カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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ニュースでやっていたトイレの順番待ち問題。
トイレ待ちで子どもに順番を譲らなかったことで賛否両論あるようですが…
私も過去に何度かトイレの順番を譲ってほしいと言われたことがあります。
カナダでも日本でも。
自分に余裕のある時はイエス。
余裕のない時はノー。
このニュースではトイレ待ちで子どもに順番を譲らなかったことに焦点が当てられていますが。
のっぴきならない状況に陥るのは、子どもに限らないッ!
大人だから、子どもだからって関係ないんです。
大人なら我慢できるという訳ではなく。
「子供の方が膀胱小さいし漏らす確率高い」という意見もあったようですが。
膀胱炎、ホルモンバランス、不正出血、下痢などで、のっぴきならない状態に大人でも追い込まれます。
生理で突発的に大量出血したり、ホルモンバランスで頻尿になったり、高齢になって尿漏れが起こりやすくなったり。
子どもでも大人でも「気をつけたら回避できる」という訳ではないのです。
こういう順番待ちって『横入りさせる』のではなく、『交換』が基本ですよね?
全員の承諾なきまま、前にいれるのはご法度だと思うのです。
前の人が延々と入れ続けたら後ろで待ってる人に順番が来ない!
先頭から最後尾になるのは、さすがに辛いと思うのです。
子どもを入れさせてほしいと訊いた人も、順番を譲らなかった人も非がない様に思います。
訊く・訊かない、断る・断らないの選択肢があるのだから、どちらを選んでも責められることではないと思います。
『漏らす確率』とかではないんです。
トイレ待ちの状況に置かれている身体的・精神的な個人の余裕度って他者は理解できないのです。
譲れる人には譲ってもらえるけど、譲ってもらえない人からは譲ってもらえないという事実があるだけ。
譲った人が優しいとか、譲らない人が意地悪とかではないと思うんです。
排尿や排便の限界とか、下半身事情って、当人以外、わからないじゃないですか。
身体のコンディションや、置かれた状況でも、異なりますし。
なので、譲ってもらっても譲られても、粛々とその結果を受け入れるしかないと思うのです。
ちなみに自分は、どうしてものっぴきならない時は、お金をオファーすると思います。
漏らすのを1000円位で回避出来たら、ラッキーですし。
↓カナダで八百屋さんでトイレに行かせてもらった話。
なので思いがけず、尿意に襲われる事が多かったです。