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東南植物楽園
日本で一番美しい熱帯庭園で、ヤシや綺麗な花々を見るだけではありません。新鮮なフルーツ、美味しい食材の数々、さらにシーサー作りなどの体験もできるのです。
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Posted by TI-DA at

2005年08月12日

ジンジャーの園芸品種各種

ジンジャーの園芸品種各種

ショウガ科

 園に新しい花達が咲き始め、甘い香りを漂わせている。
 咲いているのはジンジャー類、現在地に植えられたのは1年半
程前で、相次ぐ台風の襲来にも負けず順調に成長した。
 2002年5月、現在の園長がハワイから導入、しばらく鉢植
えで栽培されてきた。
 新しい花はやはり気分がいいもの。園に何度も訪れてくれる方々
にも「次はどんな花が咲くのだろう」と期待されたい。
比嘉正一


ご愛読ありがとう御座います。ブログを移転しましたのでお知らせいたします。
今後はhttp://www.sebg.co.jp/curator/にアクセスして下さい。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 17:28Comments(0)

2005年08月09日

ピンク色のサンダンカ

ピンクサンダンカ(仮称)
Ixora coccineaの一品種
アカネ科

 沖縄には、いろいろな品種のサンダンカが導入されている。
特にcoccinea(コッキネア)の仲間が多く、赤、ピンク、白、黄色と
様々。なかでもピンクは最も長く咲き続けるているようだ。
 園で一番多く栽培されているのは普通のコバノサンダンカで、花
つきよくきれいだ。他のサンダンカの仲間も花付きが良いのでこれか
らは、少しづつ増えていくと思う。
 真夏は、花たちも一休みする時期なので、ピンクは彩りを添える色
として大事にしたい。

ご愛読ありがとう御座います。ブログを移転しましたのでお知らせいたします。
今後はhttp://www.sebg.co.jp/curator/にアクセスして下さい。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 08:29Comments(0)

2005年08月05日

香りを贅沢に浴びる

ビンロウジュ Palmae catechu
英名 Betel-nut Palm
ヤシ科 マレーシア、熱帯アジア原産

 ビンロウジュの花が咲き始めた。9月〜が最盛期だが、早くも
園内に甘い香りを漂わせている。
 濃い緑の葉、細い滑らかな幹をもつ美しいヤシの一つ。熱帯ア
ジアの人々は、この果実をコショウ科のキンマの葉に石灰を塗っ
て包み、これをかむ風習があり、一種のタバコみたいな刺激的な
嗜好品として利用している。咬んでいる口の中は真っ赤なので、
初めてみる方々はビックリするに違いない。
 花の甘い香りはこれから。ビンロウジュの香りを贅沢に浴びる
のは日本国内でも園だけだと思う。だまされたつもりで来てみて
はいかがか。
比嘉正一
マレーシアから来た方が
                       「花はサラダにして食べる」と言った
花と果実が同時に見られる  


Posted by 東南植物楽園 at 09:58Comments(0)その他

2005年08月04日

すっぱい野草

ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa
方言名 ヤファタ
カタバミ科 南米原産

 「すっぱーい」と、息子が言った。これ以来、私と散歩しての野草
の味見は終わった。
 沖縄には観賞用として導入されたはずなのだが、畑や庭の雑草とし
てはびこってしまった。畑の手伝いで、草むしりをしたが繁殖力が強
く、わずかの期間ではびこってしまい、手の焼ける雑草のいう印象が
強い。
 ムラサキカタバミはカタバミ科に属し、葉柄・葉・花を食べると
酸っぱい。花は集めて、塩でひともみして食べたり、甘いサトウキビ
を食べた後の口直しにも食べた。土の中の小さなダイコン状の根塊
もほんのり甘かった。学校への往復、遊びの間、いつでもどこでも
手に入る「おやつ」だった。いまでも、ときどき花を引き抜いて食
べている。
 おすすめの野草です。だまされたつもりで、食べてみてください。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 08:47Comments(0)その他

2005年08月03日

ちっちゃいけれど迫力の花


コバノサンダンカの一品種 Ixora coccinea cv.
アカネ科

 猛暑が続く中、満開を迎えた花がある。
サンダンカの花を小さくして、花びらがすこし尖っており、それこそ葉も隠れんばかりの咲きっぷりは見事という他はない。
 園だけが満開と思ったら、道路の緑地帯に植えられているものもとても綺麗な赤のベルト地帯を作っている。
 6月の大雨で成長し、7月の乾ききった土で花芽が形成されたのであろう。
車中から見るこのサンダンカは、観光客の目を楽しませているに違いない。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 16:30Comments(0)

2005年08月02日

猛暑の中、清楚な花が咲く

ドラゴンフルーツ Hylocereus costaricensis
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit

 白くて大きくて、清楚な花が沢山咲いている。
 うだるような猛暑の中、ほんのすこしだけ涼しさを与えてくれ
るようだ。沖縄の夏の味覚に、マンゴーと並びドラゴンフルート
が登場して久しい。大きくて白い花を見ると、果実の収穫が楽し
みになる。 
 果実はほんのりと甘みがあって、冷たく冷やすと美味しい。
果肉のシャリシャリ感がたまらない。
 食べるのを想像すると、口の中に唾液がたまってしまった。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 10:30Comments(0)

2005年08月01日

ナミエシロチョウ

ナミエシロチョウ Appias paulina minato
シロチョウ科
奄美大島,喜界島,沖縄島,宮古島,石垣島,竹富島,
西表島,波照間島,与那国島,北大東島,南大東島か記録がある。

 ナミエシロチョウを初めてみたのは1973年夏の石垣島川平だった
と思う。幼虫の食べる植物、トウダイグサ科ツゲモドキは出発前に
調べておいたので、幼虫は案外簡単に見つかった。石灰岩に生えている
小さな木に幼虫が十数匹付いていたので採集、飼育したら羽化した。
成虫はきれいなので、とても喜んだことがあった。
 当時、沖縄島にこの蝶はいなかったので、飼育出来たことが新鮮な
記憶として残っている。
 沖縄島で数が増え始めたのは1980年代前半で、その後は昔からの
住人のように居着いてしまった。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 14:35Comments(1)昆虫

2005年07月31日

オオシロモンセセリの幼虫の巣

オオシロモンセセリ Udaspes folus
セセリチョウ科
奄美大島,加計呂島,請島,沖縄島,伊平屋島,古宇利島,
伊江島,久米島,粟国島,宮古島,伊良部島,石垣島,
西表島,波照間島,与那国島、東洋区に広く分布する。

 今年もオオシロモンセセリの幼虫の巣を見つけた。最近、園の
周辺で発生を繰り返しているらしく、成虫も時々見かける。
 沖縄では、普通に見ることのできる蝶として図鑑では紹介されて
いるせいか、数は多いと勘違いされているようだ。
長年の観察の結果、成虫の数は多くない。生息地は低い山地の山裾
や緑の多い民家周辺に限られていて、年々厳しくなってきているよ
うだ。
 園には毎年のように成虫がやってきて、幼虫の食すゲットウに産卵
している。そのため、夏の時期だけ幼虫が観察できる。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 08:17Comments(0)昆虫

2005年07月30日

青いカタツムリ

アオミオカタニシLeptopoma nitidum
ヤマタニシ科
台湾、沖縄、東南アジアに分布する。

 アオミオカタニシいうカタツムリがいる。名前の通り体は青緑色
で、とてもきれい。樹木の幹や枝・葉にとまっていることが多く
どっちかというと、樹上生活者だ。
 タニシなので入口にはちゃっとふたが付いている。標本にしたら
きれいな青みは残らず、白っぽい殻だけになり、なんとなく味気な
い感じがする。
 園では「風楽風遊の森」の中の木々や葉の上で良く見つかり、
たまに、職員が「珍しいカタツムリがいる」と、聞いてくることが
ある。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 08:13Comments(0)その他

2005年07月29日

ハナシュクシャ

ハナシュクシャ Hedychium coronarium
英名 White Ginger
ショウガ科 熱帯アジア原産

 「とても良い香り、なんていう花なの」と、観察会に参加した
小学生が聞いてきた。
 十数年前の名護市羽地大川は、川を歩きながらの生物観察がと
てもしやすくて、快適な場所だった。その観察会での質問だった。
川沿いの植物、川中のエビやトンボのヤゴと、それに冷たい川の
水に子供達は大はしゃぎで、川中にどっぷり浸かっている子もいた。
 今はダムになったため、昔の面影はない。
 川岸に群落で生えていて、あっちこっちに白い花が咲いている
ので、なんでこんな山の中にきれいな花が咲いているの、と疑問
に思ったに違いない。
 知人に聞いたら、昔はこの辺りにも人家があって、屋敷の周辺
に植えられたのだろうとの話だった。
 そういえば、子供の頃、浦添でも小川の岸に咲いていたのを思
い出した。
 園のハナシュクシャは数年前に植えられ、毎年真夏に数多くの
花を咲かせていて、来園者に甘い香りを楽しんでもらっている。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 08:50Comments(0)

2005年07月28日

ヤンバルクイナのおはなし

7月24日(日) どうぶつ学の臨時特別講義がありました。 

講師は ながみね動物クリニックではたらく、兵庫県出身の獣医師 萩原未央先生。
萩原先生は、大学時代から沖縄の自然が大好きで、何度もヤンバルに足を運び研究をしてきました。
今年の4月より沖縄に住み、ヤンバルクイナの保護活動に取り組んでいます。
どうぶつたちの病院では、「ヤンバルクイナ救命救急センター」とこれから作る予定の「野生復帰センター」を中心として活躍していらっしゃいます。

この日は、「いのちの森 やんばる」というタイトルで、子供たちにお話をしてもらいました。




やんばるに住む動物や昆虫の紹介や、
ヤンバルクイナってどんな鳥?どこに住んでいるの?
どうして守らなきゃいけないの?
といった内容を、分かりやすく教えてくれました。



萩原先生がはめているヤンバルクイナのパペットは、実際に保護したヤンバルクイナのヒナに餌をあげるときに使っていたもの。
実際に使っているものを間近でみて、こども達は興味津々。

ヤンバルクイナは、世界中どこを探しても、日本の中の沖縄のやんばるという限られた地域でしか生息していない、とても貴重な鳥。
そのヤンバルクイナが、マングースの被害にあったり、交通事故にあったり、今どんどん減ってきているらしいです。。

最後にに参加してくれた子供たちは、ヤンバルクイナにお手紙を書いてくれました。
このお手紙は、風楽風遊の森キャンパス内 講義室にて掲示しています。

東南植物楽園親子こんちゅう大学の詳しい内容、ご予約はこんちゅう大学ホームページをご覧ください。

http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html  


Posted by 東南植物楽園 at 10:42Comments(0)イベント

2005年07月28日

ムラサキアリアケカズラ



ムラサキアリアケカズラ Allamanda violacea
英名 Purple Allamanda
キョウチクトウ科 ブラジル原産

 ムラサキアリアケカズラの花がいつになく綺麗に咲いている。
花色はややくすんだ暗紅色または赤紫色で、径5cmくらい。
アリアケカズラの仲間なので、やはりラッパ状だ。
 職員が2000年頃に導入し、しばらく鉢植えにされバックヤードで保存されていたが、その後パーゴラに這わす植物として使用された。
蔓が良く伸びて暴れるし、花色も紫色がくすんだような感じで、いまいちだと思っていたが、株が充実するにつれて、花付きも良く、色もよくなった。
 この花はずいぶん前に、内地で見かけていて、アラマンダに紫色があるんだ、何時の日か園でも咲くかもと思っていた。
現実になったので、ちょっと嬉しい花だ。
比嘉正一  


Posted by 東南植物楽園 at 10:40Comments(0)

2005年07月27日

イエライシャン

イエライシャン Telosma cordata
別名 ヤライコウ、トンキンカズラ 英名 Tonkin Creeper
ガガイモ科 インド〜インドシナ原産

 真夏に、さわやかな甘い香りはてともいい。朝早く出勤すると
この恩恵にあずかる。
 イエライシャンは有名な歌にもあり、咲く時期に訪れた方々
説明すると「花は見たことはないが名前はよく知っている」と
口々にいう。残念ながら、昼間はほとんど良い香りはせず、夜香る
のでヤコウカ(夜香花)とも言われている、と説明している。
 沖縄には好きな方々が細々と栽培しでいて、ときどき見かける。
園には1999年4月導入に導入し、毎年襲来する台風の被害にもめげず
この時期になると咲かせてくれる。
 花を見たい方は、台風が来る前がいいと思う。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 08:03Comments(0)

2005年07月26日

ナービカチカチー

リュウキュウアブラゼミGraptopsaltria bimaculata
方言名 ナービカチカチー、ギーザー
セミ科 奄美諸島〜沖縄本島周辺にかけて分布域する。

 学生の頃、佐敷町で動物・昆虫の名前は方言で何というか
という調査をしたことがある。
 リュウキュウアブラゼミの写真を見せて名前を聞くと、
たいていナービカチカチーという答えが返ってきたが、ある
集落は隣同士なのに、ギーザーという方々がいた。同じ町内
で隣同士なのに名前が違う、ちょっとした衝撃だった。
 名前の由来はナービカチカチーが「なべを激しくたたいて
うるさい」、ギーザーは、鳴き始めに「ギー、ギー」と鳴く
ことから付けられた。
 ナービカチカチーはサンサナー(クマゼミ)と人気を二分する。
私の住んでいる団地では、朝早くから子供達が虫かごと網を
持って、セミ採りをしていた。
 夏休みのこの時期、昔も今も変わらない光景が続いている。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 10:00Comments(0)昆虫

2005年07月25日

ゴールデン・トーチ

ゴールデン・トーチ Heliconia 'Golden Torch'
バショウ科

 園内各所でヘリコニアの仲間のゴールデン・トーチが満開時期
を迎えた。5月頃から咲き始めた花は、10月まで咲き続けるが、
真夏のこの時期が最も華やかになる。
 ヒメゴクラクチョウカとヘリコニア・スパソキルキナタとの交配
種で繁殖、栽培も簡単なことから庭におすすめの熱帯の花だ。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 08:48Comments(0)

2005年07月24日

白と黒から色が出る?

7月23日(土)、か学「おもしろ科学実験室」の講義がありました。
講師は元つくばエキスポセンター勤務の 山下千裕先生。

今日は目の錯覚を利用したコマ作りをしました。
材料はCDと、ビー玉と、白黒で模様の描かれた紙。
白と黒で模様が描かれてあるコマをまわすと、模様から赤色と青色が見えてくる、不思議なコマです。

どうして白黒なのに色がついて見えるんだろう?
理由は、人間の目の錯覚なんだって。
カメラでこのコマを写しても、色はついて見えないらしいです。

参加してくれたこどもたちは、思いおもいの模様でコマを作り、
「ムラサキになった!」
「コマがま回る速さが違うと、模様や色も変わってくる!」
といろんな発見をしながら、コマをくるくる回して楽しんでいました。



そしてなんと、先日ハーブ体験ゼミに参加してくれた親子が、この授業にも参加しに来てくれました☆
うれしかったですー。

おもしろ化学実験室では、毎回授業内容が変わります。
来週はどんな実験&工作なのか、乞うご期待!
開催日は、毎週土曜日15:00~です。
詳しい内容、ご予約はこんちゅう大学ホームページをご覧ください。

http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html


小嶋麻沙代  


Posted by 東南植物楽園 at 19:26Comments(0)イベント

2005年07月24日

太陽の花

ヒマワリ Helianthus annuus
キク科
メキシコ原産

 青空に黄色い花。やっぱり似合うなー。
園の池の畔に数百本のヒマワリが一斉に咲き訪れた人々を喜ばせている。
 職員が、まずはためしに種子を蒔いて育ててきたもので、園でこのような沢山のヒマワリを咲かせたのは珍しい。
 ちょうど夏休みのイベントと重なって、子供達は大喜びだ。
台風の発生シーズン、長く咲き続けることを祈っている。
比嘉正一



  


Posted by 東南植物楽園 at 09:28Comments(0)

2005年07月23日

ハデハデの花

ムッセンダ・ロセアMussaenda 'Rosea'
アカネ科 
フィリピン原産

 夏の期間は気温が高く、台風も多い。そのため園の花達のしばし
休憩の期間になる。
 だが、この時期に満開になる熱帯の花々は、強烈な太陽の下で
「これが花だよ、見てください」言わんばかりにハデハデだ。
 華やかな花びらに見えるのは苞で、星形の黄色いのが花。
園の真夏を彩る代表的な花木になった。
比嘉正一
  


Posted by 東南植物楽園 at 14:38Comments(0)

2005年07月22日

ハーブ体験ゼミ 初日

夏休みイベントが始まってもうすぐ1週間。
昨日から夏休みに入った学校も多く、家族での来園が増えてきました。

今日はしょくぶつ学 ハーブ体験ゼミの初日。
岩田さんと2人で講師を務めます。
うまくいくかどうか、すごいドキドキ。

本日のお客様は、事前に予約をくれたお母さんと息子(小3)の2人。
まずはハーブってなんだろう?というお話をしながら、レストラン周りのハーブ園を散策しました。
ローズマリーやミントなど、色やかたち、香りの違いを 触りながら体験しました。
そして好みのハーブを摘み、ハーブティーに。

ハーブティーをつくった後は、石けんつくり。
石けん素地にハーブティーを加え、ハーブ石けんを作っていきます。

 
結構真剣な二人。

オプションでドライハーブを練りこんだり、カブトムシの形の石けんをつくったり。
オリジナルの石けんを作ることができました★

今日のお客様のおうちでは、普段からハーブティーを飲んだり、ハーブを育てているとの事。
身近な生活にハーブを取り入れているんですね。
初講義でドキドキでしたが、いろいろなお話をしながら 楽しく慌てずに過ごせたと思います。
私達ももっと勉強せねば!!

このお客様はイベントの得々チケットを買って、1日1講座受けるんだそうです。
また今度 他の授業で会えるかも・・・

ハーブ体験ゼミは、毎週金曜日15:00から行っています。
詳しくは、こんちゅう大学ホームページをご覧ください。

http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html


小嶋麻沙代  


Posted by 東南植物楽園 at 20:43Comments(0)イベント

2005年07月21日

マヤーグワー

クマゼミCryptotympana facialis
方言名 サンサナー
セミ科 関東地方南部〜九州〜八重山諸島(奄美大島を除く)に分布。
 
 セミの仔虫は「マヤーグワー」と呼ぶ。子供にとって、この
マヤーグワーを沢山確保する子がヒーローで、夏休みの前半まで
続く。もちろん、セミの仔虫の時期が終わる供に、ヒーローは
消滅する。
 セミの仔虫は、長い間地中で植物の根付近に棲み、その汁を糧
に成長し、羽化する直前に地上に出てくる。羽化する前日には、
地上を確かめるために、小さな穴を開ける。ほんとうに小さな
穴なので、見つけるのには観察力と経験がものを言う。どの
樹木のどの付近が何時頃というふうにヒーローの頭にインプット
されている。
 捕まえられてきたセミの仔虫は、家の中に壁につけられて、
夜になると背中が割けて、羽化が始まる。その瞬間は何度見ても
も飽きないので、子供たちは家中の住人を呼びつけて、感動の
瞬間の共有を計る。
 ラジオ体操の始まる、もっと前には立派なセミになり、雄は
激しく鳴くので、家の中から追い出される。
比嘉正一

  


Posted by 東南植物楽園 at 18:10Comments(0)昆虫