1歳10ヶ月~2歳0ヶ月

続きまして、こちらの記事では、1歳10ヶ月~2歳0ヶ月までを振り返ってみます。

思い出深いのは、1歳11か月のときにあった保育園の発表会です。1歳児クラスは、それぞれが野菜に扮してお遊戯をしました。赤さん、人生初の配役はまさかの【ブロッコリー】。赤さん自身はブロッコリー役を大変気に入っており、本番前は「あかさん、ぶろっこりーなの!」と誇らしげに話してくれました。

当日、大勢の大人の前で固まってしまう子、泣き出してしまう子が多数を占めるなか、人前に出るとテンションが爆上がりする性質の赤さんは、「うへへへ」と声を上げて笑いながらノリノリで歌ったり踊ったりしていました。そして、客席を指差して「ママ、いるね!」と神ファンサを繰り出すほどの余裕すら見せていました。

しかも、演目の終了後、名残惜しかったのかひとりだけ退場しようとせず、先生に促されてしぶしぶ去っていく始末(このデジャヴ感は何事か)。まだまだやり足りない赤さんの背中を見て「その強メンタル、見習いたい」と羨ましく感じてしまいました。

お出かけにもだいぶ慣れてきたので、1歳10ヶ月のときには再度両親と一泊旅行に行きました。

また、休日はスカイツリーや動物園、水族館にも出かけてみました。ただ、スカイツリーでは「すっごい高いね、こわい」と怯えていました。

また、動物園や水族館ではサラっと生き物を眺めたのち、すぐに「帰る」と言い出しました。どうやら生物にはあまり関心がないようです。わかりやすい子……!

動物園に関して、彼の記憶に残ったのはお猿さんがオシッコをしていた姿だったらしく、数日経ってから、人混みの中で突然クソデカ声を張り上げ「ママ!お猿さん、オシッコしてたね!ジャーってしてたね!」と私に話しかけてきて非常に恥ずかしかったです。

1歳終盤になると、複文を話すようになってきました。見たいYouTube動画があると「はたらくくるまが、ぷよぷよボールのプールにとびこむのがみたい」と概要を伝えてきたり、私が具合の悪いとき「ママ、おなかいたくてごはんたべられなかったの?大丈夫?しんぱいしてる」と話してくれたりします。そのため、こちらも赤さんの思考をかなり正確に把握できるようになってきました。

こちらの言うことはほとんどわかっているようで、「ここで待っていてね」「そのおもちゃを拾ってあそこの箱に入れてね」などの指示が通るようになってきたのも大きな成長だなと感じます。イヤイヤ期ならではの振る舞いに翻弄されたりもしますが、話し合うとすぐに気持ちを切り替えてくれるので、そこまで苦労せずに済んでいます。

2歳を過ぎると「ママなにしてるの?」「これなあに?」と、面白いくらいに【質問】してくるようになりました。2歳~2歳半くらいから「なぜなぜ期」が始まるらしく、まさにその到来を感じます。料理をしているときは、背後から「ママなにしてるの?」と10秒おきに聞かれるため、あれ、いま私タイムリープしてる……?と錯覚することも。

近頃はどういうわけかダンナへの当たりが強く、私と赤さんが絵本を読んでいるところにダンナが乱入してくると「パパはだめ!パパ帰る!」と激怒したり、ダンナがパンツ一丁で歩いていると「パパ、ズボンはく!」と注意したり。他にも、

ダ「お風呂入ってくるね」
赤「パパ、くさいの?」

ダ「これはお友達にあげるものなんだよ」
赤「少ないともだち?」

上記のような会話を繰り広げていて、ナチュラルに極悪なので笑ってしまいます。なぜ2歳児がパパの友達が少ないことを知っているのか。(※パパのことは大好きです)

身辺自立に関しては、排泄のタイミングを教えてくれるようになったことが印象深いです。「おしっこ(うんち)でそう」「でてる」「でた」と、三段活用で教えてくれます。さらに、オムツが濡れると「気持ちが悪い」感覚が育ってきたようで、すぐに「おむつかえる」と要求してきます。

加えて、オシッコの間隔もだいぶあいてきたので、いよいよトイトレを本格化させる時期かなと感じています。だいぶ前にトイレに子供用の便座を設置したのですが、便座が大きくて座りづらいのが嫌だったらしく、しばらくするとトイレに近寄らなくなってしまいました。そこで、保育園と同じ、床に置くタイプのおまるを用意し、赤さんの部屋の隅に配置しました。現状は、おまるの中にオモチャを詰めて遊んだりしており、座る気配はゼロなのですが、そのうち興味を持ってくれたらいいなとのんびり構えております。

ご飯は完全にひとりで食べられるようになりました。まだまだこぼしますし手も使いますが、基本的にはスプーンとフォークを駆使して食事しています。特に、外食するとき、全介助だった時代に比べると楽になりました!

1歳前半くらいまでは何でもパクパク食べてくれていたのですが、1歳後半からは気分によって食べたり食べなかったり(いわゆる食べムラ)が増えてきました。同じくらいの子供がいるお友達と話すと「うちは納豆ご飯しか食べてくれない」なんて話もよく聞くので、そういう時期なのだなと感じます。ちなみに赤さんの好物は、もずく、オクラ、なめこです。どうして……?

何を考えているのかわからない生き物に振り回され続けた0歳代に比べると、1歳代(特に後半)は言葉で赤さんとコミュニケーションがとれるようになったので、圧倒的にこちらの気持ちが楽になった一年でした。赤さんも心身ともに強くなってきて、一方的に心配ばかりしている日々から、「赤さんと共に楽しむ」日々に変わってきたように感じます。それに伴い、私も自分のことを考える余裕が徐々に出てきました。仕事はもちろん、スキンケアを変えてみたり、お料理を頑張ってみたり、お友達と会ったり、産後まったくできなかったことが少しずつできるようになってきました。

気づけば、赤さんの顔つきはアカチャンから少年になりつつあります。これからどんな風に成長していくのか、楽しみです。

1歳6ヶ月~9ヶ月

更新の間隔がだいぶあいてしまいました。赤さんは3月で2歳になりました!半年分を一気に書こうと思ったのですが分量が多くなりすぎたので、2つに分けて投稿します。まず、この記事では1歳6ヶ月~9ヶ月までのことを振り返ってみます。

1歳6ヶ月で思い出すのは、保育園の運動会です。1年前は6ヶ月のアカチャンだった赤さん。お座りもハイハイもできなかったので、もちろん競技には参加できず、体育館の隅でずっと昼寝していました(何しに行ったのか)。それが今年は、徒競走で爆走!1年間の劇的な成長を目の当たりにしました。

しかし、赤さんは、ゴール直前で

ま さ か の 逆 走

ヘラヘラ笑いながらスタートの方面へ戻っていく赤さん。観客席からはクスクスという笑い声が……。慌ててダンナが捕獲しに向かい、ゴールまで強制連行となりました。

運動会をきっかけにわかったことなのですが、赤さんはどうやら大勢の人に応援されると、異常にテンションが高くなるようなのです(のちの発表会でもその気質が発揮されることに)。徒競走の逆走は「あっち側に走っていけばまだ応援してもらえる」と考えてのことだったようです。私もダンナも人前には出たくないタイプなので、一体誰に似たのか……。

続いて1歳6ヶ月の出来事としては、札幌(ダンナの実家)帰省が挙げられます。コロナ禍だったこともあり、赤さん誕生後は一度も帰省できずにいました。しかし、赤さんもだいぶ成長してきたので、ここらで子連れ長距離移動に挑戦してみよう!ということになりました。

車大好きな赤さんのため、羽田空港までは定額タクシーを使いました。そして、到着後は(JAL機だったので)スペシャルアシスタンスカウンターで手続き。並ばずにチェックインや手荷物を預けたりできて、さらには無料でベビーカーも貸していただけて「こんな優しい世界があったなんて」と衝撃を受けました。今回は赤さんの席も確保してチャイルドシートを装着しましたが、シートのサイズもこちらのカウンターで事前に合わせていただけて安心でした。

フライトまで少し時間があったので、空港内のロイヤルホストで昼食をとりました。離乳食を卒業して、お子様ランチを食べられるようになったので外食がだいぶ楽ちんに!

一番の不安は「飛行機に乗れるかどうか」でした。特に、赤さんが耳抜きできるかが問題でした。乗っているあいだ昼寝してくれれば耳抜きを考えずにいられると思い、お昼寝時間付近のフライトにしたのですが、飛行機が遅延して時間がズレまくり、挙句には真新しさに目が冴えてしまったようで、寝る気配ゼロ。そして微妙に機嫌も悪い。

どうすれば耳抜きできるのか。ジュースは秒で飲み終わってしまうので、時間が持ちません。そこで、事前に「耳抜きに良い」とされている干し芋を与えてみました。するとクチャクチャと時間をかけて芋を食べ始めました。結果、離着陸時に耳を痛がる様子はまったくなく、無事に新千歳空港に到着できました。MVPは間違いなく干し芋。

機内で暴れ出したときのために動画やらなにやらを色々用意していきましたが、結局、一時間半くらいのフライトのあいだ、搭乗時に客室乗務員さんから頂戴したおもちゃ(シールブック)をずっとニギニギして遊んでいました。

新千歳空港でレンタカーを借り、札幌市内へ。レンタカーに乗った瞬間、赤さんは爆睡モードに入り、ちょっとホッとしました。

札幌のダンナ実家では、初めて、お義母さんとしなのちゃん(柴犬)とご対面。お義父さんは入院中で残念ながら会えませんでした。

赤さんはしなのちゃんに圧倒されながらも、賄賂を渡して仲良くなろうとしていて面白かったです。

年老いたしなのちゃんに対して、落ち着きのない赤子はストレスになるかと思い、我々は実家には泊まらず、定山渓の旅館に泊まりました。広めの和室に宿泊したところ、就寝中、寝相の悪い赤さんが転がっても特に危険はなく、快適でした。

札幌帰省を機に、赤さんとの外出に少し慣れることができました。1歳7ヶ月になってすぐ、今度は、私の両親と赤さんと温泉旅行にでかけてみました。

赤さんは初めて新幹線に乗ったのですが、電車大好きマンなので駅のホームからずっとテンション高めでした。新幹線がすれ違うたびに「はやいね!」と興奮していました。

宿では両親が率先して赤さんの面倒をみてくれたので、私は久しぶりにのんびりすることができました。ありがたいありがたい。両親と手をつないで歩く赤さんを見て、こんな日が来るなんてなあと、心の中でつぶやきました。

この期間、赤さんは身体が丈夫になったように思います。急な発熱も減り、1歳6ヶ月以降はあまり保育園を休まなくなりました。また、肌も強くなってきました。生まれたときから肌が弱く、毎週のように皮膚科に通っていて、私は一時期そのことに悩みすぎて発狂しそうでしたが、このあたりから通院の頻度が減ってきました。周りのパパママと話していても、1歳6ヶ月くらいからしっかりしてきたという話はよく聞くので、そういうものなのかもしれません。

しっかりしてきた繋がりで……ねんねの姿勢にできるベビーカーである必要がなくなったので、コンパクトにたためるB型ベビーカー(サイベックスのリベルにしました)に買い替えました。とにかく小さくなるので、移動中や、保育園のベビーカー置き場でも場所を取らず、とっても楽ちんです。

赤さんの好きなものも明確になってきました。もう、わかりやすく「のりもの」(車と電車)ラブ。休日はもっぱらバスや電車を見学したり乗ったりして過ごすように。はとバスの停留所でバスに熱視線を送っている謎の赤子がいたらそれは赤さんです。

おもちゃはトミカ一辺倒。近頃はロングタイプのトミカが大のお気に入りです。日に日にトミカが増えて、トミカ屋敷になってしまいそうです。しかし、赤さんが不機嫌で暴れ出しそうなときや長距離移動の際、新しいトミカを渡すと落ち着くので、大村家の平穏はトミカによって保たれていると言っても過言ではありません。いつかタカラトミーさんには感謝状を贈りたいです。

発語もさらに増え、人見知りしない性格もあいまって、道端で知らないお兄さんに対して「おにーさん!きゅうきゅうしゃ!」と手に持っているトミカを見せびらかしたりするようになりました。そして「うわあ、すげえよくしゃべりますね」と驚かれる赤さん。お掃除の方にも「おつかれさまでーす!」とか言うのでびっくりします。

「くつはいた、ぼうしかぶった、おさんぽいった、おふねみた」などと、保育園での出来事を簡単な言葉で教えてくれるようになりました。個人的に感動したのは「ままだいすき」とよく言ってくれるようになったことです。いまでも寝る前には、手を握りながら「まま、いっしょだね。だいすきだよ」などと声をかけてくれます。一生推せる。

また、歌をフルで歌えるようになってきたのもこのころです。いままでは音程がなく、ラッパーみたいな歌い方でしたが、このころからなんとなく音程のようなものが感じられるようになってきました。赤さんは歌が好きで、隙あらば何かの歌をうたっています。レパートリーは20~30曲くらいありそうな感じです。YouTubeも子供の歌関連のチャンネルを好んで見ています。

つづく。

1歳4ヶ月~1歳5ヶ月

赤さんは1歳5ヶ月になりました。今回は、1歳4ヶ月~5ヶ月のあいだの出来事を記したいと思います。詳しくは後ほど書きますが、病気続きだったので写真は少なめです。

赤さんの記事は備忘録として書いていましたが、最近は「今度子供が産まれるので、参考にさせていただいています」といったお声を頂戴することが増えてきました。こんなブログでも参考になることがあるのかー!と衝撃でしたが、今後は、そのような方々へ少しでもお役に立てたらと思い、できるだけ色々なことを詳しく書いてみます。

この2か月間で一番大変だったのは、赤さんが二連続で病気に罹患し、保育園を長期間休んだことです。7月中旬に「ヒトメタニューモウイルス」にかかり、高熱と咳のため一週間休み。7月下旬~8月あたまには「アデノウイルス」にかかり、目が真っ赤になる「はやり目」という症状が出てしまい10日近く休み。

両方とも新種の恐竜みたいな名前ですが、子供のいる家庭では「ヒトメタね~」「アデノね~」とポップに略されるくらいポピュラーなウイルスのようです。いずれも、保育園で爆発的に流行っているのをもらってきてしまいました。特に「アデノウイルス」は感染力がすさまじく、一時期クラスの過半数がお休みになってしまいました。そして、近所の眼科へ行くと、子供だけではなくクラスメイトのご両親も受診していたりと、地獄の様相を呈していました。ちなみにうちもダンナがアデノにかかり、病院を受診したところ「アデノウイルスは型が50個くらいあるのでまたかかると思います」と戦慄の新情報を得てきました。

私は病気にこそかからなかったのですが、諸々の疲れが出てしまったのか、一度ぶっ倒れて救急車で搬送されてしまいました。実は、救急車に乗るのは今年二度目……。(今は元気なのでご心配なく!)自他ともに認める超健康優良児の私がこうなるというのは、なかなかにただ事ではありません。

仕事と育児の完全両立に憧れを抱きやってまいりましたが、今回の病気騒動を経験して、優先順位を明確にしないと関係者全員が確実に不幸になるなと思いました。その瞬間「一番大切なのは命だし、身近な人を守れない奴に何が作れるだろうか」と頭の中のユリ子が申しましたので、「しばらくのあいだは赤さんの命最優先で生きる」と決意が固まりました。

「子育てと女性のキャリア」問題なるものがついに自分にも降りかかってきたわけですが、それについては長くなりそうなのでまた別の機会に気持ちを綴ってみたいと思います。(ちなみに赤さん最優先ではありますが仕事はしています)

赤さんが病欠時、仕事に行かねばならないときは、まず近所の病児保育室へ連絡します。ただ、地域でアデノウイルスが爆発的に流行っていたので、病児保育室はまったく取れず……。そういうときは病児保育可能なベビーシッターさんに来ていただいて乗り切りました。ただ、今後のことも考えて、お友達ママさんが教えてくれた「フローレンスの病児保育」も契約しました。

冒頭でマイナスなことばかり書いてしまいましたが、次はプラスなお話を。ここのところ、赤さんが著しい成長をみせているのは「言葉」です。

話せる単語は、多すぎてもはや計測不能です。200~300語どころではなさそう。名詞だけではなく、動詞や形容詞も口にします。あとは「〇〇ちゃん」「△△せんせい」など、人の名前を呼んだり、「きーらーきーら、ひーかーる」などと歌っぽいものを歌うようになってきたのも大きな変化です。ときどき「奥さん」「ペッパー君」「ホッカイロ」(夏なのに)など、どこで覚えたのか謎な単語も発したりするので驚きます。個人的には先日「ミキサー車」と言ったのがビックリでした。よう知っとるな。

1歳4ヶ月からは少しずつ2語文も出てきて「ママいた」「パンほしい」「せんせい好き」「ゆーちゅーぶ見る」「おばけこわい」などと言うようになりました。この間は寝言で「かいだんおちた」と呟いていました(どんな夢だ)。寝言もちゃんとした言葉になってきたなと感心。

オウム返しではない会話が少しずつできるようになってきていて

私「今日保育園楽しかった?」
赤「うん」
私「なにして遊んだの?」
赤「ばしゃばしゃ」(水遊び)
私「だれと遊んだの?」
赤「ミカせんせい」

というような、超簡単なやり取りが成立するようになってきました。赤さんの口から本日の出来事を聞くのが夢だったので、この会話をしたときは感動のあまり泣きそうでした。

保育園の個人面談では「おしゃべりがスゴイ上手です」と言われ、ベビーシッターさんには「2歳児くらいの感じ」と言われたので、一般的にみて、赤さんは「月齢のわりに良くしゃべる子」みたいです。早生まれ(3月)で1歳児クラスでは最年少ゆえ、どうしてもいろいろと遅れ気味になってしまうので、言葉の成長が早めなのは良かったかなと思っています。

言語理解が進んできたことで

・赤さんの要求を理解し、適切に対処できるようになってきた
・簡単なお手伝いをしてくれる

という点がありがたいと感じています。

ただし、イヤイヤ期なるものに片足を突っ込み始めている感じはあります。言葉が達者なので「いや!」だけではなく「ちがうの!」とか「きらい!」とか「いらない!」とか豊富なバリエーションの否定語で立ち向かってきます。保育園でも、2歳児クラスの子が玄関で、お気に入りのおもちゃを持ってこなかったという理由で大の字になり延々とギャン泣きしているのを見かけたりしますが、赤さんもああなるのかなと、今からヒヤヒヤしています。

話は変わり、身辺自立も亀の歩みではありますが身につけ始めています。洗面台に踏み台を設置したところ、自分で登って、手を洗えるようになりました。

また、トイレトレーニングも開始しました。本人がトイレの絵本に強い興味を示したり、言葉で尿意や便意を教えてくれるようになってきたので、保育園の先生から「そろそろトイレに座る練習をしても良いかもしれないですね!」とご提案いただきました。

トイトレなんて遥か先の話だと思っていたので、なんの準備もしておらず慌てて補助便座を購入しました。

早速座らせて「ジャー」と声をかけると、チョロチョロチョロ~とオシッコできました!すごい!と褒めると、本人もめちゃめちゃ嬉しそうに笑っていました。

それ以来、トイレ=楽しい場所だと認識した赤さんは、用事が無くても「といれはいる」とトイレの扉の前で待っていたりすることが増えてきました。とりあえず、トイレが好きそうなので良かったです。オムツが外れるのはだいぶ先になりそうですが、焦らず、ゆっくりとトレーニングを進めていきたいです。

完全に幼児食になったので、最近は外食にも挑戦しています。お子様メニューだけではなく、大人用でもうどんやちゃんぽんなどの麺類は切ってあげると食べられることがわかりました。いままでほとんど外食したことがなかったので、周囲の方にご迷惑をおかけするのではないかと最初はドキドキしましたが、近頃は親も赤さんも慣れてきて、お互いにほぼストレスなく食事ができるようになってきました。このあいだは、マックのハッピーセット(プチパンケーキ)も美味しそうに食べていました。食事は基本的に手作り派なのですが、外食もたまにはいいな~と思っています。赤さんもいつもと違うものが食べられて嬉しそう。

他にも、犬猫と触れ合えるお店に行ってみたり、自転車デビューしてみたり、病気の夏ですがそれなりに新しい体験ができました。

先日は、私の祖母の三回忌があり、赤さんを初めて法事の場に連れて行きました。読経中、お坊さんがおりんをチーンと鳴らすと、すかさず赤さんがクソデカ声で「カーーーーーーーン!!!」と絶叫し、その場にいた親戚とお坊さんが笑いを堪えるという状況に……。「絶対に笑ってはいけない法事24時」ならば「全員OUT~」。(※お寺には事前にフリーダム1歳児がいることをお伝えしていたので大丈夫でした)

お話が上手になってきて、赤さんと言葉でコミュニケーションを取るのが楽しい今日この頃です。言葉を習得し始めてからは、赤さんの人格がくっきりと浮き上がってきたように思います。この調子で、赤さんの人となりを知っていけたらいいなあ。相変わらず毎日体力勝負で大変ですが、どんどんいろいろなことができるようになる赤さんを一番近くで見られるのは、嬉しくて面白くて、そして幸せです。

1歳0ヶ月~1歳3ヶ月

赤さんは1歳3ヶ月になりました!今回は、1歳0ヶ月~3ヶ月のあいだの出来事を記したいと思います。

最大のニュースは「歩けるようになった」ことです!1歳のお誕生日を過ぎたあたりから3,4歩踏み出すようになったのですが、しばらくその状態のままでした。そして1歳1ヶ月になってすぐ、コツを掴んだのか、急に歩行ができるようになりました。ある日保育園に迎えに行ったら、部屋の中から「まま、まま」と言いながら両手を上にあげてヨタヨタ歩いてきたので衝撃を受けました。昨日までハイハイしていたのに!徐々に歩けるようになるものだと呑気に構えていたので、心の準備が追いつかないまま今日に至ります。

二足歩行の生き物へと進化したのに伴い、ハイハイを全くしなくなりました。ハイハイの頃は「早く歩かないかな」なんて思っていましたが、ハイハイが見られなくなるとそれはそれで寂しい。大人ってワガママ。

行動範囲が劇的に広くなり、ありとあらゆる場所でいたずらを繰り広げるようになりました。中に入っているものを全部出さないと死ぬの?というくらい、徹底的に棚や箱の中身を出してくれます。そしてあちこちに捨てる!赤さんが通った場所すべてが強盗の犯行現場のよう。今日も洗濯カゴの中から鮭のふりかけの袋が出てきましたよ。

母は野菜スープの箱を投げ捨てながら逃走する決定的瞬間を見逃さない。

なお、いけないことをしている、という意識はある模様。ここまで見事な「やっべ」という表情は見たことがありません。

身体能力が大幅にアップし、力も強くなってきて、遊び方もかなりアグレッシブになってきました。滑り台大好き。しかし、まだ危険察知能力が愕然とするほど低く、(平気でお風呂にダイブしたりと)危ないことから率先してやるので、厳しい監視の目が必要です。

段差があると一瞬でのぼります。家具の「注意書き」に記載されていることはだいたい秒でやってくれます。

家のドラム式洗濯機に「子供をドラムの中に入らせない」という警告シールが貼ってあり、それをみて今までは「こんなの入る人いるのかな~?」と疑問を抱いていましたが、最近は「ヤツは入る(確信)」と思いを新たにしました。

個人的に感慨深い出来事は「ミルクを卒業した」ことです。

奥歯も生えてきて硬いものが食べられるようになってきたので、1歳2ヶ月になってすぐ、(保育園で)離乳食から幼児食へステップアップしました。離乳食のときは食後にミルクを飲ませてもらっていましたが、幼児食ではミルクは出ません。家でも保育園のそのスタイルに合わせて、ミルクを卒業することにしました。

最後のミルクの日、いままでの大変すぎた授乳あれこれが走馬灯のように思い出されて感傷的になり「これで……最後だよお……」と半泣きでミルクをあげましたが、赤さんは1ミリも気にしていないようで、ニコニコしながらミルクを飲み干し、その後ミルクを欲しがることもなく、アッサリと卒乳しました。

ミルクを飲まなくなったら栄養は足りるのかな?と心配をしていたのですが、卒乳後、赤さんは信じられないくらいに食べるようになりました。「ミルクやめると食べるようになるよ」と先輩ママさんに言われていたのですが、本当でした!

卒乳後、保育園の連絡ノートの昼食欄に「おかわり」という文言が記入されることが増えてきました。そのうちおやつの欄にも「おかわり」と書かれるようになり……。いまでは両方おかわりするのが当たり前のようになっています。逆におかわりの文字がない日は、体調悪いのかな?と心配になります。

今まで、床にごはんを捨てることに悩んでいましたが、ここのところポイポイ行為は激減し、パンの小さなかけらまで目ざとく発見し、口に運ぶようになりました。食べ終わったあとは「もうないのか」と言わんばかりの表情でお皿を覗き込んできます。空のお皿を見せて「もう!ないよ!」と伝えないと納得してくれません。

身長の伸びが10ヶ月ごろから停滞していたのですが、そんな爆食の甲斐があってか、5月は1ヶ月間で3センチも伸びていました!抱っこしたときの感触もズッシリしてきました。手足も長くなったような。たくさん食べることの大切さを実感。

意味のある発語もこの3ヶ月でかなり増えてきました。現状、観測できている言葉は以下です。数えてみると50個弱。想像よりもたくさんあってびっくり。

パパ、ママ、じいじ、ばあば、しぇんしぇ(先生)、ねんね、まんま、あふお(お風呂)、おいしい、あっち、こっち、あった、おうちゅ(オムツ)、ぶ(オナラとウンチの意)、あし、け(髪の毛)、め(目)、て(手)、シーツ、はっぱ、わんわん、にゃんにゃん、ぶーぶー(車)、ばふ(バス)、ぴ(鳥)、ばいばい、ざーざー、あめ、かさ、いす、なな(バナナ)、ぱ(パン)、コップ、にゅうにゅう(牛乳)、どうじょ(どうぞ)、ないない(片付けの意)、あぱま(アンパンマン)、ジュース、おちゃ(お茶)、あま(甘い)、ちっちゃ(小さい)、ねーねー、ちゅちゅしゃ(救急車)、かんぱい、あかちゃん、あっちっち(暑い)、あか、あお、ぼうし

絵本から吸収している言葉もいくつかあるけれど、なにより日常でよく耳にする言葉をどんどん覚えている感じがします。

知っているものを見つけると、指差しながら無遠慮に「わんわん!」とか「アカチャン!」とか大声で言うので、お外ではヒヤヒヤします。彼にとっては、ベビーカーに乗った子はすべてアカチャンらしいのですが、君の方がアカチャンだぞっていうシーンがよくある。

赤さん自身、少しずつ言葉で要求を伝えることができるようになってきた感じです。「あっち!」と指差しながら行きたい方向を示してきたり、パンを牛乳につけて欲しいときは「ぱ  にゅうにゅう」と言ったり、お風呂に入りたいときは「ぱぱ あふお」と言ったり、ウンチをしたのでオムツを替えて欲しいときは「ぶ!ぶ!」と言いながら股間をポンポン叩いたり。我々は、以前よりも赤さんが何を考えているかわかるようになってきました。

文字そのものにも興味がある赤さんは、あいうえお表が特にお気に入りです。毎日トーチャンと一緒に「あひるの……」「あ!」などと発音の特訓をしています。研究熱心なトーチャンは、赤さんが発音できた音の欄にシールを貼っており「赤さんはさ行とら行がうまく発音できない」という事実を突き止めていました。

このあいだ保育園の先生に「赤さん、今日は競馬新聞を読んでいました」と言われて爆笑しました。競馬新聞は制作の下敷き用として置いてあったらしいのですが……。字がいっぱい書いてあったので興味がわいた模様。将来どうなるのか。

なにはともあれ、言葉に興味があるのはいいことだなと感じています。この調子でどんどんおしゃべりを習得していって欲しいです。赤さんと会話のラリーができる日を夢見ていましたが、もうすぐな気がしてきました。

春は行楽シーズンということもあり、水族館やバス営業所に行ってみたりしました。

水族館では、未知の生き物の観察に集中するあまり終始真顔でした。一瞬「ニコニコした顔を撮りたかったな」と残念な気持ちになりましたが、その後「そんなにも集中できるなんて素晴らしいことじゃないか……」と、汚れ切った自分の心を恥じました。赤さんにとってはすべてが初めてなんだもんなあ。

GWは大大大好きなバスの営業所へ行きました。都営バスがずらりと並んでいるのを見つけた瞬間、嬉しすぎたのか妙なテンションになり「わァッ……わァ……わァ……」と、ちいかわみたいな声を出していました。

バスは相変わらず好きすぎるようで、朝起きると「ばふ」と言いながらバスの載った絵本を持ってきます。その後はテレビを指差し「ばふ!ばふ!」とYouTubeのバス運行動画を見せろと要求してきます。夢中になれるものがあるって素敵だけど、なんでバスなのかは、私の中でいまだ謎のまま。

もう赤ちゃんではなく子供、という表現がぴったりな赤さん。「赤さん」という呼び方をどうしようか考えていたのですが、本名が「赤さん」に近く、呼びやすいということもあり、今後も「赤さん」で行こうと思っております。まさに外道(なつかしのネタ)。

11ヶ月~1歳

赤さん、先週1歳になりました!

11ヶ月の後半は胃腸炎と謎の高熱でずっと具合が悪く、2週間ほど保育園を休んでしまいました。久しぶりに赤さんも親も白目でしたが、数日前からようやく元気になりました。徐々に生活のペースが戻ってきたので、忘れないうちに最近の出来事を記しておきたいと思います。

ここ一番のニュースは「ひとりで立てるようになった」ことです。10ヶ月終盤あたりから、つかまり立ちしている最中にパッと手を離し、2~3秒ひとりで立つようになりました。そこから、だんだん立っている時間が長くなり、現在は30秒くらいひとりで立てています。

立てるようになったので、ファーストシューズを購入しました。お人形用?と思ってしまうくらい小さいサイズ(11.5cm)で可愛いです。嫌がらずに履いてくれて一安心。

1歳付近からは、どこにもつかまらず、座った状態から立ち上がれるようになりました。地面に手をつき、お尻を高く上げてそのままヨイショと立ち上がる姿は、どこかお相撲さんぽいです。最近は安定して立てるようになってきたので、そのまま遊んでいることもあります。

まだ歩きはしないのですが、赤さんのペースで成長してくれたらなと思っています。

遊び方もだんだん激しくなってきまして、オモチャ棚を移動させているのを目撃したときは衝撃を受けました。それ、重いんだけど……。

更なる衝撃は、オモチャ棚の隙間を潜り抜けて遊びだしたことです。しかも上段。ワンパクすぎる。

「食」に関してですが、ストローで飲み物を飲めるようになりました。ただ、ときどき口から飲み物をピュッと吹き出して、服をビショビショにするので油断なりません。

コップもちゃんと使えるようになりました。1歳を過ぎたので、最近はコップに牛乳を入れてあげたりしています。牛乳は好きらしく、食後にあげると100mlくらい秒で飲み干します。

離乳食は、オール手づかみでも食べられるようになりました。かたさも、大人が食べているものと同じくらいに。普通のかたさのミニおにぎりを食べたりしています。

しかし、手づかみをさせると、おおよそ大人では考えられないことばかりするので、食卓が一瞬でめちゃくちゃになります。ご飯やお皿を投げたり捨てたり、ぐちゃぐちゃの手で顔を触ったり。腕の力がついてきたので、食べ物をだいぶ遠くまで飛ばしてくれます。テレビの液晶にごはんつぶがついているのを見つけたときは変な声で笑ってしまいました。

近頃は、パン皿を顔におしつけるのがブームのようです。なんでや。

食事のたびに、目の前の惨状に顔を覆いたくなるのですが、以前に聞いた「手で色々なものを触ると、脳に良い影響がある」というお医者様の言葉を思い出し、その都度、鬼の形相から仏の表情へ切り替えるようにしています。

この頃はスプーンを持ちたがるので、そろそろスプーンで食べる練習を始めてみようと思っています。保育園では1歳半くらいの子がスプーンで器用に食事をしているので、この地獄もあと少し!だと信じて頑張ろうと思います。

赤さんは「都営バス」が異様に好きだということが判明しました。保育園の行き帰りで通る道に、よく都営バスが走っているのですが、あるときからバスを見つけるとニヤリと笑い、抱っこ紐から身を乗り出し、足をバタバタして喜ぶようになりました。

その後、観察を続けると、どうやら大きい車(トラックやクレーン車など)全般を好んでいることがわかりましたが、やはり「都営バス」は格別なようです。しかも、広告ラッピング車ではなく、スタンダードな黄緑色の車体が一番好きなようです。

私は、赤さんが何に興味があるのか、ということに興味津々だったので、都営バスが好きだとわかってとても嬉しいです。初めて、赤さんという人間の一端に触れられたような気がしています。

今度、都営バスの営業所に見学に連れて行ってあげようかと考えています。バスターミナルに行ったときもテンション爆上がりだったので、嬉しすぎて発狂するかもしれません。

お誕生日には、都営バスのオモチャを買ってもらった赤さん。大きいバスをよく横転させて遊んでいます。

指差し行為も過熱してきまして「指差し魔」と呼んでもいいほど、指を差します。気になるものすべてを指差して確認しているような感じです。道端でも指を差しまくるので、見ようによっては失礼にあたるのではないかと思うこともあり、ヒヤヒヤしています。

私のことも見つけるたびに「う!」と言いながら指差してきます。その姿は喪黒福造を彷彿とさせます。背景に「ドーン!」っていう効果音が見える。

1歳のお誕生会は、体調があまりよくなかったこともあり、家でささやかに執り行いました。前から頼んでいた、赤ちゃんでも食べられるケーキでお祝いしました。

お誕生日だし、自由にさせてあげようと思ってケーキをまるごとあげたら、とんでもないことになりました。家中がベッタベタになったので、速攻でお風呂に。(残ったケーキはスタッフが美味しくいただきました。)

お風呂後は、一升餅を背負ってもらいました。ダンナがリュックタイプのものを用意してくれました。一升餅とは、赤ちゃんに重さ一升(約1.8kg)のお餅を背負わせて、1歳の誕生日を祝う行事です。立ち上がれたら身を立てられる、座り込んでしまったら家にいてくれる・家を継いでくれる、転んだら厄落としができる、と言われているそうです。

一升はさすがに重いので転ぶだろう、と思っていたら、ヒョイと立ち上がり、普通に伝い歩きをしていました。身を立てられるんだな赤さん。つよい。

赤さん、だんだんと言葉の意味を理解するようになってきました。「おいで」と言うとこっちに来るし、「座って」というと座るし、フルネームで名前を呼ぶと「あい!」と手を上げてお返事をします。「あたまどこ?」と聞くと頭を触ったりします(同様に「ひざ」と「あし」も理解しているようす)。積み木どこ?絵本どこ?バスどこ?と聞くと、指を差して場所を教えてくれます。

また、大人がやっていることをよく真似します。私が歯磨きしていると、指で口のあたりをシャカシャカする動きをします。他にも、テレビで飲食のシーンが写ると「アム!アム!」と言いながら、口に何かいれるしぐさを繰り返します。絵本でくまさんがバイバイするイラストが出てくると、赤さんもバイバイしたりします。

ここには書ききれないくらい、毎日なにかしらできるようになっていて「えっ、そんなこともできるのか!」と驚いてばかりです。

「意味のある発語」も少しずつ増えてきたように思います。ご飯のとき「マンマ」と言いますし、眠い時は「ネンネ、ネンネ」と言います。犬を見ると「ワンワン」と言い、お皿を床に落としたときは「アーア」と言います(自分で言うなよっていう)。不明瞭ながら「トーチャン」と「カーチャン」も言います。

個人的にはこの1年で10年くらい経ったように感じていて「まだ1年か!」というのが正直なところです。でも裏を返せば、そのくらい濃密な1年を過ごせたということかな?と思います。

赤さんに出会うまでは、子供は自分の人生を「制限」するものだと思っていました。だけど、実際はまったくそんなことはありませんでした。

不妊治療を経て授かった命、妊娠中はずっと「この子の心臓が止まってしまうかもしれない」と怯え、産まれてからも「突然死してしまうかもしれない」と昼夜問わず呼吸を確認しつづける日々……。結果、命は奇跡の集合体である、ということを心の底から理解できました。いま自分の周りにいてくださる人々は、どれだけの奇跡の果ての存在なのか。

そして、その感覚が、対人関係だけではなく、写真撮影(特に人物)を深めてくれたように感じています。たしかに赤さんが産まれてから、時間の都合でお引き受けできない仕事は増えました。だけど、撮影そのものに関しては、劇的に感覚が変わり、最近はとても調子が良いように感じています。

私の人生を制限どころか、豊かにしてくれた赤さん、1年間元気に生きてくれて本当にありがとう。そしていつも支えてくださる皆様、このブログを読んでくださっている皆様にも感謝を。

8~10ヶ月

またもや前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。赤さんは8、9ヶ月を経て、10ヶ月になりました。もう0歳代も終盤に。早い!

特に9ヶ月以降から目覚ましい成長を遂げており、その変化に日々驚くばかりです。

まず、8ヶ月の後半くらいから、ようやく自分で座ってくれるようになりました(ちょっと遅めでした)。一人で集中して遊んでくれるし、着替えやらなにやらがとっても楽になりました。ビバ・お座り!

つかまり立ちは、立ち姿がかなりしっかりとしてきました。長い時間立ち続けられるようになってきたので、最近はベビーサークルにつかまって立ったままこちらを監視しています。軽く支えるだけでも立っていられるようになってきたので、もうちょっとで一人で立てるかな?という感じです。最近は伝い歩きもだいぶします。

9ヶ月くらいからずり這いはしなくなり、完全にハイハイに移行しました。近頃はハイハイも高速になってきて、カサカサカサカサと猛スピードでハイハイして近づいてきます。AFで追いきれないくらい速い!

9・10ヶ月健診では、身長 68cm、体重 7.8キロでした。これは相当小柄な方で、成長曲線内ギリギリです。たくさん食べるのに大きくならないという、燃費悪い系の子供になりつつあります。私に似たのか……。

以前に比べれば髪の毛はだいぶ増えてきましたが、保育園の他のお友達に比べると 圧 倒 的 な 薄 毛 です。なぜか真ん中だけ長いので、若干、北斗の拳の雑魚キャラみがあります。早く伸びてくれ。

この数か月で一番驚いたのが「大人の真似をする」ようになってきたことです。

10ヶ月になったあたりから、急に「バイバイ(手を振る)」「どうぞ/ちょうだい」「パチパチ(拍手)」「バンザイ」「いないいないばあ」「お辞儀」を習得し始めました。

「バイバイ~」と手を振ると、手を振り返してくれたり、「それちょうだい」と言うと、手に持っているおもちゃを渡してくれたり、私が歌をうたうと手をパチパチして体をゆすったりするようになりました。

これまで赤さんとのコミュニケーションは一方的でしたが、初めて完全なる双方向になったように感じ、近頃は赤さんと関わるのがより楽しみです。

道端で出会った人に「バイバイ」と手を振ってもらうと、赤さんは嬉しそうに手を振ります。その光景を目にするたびに、こうやって人間はコミュニケーションの喜びを覚えていくんだな……と思います。

近頃は「指差し」も頻繁にするようになりました。自分の興味の対象を確認しているだけなのかと思っていたのですが、ベビーサークルの外にあるお気にいりのオモチャを指差していることもあり、どうやら「それ取って」の意味もあるようです。

まだ言葉らしい言葉はしゃべれませんが、いわゆる喃語(謎の赤ちゃん語)はよく出ます。機嫌が良い時はずっと何かをしゃべっているので、なんとなくおしゃべりボーイになりそうな予感がしています。

現状観測できている単語は「アンパンパン」(アンパンマンの意)、「ヨイショ」「ワンワン」です。

9ヶ月後半から3回食になり、いよいよ大人と同じタイミングで食事をするようになりました。卵アレルギーもなかったので一安心。相変わらず好き嫌いはなく、なんでもモリモリ食べるので助かっています。

手先が器用になってきたので、手づかみ食べにもチャレンジしています。ちゃんと前歯で食べやすい大きさに嚙みちぎって食べていて、すごいなあと思います。誰も教えてないのに。

手づかみは可愛いのですが、ご飯を捏ねたり下に捨てたりするので、食後の片づけが結構な地獄です。

気づけば、哺乳瓶を自分で持てるようになっていました。よわよわだった新生児の頃に比べたら、たくましくなったものです。

ハンドルのついたコップを自分で持ってお水を飲むこともできるようになりました。

昼寝も1日1~2回になり、起きている時間がだいぶ長くなってきました。

日に日にできることが増えて、どんどん成長していく赤さん。これからどんな子になっていくのか、心から楽しみです。

余談ですが、私は、妊娠中12キロ増えた体重があと1キロで元に戻る、というところまできました。もう少し!頑張ります。

6~7ヶ月

ご無沙汰しております。赤さんは6ヶ月……を通り越し7ヶ月になり、このブログを書いている本日、8ヶ月となりました。前回の記事から2ヶ月ちょっと空いてしまいましたが、この期間、赤さんは精神的にも肉体的にもだいぶ成長いたしました。

7ヶ月の中盤から、離乳食は2回食(1日2回食べる)になりました。離乳食を始めてから、赤さんはよく食べる赤ちゃんだということがわかりました。出されたものはパクパクなんでも食べてくれるので大変ありがたいです。甘い果物とパン粥が特に好きみたいです。

いまのところアレルギーもありません。ただ、三大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)のうち、卵だけまだ試していないので不安です。そろそろ少しずつあげてみようと思います。

これは離乳食初期(5~6ヶ月)の頃に食べていたものです。右上から時計回りに、10倍粥、りんご、真鯛、にんじんです。おままごとみたいな量でかわいいです。

2回食になってからは、食事をドロドロではなく、舌でつぶせるくらいの柔らかさにしています。食べられる食材が増えたり、調味料もちょっとずつ使えるようになったりして、徐々に大人の食事に近づいています。

このような感じで一週間分を作り置きし、冷凍し、その都度解凍して使っています。私はこういうチマチマした作業が好きなので、離乳食づくりは楽しいです。

写真を撮っていたら抱っこされた赤さんがフレームインしてきました。

そうそう、髪の毛もだいぶ生えてきました。3ヶ月くらいからどういうわけかツルツルになってしまい、親族間で「マルコメ」と呼ばれている赤さん。このままツルツルだったら、マルコメ君のオーディションを受けさせようと思っていました。

余談ですが、私は産後の脱毛が現在ピークでまじやばいです(語彙力)。前髪が作れないくらい髪の毛が抜けております。思わず7,000円もする育毛シャンプーを買ってしまいました。早く落ち着いて欲しいです(涙)

10月は赤さんが胃腸炎になり、下痢が止まらず2週間以上保育園を休むことになり大変でした。猛烈なおしりかぶれが発生し、お尻ふきで拭くと「この世の終わりですか?」というくらい泣くので、うんちの度に尻丸出しの赤さんを抱えて洗面所まで走っていき、お尻を洗う毎日でした。最終的には乳糖不耐症というものになってしまい、治すためにノンラクトなる乳糖を含まない特殊なミルクを飲ませたりもしました。

病院で「赤ちゃんの下痢は長引きますよ。治るのに2週間から1カ月くらいかかる子もいます」と言われて、まさかな~ハハハなんて呑気にしていたら、完治にほぼ1ヶ月かかりました(白目)。

下痢にはなったのですが、赤さん自体は食欲もありずっと元気だったのが救いでした。

赤さんは今まで何を考えているのかよくわからない存在でしたが、6ヶ月ごろから徐々に周りの人やモノをしっかりと認識し、好きなものには好き、という感情を向けてくるようになりました。また「寂しい」という感覚も芽生えてきたようです。家族の一員としての存在感がより増してきたように感じます。

私とダンナは赤さんの中で、「知人」から「特別な人」に昇格したらしく、最近は常にベビーサークルの隙間から我々を監視しています。我々の姿が見えなくなると、ビエ~ンと泣いたりします。

そんな赤さん、いよいよ動けるようになってきました。6ヶ月になってすぐ、ずり這い(お腹をつけた状態で進むこと)ができるようになり、7ヶ月の後半くらいからは、ハイハイをするようになりました。現在は、ずり這いとハイハイの比率が半々くらいです。

ズリ這いはかなり高速になっており、その姿は孵化したあと海に向かうウミガメのようです。

動けるようになってからは、近くに座ると赤さんは必ず近寄ってきて、膝によじ登ってくるので大変かわいいです。しかしそのあとガブガブ噛まれるのでめちゃ痛いです。歯はすでに5本も生えております。

この時期の赤ちゃんはお座りができるようになるのですが、赤さんはまだお座りができません。正確に言うと、座れることは座れるのですが、お座りして遊ぶのが好きではないらしく、すぐに腹ばいになってどこかに行ってしまいます。お座りしてくれると着替えなんかも楽なので、はよ座ってくれ~と思う日々です。

そんなことを考えていたら、7ヶ月に入った頃、突如つかまり立ちを始めました。ちょっと高さのある台を置いたら、それにつかまってヨイショと立ち上がったので超絶ビックリしました。

「あれ、立てちゃった」みたいな顔。これ以降、つかまり立ちフィーバータイムが訪れまして、ありとあらゆるところに掴まっては立とうとします。急にこんなことができるようになるとは。赤さんスゴイ。もうちょっとしたら、伝い歩きするかな?

まだまだ大変なことも多いですが、赤さんはだんだんと人間らしさを増してきて、とても可愛いです。毎朝目覚めるたびに「今日も元気に目覚めてくれてありがとう」と声をかけています。