DJIA | (+0.74%) | 〇 | 12,627.01 | +92.34 | High:12,646.87/ | Low:12,532.71 | ||||||
S&P | (+0.90%) | 〇 | 1,331.85 | +11.86 | High:1,334.40/ | Low:1,320.71 | ||||||
NAS | (+0.74%) | 〇 | 2,875.32 | +21.26 | High:2,882.40/ | Low:2,860.13 | ||||||
RUS | (+1.47%) | 〇 | 776.24 | +11.22 | High:776.70/ | Low:764.72 |
DJIA Vol: 97mil 1億株以下
NAS Vol: 1,616mil 22.4億株(+2.06%)
NYSE Vol:3,216mil 36億株(-2.85%)
[野村証券株式市況]
個別では、好決算を発表したレナー(LEN)が+4.75%、連想買いされたDRホートン(DHI)が+2.37%。猛暑から電力需要が増加するとの思惑 で天然ガス価格が上昇し、キャボットオイルガス(COG)が+8.96%、QEPリソーシズ(QEP)が+8.04%。2Q既存店売上高ガイダンスを下方 修正したオーライリー(ORLY)が-14.34%、連想売りされたオートゾーン(AZO)が-4.65%。大手証券会社による投資判断引き下げを受けた メイシーズ(M)が-3.1%、ノードストローム(JWN)が-1.5%。
セクター別では、エネルギーが+1.88%、金融が+1.23%、資本財が+1.07%とリード。一方、自動車パーツ小売の大幅下落を反映し、消費循環が-0.06%と唯一マイナス。
中国政府が新たな景気刺激策を検討中との中国系メディア報道を好感し、アジアと欧州の株式市場が堅調に推移する中、NY株式市場の主要指数もその流れを引 き継ぎ、続伸して始まった。午前8時半発表の5月耐久財受注は前月比+1.1%とコンセンサス予想を上回り、続いて午前10時に発表された5月中古住宅販 売仮契約も前月比+5.9%と事前予想を大幅に上回った。これらを受けて、米国経済鈍化の懸念が後退し、寄り付き後も買い優勢の展開。薄商いながら、幅広 い銘柄が買われ、S&P500は午後12時半に前日比+1%の1333ポイントまで上昇した。午後に入り、若干だれる場面もあったが、午後2時 に、シカゴ連銀のエバンズ総裁が、景気刺激のために、オペレーションツイスト以上の追加的な緩和策が必要と述べ、連銀内部での緩和姿勢継続をのぞかせたこ とから、市場は引けにかけ再び騰勢を取り戻した。結局主要3指数とも堅調に終了した。