S12使用構築【最終30位】

S12お疲れ様でした。
前期の結果と変わらず振るわない最後となってしまいましたが、もう同じ構築を使うこともないため、公開します。

【使用構築】


【構築経緯】
相も変わらずガチグマの倒し方がわからなかったので、一番わかりやすい「カタストロフィ」+高火力特殊技で倒すことにした。「カタストロフィ」を打てるポケモンの中でも、耐久が異常で「ステルスロック」も撒けるディンルーと「ステルスロック」がある状態で相手を縛りやすいこだわりメガネハバタクカミを選んでこれを軸とした。
この二体だとディンルーに抜群をとってくる物理やディンルーが削られた後の「りゅうのまいカイリューが非常に重かったので、そこに対する抑止力と選出画面での圧力も評価してヘイラッシャを採用した。
この3体は変更せずに微調整を重ねて構築が完成した。

【構築詳細】


ディンルー-オボンのみ
特性:わざわいのうつわ
性格:わんぱく
テラス:どく
実数値:261-130-184-x-111-65
努力値:244-0-180-x-84-0
技構成:じしん/カタストロフィ/ステルスロック/ふきとばし

殆どの対戦で初手に出してテラスを切って行動する。
HBにここまで振ることでオーガポンやこだわりハチマキを持った水ウーラオスに対する行動回数を増やすことが出来る。
ステルスロック」を撒くことが裏のポケモンにとって非常に重要なので、基本的には優先するが、ディンルーのHPを残さないといけない場面もあったので選択が難しいポケモンだと感じた。
テラスはオーガポンに弱点を突かれず、ハバタクカミに滅法強くなれる毒で採用した。

カイリュー-あつぞこブーツ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
テラス:ノーマル
実数値:197-198-115-x-128-100
努力値:244-204-0-x-60-0
技構成:しんそく/ドラゴンテール/アイアンヘッド/はねやすめ

HD C198こだわりメガネハバタクカミのテラス「ムーンフォース」を確定耐え
    (C205の場合、81.2%で耐え)
A 11n

カイリュー枠。
ランドロスカバルドンにサイクル出来るようにするため、あつぞこブーツを持たせた型で採用した。
ドラゴンテール」は「ステルスロック」と合わせて相手を削り裏の特殊エースの圏内に入れることが出来る。「アイアンヘッド」は、「ドラゴンテール」を無効にしてくるハバタクカミやフェアリーテラスに有効で、「はねやすめ」も性能を担保するために採用。
しんそく」は自分で削った相手を削りきることが出来たり、読まれづらい高火力先制技で相手の虚をついて対戦に勝つこともよくあった。
あつぞこブーツを持ったカイリューがガチグマ入り以外のステロを撒いてくる構築にかなり強く、相手のプランを崩せるので積極的に選出した。
テラスは「しんそく」の火力を上げて、テラスした後でも裏のサーフゴーと相性のいいノーマルで採用した。

サーフゴー-ゴツゴツメット
特性:おうごんのからだ
性格:ずぶとい
テラス:みず
実数値:193-x-158-153-111-109
努力値:244-x-228-0-0-36
技構成:たたりめ/ゴールドラッシュ/でんじは/じこさいせい

S 麻痺状態の+1最速カイリュー抜き
HB 余り全部

固めのサイクル構築に対してディンルー、カイリューと一緒に選出する。
元の特性で受けポケモンには非常に強いので、「でんじは」とHB振りによって、なるべく相手の対面駒に強くなれるようにした。
また、ディンルーを初手に出した際非常に重くなるキノガッサが相手の構築にいたら出さなければいけない。
テラスは弱点が少なく、水ウーラオスに押し切られることを防ぐ水で採用した。

ヘイラッシャ-たべのこし
特性:てんねん
性格:のんき
テラス:フェアリー
実数値:257-120-176-x-60-45
努力値-252-0-196-x-60-0(個体値22)
技構成:ウェーブタックル/あくび/ねむる/まもる

D C187こだわりメガネハバタクカミのテラス「ムーンフォース」を確定耐え
B 11n
S Sを落としたガチグマに対してトリル下で上から動けるように

物理受けの王。
カイリュー・パオジアン・ウーラオスに強く、軸になっている二体の補佐が出来るポケモン。「ステルスロック」との相性も非常に良い。
このポケモンのおかげで相手のパオジアンに電気テラスを切らせる展開が多くあり、カイリューやガチグマに対して裏のハバタクカミが動きやすくなっていた。「みがわり」を持ったウーラオスTODの道を残すため、「ねむる」を採用した。
悪テラスこだわりハチマキパオジアンに強く出れて、弱点が少ないフェアリーテラスで採用した。

ハバタクカミ-こだわりメガネ
特性:こだいかっせい
性格:ひかえめ
テラス:フェアリー
実数値:131-x-90-187-156-189
努力値:4-x-116-252-4-132
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/サイコショック

HB A189パオジアンの「ふいうち」を最高乱数切り耐え
C ぶっぱ
S 最速トドロクツキ抜き

今回の構築のエース。
ディンルーやカイリュー、ヘイラッシャのサポートを受けて相手を削りきるのが役割。ガチグマに非常に強く、「カタストロフィ」との削りと合わせて相手に縛られているノーマルテラスは「ムーンフォース」で落とせる、毒テラスは一回攻撃を耐えれるので基本的には打ち勝つことが出来た。
最速トドロクツキ抜きにSを設定することで、準速の135族を抜いて行動することが出来、とても偉かった。
耐久を最低限まで削って、CSをベースにしたことで上から動ける火力のとんでもないポケモンになっておりS12の構築のほとんどに居た。間違いなく最強だった。

イーユイ-こだわりスカーフ
特性:わざわいのたま
性格:ひかえめ
テラス:ゴースト
実数値:131-x-100-205-140-152
努力値:4-x-0-252-x-252
技構成:オーバーヒート/かえんほうしゃ/あくのはどう/サイコキネシス

サーフゴーがここまで非常に重かったので見た目も性能も強く、抜きエースともなれるので採用。ディンルーの「ふきとばし」や、カイリューの「ドラゴンテール」と相性が良く、ブーストエナジーを流して倒すことが出来た。
ヘイラッシャがサーフゴーを強烈に呼ぶのでサーフゴー入りの構築に投げると刺さりが良かった。

【選出】
・ディンルー+ヘイラッシャ+ハバタクカミ
サーフゴーがいないガチグマ入りに対する選出。
この選出が出来た時の勝率は高かった。ディンルーでテラスを切って行動し、ヘイラッシャとハバタクカミで詰めるのが基本。
・ディンルー+カイリュー+ハバタクカミ
ランドロス入りなどステロ構築に対する選出。
ディンルー対面「ステルスロック」をされるのは構わないので、削ってカイリューを生かして対戦をする。
・ディンルー+カイリュー+サーフゴーorイーユイ
チオンジェンやキョジオーン入りに対する選出。
ステルスロック」+「ドラゴンテール」で相手を削ってイーユイやサーフゴーを通す。

【結果】
TN Nornis 最終30位 R2116
バンビーさんも同じ構築を使用しました。
TN バイオレット 最終17位 R2132

【最後に】
二期連続悔しい結果となってしまいました。
レギュCの亡霊のような構築になりましたが、そこそこ強かったです。
レギュEで一桁とっていないので次のシーズンまたしっかりと構築を考えて、最終日に臨みたいです。














S11使用構築【最終28位】

S11お疲れさまでした。
レギュレーションE最初のシーズンは悔しい結果となりましたが、まずまずの順位ではあるので構築記事を残します。

【使用構築】


【構築経緯】
新しく環境入りしたガチグマを相手にする時、「受ける」という行為が非常に難しいと感じたので対面構築を使用することにした。
S10で結果を残していたうわっきーさんの対面構築がかなり美しく、S11の環境でもまだまだやれたので細部を調整し、軸をまるごとお借りした。
【S10最終8位】無双カミウーラ - Origin Regression (hatenablog.com)
ヘイラッシャに対する選出を少しでも増やすためにオーガポン、受け構築に勝つために、「ちょうはつ」をもったガチグマを入れて構築完成とした。

【構築詳細】


ガチグマ(アカツキ)-たべのこし
特性:しんがん
性格:ずぶとい
テラス:どく
実数値:220-x-155-156-97-92
努力値:252-x-4-4-92-156
技構成:ハイパーボイス/めいそう/ちょうはつ/つきのひかり

相手への圧力が高く、受け崩しが出来る枠。
として採用したが、受けループには「じわれ」を数回打たれることや、キョジオーンやチオンジェンを出してこない構築がかなりの数いたので選出してしまうと対面選出に押されてしまうことが多かった。この枠を煮詰められなかったのが敗因と言える。

カイリュー-いかさまダイス
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
テラス:はがね
実数値:175-204-116-x-121-123
努力値:68-252-4-x-4-180
技構成:スケイルショット/しんそく/けたぐり/アイアンヘッド

初手から出しても裏から出しても相当強かった枠。
特に、ガチグマ入りの構築に対しては「けたぐり」が強い。構築にガチグマが入っている影響からか、チョッキガチグマが初手に来ることが非常に多く「けたぐり」で大きく削り有利な対戦をすることができた。
「スケイルショット」は相手の対面駒に強い技で一体倒して少し削るという動きが容易に出来た。

オーガポン(かまど)-かまどのめん
特性:かたやぶり→おもかげやどし
性格:いじっぱり
テラス:ほのお
実数値:183-168-125-x-117-133
努力値:220-100-164-x-4-20
技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/がんせきふうじ/でんこうせっか

対面構築に必要な持ち物を消費しないで対面性能が担保されていたので採用。
ヘイラッシャ入りやガチグマがいる構築に出した。
このポケモンを入れるまでテツノツツミが非常に重かったので、相手の構築にいたら選出するように心がけていた。
同じようにサーフゴーも重いが、このポケモンを含め、すべてのポケモンが睨みを利かせているため顔採用な面もある。

パオジアン-きあいのタスキ
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
テラス:でんき
実数値:155-189-101-x-85-187
努力値:0-252-4-x-0-252
技構成:つららおとし/うっぷんばらし/こおりのつぶて/テラバースト

最強の対面駒。
ヘイラッシャ、水ウーラオスドヒドイデなどに抗うため電気テラバーストでの採用。カイリューにテラスを切らせて裏のウーラオスで倒すというムーブが非常に強かった。
「うっぷんばらし」はあまえるハバタクカミに勝てるようになり、とても強かった。

ハバタクカミ-ブーストエナジー
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
テラス:ほのお
実数値:162-x-117-155-155-156
努力値:252-x-252-0-0-4
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ

相手の構築にステロ撒きがいたら初手に出す枠。
「ちょうはつ」でステルスロックや状態異常技を拒否し、「いたみわけ」で場持ちをよくしつつ、相手を削ることで展開を阻止し、裏の圏内に入れることが出来た。

ウーラオス(れんげきのかた)-パンチグローブ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
テラス:どく
実数値:197-200-130-x-81-118
努力値:172-252-76-x-4-4
技構成:すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/アクアジェット/つるぎのまい

対面性能と崩し性能を兼ね備えたポケモン
この技構成は崩しも行える最強の技構成だが、カイリューに対して有効打がないという致命的な弱点がある。しかし、対面選出をする際に他のポケモンカイリューのテラスを切らせることが出来るので先制技で削られたとしても「ドレインパンチ」で回復し、最後の一匹と対面することが出来た。(パオジアンの「つららおとし」、ハバタクカミの「ムーンフォース」、オーガポンの「がんせきふうじ」、カイリューの「スケイルショット」)
このポケモンを通せるかをまず考えて、水タイプ高耐久などの大きな障壁がない限りは大体選出していた。
 

【選出】
・(カイリュー・パオジアン・オーガポン)から2体+ウーラオス
ステロ撒きがいない構築への対面選出。
・ハバタクカミ+カイリューorオーガポンorパオジアン+ウーラオス
ステロ撒きがいる構築への対面選出。

【結果】
TN Flash 最終28位 R2150

【最後に】
軸が強かっただけに補完枠を詰め切れなかったのが残念です。
キョジオーンやチオンジェンを見た瞬間に選出が歪んでしまって取りこぼしていたので、そのような多少メタ外な構築に対してもしっかりと勝てるように構築を組みたいと思いました。

レギュD構築記事 【S8最終5位 R2175/S9最終24位】

レギュDお疲れ様でした。
S8.9.10と使い、8.9は結果が出て10はキョジオーン対策にボコボコにされた構築です。
シリーズの変更に伴い公開します。


【使用構築】



【構築経緯】
シーズン序盤から色々なポケモンを試していく中で、パオジアンとウーラオス、ディンルーへの安定した初手とサイクル構築への崩しという二つの解答を構築内に用意することが非常に困難であると感じた。
そこでテラス込みで初手性能とサイクル破壊性能を併せ持つキョジオーンと剣舞ウーラオスや火炎玉根性ガチグマなどの強力な崩しに対して有効なHB「アンコール」カイリューを採用しこれを軸とした。
キョジオーン+カイリューを使う上で最初に障害となるのはおんみつマントを持ったサーフゴーだったのでそこに対する回答としてとつげきチョッキヒードランを採用した。
ここまでで重いテツノツツミに対して一度後出しが効き縛ることができるこだわりスカーフハバタクカミを採用。
上記4体を確定とし、ラスト2体は環境によって変更していた。

【構築詳細】

Saltigant

キョジオーン-たべのこし
特性:きよめのしお
性格:わんぱく
テラス:どく
実数値:207-120-198-x-110-58
努力値:252-0-236-x-0-20
技構成:しおづけ/みがわり/まもる/じこさいせい

・B    11nでなるべく高く
・S  余り  

サイクル構築で受けることが難しいパオジアンとハバタクカミに対して強い駒。
特に型が多様化しているハバタクカミは受けることが難しいのでキョジオーン軸に選出されるこだわりメガネを持った型と「めいそう」+「みがわり」を持った型に対して強いテラスタイプと技構成を選定した。
パオジアンがいない構築以外は極力選出し、きついポケモンに当たってしまった場合は常にTODを頭に入れながら対戦していた。

Dragoran
カイリュー-ゴツゴツメット
特性:マルチスケイル
性格:わんぱく
テラス:フェアリー
実数値:197-154-154-x-120-109
努力値:244-0-196-x-0-68
技構成:しんそく/じしん/アンコール/はねやすめ

・HB なるべく高く
・S    ヒードランクレセリアを抜けてればいいな程度

キョジオーンを使っていく上でまず気になったのが「つるぎのまい」を所持しているウーラオスだったのでテラス「しおづけ」を押した後に粘って流すor処理することが出来るHBカイリューを採用した。
相手の「りゅうのまい」+「はねやすめ」カイリューはキョジオーンでは処理ができない且つおんみつマントを持っているとキョジオーンに対して後出しされてTODの展開にならずに負けてしまうことが多かったのでそこに強いゴツゴツメット+「アンコール」を持たせた。
ゴツゴツメットはパンチグローブを持っていないウーラオスを削ることができ、「アンコール」は無視できない数いた「みがわり」+「ビルドアップ」のランドロスの起点回避などで役立ってくれた。

Heatran
ヒードラン-とつげきチョッキ
特性:もらいび
性格:ひかえめ
テラス:くさ
実数値:183-x-126-187-126-125
努力値:132-x-0-156-0-220
技構成:マグマストーム/ラスカーカノン/だいちのちから/テラバースト

・S 準速キノガッサ+3
・C 11n

けよりな対サーフゴー枠として採用。
後述するウーラオスは相手の行動次第で1サイクルしか回せない可能性があるが、ヒードランは数回サイクルが出来る。
テラスタイプはキョジオーン軸を使う上で相手のチオンジェンが処理しづらくなることは分かっていたので草とした。さらに「テラバースト」を採用することで他の技で対応できない水テラスサーフゴーも対応することができた。
元のタイプがハバタクカミに強いのでキョジオーンを出さない選出ができるようになり選出幅が広がったのでかなり良い補完枠だったと思う。


ハバタクカミ-こだわりスカーフ
特性:こだいかっせい
性格:ひかえめ
テラス:フェアリー
実数値:159-x-75-198-155-166
努力値:228-x-0-196-0-84
技構成:ムンフォース/シャドーボール/パワージェム/ほろびのうた

・C 「ムーンフォース」でテツノツツミを確定一発
・H テツノツツミの「ハイドロポンプ」2回を高乱数で耐えるために高く

相手の構築にテツノツツミが見えたら選出していた。
バトン構築やオニゴーリに対してやキョジオーンとの「まもる」と併せた最後の詰めとしての「ほろびのうた」が構築とマッチしていた。
今回の構築はキョジオーン+カイリューが絶対選出ではなかったため通りがいい構築には積極的に投げてスイープ役になってもらっていた。

Wulaosu (Fokussierter Stil)
(S8.9)
ウーラオス-こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
テラス:あく
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-x-0-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/とんぼがえり

・AS

攻めよりな対サーフゴー枠として採用。
1サイクルしか回せない代わりに飛び抜けた破壊性能で裏まで破壊する。
飛行テラス以外のカイリューにも相当強いのでキョジオーン+カイリューで選出が足りている時には積極的に選出した。
構築で重めな霊獣ボルトロスが相手の構築にいる場合は、初手に出てくる可能性が非常に高かったのでテラス「ふいうち」で処理していた。
(S10)
悪ウーラオス-くろいメガネをキョジオーンの崩し枠として採用していた。


Eisenbündel
テツノツツミ-きあいのタスキ(S8)・こだわりメガネ(S9)
特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
テラス:ゴースト(S8)・こおり(S9)
実数値:131-90-135-176-80-206
努力値:0-0-4-252-0-252

・CS

水ウーラオス、パオジアン、ディンルーに強い初手駒として採用。
最終盤は相手の構築にサーフゴーが増えたのと、命中不安が信用できなかったので選出回数が減っていったが、選出圧力の面で活躍してくれていたと思う。
特にハバタクカミを呼んでくれるのとツツミバックアンコールの択の押し付けが強く、キョジオーンでサイクルをする際にとても楽になっていたと感じることが多々あった。
(S10)
パオジアン-こだわりハチマキを使用し、命中安定でオーガポンを破壊していた。

【選出】
キョジオーン+カイリュー@1

【結果】
S8 TN Soiree   最終5位 R2175
S9    TN Hypnotize 最終24位
S10  TN Void 最終117位

【最後に】
S8.9はそこそこな結果が出せたが、S10はキョジオーガポンの大流行により対策が進み、今までの構築では通用しなくなってしまっていた。そこに気づかず最終日を迎えてしまったことが敗因なので、これからは同じ軸を握るとしても環境にあっているかどうかを見極めて構築を使用するかどうかを決める必要があると感じた。
ともあれS8の結果は満足できるものであり、3か月間同じ軸を使用し続けたのはいい経験だったので、これからもこのような軸を作れるように頑張りたい。

S5構築記事【最終5位 R2188】

S5お疲れさまでした。
四災環境最初のシーズンで最終一桁を獲得できたので構築記事を書きたいと思います。

【使用構築】



【構築経緯】
キョジオーン+カイリュー+テツノドクガが強いと感じ、軸として採用。
最初はテツノドクガの型を「どくびし」型にしていたが、パワーが足りなかったので前期結果を残していたCブーストテツノドクガを採用した。
相手のテツノツツミが重すぎたためスカーフハバタクカミを、イーユイが重すぎたためチョッキディンルーを補完として採用。
最後に受け崩しとキョジオーンvsおんみつマントサーフゴーの対面で「ゴールドラッシュ」が押されないことから裏まで全て破壊できるこだわりハチマキパオジアンを採用して構築が完成した。

【構築詳細】※採用順
Saltigant
キョジオーン-たべのこし
特性:きよめのしお
性格:わんぱく
テラス:みず
実数値:207-120-187-x-123-55
努力値:252-0-156-x-100-0
技構成:しおづけ/ヘビーボンバー/まもる/じこさいせい

・HB テラス時陽気珠パオジアンの「つららおとし」+「電気テラバースト」を99.6%で耐え
 HD テラス時臆病眼鏡テツノツツミの「フリーズドライ」確定耐え
    C特化ハバタクカミの眼鏡テラス「ムーンフォース」を87.5%耐え

初手のパオジアンに行動できる枠。
相手の「みがわり」ハバタクカミが重すぎたためヘビーボンバーを採用。
結果的にミミッキュやハバタクカミをワンパン出来たので入れて正解だった。
ほぼすべての対戦で初手に出してきつい対面はテラスタルしていた。
一撃技とみがわりが多すぎてきつかったが裏で対応することが出来た。

Dragoran
カイリュー-あつぞこブーツ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
テラス:ノーマル
実数値:197-204-117-x-120-100
努力値:244-252-12-x-0-0
技構成:しんそく/じしん/アンコール/はねやすめ

・HAぶっぱ

キョジオーンからの引き先として採用。
キョジオーンを使う上で課題だったのがテツノカイナやイルカマンなどの「みがわり」+積み技の型だった。そこでアンコールを採用することで行動を制限し裏の特殊技で倒すという行動を取っていた。
またキョジオーンで削った後のノーマルテラス「しんそく」がシンプルに強かった。

Eisenfalter
テツノドクガ-ブーストエナジー
特性:クォークチャージ
性格:ひかえめ
テラス:みず
実数値:177-x-92-180-131-157
努力値:172-x-92-28-4-212
技構成:ほのおのまい/ヘドロウェーブ/テラバースト/みがわり

・HB 鉢巻カイリューのテラス「しんそく」を最高乱数以外耐え
    みがわりが一致「イカサマ」を56.3%で耐え
 C      10n
    S      最速コノヨザル抜き

特殊エースとして採用。最終盤に増えていたチオンジェン+毒タイプに積極的に出していく。またキョジオーンに対してもテラスして「みがわり」を押すことでテンポを取ることが出来た。元々はおんみつマントサーフゴーの為に採用したが裏のカイリューで止まることとサーフゴーとハバタクカミの「サイコショック」の所持率が異常に高かったのでスタンダートな構築に選出することは少なかった。

Flatterhaar
ハバタクカミ-こだわりスカーフ
特性:ブーストエナジー
性格:ひかえめ
テラス:フェアリー
実数値:159-x-86-198-155-155
努力値:228-x-84-196-0-0
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/ほろびのうた

・HB 鉢巻カイリューの「じしん」確定耐え
 HD 臆病眼鏡テツノツツミの「フリーズドライ」+水テラス「ハイドロポンプ」を87.3%で耐え

相手の構築にテツノツツミが見えたら選出していた。
たまに当たるクエスパトラや最後の詰めに「ほろびのうた」が強く構築とかみ合っていた。ただ、キョジオーン+カイリューと投げると相手のハバタクカミやサーフゴーのケアが利きづらいため選出率は低め。

Dinglu
ディンルー-とつげきチョッキ
特性:わざわいのうつわ
性格:いじっぱり
テラス:でんき
実数値:239-178-146-x-114-75
努力値:68-252-4-x-108-76
技構成:じしん/カタストロフィ/ヘビーボンバー/テラバースト

・H 16n-1
    A 特化
 HD 臆病テツノツツミの「ハイドロポンプ」確定3発
    C特化ハバタクカミの「ムーンフォース」確定3発
 S 余り

イーユイ対策枠として採用。
相手のおんみつマントサーフゴーがひこうテラスとみずテラスしかいなかったので後出しから勝てるようにでんきテラスで採用した。
特殊方面は鬼のように固くイーユイ+テツノツツミのようなきつい構築にも投げていた。

Baojian
パオジアン-こだわりハチマキ
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
テラス:あく
実数値:155-188-110-x-85-179
努力値:0-244-76-x-0-188
技構成:つららおとし/かみくだく/こおりのつぶて/ふいうち

・B ディンルーの無振り「じしん」を89.1%で2発耐える
 S 最速110族抜き
 A 余り

最終日に入ってきた災厄の破壊枠。
おんみつマントサーフゴーに後出しして悪テラス「かみくだく」で裏ごと破壊してくれた。また、リーチが長すぎる「こおりのつぶて」がハバタクカミを筆頭にキョジオーンが削り残したポケモンを削りきってくれた。

【選出】
キョジオーン+カイリュー@1
@1の枠は相手の構築によって決める。

【結果】
TN Specter 最終5位 R2188 

【最後に】
SVで初めて最終一桁を取れてとても嬉しいです。
7:20から鬼の10連勝できたのは素直に自分を褒めたいです。
シーズン中盤から同じ軸を使い続けられたのはとてもいい経験でした。
また次のシーズンも頑張ります。


S35構築記事【最終8位】

S35お疲れ様でした。
最後のシーズンで最終一桁まで行けたので記念に構築記事を書きます。

 

【使用構築】

トレーナーカード

 

【構築経緯】

初手で「でんじは」+「ステルスロック」をした後にダイマを切り、相手のダイマックスに対してS操作した後にガチ特化ザシアンで締めるという形がシンプルに強かったためそこから構築を考えた。
初手枠に一番出し負けが少ないディアルガを採用し、黒バドレックスとザシアンまで確定させた。相手のステロバドザシに対して同速を仕掛けるのはしょうもないので抗えるとつげきチョッキカイオーガを採用。相手にグラードンがいる時にセットで選出するランドロス、初手ダイマ+襷+ザシアンを強くするためマーシャドーを入れて完成した。

 

【構築詳細】※採用順

ディアルガ-ヨプのみ
特性:プレッシャー
性格:おだやか
実数値:207-x-142-171-161-114
努力値:252-x-12-4-212-28
技構成:れいとうビーム/だいちのちから/でんじは/ステルスロック

・H-D 特化ディアルガの珠ダイアースを最高乱数切り耐え
 H-B 特化イベルタルの珠ダイアークを81.3%耐え
 S 麻痺下準速イベルタル抜き

乱数を甘えすぎたディアルガ
初手に投げて「でんじは」+「ステルスロック」を撒いて仕事完了。
初手に投げるステロ撒きとしてディアルガカイオーガイベルタルに最低限行動できるのが唯一無二の性能だった。

ザシアン(けんのおう)-くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
実数値:199-244-136-x-135-168
努力値:252-252-4-x-0-0
技構成:きょじゅうざん/じゃれつく/ワイルドボルト/でんこうせっか

・H 振り切り
 A ガチ特化

基本的に後ろから投げるためステロと合わせてリーチを最大限伸ばせるガチ特化で採用。また、ラス1ミラーでS勝負をするのはくだらないのでH振り切りとした。
「じゃれつく」は増えていたジガルデに打つ技として、「ワイルドボルト」はホウオウ、カイオーガに打つ技として採用した。
特筆することはないが、ガチ特化はガチ最強だった。

バドレックス(こくばじょうのすがた)-こだわりスカーフ
特性:じんばいったい
性格:ひかえめ
実数値:175-x-131-224-120-185
努力値:0-x-244-148-0-116
技構成:アストラルビット/サイコショック/はかいこうせん/こわいかお

・B ようきマーシャドーの「シャドースチール」確定耐え
 S ダイマ時相手のザシアンを抜いてそうなライン
 C あまり

ステロを撒いてからのエースとして採用。
イベルタルに対してはダイアタックを打つことで裏のザシアンで縛れるようになる。
この調整をすることでディアルガが「ステルスロック」を打つタイミングでマーシャドーに引かれたとしても切り返すことができる。
ダイウォール枠はトリックを全く打たなかったのでS+1された後でもザシアンで切り返せるように「こわいかお」を採用した。

ランドロス(霊獣)-いのちのたま
特性:いかく
性格:ようき
実数値:165-197-110-x-100-157
努力値:4-252-0-x-0-252
技構成:じしん/そらをとぶ/がんせきふうじ/つるぎのまい

・AS振り切り

初手にディアルガを投げる上での一番の弊害がグラードンだったため引き先になれる珠ダイジェッターとして採用。
ステロ展開の構築に求められる珠ポケモンは、「ホウオウナットレイを破壊できること」と「ダイマ時ザシアンを一撃で倒せるポケモン」だと考えたのでランドロス以外に候補がいなかった。

カイオーガ-とつげきチョッキ
特性:あめふらし
性格:ひかえめ
実数値:187-x-110-220-160-133
努力値:92-x-0-236-0-180
技構成:しおふき/こんげんのはどう/かみなり/こごえるかぜ

・C ザシアンへの乱数が変わらないライン
 S 大体のルギアを抜いてそうなライン
 H あまり

相手のステロバドザシが止まらないのでチョッキ持ちのカイオーガを採用。
相手のオーガにも強く、初手ダイマしても最低限の性能はあるので構築にあっていた。
こんげんのはどう」は削れた後の水技として一番火力の高い技として採用したが、これのおかげで多分3試合くらい拾った。威力は正義。

マーシャドー-きあいのタスキ
特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
実数値:165-177-101-x-110-177
努力値:0-252-4-x-0-252
技構成:シャドースチール/インファイト/がんせきふうじ/かげうち

・AS振り切り

最強のタスキ枠。
初手ダイマザシアン襷をする際に相手のザシアンと黒バドレックスに打ち負けないのが素晴らしかった。また、増えていたジガルデに対して能力上昇を切り返したり「かげうち」で相手のザシアンをザシアンの「きょじゅうざん」圏内にいれたりとこのポケモンにしかできないことが多すぎた。

【選出】
1.ディアルガ+ザシアン+ダイマ
2.ダイマ枠+ザシアン+マーシャドー

【結果】
TN Lullaby*  最終8位 2048

【最後に】
最後のシーズンで最終一桁取れて本当に嬉しいです。
剣盾最高のゲームでした!お疲れ様でした。

 

 

S12構築記事 【最高2148 最終2070】

S12お疲れさまでした。
終結果は残りませんでしたがいい所までいけたので記事を書きたいと思います。

【使用構築】

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【構築経緯】

環境中期からサイクル構築を使おうと調整していたのだが、なかなか難しかったため対面構築にシフト。きあいのタスキ悪ウーラオス+いのちのたまミミッキュ+1を基本選出にすることを目標として構築を組んだ。

 

【構築詳細】 ※採用順

ウーラオス(悪)-きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-0-0-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/ちょうはつ

初手の出し負けない性能と「ちょうはつ」による起点作成妨害、「あんこくきょうだ」のいかくを無視する特性を評価して採用した。Aを特化している理由はウオノラゴン、ゴリランダー、サンダーへのダメージが変わることやミミッキュの最速の数がそれほどいなかったからである。カプ・レヒレが相手の構築にいる場合はとても出しにくいがそれ以外の時はだいたいの対戦で選出していた。

 

ミミッキュ-いのちのたま
特性:ばけのかわ
性格:ようき
実数値:131-142-100-x-125-162
努力値:4-252-0-0-0-252
技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/かげうち/つるぎのまい

ウーラオスで相手の初手ダイマックスを削った後「つるぎのまい」+「かげうち」で対戦を有利に進めるためのポケモンミミッキュミラーを考えると最速が好ましく、「かげうち」の火力が欲しい場面が多いので持ち物はいのちのたまとした。相手のダイマックスを「ゴーストダイブ」で枯らす動きも強く、ウーラオスとの相性は抜群だった。

 

ボルトロス(霊獣)-バンジのみ
特性:ちくでん
性格:ひかえめ
実数値:184-x-90-181-128-128
努力値:236-0-0-0-220-52
技構成:ボルトチェンジ/きあいだま/はかいこうせん/わるだくみ

H 4n
C +2ダイナックルでHDバンギラスが100%~

サンダーに見た目強いコマであり、受け崩しができる所を評価して採用。元はサンダーだったのだがバンギラスが増えた影響でサンダーの選出率が落ちてしまったので変更した。結果的には正解でバンギラスを中心にイージーを拾うことができた。「はかいこうせん」はランドロスの打点として必要だが、ドラパルトを意識するのであれば「あくのはどう」も選択肢に入ると思った。

 

カプ・レヒレ-こだわりスカーフ
特性:ミストメイカ
性格:おくびょう
実数値:145-x-135-147-151-150
努力値:0-0-0-252-4-252
技構成:なみのり/ムーンフォース/れいとうビーム/トリック

ボルトロスと相性のいいスカーフ枠として採用。竜/飛タイプやウーラオス、ウオノラゴンの流行で環境にあっていたと思う。特に「トリック」は、ダイウォールになりながら相手の耐久ポケモンの動きを縛ることができるので偉い技だと思った。あまりの4をDに振ることでS上昇調整のウツロイドの「ヘドロウェーブ」を確定耐えすることができる。

 

カイリュー-タラプのみ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
実数値:197-170-138-x-121-110
努力値:244-4-180-0-4-76
技構成:ダブルウィング/ほのおのパンチ/りゅうのまい/はねやすめ

HB A156の+2「じゃれつく」+「かげうち」をHP満タン状態から確定耐え
S +1で最速ウーラオス抜き抜き

エースバーンに対面から勝てるコマとして採用。最終盤に流行っていたカミツルギに勝てるポケモンカイリューしかいなかったため見たら絶対選出を心がけていた。相手を疲弊させた後に「りゅうのまい」+「はねやすめ」で詰ませる動きが強く刺さっていると感じた構築には積極的に選出していた。HB調整はアッキのみミミッキュに勝てるようにするためのもの。サブウェポンは沢山の候補があるが、カミツルギナットレイテッカグヤを重く見て「ほのおのパンチ」とした。

 

ゴリランダー-こだわりハチマキ
特性:グラスメイカ
性格:いじっぱり
実数値:177-194-111-x-113-113
努力値:12-252-4-0-180-60
技構成:グラススライダー/ウッドハンマー/ばかぢから/はたきおとす

B<D

ウーラオスカイリューを使う上で少しでもカバルドンカプ・レヒレに圧力があるポケモンが選出画面に欲しかったので採用した。環境トップのエースバーンとサンダーに弱いのがネックだが周りで削れば「グラススライダー」の一貫ができることもあった。水タイプと対面させては「はたきおとす」を押していたが使い方があっているのかはわからない。

 

【結果】
同構築を使用したバンビー(@bannbee_)が結果を残すことができました。
hama TN STIGMA 最高 2148 最終2070 123位
バンビー TN レヴィ 最終 2152 15位

 

【最後に】

あと一歩のところで届かなかったので本当に悔しいです。そろそろウーラオスミミッキュから離れて他の構築も使いたいなと思いました。
質問があれば、Twitter @hama_rin__ までよろしくお願いします。

 

S8使用構築 【最終5位 2203】

S8お疲れ様でした。
今期は鎧の孤島解禁明け初めてのシーズンということもあってか環境の移り変わりがとても速く、構築を組むのがとても難しく感じました。
そんな中で最終5位という結果を残すことが出来たので記念として記事を書きたいと思います。

【使用構築】

f:id:hamarinpoke:20200801231429j:plain



【構築経緯】

環境中期に流行っていた「マジカルフレイム」持ちのトゲキッスポリゴン2に強いらしくこのポケモンを軸の構築を考えた。はじめは状態異常を絡ませて起点を作成する構築を使っていたが、初手の状態異常技は読まれやすい且つ、常に命中不安が付きまとうことから使用を諦めた。そこで、対面的な構築で相手を削ってからトゲキッスで勝つことを目標として対面性能が高いきあいのタスキ悪ウーラオス、いのちのたまミミッキュを加えこれを基本選出とした。他3体は環境を見ながら変えていった。

 

【構築詳細】※採用順

トゲキッス-アッキのみ
特性:てんのめぐみ
性格:ずぶとい
実数値:191-x-132-141-136-128
努力値:244-x-36-4-4-220
技構成:エアスラッシュ/マジカルフレイム/わるだくみ/あさのひざし

・H 16n-1
 B  11n
 S  準速75族抜き
 B<D

「マジカルフレイム」による対特殊性能はもちろんのこと、アッキのみを持たせることで対物理性能も引き上げた。対面からエースバーンに打ち勝てるようになり、先にダイマックスを切らせずとも相手のエースに打ち勝てる対面性能の高さがあった。相手がエースバーンゴリランダーミミッキュのような選出をしているとこのポケモンだけで勝ってしまうことも少なくなかった。

 

ウーラオス-きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-x-0-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/ちょうはつ

・A  特化

対面選出を強くするために性能が高い襷ポケモンを探していたところ、「あんこくきょうだ」でいかくを無視しながら殴り続けられること、対ポリゴン2性能が高いこと、「ふいうち」をタイプ一致で打てること、「ちょうはつ」で相手の展開を阻害できることから悪ウーラオスが適任だと考え、採用した。最終盤に流行っていたきあいのタスキドラパルト展開に一方的に強く環境にあっていた。対受け性能やカバルドン展開も「ちょうはつ」を入れて対戦を有利に進めることが出来た。

 

ミミッキュ-いのちのたま
特性:ばけのかわ
性格:ようき
実数値:131-142-100-x-125-162
努力値:4-252-0-x-0-252
技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/かげうち/つるぎのまい

・ASぶっぱ

トゲキッスが環境に増え、それに伴ってアッキのみミミッキュがまた台頭したように感じた。そこでミミッキュミラーで最低でも同速が保証されていて、相手のダイマックスを「ゴーストダイブ」で枯らすことが出来る最速いのちのたまミミッキュを採用した。前述のアッキのみトゲキッスが相手のダイマックスを切らせる性能があり、ダイマックスを両方切りあった後ならミミッキュが今まで通りの性能を発揮することが出来た。

 

ポリゴン2-しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:ひかえめ
実数値:191-x-110-172-115-82
努力値:244-x-0-252-0-12
技構成:はかいこうせん/れいとうビーム/ほうでん/じこさいせい

・H 16n-1
 C 特化

対面性能が高く、ダイホロウの一貫を構築で切ることができる枠として採用した。ダウンロードで特攻が上がった時の対面性能は高かったが、エースバーンに強くない点やダウンロード調整をされていて攻撃が上がってしまうことが多く性能が引き出せなかったことから選出頻度は多くなかった。受け構築に対してはエアームドを流すことが出来る枠として採用することが多かった。

 

ヒートロトム-オボンのみ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
実数値:157-x-128-147-129-128
努力値:252-x-4-68-12-172
技構成:オーバーヒート/ほうでん/あくのはどう/わるだくみ

・H ぶっぱ
 B<D
 S 準速75族抜き トゲキッスと同値
 C あまり

初手にウーラオスを出した時の相手のスカーフトゲキッスがきつかったので引き先として採用した。カバルドン+トゲキッスのような並びに対して「わるだくみ」を打つことでカバルドンをダイバーンで飛ばしてから有利に立ち回ることが出来た。ダイサンダーの火力が大切なこと、「ボルトチェンジ」を打ってもサイクルを回すことができないことから「ほうでん」を採用した。Sラインはアッキミミッキュや+1でエースバーン抜きとしているダイジェットポケモンに活きると思い設定したが、思った以上に活きる場面が多かった。

 

ドラパルト-ちからのハチマキ
特性:クリアボディ
性格:いじっぱり
実数値:163-189-95-x-96-252
努力値:0-252-0-x-4-252

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/りゅうのまい/みがわり

・A特化
 B<D

ここまでで受け構築が倒せなかったのでダイホロウで物理受けを崩せること、ドヒドイデの前で「みがわり」→「りゅうのまい」が安定することから採用した。ちからのハチマキを持たせることでエアームドが突破できるようになる。他にもダイマックス技の乱数が変わることが多々あり、選択肢にはなり得る持ち物かなと感じた。

 

【選出】
ウーラオス+トゲキッスヒートロトム)+ミミッキュ
だいたいの試合はこの選出をしていた。
HP1のウーラオスに対してエースバーンが出てきてダイナックルをされてしまうとそのまま負けてしまうので、ミミッキュですかすことを心掛けていた。

 

【結果】
同じ軸を使用したバンビー(@bannbee_)、あしゅ(@Alhu360)も好成績を残せました。
hama     TN Philosophyz' 最終5位   2203
バンビー  TN バンビー    最終6位   2197
あしゅ   TN ソード     最終17位 2165


【最後に】
最終一桁は初めての経験だったので本当に嬉しかったです。
また来期からも頑張ってやっていきたいなと思います。
質問があれば、Twitter @hama_rin__ までよろしくお願いします。