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一万回目のくちづけを の葉月編は 終わりです!!
もし最初から最後まで読んでいただけた方がいたら…・・・
感想お待ちしてますー
エピローグ
長かった葉月との物語も今回で終わりです!!
最終話
これをアップするまでが・・・・・・ ながかったなー汗
三十日目
帝
「やぁ」
帝……
直紀
「どうしたんだよ……こんな、早くに」
帝
「いやね、これといって用事はないんだ。正直なところね」
直紀
「?」
ベッドに腰をかける。
帝
「土産だ。僕の好きな和菓子だ」
帝
「華影ノ女……食べた事ないだろう?」
直紀
「ありがとう」
賞味期限……
直紀
「今日じゃないか?」
帝
「ああ」
直紀
「人が悪いな……」
帝
「だが……今日までだろ?」
直紀
「ん?」
帝
「今日でまた……眠ったままにもどるんだろ?」
直紀
「……そんなことも知ってるのか」
帝
「だから…最後に顔を見せておこうと思ってね」
直紀
「僕が忘れないように?」
帝
「ああ。どうせ……最後は葉月君と過ごしたいんだろう?」
直紀
「え…あ……ああ…まぁ…ね」
帝
「安心するといい。ちゃんと二人っきりになれるようにしてある」
直紀
「あ、ありがとう」
直紀
「なんか……なにから何まで世話になりっぱなし…だね……」
帝
「いや、謝るのは……本当は僕のほうなのさ」
直紀
「……え?」
レッドクリフ2見てきました
人生ではじめてです 試写会っていうものが。
人より先にみれるって いいですねー!ww
二十八日目
直紀
「ん………」
目が覚めた。
直紀
「えっと……?」
目に入った天井は、見知らぬ天井。
自分の部屋でも……病室でもなかった……
直紀
「あ……そうだ……」
思い出して、藤崎さん、いや
葉月を探す。
直紀
「……葉月……?」
いない……?
でも……ここは…葉月の部屋だよな……
二十七日目
帝
「それで……結局丸くおさまったのわけなんだね?」
直紀
「…………」
虎太郎
「俺の知らないところでそんなドラマが……」
水月
「虎は脇役だからいいんだよ知らなくて」
虎太郎
「そういうこというなよな」
水月
「立ち居位置的に最終決戦で界王星にいる人たちだよね」
帝
「天心飯とか、ヤムチャンだな」
直紀
「それはどうでもいいんだけどさ」
直紀
「なんでこんなに話が広まるのが早いのさ」
アイセクトとか放ってるんじゃないだろうな……
帝
「やだな、なんで僕をみるのさ」
葉月
「…………」
帝
「水月ちゃんに聞いたんだよ僕は」
水月
「まってまって、あたしは、お姉ちゃんが嬉しそうに話すから……」
葉月
「…………」
直紀
「…………」
水月
「あ――」
帝
「うん、まぁ良かったじゃないか、うん」
虎太郎
「なぁ……お腹すかない?」
帝
「今日は……なにか予定があるのかい?」
直紀
「えっと……その―」
虎太郎
「食堂とかってあるのか?」
帝
「はっはーん……あるんだな?」
葉月
「…………」
直紀
「…………」
帝
「わかりやすいことだ」
虎太郎
「なぁ」
水月
「も~!!うるさいよ虎!!」
ズン
虎太郎
「おなきゅわぼ……」
猛虎硬把山再び。
帝
「いや、まぁたしかに……時間的にお昼だしな」
そろそろ十一時になる。
直紀
「なんか食べる?」
帝
「外出は可能なんだろう?なら食べに行こうじゃないか」
直紀
「そうだね」
水月
「うんうん」
帝
「安心した前、食事が終れば我々は退散するから」
直紀
「え……」
グッっと親指をたてる帝。
そして水月ちゃん。
帝
「ほれ、行くぞ!!帰って来い虎太郎」
直紀
「ちょっとまってて、先生のところへ行って来るよ」
水月
「外でまってるね」
直紀
「了~解」
みんな僕のことはわかっている。
その上で、自ずから明るく接してくれている。
恵まれてるな。僕は。
昼食は帝がいるのに珍しく、鳳凰院関係のところじゃなかった。
和食のファーストフード店KIZAN。
あまりおいしくなかったかな……
帝
「じゃそういうことで」
水月
「ことで」
なにがどうそういうことなんだ?
直紀
「……じゃぁね」
水月
「また明日ねー」
明日も来るのか……
直紀
「…………」
葉月
「…………」
直紀
「っじゃ、行こうか?」
葉月
「……うん……」
目的地はフラワーショップ。
日本語で言うとお花屋さん。
直紀
「よくいくの?」
葉月
「水月が好きだから……」
葉月
「色んな鉢植えを買いに来るの」
直紀
「へぇ」
葉月
「でも……結局は私が育てる事になるんだけどね」
直紀
「あぁ……」
ちょっと納得。
葉月
「どういう花が欲しいの?」
直紀
「うぅ~ん……」
葉月
「……見てから決めようか?」
直紀
「うん……そうだね…見て決めよう」
昨日約束した。
飾り気のない僕の部屋に何か飾りを……ってことになって…
それで何か植物を買ってこようってことになった。
それで……二人で買いに行く事になったわけで……
それで今に至るわけで……
つまり……これはデートなわけで……
デートだよね?