よく、子供の遊びの中でも「ずるい」と言われたのに対して「だってルールは守ってるもん」というやり取りがあったりします。

でも、ルールを守るかどうかが重要なのではなく、そのルールがみんなが楽しく遊ぶために作られているということの方が大切だと思いませんか?


法律は人間が作ったものですから、当然完璧ではありません。

法律を守るかどうかよりも、その法律がどんな背景でどんな思いの元に作られたかの方が、私は重要だと思うのです。

そこに想いを寄せられる人間がたくさんいる国家を、きっと真の法治国家と呼ぶのでしょう。

法律でガチガチに固められた国は良い国とは言えません。そんなものがなくても、他人を思い遣って生きていける優しい人たちがいる国であってほしいと願っています。


一方で、時代に合わない法律に、苦しんでいる方もたくさんいます。


そういう視点でそれぞれの問題に向き合えたら、もっと柔軟に物事に対する判断が出来る気がします。


ブラックか、ホワイトか、グレーか、ではなく、もっと別の見方があれば良いなと思うのです。

政治家の皆さんは、

大層高尚な大義を持って戦争に参加することを決意なさるようですから、

是非自ら進んで最前線に立って戦って下さればいいのに、

なぜ国民が駒になって代わりに命を落とさなければならないのか、

私はいつも不思議に思うのです。

聖地。

土地。

一体誰のものなのでしょうか?


そもそも人間のものでしょうか?

土地は、地球のものです。


私たちは、生きている間、地球に住まわせていただいているに過ぎないのに、この土地は自分のものだと我が物顔で奪い合い、争い合う。

そもそもが他者の持ち物であるにも関わらず。


浅ましいなと思うのです。


その土地は、住んでいる人の幸せを害してまで奪わなければいけないものでしょうか?


どこの国だっていいと思うのです。

住んでいる人が幸せならば。


住んでいる人が幸せでないなら、そこから出られる自由もあっていいと思うのです。


こんな不自由な世界に誰がしたんだろう。。。


それは、私たち一人一人です。

民主主義においては、政治家、政党を選ぶことしか出来ませんが、果たしてどれだけの責任を持ってその一票を投じていますか?


周りの人を大切にしていますか?


環境のことを考えて日々の生活を送っていますか?



丁寧に生きましょう。

優しい心を大切にしましょう。

それが、いつか必ず世界をよい方向に向かわせます。


戦争に巻き込まれたら、戦わない勇気を持ちましょう。

どんなに政治家が捲し立てても、お互いの国民が誰一人戦わなければ、戦争になり得ないと思うのです。