しのざきのおと。

2021年も穏やかに暮らしたい

2021年もありがとうございました

毎年恒例の12/31のブログであります。

今年も旦那さんと楽しく過ごしました。旦那さんがいてくれるだけでもう幸せ確定という感じなので、来年以降も「+α」の人生であることは間違いないんですよね。ありがたいことです。

今年はプライベートで割と大きな出来事があり、場合によっては旦那さんとの関係性が悪い方に変化する可能性も?と思っていたんですが(とは言えその方向へ行く確率はものすごく低いとは思っていましたが)そんなこともなく、むしろ改めて旦那さんへの気持ちが深まった一年でした。
私の誕生日、クリスマス、大晦日と旦那さんとただただ二人で穏やかに過ごしたのですが、一緒にいる時に旦那さんから私への穏やかだけれど確かな愛情を感じられて、ああ、本当にこの人と夫婦になれて心から嬉しいなぁ、と毎秒毎に思いました。今も居間でごろごろくつろぎながら紅白を見ている旦那さんを見ながら、幸せを感じています。来年も二人で時間を重ねて行けたら幸せです。

仕事は、仕事自体は好きなんですが、やることが増えてもやらなくていいことは増えないという、「いや、単純に考えて無理があるやろ」な感じでこの先どうなるのかな~という感じです。
あと、初めて真面目に転職という選択肢を考えだしました。定年、そしてその先まで、どんな風に人生を送りたいかな~ということをもう少し真面目に考えたいと思います。

ハロプロに関しては、来年はまた遠征したいな~と思っているんですがまた状況が危うくなってきましたね…行ける範囲で遠征したいなぁ~。
私がハロプロを見ているのは歌やダンスや美しい娘さんを楽しませていただけるからというのはもちろんあるのですが、「同性同士の人間関係の構築のしかたに憧れている」からなんだと思います。いい歳した大人が少女達にそんな理想と幻影を求めてしまうのも情けない話なんですが、「ごめんなさいね、アイドルさん達を通じて夢を見させて下さいね」という感じで来年も応援させてもらおうと思っています。

そしてこの歳にして初めてと言っていいぐらい、自分の見た目や家の綺麗さに手間をかけたいという気持ちが芽生えてきたので、来年はその辺に手を入れていけたらと思います。
自分と一番長くいてくれるのは自分なので、自分そのものに手をかけてあげる一年にしたいです。

今年も一年ありがとうございました。
来年も旦那さんが大好き大好き言ってるアカウントだと思いますが、良かったらよろしくお願い致します。

流す必要のない涙を流さないでいい未来になってほしい

www3.nhk.or.jp

今日、「同性同士の結婚が認められないのは憲法に違反する」ことを訴えた裁判で、札幌地裁が「法の下の平等を定めた憲法に違反する」という判断を日本で初めて下しました。

どうなるかな、どうなるかなぁ…まだ今の日本だと難しいのかなぁ。でも…
どういう結果になるか、すごくドキドキしていました。
だから、お昼休みに一番にネットを開いて、速報を見て、「やった!!!」と飛び上がりたい気持ちでした。思わず会社の周りの人達に「やった!!!新しい時代の第一歩だよ!!!!」と共有してしまうぐらい、嬉しいことでした。


私は可愛い女の子が次元を問わず大好きですが、恋愛対象は今の所男性に限られている、いわゆるヘテロの人間です。
同人誌を昔から嗜んでおりましたが女の子が大好きすぎるからか、多くの同人女子が通ると言われる?思われている?「やおい文化」、いわゆる男性同士の恋愛物にはここ数年前までほとんど触れてきませんでした。
なのですがいわゆるジェンダーと呼ばれるようなものについては昔から興味があり、少なくとも高校生の頃には図書館でその手の本を借りてきて読んでいました。

今でも覚えているのが、「ゲイ・スタディーズ」という本を読んでいた時のことです。
母が、「なんでそんな本を熱心に読んでいるのかわからない、気持ち悪い」というようなことを私に言いました。
私と母は普段口論をすることはほぼないのですが、その時は私が「そもそも同性愛は気持ち悪いものでも何でもないし、母親から自分の興味のあることに対して気持ちが悪いと言われたこともショックだ」と憤慨して珍しく大きな声を出し、それに対して次の日母が「申し訳なかった」と手紙を書いてきた、ということがありました。母に大きな声を出したのはあの時ぐらいだったんじゃないかなぁ。

羅川真里茂さんの「ニューヨーク・ニューヨーク」を読んだのも同じぐらいの時期だったんじゃないかと思います。今でもこれは大切な本ですし、友人に読んでみて、と勧めることも多い本です。

同性愛に限らないんですけど、昔から「本人のせいでないことでその人が不利益を被るのはおかしいんじゃないか」という気持ちが私の心の「大事なことゾーン」の中心に近いところにあって、特に「好きだと思い合っている二人が伸び伸びと好きと言い合えないってそんなことおかしくない???」という気持ちが私にはすごくあります。
私はたまたまヘテロだったから外で好きな人と手を繋いだり楽し気に歩いていても何とも言われないし結婚も出来て「世の中に認められている」けど、それはたまたま私のしたいことと現代日本の「認めている」ことが一致しているだけのことです。
そういうことが、性別のせいだけで「認められない」としたら、それって一体どういうことなんだ?と。誰かと誰かが好き合って互いを想い合いながら生きるって、この世の中にある最も素敵な物の一つだと私は思います。それを敢えて「認めない」仕組みを作るって、誰に何の利益があるんだろう???と思わずにはいられません。

なので、今日のニュースはすごく嬉しかった。すごく嬉しかったです。思わず好きなお酒を買って帰って一人で乾杯してしまった。


そしてこれまでに出会ってきた「ヘテロでない」友人、知人達のことを思い出しました。この世界のどこかでこのニュースを聞いてくれているといいなと思いました。一緒に聞きたかった友人のことを思い出しました。
セクシュアルマイノリティーである彼らは、「セクマイであること」そのものと言うよりも「セクマイであることで社会から受ける扱い」について苦しんでいるように感じていたので、そういう「流す必要のない涙」が減っていく世の中になっていったらいいなと思いました。そして、私自身もそういう世の中にしていくための波紋や流れを作る人間になりたいなぁと思ったのでした。

とりあえず、まだ小さな一歩かもしれないけれど、でもやっぱり大きな一歩だ。本当に良かった。嬉しい。
現代日本では「女性も含めた全ての満18歳以上の人に選挙権があること」が当たり前であるのと同じように、将来誰もが自由に好きな人と結婚、を含めた「その人達の形」を築いていけるようになったらいいのにな。社会の時間に子ども達が「え?異性としか結婚できない時代とかほんとにあったの?この時代の大人達、何してたんだ???」ってびっくりしちゃう未来が来たらいいのにな。
いや、多分来るよね。私はそれを信じています。

2020年もありがとうございました

もはや年一単位の更新になってきていますが、「ブログ(実家)がある」ということが心の安らぎにになっているところはあるので、私にとってはここは大切な存在です。

 

そんな訳で今年もお終いですね。コロナだ~と言っていたらあっという間に1年が終わってしまいました。

でも、「+αでこれもできたらもっと良かったな~」はあっても、「やり残したな~」みたいなことは今年も特にありませんでした。

何かで友人と話している時も思ったんですが、私は普段から良くも悪くも「やりたいと思ったことはすぐにやってしまう」ので、思い残しは人と比べたらかなり少ない方なんだろうなと…(比べる必要も無いとは思いますが…)。

 

ここ数年強く自覚するのが、私は「その時やりたいことをやりたい」欲もすごく強い、ということです。そのためにはなるべく「常に身軽でいる」ことが大事なんだろうなぁ…と思っています。でもこれっていい年した社会人としてはもう少しコントロールできなきゃいけない部分もあるなと思ってるので、その辺をどう折り合い付けていくかは今後の課題です…。

 

旦那さんとは相変わらず仲良くさせていただいております。

なんとなく、今年は今までよりもさらに「えっ、旦那さんて私のこと好きだね?」を感じた一年になった気もします。なんだい惚気かい。そうです、へへへへへ。

 

今年の出来事として忘れられないのは、やはりこぶしファクトリーの活動終了でしょうか。

去年の今頃、「来年のこぶしには未来しかないな!!」と思っていました。

そしたら、年明け早々嘘みたいなニュースが入ってきました。

え、いや、嘘やん、なんで、なんで…… その気持ちは変わらなかったけど、今動かなかったら後で絶対後悔する。バスツアーと、普段は参加しない握手、チェキ、サイン、ジャンケン、全部申し込みました。盛りだくさん会は、遠征して参加する予定でした。

バスツアー、めちゃくちゃ楽しかったです。めちゃくちゃ可愛かったし、めちゃくちゃ熱かった。ライブの時のサプライズの呼びかけ、嗚咽が酷すぎてそれを堪えるのに必死で、何も言えなかった。そんなの初めてでした。

そしてその後の盛りだくさん会や予定されていた多くのラストシングル関連のイベントは中止になりました。たまたま豊洲のイベントには行けたので、フッ軽オタクで本当に良かったなと思いました。

知っての通り、私は全然「昔からのこぶし組」ではありません。デビューの時から知ってはいたけれど、彼女達の単独コンに行ったのがあまりにも遅かった。

でも、私がこぶしファクトリーを好きだと思った気持ちは嘘ではありません。ラストライブを無観客でやることが決まって、自分が観客になれないこともだけど、彼女達がファンを目の前に歌えないままこぶしファクトリーを終えなければならい事が、本当に悔しかった。未だにこぶしの曲やライブ映像やMVを浴びると涙が出てしまうので、あまり見返すことができないでいます。

彼女達の何が、私の心をここまで揺さぶりつづけているのかは私にもわかりません。ある意味、「思い出」になってしまったからここまで美しいのかもしれないと思うこともあります。

そして、もちろんみんなの新しい道も応援していますし、ただのオタクの我儘でしかないことはわかっているんですけど。

 

武道館でね、5人が歌ってるとこを見たかったんだよ。5人ならそれができるって、武道館でも小さいって思わせるぐらいの、そんなパワーのある5人だって、思ってたんだよ。

なんでここに、彼女達を連れて来られなかったのかなぁ。新しくなった武道館の客席に座ってね、一番に思ったのは、そんなことだったんだ。

 

来年もどんな出会いがあるのかなぁ。楽しみに思いながら、新しい年を迎えたいと思います。

2020年、ありがとうございました。2021年もよろしくお願い致します。

小説同人が好きなので手をたたき続けようと思っている話

 

このツイートに貼ってあるプライベッターの文章を読んだり、みなさんの反応を読んでいたら色々な思いが浮かんできたので私も文章にして残しておこうと思い、キーボードを叩いております。

 

ちなみに私の同人歴はこんな感じです

・一般参加デビューは晴海

・その後、地元の小さなイベントにたま~に出ていた(よく考えたら人生で初めて出した同人誌は、二次創作小説本だった)。

コミケデビューはビッグサイト

・その後は途中途中何年か本を出さない時期もありつつ、現在では同人デビューしてから四半世紀以上経っている。漫画を描いていた事もあるがここ5年ぐらいはほぼ二次創作小説本での参加。

 

■そもそも「需要がある」とはどういう状態なのか。と言うか、私はどういう時に「私の小説、需要があったな…!」と感じられるのか

この事について私は明確に考えたことは無かったです。なので今回を機に考えてみました。

①即売会の前にTwitterやPixivなどで新刊の告知をした際に何らかの反応(ブクマやハート、楽しみだなぁ等のコメント)があった時

②即売会及び通販で本が売れた時

③即売会で本を手に取ってくれたお客さんが嬉しそうにしてくれたり「楽しみにしてました~」「前回の本良かったです~」と言ってくれた時。お手紙なんかをもらえてしまった時

④イベント後にTwitterやマシュマロなどで本に関する反応があった時

私の場合はこんな感じでしょうか。

そして多分、「①~④をどのぐらいの数もらえたら満足するか」というのが人によっても違うし、同じ人でもその本に対する意気込み具合等で変わってくる気がするんですよね。

私自身は、「もっとたくさんの人に手に取ってもらえたら・反応がもらえたら嬉しいな~」という気持ちを常に抱いてはいます。私は基本的に自分の書く話が好きですし、「今はまだ出会っていない、『私の本を好きになってくれる人』がまだまだこの世にはいる」という謎の確信は持っているので、そういう人にどうにか私の話を届けられたらいいのになぁ、と思ったりすることはあります。

ただ、小説スペースを素通りしていく人を見ては「ちぇ~、このお話、すごくいいお話なのにな~」と思う事はありますが、「売れなさすぎて落ち込む」みたいな事はあまり無い気がします。

そもそも、自分の本がそんなにバンバン売れると初めから思っていないからかもしれません。別にこれは卑屈になっている訳でも無く、このジャンルの小説に対する需要はこれぐらいだろう、その中で自分の本に興味を持ってくれるのはこのぐらいかな、みたいなものを普段の感じからあらかじめぼんやり予想しているので過度な期待をしすぎてはいないという事です。

 

■二次創作の場合、売れる部数はジャンルの影響がすごく大きいという自覚

今まで両手で数えられるぐらいのジャンルで小説同人誌を出してきました。

別に、年数を経たから劇的に上手くなったとかそういうのは(良いのか悪いのか、)あまり無い気がします。常に、私なりに気に入った、それなりの品質のお話を本にしてきたつもりです。

ですが、同じようなクオリティの本を出しても、売れ行きは全然違います。私は常に「その時一番出したい本を出す」という気持ちで活動しているので売れようが売れまいが出したくなったら本は出すんですが、やっぱり単純に「反応をもらえる機会が増える」という点で、たくさんの人に本を手に取ってもらえるジャンルで活動すると嬉しいし楽しいなとは思います。「同じぐらいいい話だと思うのに手に取ってもらえなかった本」の事を思うと、残念だなぁとは思います。「この部数出るのは、自分の実力じゃなくてジャンルの力」というのは常に忘れずにいます。

 

■そのジャンルの人は小説を読むのが好きかという視点

これ、漠然とは「部数に影響あるよな~」と思っていたんですが、今回を機に「自分が今まで小説本を出したジャンル・カプ」について、Pixivでイラスト・漫画:小説の投稿数で検索してみました。一番差が少ないジャンルで1.1:1、一番開きのあるジャンルで17:1でした。

これはあくまで投稿数であり閲覧数やブクマ数とは違うので一つの指標でしかありませんが、確かに比率が1:1に近いジャンルの方が小説でも手に取ってもらいやすい感じはあった気がします。

あと、小説本を出す人が多いジャンルは、色んなタイプの小説が読めて面白いという相乗効果からか、読み手さんも多くいるように感じた事はあります。

 

■自分の作品について十分に、そして効果的に宣伝できているか問題

私自身は本に限らずエンタメ(特に「物語」)にお金を支払う時は、なるべく前情報を最小限に届めたいタイプです。

ジャケ買い、好きです。

裏表紙のあらすじや本の帯の文字数は、なるべく少ない方がいいし、物語の展開に関する事は一切書かないでほしいです。

同人誌の冒頭にある注意書き、初見の時はなるべく見ないように焦点をぼかして読み流しています。

映画予告版によくある「いいシーンをつなぐ、しかも結構後半の大切な台詞を入れてくるやつ」、大嫌いです。目を瞑って耳を塞いでも、日本語だと聞こえてきちゃうのが嫌。

自分自身は、そういうタイプなんです。できれば、読み手の人にもまっさらな状態で物語を楽しんでもらいたい…という欲求も少なからず持っています。

でも、そもそもそんなやり方では小説同人は手に取ってもらえない、というのもわかっています。「サンプルを読んでから買うか決めたい」「苦手な要素を避けたい」人がいるのも、わかっています。

だから、「たくさんの人に手に取ってもらえるように間口は広げつつ」「あらかじめ取捨選択したい人にもできる範囲で対応する」が両立できたらなぁとは思っているんですが。どのぐらいの塩梅でやっていくかは、多分永遠に悩み続けると思います…

 

TwitterやPixiv等での宣伝については試行錯誤中、という感じです。

宣伝、というとなんとなく抵抗がある人がいるかもしれませんが、私は先述の通り「今はまだ出会っていない、『私の本を好きになってくれる人』がまだまだこの世にはいる」と信じているので、「その人達に届けた~い!」という気持ちでこれからも積極的に「宣伝」をしていくつもりです!

 

■そもそも、なぜ「小説」を書いているのか

同人誌においては小説よりも漫画の方が圧倒的に手に取ってもらうチャンスが多い事は、小説同人でサークル参加したことがある方ならほとんどの人が感じている事と思います。

そんな中、なぜ小説を書くのか?については人によって理由は色々だと思うのですが、私の場合は「同じ時間をかけるなら、漫画よりも小説の方が長い・良い・気に入った物が書けるから」かなぁと思います。

私は絵より文賞の方が書くのが早いです。そして自分の絵は後から見返して「いい絵だな」と思う事はほぼ無いですが、文章は読み返した時に「好きだな…!」と思う事が多いし、人様にも受け入れてもらいやすい形にできているのではないかと感じるのです。実際、私が出す本については漫画よりも小説の方が需要があるなと肌で感じています。

絵を描くのは嫌いでは無いですが、「どうしても漫画という形で何かを表現したい!!!漫画じゃなきゃ嫌だ!!!!!」というほどのパッションを持ち合わせている訳でもありません。

「世に形として出したい物語があって、それが漫画よりも文章という形の方がスムーズに産み出せて、世の人も漫画よりも文章という形の方がスムーズに受け入れてくれるのであれば、私は小説を書こう」という気持ちを抱きながら、ここ数年は小説を書いているのだと思います。多分。改めて言葉にしてみると、そういう事なんだと思います。

 

■「需要」を感じたらそのジャンルで小説同人を書き続けるのか

私の場合はノーです。

「需要」を感じるのは嬉しいし、「加速装置」や「オプションパーツ」的に「書こうと思っていた本が分厚くなる」みたいな効果はあるかもしれませんが、「エネルギー源そのもの」にはなってこなかった気がします。

二次創作の場合、あくまで「自分自身がその原作に対して『二次創作をしたい』という気持ちが湧いているか」が重要なので、たとえ原作が好きなままでも「二次創作パッション」が収束したら書かなくなる、というのはよくあります。

 

■余談

これは小説同人に限った話ではないのですが。

本当は需要を感じていないのに、作り手に対する情けで需要を感じているような態度を取る必要はないと思います。

でも、実際に需要を感じているのであれば。それを作り手に伝えてみるという選択肢もあるのかな~なんて思うんですけど、どうですかね。

 

私が好きな歌の一つに「幸せなら手をたたこう」という歌があります。

別にこれ、「幸せな事があった時には手のひらと手のひらを連続して衝突させる事を推奨している歌」では無くて、「幸せな気持ちであるなら、自分が幸せである事を身の回りの人に伝わる形で表明していこうよ」っていう歌なのかな、と私は解釈しているんです。

転じて、「誰かのおかげで幸せになれたのなら、『あなたのおかげで私は幸せな気持ちになったよ』って事を、その人に伝わる形で示していこうよ」ってことかなって、思ってるんです。

 

面白かったな・感動したな、とか。そこまでいかなくとも、何らかの感情が少しだけ動いたな、みたいな事があれば。私はできる限り感情を動かしてくれた当人に、「あなたのおかげだよ」っていうのを伝えたいな、と思っています。

同人誌即売会ではもちろん、職場や家庭内においてもそう思っていますし、できる範囲で実行してみています。

 

私はこれ、楽しいと言うか、自分自身がなんか嬉しい気持ちになれるから、好きなんですよね。「あなたのおかげだよ」って言いたくなるような人に出会える人生って、幸せだなと思いますし。

 

なんていう、最後は脱線した話で終わるのでした。小説書きと言いつつ文章構成が上手くないのがばれてしまう~~~わははは!!おしまい!!!

2019年もありがとうございました

2014年からハロヲタになった私。

まだまだひよっこヲタだなと思っていたのですが、気が付けばもう丸6年もハロヲタをしていたんだなぁと…時が経つのって早いなぁ…

 

今年はひなフェスに行ったらなんだかDDが加速してしまい色んなグループの単独に通った一年でした…いや~わかってはいましたが、ハロプロっていいですよね……

そして「それぞれのグループ・それぞれの子にそれぞれの輝きがあるものだなぁ…」というのを改めて感じた一年でした。それぞれの、「今」しか感じられない輝きを浴びたくて、きっと来年もたくさんの現場に足を運ぶことになるんだろうなぁ……!(って言うかもう既にたくさん申し込んでるしね!!!)

 

旦那さんとは、結婚してから一番コミュニケーションを取ろうとした一年だった気もします。元々多分、比較的コミュニケーションを取っている方の夫婦だとは思うのですが、なんとなく今年は私の中でより「死ぬまでを見据えた夫婦関係を構築していきたいなぁ」という気持ちが膨らんできた年だったので、今もそんな事を考えながら現在進行形で私達夫婦という関係に手入れをしているところです。

せっかく出会えた大切な人なので、できるだけ大切に大切にできたらなぁと思います。そんな事を言っている割に日々の扱いは雑ですけどね。はははははは。日常。

 

来年度は仕事の部署が変わりそうな予感がしていて…部署が変わると生活スタイルも色々と変えざるを得ないので「何に人生の時間を使っていくのか」をより考えないといけないんだろうなぁとは思っていて。

歳を重ねるごとに「自分の好きなひと・もの・ことのために自分の時間を使いたい」という気持ちがさらにマシマシになってきているので、自由な時間が減ったとしてもその中でめいっぱい「楽し~~~~~!!!!!!」と思いながら生きていけたらいいな~と思っております。

 

今年も、仕事やら何やらで疲れた時、Twitterやネットのあれこれに随分元気をもらったり疲れをほぐしてもらいました。どうもありがとうございます!

来年も、よろしくお願いしま~す!

ハロヲタ、バーチャルライブに行って色々感じる あんスタ スタライ4th

注)

・最高でしたね~~~~~~!!!!!!というべた褒めだけの内容ではないので(もちろん最高な部分もたくさんあります)そういうのが読みたくない方は読まない方がよろしいかと思われます。

・あくまでも「私」がどう感じたか、という感想でありそれ以上でもそれ以下でもありません。ましてや誰かや何かを攻撃する意図は全くありません。(これはこのブログ全ての記事に共通する事ですが…)

 

 

先日初めてバーチャルライブなるものに行ってきました。

stars-dreamlive.com

 

はじめに言っておきますと、私は年間ライブ・観劇・イベント等を含めて30~40回ぐらい現場に行き、そのうちの8割5分ぐらいがハロプロ、という人間です。

あと、以前こういう記事を書いた者です。

shinoeco.hatenablog.jp

 

その私が今回のライブを観に行って思ったのは、「よく『私は〇〇である前に人間です』とか言うけど、私はあんスタのバーチャルライブを見に来た人間である前に『ハロヲタ』なんだな…」という事でした。

という訳で、ハロヲタによるスタライの感想の一つとして楽しんでいただければと思います。観客の中に一人ぐらいこんな風に感じた人間もいるんだな~という感じでお読み下さい。

 

ハロヲタと一言で言っても人によって楽しみ方は違う訳ですが、私は「行ける範囲でライブに行く」のが好きなタイプです。

そしてなぜハローのライブに行くかと言えば理由は色々ありますが端的に言えば①「ある程度の基準を超えた見た目の美しさを持つ女の子が」②「ある程度の基準を超えた歌や踊りを披露してくれる」から、です。私の場合は。

そしてハローのイベントやライブに行くと改めて思うのは「歌が上手い子が(私にとっては)『強い』」と言う事。

世の中には色々なアイドルがいますが、ハローの子達は大元にあるつんく♂さんの精神がそうであるからか、歌に比重を置いている子の割合が高いと感じています。そして実際、ライブ現場では強いんですよね、歌が上手い子って。視覚情報って「見よう」としないと入って来ないけど、歌って否が応でも「入ってくる」んです。ライブ現場における音の力ってほんとに一番の「武器」なんですよね。

現場だとBDとかの映像作品で見てるより、ずっと声の「圧」を感じて、上手い子はさらにめちゃくちゃ上手いっていうのが肌でわかる。そしてハローの子達は確実にCDより現場の方が上手いです。なんせ年中ライブをして、互いに刺激を受けあっている子達なので!!!

推しは推しでいる。でも、それとは別問題として、歌が上手い子はやっぱり強い…!!!毎回そう思わされるのがハローの現場です。

 

そんな、「ハローの生歌」が好きな私が「はじめから生歌ではない事がわかっている」バーチャルライブの現場に行った訳です。さてどうなることやら。

とは言え、行く前から「おそらく『全然楽しめない』という事はないだろう」と思っていました。元々2次元は大好きですし、ニコ動からアイマスに入った人間でバーチャルなアイドル達が踊ってるのを見て単純にむちゃくちゃ可愛いな、と思う感性は持ち合わせていますし。完全に生歌じゃない事はわかっているので「歌の臨場感」以外の事を楽しめばいい事がわかっていますし。

何より、今までにスタライ以外の現場でもたくさんの人がバーチャルライブを楽しんでいる訳で、その分野が廃れずに発展してきたという事は何らかの魅力がたくさんある分野なんだろう、その中には私も魅力を感じる部分はあるだろう、と思っていたからです。

 

結論から言えば、何て言うか、楽しかったです。

でも「バーチャルライブだから」という理由だけで別のバーチャルライブの現場に行く、という事は無いかなと思いました。逆に、好きなコンテンツがバーチャルライブをやる、と言うのであれば「また行ってみようかな」とは思うぐらいには楽しかった、という感じでした。

あとは、「私は2次元のライブを3次元と同じぐらいに楽しむだけの能力やイマジネーションをまだ持ち合わせてはいない」「逆に持ち合わせている人達はすごいなと思った」という感じです。

以下、単純なあんスタ好きとしての感想と、ハロヲタ目線の感想です。

 

女性が9割8分なので視界が見やすい

ハローの現場も場合によっては半分近くが女子、なんて事も増えてきましたが多い時だと8割5分ぐらいが男性です。成人男性と女性だと平均身長に13センチぐらい差があるので、スタライがさあ開演だと皆が立ち上がった時の第一の感想は「視界広っ!!見やすっ!!!!」という事でした。

 

サイリウムは胸まで コールがほぼ無い

所謂「女子向け」コンテンツは「視覚的にも聴覚的にも極力演者を遮らない」のが基本なのかな?と思いました。ただし悲鳴はあがるのが面白いなと。これはSideMのライブの時にも思いましたが。ハローだと「フー!!!」と歓声が上がるような所で叫び声が上がる、とイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか。

コールはごく限定的な場面では上がるのですが、全体的に女の人の声なのでハローや男性も多いSideMのコールに比べると控えめな印象を受けました。高い声って低い声より目立たないしね。ただし悲鳴の声はめちゃくちゃ大きいのが面白(以下略)。

オイオイコールやPPPFもそうなのですが、「あー、ここハローだったら名前コールが絶対入るな~~~~~~」という場面が度々あり、その度に心の中で「しーののん!」とか「れーお!」とか叫んでいました。家で円盤で見てたら絶対にコールしてる。あと観客がハロオタだったら新曲披露の段階で即コールが完成する。

これは別に「だからスタライでもコールさせてくれ」という話ではなく、「同じ曲でも披露される場所によって扱われ方が違うもんなんだな~と思った」という話です。逆にコールがあんまり入らない方が確かに歌は良く聞こえるよな~と思ったりもしました。

でも単純に一度、「ハロオタ観客バージョン」も見て見たいなとは思いました。DA PUMPのU.S.A.のハロヲタコール入りバージョンみたいな。

www.youtube.com

ISSAさんの懐の大きさのわかる動画。今のハローはいわゆるガチ恋口上とかオタ芸を打つみたいな文化は無いです。「LOVEラブリー」コールも最近の曲ではそんなに合うのが多くないので見られる機会は少ないかも。

 

アイドルが16ビートを取っていないと落ち着かない

これはもう職業病?だなと思いました…

ハロプロはとにかくリズムが命、16ビートが命で研修生も含めて全員が16ビートを叩きこまれています。そしていつしかヲタにさえその魂は吹き込まれているのです…

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動画のセレクトは私の趣味です

ハローのアイドルは(特に上手ければ上手い子ほど)「常にリズムを細かく取り続けている」というか、「リズムが体の中にある」のがわかります。そして大抵の場合、それが何らかの形で外に漏れている。常に体がビートを刻んでいるんですよね。

今回のスタライだと明星スバル君と月永レオ君なんかにはそれを結構感じたんですが、それ以外の子は少なくともわかりやすい形では「リズムを取ってる感」があまり演出されていなくて(「敢えて演出され続けていなくて」とでも言えばいいんでしょうか…)、 ビートを感じる系の曲だとなんだか勝手に違和感を感じてそわそわしてしまいました。「あれ、ここ、ハローだったら絶対メンバーは体がビートを刻んでるところだぞ」と。これは本当にもう病気だと思いました…

あと個人的にはもっとダンスが上手い子と苦手な子の差を出してほしい~~~~~~!!!!!ユニットの中で「あっ、あの子ダンスメンなんだな」って子が欲しいしダンス苦手メンもほしい。「ああ、あの子前のライブではすごい必死だったのに今年は上手くなってる…!」みたいは変化が見たい~~~~~~!!!!!

 

思ったよりずっと「自然」に見えるもんなんだなと思った

1曲目の「Love Ra*bits Party!!」の出だしで光ちんが出てきた時、「わ、『いる』ように見えるもんなんだなぁ」と驚きました。

一番端の席で見る機会もあったんですが、横から見ても変な感じに見えないもんなんだな~科学の進歩はすごいな~と思って見ていました

小物の揺れとか洋服の動きも「あ~、アケマスから考えるとすごい進化だなぁ…」って感じで(いつの話をしている…)頭のいい人ありがとう…!!という感じでした。

スクリーンに抜かれる映像は全身図ばかりだったけど、顔だけとかバストアップはなぜしないんだろうな。解像度的な問題なのかしら。表情はみんな細かく表現されてたと思うからもっとアップでも見たかったんだけどな(後ろの席だとほぼわからないので…)。

 

でもやっぱり創造物

とは言えどうしたって「作られたもの」の限界はまだまだあり、特に「細部の映像」「髪の毛の乱れ方」「布の質感・重力感」というのはすごく難しいんだろうなぁ…と思いました。

かと言ってFFみたいにめちゃリアル方面に行ってほしいという訳でもないんですけど…難しいですね…(言うてもFFも「動き」に関してはまだまだ「次元の壁って超えるのは難しいんだなぁ…」と思う訳ですが…)

基本的に私の好みは「トーンの張りやすさや色のはみ出しを防ぐために髪の毛なんかの先を閉じた絵」では無い「自然な、無造作な感じのもの」なんですよね…(伝わります…?)。でもバーチャルライブの「得意」はそっち方面ではないので、今後もバーチャルライブに行くのであれば私が提供されるものに自分の好みを擦り合わせたり「そっちも好きになる」能力を身につけるしかないな、と思いました。

同じ「創造物」でもビジュアルはアプリの方が「違和感」が少ないんだけど、それはセットなんかも含めて「トータルコーディネート」ができてるからなのかな…?

www.youtube.com

 

生演奏があるとついついそちらを見てしまう

スタライはアイドルはバーチャルですが演奏は生演奏なんですよね。

演奏の方々は基本「黒子」的な感じなので後ろの方の席やライブビューイングだと映らないんですが、現地で前の方の席だとその演奏っぷりがよく見えましてね。

元々生演奏を聴くのも見るのも好きですし、やっぱり生身の人間て発する情報量というのは圧倒的で、一度目を奪われるとついついそちらを見てしまいアイドルさんを見るのが置いてきぼりに…という場面が正直何度もありました。

やっぱり生演奏っていいですね…特にベースが好きなのでできれば一公演ずっとベースだけ見ていたりもしたいですし、バイオリンもぎゅんぎゅんバリバリで弾いてくれていたのでバイオリンのある曲もずっと見ていたかったです…

ライブ音源出ないかな…できたらインスト版も…(インスト好き)

 

現物が混ざるの、良い

生演奏もその一つなんですけど、実際のライブみたいなライティングや映像(特にコールの文字がカラオケみたいに表示されるのはめちゃくちゃいいと思った!)が使われる事で臨場感が増しますし、効果としてのシャボン玉とか花びらみたいな「現物」が混じる事でなんか「リアル」が増していいなと思いました。

「舞台セット」というか背景に関しても、今後グレードアップしていくのかな~??舞台を彩るための課金ならオタクは惜しまないと思います。

 

ライブならでは感がほしい 特に歌

いや、予算には限度があるので無理な事はわかってるんですけどね。毎回ちょっとでもいいから変化があったら面白いのにな、みたいな。3次元のライブは本当の意味で「同じライブは二度と無い」んですが、バーチャルライブは本当の意味で「同じライブが何度もある」んですもん。

規模的に難しいとは思うんですが、アイマスのMRライブみたいな感じとか、できないのかなぁ~

 

次元を超えたアイマスMRライブの双海亜美・真美公演で感じた“夢のような時間” - CNET Japan

次元の扉を開くカギは技術……だけではない! アイマス“MRライブ”第2弾体験レポ | MoguLive - 「バーチャルを楽しむ」ためのエンタメメディア

 

それが無理ならせめて、歌がちょっとだけでもいいから「ライブバージョン」になってたら嬉しい~~~~~!!!!!

今回、動きに関してはちょこちょこお手々フリフリとかあって「わ~、ライブっぽい」と思ったんですが(でももっと舞台の端まで来てくれるようになったらいいなぁ~~~)歌に関しては基本「CD音源忠実派」だったと思うんですよね。

でもやっぱりライブの楽しさって「ライブバージョンの歌や声が聞ける」にもあると思うので、ちょっと熱が入って感極まっちゃったバージョンの歌とか欲しいなぁ…!!!と思いました。これは私が「歌を聴きに」ライブに行っているからかな、とも思うのですが。

あとはダンスと同じで歌唱力に差があると個人的には萌える…基本2次元コンテンツって歌割りが平等ですしあんまり歌唱力に差が出ないように聞こえるように上手い具合に操作してくれているんだと思いますが(アイマスとあんスタ以外のアイドルコンテンツほぼ知らないですが…)ライブだと「あっ、生歌だとこの子が圧倒的に上手いんだ!!」っていうのがわかるのが面白いですし、「1枚目のCDでは歌が下手だったあの子が4枚目にはこんなに進化して…!!!」みたいな流れも大好きなので、「初めは歌唱メン1強だったけど他のみんなも揃ってきたな~!」とか「後輩のが歌やダンスが上手い」みたいなやつ、スタライでもむちゃくちゃ見たいんですよね…えっ、それは現実で見て満足しておけって…?すみません…

 

空想に寄せるのか現実に寄せるのか

多分、完全にどちらに寄るという事は無いと思い「いいとこどりの折衷案」みたいな方向で行くんじゃないかなとは思うんですが…。

私はせっかくバーチャルライブをするなら、バーチャルライブの良さみたいなものを活かしていく方がいいんじゃないかな、と思っているんですよね。

でもそれは多分私が「ライブ」という物を単純に楽しみたい気持ちの方が強い人間だからであって、「あんスタのアイドルを『現実』として見たい」気持ちが強い人にとっては彼らをより「現実」として感じさせてくれる方向に進んでくれた方が嬉しいのかなぁ…と思ったり…

私自身は今の科学技術だとあくまでまだ「なるべく現実に寄せていく」事しかできないですし3次元の表現には追い付けないので、逆に「現実ではまだ不可能な、でも少し未来には実現しそうなエンターテインメントを見せてもらえたら嬉しいなぁ」と思っているんですが、他のファンの人は、そして運営さんはどんな風に思っているんだろうなぁ~と思いました。

普段アイドルのライブに行く勢の人がどう感じたのかも聞いてみたいです。

 

ユニットごとの感想

 

Ra*bits

  • ただただすごく可愛い…いやほんとに可愛い…なぜ現実にこの路線のアイドルがいないのか…いたらファンが逮捕されちゃうから…? やっぱりアイドルにおいて可愛いは正義…
  • 私はさらさらおかっぱヘアが好きなんだなと改めて思いました…(例:萩原雪歩さん)
  • 原作では皆がこの子たちのライブを見ずに帰るという描写があったけれど、やっぱりそれは人間としては不可能なのでは…?こんな可愛い物を目の前にして人間は去る事なんてできないよ…?
  • 七夕曲、全体的にはMoMの振りの方が好みだったけど「星になるんだよ」の所の振りはスタライの方が好きだった。MoMの振りはなんせ「天の川になるんだって」の所がハロヲタ大好き愛の軍団方式の振りなので… でもMoMもスタライも、曲調とリズムに振りがハマっていてどちらも見ていて気持ちは良かったな。

 

紅月

  • 紅月は2.5でもバーチャルでも衣装やバックの映像が煌びやかで好き。新衣装で3曲見たかったけどあの衣装、動かすの大変なのかな…和なユニットは色々大変そうだな…と思った
  • 曲のバランスがすごくいいなといつも思う。盛り上がるの、ちょっと軽めなの、かっこいいの、しっとりなの。和という一つの共通点はあるけどその中でも色々楽しめるのが紅月の好きなところ
  • 振りは紅月もMoMの方が好みだなと思った。特に祭夜~のBメロの裏拍で「ハッ!」とやるところはキャラモデルがもう少し太かったり生身の男性がやるんだったら様になるんだと思うけどあの細身男性モデルだともう少し他の振りの方が決まる気がしました。多分アクターさんがやるとかっこ良かったんだろうなぁ。

 

2wink

  • 可愛かったし見ていて楽しかったけど私の脳内ではもっと二人がすごいアクロバティックなステージをバンバン決めていたので正直もっとバキバキに動いてるところが見たいなと思った。絶対にあの二人はもっと動けるはず…!!!もっと舞台が端にも上下にも使えるようになったら「本来の2winkちゃん」が見られる日が来るのかな…? センターステージとかあればなぁ~~~~~~~~~!!!!!
  • 元気な曲の最後に「Play "Tag"」が来る構成、いいなぁと思った。やっぱりそのユニットごとに色んな曲が楽しめると嬉しい。

 

UNDEAD

  • ハニーミルクっていい曲だなというかあんスタってやっぱり曲がいいなと思った
  • 2・枚・看・板!をもっとゴリゴリのグリグリに押し出した曲とかがあってもいいなと思った。羽風薫君をもっともっと感じたい…
  • 普段あまりアンデぽい音楽を聴かないのでわからないんだけど、こういう路線のミュージシャンの方々はどうやって楽曲のバリエーションを増やしているんだろうなと思った。もちろん基本にアンデ色は残すとしつつ、色んな彼らを見て見たいと思った。具体的に言うと長調を歌う彼らの曲も聞いてみたいなと思った。あっちの世界の単独ライブのセトリには入っているのかしら。

 

Knights

  • 正統派アイドルユニット~~~~~~~!!!!!と思った。そりゃぁ人気あるよこれは…やっぱり王道ってみんな好きだから王道なんだもん…
  • 歌もダンスもかっこいいしファンサしてくれるし華やかで良い
  • なるちゃんがライブ中はめちゃくちゃ「かっこいい」になっていてあ~~~~~~これはやばいな…と思った
  • 山下大輝さんの声を聞くと声優さんてすごいなといつも思います
  • 個人的にはもっと歌寄りやポジシション取りが特定のメンバーに偏って、それが年々変化して行ったら私の好みにストレートすぎてやばい。好きな話なんで何回でもするんですけど。

 

流星隊

  • 特撮クラスタで刺さらない人はいないと思う。とにかく楽しい。ひたすらに元気になる
  • だけどごめんなさい、イントロだと「えっ、この曲どの曲だっけ?」となってしまう事が良くある…どれも「元気な特撮の曲」なので…。もちろん特撮っぽさを軸に置きつつ、色んな種類の曲も聞いてみたいな~
  • 守沢千秋があまりにも赤で泣いた。絶対好きになってしまう
  • 高峯翠を見ていると「顔が良いって偉大な力だな…」と思わせられる
  • 一番好きな表情は己の心の中でしか見られないとわかっているので脳内補完能力が求められるなと思いました

 

Swith

  • SwitchはPerfume。現地で見た方が絶対に楽しい。「ライブに行く価値を生み出してくれる」ユニット。好き。
  • 元々曲が好きだったんだけど現地で聞いたらさらに好きになった。
  • ダンスも、もっと踊ってほしいけどダンスの雰囲気・方向性は「わかる」の一言だったし私の好みだった。
  • 宙君が思っていたよりさらに可愛かったし夏目君にはわかっているのに子猫ちゃんにさせられたし青葉つむぎ君が思っていたより遥かにガチのイケメンだった。単独ライブ行きたい。

 

Trickstar

  • 正直一番シナリオを追えていないユニットで興味の順位も高くなかったんですけど、ライブがめちゃめちゃ良かったのですぐに大好きになってしまった。現実でもよくある話。ライブの力って偉大だな…。
  • Knightsとは違った意味で「超正統派アイドル!!」という感じで「はぁ~、もうそんなの絶対大好きです全面降伏~~~~!!!!」という感じだった。
  • 一番「ライブである事」を活かしていたというか、「練習した物を見せる、発表会」ではなくて「観客との相互やり取りによってエネルギーを生み出していく、ライブ」だったな…!と思った。「ライブに行く楽しさ」を一番味あわせてもらったと言うか。
  • 一人一人に個性があって、だけど確実に四人はユニットで……ああ、確かに彼らは「センターユニット」で、夢ノ咲学院の代表と言われて納得だなぁと思った。これまでのライブも見てみたくなったし、彼らのストーリーをきちんと追ってみたいなと思わせてもらった。ほんとにライブって偉大…

 

Valkyrie

 MoMを観に行く時に一番心配だったのが「Valkyrieのライブが自分と解釈違いだったらどうしよう…」という事でした。原作が「文字表現」である以上、「正解」のダンスは各自の脳内にしかない事は重々承知なのですが、できれば自分の思い描いていた物に近いと嬉しい…というか助かる…と思いながら見に行った舞台。そこには「私が思っていた方向のダンス」がありました。

 そして観に行く前に、「自分の思い描くValkyrieとは違うけど、こういう方向性で来る可能性も大いにあり得るな。と言うかむしろこっちで来る可能性の方が高いだろうな…」と思っていたダンスがありました。それが今回のスタライのValkyrieの方向性でした。

 ぐだぐだ言っていますが、つまり「今回の振りよりMoMの振りの方が好みだった」という話なんですけどね…ええ…はい…

 私はValkyrieの厄介オタクなので、2wink以上にValkyrieに対する期待値や理想がめちゃくちゃ高くて…そもそもあの二人、原作で「とんでもなくすごいライブ」「ミリ単位で動きが決まっている」「異形の花」とか、みかに関しては「異様」「骨とか折れそう」とか言われているんですよね。MoMは「生身のダンスが本業ではない方が演じる」ということはわかっていましたし、彼らなりにすごい情熱でValkyrieを演じてくれて、ダンスも私が思っていた方向性だったのもあって、すごく「いいな…!」と思えたんですよ。でも、今回のライブは、あくまで私の感想ですが「異形の花」とまで感じたかと言われれば特に感じなかったなと…バレエ的な振り付けで、優雅で美しくはあったんですけど……別に異形ではなかったなって……

 と言うかそもそもValkyrieってVi>Da>Voなイメージだったんですが、今回のステージだと私はダンスよりも歌に比重を置いているユニットのように感じたんですよね。 全部のユニットの中で、一番「歌を歌いやすい」振付だったなぁと… 別にそれが悪い訳では全然無いんですが(Valkyrieが歌が上手い所、最高に感謝しているので…)、「その美と動きで見たものを圧倒する」のがValkyrieかな、と思っていたので「あ、あれ、そっちの方面に比重を置くんじゃないんですね…?」と思った、というのはあります。

 多分ダンスも、生身の人間があの動きをやっていたのなら「あ~、あの姿勢保つのすごいなぁ~…」とかもう少し思ったのかなと思うんですが…私にはキャラクターモデルから筋肉の緊張感を感じ取れるだけの感性がまだ育っておらず…

 バーチャルのライブだからこそ、影片みかの「異形」が十二分に発揮された「うわっ………」みたいなダンスがいよいよ見られるんだ…!!!!!!!!!!!とものすごく楽しみにしていたので、そういうのを期待していた身からすると、今回の振付けは普通に「綺麗」の範囲を超えなくて、いささか肩透かしをくらったな、と…

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Valkyrieの、特に影片みかのダンスはコンテンポラリーのイメージがあります

 アニメのライブ映像を見た時から薄々は「こっちの方向なんだろうな」とは感じつつも「いや、アニメはやっぱり時間や予算が限られる中だからあんな感じなのかも?」と少し期待もしてはいたんですが、あっ、やっぱりそっちだったのね…と…

 もっと異形に全身を使って舞台を制圧するValkyrieが、見たいなぁ……多分、脳内で再生するほかない事はわかってはいるのですが……

 私は、Valkyrieって、Valkyrieだけじゃないけど、特にValkyrieって、もっともっとものすごいユニットだと思ってるんだけどな……!?もっと、もっと、もっと、どうしようもなく圧倒的なValkyrieが、見たい……………

 

 

 

 色々言ってはきましたが、一つのエンタメとして面白かったなとは思いましたし、好きなコンテンツの一つなので来年の5thも単純に楽しみではあります。バーチャルライブという文化がどう進歩していくのかも楽しみですしね。私自身が来年はもっとバーチャルライブを楽しめる感性を持てるようになっているかもしれませんし。

 

 それに、「人間は、そして自分は何に価値を感じてライブ現場に足を運ぶのか?」というのを考える良いきっかけにもなりました。電子の画面に向かってあれだけ熱狂できるって、人間て、面白いなって。

 でも考えてみれば普段家でBDをみて大興奮したり、ドラマを見て泣いたり、小説や漫画を読んでドキドキワクワクしている訳ですから、感情を発生させるのに「生身の人間」がいる必要って必ずしもない訳ですよね。

 でもじゃあなぜ、人は「ライブ」を求めるんだろう? 私はこれだけライブ現場に通ているんだろう、って考えてみると面白いなって思いました。

 そんな事を考えながら、これからも、来年もライブという物を楽しんでいきたいと思います。

 

 ライブを作ってくれた方々、今までスタライを支えてきて下さったファンの方々、ありがとうございました。皆さんのおかげで一つの新しいライブと感情の揺さぶりに出会えました。

 皆さんのスタライ感想を読めるのも、楽しみにしています!!!

 

 

 

おまけ 2019.12時点で「2次元アイドル動画」として一番私の好みど真ん中なもの。何が私の心をそこまで揺さぶるのか、ずっと考えています。

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好きだな君が

ただの備忘録兼思い出話と言った感じです。未来の私が読んだら楽しいかなぁという。

 

この夏で旦那さんと出会って十年になります。

旦那さんとはたまたま共通の知人がいた事をきっかけに知り合いました。全然よくあるボーイミーツガールではあったし、割と男女共に知り合いが多い私にとっては「よくあるただの出会い」の一つでした。旦那さんにとってもそうだろうと思っていました。

でも今思うと、旦那さんにとっては「大変な」出会いだったんだろうなと思います。と言うか旦那さんは基本「出会わない」人です。今でも、ぽんぽん新しい場所に出かけ知り合った人とごはんを食べに行ったりする私とは違い、基本的に新しい人と知り合うというのは仕事以外には無い人です(と言うか多分世間一般の社会人てそういう人が多いんだろうとは思いますが)。そして当時の旦那さんはほとんど誰とも、特に女の人とは全く接触していなかったんだと思います。今思えば。そんな中、唯一出会ったのが私だったという。

私と接している時の旦那さんは(多少口数の少ない人なのかなとは思った物の)すごく普通だったし、全然女の人と接してないだなんて思ってもみなかったので私の事はただの知り合った女の人の一人だと感じているだろうなと思っていたし(と言うより当時はそんな事すら思っていなかったし)、たまたま「共通の知り合いがいたから顔を合わせた」ぐらいで、それで終わると思っていたら、気が付いたら結婚していました。現実って不思議で面白い。

 

初めて会った時、なんとなく「穏やかで優しそうな人だな」と思った事を覚えています。そしてその印象は今でも変わりません。「子どもみたいに拗ねる時がある」とか「多分周りの人はびっくりするぐらいテレビを見て大声で笑う」とか「ぼけ~っとして見えるけど不意に出るツッコミから察するにどう考えても頭の回転が速い」みたいな新しい情報は追加されましたが、基本は穏やかで優しい人だと思います。

私も昔は普通に自分に酔いしれて「平凡な毎日なんてつまらない」と思っているような女学生でしたので波乱万丈な恋なんてものに憧れも抱いていましたが(そしてそれもまぁ振り返ってみれば楽しい経験ではありましたが)旦那さんと出会った頃には学生でもありませんでしたし、「平和が一番」だと思っていたので出会った時期も良かったのだと思います。学生時代に出会っていたら絶対に選ばなかったタイプだろうなという自信があります。

 

好きだなぁと自覚した日から今日まで、ずっと旦那さんの事が好きです。というか、毎日好きだなぁという気持ちを更新し続けています。多分死ぬまでそうなんじゃないかなと思うし、そうであったらいいなと思います。

我が家は両親が仲が良くないので(現在進行中)小さな頃、すごく不思議でした。結婚って好きだからするんじゃないのかな、私は旦那さんとずっと楽しく、チャーミーグリーンのCMみたいに過ごしたいなぁと思っていました。

結婚後に気が付いたんですが、実在の人物で言えばクリスチャン作家の三浦綾子さんの旦那さまの三浦光世さんが、多分独身時代に憧れていた旦那さん像だなぁと。病める時も健やかなる時も傍にいてくれて、妻の事を可愛い可愛いと言ってくれて、労わってくれる人。これって本当に旦那さんの事だな、と思います。

 

旦那さんと一緒にいるようになって変化した事は色々あります。

一つは、良い意味であまり物事に深刻になりすぎなくなったことです。私は多分必要以上に物事を考えすぎてしまう事があってそれで不必要な息苦しさを感じる事がしばしばあるのですが、旦那さんは普通の人なら一緒になって深刻な感じの雰囲気を出すような雰囲気の場面でもほぼ100%ふざけてくると言うか、「え、なんでそれそんな雰囲気になってるの(^▽^)???」みたいに接してくるので「まぁ、確かにそんな深刻になる事でもないか…」と気分が解けて来るんですよね。これ、すごい不思議なんですけど「何よ、私がこんなに真剣に悩んでるのに、ふざけないで!!」って思った事が一度も無いんです。むしろ「常人ならこの場面でそんなふざけた事は絶対に言えないぞ!?」と思った事なら何度もあるんですが。ある意味相性が良いというか波長が合うんでしょうけど、不思議だなと思います。多分他の人にやられたらムカつく事もあると思うんですけど、旦那さんにやられると全然気にならないというかむしろありがたいんですよね…

きのう何食べた?」でシロさんとケンジによろしくない雰囲気が流れちゃった後で、ケンジがシロさんに何でもない風に「おれ、シロさんのハンバーグが食べたい」と頼むシーンがあって。シロさんは(俺にこういう仲直りの仕方を教えてくれたのは、ケンジなんだよな)と思う訳なんですが、あのシーンを読む度に(私の中に無かった「パターン」をくれたのは、間違いなく旦那さんだなぁ)と思うんですよね。

あとは何だろう、以前よりは穏やかになったんじゃないかなぁ、とは思います。これでも。

機嫌を取る必要のない(あるとしても秒で済む)相手が毎日家にいてくれて、毎日大好き大好きと好きなだけ言わせてくれて、あぁ相手も私の事がだーい好きなんだなと感じられる。これって多分ものすごくありがたくて贅沢な事だな、とこの歳になるとすごく感じます。当たり前みたいだけど、全然当たり前じゃないんだよなぁ。

 

自分みたいな人間、誰かと一緒に暮らすなんて無理なんじゃないのかなぁ、と思っていたんですが、7年ぐらい一緒に暮らしてみて思ったのは「大丈夫な人となら大丈夫」という事です。身もフタも無い。

同居も結婚も結婚式も家選びも車選びも、何でもそうだと思うんですが、「自分の声を聞く」と言うのが一番大事だな、と。資料集めも大切だけど、結局「で、あなたはどうしたいんですか」は自分しかわからないのでそこの声、本当の声を、丁寧に聞いてそれに合う何かを求めていく旅なんだよなと…

自分の事を好きでいること以外何も求めない旦那さんを発見できて私は運が良かったと思います、本当に。好きでいる事、好きだと伝える事に関してはかなりの自信があります、私。

 

とりとめのない話ですが、この辺で。多分こんなのでも十年後に読めば楽しい事でしょう。多分。

 

3年ぐらい前に書いた、こんな記事も、良かったら。

shinoeco.hatenablog.jp