシャ(第4回杜のヨウカン 予選抜け)

コンセプト

意識されている並び+メタへの回答

構築経緯

セグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャの並びが多く、それに対する回答としてキョジオーンや数値で堅実に受けてくるサイクルの増加も見られた。
セグカミヘイラッシャの並びを見せながらそれらを崩す事が出来れば勝ちに繋がると考えたので、セグレイブを命の珠+剣の舞という崩しに特化した型で使用する事から構築を組み始めた。

以下採用順の解説

セグレイブ@命の珠 テラスタイプ
  191-216-112-×-106-139

構築の始点。誘導された数値受けを後述のコノヨザルと合わせて剣舞で崩す。特化珠巨剣はHBヘイラッシャにすら半分近く入る為、相手のヘイラッシャ入りにはヘイラッシャを強引に削って裏のマリルリを通すなどして立ち回った。
Sラインは頻発するミラーにある程度強気に出られる準速。テラスタイプはハバタクカミの前で剣舞を積める鋼を選択した。


ハバタクカミ@拘り眼鏡 テラスタイプ
  145-×-77-187-156-188

構築の始点2。相手に見せておきたいポケモンであり明確な採用理由が無い為、広い技範囲と火力を活かせるフルアタ眼鏡で採用した。
他のポケモンがハバタクカミを意識した構成になっているので、最速は諦めて火力と先制技への耐性を優先した。

https://www.youtube.com/live/5pYv5dDuvMY?feature=share(こちらの配分使わせて頂きました)


ヘイラッシャ@オボンの実 テラスタイプ
  226-167-167-×-85-55

構築の始点3。ハバタクカミ同様技範囲を広げ、残り1枠はヘイラッシャをヘイラッシャたらしめる欠伸を選択。最低限のクッションの役割を持たせる為にオボンを持たせた。
地面テラスは不意にボルチェンを遮断出来るのが便利だった。


コノヨザル@気合いの襷 テラスタイプ
  185-167-101-×-110-156

挑発による展開阻止とセグレイブの崩し性能を底上げするステルスロックが欲しかった為採用した。ハバタクカミに対面で勝てる点と、セグレイブにテラスタルを切らせる圧力とヘイラッシャに引かれた場合挑発から憤怒の拳を連打して削れる点が現環境にマッチしているように感じた。


マリルリ@突撃チョッキ テラスタイプ
  205-112-100-×-100-73

セグレイブ対策として選出されたロトム+ハッサムの並びに対応する為にチョッキ炎テラスで採用した。


キョジオーン@食べ残し テラスタイプ
  207-120-200-×-111-55

選出がまとまらない相手に対して取り敢えず初手に出して雑に削る。ほぼ選出機会が無かったが、ピンポメタを強制して相手の選出のパワーを落とす等陰で貢献している部分はあったのかもしれない。


ーーーーー

Twitter @Rizapu_pu
YouTubeの概要欄に当ブログのリンクを貼る際はこちらまでリプライで連絡お願い致します。DMは相互の場合のみ開いています。

(サムネ用です)

終末ダイナ(LiBornOFF 優勝)

並び

f:id:Rise1525:20211220210842p:plainf:id:Rise1525:20211220210834p:plainf:id:Rise1525:20211220210816p:plainf:id:Rise1525:20211220210743p:plainf:id:Rise1525:20211220210806p:plainf:id:Rise1525:20211220210825p:plain


コンセプト

・環境に最も多く存在するザシアン軸に明確に強い選出を用意する事で一定の勝率を保つ

・襷+ダイマックス+スカーフムゲンダイナで詰める


結果
LiBornOFF 優勝


構築経緯

f:id:Rise1525:20211220210842p:plain
今回軸にする禁止伝説に求めた条件は

・非ダイマックスの状態でも充分なスペックを持っている事

・ザシアンと対面した際互角以上に戦える事

・極力サンダーに触れない事

以上3点。これらの条件を満たせるスカーフムゲンダイナを軸とした。
スカーフムゲンダイナのスペックを最大限活かす為に、構築の方向性は数的有利を取りつつ最終的にムゲンダイナで相手のダイマごと刈り取るという対面構築に近い物に定めた。


f:id:Rise1525:20211220210842p:plainf:id:Rise1525:20211220210743p:plainf:id:Rise1525:20211220210806p:plain

構築を組むに当たって対ザシアン軸の処理ルートを確立する事が優先事項だった。
両壁+鈍いド忘れアクブレヌオーがザシアンを起点に全抜き出来る点が魅力的だった為、ラプラスとヌオーを採用した。

残り3枠で補完をしながらその他の構築と無難に戦える並びを目指した。


f:id:Rise1525:20211220210842p:plainf:id:Rise1525:20211220210743p:plainf:id:Rise1525:20211220210806p:plainf:id:Rise1525:20211220210816p:plain

イベルタルカイオーガ、黒バドレックス等環境に一定数存在する禁伝と撃ち合いに強いダイマ要員が欲しかったので、負けん気化身ボルトロスを採用。


f:id:Rise1525:20211220210842p:plainf:id:Rise1525:20211220210743p:plainf:id:Rise1525:20211220210806p:plainf:id:Rise1525:20211220210816p:plainf:id:Rise1525:20211220210825p:plain

対面構築である為襷枠を設けた。今回は対面でミミッキュに強く、ある程度の崩しまで行える襷剣舞ホルードを採用した。
粘土ラプラス+アッキミミッキュホルードという汎用性が高く強い並びに近い動きが可能になった。


f:id:Rise1525:20211220210842p:plainf:id:Rise1525:20211220210743p:plainf:id:Rise1525:20211220210806p:plainf:id:Rise1525:20211220210816p:plainf:id:Rise1525:20211220210825p:plainf:id:Rise1525:20211220210834p:plain

ザシアン軸にゴリランダーがいる場合ヌオーで詰ませる事が出来ない為、その場合のみゴツメガルドでザシアンを削りスカーフダイナで一掃するルートを選択出来るようにした。


以下個別解説


f:id:Rise1525:20211220210842p:plainムゲンダイナ@拘りスカーフ
プレッシャー 217(12)-×-116(4)-215(244)-125(76)-172(172)

ダイマックス砲/ヘドロウェーブ/火炎放射/シャドーボール

構築の始点。どの構築にも入るサンダーとウーラオスに強い禁止伝説である為、非常に安定した軸であった。
並びから黒いヘドロを持った受け寄りの型ではないと判断され易いが、それでもほぼ確実に上から多くのポケモンに殴り勝てる点が優秀だった。
ダイマ権限の無い禁伝でザシアンと違う点はサンダーに触れない事と命中不安が無い点であり、一発勝負であるオフにおいて確率に左右されないポケモンを選択する事は正解だった。


f:id:Rise1525:20211220210743p:plainラプラス@光の粘土(キョダイ個体)
うるおいボディ 205-×-132(252)-150(252)-115-81(4)

泡沫のアリア/フリーズドライ/絶対零度/滅びの歌

最も強い壁要員。一致技2つと隙を見せない絶対零度、ダイウォールが欲しかったので補助技に滅びの歌を採用した。
滅びの歌を採用する事でダイマを切らない場合の立ち回りの幅が広がった。
貯水の可能性を見せているだけで強いので特性は主に麻痺による運負け防止のうるおいボディ。


f:id:Rise1525:20211220210806p:plainヌオー@食べ残し
天然 202(252)-105-150(252)-×-86(4)-55

アクアブレイク/呪い/ド忘れ/自己再生

壁さえあれば余裕を持ってザシアンを起点に全抜きを狙えるポケモン。多くのザシアン軸への勝利に貢献した。


f:id:Rise1525:20211220210816p:plainボルトロス@ラムの実
負けん気 155(4)-167(252)-100(76)-130-101(4)-168(172)

ワイルドボルト/空を飛ぶ/瓦割り/草結び

ラプヌオー選出をしない場合のダイマ要員。負けん気の性質上黒バドやイベルタルとの撃ち合いに強い。
カバやラグラージの欠伸ループに抗う為にラムの実と草結びを採用。壁展開を誤魔化す為にダイナックルの媒体は瓦割りを選択した。
Sを最速100族抜きまで落としBに割く事でイベルタルの物理珠ダイアークをダイマ状態で確定耐え出来る。


f:id:Rise1525:20211220210825p:plainホルード@気合いの襷
力持ち 160-118(252)-97-×-98(4)-130(252)

地震/岩石封じ/冷凍パンチ/剣の舞

崩しを行える襷枠。元々この枠はビルド挑発悪ウーラオスだったが、初手ザシアンから入られた時に裏に地震透かしが控えている事を瞬時に判断したかったので地面タイプのホルードを選択した。


f:id:Rise1525:20211220210834p:plainギルガルドゴツゴツメット
バトルスイッチ 167(252)-70-211(252)-70-161(4)-58

シャドーボール/アイアンヘッド/影打ち/キングシールド

補完。ゴリランダーがいるザシアン軸に出して削りを行いスカーフダイナを通す。対策の薄いゼルネアスへの誤魔化しでもある。


ーーーーー

Twitter…@Rizapu_pu

LiBornOFF 決勝戦
https://youtu.be/6cpJyA39JAQ

(サムネ用です)
f:id:Rise1525:20211220210852p:plain

カバリザ蒼響

葉桜杯 秋の陣(オフライン大会)に参加してきた。
結果は3-3予選落ちと微妙な戦績だが、約二年振りのオフなので記念に記事を書く事にした。

ーーーーー

並び
f:id:Rise1525:20211108130344p:plainf:id:Rise1525:20211108130329p:plainf:id:Rise1525:20211108130419p:plainf:id:Rise1525:20211108130403p:plainf:id:Rise1525:20211108130353p:plainf:id:Rise1525:20211108130339p:plain


構築コンセプト

・交代の少ない対面寄りの基本選出を軸にして、読み行動を極力排除する

リザードン@1+ザシアンで詰める

カバラッキー@1や、ザシアン+癒しの願いラッキーなど複数の勝ち筋を確保する

以下採用順の解説


f:id:Rise1525:20211108130419p:plainザシアン@朽ちた剣
不撓の剣 199-220-136-×-152-174
巨獣斬/じゃれつく/インファイト/剣の舞

・こちらの記事の配分使わせて頂きました 剣盾 S17 最終2位 詰めザシアン|huyuno|note

構築の始点。
対面構築において強力な非ダイマ要員は必要不可欠である為、このポケモンを握る以外の選択が無かった。
多くのポケモンに対して等倍以上のダメージを与えたい為、攻撃技は一致二つとインファイトとなっている。

ザシアンミラーに対してはこちらのリザードンが有利に試合を進められるので、カイオーガや黒バドレックス、サンダーを意識してDに厚い配分を選択した。
後述の癒しの願いを持ったラッキーのおかげで黒バド+サンダーの並びに対してザシアンを実質2匹使用出来る。
この並びは本来ザシアン側はあまり得意ではないが、Dに厚いザシアンを再利用する事で抗える。麻痺の不安まで解消出来るので動きの再現性が高い。


f:id:Rise1525:20211108130329p:plainリザードン@ラムの実(キョダイ個体)
猛火 153-×-98-161-106-167
ブラストバーン/暴風/熱砂の大地/身代わり

構築の始点2。
定数ダメージの設置やS上昇により、ダイマを使い切った後も上から身代わり連打でダメージ稼ぎやダイマ枯らし、猛火発動からのブラストバーン等強く汎用性のある行動が可能。読み合いを極力排除する構築コンセプトに非常に噛み合った性能をしていた。

ヒードラン入りにも臆せず選出したい為熱砂の大地を採用した。カバやラグラージ+ザシアンに対して試合を有利に展開したいので持ち物はラムを選択。


f:id:Rise1525:20211108130344p:plainカバルドン@オボンの実
砂起こし 215-132-167-×-111-57
地震/欠伸/怠ける/ステルスロック

初手出しから一方的に不利になる事が少ない汎用性のあるクッション枠。砂ダメやステロによる襷潰しが単純に強い。
実際使用した個体はS0だが最遅ラグ抜かれのS個体値を推奨。


f:id:Rise1525:20211108130403p:plainドラパルト@命の珠
クリアボディ 163-172-95-×-96-213
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/身代わり/竜の舞

主にムゲンダイナ絡みの並びを崩す為に採用した。
カイオーガ入りに対してもDに厚いザシアン+ドラパルトという後手に回らないパワーの高い選出が出来るのが強みである。


f:id:Rise1525:20211108130339p:plainラッキー@進化の輝石
自然回復 357-×-62-×-126-70
地球投げ/卵産み/歌う/癒しの願い

相手のサンダーの初手ダイマを牽制する為に採用した。基本的に黒バド入りにしか出さない前提のポケモン
初手ザシアンで撃ち合った後に黒バドやサンダーに対して後投げし、癒しの願いでザシアンを再利用する。
命中率という不安定な要素があるが、特定の構築にしか出さないと割り切って黒バドの身代わりまでケア出来る歌うを採用した。


f:id:Rise1525:20211108130353p:plainウオノラゴン@拘りスカーフ
頑丈顎 165-156-121-×-100-127
エラがみ/逆鱗/ロックブラスト/寝言

通りの良い時のみスイーパーとして選出する。
このポケモンが真価を発揮するのは選出画面であり、ウオノラゴンを見せている事が試合のプランニングにおいて重要な指標となった。





ーーーーー

f:id:Rise1525:20211108175510p:plain
(サムネ用です)

【剣盾シングルS5】ネギガナイト入り対面構築【最終938位】

f:id:Rise1525:20200501151140j:plain


f:id:Rise1525:20200501151256j:plain

TNアイム

ーーーーー

序盤に壁要員+ダイマックスエースの展開構築を使用したが、壁要員を消費して実質2対3になる状態では相手のダイマックスに簡単に切り返され、そのまま押し負ける事が多かった。
その為若干の選出択が常に付き纏うが、襷・化けの皮・突撃チョッキ等行動保証の要素を多く取り込み確実に目の前の相手を倒していく対面構築に切り替えた。


以下採用順の解説


f:id:Rise1525:20200501151319p:plain

意地っ張り 137-205-116-x-102-117

襷枠はホルードアシレーヌ等も試したが、最終的にこのポケモンで落ち着いた。
肝っ玉が威嚇を無効にし、草打点がある為、ガオガエン+ナットレイ+水タイプのような並びに強く出られる。ダイマックスをしなくてもカビゴンに抗える数少ないポケモンでもある。

比較的安定した先発要員だが、後ろに置いて相手のダイマックスを襷カウンターで切り返す事も可能。正確な選出を求められる対面構築だが、この柔軟性が選出の窮屈さを緩和した。


f:id:Rise1525:20200501151400p:plain

控え目 211-94-132-143-116-82 (キョダイマックス個体)
こちらの配分使わせて頂きました。ありがとうございました。
【剣盾シングルシーズン4】運だけグッドスタッフ【最終10位】 - 昼間の星

ダイマックス枠だが、チョッキを持たせる事で素の状態でもある程度の撃ち合い性能を確保した。
オーロラベール込みの数値が圧倒的であり、パッチラゴンやガラルヒヒダルマのいない構築には大体出しても腐らない。

トゲキッス性能を底上げする為に特性はシェルアーマー。


f:id:Rise1525:20200225182716p:plain

腕白 267-131-128-x-130-50 (非キョダイマックス個体)

クッション枠なのでHBに振り切った。対面操作の為の欠伸と、ターン稼ぎに便利な守る。攻撃技はミミッキュトゲキッスへの打点になるヘビーボンバーと、アイアントが重いのでカウンターを採用した。

身代わりドラパルトの方が食べ残しの優先度が高いと判断し、代わりにオボンの実を持たせた。


f:id:Rise1525:20200229171556p:plain

陽気 131-142-100-x-125-162

対面構築なのもあり、入れない理由が浮かばなかった為採用した。主に試合運びをイメージ出来ない構築に出したが、アーマーガアとドリュウズがいる場合は選出しない事を心掛けた。
最終的に命の珠はピクシーに持たせたので呪いのお札を代用した。
ミラー意識で最速。


f:id:Rise1525:20200501162352p:plain

控え目 201-x-94-161-111-81

基本初手に投げるネギガナイトがトゲキッスミミッキュに不利であり、2匹が一緒に入った構築に初手で出すのに抵抗があった為もう1匹の初手要員として採用した。優れた技範囲と耐久、天然の存在で起点にされ難い固有の性質で多くの相手と撃ち合えた。

ネギガナイトが初手トゲキッスを誘うので、ピクシーを選出した場合初手トゲキッスとの対面がよく発生する。この時大体のトゲキッスダイマせずエアスラッシュを撃ってくる為、ピクシーでダイマックスを切り、ダイサンダーで落として相手のプランを崩す動きが強力だった。
同じようにラプラスとの対面は絶対零度から入られる事が多く、ここでダイサンダーを撃つ事で無傷で素のラプラスに8割以上のダメージを与えられる。

ダイウォール用の補助技の候補は複数あるが、ヒートロトムを絡めたサイクルに負荷を掛けられるステルスロックを採用した。

マジックガードなのでこの構築では唯一エルフーンに抗えるポケモン


珠ダイサンダー(雷)

・H4トゲキッス 確定1

・H252ラプラス 81〜96.6%(確定2)

f:id:Rise1525:20200501151351p:plain

無邪気 193-142-127-121-85-179

ピクシーがドリュウズと対面した場合の引き先として採用。他にも他4匹で重めなドヒドイデ+ナットレイや数を増やしたアーマーガアにピクシーと合わせて厚くなれる。


ーーーーー

基本選出 →f:id:Rise1525:20200501201319p:plain + f:id:Rise1525:20200501201403p:plain @1

VSf:id:Rise1525:20200501201342p:plainf:id:Rise1525:20200501201330p:plainf:id:Rise1525:20200501201357p:plainf:id:Rise1525:20200501210558p:plainf:id:Rise1525:20200501210603p:plain @1 →f:id:Rise1525:20200501201408p:plain f:id:Rise1525:20200501201342p:plain @1

(単体記事)のどスプレー金属音ジュラルドン

前記事のジュラルドンの個別解説。

f:id:Rise1525:20200225182819p:plain

【持ち物】のどスプレー(金属音使用時にC +1)

【特性】ライトメタル推奨(手元にいた個体の都合で前記事は筋金入りになっています)

【配分】控え目 177(252)-x-135-181(196)-70-113(60)

【技】ラスターカノン 10万ボルト 悪の波動 金属音

10万ボルトと悪の波動の枠は選択だが、所謂崩し枠での採用の場合はこの2つで確定だと思っている。
特に悪の波動はダイアークになった時、Dダウンで相手に負荷がかかり続ける為強力。

以下相手のD-2前提

C+1 ダイスチル

・無振りカビゴン 確定1
チョッキ持ちは乱数1(18.7%)

・H252 D4ダイマックスバンギラス 確定1(砂下)

C+1 悪の波動

・H252ガラルサニーゴ 確定1

・H252 D4ギルガルド(シールド) 確定1

 ダイアーク

・特化ヌオー 確定2(こちらのC上昇含まない)

C+1 10万ボルト

・特化ドヒドイデ 確定1

S 準速ギルガルド抜き

ーーーーーーーーーー

前記事のエルフーンの枠をミミッキュで使用していた時期があり、こちらはジュラルドンとの相性が良かった為ついでに公開。

f:id:Rise1525:20200229171556p:plain

【持ち物】広角レンズ

【特性】化けの皮

【配分】臆病 161(244)-x-102(12)-x-125-162(252)

【技】呪い 鬼火 電磁波 挑発

受けサイクル相手に挑発を絡める事でジュラルドンの崩し性能を底上げする。
最速ドラパルトに麻痺を入れたらジュラルドンが上を取れるようになる為、このポケモンを採用する事により、ドラパルトミミッキュカビゴンのような対面寄りの相手にもジュラルドンを選出する選択が生まれた。