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村瀬均: 東京高等裁判所部総括判事
裁判員裁判の死刑を破棄し続ける裁判官。

(3例目)2014年2月 長野3人強殺、二審は無期 東京高裁
2010年に長野市の会社経営者一家3人を殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われ、一審長野地裁の裁判員裁判で死刑とされた元従業員池田薫被告(38)の控訴審判決が27日、東京高裁であった。 村瀬均裁判長は一審判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。

(2例目)2013年10月 千葉大生殺害の男に無期懲役 裁判員裁判の死刑破棄、東京高裁
 千葉県松戸市で2009年10月、千葉大4年の荻野友花里さん(当時21)を殺害したとして、
強盗殺人などの罪に問われた無職、竪山辰美被告(52)の控訴審判決が8日、東京高裁であった。
村瀬均裁判長は裁判員裁判だった一審・千葉地裁の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。

(1例目)2013年6月 飲食店主殺害 裁判員裁判の死刑判決を破棄 東京高裁
妻子を殺した罪で服役を終えた半年後、東京・南青山で男性を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた無職、伊能和夫被告(62)の控訴審判決公判が 6月20日、東京高裁であった。
村瀬均裁判長は死刑とした一審・東京地裁の裁判員裁判判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。
 一審判決は、殺害された被害者は1人だったが「出所して半年で冷酷非情な犯行に及んでおり、刑を決める上で前科を特に重視すべきだ」として死刑を選択した。
 被告側は一、二審とも無罪を主張。
控訴審で弁護側は「被告と犯行を結びつける直接証拠はない」などと主張していた。
 一審判決は現場から被告の指紋が見つかり、靴底に男性の血液が付着していたことなどから男性宅への侵入を認定。 事件直前に購入した包丁の形状と男性が刺された傷に矛盾はないとして、被告の犯行と判断した。  一、二審判決によると、被告は2009年11月15日、東京・南青山の飲食店店長、五十嵐信次さん(当時74)方に侵入、首を包丁で刺し、殺害した。
# by okashinasaibankan | 2014-02-27 21:15 | 殺人系
倉澤千巖: 東京地方裁判所・東京家庭裁判所 立川支部部総括判事

<2011年 三鷹バス痴漢事件>
カメラに両手が映っていても「お前は触った」とされる

車内カメラは、車の最前方の天井につけられ、超広角レンズで車内を撮影していた。

津山さんが右手でつり革を持っている様子が確認された。右手は伸び切っている。また2人の間隔は人ふたり分ほど開いている。こうした様子から、左手で女子高校生の尻を触るのは物理的に無理である、と判断された。次に、津山さんは左手につり革を持ち替え、右手で携帯電話を操作している様子が確認された。両手を使っているのだから、この場面でも明らかに尻を触ることはできない。

ところが倉澤裁判官は、このビデオ鑑定を受けても、なおこう述べている。

「(前略)被告人が、被害者が移動を開始する直前ころに右手で痴漢行為をすることができたのは、3秒程度しかなく、それは不可能と言うに近い。しかし被告の左手の状況を見ると、33分52秒~34分12秒までの間、吊り革を掴んでいることは確認できるものの、それ以外の時間帯の被告人の左手の状況は不明である。バスが揺れている状況下で、右手で携帯電話を操作しながら、左手で痴漢行為をすることは容易ではないけれども、不可能とまでは言えない」
http://www.mynewsjapan.com/reports/1853

「本件は、右手に携帯を持ち、左手はつり革につかまり、津山さんの腹の部分にリュックがあり、そのリュックがぶつかったに過ぎないのです。ところが、判決の言うことは、手が3本無ければできないようなことです」

「たとえば、微物鑑定で手のひらに繊維が1本もついていないということが検察から出されているわけです。そして、私たちがその女子高校生の制服と同じ生地を使った実験をして、その結果を2つ出しているにもかかわらず、それを証拠として採用もしないわけです」

「今まで私はいくつかの痴漢事件の弁護をして来ましたが、その中でもこの判決のひどさはワーストワン、とうてい是認できない判決です」

会場では、同じように痴漢事件で争っている I さん(男性)からの体験談に会場からは失笑が漏れた。警察での取り調べで、I さんはこう言われる――〈あなたがやっていないと言うなら、その証拠を出してくれ!〉
http://www.janjanblog.com/archives/97784
# by okashinasaibankan | 2013-07-18 00:00 | 痴漢系
小池喜彦: 横浜地方裁判所 横浜家庭裁判所相模原支部 判事

2012年 NHK受信料裁判~「判決で受信契約成立」と初認定
テレビ受信機を設置しているのに受信契約を結ばないのは放送法違反として、NHKが神奈川県相模原市内の男性を相手取り契約締結などを求めた訴訟の判決が27日、横浜地裁相模原支部であった。
 小池喜彦裁判官は「契約書を交わしていなくても裁判所の判決で受信契約が成立する」という初の判断を示し、男性に契約締結と過去約4年分の受信料10万9640円の支払いを命じた。
# by okashinasaibankan | 2013-07-18 00:00 | その他民事系
市川太志: 京都地方裁判所部総括判事、京都簡易裁判所判事

<2012年 京都亀岡暴走殺人事件>
京都府亀岡市の府道で昨年4月、集団登校中の児童らの列に車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故で、自動車運転過失致死傷と道交法違反(無免許運転)の罪に問われた運転手の無職少年(19)に、京都地裁(市川太志裁判長)は19日、懲役5年以上8年以下の不定期刑の判決を言い渡した。

 検察側は「史上まれにみる重大な被害」として、上限の懲役5年以上10年以下を求刑。弁護側は「反省しており、刑事処分とすべきではない。矯正教育のため、少年院送致の保護処分が相当」と訴えていた。

 検察側は公判で、少年は事故前から元暴走族仲間らと夜通しドライブするなどして遊び続け、約210キロにわたり無免許運転をしていたと指摘。遺族らは、最高懲役20年と、より罰則の重い危険運転致死傷罪の適用を求めたが、検察は構成要件を満たさないとして見送った。

 少年は黒っぽいスーツに丸刈り頭で出廷。論告弁論では「前回と同じです」とだけ話し、判決が言い渡された瞬間も大きな動揺はみせなかった。閉廷後、検察側に陣取った13人の遺族らに頭を下げることはなかった。

 遺族らはこの日、京都地検に控訴したい旨を伝えた。妊娠7か月の胎児とともに亡くなった松村幸姫さん(享年26歳)の父親は、少年は約2か月前の前回公判と比べ「ものすごく太っていた。(拘置所で)甘やかしてもらってるんだなあと思った」。判決については「納得できない。大阪高裁の裁判官の考えも聞きたい。今度は危険運転致死傷罪の土俵で戦いたい」と話した。
# by okashinasaibankan | 2013-07-18 00:00 | 殺人系
白坂裕之: 東京地方裁所 裁判長(現在は検事)    
阿部文洋: 高等裁判所 裁判長(その後、定年退職)   
宮川光治: 最高裁判所 裁判長


<2005年 西武池袋線痴漢冤罪小林事件>
膠原病患者の小林卓之さん(68歳)が西武池袋線電車内で女性に痴漢行為をしたとして、私人逮捕、起訴された。 小林さんは最高裁まで争ったが、犯行可能性を否定する医師の証言や、違う衣服を着ていたといった犯人像と矛盾する目撃証言などがすべて無視され、1年10ヶ月の刑が確定。
  

詳しくはこちら
http://www44.atwiki.jp/kobayashiinochi/          
# by okashinasaibankan | 2013-07-18 00:00 | 痴漢系